ルノースポール・スパイダー

ルノースポール・スパイダー
概要がいよう
製造せいぞう国こく	フランス
販売はんばい期間きかん	1996年ねん-1999年ねん
設計せっけい統括とうかつ	パトリック・ルケマン
デザイン	パトリック・ルケマン
ボディ
乗車じょうしゃ定員ていいん	2人ふたり
ボディタイプ	オープンスポーツ
駆動くどう方式ほうしき	MR
パワートレイン
エンジン	1,998cc水冷すいれい直列ちょくれつ4気筒きとう16バルブDOHC
最高さいこう出力しゅつりょく	150PS/6,000rpm
最大さいだいトルク	18.5kgm/4,500rpm
変速へんそく機き	5速そくMT
前まえ	前後ぜんごプッシュロッド式しきダブルウィッシュボーン（前ぜんオンボード）
後のち	前後ぜんごプッシュロッド式しきダブルウィッシュボーン（前ぜんオンボード）
車両しゃりょう寸法すんぽう
ホイールベース	2,345mm
車両しゃりょう重量じゅうりょう	940kg（ソートバン）960kg（パラブリーズ）
その他た
トレッド	前ぜん1,540mm 後ご1,535mm
系譜けいふ
先代せんだい	なし
後継こうけい	なし
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ルノースポール・スパイダー（Renault Sport Spider）は、フランスの自動車じどうしゃ会社かいしゃルノーにおいて生産せいさんされたスポーツカー。2017年ねんのアルピーヌブランド復活ふっかつにより、ルノー・スポールオリジナルとしては最初さいしょで最後さいごの車種しゃしゅとなった。

概要がいよう[編集へんしゅう]

ルノーのモータースポーツ部門ぶもんであるルノー・スポールが製造せいぞうした初はつの市販しはん車しゃ。1995年ねんのジュネーブ・モーターショーで発表はっぴょう、翌よく1996年ねんから市販しはんを開始かいしした。設計せっけい統括とうかつおよびデザインはデザイン担当たんとう上級じょうきゅう副ふく社長しゃちょうのパトリック・ルケマンが担当たんとう。

ノルスク・ハイドロ傘下さんかのハイドロ・アルミニウム社しゃデンマーク工場こうじょうで製造せいぞうされた強固きょうこなアルミスペースフレームと、ハニカム樹脂じゅしボードで形成けいせいされたシャーシのコクピット背後はいごに、ルノー・メガーヌ16Vの2,000ccDOHC16バルブ直列ちょくれつ4気筒きとうエンジンを横よこ置おきで搭載とうさい。サスペンションには前後ぜんごともプッシュロッド式しきダブルウィッシュボーン、ボディパネルにはFRPが採用さいようされた。

フランス国内こくないでルノーが開催かいさいしたワンメイクレース「スパイダートロフィー」用よう競技きょうぎ車両しゃりょうのロードゴーイングバージョンであり、ルノーがプレス向むけに配布はいふした広報こうほう資料しりょうにおける「ルノースポール・スパイダーはロードユースにも適合てきごうするロードスタータイプのレーシングカーです」という記述きじゅつの通とおり、公道こうどうを走行そうこうするのに最低限さいていげん必要ひつような保安ほあん部品ぶひん以外いがいはエアコン・オーディオといった快適かいてき装備そうびはもちろん、ABSやLSD、パワーステアリングやブレーキブースターといった安全あんぜん装備そうびも備そなわらず、フロントスクリーンをも持もたない（代かわりに運転うんてん席せきの手前てまえに風ふうの向むきを変かえるエアロパーツを設置せっち）というスパルタンな仕様しようであった。なお、後のちに通常つうじょうのフロントスクリーンと固定こてい式しき三角さんかく窓まどを装備そうびした仕様しようも加くわわり、区別くべつのためにフロントスクリーンレスの仕様しようは「ソートバン（saute-vent）」、フロントスクリーンを持もつ仕様しようは「パラブリーズ（pare-brise）」と名付なづけられた。

製造せいぞうは通常つうじょうの生産せいさんラインではなく、ディエップのアルピーヌ・ファクトリーで1日にち4台だい限定げんていのハンドメイドにより約やく1,700台だいを生産せいさん。日本にっぽんの正規せいき販売はんばいはヤナセ傘下さんかのフランス・モーターズを通つうじ行おこなわれ、1998年ねんから1999年ねんにかけて100台だいが輸入ゆにゅう・販売はんばいされた（すべてパラブリーズ仕様しよう）。

生産せいさん年ねん	生産せいさん台数だいすう
1996年ねん	608台だい
1997年ねん	637台だい
1998年ねん	385台だい
1999年ねん	55台だい
合計ごうけい	1,685台だい

概要がいよう[編集へんしゅう]

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]