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ばらびょう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ばらびょう(いげんびょう、えい: iatrogenesis, iatrogenic disease)という言葉ことば以下いかのような意味いみもちいられる。

  • 医療いりょう行為こうい原因げんいんしょうずる疾患しっかんのこと。「げんびょう」「ばらせい疾患しっかん」も同義どうぎ[* 1]また「ばらせい疾患しっかん」「ばらせい障害しょうがい」なども同義どうぎ。(医学いがく事典じてんなどに掲載けいさいされている定義ていぎ狭義きょうぎばらびょう
  • 1.臨床りんしょうてきばらびょう、2.社会しゃかいてきばらびょう、3.文化ぶんかてきばらびょうみっつの段階だんかいて、現代げんだい社会しゃかいきる我々われわれ侵食しんしょくするやまいのこと(社会しゃかい学者がくしゃイリッチ提唱ていしょうした概念がいねん広義こうぎばらびょう[1]

概要がいよう

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古代こだいギリシャの時代じだいより、医者いしゃ患者かんじゃがいする可能かのうせいられていた。19世紀せいき西洋せいようでは医師いしが、細菌さいきんのことや消毒しょうどくのこともらず、細菌さいきん汚染おせんされた患者かんじゃにんれたので、患者かんじゃにんへの細菌さいきん伝播でんぱこり、患者かんじゃにんたかかくりつ死亡しぼうしていた。現代げんだい日本にっぽんでも様々さまざまばらびょうきている。(→#歴史れきし

医療いりょう様々さまざま技術ぎじゅつ同様どうように、つね発展はってん途上とじょう不完全ふかんぜんであり、医療いりょう関係かんけいしゃ意図いとにかかわらず、医療いりょう行為こういによっては患者かんじゃがいする可能かのうせいがある。

ばらびょうなかには発生はっせいとほぼ同時どうじにそれと判明はんめいするものもあるが、発生はっせいからなが年月としつき医療いりょう技術ぎじゅつ進歩しんぽあたらしい見地けんち発見はっけんされたのちにようやく、従来じゅうらい医療いりょう行為こういがなんらかのばらびょう原因げんいんつくっていたと判明はんめいすることもある。

原因げんいんとしては、医療いりょう器具きぐ医薬品いやくひん医療いりょう材料ざいりょうほかにも、医師いしによる誤診ごしん医療いりょう過誤かご不適切ふてきせつ薬物やくぶつ選択せんたく不適切ふてきせつ未熟みじゅく手術しゅじゅつ検査けんさなど)、院内いんない感染かんせん等々とうとうげられる。(→#原因げんいんべつ

また、社会しゃかい学者がくしゃイリッチによって、ばらびょうとは臨床りんしょうてきばらびょう社会しゃかいてきばらびょう文化ぶんかてきばらびょうみっつの段階だんかいて、現代げんだい社会しゃかいきる我々われわれ侵食しんしょくするやまいのこと、ともされている。(→#広義こうぎばらびょう

歴史れきし

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医者いしゃ患者かんじゃがいする可能かのうせい古代こだいギリシャの時代じだいよりられ、医療いりょう技術ぎじゅつ医療いりょう哲学てつがく確立かくりつなか重要じゅうよう概念がいねんとされてきた。(「ヒポクラテスのちか」にも「自身じしん能力のうりょく判断はんだんりょくしたがって、患者かんじゃする治療ちりょうほうえらび、がいとなる治療ちりょうほうけっしてえらばない」と明記めいきしてあることからもうかがえる。)

パストゥール細菌さいきん発見はっけんする以前いぜん、19世紀せいきちゅうごろまでの西洋せいよう医学いがくかいでは、清潔せいけつ不潔ふけつという概念がいねん浸透しんとうしておらず、消毒しょうどくほう確立かくりつしていなかった。手術しゅじゅつ医師いしよごれたフロックコートのぞむなどし、患者かんじゃらの傷口きずぐち細菌さいきん汚染おせんされた共用きょうようの「たらい」のなかみずあらわれ、患者かんじゃあいだでの細菌さいきん伝播でんぱこった[2]医師いしのなかには「きずなおるためにはうみがでることが必要ひつようだ」などとおもっていた[3]ものおおかった。1867ねん統計とうけいでは、手足てあし切断せつだん手術しゅじゅつ死亡しぼうりつチューリヒで46%、パリでは60%におよんだという[2]

さんについても当時とうじ医師いしが、「死亡しぼうした産婦さんぷ解剖かいぼうをして産婦さんぷ子宮しきゅうからでるうみにまみれたつぎのおさん立会たちあった[4]」ので、産道さんどうから細菌さいきんはいって子宮しきゅうない感染かんせんしょう敗血症はいけつしょうになって(産褥さんじょくねつ死亡しぼうする産婦さんぷ多数たすういた。その死亡しぼうりつは10%以上いじょうにもなった[4]イグナーツ・ゼンメルワイス(1818ねん-1865ねん)は、まだ病原菌びょうげんきんなどの概念がいねん時代じだいであったにもかかわらず、今日きょう接触せっしょく感染かんせん可能かのうせい医師いし自身じしん感染かんせんげんになっている可能かのうせいづき、産褥さんじょくねつ予防よぼうほうとして医師いしがカルキを使用しようして手洗てあらいをおこなうことを提唱ていしょうした。だが、医学いがくかいはそういったかれ善意ぜんいからの指摘してきみとめず、ぎゃく当時とうじ医師いしらはかれ迫害はくがいするような行動こうどうをとった。

1977ねん9がつ、ソークワクチンの開発かいはつしゃジョナス・ソーク博士はかせは、議会ぎかいつぎのように指摘してきした。

1970年代ねんだいはじめにアメリカで発生はっせいしたポリオのほとんどは、アメリカで使用しようされているポリオせいワクチン副作用ふくさようである可能かのうせいたか[5]

つまりポリオ撲滅ぼくめつ功労こうろうしゃともわれるソーク自身じしんが、犠牲ぎせいしゃつづけたポリオの原因げんいんが、そのワクチンにあるとみとめたのである[5]実際じっさいアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくではなまワクチンが使つかわれたためポリオが発生はっせいしたが、フィンランドとスウェーデンのようにきんワクチンを接種せっしゅしていたくにではポリオの発症はっしょうはまったく報告ほうこくされなかったという[5]

1976ねんブタインフルエンザだい流行りゅうこうしたときおこなわれた予防よぼう接種せっしゅについて、政府せいふとマスコミが徹底的てっていてき追跡ついせき調査ちょうさしてみたところ、ワクチン原因げんいんギラン・バレー症候群しょうこうぐん両足りょうあし麻痺まひや、知覚ちかく異常いじょう呼吸こきゅう困難こんなんなどをこす急性きゅうせい多発たはつせい神経しんけいえん)が565けん発生はっせいし、予防よぼう接種せっしゅけてから数時間すうじかん以内いないに30にん高齢こうれいしゃが"説明せつめい不可能ふかのう"をげていたことが判明はんめいした[6]

日本にっぽん

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太平洋戦争たいへいようせんそうなか日本にっぽんではちょうチフスパラチフスワクチン軍隊ぐんたいなどでも接種せっしゅされ死亡しぼうなどの事故じこきていたが、そのような事故じこ軍隊ぐんたい不名誉ふめいよとして隠蔽いんぺいされた[7]

1940年代ねんだい後半こうはんには、種痘しゅとう実施じっし脳炎のうえんこす事例じれい頻発ひんぱつすることが医師いしあいだではひろられるようになり、「種痘しゅとう脳炎のうえん」とばれた。その被害ひがい規模きぼ無視むしできないかずにのぼり、1947ねん1948ねん強力きょうりょく痘苗とうびょうだけに限定げんていしても、犠牲ぎせいしゃはおよそ600にん推計すいけいされており、天然痘てんねんとうのこの2年間ねんかん患者かんじゃすう405にんえてしまっていた[8]

日本にっぽんにおいては、種痘しゅとう事故じこちょうチフス事故じこ多数たすう発生はっせいしていたころ、その事故じこすうについての集計しゅうけいひょう厚生省こうせいしょうつくえしのおくにしまわれ「絶対ぜったい公表こうひょうしない、一番いちばん関係かんけいふかひとたちだけがる」ことになっていたと厚生省こうせいしょう防疫ぼうえきにいた職員しょくいんのちかたった[9][10]

1948ねん京都きょうとでのジフテリア予防よぼう接種せっしゅときにジフテリア毒素どくそによりだい規模きぼ医療いりょう事故じこき、横隔膜おうかくまく麻痺まひ咽頭いんとう麻痺まひ心不全しんふぜんひとし中毒ちゅうどく症状しょうじょうあらわれ、死亡しぼうしゃ68めいという結果けっかになった。同年どうねん島根しまねけんでも類似るいじのジフテリア予防よぼう接種せっしゅ医療いりょう事故じこき15めい死亡しぼうした[11]

1949ねんから1950ねんごろ、日本にっぽんでは結核けっかく治療ちりょうほうとして肋膜ろくまくがい剥離はくり合成ごうせい樹脂じゅしだま充填じゅうてんじゅつがさかんにもちいられたが化膿かのうこし摘出てきしゅつされることがおおく、後年こうねん高齢こうれいむかえるころにはていはい機能きのうとなったひとおお[12]

1956ねん東京大学とうきょうだいがく法学部ほうがくぶちょう尾高おだか朝雄あさおが「ペニシリンショック」で死亡しぼうするという事故じこき、報道ほうどう機関きかんおおきくげられた。この事故じこをきっかけとしてペニシリンによるショックじつはすでに100めいおよんでいたことがあきらかになり社会しゃかい問題もんだいとしてもあつかわれることになった[13]

日本にっぽんでは1948ねんの「予防よぼう接種せっしゅほう以降いこう強制きょうせい接種せっしゅ集団しゅうだん接種せっしゅ拡大かくだいしていったが、その強制きょうせい接種せっしゅ集団しゅうだん接種せっしゅ安全あんぜん方法ほうほうおこなわれていなかった。いちれいげれば1964ねん茨城いばらきけんおこなわれた集団しゅうだん接種せっしゅでは、不十分ふじゅうぶん問診もんしん複数ふくすうひとたいしてはりえずに接種せっしゅ、マスクをせずに接種せっしゅ不正確ふせいかくりょう注入ちゅうにゅう、などのやりかたおこなわれていたらしい[14]複数ふくすうひとたいしてはりえずに接種せっしゅをする行為こうい蔓延まんえんしていたことが日本にっぽんCがた肝炎かんえん多発たはつした原因げんいんである[15]、とかんがえられている。

こうしたばらびょう概念がいねん知識ちしきは、医学いがく教育きょういくでは断片だんぺんてきにはおしえられるものの、あまりまとまったかたち積極せっきょくてき集中しゅうちゅうてきには教育きょういくされていない[* 2]。 そういった状況じょうきょうなか良心りょうしんてき医師いし模索もさくするようなかたちばらびょう防止ぼうし努力どりょくをしている現状げんじょうがある。

個別こべつ呼称こしょう

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現在げんざい日本にっぽん医学いがくかいでは、ある症状しょうじょう疾患しっかん医療いりょう行為こうい原因げんいんしょうじたことを明示めいじしつつそれを場合ばあいは、「ばらせい○○○○」のように、症状しょうじょう疾患しっかんめいまえに「ばらせい」という言葉ことば配置はいちしていることもおおい。

原因げんいんべつ

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医薬品いやくひん原因げんいんとするもの

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医薬品いやくひん使用しよう副作用ふくさようをもたらす可能かのうせいがある。また薬害やくがい発生はっせいすることもある。

具体ぐたいれい

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輸血ゆけつ原因げんいんとするもの

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具体ぐたいれい

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医療いりょう材料ざいりょう原因げんいんとするもの

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具体ぐたいれい

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かたまく
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異常いじょうプリオン汚染おせんされたヒト乾燥かんそうかたまくライオデュラ)が多数たすう患者かんじゃ移植いしょくされクロイツフェルト・ヤコブびょう感染かんせんこしたことは世界せかいてき問題もんだいとなった。

Xせん原因げんいんとするもの

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具体ぐたいれい

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Xせん検査けんさによるもの

ジョンズ・ホプキンス大学だいがく医学部いがくぶ研究けんきゅうによって、レントゲン検査けんさ医療いりょう被曝ひばく経験けいけんした女性じょせいは、レントゲン経験けいけんしゃどう年齢ねんれい女性じょせいくらべると、ダウン症だうんしょうまれるかくりつが7ばいたかいことがあきらかになった。この報告ほうこく正確せいかくさは、研究けんきゅうによっても裏付うらづけられている[16]という。

麻酔ますい原因げんいんとするもの

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具体ぐたいれい

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手術しゅじゅつ原因げんいんとするもの

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具体ぐたいれい

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検査けんさ原因げんいんとするもの

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具体ぐたいれい

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  • なまけんどき組織そしき損傷そんしょう原因げんいんとする障害しょうがい
    • けいがわはいせいけんけい気管支きかんしはいせいけんなどで、のち気胸ききょうきる「ばらせい気胸ききょう」。
  • 造影ぞうえいざいによるもの

院内いんない感染かんせん原因げんいんとするもの

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広義こうぎばらびょう

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社会しゃかい学者がくしゃイヴァン・イリイチは、ばらびょうを、段階だんかいろんてき臨床りんしょうてきばらびょう社会しゃかいてきばらびょう文化ぶんかてきばらびょうけて考察こうさつしており[17]医療いりょう社会しゃかいがくなどの展開てんかいすくなからぬ影響えいきょうあたえている。

臨床りんしょうてきばらびょう

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まず、一般いっぱんに「ばらびょう」とばれる、医療いりょう行為こうい原因げんいんしょうじる疾患しっかんのことをイリイチは「臨床りんしょうてきばらびょう」とぶ。これには、医療いりょう過誤かごなど、医薬品いやくひん副作用ふくさよう手術しゅじゅつミスや検査けんさにともなう過誤かごとうや、社会しゃかいてき集団しゅうだんてき発生はっせいする可逆かぎゃく健康けんこう被害ひがいである薬害やくがい治療ちりょうけたがゆえしょうじた患者かんじゃがわのデメリットすべてがふくまれる。

しかし、これは狭義きょうぎばらびょうぎないという。つまり、ばらびょうはこうした狭義きょうぎのもの(臨床りんしょうてきばらびょう)だけではなく、さらに社会しゃかいてきばらびょう文化ぶんかてきばらびょうばれるものも観察かんさつされるというのである。

社会しゃかいてきばらびょう

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ここで、「社会しゃかいてきばらびょう」とは、今日きょう医療いりょう社会しゃかいがく医療いりょう人類じんるいがく用語ようごでいう「医療いりょう」(Medicalization)をし、医療いりょう対象たいしょう拡大かくだいしていくことをす。かつては自宅じたく身近みぢか出産しゅっさん病院びょういんかこいこまれていき、自然しぜん過程かていであるはずの老化ろうか医療いりょう対象たいしょうとされていき、老人ろうじんにまで降圧こうあつざい治療ちりょうおこなわれるようになるなど、現代げんだい社会しゃかいにおいては、資本しほん主義しゅぎ医療いりょうのキャラナライゼーション、過剰かじょう医療いりょうをも意味いみすることになる。

文化ぶんかてきばらびょう

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さらに、「文化ぶんかてきばらびょう」は、医療いりょう対象たいしょう拡大かくだい人々ひとびと思考しこう無意識むいしき支配しはいするようになった結果けっか自分じぶん身体しんたい自分じぶん健康けんこうにもかかわらず主体性しゅたいせいうしない、人々ひとびとがその管理かんりかんして関心かんしん無責任むせきにんとなり、医師いし全面ぜんめんてきまかせて平気へいきとなる=思考しこう停止ていしあやしまなくなってしまっている状態じょうたいす。医師いしによる「専門せんもん支配しはい」(Professional Dominance)・パターナリズム医療いりょう所産しょさんでもあり、はしてきえば、日本にっぽんられる、いわゆる「おまか医療いりょう状態じょうたいのことである。

電子でんしてきばらびょう

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近年きんねん[いつ?]電子でんしカルテの普及ふきゅうともない、コンピューターをハッキングすることにより、医療いりょう検査けんさデータなどがたくみ方法ほうほうかいざんされ、患者かんじゃ個人こじんデータおよび生命せいめい重大じゅうだい影響えいきょうをきたすことが懸念けねんされている。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 治療ちりょう結果けっかはら疾患しっかんによる後遺症こういしょうしょうじたれいはこれにてはまらない。
  2. ^ たとえば日本にっぽん医学部いがくぶで、まとまったコマすうばらびょう教育きょういく集中しゅうちゅうてきにあてているところなどない。また、日本にっぽんでは、ばらびょう題名だいめいかかげてそれをしゅたるテーマとした医学いがくせいけの教科書きょうかしょはここ10~20ねん以上いじょう出版しゅっぱんされたこともない。医学いがく事典じてんでもばらびょうかんする情報じょうほうをまとめてはほとんど掲載けいさいしない。

出典しゅってん

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  1. ^ イヴァン・イリッチ『だつ病院びょういん社会しゃかい医療いりょう限界げんかい晶文社しょうぶんしゃ, 1998ねん
  2. ^ a b 近藤こんどうまこと 2000, p. 88.
  3. ^ 近藤こんどうまこと 2000, p. 90.
  4. ^ a b 近藤こんどうまこと 2000, p. 89.
  5. ^ a b c ロバート・メンデルソン 1999, p. 233.
  6. ^ ロバート・メンデルソン 1999, p. 234.
  7. ^ 吉原よしはらけん 1975, p. 62.
  8. ^ 吉原よしはらけん 1975, pp. 56–57.
  9. ^ 吉原よしはらけん 1975, p. 112.
  10. ^ 川上かわかみたけし戦後せんご日本にっぽん病人びょうにん農文協のうぶんきょう2002ねん, ISBN 4540001698, だい8しょう薬害やくがいばらびょう多発たはつとその背景はいけい
  11. ^ 吉原よしはらけん 1975, p. 79.
  12. ^ 川上かわかみたけし戦後せんご日本にっぽん病人びょうにん』p.323
  13. ^ 川上かわかみたけし戦後せんご日本にっぽん病人びょうにん』p.324
  14. ^ 吉原よしはらけん 1975, pp. 112–114.
  15. ^ 読売新聞よみうりしんぶん2000ねん2がつ9にち記事きじひろがるCがた肝炎かんえん、3わりが「陽性ようせい」の地域ちいきも」
  16. ^ ロバート・メンデルソン 1999, p. 236.
  17. ^ イリッチ、前掲ぜんけいしょ

参考さんこう文献ぶんけん関連かんれん書籍しょせき

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  • イヴァン・イリッチ『だつ病院びょういん社会しゃかい医療いりょう限界げんかい晶文社しょうぶんしゃ, 1998ねん, ISBN 4794912625(Ivan Illich, Limits to Medicine: Medical Nemesis, the Expropriation of Health,1979, ISBN 0714529931
  • 川上かわかみ たけ戦後せんご日本にっぽん病人びょうにん農文協のうぶんきょう, 2002ねん, ISBN 4540001698
  • 近藤こんどうまことばらびょう-「医療いりょう信仰しんこう」が病気びょうきをつくりだしている』講談社こうだんしゃ、2000ねんISBN 4062720507 
  • 地域ちいき医療いりょう評議ひょうぎかいばらびょう医者いしゃがあなたを病気びょうきにする!?』大和やまと出版しゅっぱん, 1998ねん, ISBN 4804760547
  • もり 昌夫まさおしょくどうみなもとのペプチド―やさしい病態びょうたい栄養えいよう知識ちしき』TEN BOOKS,1989ねんISBN 4876660123
  • 安保あんぽ てっ医療いりょうやめいをつくる―免疫めんえきからの警鐘けいしょう岩波書店いわなみしょてん, 2001ねん, ISBN 4000221132
  • 岡田おかだ正彦まさひこ治療ちりょうだい成功せいこう、でも患者かんじゃさんは早死はやじににした』講談社こうだんしゃ, 2001ねん, ISBN 4062720671
  • ロバート・メンデルソン『医者いしゃ患者かんじゃをだますとき』くさおもえしゃ、1999ねんISBN 4794208545 
  • ロバート・メンデルソン『医者いしゃ患者かんじゃをだますとき 女性じょせいへんくさおもえしゃ, 2001ねん, ISBN 4794210485
  • 吉原よしはら賢二けんじ私憤しふんから公憤こうふんへ- 社会しゃかい問題もんだいとしてのワクチン岩波いわなみ新書しんしょ、1975ねんISBN 4004111196 

関連かんれん項目こうもく

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