吉野ケ里よしのがり公園こうえん駅えき

吉野ケ里よしのがり公園こうえん駅えき*
	駅舎えきしゃ（2007年ねん7月がつ）
	よしのがりこうえん; Yoshinogari-kōen;
	◄JH04 中原なかはら (4.6 km) (2.6 km) 神埼かんざき JH06►
所在地しょざいち	佐賀さが県けん神埼かんざき郡ぐん吉野よしのヶ里さと町まち吉田よしだ251-2 北緯ほくい33度ど19分ふん29.7秒びょう東経とうけい130度ど23分ふん58.39秒びょう / 北緯ほくい33.324917度ど東経とうけい130.3995528度ど座標ざひょう: 北緯ほくい33度ど19分ふん29.7秒びょう東経とうけい130度ど23分ふん58.39秒びょう / 北緯ほくい33.324917度ど東経とうけい130.3995528度ど
駅えき番号ばんごう	JH 05
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）
所属しょぞく路線ろせん	長崎本線ながさきほんせん
キロ程ほど	13.1 km（鳥栖とす起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	ヨリ←ミタ
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき（橋上はしかみ駅えき）
ホーム	2面めん3線せん
乗車じょうしゃ人員じんいん; -統計とうけい年度ねんど-	1,090人にん/日ひ（降車こうしゃ客きゃく含ふくまず）; -2021年ねん-
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）9月30日にち
備考びこう	業務ぎょうむ委託いたく駅えき
	* 1993年ねんに三田川みたがわ駅えきから改称かいしょう。
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吉野ケ里よしのがり公園こうえん駅えき（よしのがりこうえんえき）は、佐賀さが県けん神埼かんざき郡ぐん吉野よしのヶ里さと町まち吉田よしだにある、九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）長崎本線ながさきほんせんの駅えきである。駅えき番号ばんごうはJH05。

概要がいよう[編集へんしゅう]

旧きゅう三田川みたがわ町まち及および吉野よしのヶ里さと町まちの中心ちゅうしん駅えきで、駅名えきめいも開設かいせつ当初とうしょは「三田川みたがわ駅えき」（みたがわえき）を名乗なのっていたが、1980年代ねんだい後半こうはん以降いこう発掘はっくつが進すすんだ吉野よしのヶ里さと遺跡いせき（吉野よしのヶ里さと歴史れきし公園こうえん）の最寄駅もよりえきとなったことから、1993年ねんに現げん駅名えきめいへ改称かいしょうされた^[1]。

普通ふつう列車れっしゃのみ停車ていしゃする駅えきであったが、2011年ねん 3月12日にちダイヤ改正かいせいより特急とっきゅう「みどり・ハウステンボス」が吉野よしのヶ里さと歴史れきし公園こうえん観光かんこうを目的もくてきに1往復おうふく停車ていしゃするようになった。

佐賀さがインターナショナルバルーンフェスタや有田ありた陶器とうき市しの開催かいさい期間きかん中ちゅうには快速かいそく列車れっしゃが停車ていしゃする。

歴史れきし[編集へんしゅう]

1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）9月30日にち：鉄道てつどう省しょうの三田川みたがわ信号しんごう場じょうとして開設かいせつ^[2]。
1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）12月1日にち：三田川みたがわ駅えきとして旅客りょかく取扱とりあつかい開始かいし^[2]。
1974年ねん（昭和しょうわ49年ねん）3月5日にち：業務ぎょうむ委託いたく駅えき化か^[3]^[4]。
1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）2月がつ19日にち：貨物かもつ取扱とりあつかい廃止はいし^[2]。
1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）2月がつ1日にち：荷物にもつ扱あつかい廃止はいし^[2]。
1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）1月がつ20日はつか：一旦いったん無人むじん駅えきとなる^[5]。
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）4月がつ1日にち：国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい化かによりJR九州きゅうしゅうに移管いかん^[2]。
1993年ねん（平成へいせい5年ねん）10月1日にち：吉野ケ里よしのがり公園こうえん駅えきに改称かいしょう^[2]。
2000年ねん（平成へいせい12年ねん）3月1日にち：橋上はしがみ駅舎えきしゃ化か^[6]。
2009年ねん（平成へいせい21年ねん）3月がつ1日にち：ICカードSUGOCAの利用りよう開始かいし^[7]。
2022年ねん（令れい和わ4年ねん）3月11日にち：きっぷうりばの営業えいぎょうを終了しゅうりょう^[8]。

駅えき構造こうぞう[編集へんしゅう]

単式たんしきホーム1面めん1線せんと島しま式しきホーム1面めん2線せん、計けい2面めん3線せんを有ゆうする地上ちじょう駅えきで橋上はしがみ駅舎えきしゃを備そなえる^[1]。ホームは817系けい電車でんしゃに対応たいおうして2両分りょうぶんが嵩上かさあげされており、段差だんさ無なしで乗降じょうこう可能かのう。エレベータは改札かいさつ内ない1基き（島しま式しきホームに連絡れんらく）、改札かいさつ外がいに北口きたぐち・南口みなみぐち各かく1基き、計けい3基き設置せっちされている。単式たんしきホームには設置せっちされていないが、自動じどうドアが設置せっちされており、身体しんたい障害しょうがい者しゃはインターホンで駅員えきいんを呼よび出だすことによりホームとホーム外がいを行いき来き可能かのう。

JR九州きゅうしゅうサービスサポートが駅えき業務ぎょうむを受託じゅたくする業務ぎょうむ委託いたく駅えきで、自動じどう券売けんばい機きが設置せっちされている。SUGOCAの利用りようが可能かのうであるが、カード販売はんばいは行おこなわずチャージのみ取扱とりあつかう。

のりば[編集へんしゅう]

のりば	路線ろせん	方向ほうこう	行先ゆくさき
1	長崎本線ながさきほんせん	下くだり	佐賀さが・江北こうほく・諫早いさはや・長崎ながさき・佐世保させぼ・ハウステンボス方面ほうめん通常つうじょうは1番ばんのりばを使用しよう(一部いちぶ2番ばんのりばを使用しよう)
2		（待避たいひ線せん）
3		上のぼり	鳥栖とす方面ほうめん通常つうじょうは3番ばんのりばを使用しよう(一部いちぶ2番ばんのりばを使用しよう)

構内こうない（2009年ねん11月）
駅名えきめい標しるべ（2011年ねん5月がつ）

利用りよう状じょう況きょう[編集へんしゅう]

2019年度ねんどの1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいんは1,298人にんである^[9]。

年度ねんど	1日にち平均へいきん乗車じょうしゃ人員じんいん
2000年ねん	1,119
2001年ねん	1,084
2002年ねん	1,065
2003年ねん	1,063
2004年ねん	1,065
2005年ねん	1,075
2006年ねん	1,096
2007年ねん	1,096
2008年ねん	1,130
2009年ねん	1,172
2010年ねん	1,192
2011年ねん	1,204

2017年ねん	1,329
2018年ねん	1,325
2019年ねん	1,298
2020年ねん	1,037
2021年ねん	1,090

駅えき周辺しゅうへん[編集へんしゅう]

駅前えきまえに商店しょうてんがある。住宅じゅうたくが多おおい。

吉野よしのヶ里さと歴史れきし公園こうえん（吉野よしのヶ里さと遺跡いせき・東ひがしゲート）
国道こくどう34号ごう
吉野よしのヶ里さと町まち三田川みたがわ庁舎ちょうしゃ
吉野よしのヶ里さと公園こうえん駅前えきまえ簡易かんい郵便ゆうびん局きょく
陸上りくじょう自衛隊じえいたい目め達原たつばら駐屯ちゅうとん地ち
ヤマト運輸やまとうんゆ神埼かんざき営業えいぎょう所しょ

バス路線ろせん[編集へんしゅう]

吉野よしのヶ里さと町まちコミュニティバス
- 吉野よしのヶ里さと公園こうえん駅えき北口きたぐち - 北口きたぐちロータリー内ない
  - 三田川みたがわ庁舎ちょうしゃ方面ほうめん
  - 東脊振ひがしせふり庁舎ちょうしゃ・きらら館かん・山茶花さざんかの湯ゆ・永山ながやま方面ほうめん
- 吉野よしのヶ里さと公園こうえん駅えき南口みなみぐち - 南口みなみぐちロータリー内ない
  - 三田川みたがわ庁舎ちょうしゃ方面ほうめん
  - 目め達原たつばら郵便ゆうびん局きょく・川原かわはら団地だんち・松葉まつば・東脊振ひがしせふり庁舎ちょうしゃ・きらら館かん方面ほうめん
西鉄にしてつバス
- 三田川みたがわ - 南口みなみぐちより約やく200m、国道こくどう34号線ごうせん上じょう
  - 神埼かんざき・佐賀さが方面ほうめん
  - 目め達原たつばら・久留米くるめ方面ほうめん
  - 鳥栖とす方面ほうめん

隣となりの駅えき[編集へんしゅう]

九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう（JR九州きゅうしゅう）

長崎本線ながさきほんせん

特急とっきゅう「みどり」「ハウステンボス」一部いちぶ停車駅ていしゃえき

■区間くかん快速かいそく（上のぼりのみ運転うんてん）・■普通ふつう

中原なかはら駅えき (JH04) - 吉野ケ里よしのがり公園こうえん駅えき (JH05) - 神埼かんざき駅えき (JH06)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c ^d 『週刊しゅうかん JR全ぜん駅えき・全ぜん車両しゃりょう基地きち』 27号ごう長崎ながさき駅えき・佐世保させぼ駅えき・大村おおむら駅えきほか75駅えき、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2013年ねん2月がつ17日にち、19頁ぺーじ。
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 石野いしの哲あきら（編へん）『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、712-713頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ “第だい五ご次じ「営近」交渉こうしょうまとまる門もん鉄てつ、国鉄こくてつ門司もじ地本じもとと”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう協力きょうりょく会かい): p. 1. (1974年ねん2月がつ21日にち)
^ “きょうから第だい五ご次じ営近実施じっしへ門もん鉄てつ”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう協力きょうりょく会かい): p. 1. (1974年ねん3月がつ5日にち)
^ “通報つうほう”. 鉄道てつどう公報こうほう (日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か): p. 1. (1985年ねん1月がつ17日にち)
^ “JR九州きゅうしゅう吉野よしのヶ里さと公園こうえん駅えき橋上はしかみ化か完成かんせいで開業かいぎょう式しき”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 3. (2000年ねん3月がつ3日にち)
^ 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 1. (2009年ねん3月がつ3日にち)
^ “駅えき体制たいせいの見直みなおしについて”. 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ. 2021年ねん12月23日にち閲覧えつらん。
^ “駅えき別べつ乗車じょうしゃ人員じんいん上位じょうい300駅えき（2019年度ねんど）” (PDF). 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう. 2020年ねん12月26日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

吉野ケ里よしのがり公園こうえん駅えき（駅えき情報じょうほう） - 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう

[zeneki27-1] 『週刊しゅうかん JR全ぜん駅えき・全ぜん車両しゃりょう基地きち』 27号ごう長崎ながさき駅えき・佐世保させぼ駅えき・大村おおむら駅えきほか75駅えき、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2013年ねん2月がつ17日にち、19頁ぺーじ。

[停車場-2] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 石野いしの哲あきら（編へん）『停車場ていしゃじょう変遷へんせん大だい事典じてん国鉄こくてつ・JR編へん Ⅱ』（初版しょはん）JTB、1998年ねん10月がつ1日にち、712-713頁ぺーじ。ISBN 978-4-533-02980-6。

[3] “第だい五ご次じ「営近」交渉こうしょうまとまる門もん鉄てつ、国鉄こくてつ門司もじ地本じもとと”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう協力きょうりょく会かい): p. 1. (1974年ねん2月がつ21日にち)

[4] “きょうから第だい五ご次じ営近実施じっしへ門もん鉄てつ”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう協力きょうりょく会かい): p. 1. (1974年ねん3月がつ5日にち)

[5] “通報つうほう”. 鉄道てつどう公報こうほう (日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう総裁そうさい室しつ文書ぶんしょ課か): p. 1. (1985年ねん1月がつ17日にち)

[6] “JR九州きゅうしゅう吉野よしのヶ里さと公園こうえん駅えき橋上はしかみ化か完成かんせいで開業かいぎょう式しき”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 3. (2000年ねん3月がつ3日にち)

[7] 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶん社しゃ): p. 1. (2009年ねん3月がつ3日にち)

[8] “駅えき体制たいせいの見直みなおしについて”. 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ. 2021年ねん12月23日にち閲覧えつらん。

[9] “駅えき別べつ乗車じょうしゃ人員じんいん上位じょうい300駅えき（2019年度ねんど）” (PDF). 九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう. 2020年ねん12月26日にち閲覧えつらん。

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