学校 の怪談 (映画 )
『
概要 [編集 ]
「
2004
『学校 の怪談 』(1995年 )[編集 ]
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Fuji-Yama( | |
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1995 | |
100 | |
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15 (1995 | |
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1995
あらすじ[編集 ]
キャスト[編集 ]
小向 伸一 -野村 宏伸
亜樹 、研 輔、将太 のクラス(5年 3組 )担任 を務 める、どこか頼 りない先生 [注釈 2]。28歳 。生徒 たちが旧 校舎 に閉 じ込 められている事 を知 り、捜索 へ向 かった。子供 の頃 は、喘息 の発作 をよく起 こしたらしい。研 輔の母 ・由美子 とは幼馴染 。小学生 の頃 にクマヒゲと面識 があった。当初 の設定 では2にも同 じ役柄 で登場 する予定 だった。
篠田 亜樹 [4] -遠山 真澄
- 5
年生 。つい最近 、東京 から転校 してきた。愛想 がなく、強気 な性格 が災 いしてクラスに馴染 めずにいる。行方 不明 になった妹 の美夏 を探 して旧 校舎 に入 り事件 に巻 き込 まれる。将太 のイタズラにも我 関 せずを装 っていたが、美夏 には嬉々 として聞 かせる、友達 がいない事 を研 輔に指摘 されて落 ち込 むなど、本当 に関心 がないわけではない。ポプラ社 版 小説 では妹 の美夏 と共 に未 登場 である。
- 2
年生 。亜樹 の妹 。姉 の亜樹 とは対照 的 な、明 るく人懐 っこい性格 。また、誰 もいない旧 校舎 のトイレで花子 さんを呼 ぶなど、好奇心 旺盛 で物怖 じしない面 がある。忘 れ物 を取 りに学校 へ戻 ったところ、誘 われるようにして旧 校舎 に迷 い込 み行方 不明 となる。終盤 まで気絶 していたため、作中 の登場 時間 は少 ない。
- 5
年生 。亜樹 とは反発 する事 が多 く、口喧嘩 が絶 えない。ガキ大将 タイプ。イタズラ道具 を探 しに旧 校舎 に侵入 し、事件 に巻 き込 まれる。集英社 版 小説 では、亜樹 に対 する態度 は好意 の裏返 しであり、事件 を通 じて惹 かれあうようになる。
瀬川 将太 -塚田 純一郎
- 5
年生 。研 輔と仲 が良 く、よく行動 を共 にしている。サッカー少年 。研 輔に合 わせて亜樹 に対 して冷淡 に接 するが、性根 は気 さくで心 優 しい。旧 校舎 で出会 った香織 に一目惚 れする[注釈 3]。
千葉 均 -町田 耕平
- 4
年生 。双子 の兄 。自宅 はコンビニエンスストアを経営 している。気 が弱 く、弟 の一 が学校 で嘔吐 をしてしまった事 から「ゲロ兄 」という酷 いあだ名 を付 けられている。悪霊 を封 じる魔法 陣 を使 おうとしていたところ、事件 に巻 き込 まれる。 本人 は自覚 していないが実 は超 能力 の持 ち主 で、鏡 を使 って双子 の弟 ・一 とテレパシーで会話 できる場合 がある。集英社 版 小説 では名前 が善男 になっている。
千葉 一 -町田 昇平
- 4
年生 。双子 の弟 。不 登校 で、親 が経営 するコンビニの商品 によく手 をつけている。かつて、兄 の均 が「ゲロ兄 」と呼 ばれるきっかけを作 ってしまった。兄 と同 じく超 能力 の持 ち主 で、霊感 が強 い。均 からテレパシーで情報 を得 ながら、校舎 外 で事件 解決 へと奮闘 する。 - なお、
演 じた町田 兄弟 は、実際 は弟 役 の昇平 が兄 で、兄 役 の耕平 が弟 である。 集英社 版 小説 では名前 が光男 になっている。ポプラ社 版 小説 では未 登場 である。
- 6
年生 。亜樹 たちが旧 校舎 の中 で出会 う少女 で、どこか不思議 な雰囲気 を纏 う。将太 に好意 を寄 せられており、別 れ際 にある思 いを伝 える。
中村 由美子 -杉山 亜矢子
研 輔の母 で、地元 のヤンキーたちをまとめるリーダー。早 くに夫 を亡 くしている。伸一 とは幼馴染 で、病気 の見舞 いで自宅 に顔 を出 す仲 である。ヤンキーたちの力 を借 りながら、一 と協力 して魔法 陣 の完成 を担 う。ポプラ社 版 小説 では未 登場 である。
旧 校舎 内 に突如 現 れる用務員 。校内 美化 や公序良俗 に厳 しく、「廊下 を走 るわ」「物 を散 らかすわ」などと、よく愚痴 をこぼしている。伸一 が小学生 の頃 からの顔見知 りだが、その頃 と変 わらぬ姿 をしており、助 けを求 める子供 たちの話 を聞 く様子 がない。
均 ・一 の担任 。
当直 の先生 -笹野 高史
冒頭 でメリーさんに襲 われ亡 くなる。
- バイク
屋 社員 -渡辺 成紀 - ヤンキー -
真 日 龍子 、鈴木 景子 、岸田 修治 、嶋田 豪 先生 -伊藤 留 奈、浦崎 宏 口 裂 け女 -佐藤 勝栄 花子 さん -小西 杏奈 人体 標本 -元気 安 巨人 の男 の子 -鈴木 浩之 - ベートーベンの
亡霊 - てるやひろし - インフェルノ -
吉田 瑞穂
スタッフ[編集 ]
監督 :平山 秀幸 企画 :サンダンス・カンパニー製作 :藤 峰 貞利 、高井 英幸 - プロデューサー:
酒井 良雄 、藤田 義則 、瀬田 一彦 原作 :常光 徹 、日本 民話 の会 脚色 :奥寺 佐 渡子 撮影 :柴崎 幸三 - SFX:
中子 真治 美術 :中澤 克巳 編集 :川島 章 正 音楽 :Fuji-Yama(諸 藤 彰彦 、山崎 茂之 )音楽 プロデューサー:高桑 忠男 (東映 音楽 出版 )助監督 :蝶 野 博 - クリーチャーデザイン:
寺田 克也 製作 :東宝 東宝 =サンダンス・カンパニー提携 作品
キャッチコピー[編集 ]
- 「こんどの
夏休 みに、出 ます」 - 「ウワサがホントになりました」
ロケーション[編集 ]
受賞 歴 [編集 ]
第 13回 ゴールデングロス賞 優秀 銀賞 、話題 賞
『学校 の怪談 2』(1996年 )[編集 ]
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1996 | |
103 | |
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16 (1996 | |
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あらすじ[編集 ]
そして、30
キャスト[編集 ]
- 29
歳 。住職 に変装 し、スクーターを乗 り回 して寺 や神社 を狙 う泥棒 で、指名 手配 書 が出回 っている[注釈 4]。 合宿 先 の寺 から高価 な衝立 を盗 んだ後 、逃走 中 に地下 通路 から学校 の校長 室 に辿 り着 き、事件 に巻 き込 まれる[注釈 5]。鉢 合 わせた子供 たちに対 しては、「4月 からの新任 教師 」と偽 って取 り繕 う。笛 でしか話 さない憲 の言葉 を何故 か理解 できる。他 の皆 んなが目撃 しているお化 けのテケテケを、彼 だけは視認 できておらず、全 く怖 がらない。学校 でも盗 みを働 いており、校長 室 から金 の懐中時計 を拝借 する。盗 みの邪魔 になる子供 たちには冷淡 に接 するが、根 っからの悪人 という訳 ではなく、頼 みを引 き受 けたり、危険 な状況 に置 かれた時 は、盗品 を捨 ててでも身 を挺 して庇 っている。学校 での事件 が終焉 した後 も懲 りずに泥棒 を続 けており、盗 んだ仏像 を背負 ってスクーターを走 らせ、パトカーから逃走 している。エンディング後 のオマケシーンでは電車 内 で新聞 を読 んでおり、彼 の陰 からテケテケが現 れて周 りの乗客 を驚 かせるというオチがついている。小説 版 では未 登場 。また、コミカライズ版 では、未 登場 の理香 の代 わりに塾 講師 を勤 めており、映画 1作 目 の小向 伸一 の雰囲気 が強 く出 ている。
加賀 直弥 -細 山田 隆人
- 10
歳 。東京 からやって来 た理香 の教 え子 。肝 試 しの準備 係 として他 の子供 たちに先行 して校舎 にいたため、事件 に巻 き込 まれる。母親 が国際線 のスチュワーデスで家 を留守 にする事 が多 いため、幼 い頃 から自立 心 が強 い。頭 の回転 も速 く[注釈 6]、杏子 をはじめとする塾 の女子 生徒 たちに好意 を寄 せられているが、一匹狼 な性分 で人 を寄 せ付 けない雰囲気 を纏 っている。何 かと自分 に付 きまとう幼馴染 のなな子 には厭 うような態度 を取 るも、行方 不明 になった時 は脇目 も振 らず必死 に探 し回 っている[注釈 7]。 小説 版 では事件 発生 時 に憲 と共 に妖怪 に襲 われるが機転 を効 かせて無事 に助 かり(描写 上 は行方 不明 )、全員 合流 後 はリーダーを務 めている。
今井 なな子 -前田 亜 季
- 9
歳 。東京 からやって来 た理香 の教 え子 。幼馴染 の直弥 に思 いを寄 せるおさげ髪 の少女 。行方 不明 の直弥 の事 が心配 で、捜索 隊 の理香 と和尚 の後 をこっそり付 けて地下 通路 に侵入 。1人 学校 へと辿 り着 き事件 に巻 き込 まれる。 相手 が思 い通 りの行動 をしないと「○○しないと××しちゃうぞ」という支離滅裂 な言葉 (「木 に登 っちゃうぞ」「餃子 焼 いちゃうぞ」など)でまくしたて、からかう癖 があり、直弥 にはいつも軽 くあしらわれている。後 から遅 れて校内 に潜入 し、後 に妖怪 に捕 らえられたため出番 は少 なめだが、時計 塔 の秘密 を伝 える重要 な役割 を果 たした[注釈 8]。小説 版 では最初 から事件 に巻 き込 まれており、杏子 と親友 とも言 える間柄 が描 かれている。コミカライズ版 では未 登場 の杏子 の設定 を一部 受 け継 いでおり、より強気 な性格 になっている。
稲葉 杏子 -竹中 夏海
- 10
歳 。東京 からやって来 た理香 の教 え子 。虫 が大 の苦手 。都会 的 な雰囲気 を纏 った強気 な性格 で、何 かと自分 に絡 んでくる司 と激 しく対立 する。直弥 に好意 を寄 せるが、自分 には全 く振 り向 いてくれず、もどかしさを感 じている[注釈 9]。 - ポラロイドカメラで
心霊 写真 を撮 るのが趣味 で、出版 社 に送 ると貰 える賞金 (3万 円 )が目当 てで肝 試 しに参加 し、司 の挑発 に乗 って一 番手 で出発 した事 で事件 に巻 き込 まれる。 偶然 写真 に写 った浅野 の正体 を直弥 に指摘 され、後 に合流 した際 には「直弥 君 を助 けに行 かないと正体 をバラす」と脅 した[注釈 10]。当時 としては珍 しく、小学生 の内 から携帯 電話 を所有 しており(小説 版 では「父親 のものを借 りた」と述 べており、使用 頻度 も本編 より多 い)、司 に「生意気 」と詰 られている。名前 の由来 は同 じく学校 の怪談 をテーマにした漫画 で、当時 『少年 ジャンプ』(集英社 )で連載 中 だった『地獄 先生 ぬ〜べ〜』のメインキャラクター・稲葉 郷子 からで、東京 から来 たという設定 や強気 な性格 なども踏襲 している。- 『コミックボンボン』(
講談社 )で掲載 されたコミカライズ版 では未 登場 。
三好 憲 -太田 翔 平
- 8
歳 。東京 からやって来 た理香 の教 え子 。内気 で言葉 を発 する事 がなく、首 にかけた笛 の音 で意思 表示 をするが、伝 わる事 はほぼないため、周囲 をイラつかせる事 も少 なくない。何故 か笛 の音 だけで意思 を理解 する浅野 に懐 く[注釈 11]。ゆかり曰 く偏差 値 は高 いが、とても臆病 でドジな所 があり[注釈 12]、時計 塔 で靴 の片方 を歯車 に巻 き込 んで時計 を4時 44分 で止 めてしまうという失態 を犯 している(妖怪 におびき出 された結果 ではある)。 喋 らない理由 は作中 では明言 されていない。ラストの浅野 との別 れの際 には、意 を決 して大声 で呼 びかけており、内気 な性格 を克服 したような描写 となっている。だが、パンフレットには「喋 らずに何 日間 過 ごせるか実験 中 だった」という裏 設定 が書 かれている。小説 版 では、声 が変 だとからかわれた事 が原因 となっており、喋 らなくても意思 表示 できるようにと母親 から笛 を渡 されている。一方 、コミカライズ版 では普通 に喋 っている。
小田桐 司 -阿部 大和
- 11
歳 。地元 の子供 で、理香 の弟 。ガキ大将 的 な存在 で、東京 から来 た杏子 たちにイタズラを仕掛 けたり、憲 を「飯炊 き大臣 」に任命 し、飯盒 ではなく学校 の炊飯 器 で炊 かせようとするなど、意地悪 な態度 を取 り続 け、せっかくのふれ合 いの機会 を不意 にしている。生意気 な杏子 を意地 でも泣 かせようと、肝 試 しの一 番手 としてペアを組 んだ事 で事件 に巻 き込 まれる。横暴 な言動 が目立 つものの、杏子 が本当 に泣 いてしまった際 [注釈 13]には、気遣 う優 しさを見 せている。 亡 くなった祖母 との思 い出 として、公園 に深夜 まで置 き去 りにし、風邪 をひかせた事 を笑 い話 として語 っているが、内心 では負 い目 を感 じており、終盤 にはずっと慕 っていた事 を明 かしている。そのため、なな子 を捜索 するために杏子 を1人 置 き去 りにした直弥 の行動 に食 ってかかっている。小説 版 では横柄 な性格 が薄 まり、男 らしい頼 れる存在 に描 かれており、全員 合流 後 はサブリーダーを務 めている。
- 11
歳 。地元 の子供 で、ハルエの友人 。口 うるさく喧嘩 早 い性格 。司 と出会 った際 に校歌 を歌 って意気投合 するも、事 ある毎 に喧嘩 をし、ハルエに咎 められている。流行 物 を知 らなかったり、珍 しくもないポラロイドカメラを見 て驚 くなど、時折 不思議 な反応 を見 せる。
- ハルエ -
皆川 香澄
- 12
歳 。地元 の子供 で、友人 のヨシオを「よっちゃん」と呼 ぶ。気 が強 くしっかり者 な性格 で、直弥 から突 き放 されるなな子 を気 にかける面倒 見 の良 さも見 せる。ヨシオを肝 試 しに誘 った事 で共 に事件 に巻 き込 まれる。何故 か初対面 のはずの司 の名前 を知 っており、直弥 と言 い争 いをしそうになった彼 を一喝 して黙 らせるなど、妙 に距離 感 が近 い。
南 小学校 第 7代目 校長 。30年 前 、学校 の音楽 室 (小説 版 では時計 塔 )で4時 44分 の悲劇 に見舞 われる。遺体 には首 が無 く、学校 や周辺 だけでなく村中 が捜索 されたが見 つかる事 はなかった。愛用 の金 の懐中時計 が現在 も校長 室 の金庫 に保管 されており、浅野 が盗 んだ事 で逆鱗 に触 れる。時計 には「光 、時 の果 てより来 たるべし」と彫 られており、これが事件 解決 へのキーワードとなっている。
東京 の塾 (あおば塾 )の講師 で、司 の姉 。春休 みに教 え子 たちを連 れて地元 に帰 り、合宿 を行 う。肝 試 しを企画 するも、当日 に指名 手配 犯 の浅野 と遭遇 し、急遽 中止 となる。だが、先行 していた一部 の子供 たちにはその情報 が伝 わらず、怪奇 現象 に見舞 われ行方 不明 となっていまう。一 晩 で3回 も失神 する小心者 であるが、生徒 たちを事件 に巻 き込 んでしまった責任 感 から、怖 がりながらも寺 の和尚 と共 に捜索 に向 かう。しかし、和尚 の静止 を無視 して暴走 した結果 、地下 通路 の中 を一 晩 中 彷徨 い、脱出 できたのは事件 解決 後 の朝 だった。小説 版 では塾 講師 (英語 担当 )はアルバイトであり、短期大学 の学生 という設定 になっている。
真 行 -米倉 斉 加 年
合宿 先 の寺 (蓮正寺 )の住職 。寺 に集 まった子供 たちに、隣接 する学校 で30年 前 に起 きた事件 に関 する怪談 話 を聞 かせて怖 がらせるのが一 つの楽 しみとなっている。トイレに籠 ってゲームをしている間 に、妖怪 が封印 された重要 な衝立 を浅野 に盗 まれてしまう。学校 の裏 事情 にも精通 しており、校内 の各所 に通 じる地下 通路 を使 い、行方 不明 となった子供 たちの捜索 に向 かうが、理香 に振 り回 される形 で地下 通路 の中 を夜明 けまで彷徨 い続 け、事件 解決 の役 には立 たなかった。小説 版 では学校 に出 かける直前 の杏子 に数珠 の玉 を渡 しており、これが子供 たちを救 う事 になる。
- おまわりさん -
神戸 浩
物語 冒頭 で浅野 の手配 書 を配 り回 っていた警察官 。喋 り方 が独特 で、少々 堅物 な性格 。物語 ラストシーンでは、別 の寺 から仏像 を盗 んで逃走 中 の浅野 をパトカーで追 いかけている。
伊沢 ゆかり -川西 珠生
杏子 、なな子 の友人 。
橋本 梨菜 -中山 香苗
杏子 、なな子 の友人 。
鈴村 公平 -大竹 雅樹
司 の友人 。
小林 守 -尾沼 征則
司 の友人 。
対面 した人間 に対 しフランクに話 しかける犬 のお化 け。
- ムラサキババア -
北川 智繪 花子 さん -石丸 奈菜美 - ダンスをしている
老夫婦 -佐藤 良一 、肥 爪 友子
- なな
子 が地下 通路 を抜 けた先 の体育館 で見 かけた謎 の老 夫婦 。
スタッフ[編集 ]
監督 :平山 秀幸 製作 :藤 峰 貞利 、高井 英幸 - プロデューサー:
藤田 義則 、瀬田 一彦 、木村 典代 原作 :常光 徹 、日本 民話 の会 脚色 :奥寺 佐 渡子 撮影 :柴崎 幸三 - SFXプロデューサー:
中子 真治 美術 :中澤 克巳 編集 :川島 章 正 音楽 :寺嶋 民 哉音楽 プロデューサー:高桑 忠男 (東映 音楽 出版 )劇 中歌 :あがた森 魚 「小 さな喫茶店 」-IN EINER KLEINEN KONDITOREI-助監督 :蝶 野 博
キャッチコピー[編集 ]
- 「そろそろ
出 る時間 です」[注釈 14] - 「4
時 44分 、だれも知 らない授業 が始 まる」
ロケーション[編集 ]
『学校 の怪談 3』(1997年 )[編集 ]
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しまだみちる | |
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1997 | |
96 | |
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11 (1997 | |
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あらすじ[編集 ]
そこは、
キャスト[編集 ]
良 ・繭子 ・茜 ・真 琴 のクラス(5年 2組 )の担任 を務 める、学校 の教師 。24歳 。生徒 からは「八 橋 ちゃん」と呼 ばれている。少 しヘタレな一 面 があるが愛 する生徒 達 のためなら自身 の危険 も顧 みない熱血 教師 。図工 教師 の為山 に想 いを寄 せていたが、騒動 の直前 にフラれる。当初 はお化 けの存在 を信 じていなかった。幼少 時 は体 が弱 く、体力 増強 のためボクシングを始 めており、現在 ではライセンスを持 つほどの腕前 である[注釈 15]。学校 にもトレーニング用具 を持 ち込 んでおり、暇 があれば練習 している。運命 は自分 で切 り開 くことをモットーとしている。だが、周 り(生徒 )からは「仏滅 の13日 の金曜日 生 まれ」という縁起 が悪 い人間 だと思 われている。貧乳 に強 いコンプレックスを抱 いている。図工 室 の準備 室 にある倉庫 から「タイチの鏡 」を発見 し、そうとは知 らず当初 はフォームチェックに使用 したが、外 に出 してしまったことがきっかけで生徒 たちと共 に騒動 に巻 き込 まれてしまう。
良 に密 かに思 いを寄 せている女子 生徒 。鏡 を見 に行 く約束 をした時 に「久保田 君 がいないとつまらない」と彼 にアプローチをかけている。鏡 を見 に行 く約束 の時間 通 りに着 いたが、茜 たちが遅刻 しているとは知 らず先 に校舎 に入 っていると勘違 いして、校舎 に入 ったところで事件 に巻 き込 まれる。天真爛漫 な性格 である一方 、頭 の回転 も早 く、掃除 機 で百 枚 オバケに立 ち向 かう勇敢 な一 面 もある[注釈 16]。良 と二人 三 脚 した際 に転倒 してちぎれたハチマキを縫 い直 して[注釈 17]良 に渡 しており、これが重要 なアイテムとなる。
子供 たちの中 でリーダー格 の存在 である男子 生徒 。彼 も繭子 のことを密 かに思 っており、運動会 で転倒 した際 には、身 を挺 して繭子 を庇 った[注釈 18]。塾 に通 ってはいるが勉学 はあまり得意 ではない様子 。母子 家庭 だったが、母 である真知子 が再婚 を予定 しており、悟 と柚 香 の義兄 となる。本来 は仕事 続 きで行事 参加 どころか食事 作 りもろくにできない真知子 に理解 を示 し、文句 や愚痴 も言 わない心 優 しい性格 [注釈 19]だが、彼女 の突然 の再婚 話 に反発 [注釈 20]し、家出 をしてしまう。そのまま茜 たちとの約束 通 り学校 を訪 れ、その直後 に事件 に巻 き込 まれる。事件 を通 してタイチの本当 の姿 を知 っていき、彼 と心 を通 わせるようになる。当初 から自分 を見下 した態度 で接 してきた悟 を迷 わず助 けるなど、寛大 な面 も強 い。当初 、柚 香 に鼻 の下 のホクロを鼻 くそと間違 えられたことから柚 香 に「鼻 くそお兄 」と呼 ばれた。
佐藤 茜 -米澤 史織
気 が強 い男勝 りな女子 生徒 。実家 はケーキ屋 。口 では不 釣合 い(良 が格下 )と言 っているが、密 かに繭子 の恋 を応援 している。タイチの鏡 に強 い興味 を持 っており、その鏡 が発見 されたと知 るとみんなで見 に行 こうと提案 しており、これが事件 に繋 がっていく。当初 は真 琴 のことを「マザコン」「ダサい」などと馬鹿 にしていたが、事件 の最中 に彼 から告白 され、困惑 しつつ悪 い気 もせず、素直 になれない態度 を見 せていたが[注釈 21]、危機 に陥 った際 に体 を張 って守 ろうとする彼 の勇敢 な態度 を見 て見直 していた。
太田 真琴 -山田 一統
- ぽっちゃり
体型 で気 が弱 い性格 だったが、茜 のことが好 きで先生 の言葉 に押 されて告白 し、彼女 を守 るために奮闘 してしっかり者 に成長 していく。母親 から溺愛 されておりマザコンであるが、本人 はその現状 に不満 を感 じている。将来 の夢 はケーキ職人 だが、母 からは医者 や弁護士 を目指 すよう言 われ、反対 されている。 鏡 の世界 にある壁 にかけてある世界 地図 からあふれた大量 の海水 のせいで体 を冷 やしてしまい、排便 していた際 にトイレットペーパーが無 くなるというアクシデントが発生 。このとき唐突 に差 し出 されたトイレットペーパーを受 け取 るが、幽霊 (タイチ)から渡 されたものと知 ると、トイレから飛 び出 しその際 に体 に巻 いていたカーテンが取 れてしまい、茜 に股間 をさらけ出 してしまう(真琴 曰 く「これで茜 以外 にはお婿 にいけない」)。
木村 悟 -豊永 利行
柚 香 の兄 。小学 4年生 。父 の義男 が真知子 と再婚 することで良 の義兄弟 になる予定 となっているが、当初 は良 に冷淡 に接 し宿題 を勝手 に採点 する、理不尽 な契約 書 を突 きつけるなど彼 を馬鹿 にする言動 を取 り良 が真知子 と反発 する原因 を招 いてしまう。妹 の柚 香 と共 に父 から留守番 を任 されるものの良 を追 いかけ、家 を飛 び出 した柚 香 を追 いかけて行 った事 で事件 に巻 き込 まれる。眼鏡 をかけたインテリな見 かけ通 り頭脳 面 は優 れており、学業 面 では優秀 だが追 いつめられると頭 の回転 が遅 くなるなど柔軟 性 に欠 ける。また理屈 っぽく非 科学 的 なものを信 じようとしない。実母 は物心 着 く前 に亡 くなったため、あまり覚 えていなかったが、父 が再婚 して真知子 が義母 になることを密 かに楽 しみにしており、こっそり彼女 の写真 を持 ち歩 いていた。己 の能力 を過信 し、やや自分勝手 な点 があったが、騒動 中 に良 に助 けられ和解 する。良 と和解 するまでは空気 の読 めない身勝手 かつ尊大 な態度 が目立 つため、茜 に「この馬鹿 どこから連 れてきたの?」と言 われるほど感 じの悪 い性格 が強調 されていた。また、疑 い深 い一 面 もあり、終盤 までタイチのことを信 じ切 れなかった。本編 では事件 後 は腰 を抜 かしてばかりでヘタレ全開 だったが、小説 版 では妖怪 の退治 の方法 を立案 し(一時 的 とはいえ)成功 させており、有 言 実行 の活躍 を見 せている。コミカライズ版 では妹 の柚 香 と共 に未 登場 である。
木村 柚 香 -野口 由佳
悟 の妹 。小学 3年生 。父 である義男 が真知子 と再婚 することで良 の義兄 妹 になる予定 。愛称 「ユカリン」。良 を一方 的 に馬鹿 にする兄 とは反対 に、良 を一目 で気 に入 り、家出 した彼 を捜 しに行 ったところ、良 がタイチの鏡 に吸 い込 まれる現場 に遭遇 して事件 に巻 き込 まれる。- ロリータファッションにツインテールで、テディベアのぬいぐるみリュックを
愛用 している。きかん気 が強 く純粋 で人懐 っこい性格 で、聡明 (良 曰 く、「茜 みたいな性格 」)。ただ一人 タイチの声 が聞 こえる等 、霊感 が強 い。
魔法 の鏡 の持 ち主 。『運動会 の二人三脚 で転 んだ子供 を鏡 の世界 に連 れ去 る悪霊 』と噂 されていたが、実際 は心 優 しい性格 の持 ち主 で、自身 の寂 しさにつけこんだ妖怪 達 に利用 されていただけだった。鏡 の世界 に引 き込 まれた良 たちを助 けるために陰 で奮闘 していた。生前 、病気 のために運動会 に参加 できず、死後 もそのことに未練 を感 じていた。
久保田 真知子 -黒木 瞳
良 の母親 。36歳 。シングルマザーで今 までは残業 も多 く、行事 参加 もできず息子 にコンビニ弁当 ばかり食 べさせていたが、これからは良 と一緒 にいる時間 をもっと作 りたいと願 い、義男 との再婚 を予定 している。しかし、皮肉 にもそのことが原因 で良 との擦 れ違 いが生 じてしまう。
塾 の教師 -野田 秀樹
良 達 の通 っている塾 (あべ学習 塾 )の講師 で、竹刀 を持 って厳 しい指導 を行 う。鏡 の世界 では、動 く人体 模型 に化 けて現 れるが、もともと両者 に関連 性 はない。
木村 義男 -佐 戸井 けん太
真知子 の再婚 相手 。39歳 。悟 と柚 香 の父親 で、東京 在住 。柚 香 からは「パパリン」と呼 ばれている。真知子 と再婚 することで良 の義父 になる予定 。料理 上手 で家庭的 な優 しい男性 で、コロッケを中心 とした夕食 を振 る舞 っていた。子供 達 によれば真知子 にぞっこんらしい。
- かおるに
想 いを寄 せられている図工 教師 だが、実 はとっくに結婚 相手 (為山 曰 く、博多 美人 )がおり、かおるのデビュー戦 当日 が挙式 予定 日 だった。 小説 版 では挙式 がお見合 いに変更 されており、当日 に寝過 ごして相手 に振 られたため試合 に行 っており、かおるに望 みありという展開 になっている。
高井 由美 -青島 早紀
数 年 前 、運動会 が終 わった後 、友達 とかくれんぼをして当時 タイチの鏡 が置 かれた図工 室 に隠 れたが、友達 が校長 に注意 されて帰 ってしまったことを知 らずにそのまま図工 室 に取 り残 され、鏡 の中 に引 きずり込 まれたと噂 されている生徒 。二人三脚 での転倒 の有無 やその後 の消息 については語 られていない。
- おまわりさん -
螢雪 次 朗
良 達 の通 っている塾 の周辺 をパトロールしている。終盤 では義男 と真知子 から行方 がわからなくなった良 ・悟 ・柚 香 の捜索 願 いを出 されたが、一旦 パトカーで警察 署 へ戻 ろうとした道中 で鏡 の世界 から戻 ってきた良 達 三 人 とすれ違 った。鏡 の世界 では、義男 や真知子 と共 にのっぺらぼうとして出現 する。
校長 先生 -津川 雅彦
一見 すると穏 やかだが、校則 には厳 しい人物 。数 年 前 、運動会 が終 わった後 で校舎 内 に残 ってかくれんぼをしていた生徒 を見 つけ、「早 く帰 らないとオバケが出 るよ」と脅 かし、生徒 達 を帰 したが、図工 室 に隠 れていた由美 の存在 には気付 かなかった。
真 琴 のママ -渡辺 真知子
息子 のことを「まこちゃん」と呼 び溺愛 している。
裕子 -町山 千鶴
茜 、真琴 の友人 。
美砂 -山口 明寿 香
茜 、真琴 の友人 。
卓也 -斉藤 慧
由美 の友人 。
運動会 のアナウンス生徒 -清野 優美 良 の友達 -小川 一樹 、佐藤 史紀 赤 い服 の女 の子 -林 政子 - のっぺらかあさん -
吉村 庸子 、大橋 明 - ゾンビバスの
乗客 -秋定 里穂 、浦崎 宏 、藤原 はるか、佐藤 貢 三 、高橋 亜子 、村上 昭人 、結城 豊 弘 人面 犬 -林家 こぶ平 (現 ・林家 正蔵 )人体 模型 -吉田 瑞穂
スタッフ[編集 ]
監督 :金子 修介 製作 :藤 峰 貞利 、高井 英幸 - プロデューサー:
藤田 義則 、瀬田 一彦 原作 :常光 徹 、日本 民話 の会 脚本 :しまだみちる、金子 修介 撮影 :柴崎 幸三 - クリーチャーデザイン・クリエイト:
高柳 祐介 美術 :及川 一 衣装 :宮本 真理 編集 :川島 章 正 音楽 :大谷 幸 音楽 プロデューサー:高桑 忠男 (東映 音楽 出版 )主題歌 :Dual Dream「Splash」- SFXプロデューサー:
中子 真治 - アクション:
吉田 瑞穂 - スペシャルエフェクトメークアップ:
若狭 新一 - モデルアニメーション:
小杉 和 次 音響 効果 :伊藤 進一 助監督 :片島 章三
キャッチコピー[編集 ]
- 「3
番 めが1番 こわい」 - 「その
鏡 をのぞいてはいけない」
ロケーション[編集 ]
『学校 の怪談 4』(1999年 )[編集 ]
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1999 | |
99 | |
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7 (1999 | |
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あらすじ[編集 ]
すると
キャスト[編集 ]
主人公 。小学 4年生 。純粋 かつ洞察 力 のあるしっかり者 な性格 。両親 が旅行 へ出 かけたため、夏休 みを利用 して、兄 と一緒 に戸野 崎 で親戚 が経営 する民宿 へ遊 びに来 た。「ダメなヤツ」が口癖 。イタズラ好 きで、新 ネタを習得 するたびに兄 に仕掛 けている。子供 たちが次々 に消 えてしまう異変 を目 の当 たりにし、兄 がそれに巻 き込 まれることを危惧 して忠告 する。また幸 一 と会話 を重 ねるうちに彼 の友人 たちが事件 に関 わっていること突 き止 め、彼 と共 に行動 を起 こす。好物 はバナナ。
小学 6年生 。弥 恵 の兄 。あだ名 は「コウちゃん」。妹 に対 していつも威張 っているがぼんやりしていて騙 されやすく、よく妹 にからかわれている。民宿 へ遊 びに来 てからある夢 を見 て以来 、幻聴 を聞 いたり、知 らない子供 達 とかくれんぼをする夢 を見 るようになり、一人 で夜 に出歩 くなど様子 がおかしくなってしまう。好物 はイチゴ。スイカにはマヨネーズをかけて食 べる。
弥 恵 が港 で出会 った老人 。町 で文房具 屋 を経営 しており、弥 恵 から「文房具 屋 さん」と呼 ばれる。少年 時代 のあだ名 は恒 と同 じく「コウちゃん」。- ネガティブな
性格 で、弥 恵 に対 してぶっきらぼうに接 し、大人 げない物言 いをすることも多 い。一方 で色々 なイタズラを知 っており、それを弥 恵 に伝授 してやる茶目 っ気 ある一 面 も見 せる。 - かつての
津波 による災害 で親友 を見捨 てて自分 だけ逃 げてしまったという辛 い過去 があり、それ以来 よく防波堤 で海 を悲 しげに見 つめている。 ポプラ社 版 小説 では玩具 屋 「関川 玩具 店 」を経営 している設定 になっている。性格 も映画 版 に比 べて穏 やかで優 しい人物 として描 かれている。
国見 晴美 -原田 美枝子
弥 恵 と恒 の叔母 。夫 ・敦史 を亡 くしてからは、女将 として「はまゆり荘 」を一人 切 り盛 りしている。角川 版 小説 では、小学 3年生 で登場 しており、小学 6年生 の姉 ・恵美 (後 の弥 恵 、恒 の母親 )と事件 に巻 き込 まれる。同時 の苗字 (旧姓 )は「竹井 」。
国見 あゆむ -皆川 優紀
小学 5年生 。弥 恵 と恒 の従姉妹 。民宿 の娘 で面倒 見 の良 い性格 。噂 好 きで、兄妹 に町 の怪談 話 を紹介 する。映画 版 では、直接 怪奇 現象 を経験 することはなかったが、ポプラ社 版 小説 では、幽霊 列車 に遭遇 したり、須美子 が連 れ去 られる際 には電話 越 しに幽霊 の声 を聞 いている。
国見 敦史
晴 美 の夫 で、あゆむの父 。既 に亡 くなっているため登場 せず、劇 中 でも灯籠 流 しなどの場面 でほんの少 し言及 されるのみである。ポプラ社 版 小説 では、台風 に日 に高熱 を出 していたにもかかわらず、転覆 した船 から乗組 員 を助 け出 し、さらに雨 の中 、土嚢 を河川 に積 んだため、肺炎 になり亡 くなったといういきさつが語 られている。角川 版 小説 では、小学 6年生 で登場 している。少年 時代 の幸 一 に似 ており、それが原因 で事件 に巻 き込 まれるが、事件 を通 じて恵美 と急 接近 する。
楡 林 周治 -坂井 英人
小学 5年生 。児童 会長 を務 めている。大 きな黒縁 眼鏡 をかけている。冷静 で大人 しそうな容姿 とは裏腹 に、厳 しくリーダーシップに溢 れた性格 で周囲 から一目 おかれている。自室 にはパソコンがあり、中学 受験 を目指 している様子 。海岸 清掃 で古 ぼけたランドセルを見 つけ、海 へ放 り投 げたはずが後 に自宅 玄関 に出現 したそれを再 び海 へ捨 てに行 くものの、子供 の幽霊 に海 へ引 きずり込 まれてしまう。翌日 に自力 で帰還 し、「古 い木造 の学校 でかくれんぼをしていた」と証言 した。
保科 須美子 -竹島 由夏
小学 5年生 。あだ名 は「須美 ちゃん」。あゆむの親友 で、児童 副 会長 を務 めている。実家 は酒造 を経営 しており、巨大 なタンクが立 ち並 ぶ広 い倉庫 がある。とても心配 性 な性格 で、周治 のことを気 にかけている。他 に行方 不明 になった子供 たちと違 って要因 となる行動 を起 こしたわけではないが[注釈 24]、周治 のお見舞 いに行 った際 にサカエの人形 に取 り憑 かれ、酒蔵 から異 世界 へ連 れ去 られてしまう。どのように帰還 したかは描 かれていないが、ラストの場面 では「(何 があったのか)覚 えてない」と証言 した。
菊池 倫 平 -久保 孝則
悪 ガキ3人組 の一人 。
米山 恭一 -長者 康之
悪 ガキ3人組 の一人 。
野々井 護 -塚田 光
悪 ガキ3人組 の一人 。他 の二 人 より年下 で、弱気 なためいつもバカにされ若干 こき使 われている。海辺 の地蔵 に投 げた石 をぶつけてしまい、その後 幽霊 列車 で異 世界 へ連 れ去 られる。どのように帰還 したかは描 かれていないが、エンディングクレジットでは魚 を干 す網 の上 で気絶 している様子 が映 されている。
周治 の母 -根岸 季衣
- ごく
普通 の母親 。周治 が海 から帰 ってきた際 の彼 の証言 を信 じていないが霊感 は強 く、周治 のお見舞 いにやってきた子供 たちの中 に、いないはずの人形 を持 った小 さな女 の子 を見 たと言 う。
幸 一 の少年 時代 の友人 。角川 版 小説 では小学 6年生 。あだ名 は「ユキちゃん」。長身 のおかっぱ頭 の少女 で、サカエの面倒 をよく見 ている。隠 れる前 、幸 一 に「見 つけてね」と耳打 ちした。他 の3人 より登場 場面 が多 い。ポプラ社 版 小説 ではフルネームが「やまざきゆきこ」となっている。
幸 一 の少年 時代 の友人 。外見 的 には小学校 低 学年 以下 であり[注釈 25]、ユキコと一緒 に行動 している。常 に人形 を持 ち歩 いている。映画 では他 の3人 とは違 い服 に名札 が付 いていないため、苗字 が不明 である[注釈 26]。
- ススム (
町田 進 )-内海 卓哉
幸 一 の少年 時代 の友人 。角川 版 小説 では小学 4年生 。ポプラ社 版 小説 ではフルネームが「たけうちすすむ」となっている。
- テツオ(
岡井 哲男 ) -小此木 優 也
幸 一 の少年 時代 の友人 。あだ名 は「てっちゃん」。角川 版 小説 では小学 5年生 。ポプラ社 版 小説 ではフルネームが「さかきばらてつお」となっている。
麻子 -渋谷 桃子 史人 -森 幸 太 健太郎 -馬場 達也 繭 -高橋 愛子
現実 主義 的 な発言 が多 く、プールの場面 で護 が連 れ去 られたという倫 平 と恭一 の証言 を嘲 る。直後 に泳 いでいる最中 に何者 かによって足 を引 っ張 られて溺 れかけてしまい、先生 に助 けられる。須美子 の話 によると、その日 の夜 に高熱 を出 してしまったらしい。溺 れかけて助 けてもらった際 に先生 に「しらいし」という名字 で呼 ばれている。
- お
医者 さん -綾田 俊樹
日射病 で倒 れた恒 の診察 を行 った。
映画 版 では名前 が無 く、登場 場面 も海岸 清掃 やプールで繭 を助 けるシーンのみ。ポプラ社 版 小説 版 では、姓 が「近藤 」となっており、方言 を話 す。敦史 の同級生 で旧友 という設定 で、プールや海岸 清掃 だけではなく子供 たちを捜 す場面 にも登場 する。
- ラジオの
声 -内山 史朗
スタッフ[編集 ]
監督 :平山 秀幸 製作 :藤 峰 貞利 、高井 英幸 - プロデューサー:
藤田 義則 、瀬田 一彦 、木村 典代 原作 :常光 徹 、日本 民話 の会 脚本 :奥寺 佐 渡子 撮影 :柴崎 幸三 音楽 :宇崎竜童 音楽 プロデューサー:高桑 忠男 (東映 音楽 出版 )挿入歌 :吉田 拓郎 「蒼 い夏 」美術 :中澤 克巳 録音 :宮本 久幸 照明 :上田 なりゆき編集 :川島 章 正
キャッチコピー[編集 ]
- 「
佐藤 先生 も泣 いた」 - 「つぎは、おまえだ」
ロケーション[編集 ]
大井 小学校 (愛知 県 知多 郡 南知多 町 )- つぶて
浦 (愛知 県 知多 郡 南知多 町 ) 山海 海水浴 場 (愛知 県 知多 郡 南知多 町 )西塩田 小学校 (長野 県 上田 市 )三重 県 紀伊長島 町 ・現 紀北 町 大王崎 灯台 (三重 県 大王 町 )野間 埼灯台 (愛知 県 美浜 町 )金谷 旅館 (静岡 県 下田 市 )橋杭 岩 (和歌山 県 串本 町 )
登場 妖怪 [編集 ]
複数 作 に登場 [編集 ]
花子 さん(赤 い服 の少女 )- 1から3まで
登場 。1では旧 校舎 のトイレや廊下 に現 れ、2と3では冒頭 およびラストに学校 の周囲 に現 れた。いずれも後姿 のみで顔 は見 えず、不気味 な笑 い声 以外 は喋 らない。ただし3のみ例外 として、タイチの予言 [注釈 27]を静 かに呟 いている。靴 は履 いておらず裸足 である[注釈 28]。1では目撃 した均 が亜樹 の妹 と勘違 いした。 - テケテケ
- 1から3に
登場 。都市 伝説 での「テケテケ」の描写 とは異 なり、劇 中 の妖怪 の中 ではコメディタッチに描 かれている。 - 1に
登場 したものはカマとしゃれこうべを背負 っており笑 いながらあぐらをかいて宙 を舞 っている。1では埴輪 の中 に封印 されていたものが復活 し、2では妖怪 屏風 に潜 んでいたものが復活 した[注釈 29]。3ではかおるとボクシングで対決 をするが敗北 する。また、いとこのシャカシャカも登場 。 - 2の
小説 版 では、合宿 先 の寺 の先代 の住職 で霊 能力 者 である草庵 (故人 )に仕 えた小 鬼 として登場 しており、後半 にあの世 にいる草庵 によって屏風 から解放 され、主人公 たちの手助 けを行 っている。3の小説 版 では、言葉 を発 し、普通 に会話 することが出来 る。 動 く人体 模型 /筋肉 標本 - 1と3に
登場 。旧 校舎 の理科 室 にあった人体 模型 が霊 の力 で内臓 を本物 の臓器 に変 えて動 き出 したもの。パニックを起 こした均 に腸 を剥 がされた事 により彼 を襲 うものの、研 輔と翔太 によって熊 の剥製 の下敷 きにされる。その後 、3人 が逃 げ込 んだ理科 準備 室 にドアを突 き破 って侵入 を図 るも、何 らかの方法 で打 ち負 かされている。 - 3では
憑物 として登場 し、良 が学校 でふざけていた時 に倒 されてしまった筋肉 標本 が、鏡 の世界 で塾 の教師 に化 けて現 れた。硬直 した歩行 と、首 を曲 げる癖 が特徴 。繭子 によって百 枚 オバケが倒 されると同時 にどこかへ消 えてしまった[注釈 30]。 約 300万 円 する本物 の人体 模型 とそれを基 にした動 くとき用 のマスクとボディスーツを着 た役者 と壊 されるとき用 の発泡 スチロールで作 られた模型 の3種類 が使 われた。人面 犬 - 2・3に
登場 する顔面 だけが人間 の犬 。特 に危害 を加 える事 はなく、気 さくに話 しかけてくる。 実写 の犬 の頭部 に、役者 が犬 の被 り物 を被 った映像 を合成 している[16]。顔 部分 は、2ではきたろう[注釈 31]、3では林家 こぶ平 (現 ・九 代目 林家 正蔵 )が演 じた。- 2の
小説 版 では、何 匹 もおり女性 や子供 の人面 犬 も登場 している。 幽霊 全作 に共通 して、なんらかの幽霊 が登場 する。オバケの世界 と主人公 たち(この世 )をつなぐ存在 であり、ラストのドラマに絡 むキーパーソンである。また概 ね子供 たちと共 に行動 しており[注釈 32]、作品 を追 うごとに重要 性 が増 し、4では主役 級 の扱 いとなっている。3を除 いて、自身 が幽霊 であるにもかかわらず、他 の幽霊 や妖怪 に対 して驚 いたりおびえたりしている。
学校 の怪談 (1作 目 )に登場 [編集 ]
小室 香織 事件 当日 (ポプラ社 版 小説 では3年 前 )に病気 で亡 くなった少女 の幽霊 。みんなとの思 い出 を求 めて旧 校舎 に現 れ、生徒 たちと行動 を共 にする。皆 が旧 校舎 から脱出 するのを見届 けた後 、最後 に脱出 した将太 に「私 を忘 れないで」とい残 した。集英社 版 小説 のエピローグでは、後日 談 を香織 の視線 で描 いている。- クマヒゲ / インフェルノ
旧 校舎 を掃除 していた用務員 。伸一 が小学生 の頃 から学校 に居 り、死後 も学校 に幽霊 として留 まっていたが、邪悪 な妖怪 が乗 り移 る。正体 は蜘蛛 のような姿 をした凶暴 な妖怪 (怪物 )で、捕 らえられた美夏 を糸 で拘束 し、自分 の城 に隠 していた。クマヒゲ自体 は悪霊 ではなく、風紀 に口 うるさいだけで悪 さはしないが、時折 疼 くようにして口 から蜘蛛 を覗 かせる。子供 たちが縄張 りに入 って来 た際 は、蜘蛛 男 の姿 となり襲 いかかった。目玉 は眼鏡 と一体化 しており、これを踏 み潰 された事 でより醜悪 な怪物 「インフェルノ」に変貌 した。- クマヒゲの
状態 では校則 に厳 しく、廊下 を走 っていると「廊下 を走 るなぁ!!」と怒鳴 りつける。学校 全体 が彼 の活動 場所 であるが、特 に用務員 室 を「自分 の城 」といって聖域 のように扱 っており、そこを犯 す侵入 者 には有無 を言 わさず鬼気 迫 る表情 で襲 い掛 かってくるなど縄張 り意識 が強 い。最後 は他 の凶暴 な妖怪 達 と一緒 にハニ太郎 に封印 され、インフェルノと分離 し解放 されたクマヒゲの幽霊 は「廊下 は走 るなよ!」と優 しく注意 しながら、旧 校舎 へ消 えていった。 - クマヒゲの
時 は役者 、インフェルノのときは着 ぐるみで表現 。その変身 過程 では特殊 メイク、アニマトロニクスで撮影 。元々 は「用務員 フェルノ」という引 っ掛 けの名前 が考案 されていたが、用務員 に対 する差別 表現 となる可能 性 があった為 、クマヒゲという名前 となったエピソードがある。妖怪 の姿 も子供 が怖 がるだろうという理由 で蜘蛛 をモチーフとしている。顔 のモチーフは骨盤 [17]。名 の由来 は「地獄 」の意 。 ポプラ社 版 小説 では、クマヒゲは幽霊 ではなく普通 の用務員 で、妖怪 になるのは偽者 のクマヒゲである(伸一 の偽者 も登場 し妖怪 になる)。一方 、集英社 版 小説 では、クマヒゲは登場 せず、代 わりに生徒 に屋上 から突 き落 とされた鬼島 という事務 員 の目 だけの幽霊 が登場 する(みらい文庫 では、突 き落 とされた設定 と名前 がカットされている)。- メリーさん
冒頭 で美夏 が友達 たちと話 している劇 中 怪談 で、学校 を舞台 にする他 は都市 伝説 として流布 されるものを踏襲 している。一人 で学校 に残 っていた職員 がメリーさんと名乗 る妖怪 に襲 われ、全身 の血 を全 て抜 かれた死体 で発見 されるというもの。ただ、都市 伝説 の慣例 として亜樹 から「職員 が死亡 したら、誰 がこの話 を伝 えるのか」とロジカルに矛盾 を突 かれている。- フランス
人形 の姿 をしたメリーさんが有名 だが、劇 中 ではスイカをジャックランタンのようにくり抜 いた姿 として登場 。これはSFX担当 が独断 で行 ったもので、この作品 のテーマを決定 付 けている。モーションコントロール・カメラで撮影 された素材 を合成 している。 口 裂 け女 旧 校舎 の保健 室 に登場 。「私 ってキレイ?」と笑 いながら問 いかけ、マスクを外 すと大 きく口 が裂 けている。都市 伝説 として流布 されている話 と違 って追 いかけては来 ないが、研 輔と将太 は「ブス」と答 えて「ポマード、ポマード」と叫 びながら全速力 で逃 げた。- ベートーベンの
亡霊 [18] 音楽 室 に登場 。亡霊 による楽団 の指揮 をしている。音楽 室 で香織 と良 い雰囲気 になりそうな将太 のためにムード音楽 の演奏 を指揮 し、将太 にウィンクで応 えた。本編 からはカットされたが、ベートーベンの肖像 画 から抜 け出 して登場 するシーンが存在 する。亡霊 の楽団 音楽 室 に登場 。ベートーベンの亡霊 の指揮 の下 、将太 のためにムード音楽 を演奏 した。どぎついメイクをしている他 は数 人 編成 の楽団 で演奏 しているだけ。- いずれもワハハ
本舗 所属 の役者 が演 じている。ゾンビの特殊 メイクに加 えて多重 合成 をしている。徐々 に旋律 が崩 れていく。 巨人 眼鏡 を掛 けており、ゴム草履 を履 き、浴衣 を着 た太 った巨人 の男 の子 で、地響 きを立 てながら廊下 を歩 き、逃 げ隠 れた亜樹 に笑 いかけた。亜樹 は後退 りした末 に背後 にあった謎 の大穴 に落 ちてしまった。幸 いな事 に、穴 は校舎 の外 に通 じており、意図 せず脱出 に成功 して伸一 と再会 できた。役者 が演 じたものを単純 に合成 している。天井 がどうなっているかは不明 。後 に発売 されたDVD-BOXの特典 ディスク内 で、巨人 が歩 く廊下 をミニチュアで再現 し、役者 が歩 く場面 を先 に撮影 し、劇 中 でその映像 の足元 だけが拡大 されて映 るように合成 している様子 が紹介 されているシーンがあるが、このシーンにおいては天井 は存在 していない。動 く粘土 の手 図工 室 にて登場 。昔 の児童 が作 った油 粘土 細工 の手首 が動 き出 したもの。映像 上 では、ドライアイスの中 から実際 の手 をたくさん突 き出 すことで表現 している。粘土 が変化 する部分 はストップモーション・アニメーションで表現 している。動 くホルマリン漬 け解剖 標本 理科 室 に保存 されていたホルマリン漬 けの動物 解剖 標本 であったが霊 の力 で蘇生 。内臓 の動 きが異様 にリアル。前半 終了 時 には瓶 から抜 け出 て二 足 で立 ち上 がる蛙 や芋虫 状 の標本 が登場 。骨格 標本 研 輔が理科 室 から持 ち出 し、その後 昇降 口 に放置 されてしまったはずが、いつの間 にか元 の位置 に戻 っていた骨格 標本 。自力 で戻 ったのか、何者 かによって戻 されたのかは謎 。劇場 販売 小 冊子 では妖怪 として紹介 されている。動 くサッカーボール不自然 な動 きと反発 力 で人 の目 を引 き、美夏 を旧 校舎 に誘導 し閉 じ込 める。この妖怪 の出現 が物語 の日常 を非 日常 に変 える。青 いチューリップ夏場 の旧 校舎 で瑞々 しく活 けられている自然 界 には存在 し得 ないチューリップの花 。これから起 こる異質 な世界 を暗示 するものとなっている。光 の蝶 退 魔 の魔 方陣 を修復 した際 に出現 。上記 の妖怪 と異 なり災厄 を遠 ざける力 があり、用務員 室 に閉 じ込 められていた均 と美夏 の下 へ案内 した。- ハニ
太郎 前嶋 昭人 原作 の『ハニ太郎 です。』シリーズからポプラ社 の作品 繋 がりで映画 に登場 した埴輪 。モチーフは埼玉 県 熊谷 市 野原 古墳 から出土 した「踊 る男女 」の男子 埴輪 である。厳密 には妖怪 ではなく普通 の埴輪 と何 ら変 わりない置物 で、自分 で動 いたりする事 も無 い。旧 校舎 裏 に無造作 に放置 されているが「神秘 の力 」で諸悪 を封 じる聖 なる依 代 として物語 の重要 な鍵 を握 る存在 となっている[注釈 33]。序盤 で旧 校舎 裏 で遊 んでいた将太 の友人 がボールをぶつけて胴 と頭部 が分断 されてしまったため、妖怪 たちが解放 されてしまった。- ある
程度 の儀式 を行 えば壊 れていても再生 可能 で何 度 でも封 魔 の力 を宿 すことが出来 る為 、インフェルノを中心 とした多 くの妖怪 からは恐 れられている。その為 子供 たちや学校 関係 者 がその存在 に気付 かないように妖怪 側 も様々 な手段 を用 いている。 - DVD-BOXの
特典 映像 では、繊維 強化 プラスチックでかたどった白色 の模型 の中 に電球 を入 れて光 らせていたと紹介 されており、撮影 終了 後 はSFXを務 めた中子 真治 の自宅 でムードランプとして使用 されているという。 鏡 旧 校舎 の階段 の踊 り場 に取 り付 けられている鏡 で、美夏 を捜索 する亜樹 の背後 で捕 らわれている美夏 の姿 が映 っていた。一 面 が明 るく、反対 側 が暗 い場合 、鏡 になるが、ライトを当 てると透過 するマジックミラーの特性 を使 い撮影 されている。このシーンはこの撮影 方法 の実験 的 なものだったと特撮 担当 は語 っている。
学校 の怪談 2に登場 [編集 ]
- ヨシオ、ハルエ
孫 に会 うために[19]肝 試 し大会 にこっそり参加 しようとして[注釈 34]児童 の姿 で現 れた司 と理香 の亡 くなった祖父母 の幽霊 。司 たちと離 れている間 には、体育館 で老人 の姿 で社交 ダンスを夫婦 で踊 っている様子 が、なな子 に目撃 されている。花壇 にできた花 時計 で元 の世界 に戻 っていく司 たちを見届 けてから消 えていった。- さまざまな
伏線 があり、名乗 っていないはずの司 の名前 をハルエが知 っている、ヨシオが腕時計 やポラロイドカメラなどの電子 機器 を見 て驚 く、校歌 についての意見 が一致 しない[注釈 35]など[注釈 36]。司 も祖母 の名前 を覚 えており、別 れの直前 にヨシオが「ハルエ」と彼女 の名前 を呼 んだのをはっきり聞 いて[注釈 37]、今 までの態度 や発言 、そして別 れの挨拶 を加味 して彼女 が自分 の祖母 だと確信 した。 - ヨシオは
戦時 中 に亡 くなったため司 と面識 がなく、別 れの直前 にハルエから教 えられるまで彼 が自分 の孫 だとは知 らなかった[注釈 38]。ハルエは最近 まで天寿 をまっとうしていたが、晩年 はボケていたため、司 に公園 に置 いて行 かれた際 に、一 晩 中 待 ち続 けて風邪 を引 いてしまうという出来事 があった。何 かと素行 が悪 い司 を心配 しており、生前 に「もう悪 さをしない」と約束 をしていた。別 れの際 にも「あまり悪 さをするんじゃないよ」と彼 にい残 している。 杏子 のポラロイドカメラで撮 られた祖父母 と司 が写 った写真 は、当初 は3人 とも子供 の姿 だったが、事件 解決 後 にもう一度 見 ると、ヨシオとハルエだけ歳 を取 っていき、老人 の姿 になって残 った[注釈 39]。杏子 たちとの駅 での別 れ際 、司 の両 脇 に一瞬 姿 を現 し、彼女 たちが乗 る列車 を一緒 に見送 った。小説 版 、コミカライズ版 では、2人 とも未 登場 である[注釈 40]。常盤 静子 - 30
年 前 に謎 の首 なし死体 となって発見 された校長 の幽霊 。金 の懐中時計 を愛用 しており、ろくろ首 に変貌 して時計 を盗 んだ浅野 を執拗 に追 い回 す。その後 、憲 から時計 を受 け取 ると満足 したようで、お礼 を言 って消 えていった。彼女 が出現 している間 、校長 室 に飾 られている彼女 の写真 から肖像 が消 え、時計 奪還 後 はそれを見 せびらかすように掲 げる彼女 が写 っていた。 長 く伸 びた首 や一部 の顔 、後頭部 などはCGIで表現 されている。首 を伸 ばしている時 の身体 を映 し、手 で反動 をつける、伸 びきった所 から頭 で反動 をつけて更 に伸 ばす、よく肩 が凝 るなど、細 かい設定 が添 えられている。小説 版 では、首 と胴体 が完全 に分離 した首 だけで飛 びまわる幽霊 として登場 しており、配下 に同 じく首 と胴体 が完全 に分離 した子供 たちを従 えている。亡 くなった際 に失 くした懐中時計 を探 しており、主人公 たちを執拗 に襲 う。小説 版 ではヌシが未 登場 のため、妖怪 たちのボス的 存在 になっている。杏子 が時計 塔 で見 つけた懐中時計 を彼女 から受 け取 ると「ありがとう」とい残 して消 えていった。- からくり
人形 謎 の茶 運 び人形 。冒頭 の怪談 では、常盤 静子 が亡 くなった直後 、その現場 (音楽 室 )から出 てきてどこかに去 っていく。本編 中 では、異 界 に取 り込 まれた主人公 たちを冷徹 に観察 するような描写 がなされている。映像 では本物 の茶 運 び人形 を使 っている。- 「ヌシ」
謎 のからくり人形 の正体 。かなり前 から学校 の時計 台 に住 み着 いている時計 塔 の主 。巨大 なしわくちゃの顔 に機械 仕掛 けの腕 という不気味 な姿 をしており、見 る者 に大 きなインパクトを与 える。本 作 における悪役 最終 ボスといえる存在 。出現 時点 で時計 台 の機械 時計 と融合 しており、時計 を動 かして永遠 の4時 44分 から脱出 しようと試 みる主人公 達 を妨害 する。時計 を直 された直後 、逃 げ遅 れたハルエを襲 い彼女 をかばったヨシオを腕 に捕 らえるが、杏子 の機転 で直弥 に浅野 の道具 (カンナと金槌 )で腕 を攻撃 されてヨシオを離 してしまい、子供 たちの時計 台 脱出 を許 してしまう。司 とヨシオが歯車 から憲 の靴 を外 したことで動 き始 めた時計 の動 きに合 わせて少 しずつ崩 れていき、最期 は崩 れていく学校 の時計 台 ごと滅 びた。映像 上 はメカトロニクスで表現 されている。動 く二宮 金次郎 像 夜中 に動 き出 し、図書 室 に本 を返却 しにくる。かなり運動 神経 が高 く台 に戻 る際 にアクロバティックな動 きをする。上記 の手法 はストップモーション・アニメーション、CGI、スーツ演技 などを駆使 して撮影 した。- ムラサキババア
司 と杏子 が逃 げ込 んだ通常 教室 に登場 。最初 はただの老婆 と見 せかけて振 り向 いた時 に異形 な人相 に豹変 する。司 が祖母 の話 をしていた時 に出現 したため、杏子 はこの妖怪 が司 の祖母 だと勘違 いした。- アニマトロニクスで
撮影 。豹変 前 も造形 物 である[16]。 - モナ・リザの
複製 画 階段 の踊 り場 にかけられた絵画 。不気味 に表情 を変 える。30年 前 の時点 では踊 り場 にかけられていない。- リプレイスメント・アニメーションという
目 の部分 だけのアニメーション素材 を置 き換 えて動 いているように見 せる。 旧 日本 軍 将校 の霊 身体 が芋虫 で出来 ており、天井 を逆 さで行進 して、下 にいた杏子 たちに虫 を降 らせた。全 て役者 が演 じており、マスクだけでなく腕 も造形 されていた[16]。- トイレから
伸 びる手 - くみ
取 り式 の和式 トイレに登場 。便器 の中 から唐突 に「赤 い紙 と青 い紙 どっちがいい?」と尋 ね、覗 き込 んだ憲 の顔面 をつかんで、引 きずり込 もうとした[注釈 41]。 - ストーリーブック
及 びコミカライズ版 では、伸 びる手 の正体 は上記 のムラサキババアとされている。 - ムラサキカガミ
廊下 に掛 けられている一般 的 な鏡 であるが、時計 塔 へ向 かう子供 たちを妨害 する為 、なな子 を引 きずり込 んで標本 室 へ閉 じ込 めた。標本 室 の柱 や梁 は全 て紫色 に統一 されている。巨大 昆虫 標本 捕 らえられたなな子 を標本 にしようとした巨大 な昆虫 。カブトムシとクワガタムシが登場 している。- メカトロニクスで
表現 されている。 人面 地球儀 司 の顔 が浮 き出 た地球儀 で、おどけたような表情 を浮 かべた後 に大笑 いすると、教室 の壁 一 面 が同様 の顔 で埋 め尽 くされ、見 る者 に恐怖 と不快 感 を与 える[注釈 42]。造形 物 と合成 を併用 している[16]。血 文字 とピアノ上記 の「ヌシ」が自分 たちに干渉 してくる常盤 静子 に対 し不快 感 を表現 するために用 いた妖怪 。血 が出現 する場面 と「ブス」の血 文字 を形作 る場面 には、それぞれ「CGI」・「ストップモーション・アニメーション」技法 が用 いられている。
学校 の怪談 3に登場 [編集 ]
- タイチ
慎 町 小学校 の20年 前 に亡 くなった病弱 な少年 の亡霊 で、運動会 に出 ることに憧 れていた。『運動会 の二人三脚 で転 んだ子供 に目 をつけ、鏡 の世界 に連 れ去 る悪霊 』として語 られていたが、実際 は心 優 しい性格 で遊 んでくれる友達 がほしいだけだった。しかしその思 いを妖怪 達 につけこまれ利用 されてしまい、自分 が少 しでも怖 いことや意地悪 なことを考 えてしまうと、妖怪 達 が悪事 を働 いてしまう[注釈 43]。鏡 の世界 に引 き込 まれた良 たちを陰 から手助 け[注釈 44]し、良 たちと二人三脚 をすることで思 いを遂 げるが、そのことで妖怪 達 が激怒 してしまう。タイチの鏡 が割 れた後 、自 ら光 の橋 となって[注釈 45]、良 たちを元 の世界 へと帰 し、感謝 の言葉 を伝 えながら消 えていった。- すべてが
終 わったその後 、母親 の再婚 による東京 への引越 しに伴 う良 の転校 (転出 )の日 、繭子 から彼 への(頬 への)別 れのキスの後 に、良 と二人三脚 するときに使 った[注釈 46]ハチマキを、空 から餞別 として彼 に贈 った。 四 次元 カガミ(タイチの鏡 )- この
世 と異 界 をつなぐ鏡 。ガーゴイルがあしらわれたようなデザイン[注釈 47]で、タイチの無念 が乗 り移 っており、タイチの腕 や特別 な吸引 力 で次々 と人 を吸 い込 んでいく[注釈 48]。 鏡 の世界 は空間 がゆがんでおり、現実 世界 と位置 関係 が異 なっている[注釈 49]ことがある[注釈 50]。この世界 では、ある人物 のことを強 く思 うと、その近 くに行 けたり逆 に呼 び寄 せたりすることが出来 る。- タイチが
思 いを遂 げた後 、激怒 した妖怪 たちによって鏡 の世界 は崩壊 を始 め、タイチの鏡 も割 れて粉々 に砕 けてしまった。そして、タイチが良 たちを元 の世界 へ帰 して消 えていったと同時 に現実 世界 のタイチの鏡 もヒビ割 れていた。 - のっぺらぼう
鏡 の世界 の住人 。久保田 真知子 ・木村 義男 ・警官 (おまわりさん)の姿 で現 れ、凹凸 はあるが真 っ白 な顔面 をしている。自分 に顔 が無 い事 を悲 しんでおり、鏡 の世界 にやってきた主人公 達 から顔 を奪 おうと刃物 を持 って追 いかけてくる。性格 は目的 の為 なら平気 で人 を殺 そうとするなど凶悪 そのものであり、とても恐 ろしい妖怪 であるが、間抜 けな一 面 も見 せる[注釈 51]。顔 があるように見 せかけることが可能 で、主人公 達 を現実 世界 に戻 ったと思 わせて騙 した。最後 はタイチが鏡 の中 に呼 び寄 せて閉 じ込 めてしまった[注釈 52]。顔 の石膏 を作 ってそれを付 け、ストローから息 している。後 でストローは消 している。- ゾンビバス
運転 手 を含 め、乗客 が全員 ゾンビのバス。正体 は現実 世界 のバスが鏡 の世界 で姿 になったもの。乗客 や運転 手 のゾンビ達 は現実 世界 では普通 の人間 であり、言 わば現実 世界 のバスの運転 手 ・乗客 がゾンビとなった者 達 である。その為 、(乗 り込 んだ主人公 たちに迫 ってはいるが)人 に危害 は加 えない模様 。走行 中 にスキール音 が鳴 るほどなので、かなり危険 運転 なドライバーになってしまったと思 われる。冒頭 のバスより、ドアのブザー音 が乱 れている。一応 路線 バスなので運賃 はしっかりと請求 する[10]。運転 手 ・乗客 とも特殊 メイクを施 した役者 が演 じている。- シャカシャカ
- テケテケの
親戚 とされている妖怪 [10]。為山 先生 がテケテケの従兄弟 と称 して形作 った粘土 細工 が勝手 に動 き出 したもので、未 完成 らしく、下半身 は何 も履 いていない。かなりお茶目 な性格 のようで、他 の妖怪 のような明確 な悪意 は持 ち合 わせていないようである。劇 中 でかおるに一目惚 れし、手 から花 を出 して求愛 するが、パンツを履 いていない事 を指摘 されると、赤面 して逃 げ去 った。 - しかし、
元 の世界 に戻 ったかおるが確認 すると、赤 いふんどしを着用 した彼 が置 いてあったが、なぜか妖怪 としての彼 も一緒 についてきてしまった。鏡 の世界 から元 の世界 の図工 室 に帰還 してシャカシャカと遭遇 し、逃 げてきたかおるは「もう図工 室 なんか行 くもんか」と誓 った[注釈 53]。 - テケテケ
同様 、ストップモーション・アニメーション、パペット演技 で表現 されている。 小説 版 では、言葉 を発 し会話 することが出来 る。赤 い大玉 階段 を転 がり落 ちてきて、人間 に食 いつこうとしてくる。食 べられても大玉 の中 に入 るだけで害 はない。運動会 に使 われる玉 転 がし用 の単純 な大玉 であるが、CGIで表現 されている。百 枚 オバケ塾 の職員 室 にある大量 のプリント類 が積 み重 なって人間 の形 となったオバケ。繭子 によって掃除 機 の気流 に巻 き込 まれてバランスを崩 し、蛍光 灯 と接触 した際 に飛 んだ火花 で発火 して焼失 した。CGIで表現 されている。恐竜 骨格 巨大 な怪獣 のハリボテ(児童 の工 作品 )の中 に潜 んでいた。タイチと和解 して鏡 の世界 から脱出 しようとする主人公 達 を妨害 するために妖怪 達 が送 り込 んだ尖兵 。悪役 のボスのような扱 いであったが、最後 は崩 れゆく学校 とともに、奈落 の底 に転落 して消 えていった。- ストップモーション・アニメーション、
原寸 大 の実写 、CGIで表現 されている。イメージは5、6メートルのアロサウルスで顔 と手 は1.5倍 に強調 してある[20]。
学校 の怪談 4に登場 [編集 ]
- ユキコ、サカエ、ススム、テツオ
戦前 、戸野 崎 尋常 小学校 の津波 による災害 時 、たまたま校舎 内 でかくれんぼをしていたために逃 げ遅 れ、死亡 した4人 の生徒 の幽霊 。4人 の魂 を弔 うため、海岸 には4体 の地蔵 がまつられている。現在 の戸 野崎 小学校 に彼 らの写 った過去 の写真 が残 されており、この写真 に最初 の異変 があった。角川 版 小説 では、ユキコが敦史 をコウイチと勘違 いしたため、彼 を連 れ去 ろうとしており、それを邪魔 する恵美 に憎悪 を抱 き執拗 に彼女 を襲 うが、後 に誤解 が解 けて和解 する。また、サカエは人形 とはぐれており、それを探 して町 を彷徨 っていたが、その中 で晴 美 と出会 い心 を通 わせるようになり、このことが恵美 を救 うことになる。- コウイチ
- フルネームは
関川 幸一 。ユキコらとともにかくれんぼをしていたが、コウイチは鬼 役 で一 人 だけ廊下 をうろうろしていたために異変 に気 づいた。他 の児童 たちに異変 を呼 びかけるも通 じず、やむなく一人 だけ逃 げ出 したことで惨事 から生 き延 びることができたが、これが心残 りとなってしまう。戦後 は地元 で小 さな文具 店 を経営 し、弥 恵 からは「文房具 屋 さん」という愛称 で呼 ばれている。 実 は本編 の始 まる1年 前 にすでに亡 くなっていたのだが、友人 を亡 くしたことへの後悔 の念 から霊 になって残 り、連日 防波堤 から海 を悲 しげに見 つめている。弥 恵 にだけその姿 が見 えていた。本編 終盤 で弥 恵 と共 に彼岸 の世界 の校舎 内 でユキコらを見 つけ出 し、この世 への執着 が晴 れて笑顔 で成仏 した後 、海 の底 に眠 る過去 の校庭 でユキコらとともに遊 び続 けている。角川 版 小説 では、普通 の生 きている人間 であり、事態 を終息 させて友人 4人 を成仏 させようと奔走 する。国見 敦史 晴 美 の夫 で、あゆむの父 。幽霊 での登場 はポプラ社 版 小説 のみである。- コウイチたちが
成仏 した後 、ダイバーの姿 で弥 恵 、恒 、護 、須美子 の前 に現 れて海 へ沈 みゆく校舎 から浜 まで彼 らを救 い出 し、そこへ駆 けつけて来 た妻 ・娘 とも再会 を果 たし、僅 かだが言葉 を交 わしたあと消 えていった。 人面 ガニ冒頭 、台風 で流 されてきたランドセルの中 から無数 の小 さなカニと一緒 に出 てきた一番 大 きいカニ。背中 に鬼瓦 のような禍々 しい顔 がある。幽霊 列車 廃 線 となった鉄道 路線 の踏切 に現 れる。列車 の中 にはススムとテツオが乗 っており、人 をさらって列車 ごと海 へと入 っていく。接近 時 は実物 で、海 へ入 っていく遠景 ではCGで表現 されている。なお塗装 パターンが微妙 に異 なること以外 は『2』のラストに登場 した電車 と同型 [注釈 54]。女 の子 の人形 - サカエが
死亡 時 に持 っていた人形 。サカエの無念 とともにたびたび現 れ、須美子 を連 れ去 った。彼岸 の世界 では、サカエの隠 れていたロッカーの中 に遺 されていた。 角川 版 小説 では、サカエとはぐれており、彼女 を探 して昔 彼女 の家 があった場所 (今 の小学校 )をさまよっていたが、晴美 の協力 で無事 に再会 を果 たす。海 で死 んだ人 の魂 魚 のような蛍 のような、クリオネに近 い幻想 的 な姿 をしており、彼岸 の世界 の校舎 内 で空中 を漂 っている。すべてCGで表現 されている。
関連 書籍 ・ゲーム・サウンドトラック[編集 ]
書籍 [編集 ]
ストーリーブック
学校 の怪談 ストーリーブック(東宝 )学校 の怪談 2ストーリーブック(東宝 )学校 の怪談 3ストーリーブック(東宝 )
学校 の怪談 2公式 超 全集 (講談社 )学校 の怪談 3公式 超 全集 (講談社 )
学校 の怪談 3オバケ大 百科 (マイルストーン、ポプラ社 )
学校 の怪談 (集英社 、岡崎 弘明 ) -後 に集英社 みらい文庫 から挿絵 付 (弥 南 せいら)で発売 された。学校 の怪談 (ポプラ社 、岡本 賢一 )学校 の怪談 2(ポプラ社 、岡本 賢一 )学校 の怪談 3(ポプラ社 、大場 惑)学校 の怪談 4(ポプラ社 、秋月 達郎 )夏 のかくれんぼ学校 の怪談 4(角川書店 、飯野 文彦 ) -映画 版 主人公 ・弥 恵 の叔母 ・晴 美 とその姉 ・恵美 (弥 恵 の母 )が本 作 の主人公 を務 めている。
コミカライズ:『2』と『3』が『コミックボンボン』で
シナリオ(
その
映画 「学校 の怪談 」によせられたこわーいうわさ(ポプラ社 )
ゲーム[編集 ]
サウンドトラック[編集 ]
- 『
学校 の怪談 スペシャル・サウンドトラック』(キングレコード)1997年 7月 22日 発売 - 『3』のサウンドトラックに『1』の6
曲 と『2』の3曲 を加 えた映画 音楽 CDとなっている。
- 『3』のサウンドトラックに『1』の6
関連 イベント[編集 ]
宝塚 ファミリーランド・イベントホール『学校 の怪談 』『学校 の怪談 2』同 映画 版 を基 にしたお化 け屋敷 - CM
出演 …尾上 寛之 、中村 香 実 、福岡 香純 、庄田 裕一 岐阜 県 下呂 温泉 合掌 村 『学校 の怪談 2放課後 のうわさばなし』- SFXプロデューサーの
中子 真治 プロデュースによるお化 け屋敷 。 - なお、
下呂 温泉 は3作 目 のロケ地 でもある。
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^
収録 内容 はDVD-BOXのものと同 じ。 - ^
自転車 での通勤 中 に転 んでしまい、中 に入 っていた通信 簿 をばらまいてしまう、など。 - ^
ポプラ社 版 小説 では一目 ぼれするのは均 になっている。 - ^
寺 にある手配 書 には子供 たちによって落書 きが施 されており、最早 人相 を特定 できなくなっている。「ロンゲ」「サル顔 」「ひんじゃく」などの悪口 も書 き込 まれているが、寺 に侵入 した本人 はその有 り様 を笑 ってやり過 ごしている。 - ^
衝立 には妖怪 たちの絵 が描 かれており、浅野 が寺 から持 ち出 した事 で封印 されていた妖怪 たちが抜 け出 した(その際 、描 かれていた絵 が消 える)。 - ^
塾生 と地元 の子供 たちの喧嘩 をお寺 の鐘 を叩 いて治 める、杏子 がポラロイドカメラで撮 った写真 を見 て浅野 の正体 に気付 くなど。 - ^
突然 姿 を消 したなな子 に対 し、「どうしてついて来 ないんだよぅ」と、普段 の態度 と一変 して心配 する様子 を見 せている。小説 版 ではなな子 の好意 に気付 いているものの、恋愛 に興味 が無 いため、告白 してきた彼女 を振 っている(ただし、友人 関係 は変化 なく続 いている)。 - ^ パンフレットには、テケテケとの
遭遇 シーンで、本来 は合流 前 の彼女 が他 のメンバーと並 んでいる写真 がある。 - ^
小説 版 では身 を挺 して自分 となな子 を守 ってくれた司 にも惹 かれていき、2人 の間 で思 いが揺 れるようになる。 - ^
閉 じ込 められたメンバーの中 で、浅野 の正体 に気付 いたのはこの2人 のみ。 - ^
小説 版 では浅野 が未 登場 のため、自分 を助 けてくれた直弥 に懐 いている。 - ^
炊飯 器 の電源 プラグを差 し忘 れてご飯 を炊 き損 ねるなど。 - ^
虫 の大群 に襲撃 されたり、なな子 を探 しに行 った直弥 に置 いて行 かれた事 が原因 。 - ^
実際 は「出 る」の部分 に「・」が付 いている。 - ^
小説 版 では、デビュー戦 の試合 の様子 も描 かれている。 - ^ この
後 、呼 び方 が「久保田 君 」から「良 」に変 わる。 - ^
塾 のテスト中 に縫 い直 していたが途中 で先生 に見 つかり、彼氏 のものかと冷 やかされていた。 - ^
彼女 にお礼 を言 われた際 には、照 れ隠 しで「重 いよおまえ藤井 …」と普段 は言 わない苗字 で呼 んだ。 - ^ ただし、
母親 からつきっきりで構 われている真琴 を羨 ましく思 う描写 が見 られるが、茜 からは「マザコンじゃないだろ、久保田 は?」と突 っ込 まれている。 - ^ 「(
再婚 すれば)二 人 とも幸 せになれる」と言 う真知子 に対 し、「今 まで幸 せじゃなかったのかよ」と吐 き捨 てている。 - ^
呼 び方 も「太田 」から、告白 後 には「真琴 」に変 わっている。 - ^
演 じる野村 は前作 までと違 い、冒頭 のみのわずかな出演 。 - ^
キネマ旬報 では配給 収入 5億 円 、邦画 13位 となっている[14]。 - ^
ポプラ社 版 小説 では、自分 の肩 の上 に突然 現 れたサカエの人形 を恐怖 に駆 られて窓 の外 に放 り投 げている。 - ^
角川 版 小説 では小学 1年生 。 - ^
ポプラ社 版 小説 ではユキコの妹 という設定 であり、フルネームが「やまざきさかえ」となっている。一方 、角川 版 小説 ではユキコの友人 でありフルネームが「小森 サカエ」となっている。 - ^ 「タイチが
見 つけた、あの子 が欲 しい…」。 - ^ 『3』のDVDの
表紙 では、靴下 とスリッパを履 いている。 - ^ エンドロール
終了 後 、日 中 電車 で新聞 を読 む浅野 の後 ろから現代 風 の格好 (サングラスにスニーカー)で現 れ、乗客 達 を驚 かせた(浅野 は気 づいていない)。 - ^ その
直後 に本物 (?)の塾 の教師 が現 れ、早 く帰宅 するよう主人公 達 を叱 りつけただけで、ことなきを得 た。 - ^ ラストでは、
普通 のブルドッグを連 れたきたろうがそのまま登場 しており、それを見 た理香 がまたしても失神 している。 - ^ 1と2では
終盤 まで正体 を隠 している。 - ^
原作 のハニ太郎 は饅頭 以外 何 でも飲 み込 む妖怪 じみた食欲 と超 能力 を有 している「生 きた埴輪 」であるがそれとは明確 に区別 されている。 - ^ ハルエは
乗 り気 だったが、参加 理由 を知 らされなかったヨシオはそうでもなかった。 - ^
何 番 まであるのかという問 いに対 しヨシオは39番 、司 は53番 と発言 している。 - ^
台本 上 では、ハルエがヨシオと直弥 に対 し、司 は姉 の理香 にコンプレックスを持 っていると漏 らしている場面 もある。 - ^
時計 台 でもヨシオが「ハルエ」と叫 んでいたが、ヌシとの戦 いでそこまで気 が回 らなかった。 - ^ ヨシオの
老人 姿 は亡 くなった時 の姿 ではなく、ハルエの亡 くなった年齢 に合 わせたものである。 - ^
司 はこれを「心霊 写真 」と言 ったが、杏子 は「家族 写真 じゃん」と言 って彼 に渡 した。 - ^
小説 版 では祖母 との約束 や彼女 を公園 に置 き去 りにした話 自体 は語 られている。 - ^
原型 は「赤 い紙 、青 い紙 」。 - ^
司 の顔 なのは偶然 だと思 われるが、司 本人 が詰 られてしまった。 - ^
良 たちが元 の世界 へ戻 ろうとした際 、図工 室 の黒板 に「ごめんね」と謝罪 の言葉 を書 きし、良 との握手 を通 じてその姿 を現 した。 - ^
襲 い来 るのっぺらぼう達 を鏡 の中 へ誘 い出 し閉 じ込 めたり、良 たちを茜 と真琴 の元 へ導 くなど。 - ^ コミカライズ
版 では学校 のプールを脱出 用 の鏡 にしている。 - ^
運動会 で良 と繭子 も使 った。 - ^ ガーゴイルのデザインは
鳥 の翼 を持 つ悪魔 か邪 竜 を彷彿 とさせる禍々 しい物 で、両足 で鏡 を持 ち、頭部 と翼 と尾 で鏡 を守 るように覆 っている。 - ^ タイチ
自身 が引 きずり込 んでいるように見 えるが、実際 にはタイチの負 の感情 につけこんだ妖怪 たちが彼 の意思 に反応 して行 っており、繭子 は廊下 の水飲 み場 の鏡 から引 きずり込 まれた。 - ^ のっぺらぼう
達 に追 われた良 達 が学校 に逃 げ込 んだ際 、昇降 口 に駆 け込 んだはずが給食 室 になっていた。 - ^
文字 は反転 しているが、ものの向 きは必 ずしも反転 しておらず、現実 世界 と同 じものもある。 - ^
口 が無 いとも知 らず、食 べ物 を頬張 ろうとする等 。 - ^ コミカライズ
版 では、学校 崩壊 時 に脱出 して再 び主人公 たちを襲 う。 - ^
小説 版 では、為山 先生 がかおるのボクシングデビュー戦 のおいとして会場 に持 ってきている。 - ^
ポプラ社 版 小説 では、貨車 と車掌 車 (最 後尾 )を繋 げた蒸気 機関 車 (挿絵 あり)で2人 は車掌 車 に乗 っている。
出典 [編集 ]
- ^
宇宙船 YB 1997, p. 56. - ^ a b c ゴジラ
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動画 王 特別 編集 ゴジラ大 図鑑 2000, p. 198, 「1990年代 学校 の怪談 」 - ^ 1995
年 配給 収入 10億 円 以上 番組 -日本 映画 製作 者 連盟 - ^
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年 配給 収入 10億 円 以上 番組 -日本 映画 製作 者 連盟 - ^ a b
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年 配給 収入 10億 円 以上 番組 -日本 映画 製作 者 連盟 - ^ a b ゴジラ
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大高 宏 雄 「付録 日本 映画 1990-1999配 収 ベスト10」『日本 映画 逆転 のシナリオ』WAVE出版 、2000年 4月 24日 、251頁 。ISBN 978-4-87290-073-6 。 - ^ 「1999
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宇宙船 YB 1997, p. 36 - ^
宇宙船 YB 1997, p. 39. - ^
劇 中 パンフレット及 びオフィシャルガイドブックにも登場 。 - ^ オーディオコメントでの
監督 の発言 より[要 文献 特定 詳細 情報 ] - ^ 『
劇場 版 学校 の怪談 DVD-BOX』特典 ディスクより
参考 文献 [編集 ]
石井 博士 ほか『日本 特撮 ・幻想 映画 全集 』勁文社 、1997年 。ISBN 4766927060。- 『
宇宙船 YEAR BOOK 1997』朝日 ソノラマ〈宇宙船 別冊 〉、1997年 2月 28日 。雑誌 コード:018844-02。 - 『ゴジラ
画 報 東宝 幻想 映画 半 世紀 の歩 み』(第 3版 )竹 書房 、1999年 12月24日 (原著 1993年 12月21日 )。ISBN 4-8124-0581-5。 - 『
動画 王 特別 編集 ゴジラ大図 鑑 東宝 特撮 映画 の世界 』キネマ旬報社 〈キネ旬 ムック〉、2000年 12月16日 。ISBN 4-87376-558-7。