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しん 必殺ひっさつからくりじん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
しん 必殺ひっさつからくりじん
ジャンル 時代じだいげき
脚本きゃくほん 早坂はやさかあきら
野上のかみ龍雄たつお
安倍あべ徹郎てつお
監督かんとく 工藤くどう栄一えいいち
蔵原くらはらおもんみつくろえ
出演しゅつえんしゃ 近藤こんどう正臣まさおみ
芦屋あしや雁之助がんのすけ
古今ここんていちょう
ジュディ・オング
緒形おがたけん
山田やまだ五十鈴いすず
オープニング 作曲さっきょく平尾ひらお昌晃まさあき仕掛しかけて仕損しそんじなし」
エンディング みずきあい「惜雪」
製作せいさく
プロデューサー 山内やまうち久司ひさし朝日放送あさひほうそう
仲川なかがわ利久としひさ朝日放送あさひほうそう
櫻井さくらい洋三ようぞう松竹しょうちく
制作せいさく 朝日放送あさひほうそう
放送ほうそう
放送ほうそうこく地域ちいき日本の旗 日本にっぽん
放送ほうそう期間きかん1977ねん11月18にち - 1978ねん2がつ10日とおか
放送ほうそう時間じかん金曜日きんようび22:00 - 22:54
放送ほうそうぶん54ふん
回数かいすう13
テンプレートを表示ひょうじ

しん 必殺ひっさつからくりじん』(しんひっさつからくりにん)は1977ねん11月18にちから1978ねん2がつ10日とおかまで、テレビ朝日てれびあさひけい毎週まいしゅう金曜日きんようび22:00 - 22:54に放送ほうそうした朝日放送あさひほうそう松竹しょうちく京都きょうと映画えいが撮影さつえいしょげん松竹しょうちく撮影さつえいしょ共同きょうどう製作せいさくのテレビ時代じだいげきぜん13

必殺ひっさつシリーズだい11さく必殺ひっさつからくりじんシリーズのだい3さく

概要がいよう[編集へんしゅう]

東海道とうかいどうじゅうさん』をモチーフにころしの依頼いらいがあぶりしで浮世絵うきよえあらわれるアイデアと実在じつざい人物じんぶつ高野たかの長英ちょうえいころ一人ひとりとなる大胆だいたん設定せっていみ、シリーズはつの「旅物たびもの」として、『必殺ひっさつ仕舞じまいじん』などへとつづ基盤きばんきずいた。

シリーズだい8さく必殺ひっさつからくりじん』とはキャスト(緒形おがたけん山田やまだ五十鈴いすず芦屋あしや雁之助がんのすけジュディ・オング以外いがい関連かんれんせいはないが、はな乃屋かたききちむかしである「おつや」を使つかうなど、そのイメージをいでいる。

必殺ひっさつシリーズでは数少かずすくないころグループの一員いちいん すべてがころわざ作品さくひんである[1]シリーズに1人ひとりかなら密偵みっていはグループの男性だんせい 3にん兼務けんむしている。

しん 必殺ひっさつからくりじん 東海道とうかいどうじゅうさんころたび』とあやま表記ひょうきされる場合ばあいがあるが、番組ばんぐみめいはあくまで『しん 必殺ひっさつからくりじん』で「東海道とうかいどうじゅうさんころたび」はかくはなしサブタイトルの一部いちぶである。

音楽おんがく担当たんとう平尾ひらお昌晃まさあきほんさくもって、シリーズから一旦いったんはなれることとなった。楽曲がっきょく旧作きゅうさくからの流用りゅうよう中心ちゅうしんとなり、番組ばんぐみのハイライトとなるころしのテーマきょく通例つうれいのように主題歌しゅだいか(『惜雪』)のアレンジではなく、『必殺ひっさつ仕掛しかけじん』(「荒野あらのてに」インストゥルメンタルおよび「必殺ひっさつ!」)からの流用りゅうようとなった。『必殺ひっさつからくりじん ふうへん』の流用りゅうようのぞいてはシリーズはつのパターンである。ほんさくためつくられた新曲しんきょく大半たいはん使用しようわったが、それらのきょく一部いちぶ作品さくひん流用りゅうようした[2]主題歌しゅだいかのインストゥルメンタル(ヴァイオリン)は被害ひがいしゃ回想かいそうなど、ごくまれ使つかわれたのみ[3]使用しようしないかい大半たいはんである。

あらすじ[編集へんしゅう]

天保てんぽう太夫たゆうこと、ぶしつや一座いちざひょうかお小屋掛こやがけの芸人げいにん一座いちざだが、うらではよわものうらみをかねらす「からくりじん」である。あるよる天保てんぽう太夫たゆう一座いちざ役人やくにんわれるおとこころがりんでる。みずからもうしくらところのある一座いちざは、手傷てきずったおとこ素性すじょうわれる理由りゆうかず、役人やくにんたちからかばう。

翌日よくじつ奉行ぶぎょうしょからのしをけて出頭しゅっとうしたおつやたちは、天保てんぽう改革かいかくによる奢侈しゃし禁止きんしれいにより、江戸えど所払ところばらいをいいわたされた。さらに昨夜さくやおとこかくまったとうたが役人やくにんによって、小屋こやけられ、一座いちざ小屋こやまわりのものすべうしなってしまう。そんな途方とほうれる一座いちざに、絵師えし安藤あんどう広重ひろしげこえをかけてきた。

広重ひろしげ以前いぜん、おつやたちのうら稼業かぎょう現場げんば目撃もくげきしており、自分じぶんが「東海道とうかいどうじゅうさん」をえがげる道中どうちゅうてきた、各地かくち非道ひどう悪人あくにんたちを仕置しおきしてしいと依頼いらいする。広重ひろしげ真意しんいはかりかねながらも依頼いらいけ、おつやたちは仕置しおきたす。江戸えどのちにする道中どうちゅうで、れいなぞおとこらん兵衛ひょうえ」がくわわり、一座いちざ京都きょうとかって、東海道とうかいどうじゅうさんころたびへと旅立たびだつのだった。

登場とうじょう人物じんぶつ[編集へんしゅう]

天保てんぽう太夫たゆう一座いちざ[編集へんしゅう]

らん兵衛ひょうえ高野たかの長英ちょうえい[4]
えんじ - 近藤こんどう正臣まさおみ
だい1幕府ばくふわれ(蛮社のごく)、一座いちざんでおとこ
当初とうしょ一座いちざ人間にんげんにも正体しょうたいかくしていたが、だい2で、おつや見破みやぶられる。
実在じつざい人物じんぶつころとなる設定せってい必殺ひっさつシリーズはつこころみである。
本業ほんぎょうである医術いじゅつうでせることもなんかあり、おつやわたされた仕込杖しこみづえ得物えものとしたけんさばきも相当そうとう腕前うでまえほこった。つね飄々ひょうひょうとした態度たいどくずさず、おつややブラたいらからのさぶりも平然へいぜんながふところふかさをつ。
最終さいしゅうばなし幕府ばくふふたたわれ、ブラたいらかおかせて、人相にんそうえ、一座いちざわかれる[5]
ブラひらた
えんじ - 芦屋あしや雁之助がんのすけ
一座いちざふく座長ざちょうで、あぶらはいった徳利とっくり蝋燭ろうそく使つかったげい得意とくいとする。
はなししおはち今昔こんじゃくていしおはち
えんじ - 古今ここんていちょう[6]
一座いちざ落語らくご一座いちざなか一番いちばんあかるく、よくしゃべる。女好おんなずきで、岡場所おかばしょ女郎じょろうたちから情報じょうほうることがおおい。いつも他人たにんわらわせていて、女郎じょろう小判こばん酒手さかてとしてあたえ、あしうらをくすぐってもらいわらうのがき(だい2など)。
だい7悪人あくにん携帯けいたいするじゅうむねたれ、瀕死ひんし重傷じゅうしょういながらも高座こうざがり、大勢おおぜい聴衆ちょうしゅうから拍手はくしゅ喝采かっさいけるまぼろしながら[7]
本来ほんらい旗本はたもとまれであるが、このことをるのはおつやのみである[8]
しょうこましょうこま太夫たゆう
えんじ - ジュディ・オング
つや義理ぎりむすめだい1のおつや台詞せりふによれば、年齢ねんれいは17さいである。
独楽こま使つかったげいをする。らん兵衛ひょうえあわ恋心こいごころいだくがかなうことはなかった。
わかれのあにころす、からくりに参加さんかするがあにころさず、土壇場どたんばこまとしてしまう。あにらん兵衛ひょうえ仕留しとめた。
ぶしつや
えんじ - 山田やまだ五十鈴いすず
天保てんぽう太夫たゆう一座いちざ座長ざちょう三味線しゃみせん新内しんないぶし演目えんもくとするほか芸人げいにん伴奏ばんそうやくつとめる。
ころとしてのとおころぶしのおつや[9]あたまれる策士さくしころしを冷静れいせい沈着ちんちゃく遂行すいこうして、大勢おおぜいてきこうにまわしての大立おおたまわりをこなす。
安藤あんどう広重ひろしげからの依頼いらいひゃくさんじゅうりょう請負うけおい、東海道とうかいどうきょうかうころたび出発しゅっぱつする。
江戸えどときはるちゃ卸売おろしう問屋とんや 壺屋つぼや春之はるゆきかい)を弟子でしにしていたが、たび途中とちゅう再会さいかいする。

その[編集へんしゅう]

安藤あんどう広重ひろしげ
えんじ - 緒形おがたけん[10]
浮世絵うきよえ東海道とうかいどうじゅうさん』の作者さくしゃ。オープニング ナレーションは広重ひろしげのモノローグとしてつくられている[11]
旅先たびさきかけた悪人あくにん悪事あくじにまつわる物事ものごと浮世絵うきよえなかえがみ、であぶるとあか仕掛しかけとなっている。
だい1偶然ぐうぜん、おつやたちの仕置しおき目撃もくげきして、いちけんき、十両じゅうりょうけい ひゃくさんじゅうりょう大金たいきんして、じゅうさんヶ所かしょにいる悪党あくとう仕置しおきするよう依頼いらいした。
最終さいしゅうかいで、意外いがい正体しょうたいあきらかとなる。

ゲスト[編集へんしゅう]

だい1東海道とうかいどうじゅうさんころたび 日本橋にほんばし
だい2東海道とうかいどうじゅうさんころたび 戸塚とつか
だい3東海道とうかいどうじゅうさんころたび 三島みしま
  • おのぶ - 加賀かがまりこ
  • 小幡おばた弥十郎やじゅうろう - 和田わだひろし
  • 駿河屋するがやひだりもん - 金内かなうち喜久夫きくお
  • 清吉せいきち - 大竹おおたけ修造しゅうぞう
  • とおしゅうへいヱ - 須賀すか不二男ふじお
  • 鳴海なるみふじへいヱ - 伊東いとうあきらえい
  • やりばば - 上田うえだ恵子けいこ
  • 刺青しせいおんな - 山口やまぐちじゅん
  • カゴヤ - 広田ひろた和彦かずひこ(2かい
  • カゴヤ - 鈴木すずき義章よしあき
  • 用心棒ようじんぼう - 馬場ばば勝義まさよし(2かい
  • 用心棒ようじんぼう - あずまえつ(2かい
  • 用心棒ようじんぼう - 丸尾まるお好広よしひろ
だい4東海道とうかいどうじゅうさんころたび 原宿はらじゅく
  • しの - 今出川いまでがわ西紀せいき
  • 小一郎こいちろう - 河原崎かわらざき次郎じろう
  • 関屋せきや弥作やさく - 不破ふわじゅん
  • 白石しらいし - 遠山とおやま
  • 清秀きよひであま - 三木みきみち
  • 侍女じじょ - 宮本みやもと毬子まりこ
  • 伊川いがわ新兵しんぺいヱ - 美山みやますすむはち
  • 役人やくにん - 横堀よこぼり秀勝ひでかつ
  • 浴客よっかく - 諸木もろき淳郎じゅんろう
  • 宿やど亭主ていしゅ - 伊波いは一夫かずお
  • ばん - 渡辺わたなべけんさとる
  • ばん - 新郷しんごうたかし
  • 前沢まえさわ十郎じゅうろう - 草薙くさなぎ幸二郎こうじろう
だい5東海道とうかいどうじゅうさんころたび 府中ふちゅう
  • 壺屋つぼや春之助はるのすけ - ピーター
  • 壺屋つぼや岩蔵いわぞう - 大林おおばやし丈史たけし
  • 乙吉おときち - 大和田おおわだすすむ
  • 鬼太郎おにたろう[12] - アキたけじょう
  • さき - 池田いけだ美智子みちこ
  • さん - 柳川やながわ昌和まさかず
  • おため - 大滝おおたきえい洧子
  • なか - 三笠みかさ敬子けいこ
  • 役人やくにん - 美樹みきひろし
  • 役人やくにん - 宮川みやがわたま
  • つぎすけ - よしたか健児けんじ(2かい
  • 人足ひとあし - 広田ひろた和彦かずひこ(3かい
  • 人足ひとあし - 鈴木すずき義章よしあき(2かい
  • 人足ひとあし - ちゅう博文ひろぶみ
  • 手下てした - 平井ひらいやすし
  • 手下てした - 木沢きさわ雅博まさひろ
  • 旅人たびびと - 蔵田くらた哲雄てつお
  • 旅人たびびと - 国府こくぶひろしたかし
だい6東海道とうかいどうじゅうさんころたび にちざか
  • 清太郎せいたろう - 綿引わたひきひろしげん勝彦かつひこ
  • かくづくり - 志賀しがまさる
  • おふじ - 赤木あかぎ美絵みえ
  • おその - 志摩しまみずえ
  • だいかし - 天王寺てんのうじ虎之助とらのすけ
  • おわか - 奈三恭子きょうこ
  • じゅう - 鈴木すずききん
  • 主人しゅじん - 日高ひだかひさ
  • もん - はらきよし四郎しろう
  • みなもと - まゆずみ康太郎やすたろう
  • けん - 広田ひろた和彦かずひこ(4かい
  • 男衆おとこしゅ - 松尾まつお勝人まさと(2かい
  • おつゆ - 中塚なかつか和代かずよ
  • 百姓ひゃくしょうおんな - 服部はっとり明美あけみ
  • 百姓ひゃくしょうおんな - 岩崎いわさき美也子みやこ
  • おこま - 桑原くわばら浩子ひろこ
  • 作造さくぞう - 古山ふるやま嘉章よしあき
  • 太吉たきち - 雨宮あまみやたま
だい7東海道とうかいどうじゅうさんころたび 荒井あらい
だい8東海道とうかいどうじゅうさんころたび 藤川ふじかわ
  • 村瀬むらせ重太郎しげたろう - かずさき俊哉としや
  • おせん - 西崎にしざきみどり
  • 上田うえだ徳兵衛とくべえ - 松山まつやま照夫てるお
  • 嘉助かすけ - 寺島てらしま雄作ゆうさく
  • われさく - 大迫おおさこひでき
  • 医者いしゃ - 伊波いは一夫かずお(3かい
  • 馬乗うまのりさむらい - あずまえつ(4かい
  • 馬方うまかた - 島田しまだ正六しょうろく
  • 馬方うまかた - 松尾まつお勝人まさと(3かい
  • 馬方うまかた - 平井ひらいやすし(2かい
  • 馬丁ばてい - 丸尾まるお好広よしひろ(3かい
  • 馬丁ばてい - 扇田おうぎた久一ひさいち
  • 馬丁ばてい - 木沢きさわ雅博まさひろ
だい9東海道とうかいどうじゅうさんころたび 鳴海なるみ
  • 鳴海なるみ重蔵しげぞう - 山本やまもと麟一
  • - 横山よこやまリエ
  • なな - 佐野さのまもる[13]
  • 半次はんじ - 田渕たぶち岩夫いわお
  • 子分こぶん - 出水しゅっすい憲司けんじ
  • 掏摸すり - 松尾まつお勝人まさと(4かい
  • 益田屋ますだや - 藤川ふじかわじゅん
  • 旦那だんなしゅ - 伊波いは一夫かずお(4かい
  • 旦那だんなしゅ - 山内やまうち八郎はちろう
  • 旦那だんなしゅ - みず上埜うえの太郎たろう(2かい
  • おんな - 河野こうの元子もとこ
  • 手下てした - 平井ひらいやすし(3かい
  • 手下てした - 鈴木すずき義章よしあき(4かい
  • 手下てした - 扇田おうぎた久一ひさいち(2かい
  • 手下てした - 広田ひろた和彦かずひこ(5かい
だい10東海道とうかいどうじゅうさんころたび 桑名くわな
  • おしの - 井原いはら千寿子ちずこ
  • 角屋かくやよし兵衛ひょうえ - 桑山くわやま正一しょういち
  • もりむらかんじゅう - 千葉ちば敏郎としお
  • 市兵衛いちべえ - 玉生たまにゅう司郎しろう
  • 小吉こよし - 桜木さくらぎ健一けんいち
  • の - 吉田よしだりょうぜん
  • 辰吉たつよし - 田中たなか弘史ひろし
  • わたるすけ - 松田まつだあきら(2かい
  • 番頭ばんがしら - 大月おおつき正太郎しょうたろう
  • まつ - 松井まつい加代子かよこ
  • おんな - 和田わだかつら(2かい
  • 女中じょちゅう - 藪本やぶもと満子みつこ
  • 女中じょちゅう - 中谷なかたに郁美いくみ
  • 女中じょちゅう - 岩崎いわさき美也子みやこ
  • 舟大工ふなだいく - よしたか健児けんじ(4かい
  • 舟大工ふなだいく - 扇田おうぎた久一ひさいち(3かい
  • 舟大工ふなだいく - 山内やまうち八郎はちろう(2かい
だい11東海道とうかいどうじゅうさんころたび 庄野しょうの
だい12東海道とうかいどうじゅうさんころたび 大津おおつ
だい13東海道とうかいどうじゅうさんころたび 京都きょうと
  • - 山田やまだわれいち
  • 千代ちよ - 服部はっとり妙子たえこ
  • 久我くが - 北上きたかみ弥太やたろう
  • 斎藤さいとうよしみへいヱ - 外山とやま高士たかし
  • 目明めあか安次やすじ - 西田にしだりょう
  • 村野むらのたけ一郎いちろう - よしたか健児けんじ(5かい
  • 清吉せいきち - 鈴木すずき義章よしあき(6かい
  • 千代ちよ - 山田やまだ恵美えみ
  • 大原女おはらめ - 中塚なかつか和代かずよ
  • ぼう - 和田わだかつら(3かい
  • およね - 志岐しきない竜子りゅうこ

ころわざ[編集へんしゅう]

らん兵衛ひょうえ
つやから手渡てわたされた細身ほそみ仕込杖しこみづえ悪人あくにんる、急所きゅうしょす。ころしのさいには黒子くろこ衣装いしょうにまとう。
ブラひらた
くちふくんだあぶらった蝋燭ろうそくごと、悪人あくにんけ、ほのおころす。ころしのさい舞台ぶたい衣装いしょうおもわれる鎧兜よろいかぶとにまとう。
家屋かおくなどにけて、獲物えもの注意ちゅういらすなど、メンバーのころしの支援しえんにも使つかわれる。
はなししおはち
たくみな話術わじゅつ悪人あくにん催眠さいみんじゅつけて[14]屋根やねのぼらせてから転落てんらくさせる[15]
脚本きゃくほんあんでは講釈こうしゃくもちいるおうぎほね部分ぶぶん仕込しこんだはりいてげ、相手あいてがくすという、まったちがったものだった[16]
しょうこま
回転かいてんする独楽こま悪人あくにんがくばし、そのてつしん脳髄のうずい貫通つらぬきとおさせる[17]
ぶしつや
三味線しゃみせんばち悪人あくにんのどき、首筋くびすじ[18]かんざし使用しようしたことがある(だい10)。

スタッフ[編集へんしゅう]

主題歌しゅだいか[編集へんしゅう]

放送ほうそう日程にってい[編集へんしゅう]

はなしすう 放送ほうそう サブタイトル 脚本きゃくほん 監督かんとく
だい1 1977ねん11月18にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 日本橋にほんばし 早坂はやさかあきら 工藤くどう栄一えいいち
だい2 11月25にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 戸塚とつか
だい3 12月02にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 三島みしま 野上のかみ龍雄たつお 蔵原くらはらおもんみつくろえ
だい4 12月09にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 原宿はらじゅく
だい5 12月16にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 府中ふちゅう 安倍あべ徹郎てつお
だい6 12月23にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび にちざか 村尾むらおあきら 南野みなみの梅雄うめお
だい7 12月30にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 荒井あらい[20] 安倍あべ徹郎てつお
だい8 1978ねん01がつ06にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 藤川ふじかわ 保利ほりよしおさむ
だい9 1がつ13にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 鳴海なるみ 中村なかむら勝行かつゆき 松野まつのひろし
だい10 1がつ20日はつか 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 桑名くわな 保利ほりよしおさむ
だい11 1がつ27にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 庄野しょうの 中村なかむら勝行かつゆき
だい12 2がつ03にち 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 大津おおつ 保利ほりよしおさむ 南野みなみの梅雄うめお
だい13 2がつ10日とおか 東海道とうかいどうじゅうさんころたび 京都きょうと 早坂はやさかあきら 森崎もりさきひがし

ネットきょく[編集へんしゅう]

系列けいれつ放送ほうそう当時とうじのもの。
放送ほうそう対象たいしょう地域ちいき 放送ほうそうきょく 系列けいれつ 備考びこう
近畿きんき広域こういきけん 朝日放送あさひほうそう テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ 制作せいさくきょく
関東かんとう広域こういきけん テレビ朝日てれびあさひ
北海道ほっかいどう 北海道ほっかいどうテレビ
青森あおもりけん 青森放送あおもりほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
岩手いわてけん 岩手いわて放送ほうそう TBS系列けいれつ げん・IBC岩手いわて放送ほうそう
宮城みやぎけん 東日本放送ひがしにっぽんほうそう テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
秋田あきたけん 秋田あきたテレビ フジテレビ系列けいれつ
山形やまがたけん 山形放送やまがたほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ
福島ふくしまけん 福島ふくしまテレビ TBS系列けいれつ
フジテレビ系列けいれつ
新潟にいがたけん 新潟総合にいがたそうごうテレビ フジテレビ系列けいれつ
日本にほんテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
げん・NST新潟総合にいがたそうごうテレビ
長野ながのけん 長野放送ながのほうそう フジテレビ系列けいれつ
山梨やまなしけん テレビ山梨てれびやまなし TBS系列けいれつ
富山とやまけん 富山とやまテレビ フジテレビ系列けいれつ
石川いしかわけん 北陸放送ほくりくほうそう TBS系列けいれつ
福井ふくいけん 福井ふくいテレビ フジテレビ系列けいれつ
静岡しずおかけん 静岡放送しずおかほうそう TBS系列けいれつ
中京ちゅうきょう広域こういきけん 名古屋なごやテレビ テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
鳥取とっとりけん島根しまねけん 山陰放送さんいんほうそう TBS系列けいれつ
岡山おかやまけん テレビ岡山おかやま フジテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
げん岡山放送おかやまほうそう
当時とうじ放送ほうそう免許めんきょエリアは岡山おかやまけんのみ
広島ひろしまけん 広島ひろしまホームテレビ テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
山口やまぐちけん テレビ山口てれびやまぐち TBS系列けいれつ
フジテレビ系列けいれつ
テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
徳島とくしまけん 四国放送しこくほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ
香川かがわけん 瀬戸内海放送せとないかいほうそう テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ 当時とうじ放送ほうそう免許めんきょエリアは香川かがわけんのみ
愛媛えひめけん 南海放送なんかいほうそう 日本にほんテレビ系列けいれつ
高知こうちけん テレビ高知てれびこうち TBS系列けいれつ
福岡ふくおかけん 九州朝日放送きゅうしゅうあさひほうそう テレビ朝日てれびあさひ系列けいれつ
長崎ながさきけん 長崎放送ながさきほうそう TBS系列けいれつ
熊本くまもとけん 熊本放送くまもとほうそう
大分おおいたけん 大分放送おおいたほうそう
宮崎みやざきけん 宮崎放送みやざきほうそう
鹿児島かごしまけん 南日本放送みなみにほんほうそう

備考びこう[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 必殺ひっさつからくりじん ふうへん』はからくりじんグループの一員いちいんとしてかま得物えものとする、おいねが登場とうじょうするがころしのシーンはい。
  2. ^ 必殺ひっさつシリーズ オリジナル・サウンドトラック全集ぜんしゅう7 必殺ひっさつ仕業しわざじんしん 必殺ひっさつからくりじん』(1996ねんキングレコード)のライナーノーツ解説かいせつ記載きさい
  3. ^ だい2東海道とうかいどうじゅうさんころたび 戸塚とつか」、だい9東海道とうかいどうじゅうさんころたび 鳴海なるみ」、最終さいしゅうばなし京都きょうと」エンドロールへの最終さいしゅうカットなど。
  4. ^ 高野たかの長英ちょうえいほんさくとは世界せかいかんことなるシリーズだい4さく暗闇くらやみつかまつとめじん』では糸井いといみつぐ蘭学らんがくとの設定せっていがある。
  5. ^ 史実しじつでは薬品やくひんかおいて、人相にんそうえたとされる。
  6. ^ だい1 - 7
  7. ^ しおはち落語らくご目当めあてに興行こうぎょう悪徳あくとく奉行ぶぎょう部下ぶかたち(与力よりき同心どうしん)は殺害さつがいまぬかれるが奉行ぶぎょうしょはブラたいらにより火事かじとなった。
  8. ^ えんじるちょう徳川とくがわ直参じきさん旗本はたもと血筋ちすじである。
  9. ^ だい11悪人あくにんまえ対峙たいじしたさいみずからを「ぶしつや、またのころぶしのおつや」とべている。
  10. ^ ナレーション以外いがいでの出演しゅつえんだい1 - 4、13
  11. ^ ナレーションの内容ないよう広重ひろしげから、からくりじんへの仕事しごと依頼いらいとなっている。そのため物語ものがたり開始かいし時点じてんではまだ依頼いらいがされていないだい1はオープニングがい。
  12. ^ 芸妓げいぎみは「きたろう」でなく「おにたろう」
  13. ^ 佐野さの佐野さの周二しゅうじ次男じなんで、関口せきぐちひろしおとうとつぎさく商売人しょうばいにんだい20にゲスト出演しゅつえんした。
  14. ^ そのさいかお徐々じょじょえていき、くちだけがのこる。
  15. ^ だい1、6
  16. ^ 山田やまだ誠二せいじ必殺ひっさつシリーズ完全かんぜん百科ひゃっか』p28
  17. ^ だい1、9、13
  18. ^ だい6 - 8のぞく。
  19. ^ のち脱獄だつごくした高野たかの長英ちょうえい題材だいざいとした小説しょうせつらんいぬ 長英ちょうえい破牢はろう』を執筆しっぴつしている
  20. ^ しおはち銃撃じゅうげきされ、死亡しぼう
  21. ^ げきちゅうでは家財かざいいたので毀損きそんあたえている

前後ぜんご番組ばんぐみ[編集へんしゅう]

テレビ朝日てれびあさひけい 金曜きんよう22だい当時とうじ朝日放送あさひほうそう制作せいさくわく
ぜん番組ばんぐみ 番組ばんぐみめい 番組ばんぐみ
しん必殺ひっさつ仕置しおきじん
(1977ねん1がつ21にち - 1977ねん11月4にち
しん 必殺ひっさつからくりじん
(1977ねん11月18にち - 1978ねん2がつ10日とおか
江戸えどプロフェッショナル・必殺ひっさつ商売人しょうばいにん
(1978ねん2がつ17にち - 1978ねん8がつ18にち

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]