新 必殺 からくり人
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ジュディ・オング | |
オープニング |
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エンディング | みずきあい「惜雪」 |
プロデューサー |
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1977 | |
54 | |
13 |
『
概要 [編集 ]
『
シリーズ
『
あらすじ[編集 ]
登場 人物 [編集 ]
天保 太夫 一座 [編集 ]
蘭 兵衛 (高野 長英 [4])演 -近藤 正臣 第 1話 で幕府 に追 われ(蛮社の獄 )、一座 に逃 げ込 んで来 た男 。当初 は一座 の人間 にも正体 を隠 していたが、第 2話 で、お艶 に見破 られる。実在 の人物 が殺 し屋 となる設定 は必殺 シリーズ初 の試 みである。本業 である医術 の腕 を見 せることも何 度 かあり、お艶 に渡 された仕込杖 を得物 とした剣 さばきも相当 の腕前 を誇 った。常 に飄々 とした態度 を崩 さず、お艶 やブラ平 からの揺 さぶりも平然 と受 け流 す懐 の深 さを持 つ。最終 話 で幕府 に再 び追 われ、ブラ平 に顔 を焼 かせて、人相 を変 え、一座 と別 れる[5]。- ブラ
平 演 -芦屋 雁之助 一座 の副 座長 で、油 の入 った徳利 と蝋燭 を使 った火 芸 を得意 とする。噺 し家 塩 八 (今昔 亭 塩 八 )演 -古今 亭 志 ん朝 [6]一座 の落語 家 。一座 の中 で一番 明 るく、よく喋 る。女好 きで、岡場所 で女郎 たちから情報 を得 ることが多 い。いつも他人 を笑 わせていて、女郎 に小判 を酒手 として与 え、足 の裏 をくすぐってもらい笑 うのが好 き(第 2話 など)。第 7話 で悪人 が携帯 する銃 で胸 を撃 たれ、瀕死 の重傷 を負 いながらも高座 に上 がり、大勢 の聴衆 から拍手 喝采 を受 ける幻 を見 ながら死 ぬ[7]。本来 は旗本 の生 まれであるが、このことを知 るのはお艶 のみである[8]。小 駒 (小 駒 太夫 )演 - ジュディ・オング- お
艶 の義理 の娘 。第 1話 のお艶 の台詞 によれば、年齢 は17歳 である。 独楽 を使 った芸 をする。蘭 兵衛 に淡 い恋心 を抱 くが叶 うことはなかった。生 き別 れの兄 を殺 す、からくりに参加 するが兄 は殺 さず、土壇場 で駒 を落 としてしまう。兄 は蘭 兵衛 が仕留 めた。泣 き節 お艶 演 -山田 五十鈴 天保 太夫 一座 の座長 で三味線 の新内 節 を演目 とする他 、他 の芸人 の伴奏 役 を務 める。殺 し屋 としての通 り名 は殺 し節 のお艶 [9]。頭 の切 れる策士 で殺 しを冷静 沈着 に遂行 して、大勢 の敵 を向 こうに回 しての大立 ち回 りをこなす。安藤 広重 からの依頼 を百 三 十 両 で請負 い、東海道 を京 へ向 かう殺 し旅 に出発 する。江戸 に居 た時 に春 (後 の茶 卸売 り問屋 壺屋 春之 介 )を弟子 にしていたが、旅 の途中 で再会 する。
その他 [編集 ]
安藤 広重 演 -緒形 拳 [10]浮世絵 『東海道 五 十 三 次 』の作者 。オープニング ナレーションは広重 のモノローグとして作 られている[11]。旅先 で見 かけた悪人 や悪事 にまつわる物事 を浮世絵 の中 に描 き込 み、絵 を火 であぶると赤 く浮 き出 る仕掛 けとなっている。第 1話 で偶然 、お艶 たちの仕置 を目撃 して、一 件 に付 き、十両 。計 百 三 十 両 の大金 を出 して、十 三 ヶ所 にいる悪党 を仕置 する様 に依頼 した。最終 回 で、意外 な正体 が明 らかとなる。
ゲスト[編集 ]
殺 し技 [編集 ]
蘭 兵衛 - お
艶 から手渡 された細身 の仕込杖 で悪人 を斬 る、急所 を刺 す。殺 しの際 には黒子 の衣装 を身 にまとう。 - ブラ
平 口 に含 んだ油 を手 に持 った蝋燭 の火 ごと、悪人 に吹 き付 け、炎 に巻 き込 み焼 き殺 す。殺 しの際 は舞台 衣装 と思 われる鎧兜 を身 にまとう。家屋 などに火 を点 けて、獲物 の注意 を逸 らすなど、他 メンバーの殺 しの支援 にも使 われる。噺 し家 塩 八 巧 みな話術 で悪人 に催眠 術 を掛 けて[14]、屋根 に昇 らせてから転落 死 させる[15]。脚本 案 では講釈 に用 いる扇 の骨 の部分 に仕込 んだ針 を抜 いて投 げ、相手 の額 に刺 すという、全 く違 った物 だった[16]。小 駒 回転 する独楽 を悪人 の額 に飛 ばし、その鉄 芯 で脳髄 を貫通 させる[17]。泣 き節 お艶 三味線 の撥 で悪人 の喉 を切 り裂 き、首筋 を突 き刺 す[18]。簪 を使用 したことがある(第 10話 )。
スタッフ[編集 ]
製作 -山内 久司 、仲川 利久 (朝日放送 )、櫻井 洋三 (松竹 )脚本 -早坂 暁 (オープニング ナレーションも担当 )、野上 龍雄 、安倍 徹郎 、村尾 昭 、保利 吉 紀 、中村 勝行 [19]音楽 -平尾 昌晃 次回 予告 ナレーター -野島 一郎 監督 -工藤 栄一 、蔵原 惟 繕 、南野 梅雄 、松野 宏 軌、森崎 東 制作 協力 -京都 映画 撮影 所 (現 ・松竹 撮影 所 )制作 -朝日放送 、松竹
主題歌 [編集 ]
- みずきあい「惜雪」(ビクターレコード(
現 ・JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント))
放送 日程 [編集 ]
サブタイトル | ||||
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1977 |
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11月25 |
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12月 |
2||||
12月 |
9||||
12月16 |
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12月23 |
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12月30 |
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1978 |
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ネット局 [編集 ]
系列 は放送 当時 のもの。
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備考 [編集 ]
人知 を超 えた力 には勝 てず、悪事 の根源 である標的 と悪徳 商人 を殺 せずに終 わる回 がある[21]。最終 話 はラスボスの顔 にお艶 が凶器 である三味線 の撥 を投 げ付 けるが決着 は不明 のままでトランジション(別 場面 に転換 )された。鮎川 いづみ(現 ・いずみ)が被害 者 役 でゲスト出演 したが『必殺 仕事 人 』の何 でも屋 の加 代 と違 い、悪徳 奉行 の前 では毅然 とした態度 を取 るシリアスな演技 を見 せた(第 7話 )。- 『
暗闇 仕 留 人 』『必殺 仕業 人 』で主題歌 を唄 った西崎 みどりが女 馬方 役 でゲスト出演 。馬 追 い歌 を披露 した(第 9話 )。
脚注 [編集 ]
- ^ 『
必殺 からくり人 血 風 編 』はからくり人 グループの一員 として鎌 を得物 とする、おいねが登場 するが殺 しのシーンは無 い。 - ^ 『
必殺 シリーズ オリジナル・サウンドトラック全集 7必殺 仕業 人 /新 必殺 からくり人 』(1996年 、キングレコード)のライナーノーツ解説 に記載 。 - ^
第 2話 「東海道 五 十 三 次 殺 し旅 戸塚 」、第 9話 「東海道 五 十 三 次 殺 し旅 鳴海 」、最終 話 「京都 」エンドロールへの最終 カットなど。 - ^
高野 長英 は本 作 とは世界 観 が異 なるシリーズ第 4作 『暗闇 仕 留 人 』では糸井 貢 の蘭学 の師 との設定 がある。 - ^
史実 では薬品 で顔 を焼 いて、人相 を変 えたとされる。 - ^
第 1 - 7話 - ^
塩 八 の落語 を目当 てに興行 を見 に来 た悪徳 奉行 の部下 たち(与力 と同心 )は殺害 を免 れるが奉行 所 はブラ平 により火事 となった。 - ^
演 じる志 ん朝 は徳川 直参 旗本 の血筋 である。 - ^
第 11話 で悪人 の前 に対峙 した際 に自 らを「泣 き節 お艶 、またの名 を殺 し節 のお艶 」と述 べている。 - ^ ナレーション
以外 での出演 は第 1 - 4、13話 - ^ ナレーションの
内容 は広重 から、からくり人 への仕事 の依頼 となっている。その為 、物語 開始 時点 ではまだ依頼 がされていない第 1話 はオープニングが無 い。 - ^
芸妓 。読 みは「きたろう」でなく「おにたろう」 - ^
佐野 は佐野 周二 の次男 で、関口 宏 の弟 。次 作 『商売人 』第 20話 にゲスト出演 した。 - ^ その
際 、顔 が徐々 に消 えていき、口 だけが残 る。 - ^
第 1、6話 - ^
山田 誠二 『必殺 シリーズ完全 百科 』p28 - ^
第 1、9、13話 - ^
第 6 - 8話 を除 く。 - ^
後 に脱獄 した高野 長英 を題材 とした小説 『蘭 と狗 長英 破牢 』を執筆 している - ^
塩 八 が銃撃 され、死亡 。 - ^
劇 中 では家財 を焼 いたので毀損 は与 えている
前後 番組 [編集 ]
(1977 |