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1972年ねんベルギーグランプリ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
ベルギー 1972年ねんベルギーグランプリ
レース詳細しょうさい
1972年ねんF1世界せかい選手権せんしゅけん全ぜん12戦せんの第だい5戦せん
日程にってい 1972年ねん6月がつ4日にち
正式せいしき名称めいしょう XXX Grand Prix de Belgique[1]
開催かいさい地ち ニヴェル・ボレール
ベルギーの旗 ベルギー ニヴェル（英語えいご版ばん）
コース 恒久こうきゅう的てきレース施設しせつ
コース長ちょう 3.72 km (2.314 mi)
レース距離きょり 85周しゅう 316.2 km (196.69 mi)
決勝けっしょう日び天候てんこう 曇くもり（ドライ）[2]
ポールポジション
ドライバー
ロータス-フォード
タイム 1:11.43
ファステストラップ
ドライバー ニュージーランドの旗 クリス・エイモン マトラ
タイム 1:12.12 （66周しゅう目め）
決勝けっしょう順位じゅんい
優勝ゆうしょう
ロータス-フォード
2位い
ティレル-フォード
3位い
マクラーレン-フォード

1972年ねんベルギーグランプリ (英えい: 1972 Belgian Grand Prix) は、1972年ねんのF1世界せかい選手権せんしゅけん第だい5戦せんとして、1972年ねん6月4日にちにニヴェルで開催かいさいされた。

レースは85周しゅうで行おこなわれ、ポールポジションからスタートしたロータスのエマーソン・フィッティパルディが優勝ゆうしょうした。ティレルのフランソワ・セベールが2位い、マクラーレンのデニス・ハルムが3位いとなった。

背景はいけい[編集へんしゅう]

1970年ねんまでベルギーGPが開催かいさいされていたスパ・フランコルシャンはF1マシンにはあまりにも危険きけんすぎると考かんがえられたため[注ちゅう 1][注ちゅう 2]、ブリュッセル近郊きんこうのニヴェル・ボレールに舞台ぶたいを移うつした[3]。

レース前まえ[編集へんしゅう]

本ほんレースの前週ぜんしゅう5月29日にちにオウルトン・パークで開催かいさいされた非ひ選手権せんしゅけんレースのインターナショナル・ゴールドカップ（英語えいご版ばん）は、マクラーレンのデニス・ハルムが優勝ゆうしょうした。BRMのレイネ・ウィセルはこのレースで指ゆびを骨折こっせつした[3]。

エントリー[編集へんしゅう]

テクノ・PA123

ジャッキー・スチュワートはチャンピオンとしての多忙たぼうな日々ひびや精神せいしん的てき重圧じゅうあつにより胃潰瘍いかいようを患わずらい、医師いしからドクターストップがかかったため本ほんレースを欠場けつじょうしなければならなかった[4][3]。スチュワートの欠場けつじょうによりティレルはフランソワ・セベールのみが参加さんかした[1]。BRMは負傷ふしょうしたレイネ・ウィセルに代かわり、ヴァーン・シュパンを起用きようした[3]。ブラバムはカルロス・ロイテマンが足首あしくびの負傷ふしょうから復帰ふっきしたが、まだ足あしを引ひきずっていたため、ロイテマンの代走だいそうを務つとめていたウィルソン・フィッティパルディはそのまま留とまり3台だい体制たいせいとした[5]。以降いこう、グラハム・ヒルとロイテマンがBT37を、W.フィッティパルディはBT34を主おもに走はしらせることになる[6]。

本ほんレースからイタリアのテクノがF1への参戦さんせんを開始かいしした[3]。自製じせいの水平すいへい対向たいこう12気筒きとうエンジンが搭載とうさいされ、タイトルスポンサーであるマルティーニのストライプが描えがかれたPA123[7]をナンニ・ギャリが走はしらせる[3]。

エントリーリスト[編集へんしゅう]

チーム No. ドライバー コンストラクター シャシー エンジン タイヤ
フランスの旗 エキップ・マトラ・スポール 5 ニュージーランドの旗 クリス・エイモン マトラ MS120C マトラ MS72 3.0L V12 G
西ドイツの旗 チーム・アイフェラント・キャラバンズ 6 西ドイツの旗 ロルフ・シュトメレン アイフェラント E21 フォード・コスワース DFV 3.0L V8 G
イギリスの旗 エルフ・チーム・ティレル 7 イギリスの旗 ジャッキー・スチュワート 1 ティレル 003 フォード・コスワース DFV 3.0L V8 G
8 フランスの旗 フランソワ・セベール 002
イギリスの旗 ヤードレー・チーム・マクラーレン 9 ニュージーランドの旗 デニス・ハルム マクラーレン M19C フォード・コスワース DFV 3.0L V8 G
10 アメリカ合衆国の旗 ピーター・レブソン M19A
イギリスの旗 STP・マーチ・レーシングチーム 11 スウェーデンの旗 ロニー・ピーターソン マーチ 721X フォード・コスワース DFV 3.0L V8 G
12 オーストリアの旗 ニキ・ラウダ
イギリスの旗 クラーク＝モーダウント＝ガスリー・レーシング 14 イギリスの旗 マイク・ボイトラー マーチ 721G フォード・コスワース DFV 3.0L V8 F
イギリスの旗 チーム・ウィリアムズ・モチュール 15 フランスの旗 アンリ・ペスカロロ マーチ 721 フォード・コスワース DFV 3.0L V8 G
16 ブラジルの旗 カルロス・パーチェ 711
イギリスの旗 モーターレーシング・ディベロップメンツ・リミテッド 17 イギリスの旗 グラハム・ヒル ブラバム BT37 フォード・コスワース DFV 3.0L V8 G
19 アルゼンチンの旗 カルロス・ロイテマン
18 ブラジルの旗 ウィルソン・フィッティパルディ BT34
イタリアの旗 マルティーニ・レーシングチーム 21 イギリスの旗 デレック・ベル 2 テクノ PA123/3 テクノ シリーズP 3.0L F12 F
22 イタリアの旗 ナンニ・ギャリ
イギリスの旗 マールボロ・BRM 23 フランスの旗 ジャン＝ピエール・ベルトワーズ BRM P160B BRM P142 3.0L V12 F
24 イギリスの旗 ピーター・ゲシン
25 ニュージーランドの旗 ハウデン・ガンレイ
26 オーストラリアの旗 ヴァーン・シュパン P153B
28 スウェーデンの旗 レイネ・ウィセル 3 P153
イギリスの旗 オーストリア・マールボロ・BRM 27 オーストリアの旗 ヘルムート・マルコ P153B 4
イタリアの旗 スクーデリア・フェラーリ SpA SEFAC 29 ベルギーの旗 ジャッキー・イクス フェラーリ 312B2 フェラーリ 001/1 3.0L F12 F
30 スイスの旗 クレイ・レガツォーニ
31 アメリカ合衆国の旗 マリオ・アンドレッティ 5
イギリスの旗 ジョン・プレイヤー・チーム・ロータス 32 ブラジルの旗 エマーソン・フィッティパルディ ロータス 72D フォード・コスワース DFV 3.0L V8 F
33 オーストラリアの旗 デビッド・ウォーカー
イギリスの旗 ブルックボンド・オクソ・チーム・サーティース 34 イギリスの旗 マイク・ヘイルウッド サーティース TS9B フォード・コスワース DFV 3.0L V8 F
イギリスの旗 チーム・サーティース 35 オーストラリアの旗 ティム・シェンケン
イギリスの旗 チェラミカ・パニョッシン・チーム・サーティース 36 イタリアの旗 アンドレア・デ・アダミッチ
ソース:[8]

追記ついき
  • ^1 - スチュワートは胃潰瘍いかいようにより欠場けつじょう[4]
  • ^2 - ベルはマシンが準備じゅんびできず欠場けつじょう[9]
  • ^3 - ウィセルは負傷ふしょうのため欠場けつじょう[3]
  • ^4 - マルコは当初とうしょP160Bで参加さんかしたが、ゲシンが自身じしんのP160Bを破損はそんさせたため、マルコのP160Bをゲシンに明あけ渡わたしてシュパンのP153Bを使用しようした[5]
  • ^5 - アンドレッティはエントリーのみ[9]

予選よせん[編集へんしゅう]

エマーソン・フィッティパルディがクレイ・レガツォーニに0.15秒びょう差さで2戦せん連続れんぞくのポールポジションを獲得かくとくした[1]。この2人ふたりとデニス・ハルムがフロントローに並ならんだ[注ちゅう 3]。2列れつ目めにはジャッキー・イクスとフランソワ・セベール、3列れつ目めにはジャン＝ピエール・ベルトワーズ、ピーター・レブソン、マイク・ヘイルウッドが並ならぶ[3]。ここまでの8台だいがE.フィッティパルディと1秒びょう以内いないであった[1]。4列れつ目めのカルロス・ロイテマンとアンドレア・デ・アダミッチまでがトップ10に入はいった[3]。ウィリアムズで古ふるいマーチ・711を走はしらせるカルロス・パーチェが11番手ばんてに入はいる素晴すばらしいパフォーマンスを見みせた一方いっぽう、ワークス・マーチ勢いきおいは悲惨ひさんな状況じょうきょうで、ロニー・ピーターソンは14番手ばんて、ニキ・ラウダは最さい後尾こうびの25番手ばんてに終おわった[1]。

ピーター・ゲシンはコースアウトした際さいに自身じしんのBRM・P160Bを壊こわしてしまい、ヘルムート・マルコが使用しようしていたP160Bをゲシンに与あたえ、マルコにはヴァーン・シュパンが使用しようしていたP153Bが与あたえられた。これにより、シュパンは以後いごのセッションに出走しゅっそうできなくなった[5]。

予選よせん結果けっか[編集へんしゅう]

順位じゅんい No. ドライバー コンストラクター タイム 差さ グリッド
1 32 ブラジルの旗 エマーソン・フィッティパルディ ロータス-フォード 1:11.43 - 1
2 30 スイスの旗 クレイ・レガツォーニ フェラーリ 1:11.58 +0.15 2
3 9 ニュージーランドの旗 デニス・ハルム マクラーレン-フォード 1:11.80 +0.37 3
4 29 ベルギーの旗 ジャッキー・イクス フェラーリ 1:11.84 +0.41 4
5 8 フランスの旗 フランソワ・セベール ティレル-フォード 1:11.93 +0.50 5
6 23 フランスの旗 ジャン＝ピエール・ベルトワーズ BRM 1:12.12 +0.69 6
7 10 アメリカ合衆国の旗 ピーター・レブソン マクラーレン-フォード 1:12.19 +0.76 7
8 34 イギリスの旗 マイク・ヘイルウッド サーティース-フォード 1:12.35 +0.92 8
9 19 アルゼンチンの旗 カルロス・ロイテマン ブラバム-フォード 1:12.50 +1.07 9
10 36 イタリアの旗 アンドレア・デ・アダミッチ サーティース-フォード 1:12.54 +1.11 10
11 16 ブラジルの旗 カルロス・パーチェ マーチ-フォード 1:12.64 +1.21 11
12 33 オーストラリアの旗 デビッド・ウォーカー ロータス-フォード 1:12.76 +1.33 12
13 5 ニュージーランドの旗 クリス・エイモン マトラ 1:12.80 +1.37 13
14 11 スウェーデンの旗 ロニー・ピーターソン マーチ-フォード 1:13.00 +1.57 14
15 25 ニュージーランドの旗 ハウデン・ガンレイ BRM 1:13.01 +1.58 15
16 17 イギリスの旗 グラハム・ヒル ブラバム-フォード 1:13.10 +1.67 16
17 24 イギリスの旗 ピーター・ゲシン BRM 1:13.15 +1.72 17
18 18 ブラジルの旗 ウィルソン・フィッティパルディ ブラバム-フォード 1:13.20 +1.77 18
19 15 フランスの旗 アンリ・ペスカロロ マーチ-フォード 1:13.40 +1.97 19
20 6 西ドイツの旗 ロルフ・シュトメレン アイフェラント-フォード 1:13.43 +2.00 20
21 35 オーストラリアの旗 ティム・シェンケン サーティース-フォード 1:13.60 +2.17 21
22 14 イギリスの旗 マイク・ボイトラー マーチ-フォード 1:13.70 +2.27 22
23 27 オーストリアの旗 ヘルムート・マルコ BRM 1:14.10 +2.67 23
24 22 イタリアの旗 ナンニ・ギャリ テクノ 1:14.60 +3.17 24
25 12 オーストリアの旗 ニキ・ラウダ マーチ-フォード 1:16.50 +5.07 25
26 26 オーストラリアの旗 ヴァーン・シュパン BRM 1:16.90 +5.47 DNS 1
ソース:[10][11]
追記ついき
  • ^1 - シュパンはマシンをマルコに譲ゆずったため決勝けっしょうに出走しゅっそうせず[5]

決勝けっしょう[編集へんしゅう]

クレイ・レガツォーニが好こうスタートを切きってリードを奪うばった。エマーソン・フィッティパルディとジャッキー・イクスがレガツォーニを追おい、デニス・ハルム、フランソワ・セベール、マイク・ヘイルウッド、ジャン＝ピエール・ベルトワーズが続つづく。その後方こうほうでアンドレア・デ・アダミッチがピーター・レブソンと接触せっしょくしたことにより、大おおきな差さが開ひらいた。カルロス・ロイテマンもギアレバーにトラブルが発生はっせいしていた[3]。

序盤じょばんはレガツォーニが先行せんこうしていたが、9周しゅう目めにE.フィッティパルディがレガツォーニを抜ぬいて引ひき離はなしていく。12周しゅう目めにはセベールがハルムの前まえに出でて、26周しゅう目めにイクスがスロットルのトラブルでストップするとセベールは3位いとなり、レガツォーニとの2位い争あらそいに加くわわることになった。セベールは31周しゅう目めにレガツォーニを抜ぬいて2位いに浮上ふじょうした。レガツォーニは58周しゅう目めまで3位いをキープしていたが、周回しゅうかい遅おくれのナンニ・ギャリを抜ぬく際さいに接触せっしょくして両者りょうしゃリタイアとなった。これでクリス・エイモンは3位いに浮上ふじょうしたが、いつものように運うんに恵めぐまれず、77周しゅう目めには燃料ねんりょうポンプの不調ふちょうによりピットインを余儀よぎなくされた[3]。

E.フィッティパルディはレースを支配しはいして今季こんき2勝しょう目めを挙あげた。セベールは2位いに入賞にゅうしょうし、ようやく今季こんき初はつポイントを獲得かくとくした。ハルムは3位い表彰台ひょうしょうだいを獲得かくとくし、4位いのヘイルウッドも今季こんき初はつポイントを獲得かくとくした。ウィリアムズでマーチの旧型きゅうがた711を駆かるカルロス・パーチェが5位いと健闘けんとうし、またしても不運ふうんに見舞みまわれたエイモンは6位いでフィニッシュした[1]。

優勝ゆうしょうしたE.フィッティパルディはポイントを28点てんとし、2位いのハルムに9点てん差さ、イクスに12点てん差さ、胃潰瘍いかいようで欠場けつじょうしたジャッキー・スチュワートには16点てんの差さを付つけ、ドライバーズチャンピオン争あらそいでも一いち歩ほ抜ぬけ出だした。コンストラクターズチャンピオン争あらそいも28点てんのロータスがマクラーレンに5点てん、フェラーリに9点てん、ティレルに10点てんの差さを付つけて頭あたま一ひとつリードした[1]。

レース結果けっか[編集へんしゅう]

順位じゅんい No. ドライバー コンストラクター 周回しゅうかい数すう タイム/リタイア原因げんいん グリッド ポイント
1 32 ブラジルの旗 エマーソン・フィッティパルディ ロータス-フォード 85 1:44:07.3 1 9
2 8 フランスの旗 フランソワ・セベール ティレル-フォード 85 +26.6 5 6
3 9 ニュージーランドの旗 デニス・ハルム マクラーレン-フォード 85 +58.1 3 4
4 34 イギリスの旗 マイク・ヘイルウッド サーティース-フォード 85 +1:12.0 8 3
5 16 ブラジルの旗 カルロス・パーチェ マーチ-フォード 84 +1 Lap 11 2
6 5 ニュージーランドの旗 クリス・エイモン マトラ 84 +1 Lap 13 1
7 10 アメリカ合衆国の旗 ピーター・レブソン マクラーレン-フォード 83 +2 Laps 7
8 25 ニュージーランドの旗 ハウデン・ガンレイ BRM 83 +2 Laps 15
9 11 スウェーデンの旗 ロニー・ピーターソン マーチ-フォード 83 +2 Laps 14
10 27 オーストリアの旗 ヘルムート・マルコ BRM 83 +2 Laps 23
11 6 西ドイツの旗 ロルフ・シュトメレン アイフェラント-フォード 83 +2 Laps 20
12 12 オーストリアの旗 ニキ・ラウダ マーチ-フォード 82 +3 Laps 25
13 19 アルゼンチンの旗 カルロス・ロイテマン ブラバム-フォード 81 +4 Laps 9
14 33 オーストラリアの旗 デビッド・ウォーカー ロータス-フォード 79 +6 Laps 12
Ret 17 イギリスの旗 グラハム・ヒル ブラバム-フォード 73 サスペンション 16
NC 15 フランスの旗 アンリ・ペスカロロ マーチ-フォード 59 規定きてい周回しゅうかい数すう不足ふそく 19
Ret 30 スイスの旗 クレイ・レガツォーニ フェラーリ 57 アクシデント 2
Ret 36 イタリアの旗 アンドレア・デ・アダミッチ サーティース-フォード 55 エンジン 10
Ret 22 イタリアの旗 ナンニ・ギャリ テクノ 54 アクシデント 24
Ret 29 ベルギーの旗 ジャッキー・イクス フェラーリ 47 燃料ねんりょう噴射ふんしゃ装置そうち 4
Ret 14 イギリスの旗 マイク・ボイトラー マーチ-フォード 31 ハーフシャフト 22
Ret 18 ブラジルの旗 ウィルソン・フィッティパルディ ブラバム-フォード 28 ギアボックス 18
Ret 24 イギリスの旗 ピーター・ゲシン BRM 27 燃料ねんりょうポンプ 17
Ret 23 フランスの旗 ジャン＝ピエール・ベルトワーズ BRM 15 オーバーヒート 6
Ret 35 オーストラリアの旗 ティム・シェンケン サーティース-フォード 11 オーバーヒート 21
DNS 26 オーストラリアの旗 ヴァーン・シュパン BRM マシンをマルコに譲ゆずる[2]
ソース:[12]
優勝ゆうしょう者しゃエマーソン・フィッティパルディの平均へいきん速度そくど[9]
182.423 km/h (113.352 mph)
ファステストラップ[13]
ラップリーダー[14]
太字ふとじは最多さいたラップリーダー
達成たっせいされた主おもな記録きろく[1]

第だい5戦せん終了しゅうりょう時点じてんのランキング[編集へんしゅう]

  • 注ちゅう: トップ5のみ表示ひょうじ。前半ぜんはん6戦せんのうちベスト5戦せん及および後半こうはん6戦せんのうちベスト5戦せんがカウントされる。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 1970年ねんの勝者しょうしゃペドロ・ロドリゲスの平均へいきん速度そくどは241.308 km/h (149.942 mph)であり、当時とうじのF1史上しじょう最速さいそく記録きろくを更新こうしんした。なお、翌よく1971年ねんのイタリアGPを制せいしたピーター・ゲシンが242.616 km/h (150.755 mph)でこの記録きろくを更新こうしんしている。
  2. ^ ベルギーGPの開催かいさい地ちがスパに戻もどるのは、コースを短縮たんしゅくした後のちの1983年ねんである。
  3. ^ 本ほんレースのスターティンググリッドは3-2-3。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d e f g h “Belgium 1972”. STATS F1. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  2. ^ a b (林はやし信次しんじ 1993, p. 119)
  3. ^ a b c d e f g h i j k “Belgian GP, 1972”. grandprix.com. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  4. ^ a b (林はやし信次しんじ 1993, p. 36)
  5. ^ a b c d “The Belgian Formula One Race”. Motor Sport Magazine. 2016年ねん3月がつ14日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  6. ^ (林はやし信次しんじ 1993, p. 49)
  7. ^ (林はやし信次しんじ 1993, p. 44,49)
  8. ^ “Belgium 1972 - Race entrants”. STATS F1. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  9. ^ a b c “Belgium 1972 - Result”. STATS F1. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  10. ^ “Belgium 1972 - Qualifications”. STATS F1. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  11. ^ “Belgium 1972 - Starting grid”. STATS F1. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  12. ^ “1972 Belgian Grand Prix”. formula1.com. 2016年ねん6月がつ25日にち閲覧えつらん。
  13. ^ “Belgium 1972 - Best laps”. STATS F1. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  14. ^ “Belgium 1972 - Laps led”. STATS F1. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  15. ^ “戦績せんせき：V.シュパン”. F1 DataWeb. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  16. ^ “戦績せんせき：H.マルコ”. F1 DataWeb. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  17. ^ “戦績せんせき：テクノ”. F1 DataWeb. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  18. ^ “戦績せんせき：テクノ”. F1 DataWeb. 2020年ねん4月がつ21日にち閲覧えつらん。
  19. ^ a b “Belgium 1972 - Championship”. STATS F1. 2019年ねん3月がつ12日にち閲覧えつらん。

参照さんしょう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Wikipedia英語えいご版ばん - en:1972 Belgian Grand Prix（2019年ねん7月がつ6日にち 3:37:20(UTC)）
  • 林はやし信次しんじ『F1全ぜん史し 1971-1975 [名手めいしゅスチュワートの退場たいじょう/若手わかて精鋭せいえいたちの新しん時代じだい]』ニュにゅーズ出版ずしゅっぱん、1993年ねん。ISBN 4-938495-05-8。 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

前まえ戦せん
1972年ねんモナコグランプリ 		FIA F1世界せかい選手権せんしゅけん
1972年ねんシーズン 		次つぎ戦せん
1972年ねんフランスグランプリ
前回ぜんかい開催かいさい
1970年ねんベルギーグランプリ 		ベルギーの旗 ベルギーグランプリ 次回じかい開催かいさい
1973年ねんベルギーグランプリ
1970
1971
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1973
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1976
1977
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1979
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