2014年ねんのJリーグ ディビジョン2

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Jリーグ ディビジョン2

シーズン	2014
優勝ゆうしょう	湘南しょうなんベルマーレ
昇格しょうかく	湘南しょうなんベルマーレ 松まつ本山もとやま雅みやびFC モンテディオ山形やまがた
降格こうかく	カターレ富山とやま
試合しあい数すう	462
ゴール数すう	1124 (1試合しあい平均へいきん2.43)
得点とくてん王おう	大黒おおくろ将すすむ志こころざし（京都きょうと・26得点とくてん）
最大さいだい差さ勝利しょうりホーム試合しあい
山形やまがた 6-1 栃木とちぎ（第だい17節せつ・6月7日にち）
最大さいだい差さ勝利しょうりアウェー試合しあい
千葉ちば 0-6 湘南しょうなん（第だい7節せつ・4月がつ13日にち）
最多さいた得点とくてん試合しあい
北九州きたきゅうしゅう 3-5 福岡ふくおか（第だい30節せつ・9月6日にち）
最多さいた連勝れんしょう記録きろく
14 - 湘南しょうなん（第だい1節せつ-第だい14節せつ）
最多さいた連続れんぞく負まけ無なし記録きろく
21 - 湘南しょうなん（第だい16節せつ-第だい36節せつ）
最多さいた連続れんぞく勝がち無なし記録きろく
14 - 讃岐さぬき（第だい1節せつ-第だい14節せつ）
最多さいた連敗れんぱい記録きろく
9 - 富山とやま （第だい11節せつ-第だい19節せつ）
最多さいた観客かんきゃく動員どういん
20,636人にん - 大分おおいた vs 熊本くまもと（第だい30節せつ・9月6日にち）
最少さいしょう観客かんきゃく動員どういん
1,450人にん - 讃岐さぬき vs 栃木とちぎ（第だい6節せつ・4月がつ5日にち）
平均へいきん観客かんきゃく動員どういん	6,588人にん
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この項目こうもくでは、2014年ねんシーズンのJリーグ ディビジョン2（J2）について述のべる。

概要がいよう

1999年ねんにJリーグ ディビジョン2（J2）が開幕かいまくしてから16年ねん目めを迎むかえるとともに、Jリーグが3部ぶ制せいとなって初はじめてのシーズンとなった。

若手わかて選手せんしゅの出場しゅつじょう機会きかいを確保かくほするため、J1・J2に参加さんかする40クラブの22歳さい以下いかの選手せんしゅを対象たいしょうとしてJリーグ・アンダー22選抜せんばつが新あらたに作つくられ、下位かいリーグであるJ3リーグ (J3) へ参加さんかした。

2014年ねんシーズンのJ2のクラブ

2014年ねんシーズンのJ2のクラブ数すうは前年ぜんねん同様どうようの22。2013年ねんのJ1で16位いの湘南しょうなんベルマーレと18位いの大分おおいたトリニータが2012年ねん以来いらい2年ねんぶり、17位いのジュビロ磐田じゅびろいわたは初はつの降格こうかく。JFLからは前ぜんシーズンJ2・JFL入いれ替かえ戦せんを制せいしたカマタマーレ讃岐さぬきが初はつ昇格しょうかく。

チーム名めい	監督かんとく	所在しょざい 都道府県とどうふけん	ホームスタジアム	前年ぜんねん成績せいせき	J1 ライセンス
コンサドーレ札幌さっぽろ	財前ざいぜん恵一けいいち	北海道ほっかいどう	札幌さっぽろドーム 札幌さっぽろ厚別あしべつ公園こうえん競技きょうぎ場じょう	J2 8位い	○
モンテディオ山形やまがた	石崎いしざき信弘のぶひろ	山形やまがた県けん	NDソフトスタジアム山形やまがた	J2 10位い	○
水戸みとホーリーホック	柱谷はしらたに哲二てつじ	茨城いばらき県けん	ケーズデンキスタジアム水戸みと	J2 15位い	×
栃木とちぎSC	阪ばん倉くら裕二ゆうじ	栃木とちぎ県けん	栃木とちぎ県けんグリーンスタジアム	J2 9位い	○
ザスパクサツ群馬ぐんま	秋葉あきば忠宏ただひろ	群馬ぐんま県けん	正田醤油しょうだしょうゆスタジアム群馬ぐんま	J2 20位い	○
ジェフユナイテッド千葉ちば	鈴木すずき淳あつし	千葉ちば県けん	フクダ電子ふくだでんしアリーナ	J2 5位い	○
東京とうきょうヴェルディ	三浦みうら泰やすし年ねん	東京とうきょう都と	味あじの素もとスタジアム	J2 13位い	○
横浜よこはまFC	山口やまぐち素もと弘ひろし	神奈川かながわ県けん	ニッパツ三ツ沢みつざわ球技きゅうぎ場じょう	J2 11位い	○
湘南しょうなんベルマーレ	曺貴裁さい		Shonan BMW スタジアム平塚ひらつか	J1 16位い	○
松まつ本山もとやま雅みやびFC	反町そりまち康治こうじ	長野ながの県けん	松本まつもと平ひら広域こういき公園こうえん総合そうごう球技きゅうぎ場じょう	J2 7位い	○
カターレ富山とやま	安間あんま貴義たかよし	富山とやま県けん	富山とやま県けん総合そうごう運動公園うんどうこうえん陸上りくじょう競技きょうぎ場じょう	J2 18位い	○
ジュビロ磐田じゅびろいわた	シャムスカ	静岡しずおか県けん	ヤマハスタジアム（磐田いわた）	J1 17位い	○
FC岐阜ぎふ	ラモス瑠偉	岐阜ぎふ県けん	岐阜ぎふメモリアルセンター長良川ながらがわ競技きょうぎ場じょう	J2 21位い	×
京都きょうとサンガF.C.	バドゥ	京都きょうと府ふ	京都きょうと市し西京極にしきょうごく総合そうごう運動公園うんどうこうえん陸上りくじょう競技きょうぎ場じょう兼けん球技きゅうぎ場じょう	J2 3位い	○
ファジアーノ岡山おかやま	影山かげやま雅まさ永ひさし	岡山おかやま県けん	kankoスタジアム	J2 12位い	○
カマタマーレ讃岐さぬき	北野きたの誠まこと	香川かがわ県けん	香川かがわ県立けんりつ丸亀まるがめ競技きょうぎ場じょう	jflJFL 2位い	○
愛媛えひめFC	石丸いしまる清隆きよたか	愛媛えひめ県けん	ニンジニアスタジアム	J2 17位い	○
アビスパ福岡ふくおか	マリヤン・プシュニク	福岡ふくおか県けん	レベルファイブスタジアム	J2 14位い	○
ギラヴァンツ北九州きたきゅうしゅう	柱谷はしらたに幸一こういち		北九州きたきゅうしゅう市立しりつ本城ほんじょう陸上りくじょう競技きょうぎ場じょう	J2 16位い	×
V・ファーレン長崎ながさき	高木たかぎ琢也たくや	長崎ながさき県けん	長崎ながさき県立けんりつ総合そうごう運動公園うんどうこうえん陸上りくじょう競技きょうぎ場じょう	J2 6位い	○
ロアッソ熊本くまもと	小野おの剛つよし	熊本くまもと県けん	うまかな・よかなスタジアム	J2 19位い	○
大分おおいたトリニータ	田坂たさか和昭かずあき	大分おおいた県けん	大分銀行おおいたぎんこうドーム	J1 18位い	○

• チーム名めい・監督かんとく・本拠地ほんきょち名めいについては開幕かいまく時点じてんのもの。クラブライセンスについては2014年ねん9月がつ29日にち承認しょうにん時点じてんのもの。

監督かんとく交代こうたい

特記とっきなき場合ばあい、監督かんとく代行だいこうはトップチームのヘッドコーチが務つとめている。

チーム名めい	前ぜん監督かんとく	退任たいにん日び	監督かんとく代行だいこう	新しん監督かんとく	就任しゅうにん日び	備考びこう
京都きょうとサンガF.C.	バドゥ	6月18日にち	森下もりした仁志ひとし	川勝かわかつ良一りょういち	6月29日にち	外部がいぶからの招聘しょうへい
ジェフユナイテッド市原いちはら・千葉ちば	鈴木すずき淳あつし	6月23日にち	斉藤さいとう和夫かずお（TD）	関せき塚づか隆たかし	7月がつ8日にち	外部がいぶからの招聘しょうへい
コンサドーレ札幌さっぽろ	財前ざいぜん恵一けいいち	8月がつ28日にち	名塚なづか善寛よしひろ	イヴィッツァ・バルバリッチ	8月がつ28日にち	外部がいぶからの招聘しょうへい
東京とうきょうヴェルディ	三浦みうら泰やすし年ねん	9月15日にち	-	冨樫とがし剛一ごういち	9月15日にち	ユースチーム監督かんとくからの昇格しょうかく
ジュビロ磐田じゅびろいわた	シャムスカ	9月25日にち	-	名波なば浩ひろし	9月25日にち	外部がいぶからの招聘しょうへい

レギュレーションの変更へんこう点てん

2014年ねんよりJ3リーグが発足ほっそくしたことに伴ともない、J2の成績せいせき下位かいクラブとの入いれ替かえ対象たいしょうになるリーグがこれまでの日本にっぽんフットボールリーグ(JFL)からJ3リーグに変更へんこうされた。基本きほん的てきにはJ2の22位いが次じ年度ねんどのJ3に自動じどう降格こうかく、J3の1位いが次じ年度ねんどのJ2に自動じどう昇格しょうかくし、J2の21位いとJ3の2位いが入いれ替かえ戦せんを行おこなう。ただし、J3で2位い以内いないに入はいったクラブがJ2ライセンスを得えていない場合ばあい、およびJ3に特別とくべつ参加さんかするJリーグ・アンダー22選抜せんばつが2位い以内いないに入はいった場合ばあいは条件じょうけんが変かわる。詳細しょうさいはJ2・J3入いれ替かえ戦せん#レギュレーションを参照さんしょう。

11月23日にちに両りょうリーグの全ぜん日程にっていが終了しゅうりょうし、最終さいしゅう的てきに本来ほんらいのルール通どおりに行おこなわれることになった（後述こうじゅつ）。

スケジュール

2013年ねん12月17日にちに2014年ねんのJリーグのスケジュールが発表はっぴょうされ、J2は3月がつ2日にちに開幕かいまくし、11月30日にち閉幕へいまくの全ぜん42節せつ・462試合しあいで行おこなわれた。

2014 FIFAワールドカップ期間きかん中ちゅうも中断ちゅうだん期間きかんは設もうけられなかったが、リーグ前ぜん後半こうはんの折おり返かえしとなる第だい21節せつと第だい22節せつとの間あいだの週末しゅうまつ（7月がつ12、13日にち）は第だい94回かい天皇杯てんのうはい2回戦かいせんが行おこなわれた ためリーグ戦せんの予定よていが入いれられなかった。

リーグ概要がいよう

リーグ序盤じょばんから、1年ねんでJ2に降格こうかくした湘南しょうなんが圧倒的あっとうてきな強つよさを見みせる。指揮しきして3年ねん目めとなる曺貴裁さいが確立かくりつさせた、素早すばやい攻守こうしゅの切きり替かえで高たかい位置いちからボールを奪うばいに行いくスタイルを継続けいぞくさせ、開幕かいまく節ぶしからJ2記録きろくとなる14連勝れんしょうを記録きろく。第だい15節せつに愛媛えひめに敗やぶれ初はつ黒星くろぼしを喫きっする が、前半ぜんはん戦せんはこの1敗はいのみの20勝しょう1敗はいで折おり返かえす と、後半こうはん戦せんも好調こうちょうを維持いじし、後半こうはん戦せん無敗むはい（6勝しょう5分ふん）のまま迎むかえた第だい33節せつで京都きょうとと引ひき分わけて、2004年ねんの川崎かわさき（8節せつを残のこして2位い以内いない確定かくてい）を上回うわまわる史上しじょう最速さいそくとなる9節せつを残のこしての自動じどう昇格しょうかく圏けん（2位い以内いない）確定かくてい。第だい36節せつでJ2優勝ゆうしょうを決きめた。更さらに年間ねんかん勝がち点てんは101で、年間ねんかん勝がち点てんが100を越こえるのは2008年ねんの広島ひろしま以来いらい6年ねんぶりである。

また、前年ぜんねんのJ2で昇格しょうかくプレーオフ進出しんしゅつに後こう一いち歩ほ届とどかなかった松本まつもとは、就任しゅうにん3年ねん目めを迎むかえた反町そりまち康治こうじの細部さいぶにまでこだわり抜ぬいた戦術せんじゅつが浸透しんとう。地元じもと松本まつもと出身しゅっしんで元もと日本にっぽん代表だいひょうDF田中たなか隼はやぶさ磨すりがチームを牽引けんいんし快かい進撃しんげきを続つづけ、第だい11節せつには3位いに、リーグ折おり返かえし直後ちょくごの第だい22節せつには自動じどう昇格しょうかく圏けんの2位いに浮上ふじょう。そこから一いち度ども2位いの座ざを譲ゆずることなく、第だい39節せつの福岡ふくおか戦せんで勝利しょうりして2位いを確定かくてい、北信越ほくしんえつリーグ（地域ちいきリーグ）参入さんにゅうから6年ねん、J2昇格しょうかくから3年ねんでのJ1初はつ昇格しょうかくを決きめた。

その一方いっぽうで、前年ぜんねんのJ1からJ2降格こうかくとなった磐田いわたはフロント陣じんを一新いっしん。2008年ねんに大分おおいたをナビスコ杯はい優勝ゆうしょうに導みちびいたペリクレス・シャムスカを監督かんとくに迎むかえ、日本にっぽん代表だいひょうの経験けいけんを持もつFW前田まえだ遼りょう一いち・DF駒野こまの友一ともかず・MF山田やまだ大だい記きらが残留ざんりゅう。さらにヨーロッパでプレーしていた元もと日本にっぽん代表だいひょうMF松井まつい大輔だいすけが新しん加入かにゅうする など、シーズン前まえの下馬評げばひょうでは「J2優勝ゆうしょう、最低さいていでも自動じどう昇格しょうかく枠わく」と言いわれていたが、元もとJ1チームを“食くってやろう”とする各かくチームのモチベーションの前まえに苦戦くせんを強しいられ、前半ぜんはん戦せんを終おえた時点じてんでは13勝しょう4分ふん4敗はいで松本まつもとを得失点とくしってん差さで辛かろうじて上回うわまわり2位いにつけるも、後半こうはん戦せんに入はいるとさらに失速しっそくし、第だい33節せつ終了しゅうりょう時点じてんで3勝しょう4分ふん5敗はいとなった時点じてんでシャムスカを解任かいにん。後任こうにんに磐田いわたの黄金おうごん期きを支ささえた名波なば浩ひろしを招聘しょうへいするも松本まつもとに追おいつくことは出来できず、逆ぎゃくに終盤しゅうばんで6戦せん連続れんぞく未み勝利しょうりを喫きっするなど失速しっそく、第だい39節せつで松本まつもとが昇格しょうかくを決きめたことにより3位い以下いかが確定かくてい、プレーオフ出場しゅつじょうに懸かけることになった。

昇格しょうかく争あらそいの一方いっぽうで、この年としはホームスタジアムの関係かんけいでJ1ライセンスが交付こうふされない北九州きたきゅうしゅうが躍進やくしんを見みせた。常つねは守備しゅび的てきな陣形じんけいを敷しきながらもごくわずかなタイミングを見計みはからって手数てかずをかけずに攻撃こうげきする柱谷はしらたに幸一こういちの戦術せんじゅつが浸透しんとうし、最終さいしゅう盤ばんまで磐田いわたに迫せまるなど躍進やくしんした。

J1昇格しょうかくプレーオフ進出しんしゅつ要件ようけんとなる6位い以内いないの争あらそいでは、前述ぜんじゅつの磐田いわたや北九州きたきゅうしゅうの他ほか、第だい41節せつ終了しゅうりょう時点じてんで千葉ちば・山形やまがた・大分おおいたの5チームが勝かち点差てんさ3の中なかにひしめき、3位いから7位いとなる可能かのう性せいを残のこした状態じょうたいでそれぞれ別べつのチームと戦たたかうことになった。最終さいしゅう節ぶしで、磐田いわたはアウェーで札幌さっぽろに引ひき分わけ、千葉ちばはアウェーで讃岐さぬきに勝利しょうり、北九州きたきゅうしゅうは横浜よこはまFCに、山形やまがたは東京とうきょうVに、大分おおいたは湘南しょうなんにいずれも敗やぶれ、最終さいしゅう的てきに3位い千せん葉よう・4位い磐田いわた・5位い北九州きたきゅうしゅう・6位い山形やまがた・7位い大分おおいたの順じゅんとなり、J1ライセンスを保有ほゆうしている千葉ちば・磐田いわた・山形やまがたの3チームがJ1昇格しょうかくプレーオフに進すすむことになった。

残留ざんりゅう争あらそいに目めを向むけると、富山とやま、東京とうきょうV、讃岐さぬきの3チームが低迷ていめい。いずれも一いち度ども1桁けた順位じゅんいにつけることはなく、終盤しゅうばんまで3チームで残留ざんりゅうを争あらそう混戦こんせんとなった。このうち東京とうきょうVが第だい31節せつ終了しゅうりょう後ごに三浦みうら泰やすし年ねんを解任かいにん、東京とうきょうVユース監督かんとくだった冨樫とがし剛一ごういちが監督かんとくに就任しゅうにんすると、課題かだいだった失点しってんが徐々じょじょに減へっていき、第だい41節せつの群馬ぐんま戦せんでJ2残留ざんりゅうを決きめた。なお最終さいしゅう順位じゅんいは20位いである。また富山とやまは開幕かいまくから9試合しあい連続れんぞく未み勝利しょうり、第だい10節せつの松本まつもと戦せんで初はつ勝利しょうりを挙あげたものの、第だい15節せつの讃岐さぬきとの直接ちょくせつ対決たいけつで1-2で敗戦はいせんした後のちは一いち度ども最下位さいかいから抜ぬけ出だせず、最終さいしゅう的てきに第だい39節せつで最下位さいかいが確定かくていしJ3への降格こうかくが決定けってい した。J2初はつ参戦さんせんの讃岐さぬきは開幕かいまくから14試合しあい連続れんぞく未み勝利しょうりで最下位さいかいに低迷ていめいしていたが、第だい15節せつの富山とやま戦せんに勝利しょうりを収おさめると最下位さいかいを脱出だっしゅつ、そこからは一いち度ども最下位さいかいに転落てんらくすることはなかったものの、最終さいしゅう的てきには21位いでJ3で2位いの長野ながのと入いれ替かえ戦せんを戦たたかうことになった。

結果けっか

順位じゅんい表ひょう

順じゅん	チーム	試ためし	勝かち	分ぶん	敗はい	得とく	失しつ	差さ	点てん	出場しゅつじょう権けんまたは降格こうかく
1	湘南しょうなんベルマーレ (C) (P)	42	31	8	3	86	25	+61	101	J1リーグ 2015へ昇格しょうかく 1
2	松まつ本山もとやま雅みやびFC (P)	42	24	11	7	65	35	+30	83
3	ジェフユナイテッド千葉ちば	42	18	14	10	55	44	+11	68	J1昇格しょうかくプレーオフに出場しゅつじょう 1
4	ジュビロ磐田じゅびろいわた	42	18	13	11	67	55	+12	67
5	ギラヴァンツ北九州きたきゅうしゅう	42	18	11	13	50	50	0	65	J2残留ざんりゅう
6	モンテディオ山形やまがた (O) (P)	42	18	10	14	57	44	+13	64	J1昇格しょうかくプレーオフに出場しゅつじょう 1
7	大分おおいたトリニータ	42	17	12	13	52	55	−3	63	J2残留ざんりゅう
8	ファジアーノ岡山おかやま	42	15	16	11	52	48	+4	61
9	京都きょうとサンガF.C.	42	14	18	10	57	52	+5	60
10	コンサドーレ札幌さっぽろ	42	15	14	13	48	44	+4	59
11	横浜よこはまFC	42	14	13	15	49	47	+2	55
12	栃木とちぎSC	42	15	10	17	52	58	−6	55
13	ロアッソ熊本くまもと	42	13	15	14	45	53	−8	54
14	V・ファーレン長崎ながさき	42	12	16	14	45	42	+3	52
15	水戸みとホーリーホック	42	12	14	16	46	46	0	50
16	アビスパ福岡ふくおか	42	13	11	18	52	60	−8	50
17	FC岐阜ぎふ	42	13	10	19	54	61	−7	49
18	ザスパクサツ群馬ぐんま	42	14	7	21	45	54	−9	49
19	愛媛えひめFC	42	12	12	18	54	58	−4	48
20	東京とうきょうヴェルディ	42	9	15	18	31	48	−17	42
21	カマタマーレ讃岐さぬき	42	7	12	23	34	71	−37	33	J2・J3入いれ替かえ戦せんに出場しゅつじょう
22	カターレ富山とやま (R)	42	5	8	29	28	74	−46	23	J3リーグ 2015へ降格こうかく

最終さいしゅう更新こうしんは2014年ねん11月23日にち 第だい42節せつの試合しあい終了しゅうりょう時じ
出典しゅってん: J. League Data Site
順位じゅんいの決定けってい基準きじゅん: 1. 勝かち点てん; 2. 得失点とくしってん差さ; 3. 得点とくてん数すう.
¹ J1ライセンスを保有ほゆうするクラブのみ、J1自動じどう昇格しょうかく（上位じょうい2チーム）、プレーオフ参加さんか（3-6位い）可か。J2ライセンスしか保有ほゆうしていない北九州きたきゅうしゅうが最終さいしゅう順位じゅんいで5位いになったためプレーオフの方式ほうしきが変更へんこうされ、残のこる3チームのうち最さい上位じょういとなった千葉ちばがシードとなり、第だい1戦せんは4位いの磐田いわたと6位いの山形やまがたで争あらそわれた。

J3リーグの上位じょうい2チームがいずれもJ2ライセンスを得えたことから、最下位さいかいとなった富山とやまはツエーゲン金沢かなざわ（J3リーグ優勝ゆうしょう）と入いれ替かわり2015年ねんはJ3リーグへ降格こうかく。21位いの讃岐さぬきはJ3リーグ2位いとなったAC長野ながのパルセイロと残留ざんりゅうをかけて入いれ替かえ戦せんで争あらそう。

戦績せんせき表ひょう

ホーム / アウェー

CON

MON

HOL

TOC

SPA

JEF

VER

YFC

BEL

YAM

KAT

JÚB

GIF

SAN

FAG

KAM

EHI

AVI

GIR

VVN

ROS

TRI

コンサドーレ札幌さっぽろ

1–1

4–0

1–1

1–0

0–2

0–0

0–1

2–0

1–0

2–1

1–1

3–2

0–1

3–1

1–1

0–1

1–1

3–0

2–1

2–2

1–1

モンテディオ山形やまがた

2–1

0–0

6–1

1–2

1–1

1–2

2–4

1–3

0–0

1–0

0–1

3–1

1–0

0–2

4–0

2–0

2–1

1–2

2–1

1–2

2–0

水戸みとホーリーホック

0–0

0–1

1–2

2–0

1–2

1–1

2–2

0–1

1–2

2–3

4–1

3–2

5–1

0–1

0–0

0–0

1–2

1–1

0–0

0–0

2–1

栃木とちぎSC

2–1

1–1

0–1

3–0

0–2

3–2

1–1

0–3

1–2

2–1

0–2

3–0

2–1

0–1

1–2

3–3

1–1

1–1

1–0

1–1

4–0

ザスパクサツ群馬ぐんま

3–0

1–1

0–1

2–0

1–2

1–0

0–2

0–1

1–3

2–0

1–1

2–2

0–1

3–2

1–0

3–2

1–2

0–0

2–4

1–1

2–1

ジェフユナイテッド千葉ちば

2–0

2–0

1–0

0–2

3–2

0–0

0–0

0–6

0–1

2–1

2–2

1–0

3–0

1–0

1–1

1–0

3–0

1–3

1–1

3–0

2–1

東京とうきょうヴェルディ

0–0

1–2

1–0

1–1

1–1

1–1

1–1

0–0

1–3

0–1

0–1

0–1

1–0

0–1

0–1

1–1

0–5

1–0

1–5

1–0

1–1

横浜よこはまFC

2–2

2–1

1–1

3–0

1–0

0–0

0–0

1–3

0–2

2–0

4–0

0–1

0–2

0–2

4–2

0–0

2–0

1–0

1–2

0–1

1–1

湘南しょうなんベルマーレ

2–0

1–0

4–2

2–1

1–0

1–1

1–0

4–1

1–1

2–0

1–1

0–0

3–0

2–0

3–1

3–0

2–0

2–0

1–2

2–1

4–0

松まつ本山もとやま雅みやびFC

1–2

0–0

3–0

2–1

3–1

2–1

1–1

2–0

1–4

2–1

2–1

1–0

2–2

1–2

0–0

2–1

2–1

0–1

0–0

2–1

2–0

カターレ富山とやま

0–2

1–1

0–3

1–0

0–1

1–1

0–3

1–2

0–1

3–2

0–1

0–0

1–2

0–3

1–1

1–3

1–2

0–2

1–0

0–2

1–1

ジュビロ磐田じゅびろいわた

0–1

0–2

1–0

2–3

2–0

2–0

1–2

2–2

1–2

1–1

3–2

3–1

2–2

1–1

4–2

2–0

3–3

3–1

1–0

3–1

1–1

FC岐阜ぎふ

1–1

1–0

0–2

1–3

1–0

2–2

3–0

1–2

2–3

3–1

3–0

0–4

2–1

2–2

3–1

4–3

1–2

1–1

1–1

2–3

2–3

京都きょうとサンガF.C.

1–1

2–2

1–1

0–0

0–3

3–3

1–0

2–1

2–2

0–0

1–1

2–3

0–0

1–1

4–1

0–0

3–1

1–1

2–0

0–0

2–2

ファジアーノ岡山おかやま

2–0

1–4

1–1

3–1

1–2

1–0

2–1

0–0

0–0

0–0

0–0

1–1

2–1

2–3

2–2

1–1

1–1

0–3

2–1

1–1

1–1

カマタマーレ讃岐さぬき

1–0

0–3

0–0

0–1

1–0

0–1

0–1

0–1

0–2

0–5

2–1

1–4

1–2

2–2

2–1

1–2

1–1

1–1

0–1

1–1

0–1

愛媛えひめFC

2–3

4–0

0–2

0–1

0–2

2–2

2–1

2–1

1–0

1–4

4–0

0–1

0–0

0–0

2–3

2–0

0–0

2–1

0–3

4–0

1–2

アビスパ福岡ふくおか

2–2

0–1

0–1

2–0

1–1

1–0

0–1

1–0

0–0

1–2

2–1

3–1

1–0

1–0

2–3

1–2

1–1

0–1

2–5

1–3

1–2

ギラヴァンツ北九州きたきゅうしゅう

2–0

0–1

1–0

0–1

2–1

1–0

2–1

2–1

0–4

0–0

2–2

3–2

2–0

1–3

2–1

2–1

0–3

3–5

2–1

1–1

1–1

V・ファーレン長崎ながさき

0–1

0–0

1–1

1–1

2–0

2–1

0–0

1–0

0–3

0–2

2–0

1–1

0–2

0–1

1–1

1–1

2–1

0–0

1–1

0–1

0–0

ロアッソ熊本くまもと

0–2

1–3

2–1

2–1

0–1

0–0

0–0

2–2

1–3

0–1

2–0

0–0

0–3

1–4

0–0

4–1

3–1

2–1

0–1

1–1

1–1

大分おおいたトリニータ

1–0

1–0

2–3

2–1

2–1

2–4

3–2

1–0

2–3

0–2

3–0

2–0

1–0

0–3

1–0

1–0

2–2

3–0

1–0

1–1

0–1

最終さいしゅう更新こうしんは2014年ねん11月23日にちの試合しあい終了しゅうりょう時じ
出典しゅってん: J. League data
¹左ひだり縦列じゅうれつのチームがホーム側がわ。
色いろ: 青あお = ホームチームが勝かち; 黄き = 引ひき分わけ; 赤あか = アウェーチームが勝利しょうり。

J1昇格しょうかくプレーオフ

2014 J1昇格しょうかくプレーオフ（2014 J.League Road To J1 Play-Offs）

詳細しょうさいは「2014年ねんのJリーグ#J1昇格しょうかくプレーオフ」を参照さんしょう

	準決勝じゅんけっしょう（11月30日にち・ヤマハ）					決勝けっしょう（12月7日にち・味あじスタ）
						3位い	ジェフユナイテッド千葉ちば	0
	4位い	ジュビロ磐田じゅびろいわた	1			6位い	モンテディオ山形やまがた	1
	6位い	モンテディオ山形やまがた	2

5位いのギラヴァンツ北九州きたきゅうしゅうはJ1ライセンスを保有ほゆうしておらず出場しゅつじょう資格しかく対象たいしょう外がいのため、3チームでの対戦たいせんとなった。

得点とくてんランキング

順位じゅんい	選手せんしゅ	所属しょぞく	得点とくてん
得点とくてん王おう	大黒おおくろ将すすむ志こころざし	京都きょうとサンガF.C.	26
2	ウェリントン	湘南しょうなんベルマーレ	20
3	船山ふなやま貴之たかゆき	松まつ本山もとやま雅みやびFC	19
T4	前田まえだ遼りょう一いち	ジュビロ磐田じゅびろいわた	17
	ナザリト	FC岐阜ぎふ
6	池元いけもと友樹ともき	ギラヴァンツ北九州きたきゅうしゅう	15
T7	都倉とくら賢けん	コンサドーレ札幌さっぽろ	14
	ディエゴ	モンテディオ山形やまがた
	ダニエル・ロビーニョ	ザスパクサツ群馬ぐんま
	岡田おかだ翔しょう平たいら	湘南しょうなんベルマーレ

2014年ねん11月23日にちの試合しあい終了しゅうりょう時じ
出典しゅってん: J. League data

表彰ひょうしょう

月間げっかんMVP

月つき	選手せんしゅ	所属しょぞく
3月がつ	永木ながき亮太りょうた	湘南しょうなんベルマーレ
4月がつ	遠藤えんどう航わたる
5月	船山ふなやま貴之たかゆき	松まつ本山もとやま雅みやびFC
6月がつ	金森かなもり健志たけし	アビスパ福岡ふくおか
7月がつ	上田うえだ康かん太ふとし	ファジアーノ岡山おかやま
8月がつ	松下まつした年みのる宏ひろし	横浜よこはまFC
9月	大黒おおくろ将すすむ志こころざし	京都きょうとサンガF.C.
10月	森本もりもと貴幸たかゆき	ジェフユナイテッド千葉ちば
11月	山岸やまぎし範はん宏ひろし	モンテディオ山形やまがた

月間げっかんベストゴール

月つき	選手せんしゅ	所属しょぞく	節ふし	対戦たいせん相手あいて（試合しあい会場かいじょう）	得点とくてん時間じかん
3月がつ	片山かたやま奨すすむ典てん	熊本くまもと	1節せつ	福岡ふくおか（うまスタ）	33分ふん
4月がつ	岩上いわかみ祐三ゆうぞう	松本まつもと	7節せつ	栃木とちぎ（栃木とちぎグ）	1分ふん
5月	片山かたやま瑛一えいいち	岡山おかやま	16節せつ	磐田いわた（ヤマハ）	11分ふん
6月がつ	フェルジナンド	磐田いわた	19節せつ	湘南しょうなん（ヤマハ）	53分ふん
7月がつ	堀米ほりごめ勇いさむ輝てる	愛媛えひめ	21節せつ	北九州きたきゅうしゅう（本城ほんじょう）	4分ふん
8月がつ	ウェリントン	湘南しょうなん	28節せつ	磐田いわた（BMWス）	60分ふん
9月	石原いしはら崇たかし兆ちょう	岡山おかやま	31節せつ	松本まつもと（松本まつもと）	20分ふん
10月	都倉とくら賢けん	札幌さっぽろ	38節せつ	湘南しょうなん（札幌さっぽろド）	9分ふん
11月	上里うえさと一いち将しょう	札幌さっぽろ	42節せつ	磐田いわた（札幌さっぽろド）	8分ふん

J2 Exciting 22

事前じぜんにファンの投票とうひょうにより各かくクラブの最高さいこう得票とくひょう者しゃ1名めいが「J2 Exciting 22」としてノミネートされる。その22名めいの中なかから当日とうじつのJリーグアウォーズ観覧かんらん者しゃの投票とうひょうによってもっとも多おおくの票ひょうを集あつめた選手せんしゅがJ2 Most Exciting Playerに選えらばれる。

所属しょぞくクラブ	選手せんしゅ名めい	ポジション	受賞じゅしょう回数かいすう
コンサドーレ札幌さっぽろ	都倉とくら賢けん	FW	初はつ
モンテディオ山形やまがた	石川いしかわ竜也たつや	DF
水戸みとホーリーホック	本間ほんま幸司こうじ	GK	3年ねんぶり2回かい目め
栃木とちぎSC	湯澤ゆざわ洋介ようすけ	MF	初はつ
ザスパクサツ群馬ぐんま	平繁ひらしげ龍一りゅういち	FW	2年ねん連続れんぞく2回かい目め
ジェフユナイテッド千葉ちば	中村なかむら太ふとし亮あきら	MF	初はつ
東京とうきょうヴェルディ	中後なかご雅喜まさき
横浜よこはまFC	松下まつした年みのる宏ひろし
湘南しょうなんベルマーレ	永木ながき亮太りょうた
松まつ本山もとやま雅みやびFC	田中たなか隼はやぶさ磨すり	DF
カターレ富山とやま	宮吉みやよし拓実たくじつ	FW	3年ねんぶり2回かい目め
ジュビロ磐田じゅびろいわた	前田まえだ遼りょう一いち		初はつ
FC岐阜ぎふ	難波なんば宏明ひろあき
京都きょうとサンガF.C.	大黒おおくろ将すすむ志こころざし	MF
ファジアーノ岡山おかやま	上田うえだ康かん太ふとし
カマタマーレ讃岐さぬき	木島きしま良輔りょうすけ	FW
愛媛えひめFC	堀米ほりごめ勇いさむ輝てる	MF
アビスパ福岡ふくおか	金森かなもり健志たけし	FW
ギラヴァンツ北九州きたきゅうしゅう	池元いけもと友樹ともき
V・ファーレン長崎ながさき	石神いしがみ直哉なおや	MF
ロアッソ熊本くまもと	澤田さわだ崇たかし
大分おおいたトリニータ	為田ためだ大だい貴たか

J2 Most Exciting Player

所属しょぞくクラブ	選手せんしゅ名めい	ポジション	受賞じゅしょう回数かいすう
松まつ本山もとやま雅みやびFC	田中たなか隼はやぶさ磨すり	DF	初はつ

優勝ゆうしょうクラブ以外いがいから選えらばれたのは2年ねんぶり。
DFの受賞じゅしょうは2年ねんぶり。

関連かんれん項目こうもく

• 2014年ねんのスポーツ
• 2014年ねんのサッカー
• 2014年ねんのJリーグ
• 2014年ねんのJリーグ ディビジョン1（J1）
• 2014年ねんのJ3リーグ（J3）
• 2014年ねんのJリーグカップ
• 第だい94回かい天皇杯てんのうはい全日本ぜんにほんサッカー選手権せんしゅけん大会たいかい

外部がいぶリンク

• Jリーグ公式こうしきサイト