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DPE

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

DPE(ディー・ピー・イー、英語えいご: Development - Printing - Enlargement りゃく、「現像げんぞうばし」の[1][2])とは、撮影さつえい写真しゃしんフィルムのポストプロダクション工程こうてい語源ごげんとした、日本にっぽんでの略語りゃくご日本語にほんご一般いっぱん名詞めいしである。このかたりは、「現像げんぞうけ・ばし」業務ぎょうむし、どう業務ぎょうむおこなみせDPEてん(ディー・ピー・イーてん)あるいはDPEショップ[2]

こしみなみのDPEショップ(2012ねん)

略歴りゃくれき概要がいよう

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ちいさなスタジオをかまえ、店主てんしゅ店員てんいんがスタジオや出張しゅっちょうして撮影さつえいおこな営業えいぎょう写真しゃしんかんとはことなり、技術ぎじゅつ革新かくしんにより、さらに精度せいどたかい「現像げんぞうけ・ばし」業務ぎょうむおこなえる高価こうか機械きかい設置せっちしているみせおこなうのがDPEである[2]

「DPE」を看板かんばんにかかげるみせ[1]は、1970年代ねんだい - 1980年代ねんだいにおいては「フジカラーショップ」とうのフィルム会社かいしゃがけるチェーンストアてき展開てんかいをし、フィルムやカメラをり、きゃくからの撮影さつえいみフィルムをり、フィルム会社かいしゃ現像げんぞうしょいでいた。現像げんぞう処理しょりシステムの開発かいはつで、店頭てんとう処理しょりできるようになり、1986ねん昭和しょうわ61ねん)のレンズきフィルム登場とうじょう以来いらい、いわゆる「DPEショップ」のチェーンが爆発ばくはつてきえた。⇒ #DPEてん

ただいまの時間じかん 仕上しあがりの時間じかん(2011ねん)

DPEてん

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コダック・ピクチャー・メーカー英語えいごばんきゃく自分じぶんでプリントアウトできる機械きかい

日本にっぽんでは、おも現像げんぞうラボへのぎをせんもんおこなみせをDPEてんという。1980年代ねんだい小型こがた現像げんぞう処理しょりシステム(ミニラボ[3]しょうした)が開発かいはつされるとみせでプリントまでおこなみせえた。ぜん自動じどう作成さくせいできるためスーパーマーケットなどでも導入どうにゅうされた。撮影さつえいみフィルムを現像げんぞうし、あわせて印画いんがへのけもおこなう「同時どうじプリント」、現像げんぞうみのフィルムから印画いんがへのけをおこなう「し」、撮影さつえいみフィルムの現像げんぞうだけをおこなう「現像げんぞうのみ」とえらぶことができる。

2000ねんころからデジタルカメラ普及ふきゅう急速きゅうそく市場いちば縮小しゅくしょう店舗てんぽすう減少げんしょう傾向けいこうにある。従来じゅうらい業務ぎょうむぎつつ、デジタルデータのプリントにも注力ちゅうりょくしている。

近年きんねんでは、現像げんぞう設備せつびがデジタルにしか対応たいおうしていない店舗てんぽられ、フィルムがまれると処理しょり可能かのうだい規模きぼ店舗てんぽぐという、ミニラボ普及ふきゅうまえのような業務ぎょうむられる(小規模しょうきぼ店舗てんぽだけではなく、カメラのキタムラやヨドバシカメラといった大手おおて写真しゃしんてんチェーンでもられる。ブローニーばんなどといった特殊とくしゅなフォーマットのフィルムでは外注がいちゅうおおられるが、もっと普及ふきゅうしている135フィルムでも店舗てんぽへのぎがおおい)。

デジカメプリント受付うけつけコーナー(2005ねん)
おもなDPEチェーン店舗てんぽ


オンラインDPEサービス

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オンラインDPEサービスオンラインプリントサービスネットプリントサービスともいい、デジタルカメラで撮影さつえいしたデータをメールとうおくると、業者ぎょうしゃがプリントをおこない、自宅じたくコンビニエンスストア配送はいそうする[4][5]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b デジタル大辞泉だいじせんDPE』 - コトバンク
  2. ^ a b c ASCII.jpデジタル用語ようご辞典じてんDPE』 - コトバンク
  3. ^ デジタル大辞泉だいじせんミニラボ』 - コトバンク
  4. ^ デジタル大辞泉だいじせんオンラインDPEサービス』 - コトバンク
  5. ^ デジタル大辞泉だいじせんオンラインプリントサービス』 - コトバンク

関連かんれん記事きじ

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外部がいぶリンク

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