モノクロフィルム
モノクロームフィルムは、
モノクローム
モノクローム
概要
[カラーフィルムでは
どのような
パンクロマチックとオルソクロマチック
[パンクロマチックフィルムは
ハロゲン
- オルソクロマチックの2 - 3
倍 という費用 の高 さ 赤色 灯 をセーフライトとして用 いられたオルソクロマチックと違 って暗闇 で現像 を行 わなければならない[11]黄色 や赤 への感度 を持 たせる処理 が青 や紫 に対 して以前 よりも高 い感度 を与 えてしまい、これの補正 するためのレンズのせいで長 い感光 時間 が要求 された[12][9]
現行 のパンクロマチックフィルム製品 の一覧
[コダック
[2002
これらXシリーズとD-76
T-MAXは
カッコ
- ISO100
- 100TMAX(T-MAX100/TMX)
- ISO125
- 125PX(プラス-Xパン/PX・プラス-Xパン プロフェッショナル/PXP・
販売 終了 )
- 125PX(プラス-Xパン/PX・プラス-Xパン プロフェッショナル/PXP・
- ISO320
- 320TXP(トライ-Xパン プロフェッショナル/TXP)
中 判 (220サイズ)、シート(4×5in判 、8×10in判 )のみ
- 320TXP(トライ-Xパン プロフェッショナル/TXP)
- ISO400
- 400TMAX(T-MAX400/TMY)
- 400TX(トライ-Xパン/TX)
- BW400CN(T-MAXプロ T400CN)
- カラー
現像 (C-41)処理 可能 タイプ
- カラー
- ISO3200
- P3200TMAX(T-MAX3200/TMZ・
販売 終了 )
- P3200TMAX(T-MAX3200/TMZ・
赤 外 写真 用 - HIE(ハイスピードインフラレッド・
販売 終了 )
- HIE(ハイスピードインフラレッド・
記録 (複写 )用
富士 フイルム
[- ネオパン
白黒 フィルムのブランド名 である。「パン」はパンクロマチック(全 色感 色 性 )に由来 しているが、オルソ特性 のフィルムもある。ISO100の「ネオパンSS」はシリーズの中 で広 く長 く使 われている。- また、ISO400の「ネオパン400 PRESTO」は、
日本 国内 で最 も入手 しやすくかつ最 も使 われていたモノクロフィルムである。当初 SS・SSS(ISO200)の純 発展 型 としてネオパン400が投入 されたが、トライXに比 べ粒子 が粗 いことが指摘 され、改良 型 の非 球形 粒子 として投入 されたものがPRESTOである。この粒子 技術 をISO100に逆 応用 した100 PRESTOも発売 されていたが、後 に現行 製品 のACROSに取 って代 わられている。PRESTOは同様 の技術 を採用 しながらT-MAXと異 なり、旧来 のネオパンシリーズとほぼ同等 の発色 特性 を示 した。 標準 的 な仕上 げでは、ニュートラルなグレートーンより軟調 寄 りになる。- かつてはネオパンF(ISO32)、ネオパンS(ISO50。ネオパンSSはSの
倍 の感度 と言 う意味 )、ネオパンSSS(ISO200)等 、充実 したラインアップを持 っていたが、近年 の銀 塩 フイルム衰退 と、ネオパンACROSの投入 により旧式 低 感度 フイルムの優位 がなくなったことから、多 くの製品 が生産 終了 になった。 - 2018
年 4月 、富士 フイルムはネオパン100 ACROSと黒白 印画 紙 の全 種類 の販売 終了 を発表 し、関連 商品 を含 むモノクロフィルム事業 から一度 完全 撤退 していたが[13]、写真 愛好 家 や若年 層 のSNSユーザーから販売 再開 を望 む声 が上 がった事 に加 えて、入手 困難 になった原材料 の代替 品 開発 に成功 した事 もあり[14][15]、2019年 秋 にネオパン100 ACROSIIを発売 し、モノクロフィルム事業 を再開 することとなった[16]。
- ISO100
- ネオパン100 ACROSⅡ
- ISO100
- ISO100
- ネオパン100 ACROS
- ネオパンSS
- ISO400
- ネオパン400 PRESTO[17]
- ISO1600
- ネオパン1600 SuperPRESTO
- ISO20(オルソクロマチック)
- ネオパン ORTHO
- ISO100
- ミニコピーフィルムHRII
- コピー
用途 でISO32相当 複写 用 。コントラストが高 く中 間 調 がほとんど出 ない。- POTA
現像 液 を使用 すれば超 微粒子 の通常 コントラスト仕上 げもできる。ただし、通常 コントラスト仕上 げにする際 はISO6相当 で撮影 する必要 があり、また露出 決定 がシビアになる。
- コピー
コニカミノルタ
[コニカミノルタパン(
- ISO100
- PAN100
- ISO400
- PAN400
- INFRARED750
旧 「さくら赤 外 フィルム」以来 、長 い歴史 をもつモノクロの赤外線 フィルム。
アグフア
[コダック
- ISO100
- Agfapan APX100
- ISO400
- Agfapan APX400
- ISO200
- Scala 200
- パンクロマチックモノクロリバーサルフィルム。
- Scala 200
以下 は2013年 2月 現在 、株式会社 パワーショベルより日本 国内 向 けにAGFA PHOTOブランドで販売 されているフィルムである。なお、フィルムの製造 はドイツにてAGFAブランドで製品 を展開 しているLupus Imaging & Media社 である。詳 しくはパワーショベルのAGFAフィルム製品 ページを参照 。http://www.superheadz.com/agfa/- APXシリーズ
- 35mmサイズでISO100、ISO400のみ。
両方 とも36枚 撮 りのみで希望 小売 価格 は630円 である。
- 35mmサイズでISO100、ISO400のみ。
- なおAPXシリーズは
現在 、ほかのAGFAブランドのフィルム同様 、トイカメラ向 きに販売 されている。
イルフォード
[イルフォードは
- ISO50
- PAN F プラス
- ISO100
- DELTA100 プロフェッショナル
- Pan100
- ISO125
- FP4 プラス
- ISO200
- SFX200
- 740nmまでの
赤 外 感光 性 (Max720nm)を併 せ持 ち濃 赤 フィルター使用 で擬似 赤 外 効果 が得 られる
- 740nmまでの
- SFX200
- ISO400
- HP5 プラス
- DELTA400 プロフェッショナル
- Pan400
- XP2 Super
- カラーネガフィルム
現像 (C-41)処理 可能 タイプ
- カラーネガフィルム
- ISO3200
- DELTA3200 プロフェッショナル
フォマ
[フォマ・ボヘミア(チェコ)は
- ISO100
- fomapan 100
- ISO200
- fomapan 200
- ISO400
- fomapan 400
- ISO100
- FOMAPAN R100 (
白黒 リバーサル)
- FOMAPAN R100 (
フォトケミカ
[フォトケミカ(Fotokemika, クロアチア)は
- ISO25
- efke KB 25
- ISO50
- efke KB 50
- ISO100
- efke KB 100
- efke IR 820 (
赤外線 フィルム) - efke IR 820 AURA (
赤外線 フィルム)
マコ
[マコ(ドイツ)は
- ISO25
- Rollei PAN 25
- Rollei ORTHO 25
- Rollei ATO 2.1 Supergraphic
- ISO32
- Rollei Advanced Technical Pan 1.1
- ISO80
- Rollei RETRO 80S
- ISO100
- Rollei Retro 100
- Rollei Retro 100 TONAL
- ISO200
- Rollei Superpan 200
- ISO400
- Rollei RETRO R3
- Rollei RETRO 400
- Rollei RETRO 400S
- Rollei INFRARED (
赤外線 フィルム)
脚注
[- ^ デジタル
大辞泉 『モノクロ』 - コトバンク、2011年 12月 10日 閲覧 。 - ^ a b デジタル
大辞泉 『モノクローム』 - コトバンク、2011年 12月 10日 閲覧 。 - ^ a b カメラマン
写真 用語 辞典 『モノクローム』 - コトバンク、2011年 12月9日 閲覧 。 - ^ a b Langford, p.160.
- ^ Langford, p.157.
- ^ a b デジタル
大辞泉 『パンクロマチックフィルム』 - コトバンク、2011年 12月 10日 閲覧 。 - ^ Langford, p.158.
- ^ デジタル
大辞泉 『グレースケール』 - コトバンク、2011年 12月 10日 閲覧 。 - ^ a b c
大石 恭 史 「カラー銀 塩 感光 材料 の技術 革新 史 第 1部 分光 増 感 (上 ) 1920年代 まで」『日本 写真 学会 誌 』第 70巻 第 5号 、日本 写真 学会 、2007年 、296-298頁 、doi:10.11454/photogrst1964.70.295、NCID AN00191766、2018年 1月 11日 閲覧 。 - ^ Ralph E. Jacobson; Sidney F. Ray; Geoffrey G. Attridge; Norman R. Axford. The Manual of Photography: Photographic and Digital Imaging (9th ed.). Focal Press. p. 208. ISBN 978-0-240-51574-8
- ^ Geo. F. Greenfield, (1912-10). “Practical Panchromatism in the Studio”. Wilson's Photographic Magazine 49: 460-461 2018
年 1月 11日 閲覧 。. - ^ "Photography", The Encyclopædia Britannica, 1911, vol. 21, p. 518.
- ^ http://ffis.fujifilm.co.jp/information/articlein_0081.html
- ^ “
白黒 フィルム、販売 再開 =今秋 に新 製品 -富士 フイルム”.時事通信 (2019年 6月 10日 作成 ). 2019年 6月 11日 閲覧 。 - ^ “
富士 フイルム、今秋 にも黒白 フィルム販売 再開 へ”. TBSテレビ(2019年 6月 10日 作成 ). 2019年 6月 11日 閲覧 。 - ^
世界 最高 水準 の粒状 性 と立体 的 な階 調 再現 で超 高画質 を実現 黒白 フィルム「ネオパン100 ACROS(アクロス)II」新 開発 富士 フイルム、2019年 6月 10日 閲覧 。 - ^ 135サイズ「ネオパン400PRESTO」および120サイズ「フジカラーPRO400」
販売 終了 のご案内 富士 フイルムイメージングシステムズ株式会社 、2014年 3月 6日 閲覧 。 - ^ コーティング
設備 の老朽 化 から生産 に支障 をきたし製造 中止 を発表 、efke日本 代理 店 かわうそ商店 、2014年 3月 6日 閲覧 。
参考 文献
[- Langford, Michael (2000). Basic Photography (7th ed.). Oxford: Focal Press. ISBN 0240515927
増田 賢一 ・村林 孝夫 『モノクロ入門 白黒 フィルムの撮影 と暗室 ワーク39の技法 』、学習研究社 、1998年 7月 、ISBN 4056019339