GJ 2056

GJ 2056 Gliese 2056
見みかけの等級とうきゅう (mv)	10.4
分類ぶんるい	恒星こうせい 赤色あかいろ矮星
軌道きどう要素ようそと性質せいしつ
惑星わくせいの数かず	2
位置いち
赤あか経けい (RA, αあるふぁ)	07h 12m 04.8089492265s
赤あか緯ぬき (Dec, δでるた)	−24° 53′ 31.491937194″
視線しせん速度そくど (Rv)	42.090±0.0011 km/s
固有こゆう運動うんどう (μみゅー)	赤あか経けい: -114.355 ミリ秒びょう/年とし 赤あか緯ぬき: -4.587 ミリ秒びょう/年とし
年とし周しゅう視差しさ (πぱい)	35.1286 ± 0.0287ミリ秒びょう （誤差ごさ0.1%）
距離きょり	92.85 ± 0.08 光年こうねん （28.47 ± 0.02 パーセク）
物理ぶつり的てき性質せいしつ
スペクトル分類ぶんるい	M0
他たのカタログでの名称めいしょう
CD-24 5005 CPD-24 2063 GSC 06528-00972 HIC 34785 HIP 34785 2MASS J07120481-2453315 PM J07120-2453 TYC 6528-972-1 UCAC4 326-021191 Gaia DR2 5617244278837970816 Gaia DR1 5617244274532569856
■Template （■ノート ■解説かいせつ） ■Project

GJ 2056とは、地球ちきゅうから約やく28.47パーセク離はなれた場所ばしょに位置いちする恒星こうせい（赤色あかいろ矮星）である。GJ 2056は太陽たいようの質量しつりょうの約やく0.62倍ばいの質量しつりょうをもつ大型おおがたの赤色あかいろ矮星である。2つの太陽系たいようけい外がい惑星わくせいが周囲しゅういを公転こうてんしていることが知しられている。

惑星わくせい系けい 

2020年ねん8月がつ、ドップラー分光ぶんこう法ほうを用もちいた観測かんそくにより2つの太陽系たいようけい外がい惑星わくせいb、cが周囲しゅういを公転こうてんしていることが公表こうひょうされた。観測かんそくデータの分析ぶんせきにより、これら2つの惑星わくせいは軌道きどう離はなれ心しん率りつが大おおきく、潰つぶれた楕円だえん軌道きどうを公転こうてんしていると推測すいそくされている。bの離はなれ心しん率りつは0.72、cは0.81である。

GJ 2056 bは公転こうてん周期しゅうきが約やく70日にちで下限かげん質量しつりょうが地球ちきゅうの約やく16倍ばいであり、ハビタブルゾーン内うちを公転こうてんしていることが判明はんめいしている。しかし、質量しつりょうが大おおきく地球ちきゅう型がた惑星わくせいではないと考かんがえられている。なお、GJ 2056 bに衛星えいせいがあれば生命せいめいの存在そんざいが可能かのうである可能かのう性せいがある。

GJ 2056 cは地球ちきゅうの約やく140倍ばいもの質量しつりょうをもっている。公転こうてん周期しゅうきは約やく8.2年ねんである。

GJ 2056の惑星わくせい

名称めいしょう （恒星こうせいに近ちかい順じゅん）	質量しつりょう	軌道きどう長ちょう半径はんけい （天文てんもん単位たんい）	公転こうてん周期しゅうき (日ひ)	軌道きどう離はなれ心しん率りつ	軌道きどう傾斜けいしゃ角かく	半径はんけい
b	>0.051±0.0113 MJ	0.283±0.013	69.971±0.061	0.72±0.1	—	—
c	>0.4443±0.053 MJ	3.453±0.64	2982.394±76.0	0.81±0.02	—	—

関連かんれん項目こうもく

• 太陽系たいようけい外がい惑星わくせい
• 太陽系たいようけい外がい惑星わくせいの一覧いちらん
• 2020年ねんに発見はっけんされた太陽系たいようけい外がい惑星わくせいの一覧いちらん