LE-7
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d2/LE-7_rocket_engine.jpg/250px-LE-7_rocket_engine.jpg)
LE-7エンジンは、
LE-7の
開発
[LE-7エンジンの
その
- 1983
年 (昭和 58年 ) - 「開発 研究 」開始 [注釈 1]。 - 1986
年 (昭和 61年 ) - 「開発 」開始 [2]。 - 1988
年 (昭和 63年 )12月15日 -種子島宇宙 センターのLE-7燃焼 試験 設備 が竣工 。 - 1990
年 (平成 2年 )9月 -連続 200秒 燃焼 試験 に成功 。その後 の試験 にて燃焼 試験 始動 後 16秒 に大 規模 な外 燃 が発生 しエンジンが大破 。 - 1991
年 (平成 3年 )5月16日 -角田 ロケット開発 センター(現 ・角田 宇宙 センター)にて、液体 水素 ターボポンプの開発 試験 中 に事故 。 - 1991
年 (平成 3年 )8月 8日 -三菱重工業 名古屋 誘導 推進 システム製作所 (小牧 北 工場 )での試験 中 、技術 者 1名 死亡 。 - 1992
年 (平成 4年 )6月 10日 -燃焼 試験 中 に外 燃 が発生 し、エンジン全 損 及 び設備 一部 を焼損 。試験 機 初号 機 打 ち上 げを一 年 延期 。 - 1993
年 (平成 5年 )2月 -連続 4回 の350秒 燃焼 試験 に成功 。 - 1993
年 (平成 5年 )5月 -種子島宇宙 センターのH-IIロケット射 点 にてステージ燃焼 試験 (CFT)成功 。 - 1994
年 (平成 6年 )2月 4日 - H-IIロケット試験 機 1号機 の打 ち上 げ成功 。 - 1994
年 (平成 6年 )3月 - すべての性能 試験 が完了 し開発 が完了 [2][5]。 - 1999
年 (平成 11年 )11月15日 - H-IIロケット8号機 を打 ち上 げ。打 ち上 げ3分 59秒 後 にLE-7エンジンが異常 停止 し、指令 破壊 。LE-7の異常 が打 ち上 げ失敗 に直結 した最初 で最後 の事故 である。
諸 元
[- エンジンサイクル:
二 段 燃焼 サイクル 燃料 :液体 水素 酸化 剤 :液体 酸素 真空 中 推力 :1,079 kN (110.0 tf)真空 中 比 推力 :445.6 s混合 比 :6.0[6]膨張 比 :52[1]主 燃焼 室 圧力 :12.7 MPa[6]予 燃焼 室 圧力 :21.0 MPa液体 水素 総 流量 :35.2 kg/s[6]液体 酸素 総 流量 :211.1 kg/s[6]液体 水素 ターボポンプ回転 数 :42200 rpm[1]液体 酸素 ターボポンプ回転 数 :18100 rpm[1]液体 水素 ターボポンプ出口 圧力 :27.0 MPa[6]液体 酸素 ターボポンプ出口 圧力 :17.4 MPa[6]最大 径 :2570 mm[1]- エンジン
長 :3243 mm[1] 重量 :1720 kg[1]燃焼 時間 :350 s[1]
H-II 8号機 事故 原因
[注釈
[- ^
宇宙 開発 における計画 管理 は進捗 によって「研究 (研究 →概念 設計 )」→「開発 研究 (予備 設計 )」→「開発 (基本 設計 →詳細 設計 →維持 設計 )」→「運用 」の4つの段階 (フェーズ)に分 かれている。要求 に基 づき仕様 や計画 を決 めるのが「研究 」、仕様 や計画 を詳細 に文書 化 し、新 技術 の試作 をし実現 性 の目処 を付 け、開発 体制 を構築 するのが「開発 研究 」、設計 についての各種 解析 をし全体 の試作 品 から実機 を作 るまでが「開発 」である。「開発 研究 」までが企画 立案 フェーズ、「開発 」以降 が実施 フェーズである。宇宙 開発 委員 会 は各 フェーズアップに対 する審査 を行 う。この一連 の開発 手法 はNASAではPPP(Phased Project Planning)と呼 び、NASDAが取 り入 れたものである[3][4]。
脚注
[- ^ a b c d e f g h
岸本 健治 ;吉田 裕 宣 ,深堀 修 ,大東 弘幸 ,安藤 清 ,福島 幸夫 (1996年 5月 ). “改良 型 LE-7エンジンの開発 ” (PDF).国立 国会図書館 デジタルアーカイブ. 2024年 3月 3日 閲覧 。 - ^ a b c
宇宙 開発 委員 会 技術 評価 部会 (2000年 5月 18日 ). “H-IIロケット8号機 打 ち上 げ失敗 の原因 究明 及 び今後 の対策 について” (PDF).文部 科学 省 . 2009年 10月 26日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2013年 8月 21日 閲覧 。 - ^ “
宇宙 開発 に関 するプロジェクトの評価 指針 5.評価 実施 のための原則 −文部 科学 省 / 005.htm”.文部 科学 省 . 2008年 2月 18日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2010年 8月 21日 閲覧 。 - ^ “
設計 品質 確保 の思想 航空 宇宙 エレクトロニクスに学 ぶ「信頼 性 設計 」”. Tech Village (2006年 3月 28日 ). 2010年 8月 21日 閲覧 。 - ^ “LE-7ターボポンプの
開発 ”.航空 宇宙 研究 開発 機構 . 2016年 3月 6日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2010年 8月 21日 閲覧 。 - ^ a b c d e f
“1 H-Ⅱロケット8
号機 の主要 諸 元 ” (PDF).文部 科学 省 (2013年 6月 10日 ). 2024年 3月 3日 閲覧 。
関連 項目
[外部 リンク
[- LE-7エンジン
用 液体 水素 ターボポンプの開発 日本航空 宇宙 学会 誌 Vol.46 (1998) No.539 P705-711 失敗 に学 ぶ-泡 が機械 を破壊 - 「H-Ⅱロケット8号機 の墜落 」 - YouTube科学 技術 振興 機構 JST Channe