(Translated by https://www.hiragana.jp/)
RD-264 - Wikipedia コンテンツにスキップ

RD-264

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
RD-264
設計せっけいしゃソビエト連邦の旗 ソビエト連邦れんぽう КБ «エネゴマシュ»
開発かいはつ企業きぎょうエネゴマシュ
液体えきたい燃料ねんりょうロケット
性能せいのう
推力すいりょく海面かいめん高度こうど: 4521 kN
真空しんくうちゅう: 4610 kN
寸法すんぽう
直径ちょっけい3,03 m

RD-264 (GRAU index - 11D119)は4燃焼ねんしょうしつそなえたグルシュコの監督かんとくのOKB 456(エネゴマシュ)で大陸たいりくあいだ弾道だんどうミサイルR-36Mの1だんのために開発かいはつされただん燃焼ねんしょうサイクル液体えきたい燃料ねんりょうロケットエンジンである。

構造こうぞうてきにはRD-264は4単体たんたい燃焼ねんしょうしつエンジン15D117 (RD-263)共通きょうつうターボポンプユニット(TPU)で構成こうせいされる。しゅ燃焼ねんしょうしつ燃料ねんりょうとして非対称ひたいしょうジメチルヒドラジン酸化さんかざいとしてよん酸化さんか窒素ちっそ使用しようして真空しんくうちゅうでの推力すいりょくは461トン (4521 kN)をす。

ICBM R-36Mとその改良かいりょうがた人工じんこう衛星えいせいようロケットのドニエプルの1だんしゅエンジンとして使用しようされる。

歴史れきし

[編集へんしゅう]

1961ねんから1965ねんにかけてソビエトのせいロケットの到達とうたつてんだったプロトンの1だんのためにRD-253が開発かいはつされた。それはたん燃焼ねんしょうしつのエンジンとしては当時とうじもっと強力きょうりょくなロケットエンジンでターボポンプを駆動くどうしたのち燃料ねんりょうリッチのガスに酸化さんかざい追加ついかして燃焼ねんしょうするだん燃焼ねんしょうサイクルだった。

R-36Mの主要しゅよう困難こんなん安全あんぜんせい確保かくほ蓄圧ちくあつたすけをりてエンジンの燃焼ねんしょう終了しゅうりょう分離ぶんりすることだった。派生はせいしたRD-264エンジンの開発かいはつは1969ねん完了かんりょうして1973ねん9がつ地上ちじょう試験しけん開始かいしされた。エンジンをげるための準備じゅんび量産りょうさんはいったころ高周波こうしゅうはすう振動しんどう顕在けんざいしたことでミサイルの誘導ゆうどう精度せいど悪影響あくえいきょうおよぼし、大型おおがたのICBMのR-36Mだけでなく、同様どうよう推進すいしん装置そうち (制御せいぎょ) 同様どうようにRD-263の燃焼ねんしょうしつ使用しようしたが少数しょうすう(2たいして4)だった容易よういなMR-UR-100にも影響えいきょうおよんだ。1977ねん4がつから11月に設計せっけい制御せいぎょ改善かいぜん必要ひつよう変更へんこう地上ちじょう試験しけん実施じっしされ、1977ねん12月にソビエト国防省こくぼうしょう受領じゅりょうして1979ねんから1983ねんにかけて使用しようした。

開発かいはつ

[編集へんしゅう]

RD-264の開発かいはつからたん燃焼ねんしょうしつのRD-268ができた。

RD-268:

  • 燃焼ねんしょうしつ圧力あつりょく: 230 bar
  • 推力すいりょく: 1147 kN (海面かいめん高度こうど), 1236 kN (真空しんくうちゅう)
  • 重量じゅうりょう: 770 kg.
  • 推力すいりょく: 296秒間びょうかん (海面かいめん高度こうど), 319秒間びょうかん (真空しんくうちゅう)
  • 推力すいりょく重量じゅうりょう: 164

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]