演出えんしゅつ

出典しゅってん: フリー機能きのう辞典じてん『ウィクショナリー日本語にほんごばん(Wiktionary)』
ナビゲーションに移動いどう 検索けんさく移動いどう

日本語にほんご

[編集へんしゅう]
この単語たんご漢字かんじ
えんじ
えん
だい学年がくねん
しゅつ
だいいち学年がくねん
音読おんよ

発音はつおん

[編集へんしゅう]

名詞めいし

[編集へんしゅう]

えんじ (えんしゅつ)

  1. 演劇えんげきなどで、観客かんきゃくつよ印象いんしょうあたえるよう、俳優はいゆう演技えんぎをさせたり、舞台ぶたい装置そうち照明しょうめい音響おんきょう効果こうか音楽おんがく指示しじあたえること。
    • ひとつの戯曲ぎきょく如何いか演出えんしゅつするか――このことばかりにられて、戯曲ぎきょく演出えんしゅつとは如何いかなるものかといふことをわすれてゐる場合ばあいおおい。つまり、如何いかにしてたくみな演出えんしゅつをしようか――さうかんがへるまえに、如何いかにしてただしい演出えんしゅつをしようか――とかんがへなければうそだ。(岸田きしだ國士くにお戯曲ぎきょく時代じだい』)
  2. 語義ごぎ1の役割やくわりたすもの演出えんしゅつ
  3. 物事ものごと印象いんしょうけるために、進行しんこうなどに工夫くふうくわえること。
    • しかし、もしかするとその場合ばあい子規しき絶叫ぜっきょうはやはりある意味いみでの「わらい」ではなかったか。これを演出えんしゅつしこれをいたあとの子規しきはおそらくもっとれとした心持こころもちをあじわったのではないか。(寺田てらだ寅彦とらひこ備忘録びぼうろく』)
  4. 比喩ひゆてき物事ものごとがあらわれるようにすること。こすこと。おぜんてすること。
    • 東海道新幹線とうかいどうしんかんせんはん世紀せいきで20おくkmを疾走しっそうし、55おくにんはこんだ。1964ねん東京とうきょう五輪ごりん、70ねん大阪おおさか万博ばんぱく、75ねん山陽新幹線さんようしんかんせん全線ぜんせん開業かいぎょうなどをて、旅客りょかく需要じゅよう順調じゅんちょうびた。65~70ねんのいざなぎ景気けいき演出えんしゅつする基盤きばんとなり、高度こうど成長せいちょう日本人にっぽんじん足元あしもとささえた。(「乗客じょうきゃくすう景気けいき指標しひょう日本経済新聞にほんけいざいしんぶん 2014ねん9がつ29にち
    • 絶妙ぜつみょうのパスでゴールを演出えんしゅつする
  5. せかけること。よそおうこと。

関連かんれん

[編集へんしゅう]

語義ごぎ1

翻訳ほんやく

[編集へんしゅう]

語義ごぎ1

語義ごぎ2

動詞どうし

[編集へんしゅう]

中国ちゅうごく

[編集へんしゅう]

発音はつおん

[編集へんしゅう]
  • 普通ふつうばなし
    • ピンイン: yǎnchū
    • IPA(?): [iɛn˨˩tʂʰu˥˥]
  • 國語こくご: ㄧㄢˇ ㄔㄨ
  • 広東かんとん: yin2cheut1
  • 閩南
    • POJ: ián-chhut
    • IPA(?): [ɪɛn˥˥tsʰut˩˩]
  • : ie2tsheh

名詞めいし

[編集へんしゅう]

えんじ

  1. 上演じょうえん公演こうえん

動詞どうし

[編集へんしゅう]

演出えんしゅつ

  1. 上演じょうえんする、公演こうえんする。

朝鮮ちょうせん

[編集へんしゅう]

名詞めいし

[編集へんしゅう]

演出えんしゅつ연출

  1. 日本語にほんごおなじ)演出えんしゅつ