(Translated by https://www.hiragana.jp/)
結 (佛教) - 维基百科，自由的百科全书 跳とべ转到内容ないよう

結ゆい (佛教ぶっきょう)

维基百科ひゃっか，自由じゆう的てき百科ひゃっか全ぜん书
（重定しげさだ向こう自じ三さん結ゆい）
佛教ぶっきょう
基本きほん教義きょうぎ
修行しゅぎょう成就じょうじゅ/果はて位い
人物じんぶつ（英えい语：List_of_Buddhists）
宗派しゅうは、國家こっか和地わじ區く
歷史れきし
經籍けいせき舉要
聖地せいち
相關そうかん主題しゅだい
佛教ぶっきょう大綱たいこう（英えい语：Outline of Buddhism） 佛教ぶっきょう主題しゅだい 佛教ぶっきょう专题

結ゆい（梵語ぼんご：saṃyojana，巴ともえ利とし語ご：saṃyojana，saññojana），又また譯わけ為ため結ゆい使し、結ゆい纏まとい，佛教ぶっきょう術語じゅつご，是ぜ指ゆび一個人內心意識中潛在的煩惱ぼんのう，它會產さん生せい障礙しょうがい，將人まさと綑綁在ざい輪わ迴中なか，妨さまたげ礙一個人こじん得え到いた解脫げだつ，帶おび來らい痛苦つうく。斬き斷だん結ゆい縛ばく，就可以進入しんにゅう涅槃ねはん。因よし結ゆい縛ばく而出生しゅっしょう的てき五ご種しゅ最さい主要しゅよう的てき障礙しょうがい，被ひ稱しょう為ため五ご蓋ぶた。

在ざい佛經ぶっきょう中ちゅう，結ゆい縛ばく有數ゆうすう種しゅ不同ふどう的てき分類ぶんるい說法せっぽう，有ゆう二に結ゆい、三さん結ゆい、四よん結ゆい、五ご結ゆい、九きゅう結ゆい、十じゅう結ゆい等とう。

語義ごぎ

[编辑]

結ゆい，即そく繩なわ結ゆい，有ゆう纏繞てんじょう、集結しゅうけつ的てき意思いし[1]，為ため煩惱ぼんのう的てき異名いみょう。煩惱ぼんのう如繩結ゆい一般いっぱん令れい無明むみょう的てき有情うじょう眾生的てき身心しんしん受到繫縛，不ふ得とく解脫げだつ，或ある說せつ煩惱ぼんのう能のう令れい眾生集結しゅうけつ苦く果はて，故こ稱しょう為ため「結ゆい」[2][3]。

已やめ證しょう阿羅漢あらかん果はて者しゃ斷だん盡つき所有しょゆう的てき有ゆう漏も之これ法ほう，不ふ再さい有ゆう結ゆい使し。斷だん除じょ所有しょゆう結ゆい縛ばく，即そく證あかし阿羅漢あらかん果はて。[4]

類似るいじ字義じぎ

[编辑]

結ゆい與あずか纏まとい、縛ばく的てき字義じぎ接近せっきん，同どう被ひ當為とうい煩惱ぼんのう之の一いち，常つね被ひ當とう成なり同義どうぎ字じ。被ひ結ゆい所しょ繫縛（梵語ぼんご：bandhana），無法むほう解脫げだつ，稱しょう為ため結ゆい縛ばく（saṃyojana-bandhana）。

《相應そうおう部ぶ》〈23經けい〉〈結ゆい縛ばく經けい〉中ちゅう，有ゆう結ゆい縛ばく一いち詞し，在ざい巴ともえ利文としふみ中ちゅう為ためjaṭā，又また譯わけ為ため縛ばく，有ゆう束縛そくばく之の意い。在ざい《雜ざつ阿おもね含經》中ちゅう，被ひ譯わけ為ため纏まとい結ゆい[5]。這個名詞めいし，字面じめん上じょう又また有ゆう編へん頭髮とうはつ的てき意思いし在ざい，因いん此《別べつ譯やく雜ざつ阿おもね含經》譯やく為ため結髮けっぱつ[6]。

主要しゅよう分類ぶんるい

[编辑]

綜合そうごう來らい說せつ，主要しゅよう的てき結ゆい縛ばく有ゆう十じゅう種しゅ，前ぜん五ご個こ稱たたえ五ご下分しもぶん結ゆい[7]，後ご五ご個こ稱たたえ五上ごじょう分ぶん結ゆい[8]。

五下分結与五上分結

[编辑]

主要しゅよう依よ四よん向こう四よん果はて的てき果はて位い修行しゅぎょう需斷煩惱ぼんのう次第しだい來らい區分くぶん。

斷だん身み見み、戒取、疑うたぐ（三さん結ゆい），證あかし得とく初はつ果はて須陀洹
斷だん身み見み、戒取、疑うたぐ（三さん結ゆい），並なみ淡あわ薄うす貪欲どんよく、瞋恚しんに，證あかし得とく二に果はて斯陀含
斷だん盡つき五ご下分しもぶん結ゆい，證あかし得とく三果みか阿おもね那な含
斷だん盡つき五下分結與五上分结，證しょう得とく四よん果はて阿羅漢あらかん
  • 五ご下分しもぶん结：
包含ほうがん身み見み、戒取、疑うたぐ（三さん結ゆい），加か上じょう貪欲どんよく、瞋恚しんに。又また稱たたえ五ご順じゅん下分しもぶん結ゆい，下分しもぶん是ぜ欲界よくかい的てき意思いし，這五結都是欲界煩惱，因いん此被稱しょう為ため五ご下分しもぶん結ゆい。
斷だん除じょ五ご下分しもぶん結ゆい，就得證しょう聲聞しょうもん三果みか成なり阿おもね那な含，不ふ再さい染しみ著ちょ欲界よくかい的てき五ご欲ほっ。
  • 五上ごじょう分ぶん结：
包含ほうがん色いろ界かい愛あい、無色むしょく界かい愛あい、掉舉、慢、無明むみょう。又また名めい五ご顺上分ぶん结，上分かみぶん是ぜ指ゆび色しょく界かい與あずか無む色いろ界かい，這五結的煩惱分屬色界與無色界，因いん此稱五ご上分かみぶん結ゆい。
斷だん除じょ五ご順じゅん上分かみぶん結ゆい，證あかし阿羅漢あらかん果はて。

五利使与五钝使

[编辑]
主しゅ条目じょうもく：五ご见

五利使與五鈍使合稱十使，為ため佛法ぶっぽう修行しゅぎょう中ちゅう會かい碰到的てき煩はん腦のう或ある錯誤さくご見解けんかい

  • 五ご利り使し：又また名めい五ご见、五ご恶见，和わ五下分结相似，五利使结包括：
    • 身み见：众生执着於身体しんたい爲ため我わが有ゆう，产生我わが痴ち、我わが见、我慢がまん、我わが爱的四よん种烦恼心。
    • 边见：有ゆう了りょう我わが见，则会产生断だん见或常つね见二に类边见；断だん见又名めい断だん灭见，谓认为众生死せいし後ご消散しょうさん殆尽，无有所しょ遗；常つね见谓认为众生死後しご，会かい和わ前ぜん世相せそう续，人的じんてき来世らいせ仍爲人じん，永えい远不变。
    • 邪よこしま见：不信ふしん因果いんが，不信ふしん佛法僧ぶっぽうそう三宝さんぽう。
    • 见取见：認みとめ為ため有ゆう漏も法ほう可か以帶來らい解脫げだつ和わ快樂かいらく，更さら甚者修おさむ有ゆう漏も法ほう卻未证言证，妄执自己じこ已やめ取得しゅとく圣果。
    • 戒禁取と见（戒禁見み）：外道げどう执取错误的てき戒律かいりつ禁忌きんき，认为以此苦く修おさむ可か以灭苦く解脱げだつ。
  • 五ご钝使：和わ五ご上分かみぶん結ゆい相似そうじ，包括ほうかつ：
    • 贪：指ゆび众生对于色しょく、声こえ、香こう、味あじ、触さわ五ご尘欲よく境さかい，或ある者もの是ぜ与あずか五尘对应的财、色いろ、名な、食しょく、睡ねむ五ご欲よく，生起せいき执着贪爱的てき妄心。
    • 嗔（或ある瞋）：对违背せ我が所しょ贪爱的てき欲よく境さかい，生起せいき嗔恨心しん、恼恨心しん。
    • 痴ち：無明むみょう，对善业、恶业不能ふのう分ぶん辨べん，痴ち心こころ糊のり涂，造みやつこ诸恶业。
    • 慢：吾われ我わが贡高，骄傲自じ满，轻慢他人たにん。
    • 疑うたぐ：对佛法僧ぶっぽうそう三宝さんぼう怀疑不信ふしん，妄生烦恼，造みやつこ诸恶业。

其他分類ぶんるい

[编辑]

二に結ゆい

[编辑]

慳（慳貪けんどん悋懎）、嫉（嫉妒）

三さん結ゆい

[编辑]

三さん結ゆい，又また稱たたえ三さん種しゅ結ゆい[9]、三さん縛ばく結ゆい[10][11]，指ゆび的てき是ぜ包括ほうかつ身み見み、戒禁取と見み、疑うたぐ見み等とう三種さんしゅ的てき煩惱ぼんのう[12]。在ざい解脫げだつ道どう的てき修おさむ證しょう上じょう，於成就じょうじゅ初はつ果はて須陀洹前ぜん所要しょよう修おさむ斷だん的てき三さん種しゅ見所みどころ斷だん(即そく所謂いわゆる見み道どう所しょ斷だん)煩惱ぼんのう。

四よん結ゆい

[编辑]

欲よく結ゆい、瞋結、癡ち結ゆい、利り養やしなえ結ゆい。

四身よつみ結ゆい、四よん縛ばく：貪むさぼ嫉身結ゆい、瞋恚しんに身み結ゆい、戒取身み結ゆい、貪むさぼ著しる是ぜ實取みどり身み結ゆい。

九きゅう結ゆい

[编辑]

愛あい、恚、無明むみょう、慢、疑うたぐ、見み、取と、嫉、慳，合ごう稱たたえ九きゅう結ゆい[13][14][15]。

十じゅう結ゆい

[编辑]

《法ほう集しゅう論ろん》提出ていしゅつ十じゅう結ゆい，即そく欲ほし貪むさぼ，色いろ貪むさぼ，無色むしょく貪むさぼ，瞋恚しんに，無明むみょう，慢，疑うたぐ，身み見み，戒禁取と，掉舉，[16]。

四よん種しゅ沙門しゃもん、解脫げだつ果はて與あずか結ゆい使し

[编辑]

佛陀ぶっだ特別とくべつ指出さしで有ゆう四よん種しゅ真正しんせい的てき沙門しゃもん─出家しゅっけ人じん，於結使し皆みな有ゆう少しょう分ぶん及多分ぶん的てき斷だん除じょ：

參考さんこう條目じょうもく

[编辑]

註釋ちゅうしゃく

[编辑]
  1. ^ 《清淨せいじょう道どう論ろん》：「『結ゆい』是ぜ締結ていけつ，與あずか愛あい網もう同義どうぎ。因よし為ため上下じょうげ於色等とう所緣しょえん境界きょうかい而屢屢生起せいき愛あい著ちょ ，猶なお如竹叢たかむら中ちゅう的てき竹たけ枝えだ糾纏而稱為ため枝えだ網もう，故こ名めい為ため結ゆい。因よし為ため對たい於自物ぶつ他物たぶつ，或ある於自身じしん他た身み，或ある於內處しょ及外處しょ而生愛あい著ちょ，故こ說せつ『內結與あずか外そと結ゆい』。以如是ぜ生起せいき愛あい著ちょ，故こ說せつ『人為じんい結ゆい縛ばく結ゆい』。譬たとえ如竹叢たかむら為ため枝えだ結ゆい所しょ纏まとい，一切有情為愛網所纏結，這便是ぜ人じん被ひ結ゆい纏まとい、纏まとい縛ばく、締結ていけつ的てき意思いし。」
  2. ^ 《瑜伽ゆが師し地ち論ろん》卷まき8：「此中能のう和合わごう苦く故こ，名めい為ため結ゆい。」
  3. ^ 《大智たいち度ど論ろん》卷まき1〈1 序品じょぼん〉：「一切眾生為結使病所煩惱，無む始はじめ生死せいし已やめ來らい，無人むじん能のう治ち此病者しゃ，常つね為ため外道げどう惡あく師し所しょ誤あやま。」 (CBETA, T25, no. 1509, p. 58, c4-6)
  4. ^ 《別べつ譯やく雜ざつ阿おもね含經》卷まき5：「佛ふつ在ざい釋しゃく翅迦毘羅衛まもる林りん，與あずか五ご百ひゃく大だい比丘びく眾俱，皆みな是ぜ阿羅漢あらかん，諸しょ漏も已やめ盡つき，所作しょさ已やめ辦，捨於重じゅう擔，逮得己おのれ利り，盡つき於後有ゆう，無む復ふく結ゆい使し，正せい智さとし解脫げだつ。」 (CBETA, T02, no. 100, p. 411, a24-27)
  5. ^ 《雜ざつ阿おもね含經》卷まき22〈599經けい〉：「時じ，彼かれ天子てんし而說偈げ言ごと：『外そと纏まとい結ゆい非ひ纏まとい，內纏纏まとい眾生，今こん問とい於瞿曇くもり，誰だれ於纏離はなれ纏まとい？』爾なんじ時じ，世尊せそん說せつ偈げ答こたえ言ごと：『智者ちしゃ建立こんりゅう戒，內心修おさむ智慧ちえ，比丘びく勤つとむ修習しゅうしゅう，於纏能のう解かい纏まとい。 』」
  6. ^ 《別べつ譯やく雜ざつ阿おもね含經》卷まき9〈173經けい〉：「時じ，有ゆう一天いってん，光ひかり色しょく倍ばい常つね，於其夜中よなか來らい詣まい佛ふつ所しょ，威光いこう普ひろし照あきら，遍へん于祇洹，赫然大明だいめい，卻坐一面而說偈言：『云うん何なん外そと結髮けっぱつ？內亦有ゆう結髮けっぱつ？世界せかい俱結髮けっぱつ？我わが今いま問とい瞿曇：云うん何なん令れい結髮けっぱつ，作さく於不結髮けっぱつ？』爾なんじ時じ，世尊せそん以偈答こたえ曰：『堅持けんじ立りつ禁きん戒，修おさむ心こころ及智慧ちえ，懃行於精進しょうじん，具ぐ念ねん名めい比丘びく，速そく能のう令れい結髮けっぱつ，作さく於不結髮けっぱつ。』」
  7. ^ 《雜ざつ阿おもね含經》卷まき18：「清涼せいりょう者しゃ，五ご下分しもぶん結ゆい盡つき，謂いい身み見み、戒取、疑うたぐ、貪欲どんよく、瞋恚しんに。」」(CBETA, T02, no. 99, p. 127, c17-18)
  8. ^ 《阿おもね毘曇毘婆沙すな論ろん》卷まき27〈2 使つかい揵度〉：「五上ごじょう分ぶん結ゆい。色いろ愛あい、無色むしょく愛あい、掉、慢、無明むみょう。」(CBETA, T28, no. 1546, p. 197, b1)
  9. ^ 《大だい乘入のりいれ楞伽經けい》卷まき3〈2 集しゅう一切いっさい法ほう品ひん〉：「此三さん種しゅ人じん斷だん三さん種しゅ結ゆい，謂いい：身み見み、疑うたぐ、戒禁取と」(CBETA, T16, no. 672, p. 604, c22)
  10. ^ 《一切流攝守因經》卷まき1：「便びん三さん縛ばく結ゆい畢盡：一いち者しゃ身み結ゆい，二者疑結，三さん者しゃ行ぎょう願ねがい結ゆい。以是三さん結ゆい盡つき，便びん隨ずい道どう得一とくいち，不ふ復ふく墮惡處しょ，當とう得度とくど世よ。」(CBETA, T01, no. 31, p. 813, b27-29)
  11. ^ 《陰かげ持じ入にゅう經けい》卷まき2：「彼かれ為ため三さん縛ばく結ゆい為ため何なん等とう。一為知身非身。二に為ため無な疑うたぐ。三さん為ため不ふ貿易ぼうえき[衛まもる-韋+正ただし]戒。」(CBETA, T15, no. 603, p. 178, a17-19)
  12. ^ 《大だい般若はんにゃ波羅蜜はらみつ多た經けい001-200卷かん》卷まき8〈4 轉生てんせい品ひん〉：「「又また如實にょじつ知ち：此由空そら解脫げだつ門もん起おこり五根ごこん，由ゆかり五根ごこん起おこり無む間あいだ定じょう，由ゆかり無む間あいだ定てい起おこり解脫げだつ智さとし見み，由よし解脫げだつ智さとし見永みなが斷だん三さん結ゆい，得とく預あずか流りゅう果はて。薩迦耶見、戒禁取と、疑うたぐ，是ぜ謂いい三さん結ゆい。」(CBETA, T05, no. 220, p. 43, c4-7)
  13. ^ 《雜ざつ阿おもね含經》卷まき18〈490經けい〉：「閻浮車しゃ問とい舍利しゃり弗どる：『所謂いわゆる結ゆい者しゃ。云うん何なん為ため結ゆい？』舍利しゃり弗どる言ごと：『結ゆい者しゃ，九きゅう結ゆい，謂いい愛あい結ゆい、恚結、慢結、無明むみょう結ゆい、見み結ゆい、他た取結とりむすべ、疑うたぐ結ゆい、嫉結、慳結。』復ふく問とい：『舍利しゃり弗どる！有道ありみち有向ゆうこう，修習しゅうしゅう多た修習しゅうしゅう，斷だん此結耶？』　舍利しゃり弗どる言ごと：『有ゆう。謂いい八はち正道せいどう。正せい見み，乃至ないし正せい定じょう。』時じ，二正士共論議已，各かく從したがえ座ざ起おこり而去。」
  14. ^ 玄げん奘譯《阿おもね毘達磨だるま品ひん類るい足あし論ろん》卷まき1：「結ゆい有ゆう九きゅう種しゅ：謂いい愛あい結ゆい，恚結，慢結，無明むみょう結ゆい，見み結ゆい，取結とりむすべ，疑うたぐ結ゆい，嫉結，慳結。」
  15. ^ 玄げん奘譯《阿おもね毘達磨だるま集しゅう異い門もん足あし論ろん》卷まき19：「九きゅう結ゆい者しゃ，云うん何なん為ため九きゅう？答こたえ：一いち愛あい結ゆい。二に恚結。三さん慢結。四よん無明むみょう結ゆい。五ご見み結ゆい。六ろく取結とりむすべ。七なな疑うたぐ結ゆい。八はち嫉結。九きゅう慳結。」
  16. ^ 《法ほう集しゅう論ろん》第だい三さん篇へん〈五ご·結ゆい聚〉：「云うん何なん為ため結ゆい法ほう耶？即そく十じゅう結ゆい：欲よく貪むさぼ結ゆい、恚結、慢結、見み結ゆい、疑うたぐ結ゆい、戒禁取結とりむすべ、有ゆう貪むさぼ結ゆい、嫉結，慳結、無明むみょう結ゆい。」
  17. ^ 《增ぞう壹いち阿おもね含經》卷まき20〈28 聲聞しょうもん品ひん〉：「爾なんじ時じ，世尊せそん告つげ諸しょ比丘びく：「有ゆう四種之人出現於世。云うん何なん為ため四よん？有ゆう似に黃き藍あい花はな沙門しゃもん；有ゆう似に邠陀利華りか沙門しゃもん；有ゆう似に柔軟じゅうなん沙門しゃもん；於柔軟じゅうなん中ちゅう柔軟じゅうなん沙門しゃもん。 「彼かれ云うん何なん名めい為ため似に黃き藍あい花はな沙門しゃもん？或ある有ゆう一いち人にん，斷だん三さん結ゆい使し，成なり須陀洹不退轉たいてん法ほう，必至ひっし涅槃ねはん，極ごく遲おそ經けい七なな死し七生しちしょう；或ある復ふく家家いえいえ、一種いっしゅ，猶なお如黃藍あい之の花はな朝あさ取と暮くれ長ちょう。此比丘びく亦また復ふく如是にょぜ，三さん結ゆい使し盡つき，成なり須陀洹，不退轉ふたいてん法ほう必至ひっし涅槃ねはん，極ごく遲おそ至いたり七なな死し七生しちしょう，若わか求もとめ方便ほうべん勇猛ゆうもう意い者しゃ，家家いえいえ、一種いっしゅ便びん成道じょうどう迹，是ぜ謂いい名めい為ため黃き藍あい花はな沙門しゃもん。
    「彼かれ云うん何なん名めい為ため芬陀利り花はな沙門しゃもん？或ある有ゆう一いち人にん，三さん結ゆい使し盡つき，婬いん、怒いか、癡ち薄うす，成なり斯陀含，來らい至いたり此世盡つき於苦際ぎわ。若わか小しょう遲おそ者しゃ，來らい至いたり此世盡つき於苦際ぎわ；若わか勇猛ゆうもう者しゃ，即そく於此間あいだ盡つき於苦際ぎわ。猶なお如邠陀利花はな，晨朝剖花，向こう暮くれ萎あまどころ死し，是ぜ謂いい芬陀利り花はな沙門しゃもん。
    「彼かれ云うん何なん柔軟じゅうなん沙門しゃもん？或ある有ゆう一いち人にん斷だん五ご下分しもぶん結ゆい，成なり阿おもね那な含，即そく於彼般涅槃ねはん，不ふ來らい此世，是ぜ謂いい柔軟じゅうなん沙門しゃもん。
    「彼かれ云うん何なん柔軟じゅうなん中ちゅう柔軟じゅうなん沙門しゃもん？或ある有ゆう一いち人にん有ゆう漏も盡つき，成なり無な漏も心こころ解脫げだつ、智慧ちえ解脫げだつ，於現法ほう中ちゅう自身じしん作さく證しょう而自遊戲ゆうぎ：生死せいし已やめ盡つき，梵行已やめ立りつ，所作しょさ已やめ辦，更さら不ふ復ふく受胎じゅたい，如實にょじつ知之ともゆき。是ぜ謂いい柔軟じゅうなん中ちゅう柔軟じゅうなん沙門しゃもん。
    「是ぜ謂いい，比丘びく！有ゆう此四よん人にん出現しゅつげん於世。是ぜ故こ，諸しょ比丘びく！當とう求もとめ方便ほうべん，於柔軟じゅうなん中ちゅう作さく柔軟じゅうなん沙門しゃもん。如是にょぜ，諸しょ比丘びく！當とう作さく是ぜ學がく。」」
检索自じ“https://zh.wikipedia.org/w/index.php?title=結ゆい_(佛教ぶっきょう)&oldid=83660970#三さん結ゆい”