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沙門しゃもん

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上座かみざ部ぶ佛教ぶっきょう

佛教ぶっきょう大綱たいこう（英えい语：Outline of Buddhism） 佛教ぶっきょう主題しゅだい
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佛教ぶっきょう
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沙門しゃもん（梵文ぼんぶん：श्रमण śramaṇa；巴ともえ利とし語ご：शमण samaṇa），又また譯わけ為ため桑門そうもん、喪も門もん、娑しゃば門もん、沙門しゃもん那な、沙すな迦懣曩、室しつ摩ま那な弩いしゆみ、舍しゃ羅ら摩ま弩いしゆみ，意譯いやく為ため道士どうし、道人どうじん、贫道等とう，意い為ため「勤つとむ息いき」、「止とめ息いき」等とう意い，原はら為ため古こ印度いんど宗教しゅうきょう名詞めいし，泛指所有しょゆう出家しゅっけ，修行しゅぎょう苦行くぎょう、禁きん慾よく，以乞食こじき為ため生せい的てき宗教しゅうきょう人士じんし，後ご為ため佛教ぶっきょう所しょ沿用，成なり為ため佛教ぶっきょう男性だんせい出家しゅっけ眾（比丘びく）的てき代名詞だいめいし，在ざい漢かん傳でん佛教ぶっきょう中なか，意義いぎ略りゃく同どう於和尚おしょう。

起源きげん[编辑]

耆那教きょう沙門しゃもん

沙門しゃもん原義げんぎ為ため能のう捨離世間せけん貪むさぼ愛あい[1]、斷だん除じょ停止ていし種種しゅじゅ不善ふぜん之の惡法あくほう[2]、已やめ滅めつ除じょ種種しゅじゅ有ゆう漏も的てき染しみ污的法ほう[3]。

印度いんど吠陀べーだ時代じだい晚期ばんき，婆羅門教ばらもんきょう因いん過度かど世俗せぞく化か，權威けんい受到挑戰ちょうせん，印度いんど誕生たんじょう了りょう數すう個こ反對はんたい婆羅門ばらもん特權とっけん、關心かんしん人民じんみん福祉ふくし的てき新興しんこう教派きょうは，普遍ふへん存在そんざい出家しゅっけ求道きゅうどう為ため沙門しゃもん的てき傳統でんとう，此一思想しそう潮流ちょうりゅう稱しょう爲ため“沙門しゃもん思潮しちょう”，此一時期じき稱しょう爲ため“沙門しゃもん時期じき”，印度いんど諸しょ宗教しゅうきょう皆みな以沙門もん作為さくい出家しゅっけ修道しゅうどう者しゃ的てき代だい稱しょう。佛教ぶっきょう也是印度いんど沙すな门的其中一いち个教，其他还有耆那教きょう、印度いんど苦行くぎょう僧そう等とう皆みな是ぜ沙すな门。沙すな门诸教きょう不承認ふしょうにん後期こうき婆羅門ばらもん所ところ提出ていしゅつ祭祀さいし升ます天てん的てき說法せっぽう，而是相しょう信しん原ばら來らい的てき輪わ迴。如之，沙門しゃもん不ふ再さい接受せつじゅ婆羅門ばらもん的てき思想しそう，並なみ對たい其思想しそう提出ていしゅつ新しん的てき解釋かいしゃく，佛教ぶっきょう、耆那教きょう等とう都と屬ぞく於此一いち系統けいとう。

沙門しゃもん后きさき来らい成なり為ため佛教ぶっきょう男性だんせい出家しゅっけ眾、比丘びく的てき代名詞だいめいし，指ゆび能のう夠脫離はなれ煩はん熱ねつ苦く報むくい，生なま、老おい、病やめ、死し的てき因いん，能のう解脫げだつ生死せいし的てき苦く的てき人じん，也就是能これよし證しょう沙門しゃもん果はて的てき人じん，才能さいのう真正しんせい算さん得どく上じょう是ぜ真正しんせい的てき沙門しゃもん，佛陀ぶっだ稱しょう作さく是ぜ實行じっこう沙門しゃもん[4]。沙門しゃもん的てき意義いぎ不同ふどう於和尚おしょう，佛教ぶっきょう传入中国ちゅうごく時じ称しょう僧そう侣为道士どうし、道人どうじん。后きさき来由らいゆ於北きた魏たかし太ふとし武たけ滅めつ佛ほとけ才ざい改稱かいしょう道教どうきょう神しん职人员，如祭まつり酒しゅ、鬼おに卒そつ之これ名めい为道士し。但ただし在ざい当とう时还並なみ未み太ふとし流行りゅうこう，南朝なんちょう陆修静せい将はた道みち教授きょうじゅ第だい一次所录的神职人员为“散ち气道士し”，隋ずい唐とう道教どうきょう神しん职人员统称しょう为道士し，但ただし是ぜ佛教ぶっきょう沙門しゃもん们还是ぜ自称じしょう为贫道どう，差さ不ふ多た到いた了りょう宋朝そうちょう才ざい多た自稱じしょう为贫僧そう。

佛教ぶっきょう中ちゅう的てき沙門しゃもん[编辑]

佛ふつ對たい出家しゅっけ沙門しゃもん的てき說法せっぽう[编辑]

  • 在ざい《中ちゅう阿おもね含經》中ちゅう所謂いわゆる的てき「沙門しゃもん」是ぜ指ゆび能のう證しょう解脫げだつ者しゃ，但ただし因よし為ため也有やゆう人じん在ざい佛教ぶっきょう之の中なか出家しゅっけ，雖有佛教ぶっきょう出家しゅっけ的てき外そと表裝ひょうそう扮ふん，但ただし內心及言行げんこう不能ふのう真正しんせい符合ふごう沙門しゃもん的てき所思しょし所しょ想そう所しょ做，所以ゆえん不能ふのう稱しょう作さく真正しんせい實じつ義ぎ的てき沙門しゃもん。
  • 在ざい《佛說ぶっせつ大だい迦葉問とい大だい寶積ほうしゃく正法しょうぼう經けい》中有ちゅうう提ひっさげ到いた四よん種しゅ沙門しゃもん：
  1. 行くだり色相しきそう沙門しゃもん：如果有ゆう出家しゅっけ人じん剃髮ていはつ的てき模樣もよう，但ただし身口意しんくい行ぎょう卻都不ふ清淨せいじょう，徒と具ぐ沙門しゃもん形相ぎょうそう而無實質じっしつ，稱しょう作さく行ぎょう色相しきそう沙門しゃもん[5]
  2. 密行みっこう虛きょ誑沙門もん：也有やゆう人じん在ざい佛教ぶっきょう之の中なか出家しゅっけ，雖然表面ひょうめん裝そう出で很有威儀いぎ的てき樣子ようす，來き蒙こうむ騙かた賺取世間せけん人的じんてき尊敬そんけい，但ただし事實じじつ上じょう心中しんちゅうの卻貪愛あい世間せけん法ほう、執と著しる人我じんが的てき表ひょう相しょう，對たい於解脫げだつ道どう所說しょせつ世間せけん一切いっさい法ほう無常むじょう、苦く、空そら的てき道理どうり，不能ふのう信しんじ受，不能ふのう親おや證しょう，所以ゆえん不ふ喜き愛あい也不願ねがい離はなれ開ひらき世間せけん的てき種種しゅじゅ法ほう。這種人じん就稱為ため密行みっこう虛きょ誑沙門もん[6]
  3. 求もとめ名聞みょうもん稱讚しょうさん沙門しゃもん：貪むさぼ求名ぐみょう聲ごえ而外表ひょう像ぞう是ぜ有ゆう持戒じかい的てき人じん，希望きぼう因いん此得到いた他た人的じんてき讚たたえ嘆。[7]
  4. 實行じっこう沙門しゃもん：不ふ求名ぐみょう聞利養やしなえ、能のう證しょう解脫げだつ果はて。[8]

《瑜伽ゆが師し地ち論ろん》中ちゅう的てき沙門しゃもん分類ぶんるい[编辑]

  1. 勝かち道どう沙門しゃもん[9][10]
  2. 論ろん道どう沙門しゃもん[9][10]
  3. 命いのち道どう沙門しゃもん[9]（說せつ道どう沙門しゃもん[10]）
  4. 污道沙門しゃもん[9]（壞道沙門しゃもん[10]）

參考さんこう文獻ぶんけん[编辑]

  1. ^ 《翻譯ほんやく名義めいぎ集しゅう》：「 沙門しゃもん，或ある云うん桑門そうもん，名めい沙すな迦懣(門もん字じ上聲じょうせい)曩，皆みな訛なまり。正せい言げん室しつ摩ま那な拏，或ある舍しゃ羅ら磨みがく拏。此言功勞こうろう，言げん修道しゅうどう有ゆう多た勞ろう也。什師云うん：佛法ぶっぽう及外道げどう，凡出家しゅっけ者もの，皆みな名めい沙門しゃもん。肇はじめ云うん：出家しゅっけ之の都と名めい也。秦はた言げん義ぎ訓くん勤行ごんぎょう，勤行ごんぎょう取と涅槃ねはん。」
  2. ^ 《玄げん應おう音義おんぎ》：「沙門しゃもん，此云止とめ息いき，謂いい止とめ息いき一切いっさい諸しょ不善ふぜん法ほう。又また曰劬勞ろう，謂いい修おさむ一切いっさい劬勞苦行くぎょう。又また曰聽聞ちょうもん，謂いい多聞たもん薰かおる習是常つね業ぎょう也。」
  3. ^ 《俱舍論ろん》：「諸しょ無む漏も道みち是ぜ沙門しゃもん性せい，懷ふところ此道者しゃ名めい曰沙門もん，以能勤勞きんろう息いき煩惱ぼんのう故ゆえ。」
  4. ^ 《中ちゅう阿おもね含經》卷まき48〈4 雙そう品ひん〉：「「云うん何なん沙門しゃもん？謂いい息いき止どめ諸惡しょあく不善ふぜん之の法ほう、諸しょ漏も穢けがれ污，為ため當來とうらい有本ありもと，煩はん熱ねつ苦く報むくい，生なま、老おい、病やめ、死因しいん，是ぜ謂いい沙門しゃもん。」《 (CBETA, T01, no. 26, p. 725, c4-6)
  5. ^ 《佛說ぶっせつ大だい迦葉問とい大だい寶積ほうしゃく正法しょうぼう經けい》卷まき4：「云うん何なん名めい行くだり色相しきそう沙門しゃもん。迦葉。此一沙門しゃもん。雖復剃そ除じょ鬚ひげ髮かみ著ちょ佛ふつ袈裟けさ受持うけもち鉢はち器き色相しきそう具足ぐそく。而身不ふ清淨せいじょう。口くち不ふ清淨せいじょう。意い不ふ清淨せいじょう。不ふ自じ調伏ちょうぶく麁惡不善ふぜん。廣こう貪むさぼ財ざい利り命いのち不ふ清淨せいじょう。得とく破戒はかい罪ざい法ほう。迦葉。此名行くだり色相しきそう沙門しゃもん。」 (CBETA, T12, no. 352, p. 212, c13-17)
  6. ^ 《佛說ぶっせつ大だい迦葉問とい大だい寶積ほうしゃく正法しょうぼう經けい》卷まき4：「迦葉白しろ言げん云うん何なん名めい密行みっこう虛きょ誑沙門もん。迦葉。此一沙門しゃもん。雖知行ちぎょう業ぎょう亦また具ぐ威儀いぎ。喫麁惡あく飲食いんしょく。詐いつわり歡詐喜き。於行住坐臥ぎょうじゅうざが。恒つね搆虛誑。又また不ふ親近しんきん在家ざいけ出家しゅっけ四聖しせい種族しゅぞく。詐いつわり默だま無言むごん誑賺有情うじょう。心こころ無む清淨せいじょう亦また無む調伏ちょうぶく。亦また不ふ息いき念ねん虛妄きょもう推度。住じゅう著ちょ我人われひと之これ相しょう。若わか遇ぐう空そら法ほう而生怖こわ畏かしこ如登崖がけ險けわし。若見わかみ比丘びく善ぜん談だん空そら者しゃ如遇冤家。迦葉。此說名めい為ため密行みっこう虛きょ誑沙門もん。」 (CBETA, T12, no. 352, p. 212, c18-25)
  7. ^ 《佛說ぶっせつ大だい迦葉問とい大だい寶積ほうしゃく正法しょうぼう經けい》卷まき4：「此一沙門しゃもん。為ため求もとめ名聞みょうもん稱讚しょうさん詐いつわり行ぎょう持戒じかい。惑亂わくらん他人たにん恃衒多聞たもん要かなめ他た稱讚しょうさん。或ある居きょ山野さんや。或ある處しょ林間りんかん。詐いつわり現げん少欲しょうよく無な貪むさぼ。假かり行くだり清淨せいじょう之これ行ぎょう。於其心こころ內無其離欲ほっ。無む其寂靜じゃくじょう無む其息慮おもんばか。無む證あかし菩提ぼだい亦また不為ふため沙門しゃもん。亦また不為ふため婆羅門ばらもん。亦また不為ふため涅槃ねはん。而求稱讚しょうさん名聞みょうもん。迦葉。此名求もとめ名聞みょうもん稱讚しょうさん沙門しゃもん。」 (CBETA, T12, no. 352, p. 212, c27-p. 213, a3)
  8. ^ 《佛說ぶっせつ大だい迦葉問とい大だい寶積ほうしゃく正法しょうぼう經けい》卷まき4：「此一沙門しゃもん。不為ふため身命しんめい而行外事がいじ。亦また不ふ言論げんろん名聞みょうもん利り養やしなえ。唯ただ行ぎょう空むなし無む相あい無む願ねがい。若わか聞一切いっさい法ほう已やめ。正せい意い思惟しい涅槃ねはん實際じっさい。恒つね修おさむ梵行不ふ求もとめ世よ報ほう。亦また不ふ論ろん量りょう三界さんがい喜樂きらく之の事こと。唯ただ見性けんしょう空むなし不ふ得とく事ごと法ほう。亦また不ふ議論ぎろん我人われひと眾生壽ことぶき者しゃ及補特とく伽羅きゃら。見み正法しょうぼう位い離はなれ諸しょ虛妄きょもう。於解脫げだつ道斷どうだん諸しょ煩惱ぼんのう。達たち一切いっさい法ほう自性じしょう清淨せいじょう。內外不ふ著ちょ。無む集しゅう無な散ち。於彼法ほう身み如來にょらい明あきら了りょう通達つうたつ。無む其見取みとり。亦また不ふ言論げんろん色身いろみ離はなれ欲よく。亦また不ふ見み色相しきそう。亦また不ふ見み三業さんぎょう造作ぞうさく。亦また不ふ執と凡聖之の眾法無む所有しょゆう。斷だん諸しょ分別ふんべつ自性じしょう凝然ぎょうぜん。不ふ得とく輪わ迴不得とく涅槃ねはん。無む縛ばく無む解かい無む來き無な去さ。知ち一切法寂靜湛然。迦葉。此說名めい為ため實行じっこう沙門しゃもん。」 (CBETA, T12, no. 352, p. 213, a4-16)
  9. ^ 9.0 9.1 9.2 9.3 《瑜伽ゆが師し地ち論ろん》卷まき97：「諸しょ沙門しゃもん略りゃく有ゆう四よん種しゅ。一いち者しゃ勝かち道どう沙門しゃもん。二に者しゃ論ろん道どう沙門しゃもん。三者さんしゃ命いのち道どう沙門しゃもん。四よん者しゃ污道沙門しゃもん。」 (CBETA, T30, no. 1579, p. 853, c22-24)
  10. ^ 10.0 10.1 10.2 10.3 《瑜伽ゆが師し地ち論ろん》卷まき29：「沙門しゃもん復ふく有ゆう四よん種しゅ。何等なんら為ため四よん。一いち勝しょう道どう沙門しゃもん。二に說せつ道どう沙門しゃもん。三さん活かつ道どう沙門しゃもん。四よん壞道沙門しゃもん。」 (CBETA, T30, no. 1579, p. 446, c8-10)

参まいり见[编辑]

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