陆修静せい

陸りく修おさむ靜せい
字じ	元もと德とく
號ごう	簡寂先生せんせい 丹たん元もと真人しんじん
出生しゅっしょう	406年ねん
逝世	477年ねん3月がつ2日にち 建たて康やすし崇たかし虛きょ館かん
居住きょじゅう地ち	雲くも夢ゆめ山やま 廬いおり山やま 建たて康やすし
籍せき貫ぬき	吳ご興きょう東遷とうせん縣けん
國籍こくせき	劉りゅう宋そう
宗派しゅうは	天てん師道しどう
修おさむ煉ねり地ち	雲くも夢ゆめ山やま 荊山 廬いおり山やま
徒弟とてい與あずか學生がくせい	孫まご遊ゆう嶽だけ 李り果はて之の 梅うめ令れい文ぶん
著作ちょさく	《三洞さんぼら經書けいしょ目錄もくろく》 《靈寶れいほう經けい目め》 《陸りく先生せんせい道どう門もん科か略りゃく》 《太ふとし上洞かぼら玄げん靈寶れいほう授度儀ぎ》 《洞ほら玄げん靈寶れいほう五感ごかん文ぶん》

陸りく修おさむ靜せい（406年ねん—477年ねん3月がつ2日にち），字じ元もと德とく，謚號簡寂先生せんせい，吳ご興きょう東遷とうせん縣けん人ひと，南北なんぼく朝あさ時じ道士どうし，先後せんご隱居いんきょ於雲くも夢ゆめ山やま、廬いおり山やま等地とうち，為ため劉りゅう宋そう皇帝こうてい召見和わ供養くよう，講こう經けい說法せっぽう，使つかい道教どうきょう盛もり極きょく一いち時じ。他た編纂へんさん道どう經けい目錄もくろく《三洞さんぼら經書けいしょ目錄もくろく》及《靈寶れいほう經けい目め》，判別はんべつ當世とうせい靈寶れいほう經けい的てき真偽しんぎ，訂てい立道たつみち經けい三さん分ふん的てき「三洞さんぼら」架か構，是ぜ為ため道教どうきょう史上しじょう最古さいこ的てき道みち經けい目錄もくろく。他た苦心くしん研究けんきゅう道教どうきょう科か儀ぎ，根據こんきょ靈寶れいほう經けい內容編へん訂てい道教どうきょう的てき齋とき儀ぎ與あずか傳授でんじゅ儀ぎ，確立かくりつ靈寶れいほう籙的授籙制度せいど，程ほど序次じょじ第だい皆みな有ゆう所しょ本ほん，成なり為ため後世こうせい道教どうきょう科か儀ぎ的てき典範てんぱん。他た又また嘗試改革かいかく當時とうじ腐敗ふはい的てき天てん師道しどう制度せいど，加か強きょう天てん師道しどう的てき組織そしき與あずか道民どうみん的てき連れん繫。陸りく修おさむ靜しずか與あずか唐から代だい道士どうし張ちょう萬福ばんぷく、杜もり光こう庭にわ並稱へいしょう為ため「科か教きょう三さん師し」，宋そう代だい獲え追つい封ふう為ため丹に元もと真人しんじん，並なみ受茅かや山さん宗むね尊とうと為ため第だい七なな代だい宗むね師し。至いたり今いま道士どうし仍宣稱たたえ他た們所修おさむ建けん的てき齋とき儀ぎ源げん出自しゅつじ陸りく修おさむ靜せい。

生平おいだいら

陸りく修おさむ靜せい據よりどころ稱しょう乃東吳くれ陸りく凱的てき後人こうじん，曾娶妻つま及出仕しゅっし，但ただし心こころ懷ふところ仙道せんどう，學習がくしゅう辟穀，跟妻子分こぶん床ゆか而睡，後來こうらい遺棄いき妻子さいし兒女じじょ，辭去じきょ官職かんしょく，專心せんしん求道きゅうどう，先さき到いた雲くも夢ゆめ山やま隱居いんきょ，並なみ到いた遠方えんぽう拜はい訪おとずれ異人いじん，自じ云うん得とく遇ぐう仙せん真しん，獲え授經訣，乃隱居いんきょ於荊山修行しゅぎょう。據よりどころ云うん他た曾到衡山、九きゅう嶷山、峨嵋山やま尋ひろ訪おとずれ仙人せんにん遺蹟いせき，名譽めいよ日び隆たかし。劉りゅう宋そう元もと嘉よしみ（424-453）末まつ年ねん，陸りく修おさむ靜しずか到いた京師けいし建たて康やすし買藥かいぐすり，獲え宋そう文ぶん帝みかど召見，在ざい宋そう文ぶん帝みかど前まえ講こう道どう說法せっぽう，太ふとし后きさき王おう氏し禮れい敬けい他た為ため師し。453年ねん，劉りゅう劭作さく亂みだれ，宋そう文ぶん帝みかど被ひ殺ころせ，陸りく修おさむ靜せい遂とげ離はなれ開ひらき建たて康やすし，到いた廬いおり山やま東南とうなん瀑布ばくふ巖いわお下か建立こんりゅう道どう館かん棲隱。467年ねん，陸りく修おさむ靜せい獲え宋そう明あきら帝みかど詔みことのり請入京にゅうきょう，起おこり初はつ再三さいさん推辭，但ただし見み宋そう明あきら帝みかど志こころざし在ざい必得，遂とげ答こたえ應おう出いで都と，暫居於山陽さんよう王おう劉りゅう休きゅう祐ゆう的てき精舍しょうじゃ。

尚書しょうしょ令れい袁粲在ざい佛寺ぶつじ設しつらえ大會たいかい，廣こう邀四方しほう名士めいし出席しゅっせき，陸りく修おさむ靜せい在ざい座ざ上じょう與あずか人ひと議論ぎろん，解かい難なん辯べん道どう，令れい與あずか會かい眾人悅服えっぷく。宋そう明あきら帝みかど隨ずい即そく在ざい延のべ賢けん館かん召開大會たいかい，御ご駕が親臨しんりん，陸りく修おさむ靜せい頭あたま戴鹿巾はば，以示隱士いんし身み份，席上せきじょう解答かいとう皇帝こうてい與あずか王公おうこう的てき疑問ぎもん，令れい人心じんしん悅えつ誠まこと服ふく。宋そう明あきら帝みかど乃在城北しろきた天てん印しるし山やま建立こんりゅう崇たかし虛きょ館かん，讓ゆずる陸りく修おさむ靜せい入にゅう住じゅう。從したがえ此陸修おさむ靜せい開講かいこう道家みちや妙たえ理り，聲名せいめい大著たいちょ，道教どうきょう盛もり極きょく一いち時じ。陸りく修おさむ靜せい並なみ獲え賜たまもの東あずま晉すすむ時とき楊羲、許もと翽真人しんじん所しょ寫うつし的てき上うえ清きよし經けい傳つて，能のう集しゅう三さん洞ほら經書けいしょ於一身いっしん。471年ねん，宋そう明あきら帝みかど患病，陸りく修おさむ靜せい率りつ弟子でし修おさむ塗炭とたん齋とき，為國ためくに祈いのり福ぶく，據よりどころ云うん期間きかん有ゆう黃き氣き從したがえ天てん而降，是ぜ為ため祥瑞しょうずい，宋そう明あきら帝みかど亦また旋即病びょう癒。同年どうねん陸りく修おさむ靜せい上じょう呈てい《三洞さんぼら經書けいしょ目錄もくろく》。477年ねん，陸りく修おさむ靜せい卒そつ於崇虛きょ館かん，年ねん71，還かえ葬そう於廬いおり山やま，謚號簡寂先生せんせい，廬いおり山やま故こ居い奉たてまつ詔みことのり名めい為ため簡寂觀かん。

陸りく修おさむ靜せい著作ちょさく甚多，現存げんそん於《道みち藏ぞう》的てき有ゆう六ろく種しゅ：《太ふとし上洞かぼら玄げん靈寶れいほう眾簡文ぶん》、《洞ほら玄げん靈寶れいほう五感ごかん文ぶん》、《陸りく先生せんせい道どう門もん科か略りゃく》、《太ふとし上洞かぼら玄げん靈寶れいほう授度儀ぎ》、《洞ほら玄げん靈寶れいほう齋とき說せつ光こう燭しょく戒罰燈とう祝しゅく願ねがい儀ぎ》、《太ふとし上洞かぼら玄げん靈寶れいほう法ほう燭しょく經けい》。弟子でし中ちゅう以孫遊ゆう嶽だけ和かず李り果はて之の最さい為ため著名ちょめい。

道教どうきょう

經書けいしょ與あずか符ふ籙

陸りく修おさむ靜せい編纂へんさん道教どうきょう史上しじょう最古さいこ的てき道みち經けい目錄もくろく，編成へんせい《三洞さんぼら經書けいしょ目錄もくろく》呈てい獻けんじ朝廷ちょうてい，著錄ちょろく經書けいしょ並なみ符ふ圖ず、藥方やくほう共ども1228卷かん。他た建立こんりゅう道どう藏ぞう分類ぶんるい的てき「三洞さんぼら」體系たいけい，把わ早期そうき道教どうきょう各かく教派きょうは統すべ入にゅう統一とういつ的てき傳統でんとう下か。三洞さんぼら中ちゅう，「洞ほら真しん」主要しゅよう收錄しゅうろく上うえ清きよし經けい，「洞ほら玄げん」收錄しゅうろく靈寶れいほう經けい，「洞ほら神しん」主要しゅよう收錄しゅうろく三さん皇すめらぎ文ぶん。陸りく修おさむ靜せい是ぜ第だい一個系統整理靈寶經的宗師，在ざい437年ねん編へん撰せん《靈寶れいほう經けい目め》，對たい當時とうじ流傳りゅうでん的てき靈寶れいほう經けい重おも新しん予よ以定名和なわ分類ぶんるい，摒棄了りょう一いち些偽造ぎぞう的てき經典きょうてん，並なみ詳細しょうさい闡述道どう經けい「十じゅう二に部ぶ」。《靈寶れいほう經けい目め》把わ靈寶れいほう經けい分ぶん為ため「元始げんし系けい」和かず「仙せん公おおやけ系けい」兩個りゃんこ系統けいとう，元始げんし系けい是ぜ元始げんし天てん尊みこと說教せっきょう的てき經典きょうてん，而仙公おおやけ系けい則そく是ぜ葛かずら玄げん在ざい天台山てんだいざん所ところ授的靈寶れいほう經けい。陸りく修おさむ靜せい接受せつじゅ靈寶れいほう經けい的てき說法せっぽう，把わ元始げんし天てん尊みこと奉たてまつ為ため最高さいこう神靈しんれい，並なみ將はた《靈寶れいほう赤あか書しょ五ご篇へん真しん文ぶん》尊みこと奉たてまつ為ため最さい重要じゅうよう的てき經典きょうてん。小林こばやし正美まさみ推斷すいだん，陸りく修おさむ靜せい可能かのう編纂へんさん了りょう十じゅう卷かん左右さゆう的てき靈寶れいほう經けい，王おう皓あきら月がつ則そく認みとめ為ため陸りく修おさむ靜せい編纂へんさん了りょう《真ま文ぶん赤あか書しょ》、《人ひと鳥とり五ご符ふ》等とう靈寶れいほう經けい；呂りょ鵬おおとり志こころざし駁斥此說，指出さしで陸りく修おさむ靜せい不可能ふかのう參與さんよ靈寶れいほう經けい的てき篡改或ある創作そうさく。

陸りく修おさむ靜せい又また借か鑑かん天てん師道しどう的てき授籙制度せいど，制定せいてい和わ確立かくりつ了りょう靈寶れいほう籙「真ま文ぶん二に籙」，選擇せんたく三さん種しゅ靈寶れいほう「天文てんもん」作為さくい靈寶れいほう籙，以授籙為靈寶れいほう傳授でんじゅ的てき最高さいこう等級とうきゅう，取と代だい和わ超越ちょうえつ天てん師道しどう的てき正一しょういち籙。（靈寶れいほう籙的特とく點てん是ぜ篆字てんじ體からだ道どう符ふ，不ふ配はい神像しんぞう，正せい一籙則有圖有文，圖形ずけい大だい多た是ぜ普通ふつう道どう符ふ和わ神像しんぞう。）

齋とき儀ぎ

陸りく修おさむ靜せい《太ふとし上洞かぼら玄げん靈寶れいほう授度儀ぎ》書しょ影かげ，《正統せいとう道みち藏ぞう》本ほん

陸りく修おさむ靜せい以科儀ぎ方面ほうめん的てき貢獻こうけん最さい為ため卓越たくえつ，繼承けいしょう和弘かずひろ揚あげ靈寶れいほう經けい提ひさげ倡的靈寶れいほう科か儀ぎ，以靈寶れいほう經けい為本ためもと撰述せんじゅつ「齋とき法ほう儀ぎ範はん」，所しょ撰せん儀式ぎしき的てき每ごと一いち個こ環節かんせつ，都と從したがえ靈寶れいほう經けい經文きょうもん找到根據こんきょ。陸りく修おさむ靜せい十じゅう分ふん重視じゅうし齋とき儀ぎ與あずか齋とき功こう，認みとめ為ため齋とき儀ぎ可か以檢束けんそく身み、口くち、心こころ「三業さんぎょう」，防止ぼうし人じん犯罪はんざい，他た甚至相しょう信しんじ，齋とき儀ぎ能のう祈いのり神しん賜たまもの福ぶく，感動かんどう天地てんち，招至群ぐん神しん，解除かいじょ累るい世よ之の罪つみ，消しょう災わざわい解かい難なん，修德しゅうとく去さ病やまい，達たち濟ずみ一切いっさい願望がんぼう。他た把わ天てん師道しどう、上うえ清きよし經けい、靈寶れいほう經けい的てき齋とき儀ぎ結合けつごう起おこり來らい，編成へんせい「九きゅう齋とき十じゅう二に法ほう」。

陸りく修おさむ靜せい對たい道教どうきょう科か儀ぎ的てき貢獻こうけん具體ぐたい來らい說せつ有ゆう四よん方面ほうめん。第だい一いち，他た編へん撰せん靈寶れいほう「立たて成なり儀ぎ」，所謂いわゆる立たて成なり儀ぎ，就是列れつ載の儀式ぎしき程ほど序ついで和かず儀ただし規ぶんまわし的てき現げん成なり科か儀ぎ書しょ，可か供きょう道士どうし行儀ぎょうぎ時じ直接ちょくせつ照あきら本ほん宣せん科か。陸りく修おさむ靜せい將はた靈寶れいほう經けい中仙なかせん真しん口述こうじゅつ的てき儀式ぎしき和かず儀ただし規ぶんまわし抽取出來でき，加か以綜合そうごう整理せいり，編成へんせい了りょう可か以直接ちょくせつ用よう於儀式しき活動かつどう的てき立たて成なり儀典ぎてん。第だい二に，他た給きゅう靈寶れいほう科か儀ぎ定てい名和なわ分類ぶんるい，四よん、五ご世紀せいき之の交，靈寶れいほう經けい受佛教ぶっきょう齋とき儀ぎ影響えいきょう，發明はつめい了りょう六ろく種しゅ齋とき儀ぎ，但ただし均ひとし未定みてい名めい，陸りく修おさむ靜せい首くび次じ給きゅう靈寶れいほう齋とき確定かくてい了りょう後世こうせい通用つうよう的てき名稱めいしょう：金きむ籙齋、黃き籙齋、明あきら真ま齋とき、三さん元げん齋とき、八はち節せつ齋とき、自然しぜん齋とき。靈寶れいほう經けい的てき儀式ぎしき程ほど序じょ分ぶん為ため三さん個こ階段かいだん，陸りく修おさむ靜せい確立かくりつ了りょう三さん個こ階段かいだん的てき名稱めいしょう：宿やど啟けい、行道ぎょうどう、言げん功こう，促進そくしん了りょう靈寶れいほう科か儀ぎ結構けっこう的てき定型ていけい。第だい三さん，他た提出ていしゅつ有ゆう關せき靈寶れいほう齋とき儀ぎ的てき理論りろん，結合けつごう中國ちゅうごく古代こだい本有ほんゆう的てき齋戒さいかい與あずか受佛教ぶっきょう齋とき儀ぎ影響えいきょう的てき靈寶れいほう齋とき，提出ていしゅつ齋とき的てき目的もくてき和わ方法ほうほう，並なみ借用しゃくよう佛教ぶっきょう的てき三業さんぎょう說せつ來らい解釋かいしゃく靈寶れいほう齋とき為ため何なん要よう禮拜れいはい、誦經じゅきょう和わ思おもえ神しん，闡明せんめい修おさむ齋とき的てき意義いぎ和わ作法さほう。第だい四よん，他た編へん撰せん程ほど序じょ詳しょう備的靈寶れいほう傳授でんじゅ儀典ぎてん，即そく《太ふとし上洞かぼら玄げん靈寶れいほう授度儀ぎ》，借用しゃくよう或ある倣效靈寶れいほう齋とき儀ぎ各かく階段かいだん的てき程ほど序じょ，確立かくりつ靈寶れいほう傳授でんじゅ儀ぎ的てき全部ぜんぶ過程かてい。

天てん師道しどう

陸りく修おさむ靜せい是ぜ天てん師道しどう弟子でし，認みとめ為ため只ただ有ゆう太ふとし上じょう老ろう君きみ和かず「三さん師し」（張ちょう陵りょう、張ちょう衡、張ちょう魯）才ざい是ぜ真正しんせい需要じゅよう尊みこと奉たてまつ的てき正神しょうがみ，其他民間みんかん神靈しんれい都と可か廢棄はいき，禁止きんし尊みこと奉たてまつ。他た撰せん有ゆう《陸りく先生せんせい道どう門もん科か略りゃく》，闡述天てん師道しどう的てき宗教しゅうきょう傳統でんとう、制度せいど和わ教義きょうぎ，整頓せいとん天てん師道しどう的てき教義きょうぎ、組織そしき制度せいど和わ儀式ぎしき，有意ゆうい改革かいかく天てん師道しどう。陸りく修おさむ靜せい強調きょうちょう「三會みえ日び」的てき重要じゅうよう性せい，想そう重じゅう建たて天たかし師道しどう已やめ廢はい弛たゆ的てき三さん會かい日び制度せいど，要求ようきゅう所有しょゆう道民どうみん在ざい每年まいとし的てき1月がつ7日にち、7月がつ7日和びより10月がつ5日にち參加さんか宗教しゅうきょう集會しゅうかい，在ざい聚會中ちゅう坦ひろし白しろ罪過ざいか，陳述ちんじゅつ善行ぜんこう，從道つぐみち官かん領りょう受科戒，並なみ報告ほうこく家庭かてい人口じんこう變化へんか，以加強きょう信徒しんと與あずか道士どうし的てき聯れん繫。陸りく修おさむ靜也しずや強調きょうちょう當時とうじ已やめ沒ぼつ有ゆう嚴格げんかく執行しっこう的てき「宅たく錄ろく」制度せいど，要求ようきゅう根據こんきょ天てん師道しどう既すんで有ゆう的てき規定きてい，道民どうみん入道にゅうどう，須把全ぜん家いえ男女だんじょ老少ろうしょう的てき人數にんずう登記とうき於冊，通常つうじょう是ぜ在ざい每年まいとし的てき三さん會かい日び上じょう，申さる報ほう家中いえじゅう的てき生死せいし嫁よめ娶めと以更新しん記錄きろく。據よりどころ此宅錄ろく，道民どうみん向こう道みち官かん繳納「命いのち信しん」，即そく敬神けいしん的てき信しん物ぶつ，而道官かん則のり派は守もり宅たく之の官かん予よ以保護ほご。陸りく修おさむ靜せい主張しゅちょう徹底てってい清しん理り更正こうせい宅たく錄ろく，強化きょうか道教どうきょう組織そしき。

影響えいきょう與あずか地位ちい

王おう承うけたまわ文ぶん認みとめ為ため陸りく修おさむ靜せい是ぜ六朝時期最重要的道教宗師，吉岡よしおか義よし豐ゆたか把わ他た在ざい道教どうきょう史上しじょう的てき地位ちい，比ひ擬なずらえ作さく佛教ぶっきょう史上しじょう的てき釋しゃく道みち安やす。陸りく修おさむ靜しずか與あずか唐から代だい道士どうし張ちょう萬福ばんぷく、杜もり光こう庭にわ並稱へいしょう為ため「科か教きょう三さん師し」。宋朝そうちょう宣せん和わ年間ねんかん（1119-1125），陸りく修おさむ靜せい獲え封ふう為ため丹に元もと真人しんじん。靈寶れいほう經けい外がい，陸りく修おさむ靜せい也承受和教導きょうどう上うえ清きよし經けい傳つて，後來こうらい被かむ茅かや山さん宗むね尊とうと為ため第だい七なな代だい宗むね師し。

陸りく修おさむ靜せい對たい靈寶れいほう科か儀ぎ整理せいり加工かこう，使つかい其成為ため更さら加か成熟せいじゅく和わ基本きほん定型ていけい的てき儀式ぎしき，促使靈寶れいほう科か儀ぎ自じ南朝なんちょう以降いこう成なり為ため道教どうきょう儀式ぎしき的てき主流しゅりゅう。他た又また是ぜ最早もはや使つかい靈寶れいほう齋とき儀ぎ進入しんにゅう朝廷ちょうてい的てき道士どうし。後世こうせい道士どうし祖述そじゅつ陸りく修おさむ靜せい編へん的てき齋とき儀ぎ，次第しだい增ぞう修おさむ，形成けいせい《無上むじょう黃き籙大齋とき立りつ成なり儀ぎ》等ひとし更さら詳しょう盡つき的てき科か儀ぎ書しょ。陸りく修おさむ靜せい編へん的てき科か儀ぎ書中しょちゅう開始かいし使用しよう的てき「發はつ爐ろ」和かず「復ふく爐ろ」兩個りゃんこ術語じゅつご，正せい是ぜ由ゆかり他た首くび先さき擬なずらえ定てい而為後世こうせい道教どうきょう儀式ぎしき一いち直ちょく沿用的てき。陸りく修おさむ靜せい以後いご，醮儀ぎ、章あきら儀ぎ等とう其他儀式ぎしき也借用よう或ある倣效靈寶れいほう齋とき儀ぎ的てき程ほど序じょ，道教どうきょう科か儀ぎ史上しじょう掀起了りょう靈寶れいほう化か運動うんどう。至いたり今こん道士どうし仍聲稱たたえ，他た們修建けん的てき齋とき儀ぎ是ぜ陸りく修おさむ靜せい所傳しょでん下か來らい的てき。陸りく修おさむ靜せい《太ふとし上洞かぼら玄げん靈寶れいほう授度儀ぎ》則のり在ざい道教どうきょう史上しじょう首くび次じ確立かくりつ了りょう靈寶れいほう傳授でんじゅ儀ぎ的てき全部ぜんぶ過程かてい，是ぜ第だい一部程序詳備的傳授儀典，為ため後世こうせい天てん師道しどう的てき授籙儀式ぎしき所しょ模倣もほう。書中しょちゅう對たい靈寶れいほう傳授でんじゅ儀ぎ的てき三さん分ふん法ほう（初はつ盟めい、中ちゅう盟めい、大だい盟めい）被ひ隋ずい唐から及以後ご的てき道みち書しょ沿襲，其傳授でんじゅ模も式しき在ざい後世こうせい道教どうきょう一いち直ちょく被ひ遵循，直ちょく至いたり近代きんだい。

傳說でんせつ

宋朝そうちょう時じ所作しょさ的てき《虎溪こけい三さん笑わらい圖ず》

後世こうせい傳說でんせつ慧遠えおん居きょ於廬いおり山やま東林寺とうりんじ時とき，陸りく修おさむ靜しず曾和そわ儒士陶とう淵ふかし明あきら前ぜん往探訪たんぼう他た。慧遠えおん原げん本有ほんゆう個こ規定きてい，送おく客きゃく不ふ越えつ過か東林寺とうりんじ前まえ的てき虎溪こけい，但ただし三さん人にん談話だんわ十じゅう分ふん投とう契ちぎり，慧遠えおん送おく客きゃく不知ふち不覺ふかく過か了りょう虎溪こけい，聽到老ろう虎とら的てき叫さけべ聲ごえ，三人才醒覺過來，於是大だい笑わらい而分手しゅ。「虎溪こけい三さん笑わらい」的てき故事こじ自じ宋そう代だい以來いらい，成なり為ため許多きょた畫家がか作畫さくが的てき題材だいざい。這個故事こじ象徵しょうちょう儒、佛ふつ、道みち三家相處得和諧融洽。佛教ぶっきょう方面ほうめん，傳說でんせつ陸りく修おさむ靜せい曾加入かにゅう慧遠えおん的てき白蓮びゃくれん社しゃ結社けっしゃ念佛ねんぶつ，但ただし此說只ただ是ぜ杜撰ずさん。

延伸えんしん閱讀

• 劉りゅう玉たま菁. 〈東あずま晉すすむ南朝なんちょう的てき三さん位い道教どうきょう大師だいし：葛かずら洪ひろし、陸りく修おさむ靜しずか與あずか陶とう弘ひろし景けい〉 (PDF). 《朝陽あさひ人文じんぶん社會しゃかい學がく刊かん》. 2009, 7:2: 239–271 [2022-02-25]. （原始げんし内容ないよう存そん档 (PDF)于2019-03-04） （中ちゅう文ぶん（繁しげる體からだ））. 
• 莊そう宏ひろし誼よしみ、吳ご瑞みずほ明あかり. 〈陸りく修おさむ靜せい〉. 全國ぜんこく宗教しゅうきょう資し訊網. [2022-02-17] （中ちゅう文ぶん（繁しげる體からだ））. 
• 徐じょ棟とう. 〈陸りく修おさむ靜せい道教どうきょう科か儀ぎ著作ちょさく考こう論ろん〉. 道學どうがく家か. 2019-11-28 [2022-02-17]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2022-03-05） （中ちゅう文ぶん（简体））.