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阿おもね罗汉

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（重定しげさだ向こう自じ無學むがく）
  「罗汉」重定しげさだ向むかい至いたる此。关于其他用法ようほう，请见「羅漢らかん (消しょう歧义)」。
释迦牟尼及五百ひゃく罗汉像ぞう，摄于辽宁省しょう抚顺市し善ぜん緣えん寺てら
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阿羅漢あらかん[註 1]（梵語ぼんご：अर्हत्，Arhat；巴ともえ利とし語ご：Arahant），又また譯わけ阿おもね羅ら訶、阿おもね羅ら呵しか、阿おもね拉ひしげ漢かん，意譯いやく應おう供きょう、應おう、無む著ちょ、無む所しょ著ちょ、真人まさと、至いたり真しん、應おう真しん[2]，漢語かんご常つね簡稱為ため羅漢らかん，爲ため原始げんし佛教ぶっきょう、部ぶ派は佛教ぶっきょう中なか，四よん向こう四よん果はて的てき第だい四よん果はて位い，也是佛陀ぶっだ十じゅう種しゅ稱號しょうごう之これ一いち。

阿羅漢あらかん是ぜ依よ照あきら佛ふつ三さん轉てん法輪ほうりん解脫げだつ道どう的てき教導きょうどう修習しゅうしゅう四よん念ねん處しょ、十じゅう二に因緣いんねん觀かん、四聖しせい諦たい、八はち聖ひじり道どう，於蘊、處しょ、界さかい觀かん行ぎょう一切いっさい有為ゆうい法ほう的てき剎那生滅しょうめつ、空そら、無常むじょう、苦く、無我むが，進しん而斷盡つき我見がけん、我執がしゅう、三界さんがい貪むさぼ愛あい、無明むみょう及其它所有しょゆう煩惱ぼんのう，於當世とうせい捨壽時じ不ふ受後有ゆう於三界かい中ちゅう出生しゅっしょう，脫だつ離はなれ生死せいし輪わ迴之苦く而入無む餘よ涅槃ねはん界かい的てき聖者せいじゃ。

語源ごげん和わ語義ごぎ[编辑]

查看维基词典中なか的てき词条「:en:arhat」或ある「:en:arhant」。

詞し源げん[编辑]

巴ともえ利とし語ごarahant與あずか梵語ぼんごarhat，意い爲ため值得崇拜すうはい的てき人じん，故こ譯わけ作さく“應おう供きょう”，是ぜ動詞どうし字じ根ねarh（意思いし是ぜ值得）的てき現在げんざい分詞ぶんし[3]。其字源げん可能かのう是ぜ來き自じ於巴利り語ごaraha或ある梵語ぼんごarha，意思いし是ぜ「值得的てき」、「有價ゆうか值的」。變化へんか成なり名詞めいし，意思いし是ぜ「傑出けっしゅつ的てき人じん」、「有價ゆうか值的人じん」。另外，arhaṇa是ぜ「有ゆう資格しかく的てき」，arhita (過去かこ分詞ぶんし)是ぜ「受尊敬そんけい的てき」、「獲え崇拜すうはい的てき」[4]。

這個字じ在ざい釋迦牟尼しゃかむに與あずか佛教ぶっきょう出現しゅつげん之の前ぜん就存在そんざい。最さい早出そうしゅつ現在げんざい《梨なし俱吠陀べーだ》中ちゅう[5][6]。之これ後ご在ざい佛教ぶっきょう與あずか耆那教きょう的てき文獻ぶんけん中ちゅう，多た次つぎ使用しよう這個字じ，在ざい印度いんど教きょう中ちゅう的てき毘濕奴やつ派は經典きょうてん中ちゅう也曾出現しゅつげん。

語義ごぎ[编辑]

阿羅漢あらかん，為ため佛ふつ的てき十じゅう種しゅ稱號しょうごう之の一いち，名めい含三さん義ぎ[2]：

  1. 應おう供きょう：佛ふつ的てき十じゅう種しゅ稱號しょうごう，「應おう供きょう」一いち項こう[7]，為ため「阿羅漢あらかん」（arhat）的てき意譯いやく。梵語ぼんご阿羅漢あらかん（arhat）為ため單數たんすう主格しゅかく，字じ根來ねごろ自じarhan，意譯いやく受供養くよう、受尊敬そんけい[8]。阿羅漢あらかん福ぶく慧とし俱足，為ため眾生之の福田ふくだ，供養くよう阿羅漢あらかん可か以修福ぶく，以其能のう教きょう眾生如何いか修おさむ福ぶく、修おさむ慧とし、斷だん煩惱ぼんのう，所以ゆえん意譯いやく為ため應おう供きょう[9]。
  2. 殺ころせ賊ぞく： 阿羅漢あらかん（arhat）可か分析ぶんせき為ため賊ぞく（ari）與あずか殺ころせ之これ（han）兩個りゃんこ單たん字じ。「賊ぞく」指ゆび煩惱ぼんのう，包括ほうかつ一念無明及無始無明煩惱，使つかい眾生有ゆう損そん﹝障礙しょうがい解脫げだつ出離しゅつり三界或是障礙成佛﹞。阿羅漢あらかん斷だん除じょ所有しょゆう煩惱ぼんのう，故こ云うん「殺ころせ賊ぞく」。
  3. 無む生せい：阿羅漢あらかん（arhat）可か以被分析ぶんせき為ため不ふ（a-，為ため梵語ぼんご的てき否定ひてい詞し頭あたま）與あずか生なま（ruh）兩個りゃんこ單たん字じ。阿羅漢あらかん不ふ再さい受生死し果報かほう，出離しゅつり三界さんがい六道ろくどう輪わ迴，所以ゆえん稱しょう為ため無む生せい。

另外，阿羅漢あらかん又また被ひ稱しょう為ため「無學むがく」（梵語ぼんご：aśaiksa，巴ともえ利とし語ご：asekha），指ゆび的てき是ぜ在ざい四よん向こう四よん果はて中ちゅう，除じょ最後さいご之の阿羅漢あらかん果はて外がい，其餘四向三果等七者皆為有學；相對そうたい於此，證あかし得とく阿羅漢あらかん果はて者しゃ，已やめ斷だん盡つき一切いっさい煩惱ぼんのう而無所しょ學習がくしゅう，稱しょう為ため無學むがく。大乘だいじょう佛教ぶっきょう則のり謂いい十じゅう地ち以前いぜん之の菩薩ぼさつ皆みな為ため有ゆう學がく，佛果ぶっか方かた為ため無學むがく。

概論がいろん[编辑]

根據こんきょ原始げんし佛教ぶっきょう、部ぶ派は佛教ぶっきょう的てき定義ていぎ，阿羅漢あらかん包括ほうかつ了りょう佛陀ぶっだ、辟支佛ほとけ和かず聲聞しょうもん阿羅漢あらかん，佛說ぶっせつ過か阿羅漢あらかん已やめ經けい「永えい無む來生きすぎ」[10]，永遠えいえん不ふ會かい再さい繼續けいぞく輪わ迴。在ざい佛ふつ世よ之の中なか，即そく還かえ有ゆう佛法ぶっぽう流傳りゅうでん的てき時代じだい裡うら，不ふ會かい有ゆう第だい二尊佛或其他辟支佛出現[11]，只ただ有ゆう聲聞しょうもん阿羅漢あらかん出現しゅつげん。聲聞しょうもん就是聽聞ちょうもん佛ぼとけ或ある佛弟子ぶつでし說法せっぽう的てき意思いし。

斷だん惑究竟きゅうきょう的てき修行しゅぎょう者しゃ，已やめ證しょう三さん果はて後ご，能のう夠進一いち步ほ斷だん「五上ごじょう分ぶん結ゆい」(色いろ貪むさぼ、無色むしょく貪むさぼ、掉舉、慢、無明むみょう）[12]，即そく可か證あかし入にゅう阿羅漢あらかん果はて。證あかし入にゅう阿羅漢あらかん果はて的てき聖者せいじゃ，將しょう會かい自覺じかく：「我わが生なま已やめ盡つき，梵行已やめ立りつ，所作しょさ已やめ作さく，自じ知ち不ふ受後有ゆう。」阿羅漢あらかん於『六ろく恒つね住じゅう』法ほう常つね善ぜん安住あんじゅう，在ざい面めん對たい色いろ聲ごえ香味こうみ觸法しょくほう等とう六ろく境さかい時じ，恒常こうじょう不動ふどう「不ふ苦く不ふ樂らく，捨心，住じゅう正念しょうねん正せい智さとし」[13]，一切いっさい外がい境さかい「不能ふのう妨さまたげ心しん解脫げだつ、慧とし解脫げだつ」[14]，有ゆう些阿羅漢らかん弟子でし可か以證得とく三明さんめい六ろく通つう。

傳統でんとう上じょう認みとめ為ため，證あかし阿羅漢あらかん果はて之これ後ご的てき修行しゅぎょう者しゃ，都會とかい出家しゅっけ，加入かにゅう僧團そうだん。但ただし是これ上座かみざ部ぶ佛教ぶっきょう的てき《論ろん事ごと》記載きさい中ちゅう，上座かみざ部ぶ佛教ぶっきょう之の外的がいてき其它部ぶ派は曾有在家ありいえ阿羅漢あらかん的てき說法せっぽう，覺さとし音おん註釋ちゅうしゃく稱しょう其為北道ほくどう派は提出ていしゅつ，北道ほくどう派は認みとめ為ため在家ありいえ眾也可か以證阿羅漢あらかん果はて，在ざい證あかし阿羅漢あらかん果はて之の後こう也不一定いってい需要じゅよう出家しゅっけ，上座かみざ部ぶ佛教ぶっきょう的てき《彌わたる蘭らん王おう問とい經けい》記載きさい在家ありいえ弟子でし證しょう阿羅漢あらかん果はて後ご如果沒ぼつ有ゆう在ざい當とう天てん入滅にゅうめつ就會出家しゅっけ[15]。

根ね据すえ原始げんし佛教ぶっきょう研究けんきゅう者もの的てき定てい义，阿おもね罗汉是ぜ依よ照正てるまさ法ほう修行しゅぎょう而达到涅槃ねはん的てき圣者，離はなれ貪むさぼ斷だん愛あい，名色なしき識三者不再相依相緣，再さい有ゆう再生さいせい之の因緣いんねん滅盡めつじん，無む因緣いんねん可か記き說せつ。

分類ぶんるい[编辑]

在ざい北きた傳でん佛教ぶっきょう經典きょうてん中ちゅう，有ゆう九きゅう無學むがく[16]和わ六ろく種しゅ阿羅漢あらかん[17]的てき記載きさい。是ぜ否ひ有ゆう“退すさ法ほう阿羅漢あらかん”，是ぜ部ぶ派は佛教ぶっきょう部ぶ派は根本こんぽん分ぶん歧之一いち，其中大だい眾部和わ分別ふんべつ說せつ部ぶ宗義しゅうぎ為ため“阿羅漢あらかん無な退すさ義よし”[18]，而說せつ一切いっさい有ゆう部ぶ宗義しゅうぎ為ため“阿羅漢あらかん有ゆう退すさ義よし”[19]。

慧とし解脫げだつ[编辑]

在ざい經典きょうてん記載きさい中ちゅう阿羅漢あらかん還かえ可分かぶん為ため兩りょう大類おおるい：

  1. 慧とし解脫げだつ阿羅漢あらかん
  2. 俱解脫げだつ阿羅漢あらかん

慧とし解脫げだつ阿羅漢あらかん是ぜ指ゆび不ふ依よ禪定ぜんじょう，於四禪定ぜんじょう未み俱足，卻能以智慧ちえ解脫げだつ的てき阿羅漢あらかん聖者せいじゃ，最早もはや出現しゅつげん於《雜ざつ阿おもね含經》347經けい（相當そうとう於南傳でん相應そうおう部ぶ《須深經けい》）[20]。

但ただし瑜伽ゆが行ぎょう派は認みとめ為ため，以智慧ちえ解脫げだつ的てき阿羅漢あらかん聖者せいじゃ，至いたり少しょう還かえ是ぜ要よう有ゆう近きん初はつ禪定ぜんじょう的てき定じょう力りょく才能さいのう得とく解脫げだつ[21]，而俱解脫げだつ阿羅漢あらかん則そく必須ひっす是ぜ同時どうじ擁よう有ゆう四禪定與解脫智慧。

十六羅漢じゅうろくらかん[编辑]

主しゅ条目じょうもく：十六羅漢じゅうろくらかん

十六羅漢じゅうろくらかん是これ釋迦牟尼しゃかむに的てき得道とくどう弟子でし。十六羅漢じゅうろくらかん的てき名字みょうじ早はや有ゆう佛經ぶっきょう所載しょさい。後來こうらい十じゅう六ろく羅漢らかん傳でん入いれ中國ちゅうごく後ご，約やく於唐とう末まつ至いたり五ご代だい十じゅう國こく時期じき演えんじ变為十じゅう八はち罗汉。

十じゅう八はち罗汉[编辑]

主しゅ条目じょうもく：十じゅう八はち羅漢らかん

形象けいしょう[编辑]

漢かん傳でん佛教ぶっきょう常つね塑有十六羅漢じゅうろくらかん、十じゅう八はち羅漢らかん或ある五百羅漢ごひゃくらかん像ぞう。

注ちゅう释[编辑]

  1. ^ 竺家寧やすし. gaya/香こう光こう莊嚴しょうごん/五ご十じゅう七なな期き/佛典ぶってん閱讀與音韻おんいん知識ちしき. 1999-03-20 [2023-04-17]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2023-04-17）. 
  2. ^ 2.0 2.1 《翻譯ほんやく名義めいぎ集しゅう》：「《大だい論ろん》云うん：「阿おもね羅ら名めい賊ぞく，漢かん名めい破やぶ，一切いっさい煩惱ぼんのう賊ぞく破やぶ。復ふく次じ，阿羅漢あらかん，一切いっさい漏も盡つき故こ，應おう得とく一切いっさい世間せけん諸しょ天人てんにん供養くよう。又また，阿おもね名めい不ふ，羅漢らかん名めい生せい，後世こうせい中ちゅう更さら不ふ生せい，是ぜ名めい阿羅漢あらかん。」《法華ほっけ疏》云うん：「《阿おもね颰經》云うん應おう真しん，《瑞應ずいおう》云うん：真人まさと，悉是無む生なま釋しゃく羅漢らかん也。或ある言げん無む翻こぼし，名めい含三さん義ぎ：無明むみょう穅脫，後世こうせい田中たなか，不ふ受生死し果報かほう，故こ云うん不ふ生せい。九十八使煩惱盡故，名めい殺ころせ賊ぞく。具ぐ智さとし斷だん功德くどく，堪こらえ為ため人じん天てん福田ふくだ，故こ言げん應おう供きょう。含此三さん義ぎ，故こ存そん梵名。」」
  3. ^ Whitney, D. W. Roots, Verb-forms and Primary Derivatives of the Sanskrit Language
  4. ^ Monier-Williams Sanskrit English Dictionary
  5. ^ RV 1.4.47, 2.5.51
  6. ^ Richard Gombrich, 2009, What the Buddha Thought, Equinox: London, pp. 57–58.
  7. ^ 玄げん奘譯《阿おもね毘達摩ま法ほう蘊足論ろん》卷まき2：「云うん何なん佛ふつ證しょう淨きよし？如世尊せそん言ごと：此聖弟子でし，以如是ぜ相しょう，隨ずい念ねん諸佛しょぶつ；謂いい此世尊せそん，是ぜ如來にょらい、阿羅漢あらかん、正せい等とう覺さとし、明あきら行ぎょう圓滿えんまん、善ぜん逝、世間せけん解かい、無上むじょう丈夫じょうぶ、天人てんにん師し、佛ふつ、薄うす伽とぎ梵。」
  8. ^ 佛ふつ光こう大だい辭典じてん. 阿羅漢あらかん. [2022-01-25]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2022-01-25）. 
  9. ^ 玄げん奘譯《阿おもね毗達摩ま俱舍論ろん》卷まき24：「即そく此唯應おう作さく他た事故じこ，諸しょ有ゆう染しみ者しゃ所しょ應おう供きょう故こ，依よ此義立りつ阿羅漢あらかん名めい。」
  10. ^ 《中ちゅう阿おもね含經》：漏も盡つき阿おもね羅ら訶比丘びく已やめ知ち滅盡めつじん，拔其根本こんぽん，永えい無む來生きすぎ。
  11. ^ 《增ぞう壹いち阿おもね含經》：是ぜ時じ，諸しょ辟支佛ふつ即そく於空中ちゅう燒身しょうしん取と般涅槃ねはん。所以ゆえん然しか者しゃ，世よ無む二に佛ふつ之これ號ごう，故こ取と滅めつ度ど耳みみ。一商客中終無二導師，一いち國之くにゆき中ちゅう亦また無む二王におう，一いち佛ふつ境界きょうかい無む二に尊號そんごう。
  12. ^ 《長なが阿おもね含經·眾集經けい》：「復ふく有ゆう五ご法ほう。謂いい五ご上じょう結ゆい。色いろ愛あい、無色むしょく愛あい、無明むみょう、慢、掉。」
  13. ^ 《雜ざつ阿おもね含經》卷まき13
  14. ^ 《雜ざつ阿おもね含經》卷まき9：「耳みみ識聲、鼻はな識香、舌した識味、身み識觸、意識いしき法ほう，不能ふのう妨さまたげ心しん解脫げだつ、慧とし解脫げだつ，意い堅けん住じゅう故こ，內修無量むりょう善ぜん解脫げだつ，觀察かんさつ生滅しょうめつ。譬たとえ如村邑近大石山おおいしやま，不斷ふだん、不壞ふえ、不ふ穿ほじ，一向いっこう厚あつ密みつ，假かり使つかい四方しほう風吹ふぶき，不能ふのう動搖どうよう、不能ふのう穿ほじ過か，彼かれ無む學者がくしゃ亦また復ふく如是にょぜ。眼め常識じょうしき色しょく，乃至ないし意い常識じょうしき法ほう，不能ふのう妨さまたげ心しん解脫げだつ、慧とし解脫げだつ，意い堅けん住じゅう故こ，內修無量むりょう善ぜん解脫げだつ，觀察かんさつ生滅しょうめつ。」
  15. ^ 《彌わたる蘭らん王おう問とい經けい》 （页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）：大王だいおう！若わか優ゆう婆ばば塞ふさが而為預あずか流作りゅうさく證しょう阿羅漢あらかん位い者しゃ，彼かれ即日そくじつ般涅槃ねはん，或ある成なり至いたり比丘びく之の狀態じょうたい耶？彼かれ有ゆう此二途にと無む他た。大王だいおう！蓋ぶた彼かれ比丘びく地ち是ぜ不動ふどう之の出家しゅっけ，是ぜ宏大こうだい、清淨せいじょう、崇高すうこう。
  16. ^ 《中ちゅう阿おもね含經·大だい品ひん·福田ふくだ經けい》：「世尊せそん告つげ曰。居士こじ。世よ中ちゅう凡有二に種しゅ福田ふくだ人じん。云うん何なん為ため二に。一いち者しゃ學がく人じん。二に者しゃ無學むがく人じん。學がく人じん有ゆう十じゅう八はち。無學むがく人じん有ゆう九きゅう。居士こじ。云うん何なん十じゅう八はち學がく人じん。信行のぶゆき、法ほう行ぎょう。信しん解脫げだつ、見み到いた、身み證しょう。家家いえいえ、一種いっしゅ、向こう須陀洹、得とく須陀洹、向こう斯陀含、得とく斯陀含、向こう阿おもね那な含、得え阿おもね那な含。中ちゅう般涅槃ねはん、生なま般涅槃ねはん、行くだり般涅槃ねはん、無む行くだり般涅槃ねはん、上流じょうりゅう色しょく究竟くっきょう。是ぜ謂いい十じゅう八はち學がく人じん。居士こじ。云うん何なん九きゅう無學むがく人じん。思おもえ法ほう。昇進しょうしん法ほう。不動ふどう法ほう。退すさ法ほう。不ふ退すさ法ほう。護法ごほう。護まもる則のり不ふ退すさ、不ふ護まもる則のり退すさ。實じつ住じゅう法ほう。慧とし解脫げだつ。俱解脫げだつ。是ぜ謂いい九きゅう無學むがく人じん。」
  17. ^ 《大だい毘婆沙すな論ろん》：「阿羅漢あらかん有ゆう六ろく種しゅ。一いち退すさ法ほう。二に思おもえ法ほう。三さん護法ごほう。四よん安住あんじゅう法ほう。五ご堪こらえ達たち法ほう。六ろく不動ふどう法ほう。」
  18. ^ 《異こと部ぶ宗むね輪わ論ろん》：「此中大だい眾部。一說いっせつ部ぶ。說せつ出世しゅっせ部ぶ。雞胤部ぶ。本ほん宗むね同義どうぎ者しゃ。謂いい四よん部ぶ同どう說せつ。……預あずか流者ながれもの有ゆう退すさ義ぎ。阿羅漢あらかん無な退すさ義ぎ。」「其化か地ち部ぶ本ほん宗むね同義どうぎ。……預あずか流りゅう有ゆう退すさ。諸しょ阿羅漢あらかん定じょう無な退すさ者しゃ。」「其法藏ほうぞう部ぶ本ほん宗むね同義どうぎ。……阿羅漢あらかん身み皆みな是ぜ無な漏も。」
  19. ^ 《異こと部ぶ宗むね輪わ論ろん》：「說せつ一切いっさい有ゆう部ぶ本ほん宗むね同義どうぎ者しゃ。……預あずか流者ながれもの無な退すさ義ぎ。阿羅漢あらかん有ゆう退すさ義ぎ。」
  20. ^ 《雜ざつ阿おもね含經》347經けい：「有ゆう一いち比丘びく語ご須深言ごと：『須深當知とうち，我わが等とう生死せいし已やめ盡つき，梵行已やめ立りつ，所作しょさ已やめ辦，自じ知ち不ふ受後有ゆう。』……須深復ふく問とい：『云うん何なに？尊者そんじゃ所說しょせつ不同ふどう，前後ぜんご相違そうい。云うん何なん不ふ得とく禪定ぜんじょう而復記き說せつ？』比丘びく答こたえ言ごと：『我わが是ぜ慧とし解脫げだつ也。』……佛ふつ告つげ須深：『彼かれ先さき知ち法ほう住じゅう，後ご知ち涅槃ねはん。彼かれ諸しょ善ぜん男子だんし獨どく一いち靜せい處しょ，專精せんじょう思惟しい，不ふ放逸ほういつ法ほう，離はなれ於我見み，不ふ起おこり諸しょ漏も，心こころ善ぜん解脫げだつ。』」
  21. ^ 《瑜伽ゆが師し地ち論ろん》卷まき94：「復ふく次じ若わか有ゆう苾芻，具ぐ淨きよし尸しかばね羅ら，住じゅう別べつ解脫げだつ清淨せいじょう律儀りちぎ，增ぞう上じょう心學しんがく增ぞう上力じょうりき故こ，得とく初はつ靜しずか慮おもんばか近ちか分ぶん，所しょ攝と勝かち三さん摩ま地ち，以為依よ止とめ。增ぞう上じょう慧とし學がく，增ぞう上力じょうりき故こ，得とく法ほう住じゅう智さとし及涅槃智。用よう此二智以為依止，先さき由よし四よん種しゅ圓滿えんまん，遠とお離はなれ受學轉てん時じ，令れい心しん解脫げだつ一切いっさい煩惱ぼんのう，得とく阿羅漢あらかん，成なり慧とし解脫げだつ。」

備注[编辑]

  1. ^ 「羅ら」字じ的てき漢語かんご中ちゅう古音こおん為ため la。[1]

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