阮福綿めん宜よろし

阮福綿めん宜よろし（越えつ南みなみ语：Nguyễn Phúc Miên Nghi／阮福綿めん宜よろし，1810年ねん12月30日にち—1874年ねん8月がつ12日にち），初はつ名な阮福昱（越えつ南みなみ语：Nguyễn Phúc Dục／阮福昱），越こし南みなみ阮朝明あかり命いのち帝みかど第だい四よん子し，生母せいぼ莊そう嬪陳ちん氏し線せん。

生平おいだいら

嘉隆よしたか九きゅう年ねん十じゅう二に月がつ初はつ五ご日にち（1810年ねん12月30日にち），阮福昱在順化じゅんか皇すめらぎ城じょう出生しゅっしょう。他た英俊えいしゅん挺てい拔，為ため人じん豪ごう邁。出で閣かく讀書どくしょ後ご，廣こう泛涉獵しょうりょう，鍾愛しょうあい詩書ししょ。明あかり命いのち十じゅう一いち年ねん（1830年ねん）正月しょうがつ，受封為ため德壽とくじゅ公おおやけ（越えつ南みなみ语：Đức Thọ Công／德壽とくじゅ公おおやけ）。明あかり命いのち十じゅう四よん年ねん（1833年ねん），改あらため為ため寧やすし順じゅん公おおやけ（越えつ南みなみ语：Ninh Thuận Công／寧やすし順じゅん公おおやけ）。明あかり命いのち十じゅう七なな年ねん（1836年ねん），擔任たんにん宗人むねと府ふ左ひだり宗人むねと。明あかり命いのち二に十じゅう一いち年ねん（1840年ねん），和かず長兄ちょうけい長慶ちょうけい公こう阮福綿めん宗むね審しん核かく秋あき審しん，裁決さいけつ公こう允まこと，但ただし他た歸き功こう於兄長ちょう，自己じこ並なみ不ふ居きょ功こう，受到明あかり命いのち帝みかど嘉よしみ獎。嗣德三さん年ねん（1850年ねん），上うえ疏請求せいきゅう設立せつりつ尊みこと學がく，教導きょうどう皇室こうしつ子弟してい，獲得かくとく嗣德帝みかど准じゅん許もと，並なみ令れい其草擬なずらえ章程しょうてい。嗣德五ご年ねん（1852年ねん），阮福綿めん宜むべ進すすむ獻けんじ嘉よしみ禾，嗣德帝みかど十じゅう分ふん高だか興きょう，作さく《嘉よしみ禾篇》來らい紀き念ねん此事，並なみ賜たまもの阮福綿めん宜むべ金錢きんせん，以示嘉よしみ獎。嗣德十じゅう八はち年ねん（1865年ねん），嗣德帝みかど以阮福ぶく綿めん宜むべ年とし高德こうとく邵，下した令れい免除めんじょ常つね朝あさ趨拜，後ご令れい其兼攝けんせつ尊みこと人じん府ふ右みぎ尊みこと正ただし。嗣德二に十じゅう二に年ねん（1869年ねん），阮福綿めん宜よろし六ろく十じゅう壽ことぶき誕，嗣德帝みかど賜たまもの詩し一いち章しょう。嗣德二に十じゅう七なな年ねん（1874年ねん），晉すすむ封ふう寧やすし順じゅん郡ぐん王おう（越えつ南みなみ语：Ninh Thuận Quận Vương／寧やすし順じゅん郡ぐん王おう），和かず他た同時どうじ晉すすむ封ふう郡ぐん王おう的てき還かえ有ゆう壽ことぶき春はる公こう阮福綿めん定じょう。二人ふたり以“本朝ほんちょう大だい定じょう以來いらい，親藩しんぱん未み有生ゆうせい封ふう王おう爵”為ため由よし上じょう疏請辭じ晉すすむ封ふう之の命めいじ，但ただし遭嗣德とく帝みかど拒絕きょぜつ。同年どうねん七なな月がつ初はつ一いち日にち（1874年ねん8月がつ12日にち），阮福綿めん宜むべ去さ世よ，壽ことぶき六ろく十じゅう五ご歲さい。嗣德帝みかど悼惜とうせき不ふ已やめ，為之ためゆき輟朝三さん日にち，並なみ準じゅん將しょう晉すすむ封ふう的てき郡ぐん王おう爵改為ため追贈ついぞう，賜たまもの諡おくりな端はし肅。葬そう於承うけたまわ天てん府ふ富榮とみえい縣けん茂しげ材ざい總そう僊嫩社しゃ，在ざい香水こうすい縣けん居きょ正ただし總そう月つき瓢ひさご社しゃ建けん祠ほこら祭祀さいし。

家庭かてい

阮福綿めん宜よろし有ゆう34子し41女じょ。後裔こうえい按御賜たまもの口こう字じ部ぶ起おこり名めい。

• 長子ちょうし阮福洪ひろし嗣，本名ほんみょう阮福洪ひろし佐さ，恩おん封ふう感恩かんおん亭てい侯こう，後ご襲かさね封ふう寧やすし順じゅん縣けん公こう。
• 四よん子し阮福洪ひろし品ひん，襲かさね封ふう寧やすし順じゅん縣けん侯こう。
  • 孫まご阮福膺嘯，襲かさね封ふう助すけ國こく卿きょう。
• 某ぼう子こ
  • 孫まご阮福膺咍，過か繼つぎ給きゅう弟おとうと鎮國公こう阮福綿めん寫うつし為ため孫まご，改名かいめい阮福膺䵃，襲かさね封ふう鎮鄉侯こう。
• 女おんな阮氏熙利，嫁よめ錦にしき衣ころも校こう尉じょう阮科詩し，阮科詩し之の父ちち為ため駙馬都と尉じょう阮科檢けん，母はは茂しげ林りん公主こうしゅ阮玉端はし嫤。

參考さんこう文獻ぶんけん

• 《大南おおみなみ實錄じつろく》正編せいへん列傳れつでん二に集しゅう 卷まき五ご