(Translated by https://www.hiragana.jp/)
Hong Lou Meng : 敏探春興利除宿弊　賢寶釵小惠全大體 - Chinese Text Project
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《敏さとし探さがせ春はる興きょう利り除じょ宿弊しゅくへい　賢けん寶たから釵小惠めぐみ全ぜん大體だいたい》

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1 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
話はなし說せつ平たいら兒じ陪著鳳おおとり姐あね吃ども了りょう飯めし，伏ふく侍さむらい盥たらい漱畢，方ぽう往探春はる處しょ來らい。只見ただみ院いん中ちゅう寂靜じゃくじょう，只ただ有ゆう丫鬟婆ばば子こ，一個個都站在窗外聽候。平たいら兒じ進入しんにゅう廳ちょう中ちゅう，他た姐あね妹いもうと姑しゅうと嫂あによめ三人正商議些家務，說せつ的てき便びん是ぜ年ねん內賴大家たいか請吃酒しゅ，他家たけ花園はなぞの中ちゅう事故じこ。見み他た來らい了りょう，探さがせ春はる便びん命いのち他た腳踏上じょう坐すわ了りょう，因いん說せつ道どう：「我わが想そう的てき事こと，不為ふため別べつ的てき，只ただ想そう著ちょ我わが們一いち月がつ所用しょよう的てき頭あたま油脂ゆし粉こ，又また是ぜ二に兩りょう的てき事こと。我わが想そう偺們一月已有了二兩月銀，丫頭們又另有月がつ錢ぜに，可か不ふ是ぜ又また同どう剛つよし纔學裡うら的てき八はち兩りょう一いち樣よう重重じゅうじゅう疊たたみ疊たたみ？這事雖小，錢ぜに有限ゆうげん，看み起おこり來らい也不妥當だとう，你奶奶怎麼就沒ぼつ想到そうとう這個呢？」平たいら兒じ笑わらい道どう：「這有個こ原はら故こ。姑娘くーにゃん們所用よう的てき這些東西とうざい，自然しぜん該有分ぶん例れい，每月まいつき每まい處しょ買かい辦買了りょう，令れい女人にょにん們交送おく我わが們收管かん，不ふ過か預あずか備姑娘むすめ們使用しよう就罷了りょう，沒ぼつ有ゆう個我こが們天天てん各人かくじん拿著錢ぜに，找人買かい這些去的てき。所以ゆえん外がい頭あたま買かい辦總領そうりょう了りょう去さ，按月使し女人にょにん按房交給我わが們。至いたり於姑娘むすめ們每月まいつき的てき這二に兩りょう，原はら不ふ是ぜ為ため買かい這些的てき；為ため的てき是ぜ一時當家的奶奶太太，或ある不在ふざい家か，或ある不ふ得とく閒あいだ，姑娘くーにゃん們偶然しか要よう個こ錢ぜに使し，省しょう得とく找人去さ；這不過か是ぜ恐おそれ怕姑娘むすめ們受委い屈こごめ的てき意思いし。如今我わが冷眼れいがん看み著ちょ，各かく屋や裡うら我わが們的姐あね妹いもと都と是ぜ現げん拿錢買かい這些東西とうざい的てき，竟有了りょう一半いっぱん子こ。我わが就疑惑ぎわく，不ふ是ぜ買かい辦脫了りょう空そら，就是買かい的てき不ふ是正ぜせい經けい貨。」探さがせ春はる李り紈都笑わらい道どう：「你也留とめ心こころ看み出來でき了りょう？脫だつ空そら是ぜ沒ぼつ有ゆう的てき，只ただ是ぜ遲おそ些日子こ。催急了りょう，不知ふち那な裡うら弄ろう些來，不ふ過か是ぜ個こ名めい兒じ，其實使し不ふ得え，依然いぜん還かえ得う現げん買かい。就用二に兩りょう銀子ぎんす，另叫別べつ人的じんてき奶媽子こ的てき弟おとうと兄けい兒じ子こ買かい來らい，方ぽう纔使得とく。要よう使つかい官かん中ちゅう的てき人じん去さ，依然いぜん是ぜ那な一いち樣よう的てき，不知ふち他た們是什麼いんも法子のりこ？」平たいら兒じ便びん笑わらい道どう：「買かい辦買的てき是ぜ那な東西とうざい，別人べつじん買かい了りょう好こう的てき來らい，買かい辦的也不依よ他ほか，又また說せつ他た使つかい壞心，要よう奪だつ他た的てき買かい辦。所以ゆえん他た們寧可か得とく罪ざい了りょう裡うら頭あたま，不ふ肯得罪ざい了りょう外がい頭あたま辦事的てき。要よう是ぜ姑娘くーにゃん們使了りょう奶媽子こ們，他た們也就不敢說閒あいだ話ばなし了りょう。」

2 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
探さがせ春はる道どう：「因いん此，我わが心裡しんり不ふ自在じざい。饒にょう費ひ了りょう兩りょう起おこり錢ぜに，東西とうざい又また白しろ丟一半いっぱん，不ふ如竟把わ買かい辦的這一項每月蠲了為是。此是第だい一いち件けん事ごと。第だい二に件けん：年とし裡うら往賴大家たいか去さ，你也去的てき，你看他た那な小園こぞの子こ，比ひ偺們這個如何いか？」平たいら兒じ笑わらい道どう：「還かえ沒ぼっ有ゆう偺們這一半いっぱん大だい，樹木きき花はな草くさ也少多た著ちょ呢。」探さがせ春はる道どう：「我わが因いん和わ他た們家的てき女おんな孩兒がいじ說せつ閒あいだ話はなし兒じ，他た說せつ這園子こ除じょ他た們帶的てき花はな兒じ，吃ども的てき筍たけのこ菜さい魚ぎょ蝦えび，一年還有人包了去，年ねん終おわり足あし有ゆう二に百ひゃく兩りょう銀子ぎんす剩あま。從したがえ那な日び，我わが纔知道どう，一いち個こ破やぶ荷葉かよう，一いち根ね枯草かれくさ根子ねっこ，都みやこ是ただし值錢的てき。」

3 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶たから釵笑道どう：「真ま真ま膏あぶら粱紈袴はかま之の談だん！你們雖是千金せんきん，原はら不知ふち道どう這些事さじ，但ただし只ただ你們也都念ねん過書かしょ，識過字じ的てき，竟沒看み見み過か朱しゅ夫子ふうし有ゆう一いち篇へん《不ふ自棄じき》的てき文ぶん麼？」探さがせ春はる笑わらい道どう：「雖也看過かんか，不ふ過か是ぜ勉つとむ人じん自じ勵，虛きょ比ひ浮詞，那な裡うら真ま是ぜ有ゆう的てき？」寶たから釵道：「朱子しゅし都と行ぎょう了りょう虛きょ比ひ浮詞了りょう？那な句く句く都と是ぜ有ゆう的てき。你纔辦了兩りょう天てん事ごと，就利慾よく薰かおる心しん，把わ朱子しゅし都と看み虛きょ浮了。你再出で去ざ，見み了りょう那な些利弊へい大事だいじ，越えつ發はつ連れん孔子こうし也都看み虛むなし了りょう呢！」探さがせ春はる笑わらい道どう：「你這樣さま一いち個こ通人つうじん，竟沒看み見み姬子ひめご書しょ？當日とうじつ姬子ひめこ有ゆう云うん：『登のぼり利とし祿ろく之これ場じょう，處しょ運うん籌之界かい者しゃ，窮きゅう堯舜之の詞し，背せ孔あな孟はじめ之これ道どう……』」寶たから釵笑道どう：「底そこ下か一いち句く呢？」探さがせ春はる笑わらい道どう：「如今斷章だんしょう取と義ぎ；念ねん出で底そこ下か一いち句く，我わが自己じこ罵ののし我わが自己じこ不ふ成なり？」寶たから釵道：「天下てんか沒ぼつ有ゆう不可ふか用よう的てき東西とうざい，既すんで可用かよう，便びん值錢。難なん為ため你是個こ聰明そうめい人じん，這大節目ふしめ正せい事こと竟沒經歷けいれき。」李り紈笑道どう：「叫さけべ人じん家來けらい了りょう，又また不ふ說せつ正せい事こと，你們且對講こう學問がくもん！」寶たから釵道：「學問がくもん中ちゅう便びん是正ぜせい事ごと。若わか不ふ拿學問がくもん提ひさげ著ちょ，便びん都と流入りゅうにゅう市し俗ぞく去さ了りょう。」

4 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
三人取笑了一回，便びん仍談正せい事こと。探さがせ春はる又また接せっ說せつ道どう：「偺們這個園子そのこ，只ただ算さん比ひ他た們的多た一半いっぱん。加か一倍いちばい算ざん起おこり來らい，一いち年ねん就有四よん百ひゃく銀子ぎんす的てき利息りそく。若わか此時也出脫だっ生せい發はつ銀子ぎんす，自然しぜん小しょう氣き，不ふ是ぜ偺們這樣人家じんか的てき事こと；若わか不ふ派出はしゅつ兩個りゃんこ一定いってい的てき人じん來らい，既すんで有ゆう許多きょた值錢的てき東西とうざい，任にん人じん作さく踐了，也似乎暴殄天物ぶつ。不ふ如在園子そのこ裡うら所有しょゆう的てき老ろう媽媽中ちゅう，揀出幾いく個こ老成ろうせい本分ほんぶん，能のう知ち園えん圃的，派は他た們收拾しゅうしゅう料理りょうり。也不必要ひつよう他た們交租納稅のうぜい，只ただ問とえ他た們一年可以孝敬些什麼。一則園子有專定之人修理，花木はなき自然しぜん一いち年ねん好こう似に一いち年ねん了りょう，也不用よう臨時りんじ忙せわし亂らん；二則也不致作踐，白しろ辜負了りょう東西とうざい；三則老媽媽們也可借此小補，不ふ枉成年ねん家か在ざい園えん中ちゅう辛苦しんく；四則也可省了這些花兒匠，山子やまご匠たくみ，並なみ打だ掃人等とう的てき工費こうひ。將はた此有餘あまり以補不足ふそく，未み為ため不可ふか。」寶たから釵正在地ざいち下か看み壁かべ上じょう的てき字畫じかく，聽如此說，便びん點頭てんとう笑わらい道どう：「善哉ぜんざい！三さん年ねん之の內，無む饑饉ききん矣。」李り紈道：「好こう主意しゅい！果然かぜん這麼行ぎょう，太ふとし太ふとし必喜歡。省しょう錢ぜに事ごと小しょう，園子そのこ有人ゆうじん打だ掃，專せん司し其職，又また許もと他た去さ賣うれ錢ぜに，使つかい之の以權，動どう之の以利，再さい無む不盡ふじん職しょく的てき了りょう。」平たいら兒じ道どう：「這件事ごと，須得姑娘くーにゃん說せつ出來でき。我わが們奶奶雖有ゆう此心，未必みひつ好こう出口でぐち。此刻姑娘くーにゃん們在園えん裡うら住じゅう著ちょ，不能ふのう多た弄ろう些玩意い兒じ陪襯，反はん叫さけべ人じん去さ監かん管かん修理しゅうり，圖ず省しょう錢ぜに，－－這話斷だん不ふ好こう出口でぐち。」

5 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶たから釵忙走はし過か來き，摸著他た的てき臉，笑わらい道どう：「你張開ひらき嘴くちばし，我わが瞧瞧你的牙きば齒ぱ舌頭ぜっとう是ぜ什麼いんも做的。從したがえ早さ起おこり來らい到いた這會子こ，你說了りょう這些話ばなし，一いち套一いち個こ樣子ようす，也不奉たてまつ承うけたまわ三さん姑娘くーにゃん，也不說せつ你們奶奶才ざい短たん想そう不ふ到いた。三さん姑娘くーにゃん說せつ一いち套話出來でき，你就有ゆう一套話回奉。總そう是ぜ三姑娘想得到的，你們奶奶也想到そうとう了りょう，只ただ是ぜ必有個こ不可ふか辦的原はら故こ。這會子こ又また是ぜ因いん姑娘くーにゃん們住的てき園子そのこ，不ふ好こう因いん省しょう錢ぜに令れい人じん去さ監かん管かん。你們想そう想そう這話。要よう果はて真ま交給人じん弄ろう錢ぜに去さ的てき，那な人じん自然しぜん是ぜ一枝花也不許掐，一個果子也不許動了。姑娘くーにゃん們分中ちゅう，自然しぜん是ぜ不ふ敢講究こうきゅう，天てん天和てんわ小姑こじゅうと娘むすめ們就吵不清きよし。他た這遠愁近慮おもんばか，不ふ抗こう不ふ卑，他た們奶奶就不ふ是ぜ和わ偺們好このみ，聽他這一番いちばん話ばなし，也必要ひつよう自じ愧的變へん好こう了りょう。」探さがせ春はる笑わらい道どう：「我わが早はや起おこり一いち肚子氣き，聽他來らい了りょう，忽ゆるがせ然しか想起そうき他た主ぬし子來こらい：素もと日び當家とうけ使し出來でき的てき好こう撒野的てき人じん，我見がけん了りょう他た更生こうせい氣き了りょう。誰だれ知ち他た來らい了りょう，避貓鼠ねずみ兒じ似に的てき，站了半日はんにち，怪かい可憐かれん的てき，接せっ著しる又また說せつ了りょう那な些話。不ふ說せつ他た主あるじ子こ待まて我わが好このみ，倒たおせ說せつ『不ふ枉姑娘むすめ待まて我わが們奶奶素日び的てき情意じょうい了りょう』！這一いち句く話ばなし，不ふ但ただし沒ぼつ了りょう氣き，我わが倒たおせ愧了，又また傷きず起おこり心しん來らい。我わが細ぼそ想おもえ，我わが一いち個こ女おんな孩兒がいじ家か，自己じこ還かえ鬧得沒ぼつ人じん疼，沒ぼつ人じん顧的，我わが那な裡うら還かえ有ゆう好こう處しょ去さ待人まちびと！」口くち內說到いた這裡，不ふ免めん又また流下りゅうか淚なみだ來らい。

6 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
李り紈等見み他た說得せっとく懇切こんせつ，又また想おもえ他た素もと日び趙ちょう姨娘每ごと生せい誹謗ひぼう，在ざい王おう夫人ふじん跟前，亦また為ため趙ちょう姨娘所しょ累るい，也都不ふ免めん流下りゅうか淚なみだ來らい，都と忙せわし勸すすむ他た：「趁今日び清淨せいじょう，大家たいか商議しょうぎ兩りょう件けん興きょう利り剔弊的てき事情じじょう，也不枉太太ふとし委託いたく一場いちじょう。又また提ひさげ這沒要よう緊的事ごと做什麼いんも？」平ひら兒こ忙せわし道みち：「我わが已やめ明白めいはく了りょう。姑娘くーにゃん說せつ誰だれ好こう，竟一派いっぱ人じん就完了かんりょう。」探さがせ春はる道どう：「雖如此說，也須得とく回かい你奶奶一聲いっせい兒じ。我わが們這裡うら搜さがせ剔小利り，已やめ經けい不當ふとう，－－皆みな因いん你奶奶是個こ明白めいはく人じん，我わが纔這樣さま行ぎょう；若わか是ぜ糊塗こと，多た歪ひずみ多た妒的，我わが也不肯；倒たおせ像ぞう抓つめ他た的てき乖兒似に的てき。豈あに可か不ふ商しょう議了ぎりょう行ぎょう呢？」平たいら兒じ笑わらい道どう：「這麼著ちょ，我わが去さ告訴こくそ一聲いっせい兒じ。」說せつ著ちょ，去さ了りょう。半日はんにち方かた回かい來らい，笑わらい道どう：「我わが說せつ是ぜ白しろ走はし一いち趟。這樣好事こうじ，奶奶豈あに有ゆう不ふ依よ的てき！」

7 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
探さがせ春はる聽了，便びん和かず李り紈命人じん將しょう園えん中ちゅう所有しょゆう婆ばば子こ的てき名めい單たん要よう來らい，大家たいか參さん度ど，大概たいがい定てい了りょう幾いく個人こじん。又また將はた他た們一齊いっせい傳來でんらい，李り紈大概がい告訴こくそ給きゅう他た們。眾人聽了，無む不ふ願意がんい。也有やゆう說せつ：「那な片へん竹子たかぜ單たん交給我わが，一いち年ねん工夫くふう，明年みょうねん又また是ぜ一いち片へん。除じょ了りょう家か裡うら吃ども的てき筍たけのこ，一年還可交些錢糧。」這一いち個こ說せつ：「那な一片稻地交給我一年，這些玩的大だい小雀こがら鳥とり的てき糧食りょうしょく，不ふ必動官かん中ちゅう錢ぜに糧かて，我わが還かえ可か以交錢ぜに糧かて。」

8 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
探さがせ春はる纔要說話せつわ，人にん回かい：「大夫たいふ來らい了りょう，進しん園えん瞧史姑娘くーにゃん去さ。」眾婆子こ只ただ得え去ざ領りょう大夫たいふ。平ひら兒こ忙せわし說せつ：「單たん你們有ゆう一百個也不成個體統。難なん道みち沒ぼつ有ゆう兩個りゃんこ管かん事ごと的てき頭腦ずのう兒じ，帶おび進しん大夫たいふ來らい？」回かい事ごと的てき那な人じん說せつ：「有ゆう吳ご大だい娘むすめ和わ單たん大だい娘むすめ，他た兩個りゃんこ在ざい西南せいなん角かく上じょう聚錦門もん等とう著ちょ呢。」平たいら兒じ聽說，方ぽう罷やめ了りょう。

9 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
眾婆子こ去さ後のち，探さがせ春はる問とい寶たから釵如何なに。寶たから釵笑答こたえ道どう：「幸こう於始者しゃ怠だる於終，善ぜん其辭者しゃ嗜其利り。」探さがせ春はる聽了，點頭てんとう稱讚しょうさん，便びん向こう冊さつ上じょう指出さしで幾いく個こ來らい與あずか他た三さん人にん看み。平ひら兒こ忙せわし去さ取ど筆硯ひっけん來らい。他た三さん人にん說せつ道どう：「這一いち個こ老ろう祝しゅく媽，是ぜ個こ妥當だとう的てき，況きょう他た老ろう頭あたま子こ和わ他た兒じ子こ，代代だいだい都と是ぜ管かん打だ掃竹子こ。如今竟把這所有しょゆう的てき竹子たかぜ交與他た。這一個老田媽，本ほん是ぜ種しゅ莊そう家か的てき，稻いね香こうやつ村むら一帶いったい，凡有菜さい蔬稻稗ひえ之の類るい，雖是玩意兒じ，不ふ必認真ま大治おおはる大だい耕たがやせ，也須得う他ほか去さ再さい細細こまごま按時加か些植養やしなえ，豈あに不ふ更さら好こう？」探さがせ春はる又また笑わらい道どう：「可か惜蘅蕪かぶら院いん和わ怡紅院いん這兩處しょ大だい地方ちほう，竟沒有ゆう出で息いき之の物もの！」李り紈忙笑わらい道どう：「蘅蕪院いん裡うら更さら利害りがい！如今香料こうりょう鋪しき並なみ大市おおいち大だい廟びょう賣うり的てき各かく處しょ香料こうりょう香が草くさ兒じ，都と不ふ是ぜ這些東西とうざい？算さん起おこり來らい，比ひ別べつ的てき利息りそく更さら大だい！怡紅院いん別べつ說せつ別べつ的てき，單たん只ただ說せつ春はる夏なつ兩りょう季き的てき玫瑰花はな，共とも下か多少たしょう花はな朵兒？還かえ有ゆう一帶籬芭上的薔薇、月がつ季き、寶たから相しょう、金銀きんぎん花はな、藤花ふじはな：這幾色しょく草花くさばな，乾いぬい了りょう賣うり到いた茶ちゃ葉は鋪しき、藥鋪やくほ去さ，也值好こう些錢。」探さがせ春はる笑えみ著ちょ點頭てんとう兒じ，又また道みち：「只ただ是ぜ弄ろう香が草くさ沒ぼつ有ゆう在ざい行くだり的てき人じん。」平ひら兒こ忙せわし笑わらい道どう：「跟寶姑娘くーにゃん的てき鶯うぐいす兒じ，他た媽就是ぜ會かい弄ろう這個的てき。上回うわまわ他た還かえ採と了りょう些曬乾いぬい了りょう，編成へんせい花はな籃、葫にんにく蘆あし，給きゅう我わが玩呢。姑娘くーにゃん倒たおせ忘了麼？」寶たから釵笑道どう：「我わが纔讚你，你倒來らい捉弄我わが了りょう。」三人都詫異問道：「這是為ため何なに？」寶たから釵道：「斷だん斷だん使し不ふ得とく。你們這裡多少たしょう得用とくよう的てき人じん，一個個閒著沒事辦，這會子こ我わが又また弄ろう個人こじん來らい，叫さけべ那な起おこり人じん連れん我わが也看小しょう了りょう。我わが倒たおせ替がえ你們想そう出で一いち個人こじん來らい。怡紅院いん有ゆう個こ老ろう葉は媽，他た就是焙あぶ茗的娘むすめ。那な是ぜ個こ誠實せいじつ老人ろうじん家か。他た又また合ごう我わが們鶯兒じ媽極好このみ。不ふ如把這事交與葉は媽，他た有ゆう不ふ知的ちてき，不ふ必偺們說給きゅう他た，就找鶯うぐいす兒じ的てき娘むすめ去さ商量しょうりょう了りょう。那な怕葉媽全不ふ管かん，竟交與那よな一いち個こ，這是他た們私情しじょう兒じ，有人ゆうじん說せつ閒あいだ話ばなし，也就怨不到いた偺們身上しんじょう。如此一いち行ぎょう，你們辦的又また公道こうどう，於事又また妥當だとう。」李り紈平兒じ都道とどう：「很是。」探さがせ春はる笑わらい道どう：「雖如此，只ただ怕他們見利り忘義呢。」平たいら兒じ笑わらい道どう：「不ふ相あい干ひ。前日ぜんじつ鶯うぐいす兒じ還かえ認みとめ了りょう葉は媽做乾いぬい娘むすめ，請吃飯めし吃ども酒さけ，兩家りょうけ和かず厚あつし的てき很呢。」探さがせ春はる聽了方かた罷やめ了りょう。又また共きょう斟酌しんしゃく出で幾いく個人こじん來らい，俱是他た四人素昔冷眼取中的，用筆ようひつ圈けん出で。

10 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
一時いちじ，婆ばば子こ們來回かい：「大夫たいふ已やめ去ざ。」將はた藥方やくほう送おく上じょう去さ。三さん人にん看み了りょう，一面遣人送出外邊去取藥，監かん派は調ちょう服ふく；一面探春與李紈明示諸人：某ぼう人ひと管かん某ぼう處しょ，按四季しき，除じょ家中いえじゅう定例ていれい用よう多少たしょう外がい，餘よ者しゃ任にん憑你們採取去とりさ取ど利り，年ねん終おわり算さん賬。探さがせ春はる笑わらい道どう：「我わが又また想起そうき一いち件けん事ごと：若年じゃくねん終おわり算さん賬，歸かえり錢ぜに時じ，自然しぜん歸き到いた賬房，仍是上じょう頭あたま又また添一いち層そう管かん主ぬし，還かえ在ざい他た們手心裡しんり，又また剝一いち層そう皮がわ。這如今いま我わが們興出で這件事ごと，派は了りょう你們，已やめ是ぜ跨またが過か他た們的頭あたま去さ了りょう，心裡しんり有ゆう氣き，只ただ說せつ不出來ふでき，你們年ねん終おわり去さ歸き賬，他た還かえ不ふ捉弄你們等とう什麼いんも？再さい者しゃ，這一いち年間ねんかん，管かん什麼いんも的てき，主しゅ子こ有ゆう一いち全ぜん分ぶん，他た們就得とく半分はんぶん：這是每ごと常つね的てき舊きゅう規ぶんまわし，人にん所しょ共ども知的ちてき。如今這園子こ是ぜ我が的てき新しん創そう，竟別入にゅう他た們的手しゅ，每年まいとし歸き賬，竟歸到いた裡うら頭あたま來らい纔好。」寶たから釵笑道どう：「依よ我わが說せつ，裡うら頭あたま也不用よう歸き賬，這個多た了りょう，那な個こ少しょう了りょう，倒たおせ多た了りょう事ごと。不ふ如問他た們誰領りょう這一いち分ふん的てき，他た就攬一いち宗むね事ごと去さ。不ふ過か是ぜ園えん裡うら的てき人じん動どう用よう。我わが替がえ你們算出さんしゅつ來らい了りょう，有限ゆうげん的てき幾いく宗むね事ごと：不ふ過か是ぜ頭あたま油ゆ、胭粉、香こう紙し，每まい一位姑娘幾個丫頭都是有定例的；再さい者しゃ，各かく處しょ苕帚、簸ひ箕み、撣子並なみ大だい小禽しょうきん鳥とり、鹿しか、兔うさぎ吃ども的てき糧食りょうしょく。不ふ過か這幾樣さま，都みやこ是ただし他た們包了りょう去さ，不用ふよう賬房去さ領りょう錢ぜに。你算算さん，就省下か多少たしょう來らい？」平たいら兒じ笑わらい道どう：「這幾宗むね雖小，一いち年ねん通どおり共ども算ざん了りょう，也省的てき下か四よん百ひゃく多た銀子ぎんす。」

11 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶たから釵笑道どう：「卻又來らい！一いち年ねん四よん百ひゃく，二に年ねん八はち百ひゃく兩りょう。打だ租的房子ふさこ也能多た買かい幾いく間あいだ，薄うす沙すな地ち也可以添幾いく畝うね了りょう。雖然還かえ有ゆう敷じき餘あまり，但ただし他た們既辛苦しんく了りょう一いち年ねん，也要叫さけべ他た們剩些粘補ほ。自家じか雖是興きょう利り節用せつよう為ため綱つな，然しか也不可ふか太ふとし過か。要よう再さい省しょう上じょう二に三さん百ひゃく銀子ぎんす，失しつ了りょう大體だいたい統すべ也不像ぞう。所以ゆえん這麼一いち行ぎょう，外そと頭あたま賬房裡うら一いち年少ねんしょう出で四よん五ご百ひゃく銀子ぎんす，也不覺ふかく的てき很艱嗇了；他た們裡頭あたま卻也得とく些小補ほ；這些沒ぼつ營生的てき媽媽們也寬ひろし裕ひろし了りょう；園子そのこ裡うら花木はなのき也可以每年まいとし滋しげる長ちょう繁盛はんじょう；就是你們也得了りょう可か使つかい之の物もの：這庶幾しょき不ふ失しつ大體だいたい。若わか一味いちみ要よう省しょう時じ，那な裡うら搜さがせ尋ひろ不出ふしゅつ幾いく個こ錢ぜに來らい？凡有些餘利り的てき，一概いちがい入にゅう了りょう官かん中ちゅう，那な時じ裡うら外がい怨聲載の道みち，豈あに不ふ失しつ了りょう你們這樣人家じんか的てき大體だいたい？如今這園裡うら幾いく十個老媽媽們，若わか只ただ給きゅう了りょう這個，那な剩あま的てき也必抱だき怨不公こう。我わが纔說的てき：他た們只供給きょうきゅう這個幾いく樣よう，也未免まぬかれ太ぶと寬ひろし裕ひろし了りょう。一年竟除這個之外，他た每ごと人じん，不ふ論ろん有餘ゆうよ無む餘あまり，只ただ叫さけべ他た拿出若干じゃっかん吊つるし錢ぜに來らい，大家たいか湊みなと齊ひとし，單たん散ち與あずか這些園えん中ちゅう的てき媽媽們。他た們雖不ふ料理りょうり這些，卻日夜也やや都と在ざい園えん中ちゅう照あきら料りょう。當とう差さ之これ人にん，關門かんもん閉戶，起おこり早はや睡ねむ晚ばん，大雨おおあめ大雪おおゆき，姑娘くーにゃん們出入でいり，抬轎子こ，撐船，拉ひしげ冰床，一應いちおう粗そ重じゅう活計かっけい，都みやこ是ただし他た們的差さ使し。一年在園裡辛苦到頭，這園內既有ゆう出で息いき，也是分ぶん內該沾帶些的。－－還かえ有ゆう一いち句く至いたり小しょう的てき話ばなし，越えつ發はつ說破せっぱ了りょう：你們只ただ顧了自己じこ寬ひろし裕ひろし，不ふ分與ぶんよ他た們些，他た們雖不ふ敢明怨，心裡しんり卻都不服ふふく，只ただ用よう『假かり公おおやけ濟ずみ私わたし』的てき，多た摘你們幾いく個こ果はて子こ，多た掐幾枝えだ花はな兒じ，你們有ゆう冤還沒ぼつ處しょ訴呢。他た們也沾帶些利息いき，你們有ゆう照あきら顧不到いた的てき，他た們就替がえ你們照あきら顧了。」

12 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
眾婆子こ聽了這個議論ぎろん，又また去さ了りょう帳ちょう房ぼう受轄制せい，又また不ふ與あずか鳳おおとり姐あね兒じ去さ算さん賬，一年不過多拿出若干吊錢來，各各おのおの歡喜かんき異常いじょう，都みやこ齊ひとし聲こえ說せつ：「願意がんい！強つよし如出去さ被ひ他た們揉搓著，還かえ得う拿出錢ぜに來らい呢！」那な不ふ得とく管かん地ち的てき，聽了每年まいとし終おわり無む故こ得とく錢ぜに，更さら都と喜き歡起來らい，口くち內說：「他た們辛苦しんく收拾しゅうしゅう，是ぜ該剩些錢粘ねば補ほ的てき；我わが們怎麼好穩吃三さん注ちゅう呢？」寶たから釵笑道どう：「媽媽們也別べつ推辭了りょう，這原是ぜ分ぶん內應當とう的てき。你們只ただ要よう日夜にちや辛苦しんく些，別べつ躲懶，縱たて放ひ人ひと吃ども酒さけ賭と錢ぜに，就是了りょう；不ふ然しか，我わが也不該管這事。你們也知道どう，我わが姨娘親おや口こう囑託しょくたく我わが三さん五ご回かい，說せつ，大だい奶奶如今又また不ふ得とく閒あいだ，別べつ的てき姑娘くーにゃん又また小しょう，託たく我わが照あきら看み照あきら看み。我わが若わか不ふ依よ，分明ふんみょう是ぜ叫さけべ姨娘操みさお心しん。我わが們太太ふと又また多病たびょう，家いえ務つとむ也忙，我わが原はら是ただし個こ閒あいだ人じん，就是街がい坊ぼう鄰舍，也要幫個忙せわし兒じ，何なに況きょう是ぜ姨娘託たく我が？講こう不ふ起おこり眾人嫌いや我が。倘或我わが只ただ顧沽名めい釣つり譽ほまれ的てき，那な時じ酒さけ醉よい賭と輸，再生さいせい出で事ごと來らい，我わが怎麼見み姨娘？你們那な時じ後悔こうかい也遲了りょう，就連你們素もと昔むかし的てき老ろう臉也都と丟了。這些姑娘くーにゃん們，這麼一いち所しょ大花おおはな園子そのこ，都みやこ是ただし你們照あきら管かん著ちょ，皆みな因いん看み的てき你們是ぜ三さん四よん代だい的てき老ろう媽媽，最さい是ぜ循規蹈矩，原はら該大家齊いえなり心こころ顧些體たい統みつる。你們反はん縱たて放ひ別人べつじん，任意にんい吃ども酒さけ賭博とばく。姨娘聽見了りょう，教訓きょうくん一場いちじょう猶なお可か；倘若被ひ那な幾いく個こ管かん家か娘むすめ子こ聽見了りょう，他た們也不用ふよう回かい姨娘，竟教導きょうどう你們一場いちじょう，你們這年老ろう的てき反はん受了小しょう的てき教訓きょうくん。雖是他た們是管かん家か，管かん的てき著ちょ你們，何なに如自己じこ存そん些體面めん，他た們如何なん得とく來らい作さく踐呢？所以ゆえん我わが如今替がえ你們想そう出で這個額がく外的がいてき進しん益えき來らい，也為的てき是ぜ大家たいか齊ひとし心こころ，把わ這園裡うら周しゅう全ぜん得とく謹謹慎まき慎まこと的てき，使つかい那な些有權けん執事しつじ的てき看み見み這般しゃはん嚴肅げんしゅく謹慎きんしん，且不用よう他た們操心しん，他た們心裡しんり豈あに不ふ敬服けいふく？也不枉替你們籌畫些進益えき了りょう。你們去さ細細こまごま想そう想そう這話。」眾人都と歡喜かんき說せつ：「姑娘くーにゃん說せつ的てき很是。從したがえ此，姑娘くーにゃん奶奶只管ひたすら放心ほうしん。姑娘くーにゃん奶奶這麼疼顧我わが們，我わが們再要よう不ふ體からだ上じょう情じょう，天地てんち也不容よう了りょう！」

13 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
剛つよし說せつ著ちょ，只見ただみ林はやし之孝ゆきたか家か的てき進しん來らい，說せつ：「江南こうなん甄府裡うら家か眷昨日び到いた京きょう，今こん日進にっしん宮みや朝賀ちょうが，此刻先遣せんけん人じん來らい送おく禮れい請安。」說せつ著ちょ，便びん將はた禮れい單たん送おく上じょう去さ。探さがせ春はる接せっ了りょう，看み道どう是ぜ：「上うえ用よう的てき粧緞蟒緞十じゅう二に疋。上うえ用よう雜色ざっしょく緞十じゅう二に疋。上うえ用よう各かく色いろ紗しゃ十じゅう二に疋。上うえ用よう宮みや綢十じゅう二に疋。宮みや用よう各かく色いろ緞紗綢綾二に十じゅう四よん疋。」李り紈探春はる看過かんか，說せつ：「用よう上等じょうとう封ふう兒じ賞しょう他た。」因いん又また命いのち人じん去さ回かい了りょう賈母。賈母命いのち人じん叫さけべ李り紈、探さがせ春はる、寶たから釵等都と過か來き，將はた禮物れいもつ看み了りょう。李り紈收過か一いち邊へん，吩咐內庫上人しょうにん說せつ：「等とう太ふとし太ふとし回かい來らい看み了りょう再さい收おさむ。」賈母因いん說せつ：「這甄家か又また不ふ與あずか別べつ家相かそう同どう，上等じょうとう封ふう兒じ賞しょう男おとこ人じん，只ただ怕轉眼め又また打だ發はつ女人にょにん來らい請安，預あずか備下尺じゃく頭あたま。」

14 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
一語いちご未了みりょう，果然かぜん人ひと回かい：「甄府四よん個こ女人にょにん來らい請安。」賈母聽了，忙せわし命いのち人じん帶たい進しん來らい。那な四個人都是四十往上年紀，穿ほじ帶おび之の物もの皆みな比ひ主おも子こ不ふ大だい差別さべつ。請安問とい好こう畢，賈母便びん命いのち拿了四よん個こ腳踏來らい。他た四よん人にん謝しゃ了りょう坐すわ，等ひとし著ちょ寶たから釵等坐すわ了りょう，方かた都と坐すわ下した。賈母便びん問とい：「多た早晚そうばん進すすむ京きょう的てき？」四人忙起身回說：「昨さく兒こ進すすむ的てき京きょう。今いま兒じ太ふとし太たい帶たい了りょう姑娘くーにゃん進しん宮みや請安去さ了りょう，所以ゆえん叫さけべ女人にょにん們來請安，問もん候こう姑娘くーにゃん們。」賈母笑わらい問とい道どう：「這些年ねん沒ぼつ進しん京きょう，也不想到そうとう就來。」四人也都笑回道：「正せい是ぜ。今年ことし是ぜ奉たてまつ旨むね喚進京きょう的てき。」賈母問とい道どう：「家いえ眷都來らい了りょう？」四よん人にん回かい說せつ：「老ろう太ふとし太ふとし和わ哥兒，兩りょう位い小しょう姐あね，並なみ別べつ位い太ふとし太ふとし，都と沒ぼつ來らい，就只太ふとし太たい帶たい了りょう三さん姑娘くーにゃん來らい了りょう。」賈母道どう：「有人ゆうじん家か沒ぼつ有ゆう？」四よん人にん道どう：「還かえ沒ぼっ有ゆう呢。」賈母笑わらい道どう：「你們大だい姑娘くーにゃん和わ二に姑娘くーにゃん，這兩家か，都和つわ我わが們家甚好。」四よん人にん笑わらい道どう：「正せい是ぜ。每年まいとし姑娘くーにゃん們有信しん回かい來らい說せつ，全ぜん虧府上うえ照あきら看み。」賈母笑わらい道どう：「什麼いんも『照あきら看み』？原はら是ただし世よ交，又また是ぜ老親ろうしん，原はら應おう當とう的てき。你們二に姑娘くーにゃん更さら好このみ，不ふ自尊じそん大だい，所以ゆえん我わが們纔走的てき親密しんみつ。」四よん人にん笑わらい道どう：「這是老おい太ぶと太ふと過か謙けん了りょう。」

15 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
賈母又また問とい：「你這哥兒，也跟著ちょ你們老ろう太ふとし太ふとし？」四よん人にん回かい說せつ：「也跟著ちょ老ろう太ふとし太ふとし呢。」賈母道どう：「幾いく歲さい了りょう？」又また問とい：「上うえ學がく不ふ曾？」四よん人にん說せつ說せつ：「今年ことし十じゅう三さん歲さい。因いん長ちょう的てき齊ひとし整せい，老ろう太ふとし太ふとし很疼，自じ幼よう淘よなげ氣き異常いじょう，天てん天てん逃學，老爺ろうや太ふと太ふとし也不便びん十じゅう分ふん管かん教きょう。」賈母笑わらい道どう：「也不成なり了りょう我わが們家的てき了りょう？你這哥兒叫さけべ什麼いんも名字みょうじ？」四よん人にん道どう：「因いん老おい太ぶと太ふと當とう作さく寶貝ほうがい一いち樣よう，他た又また生せい的てき白しろ，老ろう太ふとし太たい便びん叫さけべ作さく寶玉ほうぎょく。」賈母笑わらい向むかい李り紈道：「偏へん也叫個こ寶たから玉たま！」李り紈等忙せわし欠かけ身み笑わらい道どう：「從したがえ古こ至いたり今いま，同時どうじ隔へだた代だい，重じゅう名めい的てき很多。」四よん人にん也笑道どう：「起おこり了りょう這小名めい兒じ之これ後ご，我わが們上下じょうげ都と疑惑ぎわく，不知ふち那な位い親友しんゆう家か也倒像ぞう曾有一いち個こ的てき，只ただ是ぜ這十來年沒進京來，卻記不ふ真ま了りょう。」賈母笑わらい道どう：「那な就是我が的てき孫子まごこ。－－人じん來らい。」眾媳婦ふ丫頭答こたえ應おう了りょう一聲いっせい，走はし近きん幾いく步ほ。賈母笑わらい道どう：「園えん裡うら把わ偺們的てき寶玉ほうぎょく叫さけべ了りょう來らい，給きゅう這四個管家娘子瞧瞧，比ひ他た們的寶玉ほうぎょく如何いか。」

16 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
眾媳婦ふ聽了，忙せわし去さ了りょう，半はん刻こく，圍かこえ了りょう寶玉ほうぎょく進しん來らい。四よん人にん一見いっけん，忙せわし起おこり身み笑わらい道どう：「嚇了我わが們一跳とべ！要よう是ぜ我わが們不進すすむ府ふ來らい，倘若別べつ處遇しょぐう見み，還かえ只ただ當とう我わが們的寶玉ほうぎょく後ご趕著也進了りょう京きょう呢！」一いち面めん說せつ，一面都上來拉他的手，問もん長ちょう問とい短たん。寶玉ほうぎょく也笑問とい個こ好このみ。賈母笑わらい道どう：「比ひ你們的てき長ちょう的てき如何いか？」李り紈等笑わらい道どう：「四位媽媽纔一說，可知かち是ただし模樣もよう兒じ相しょう仿了。」賈母笑わらい道どう：「那な有ゆう這樣巧たくみ事ごと？大家たいか子こ孩子們，再さい養やしなえ的てき嬌嫩，除じょ了りょう臉上有ゆう殘ざん疾やまし，十分じゅうぶん醜みにく的てき，大概たいがい看み去ざ都と是ぜ一いち樣よう齊ひとし整せい，這也沒ぼつ有ゆう什麼いんも怪かい處しょ。」四よん人にん笑わらい道どう：「如今看み來らい，模樣もよう是ぜ一いち樣よう，據よりどころ老ろう太ふとし太たい說せつ，淘よなげ氣き也一樣さま。我わが們看來らい，這位哥兒，性情せいじょう卻比我わが們的好こう些。」賈母忙せわし笑わらい問とい：「怎麼？」四よん人にん笑わらい道どう：「方ほう纔我們拉哥兒的てき手て說話せつわ，便びん知道ともみち了りょう。若わか是ぜ我わが們那一いち位い，只ただ說せつ我わが們糊塗こと。慢說拉ひしげ手しゅ，他た的てき東西とうざい，我わが們略動どう一いち動どう，也不依よ。所ところ使し喚的人じん，都みやこ是ただし女じょ孩子們。」

17 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
四よん人にん未ひつじ說せつ完かん，李り紈姊妹いもうと等とう禁きん不ふ住じゅう都と失しつ聲ごえ笑わらい出來でき。賈母也笑道どう：「我わが們這會かい子こ也打發はつ人じん去さ見み了りょう你們寶玉ほうぎょく，若わか拉ひしげ他た的てき手て，他た也自然しぜん勉強べんきょう忍耐にんたい著ちょ。不知ふち你我這樣人家じんか的てき孩子，憑他們有什麼いんも刁鑽古こ怪かい的てき毛け病びょう，見み了りょう外人がいじん，必是要よう還かえ出で正せい經けい禮れい數すう來らい的てき。若わか他た不ふ還かえ正せい經けい禮れい數すう，也斷不ふ容よう他た刁鑽去了りょう。就是大人おとな溺愛できあい的てき，也因為ため他た一則生的得人意兒；二則為人禮數，竟比大人おとな行ぎょう出來でき的てき還かえ周到しゅうとう，使つかい人見ひとみ了りょう可愛かわい可憐かれん，背せ地ち裡うら所以ゆえん纔縱他た一いち點てん子こ。若わか一味他只管沒裡沒外，不ふ給きゅう大人おとな爭そう光こう，憑他生せい的てき怎樣，也是該打死し的てき。」

18 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
四よん人にん聽了，都みやこ笑えみ說せつ：「老ろう太ふとし太ふとし這話正せい是ぜ。雖然我わが們寶玉だま淘よなげ氣き古こ怪かい，有ゆう時じ見み了りょう客きゃく，規矩きく禮れい數すう比ひ大人おとな還かえ有ゆう趣おもむき，所以ゆえん無む人見ひとみ了りょう不ふ愛あい，只ただ說せつ：為ため什麼いんも還かえ打だ他た？殊こと不知ふち他た在家ありいえ裡うら無法むほう無む天てん，大人おとな想おもえ不ふ到いた的てき話ばなし偏へん會かい說せつ，想そう不ふ到いた的てき事こと偏へん會かい行ぎょう，所以ゆえん老爺ろうや太ふと太ふとし恨的無法むほう。就是任にん性せい，也是小しょう孩子的てき常つね情じょう；胡亂うろん花はな費ひ，也是公子こうし哥兒的てき常つね情じょう；怕上學がく，也是小しょう孩子的てき常つね情じょう：都と還かえ治ち的てき過か來らい。第だい一いち，天生あもう下か來らい這一種刁鑽古怪的脾氣如何使得？」

19 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
一語いちご未了みりょう，人にん回かい：「太ふとし太ふとし回かい來らい了りょう。」王おう夫人ふじん進しん來らい問とえ過か安やす。他た四よん人にん請了安やす，大だい概說がいせつ了りょう兩りょう句く。賈母便びん命いのち：「歇歇去罷やめ。」王おう夫人ふじん親おや捧ささげ過か茶ちゃ，方ぽう退出たいしゅつ去さ。四人告辭了賈母，便びん往王夫人ふじん處しょ來らい，說せつ了りょう一會子家務，打だ發はつ他た們回去さ。不ふ必細說さいせつ。

20 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
這裡賈母喜き得とく逢人便びん告訴こくそ：也有やゆう一いち個こ寶玉ほうぎょく，也都一般いっぱん行ぎょう景けい。眾人都と想そう著ちょ：天下てんか的てき世よ宦大家か，同名どうめい的てき這也很多，祖母そぼ溺愛できあい孫子まごこ也是常つね事こと，不ふ是ぜ什麼いんも罕事，皆みな不ふ介意かいい。獨どく寶玉ほうぎょく是ぜ個こ迂闊うかつ獃公子こうし的てき心性しんせい，自じ為ため是ぜ那な四人承悅賈母之詞。後こう至いたり園えん中ちゅう去さ看み湘雲病やめ去ざ，湘雲因いん說せつ他た：「你放心こころ鬧罷。先さき還かえ『單たん絲いと不ふ成なり線せん，獨どく樹じゅ不ふ成なり林りん』；如今有ゆう了りょう個こ對たい子こ了りょう，鬧利害りがい了りょう，再さい打だ急きゅう了りょう，你好逃到南京なんきん找那個こ去さ。」寶玉ほうぎょく道どう：「那な裡うら的てき謊話，你也信しんじ了りょう？偏へん又また有ゆう個こ寶玉ほうぎょく了りょう？」湘雲道どう：「怎麼列國れっこく有ゆう個こ藺い相しょう如，漢かん朝ちょう又また有ゆう個こ司馬しば相しょう如呢？」寶玉ほうぎょく笑わらい道どう：「這也罷やめ了りょう，偏へん又また模樣もよう兒じ也一いち樣よう，這也是ぜ有ゆう的てき事こと嗎？」湘雲道どう：「怎麼匡人まさと看み見み孔子こうし，只ただ當とう是ぜ陽ひ貨呢？」寶玉ほうぎょく笑わらい道どう：「孔子こうし陽ひ貨雖同どう貌，卻不同名どうめい；藺い與あずか司馬しば雖同名めい，而又不同ふどう貌：偏へん我わが和わ他た就兩樣さま俱同不ふ成なり？」湘雲沒ぼつ了りょう話ばなし答こたえ對たい，因いん笑わらい道どう：「你只會かい胡えびす攪，我わが也不和ふわ你分證しょう。有ゆう也罷，沒ぼつ也罷，與あずか我わが無む干ひ。」說せつ著ちょ，便びん睡ねむ下しも了りょう。

21 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶玉ほうぎょく心中しんちゅうの便びん又また疑惑ぎわく起おこり來らい：「若わか說せつ必無，也似必有；若わか說せつ必有，又また並無ならびな目睹もくと。」心中しんちゅうの悶悶もんもん，回かい至いたり房ぼう中ちゅう榻上，默默もくもく盤ばん算さん，不覺ふかく昏昏睡こんすい去さ，竟到一座いちざ花園はなぞの之の內。寶玉ほうぎょく詫わび異い道みち：「除じょ了りょう我わが們大觀たいかん園えん，竟又有ゆう這一いち個こ園子そのこ？」正せい疑惑ぎわく間あいだ，忽ゆるがせ然しか那な邊べ來らい了りょう幾いく個こ女おんな孩兒がいじ，都みやこ是ただし丫鬟。寶玉ほうぎょく又また詫わび異い道みち：「除じょ了りょう鴛鴦えんおう、襲かさね人じん、平たいら兒じ之の外そと，也竟還かえ有ゆう這一干ひ人じん？」只見ただみ那な些丫鬟笑道どう：「寶玉ほうぎょく怎麼跑到這裡來らい？」寶玉ほうぎょく只ただ當とう是ぜ說せつ他た，忙せわし來らい陪笑說せつ道どう：「因いん我わが偶步到いた此，不知ふち是ぜ那な位い世よ交的花園はなぞの。姐あね姐あね們帶我わが逛逛。」眾丫鬟都笑わらい道どう：」原はら來らい不ふ是ぜ偺們家か的てき寶玉ほうぎょく！他生たしょう的てき也還乾いぬい淨きよし，嘴くちばし兒じ也倒乖覺。」

22 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶玉ほうぎょく聽了，忙せわし道みち：「姐あね姐あね們這裡うら，也竟還かえ有ゆう個こ寶玉ほうぎょく！」丫鬟們忙道どう：「『寶玉ほうぎょく』二に字じ，我わが們家是ぜ奉たてまつ老ろう太ふとし太ふとし、太ふとし太たい之の命めいじ，為ため保ほ佑たすく他た延のべ年ねん消しょう災わざわい，我わが們叫他た，他た聽見喜き歡；你是那な裡うら遠方えんぽう來らい的てき小しょう廝，也亂叫さけべ起おこり來らい！仔細しさい你的臭しゅう肉にく，不ふ打だ爛ただれ了りょう你的！」又また一いち個こ丫鬟笑わらい道どう：「偺們快走かいそう罷やめ，別べつ叫さけべ寶玉ほうぎょく看み見み。」又また說せつ：「同どう這臭小しょう子こ說せつ了りょう話ばなし，把わ偺們薰かおる臭しゅう了りょう！」說せつ著ちょ，一いち徑みち去さ了りょう。

23 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶玉ほうぎょく納おさめ悶もだえ道どう：「從來じゅうらい沒ぼつ有人ゆうじん如此荼毒我わが，他た們如何なん竟這樣さま的てき？莫不真ま也有やゆう我わが這樣一いち個人こじん不ふ成なり？」一いち面めん想おもえ，一面順步早到了一所院內。寶玉ほうぎょく詫わび異い道みち：「除じょ了りょう怡紅院いん，也竟還かえ有ゆう這麼一いち個こ院いん落？」忽ゆるがせ上うえ了りょう台だい階かい，進入しんにゅう屋や內，只見ただみ榻上有ゆう一いち個人こじん臥が著ちょ，那な邊べ有ゆう幾いく個こ女兒じょじ做針線せん，或ある有ゆう嬉うれし笑わらい玩耍的てき。只見ただみ榻上那な個こ少年しょうねん歎了一聲いっせい，一個丫鬟笑問道：「寶玉ほうぎょく，你不睡ねむ又また歎什麼いんも？想そう必為你妹妹いもうと病びょう了りょう，你又胡えびす愁亂恨呢。」

24 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶玉ほうぎょく聽說，心しん下か也便吃驚びっくり。只見ただみ榻上少年しょうねん說せつ道どう：「我わが聽見老ろう太ふとし太たい說せつ，長安ながやす都と中ちゅう也有やゆう個こ寶玉ほうぎょく，和わ我わが一樣いちよう的てき性情せいじょう，我わが只ただ不信ふしん。我わが纔做了りょう一いち個こ夢ゆめ，竟夢中ちゅう到いた了りょう都と中ちゅう一いち個こ大花おおはな園子そのこ裡うら頭あたま，遇ぐう見み幾いく個こ姐あね姐あね，都と叫さけべ我わが臭くさ小しょう廝，不ふ理り我が。好こう容易ようい找到他た房ぼう裡うら，偏へん他た睡ねむ覺さとし，空そら有ゆう皮がわ囊，真性しんせい不知ふち往那裡うら去さ了りょう！」

25 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶玉ほうぎょく聽說，忙せわし說せつ道どう：「我わが因いん找寶玉だま來らい到いた這裡，原はら來らい你就是ぜ寶玉ほうぎょく？」榻上的てき忙せわし下か來らい拉ひしげ住じゅう，笑わらい道どう：「原はら來らい你就是ぜ寶玉ほうぎょく！這可不ふ是ぜ夢ゆめ裡うら了りょう？」寶玉ほうぎょく道どう：「這如何なん是ぜ夢ゆめ？真ま而又真しん的てき！」一いち

26 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
一語いちご未了みりょう，只見ただみ人じん來らい說せつ：「老爺ろうや叫さけべ寶玉ほうぎょく。」嚇得二に人にん皆みな慌了。一いち個こ寶玉ほうぎょく就走，一いち個こ便びん忙せわし叫さけべ：「寶たから玉たま快かい回かい來らい！寶たから玉たま快かい回かい來らい！」

27 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
襲かさね人じん在ざい旁つくり，聽他夢中むちゅう自じ喚，忙せわし推醒他た，笑わらい問とい道どう：「寶たから玉たま在ざい那な裡うら？」此時寶玉ほうぎょく雖醒，神意しんい尚ひさし自じ恍惚こうこつ，因いん向こう門外もんがい指ゆび說せつ：「纔去不ふ遠とお。」襲かさね人じん笑わらい道どう：「那な是ぜ你夢迷了。你揉眼め細ほそ瞧，是ぜ鏡子きょうこ裡うら照あきら的てき你的影かげ兒じ。」

28 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
寶たから玉たま向こう前ぜん瞧了一いち瞧，原はら是ただし那な嵌はま的てき大だい鏡きょう對面たいめん相しょう照あきら，自己じこ也笑了りょう。早はや有ゆう丫鬟捧ささげ過か漱盂茶ちゃ滷來漱了口こう。麝月道どう：「怪かい道どう老おい太ぶと太ふと常つね囑しょく咐說：『小人こども兒じ屋や裡うら不可ふか多た有ゆう鏡子きょうこ：人ひと小しょう魂たましい不全ふぜん，有ゆう鏡子きょうこ照あきら多た了りょう，睡ねむ覺さとし驚おどろき恐おそれ做胡夢ゆめ。』如今倒たおせ在ざい大だい鏡子きょうこ那な裡うら安あん了一りょういち張ちょう床ゆか，有ゆう時じ放下ほうか鏡きょう套還好こう；往前去さ，天てん熱ねつ困こま倦，那な裡うら想そう的てき到いた放ひ他た？比ひ如方纔就忘了，自然しぜん先さき躺下照あきら著ちょ影かげ兒じ玩來著ちょ，一時いちじ合ごう上じょう眼め，自然しぜん是ぜ胡えびす夢ゆめ顛倒てんとう的てき；不ふ然しか，如何いか叫さけべ起おこり自己じこ的てき名字みょうじ來らい呢？不ふ如明日び挪進床ゆか來らい是正ぜせい經けい。」一語いちご未了みりょう，只見ただみ王おう夫人ふじん遣や人じん來らい叫さけべ寶玉ほうぎょく。

29 敏さと探さがせ春はる興きょう... :
不知ふち有ゆう何なん話わ說せつ，且聽下か回かい分解ぶんかい。

URN: ctp:hongloumeng/ch56