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クヌギ - Wikipedia

クヌギ

ブナコナラぞく落葉らくよう高木たかぎ

クヌギくぬぎ[2][3]くぬぎ[3]とち[3]学名がくめい: Quercus acutissima)は、ブナコナラぞく落葉らくよう高木たかぎ山地さんちなどにえ、雑木林ぞうきばやし景観けいかんをつくり代表だいひょうてきしゅとしてもられる。樹皮じゅひからしみ樹液じゅえきにはカブトムシなどの昆虫こんちゅうがよくあつまり、じつはドングリとよばれ、ざいたきぎ家具かぐシイタケ栽培さいばい原木げんぼくなど様々さまざま利用りようされてきた。樹皮じゅひ染料せんりょう薬用やくようにも使つかわれる。

クヌギ
分類ぶんるい
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
階級かいきゅうなし : 被子植物ひししょくぶつ Angiosperms
階級かいきゅうなし : 真正しんしょうそう子葉しようるい Eudicots
階級かいきゅうなし : バラるい Rosids
: ブナ Fagales
: ブナ Fagaceae
ぞく : コナラぞく Quercus
ぞく : Subgen. Cerris
ふし : Sect. Cerris
たね : クヌギ Q. acutissima
学名がくめい
Quercus acutissima Carruth. (1862)[1]
和名わみょう
クヌギ

形態けいたい

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落葉らくよう広葉樹こうようじゅ[4]だい高木たかぎ[5]樹高きだかは15メートル (m) ほどになる[2]萌芽ほうがりょくつよく、生長せいちょうすると広大こうだい樹冠じゅかん形成けいせいする[6]みき直立ちょくりつするが、里山さとやまなどの雑木林ぞうきばやしでは伐採ばっさいによる更新こうしん株立かぶだおお[3]樹皮じゅひくらはい褐色かっしょくから黒褐色こっかっしょくあつコルクじょうたてふか不規則ふきそくしょうじる[5][4]樹皮じゅひは、同属どうぞくコナラよりもゴツゴツした印象いんしょうあたえる[4]いちねんえだ褐色かっしょくあわ褐色かっしょくで、またはすこがある[3]

互生ごせいし、7 - 15センチメートル (cm) のちょう楕円だえんじょう披針形ひしんけいで、左右さゆう整形せいけいで、えんには2ミリメートル (mm) ほどあるはりじょう鋸歯きょしなら[2]うすいがかたく、濃緑こみどりしょく表面ひょうめんにはつやがある[4]クリ非常ひじょうによく印象いんしょうで、見分みわけがつきにくいが[7]、クヌギの鋸歯きょしさきはりのようにとがっている[8]新緑しんりょく紅葉こうよううつくしく、紅葉こうよう葉色はいろ緑色みどりいろからへんして、すぐに茶褐色ちゃかっしょくへと変色へんしょくする[9][7]紅葉こうよう完全かんぜん枯葉かれはになってもはなれそう形成けいせいされないためえだからなかなかちず、ふゆえだについていることがある[3]。これは同属どうぞくカシワ同様どうようである。

花期かきはるから晩春ばんしゅんにかけて(4 - 5がつごろ)で[5]雌雄しゆうべつ風媒花ふうばいかである。雄花おばな褐色かっしょくの10 cmほど雄花おばなじょ穂状すいじょうになってがり、ちいさなはなをつける[5][6]雌花めばなは、上部じょうぶ付根つけね非常ひじょうちいさいあかっぽいはなをつける。雌花めばな受粉じゅふんすると果実かじつける。

はて翌年よくねんあき[2]果実かじつけんはてで、のブナとともにドングリとよばれしたしまれている[6][4]。ドングリのなかでは直径ちょっけいやく2 cmとおおきく、ほぼ球形きゅうけいで、基部きぶ半分はんぶんわんがたからにつつまれている[2][4]からまわりにはせんじょう鱗片りんぺんそうつとへん)が、みつせんじょうになってたくさんつく[2][4]。この鱗片りんぺんほそとがってかえったとげじょうであり、このたね特徴とくちょうでもある。ドングリは結実けつじつした翌年よくねんあき成熟せいじゅくする[4]じつしぶあじつよいため、そのままでは食用しょくようにならない。

冬芽とうがえだ互生ごせいし、えださきにはいただきいただきせいがわが1 - 3のつく[3]ちょうたまごがた多数たすううろこつつまれており、うろこえんがある[3]こん半円はんえんがたで、維管たばあと多数たすうえる[3]コナラはる芽吹めぶきが銀灰色ぎんかいしょくであるのにたいして、クヌギは褐色かっしょく見分みわけやすい[8]

生態せいたい

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のブナ樹木じゅもくおなじく、菌類きんるい樹木じゅもく共生きょうせいしてきん形成けいせいしている。樹木じゅもくにとってはきん形成けいせいすることによって菌類きんるいつく有機ゆうきさん抗生こうせい物質ぶっしつによる栄養分えいようぶん吸収きゅうしゅう促進そくしん病原びょうげん微生物びせいぶつ駆除くじょとう利点りてんがあり、菌類きんるいにとっては樹木じゅもく光合成こうごうせい合成ごうせいされた産物さんぶつ一部いちぶけてもらうことができるというあい共生きょうせい関係かんけいがあるとかんがえられている。菌類きんるい実体じったい人間にんげんがキノコとして認識にんしきできるおおきさにそだつものがおおく、なかには食用しょくようにできるものもある。土壌どじょうちゅうにはきんから菌糸きんしとおして、同種どうしゅ個体こたいたね植物しょくぶつつながる広大こうだいなネットワークが存在そんざいするとかんがえられている[10][11][12][13][14][15]。アカマツ苗木なえぎ感染かんせんしたきんでは全部ぜんぶ部分ぶぶん成長せいちょう促進そくしんするのではなく、地下ちか成長せいちょう促進そくしんするが地上ちじょう成長せいちょうはむしろ抑制よくせいするという報告ほうこく[16]がある。そとせいきん根性こんじょうしゅスギニセアカシア混生こんせい窒素ちっそ過多かたとみ栄養えいよう状態じょうたいになるときん影響えいきょうあたえるという報告ほうこくがある[17][12][18][19][20]

てい山地さんち平地ひらち照葉樹しょうようじゅりん混成こんせいしてえ、とく関東平野かんとうへいやではコナラアカシデなどとともに、雑木林ぞうきばやし構成こうせいする代表だいひょうてきしゅとしてもられる[21][7]。また、薪炭しんたん目的もくてき伐採ばっさいによって、このたねなどの落葉樹らくようじゅ優先ゆうせんする森林しんりん成立せいりつする場合ばあいがあり、往々おうおうにして里山さとやまぶのはこのようなはやしであることがおおい。また、これを薪炭しんたん用材ようざいとして人為じんいてきえられたものおおい。

日本にっぽんふくアジア北東ほくとう分布ぶんぷする[5]日本にっぽんではおも本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう各地かくちひろ分布ぶんぷし、一部いちぶ北海道ほっかいどう南部なんぶにもある[21]沖縄おきなわ一部いちぶでもうえ可能かのうである[4]

また、このようにいわゆる里山さとやま代表だいひょうてき構成こうせいみとめられてたために、近年きんねん広葉樹こうようじゅ植樹しょくじゅさいえらばれることがおおい。しかし、元来がんらいその分布ぶんぷ日本にっぽんなかではややきた位置いちするものである。

人間にんげんとの関係かんけい

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燃料ねんりょう

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薪炭しんたんざいとしては落葉らくようブナ樹木じゅもく、いわゆるナラるいなかでも別格べっかく非常ひじょう評価ひょうかたかい。とく木炭もくたん加工かこうされる場合ばあいほとん黒炭こくたん加工かこうされる。燃焼ねんしょうのにおいがすくなく、火持ひもちがいいことのほかにも、断面だんめんきくはな模様もようあらわもよく「きくずみ」などとばれちゃよう高級こうきゅう木炭もくたんである。大阪おおさか北部ほくぶ能勢のせ池田いけだ地域ちいき代表だいひょうてき産地さんちであったことから産地さんちって「池田いけだすみ」ともばれる。別名べつめい一庫ひとくらずみ」ともばれる。

木材もくざい

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材質ざいしつかたく、ざい建築けんちくざい器具きぐざい家具かぐざい車両しゃりょう船舶せんぱく使つかわれるほか、伐採ばっさいしても萌芽ほうが再生さいせいりょくによりかえ収穫しゅうかくできるところが重宝ちょうほうされてたきぎ薪炭しんたんシイタケ原木げんぼく栽培さいばいほた(ほだぎ)としてもちいられる[5][6]落葉らくよう腐葉土ふようどとして作物さくもつ肥料ひりょう利用りようされる。クヌギは成長せいちょうはや植林しょくりんから10ねんほどで木材もくざいとして利用りようでき、木材もくざい生産せいさんには効率こうりつがよいとされてきた[22]病気びょうきすくなく、手入ていれをしなくてもそだつので人気にんきがあったが、もっぱらたきぎすみよう利用りようおおかったため、そのはだんだんとえるひとっていった[22]

食用しょくよう薬用やくよう

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縄文じょうもん時代じだい遺跡いせきからクヌギの土器どきなどともに発掘はっくつされたことから、灰汁あくきをしてべたとかんがえられている。

飼料しりょうとしても利用りようできる。養蚕ようさんでは、屋内おくないかいこ飼育しいくするいえかいこ(かさん)がおこなわれる以前いぜんから、野外やがいでクヌギのヤママユガ天蚕てんさん)をけて飼育しいくする方法ほうほうおこなわれていた。

樹皮じゅひしらき(ボクソク)という生薬きぐすりであり[23]じゅうあじはいどく[24]打撲だぼく一方いっぽう(ヂダボクイッポウ)[25]といった漢方薬かんぽうやく配合はいごうされる。

防災ぼうさい風致ふうち

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うえ栽適は12 - 3月、または6がつ - 7がつ、10 - 11月とされるが、移植いしょくむずかしい[6][4]剪定せんていは3 - 4がつおこな[6]施肥せひおこな必要ひつようがない[6]伐採ばっさいしてもかぶから萌芽ほうが更新こうしん発生はっせいし、ふたたすうねんには樹勢じゅせい回復かいふくする[26]持続じぞくてき利用りよう可能かのう里山さとやま樹木じゅもくひとつで、農村のうそん人々ひとびと利用りようされてきた。庭木にわきに1ほんちでえられることもあるが、よほどひろいところでないかぎえないほう賢明けんめいだという意見いけんもある[6]

じつ爪楊枝つまようじして独楽こまにするなど子供こども玩具おもちゃとして利用りようされる[22]

樹皮じゅひやドングリのからは、つるばみとちめ)の染料せんりょうとしてもちいられる[3]。つるばみめは、煮汁にじるをそのまま使つかうと褐色かっしょくられ、灰汁あく媒染剤ばいせんざいとすると黄色おうしょくつよくなってこれがツルバミしょくとよんでいる[22]。さらに媒染ばいせんざいてつくわえると、がりはくろから紺色こんいろになる[22]

中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく四川しせんしょうでは、標高ひょうこう3,500 mをえる地域ちいきにクヌギりん成立せいりつしており、マツタケはやしとして利用りようされている[27]

むしあつまる

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クヌギはみき一部いちぶから樹液じゅえきがしみていることがある。クヌギの樹液じゅえきは、カブトムシクワガタなどの甲虫かぶとむしるいチョウオオスズメバチなどの好物こうぶつで、これら昆虫こんちゅう樹液じゅえきもとめてあつまる[22][6]樹液じゅえき以前いぜんシロスジカミキリ産卵さんらんのためにきずつけたところからすことがおおいとされ、現在げんざいもほとんどの一般いっぱん書籍しょせきでそうかれていることがおおいが、近年きんねん研究けんきゅうしゅとしてボクトウガ幼虫ようちゅうざい穿孔せんこうしたあな出入でいぐち周辺しゅうへんつね加工かこうつづけることで永続えいぞくてき樹液じゅえき滲出しんしゅつさせ、あつまるアブのような軟弱なんじゃく昆虫こんちゅうダニなどを捕食ほしょくしていることがあきらかになった。

ウラナミアカシジミというちょう幼虫ようちゅうはクヌギの若葉わかばべて成長せいちょうする。またクヌギは、ヤママユガクスサンオオミズアオのような、ヤママユガ幼虫ようちゅうしょくじゅひとつである。そのため昆虫こんちゅう採集さいしゅういえ採集さいしゅうするたねにもよるがこのるとまってみきえだ、さらには根元ねもとまでいちとお確認かくにんして昆虫こんちゅうさがすことがおおい。また、オオクワガタなどクヌギをおも活動かつどう拠点きょてんとする昆虫こんちゅうさがすために、それらの名産めいさんにおいてマニアなんあいだもクヌギを見張みはっている光景こうけいられることもめずらしくない。

文学ぶんがく

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象徴しょうちょう

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クヌギの由来ゆらいは「くに」というせつもあるほど、一般いっぱんてき庶民しょみん生活せいかつ根付ねついた樹木じゅもくであった。

著名ちょめいなクヌギ

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  • 鞍掛くらかけのクヌギ - 熊本くまもとけん産山うぶやまむら根元ねもと乳房ちぶさのようなふくらみがあり、さわるとちちだしくなるといわれる。熊本くまもとけん指定してい文化財ぶんかざい

自治体じちたい

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以下いか自治体じちたいとして指定していされている。都道府県とどうふけんとしての指定していく、市町村しちょうそんとしての指定していすう身近みぢか樹木じゅもくであるわりにはすくない。

分類ぶんるいがくじょう位置いちづけ

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コナラぞくない分類ぶんるい従来じゅうらい形態けいたいてき特徴とくちょうもとづき、から模様もよう鱗状りんじょうのものをコナラぞく(Subgen. Quercus)、環状かんじょうのものをアカガシぞく(Subgen. Cyclobalanopsis)とけられてきたが、遺伝子いでんしてき系統けいとうもとづくほか分類ぶんるいいくつか提唱ていしょうされている[28]総説そうせつにDenk et al.(2017)がある[29]

Denk et al.(2017)においてアベマキともCerrisぞくCerrisふしれられている。ふし単位たんいことなるが、どうぞくにはアラカシシラカシなどのカシるい、またかしとはくがすこ異質いしつウバメガシなどもはいる。落葉らくようブナ樹木じゅもくということで所謂いわゆる「ナラるい」にれられることがあるが、ちかいとおもわれてきたコナラミズナラカシワQuercusぞくはいるために、クヌギとはぞく単位たんいことなり遠縁とおえんであるという。

名称めいしょう

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標準ひょうじゅん和名わみょうクヌギの由来ゆらい諸説しょせつあり、「クニギ(くに)」せつ、「クノギ(しょく)」せつ、「クリニキ(ぐり)」せつなどある[30][8][21][5]。「クニギ」は西日本にしにほん中心ちゅうしん方言ほうげんめいでもよくられく[31][32][33]。「クノギ」や「ドングリ」が食用しょくようになることをしめした名前なまえ全国ぜんこくてきおおい。

古名こみょうつるばみといい[34]ふるくは『万葉集まんようしゅう』にしるされたという[22]

方言ほうげんめい多数たすうあり、前述ぜんじゅつの「クニギ」、「クノギ」のほか全国ぜんこくてきに「ドングリ」、「ドングリノキ」などとばれる。東海とうかい地方ちほうではクヌギを「トチ」、アベマキを「ワタドチ」、トチノキを「ホンドチ」とける[31][35]。アベマキとの比較ひかく混同こんどう名前なまえ中国ちゅうごく地方ちほうおおく、「アベノキ」、「ワタノキ」「メクヌギ」「メク」「マキ」「ヒメマキ」などがられる。ワタはコルクそうあつさに、「メクヌギ」はこれがアベマキほどあつくないことにちなんでいるとられ、アベマキはオクヌギ(クヌギ)と地域ちいきがある[31]樹皮じゅひをとらえた名前なまえとしては「チチン」「チリメン」などもられる。木材もくざいかたいことをしめすとみられる「カシ」「カタギ」「カナギ」「カッチングリ」「カナマキ」などは九州きゅうしゅうのぞ各地かくちられる[31][36]西日本にしにほんのブナ樹木じゅもくによくられる「ハハソ」「ホーソ」けい名前なまえ比較的ひかくてきすくない。静岡しずおかにはこれけいられる「ボーチョ」「ボーボー」があるという>[35]。「ジタンボウ」「ジタングリ」(関東かんとう甲信こうしん)、「ドーダ」(壱岐いき対馬つしま)、「ヒヨグリ」「ヒヨグンノキ」(山口やまぐち熊本くまもと)、「ツーラ」(宮崎みやざき)ほか由来ゆらいのよくわからないものも多数たすうある[31]

漢字かんじでは名字みょうじなどをふくめ、くぬぎくぬぎとちくぬぎ、栩、椡、㓛刀、功刀くぬぎ、あるいはなら(ははそ)などいくつかのをもっている[21]。「とち」がかたによってクヌギをすか、トチノキをすかはことなるが前述ぜんじゅつのように方言ほうげんがすでにている地方ちほうがある。中国ちゅうごくは「あさくぬぎ」と[1]

出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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