JISが規定 きてい しているフォークリフトの種類 しゅるい
編集 へんしゅう
JIS D 6201は、次 つぎ の種類 しゅるい で分類 ぶんるい している。
外観 がいかん 形状 けいじょう による分類 ぶんるい
カウンターバランスフォークリフト
ストラドルフォークリフト
パレットスタッキングトラック
サイドフォークリフト
リーチフォークリフト
ウォーキーフォークリフト
ラテラルスタッキングトラック
三 さん 方向 ほうこう スタッキングトラック
オーダーピッキングトラック
ラフテレーンフォークリフト
マルチディレクションフォークリフト
プラットフォームスタッキングフォークリフト
動力 どうりょく による分類 ぶんるい
内燃 ないねん 機関 きかん (エンジン)式 しき フォークリフト
電動 でんどう 式 しき フォークリフト
外部 がいぶ 電源 でんげん 式 しき バッテリ車 しゃ
エンジン・電気 でんき 併用 へいよう 車 しゃ
車輪 しゃりん タイプによる分類 ぶんるい
操縦 そうじゅう 方式 ほうしき による分類 ぶんるい
乗車 じょうしゃ 式 しき
座席 ざせき 式 しき
前 ぜん 向 こう 座席 ざせき 式 しき
横 よこ 向 こう 座席 ざせき 式 しき
立 たて 席 せき 式 しき
前 ぜん 向 こう 立 たて 席 せき 式 しき
横 よこ 向 こう 立 たて 席 せき 式 しき
歩行 ほこう 式 しき
無人 むじん 式 しき
日本 にっぽん 産業 さんぎょう 車両 しゃりょう 協会 きょうかい の統計 とうけい 上 じょう のフォークリフトの種類 しゅるい
編集 へんしゅう
一般 いっぱん 社団 しゃだん 法人 ほうじん 日本 にっぽん 産業 さんぎょう 車両 しゃりょう 協会 きょうかい は、次 つぎ の区分 くぶん で統計 とうけい を発表 はっぴょう している。
Industrial Truck Associationは、フォークリフトを次 つぎ の種類 しゅるい に分類 ぶんるい している。世界 せかい のフォークリフトの統計 とうけい は全 すべ て下記 かき の分類 ぶんるい でおこなわれている。
Class 1 Electric Motor Rider Truck - Counter balanceed
Class 2 Electric Motor Narrow isle Trucks
Class 3 Electric Pedestrian Trucks
Class 4 & 5 Interal Combustion Truck, Cushin and Pneumatic Tires
一般 いっぱん 的 てき なフォークリフト
バッテリー式 しき フォークリフト (リーチリフト)
24トントップリフター フォークリフトの派生 はせい 型 がた
車体 しゃたい 前方 ぜんぽう にフォーク(つめ)を具備 ぐび しており、その「つめ」を荷物 にもつ の下部 かぶ やパレット に差 さ し込 こ んで、持 も ち上 あ げて運搬 うんぱん する。
フォークを上昇 じょうしょう させると共 とも にマスト (支柱 しちゅう )も伸 の びて上昇 じょうしょう し、車体 しゃたい 高 たか さよりも高 たか い場所 ばしょ の荷物 にもつ も扱 あつか うことができる。日本 にっぽん 国内 こくない では2段 だん 伸縮 しんしゅく マストで最大 さいだい 揚 あげ 程 ほど 3メートルのものが標準 ひょうじゅん であるが、小 しょう - 中型 ちゅうがた では3 - 4段 だん 伸縮 しんしゅく で最大 さいだい 揚 あげ 程 ほど 8メートルのものも使 つか われている。ISOコンテナ 用 よう の30 - 45トンの機種 きしゅ では2段 だん 伸縮 しんしゅく で最大 さいだい 揚 あげ 程 ほど 12 - 15メートルのものもある。逆 ぎゃく に少数 しょうすう 特殊 とくしゅ であるが、車体 しゃたい 高 たか さよりも低 ひく く短 みじか いマスト(ショートマスト)や伸縮 しんしゅく しないマスト(モノマスト)を取 と り付 つ けたものや、車体 しゃたい 高 たか さ以下 いか ならフォークを上昇 じょうしょう させてもマスト高 たか さが上昇 じょうしょう しないもの(フリーリフトタイプ)もあり、トンネル工事 こうじ 、天井 てんじょう の低 ひく い屋内 おくない や食品 しょくひん 庫 こ 内 ない 、貨物 かもつ 用 よう エレベーターやコンテナ内 ない へ進入 しんにゅう して荷役 にやく する作業 さぎょう 、床 ゆか 置 おけ 荷役 にやく しか行 おこな わない場所 ばしょ などで用 もち いられている。
カウンターバランス式 しき フォークリフトではマストを前後 ぜんご に傾 かたむ ける(チルト )機能 きのう を有 ゆう しており、リーチリフトではフォークのみを前後 ぜんご に傾 かたむ ける機能 きのう を有 ゆう していて、荷重 かじゅう に因 よ るフォークの撓 たわ みや車体 しゃたい の前 ぜん 傾 かたぶけ を生 しょう じても荷物 にもつ を水平 すいへい に保 たも ったり、荷物 にもつ をマスト寄 よ りに抱 だ き込 こ んで走行 そうこう 時 じ に荷物 にもつ が滑 すべ り落 お ちることを防止 ぼうし するために用 もち いられている。
タイヤ はチューブ 付 づけ の空気 くうき 入 い りタイヤを用 もち いるのが一般 いっぱん 的 てき であるが、およそ3トン以下 いか の小型 こがた 機種 きしゅ では内部 ないぶ に軟質 なんしつ ゴムを充填 じゅうてん したノーパンクタイヤも多用 たよう されている。リーチリフトでは鉄輪 てつりん 表面 ひょうめん にゴムまたは、ウレタン樹脂 じゅし を貼 は り付 づ けたソリッドタイヤ を用 もち いたものが大 だい 多数 たすう である。タイヤの色 いろ は一般 いっぱん 的 てき な自動車 じどうしゃ 用 よう と同様 どうよう に黒 くろ が多 おお いが、床 ゆか 面 めん の汚染 おせん を嫌 きら う屋内 おくない 用途 ようと ではタイヤ跡 あと が付 つ かないよう白 しろ または緑 みどり などのカラータイヤも用 もち いられている。
一般 いっぱん 的 てき に後 こう 輪 わ 操舵 そうだ であるため、ハンドル の旋回 せんかい 方向 ほうこう と車両 しゃりょう の挙動 きょどう (内輪 うちわ 差 さ 、外輪 がいりん 差 さ )が普通 ふつう の自動車 じどうしゃ とは逆 ぎゃく になり、運転 うんてん には慣 な れが必要 ひつよう 。自動車 じどうしゃ では見 み られないミッドシップエンジン、フロント(MF)駆動 くどう であるのも特徴 とくちょう 。
リーチリフトの一部 いちぶ 機種 きしゅ では荷重 におも 側 がわ 車輪 しゃりん の向 む きを任意 にんい の角度 かくど へ変 か えられるものもあり、斜 はす 行 ぎょう や真横 まよこ への走行 そうこう も可能 かのう 。木材 もくざい や鋼材 こうざい などの長 ちょう 尺 しゃく 物 ぶつ を持 も って狭 せま い通路 つうろ へ横行 おうこう 進入 しんにゅう するなど、サイドフォークリフトと同 おな じ機能 きのう を有 ゆう している。
ホイールベース が短 みじか く、最大 さいだい 舵 かじ 角 かく が大 おお きいので小回 こまわ りが利 き く。
短距離 たんきょり の荷役 にやく 運搬 うんぱん を主 おも な目的 もくてき としているため、最高 さいこう 速度 そくど は低 ひく く、リーチリフトで11 km/h 程度 ていど 、カウンターバランス式 しき では小型 こがた なフォークリフトで 20 km/h 程度 ていど 以下 いか 、最大 さいだい 荷重 かじゅう が10 tを超 こ えるような大型 おおがた のフォークリフトでも 35 km/h 程度 ていど 以下 いか の機種 きしゅ が多 おお い。(小型 こがた 特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ の公道 こうどう での法定 ほうてい 速度 そくど は 15 km/h 以下 いか と 35 km/h 未満 みまん )。
ブレーキ 時 どき の慣性 かんせい によって荷物 にもつ が前方 ぜんぽう へ転落 てんらく する(あるいは車両 しゃりょう ごと転倒 てんとう する)事故 じこ を防 ふせ ぐため、荷役 にやく 積載 せきさい 時 じ は前進 ぜんしん 走行 そうこう よりも後退 こうたい 走行 そうこう のほうが安全 あんぜん である。荷物 にもつ が小 ちい さく視界 しかい が確保 かくほ できる場合 ばあい は前進 ぜんしん 走行 そうこう でもよいが、事業 じぎょう 所 しょ によっては「前進 ぜんしん 禁止 きんし 」の規則 きそく を定 さだ めていることもある。
パレット用 よう フォーク以外 いがい にも様々 さまざま なアタッチメント (荷役 にやく 装置 そうち )が製造 せいぞう 販売 はんばい されており、それらを装着 そうちゃく することで様々 さまざま な荷物 にもつ や作業 さぎょう に対応 たいおう できる。
クローラ式 しき フォークリフトでは、不 ふ 整地 せいち でのパレチゼーション を可能 かのう にする。小型 こがた のものが多 おお く、最大 さいだい 荷重 かじゅう は2000kg前後 ぜんこう が多 おお い。クローラの足 あし 回 まわ りは超 ちょう 信 しん 地 ち 旋回 せんかい が可能 かのう なため、小回 こまわ りが最 もっと も利 き く。太陽光 たいようこう 発電 はつでん 所 しょ の建設 けんせつ や、農業 のうぎょう でのパレット運搬 うんぱん に用 もち いられるほか、屋外 おくがい 展示 てんじ 場 じょう のブース設営 せつえい などにも使用 しよう される。不 ふ 整地 せいち での荷役 にやく 作業 さぎょう が可能 かのう なため、南極 なんきょく ・昭和 しょうわ 基地 きち などにも配備 はいび されている。
前輪 ぜんりん がトリプルタイヤのトップリフター
後部 こうぶ にカウンターウエイトを備 そな える一般 いっぱん 的 てき な形状 けいじょう のフォークリフト。エンジンまたはバッテリーは車体 しゃたい 中央 ちゅうおう 部 ぶ か運転 うんてん 士 し 座席 ざせき の下 した に搭載 とうさい したものが一般 いっぱん 的 てき である。積載 せきさい 量 りょう は0.5 t - 40 tクラスまで存在 そんざい する。トランスミッション はマニュアル 式 しき またはトルコン 式 しき が選択 せんたく 可能 かのう 。世界 せかい 第 だい 2位 い の生産 せいさん 台数 だいすう を誇 ほこ るLinde MHはハイドロ・スタティク・トランスミッション (HST) を採用 さいよう しているものもある。基本 きほん 的 てき に4輪 りん (タイヤ4本 ほん )であるが、小型 こがた の機種 きしゅ では後 こう 輪 わ を1個 いっこ とした3輪 りん タイプ もある。横 よこ 幅 はば が広 ひろ い荷物 にもつ を扱 あつか う場合 ばあい 、荷物 にもつ を高 たか く持 も ち上 あ げる場合 ばあい など、左右 さゆう 安定 あんてい 度 ど で許容 きょよう 荷重 かじゅう が制限 せいげん される用途 ようと では前輪 ぜんりん をダブルタイヤ として左右 さゆう 安定 あんてい 度 ど を確保 かくほ し、許容 きょよう 荷重 かじゅう を増加 ぞうか させている。また、特 とく に横 よこ 幅 はば が広 ひろ く、高 こう 積 づ みが行 おこな われるISO(海上 かいじょう )コンテナを扱 あつか う車両 しゃりょう には前輪 ぜんりん トリプルタイヤのものもある。
カウンターバランス式 しき の長所 ちょうしょ は、リーチ式 しき より転倒 てんとう 安定 あんてい 度 ど と車体 しゃたい 強度 きょうど が高 たか いうえに走行 そうこう 速度 そくど やフォークの上昇 じょうしょう 速度 そくど が速 はや く、安全 あんぜん 性 せい と作業 さぎょう 効率 こうりつ が高 たか いことが上 あ げられる。また、リーチ式 しき よりも高揚 こうよう 程 ほど かつ大 だい 荷重 かじゅう のものを製造 せいぞう 可能 かのう である。反面 はんめん 、リーチ形 がた のフォークリフトに比 くら べて車体 しゃたい 寸法 すんぽう が大 おお きいので回転 かいてん 半径 はんけい が大 おお きく狭 せま 所 ところ 作業 さぎょう 性 せい が劣 おと る面 めん がある。
マストが前後 ぜんご に移動 いどう (リーチイン・リーチアウト)できることを大 おお きな特徴 とくちょう とする、フォークリフトの種類 しゅるい の1つである。最小 さいしょう 回転 かいてん 半径 はんけい が小 ちい さく、倉庫 そうこ 内 ない など狭隘 きょうあい な作業 さぎょう 場所 ばしょ において広 ひろ く用 もち いられている。国内 こくない では、最大 さいだい 積載 せきさい 荷重 かじゅう が0.5 t - 3 tクラスが販売 はんばい されている。カウンターバランス式 しき と違 ちが い、基本 きほん 的 てき には立 た ち乗 の りであるが、なかには座 すわ って操作 そうさ する製品 せいひん も存在 そんざい する(海外 かいがい では座 すわ って運転 うんてん するモデルが主流 しゅりゅう で座乗 ざじょう 式 しき ともいわれる)。
リーチ式 しき の長所 ちょうしょ としては、先述 せんじゅつ のようにカウンターウエイト式 しき より小回 こまわ りが利 き く、動力 どうりょく 方式 ほうしき がバッテリー式 しき の為 ため 、騒音 そうおん が小 ちい さく空気 くうき 汚染 おせん が少 すく ない点 てん が挙 あ げられるが、短所 たんしょ としては、カウンターバランス式 しき よりも転倒 てんとう 安定 あんてい 度 ど が低 ひく く、マスト剛性 ごうせい も低 ひく いので荷物 にもつ を高 たか く持 も ち上 あ げた場合 ばあい の揺 ゆら 動 どう が大 おお きく定置 ていち 効率 こうりつ が悪 わる く転倒 てんとう しやすい。駆動 くどう 輪 わ が1輪 りん かつ径 みち が小 ちい さいので駆動 くどう 力 りょく が小 ちい さく路面 ろめん が濡 ぬ れていたり凹凸 おうとつ が有 あ ると走行 そうこう 性能 せいのう が著 いちじる しく低下 ていか する。水平 すいへい かつ平滑 へいかつ に仕上 しあ げられた床 ゆか 面 めん 以外 いがい での走行 そうこう は困難 こんなん 。構造 こうぞう 上 じょう 、傾斜地 けいしゃち や雨中 うちゅう での使用 しよう は危険 きけん で屋外 おくがい 荷役 にやく には適 てき さない。連続 れんぞく 稼働 かどう 時間 じかん が内燃 ないねん 機関 きかん 式 しき より短 みじか い。大 おお きさやレイアウト の都合 つごう 上 じょう 、内燃 ないねん 機関 きかん 式 しき への対応 たいおう が難 むずか しい。バッテリーには定期 ていき 的 てき な補 ほ 水 すい が必要 ひつよう 、初期 しょき 導入 どうにゅう コストが高価 こうか であるなど。充電 じゅうでん に要 よう する電気 でんき 料金 りょうきん は同 どう 能力 のうりょく のエンジン式 しき フォークリフトの燃料 ねんりょう 費 ひ より安 やす く済 す む場合 ばあい が多 おお いが、劣化 れっか したバッテリーの取 と 替 がえ 費用 ひよう が高額 こうがく になるので、運用 うんよう 状 じょう 況 きょう によってはライフサイクルコストがエンジン式 しき より高 たか くなる。なお、「プラッター」と呼 よ ばれることもあるが、これは日本 にっぽん で最初 さいしょ にリーチ式 しき バッテリーフォークリフトを開発 かいはつ した三菱 みつびし ロジスネクスト製品 せいひん の商標 しょうひょう である。
リーチ式 しき の変種 へんしゅ としてオーダーピッカーがある。運転 うんてん 席 せき が車体 しゃたい 上 じょう ではなく、フォークと一体化 いったいか した構造 こうぞう でフォークと共 とも に昇降 しょうこう する構造 こうぞう になっていて、運転 うんてん 者 しゃ が手作業 てさぎょう で高所 こうしょ に在 あ る荷物 にもつ をパレットに積 つ み込 こ んだりフォーク上 じょう パレットに積載 せきさい した荷物 にもつ を高所 こうしょ で積 つ み替 か えたりできるものである。
マストを前出 ぜんしゅつ した状態 じょうたい (リーチアウト状態 じょうたい )
マストを引込 ひきこ んだ状態 じょうたい (リーチイン状態 じょうたい )
ショートマストを取 と り付 つ けた床 ゆか 置 おけ 荷役 にやく 専用 せんよう タイプ
一般 いっぱん 的 てき な自動車 じどうしゃ と同 おな じハンドル、ペダルの他 た フォーク等 とう を操作 そうさ するためのレバーが存在 そんざい する。ただし、ハンドルには片手 かたて で操作 そうさ しやすいよう取 と っ手 て が付 つ けられていることが多 おお いほか、トルクコンバーター車 しゃ でもインチングペダルというクラッチベダルのような物 もの が存在 そんざい し、ブレーキペダルが連動 れんどう して押 お されるようになっているものが多 おお い。操作 そうさ レバーは長 なが いものが数 すう 本 ほん 並 なら んでいるのが一般 いっぱん 的 てき だが、最近 さいきん [いつ? ] は運転 うんてん 者 しゃ が手元 てもと で操作 そうさ できるジョイスティックタイプも登場 とうじょう している。前者 ぜんしゃ が制御 せいぎょ バルブを直接 ちょくせつ 操作 そうさ するのに対 たい し、後者 こうしゃ は電気 でんき 的 てき に遠隔 えんかく 制御 せいぎょ する。パーキングブレーキは古 ふる い車種 しゃしゅ にはレバー式 しき 、新 あたら しい車種 しゃしゅ にはペダル式 しき のものがある。工場 こうじょう 内 ない で利用 りよう されることから古 ふる い車種 しゃしゅ が見 み られることも多 おお く、照明 しょうめい に引 ひ きボタンスイッチであるものも未 いま だに現役 げんえき で稼働 かどう している。
製造 せいぞう 企業 きぎょう による操作 そうさ 系統 けいとう の違 ちが いを以下 いか に記 しる す。
ニチユ とトヨタ では、操作 そうさ レバーの配置 はいち が異 こと なる(前 まえ ・後進 こうしん レバーと、1・2速 そく レバー配置 はいち が左右 さゆう 逆 ぎゃく )。ニチユ式 しき を採用 さいよう しているメーカーが多 おお いが、後発 こうはつ メーカーであるトヨタは独自 どくじ の配列 はいれつ を標準 ひょうじゅん 仕様 しよう として開発 かいはつ した。
神鋼電機 しんこうでんき が製造 せいぞう していたモデルでも独自 どくじ のレバー配列 はいれつ を採用 さいよう しており、「神鋼 しんこう 式 しき 」といわれた。
日産 にっさん のフォークリフトにはフォークの上下 じょうげ とチルトを1本 ほん のレバーにし、X字 じ に操作 そうさ する1本 ほん レバーモデルがあった。現在 げんざい は日産 にっさん 、日立 ひたち 、ニチユ、三菱 みつびし の統合 とうごう 会社 かいしゃ 、ロジスネクストの車両 しゃりょう で採用 さいよう されている。
従 したが って違 ちが うメーカーのフォークリフトに乗 の りかえると、操作 そうさ を間違 まちが うことがあるので注意 ちゅうい が必要 ひつよう 。事業 じぎょう 所 しょ によっては改造 かいぞう して操作 そうさ 方法 ほうほう を変更 へんこう している場合 ばあい もあるので、乗 の り慣 な れたメーカーのものでも油断 ゆだん はできない。
フォークリフトの動力 どうりょく 源 げん は、「バッテリー式 しき 」・「ガソリンエンジン式 しき 」・「ディーゼルエンジン式 しき 」の3つが多 おお く使 つか われている。近年 きんねん のエコ事情 じじょう により、「燃料 ねんりょう 電池 でんち 式 しき 」で動 うご くフォークリフトも国内外 こくないがい で発売 はつばい されつつある。
乗用車 じょうようしゃ やトラックで電気 でんき 自動車 じどうしゃ がなかなか普及 ふきゅう しないのとは対照 たいしょう 的 てき に、小型 こがた フォークリフトでは以前 いぜん からバッテリー車 しゃ が普及 ふきゅう しており、現在 げんざい では3トン以下 いか の小型 こがた フォークリフト需要 じゅよう の50 %以上 いじょう がバッテリー車 しゃ である。(日本 にっぽん 産業 さんぎょう 車両 しゃりょう 協会 きょうかい 調 しら べ)
使用 しよう 環境 かんきょう (換気 かんき が難 むずか しい、衛生 えいせい 環境 かんきょう に厳 きび しいなど)によっては、排気 はいき ガス が出 で ないことが大 おお きなアドバンテージとなる。
冷凍 れいとう 倉庫 そうこ 、食品 しょくひん 加工 かこう 場 じょう 、精密 せいみつ 部品 ぶひん の工場 こうじょう 内 うち など、排気 はいき を出 だ せない空間 くうかん に適 てき している。
「ガソリンエンジン式 しき 」・「ディーゼルエンジン式 しき 」特有 とくゆう の排気 はいき ガスによる健康 けんこう 被害 ひがい が全 まった く出 で ない。
燃料 ねんりょう 油 ゆ の運搬 うんぱん や保管 ほかん などが不要 ふよう なので、火災 かさい などの危険 きけん 性 せい が低 ひく く、危険 きけん 物 ぶつ を取 と り扱 あつか う手間 てま が掛 か からない。
電動 でんどう 機 き は騒音 そうおん が非常 ひじょう に小 ちい さく静粛 せいしゅく 性 せい が高 たか いので、住宅 じゅうたく 地 ち の事業 じぎょう 所 しょ や深夜 しんや 作業 さぎょう を行 おこな う事業 じぎょう 所 しょ に適 てき している。
事業 じぎょう 所内 しょない の一定 いってい の範囲 はんい だけで使用 しよう されることが多 おお く、長距離 ちょうきょり を走 はし るわけではないので、万 まん 一 いち バッテリー切 き れになっても、救援 きゅうえん が容易 ようい である。
深夜 しんや 電力 でんりょく の割引 わりびき 料金 りょうきん が適用 てきよう される事業 じぎょう 所 しょ では夜間 やかん 充電 じゅうでん を行 おこな えば、経済 けいざい 性 せい 、環境 かんきょう 性 せい が高 たか い。
バッテリーの大 だい 容量 ようりょう 化 か 、小型 こがた 軽量 けいりょう 化 か が進 すす み、内燃 ないねん エンジン車 しゃ と比 くら べて遜色 そんしょく ない連続 れんぞく 稼働 かどう 時間 じかん を得 え られるようになった。
エンジン音 おん が少 すく なく静 しず かであることは場合 ばあい によっては運転 うんてん 者 しゃ 以外 いがい の作業 さぎょう 者 しゃ がフォークリフトの接近 せっきん に気 き づきにくい欠点 けってん ともなるため、その欠点 けってん を補 おぎな うために警告 けいこく ランプをあえて取 と り付 つ けることが多 おお い。
ISOコンテナを扱 あつか う業種 ぎょうしゅ (海運 かいうん 会社 かいしゃ やJR貨物 かもつ など)ではコンテナを吊 つ り上 あ げるスプレッダー付 づけ の機種 きしゅ が使 つか われる。スプレッダーには空 そら コンテナ用 よう のサイドスプレッダー(車体 しゃたい 寄 よ り左右 さゆう 2か所 しょ のみを嵌 はま 合 ごう )と実入 みい りコンテナ用 よう のトップリフター (全 ぜん 4か所 しょ を嵌 はま 合 ごう )がある。
原木 げんぼく や丸太 まるた 材 ざい を扱 あつか う業種 ぎょうしゅ ではフォークが上下 じょうげ に大 おお きくダンプするヒンジドフォークが多用 たよう されている。ヒンジドフォークにバケットを装着 そうちゃく すれば、おがくず等 とう の比較的 ひかくてき 軽量 けいりょう な粉 こな 体 たい や粒 つぶ 体 たい を掬 すく い上 あ げて運搬 うんぱん することも出来 でき る。
ドラム缶 どらむかん の運搬 うんぱん にはドラム缶 どらむかん 用 よう アタッチメント(ドラムクリッパー)を使用 しよう する。クリップ部 ぶ がドラム缶 どらむかん の縁 えん を引 ひ っ掛 か けるように持 も ち上 あ げ、下 お ろした際 さい にはクリップ部 ぶ から外 はず れるような仕掛 しか けになっている。1もしくは2本 ほん ずつ釣 つ り上 あ げるフロントタイプと、4本 ほん ずつ釣 つ り上 あ げるセンタータイプがある。
ロールクランプの装着 そうちゃく により、ドラム缶 どらむかん や新聞 しんぶん 印刷 いんさつ 用 よう 原紙 げんし など大 おお きな円筒 えんとう 状 じょう 荷物 にもつ をそのまま掴 つか み上 あ げて運搬 うんぱん したり、持 も ち上 あ げた荷物 にもつ を回転 かいてん させたりできるものもある。
トラックに積 つ み付 づ けを行 おこな う場合 ばあい にフォークを数 すう 十 じゅう センチ程度 ていど 左右 さゆう に動 うご かせるもの(サイドシフト)もある。
特 とく に長 なが い「つめ」が必要 ひつよう な場合 ばあい 、「つめ」に「サヤ」(鞘 さや )を取 と り付 つ けることがある。
「シングル・ラム」丸 まる 棒状 ぼうじょう の1本 ほん 爪 つめ 。側面 そくめん に丸 まる 穴 あな を有 ゆう するケーブルドラムや薄 うす 鋼板 こうはん 出荷 しゅっか コイルなどをパレットを用 もち いず直接 ちょくせつ 運搬 うんぱん する場合 ばあい に適 てき する。
本来 ほんらい の荷役 にやく 作業 さぎょう ではないが、積雪 せきせつ 地 ち ではメーカーオプションや部品 ぶひん メーカー製品 せいひん ・ユーザが個別 こべつ 発注 はっちゅう などしたバケット・除雪 じょせつ ブレードを取付 とりつ けて、会社 かいしゃ 敷地 しきち 内 ない などで除雪 じょせつ 車 しゃ 代 か わりにも用 もち いられる。詳細 しょうさい についてはスノーバケット の項 こう を参照 さんしょう 。
構内 こうない 作業 さぎょう だけに用 もち いて公道 こうどう 走行 そうこう を行 おこな わないフォークリフトでは、自動車 じどうしゃ 登録 とうろく してナンバープレート を掲示 けいじ する義務 ぎむ は無 な い。事業 じぎょう 者 しゃ がフォークリフトを取得 しゅとく して市区 しく 町村 ちょうそん に登録 とうろく せず軽自動車 けいじどうしゃ 税 ぜい を納 おさ めない場合 ばあい は、固定 こてい 資産 しさん 税 ぜい の償却 しょうきゃく 資産 しさん として課税 かぜい される。小型 こがた 特殊 とくしゅ の軽自動車 けいじどうしゃ 税 ぜい の方 ほう が安 やす い場合 ばあい があるので、構内 こうない だけを走 はし るフォークリフトでもナンバーを取得 しゅとく することがある。小型 こがた 特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ を含 ふく む軽自動車 けいじどうしゃ 税 ぜい は、公共 こうきょう 用途 ようと 等 とう の免除 めんじょ あるいは一部 いちぶ の減免 げんめん 規定 きてい を除 のぞ き、公道 こうどう 走行 そうこう の有無 うむ を問 と わずに課税 かぜい 対象 たいしょう となり、軽自動車 けいじどうしゃ 税 ぜい を納付 のうふ した証票 しょうひょう としてナンバープレートが交付 こうふ されるからである。詳細 しょうさい は、各 かく 市区 しく 町村 ちょうそん の軽自動車 けいじどうしゃ 税 ぜい 担当 たんとう 部署 ぶしょ に問 と い合 あ わせのこと。なお、大型 おおがた 特殊 とくしゅ の場合 ばあい は、運輸 うんゆ 局 きょく 運輸 うんゆ 支局 しきょく などでの登録 とうろく が必要 ひつよう (9ナンバー )。この場合 ばあい 、自動車 じどうしゃ 重量 じゅうりょう 税 ぜい の対象 たいしょう となり、車検 しゃけん が必要 ひつよう で、固定 こてい 資産 しさん 税 ぜい の償却 しょうきゃく 資産 しさん の対象 たいしょう となる。構内 こうない 作業 さぎょう 車 しゃ でナンバーがなければ償却 しょうきゃく 資産 しさん で課税 かぜい される。
トヨタL&F ジェネオの操作 そうさ 系 けい
労働 ろうどう 安全 あんぜん 衛生 えいせい 法 ほう の免許 めんきょ 等 とう
編集 へんしゅう
労働 ろうどう 行為 こうい (業務 ぎょうむ )としてフォークリフトを運転 うんてん 操縦 そうじゅう する者 もの は、運転 うんてん 操縦 そうじゅう するフォークリフトの積載 せきさい 荷重 におも に応 おう じ、労働 ろうどう 安全 あんぜん 衛生 えいせい 法 ほう に規定 きてい する技能 ぎのう 講習 こうしゅう を受講 じゅこう し修了 しゅうりょう 証書 しょうしょ を所持 しょじ した者 もの 、または、特別 とくべつ 教育 きょういく を受 う けた者 もの でなければならない。また、道路 どうろ 交通 こうつう 法 ほう が適用 てきよう される道路 どうろ または地所 じしょ を走行 そうこう 運転 うんてん する場合 ばあい は車両 しゃりょう 登録 とうろく 区分 くぶん に応 おう じた自動車 じどうしゃ 運転 うんてん 免許 めんきょ 証 しょう の交付 こうふ を受 う けて、これを携帯 けいたい した者 もの でなければならない。
最大 さいだい 積載 せきさい 荷重 かじゅう 1t以上 いじょう のフォークリフトの運転 うんてん 業務 ぎょうむ
労働 ろうどう 安全 あんぜん 衛生 えいせい 法 ほう 第 だい 61条 じょう に規定 きてい するフォークリフト運転 うんてん 技能 ぎのう 講習 こうしゅう を受講 じゅこう し、修了 しゅうりょう 証 しょう の交付 こうふ を受 う け、かつ、フォークリフト運転 うんてん の業務 ぎょうむ に従事 じゅうじ する際 さい は修了 しゅうりょう 証 しょう を携帯 けいたい していなければならない。
具体 ぐたい 的 てき には、日本 にっぽん の都道府県 とどうふけん 労働 ろうどう 局長 きょくちょう 登録 とうろく 教習 きょうしゅう 機関 きかん 一覧 いちらん で実施 じっし される「フォークリフト運転 うんてん 技能 ぎのう 講習 こうしゅう 」の修了 しゅうりょう が義務 ぎむ づけられている。(罰則 ばっそく :事業 じぎょう 者 しゃ は6月以下 いか の懲役 ちょうえき 又 また は50万 まん 円 えん 以下 いか の罰金 ばっきん 、従事 じゅうじ 者 しゃ は50万 まん 円 えん 以下 いか の罰金 ばっきん )
最大 さいだい 積載 せきさい 荷重 かじゅう 1t未満 みまん のフォークリフトの運転 うんてん 業務 ぎょうむ
上記 じょうき 、フォークリフト運転 うんてん 技能 ぎのう 講習 こうしゅう 修了 しゅうりょう 証 しょう を携帯 けいたい する者 もの 、または、労働 ろうどう 安全 あんぜん 衛生 えいせい 法 ほう 第 だい 59条 じょう 第 だい 3項 こう に規定 きてい する特別 とくべつ 教育 きょういく を受講 じゅこう した者 もの でなければならない。具体 ぐたい 的 てき には、事業 じぎょう 者 しゃ (講習 こうしゅう 機関 きかん でも可 か )が実施 じっし する「フォークリフト運転 うんてん 特別 とくべつ 教育 きょういく 」の受講 じゅこう が義務付 ぎむづ けられている。(罰則 ばっそく :事業 じぎょう 者 しゃ は6月以下 いか の懲役 ちょうえき 又 また は50万 まん 円 えん 以下 いか の罰金 ばっきん )
また、事業 じぎょう 者 しゃ はこれら特別 とくべつ 教育 きょういく の記録 きろく を3年間 ねんかん 保管 ほかん しなければならない。(同 どう 条 じょう に基 もと づく労働 ろうどう 安全 あんぜん 衛生 えいせい 規則 きそく 第 だい 38条 じょう )
これらは、有害 ゆうがい または危険 きけん を伴 ともな う業務 ぎょうむ に就 つ く者 もの に義務付 ぎむづ けられた資格 しかく 、または事業 じぎょう 者 しゃ が労働 ろうどう 者 しゃ に労働 ろうどう 災害 さいがい 防止 ぼうし および安全 あんぜん 衛生 えいせい の維持 いじ に必要 ひつよう な知識 ちしき を付与 ふよ する目的 もくてき の特別 とくべつ 教育 きょういく であるため、例 たと え私有地 しゆうち であっても事業 じぎょう 者 しゃ の指示 しじ の下 した に行 おこな う労働 ろうどう 行為 こうい (業務 ぎょうむ )としてフォークリフトを運転 うんてん 操縦 そうじゅう する場合 ばあい には、これらの技能 ぎのう 講習 こうしゅう または特別 とくべつ 教育 きょういく を受 う けていなければならない。
技能 ぎのう 講習 こうしゅう と特別 とくべつ 教育 きょういく は、道路 どうろ 交通 こうつう 法 ほう の運転 うんてん 免許 めんきょ とは別 べつ のものである。よって、道交法 どうこうほう の自動車 じどうしゃ 運転 うんてん 免許 めんきょ だけでは作業 さぎょう 装置 そうち を使用 しよう (動 うご かす)する運転 うんてん 操縦 そうじゅう は一切 いっさい できず、また、労働 ろうどう 安全 あんぜん 衛生 えいせい 法 ほう の技能 ぎのう 講習 こうしゅう 修了 しゅうりょう または特別 とくべつ 教育 きょういく 受講 じゅこう だけでは、道路 どうろ 交通 こうつう 法 ほう が適用 てきよう される道路 どうろ または地所 じしょ でフォークリフトを走行 そうこう 運転 うんてん できない。
刑事 けいじ 罰 ばつ が無 な い事項 じこう であっても、違反 いはん していれば行政 ぎょうせい 当局 とうきょく の立 た ち入 い り検査 けんさ および行政 ぎょうせい 処分 しょぶん の対象 たいしょう となりうる。
なお、法令 ほうれい 上 じょう では「フオークリフト」表記 ひょうき となっている。
公道 こうどう 等 とう を通行 つうこう する場合 ばあい (道路 どうろ 交通 こうつう 法 ほう など)
編集 へんしゅう
まず、フォークリフトを道路 どうろ 交通 こうつう 法 ほう 第 だい 2条 じょう 第 だい 1項 こう に規定 きてい する道路 どうろ 、すなわち「公道 こうどう 」や、不 ふ 特定 とくてい の人 ひと や車 しゃ が自由 じゆう に通行 つうこう することができる場所 ばしょ などで自 じ 走 はし 運転 うんてん させる場合 ばあい には、その種別 しゅべつ に応 おう じ、運転 うんてん 者 しゃ が、車両 しゃりょう の規格 きかく に応 おう じた道路 どうろ 交通 こうつう 法 ほう 上 じょう の運転 うんてん 免許 めんきょ を受 う けていなければならない。(罰則 ばっそく :運転 うんてん 者 しゃ は3年 ねん 以下 いか の懲役 ちょうえき 又 また は50万 まん 円 えん 以下 いか の罰金 ばっきん 。事業 じぎょう 者 しゃ も両 りょう 罰 ばっ 刑 けい 。)
車体 しゃたい 寸法 すんぽう や最高 さいこう 速度 そくど によって「大型 おおがた 特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ 」と「新小 しんこ 型 がた 特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ 」と「小型 こがた 特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ 」に分類 ぶんるい され、それぞれ必要 ひつよう な運転 うんてん 免許 めんきょ が異 こと なる。区分 くぶん については、「特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ 」の項目 こうもく の「道路 どうろ 交通 こうつう 法 ほう の特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ 区分 くぶん 」に関 かん する項 こう を参照 さんしょう 。
さらに、道路 どうろ 運送 うんそう 車両 しゃりょう 法 ほう の特殊 とくしゅ 自動車 じどうしゃ の区分 くぶん に応 おう じ、フォークリフトが道路 どうろ 運送 うんそう 車両 しゃりょう の保安 ほあん 基準 きじゅん を満 み たしていなければならない。また、道路 どうろ 運送 うんそう 法 ほう の自動車 じどうしゃ 登録 とうろく (または臨時 りんじ 運行 うんこう 許可 きょか )が完了 かんりょう し、かつ有効 ゆうこう でなければならない。具体 ぐたい 的 てき には、運輸 うんゆ 局 きょく または自治体 じちたい 役場 やくば が交付 こうふ した有効 ゆうこう なナンバープレートを正 ただ しく付 つ けたものでなければ、公道 こうどう 等 とう を自 じ 走 そう してはならない。(登録 とうろく 対象 たいしょう 車 しゃ は6月以下 いか の懲役 ちょうえき 又 また は30万 まん 円 えん 以下 いか の罰金 ばっきん 、自治体 じちたい 対象 たいしょう 車 しゃ は番号 ばんごう 票 ひょう 表示 ひょうじ 義務 ぎむ 違反 いはん など)
フォークリフトに構内 こうない 作業 さぎょう 用 よう に施 ほどこ した改造 かいぞう であって、道路 どうろ 運送 うんそう 車両 しゃりょう の保安 ほあん 基準 きじゅん を満 み たしていないものは、公道 こうどう 走行 そうこう 時 じ には、保安 ほあん 基準 きじゅん を満 み たすように現状 げんじょう 復旧 ふっきゅう しなければならない。
さらに、当該 とうがい フォークリフトにつき自動車 じどうしゃ 損害 そんがい 賠償 ばいしょう 責任 せきにん 保険 ほけん に加入 かにゅう し、かつ有効 ゆうこう であること、加 くわ えて保険 ほけん の証明 しょうめい 書 しょ を運転 うんてん に際 さい し常時 じょうじ 携帯 けいたい していなければならない。(罰則 ばっそく :1年 ねん 以下 いか の懲役 ちょうえき または50万 まん 円 えん 以下 いか の罰金 ばっきん 。証明 しょうめい 書 しょ 不 ふ 携帯 けいたい は30万 まん 円 えん 以下 いか の罰金 ばっきん )
ほか、公道 こうどう 等 とう 上 じょう で自 じ 走 はし する場合 ばあい 、フォークリフト(のフォーク)への荷物 にもつ の荷役 にやく は禁止 きんし (積載 せきさい 条件 じょうけん 違反 いはん )、けん引 いん は禁止 きんし (けん引 いん 条件 じょうけん 違反 いはん )、作業 さぎょう 灯 とう の点灯 てんとう は禁止 きんし (整備 せいび 不良 ふりょう 等 とう )である。
刑事 けいじ 罰 ばつ が無 な い事項 じこう であっても、違反 いはん していれば行政 ぎょうせい 当局 とうきょく の立 た ち入 い り検査 けんさ および行政 ぎょうせい 処分 しょぶん の対象 たいしょう となりうる。
フォークリフトに関連 かんれん した労働 ろうどう 災害 さいがい で、毎年 まいとし 50人 にん 以上 いじょう が命 いのち を落 お としている[2] 。安全 あんぜん 衛生 えいせい 年鑑 ねんかん の統計 とうけい データ(2000年 ねん -2007年 ねん )によると、事故 じこ 原因 げんいん は「挟 はさ まれ・巻 ま き込 こ まれ」の38%が最 もっと も多 おお く、「墜落 ついらく ・転落 てんらく 」(20%)、「激突 げきとつ され」(18%)が続 つづ いている。マストに体 からだ が挟 はさ み込 こ まれる重大 じゅうだい 事故 じこ を防 ふせ ぐには、レバーの誤操作 ごそうさ につながる危険 きけん な作業 さぎょう (運転 うんてん 台 だい から身 み を乗 の り出 だ して物 もの を取 と るなど)を避 さ けることが重要 じゅうよう であるとともに、離 はなれ 席 せき 時 じ の操作 そうさ を無効 むこう 化 か するデッドマン装置 そうち も有効 ゆうこう である。
労働 ろうどう 安全 あんぜん 衛生 えいせい 規則 きそく 第 だい 151条 じょう の21に基 もと づき、1年 ねん を超 こ えない期間 きかん ごとに「特定 とくてい 自主 じしゅ 検査 けんさ 」(法定 ほうてい 検査 けんさ )が義務付 ぎむづけ られている。特定 とくてい 自主 じしゅ 検査 けんさ は、法定 ほうてい の検査 けんさ 資格 しかく を有 ゆう する自主 じしゅ 検査 けんさ 者 しゃ が行 おこな う必要 ひつよう がある。
また、1か月 げつ を超 こ えない範囲 はんい での定期 ていき 自主 じしゅ 検査 けんさ および運転 うんてん 前 まえ の始業 しぎょう 前 ぜん 点検 てんけん も義務付 ぎむづけ られている。定期 ていき 自主 じしゅ 検査 けんさ および始業 しぎょう 前 ぜん 点検 てんけん を行 おこな うのは自主 じしゅ 検査 けんさ 者 しゃ でなくてもよい。
日産 にっさん のフォークリフト(アグレス)
日本 にっぽん
海外 かいがい 主要 しゅよう メーカー
KION グループ(独 どく )
Linde MH(独 どく )
Still(独 どく )
OM Carrelli Elevatori S.p.A(伊 い )
Jungheinrich(独 どく )
Hyster-Yale Material Handling(米 べい )
Crown Equipment Corp.(米 べい )
Mitsubishi Caterpillar Forklift(日 ひ )
Cargotech (Kalmar) (フィンランド)
安徽 あんき 合力 ごうりょく (中 なか )
杭 くい 叉 また 集 しゅう 团(中 なか )
Clark Material Handling(韓 かん )
MANITOU (フランス)
^ 意匠 いしょう 分類 ぶんるい 定義 ていぎ カード(G2) 特許庁 とっきょちょう
^ a b 「改訂 かいてい フォークリフト運転 うんてん 者 しゃ 教本 きょうほん -技能 ぎのう 講習 こうしゅう 用 よう テキスト-」 著 ちょ :社団 しゃだん 法人 ほうじん 全国 ぜんこく 登録 とうろく 教習 きょうしゅう 機関 きかん 協会 きょうかい
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