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Halo 3 - Wikipedia

ヘイロー 3』(Halo 3)は、マイクロソフトより発売はつばいされたXbox 360ようのゲームソフトである。旧作きゅうさく同様どうよう開発かいはつバンジースタジオ担当たんとうしている。

Halo 3
ヘイロー3
ジャンル ファーストパーソン・シューティングゲーム
対応たいおう機種きしゅ Xbox 360
開発元かいはつもと バンジースタジオ
発売はつばいもと マイクロソフト
シリーズ HALOシリーズ
人数にんずう 1人ひとり〜4にん(オンラインプレイは2人ふたり〜16にん
メディア DVD
発売はつばい アメリカ合衆国の旗 2007ねん9がつ25にち
欧州連合の旗 2007ねん9がつ26にち
日本の旗 2007ねん9がつ27にちプラチナコレクション:2009ねん2がつ26にち
対象たいしょう年齢ねんれい CEROD(17さい以上いじょう対象たいしょう
ESRBM(17さい以上いじょう
PEGI16
OFLC: Mature
エンジン Halo Engine/ハヴォック
売上うりあげ本数ほんすう 日本の旗 8まんほん
1100まんほん以上いじょう
その Xbox Live、システムリンク対応たいおう
べいTIME "Top 10 Games of 2007" 1
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ほんさくは『Halo: Combat Evolved』、『Halo 2』につづヘイローシリーズの3さくほんさくをもって「オリジナル・トリロジー」が完結かんけつすることとなる。

キャッチコピーは「Finish the Fight」(「ケリをつけるときた」)[1]と「Believe」(「ビリーヴ」)[2]

日本にっぽんでのキャッチコピーは「BELIEVE それは、未来みらいしんじること。ヒーローをしんこと[3]

概要がいよう

編集へんしゅう
 
シアトルにてみずから『Halo 3』の販売はんばいをするビル・ゲイツマスターチーフ

『Halo 3』の発売はつばい先駆さきがけ、Xbox 360 Halo 3スペシャル・エディション発売はつばいされており、日本にっぽんでも発売はつばいされた。Xbox 360本体ほんたい、コントローラー、ハードディスク、ヘッドセットが『Halo 3』バージョンとなっており、にD端子たんし、HD AVケーブル、LANケーブル、ACアダプター、『Halo 3』ゲーマーアイコンとテーマご利用りようコード、取扱とりあつかい説明せつめいしょたんさん乾電池かんでんち2ほん付属ふぞくする。

今回こんかいも『Halo 2同様どうよう初回しょかい限定げんていの『Halo 3 リミテッド・エディション』(Halo 3:Limited Collector's Edition)が発売はつばいされる。メタルケース仕様しようで、特典とくてん映像えいぞう収録しゅうろくした360ようディスクと別冊べっさつ付録ふろく付属ふぞくする。『Halo 3:リミテッド・エディション』の内容ないよう以下いかのようなものがふくまれている。

リファンレスブック
各種かくしゅぞく生態せいたいけい社会しゃかい構造こうぞうテクノロジーについての紹介しょうかいえがかれている。豪華ごうかハードカバー仕様しよう
ボーナス ディスク(特典とくてんDVD)
開発かいはつしゃによる解説かいせつや、完成かんせいまでのみちのり、舞台裏ぶたいうらなどが紹介しょうかいされる『メイキング・オブ・ヘイロー3』、マルチプレイの魅力みりょく紹介しょうかいする『ショートムービー』、ゲーマーアイコンやコンセプト・アート収録しゅうろくした『ボーナスコンテンツ』、ミニゲームの『ワートホグ・ロンチ』からる。

また、日本にっぽん以外いがいくにでは上記じょうき限定げんていばん内容ないようくわマスターチーフのヘルメットがたディスクケースとLegendary DVDがどうこりされた『ヘイロー3:レジェンダリー・エディション』(Halo 3 Legendary Edition)も発売はつばいされた。にはワイヤレスヘッドセットとワイヤレスコントローラーの『Halo 3』バージョンがリリースされている。イラストはトッド・マクファーレンによるもの。

北米ほくべいでは2007ねん9がつ25にち発売はつばい開始かいしされた深夜しんやれいから24あいだあいだで1おく7000まんドルのげを記録きろくXbox 360げを爆発ばくはつてき向上こうじょうさせる起爆きばくざいとなる[4]

結果けっか、『Halo 3』はXbox 360でもっとも注目ちゅうもく期待きたいあつめ、発売はつばいされた2007ねんまでのXbox 360ソフトではぜん世界せかいもっとれたゲームソフトとなった(Xbox 360が生産せいさん中止ちゅうしになった2016ねんまでのぜん世界せかい累計るいけい売上うりあげランキングでは、やく1212まんほんで7)。なお、『Halo 3』までのぜん世界せかいシリーズ累計るいけいは2,480まんほんとなっている[5]

マルチプレイヤー機能きのう全般ぜんぱんHalo ReachHalo 4とともに2022ねん1がつ13にちをもってサービスが終了しゅうりょうしたため、そのはHalo The Master Chief Collectionじょうのマルチプレイ機能きのう利用りようすることが推奨すいしょうされる。[6]

ゲーム・システム

編集へんしゅう
 
コントローラーのあつかかた基本きほん操作そうさ以前いぜんのシリーズと大差たいさなく、変更へんこうされたのはRBでアクション、Xでアイテムの使用しようという部分ぶぶんのみである。

HALOはファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)[7]であり、プレイヤーは主人公しゅじんこうである“マスター・チーフ” と一体化いったいかしてゲームをすすめていく。ゲーム画面がめんはチーフが着用ちゃくようするパワード・スーツヘッドアップディスプレイ(HUD)の視点してん進行しんこうし、そこには照準しょうじゅんとモーション・トラッカーとばれるレーダー。そして使用しようする武器ぶき手榴弾しゅりゅうだんざんだんすう攻撃こうげきけた場合ばあいはその方角ほうがく。そして状況じょうきょうおうじたシステム・メッセージが表示ひょうじされる。

FPSというゲームじょう大体だいたい攻撃こうげきには銃火じゅうか使用しようする。チーフは2種類しゅるいまで武器ぶきつことが可能かのうで、それらの武器ぶきはステージちゅうひろうか、てきからうばう。あるいは味方みかた交換こうかんをすることによって入手にゅうしゅすることが出来できる。なお、サブ・マシンガンなどの小型こがたかた手持てもちが可能かのう武器ぶきかんしては両手りょうて装備そうびすることが可能かのうで(いわゆるちょう拳銃けんじゅう)、そのさい最大さいだい3ちょう武器ぶき携帯けいたいすることが可能かのうである。

武器ぶきのほかには戦車せんしゃジープ戦闘せんとうなどのもの登場とうじょうし、それらにってゲームをすすめていくこともある。ただし、もの一人ひとりってもちから発揮はっきしないものが存在そんざいし、シングルプレイであれば味方みかた海兵かいへいたいと。マルチプレイであればのプレイヤーとることがかぎとなる。また、『Halo 2以降いこうからはてき操縦そうじゅうするもの強奪ごうだつすることが可能かのうとなっており、今回こんかい同様どうようである。

この作品さくひんはマルチリージョンに対応たいおうしており、言語げんご機能きのう搭載とうさいされているが、日本にっぽんばんではすべての台詞せりふ日本語にほんご固定こていされる。

このように、基本きほんシステムはこれまでのHALOシリーズいだかたちとなっている。

 また、ゲームのリプレイ三人称さんにんしょう視点してん任意にんい角度かくどから観賞かんしょうできるシアターモード、マルチプレイようマップを自由じゆうにカスタマイズできるFORGEモードなども搭載とうさいされている。

変更へんこう更新こうしんされた部分ぶぶんとして以下いかてんげられる。

スコア制度せいど追加ついか
シューティングゲームとしては基本きほんてきだが、『Halo 3』はスコアアタックが可能かのうとなっている。てき撃破げきはすると特典とくてん加算かさん自分じぶんたおされたり味方みかた殺害さつがいすると減点げんてん。ヘッドショット(後頭部こうとうぶ急所きゅうしょへの射撃しゃげき)、同時どうじ撃破げきはなどでさら加算かさんなど多数たすう
キャンペーンの4にん同時どうじプレイ。
今回こんかいは4にんまでキャンペーンに参加さんかできるようになった(ただしXbox Liveによるオンラインか、システム・リンク限定げんてい)。

キャンペーン・モード

編集へんしゅう

キャンペーン・モードはほんさくかくであり、プレイヤーはマスターチーフとなってストーリーをすすめてゆく。かくレベルはなんかくレベルごとに誤差ごさがあるものの、大体だいたいは30ふん〜1あいだほどでクリアすることが可能かのう。また、ステージのよう所要しょようしょにはチェックポイントもうけられており、ミスをしてもなんでもそこからやりなおすことが出来できる。

レベル一覧いちらん

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アライバル(Arrival)
衝撃しょうげきそなえる(Brace for Impact)
シエラ117(Sierra 117)
戦闘せんとう開始かいしする(Rise up. Start the Fight)
クロウズネスト(Crow's Nest)
脱出だっしゅつルートを確保かくほする(Clear the Base, Whatever it Takes.)
サボハイウェイ(Tsavo Highway)
ヴォイのまち目指めざす(Mount up. Get to Voi)
ストーム(The Storm)
まちもど突破口とっぱこうひらく(Reclaim the City. Make a Hole)
フラッドゲート(Flood Gate)
フラッドの拡散かくさん阻止そししコルタナをつけす(Stop the Infestation. Find Cortana)
アーク(The Ark)
カートグラファーをつけす(Search the Waste for the Cartographer)
コヴナント(The Covenant)
バリアを解除かいじょ預言よげんしゃ野望やぼう阻止そしする(Breach the Barrier. Stop Truth)
コルタナ(Cortana)
ハイチャリティを浄化じょうかしコルタナを救出きゅうしゅつする(Cleanse High Charity. Save Cortana)
ヘイロー(HALO)
ヘイローを起動きどうしフラッドをほうむる(Light the ring. Destroy the Flood)

これまでのあらすじ

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序章じょしょう

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26世紀せいき人類じんるい科学かがく飛躍ひやくてき進歩しんぽし、ひかりはやさよりはやワープ、「光速こうそく移動いどう」とばれることが可能かのうになった。人類じんるい太陽系たいようけい外部がいぶへと進出しんしゅつし、地球ちきゅうがいにいくつもの殖民しょくみんもうけた。太陽系たいようけいがい進出しんしゅつ過程かていで、「リーチ」と「ヤード」とばれる惑星わくせい人類じんるい交通こうつう要所ようしょとなった。惑星わくせい「リーチ」と「ヤード」は民間みんかん軍用ぐんようどもだい規模きぼ本格ほんかくてき造船ぞうせんしょ存在そんざいし、施設しせつ充実じゅうじつする「だい地球ちきゅう」ともいえる惑星わくせいであった。

2525ねん。「未知みち勢力せいりょく遭遇そうぐうした」との連絡れんらく最後さいごに、遠方えんぽう植民しょくみん惑星わくせい「ハーベスト」から連絡れんらく途絶とだえる。これを調査ちょうさするため、UNSC(地球ちきゅうぐん)はハーベストに戦闘せんとう部隊ぶたいおくむ。だが、惑星わくせいハーベストから帰還きかんしたのは大破たいは撃沈げきちん寸前すんぜんのUNSCかん1せきのみで、傍受ぼうじゅした通信つうしんから相手あいては「コヴナント」としょうし、「人類じんるい存在そんざいかみへの冒涜ぼうとくである」と、聖戦せいせん布告ふこくしてきたのだった。これが、人類じんるいとコヴナントのファースト・コンタクトとなる。

2550年代ねんだい。コヴナントの圧倒的あっとうてき軍事ぐんじりょくにより、人類じんるいは25ねんあいだおおくの植民しょくみんほろぼされる。これに危機ききかんいたUNSCの艦隊かんたい司令しれいかんプレストン・コールは「いかなる宇宙船うちゅうせん地球ちきゅう接近せっきんさせてはならない」という『コール議定ぎていしょ』を確定かくていさせる。一方いっぽう人類じんるいはコヴナントに対抗たいこうするための特殊とくしゅ部隊ぶたい「Spartan」を組織そしき。これらの特殊とくしゅ部隊ぶたいをコヴナントの本拠地ほんきょちおくみ、直接ちょくせつコヴナントの指導しどうしゃ捕獲ほかくするという作戦さくせん準備じゅんびされていた。そのあいだにもコヴナントは進撃しんげきつづけ、2552ねんには惑星わくせいリーチにをかけようとしていた……。

アルファ・ヘイローのたたか

編集へんしゅう

ある、スリップスペース(いわゆるワープ)から300せき以上いじょうのコヴナント艦隊かんたい惑星わくせいリーチ周辺しゅうへん出現しゅつげん。それはSpartan部隊ぶたいをコヴナントの本拠地ほんきょちおくみ、指導しどうしゃである預言よげんしゃ捕獲ほかく任務にんむ実行じっこうされるにちまえのことであった。

コヴナントぐんによる惑星わくせいリーチへの攻撃こうげき惨状さんじょうきわめ、現地げんち戦力せんりょくもほぼ全滅ぜんめつしUNSCは惑星わくせいリーチの放棄ほうきはじめる。どう惑星わくせい戦闘せんとう参加さんかしていたマスターチーフは「戦艦せんかんオータム」に搭乗とうじょうしてリーチを脱出だっしゅつ。オータムごう艦長かんちょうである「ジェイコヴ・キース」はそのまま地球ちきゅうとはべつ方向ほうこうかじり、みずからがおとりとなってコヴナントを地球ちきゅうからとおざけようとする……。

そしておとりとしての逃走とうそうつづけるうちに、キース艦長かんちょう戦艦せんかんオータムごうなぞつつまれたリング形状けいじょう惑星わくせい「ヘイロー」を発見はっけんする。マスターチーフや海兵かいへいたいたちはそこでコヴナントとたたかつづけるうちに「ヘイローの正体しょうたい」をることとなるのであった。

デルタ・ヘイローのたたか

編集へんしゅう

マスターチーフらの活躍かつやくにより、ぜん宇宙うちゅうじょう存在そんざいする知的ちてき生命せいめいたい存亡そんぼうおびやかす究極きゅうきょく兵器へいき「HALO」(ヘイロー)は跡形あとかた破壊はかいされた。しかし、コヴナントの地球ちきゅう侵略しんりゃくまえのものとなっており、マスターチーフはジョンソン軍曹ぐんそうとも地球ちきゅう帰還きかん地球ちきゅう防衛ぼうえいプラットフォームである「ステーション・カイロ」にてしん装備そうび受領じゅりょうとセレモニーに出向でむくが、かれらの帰還きかんまもなくコヴナントの地球ちきゅう侵攻しんこうはじまる。

マスターチーフらは地球ちきゅう降下こうかしたコヴナントぐん退しりぞけるため、その団体だんたい指揮しきかんである「預言よげんしゃ」の確保かくほ目指めざすが、預言よげんしゃふねはワープで逃走とうそう開始かいししてしまう。チーフをせた地球ちきゅうぐんフリゲふりげト艦とかん艦長かんちょうであるミランダ・キース中佐ちゅうさはすぐさま預言よげんしゃふね追跡ついせき開始かいし。その過程かてい宇宙うちゅう彼方かなたにあるリング形状けいじょう惑星わくせいヘイローを発見はっけんする。ヘイローはひとつだけではなく、ほかにも多数たすうのヘイローが存在そんざいした。

それらのヘイローをすべて発動はつどうさせることにより、「おおいなる旅立たびだち」、いわゆる救済きゅうさいへのみちひらかれると確信かくしんするコヴナントは、預言よげんしゃ追跡ついせきしてきた地球ちきゅうぐんやフラッドの妨害ぼうがいけつつも、インデックスを入手にゅうしゅのこるすべてのヘイローを待機たいき状態じょうたい移行いこうさせることに成功せいこうする。

マスターチーフは 「おおいなる旅立たびだち」、つまりぜん宇宙うちゅう生命せいめいたい絶滅ぜつめつさせるがねかせないために、預言よげんしゃ追跡ついせきしフォアランナーのいにしえふねみ、預言よげんしゃとも地球ちきゅうへと帰還きかんした。

終章しゅうしょう

編集へんしゅう

フラッドの拡散かくさん悪魔あくまことマスターチーフの出現しゅつげんとう予期よきせぬことに遭遇そうぐうしつつも、預言よげんしゃつい待望たいぼうの「おおいなる旅立たびだち」の最終さいしゅう段階だんかいにまでたどりく。しかし、一部いちぶのコヴナントが「おおいなる旅立たびだち」の真相しんそうり、その結果けっかコヴナントで内乱ないらん発生はっせい。そしてエリートぞくのアービターは人類じんるいむことを決断けつだんした。

一方いっぽう、UNSCは月面げつめんでの決戦けっせん敗北はいぼく艦隊かんたいうしなった結果けっか地球ちきゅう防衛ぼうえいラインをうしなってしまい、コヴナントは地球ちきゅう占領せんりょう。そしてかれらは長年ながねんさがしていた 「すべて(すべて)のヘイロー」を遠隔えんかく操作そうさする「かぎ」の発掘はっくつ開始かいしした。コヴナントがもとめる「おおいなる旅立たびだち」への切符きっぷ所在しょざいのどの惑星わくせいでもなく、人類じんるいははぼしである地球ちきゅう存在そんざいしたのであった。そのかぎ捜索そうさく過程かていでコヴナントの地球ちきゅう蹂躙じゅうりん本格ほんかくし、人類じんるい滅亡めつぼう時間じかん問題もんだいとなっていた。

だが、まだ人類じんるいにチャンスはのこされていた。コヴナントの調停ちょうていしゃであるアービターとその同胞どうほうであるサンヘイリ(エリート)ぞく人類じんるいとの一時いちじてき軍事ぐんじ同盟どうめい希望きぼうし、とも真実しんじつ預言よげんしゃ打倒だとうしようという。そしてさらに、その真実しんじつ預言よげんしゃ現在げんざい人類じんるいはなさきである地球ちきゅうケニアにあるニュー・モンバサにある遺跡いせきるという。また、どう時期じきにスパルタン117:マスターチーフがUNSCのもと帰還きかん。そこでUNSCはモンバサにそう攻撃こうげき仕掛しかけ、真実しんじつ預言よげんしゃ野望やぼう阻止そしするため最後さいご作戦さくせん開始かいしするのだった。

ついに、ケリをつけるときたのである。

マスターチーフとアービターは、幾多いくた死闘しとうえ、真実しんじつ預言よげんしゃのいる場所ばしょ「アーク」に辿たどりつく。そこはすべてのHALOを遠隔えんかく操作そうさできるシステムの存在そんざいする場所ばしょだった。ブルートたちにらわれたジョンソンをたすけるべく、果敢かかんにもアーク内部ないぶ強行きょうこう突入とつにゅうするミランダ・キース中佐ちゅうさ。しかし彼女かのじょ真実しんじつ預言よげんしゃ凶弾きょうだんたおれてしまう。その直後ちょくごあらわれたチーフによりアークは機能きのう停止ていし。「おおいなる旅立たびだち」は直前ちょくぜん阻止そしされ、真実しんじつ預言よげんしゃもアービターにより刺殺しさつされた。預言よげんしゃ死体したいをかなぐりて、雄叫おたけびをあげるアービター。勝利しょうり余韻よいんひたあいだもなく、大量たいりょうのフラッドたち襲撃しゅうげきしてくる。

コヴナントの本拠地ほんきょちハイチャリティにたどりいたチーフは、『Halo 2』にてそこにのこされていたコルタナをたすす。 進化しんかしたフラッドの執拗しつよう妨害ぼうがい苦戦くせんしつつも、チーフはフラッドに占拠せんきょされたハイチャリティを破壊はかいすることに成功せいこうする。かれはアービター、コルタナとともにヘイローへとかった。それはかつてチーフが破壊はかいしたヘイロー「Installation 04」の代理だいりひんであった。このヘイローは現在げんざい完全かんぜん起動きどうできる状態じょうたいではない。いまこれを使つかえば、ぜん宇宙うちゅう知的ちてき生命せいめいたい根絶こんぜつさせずに、フラッドだけをほうむることが出来できる。

フラッドをほうむるべく、不完全ふかんぜん状態じょうたいのままのヘイローを起動きどうさせようとするチーフとジョンソン。しかしモニターはそれをゆるさなかった。モニターにたれ瀕死ひんしのジョンソンからったスパルタンレーザーでモニターを破壊はかいするチーフ。しずかにいきったジョンソンをのちに、チーフ、コルタナ、アービターの3にんはワートホグで宇宙船うちゅうせん脱出だっしゅつ。しかし宇宙船うちゅうせん破損はそんし、船内せんない後部こうぶにいたチーフとコルタナは宇宙うちゅう空間くうかんのこされ、操縦そうじゅうせきにいたアービターだけが地球ちきゅうへと帰還きかんした。

ながきにわたるコヴナントと人類じんるい不毛ふもう戦争せんそうわりをげた。戦没せんぼつしゃたち葬儀そうぎがフッド提督ていとくによりおごそかにおこなわれる。UNSCのあいだでは、チーフは「名誉めいよ戦死せんし」をげたとなされていた。アービターと握手あくしゅわし、「やつは、いまだにしんじがたい」と感慨かんがいふかげにかたるフッド提督ていとく。アービターはチーフのコードネーム「117」を慰霊いれいきざみ、のエリートぞくとも故郷こきょうへとかえってゆく。

一方いっぽうそのころ宇宙船うちゅうせんのこされたチーフは、コルタナに「なにかあったらこしてくれ」と冷凍れいとう睡眠すいみんはいるのだった。

主要しゅよう登場とうじょう人物じんぶつ

編集へんしゅう
Spartan-117 マスター・チーフMaster Chief Petty Officer John-117))
ほんさく主人公しゅじんこうであるプレイヤー・キャラクター。
すで壊滅かいめつした特殊とくしゅ部隊ぶたい "Spartan-II Project" (スパルタン-II・プロジェクトまたはスパルタン計画けいかく)の唯一ゆいいつのこりで、ありとあらゆる武器ぶき兵器へいき知識ちしきそなえ、戦闘せんとうかんしてはならものがいないほどの実力じつりょくゆうする。圧倒的あっとうてき戦闘せんとう能力のうりょく数々かずかず実績じっせきつチーフは、実質じっしつじょう人類じんるい最後さいご希望きぼう」といえる。
かつては「惑星わくせいリーチ」にて大勢おおぜいのSpartanと在住ざいじゅうしていたが、リーチが破壊はかいされたことにより唯一ゆいいつのこりとなる。しかしながら一般いっぱんてきにSpartanは惑星わくせいリーチで全滅ぜんめつしたとされており、アルファ・ヘイローでのたたかいをえ、地球ちきゅう帰還きかんしたさいおおくの兵士へいしたちをおどろかせた。
スパルタンは通常つうじょう人間にんげんよりもたか戦闘せんとう能力のうりょくち、これまでコヴナントがわ甚大じんだい被害ひがいしてきたことから、畏怖いふめて「悪魔あくま」(The Demon)とばれるようになる[8]いまさくでの「シエラ117」というコードネームは「Spartan-117」の頭文字かしらもじである「S」のフォネティックコードにあたる。
マスターチーフというかたは、かれ階級かいきゅうであるマスターチーフペティーオフィサー(さい先任せんにん上級じょうきゅうへい曹長そうちょう)からきているものであり、正式せいしきではない。本名ほんみょう認識にんしき番号ばんごうであるジョン-117というほうただしいが、スパルタンの情報じょうほうはそのほとんどが機密きみつあつかいとされており、本名ほんみょうものはごくかぎられているため一般いっぱんてきにはマスターチーフとしてひろまっている。
エンディングではUNSCに戦死せんししたとなされたが、宇宙船うちゅうせん残骸ざんがいなか存命ぞんめいしていた。
コルタナ(UNSC AI number 0452-9, Cortana
高度こうど知能ちのうをもつAIホログラムにより具現ぐげんすることも出来できる。
マスターチーフとならんで出番でばんおおいキャラクターであり、これまでの出来事できごとによってにんあいだにはあきらかに強力きょうりょくきずなまれている。そんなコルタナはマスターチーフの精神せいしん一部いちぶといっても過言かごんではなく、前作ぜんさくHalo 2』でわかれて以降いこう彼女かのじょあんじるチーフのまえ幻覚げんかくとしてなん登場とうじょうする。このさい台詞せりふ一部いちぶは、彼女かのじょ開発かいはつしゃであるキャサリン・ハルゼイ博士はかせの、小説しょうせつばんHalo: The Fall of Reach』での台詞せりふ引用いんようしたものである。ハルゼイ博士はかせ自身じしんのうをコルタナの頭脳ずのう利用りようしたため、その記憶きおくのこっているのか、この幻覚げんかくでの台詞せりふは、スパルタンに徴兵ちょうへいされたばかりのおさないジョン(=マスターチーフ)とわされた会話かいわおもとなっている。また、どう小説しょうせつによるとコルタナのような利口りこうなAI(人類じんるいのAIは高度こうど知能ちのうゆうするが運用うんよう可能かのう期間きかんみじかいスマートAIと、知能ちのうレベルはそれほどでもないが運用うんよう可能かのう期間きかんながいダムAIに分類ぶんるいされる)は日々ひび学習がくしゅうするので、知識ちしきりょう膨大ぼうだいになっていき最終さいしゅうてき思考しこうおもくなりぎ7ねん正常せいじょう動作どうさしなくなる(ランパンシー現象げんしょう)とされている。チーフとコルタナの関係かんけい恋人こいびと相棒あいぼう仕事しごと仲間なかまなど様々さまざま意見いけんているが、とく公式こうしき設定せっていはされていない模様もよう
バンジースタジオのスタッフいわく「コルタナはマスターチーフの守護しゅご天使てんし」だとのこと。
エイヴリー・ジョンソン(Sergeant Major Avery J. Johnson
マスターチーフやコルタナとともに、『Halo: Combat Evolved』での戦闘せんとうのこった海兵かいへい隊員たいいん一人ひとり生存せいぞんしゃはその戦闘せんとうなどでジョンソンをのぞ全員ぜんいん死亡しぼう)。
いちさく冒頭ぼうとうのカットシーンから圧倒的あっとうてき存在そんざいかんしめつづけ、ほんシリーズにおいてはマスターチーフとなら看板かんばんキャラクターとなる。『Halo: Combat Evolved』においては、最後さいごのカットシーンでチーフたち以外いがい全滅ぜんめつした説明せつめいがなされるのにくわえ、最高さいこうなんをクリアするとかれ最期さいごあきらかにされるのだが、そのHalo 2』に何事なにごとかったかのように登場とうじょうし、以降いこうだい活躍かつやくする。その不可解ふかかいなまでのしぶとさから、マスターチーフをのぞけば「最強さいきょう人間にんげん」とえるかもしれない[9]
帽子ぼうし葉巻はまきがトレードマーク。自称じしょう " レディの要望ようぼうには敏感びんかんおとこ "。なん死地しちをくぐりけてきた歴戦れきせん勇士ゆうしである。
Halo 2』の冒頭ぼうとうでコロニアルじゅう勲章くんしょう受章じゅしょうともとう軍曹ぐんそうから上級じょうきゅう曹長そうちょう昇格しょうかくした。しかしながら、はつ登場とうじょうはジョンソンという名前なまえく(ただしゲームデータない黒人こくじん軍曹ぐんそう関連かんれんのファイルめいにはJohnsonが使つかわれており、すくなくともこの時点じてん設定せっていじょうではジョンソンのがあった模様もよう。なお、白人はくじん軍曹ぐんそうなど海兵かいへい隊員たいいんのファイルにも名前なまえけられている)、たん軍曹ぐんそうばれていたため、『Halo: Combat Evolved』に登場とうじょうする軍曹ぐんそうほう認知にんちたか場合ばあいがある[10]
終盤しゅうばん、ヘイロー起動きどう直前ちょくぜんにモニターにレーザーでたれ、死亡しぼうする。しかし、かれしてなお心強こころづよ味方みかただった。
ミランダ・キース中佐ちゅうさCommander Miranda Keyes
Halo 2』から登場とうじょうしたUNSCの女性じょせい士官しかん。『Halo: Combat Evolved』に登場とうじょうしたオータム艦長かんちょう、ジェイコヴ・キースのむすめ
前作ぜんさくにおける、デルタ・ヘイローでのインデックス争奪そうだつせんでは地球ちきゅうぐん指揮しきり、最終さいしゅうてきにはジョンソン軍曹ぐんそうとともに「アービター」たちエリートぞく共闘きょうとうむすぶこととなる。冷静れいせい的確てきかく判断はんだんりょくぬしだが、敵艦てきかんにとっさにみずからのふね接近せっきんさせともにワープをこころみるなど、父親ちちおやおとらない大胆だいたんさをけている。
ジョンソンをたすけるためアークに突入とつにゅう真実しんじつ預言よげんしゃにスパイカーでたれ死亡しぼう
テレンス・フッド提督ていとくFreet Admiral Terrence Hood
かつて地球ちきゅう防衛ぼうえいプラットフォームのひとつ「ステーション・カイロ」の司令しれいかんだった人物じんぶつ月面げつめん基地きち艦隊かんたい地球ちきゅう防衛ぼうえいラインが崩壊ほうかいしたいまかれ実質じっしつじょうのUNSC最高さいこう司令しれいかんである。
周囲しゅういからは「司令しれいかん」または「フッドきょう」とばれ、残存ざんそんする地球ちきゅうぐんひきいて最後さいご抵抗ていこうこころみる。かれはエリートぞく同盟どうめいむすぶことは承諾しょうだくしているものの、これまで人類じんるい愚弄ぐろうしてきたコヴナントの一部いちぶであるかれらをれておらず、けっして親交しんこうふかめようとはしない。なお、かれは『Halo 2』からの登場とうじょうだが、それ以前いぜん小説しょうせつでよりはや登場とうじょうしている。
エンディングでは戦没せんぼつしゃたちの葬儀そうぎおこなう。とも参列さんれつしていたアービターにたいしては、最後さいごまで完全かんぜんけることはなかったものの、マスターチーフをささつづけたアービターに感謝かんしゃ気持きもちをつたえ、握手あくしゅわした。
アービター(The Arbiter
もとコヴナント艦隊かんたい司令しれいかん、ゼル・ヴァダム(Thel 'Vadam)。エリートぞく。「悪魔あくま」ことマスターチーフによりアルファ・ヘイロー破壊はかいされ、それととも艦隊かんたい甚大じんだい被害ひがいけてしまう。この顛末てんまつ責任せきにんらされ、艦隊かんたい司令しれい解任かいにんされたうえ、「異端いたんしゃ」の烙印らくいんされた。そのまま公開こうかい処刑しょけいうところだったが、コヴナントの調停ちょうていしゃ(アービター)として預言よげんしゃ直属ちょくぞく戦士せんしにんぜられる。
その預言よげんしゃめいずるままに行動こうどうするが、異端いたんしゃ粛清しゅくせい、インデックスの回収かいしゅうといった任務にんむ過程かていで「おおいなる旅立たびだち」の「真実しんじつ」をり、コヴナントからの離脱りだつ決意けつい。マスターチーフとともにコヴナントとたたかい、真実しんじつ預言よげんしゃたおした。
シップマスター アールタス・ヴァダム(Shipmaster Rtas Vadum)
アービターとともにコヴナントから離脱りだつしたエリートぞく高官こうかん。エリートぞく艦隊かんたい旗艦きかんシャドウ・オブ・インテント(Shadow of Intent)にて艦隊かんたい指揮しきする。しろいコンバットアーマーが特徴とくちょう。『Halo 2』に登場とうじょうした特殊とくしゅ部隊ぶたいのリーダーでもある。
ヌ・ソ・スラオム(N'tho Sraom)
だいさんのプレイヤー・キャラクター。エリートぞく
シップマスターの指揮しきにある特殊とくしゅ部隊ぶたい所属しょぞくで、あおいコンバットアーマーにつつんでいる。
どう部隊ぶたいでは最年少さいねんしょう青年せいねんであり、青春せいしゅんわりから軍人ぐんじんとなる。かれにとって所属しょぞくする部隊ぶたいが「家族かぞく」そのものであるようだ。また、最近さいきんわかいエリートは人類じんるい共感きょうかんするものがえてきているらしく、かれもまたその例外れいがいではないとのこと。
ウスゼ・タハム(Usze Taham)
だいよんのプレイヤー・キャラクター。エリートぞく紫色むらさきいろのアサルトアーマーを着用ちゃくようしている。
最高さいこう軍事ぐんじ大学だいがくをかなりの好成績こうせいせき卒業そつぎょうし、プロフェットぞく名誉めいよ衛兵えいへいえらばれるが、実戦じっせん経験けいけん不足ふそく理由りゆう辞退じたい。そのにも徴用ちょうようされるのだが、かれ儀式ぎしきてき部隊ぶたい苦手にがてであり、拒否きょひした。そのような態度たいど背教はいきょう行為こういであるという上官じょうかん警告けいこくにもかかわらず。
それによりつみわれるが、結局けっきょくエリートぞくはコヴナントから離脱りだつ以後いごそのつみわれることはかった。
真実しんじつ預言よげんしゃ(The Prophet of Truth)
コヴナントの頂点ちょうてん存在そんざい。プロフェットぞく
すべてのコヴナントを救済きゅうさいへとみちびく「おおいなる旅立たびだち」(The Great Journey)を目前もくぜんに、人類じんるいたいコヴナントの戦争せんそうそのものに王手おうてめようとしている。日本語にほんごばんでは「真実しんじつ預言よげんしゃ」あるいは「預言よげんしゃ」とばれるが、オリジナル(英語えいごばんではたんに「Truth」である。
アークにてHALOを起動きどうする直前ちょくぜんに、アービターによって殺害さつがいされた。
343 ギルティ・スパーク(343 Guilty Spark
いにしえ時代じだい滅亡めつぼうした種族しゅぞく、フォアランナーの遺産いさんであるAI。別名べつめいモニター(Monitor)。
外見がいけん発光はっこうするメカニカルな目玉めだま重力じゅうりょく無視むしするようにつねに空中くうちゅう浮遊ふゆうしている。
コヴナントからは「オラクル」ともばれ、HALOの秘密ひみつっている存在そんざい。『Halo: Combat Evolved』ではかれ管理かんりするアルファ・ヘイローを破壊はかいしようとするチーフと敵対てきたいするが、それの損失そんしつかれ役目やくめは “フラッドの拡散かくさん阻止そしする” ことのみとなり、そのなりゆきでチーフに協力きょうりょくするようになる。
「おぉ、わたし天才てんさいだ」(I am a Genius!)はかれ口癖くちぐせ
最終さいしゅうめんでHALOの起動きどう妨害ぼうがいするてきとして登場とうじょうし、チーフにスパルタンレーザーで粉砕ふんさいされる。
グレイヴマインド(Gravemind
フラッドの頂点ちょうてん君臨くんりんする存在そんざいのフラッドとはちがって明確めいかく意思いしをもっており、人間にんげんやコヴナントの言葉ことば理解りかい会話かいわすることも出来できる。
グレイヴ・マインド(たましい墓場はかば)ののように、すべての知的ちてき生命せいめいたい捕食ほしょくするのが目的もくてきである。
ホーカス (Hocus)
UNSCのペリカン降下こうかていエース・パイロット彼女かのじょ操縦そうじゅうするペリカンのパーソナル・ナンバーは「キロ23」(Kilo23)で、こう威力いりょくのロケットほうなどを装備そうびした、のペリカンにくらじゅう武装ぶそうガンシップである。
その優秀ゆうしゅうさがみとめられてか、作中さくちゅうではキース中佐ちゅうさやジョンソンととも行動こうどうすることがおおい。
国連こくれん宇宙うちゅうぐん海兵かいへいたい (United Nations Space Commando Marine/UNSC Marine)
UNSC海兵かいへいたいふたつにけられる。ひとつは従来じゅうらい兵士へいしのようにてき迎撃げいげきする通常つうじょう海兵かいへいたい。そしてもうひとつはODSTとばれる「軌道きどう降下こうか強襲きょうしゅう歩兵ほへいたいである。かれらODSTは宇宙うちゅう空間くうかん滞空たいくうする宇宙うちゅうかんから地上ちじょうへの展開てんかい任務にんむとする特殊とくしゅ部隊ぶたいであり、基本きほんてきには宇宙うちゅうかん配備はいびされていることがおおい。
海兵かいへいたい、ODSTども非常ひじょうにおしゃべりであり、間違まちがいなく発砲はっぽうした銃弾じゅうだんよりも台詞せりふのほうがおおいとえるだろう。しかしそれがHALOシリーズ人気にんき一部いちぶになっているとっても、過言かごんではない。また、作品さくひんかさねるごとに台詞せりふのバリエーションがえているようだ。
ODSTはOrbital Drop Shock Trooper(オービタル・ドロップ・ショック・トルーパー)のりゃく。なお、『Halo 3』ソフトウェアマニュアルあつか説明せつめいしょ)の表紙ひょうしにチーフとともえがかれている。

種族しゅぞく

編集へんしゅう
人類じんるい(Humans)
説明せつめいするまでも人類じんるい人間にんげんのこと。
かつて銀河ぎんがちゅう領土りょうどひろげた人類じんるいであるが、コヴナントによりほとんどの植民しょくみん惑星わくせい破壊はかいされ、地球ちきゅうそのものが侵略しんりゃくけるいま人類じんるい人口じんこう低下ていかするいちぽうであった。現在げんざい人口じんこうやく2おくにん以下いかだとされている。
プロフェットぞく(Prophets)
E.T.のような外見がいけんつミステリアスな種族しゅぞく。プロフェットぞくはコヴナント社会しゃかいではさい上層じょうそう位置いちし、政治せいじ宗教しゅうきょう両面りょうめん権力けんりょく掌握しょうあくしている。そのとおりコヴナント全体ぜんたいみちび預言よげんしゃ自負じふし、エリートぞくなど種族しゅぞくのものよりも、より高位こうい位置いちする独自どくじ評議ひょうぎかいゆうする。なかでも「真実しんじつ」、「悔恨かいこん」、「慈悲じひ」それぞれの預言よげんしゃ名乗なのる3にんは"Hierarchs"(教主きょうしゅ)として最高さいこう権力けんりょくゆうする。
コヴナントの種族しゅぞくなかでも(老齢ろうれいためか)身体しんたいてきおとっており、つねはん重力じゅうりょく装置そうち使つかった台座だいざ浮遊ふゆうして移動いどうする。あくまでイデオロギーの指導しどうしゃとしての立場たちばじょう武器ぶきをとりみずか戦地せんちおもむこといようだ。ただし『Halo 2』におけるマスターチーフと悔恨かいこん預言よげんしゃ戦闘せんとうのように、いざとなれば台座だいざ装備そうびされた兵器へいき使つかってたたか程度ていどのことは可能かのうなようである。
ブルートぞく(Brutes)
ゴリラのような外見がいけんをもつコヴナント。コヴナントのなかでは比較的ひかくてきあたらしい種族しゅぞくで、まえ荒々あらあらしい気性きしょう傲慢ごうまんさゆえ、コヴナントぐん加盟かめいしてからは種族しゅぞくとのいざこざがえなかったようである。
最終さいしゅうてきにプロフェットぞく支持しじてライバルのエリートぞく権力けんりょくから失脚しっきゃくさせ、かれらにわってコヴナントぐん中核ちゅうかくすようになった。
戦闘せんとうではエリートにまさるともおとらない機敏きびんうごきをせ、身体しんたいてき非常ひじょう頑強がんきょう近作きんさくではあらたにアーマーを装備そうび多少たしょう攻撃こうげきではびくともしないが、アーマーが破損はそんすると武器ぶき強力きょうりょく体当たいあたり攻撃こうげき仕掛しかけてくる。
エリートぞく(Elites)
かつてのコヴナントぐん中核ちゅうかくてき種族しゅぞく。プロフェットぞく名誉めいよ衛兵えいへいやコヴナントの評議ひょうぎかいつとめていた。人間にんげんわらないほど知性ちせいゆうしており、戦士せんしとしては人類じんるい海兵かいへいたい以上いじょう優秀ゆうしゅう。ただし身体しんたいてきつよさではブルートぞくおとる。コヴナントの信仰しんこうにおける中心ちゅうしんてき概念がいねんである「おおいなる旅立たびだ」(The Great Journey)の解釈かいしゃくめぐり、コヴナントより離脱りだつした。さらに、プロフェットぞく、ブルートぞくくだした裁定さいていたいするつよいきどおりと、フラッドの存在そんざいたいするおおきな危機ききかんにより、エリートぞくはこれまで敵対てきたいしてきた人類じんるい同盟どうめいむすぶこととなる。
作中さくちゅうではチーフのものと酷似こくじしたシールド機能きのうそなえたアーマーをており、戦闘せんとうとなれば俊敏しゅんびんたくみなたたかかたせる。
ハンターぞく(Hunters)
コヴナントのなかもっと大型おおがた分類ぶんるいされる種族しゅぞくつねに2たい1くみ行動こうどうしている。体力たいりょく非常ひじょうたかいが、それはいち個体こたいがミミズじょう生物せいぶつ集合しゅうごうたいであることが一因いちいんである。
エリートぞく以外いがい種族しゅぞくとは交流こうりゅうたず、『Halo 2』におけるエリートぞくのコヴナント離脱りだつ、ハンターぞくおおくが人類じんるい敵対てきたいしなくなった。ほんさくでは、プレイヤーはブルートぞくがわいた数少かずすくないハンターとたたかうことになる。
左腕さわんには未知みち物質ぶっしつ構成こうせいされた巨大きょだいたて装備そうびし、いかなる武器ぶきでも破壊はかい不可能ふかのう。そのたて接近せっきんせんさいには棍棒こんぼうのように使用しようされる。また、右腕うわんには強力きょうりょく燃料ねんりょうロッドキャノンを装備そうびしているため、歩兵ほへい勿論もちろん車両しゃりょう対峙たいじしても問題もんだいい。くわえて、背面はいめん一部いちぶおよび関節かんせつ実際じっさいには、集合しゅうごうたいとしての特性とくせいから関節かんせつ存在そんざいしない)をのぞ全身ぜんしんおおった装甲そうこうつ。これらの特性とくせいから、からだちぢませて重心じゅうしんげた状態じょうたいでは、前面ぜんめんからの攻撃こうげきはほとんどがかれてしまい非常ひじょう堅牢けんろうとなる。もしロケットランチャーなどを使用しようせずにこの種族しゅぞく個体こたいたおそうとするならば、装甲そうこう貧弱ひんじゃく背面はいめんくために危険きけん接近せっきんせんいどまねばならない。
ジャッカルぞく(Jackals)
グラントぞく小型こがたコヴナント。からだ非常ひじょう華奢きゃしゃであり、それをおぎなうかのようにエネルギーしきたてあるいている。視力しりょく聴力ちょうりょくなどにすぐれ、狙撃そげきしゅとしても戦闘せんとう参加さんかするほか偵察ていさつ活動かつどうにも従事じゅうじしている。
たて隙間すきまから攻撃こうげきする姿すがたスパルタじゅうそう歩兵ほへいたいファランクス彷彿ほうふつとさせる。たて人類じんるいのマシンガンやライフルなどの実体じったいだんすべく。
グラントぞく(Grunts)
小型こがたのコヴナントで、もっと下級かきゅう位置いち歩兵ほへい部隊ぶたい中核ちゅうかくしている種族しゅぞく知能ちのう歳児さいじ程度ていど、またはしゃべるサル程度ていど。ただし小説しょうせつばんでは仲間なかまのエリートをあざむくなど知的ちてき描写びょうしゃもある。戦闘せんとうりょく士気しきともにひくく、基本きほんてきにエリートぞくのような、戦闘せんとうりょくすぐれた種族しゅぞくのコヴナントのリーダーの指揮しきたたかい、そのものぬと一目散いちもくさんげていく。ブルートぞくしたでは、恐怖きょうふによってかれらにしたがっているようだ。
ヤドカリのような貝殻かいがららしきものを背負せおっているが、これは生命せいめい維持いじ装置そうちである。元々もともと極寒ごっかん生息せいそくしていたため、冷却れいきゃく装置そうちいている。また、独特どくとくはしかたあるかた、ユーモラスな仕草しぐさこえにより、プレイヤーに人気にんきがある。よくねむっていることがある。
ドローンぞく(Drones)
ハエのような、むし彷彿ほうふつとさせる外見がいけんつコヴナント。れで行動こうどうする。
コヴナントの宗教しゅうきょうてき規範きはんにはなん関心かんしんしめさず、淡々たんたん飛行ひこう歩兵ほへいとしてたたかう。
空中くうちゅうからの攻撃こうげき得意とくいとし、予想よそうできない方向ほうこうからも攻撃こうげき仕掛しかけてくることも。のコヴナントほど丈夫じょうぶではなく、しょう火器かきでも十分じゅうぶん致命傷ちめいしょうあたえられる。ぜん方位ほういからかず攻撃こうげき対象たいしょう圧倒あっとうするスタイルをとるので、けた場所ばしょかれらとたたかうのは危険きけん
フラッド(The Flood)
胞子ほうしじょう寄生きせい生物せいぶつパラサイト)。起源きげん不明ふめいであるが、15まんねん以上いじょうまえ銀河系ぎんがけい出現しゅつげんした。当初とうしょプレイヤーからはフラッドはフォアランナーの研究けんきゅうによりつくされたと解釈かいしゃくされていたが、前者ぜんしゃ公式こうしき設定せっていである。際限さいげんなく増殖ぞうしょくかえし、人類じんるい、コヴナント両方りょうほうもうとしている。寄生きせいされた生物せいぶつ無残むざん姿すがた変化へんかし、生前せいぜん以上いじょう体力たいりょく筋力きんりょく感染かんせんしゃおそかる。知的ちてき生命せいめいたい寄生きせいしたさいはその記憶きおく情報じょうほう利用りようできるため、銃器じゅうきもの使つかいこなすおそるべき存在そんざいである。また犠牲ぎせいしゃにも自意識じいしき若干じゃっかんからだのコントロールがのこることがある。フラッドの歴史れきし人類じんるいやコヴナントよりもながく、いにしえ時代じだいから脅威きょういとされてきた。
フラッドはおおきくけて3つに分類ぶんるいされ、だこのような「もとたい」、人間にんげんやエリート、ブルートなどの適切てきせつ宿主しゅくしゅいたときに心臓しんぞうから全身ぜんしん支配しはいする「寄生きせいたい」、もとたい体内たいないろくひきゆうする「キャリア」であり、それらの頂点ちょうてんつのがグレイヴマインドである。
寄生きせいたい非常ひじょうたれつよく、うでなどはおろか、頭部とうぶすら欠損けっそんしても攻撃こうげきつづけることができる。しかし、元々もともと肉体にくたいいたんでいるためか、物理ぶつりてき攻撃こうげきたいしてはもろい。ある程度ていどかたちをとどめていれば、一度いちどたおされてももとたいくことで復活ふっかつする。
フォアランナー (Forerunner)
かつて人類じんるいやコヴナントよりもすぐれた文明ぶんめいきずき、強大きょうだいちからゆうした種族しゅぞく。フラッドの増殖ぞうしょく阻止そしする最終さいしゅう手段しゅだんとして、そのえさとなる知的ちてき生命せいめいたい根絶こんぜつするシステムの設置せっち余儀よぎなくされた。この目的もくてきためまれたのが究極きゅうきょく兵器へいき「HALO」である。
じつ人類じんるい先祖せんぞであり、外見がいけん人間にんげん大差たいさかったとされている。モニターが人間にんげんを「リクレイマー」とび(ゲームちゅうではモニターによりマスターチーフのみがリクレイマーとばれたが、小説しょうせつばん『The Flood』では海兵かいへい隊員たいいんもリクレイマーとばれている)、またチーフらがフォアランナーのかく施設しせつ装置そうちなんなく作動さどうさせることができ、前作ぜんさく『Halo 2』とほんさくでリングの起動きどう人間にんげん必要ひつようだったのも、この理由りゆうのためである。
また、かれらはSpartanのようなコンバットスキンにつつんだ兵士へいしゆうしていた。
かれらがほろんだ理由りゆういまだに不明ふめいである。HALOの作動さどうにも生態せいたいけい保存ほぞんし、また自分じぶんたちものこるため、すべてのHALOの有効ゆうこう範囲はんいがいに「アーク」とばれる構造こうぞうたいつくり、「ノアのはこぶね」のような計画けいかくてていた。

登場とうじょうする武器ぶき

編集へんしゅう

人類じんるい武器ぶき

編集へんしゅう

人類じんるい武器ぶき実弾じつだんによる弾丸だんがんロケットミサイルなどが主体しゅたいとなっている。それらはコヴナントのゆうするプラズマけい防弾ぼうだん技術ぎじゅつたいしてあまり有効ゆうこうとはいがたいが、シールドをたないコヴナントにたいしては十分じゅうぶん威力いりょく発揮はっきすることが出来できる。

ハンドガン(M6G Pistol)
UNSC(以下いか地球ちきゅうぐん)で使用しようされる小型こがた拳銃けんじゅう。ハンドガンともばれる。
HALOシリーズでもっと歴史れきしのある武器ぶきであり、性能せいのう仕様しよう毎回まいかいわっているものの、いざというときたのもしい武器ぶきである。ほんさくでは連射れんしゃ性能せいのうちたものの、1はつあたりの威力いりょく向上こうじょうした。
サブマシンガン(M7/Caseless Sub-Machine Gun)
ケースレスののとおり薬莢やっきょうないため、両手りょうてっても射撃しゃげきさまたげにならないのが特徴とくちょう。『Halo 2』からの登場とうじょう
装弾そうだんすうは60はつりょう手持てもちが可能かのうで、おも接近せっきんせん威力いりょく発揮はっきするが、反動はんどうおおきく頻繁ひんぱん修正しゅうせい必要ひつようとする。
Halo 2』とマルチプレイヤー・マップパックのパッケージにえがかれているのがこのじゅうである。
アサルトライフル(MA5C ICWS Assault Rifle)
戦艦せんかん「オータム」の海兵かいへいたい配備はいびされていた "MA5Bアサルト・ライフル" と "BR55バトル・ライフル" のなかあいだ程度ていど威力いりょくつ。ほんさくにおいては、サブマシンガンとバトルライフルのなかあいだ武器ぶきである。
バトルライフル同様どうよう、UNSCでもっと普及ふきゅうしている武器ぶきであり、装弾そうだんすうは32はつ中距離ちゅうきょりから近距離きんきょり威力いりょく発揮はっきする。
なお、『Halo 3』のパッケージでチーフがにしているのがこのじゅうである。
ショットガン(M90 Shotgun)
地球ちきゅうぐん使用しようされている散弾さんだんじゅう至近しきん距離きょりでは圧倒的あっとうてき威力いりょく発揮はっきするが、ショットガンという性質せいしつじょう遠距離えんきょりでは威力いりょくいちじるしく低下ていかする。
至近しきん距離きょりでの威力いりょくすさまじく、シールドなどを装備そうびした対象たいしょうでもほぼいちげき撃破げきはすることができる。HALOシリーズすべてに登場とうじょうしているレギュラーウェポン。
バトルライフル(BR55HB Battle Rifle)
地球ちきゅうぐんでもっともひろあつかわれているだい口径こうけいライフルじゅう装弾そうだんすうは36はつで、中距離ちゅうきょりから遠距離えんきょり威力いりょく発揮はっきする高性能こうせいのうバトル・ライフルである。
装着そうちゃくされているスコープでのいち段階だんかいズームが可能かのううえさんてんバーストが採用さいようされているので非常ひじょうたか命中めいちゅう精度せいどほこるが、つねさんてんバーストという接近せっきんせんでの弾幕だんまく威力いりょくさと、ズーム倍率ばいりつからくる遠距離えんきょりせんでの不利ふりさがあるので使つかしょむずかしい。
しかし中距離ちゅうきょりでは相手あいて急所きゅうしょなどを直接ちょくせつねらうことが可能かのうであり、使用しようしゃによっては大変たいへん優秀ゆうしゅう武器ぶきとなる。また、『メイキング・オブ・ヘイロー2』において、スタッフに「主力しゅりょくじゅう」とまでわせた。
スナイパーライフル(SRS99D-S2 AM Sniper Rifle)
地球ちきゅうぐん使用しようされる高性能こうせいのう狙撃そげきじゅうおも遠距離えんきょりから長距離ちょうきょり目標もくひょう攻撃こうげきするのにもちいられる。
とおくの目標もくひょう攻撃こうげきする狙撃そげきじゅうであるので、至近しきん距離きょりでの戦闘せんとうにはなんがある。ただ射手しゃしゅ技量ぎりょうによっては近距離きんきょりでも強力きょうりょく武器ぶきとなるため、使用しようしゃ次第しだいでは最強さいきょう武器ぶきになることも。
しかし、射撃しゃげきしたさい弾道だんどう衝撃波しょうげきはのようなもの)がほんのわずかのあいだだが表示ひょうじされてしまうことや、たい車両しゃりょう破壊はかいりょくちいさく車両しゃりょう破壊はかいには使つかえないなどの欠点けってんも。
ロケットランチャー(M41 SSR MAW/AW Rocket Launcher)
地球ちきゅうぐん使用しようされる個人こじん携帯けいたいようのロケットほう。「ロケラン」とりゃくされることがある。2連装れんそうしき威力いりょくもうぶんなく、ゴーストのような小型こがたビークルであればいちげきで、レイスのような大型おおがたビークルの場合ばあいでもすうはつ粉砕ふんさいすることが可能かのう
至近しきん距離きょりでの発砲はっぽう自爆じばく危険きけんたかいが、威力いりょくたか攻撃こうげき範囲はんいひろいため上記じょうきのスナイパーライフル同様どうよう使用しようしゃ次第しだいでは最強さいきょう武器ぶきになることもある。
アンチ・ヴィークル・ウェポン:モデル・シックス ノン・リニア・ライフル(M6スパルタン・レーザー)(Weapon/Anti-Vehicle Model 6 Grindell/Galileian Nonlinear Rifle(M6 Spaltan Laser))
地球ちきゅうぐんさい新鋭しんえいたい装甲そうこうようレールガン。一種いっしゅ対戦たいせんしゃライフル
威力いりょく大変たいへん強力きょうりょくであり、戦車せんしゃクラスの大型おおがた車両しゃりょういちげき粉砕ふんさいしてしまうほど。しかし、発射はっしゃさいには毎回まいかいエネルギーの充填じゅうてんに3秒間びょうかん時間じかんようするため、一撃いちげき対象たいしょう命中めいちゅうさせる技量ぎりょう要求ようきゅうされる武器ぶきである。また、射撃しゃげき銃身じゅうしん冷却れいきゃくにも時間じかんようする。
ほんじゅうレーザーサイトレーザーポインター)を装備そうびしており、目標もくひょうねらさい役立やくだつが、それによりこちらの位置いちてきられてしまうという欠点けってんがある。きわめて大型おおがたであるため、視界しかいふさぐという難点なんてんも。
火炎かえん放射ほうしゃ(M7057 Flame Thrower)
そのとおりの火炎かえん放射ほうしゃ
下記かきのヘビーマシンガン同様どうよう大型おおがた武器ぶきであるため装備そうびには視点してん変更へんこうされる。そのとおえん放射ほうしゃする武器ぶきであり、使用しようたっては弾丸だんがんではなく燃料ねんりょう消費しょうひする。ほのお射程しゃていみじかいが攻撃こうげきりょくたかく、とくにフラッドにたいしては絶大ぜつだい威力いりょくほこる。しかしオーバーヒートをこしやすい。
銃口じゅうこう周辺しゅうへんのプレートにえがかれたサメのかお特徴とくちょう。なお、はつ登場とうじょうはPCばん初代しょだい『Halo』のマルチプレイヤー。
ヘビーマシンガン(AIE-486H Heavy Machine Gun)
固定こていしきじゅう機関きかんじゅうほんさくからはターレットからはずしてはこびが可能かのうで、それと同時どうじ視点してん変更へんこうされファーストパーソンから『Gears of War』のようなサードパーソンになる。そのさい装弾そうだんすうは200はつはずには根元ねもとをへしるため、ふたたもともどすことは出来できない。
大型おおがた重量じゅうりょうがあるため、装備そうび移動いどう速度そくどにも干渉かんしょうする。回転かいてんする銃身じゅうしんから「ガトリングガン」ともばれることがある。
ミサイルポッド(UNSC Missile Pod)
固定こていしきミサイルランチャー捕捉ほそくした対象たいしょうかって誘導ゆうどうミサイルを発射はっしゃする武器ぶきで、ゴーストやバンシーのような小型こがた高速こうそく対象たいしょう威力いりょく発揮はっきする。なおもの以外いがいにはロックオンできず、ミサイルを誘導ゆうどうすることが出来できない(誘導ゆうどう発射はっしゃ直接ちょくせつねらうことは可能かのう)。
上記じょうきのヘビーマシンガンのようにターレットからはずしてはこびが可能かのうだが、こちらも大型おおがた武器ぶきのため装備そうび視点してん変更へんこうされる。そのさい装弾そうだんすうは8はつ
グレネード(M9 HD-DP Frag Grenade)
いわゆる手榴弾しゅりゅうだん。コヴナントのものとちがって付着ふちゃく作用さようはないが、投擲とうてきしてから爆発ばくはつするまでの時間じかんみじかためてきげるすきあたえない。

コヴナントの武器ぶき

編集へんしゅう

コヴナントの武器ぶき大半たいはんはプラズマ技術ぎじゅつによってつくられたレーザーじゅうおおい。ほとんどはじゅうそのものにバッテリーじょうのものが内蔵ないぞうされ、使用しようともにバッテリーが減少げんしょう最終さいしゅうてきにバッテリーれで使用しよう不可能ふかのうになる。そうなった場合ばあいにはあたらしいものと交換こうかんするしかなく、基本きほんてきには使つかてである。設定せっていでは、どこかにエネルギーをさいチャージする充電じゅうでん存在そんざいするものとおもわれるがあきらかではない、とされている。

プラズマガン(Plasma Pistol)
コヴナントで幅広はばひろ使用しようされる小型こがた拳銃けんじゅう。プラズマ・ピストル(Plasma Pistol)ともばれる。形状けいじょうはCがた
通常つうじょうのプラズマだんによる射撃しゃげきのほかに、エネルギーをチャージした強力きょうりょくなプラズマを発射はっしゃすることが可能かのう対象たいしょうたいしてある程度ていど誘導ゆうどう性質せいしつち、エネルギー系統けいとう物体ぶったいおおきな打撃だげきあたえることが出来できる。
しかし、一定いってい以上いじょう連射れんしゃやチャージショットをおこなうとオーバーヒートをこし、一定いってい時間じかん冷却れいきゃく必要ひつようになるので注意ちゅうい必要ひつよう
キャンペーンではおもにグラントやドローンが使用しようしており、入手にゅうしゅ機会きかい非常ひじょうおおい。
普通ふつうあつかうと貧弱ひんじゃく武器ぶきだが、チャージだん有効ゆうこうせいたかく、上級じょうきゅうプレイヤーになるとこれいちちょうたたかくことすらある。
プラズマライフル(Plasma Rifle)
姿すがたがた様々さまざまなコヴナントにおいて、ほとんどすべての種族しゅぞく使用しよう可能かのう汎用はんようじゅうとくにエリートぞくこのんで使用しようされる。
Halo 2』にて連射れんしゃ性能せいのう強化きょうかされた赤色あかいろのモデルが登場とうじょうし、そちらはブルート・プラズマ・ライフルとばれていた。
ニードラー(Needler)
誘導ゆうどう性能せいのうったクリスタルはり射出しゃしゅつする武器ぶきはり対象たいしょう命中めいちゅうしたのち破裂はれつし、さら大量たいりょう命中めいちゅうして蓄積ちくせきされれば小規模しょうきぼ爆発ばくはつこす。
ただ発射はっしゃされるはり飛行ひこう速度そくどおそく、誘導ゆうどう性質せいしつもあまりつよくないため、高速こうそく移動いどうする目標もくひょうにはあまり効果こうか発揮はっきしない。また、かべなどに反射はんしゃすることもあるので、局地きょくちでの使用しようはある程度ていど注意ちゅうい必要ひつよう
ほんさくではりょう手持てもちが出来できないものの、強力きょうりょく武器ぶきであることにわりはい。
ブルートショット(Brute Shot)
ブルートぞくによって運用うんようされる武器ぶき。エネルギーしき兵器へいき多用たようするコヴナントとしてはめずらしく、実弾じつだん射出しゃしゅつするグレネード・ランチャーである。
爆発ばくはつぶつ発射はっしゃする性質せいしつじょう至近しきん距離きょりでの発砲はっぽう危険きけんだが、大型おおがたけられており、これによる近接きんせつ攻撃こうげき大変たいへん強力きょうりょく前作ぜんさくことなり、とべだんしなくなった。
コヴナントカービン(Covenant Carbine)
人類じんるいのバトルライフルに相当そうとうする性能せいのうつ、コヴナントのカービンじゅう通称つうしょう「カービン」。
スコープ標準ひょうじゅん装備そうびされており、中距離ちゅうきょりから遠距離えんきょり活躍かつやくする。また、燃料ねんりょうロッドしきであるもののプラズマエネルギーしきではないため、射撃しゃげき継続けいぞくには人類じんるい武器ぶき同様どうよう弾倉だんそう(マガジン)の交換こうかん必要ひつようとされる。
ビームライフル(Partcle Beam Rifle)
こう濃度のうどのプラズマを発射はっしゃするコヴナントの狙撃そげきじゅう
威力いりょく精度せいどとも大変たいへんすぐれているものの、バッテリー容量ようりょうすくないため持続じぞくせいける。
スパイカー(Brute Spike Rifle)
ブルートぞく固有こゆう技術ぎじゅつ基礎きそにして作成さくせいされた銃火じゅうか極太ごくぶとはり射出しゃしゅつするマシンボウガンであり、たまそくおそいものの威力いりょくたかい。
「スパイカー」または「ブルート・スパイカー」ともばれ、コヴナントの武器ぶきとしてはやや旧式きゅうしき。しかしながら効果こうかてき武器ぶきであることが証明しょうめいされたか、あるいはブルートぞくこのみなどでふたた戦場せんじょう投入とうにゅうされたようである。
ブルートショットとおなじく近接きんせつ戦闘せんとうよういており、これによる打撃だげき攻撃こうげき強力きょうりょく
モーラー(Brute Mauler)
リボルバーしきたん銃身じゅうしん散弾さんだんじゅうりょう手持てもちが可能かのうで、接近せっきんせんではたか効果こうか発揮はっきする。
独特どくとく外見がいけん発射はっしゃおんち、どことなくホッチキス連想れんそうさせる武器ぶき
エナジーソード(Energy Sword)
コヴナントにもちいられるけん大抵たいていたんに「ソード」とばれる。
『Halo』は射撃しゃげき武器ぶき主体しゅたいとなるシューティングゲームであり、短距離たんきょりせん専用せんようのこのような武器ぶき役立やくだたずとおもわれることがある。しかし、このエナジーソードはシールドなどを容易ようい貫通かんつうする破壊はかいりょくがあり、至近しきん距離きょりにおいては最強さいきょう武器ぶきひとつである。
通常つうじょうりつけ攻撃こうげき強力きょうりょくだが、一定いっていてい距離きょりからの「し」はいちげき必殺ひっさつである。ただしこれもエネルギーしき武器ぶきであるため、バッテリーがくなると消滅しょうめつする。そのはグリップなぐるだけとなり通常つうじょう打撃だげき攻撃こうげき程度ていど威力いりょくしかのこらない(しかし『Halo 3』の打撃だげき攻撃こうげきまえ2さくくらべて強力きょうりょくで、プレイヤーのシールドならエネルギーがまんタンでもいちげき完全かんぜん破壊はかいし、シールドのいプレイヤーはいちげき仕留しとめる、つまりはつたためば相手あいてたおせるほど威力いりょくつ)。
グラビティハンマー(Gravity Hammer)
ブルート・チーフテン(ブルートぞく精鋭せいえい)が使用しようする近接きんせつ戦闘せんとうようハンマー
エナジーソードより威力いりょくたかく、対象たいしょう直接ちょくせつたらなくとも衝撃波しょうげきは周囲しゅういにダメージをあたえる。しかし、衝撃波しょうげきは威力いりょく本体ほんたい威力いりょくくら大幅おおはばちる。対人たいじんせんはもちろん、もの障害しょうがいぶつたいしてもたか効果こうか発揮はっきするが、ソードにくらべると重量じゅうりょうがあり、攻撃こうげき動作どうさおそくスキがしょうじやすい。
フラッドにたいして使用しようすると、一撃いちげき寄生きせいたい粉砕ふんさい再生さいせい不能ふのうにすることができる。
プラズマキャノン(Automatic Plasma Cannon)
固定こていしきのプラズマじゅう機関きかんじゅう人類じんるいのヘビーマシンガン同様どうよう根元ねもとをへしってはこんで使用しようすることが出来できる。そのさいのバッテリー容量ようりょうは200エネルギー。
見張みはとう、ファントムの銃座じゅうざ重要じゅうよう拠点きょてんなどいたるところでかける武器ぶき
プラズマグレネード(Plasma Grenede)
コヴナントの手榴弾しゅりゅうだんいたるところに付着ふちゃくする性質せいしつっており、投擲とうてきされたプラズマグレネードがからだ付着ふちゃくすれば、爆発ばくはつからのがれることは不可能ふかのうである。
スパイクグレネード(Spike Grenede)
ブルートぞくこのんで使用しようする手榴弾しゅりゅうだん外見がいけんはジャガイモつぶしのようなかたちであり、スパイクタイヤのような多数たすうのトゲがえている。そのトゲにより、げたのち対象たいしょうに「さる」仕様しようとなっている。
ファイアグレネード(Brute Firebomd)
いわゆる焼夷弾しょういだん
バブル・シールド(Bubble Shield)
携帯けいたいよう防護ぼうごデバイス。起動きどう地面じめんくことにより、一定いってい範囲はんいシャボンだまのような空間くうかんつくし、そのなかはいることで外部がいぶからの攻撃こうげき遮断しゃだんすることが出来できる。いわゆるバリアー
パワー・ドレイン(Power Drainer)
近距離きんきょりよう攻撃こうげき兵器へいき起動きどうすると磁気じき放出ほうしゅつし、範囲はんいないにいるもののアーマーシールドをダウンさせ、車両しゃりょう発電はつでんにダメージをあた駆動くどうさまたげることが出来できる。
トリップ・マイン(Trip Mine)
携帯けいたいよう地雷じらい。やはり地面じめんなどに設置せっちして使用しようする。ほんさくなかもっとアナログ武器ぶきのひとつ。大体だいたいどこにでも設置せっち可能かのうで、なにかがれると爆発ばくはつする。重力じゅうりょく感知かんちするため、コヴナントのビークルのようにちゅういた車両しゃりょうにも反応はんのうする。
レーダー・ジャマー(Radar Jammer)
文字通もじどおレーダージャミングするデバイス。使用しようするとレーダーににせのシグナルを表示ひょうじさせ、自分じぶん位置いちまぎらわすことが出来できる。いわゆる分身ぶんしん。ただし味方みかたにも影響えいきょうがあるので、団体だんたいせんでの乱用らんよう禁物きんもつ
重力じゅうりょくリフト(Portable Gravity Lift)
文字通もじどおり「携帯けいたいタイプの重力じゅうりょくリフト」。設置せっちすることによりいつでも使用しよう可能かのうで、ジャンプではとどかないような高所こうしょにも移動いどう可能かのうになる戦略せんりゃくアイテム。
フレア(Flare)
いわゆる閃光せんこうだん使用しようするとまばゆいひかりはなち、相手あいて視界しかいうばうことが出来できる。めるときも、げるときにもやくつアイテム。
リジェネレーター(Power Regenerator)
「パワー・ドレイン」とせい反対はんたい能力のうりょくつデバイス。使用しようすると一定いってい範囲はんいにエネルギーのカーテンを展開てんかいし、そのなかはいることでアーマーなどの回復かいふくレートを倍増ばいぞうさせることが出来できる。一種いっしゅの「回復かいふくアイテム」。
インスタント・カバー(Instant Cover / Deployable Cover)
設置せっちタイプのバリアー。バブル・シールドのように360ぜん方向ほうこう展開てんかい出来できないが、バリアが破損はそんしても再生さいせいする能力のうりょくっており、物持ものもちがいい。ただしシールド発生はっせい破壊はかいされると再生さいせい出来できないため、設置せっち場所ばしょ重要じゅうようとなる。
Halo: Combat Evolved』と『Halo 2』にもほぼおなじモデルが登場とうじょうしているが、ほんさくではブルートぞく使用しようすることを前提ぜんていとしているため、シールドの面積めんせきおおきい。
オートタレット(Auto Turret)
ステルス(Stealth)
一定いってい時間じかん透明とうめいできる光学こうがく迷彩めいさい使用しようできるアイテム。しかし、攻撃こうげきには迷彩めいさい効果こうかうすれてはん透明とうめいになってしまうため利便りべんせいはイマイチである。
シールド(Shield)

登場とうじょうするもの

編集へんしゅう

人類じんるいもの

編集へんしゅう

26世紀せいきになっても人類じんるいもの車輪しゃりん主体しゅたいとしている。それゆえにコヴナントからは時代遅じだいおくれだと見下みくだされつつあるが、地球ちきゅうでの環境かんきょう考慮こうりょすれば、タイヤなどの車両しゃりょう最適さいてきなものであり、けっしてコヴナントのビークルに圧倒的あっとうてきをつけられているわけではない。

 
M274 ULATV マングース。ニューヨークにおける『Halo 3』発売はつばいイベントに登場とうじょうした実物じつぶつだいレプリカである。実際じっさいひとって走行そうこうできるかは不明ふめい
ワートホグ(M12 Warthog)
地球ちきゅうぐん幅広はばひろ活用かつようされる4りん駆動くどうしゃからだ後部こうぶには機関きかんじゅう(50口径こうけい=12.7mm)を装備そうび運転うんてん射手しゃしゅ助手じょしゅせきけい3めい搭乗とうじょうできる。
ワートホグはイボイノシシ状況じょうきょうによってはてき歩兵ほへい体当たいあたりを行使こうしすることもめずらしくはなく、その光景こうけいはまさにイノシシ彷彿ほうふつとさせる。
HALOトリロジーすべてにおいて登場とうじょうしており、このゲームシリーズを代表だいひょうするものといえる。
ガウス・ワートホグ(M12G1 Gauss Warthog)
ワートホグにコイルガンの「ガウス・キャノン」を装備そうびしたモデルである。ガウス・キャノンはとく車両しゃりょうたいしてたか威力いりょく発揮はっきし、戦車せんしゃクラスの目標もくひょうでも十分じゅうぶん破壊はかい可能かのうである。「ガウスホグ」ともわれる。
ガウス・キャノンは威力いりょくめんではもうぶんないが、意外いがい攻撃こうげき範囲はんいせまく、空中くうちゅう目標もくひょう多数たすう目標もくひょうたいして威力いりょく発揮はっきつらい。
トランスポート・ワートホグ(M831 Transport Warthog)
輸送ゆそう能力のうりょく乗員じょういんすう増加ぞうかさせたワートホグ。機関きかんじゅうやガウスキャノンが装備そうびされていないが、5にんまで搭乗とうじょうさせることが可能かのう
とくにロケットランチャーなどの重火器じゅうかき装備そうびさせた兵士へいし搭乗とうじょうさせれば、あらゆる目標もくひょう交戦こうせん可能かのうとなり、運用うんよう次第しだいではかなり強力きょうりょく車両しゃりょうになる。
マルチプレイには登場とうじょうしていない(背景はいけいのみ登場とうじょう)。
マングース(M274 ULATV Mongoose)
UNSC海兵かいへいたい保有ほゆうする最速さいそく地上ちじょう車両しゃりょう。ULTAVはちょう軽量けいりょうぜん地形ちけい対応たいおう車両しゃりょう(Ultra-Light All-Terrain Vehicle)のほん車両しゃりょうそのものにはいかなる防御ぼうぎょ機能きのう攻撃こうげき機能きのうそなえていないため、通常つうじょうリアシートに武装ぶそうした兵士へいし搭乗とうじょう攻撃こうげきおこなう。
『メイキング・オブ・ヘイロー3』にて、マングースのエンジンおんベスパのものが使用しようされているということがあきらかにされた。
スコーピオン(M808B Scorpion MBT)
地球ちきゅうぐん主力しゅりょく戦車せんしゃ(MBT)。大砲たいほう機関きかんじゅう武装ぶそうし、あつ装甲そうこう大型おおがた車両しゃりょうで、『Halo: Combat Evolved』から登場とうじょうしている。移動いどう速度そくどはあまりはやくないが、その火力かりょく装甲そうこうはコヴナントにたいしても有効ゆうこうである。
乗員じょういんはパイロットとガンナー(マシンガンを担当たんとうする射手しゃしゅ)の2めい搭乗とうじょうするようになっており、パイロットが直接ちょくせつ機関きかんじゅう発射はっしゃすること不可能ふかのうとなった。さらに、従来じゅうらい同様どうようキャタピラをおお装甲そうこうばんうえに4めい兵士へいしせることが出来できる(この戦車せんしゃ面積めんせき考慮こうりょすると実際じっさいにはこれ以上いじょう搭乗とうじょう可能かのう)。マルチプレイヤーモードでは味方みかたせることは出来できない。独立どくりつした機関きかんじゅう装備そうびされたので、主砲しゅほう同軸どうじくのマシンガンは撤去てっきょされた。
スコーピオン(サソリ)のとおり、尻尾しっぽさきげたサソリとよく外観がいかんつ。作中さくちゅうではたんに「戦車せんしゃ」あるいは「タンク」としかばれず、スコーピオンという名称めいしょう説明せつめいしょなどのみにとどまる。
ちなみに、スコーピオンという戦車せんしゃ実在じつざいする。
ホーネット(AV-14 Hornet)
地球ちきゅうぐん航空機こうくうきヘリコプターのような外見がいけんをしたジェット機じぇっときで、分類ぶんるい困難こんなんである。垂直すいちょく離着陸りちゃくりく可能かのうないわゆるVTOLで、機関きかんじゅうとミサイルを搭載とうさい航空機こうくうきとしては速度そくどおそいが、前後ぜんご左右さゆうなな上下じょうげあらゆる方向ほうこううごけるため大変たいへん使つか勝手がってい。
ホーネットは一人ひとりりだが、左右さゆうに1めいずつ兵士へいしせることが可能かのうである。
また、ホーネットという戦闘せんとう攻撃こうげき、ならびにホーネットというヘリコプター存在そんざいするが、どちらも無関係むかんけい
ペリカン(D77H-TCI Pelican)
垂直すいちょく離着陸りちゃくりく可能かのう航空機こうくうきおも物資ぶっし人員じんいん輸送ゆそう使用しようされる。また、機関きかんほうロケットほう武装ぶそうし、ガンシップとしても使用しようされる。
ロングソード(C709 Long Sword)[11]
地球ちきゅうぐん宇宙うちゅう戦闘せんとうにして主力しゅりょく戦闘せんとう地上ちじょう基地きちからオータムのような宇宙うちゅうかんなど様々さまざま配備はいびされ、対空たいくうたいかん対地たいち攻撃こうげきなどあらゆる戦闘せんとう対応たいおうできるマルチロール・ファイター。
マスターチーフもアルファ・ヘイローからの脱出だっしゅつさいにも使用しようしている。
フォワード・オントゥ・ドーン(UNSC FFG-201 Forward Unto Dawn)
UNSC艦隊かんたい数少かずすくないのこりで、テレンス・フッド司令しれい搭乗とうじょうするUNSCの旗艦きかん分類ぶんるいフリゲート船首せんしゅには主砲しゅほうとしてMACガンを装備そうびし、そのほか多数たすうのアーチャー・ミサイル発射はっしゃかんふくほう装備そうびする。
小型こがたのフリゲートであるが、全長ぜんちょうは400mをかるえ、船内せんないには小規模しょうきぼながら機甲きこう部隊ぶたい格納かくのうするなど、強襲きょうしゅう揚陸ようりくかんとしての能力のうりょくわす。
かんめいは「あかつき前方ぜんぽう」または「夜明よあけのさき」の

コヴナントのもの

編集へんしゅう

コヴナントのもの未知みちはん重力じゅうりょく機関きかん採用さいようしており、大抵たいていちゅういているものがおおい。そのおおくは加速かそくようのブースターを装備そうびし、人類じんるい車両しゃりょうよりたか機動きどうせいゆうする。

バンシー(Banshee)
コヴナントの小型こがた戦闘せんとうの1しゅで、偵察ていさつばくげき空中くうちゅうせんなど様々さまざま戦闘せんとう対応たいおう出来でき航空機こうくうき加速かそくようブースターを装備そうびしている。
乗員じょういんは1めい小型こがた軽量けいりょうで、あまり頑丈がんじょうではない。武装ぶそうは2もんのプラズマ・キャノンと燃料ねんりょうしきロッド・キャノンが1。「バンシー・トリック」というアクロバット飛行ひこう可能かのうで、おもループ宙返ちゅうがえり)とバレルロール側面そくめんへのローリング)にけられる。
ゴースト(Ghost)
コヴナントの車両しゃりょうのひとつ。2もんのプラズマほう武装ぶそうし、加速かそくようブースターつ。コヴナントないもっと普及ふきゅうしているビークルであり、あらゆる環境かんきょう場所ばしょ投入とうにゅうされている。
操縦そうじゅうせきエンジンはむきしとなっており、安全あんぜんせい強度きょうどひくい。
ものでありながら、平行へいこう移動いどう出来できるため非常ひじょう使つか勝手がってい。
レイス(Wrait)
コヴナントの地上ちじょう車両しゃりょうのひとつ。じゅう戦車せんしゃかつはしほうであり、操縦そうじゅうしゃ操作そうさする大型おおがたのプラズマキャノンと射撃しゃげきしゅ操作そうさする至近しきん距離きょりよう小型こがたプラズマキャノンで武装ぶそうする。これもブースターを装備そうびしており、体当たいあたりや緊急きんきゅう回避かいひさいもちいられる。
Halo: Combat Evolved』ではほん車両しゃりょうがファントムとわれていたが、『Halo 2』から現在げんざい名称めいしょうとなった。
対空たいくうレイス(Anti Aircraft Artillery Wraith)
コヴナントの対空たいくう戦車せんしゃはしたい空砲くうほう
主砲しゅほうであるプラズマ迫撃はくげきほうわりに連発れんぱつしき燃料ねんりょうロッドたい空砲くうほう装備そうびしている。
ファントム(Phantom)
コヴナントの汎用はんようてきガンシップ地球ちきゅうぐんのペリカンとおなじように、人員じんいん輸送ゆそうなどにもちいられるが、性能せいのうではすべてのめんでペリカンを上回うわまわる。
3もんの「レッドリング」とばれるプラズマほう装備そうびしており、地上ちじょう掃射そうしゃ実施じっししてくることもめずらしくない。また、ある程度ていどであれば空中くうちゅうせんもこなせる。
セラフ(Seraph)
コヴナントの戦闘せんとう
スカラベ(Scarab)
コヴナントのきょ大兵だいひょう大型おおがた収束しゅうそくレーザーとプラズマキャノンで武装ぶそうした、四足しそく歩行ほこう移動いどう要塞ようさいである。前作ぜんさくでジョンソンも操縦そうじゅうした。
装甲そうこう分厚ぶあつく、通常つうじょう兵器へいきでは撃破げきは困難こんなんであるが、あし結合けつごう部分ぶぶん貧弱ひんじゃくであり、そこに集中しゅうちゅう攻撃こうげきくわえることにより一時いちじてきながら戦闘せんとう不能ふのうむことが出来できる。核兵器かくへいきなどの特殊とくしゅ兵器へいき使つかわずに本格ほんかくてき破壊はかいするとなると、内部ないぶコア破壊はかいする必要ひつようがあるため、かなりの手間てまようするが、背中せなか装甲そうこううす破壊はかい可能かのうであり、そこを破壊はかいすることにより外部がいぶから直接ちょくせつコアの攻撃こうげき可能かのうになる。
攻守こうしゅともにたか性能せいのうつが、対空たいくう戦闘せんとうりょくひくくホーネットなどの小型こがた高速こうそく航空機こうくうき相手あいて苦手にがてとする。
ブルート・チョッパー(Brute Chopper)
ブルートぞくによって運用うんようされる2りん戦闘せんとう車両しゃりょう。バイクのような車両しゃりょうであり、車輪しゃりん前部ぜんぶふたつある。それにより体当たいあたりのさいには目標もくひょう車輪しゃりんかたちとなっており、ブルートぞく残虐ざんぎゃくせいあらわした構造こうぞうとなっている。ロケットブースターを装備そうび
前部ぜんぶりょうわきには小型こがたのキャノンほう装備そうびしている。速度そくどはや優秀ゆうしゅう車両しゃりょうであるが、車輪しゃりん装備そうびしているため、ゴーストのように水平すいへい移動いどう出来できない。よってこの車両しゃりょう威力いりょく発揮はっきするのは突撃とつげき戦法せんぽうだとされる。
ブルート・プラウラー(Brute Prowler)
スペクターやワートホグとおな種類しゅるい分類ぶんるいされる車両しゃりょうおも輸送ゆそうしゃとして使用しようされる。運転うんてんとガンナーが搭乗とうじょうし、りょうわきに2めい人員じんいんせることが出来できる。
上記じょうきのチョッパー同様どうよう突撃とつげき戦法せんぽう威力いりょく発揮はっきする。かたちアンコウている。
シャドウ・オブ・インテント(Covenant Assault Carrier "Shadow of Intent")
じゅう武装ぶそう航空こうくう母艦ぼかんにしてエリート艦隊かんたい旗艦きかん。シップマスターのRtas Vadumによって運用うんようされている。セラフ、ファントム、スピリット、バンシーなどの航空機こうくうき搭載とうさいし、兵員へいいん直接ちょくせつ地上ちじょう降下こうかさせるための射出しゃしゅつポッドも装備そうびされている。

マルチプレイヤー・モード

編集へんしゅう

マルチプレイヤー・モードはキャンペーン・モードとともほんさく中核ちゅうかくをなすモードである。また、おおくのユーザーがキャンペーンの終了しゅうりょうXbox Liveでのオンラインバトルに移行いこうし、「エンディングのないゲーム」にとうじている。

アピアランス

編集へんしゅう

アピアランス(Appearance)では、おもにマルチプレイにおけるキャラクターの設定せっていおこなう。識別しきべつようのサービス・タグ、アーマーのカラーリング、パーツのかわそう性別せいべつ設定せっていなどが出来できる。 なお、性別せいべつによる戦闘せんとう能力のうりょく差異さい一切いっさいく、ボイスが変化へんかするのみである。

スパルタン・アーマーの一覧いちらん
MARK VI
マーク・シックス。スパルタンの標準ひょうじゅん装備そうび
CQB
クローズ・クォーター・バトル。ナイフが装備そうびされているが、使用しようはできない。
EVA
イヴまたはエヴァ・アーマー。Extra Vehicular Activity(ふねがい活動かつどう)の。のっぺりとしたヘルメットが特徴とくちょう
EOD
Explosive Ordnance Disposal(ばくだん処理しょりはん)の。ヘッドパーツがガンダムふうであると話題わだいに。
ROGUE
ローグ・アーマー。rogueはぐんはなれた、単独たんどく行動こうどうしゃ
SCOUT
スカウト・アーマー。文字通もじどお斥候せっこう
RECON
リコン・アーマー。強行きょうこう偵察ていさつまたは特殊とくしゅ偵察ていさつ部隊ぶたい以前いぜんバンジースタジオ社員しゃいん専用せんようだったが、2008ねん9がつのアップデートにより追加ついか実績じっせき実装じっそうされ、そのうちのVidmasterチャレンジと実績じっせき(アニュアル、ライトスイッチ、7on7、ブレインパンの4つ)をすべ解除かいじょすることにより、最終さいしゅうてきにはRECONアーマーを入手にゅうしゅすることができる。ただし、現時点げんじてんではVidmasterけい実績じっせきすべては解除かいじょできない(2009ねん9がつ24にち発売はつばいの『Halo 3: ODST』にどうこりの2nd Mythic Map Packが必要ひつよう)ため、特殊とくしゅなケース(Bungie Dayイベントとう)をのぞき、いま入手にゅうしゅ不可ふか状態じょうたい
MARK V
初代しょだいマスターチーフがもちいていたアーマー。
SECURITY
セキュリティ・アーマー。仮面かめんライダーのようなヘルメットが特徴とくちょうてき
ODST
Orbital Drop Shock Trooper(軌道きどう降下こうか特殊とくしゅ部隊ぶたい)の略称りゃくしょう。『Halo 3: ODST』における、主人公しゅじんこう所属しょぞくする部隊ぶたい装備そうびしているものとほぼ同型どうけい
HAYABUSA
和風わふう名称めいしょうとおり、サムライニンジャおになど和風わふう要素ようそをふんだんにんだアーマー。また、アーマーの背中せなか日本にっぽんがたな装着そうちゃくしたバージョンが存在そんざいし、そちらはKATANAアーマーとばれている。ちなみに、かたな装飾そうしょくひんあつかいなので、武器ぶきとしては使用しようできない。モチーフは『忍者にんじゃりゅうけんでん』や『デッド オア アライブ シリーズ』に登場とうじょうする忍者にんじゃリュウ・ハヤブサ。
エリート・アーマーの一覧いちらん
COMBAT
コンバットアーマー。通常つうじょうのエリートのアーマー。
ASSAULT
アサルトアーマー。頭部とうぶ露出ろしゅつすくないのが特徴とくちょう
FLIGHT
フライト・アーマー。部分ぶぶん線形せんけいになっている
COMMANDO
コマンドアーマー。commandoは特別とくべつ奇襲きしゅうたい頭部とうぶ全体ぜんたい装甲そうこうおおわれている。また、ヘルメットにだいさんのようなものがある。
ASCETIC
アセティックアーマー。asceticは修道しゅうどう行者ぎょうじゃ。ヘルメット部分ぶぶんが、修道しゅうどう着用ちゃくようするクロブークていなくもない。部分ぶぶんひかっているのも特徴とくちょうてき

ゲーム・ルール

編集へんしゅう
アサルト(Assault)
チームワークが重要じゅうようとなる破壊はかい工作こうさくゲーム。敵陣てきじんばくだん爆発ばくはつさせるとポイントを獲得かくとく出来できるが、爆発ばくはつさせるのにはすうびょう時間じかん必要ひつようであり、解除かいじょするのにもすうびょう時間じかん必要ひつようとなる。よって、チームメンバー同士どうし連携れんけい重要じゅうようされるゲームといえる。
ゲームのながれは 敵陣てきじんにアサルト(突撃とつげき)=敵陣てきじん制圧せいあつばくだん設置せっち/現場げんば維持いじ爆破ばくは、ポイントというもの。
ジャガノート(Juggernaut)
ゲーム開始かいしにジャガノートとなったプレイヤーをたおすことを目的もくてきとするゲーム。ジャガノートをたおしたプレイヤーがつぎのジャガノートになり、ジャガノートになったプレイヤーはのプレイヤーを撃破げきはすることでポイントを入手にゅうしゅできる。が、自分じぶん以外いがいすべてのプレイヤーがねらってくるので注意ちゅうい必要ひつよう
ジャガーノートともいう。
ニンジャ・ノート(Ninjanaut)
ジャガノートと基本きほんルールはおなじであるが、ジャガノートの移動いどう速度そくど格段かくだん上昇じょうしょうしている。
キャプチャー・ザ・フラッグ(Capture the Flag/CTF)
HALOシリーズのみならず、対戦たいせん可能かのうなアクションゲームにおいてもっと一般いっぱんしているゲームルール。頭文字かしらもじをとってCTFりゃくされる。
一言ひとことえば「はた合戦かっせん」であり、団体だんたい(チーム)せんでのゲームがメインである。自分じぶんのチームの陣地じんちにあるはた(フラッグ)をまもりつつ、相手あいてチームの “フラッグを奪取だっしゅ” (キャプチャー・ザ・フラッグ)して自分じぶん陣地じんちかえることで勝利しょうり、またはポイントを入手にゅうしゅできる。オプションにより様々さまざま部分ぶぶん変更へんこう可能かのう
その内容ないようから、4にん以上いじょうだい人数にんずうでのゲームが推奨すいしょうされるゲームである。2人ふたりでの(1たい1)も可能かのうだが、それではあまりにもうすあじなので推奨すいしょう出来できない。2人ふたりあそ場合ばあい素直すなお協力きょうりょくキャンペーンをえらぶのがきち
1フラグ(CTF One Flag CTF)
フラッグが一本いっぽんのみとなり、攻撃こうげき守備しゅびかれてゲームをきそうキャプチャー・ザ・フラッグ。チームを攻守こうしゅけることがいため、より密度みつどたか戦闘せんとうとなる。
キング・オブ・ザ・ヒル(King of the Hill)
いわゆる「陣取じんとりゲーム」。マップのどこかに指定していされたエリアのなかはいるとカウントがすすみ、一定いってい時間じかんそこ確保かくほすると勝利しょうりもしくはポイントがはいり、さき指定していしたポイントにたっしたチームが勝者しょうしゃとなる。
ルールの性質せいしつじょう、どんなにおおきなマップでも指定していされたエリアにほとんどのプレイヤーがあつまるため、だい乱戦らんせん必須ひっす。その困難こんなん激戦げきせんえ、のこってエリアを支配しはいしたものが「おかおう」(キング・オブ・ザ・ヒル)となるわけである。
団体だんたいせんである「チーム・キング・オブ・ザ・ヒル」(Team King of the Hill)も人気にんき
オッド・ボール(Oddball)
アメフト連想れんそうさせるゲーム。
オッドボールとばれるボールをっているあいだカウントがすすみ、指定していした時間じかんつづけることで勝利しょうりもしくはポイントがはいり、指定していしたポイントを獲得かくとくすることで勝利しょうりすることが出来できる。ボールを入手にゅうしゅしないと勝利しょうりできないため、すべてのプレイヤーがボールにむらがることになり、その姿すがたはまさにアメフトそのものである。
団体だんたいせんである「チーム・オッド・ボール」(Team Oddball)も人気にんき
スレイヤー(Slayer)
対戦たいせん」の代名詞だいめいしでもあり、“マルチプレイといえばスレイヤー”ともわれるゲーム。
ただひたすらてきたたかい、てきたおすことでポイントを獲得かくとくすることが出来できる。指定していしたポイントにたっすることで勝利しょうり。オプションで復活ふっかつ回数かいすう制限せいげんをつけることにより、バトル・ロワイヤルのようなサバイバルせん展開てんかいすることも可能かのう
団体だんたいせんである「チーム・スレイヤー」(Team Slayer)も人気にんき
テリトリーズ(Territories)
キング・オブ・ザ・ヒルとたような内容ないようだが、前者ぜんしゃとはちがい、一度いちど占領せんりょうしたエリアはさい占領せんりょう不可ふかとなっており、いかに迅速じんそくにエリアを確保かくほするかがポイントである。テリトリーを制圧せいあつするとポイント獲得かくとく
VIP
スレイヤーとそれほどわらないが、一番いちばんちがいはVIPをたおした場合ばあいのみポイントが加算かさんされるというてんである。ゲーム開始かいし、それぞれのチームにVIPが設定せっていされ、相手あいてのチームのVIPをたおすことが目的もくてきとなる。VIPは助手じょしゅせきのぞものれない、初期しょき装備そうびがハンドガン、ナビポイントでてき現在げんざい位置いち筒抜つつぬけというペナルティけているため、いかにチームのVIPをまもりつつ相手あいてチームのVIPを撃破げきはするかがポイントである。
「ビップ」ではなく「ヴイ・アイ・ピー」とむ。くわしくはVIP記事きじ参照さんしょう
ワン=サイデッド(VIP One-Sided VIP/1-Sided VIP)
基本きほんこそは上記じょうきのVIPとおなじだが、VIPが片方かたがたのチームにしか存在そんざいせず、攻撃こうげき防御ぼうぎょかれてゲームをきそうルールとなっている。
インフェクション(Infection)
感染かんせん」のとおり、「人間にんげん」と「ゾンビ」にわかれてスコアをきそうゲーム。ただし、人間にんげんがゾンビにやられると感染かんせんし、ゾンビになる。ぜんプレイヤーがゾンビになった地点ちてんでラウンドオーバー。「人間にんげんたいゾンビ」という絵柄えがらから「レジデントエビル・スタイル」の異名いみょうつ。
人間にんげんとゾンビでは戦力せんりょくバランスに問題もんだいがあり、そのままではのゲームルールにくらべてがりがいまひとつである反面はんめん、カスタムゲームでその真価しんか発揮はっきする(れい人間にんげんがわ耐久たいきゅうりょく弾丸だんがんすう制限せいげん、ゾンビがわ体力たいりょく強化きょうかなど)。

スタンダード・マップ

編集へんしゅう

初期しょきのマップ。最初さいしょから使用しようできるマップである。

CONSTRUCT(コンストラクト)
膨大ぼうだいりょうみず原料げんりょう消費しょうひされる軌道きどう施設しせつ
EPITAPH(エピタフ)
フラッドの脅威きょういのがれた、ひとのないさびれた地域ちいき
キャンペーンモードちゅうにアクセスできるターミナルに時折ときおり出現しゅつげんするAI「032 メンディカント・バイアス」のホログラムがある。
GUARDIAN(ガーディアン)
すうせんねんとき古代こだい木々きぎしずかに見守みまも
HIGH GROUND(ハイ・グランド)
ニューモンパサでの事件じけん復旧ふっきゅうされたふる基地きち
ベータテストで使用しようされたマップでもある。
ISOLATION(アイソレーション)
グレイブマインドの出現しゅつげんまで磐石ばんじゃくだった隔離かくり施設しせつ
LAST RESORT(ラスト・リゾート)
スパルタンの軍事ぐんじ演習えんしゅうよう徴収ちょうしゅうされた地方ちほうのさびれた工業こうぎょう用地ようち
『Halo 2』に登場とうじょうしたマップ「Zanzibar」のリメイクであり、唯一ゆいいつ過去かこさくからがれたマップ(追加ついかマップをのぞく)である。マップにはビーチがあり、マシニマ作成さくせいにおいて、映画えいがプライベート・ライアン冒頭ぼうとうえがかれたノルマンディー上陸じょうりく作戦さくせん再現さいげんすることが『Halo 2』時代じだいからさかんであり、今回こんかいもマシニマ作成さくせいにおいて多用たようされる可能かのうせいがある。
NARROWS(ナローズ)
アークの鋳造ちゅうぞう工場こうじょう放射線ほうしゃせん対策たいさくとして設置せっちされた冷却れいきゃくシステム。
SANDTRAP(サンドトラップ)
いまはブルートたちの占領せんりょうかれてひさしい古代こだい遺跡いせき
「エレファント」とばれる巨大きょだいAPCがあり、フラッグせん想定そうていされた構造こうぞうになっている。
SNOWBOUND(スノーバウンド)
フォアランナーの遺跡いせきしずかにねむ過酷かこく環境かんきょう
THE PIT(ザ・ピット)
ソフトウェアによるシミュレーションようのトレーニング施設しせつ
VALHALLA(ヴァルハラ
V-398のクルーがかろうじて不時着ふじちゃく成功せいこうした奇妙きみょう渓谷けいこく

ヒロイック・マップパック

編集へんしゅう

ダウンロード・コンテンツのひとつ。2007ねん12月11にち配信はいしん容量ようりょうは487.18MB。

Foundry
とにかくはこだらけのマップ。四角形しかっけいのオブジェクトが中心ちゅうしん構成こうせいされており、ニューモンバサの工業こうぎょう地帯ちたい舞台ぶたいとしている。
このマップのオブジェクトは、その大半たいはんがフォージでの配置はいちえが可能かのうとなっており、プレイヤーによっては説明せつめいのできないようなマップをつくげることもある。
Rat's Nest (ラットズ・ネスト)
本編ほんぺんのクロウズ・ネストと酷似こくじした雰囲気ふんいき構造こうぞうつマップ。
屋内おくないとしては最大さいだい規模きぼ面積めんせきほこり、移動いどうのためワートホグやマングースが多数たすう配備はいびされている。
Standoff (スタンドオフ)
スタンド・オフとは「にらみい」の。このマップは『Halo: Combat Evolved』に登場とうじょうしたマップ「Blood Gulch」と「Coagulation」のリメイクだといわれている。
ニュー・モンバサ郊外こうがいにあるUNSCの基地きちで、ミサイルサイロ存在そんざいするのが特徴とくちょう地下ちかには多数たすう通路つうろがあるほか、地上ちじょうにはいわなどの障害しょうがいぶつがある。また、背景はいけいには巨大きょだいパラボラアンテナがあり、ライブアクション・フィルムの『ラストワン・スタンディング』(下記かき参照さんしょう)を髣髴ほうふつとさせる。

レジェンダリー・マップパック

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ダウンロード・コンテンツだいだん。2008ねん4がつ15にち配信はいしん容量ようりょうは411.34MB。

Avalanche (アバランチ)
『Halo: Combat Evolved』のマップ「Sidewinder」のリメイク。
Ghost Town (ゴースト・タウン)
タイトルとは裏腹うらはらに、キャンペーン・モードのシエラ117をイメージしたマップ。
Blackout (ブラックアウト)
『Halo 2』のオンラインようマップ「Lockout」の忠実ちゅうじつなリメイク。

Halo3 Cold Storage マップ

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ダウンロード・コンテンツだいさんだん。2008ねん7がつ7にち配信はいしん容量ようりょうは115.75MB

Cold Strage(コールド・ストレージ)
『Halo: Combat Evolved』のマップ「Chill Out」のリメイク。
デルタヘイロー(05)のフラッド研究けんきゅう施設しせつ施設しせつからしたフラッドが施設しせつ外部がいぶつくっている。
また、広間ひろま天井てんじょう巨大きょだいなモニター(2401 Penitent Tangentとはべつのもの)が固定こていされており、プレイヤーのうごきを監視かんししている。

開発かいはつちゅうダウンロード・コンテンツマップ

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Jodrell Bank
Purple Reign
Vandelay

フォージ(Forge)は、マルチプレイヤーマップじょうのオブジェクトをカスタマイズするマルチプレイヤーゲームモードである。既存きそんのマップをもとに、オリジナルのマップを作成さくせいすることが可能かのうである。

具体ぐたいてきには「モニター」とばれるキャラクターを操作そうさしてマップのオブジェクトを移動いどう追加ついかすることが可能かのうであり、このみやテーマにおうじたマップをつくることが可能かのうとなっている。ただし、オブジェクトやアイテムの追加ついかには限度げんどがあり、ポイントによって制限せいげんほどこされている。ポイントはみずか追加ついかしたオブジェクトなどをすことによって回復かいふくする[12]

フォージと同時どうじ通常つうじょうのゲームも出来できるため、ゲームをプレイしながらマップを調整ちょうせいすることが出来できるなど、実用じつようせいたかい。HALOシリーズはマシニマ作者さくしゃ多用たようしているゲームソフトでもあり、このシステムはそういったユーザーを意識いしきしてつくられたのかもしれない。

フォージのあそかたひとそれぞれであり、無限むげんだいである。これらはオブジェクトをうごかしているだけとはいえ、ほんさくあらたなプレイスタイルを開拓かいたくしているとえるだろう。

ファイルシェア

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ファイルシェアは、Bungie.netを使つか保存ほぞんしたゲームのフィルムやスクリーンショットを共有きょうゆうすることが出来できるサービスである。シアターでフィルムの鑑賞かんしょう編集へんしゅう、スクリーンショットをることが出来でき[13]

なかにはスクープきゅう写真しゃしんや、わらいをさそちんうつしなどもあり、ごたえがある。

公開こうかいベータテスト

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2007ねん4がつ10日とおか、バンジースタジオは2007ねん5がつ16にちから同年どうねん6がつ6にちまでマルチプレーヤーモードにかんする公開こうかいベータテストを実施じっしするとアナウンスをおこなった。

ベータテストへの参加さんか方法ほうほうひとつに、おなじくマイクロソフトより発売はつばいされるXbox 360ようゲームソフト『ライオットアクト』(Crackdown)を購入こうにゅうし、そのメニューよりベータテストようプログラムをダウンロードする、というものがあった[14]

ベータテストはやく82まんにんユニークユーザーによってプレイされ、その累計るいけいプレイ時間じかんは1200まんあいだおよぶことが発表はっぴょうされた[15]

サウンド・トラック

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詳細しょうさいは『Halo 3 Original Soundtrack』の記事きじ参照さんしょう。 ほとんどのきょくサントラ公式こうしきサイト試聴しちょう可能かのうである。

HALOシリーズは前記ぜんきのとおり、世界中せかいじゅうから期待きたいされている作品さくひんであり、発売はつばいまでにすうおおくのトレイラー(予告編よこくへん)が製作せいさくされた。日本にっぽんでは発売はつばい直前ちょくぜんに30びょうバージョンのCMながれただけであるが、米国べいこくでは実写じっしゃ予告編よこくへんまで作成さくせいされた。

HALO3 Announcement Trailer
2006年度ねんど発売はつばいの1ねんまえ)に公開こうかいされた最初さいしょのトレイラー。
とくにストーリーにかかわったり、戦闘せんとうシーンがあるムービーではないが、これは 「『Halo 3』が発売はつばいされる”」ということを発表はっぴょうすることが前提ぜんていだったとされる。このムービーは『Halo 3』の特設とくせつウェブサイトにて視聴しちょう可能かのうである。日本語にほんご字幕じまくはない。
Starry Night
米国べいこく公開こうかいされたテレビコマーシャル。Starry Nightは星月夜ほしづきよながさは1分間ふんかんで、ESPN公開こうかいされた。マスターチーフの素顔すがおられる唯一ゆいいつのムービーなのかもしれない。詳細しょうさいかんしては脚注きゃくちゅう項目こうもく参照さんしょう
『Halo 3』の特設とくせつウェブサイトにて視聴しちょう可能かのう日本語にほんご字幕じまくあり。
2007年度ねんど E3トレイラー
一番いちばんあたらしい予告編よこくへん最後さいご公開こうかいされたトレイラーである。特設とくせつサイトにて視聴しちょう可能かのう
トレイラーの正式せいしき名称めいしょうは『A Hero Must Rise』。詳細しょうさい該当がいとう項目こうもく参照さんしょう

ライブアクション・ビデオ

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ライヴ・アクション・ビデオ (Live Action Video)は上記じょうき予告編よこくへんとはことなり、ライブアクションの名前なまえとお実写じっしゃのムービーである。バンジースタジオとWETAデジタル共同きょうどう製作せいさくしており、監督かんとくニール・ブロムカンプかれピーター・ジャクソンのプロデュースによる映画えいがばん『Halo』監督かんとくをするとされていることから、これらのムービーは『Halo 3』の予告編よこくへんというよりも、映画えいがばん『Halo』の予告よこくとしてるべきではないかとされる。

Arms Race(アームズ・レース)
具体ぐたいてき内容ないよう武器ぶき工場こうじょうたたかいにそなえる海兵かいへいたいたちの様子ようすえがいたもの。ハンドガンやワートホグ、ペリカン降下こうかていなどの製造せいぞう工程こうてい描写びょうしゃされている。
Combat(コンバット)
文字通もじどお実写じっしゃムービーの戦闘せんとうへん
内容ないようは『Halo 3』の序章じょしょうという位置いちづけで、地球ちきゅう降下こうかするマスター・チーフを支援しえんする海兵かいへい隊員たいいんとODST隊員たいいん活躍かつやくえがいたもの。具体ぐたいてきには、二人ふたりのODSTが観測かんそく戦場せんじょうまわり、マスターチーフの降下こうか地点ちてんすというもの。
これと下記かきのビデオのため、本物ほんもののワートホグ作成さくせいされた。
Last One Standing(ラストワン・スタンディング)
上記じょうきの『コンバット』につづくライブアクション・ビデオであり、ディスカバリーチャンネル公開こうかいされたリアリティ番組ばんぐみ
海兵かいへいたい、ODSTども衣装いしょう銃器じゅうきといった小道具こどうぐのデザインが緻密ちみつであり、ワートホグ、ペリカン、ファントム、バンシーなどの再現さいげんレベルもかなりたかい。が、なぜかげきちゅうバトルライフルフルオート射撃しゃげき可能かのうアサルトライフルとしてえがかれている(出典しゅってんen:Marketing for Halo 3#Live action videos)。
出典しゅってんは『Halo 3』あつか説明せつめいしょのp32 - p34である。

オリジナル(英語えいごばんキャスト

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キャストには声優せいゆうでない著名ちょめいじんがいる。ミランダ・キースの声優せいゆうジュリー・ベンツからジャスティス・ボルディングに、また、真実しんじつ預言よげんしゃマイケル・ウィンコットからテレンス・スタンプわった。

メインキャラクター
サブキャラクター

日本語にほんごばんキャスト

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日本語にほんごばんでは戦闘せんとうはげしくテンポがはやいため字幕じまくひまがないことから日本語にほんごられている。

  • 『Halo 3』の発売はつばいからやくいち週間しゅうかんまえ動画どうが共有きょうゆうサイトYouTubeに『Halo 3』のエンディングがアップロードされたが、マイクロソフトの「著作ちょさくけん侵害しんがいされた」という申立もうしたてにより削除さくじょされた(en:Halo 3#Marketing and releaseよりの抜粋ばっすい)。
  • 看板かんばんキャラクターとして人気にんきのジョンソン軍曹ぐんそうだが、じつはスタッフのなかにもポール・ジョンソン(C. Paul Johnson)という人物じんぶつがいる。かれは『メイキング・オブ・ヘイロー3』にも登場とうじょうしており、スパイカーは軍用ぐんようおのなどから効果こうかおん採取さいしゅしているとかたっていた。かれ担当たんとうはサウンド・デザインとミュージック・エディットである[18]。ついでに、「ジョン」は(バンジースタジオに)4にん以上いじょういる。
  • ほんさく音声おんせい・テキストども完全かんぜん日本語にほんご翻訳ほんやくされているが、Xbox 360本体ほんたい言語げんご変更へんこうすると、テキストなどが変化へんかする。
  • マスターチーフラスベガスにあるろう人形にんぎょうかんマダム・タッソーかん仲間入なかまいりをたしている[19]。マスターチーフはアメリカでは大変たいへん人気にんきがあるキャラクターであり、ファンのなかにはミョルニル・アーマー(チーフのコスチューム)を製作せいさくし、コスプレをするもの多数たすう存在そんざいする。
  • 映画えいが地球ちきゅう静止せいしする』にほんさくのポスターがうつっている。本編ほんぺん序盤じょばん少年しょうねんジェイコブの部屋へやられていた。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 初期しょきのキャッチコピー。これは『Halo 2』の最後さいごにあるマスターチーフの"Finishing this Fight"という台詞せりふからており、日本語にほんごえでは「ケリをつけにました」(「ケリをつけてきました」は誤訳ごやくとの見方みかたつよい)であるため、「ケリをつけにきた」という表現ひょうげん最適さいてきわけだとされる。直訳ちょくやくは「たたかいのわり」である。
  2. ^ 後期こうき発売はつばい決定けっていした以降いこうのキャッチコピー。日本にっぽんでのTVCMにも使用しようされた。
  3. ^ テレビコマーシャル仕様しようキャッチ
  4. ^ 「Halo 3」、発売はつばい初日しょにちで1おく7せんまんドルの、IB Times、2007ねん9がつ27にち
  5. ^ Xbox.com プレリリース 2008ねん10がつ9にち
  6. ^ As Halo 3's Xbox 360 Servers Are Turned Off Forever, Fans Share Tributes To Bungie's Classic”. 2024ねん6がつ17にち閲覧えつらん
  7. ^ 一部いちぶ三人称さんにんしょう視点してんにもできる。
  8. ^ 本名ほんみょうは「ジョン」だが機密きみつあつかいとされる。またスパルタンに苗字みょうじい。そのCMは『Halo 3』の公式こうしきサイト(日本にっぽん特設とくせつサイトでも)視聴しちょうすることが出来できる。
  9. ^ 何故なぜ生還せいかんしたのかとわれるシーンが『Halo 2』にあるが、本人ほんにんは「軍事ぐんじ機密きみつ」と主張しゅちょうした。
  10. ^ Sergeant Major A.J. Johnson(en.Wikipedia)
  11. ^ ロング“ホーク”(Long Hawk) だというせつがある
  12. ^ 『Halo 3』取扱とりあつかい説明せつめいしょ、p28より。
  13. ^ 『Halo 3』取扱とりあつかい説明せつめいしょ、p26 - p27より。
  14. ^ Halo 3 Beta Downloads via Crackdown are fixed! 2007ねん5がつ16にち
  15. ^ Emma Boyes Halo 3 beta: 820,000 served GameSpot 2007ねん6がつ13にち
  16. ^ 1さくのジェイコヴ・キース艦長かんちょうやくである。
  17. ^ Gears of War』にてマーカス・フェニックスをえんじた人物じんぶつである。また、メイキング映像えいぞうでもかれかいわざることが出来できる。
  18. ^ 取扱とりあつかい説明せつめいしょp31より。
  19. ^ [1]

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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