プレイボール (漫画 )
プレイボール | |
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ジャンル | |
ちばあきお | |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
1973 | |
ちばあきお | |
コージィ | |
グランドジャンプ | |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
2017 | |
2017 | |
アニメ:プレイボール1st( プレイボール2nd( | |
ちばあきお | |
キャラクターデザイン | |
アニメーション |
マジックバス |
プレイボール | |
# | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | |
ポータル |
『プレイボール』は、ちばあきおによる
概要
『
プレイボール2
2016
あらすじ
前作 『キャプテン』でのクライマックスとなった青葉 学院 戦 で骨折 しながらも無理 に投球 を続 けたことが祟 り、谷口 タカオの右手 は人差 し指 を伸 ばせなくなり、まともにボールを投 げられなくなっていた。墨 谷 高校 に進学 後 は部活 に入 ろうとはせず、田所 がキャプテンを務 める弱小 野球 部 の練習 風景 を毎日 のように夕暮 れまでグラウンドの片隅 で眺 めていた。決 して口 にこそ出 さないが野球 への未練 を強 く抱 いていることに、谷口 の両親 も心配 していた。そんな谷口 の様子 を見 かねたサッカー部 のキャプテン相木 は、できない野球 に未練 を持 つよりは新 しい道 に進 むべきだと、谷口 をサッカー部 に勧誘 する。谷口 はサッカーについては全 くの初心者 だったが、中学 時代 に培 った努力 と根性 でみるみる上達 し、チームメイトからも認 められるようになる。野球 を諦 めてサッカーに専念 することに決 めた谷口 だったが、少年 野球 の審判 を買 って出 るなど野球 に対 する未練 と情熱 はまったく薄 れることはなかった。谷口 の気持 ちを察 した相木 はこのままサッカーを続 けることは谷口 にとって最良 の選択 ではないことを察 し、野球 部 のキャプテンである田所 との話 し合 いの末 に、谷口 をサッカー部 から退 部 させ、野球 部 に入部 させる。入部 した谷口 は送球 がまともに出来 ないことから当初 は戦力 として見 られなかったが、守備 力 と長打 力 、コントロールは衰 えず、野手 としてチームに溶 け込 む。エースの中山 、口 さがないムードメーカーの山本 を筆頭 にチームメイトの殆 どが戦略 面 や勝利 への意識 が乏 しかったが、最後 まで勝利 を諦 めない谷口 の熱意 と豊富 な知識 や的確 なアドバイスによって少 しずつ向上心 が芽生 え、谷口 の投 げるワンバウンド送球 を捕 球 出来 るようになった仲間 たちの協力 もあって谷口 は一躍 チームの中心 選手 となる。墨 谷 高校 野球 部 は夏 の高等 学校 選手権 大会 地区 予選 では毎年 1回戦 負 けの常連 だったが、谷口 の活躍 とそれに触発 された田所 達 の頑張 りで順当 に勝 ち上 がり、3回戦 で甲子園 出場 の常連 校 であるシード校 の名門 東都 実業 高校 (東実 )との大 一 番 を迎 える。試合 前 は谷口 以外 が勝利 を半 ば諦 めていたが、彼 の奮闘 に動 かされた中山 と田所 が率先 して対策 を相談 したことをきっかけにチームがまとまっていく。東実 対策 の過程 で徐々 に送球 のコツを身 につけた谷口 はノーバウンドでも送球 出来 るようになるが、山本 はナチュラルに変化 する谷口 の送球 を逆 に捕 球 出来 なくなってしまい戸惑 う。その異変 に気付 いた田所 は谷口 が工夫 と研鑽 により、ボールを指 の間 から抜 くようにして投 げているその送球 こそがフォークボールであることに気付 く。正 捕手 である田所 は谷口 の投 げるフォークボールを捕 球 できるようにと努力 を重 ねる。谷口 はチームの切 り札 として再 びマウンドに上 がれる機会 を得 る。試合 当日 は中山 の力投 と谷口 のピッチャーの呼吸 に合 わせてスイングするという速球 打 ちのアドバイスにより、墨 谷 は予想 外 の善戦 を繰 り広 げる。だが、初回 から全力 投球 で飛 ばしていた中山 が東実 打線 につかまり、足 に怪我 を負 ってリタイアを余儀 なくされる。窮地 に立 たされた墨 谷 は遂 に谷口 をマウンドに送 り、当時 は珍 しいフォークを武器 に東実 打線 を翻弄 したが、ロングリリーフとなった谷口 の疲労 は激 しく途中 降板 を余儀 なくされ、善戦 も空 しく墨 谷 は惜敗 する。- その
試合 をもって高校 野球 を引退 する田所 は谷口 に感謝 し、中山 達 二 年生 部員 を含 めた全員 の賛同 を得 て谷口 を新 キャプテンに指名 する[5]。谷口 は先輩 部員 を差 し置 くことに葛藤 しつつも、恩人 である田所 の気持 ちを受 け入 れる。 谷口 の中学 時代 のライバル倉橋 豊 は墨 谷 高校 に入学 していたが、野球 部 の意識 の低 さに呆 れて三 日 で退 部 していた。しかし谷口 の活躍 に触発 され、中山 や山本 に非難 されながらも再 入部 を決 める。- フォークボールの
連投 で肩 を痛 めた谷口 を田所 がなじみの医院 に連 れていったところ、谷口 の指 も治 すことができることを知 り、元通 りにする手術 を受 ける。谷口 の不在 で秋期 大会 こそ残念 な結果 に終 わった墨 谷 だったが、翌年 の夏 の大会 に向 けて本格 始動 する。中学 時代 から谷口 を強 く慕 っていた後輩 の丸井 は成績 が足 りずに墨 谷 に不 合格 。編入 学 試験 合格 を目指 して努力 を続 ける。 抜群 の技術 に加 え、配 球 技術 を持 った正 捕手 倉橋 と投手 二 枚 看板 の揃 った墨 谷 は卒業 した就職 した田所 が見守 る中 、キャプテン谷口 を中心 に活躍 することになる。
『2』
春 の選抜 野球 大会 出場 校 である谷原 高校 との練習 試合 に大敗 した墨 谷 野球 部 。3年生 になった谷口 は、夏 の東 東京 予選 を見据 えて墨 谷 二 中 を全国 制覇 に導 いた後輩 のイガラシと、江田 川中 学 から入学 した井口 源 次 を投手 候補 に育 てようとする。その結果 、硬球 の使 い方 が安定 していたイガラシを投手 に据 え、井口 を野手 に育成 しようと考 える。一 年生 の秋 に墨 谷 に編入 した丸井 は調子 に乗 った言動 の多 い井口 に不快 感 を持 っていたが、左 投手 として彼 を起用 したい谷口 の真意 を察 し、硬球 の使 い方 を特訓 する。打撃 面 では得点 力 向上 のため、真 芯 で捉 えないと長打 が打 てない竹 製 バットを使用 することを思 いつくが、練習 試合 でも使用 を強行 した結果 全 て折 れてしまい、恥 を忍 んで金属 バットを借 りて試合 を再開 する。イガラシの上達 と丸井 との特訓 で精神 面 でも成長 した井口 の好 リリーフもあり、練習 試合 に勝利 したことで、谷口 と倉橋 は確 かな手 ごたえを掴 む。迎 えた夏 の東 東京 予選 。抽選 会 に参加 した丸井 と半田 であったが、墨 谷 はエースになった佐野 を擁 する東実 、川北 商業 、谷原 など名門 校 がひしめくブロックに当 たってしまう。それでも谷口 と倉橋 は最後 の大会 に向 けて闘志 を燃 やし、チーム一丸 で大会 に臨 む。
登場 人物
墨 谷 高校 野球 部
谷口 タカオ:前田 賢 一朗 本 作 の主人公 。右 投 右 打 。ポジションは投手 ・三塁手 。右翼 手 を守 ったこともある。中学 時代 に試合 中 のアクシデントで指 を骨折 し、無理 をして試合 続行 し投 げ続 けたことから、き手 の人差 し指 が曲 がったまま伸 びなくなり(アニメ版 では人差 し指 が伸 びたまま曲 がらなくなり)、真 っ直 ぐボールを投 げられなくなる。入学 してしばらくはサッカー部 に所属 し努力 の甲斐 あってレギュラーにも選抜 されたが、野球 への情熱 を捨 てきれず主将 の相木 による叱咤 と後押 しで、野球 部 に転 部 する。怪我 の影響 で送球 がままならない状態 であったが、バウンド送球 を経 て努力 の末 に投 げられるようになり、その過程 でフォークボールをマスターする。その後 、手術 を受 けて指 の怪我 を克服 する(この過程 は原作 とアニメ版 では若干 異 なっている)。打順 は4番 (川北 戦 のみ5番 )。ピッチャーとしてはコントロールを身上 としており、倉橋 の要求 するボール半 個 分 の出入 りを可能 とするほどの見事 な投球 術 を持 っている。最終 的 にカーブ・シュート・フォークボール(故障 が明 けてからは、ここぞという時 にしか投 げなくなった)を一 通 りマスターした(中学 時 は直球 のみ)。また精神 面 が強 く、ピンチや味方 のエラーにあってもナインを励 ましたり、粘 り強 く淡々 としたピッチングを展開 した。その姿勢 は作中 屈指 の好 投手 である専修 館 の百瀬 さえも驚嘆 させている。イガラシ、井口 世代 の他 の一 年生 から「やっぱ(シード校 入 りした墨 谷 の)エースだけあってナリ(体格 )に似合 わず凄 え球 投 げるなあ」と評 されるなど球速 もある模様 。本来 は三塁手 がベストポジションだがチーム層 が薄 い墨 谷 では投手 と兼任 を余儀 なくされ、成 り行 き上 エース格 になっていた背景 もある。それ故 に特 に自身 がエースという自負 はなく、総合 チーム力 で挑 む姿勢 は中学 時代 から変 わっていない。対戦 相手 を徹底的 に研究 かつ分析 するタイプで、その姿勢 は相手 が強豪 ・弱小 かを問 わず一貫 している。その結果 、それまで5年 連続 1回戦 負 けを喫 し、勝利 とはほど遠 かった墨 谷 高校 野球 部 を1年生 時 は3回戦 、2年生 時 は準々 決勝 (ベスト8)3年生 時 は準決勝 (ベスト4)にまでコマを進 める原動力 になった。野球 に熱心 なあまり学業 が疎 かになり、母親 から釘 を刺 されてしまうこともあり、3年生 時 はそれが災 いして成績 が下 がっていた。前 キャプテンの田所 により1年生 の夏 以降 は墨 高 のキャプテンに任 じられ、以降 連載 終了 まで継続 。中山 から「お前 はキャプテンなんだから、グラウンドに出 れば俺 たち上級生 を呼 び捨 てにして良 い」と言 われ倉橋 からも賛成 されるが、本人 は「僕 は頭 が古 いんで無理 です」と上級生 に対 する気遣 いと礼儀 を忘 れることはなかった。逆 にここぞという場面 では気弱 だった中学生 時代 に比 べてはっきり意見 を言 えるようになっており「言 って分 からなければ放 っておけばいい、困 るのは本人 だ」と井口 の態度 に突 き放 す発言 をとったり、2年生 時 に夏 の東 東京 予選 では格下 の言 問 高校 相手 に油断 する上級生 を含 めたチームメイト全員 に前年 に全力 を出 し切 って3回戦 に進 んだことに例 えて「このままでは負 けてしまう。僕 たちの今 1番 の敵 は気 の緩 みです!」と激 を飛 ばす場面 が見 られる。真剣 になった際 は問題児 の井口 に「やはりキャプテンだけあって迫力 がある」と言 わしめるほどの貫禄 を放 つ。- 『2』では
彼 と対立 する丸井 を競 わせて井口 に自分 の過信 を痛感 させるとともに奮起 を促 す意味 で投手 としては起用 しない方針 をとっていた。その後 自主 練習 に励 み結果 を出 した彼 の進歩 の速 さに驚 き、コーチ役 を買 って出 た丸井 に感謝 した。 一方 で、公式 戦 での得点 力 向上 のために真 芯 で捉 えないと長打 が打 てない竹 製 バットでの練習 を採用 。練習 試合 でも反対 を押 し切 って使用 を続 けた結果 、相手 校 の監督 を怒 らせてしまったばかりかバットが折 れてしまう、大会 期間 中 に「練習 をしないことも練習 」とイガラシ達 をたしなめたにもかかわらず通常 通 りの練習 をして疲労 を蓄積 させるなど一生懸命 ゆえの判断 ミスを招 くこともあるが、その度 に反省 し分析 を重 ねた。- 3
年間 を通 じて全国 大会 への出場 は逃 したが、3年生 時 の川北 商業 戦 ではサイクルヒットを放 ちメディアの注目 を集 めた。引退 後 は野球 に対 する次 の目標 が見出 せずにいたことや、両親 の負担 を考慮 して将来 的 に家業 を継 ぐために父親 の下 で大工 修行 を検討 したが、部長 や田淵 、父親 に諭 され、大学 進学 を目指 して予備校 に通 いながらの野球 部 監督 就任 を打診 され、了承 する。 田所 :河野 裕 谷口 の2学年 上 であり、谷口 が入部 した時 のキャプテン。右 投 右 打 。ポジションは捕手 。中学 時代 は投手 でもあったらしく、東 実戦 では疲労 した谷口 に代 わって登板 したが全 く通 じず、大量 得点 を許 してしまった。京成 戦 に7番 、城東 戦 に3番 [6]、東 実戦 に5番 を打 った。特 に突出 した能力 は見 せなかったが他 のナインと共 に谷口 に影響 され上達 して行 き、東 実戦 でも活躍 した。当初 は怪我 を負 っている谷口 に戦力 としての期待 をせず、彼 の入部 に浮 かれる部員 たちにも厳 しい態度 を取 っていたが、「ちやほやするとかえって本人 が気 を遣 ってしまう」と彼 なりに配慮 しての行動 だった。サッカー部 や他 部員 の進言 による打撃 練習 にてその実力 を認 め、以後 は試合 でも谷口 の意見 を積極 的 に取 り入 れるまでに至 っている。捕手 としては、ロングリリーフの谷口 の疲労 なども察 しロジンバッグなどで間 をとるように指示 をしたり、中山 の限界 を見抜 くなど気 が付 く方 であった。すぐ部員 を怒鳴 りつけたりバットを振 り回 して脅 すなど粗暴 なところが見 られるが、弱小 に甘 んじていた部員 の中 では野球 に対 して真剣 に取 り組 むなど基本 的 にキャプテンとしては信頼 されている。東 実戦 前 には強豪 に本気 で勝 とうとする谷口 に対 し、「卒業 後 の進路 の為 の勉強 に支障 が出 る練習 量 は避 けるべき」との考 えを持 っていた。そのため練習 方針 の考 え方 の違 いで衝突 するが、後 に谷口 の姿勢 に動 かされた中山 と共 にベストを尽 くす事 を選択 した。しかし自身 は補習 を受 けるなど学業 成績 はあまり良 くなかったようである。卒業 後 は家業 の電気 屋 に就職 し、合間 を見 て野球 部 の見物 や試合 の応援 に駆 けつけ、公式 戦 では解説 や応援 団 を鼓舞 する。面倒 見 の良 い性格 で、全 部員 にアイスの差 し入 れやカツ丼 (当初 は「鰻 丼 」と吹聴 していたが、予算 の問題 からカツ丼 になった)をご馳走 してくれるなど気 にかけている。また、なにかというとタイヤキ屋 を相談 場所 として利用 している。仕事 上 あちこち駆 け回 るため顔 が広 く、後輩 勧誘 の手助 けをしたこともあった。井口 勧誘 の際 には本気 で投 げた球 をヒットにするなど野球 の能力 も衰 えてはいないが、山本 (アニメ版 では倉橋 )から「腹 が出 てる」と言 われ太 り気味 である模様 。- アニメ
版 では東 実戦 で疲労 がたまった谷口 を走 らせたくない一心 でホームランを打 っている。卒業 後 の2期 では地元 商店 街 の草 野球 チームで捕手 ・4番 を任 されるなど、野球 を継続 していることを語 っている。 倉橋 豊 :日野 聡 谷口 と同級生 であり、彼 のよきパートナー。顎 が割 れている。右 投 右 打 。ポジションは捕手 で、田所 の後継 に当 たる。打順 は3番 (川北 戦 と3年生 時 における夏 の東 東京 予選 では4番 )。中学 時代 に谷口 が在学 した墨 谷 二 中 と激戦 を繰 り広 げた隅 田中 出身 [7]でキャプテンも務 め、当時 は地区 随一 の名 捕手 と噂 されていたほどの実力 者 。谷口 の球 を変化球 もノーサインで捕 球 できるほどスキルが高 い。高校 入学 時 は野球 部 に入 ったがあまりのレベル不足 と勝利 意識 の低 さに呆 れて3日 で退 部 していた。その後 しばらくは草 野球 でプレイしていたり、中学 時代 の先輩 ・田淵 がいる川北 高 の練習 に参加 していたが、谷口 の勧誘 で改 めて野球 部 に籍 を置 くこととなる。言 いたいことをはっきり口 にする性格 。先輩 相手 でも一切 遠慮 をしないので当初 はトラブルが絶 えなかったが、そのほとんどが相手 やチームを思 ってのことであり、谷口 、半田 と共 に部 全体 の実力 と意識 向上 に貢献 した。チームがまとまってからは、陰 で上級生 を「あいつら」「お前 ら」というなど、若干 見下 す発言 をすることもある一方 で、不可欠 な存在 として溶 け込 むようになっていく。原作 ではクールな性格 で中学 時代 のイガラシの性格 に酷似 しており、チームの参謀 的 な役割 を果 たしていた。原作 、アニメとも谷口 のキャプテンとしての采配 を甘 いと感 じることもあったが、最後 は谷口 のキャプテンシーを認 めている。実力 はチーム屈指 で、他 チームからも「一発 がある打者 」として警戒 される描写 がいくつかあるが、物語 中 では本塁打 を放 ったシーンが出 てこない。しかし、専修 館 戦 の百瀬 から初回 でチーム初 ヒットを記録 したり、原作 の明 善戦 では最終 回 で唯一 ヒットで出塁 するなど打撃 の水準 は高 い。ただし、外角 球 に体 が泳 ぐことがある。- アニメ
版 では小学生 時代 はリトルリーグに所属 していた。また原作 以上 に棘 のある発言 が多 くみられていたが、公式 サイトの紹介 では自身 が憎 まれ役 を買 って出 ることによって、谷口 に不満 が向 かないようにするための配慮 ではないかと補足 がなされている。一方 でチームのために人知 れず練習 に励 む半田 のことを気 にかけたり、上級生 の引退 時 行 われた一 打席 勝負 では、涙 を流 しながら球 を受 けるなど、チームメイトを大切 に思 う場面 も描 かれている。 - 『2』でも
谷口 と並 ぶチームの首脳 として活躍 している。実力 はあるが自身 の結果 を出 すことにこだわりスタンドプレーをしがちなイガラシと井口 を叱 りつけたり苦言 を述 べる場面 も多 い。また、谷口 の過酷 な練習 内容 に驚 く場面 も目立 ち、谷原 戦 での惨敗 以降 試行錯誤 を重 ねる彼 を心配 している。 引退 後 は試験 の結果 が悪 かったことから浪人 しての再 受験 を考 えている。家族 の負担 を考 えて進学 (および野球 )を断念 する意向 の固 い谷口 を案 じて、谷口 にそれまで野球 部 に不在 だった監督 を務 められるよう田淵 や部長 に説得 できないかを打診 した。『キャプテン2』でも引 き続 き登場 し、浪人 生活 の傍 ら監督 として後輩 たちを支 える谷口 にさりげなく助言 をしたり、墨 谷 の試合 を観戦 するなど陰 ながら墨 高 野球 部 を見守 っている。小説 版 では2巻 目 から登場 。概 ね原作 と同 じだが、若干 い回 しがマイルドになったり、谷口 を認 めるまでの心境 が原作 以上 に深 く掘 り下 げられている。中山 :呉 圭 崇 谷口 の1学年 上 。谷口 が入部 する前 は唯一 の投手 であった。丸 眼鏡 が特徴 。右 投 右 打 。田所 達 の引退 後 は三塁手 と投手 を兼任 。松川 が登板 する時 は左翼 手 も務 める。打順 は2年 時 に9番 、3年 時 に6番 (大島 戦 のみ、ならびに小説 版 では5番 )。気分 屋 であり、投手 としては気弱 なものの相手 打線 が沈 んでいると「いっちょ脅 かしてやるか」とサインを無視 し変化球 (カーブ)を投 じるなど調子 に乗 りやすい。怒 りっぽい面 もあり、田所 が谷口 のデータに依存 して思 うようなプレーができなかった時 にヘソを曲 げたり、先輩 に敬意 を払 わない倉橋 とは特 に衝突 が多 かった。しかし、京成 戦 で谷口 の「最後 まで諦 めない」熱意 を目 の当 たりにしてからは彼 を信頼 するようになり、東 実戦 前 は谷口 の努力 に心 を打 たれて意見 を求 めたことがチームがまとまるきっかけになった。球速 ・球威 は低 い部類 に入 り、精神 面 がやや脆 く打 たれるとすぐに動揺 し、投球 が乱 れてしまう。川北 戦 では滅多 打 ちに遭 い「勘弁 してくれ」と泣 き言 を吐 き、病 み上 がりの谷口 にマウンドを譲 ったこともある。しかし、コントロールは非常 によく、谷口 の偵察 メモ通 りに相手 の苦手 なコースを的確 について抑 える場面 もあった。打撃 面 ではかなりの回数 で得点 に絡 み、専修 館 戦 ではサヨナラヒットを放 っている。谷口 がキャプテンになってからも引 き続 き背番号 は1番 だが、年功序列 を重視 する谷口 の方針 や当初 は彼 との二 本 柱 でいく予定 だったこともあり[8]特 に背番号 変更 は無 かった。引退 前 に谷口 の懇願 によりバッティングピッチャーを務 めている。専修 館 戦 で疲労 困憊 の谷口 を見 た山本 が、倉橋 に中山 を起用 し投 げさせるように進言 するが「中山 さんには荷 が重 すぎる」として却下 された。原作 では谷口 をして「足 がある」と言 わしめるほどの俊足 を持 ち、セーフティバント・盗塁 も行 っている。また投手 だけあって肩 も良 く、レフト前 ヒットの返球 で、脚 に自身 のある二塁 ランナーを楽々 アウトにしたこともあった。引退 日 に開 かれたお別 れ会 では代表 でスピーチし、「俺 たち目上 を(谷口 が)指示 するのが面倒 だったろう」とさり気 なく上級生 としての気遣 いを見 せていた。- アニメ
版 では外見 が若干 変更 されている。また3年生 時 は他 の同級生 部員 同様 、言 問 戦 までは実力 が向上 したことからの過信 も見 られたが、倉橋 との度重 なる衝突 を受 けて選手 として成長 。引退 時 には谷口 の懇願 でバッティングピッチャーを務 め、送別 会 後 にエースナンバーを託 した。 山本 :疋田 高志 谷口 の1学年 上 。出 っ歯 が特徴 。右 投 右 打 。当初 は右翼 手 だったが、谷口 が右翼 手 の守備 に入 ったのをきっかけに一塁 手 を経験 。共通 していた「右 打球 に慣 れている」という理由 で田所 の引退 後 から一塁 手 にコンバートする[9]。田所 が投手 の時 には捕手 も経験 した。打順 は1番 。「おっちょこちょい」と言 われるだけあって気配 りに欠 ける場合 も多 い。当初 は勝利 にこだわる谷口 と反 りが合 わなかったが、京成 戦 で谷口 の「最後 まで諦 めない」熱意 を目 の当 たりにしてからは彼 を信頼 するようになり、キャプテンになってからも積極 的 にサポートした東 実戦 では疲労 困憊 の谷口 に気付 かず、初球 打 ちでヒットしたため、田所 からそれを咎 められたり、専修 館 戦 の終盤 では痛恨 のエラーを喫 し田所 に「お前 は何 年 墨 谷 のレギュラーやってるんだ!」とスタンドから罵声 を浴 びるなどここ1番 で判断 を誤 ることがあった。後者 では直後 に帳消 しにするファインプレーを魅 せた。幼少 時 は青戸 辺 りでザリガニ捕 りの名人 と呼 ばれていたらしい。- アニメ
版 ではくじ引 きで一時 的 にキャプテンとなった。田所 らからは「おっちょこちょいだが、ムードメーカーでもあるから結果 的 にはいい選択 だった」と評 されたが、墨 谷 二 中 との壮行 試合 後 、「俺 にはあんな後輩 (丸井 ・イガラシ等 )を育 てられない」と言 い谷口 にキャプテンを譲 った。また、2期 では倉橋 にもきっちり意見 を言 う、明 善戦 の終盤 では意気 消沈 する谷口 に「最後 まであきらめないんじゃなかったのか?」と励 まして出塁 を果 たすなど、締 めるところは締 める場面 も追加 されている。 太田 :福井 信介 谷口 の1学年 上 。ニキビ(もしくはそばかす)が特徴 。右 投 右 打 。100mを12秒 台 で走 る俊足 (アニメ版 では11秒 台 )と強肩 の持 ち主 。2年生 の夏 までは遊撃手 だったが、自身 の運動 能力 の高 さに着目 した谷口 からの提案 を受 け入 れて田所 の引退 後 から中堅 手 にコンバートする[10]。打順 は2番 。中 々の切 れ者 であり、東 実戦 では谷口 の疲労 度 を察 し、追 い込 まれて(ツーストライク)から粘 り、時間 を稼 いでいた。しかし田所 からは「お前 は顔 に似合 わず頭 良 いんだな」とあまり嬉 しくない誉 められ方 をされた。谷口 がキャプテンになってからは上級生 に強 く出 られない彼 の性格 を見越 して水分 補給 のタイミングなどで勝手 に振 る舞 う面 もあったが、それを見 かねた倉橋 が「島田 をレギュラーにすればいい」と谷口 に助 け船 を出 したことで危機 感 を持 ち、一部 員 として再 び指示 を聞 くようになった。負 けている状態 で最終 回 に打順 が回 る事 が多 く度々 プレッシャーを背負 って来 たが、試合 の逆転 の突破口 を切 り開 いた人物 でもあった。長打 は無 いものの、クリーンナップへ繋 げる重要 な役割 を見事 に果 たし、アニメ版 の明 善戦 でも谷口 達 下級生 を励 ます活躍 を見 せた。山口 :南田 親 彦谷口 の1学年 上 。右 頬 にある大 きなほくろがトレードマーク。右 投 右 打 。谷口 が入部 するまでは三塁手 。彼 のスタメン昇格 後 は左翼 手 (小説 版 では右翼 手 )、3年生 時 には遊撃手 を守 る。打順 は3番 だったが、倉橋 入部 後 は5番 、小説 版 では6番 となった。東 実戦 では会心 の一 撃 をセンターのファインプレーに阻 まれ、最後 のバッターとなり涙 を流 したが、翌年 の聖 稜 戦 ではサヨナラホームランを打 つ活躍 を見 せた。倉橋 、谷口 の後続 とあって長打 力 も高 い。メンバーきってのユーモラスな性格 で、油断 から偵察 後 の練習 を予想 しなかった同級生 の中 で唯一 ユニフォームを持参 していた[11]。チーム内 で一番 インシュート(内 に食 い込 むシュート)は苦手 であったがここぞという時 に活躍 する選手 。専修 館 からも「5番 (山口 )は一発 があるから歩 かせろ」と警戒 されていた。- アニメでは、
半田 が硬球 を怖 がっている事 を見抜 いてアドバイスを送 っている[12]。 佐々木 :竹谷 和樹 谷口 の2学年 上 。ポジションは一塁 手 。墨 高 唯一 の左 投 左 打 。打順 は8番 。カーブ打 ちが得意 と自称 。京成 戦 で谷口 に打席 を奪 われる。あまり目立 つ存在 では無 いが、東 実戦 ではヒットや死球 で着実 に出塁 している。松本 :山田 浩一 谷口 の2学年 上 。丸 い鼻 が特徴 。右 投 右 打 。ポジションは二塁手 。京成 戦 では3番 を打 っていたが、城東 戦 以降 は3番 に山口 が入 り、打順 は7番 。東 実戦 では内野 に打球 が飛 ぶシーンが少 ないので、守備 での出番 はほぼ無 い。守備 練習 の際 に彼 が谷口 の送球 の変化 に気付 き、東 実戦 でのフォークボールの器用 に繋 がる事 になる。二塁打 を放 つなど長打 力 もある。村松 :谷口 祐 貴 谷口 の2学年 上 。顎 髭 を生 やしている。右 投 右 打 。ポジションは中堅 手 。打順 は6番 。一発 を狙 いに行 くなど積極 的 なバッティングを見 せる反面 、若干 自信 過剰 な面 があり、京成 戦 ではバントの指示 を無視 してヒッティングに出 る場面 があったが、右翼 手 についた谷口 の奮闘 を見 て田所 の次 に彼 を認 め、ファインプレーを見 せた谷口 に代 わってタッチアップ時 の送球 をし、「代 わりに投 げてやるから、ボールを取 ったらすぐ俺 によこせ!」と励 ました。城東 戦 では相手 チームのエース投手 である藤井 からヒットを打 ち、速球 を打 ち崩 すコツを田所 に伝言 した。東 実戦 で走者 に出 た谷口 が疲労 困憊 の際 には「ゆっくり歩 かせてホームインさせてやる」とホームランを狙 う気遣 いも見 せた。- アニメでは
外見 が原作 とかなり異 なっている。 横井 :柴崎 幸一 谷口 の同級生 。頬 に渦巻 きがある。右 投 右 打 。背番号 11のノッカー担当 であったが、田所 世代 が引退 してからレギュラーとなった。ポジションは2年 時 に二塁手 、3年 時 に遊撃手 。松川 が二塁手 の時 は左翼 、イガラシが遊撃手 の時 は三塁 をも守 る。谷口 世代 で一番 上達 した選手 であり、最終 的 に内野 のほとんどを請 け負 っている。また夏季 大会 中 はマラソン練習 で最 後尾 にいることが多 かったが、秋 からは谷口 ・倉橋 に並 んで体力 を余 し「なんてザマだ、この程度 の練習 で!」と後輩 を叱咤 するまでになった。打順 も当初 は7番 であったが秋季 大会 からは5番 (谷原 戦 は2番 )を務 めた。山本 同様 ユーモラスなキャラではあるが、公式 試合 では言 問 高 戦 で2打点 、聖 稜 戦 では送 りバントも兼 ねたセーフティバントを成功 させている。谷原 戦 で丸井 からぞんざいな口調 を使 われた事 があるが、丸井 から「恋 に悩 むと気 が抜 けるのですか?」と聞 かれ「何 を下 らない事 を言 ってるんだ、練習 中 に!」とゲンコツをかました事 もあった。しかし先輩 や下級生 を思 いやる気持 ちは強 く、OB戦 でもワザと空振 りする優 しさをみせたり、イガラシ世代 の入部 での訓辞 の際 にキャプテンの谷口 の言葉 足 らずに補足 を加 えた。その中 で「みて貰 えれば解 ると思 うが、体格 にも恵 まれない我々 がシード権 を得 るには想像 を絶 する努力 をしてきた。辛 くて辞 めたいこともあったが、自分 に打 ち克 った時 の喜 びが忘 れられなくてここまで来 られた」と自身 の体験 を交 えている。- 『2』ではイガラシをレギュラー
専任 と考 える谷口 の方針 に従 い控 えになる事 が多 いが、3年生 として冷静 な先輩 としての姿勢 は崩 すことはなく、3年生 時 の準決勝 では途中 出場 し、谷原 の村井 からヒットを二 本 打 った。 戸室 裕之 :窪田 亮 谷口 の同級生 。右 投 右 打 。初期 は背番号 12。田所 世代 が引退 してからレギュラーとなった。ポジションは左翼 手 。本人 の発言 から元々 は中堅 手 だったようだが、太田 のコンバートによって左翼 手 になった。打順 は主 に7番 と下位 ではあるが速球 でも難 なくミート出来 る。能力 としては平均 値 には達 しているが、肩 が弱 いのが欠点 。試合 では守備 での貢献 が目立 つが、松川 が登板 の時 は谷口 が三塁 で中山 が左翼 に、松川 が二塁 に入 る時 は横井 が左翼 に、3年生 時 の谷原 戦 では井口 が中堅 に入 り島田 が左翼 に回 ってくるなど割 りを食 う場面 が多 い。小説 版 では絵 が上手 く、部員 募集 のポスターを制作 している。- 『2』でも
外野 手 としてレフトのレギュラーを維持 している 半田 :田中 恭兵 谷口 の同級生 。×字 型 の目 が特徴 。右 投 右 打 。ポジションは右翼 手控 え。元 草 野球 選手 。背番号 10。あだ名 は「半 ちゃん」。真面目 で野球 好 きだが、最初 はチームで一番 能力 が低 く練習 でも試合 でもエラーを連発 していた。一方 で分析 能力 が高 く、対戦 相手 のデータ収集 などで活躍 しチームを勝利 に導 く力 となっている。特 に専修 館 戦 では誰 も気 づかなかったメモの足跡 を消 した点 に着目 し、チームの逆転 に繋 がるきっかけを作 った。これらがきっかけで彼 を侮 っていた部員 たちからも信頼 と敬意 を持 たれるまでになった。努力 の甲斐 あってエラーの数 も減 り、公式 戦 に出場 できるまでになる。作者 が『キャプテン』以前 に描 いた読 み切 り作品 『半 ちゃん』の主人公 。終盤 、鈴木 と共 に学年 が一 つ下 がっている。- アニメ、および
小説 版 では鈴木 共々 一貫 して同級生 のままとなっている。原作 以上 に活躍 や成長 が細 かく描写 され、上級生 と対立 する倉橋 の真意 を谷口 と松川 に次 いで理解 し、彼 の助言 を取 り入 れて練習 をしたり、一緒 にバッティングセンターにも通 っている。中山 たちの引退 後 は自分 の実力 不足 と理想 のギャップに悩 むあまり一 度 は退 部 を考 えたが、転校生 の丸井 から谷口 が上達 した経緯 を聞 き、鈴木 の励 ましと倉橋 の協力 もあって思 い留 まるエピソードが挿入 されている。最終 回 (秋季 大会 東 実戦 )では、終盤 の攻守 に活躍 し、勝利 の立役者 となっている。 - 『2』では
偵察 役 を継続 しつつも右翼 手 としてスタメンに出 ることが多 くなり、「チームで一番 うまい」と言 わしめるほどバントが向上 している。竹 バットでのバッティング練習 を重視 していた谷口 に練習 試合 でのバントをした際 に金属 バット時 のバントの難 しさと、金属 バットでのバント練習 の必要 性 を説 いた。また2年 夏 には、バントだけでなくバスターもうまくなり、大島 工業 戦 ではバスター打 法 で2安打 ・3打点 をあげて勝利 に貢献 した。 谷口 達 の引退 後 は副 キャプテンに就任 し、ポジションも戸室 の後任 で左翼 手 にコンバートした。『キャプテン2』でも登場 し、練習 に対 する考 え方 が異 なる丸井 達 と松川 達 の間 に入 ることが多 い。鈴木 :杉山 大 谷口 の同級生 。右 投 右 打 。ポジションは右翼 手控 え、『キャプテン2』からは三塁手 。半田 と共 に途中 から入部 する。当初 はダイエットが目的 の入部 だったが、体力 があり、技術 も最終 的 には同時 入部 の半田 を越 えるまでになり、物語 が進 むにつれて体格 が締 まってきた。夏季 大会 では背番号 9だが専 らベースコーチを務 めていた。秋 からは二塁手 に転向 するが守備 に精彩 を欠 き、途中 から入部 した丸井 に二塁手 を譲 りライトに回 るが、そこでも半田 にポジションを譲 る格好 になり、ノッカーや(部員 が10名 だった頃 は)万 が一 のための救世主 的 な役割 を担 った。終盤 に半田 と同 じく学年 が一 つ下 がっており、丸井 に同級生 として扱 われているが、アニメおよび小説 版 ではでは谷口 の同級生 に修正 されている。[13]性格 は原作 もアニメも欲 がないイメージで描 かれているが、アニメでは自分 の実力 に悩 む半田 を励 ますなどナイスガイぶりも見 せている。また半田 にポジションを譲 った理由 も突 き指 による怪我 が原因 となっている。- 『キャプテン2』にも
登場 し、半 ばサードに入 る松川 の控 えながら背番号 5でスタメンに昇格 した。 島田 :安齋 龍太 谷口 の1学年 下 。原作 は右 投 右 打 で、アニメでは当初 左 投 左 打 だったが、専修 館 戦 で相手 投手 の攻略 のきっかけを掴 むという役割 の設定 上 、原作 と合 わせるため「スイッチヒッター」となった。ポジションは1年生 夏 の大会 時 に右翼 手 、中山 達 の引退 後 からは中堅 手 。足 が速 く守備 も上手 い。丸井 と共 に墨 谷 二 中 を地区 大会 優勝 に導 いたメンバーの一人 。谷原 戦 では途中 から左翼 に入 っており一 通 り外野 は全 て守 れる。経験 値 が高 い為 、1年 時 から9番 ライトのレギュラー(背番号 は12)として活躍 し、秋季 大会 は1番 打者 、2年 時 の谷原 戦 では5番 を任 されるまでに成長 した。『キャプテン2』では打順 が下 がり7番 センターを守 る。加藤 正男 :関 直人 谷口 の1学年 下 。左 投 左 打 。入部 時 は背番号 13。中山 世代 が引退 してからレギュラーとなった。ポジションは一塁 手 。丸井 と共 に墨 谷 二 中 を地区 大会 優勝 に導 いたメンバーの一人 。同期 の島田 にはやや出遅 れレギュラー獲得 後 の練習 では息切 れ気味 になるなど、中学 時代 に比 べると地味 な役柄 になってしまった。打順 は8番 。- 『2』では
井口 にポジションを奪 われ、控 えに回 る。井口 が投手 となる時 は谷口 が一塁 手 に入 る事 が多 い。『キャプテン2』では井口 が捕手 に回 ったため6番 ファーストでレギュラー。 松川 :岩間 健児 谷口 の1学年 下 。右 投 右 打 。隅 田中 出身 で、中学 時代 倉橋 とバッテリーを組 み、谷口 がいた墨 谷 二 中 と激戦 を繰 り広 げた。入部 時 は背番号 11。野手 としてのポジションは二塁手 で、谷口 の代 わりに投手 を務 めることもある。丸井 の入部 後 は三塁 を守 り、6番 を打 った。中学 時代 の経験 から、先輩 相手 でも遠慮 のない倉橋 の発言 が誰 よりもチームのためを思 ってのことと理解 している。そのため部員 たちから反発 を受 けた際 には進 んで彼 のフォローに回 ったり、時 としては静観 して彼 の意図 をいち早 く察 して行動 した。基本 完投 型 ではなく先発 途中 やリリーフで谷口 と交代 する場合 が多 い。聖 稜 戦 以降 は公式 戦 に登板 する描写 がない(OBとの試合 では先発 投手 )。体格 がよく、スピードがあり、球 質 も重 いなど、投手 としての素質 は谷口 より上 だが、投球 術 等 では谷口 に劣 る。また、1年 秋 以降 は攻守 とも伸 び悩 んでいるようで、谷口 や倉橋 からたびたび叱咤 されていた。原作 では最後 の試合 である谷原 戦 で代打 を送 られる。- 『2』では
三塁手 兼 リリーフ投手 としてレギュラーを務 めている。『キャプテン2』にも引 き続 き登場 し、背番号 1でエースピッチャーとしてチームを引 っ張 りつつ捕手 に挑戦 することを決意 した井口 に代 わって近藤 のコーチを買 って出 ている。 須藤 谷口 の1学年 下 の部員 で島田 達 と共 に入部 したが、中山 ら3年生 の送別 会 以後 は登場 しない選手 。中学 時代 はキャプテンを務 めていたらしい。専修 館 戦 まで背番号 14のベースコーチを務 めていた。- アニメでは
登場 しておらず、(谷口 の1個 下 の後輩 の)入部 者 は島田 、加藤 、松川 の3名 のみとなっている。 村瀬 須藤 と同様 に途中 で消 えてしまった選手 。中学 時代 は4番 三塁手 として活躍 していたという。夏季 大会 のベンチ枠 から洩 れ、須藤 より早 く姿 を消 している。- アニメ
版 では須藤 と同 じく未 登場 。 丸井 :浅野 雄 谷口 の1年 後輩 。右 投 右 打 。中学生 の時 は、谷口 の後 を継 いで墨 谷 二 中 のキャプテンを務 めた。谷口 を追 って墨 谷 高校 を受験 するも不 合格 になり、朝日 高校 に入学 し軟式 野球 部 で活動 していたが、同年 秋 に墨 谷 高校 に編入 学 する[14]。編入 後 は独学 ながら硬球 の使 い方 を練習 していたことですぐに二塁手 のレギュラーになり、打順 も1番 または2番 を担 うようになる。小柄 だが攻守 走 三拍子 そろっており、特 に守備 の上手 さは特筆 もの。好守 で味方 のピンチを救 ったことは数 え切 れず、二塁手 にも関 わらずフェンス際 のライトフライを捕 球 したことさえある。打撃 では、見 た目 よりずっと長打 力 もあるが、普段 は打順 ゆえに出塁 を優先 している。原作 での登場 は、専修 館 戦後 の谷口 の自宅 への激励 と編入 後 のみだが、アニメ版 では田所 たちとの壮行 試合 で対戦 相手 を買 って出 るなどイガラシ共々 出番 が増 えている。- 『2』では
自分 の実力 を過信 し礼 を欠 いた言動 をとる井口 に腹 を立 てて勝負 を持 ちかけ、谷口 の裁量 で勝利 。その後 、彼 の意 を汲 んで再起 を目指 す井口 の居残 り練習 に付 き合 い、成長 に貢献 する。夏 の都 予選 では東都 実業 戦 で激走 を見 せてナインが奮起 するきっかけを与 える。 準決勝 の谷原 戦 では、8回 裏 の守備 でコールド負 けの危機 を阻止 したが、サヨナラ負 けに終 わり谷口 達 を甲子園 に導 けなかった悔 し涙 を流 した。編入 生 であることから次期 キャプテン就任 に難色 を示 したが、谷口 の推挙 でキャプテンを引 き受 けた。- なお
作中 で、背 の低 さを気 にしているらしき場面 が幾 度 かある。しかしそれが、身長 そのものに劣等 感 があるのか、小柄 なせいで舐 められることに腹 を立 てているのかは、不明 である。 - イガラシ:
佐藤 ミチル 谷口 の2年 後輩 。右 投 右 打 。丸井 の後 の墨 谷 二 中 のキャプテン。小柄 だが、その非凡 な野球 センスは丸井 が中学 3年 時 に4番 を打 っていたほどである。原作 では終盤 で墨 谷 高校 に入学 するが、アニメ版 では描 かれていない。谷口 の当初 の方針 では「攻守 の穴 を埋 める適任 者 」として、投手 ではなく野手 に専念 させていたが、『2』からは公式 戦 に備 えて投手 としての練習 もスタートさせる。春 の選抜 で甲子園 に出場 した谷原 高校 との練習 試合 で松川 の代打 で出場 し、そのまま遊 撃 に入 る(横井 が三塁 に回 る)。- なお、アニメ
版 では丸井 と共 に頻繁 に登場 するが、原作 では冒頭 と終盤 の入学 してからのみの登場 である。 - 『2』では
恵 まれた体格 の幼馴染 である井口 に対 してコンプレックスを抱 き、反発 故 に投手 においても負 けまいと意地 になっていた。中学 時代 に比 べて協調 性 は身 についているものの不満 げな表情 を見 せることもあり倉橋 からも「天才 イガラシ様 」と皮肉 を言 われたが、全国 中学 大会 を制覇 したセンスは谷口 も倉橋 も認 めており、その名 は他校 にも知 れ渡 り要注意 選手 と評 されている。聖陵 戦 で先発 した際 は6回 までパーフェクトを続 けていたが、ペース配分 と無理 が元 で失速 して追 いつかれ、身体 を休 めることの大切 さを学 ぶ。『キャプテン2』では四 番 で背番号 5を付 け投手 兼 三塁手 。 井口 源 次 谷口 の2年 後輩 。左 投 左 打 。江田 川 中学 出身 。過去 にイガラシと同 じチームに所属 、中学 時 はライバルであり『キャプテン』にも登場 した。田所 の勧誘 により墨 谷 高校 に入学 する。投手 としても野手 としても優秀 である。欠点 は鈍 足 で谷口 に「ウエイトを絞 る必要 がある」と指摘 される。谷原 戦 では途中 で戸室 に代 わって中堅 手 として入 った(左翼 手 には島田 が入 る)。陰日向 がなく大 らかな性格 をしているが、悪 く言 えば無作法 で調子 に乗 りやすい面 がある。上級生 に対 しても同 じような感覚 で接 してしまったため、上下 関係 に厳 しい丸井 を怒 らせ、谷口 からも厳 しい忠告 を受 けることになる。また、頭 に血 が上 るとみさかいがつかなくなり、イガラシによると小学生 の時 に先生 を殴 って停学 になったこともあったという。- 『2』では
丸井 との勝負 には勝 ったものの、過信 が抜 けていないことに加 えて硬球 に慣 れておらず、投球 が単調 になっている点 を谷口 から指摘 され『投手 としての起用 はしない』と明言 される[15](ただし、墨 谷 唯一 の左腕 投手 として、谷口 はどうしても実戦 で使用 したく、彼 を発奮 させる為 と後 に田所 に明 かしていた)。しばらくは結果 を受 け入 れていたが丸井 の叱咤 と協力 もあっての居残 り練習 やバッティングピッチャーを通 じて硬式 野球 の難 しさを痛感 。師岡 高校 との練習 試合 後半 でリリーフ登板 した際 には見違 える投球 を見 せる。一連 の出来事 を経 て倉橋 と田所 に「僕 の考 えが甘 すぎたのかもしれないっす」とそれまでの非礼 を謝罪 したり、四 回戦 の大島 工業 戦 で勝利 投手 への欲 を出 して片瀬 の起用 を渋 ったり、失点 を招 いたことを「自分 の心 に隙 があった」と猛省 するなど精神 面 でもレベルアップが見 られるようになっている。以上 の点 から中学 よりレベルが高 い高校 野球 の難 しさや、対人 関係 における分相応 を理解 しチームの一員 としての自覚 を持 つようになったことで、江田 川中 学 時代 (および墨 谷 入学 当初 )に見 られた不遜 な態度 をとることは少 なくなった。特 に谷口 、倉橋 、丸井 に対 して頭 が上 がらない場面 も見受 けられ、聖陵 戦 では功 を急 ぐイガラシに不安 を抱 いていた。 - 『キャプテン2』では2
年生 に進級 し、入部 した近藤 の技術 面 と言葉 遣 いの指導 をしている。左 投 げながら強肩 を生 かし背番号 2で正 捕手 となる。 松本 - イガラシ
達 の同級生 。右 投 右 打 。不安 視 されている右翼 手 の半田 の代 わりとして谷原 戦 に途中 出場 した有力 な選手 。同名 の谷口 の上級生 の「松本 」とは違 い小柄 な選手 。『2』以降 は未 登場 。 久保 - イガラシ
達 の同級生 。右 投 右 打 。谷口 や丸井 の墨 谷 二 中 時代 の後輩 でイガラシの中学 時代 のチームメイト。墨 谷 二 中 時代 は外野 手 で3番 を打 っていた。彼 の世代 は田所 の勧誘 もあり部員 が多数 集 まりレギュラーの競争 率 も激 しくなっている。丸井 からも「すぐにポジション獲 れなくても腐 るなよ」と念 を押 されていた。『キャプテン2』ではライトのレギュラー。 - アニメ
版 では墨 高 との壮行 試合 に登場 した。 片瀬 - イガラシ
達 の同期 。リトルリーグに在籍 していた投手 で優勝 経験 もある。中学 の軟式 野球 には参加 しておらず、高校 から再度 硬式 野球 に参加 する事 になった。ただし、中学 全国 大会 で活躍 したイガラシ、久保 の存在 は知 っていた。丸井 からも「礼儀 正 しく、腰 の低 い男 」と好 印象 であった。右 投 右 打 。谷口 の当初 の構想 では、イガラシ世代 での投手 は彼 と井口 のみであった。 - 『2』でも
登場 しているが、投手 としては力不足 だったようで、練習 試合 にも登板 していない(バッティング投手 を務 める場面 はある)。しかし、3回戦 の大島 工業 戦 で右翼 手 として途中 出場 を果 たす。 那須 - イガラシ
達 の同期 。遊撃手 。 - 『キャプテン2』では
背番号 10でベンチ入 りし、主 にイガラシが投手 につく際 遊撃手 の守備 に入 る。 荻原 - イガラシ
達 の同期 。第 一 控 え捕手 。 平山 - イガラシ
達 の同期 。第 二 控 え捕手 。 部長 :小室 正幸 墨 谷 高校 の教員 で野球 部 顧問 。名前 は不明 。原作 では谷口 が1年 の頃 は台詞 だけでその存在 が語 られており、2年 時 の秋季 大会 後 にようやく姿 を現 している。部活 と学業 の両立 のため、成績 が停滞 気味 な野球 部 に勉強 会 を行 う。谷口 達 部員 は迷惑 気味 であったが、田所 から「所沢 市 在住 で片道 2時 間 かけて通勤 しているにもかかわらず勉強 会 に付 き合 うのは、お前 達 の学業 を本気 で心配 してる証拠 」と真意 を聞 かされ、彼 の好意 に感謝 する事 になる。勉強 会 中 に田所 が新人 勧誘 報告 に来 た時 も、さり気 なく席 を外 す気遣 いをみせていた。野球 に関 しては素人 であり、他 の先生 の「甲子園 でも狙 ってるんでしょう」という言葉 に対 し「何 です、その“甲子園 ”ってのは」と質問 するほどであったが、勉強 会 かたがた野球 部 の活動 を見守 るうちに野球 を見 る目 もできてきたらしく、松川 のスランプに気付 くなど田所 を驚 かせるまでになった。- 『2』では
夏 の予選 大会 を前 に居残 り練習 を続 ける部員 達 をたしなめたり、谷口 達 の引退 後 には甲子園 出場 のために倉橋 の提案 を受 け入 れて、予備校 に通 いながらそれまで不在 だった野球 部 の監督 就任 を谷口 に打診 する[16]。 - アニメでも
登場 したが、ベンチで居眠 りをする描写 のみであった。「部長 先生 」と呼 ばれていた。 小説 版 では顧問 と監督 を兼任 し、″伏野 ″という苗字 も追加 された。- OBの
先輩 たち(墨 高 野球 部 後援 会 ) 谷口 が入部 する以前 の弱小 だったころの元 野球 部員 。田所 を含 めて社会 人 で主 に構成 されている。中山 たち引退 の「お別 れ会 」と「OB会 」を合同 で企画 し、部員 たちにうな丼 、餃子 などのご馳走 でもてなした。墨 高 のグランドの狭 さに悩 む現役 部員 に対 し河川敷 の野球 場 を週 2回 、1年間 借 り切 り提供 するなど気前 が良 い。が、野球 の実力 は乏 しく現役 部員 との交流 戦 を行 ったが相手 にはならなかった。それを理解 したOBたちは現役 部員 の練習 に協力 する器量 の良 さをみせた。- アニメ
版 ではエピソードがカットされた影響 から未 登場 で、中山 達 の送別 会 も田所 達 4人 の気遣 いと主催 によるものとなっている。 一ノ瀬 、安西 、藤村 佐々木 、村松 、松本 に代 わりに小説 版 で登場 する田所 の同級生 部員 。
対戦 校
京成 高校
城東 高校
小倉 :石上 裕一 城東 のキャプテンで捕手 。右 投 げ右 打 ち。田所 とは中学 時代 の同級生 でもある。彼 から練習 見学 の依頼 があった際 に、力量 の差 があると見 くびって無造作 に受 け入 れてしまった。試合 では松下 (アニメ版 では坂東 )を先発 させるも谷口 の力量 を見 てエースの藤井 に交代 させたが、城東 を徹底的 に調 べ上 げていた谷口 の為 にコールド負 けを喫 してしまった。- 『キャプテン2』でも
登場 し、同校 の監督 に就任 した。 藤井 :川上 貴史 谷口 が1年生 時 に2年生 にして城東 のエース。サイドスローともアンダースローとも見 える横手 投 げで中 々の速球 投手 。試合 では序盤 こそは抑 えたが偵察 を終 えた谷口 の入 れ知恵 で墨 谷 に完全 攻略 されてしまった。- アニメ
版 では坂東 の後 を受 け2回 から登板 するも打 ち込 まれる。コールド負 け寸前 の5回 裏 、谷口 に打順 が回 る直前 で降板 した。 練習 試合 ではノックアウトされた松下 の後 を受 けてリリーフとして投 げたが、もはや墨 谷 のレギュラークラスには彼 の球 は敵 ではなく、島田 たち1年生 を起用 される。「悔 しいが俺 にはあれぐらい(1年生 の新人 )が丁度 いい」と墨 谷 との力量 の差 を認 めていたが墨 谷 1年生 にも連打 されてしまう。清水 藤井 と同 学年 で2回戦 の時 は3番 ショートだったが、3年 の時 はキャッチャーに転向 。藤井 と共 にバッテリーを組 む。誰 も打 てない谷口 の球 を当 てて(キャッチャーフライ)、ナインから「おしい、おしい。さすが3番 」と褒 められる。松下 :木村 良平 - かつて
墨 谷 二 中 野球 部 に所属 していた元 谷口 のチームメイト。ポジションは投手 。右 投 げ右 打 ち。城東 では控 え投手 だが原作 の墨 谷 戦 では先発 した。誰 よりも敵 になった谷口 の恐 ろしさを認識 し、チームメイトに警鐘 を鳴 らしていた。練習 試合 でも先発 しドロップ(落 ちるカーブ)を覚 えるなど成長 がみられるが、先頭 打者 の山本 にホームランを打 たれるなど初回 でノックアウトされた。 - アニメ
版 では自分 の実力 に不安 を抱 き野球 を辞 めるべきかと密 かに悩 んでいたが、谷口 に「試合 は最後 までわからないからこそ面白 い」と励 まされ元気 を取 り戻 す。墨 谷 戦 では5回 裏 、ノーアウト満塁 で谷口 に打順 が回 ったところで「彼 のことはよく知 っている」と監督 にワンポイントリリーフとしての起用 を直訴 。三振 に打 ち取 った。 坂東 - アニメ
版 のみ登場 する3番手 投手 。墨 谷 を甘 く見 た小倉 の判断 で先発 させられるが、早々 に2点 を奪 われ初回 のみで降板 した。 別所 - アニメ
版 のみ登場 する2番手 投手 。5回 裏 、谷口 に打順 が回 るところで藤井 に代 わって登板 しかけたが、小倉 の判断 で松下 を抜擢 することになり結局 作中 では登板 の機会 はなかった(ただし、その際 に松下 が「ワンポイントリリーフ」という条件 付 きで起用 されていることを考 えると、松下 の降板 後 登板 している可能 性 は高 い)。
東都 実業 高校
監督 :斎藤 志郎 谷口 が1年生 時 の夏 の大会 で試合 前 の谷口 の守備 練習 を視 て要注意 を払 いベストメンバーを揃 えて対戦 した。指導 者 としては優秀 であるが、フォークボールを駆使 する谷口 の計算 外 の投 板 や墨 谷 ナインの奮闘 に苦 しめられた。- アニメ
版 でも劇 中 、名前 は出 てこないがキャストロールには「岡本 監督 」とされている。
谷口 1年 時 の夏 の大会
中尾 :山中 真 尋 谷口 が1年生 時 の夏 の大会 でのエース。左 投 げ右 打 ちの異色 な選手 。投打 の主力 で4番 を打 っている。序盤 で変化球 を墨 谷 に狙 い打 たれたが途中 で直球 主体 に切 り替 えるも、球速 に慣 れて来 た墨 谷 ナインから連打 を喰 らう。しかし最後 まで投 げ切 り見事 、墨 谷 に勝利 した。アニメでは稲尾 という名前 に変更 されている。大野 :三浦 潤 也谷口 が1年生 時 の夏 の大会 での捕手 。右 投 げ右 打 ち。5番 バッター。墨 谷 から連打 を喰 らった中尾 に対 しサイン交換 の際 に「どのみち打 たれる」とやや捕手 としてはデリカシーに欠 ける面 も見 せた。谷口 が2年生 時 の夏 の大会 にも残 っており、墨 谷 VS聖陵 を観戦 していた。自 校 が敗戦 後 、専修 館 のデータメモを墨 谷 に渡 すが「(専修 館 との)力 の差 をみれば向 こうも文句 を言 わんだろう」と軽 い援護 のつもりが結果 として墨 谷 が専修 館 のエース百 瀬 を攻略 する切 っ掛 けとなった。中井 右 投 げ右 打 ちの三塁手 。1番 バッター。田所 によれば「全国 でも名 の通 った選手 」との事 。谷口 が偵察 時 には練習 で見事 なセーフティバントを決 めていたが谷口 のフォークボールは攻略 出来 なかった。アニメでは三宅 という名前 に変更 されている。町田 - 3
番 で中堅 手 。先発 した中山 を捉 え始 めるも谷口 に交代 され対峙 する。フォークボールに相対 した第 一 号 。3度 のファインプレーでチームの勝利 に貢献 した。アニメでは町田 という名前 は別 のポジション(遊撃手 )の選手 が使用 しており、原作 の町田 に相当 する選手 の名前 は飯塚 となっている。 背番号 10のリリーフ:鈴木 圭 悟 中尾 が連打 された為 に一時 マウンドに上 がった右腕 のリリーフ。しかしすぐにノックアウトされ再 び中尾 と交代 した。アニメでこれに相当 する選手 は竹内 となっており、監督 にも二 本 柱 の一角 の扱 いを受 けていた。翌年 にも大野 、中井 と共 に登場 したがエースに昇格 したかは不明 。翌年 の東実 の敗戦 後 、専修 館 戦前 の墨 谷 の控室 の前 で号泣 し大野 から「これから試合 に臨 もうとする者 の前 で気 を使 え」と咎 められた。
谷口 2年 時 の秋季 大会 (新人 戦 )
佐野 :川勝 亮 太郎 谷口 の一 学年 下 。左 投 左 打 。『キャプテン』にも登場 しており、中学 時代 は全国 屈指 の強豪 ・青葉 学園 で2年生 の頃 から絶対 的 エースとして君臨 していた。小柄 な体格 だが、規格 外 の速度 を軸 としたピッチングを武器 に、谷口 が中学 3年 時 の地区 大会 決勝 および全国 大会 決勝 、そして丸井 が中学 3年 時 の地区 大会 決勝 の三 度 に渡 って激闘 を繰 り広 げた強敵 。高校 入学 後 も成長 しており、谷口 が2年生 時 の秋季 大会 決勝 で立 ちはだかる。秘密 兵器 として温存 されていたが、墨 谷 に苦戦 を強 いられた監督 が業 を煮 やして起用 した。背番号 は10。- 『2』の
夏 の大会 ではエースナンバーに昇格 しており、猛 トレーニングを経 て球威 が更 に向上 。9回 を1失点 に抑 えたが、その裏 の攻撃 で疲労 から倒 れてしまい、交替 を余儀 なくされた。 - アニメ
版 ではサイドスローで無口 な原作 漫画 版 と違 い喜怒哀楽 も激 しく谷口 に対 するライバル心 も強 く描 かれており、登場 シーンも多 い。アニメ版 オリジナルの墨 高 3年生 の壮行 試合 では、墨 谷 二 中 の投手 である近藤 が降板 した際 に、倉橋 と共 に試合 に乱入 して谷口 と勝負 したこともある。その際 には、倉橋 には敬語 を使 っていた一方 で、谷口 に対 しては年下 にもかかわらず、タメ口 のうえに呼 び捨 てにしていた。更 に、2期 終盤 で東都 実業 の秘密 兵器 として登場 するときは、鋭 く曲 がる高速 スライダーも身 に着 けているなど、原作 に比 べ「立 ちはだかる敵 の絶対 的 エース」としての色合 いもより濃 くなったが、打倒 墨 谷 に執念 を燃 やすあまりワンマンプレーが目立 っていた[17]。 工藤 秋季 大会 で先発 した。倉橋 の評 では「(球 は)速 いにゃ速 いが専修 館 のエース(百瀬 )ほどじゃない」と攻略 は容易 いと判断 され、その通 り墨 谷 に先制 (アニメ版 2期 では先制 直前 に1回 を待 たずに降板 )され、初回 で佐野 にマウンドを譲 る。- 『2』ではエースナンバーを
佐野 に譲 り、スタメンから外 れている(背番号 は10)。墨 谷 戦 の最終 回 で疲労 で倒 れた佐野 に代 わって打席 に立 った。 捕手 大野 の後釜 。先発 投手 をリードするも初回 で捕 まってしまい監督 に佐野 投入 を心中 で懇願 していた。佐野 に代 わってからは墨 谷 打線 を見事 抑 えた。アニメでは仁科 という名前 で出場 。後半 、独 りよがりになった佐野 を窘 めた。小堀 東実 を無 失点 に抑 えていた谷口 に対 し終盤 代打 で登場 。倉橋 は一見 して「また熊 みたいなのが出 て来 た」とかなりの巨漢 であった。長打 を放 つが鈍 足 でシングルヒットに止 まる。アニメ版 でも最終 回 の代打 で送 られるが、流 し打 ちが得意 であり穴 である右翼 手 の半田 を狙 い撃 ちした。
川北 商業 高校
田淵 :小野 大輔 川北 のエースで田所 達 の同 学年 。隅田川 中 野球 部 の卒業生 で、倉橋 の先輩 に当 たる。最後 の夏 は地区 予選 ベスト4で敗退 。3年生 が引退 した墨 谷 に合 わせて試合 では監督 として采配 を振 った。- アニメ
版 では中山 達 の同 学年 に設定 が変更 されて「専修 館 攻略 メモ」は彼 が谷口 に渡 している。 - 『2』では
家業 の工務 店 を手伝 いながら川北 商業 の監督 を務 め、谷口 の引退 後 は倉橋 の依頼 を受 けて谷口 に墨 高 野球 部 の監督 就任 を勧 めた。 小野田 :中野 大樹 谷口 の同 学年 で次期 川北 のエース候補 。アンダースロー。墨 谷 との練習 試合 で先発 完投 するも後半 に捉 えられ、次第 に焦 りを見 せる。試合 には勝 ったが墨 谷 のしぶとさに脅威 を感 じた。倉橋 によれば「球速 なら田淵 さんより速 い」との事 。- 『2』ではエースとして
成長 し、準々 決勝 で墨 谷 と対戦 。終盤 で執念 の同点 スクイズを決 めるが、一塁 にヘッドスライディングした際 に右手 を突 き指 してしまい、降板 を余儀 なくされる。 柏原 - 『2』で、
負傷 した小野田 をリリーフした、左腕 の二 番手 投手 。小野田 ほどのスピードは無 いが、腕 が遅 れて出 て来 るフォームで球 の出 どころが見 づらい上 、大 きく鋭 いカーブを持 っている。 井上 明 - 『2』で
登場 の、一塁 手 ・6番 打者 。左 投 左 打 。墨 谷 戦 で、本塁打 を含 む3長打 を放 つ大 活躍 。守備 でも貢献 する。しかし最終 回 、一 点 ビハインドの一死 満塁 で井口 の初球 シュートに手 を出 してしまい、谷口 のファインプレーもあって併殺 。チームの準決勝 進出 を逃 した。 監督 :斉藤 次郎 - アニメのみ
登場 の人物 。アニメではまだ谷口 の指 の不具合 は改善 されておらず、試合 内容 の結末 も原作 漫画 とは異 なる。自分 の知人 の医師 を谷口 に紹介 した。
言 問 高校
監督 :坂東 尚樹 - 「
気迫 だけは負 けるな」と指示 するも墨 谷 には通 じず敗 れた。 岡村 :鈴木 圭 悟 - エースで
速球 投手 だがコントロールは悪 い。初回 で山本 、太田 を抑 えるも後続 の倉橋 、谷口 のバント作戦 で崩 れ始 める。 - アニメ
版 では1年生 エースとしてコントロールも良 く、8回 まで墨 谷 をシャットアウトしていた。試合 後 は悔 し涙 を流 すが、山本 達 3年生 を含 めた墨 谷 ナインが健闘 を讃 えて相手 チームを侮 った反省 をするきっかけにもなった。
大島 工業 高校
桜井 一番 打者 で三塁手 。低 めの球 が苦手 。俊足 で、谷口 からたびたび牽制 をされている。背番号 5。大場 二 番 打者 で左翼 手 。山口 に顔 が似 ている。外角 の球 が苦手 で、それを知 るバッテリーに振 り回 されている。ただ、パワーはあり打球 はかなりのびている。背番号 7。金井 三 番 打者 で遊撃手 。内角 高 めが苦手 。巧 打者 ではあるが、打 ち気 に逸 ったために敢 え無 く墨 谷 バッテリーから凡退 を食 らう。幸田 四 番 打者 で捕手 。大変 な自信 家 で、倉橋 から「(三 番 打者 に)わをかけたカッカマン」と称 された。一 回戦 で墨 谷 を偵察 しながらも無造作 に振 り回 す様 は、観戦 していた聖陵 高 の面々 から呆 れられた。黒川 左 投 げのエース投手 。球威 のあるインコースへのカーブが武器 。スロースターターであり、初回 に墨 谷 に2点 を献上 するも追加 点 は許 さなかった。
聖陵 高校
西田 :小野 大輔 中山 等 の同 学年 でありキャプテン。守備 位置 は捕手 。墨 谷 の力量 を認 めつつもホームベース上 にキャッチャーマスクを置 き走塁 妨害 するなど卑劣 な手段 を使 った(後 に審判 に咎 められ、それでも置 き続 けたため、最終 的 には審判 にキャッチャーマスクを蹴飛 ばされている)。最終 的 に墨 谷 に追 い込 まれたが「やつら(墨 谷 )のしぶとさを見習 おうじゃねえか」とキャプテンらしい一 面 も見 せた。打撃 は先発 した松川 が敬遠 策 を余儀 なくされるほどの強打者 。- アニメ
版 ではより卑劣 な人物 に描 かれ、チームメイトも試合 中 には不満 があったものの、それは監督 が入院 して不在 の為 にチームの中心 として気負 って来 た故 のことだった。そのことを理解 していた岩本 達 チームメイトたちに諭 され、肩 の荷 を下 ろして正々堂々 と勝負 を挑 むが逆転 サヨナラを許 し、みんなで涙 を流 しながら奮闘 をたたえあった。 - 『2』では
同級生 と共 にOBとしてチームのコーチをしており、権限 は後任 のキャプテンである刈谷 よりも上回 っている描写 がある。 岩本 :奈良 徹 右腕 のアンダースローのエース。先発 したが格下 と思 った墨 谷 に対 し途中 降板 を予定 していたが西田 に完投 を指示 される。墨 谷 の苦手 とするインシュートを徹底 して投 げるが後半 は失速 し、山口 (アニメ版 では谷口 、小説 版 では倉橋 )にサヨナラホームランを喫 する。原作 では終盤 自分 中心 になった場面 が見 られ、西田 に窘 められたが、アニメ版 では気弱 ながらも思 い通 りに試合 を運 べずに苛立 つ西田 を宥 めたりチームメイトを励 ますなど原作 よりも面倒 見 の良 い性格 になっていた。木戸 聖陵 の控 え投手 で左腕 。インシュートが投 げられなくなった岩本 を見 かねて西田 がリリーフさせるもエースの岩本 が打 たれているのをみて全 く本来 の能力 は発揮 出来 ず、再 び岩本 にマウンドを譲 る(岩本 は一旦 、ライトへの守備 に就 く)。デッドボールなど全 く良 いとこなしであった。挙句 の果 てにマウンドで泣 きだした。- しかし、
翌年 が舞台 の『2』では3年生 となり、エースとして成長 し3回戦 で当 たって墨 谷 打線 を抑 えていた。 藤岡 - 2
番 打者 の遊撃手 。アニメでは、柳瀬 という名前 に変更 されている。マウンドで疲労 困憊 の岩本 を気遣 う器量 の良 さを見 せた。 江原 :関 直人 左翼 手 で5番 打者 。クリーンナップだけあって打撃 は良 いが、守備 に問題 があり、終盤 の守備 固 めで交代 する。アニメでは3番 に変更 されている。大内 猛 - 『2』から
登場 する丸井 達 の同 学年 で一塁 手 。通称 「モウちゃん」。元々 は、ちばあきおの短編 『モウちゃんは強 かった!』の主人公 である。100kgの巨体 に似合 わず気 が弱 く、上級生 の荒井 と小谷 に理不尽 ないじめを受 けている。 右 投 右 打 で引 っ張 り専 門 のスラッガーだが、打率 は悪 く、控 えに回 されることが多 い。一方 で、広瀬 の暗示 にかかって(いじめに対 する意趣 返 しのために)一塁 へ強 いゴロを狙 い打 ちし続 け、同 ポジションを守 る荒井 をダウンさせるなど、才能 の片鱗 を高 く評価 されてもいる。墨 谷 戦 では6回 の表 にイガラシ(そこまでパーフェクトを続 けていた)から代打 ホームランを放 ち、その裏 からマウンドに立 つ。重 い速球 で打 たせて捕 り、3イニングを完璧 に(走者 を一人 も出 さず、いい当 たりすら無 かった)抑 えるが、最終 回 に自身 の守備 のミスから得点 を許 し敗因 となった。広瀬 - 「2」から
登場 する大内 の同級生 で、助 け合 う親友 にして相棒 。守備 位置 は二塁 。元々 は『モウちゃんは強 かった!』の副 主人公 である。 守備 は上手 いが打率 が低 いため控 えに甘 んじている。自分 が医師 の息子 であることから心理 学 の一部 を身 につけている。荒井 達 からの理不尽 なシゴキに反発 し、大内 に暗示 をかけたり助言 を送 るなど何 かと気 にかけている。墨 谷 戦 では、大内 に続 いて代打 出場 。ショックの抜 けないイガラシから初球 を弾丸 ライナーで本塁打 し、同点 に持 ち込 む。その裏 から捕手 として守備 につき、大内 の力 を上手 く引 き出 すが、あと一 歩 及 ばなかった。
専修 館 高校
原田 :一馬 芳和 - キャプテンで4
番 で捕手 。敬遠 策 が必至 なほどの豪 打 を誇 る。キャプテンとしても敏腕 で百瀬 とのバッテリーで序盤 は墨 谷 をシャットアウトしていたが後半 、百瀬 をとらえ始 めた墨 谷 に対 し浮 き足立 つ一 面 も見 られた。 百瀬 :成瀬 誠 - サウスポーのエース。
打順 は投手 という事 もあり9番 に甘 んじているがクリーンナップに引 けを取 らない打力 を誇 る。墨 谷 の面々 らが驚 く程 の球速 のストレートの持 ち主 であり、加 えてホームベースを巻 き込 んで右 打者 の内 に切 れ込 むスローカーブで墨 谷 打線 を苦 しめる。しかし東実 の大野 (アニメでは川北 の田淵 )が谷口 に託 した攻略 メモの真意 を半田 に見抜 かれ、後半 は劣勢 を強 いられる。そのあたりから自分勝手 な言動 や行動 が目立 ち、君島 などチームメイトを怒 らせたが、敗戦 後 、勝者 の墨 谷 にエールを送 るなど気概 の良 さも見 せた。試合 の序盤 こそ墨 谷 ナインを侮 っていたものの、上記 のように思 わぬ苦戦 を強 いられ、加 えて味方 のエラーに腐 りもせず淡々 と投 げ続 ける谷口 の姿 を見 て、(墨 谷 は)シードされて然 るべきであると認識 を改 めていた。アニメでは、「どうして俺 たちは負 けたんだ。原田 。教 えてくれ」と呆然 とした面持 ちを見 せていた。 君島 :加藤 将之 - 1
番 打者 で三塁手 。シングルハンドではグラブを弾 き飛 ばすほどの強打 を誇 る。加 えて長打 もあり、墨 谷 戦前 まで本塁打 も2本 打 っている。墨 谷 に捉 えられ始 めた百瀬 の癇癪 に激怒 し口論 となり百 瀬 に対 しリリーフを送 るように原田 に進言 した。原田 に仲裁 されるもリリーフ投入 はき入 れられた。 小田桐 二塁手 で5番 でクリーンナップの一角 で長打 力 は原田 にも引 けをとらないという。序盤 で原田 達 に敬語 を使 っていたところを見 ると2年生 以下 と思 われたが、試合 終盤 では守備 の指示 を怠 った事 やバッテリー間 のみの作戦 伝達 に原田 に対 して激怒 しぞんざいな口調 で話 していた。加藤 右腕 のリリーフ。球速 は速 いが聖陵 の木戸 同様 、エースを捉 えた墨 谷 打線 に委縮 し良 いとこなしで再 び百 瀬 にマウンドを任 せる。その後 は左翼 手 に入 る。アニメでは百瀬 が一人 で投 げきる設定 のため、出番 はなかった。大杉 :大須賀 純 - 3
番 打者 で左翼 手 。クリーンナップの一角 であるが、9回 中堅 手 との激突 で軽 い脳 しんとうを起 こしたこともあり、加藤 投入 の為 に交代 した。百瀬 が一時 左翼 手 に入 る。アニメでは百瀬 の交代 がなかったため、最後 まで守 っている。 山路 遊撃手 で8番 。東実 のデータでは「打線 の穴 」ということらしいが、それでも外野 を貫 く長打 力 を持 っている。チームメイトの談 では「このところ当 たってる」とのことなので今 大会 は打撃 は好調 のようである。金本 代打 で登場 したが疲労 していた谷口 からデッドボールを喰 らう。「死球 を受 ける為 に打席 に入 ったみたいだ」と谷口 に対 して気概 の良 さとも嫌味 とも取 れる発言 をした。交代 後 は中堅 手 に入 るが中山 の決勝 打 を捕 り溢 してしまう。アニメでは代打 攻勢 がなかったため、出番 はなかった。三島 代打 で登場 した背番号 14。バント要員 としての起用 だったが、谷口 の好 フィールディングにあい、バント失敗 その後 2塁 に進 むが、牽制 死 しそうになり、百瀬 に「自分 の立場 をわかってるんだろうな!」と怒 られてしまう。そのウラの墨 谷 の攻撃 ではショートを守 る。藤井 代走 で登場 した背番号 10。三島 のバント失敗 で刺 されてしまう。そのウラの墨 谷 の攻撃 ではファーストに入 っている。
明善 高校
谷原 高校
監督 試合 時間 直前 に登場 したが予定 より早 く試合 が開始 されていた。キャプテンの佐々木 の判断 で2軍 で墨 谷 の相手 をしていたが劣勢 を見 かねて谷口 に1軍 に総 入 れ替 えを宣言 する。墨 谷 に対 し「底 が知 れない」と畏怖 した面 も見 せたが、最終 的 に大差 で下 してしまい「シード権 を獲得 したばかりの学校 (墨 谷 )なのに悪 い事 をした」と悪意 は無 かったようである。試合 後 は谷口 と握手 した。普段 はジャージを着用 している。- 『2』では
夏 の大会 準決勝 における再戦 で墨 谷 ナインの粘 りの前 に疲弊 し、心臓 の持病 が悪化 してマネージャーの樋口 に指揮 を託 した。 樋口 谷原 野球 部 のマネージャーを務 める男子 学生 。名前 は『2』で明 かされた。丸井 達 の同 学年 。- 「
墨 谷 は要注意 」の噂 を聞 き、墨 谷 に練習 試合 を申 し込 む。しかし真 の目当 てはイガラシ、井口 などの新 戦力 の分析 であった。井口 に対 しては「噂 通 りだ」と評価 した。 佐々木 谷口 の同級生 でキャプテン。ポジションは捕手 。主砲 だが、試合 前 の墨 谷 の守備 練習 をみて2軍 で相手 をさせた。2軍 使用 時 には主審 を務 めた。1軍 打線 が谷口 を火達磨 にするも描写 が簡略 化 され彼 自身 の打撃 力 の程度 は1の時点 で不明 だった。- 『2』でも
準決勝 で墨 谷 を追 い詰 める活躍 を見 せ、明善 との決勝 戦 でもナインが疲弊 する中 、最後 まで諦 めることなく樋口 をはじめとしたチームを叱咤 するなど、精神 的 な支柱 として活躍 した。 村井 甲子園 で投 げた谷原 のエースであるが2軍 使用 時 はベンチでスコアラーを務 めていた。2軍 劣勢 の為 に登板 するも、控 え捕手 では彼 の球 は捕 れず、佐々木 とのバッテリーが一足 先 に墨 谷 へのお披露目 となる。墨 谷 ナインの評 では「本格 的 速球 投手 」との事 。谷口 のスクイズと野手 のエラーが重 なり2点 を取 られるも、1軍 総 入 れ替 え後 はイガラシの一塁 ベース直撃 のヒットで得点 された1点 しか与 えず危 な気 なく抑 えた。
その他 の人物
相木 :神谷 浩史 入学 当時 に指 の負傷 で谷口 が野球 が出来 なくなった時 の墨 谷 高校 のサッカー部 のキャプテン。野球 を諦 めてサッカー部 に入部 するように勧誘 した。谷口 に期待 する故 にまだ野球 に未練 がある谷口 に体罰 を行 った事 もあった。しかし少年 野球 の審判 を楽 しそうにやっている谷口 を目撃 し自分 の認識 が間違 っていた事 に気付 いた。詫 びる谷口 に対 し「謝 るのは俺 の方 だ。お前 はよっぽど野球 が好 きなんだな」とキャプテンの田所 に谷口 が野球 部 に入部 出来 るように頼 んだ。野球 部 になった谷口 を陰 で見守 り東 実戦 にも応援 に出向 いた。- アニメでは
体罰 の場面 が少年 野球 の審判 をしている谷口 を目撃 した直後 、野球 が忘 れられない自分 を認 めようとしない谷口 に対 して、「自分 が一番 大事 な物 に『なんか』なんて言 うな‼︎」と叱咤 した際 に変更 されている。 - 『キャプテン2』ではワセダ
大学 に進学 しており、近藤 の家庭 教師 となる。 今野 :荻原 秀樹 墨 谷 高校 サッカー部 のエースストライカー。「しごきの今野 」の異名 をとり、部員 にスパルタ教育 を施 す。相木 の依頼 もあり谷口 が矢面 にたったが、見事 に耐 えきった。特 にアニメにおいては、谷口 に対 して野球 ができなくなったからサッカーに転向 したことを快 く思 っていなかったようだが、谷口 のしぶとさと根性 に認識 を改 め、「俺 を外 しても使 うべきだ」と評価 した。しかし相木 と共 に谷口 の野球 への情熱 を理解 し「俺 は野球 の事 はよく知 らんが、谷口 なら打者 だけでも凄 い選手 になれるだろう」と野球 部 へ快 く送 りだした。アニメでは、弟 が野球 をやっていたこともあり、田所 以上 に谷口 の中学 時代 の活躍 を知 っていた。-
相木 とは自宅 が近所 らしく、原作 の『キャプテン2』第 一 巻 では、「ワセダに行 く学力 はあった」と言 うが家業 の神社 を継 ぐため、コクガクイン大学 の神道 科 に進学 、回想 によると幼少 時 は、父親 と境内 でキャッチボールをしたことはあり、サッカーに転向 したと言 うが、大学 ではサークル活動 として、野球 に再 転向 している。また、実家 の神社 は、青葉 学院 から墨 谷 二 中 に転校 して間 もない、谷口 が父親 と深夜 特訓 した場所 で、本人 は「夜中 で暗 がりで顔 は良 く見 えなかった」と言 うがその光景 を目撃 している。 近藤 茂一 :長島 雄一 - アニメのみ
登場 。谷口 の母校 ・墨 谷 二 中 の野球 部員 。剛球 投手 であるが墨 谷 高校 との壮行 試合 に遅刻 しそうになる。丸井 が作 ったスタミナドリンク(中身 は滅茶苦茶 )を一気 飲 みし体調 不良 に陥 る。ホームランを打 つなど投打 で活躍 したが毎 イニング終了 後 にトイレに駆 け込 んでいた。谷口 と言葉 を交 わす一幕 もみられた。 谷口 の父 :佐々木 梅治 本 作 でも大工 の頭領 を継続 している。中学 時代 よりは自立 しつつあるタカオを陰 で見守 っている。彼 があまりにも大 きな目標 にぶつかった際 (東 実戦 )に自分 の大工 の修行 時代 を当 て嵌 めて謙虚 に一 つずつこなして行 く事 の重要 さを教 えた。- タカオが
野球 再開 するまではプロ野球 中継 も観 ないほど、気 を使 っていた。 谷口 の母 :つかもと景子 夫 と共 に息子 を見守 る。実 は本 作 の原作 漫画 版 では田所 や丸井 とも面識 があり前作 『キャプテン』よりも周囲 の人間 との交流 が進 んでいる。野球 に関 してはあくまで「部活 」と割 り切 っており、学業 の成績 が下 がると勉強 を疎 かにしていると非難 することもあったが、試合 前 等 にはごちそうを振 る舞 うなど結果 的 には理解 を示 していた(アニメでは、ほとんどの試合 を夫 とともに観戦 や応援 もしていた)。- タイヤキ
屋 のおやじ:梨 田 昌孝 - アニメ
版 のオリジナルキャラ。墨 高 VS墨 二 中 の壮行 試合 のグランドを提供 するなど中 々気前 が良 い。自身 は主審 を務 めた。
連載 終了 以後 の構想
テレビアニメ
『キャプテン』のアニメ
原作 とアニメの相違 点
現代 では問題 となる描写 は、出来 るだけ無難 な形 に変更 されている。例 を挙 げると、「ベンチにいるが、試合 終了 まで居眠 りしている」という設定 で、顧問 教師 が公式 試合 に参加 しているほか(原作 では公式 戦 に顧問 は参加 していない)、相木 が谷口 にビンタをするのは原作 だと「部活 中 の制裁 」だったのが「プライベートの場面 での説教 」に変更 されるなど、いくつかの描写 が変更 されている。谷口 の指 の怪我 は、アニメ版 ではき手 の人差 し指 が伸 びたまま曲 がらない設定 だが、原作 ではき手 の人差 し指 が曲 がったまま伸 びないという正 反対 の設定 になっている。これはアニメ化 (動画 化 )する際 の作業 簡略 化 のためであると、公式 Webで製作 者 側 は回答 している[21]。- また、
原作 では怪我 をした後 病院 に行 くこともなく、谷口 自身 がもう指 は動 かないと判断 しそのままにしておいたという設定 であったが、アニメ版 では『キャプテン』の時 に医師 から指 は元 には戻 らないと宣告 され、治療 を諦 めそのままにしておいたという設定 になっており、後 に原作 では医師 から手術 をすれば簡単 に治 ると言 われ、まったく悩 まず手術 を受 けているが、アニメ版 では、医師 から手術 をしても成功 する可能 性 が低 く、もし失敗 したらもう二度 と指 は動 かないと言 われ、手術 を受 けるかどうか悩 むシーンが追加 されている。 前述 の通 り半田 と鈴木 の学年 が原作 当初 の設定 通 り谷口 と同 学年 に統一 されている。その影響 で「半 ちゃん」と呼 ばれず「半田 」(丸井 達 後輩 からは「さん」付 け)と呼 ばれる。中山 達 上級生 と倉橋 の対立 が原作 に比 べてクローズアップされている(最 も序盤 は中山 達 の過信 が原因 でもある)。
スタッフ
企画 -福井 政文 、高谷 与志 人 、松江 正俊 、村田 英憲 原作 - ちばあきお総 監督 -出崎 哲 監督 -四分一 節子 - シリーズ
演出 -高橋 滋 春 文芸 -小出 一巳 、末永 光代 - キャラクターデザイン -
清水 恵 蔵 、泉 保 良輔 総 作画 監督 -桝井 一平 美術 設定 -小林 七郎 美術 監督 -海津 利子 色彩 設定 -鈴 城 るみ子 撮影 監督 -岡崎 英夫 音響 監督 -壺井 正 音響 効果 -横山 正和 、横山 亜紀 音響 制作 - グロービジョン音楽 -和田 薫 音楽 制作 - エイベックス・エンタテインメント- プロデューサー -
阿部 祐 督 、大泉 浩之 、水上 高志 、一色 弘安 - アニメーションプロデューサー -
山口 秀憲 、芝原 豊 協力 - エフアイユー、集英社 、ホーム社 、日本 プロ野球 選手 会 制作 - エイケン- アニメーション
制作 - マジックバス 製作 - プレイボール製作 委員 会
主題歌
- プレイボール
-
- オープニングテーマ「
君 は何 かができる〜プレイボール2005〜」 歌 - ザ・ルーズドッグス- エンディングテーマ「レインボウ」
歌 - ザ・ルーズドッグス
- オープニングテーマ「
- プレイボール2nd
-
- オープニングテーマ「
君 は何 かができる〜プレイボール2006〜」 歌 -東京 60WATTS- エンディングテーマ
-
- 「サマータイムブルース」
歌 -東京 60WATTS- 「ありがとう〜プレイボール2006〜」(
最終 回 のみ) 歌 -墨 高 野球 部
- オープニングテーマ「
各 話 リスト
サブタイトル | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1st | ||||||
1 | 2005 7 | |||||
2 | 7 | |||||
3 | 7 | |||||
4 | 7 | |||||
5 | 8 | |||||
6 | 8 | |||||
7 | いわもとやすお | 8 | ||||
8 | 8 | |||||
9 | 8 | |||||
10 | 9月6 | |||||
11 | 9月13 | |||||
12 | 9 | |||||
13 | 9月27 | |||||
2nd | ||||||
1 | 2006 1 | |||||
2 | 1 | |||||
3 | 1 | |||||
4 | 1 | |||||
5 | 2 | |||||
6 | 2 | |||||
7 | 2 | |||||
8 | 2 | |||||
9 | 3月7 | |||||
10 | 3月14 | |||||
11 | 3月21 | |||||
12 | 3月28 | |||||
13 | 3月28 |
放送 局
2005 |
フジテレビ |
||||
2005 |
|||||
ちばテレビ | 2005 |
||||
2005 |
|||||
フジテレビ |
|||||
TBS |
|||||
2005 |
|||||
2005 |
|||||
2005 |
フジテレビ |
||||
tvk | 2005 |
||||
2005 |
フジテレビ |
||||
テレビ |
2005 |
||||
2005 |
|||||
2005 |
|||||
2005 |
|||||
アニマックス | 2005 |
CS |
|||
TAKARAND | 2005 |
プレイボール
|
映像 ソフト
2005
ネット配信
2021
脚注
- ^
週刊 少年 ジャンプでは史上 初 とされる - ^ “「キャプテン」
実写 映画 公開 記念 ちばあきお展 ”.京都 国際 マンガミュージアム旧 公式 サイト. 2022年 3月 9日 閲覧 。 - ^
単行 本 最終巻 あとがきより - ^ “
高校 野球 の名作 漫画 「キャプテン」38年 ぶり復活 !コージィ城 倉 氏 が「プレイボール2」描 く”. スポーツ報知 . (2017年 4月 3日 ) 2017年 4月 5日 閲覧 。 - ^
原作 とアニメでは経緯 が若干 異 なっている。 - ^ アニメ
版 では5番 - ^ 『キャプテン』では
描 かれていない - ^
一 年生 (島田 世代 )にバッティング投手 として投 げる面 はあったが、川北 戦 を最後 に試合 で投 げる事 はなく、当人 も投手 に拘 っている描写 はなかった。 - ^
小説 版 では谷口 の入部 時点 でファーストを守 っている - ^
小説 版 では谷口 の入部 時点 でセンターを守 っている - ^
意識 の低 さに腹 を立 てた倉橋 の言葉 で思 い直 し、山本 達 3名 は素振 りなどの打撃 練習 に加 わっている - ^
原作 では谷口 がアドバイスをしていた。 - ^ ただし、
倉橋 とキャプテンの谷口 には丁寧 語 を使 っていた。 - ^
小説 版 では補欠 合格 で入学 を絶望 視 されていたが、のちに正式 合格 となり4月 から入部 した - ^
谷口 からはさらに「図体 のデカいお子 ちゃま」と酷評 されていた。 - ^
監督 の月給 に5万 円 を支給 し、予備校 の授業 料 に当 てるよう彼 と両親 を説得 した - ^
原作 では非常 に強力 な投手 として秋季 大会 決勝 で立 ちはだかるが、会話 はなく軽 い会釈 を交 わす程度 で説明 もない。漫画 『キャプテン』および原作 で会話 シーンはないが、谷口 は2年 途中 まで青葉 学園 におり、同 じ野球 部 に所属 していた - ^
谷口 、倉橋 、偵察 を担当 した半田 の3名 は除 く - ^
小説 版 では準決勝 (ベスト4)に変更 され、最 終章 で簡潔 に試合 結果 が書 かれるのみに終 わっている - ^ 『2』では
地区 予選 で敗退 し甲子園 大会 には行 けなかったため、ちばが考 えていた構想 とは展開 が異 なっている。 - ^
公式 サイト内 、ポテンヒットVol.1間違 い探 しより