うたわれるもの
うたわれるもの | |
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ジャンル | ファンタジー |
ゲーム:うたわれるもの (PC) うたわれるもの うたわれるもの PORTABLE (PSP) | |
ゲームジャンル | |
Windows 98/Me/2000/XP PS4/PS Vita/Steam(HDリメイク PlayStation 2 PlayStation Portable | |
【DVD-ROM CPU: Pentium III 500 MHz メモリ: 64 MB(Win 2000 HDD サウンド: PCM・DirectSound (DirectX8.1 ディスクドライブ: DVD-ROM 2 【CD-ROM CPU: Pentium III 500 MHz メモリ: 64 MB(Win 2000 HDD サウンド:CD-DA・DirectSound (DirectX8.1 ディスクドライブ: CD-ROM 8 | |
Leaf(PC) AQUAPLUS(PS4、PS Vita、PS2、PSP) DMM GAMES(Steam) | |
プロデューサー | |
ディレクター | |
キャラクターデザイン | |
シナリオ | |
メディア | CD-ROM (PC)、DVD-ROM(PC、PS2) UMD(PSP) BD-ROM(PS4) PS Vitaカード(PS Vita) ダウンロード |
プレイ |
|
2002 2003 2006 2009 2015 2018 2021 | |
レイティング | 18 CERO:C(15 (HDリメイク |
コンテンツアイコン | セクシャル(PS2、PSP) |
キャラクター |
|
エンディング |
1 |
セーブファイル |
100(PC、PS2) |
セーブファイル |
234 kB (PC)、61 kB (PS2)、288 kB (PSP) |
コンティニュー | あり |
1920×1080(PC/PS4) 960×544(PS Vita) 640×480(PC/PS2) 480×272(PSP) | |
あり (PC) | |
PCM (PC) | |
キャラクターボイス | なし (PC)、あり(HDリメイク |
その |
2005 |
AQUAPLUS | |
レーベル | |
2005 | |
AQUAPLUS | |
レーベル | |
2007 | |
AQUAPLUS | |
KADOKAWA | |
レーベル | |
2018 | |
アニメ | |
AQUAPLUS | |
シリーズ |
|
キャラクターデザイン | |
アニメーション |
OLM TEAM IWASA |
うたわれるもの | |
チバテレビほか | |
2006 | |
26 | |
その |
PG-12 |
OVA:OVA うたわれるもの | |
AQUAPLUS | |
キャラクターデザイン | |
アニメーション |
カオスプロジェクト、AQUAPLUS |
OVA うたわれるもの | |
2009 | |
その |
R15+ |
| |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | |
ポータル | コンピュータゲーム・ |
『うたわれるもの』は、2002
概要 [編集 ]
PS2
2006
2007
2008
2018
2018
2019
続編 [編集 ]
アクアプラスの
甘露 樹 が原画 とディレクションを担当 。世界 は同一 であるが物語 の継続 ではない、しかし前作 との関係 はゲームの中 で明 らかとなる。本 作 でも主人公 は記憶 喪失 の状態 から始 まり、種族 は人間 である。ヒロインは獣 耳 の亜 人間 。- シミュレーションRPGとしての
難易 度 は高 くはなく、ストーリー重視 の展開 となる[9]。
その
さらに
その
シリーズ
- うたわれるもの
散 りゆく者 への子守 歌 - モノクロームメビウス
刻 ノ代 贖 - うたわれるもの
偽 りの仮面 = うたわれるもの斬 - うたわれるもの
二 人 の白 皇 = うたわれるもの斬 2
『
歴史 [編集 ]
- 2002
年 4月 26日 - Windows(PC、CD-ROM)版 発売 (18禁 ) - 2003
年 12月12日 - Windows(PC、DVD-ROM)版 発売 (18禁 ) - 2005
年 9月30日 -漫画 版 連載 開始 (「電撃 G's magazine」11月 号 ) - 2006
年 4月 3日 - TVアニメ版 『うたわれるもの』放送 開始 - 2006
年 4月 26日 - TVアニメ版 『うたわれるもの』OP主題歌 『夢想 歌 』(Maxi)発売 - 2006
年 6月7日 - TVアニメ版 『うたわれるもの』ED主題歌 『まどろみの輪廻 』(Maxi)発売 - 2006
年 7月 26日 - ドラマCD Vol.1『トゥスクルの皇后 』発売 - 2006
年 8月 23日 - DVDおよびDVD-BOX発売 開始 (DVDは毎月 、DVD-BOXは隔月 ) - 2006
年 10月25日 - TVアニメ版 『うたわれるもの』音楽 集 (オリジナルサウンドトラック)発売 - 2006
年 10月26日 - PlayStation 2 (PS2)版 『うたわれるもの散 りゆく者 への子守 唄 』発売 - 2006
年 11月13日 - PS2版 『うたわれるもの散 りゆく者 への子守 唄 』公式 ガイドブック(ファミ通 著 )発売 - 2006
年 11月22日 - PS2版 『うたわれるもの散 りゆく者 への子守 唄 』オリジナルサウンドトラック発売 - 2006
年 12月6日 - ドラマCD Vol.2『トゥスクルの内乱 』発売 - 2006
年 12月21日 - ラジオCD『うたわれるものらじお』Vol.1発売 - 2007
年 2月 21日 - ドラマCD Vol.3『トゥスクルの財宝 』発売 - 2007
年 3月23日 - アプリケーション集 『うたわれるもの デスクトップキャラクターズ』発売 - 2007
年 4月 25日 - ラジオCD『うたわれるものらじお』Vol.2発売 - 2007
年 5月23日 - ドラマCD番外 編 『~魁 !!うたわれ学園 ~』 - ラジオCD『うたわれるものらじお』Vol.3発売 - 2007
年 8月 22日 - ラジオCD『うたわれるものらじお』Vol.4発売 - 2007
年 9月26日 - アクアプラス日 めくりCD『うたわれるもの』編 (10~12月)発売 - 2007
年 10月27日 -散 りゆく者 への子守 唄 、漫画 版 連載 開始 (「電撃 「マ)王 」12月 号 ) - 2008
年 1月 23日 - Blu-ray Disc BOX発売 - 2009
年 5月28日 - PSP版 『うたわれるもの PORTABLE』発売 - 2009
年 6月24日 - 『OVA うたわれるもの』第 1巻 発売 - 2009
年 12月23日 - 『OVA うたわれるもの』第 2巻 - ラジオCD『エルルゥの小 部屋 IN うたわれるもの』第 1巻 発売 - 2010
年 3月25日 - ラジオCD『エルルゥの小 部屋 IN うたわれるもの』第 2巻 発売 - 2010
年 6月23日 - 『OVA うたわれるもの』第 3巻 発売 - 2010
年 8月 25日 - ラジオCD『エルルゥの小 部屋 IN うたわれるもの』第 3巻 発売 - 2011
年 10月27日 - PSP版 『うたわれるもの PORTABLE』AQUAPRICE2800(廉価 版 )発売 - 2012
年 8月 30日 - PS3版 『AQUAPAZZA -AQUAPLUS DREAM MATCH-』発売 (一部 のキャラクターが参戦 ) - 2013
年 10月31日 - PS3『ティアーズ・トゥ・ティアラII覇王 の末裔 』発売 (特典 キャラクターとしてアルルゥが参戦 ) - 2014
年 6月26日 - PSP版 『うたわれるもの PORTABLE』AQUAPRICE2800(廉価 版 )PlayStation Storeにてダウンロード版 の配信 開始 - 2015
年 5月 20日 - PlayStation 2 (PS2)版 『うたわれるもの散 りゆく者 への子守 唄 』がPS2アーカイブスにて配信 開始 。 - 2015
年 9月24日 - 『うたわれるもの偽 りの仮面 』(PS4/PS3/PS Vita)発売 。 - 2015
年 10月 4日 - TVアニメ版 『うたわれるもの偽 りの仮面 』放送 開始 - 2016
年 9月21日 - 『うたわれるもの二 人 の白 皇 』(PS4/PS3/PS Vita)発売 。 - 2018
年 4月 26日 - HDリメイク版 の初代 『うたわれるもの散 りゆく者 への子守 唄 』(PS4/PS Vita)発売 。 - 2018
年 9月 28日 - 3Dアクションゲーム『うたわれるもの斬 』(PS4)発売 。 - 2019
年 11月26日 - スマートフォン向 けアプリ『うたわれるもの ロストフラグ』のサービスを開始 [11]。 - 2020
年 12月 10日 - ボードゲーム『ドカポンUP!夢幻 のルーレット』(PS4/Switch)発売 。[12][13] - 2021
年 7月 22日 - 3Dアクションゲーム『うたわれるもの斬 2』(PS5/PS4)発売 。 - 2022
年 7月 3日 - TVアニメ版 『うたわれるもの二 人 の白 皇 』放送 開始 - 2022
年 11月17日 - RPG『モノクロームメビウス刻 ノ代 贖』(PS5/PS4/Steam)発売 。[14] - 2022
年 12月22日 - アドベンチャー『義賊 探偵 ノスリ』(PS4/Switch)発売 。
コンシューマー版 追加 要素 [編集 ]
- PS2
版
登場 人物 のフルボイス化 (ハクオロのみ、音声 ON、OFFの切 り替 えが可能 )- PS2
移植 に伴 い、18禁 シナリオ・CGの削除 、および新 シナリオ(カムチャタール編 )と新 CGの追加 新 キャラクターの導入 (カムチャタール一味 )自由 に経験 値 稼 ぎができる演習 (フリーマップ)の実装 複数 のキャラで同時 攻撃 ができる「協 撃 」の追加 装備 と道具 システムの実装 (2周 目 に引 き継 ぎ可能 )- その
他 、戦闘 システムで細 かい変更 点 が多数 有
- PSP
版
難易 度 に「高 難 度 」の追加 、それに伴 い「高 難 度 」クリア時 の特典 CG追加 - アドベンチャーパートのCG
縦横 比 を4:3と16:9(スクロール可 )から選 べる
- HDリメイク
版 (PS4、PS Vita、Steam)
本 作 は、「偽 りの仮面 」・「二人 の白 皇 」と同様 のシステムに変更 複数 の追加 キャラの実装 (ダウンロードコンテンツ扱 い)[注 3]- シミュレーションパートのキャラクターやマップなどがすべて2Dから3Dに
変更 連 撃 や必殺 技 と協 撃 の演出 も強化 - イベントCGやバストアップビジュアルなどは
高 解像度 なものにリファイン - 2D
背景 はすべて新規 に描 き下 ろし、オープニングムービーも高画質 化 - オリジナルのBGMを
全曲 リアレンジ 新 しい解釈 でドラマを盛 り上 げる「スペシャルエクステンデッドモード」を追加 [注 4]- ダウンロードコンテンツ
機能 の実装 及 びシーズンパスの販売
企画 の経緯 [編集 ]
「うたわれるもの」という
また
あらすじ[編集 ]
ここではないどこか、
ハクオロの
それは、
世界 観 [編集 ]
文化 [編集 ]
宗教 [編集 ]
種族 [編集 ]
- オンカミヤリュー
族 登場 人物 ではウルトリィ、カミュなどが該当 する、天使 の如 き翼 を持 つ種族 。他 種 に見 られる獣 耳 と尻尾 はない。特殊 な祈 りと呼吸 ・発声 法 を組 み合 わせた詩 を唄 うことにより、物体 転移 などの奇跡 のような現象 を引 き起 こす「法 術 」と呼 ばれる術 に長 けている。大神 「ウィツァルネミテア」を信仰 する者 たちの総本山 である宗教 國 「オンカミヤムカイ」を統 べ、他 の國家 間 の争 いを早期 終結 させるための緩衝 材 としての「調停 者 」の役割 を果 たしている。大量 殺戮 兵器 の登場 しない(「浄化 の炎 」を除 く)世界 において唯一 それに匹敵 する力 を操 る種族 で、術 者 達 は厳 しい戒律 と信仰 で道 を外 れる者 がないよう教育 されるが、中 には破戒 僧 もおり、アンクァム(傭兵 )となってしまう者 や、戒律 が嫌 だという理由 で出奔 した上 、法 術 を悪用 している後述 のノポンなどもいる。- ギリヤギナ
族 登場 人物 ではカルラ、デリホウライらが該当 する、戦闘 に特 化 した肉体 を持 つ種族 で、虎 のような耳 に、尻尾 が特徴 。それゆえにどんなに飲 み食 いしても体形 が変化 せず、総 じて戦闘 に向 いた引 き締 まった体格 に落 ち着 く。腕力 ・膂力 などの基本 運動 能力 が他 の種族 より飛 びぬけており、体 術 の型 や技 を必要 としないスタイルをとる。かつては強國 「ラルマニオヌ」を治 めていたが、強 さに奢 ったためかシャクコポル族 に反乱 を起 こされ滅亡 し、奴隷 へと身 をやつした。- エヴェンクルガ
族 登場 人物 ではトウカ、ゲンジマルが該当 する、高地 に住 む少数 民族 で、猛禽 類 の翼 に似 た耳 が特徴 。卓越 した肉体 的 ・精神 的 強靭 さと「義 」を貫 くためなら死 をも厭 わない清廉 さにより他 の種族 から畏敬 の念 を抱 かれていて、「義 はエヴェンクルガにあり」とまで言 われる。自 らの眼 で自分 たちが仕 えるにふさわしい主 を選 び付 き従 う。戦 の際 にはその存在 が戦場 の士気 にかかわるほどであり、自軍 にエヴェンクルガ族 がいるということは大義 は自分 たちにあるという証 である。基本 的 に一族 の里 を出 るのは男性 のみで、トウカのような女性 が里 を出 るのは優秀 な血 (子孫 )を里 にもたらすという使命 を帯 びているためである。- シャクコポル
族 登場 人物 ではクーヤ、サクヤらが該当 する、過去 、大 いなる父 「オンヴィタイカヤン」によって寵愛 されていたとされる種族 で、兎 のような耳 が特徴 。大神 ウィツァルネミテアによってかの神 が滅 ぼされた際 、他 種族 の嫉妬 を買 って「穴 人 」という蔑称 で卑下 され迫害 された。肉体 的 には全 種族 中 最 弱 といわれている。- それらの
要因 からかつては奴隷 以下 の扱 いを受 けていたが、20年 程 前 にクーヤの父 が「血 の契約 」により人 型 汎用 生体 兵器 「アヴ・カムゥ」を入手 することでギリヤギナ族 に反乱 を起 こし、ラルマニオヌを制圧 しその地 に三 大 強國 の1つと称 される巨大 単一 種族 國家 「クンネカムン」を築 いた。しかし未 だ他 の種族 からは対等 に見 られておらず孤立 している。
國 [編集 ]
- ケナシコウルペ(
皇 :インカラ) 北 のはずれにある國 。エルルゥたちの住 むヤマユラの集落 が西部 にある。中央 付近 には交通 税 目当 てのタトコリの関 があり、行 き来 が制限 されている。悪政 により國 としては末期 に陥 っている(インカラに対 して尻尾 を振 っていた豪族 が、いざ反乱 を起 こすとあっさり寝返 ったことにオボロが苦言 を呈 する場面 があるなど)。インカラの独裁 政治 により他國 との同盟 関係 を全 く築 こうとせず、オンカミヤムカイの調停 者 ですら受 け入 れようとしなかった。- トゥスクル(
皇 :ハクオロ) 辺境 にある小國 であり、ハクオロを皇 とする新興 國家 。ハクオロは國 の指導 者 と戦時 の軍師 を兼 ねており、この國 の驚異 的 な発展 は彼 の類 稀 な智 才 、そしてその人柄 による部分 も大 きい。発展 の最 も肝 となる要因 は、様々 な前例 の無 い政策 を取 り入 れていることにある。例 としてこの國 には、他國 に広 く知 れ渡 るほどの規模 を持 つ歓楽街 が皇 の主導 で運用 されており、その目的 は悪銭 の巡 りを押 しとどめ腐敗 した政 員 を出 さず、また他國 から人 を集 めて資金 を循環 させようというものである。「歓楽街 なんていうものは禁止 しきれるものではない。ならば自分 達 で管理 してしまおう」というハクオロの言葉 からも、彼 の知略 の深 さがうかがえる。しかしそのせいで「トゥスクルの皇 は幾 人 もの『室 (妃 )』を持 つ好色 皇 」という風 に誤解 されて広 まっており、ハクオロを閉口 させている。またハクオロは「仮面 をつけた皇 」という程度 でしか民 に認知 されておらず、ハクオロが普通 に城下町 を歩 いていても騒 ぎになることがない。コミック版 では祭 りの屋台 で仮面 のレプリカが販売 された際 に、偽者 騒 ぎが起 きたことがある。また周辺 諸國 からは、キママゥ退治 の見事 さからキママゥ退治 の第一人者 「キママゥ皇 ハクオロ」として褒 め称 えられている。ベナウィからその名前 は三 國 に鳴 り響 いていると聞 かされ、ハクオロを閉口 させている。- また、ハクオロが「
新 しい農法 の知識 」を広 く伝 えたため、農作物 の収穫 が飛躍 的 に上 がったことも関係 している。 他國 と友好 を築 くために外交 にも積極 的 である。門 を広 く開 けており、民 の声 や陳情 が非常 に届 きやすくなっているのも特徴 である。また拡張 された一郭 には、学舎 の役目 も負 った孤児 寮 が建 てられている。- また、
戦 に関 していえば、私利 私欲 のために戦 を起 こすことはない。また、侵略 してきた他國 の指導 者 が死亡 した際 は、可能 であればその地 の代表 者 や豪族 に自治 を任 せ、必要 ならば手 を貸 し復興 への手助 けをして治 めている。 南部 國境 付近 にはキヌハン藩 やシシハル藩 などが存在 する。國境 付近 のホゥホロ城 は天然 の要塞 。- クッチャ・ケッチャ(
皇 :オリカカン) 騎馬 民族 國家 であり、國土 のほとんどが平原 である。軍 も騎馬 隊 が多 くを占 めている。もともとが遊牧 民族 國家 であることもあり、皇 都 や本陣 が絶 え間 なく移動 しているのが特徴 である。- シケリペチム(
皇 :ニウェ) 三 大 強國 のひとつで軍事 國家 。多 くの中小 國 や集落 をその軍事 力 と恐怖 政治 によって一 つにまとめた國 。皇 一 人 の力 に頼 っている部分 が大 きい。- ナ・トゥンク(
皇 :スオンカス) 奴隷 國家 ともいわれ、誘拐 や拉致 してきた人 を売 り國 の財 としている。デリホウライ率 いる奴隷 による叛乱 軍 と交戦 中 。- ラルマニオヌ
- ギリヤギナ
族 によって治 められていた、かつてないほどの富 と権力 で栄 えた超 大國 だが、その驕 り高 ぶったギリヤギナ族 の態度 によって徐々 に反感 を買 い、シャクコポル族 によって叛乱 を起 こされ滅亡 した。カルラとデリホウライはこの國 の皇 の子 である。 - オンカミヤムカイ(
皇 :ワーベ) 大神 ウィツアルネミテアの教義 を守 る宗教 國家 で「始 まりの國 」ともいわれる。國 というよりもウィツアルネミテアの総本山 と言 った方 が近 く、賢 大僧正 を長 としている。争 いや災 いを防 ぐことを使命 とし、他國 との仲介 役 を請 け負 うことから「調停 者 」とも呼 ばれる。様々 な國 との、そして國 同士 の友好 を望 んでおり、そのためにはお互 いを知 ることが大切 と考 えているため、使者 を様々 な國 に派遣 している。しかし、そうしたことを疎 ましく感 じる人間 も少 なからずおり、使者 を受 け付 けない國 もある。ちなみに「オンカミヤムカイ」とは「大神 が眠 りし地 」という意味 である。- クンネカムン(
皇 :アムルリネウルカ・クーヤ) 三 大 強國 のひとつであり、ラルマニオヌ滅亡 後 に建國 された新興 國家 である。國民 すべてがシャクコポル族 であり、作中 では唯一 「大 いなる父 (オンヴィタイカヤン)」を信仰 している。シャクコポル族 は肉体 的 に最 弱 といわれるほどだが、大 いなる父 (オンヴィタイカヤン)より授 かったといわれる人 型 汎用 生体 兵器 「アヴ・カムゥ」の力 によって非常 に強 い軍事 力 を持 つ。やがて全土 平定 を目指 すことになるが、その際 トゥスクルを中心 とする多 くの小國 による抵抗 にあう。- ノセシェチカ(
皇 :カンホルダリ) 三 大 強國 のひとつで、クンネカムンの西方 に位置 している。- エルムイ(
皇 :ポナホイ) 小 さな集落 が集 まってできたごく小 さな國 で、ノセシェチカの属國 である。アニメではノセシェチカの同盟 を結 んでいる國 と説明 された。
登場 人物 [編集 ]
※
主人公 、ヒロイン[編集 ]
- ハクオロ
声 -日本語 :小山 力也 [19]、英語 :ジョン・グレミリオン本 作 の主人公 。大 怪我 をして倒 れていた所 をエルルゥ達 に助 けられる。助 けられる以前 の記憶 を失 っており、なぜか外 すことの出来 ない仮面 を着 けている。ヤマユラの村人 達 に獣 のような耳 や尻尾 がある事 や、農作 に有用 な化学 肥料 や製鉄 、薬品 の調合 などの高度 な専門 知識 を自身 が持 っている事 に疑問 を持 ち、自分 自身 とそれを取 り巻 く世界 に感 じる微妙 な齟齬 を訝 しみつつも、おおらかで穏 やかな村 の雰囲気 に徐々 に馴染 み、そこでの暮 らしを受 け入 れていく。「ハクオロ」とは、トゥスクルの計 らいでエルルゥ達 の実父 (故人 )から借 りうけた名前 である。開発 スタッフによれば、イメージ的 な年齢 は27歳 〜28歳 とされる[20]。カミュに「おじ様 」と呼 ばれた時 にショックを受 けたり、アルルゥから父親 の面影 を重 ねられたときに内心 複雑 な心境 であるような言動 を見 せたりと、記憶 喪失 であることも相 まって自分 自身 の年齢 を気 にしている。時 に優 しく、時 に厳 しい父親 のような性格 。自 らの胸 の内 や悩 みは人 に話 さず自分 で解決 する傾向 にあり、それでいて大抵 の逆境 は自力 でどうにか出来 てしまうという難儀 な性 をしているが、それでも安定 した人格 者 であり、宿命 から逃 げない人物 [21]。- ヤマユラの
集落 にて、化学 肥料 などを使用 する新 しい農法 の知識 を使 い、病 み上 がりながらも一緒 になって頑張 り農作物 の収穫 量 を大幅 に上 げたり、その農作物 を狙 ってやってくる狡猾 なキママゥの集団 をテオロ達 と一緒 に追 っ払 ったりと、自分 を快 く受 け入 れてくれた人達 のため、村 の発展 に全力 を尽 くしていく。 - クッチャ・ケッチャがトゥスクルに
侵攻 してきた際 のオリカカンとのやり取 りで、オリカカンの「大義 は我 にあり」という侵攻 を正当 化 する言葉 に対 して、「戦 にそんな綺麗事 は存在 しない!」と一喝 していたりなど[22]、決 して戦 (いくさ)を美化 したり正当 化 しようとせず、むしろ避 けるべきものと考 えているようである。 酒 や釣 りが好 きで、時間 が空 いた際 などによく嗜 んでいる。また、エルルゥやアルルゥをはじめとした、自身 が大切 にしている人 たちと過 ごす何気 ない時間 を何 より大切 にしている。戦 、そして自身 の正体 に対 する疑問 など、様々 なことに悩 み苦 しみながらも、エルルゥ、アルルゥをはじめとした多 くの人 たちに支 えられ助 けられ、自身 の想 いを貫 き通 してゆく。- その
正体 は、遥 か過去 から存在 する神 の如 き存在 「力 のある者 」(正式 名称 は不明 )であり、亜 人間 達 から「ウィツァルネミテア」と呼 ばれ崇 められる存在 。ハクオロは、その力 のある何 かの半身 が顕現 した姿 、「空蝉 」である。「古代 」において、ごく普通 の人間 の青年 (科学 者 )が、極秘 の機密 情報 を擁 する秘密 研究 施設 で射殺 されかかった時 に認知 外 の高位 存在 と同化 してしまった末 の意識 が彼 であり、「創成 期 」でのアイスマンとは彼 のこと。ハクオロの被 る仮面 は、幾 千 本 もの未知 の繊維 で直接 脳髄 に縫 い付 けられており、脱着 は完全 に不可能 である。その繊維 はそれぞれが脳 の各部 に作用 し、身体 機能 や免疫 力 などを向上 させる機能 を持 つ。その効果 を研究 するための実験 体 が亜 人間 たちの祖先 であり、ハクオロは遺伝子 的 な意味 で「現代 」に生 きる全 人類 の父 であると言 える。 - 「ハクオロ」とは
前 大戦 でウィツァルネミテア(空蝉 )がトゥスクルに告 げた名前 で、トゥスクルはそれを自分 の息子 に貰 っていたが、大 怪我 をして担 ぎ込 まれた当初 に彼 の正体 に気付 き、その名前 を「返還 」した。つまりハクオロという「白 き皇 (白 皇 (ハク・オウルォ)」を意味 する名前 は、借 り物 ではなく彼 の真名 である。オンカミヤムカイ最深 部 にて精神 の統合 後 、大神 である自身 がこの世 に相容 れぬ災 いであることを認識 し、自 ら封印 されることを選 ぶ。自身 の存在 に悩 み苦 しみながらも、自分 が封印 される瞬間 まで自身 の意思 を貫 き通 した。エピローグでは、誰 かの気配 に気 づいたエルルゥが背後 を振 り返 るところで物語 は幕 を閉 じるが、ハクオロが帰 ってきたのかどうかは謎 のままである[注 5]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは刃 を仕込 んだ鉄扇 (毒液 も流 し込 むことが可 )を操 り、既存 の概念 にとらわれない采配 を振 り、先頭 に立 って一軍 を率 いる。なお、連 撃 最後 の技 の属性 は火 神 ・水神 ・土 神 ・風神 の内 の一 つが反映 される。 - ウィツァルネミテアに
変身 した状態 で戦 う場面 もあるが、ムツミとディー(変身 後 )との戦 いの時 のみであり、任意 での変身 は不可 。装備 ・道具 ・蒐集 品 をコンプリートした状態 で挑 める特別 戦闘 では、ハクオロが戦闘 不能 になった場合 のみウィツァルネミテアに変身 することができる。 後日 のエピソード「2人 の白 皇 」でウィツァルネミテアの力 をハクに譲 っているため、普通 の人間 に戻 った可能 性 がある。
- エルルゥ
声 -日本語 :柚木 涼香 [19]、英語 :キラ・ヴィンセント=デイヴィス本 作 のヒロイン。大 怪我 をして倒 れていたハクオロを助 けた少女 。面倒 見 が良 く、村人 に慕 われる心 優 しい性格 。しかし、自分 の胸 が小 さいことにコンプレックスを抱 いており、ハクオロが他 の女性 と親 しくしている時 に不 機嫌 になるなど嫉妬 深 く「やきもち焼 きが唯一 の欠点 」とされ[23]、怒 らせると誰 も止 められない[注 6]。家事 全般 が得意 。酒 が入 るとすぐ酔 うが、そこから一向 に潰 れない[24]。薬師 の卵 で、祖母 であるトゥスクルには薬 の調合 法 などを教 わっている。薬草 や薬石 を採 りに行 くのが好 きで、しばしば森 まで通 っている。トゥスクルの遺言 でアルルゥとともにハクオロに預 けられ、建國 後 はトゥスクル國 の薬師 となり、以後 ハクオロの御付 として体調 管理 を任 され彼 を見守 り続 ける。建國 後 はハクオロが「家族 」と説明 したこともあり、当初 ウルトリィからは皇后 と勘違 いされたこともある。エルルゥの名前 は、トゥスクルの姉 と姉妹 草 から取 られている。本編 開始 前 、地震 によって瀕死 の重傷 を負 ったアルルゥを救 うため、ハクオロ(ウィツァルネミテア)との間 に自 らの存在 を明 け渡 す契約 を結 んでいる。ハクオロへの愛情 はその契約 による部分 もあり、本人 にもその自覚 はあるが、それを抜 きにしてもハクオロ個人 へ本当 の愛情 を抱 いている。その旨 を声 に出 すことが出来 なかったが、その苦難 に耐 えながらも別 れる時 までハクオロを精一杯 支 え続 けた[25]。その後 は薬師 として村 のために尽力 し続 け、アルルゥと共 にハクオロの帰 りを信 じて待 ち続 けている。(後日 のエピソード「2人 の白 皇 」で、その悲願 は報 われる事 になる。)髪 飾 りに輪 っかをつけているが、ヤマユラの村 の習慣 で成人 した女性 が貰 うものとされる[注 7]。これはエルルゥの家 の長女 に代々 伝 わるもので[注 8]、実 はエルルゥの持 つ輪 っかがオリジナルであるミコトの輪 っかであり、それ以外 の人間 が持 つ輪 っかは、そのレプリカである[26]。- その
契約 は後 に破棄 されている(アニメ版 では第 25話 、ゲーム中 ではムツミ戦 の前 に「契約 を破棄 する」と言 っている)ので、ハクオロが封印 されてもエルルゥ(アルルゥ)には影響 がなかった[注 9]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは相手 に直接 ダメージを与 える攻撃 はしないが、祖母 仕込 みの薬 術 で傷 薬 やコンシューマー版 ではちょっと危 ない薬 [18]までもを生成 し(PC版 は回復 のみ)、一軍 の要 として尽力 する。アニメ版 では戦闘 に参加 することはないが、主 にハクオロにとって精神 面 での補助 に尽力 していると言 える。
トゥスクル[編集 ]
- アルルゥ
声 -日本語 :沢 城 みゆき[19]、英語 :Sasha Paysinger- エルルゥの
妹 。無口 で人見知 りが激 しいが、一度 懐 くと甘 えたり悪戯 をしたりする。ハクオロを「おと〜さん」と呼 び慕 う。動物 と心 を通 わすことができ「ヤーナ・マゥナ(森 の母 )」ともよばれる。ユズハとカミュとは親友 であり、「アルちゃん」と呼 ばれている。食欲 旺盛 な育 ち盛 りで、皆 からは小 動物 の如 く可愛 がられ、よく餌付 けされている。はちみつが大 好物 で、カルラに便乗 して倉 にてつまみ食 いすることもしばしば。無垢 な性格 の割 に頭 の回転 が早 く、勘 が鋭 い。また真 っ直 ぐな性格 で、身内 などが危険 にさらされた時 にはどんな状況 であっても黙 っていられず、そのため何 度 か危険 な目 にあうこともあった(内 一 回 はウィツァルネミテアの契約 により蘇生 した)。アルルゥの名前 は、姉妹 草 からとられている。エルルゥと共 に最後 までハクオロの精神 を支 え続 け、たとえ異形 の者 と化 してしまっても、ハクオロのことを「お父 さん」と呼 び続 けていた。ハクオロにとっては、正真正銘 の「娘 」と言 える存在 。 実 は本編 開始 前 、地震 によって瀕死 の重傷 を負 っており、ウィツァルネミテアの契約 によって救 われている。動物 たちと心 を通 わす能力 は、家 に代々 遺伝 として伝 わるもので、亡 きトゥスクルの姉 の他 、この世界 では同 じ能力 を持 った人間 が他 にもいるものとされる(エルルゥやトゥスクルにも遺伝 はしたが、この能力 は使 えないとされる)[26]。原作 者 の菅 はインタビューで「特 にお気 に入 りの登場 人物 は?」という問 いで迷 った末 にカルラとアルルゥの名 を挙 げており、「アルルゥは愛情 を込 めて書 きました。彼女 が絡 むイベントに大 きなイベントが多 いのはそのためかもしれません。」と語 っている[27]。- ゲームの
戦闘 フェイズではムックルとガチャタラを従 え、ハクオロとエルルゥを守 るために、矢 も矛 も恐 れず戦場 を駆 け巡 る。後述 のムックルの体毛 硬化 の能力 から、戦闘 メンバー随一 の物理 防御 能力 を誇 っているが、水辺 や雨 が降 るステージなどでは弱体 化 してしまう。 - ムックル
声 -日本語 :下山 吉光 、英語 :モニカ・ライアル- エルルゥ
達 が住 む村 の近 くの森 で「ムティカパ様 (森 の主 )」として恐 れられハクオロ達 に退治 された、ムティカパ(白虎 )の子供 。成長 した時 のことを考 え始末 されそうになるが、ハクオロが「産 まれてきた命 は元来 無垢 なものだ」と説得 したため、事 なきを得 た。その後 は、アルルゥが面倒 を見 ている。人 の言語 を解 するほどの高 い知能 を持 つ。そう時間 が経 たずに巨大 な白虎 に成長 するが[注 10]、まだまだ子供 。アルルゥにとてもなつき甘 えており、彼女 が危機 に陥 った際 は、凶暴 なムティカパとなって戦 う。しかし、エルルゥにだけは敵 わない。ガチャタラが来 てからは、母親 代 わりのアルルゥの関心 を奪 われてしまうことに対 して、やきもちを焼 いている[注 11]。 親 のムティカパと同様 の刀 も通 さぬ程 硬 い体毛 を持 つが、水 に濡 れると非常 に脆 くなるために水辺 や雨 を極端 に嫌 う。- ガチャタラ
- チキナロが
商品 として連 れてきた「ミキューム」と呼 ばれる、オコジョやリスに似 た白色 の霊獣 。その肝 はあらゆる病気 に効 くと言 われており、ユズハの治療 のためにとオボロに仕留 められそうになるが、ユズハが「そんなことをしてまで私 は生 きたくない」と言 ったため、事 なきを得 る。名付 けた者 に対 する刷 り込 みが起 こるため、アルルゥのことを既 に親 だと思 い込 んでおり、買 い取 らざるを得 なくなってしまったため、以後 アルルゥが面倒 を見 ている。小 さくて可愛 いらしいので、女性 陣 の評判 が(特 に可愛 い物 に目 がないトウカに)とても良 い。 - ガチャタラが
加入 すると、ゲームの戦闘 フェイズでアルルゥの必殺 連 撃 が成功 するようになる(未 加入 の状態 だと必 ず失敗 )[注 12]。 - オボロ
声 -日本語 :桐井 大介 [19]、英語 :Chris Patton- ユズハの
異母 兄 。義賊 として活動 をしており、最初 はユズハと親 しくなっていくハクオロを敵対 視 していたが、様々 な出来事 を通 じてハクオロに惹 かれていく。ケナシコウルペとの戦 を通 じて彼 を「兄 者 」と呼 ぶようになり、最初 に彼 に心酔 する忠臣 の1人 となる。部下 としてドリィとグラァを従 え、彼 らからは「若様 」と呼 ばれている。性格 は「熱 く」、「優 しく」、「真 っ直 ぐ」で、落 ち着 いた性格 のハクオロと対 になる「もう一人 の主人公 」であると評 されている[29]。妹 であるユズハのことを溺愛 しており、それゆえ後先 が見 えなくなることもある。 義賊 として活動 していただけあって武 と隠密 行動 に非常 に優 れる。序盤 はベナウィやクロウに武力 で圧倒 されるものの、物語 中盤 ではベナウィとの本組 手 で、彼 の雨 が降 り注 ぐように襲 い掛 かってくる打 突を二 刀 をもって捌 ききり、あと一 歩 まで追 い詰 めるまでに至 る。また、それによってベナウィから「見事 です」という言葉 を引 き出 している。酒 は強 い方 ではないが、周 りに大 酒飲 みが揃 っていることに加 えて、負 けん気 の強 さからコンプレックスを抱 えており、よく飲 みすぎて二日酔 いの薬 をエルルゥに作 ってもらっている。また、野菜 が嫌 いなことをユズハに指摘 されたために、無理 をして野菜 を口 に詰 め込 んだ結果 、気絶 してしまう場面 もあった。皇族 の出身 であり、祖父 はケナシコウルペの先代 皇 だったため、オボロはケナシコウルペの正統 後継 者 でもある。しかし祖父 が前 大戦 で敗北 し、その結果 インカラの先祖 に権力 闘争 でも負 け、皇 の地位 を奪 われ没落 してしまった[30]。また、オボロの祖父 とトゥスクル、ワーベは前 大戦 で共 に戦 った戦友 である[31]。戦後 、ハクオロから戦前 に自身 の後継 者 として任命 されていたが、「俺 はまだ未熟 でオゥロ(皇 )としての器 じゃないし、何 より柄 じゃない」として國 のことをベナウィに託 し、ハクオロが残 していったさまざまなものに想 いを馳 せつつ、ユズハの遺 した子 を連 れて[注 13]修行 の旅 に出 た。- ゲームの
戦闘 フェイズでは弐 刀 流 を操 り、軽業師 のような身 のこなしを生 かした戦法 を見 せる。 - ユズハ
声 -日本語 :中原 麻衣 [19]、英語 :モニカ・ライアル- オボロの
異母 妹 。盲目 であり生 まれつき病弱 。大病 (トゥスクル曰 く躰 中 のオンカミが、いがみ合 い、争 う病 )を患 っており、しばしば発作 で苦 しむ。寝所 という狭 い範囲 の世界 が彼女 の生活 圏 であり、兄 オボロの極端 な過 保護 により純真 無垢 のまま育 ったため、色々 な方面 の知識 が欠 けている。そのためハクオロがオボロに対 して「ユズハという名 の愛玩 動物 を飼 っている」と苦言 を呈 する場面 もあった[注 14]。一種 の浮世 離 れした雰囲気 をまとい、凛 とした芯 の強 さをものぞかせる。トゥスクルで過 ごすようになってからは、元気 な姿 を見 せるようになり、親友 となったアルルゥとカミュからは「ユズっち」と呼 ばれる。苦 党 。自分 の存在 が、周 りの者 達 に迷惑 をかけているのではないかと危惧 している節 があり[注 15]、また自分 の命 が長 くないために「自分 が生 きた証 」を残 したいと思 いハクオロとの子供 を作 った(PC版 でハクオロは複数 のヒロインと関係 をもったが、子供 ができたのはユズハのみである[注 16])。アニメ版 では、子供 を産 むことはなく最終 回 で他界 。エルルゥに対 して、ウルトリィと同様 「自分 の意思 でハクオロの傍 に居 て良 い」という考 えに至 らせる大切 な役目 を担 った。 - アプリ
版 「ロストフラグ」のイベントではハクオロと出逢 う前 にオボロと共 に霧 の中 を彷徨 う内 にアクタ達 の世界 へ迷 い込 み、同様 に迷 い込 んだ、ハクオロとユズハの間 に生 まれた娘 ・クオンと出逢 いを果 たし、偶然 にも彼女 が自分 の未来 の娘 であることを知 ってしまう。イベント中 での治療 を経 て体調 の大幅 な改善 が見 られ後 にエルルゥから薬師 としての薫陶 を受 けサポートユニットとして使用 可能 となる。(この際 に譲渡 された香炉 はトゥスクルがユズハの祖母 と共 に戦 ったさいに使 っていた物 。)その他 、並行 世界 で「オボロがウィツァルネミテアと契約 し、ユズハの病 と盲目 をオボロが背負 ったのを引 き換 えに完 治 したが、やがてオボロのために義賊 に手 を染 めたため、重荷 になっているとオボロは自害 し、自暴自棄 になって剣 奴 となったユズハ」も同様 に迷 い込 んだ。ロストフラグの世界 では異 なる世界 線 、時間 軸 の同 一人物 が同時 に存在 することがままあり、同種 の例 ではウコンとフギト等 も存在 する。 - ドリィ、グラァ
声 -日本語 :渡辺 明 乃[19]、英語 :Brittney Karbowski(ドリィ)・ナンシー・ノヴォトニー(グラァ)- オボロの
部下 の双子 。共 に弓 の名手 。常 に二人 一 組 で行動 し、見 た目 も思考 パターンもほとんど同 じ。瞳 が紫 で袴 が藍色 なのがドリィ、瞳 が青 で袴 が朱色 なのがグラァである。オボロに対 して尊敬 以上 の感情 を持 っているらしく、オボロに記憶 がなくなるまでお酌 をし、撃沈 させることもある。少女 と見 間違 えるほどかわいらしい外見 で、ハクオロも勘違 いしていたが、実際 は二 人 とも少年 である[注 17]。二人 ともオボロを「若様 」と、ハクオロを「兄 者 様 」と呼 び敬愛 する。隠密 活動 も得意 であり、しばしば諜報 活動 も担当 する。隠密 活動 時 は通常 より小 さめの弓 を使用 する。ペリエライ(弓 衆 )隊長 を務 めており、ドリィが蒼 組 隊長 、グラァが朱 組 隊長 。戦後 、オボロが修行 の旅 に出 る際 「若様 にお仕 えできないのならディネボクシリ(地獄 )に堕 ちたほうがマシです!」と言 い切 り、後 を追 っていった。 - ゲームの
戦闘 フェイズではやはり両者 とも弓 を操 り、水平 射撃 、曲射 などを使 った巧 みな技 を見 せる。 - ウルトリィ
声 -日本語 :大原 さやか、英語 :Kelly Manison- オンカミヤムカイの
第 1皇女 であり、カミュの姉 。本来 はカムナギ(巫 、巫女 )であり外交 特使 として活動 することはないが、本人 たっての希望 によりトゥスクルのヨモル(國師 )として派遣 された。美 しい大 きな白 い翼 を持 ち、慈愛 に満 ちた立 ち振 る舞 いでさまざまな人々 から尊敬 と畏敬 の念 を集 めている。妹 であるカミュのことは心 から大切 に思 っており、常々 心配 している。また、カルラとは旧知 の仲 (幼馴染 )であり、かつてラルマニオヌが存在 していたころ、親交 を深 めるためにやってきた使者 の一団 の中 にいたことがきっかけで出会 い、友情 を育 んでいた[33]。神々 しい聖女 のような女性 ではあるが、預 けられた捨 て子 に感情 移入 しすぎてしまい、親元 に帰 す際 に手放 すことが出来 ずに我 を見失 い、悪鬼 のごとく変貌 するなど人間 的 な面 も見 せる(その際 、法 術 の力 が暴走 したのか、頭上 に天使 の輪 が出現 していた[注 18])。ハクオロに想 いを寄 せている。当初 からハクオロがウィツァルネミテアに関係 があることに感 づいていたようで、トゥスクルのヨモル(國師 )に自分 から名乗 り出 たのはそのためである。後 にワーベからオルヤンクル(賢 大僧正 )の地位 を譲 り受 け、正真正銘 の皇女 となる。また、アニメ版 では立場 上 の問題 から進 んで戦場 に立 つ描写 はないが、アンクァム(傭兵 )という扱 いでナ・トゥンクに出向 いた際 にだけ攻撃 法 術 を使用 する場面 を見 ることができる。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは、オンカミヤリュー独自 の法 術 を駆使 して戦 う(風 と水 、そして光 の術 法 )。 - カミュ
声 -日本語 :釘宮 理恵 、英語 :Serena Varghese- ウルトリィの
妹 で第 2皇女 。人懐 こく、とても元気 で活発 な少女 。一族 の始祖 の力 を特 に強 く受 け継 ぐ。その背中 に大 きな黒 い翼 を持 ち、ゆえに畏怖 をもって別格 視 され、皇女 であることも重 なり、トゥスクルに来 るまで友達 と呼 べるような者 がいなかった。最初 は興味 本位 で付 いて行 っただけだったが、再度 ウルトリィがヨモルとして派遣 された際 には、正式 に補佐 としてトゥスクルで過 ごすこととなる。積極 的 に関 わっていった結果 、アルルゥやユズハとは仲良 しとなり、アルルゥからは「カミュちー」と呼 ばれる。アルルゥとは年 はあまり変 わらないがウルトリィの妹 であるだけに姉 に負 けないほどの巨乳 で今 でも成長 しているらしく、年上 であるエルルゥはそのことにショックを受 けた。ハクオロのことを「おじ様 」と呼 び、父 のように慕 っているが段々 それ以上 の想 いを寄 せるようになる。『この世 ならざるもの』と対話 することが可能 な、オンカミヤムカイの中 でも特異 な存在 (ムツミの項 参照 )。カミュの名前 は、神 を結 ぶ者 と書 いて「神 結 -カミ・ユウ-[34]」となる。物語 が進 むに連 れて前述 の始祖 の血 を受 け継 いでいる影響 から、お腹 を痛 めるまで水 を飲 み続 けたり、吸血 行為 をしてしまったりした。物語 終盤 、ディーの手 によりムツミへと変貌 してしまうが、自 ら眠 りを選 んだハクオロの意思 に従 い、ムツミが人格 を変換 (返還 )したため最終 的 に元 に戻 ることができた。その後 ウルトリィと姉妹 2人 でウィツァルネミテアの封印 を成功 に導 き、人 の手 で「神 」を封 じるという罪 を共 に背負 うこととなった。 - アニメ
版 ではウルトリィと同様 、戦場 に立 つことはなく、こっそり戦場 へ助 っ人 へ行 こうとしウルトリィとムントに見 咎 められるシーンがある。またカミュもナ・トゥンク編 でのみ攻撃 法 術 を使用 する場面 が見 られる。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは、姉 のウルトリィ同様 の法 術 を駆使 して戦 う。ただし、ウルトリィとカミュでは使用 できる術 の属性 が異 なっている。カミュは火 と土 、そして闇 の術 法 である。 - ベナウィ
声 -日本語 :浪 川 大輔 、英語 :ヴィック・ミニョーニャ- ケナシコウルペのオムツィケル(
侍大将 )であり、ラクシャライ(騎兵 衆 )隊長 。國 に住 まう民 への忠義 のため戦 う生粋 の武人 。槍 の達人 であり『三國一 の槍 の達人 』として周辺 國 に名 を轟 かせている。物語 序盤 ではオボロやハクオロを圧倒 したり、アニメ版 ではカルラとの本組 手 で全力 の攻撃 を受 け流 して見 せたりしていることから、相当 な実力 の持 ち主 であることが窺 い知 れる。その冷静 沈着 さと知性 で、政務 の補佐 においても優 れた手腕 を発揮 する。 國 を蝕 んでいくインカラ皇 の圧政 に心 を痛 めながらも、仮初 とはいえ平和 を保 つため、己 の気持 ちを押 し殺 し命令 に従 っていた(ただ、民 を顧 みない命令 には常 に諫言していたため、そのつど不興 をかっていた)。- インカラのあまりの
暴挙 に「國 の基盤 は民 であり、それを蔑 ろにして國 に明日 はない」と強 く進言 するもき入 れられることはなく、牢 に入 れられてしまう。その後 クロウの手 によって解放 されるとともに現在 の状況 を教 えられ、ケナシコウルペの統治 に終 わりが迫 っていることを知 る。クロウに「劣勢 となった場合 、すぐに投降 せよ」と全 兵 に伝 えるようい含 め、インカラに現在 の危機 的 状況 を伝 えに行 くも、民 どころか自身 の兵 のことも顧 みない命令 を下 される。ベナウィはケナシコウルペのオムツィケルとして、最後 の務 めを果 たすため、またハクオロ達 叛軍 に対 する最後 の壁 として、ハクオロ逹と最後 の一 戦 を交 える。自身 の限界 まで戦 い、ハクオロ達 を見定 め、そして自分 以外 のほとんどの兵 が投降 したのを見定 めてから、インカラ皇 のもとへ戻 る。インカラ皇 を介錯 し、追 って自害 しようとするがハクオロに止 められ、以後 彼 に仕 える。表 には出 さないがハクオロの人柄 に惚 れており、彼 に心酔 する忠臣 の1人 。 持 ち前 の容姿 と性格 から女官 たちの憧 れの的 であり、恋文 も多数 受 け取 っていたようだが、本人 は無自覚 。そのため後述 のノポンから一方 的 にライバル視 (嫉妬 )されている。上司 も同僚 も部下 も気 ままな行動 をする者 が多 いため気苦労 と小言 が絶 えず、恐 らくトゥスクル國内 では一番 の苦労 人 。一見 旧 人類 (普通 の人間 )のように見 えるが、長 く尖 っている耳 がたまに見 えるので、彼 もまた亜 人間 である。年下 のカミュからは、「ベナウィ兄 様 」と呼 ばれている。- オボロとは
親戚 の関係 にあるが、小 さな頃 のことだったためオボロはそのことを覚 えておらず、オボロのことを「危 なっかしくて見 ていられない(放 っておけない)」と武術 のライバルであると同時 に、親 のように見守 り続 けてもいる[35]。オボロが元 皇族 の人間 であることは、彼 が城 に盗 みに入 って出会 った際 に気付 いたとされる[30]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは「シシェ」という名 の白色 のウォプタルに騎乗 し、鉾 槍 (ほこやり)を自在 に操 る。 - クロウ
声 -日本語 :小山 剛志 、英語 :ジェーソン・ダグラス- ベナウィ
率 いるラクシャライ(騎兵 衆 )副長 。ベナウィと違 い、叩 き上 げの軍人 [30]で、言葉 使 いも行動 も少々 粗野 だが礼節 は弁 えた、頼 りになる屈強 な武人 。「平和 を望 まないわけではないが、戦場 を駆 けることこそ生 きがい」と豪語 する。縁 の下 の力持 ち的 存在 で、また意外 と細 かい気配 りも出来 る好漢 である。口癖 は「ういっス」。かなりの酒豪 で、自分 の周 りに健啖 な飲 み仲間 が増 えて喜 んでおり、豪放磊落 な彼 曰 く「酒 は競 わず、楽 しむもの」。オボロとはじゃれ合 いめいたいがみ合 いが絶 えない。隊長 であるベナウィとは強 い信頼 関係 で結 びついており、ベナウィを小馬鹿 にした態度 を取 ったヌワンギに対 して手 を上 げたり、ケナシコウルペ陥落 寸前 の際 にはそれとなくベナウィに離反 を勧 める場面 もあった。ベナウィを「大将 」、ハクオロを「総 大将 」と呼 び、彼 らに心酔 する忠臣 の1人 。インカラ皇 の娘 であるカムチャタールから好意 を寄 せられているが、当 の本人 は気 づいていない。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは、通常 より一 回 り大 きい緑色 のウォプタル[36]に騎乗 し、さらに規格 よりも少々 大 きめな太刀 を操 る。 - カルラ
声 -日本語 :田中 敦子 、英語 :Shelley Calene-Black本名 :カルラゥアツゥレイ。戦闘 に特 化 した肉体 を持 つギリヤギナ族 のナクァン(女 剣 奴 )。鎖 つきの大 きな首輪 が特徴 の怪力 娘 で、男 5人 がかりでないと運 べないほど重 い巨大 な剣 を片手 で軽々 と振 り回 す。この剣 は、通常 の剣 ではカルラの怪力 に耐 えきれず折 れてしまうため、「決 して刃 こぼれせず、折 れず、曲 がらない」という注文 によって作 られた特注 品 。「刃 こぼれせず、折 れず、曲 がらない」ことを最 優先 に造 ったため、切 れ味 は二 の次 でモロロ(芋 )一 つ切 れないナマクラ。カルラの怪力 をもってはじめて威力 を発揮 し、敵 を薙 ぎ払 うか、もしくは叩 き潰 すようにして斬 る。この常識 外 の強靭 な力 はカルラ生来 の(ギリヤギナ族 としての)素質 もあるが、彼女 の父親 が大神 と契約 し得 た力 が引 き継 がれているためでもある。一流 の戦士 であると同時 に酒 と風流 を嗜 む生粋 の自由 人 で、かなりの酒豪 。まじめな人 をからかうのが好 き。アルルゥ同様 、つまみ食 いの常習犯 である。奔放 な言動 と行動 でハクオロを翻弄 するが彼 に心酔 する忠臣 の1人 であり、同時 に彼 を心 から愛 している。髪 の毛 の一本 から血 の一 滴 まで捧 げるという「ウィツァルネミテアの契約 」をハクオロと交 わし、彼 を「あるじ様 」と呼 ぶ。作中 では明言 されていないが、過去 に関 わった人物 の発言 などから、滅亡 した超 大國 ラルマニオヌの元 皇女 でデリホウライの姉 であることがうかがえる。ウルトリィとは幼馴染 で、かつて皇女 だったころに親交 があった。他人 からはいい加減 で捻 じ曲 がった精神 の持 ち主 のように思 われがちだが、後述 のスオンカス曰 く「自 らの痛 みは我慢 できても、他人 の苦痛 には耐 えられない」性格 で、いざとなれば自己 犠牲 も厭 わない。一人 のまだ幼 さの残 る少女 が剣 奴 の闘 覇者 として君臨 し、そのあまりの強 さのために恐 れられ、死 ぬことを前提 とした過酷 な戦 に常 に駆 り出 されていた、という噂 話 があり、ベナウィがそのような話 を耳 にしたと語 る場面 があるが、その少女 がカルラだったのかどうかは明言 されていない。- ゲームの
戦闘 フェイズでは前述 の重 剣 を使用 して眼前 の兵士 を暴風 の如 く薙 ぎ倒 す。 - トウカ
声 -日本語 :三宅 華 也、英語 :Sofia Mendez武術 に優 れ、義 を重 んじ、高潔 なる魂 を持 つといわれるエヴェンクルガ族 で、流浪 の女 武人 。始 めはクッチャ・ケッチャに与 してハクオロと敵対 していたが、誤解 が解 けた後 は彼 に心酔 する忠臣 の1人 となった。ハクオロのことを「聖上 」と呼 びお傍 付 (護衛 役 )を務 めている。- その
太刀筋 は流 れるように美 しく、まるで舞 うような剣 技 で、思 わずハクオロが美 しいと感嘆 してしまうほど。オボロもそれに同意 するも、「戦 いのわざとしては美 しすぎる」と、どこか違和感 を覚 えていたようである。 - Windows PC
版 ではエヴェンクルガ族 に新 しい強 い血 を入 れる使命 を帯 びており、ハクオロとの子 作 りに執心 する面 もあるが、その他 のメディアで彼女 が里 を出 た理由 は曖昧 にされている。 生真面目 な性格 だが、ひとつのことに集中 すると周 りが見 えなくなる。それが災 いし自滅 や失敗 をすることもあり、「某 (それがし)としたことが」を口癖 にうっかり色々 なことをやらかす、別名 「うっかり侍 」。それゆえに、たびたびカルラにいじられている。酒 に対 する耐 性 は無 いに等 しく、一献 あおると朝 まで起 きない。可愛 いものに目 がなく、特 にアルルゥに対 しては戦場 ですら本音 が出 るほどで、彼女 との協 撃 があったり、アルルゥ絡 みのイベントもある。一人 っ子 であるため、武人 を模 した玩具 の人形 を宝物 として、とても大切 にしており、壊 してしまったオボロ(実際 に壊 してしまったのはハクオロ)をその場 でボコボコに殴 り続 けるほどだった。その後 、人形 は修復 されたものの、速 荷 の馬車 (隣國 まで止 まらない)に「うっかり」人形 が乗 っかってしまった時 には、鬼神 の形相 で「ヲイデゲー!」と叫 びながら追 いかけ続 け、街道 にヌグィソムカミ(禍 日 神 )が出 ると街 の噂 になったこともある。エヴェンクルガ族 の中 で生 ける伝説 とされているゲンジマルに憧 れを抱 いており、彼 との会話 から親 の名前 がウンケイであることが判明 した。- アニメ
版 ではゲーム版 と違 い「うっかり」している描写 が少 ないために、終始 落 ち着 いている印象 が強 い。このことについて「私 がオーディションを受 けたのはこんなキャラじゃないんですけどー!(笑)」とは三宅 華 也の談 [37]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは、日本 刀 でい抜 きを織 り交 ぜた高速 の斬撃 を放 つ。 左利 きであるが、アニメやゲームのシミュレーションパートでは右 利 きで描 かれることがある(ユニットの向 きによって反転 している場合 がある)。基本 的 にアルルゥのことは呼 び捨 てしているがOVAや一部 の作品 では「アルルゥ殿 」と呼 んでいる。
ヤマユラ[編集 ]
- トゥスクル
声 -日本語 :京田 尚子 /沢 城 みゆき(過去 (ロストフラグ))、英語 :Marcy Bannor- エルルゥとアルルゥの
祖母 で、ヤマユラ村 の村長 。各地 で知 られる高名 な薬師 で、村人 から絶大 な信頼 を寄 せられる人格 者 。倒 れていたハクオロを治療 する。祖母 として優 しく孫 たちに接 するが、怒 ると怖 い。オボロからも実 の親 のように慕 われている。「アルルゥはわしの若 い頃 にそっくりじゃ」とは本人 の談 で、かなりいたずらっ子 だった模様 。病弱 だったヌワンギの母親 に代 わり面倒 を見 ていたこともあり、現在 の彼 の変 わりようを心配 している。 - ヤマユラが
戦乱 に巻 き込 まれた際 、ヌワンギの部下 の凶刃 からアルルゥを庇 って重傷 を負 う。その際 、これから先 もエルルゥとアルルゥの側 にいてあげてほしいとハクオロに頼 む。トゥスクルの心 を汲 んで了承 したハクオロの言葉 を聞 き、安 らかに息 を引 き取 った。これが村人 の怒 りを爆発 させる原因 となり、大 きな戦 いの火付 けとなった。 作者 の菅 によれば、前 大戦 が終 わるまではオンカミヤムカイに住 んでおり、オボロの祖父 とワーベは、共 に白 き同盟 と呼 ばれる白 い神 に助力 した勢力 の同志 であり、彼女 は白 い神 を父様 と呼 び慕 っていた。それ故 ハクオロがウィツァルネミテアであることを最初 から知 っており、トゥスクルは後 に生 まれた自分 の息子 にその名前 をつける。作中 冒頭 で、エルルゥが正体 不明 の仮面 の男 を保護 して家 に連 れて来 た際 に、男 が「白 い神 のハクオロ」であることに気 づき、記憶 を失 った仮面 の男 に本来 の名前 である「ハクオロ」を与 えたとされる[20]。トゥスクル亡 き後 、その名前 は國 に受 け継 がれることとなった。過去 に姉 が生贄 に捧 げられ其 れを容認 どころかい事 として扱 う周囲 に反発 し出奔 、行 き倒 れていたところをある人物 に救 われた際 に生来 の名 を捨 てトゥスクルと名付 けられ以降 その名 を名乗 るようになる。生来 の名前 はアルルゥ、生贄 にされた姉 はエルルゥであった。- 『ロストフラグ』では
改名 後 の若 かりし時代 の彼女 が登場 し、話 し方 などどこかアルルゥに似 ている。
- テオロ
声 -日本語 :石川 ひろあき、英語 :Mike Vance辺境 の村 ヤマユラの男 。村人 からは「おやっさん」または「親父 」と呼 ばれており、「頼 りにされている」と自分 では言 っているが、実際 は子供 の頃 から親父 くさい顔 をしていたからだという。ハクオロを「アンちゃん」と呼 び慕 っている。- ハクオロがケナシコウルペ
皇 都 を制圧 した後 に、エルルゥとアルルゥを除 き全員 ヤマユラに戻 った。だがその後 、クッチャ・ケッチャからの突然 の襲撃 に際 し、ハクオロへとその報 を伝 えて体制 を整 える時間 を稼 ぐために全員 で応戦 し、そのために皆殺 しの憂 き目 にあった。 背中 に致命傷 となる傷 を受 けながらもハクオロの元 へと向 かい、襲撃 を報告 するという役目 を果 たした後 、皆 が出撃 して誰 も居 なくなった部屋 で、ソポク達 が迎 えに来 て[注 19]ヤマユラの村 に戻 るという情景 の中 、静 かに息 絶 えた。- ゲームの
戦闘 フェイズでは、斧 を武器 として豪快 に戦場 を駆 ける。参加 はトゥスクル建國 までだが、家庭 用 機 版 の演習 モードでは、作中 で死亡 するまで使用 出来 る。死亡 する際 にレベル10以上 に達 していると形見 としてテオロの斧 を入手 可能 。 - ソポク
声 -日本語 :雪野 五月 、英語 :クリスティーヌ・オートン- テオロの
妻 。姉御 肌 で、親 を亡 くしたエルルゥ達 から身近 な女性 として家族 のように慕 われ、また接 している。若 い時 はエルルゥのような可憐 な少女 だったらしい。 - クッチャ・ケッチャの
侵攻 の際 、死亡 。 - ウゥハムタム
声 -日本語 :下山 吉光 、英語 :John Swasey- ヤーやターと
一緒 にいる三 人組 の一人 で、「ウー」と呼 ばれている。大柄 の男 で無口 。主 に後方 支援 として戦 うが、戦闘 場面 には登場 しない。 - クッチャ・ケッチャの
侵攻 の際 、死亡 。 - ヤァプ
声 -日本語 :加藤 将之 、英語 :Christopher Ayres- ウーやターと
一緒 にいる三 人組 の一人 で、「ヤー」と呼 ばれている。老人 で、よく語尾 に「〜ダニ」と付 く。主 に後方 支援 として戦 うが、戦闘 場面 には登場 しない。 - クッチャ・ケッチャの
侵攻 の際 、死亡 。 - タァナクン
声 -日本語 :雪野 五月 、英語 :Christopher Ayres- ウーやヤーと
一緒 にいる三 人組 の一人 で、「ター」と呼 ばれている。緑 の服 の若 い少年 。耳 はトゥスクル兵 が耳 部 につけた布 のようだが、タァナクンの場合 はこれが耳 である。主 に後方 支援 として戦 うが、戦闘 場面 には登場 しない。 - クッチャ・ケッチャの
侵攻 の際 、死亡 。 - ハクオロ(
故人 ) - エルルゥとアルルゥの
父親 [注 20]。ゲーム開始 時点 で故人 であり、作中 では一切 登場 しない。ハクオロが当初 記憶 を失 い名前 がなく、ハクオロ(故人 )から名前 を取 ったものとされるが、実際 はハクオロ(故人 )の母親 であるトゥスクルがハクオロの本来 の名前 にちなんで生 まれきた息子 につけたものである(詳細 はハクオロとトゥスクルの記述 を参照 )。 作者 の菅 によれば、至 って普通 の人間 で、体型 はハクオロに似 ており、トゥスクルを補佐 して村 の発展 に尽力 してそれなりに名前 の知 られた人物 とされる[20]。
カムチャタール一味 [編集 ]
コンシューマ
- カムチャタール
声 -日本語 :田口 宏子 歓楽街 にある居酒屋 の女 主人 。実 はインカラの娘 で、ある理由 から裏 で盗賊 稼業 をしていた。ベナウィ、クロウとも元 は主従 関係 にあり、カムチャタールが幼 い頃 の顔馴染 み。特 にクロウに対 しては何 か含 むものがあるようである。(後 に好意 を寄 せていることが判明 したが、当 のクロウは気 が付 いていない)その美 しい容姿 はエルルゥですら羨 ましがるほど。父親 には全 く似 ていないが、たまに本音 が出 たりすると父親 と同 じ「にゃも」と言 うことがある。大人 びた雰囲気 と容姿 から経営 する店 の同年代 や年上 の娘 からも「お姉 様 」と呼 ばれ慕 われていることに苦悩 しているが、まんざらではない様子 も見 せる。- クロウとは
居酒屋 での対面 時 に成長 したカムチャタールだと全 く気 づかれず、「老 けた」と指摘 されたことが相当 気 に障 ったらしく、戦後 は自分 に振 り向 かせるためと若返 りの薬 を調合 するために奔走 している(ノポンには「これ以上 若 くなったら幼児 になってしまう」と呆 れられていた)。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは鞭 を得物 として戦 っている。 - ノポン
声 -日本語 :下山 吉光 - ひょうきんな
髭面 と言葉 遣 いが特徴 のオンカミヤリュ-族 。一人称 は「僕 ちん」。地 脈 を利用 した転移 術 など、本来 なら僧正 級 の身分 でないと使 えないような高位 の術 を会得 しているが、オンカミヤリューの戒律 を嫌 って出奔 した破戒 僧 。また金 を塩 に変 えたり、取 れたてのモロロに命 を吹 き込 んだり出来 る。インカラ皇 の時代 にはベナウィ、クロウと同僚 であった。主 であるカムチャタールの幸 せを誰 よりも願 っており、「お嬢様 のためなら、たとえ火 の中 、水 の中 」の言葉 通 りに尽 くしに尽 くす忠臣 。しかしそれが裏目 に出 てはきつくお仕置 きされている。 - ゴムタ
声 -日本語 :間島 淳司 脳天 が禿 ているのが特徴 で、人間 の言葉 を理解 出来 るほど高 い知能 を持 つキママゥ。キママゥではあるが自分 のことを人間 と思 っているらしく、キママゥ扱 いされると怒 る。好 みのタイプであるらしく、ドリィとグラァに懸想 [注 21]した。OVAではエルルゥに薬 の材料 を持 ってくるよう頼 まれた際 、アルルゥと仲良 くなる描写 があり、アルルゥも彼 の知能 の高 さに驚 いた。
ケナシコウルペ[編集 ]
- ヌワンギ
声 -日本語 :吉野 裕行 、英語 :Greg Ayres権力 を笠 に身勝手 に振舞 う、プライドだけ高 い若者 。藩主 ササンテが下女 [注 22]に産 ませた子供 であり、インカラ皇 の甥 に当 たる。子供 時代 は母親 の故郷 であるヤマユラの集落 で過 ごしており、幼少 の頃 は病弱 な母親 に代 わりトゥスクルによく面倒 を見 てもらっていたとのこと。幼馴染 のエルルゥに好意 を寄 せていたが、後 にササンテの嫡子 [注 23]が夭折 [注 24]したため、代 わりに跡継 ぎとして城 へ戻 される。エルルゥ達 と暮 らしていた頃 は純朴 で優 しい少年 [注 25]だったが、欲 と権力 に塗 れた父親 の元 で長 い間 過 ごしたことで性格 が歪 みひねくれてしまったため、今 では村人 たちから嫌 われてしまっている。謀反 の兆候 ありとして父 と共 に軍 を連 れてヤマユラの集落 へ来 た際 、部下 が暴走 による凶刃 からアルルゥを庇 ってトゥスクルが重症 を負 った際 、普段 は「ババア」と罵 っていたトゥスクルを思 わず「バアちゃん」と呼 んだりと、心 の奥底 では彼女 を慕 っていた本心 を露 わにする。(「バアちゃん」とヌワンギがトゥスクルを呼 んだことに、ヌワンギのトゥスクルへの隠 された想 いに、辛 い状況 でありながらもその場 にいたエルルゥは気付 く。このことが後 にヌワンギが昔 の自分 を取 り戻 すきっかけとなる。)- その
後 はトゥスクルの落命 を信 じられずササンテの護衛 についていたが敗北 、父 であるササンテ亡 き後 はインカラの下 で侍大将 となったが次第 に暴走 、罪 のない集落 を見 せしめとして焼 き払 うという蛮行 を続 ける。そういった暴挙 に各地 の集落 が結束 して反旗 を翻 してしまい、最後 はハクオロたちとの戦闘 に敗 れ捕 えられる。 彼 の最期 の姿 は媒体 によって若干 異 なる。原作 においては、敗北 後 に解放 されエルルゥに諭 されたことで改心 、戦 をやめるよう進言 しに都 へ行 く途中 で運 悪 く敗残 兵 の掃討 に遭 い生死 不明 となり[38]、以後 の消息 を絶 つ。アニメ版 では解放 された後 、エルルゥの「さようなら」という重 い一言 を背中 で受 け止 め、半 ば放心 状態 のままおぼつかない足取 りで霧 の中 へと消 えていき、以後 の消息 を絶 った[注 26]。- アニメ
版 ではゲーム版 では見 られなかったオムツィケル(侍大将 )の甲冑 姿 を見 ることができ、専用 のウォプタルは目 つきが悪 いなどの特徴 がある[40]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは段平 (だんびら)のような鉈を使用 しており、コンシューマ版 では数 いる敵 キャラクターの中 で唯一 ササンテとの「協 撃 」が用意 されている。 - アプリ
版 「ロストフラグ」にも登場 しており、アクタ達 の世界 で過 ごすうち、かつての純朴 さを少 しずつ取 り戻 している様子 。 - ササンテ
声 -日本語 :大川 透 、英語 :John Swasey- エルルゥ
達 の村 とその周辺 を治 める藩主 で、ヌワンギの父 。横暴 な性格 をしており、重税 をかけて村人 を苦 しめる。喋 る際 、語尾 に「にゃも」がつくのが特徴 。鈍重 そうな見 かけによらず、武人 としての実力 は高 くそれなりに強 く、ゲーム版 では斬 りかかってきたオボロを難 なく吹 き飛 ばしている。ハクオロたちの反乱 に敗 れ、ヌワンギを囮 に自分 だけ逃 げようとしたところ、母親 と一緒 で役 にたないと言 われ、逆上 したヌワンギに殺 されてしまう。アニメ版 と漫画 版 では戦 う描写 がなく、ハクオロに鉄扇 を喉 に突 き立 てられあっさりと殺 されてしまった。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは鉤 爪 のような得物 を袖 から出 して戦 っている。コンシューマ版 ではヌワンギとの協 撃 が敵 で唯一 追加 された。 - インカラ
声 -日本語 :大川 透 、英語 :Andrew Love- エルルゥ
達 の國 のケナシコウルペの皇 でササンテの兄 、ヌワンギの伯父 。やはり弟 同様 、語尾 に「にゃも」がつく。ユーモラスな外見 とは裏腹 に、弟 ササンテ以上 に狡猾 かつ残虐 な性格 で、民 からの収穫 を私事 につぎこみ、「民 あっての國 ではなく、國 あっての民 、そして國 はこのインカラ自身 」とまでい切 る愚 皇 。自分 の髪 の毛 (アフロ)には並々 ならぬこだわりを持 っている。皇 都 陥落 の際 、皇 の最後 の務 めを拒否 し、最後 の最後 まで贅沢 と我侭 を通 そうとしたため、それを良 しとしないベナウィに介錯 される。しかしインカラ亡 き後 、トゥスクル國内 では叛意 を持 つ残党 が未 だに活動 を続 けている。 - チキナロ
声 -日本語 :太田 哲治 、英語 :Andy McAvin旅 の商人 。薬 や武器 や装飾 品 から他國 の情報 まで、人身 売買 以外 のありとあらゆる物 を売 り買 いしている。護身 のためか仕込 み武器 を持 っており、忠告 と称 して「自分 が刺客 なら命 を頂戴 していた」と発言 したり、ユズハの病 の治療 のために必要 なムイコーハ(紫 琥珀 )を欲 していることを知 っている(そもそも治療 に使 うものが紫 琥珀 だとわかっていた)など、あまりにも底 が知 れない人物 。また、ハクオロについても「惹 かれる」のだと、本質 の一端 を見抜 いていた。人身 売買 は決 して請 け負 わないが商人 としてのプライドを貫 くために、自分 自身 の命 ならば平気 で質 に入 れる。ケナシコウルペに服従 しているわけではなく、ケナシコウルペの滅亡 後 はトゥスクルと取引 を行 なっており、ノセシェチカとも取引 している場面 がある。作者 の菅 によれば、実 はディー(ウィツァルネミテア分身 )側 の人間 である設定 があるが、それを説明 するシナリオが入 れられなかったことが心残 りであったとされる[31]。
オンカミヤムカイ[編集 ]
- ワーベ
声 -日本語 :大木 民夫 、英語 :John Swasey宗教 國家 オンカミヤムカイの皇 で、教祖 たるオルヤンクル(賢 大僧正 )でもある。ウルトリィ、カミュの父親 で、性格 は温厚 かつ厳格 。- トゥスクル
建國 の際 、使節 団 を派遣 しようとするが、カムナギ(巫 )であったことに加 え、思 うところがあると言 うウルトリィたっての願 いにより、ウルトリィをトゥスクルに派遣 させることを了承 する。オンカミヤムカイにクンネカムンが進軍 した際 、シャクコポル族 が種 の運命 に翻弄 されていることを嘆 きながらも、オンリィヤーク(大 封印 )にて対抗 する。成功 したと思 われたが、突如 ディーの手 によりオンリィヤークは打 ち破 られてしまい、このような芸当 が出来 る者 は他 にはいないと、ディーがウィツァルネミテアであることに気 づく。オンカミヤムカイ陥落 後 、生死 不明 とされたがサハラン島 に幽閉 されていることが判明 し、これをハクオロ逹が救出 。後 に、逸早 くウィツァルネミテアのことを感 じ取 り、ハクオロのことを見守 り続 けたウルトリィにオルヤンクル(賢 大僧正 )の地位 を譲 る。 - お
茶目 な面 もあり、救出 された後 に「思 い残 すことはない」と発言 し息 絶 えてしまったかと思 われたが、疲 れて眠 ってしまっただけで、ハクオロは「殴 ってもいいかコレ」と呆 れ半分 、怒 り半分 の感情 を覗 かせていた。 - ムント
声 -日本語 :白熊 寛 嗣、英語 :Jay Hickman- オンカミヤムカイのヤンクル(
僧正 )にして皇女 ウルトリィ、カミュのお目付 役 を務 める老人 。ウルトリィとカミュがヨモル(國師 )としてトゥスクルに派遣 された際 、共 にトゥスクルへやって来 た。ウルトリィやカミュのことを心 から心配 しているが、気合 いが空回 りする事 もあり、色々 と気苦労 が絶 えない。DVD特典 のショートエピソードでは、勉強 を放 りだして遊 びに行 ってしまったカミュを必死 の形相 で追 い回 し続 ける、愉快 なムントを見 ることができる。僧 としての位 は、ウルトリィよりも高 い。また、カミュ封 じなど独自 の術 を開発 している。ゲームとアニメの両方 とも、戦闘 には参加 しない。
クンネカムン[編集 ]
- アムルリネウルカ・クーヤ
声 -日本語 :富 坂 晶 /植田 佳奈 (ロストフラグ[41])、英語 :Luci Christian三 大 強國 の1つであるクンネカムンの若 き女 皇 で、数 ある種 族 の中 で最 弱 と言 われ迫害 され続 けているシャクコポル族 。ハクオロに興味 を持 ち接触 してくる。言葉 遣 いは尊大 だが、非常 に愛 らしい容姿 をしている。その姿 は、仮面 を脱 いだ際 、思 わずハクオロが見 とれてしまうほど(ただ、それまでの二 度 の秘密裏 の会談 でハクオロがクーヤのことを男 だと思 い込 んでいたことも大 きく起因 しているようである)。また、年 若 い皇 であることも相 まって、臣民 や忠臣 たちからは密 かに軽 く見 られがちなため、人前 では常 に外套 で素顔 を隠 している。戦場 では、白 のアヴ・カムゥを駆 って戦 う。戦場 にて初 めて人 を殺 めたことで戦争 の恐 ろしさを自覚 し、自分 に与 えられた力 の大 きさと自身 の未熟 と非力 の落差 や、自分 の中 の理想 と現実 との齟齬 に苦悩 する。そして、攻 め滅 ぼされ続 ける自國 の民 逹の無念 の声 や臣下 の強 い要望 から、ついに自分 の意思 で(ハウエンクアを筆頭 とした扇動 の影響 はあるものの結果 的 に)シャクコポル族 の権威 の確立 のため、全土 統一 に乗 り出 す。- クーヤが
精神 的 に追 い詰 められ自暴自棄 になったことを察 したゲンジマルが謀反 を起 こしたことでアヴ・カムゥの弱点 [注 27]が露呈 したことに加 え、多数 の同盟 を従 えたトゥスクルに敵 うはずもなく、ハクオロとも刃 を交 えることになるが敗退 。その後 、突如 戦闘 に割 り込 んできたディー達 に國土 を焼 かれ、敬愛 する忠臣 であるゲンジマルを目 の前 で失 ったショックから、精神 崩壊 を起 こし幼児 退行 してしまう。以後 、トゥスクルにサクヤと共 に預 けられ、作中 では、ついに精神 が復帰 することはなかった。それでもハクオロのことだけは記憶 に残 っていたようで、何 度 も名前 を呼 んでいた。ただ、記憶 が戻 っても相当 苦 しい思 いをするだけなので、記憶 が無 い方 が幸 せだと思 う意見 もある。(サクヤは記憶 喪失 後 のクーヤの世話 をしているあたり、そのように思 っているのかもしれない。)。なお作中 では、部下 に恵 まれているハクオロとそうでないクーヤとが対照 的 になっており、悲劇 性 が目立 つ要因 となっている[注 28]。 - また、クーヤを
演 じた富 坂 晶 は「演 じるのがとても大変 な役 で、辛 く、悪戦苦闘 した。(暗 に声優 人生 を試 されているかのような気分 だったとも)自分 にとって絶対 に忘 れることができない役 になると思 う」と語 っている[42]。 彼女 のその後 は十 数 年 後 の世界 でも最後 まで語 られないが、彼女 が搭乗 していた白 のアヴ・カムゥは次々 回 作 のある局面 で登場 する。- アプリ
版 「ロストフラグ」のイベントでは幼児 退行 したクーヤがアクタ達 の世界 へ迷 い込 み、ハクオロと出会 う前 のサクヤと再会 し、トラウマの要因 でもあるゲンジマルを目撃 したことで戸惑 いを見 せた。とある事件 がきっかけで本来 の自分 を取 り戻 し、戦闘 ではアヴ・カムゥに指示 を出 して戦 う。 - サクヤ
声 -日本語 :水橋 かおり、英語 :Allison Sumrall- クーヤの
世話 係 で、ゲンジマルの孫 でありヒエンの妹 。性格 は大人 しく、とても純粋 で、ひたむき、そしておっちょこちょい。主 であるクーヤに振 り回 されるが彼女 のことをとても大切 に思 っており、クーヤにとっては親友 ともいえる存在 。クーヤ曰 く、床上 手 (布団 を敷 くのがうまい)。クーヤにトゥスクルとの友好 のためと、ハクオロの室 にいつの間 にか入 れられそうになったが、事 なきを得 た。この世界 では母親 の遺伝子 を強 く受 け継 ぐため、ゲンジマルとは違 いシャクコポル族 。本来 は腰 まである長髪 (原作 では見 せなかったが、アニメではその姿 が描 かれていた)だったが、ハクオロを呼 びに禁裏 に忍 び込 んだ際 に衛兵 に見 つかり、逃 げている最中 に髪 を斬 られて短髪 になってしまった。この際 、ゲーム版 だと、堀 に落 ちたせいでハクオロから「泥田 坊 」呼 ばわりをされたり、アニメ版 だと運動 神経 はないが天井 に張 り付 いて移動 するという離 れ技 を披露 したりしている。ワーベ救出 の際 、ゲンジマルの人質 として逃 げ出 さない証 のため、自 ら願 い出 てゲンジマルに足 の腱 を切 られており(アニメ版 では切 られていない)、走 ったり強 く力 を入 れることが出来 なくなっている。終盤 以降 、幼児 退行 してしまったクーヤの親代 わり兼 世話 役 として、共 にトゥスクルで過 ごす。 - アプリ
版 「ロストフラグ」ではプレイアブルキャラとしてクーヤと共 に参戦 し、ハクオロを迎 えに行 く際 、ロストフラグの世界 に迷 い込 み、同 じく未来 から迷 い込 んだ幼児 退行 したクーヤと出会 い、戸惑 いを見 せる。こちらでは髪 を切 られる前 に迷 い込 んだ為 、本来 の長髪 姿 である。 - ゲンジマル
声 -日本語 :飯塚 昭三 /谷 昌樹 (ロストフラグ[注 29])(英語 :Charles Campbell先代 のクンネカムン皇 の人質 となっていた妹 を敵国 より救 い出 しクンネカムンに仕 えているタゥロ(大老 )でクーヤの腹心 にして義理 の叔父 (救 い出 した姫 を妻 として娶 った)。そのクンネカムンに対 しては、まずは國 を盤石 にするべきとの思 いを常 に抱 いている。エヴェンクルガ族 の中 でも稀代 の英雄 であり、生 ける伝説 とまで言 われている。アヴ・カムゥを苦 もなく倒 し、カルラとの一 騎 討 ちではカルラの大 剣 を剣 技 で叩 き斬 るほど。一族 の名 に恥 じぬ忠義 に厚 い性格 で、クンネカムンが全土 統一 に向 けて動 き出 してしまった際 には「真 の忠義 とは、君主 の道 を正 すことにございます」とまでい切 り、謀反 を起 こしてまでクーヤのことを案 じ続 けた。- が、
彼 のその力 は『武 の極 み』『英雄 としての人生 』を求 めてウィツァルネミテア(ディー)と契約 して彼 の眷属 となったことで手 に入 れたものであり、そのために前回 のハクオロを裏切 り、トゥスクら白 の陣営 を裏切 りその敗北 を招 き、その不義 を許 さなかった弟子 にして甥 のディコトマを殺 めた不忠 と不義 の徒 。実態 としては最 もエヴェンクルガらしくない経歴 の持 ち主 といえる。 - そのためディーに
仇 なすことは許 されていなかったが、クーヤ達 の身 を守 るため、あるものを代償 として、ディーが先代 の皇 と交 わした契約 の破棄 を願 う。友 のその覚悟 に心 動 かされたディーは、先代 からクーヤに渡 っていた契約 の破棄 を認 めている。かつてカルラの父 を、長年 に渡 る決闘 の末 に打 ち倒 している[43]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは、大 太刀 から繰 り出 される究極 の剣 技 で相手 を蹴 散 らす。 - ハウエンクア
声 -日本語 :渡辺 明 乃、英語 :Blake Shepard右 耳 のピアスが特徴 のクンネカムン右 大将 。人 を人 とも思 わず、「戦 いの火 を撒 き散 らし、大勢 の人間 を殺 したい」という己 の欲望 のために大義名分 でクーヤを扇動 しようとする、「手段 」のためなら「目的 」を選 ばない残虐 な人物 。戦場 では赤 いアヴ・カムゥを駆 り、無力 の相手 をも容赦 なく皆殺 しにする。クンネカムン滅亡 の禍 (わざわい)を作 った男 。手帳 に瞋恚 (しんい)[注 30]を書 き溜 めており、その歪 んだ一 面 を垣間見 ることができる。ヒエンとは考 え方 の違 いから(統一 も支配 も大差 ないなど)口論 になることが多 い。- トゥスクル
侵攻 の際 、アルルゥに瀕死 の重傷 を負 わせたことでウィツァルネミテアの逆襲 に遭 い、敗走 している。最期 は、契約 によってディーが与 えた強大 な仮面 の力 に精神 と肉体 が耐 え切 れなくなり心身 ともに崩壊 を起 こし、それを哀 れに思 ったヒエンにより介錯 され、そのまま奈落 の底 へと落 ちていった。 - アニメ
版 ではクンネカムン皇 都 にて、ディーの術 により心 を解 き放 たれ、完全 な狂人 と成 り果 てる。その際 、変身 したハクオロから原型 を留 めない程 に殴 られ続 け、狂気 的 な笑 い声 をあげながら絶命 した。シャクコポル族 として生 まれ、虐 げられ続 けてきた凄惨 な過去 により残虐 な性格 となったと推測 でき、クンネカムンの負 の一 面 を一 手 に担 い、体現 した人物 と言 える。 - また、
演 じている渡辺 明 乃は、ドリィ、グラァとのダブル(トリプル)キャストで、正式 な持 ち役 でないハウエンクアの出番 のほうが多 いことに葛藤 していたとされる[45]。 - ヒエン
声 -日本語 :野島 裕史 、英語 :Clint Bickham鉢 金 が特徴 のクンネカムン左 大将 。ゲンジマルの孫 で、サクヤの兄 。仁義 に厚 く、義 を重 んじる人格 者 であるゲンジマルの孫 らしく、彼 の影響 を顕著 に受 けた武人 。ゲンジマルが居 ぬ間 はクーヤの御側 付 きを務 めようとするなど、責任 感 の強 さも持 ち合 わせる。原作 では全土 統一 を進言 しつつ、クーヤが「國 を盤石 にする」と宣言 した際 はそれに忠実 に従 い、ハウエンクアと側近 がクーヤを扇動 し全土 統一 の令 を発 させようとした際 は、それを阻止 しようと動 き、統一 の令 を発 した後 もクーヤに令 を取 り消 すよう進言 している。一方 でアニメ版 では原作 版 における全土 統一 派 の側近 達 の言動 や立 ち位置 が彼 に置 き換 わっており、クーヤの全土 統一 の決意 が鈍 った際 には苦言 や不満 な表情 を度々 見 せているなど人物 像 が異 なる描 かれ方 をしている。祖父 であるゲンジマルを強 く尊敬 しているものの、エヴェンクルガでもある彼 と違 って自分 が貧弱 なシャクコポル族 であり、到底 自分 では追 いつけないほどの英雄 であることに強烈 なコンプレックスを抱 いている。そのため、ハウエンクアとはまた違 った理由 で戦争 による武功 を、そして強 さを望 む。その強 い願望 からディーと契約 し、仮面 の力 を得 て、アヴ・カムゥをもってさえすればゲンジマルにも迫 るほどの力 を得 る。ハウエンクアに対 しては、全土 を統一 (支配 )するという望 みに関 しては一致 しているものの、扇動 するやり方 が気 に食 わないとした。戦場 では青 いアヴ・カムゥを駆 り、厳格 に、しかし慈悲 無 く敵 兵 をなぎ払 う。原作 では、ディーと契約 し力 を得 るに至 るが、敗退 。その後 、約束 を守 るため、ハクオロ達 を進 ませるために、ムツミと戦 い、またディーとの契約 の反動 もあって絶命 する。アニメ版 ではクンネカムン皇 都 で変身 したハクオロと相対 し果敢 に挑 むが、終始 劣勢 。その際 「お前 を殺 す理由 はない」と言 われるも、声 が届 くことはなく、敗退 し息 絶 える。双方 とも最期 はゲンジマルの血 を受 け継 ぐ者 として、誇 り高 い武人 として散 った。
その他 の諸國 および勢力 [編集 ]
- ニウェ
声 -日本語 :秋元 羊 介 、英語 :Christopher Ayres三 大 強國 の1つであるシケリペチムの皇 。武 と知 を兼 ね備 えた皇 で元 は狩猟 部族 の長 だったが、各地 に散 らばった部族 達 を統括 し一 代 で國 を三 大 強國 の1つと言 われるようにまで成長 させた。非常 に好戦 的 な性格 で大変 気性 が荒 く、戦 うために生 まれ、戦 うために生 きる武人 なのだと自 ら認 めている。妖兵という「強 いものと戦 いたい」という欲求 を満 たすためだけの軍用 ではない兵士 (攻 め滅 ぼした國 の有望 な武将 )を幾 人 も所有 し、潜在 能力 を引 き出 しては争 わせている[46]。その一環 として支配 下 に置 いた國 の姫 に自分 の子 を産 ませて争 わせている。子 に対 する愛情 は皆無 で、名前 ですら呼 ばずに番号 で呼 びジュウニ以外 の子 はみな命 を落 としている。- ハクオロに「
最高 の獣 」としての素質 を見抜 き、獲物 と定 め執拗 にトゥスクルに攻 め込 む。しかしトゥスクルに軍勢 の大半 を送 り込 んでいる隙 にハクオロを含 む少数 の精鋭 に城 を襲撃 される(「狩 りは獲物 を追 い込 むのではなく、誘 い込 むものだ」という発言 をしており、ハクオロと戦 いたいがためにわざと軍勢 の大半 を送 り込 んだ可能 性 もある)。その際 、自分 の欲 を満 たすためだけに多 くの命 を弄 び続 けたニウェに対 して、怒 りを露 わにしたハクオロがウィツァルネミテアへと覚醒 し、倒 された。どのように倒 されたかの直接的 な描写 はないが、全身 を裂 かれて、若 しくは体 の内側 から爆発 のように四散 して死 んだと思 われる。 - その
最期 の時 まで「最高 の獣 」を見出 した自分 の目 に狂 いはなかったと満足 していた様子 。笑 い方 が非常 に特徴 的 [注 31]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは薙刀 を得物 として戦 っており、初 登場 の際 には大木 を一刀両断 するなどの芸当 を見 せた。 - シケリペチム
三 人 衆 (エムロ、イナウシ、イコル) 声 -日本語 :白熊 寛 嗣、近藤 孝行 、加藤 将之 - アニメ
版 にのみ登場 するシケリペチムの武将 で、三 人 揃 った時 に真価 を発揮 するとされる。大柄 なのがエムロ、中背 で髪 を編 んでいるのがイナウシ、小柄 で目 つきが悪 いのがイコルである。ベナウィ、クロウ達 が対等 に戦 える相手 として設定 され[47]、一 度 はクロウを追 い詰 めるも、決着 がつくには至 らなかった。シケリペチム侵攻 の際 、カルラに対 して三位一体 の攻撃 を繰 り出 すも、圧倒的 な力 の前 に、なす術 もなく敗 れてしまう。 - オリカカン
声 -日本語 :小形 満 、英語 :John Swasey北方 の騎馬 民族 國家 ・クッチャ・ケッチャの皇 。ハクオロを裏切 り者 の義弟 ラクシャインと呼 び、同胞 と妹 の仇 としてトゥスクルに攻 め込 んだ。しかしハクオロに対 する憎悪 は実 はディーによって精神 操作 された偽 りのものであり、トゥスクルへの進攻 もハクオロを追 い詰 めるためにニウェとディーによって仕組 まれたものに過 ぎず、最期 はハクオロがラクシャインでないことには気 づくが、用 済 みとされ暗殺 (毒殺 )されてしまう。スタッフによれば「騙 されちゃった悲劇 の武将 」[48]。- 「オリカカン
皇 もニウェとその手 の者 による不幸 な被害 者 だった」という場面 について、アニメ版 では遺体 を故郷 の土 へ還 してやるようにトウカへ命 じるシーンが追加 されている。オリカカンの死後 、國 が滅 びたわけではなく、別 の人物 が皇 となって存続 している模様 。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは黒 いウォプタルを駆 り、棍棒 の両 端 に棘 のある鉄 塊 の付 いた得物 を使用 している。 - ラクシャイン
声 -日本語 :小山 力也 - オリカカンの
義弟 。オリカカンやトウカの台詞 によれば、己 の欲望 のために自分 の妻 と子 、クッチャ・ケッチャの多 くの同胞 を殺 めたとされる男 。精神 操作 されたオリカカンが、ハクオロのことをラクシャインだと思 い込 んでおり、それが原因 でクッチャ・ケッチャとの戦争 に繋 がった。いずれも他 キャラクターの台詞 のみで、実際 には作中 での登場 はなく「ハクオロと同 時期 に行方 不明 になった」となっている[23]。アニメ版 12話 のアバンタイトル(オリカカンの回想 )では仮面 を着 けている人物 であることが描写 されているが、上記 の精神 操作 のため実在 している人物 なのかどうかも定 かではなく、ミスリードの可能 性 も含 めて、依然 として謎 の人物 のままである。 - 『ロストフラグ』では
本人 が登場 。顔 に刺青 を刻 んだ青年 という風貌 をしている。 - スオンカス
声 -日本語 :近藤 孝行 、英語 :Josh Grelle奴隷 の売買 を國益 とするナ・トゥンクの皇 。生 きた人間 を苗床 にすることで綺麗 な花 を咲 かせる「ラルマニオヌの花 」を栽培 するなど、倒錯 した美的 感覚 をもつ残忍 な性格 。カルラに異様 なまでの執着心 を抱 いており(彼 にとってのラヤナ・ソムカミ(日 天 之 神 )であるらしい)、昔 から手 に入 れたいと思 い続 けていた。その愛 は本物 であり、当 のカルラもそのことだけは認 めていた様子 。実 はカルラに男性 としての機能 を破壊 されているが、本人 はむしろそのことを「汚 い雄 の呪縛 から解 き放 たれた」などと言 って感謝 しており、オカマ言葉 で喋 る。得物 として投擲 用 のナイフを袖 の下 に隠 し持 っており、その腕前 は確 かなもの。最期 は愛 するカルラの腕 の中 で「今 この時 だけ、誰 よりも愛 してあげる」と言 われながら息 絶 えた(当 のカルラも「嫌 いではなかった」と発言 している)。アニメ版 ではカルラが守 りの兵 を薙 ぎ倒 した隙 に、デリホウライから痛恨 の一 撃 を顔面 に喰 らい、そのまま絶命 した。- ゲームの
戦闘 フェイズでは上述 のナイフを操 る上 、柵 (檻 )を有効 に利用 して戦 うなどの戦 技 を見 せつける。 - デリホウライ
声 -日本語 :加藤 将之 、英語 :Nomed Kaerf滅亡 した超 大國 ラルマニオヌの皇子 でナ・トゥンクの解放 軍 「カルラゥアツゥレイ」のリーダー。ギリヤギナ族 。当初 はその強 さゆえに傲慢 な性格 で、自分 の力 に溺 れていた。カルラに「弱 い者 の気持 ちというものを教 えてあげますわ」と自分 よりも強 い力 を見 せられたのをきっかけで丸 くなり、彼女 を生 き別 れになった姉 と面影 を重 ねる。その幼 い頃 に生 き別 れた姉 を今 でも慕 っているが、かなり美化 して記憶 しているようで、話 を聞 いたハクオロは「それは正 反対 だ」と心 の中 でツッコんでいる。新國 「カルラゥアツゥレイ」建國 後 は皇 となり、トゥスクルと同盟 を結 ぶ。戦後 、ハクオロからカルラの様子 を聞 いて安心 し、晴 れやかな表情 で自國 へと帰 っていった。- クンネカムン
侵攻 の際 、トゥスクルの同盟 國 として参戦 していたがために「浄化 の炎 」から逃 れる様子 が見 られたが、無事 であったかどうかは不明 のままである。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは、やや大 きいトンファーのような武器 を駆使 して戦 う。 - カトゥマウ
声 -日本語 :白熊 寛 嗣幼 い頃 からデリホウライの面倒 を見 てきた忠臣 の老人 。デリホウライについては「大器 を持 つ漢 であるが、未 だその器 は完成 せず、むしろこのままではその器 が歪 んでしまう」と語 っている。デリホウライに体 術 を教 えたのも彼 であるとされる[注 32]。- カンホルダリ
声 -日本語 :最上 嗣生、英語 :John Swasey三 大 強國 の1つ、ノセシェチカの皇 。屈強 の肉体 を持 ち傲慢 で自己 中心 的 性格 。明確 な描写 がないため種族 は不明 だが、シャクコポル族 に対 して偏見 があり、憎悪 にも近 い嫌悪 感 を抱 いている。戦 の才 はあっても、視野 の狭 い独裁 者 。ポナホイにクンネカムンへの侵攻 を命 じたが、その後 、自身 も返 り討 ちにあいディーによって生 きた操 り人形 にされてしまう。アニメ版 では、アヴ・カムゥになす術 もなく蹂躙 される自軍 を目 の当 たりにした結果 「俺 様 が負 けるなどありえない」と特攻 し、クーヤのアヴ・カムゥによってあっさりと一刀両断 され死亡 する。その後 、死体 をハウエンクアが回収 し、ディーが仮面 兵 を作 り出 すための研究 材料 とされてしまった。- ゲームの
戦闘 フェイズでは、仮面 兵 と共 にディーの傀儡 として登場 する。 - ポナホイ
声 -日本語 :近藤 孝行 、英語 :ジェーソン・ダグラス- ノセシェチカと
同盟 を結 んでいる小國 、エルムイの皇 。本人 が皇 になりたかったわけではなく、カンホルダリが自 らの支配 欲 を満 たすために傀儡 として祭 りあげた元 漁師 で、カンホルダリの言 いなりになっている。都合 の良 い下僕 として扱 われ、民 からは弱腰 の無能 者 とそしられている自分 に苦悩 している。カンホルダリの死後 、「脅 されて仕方 なくクンネカムンに攻 め入 った」とトゥスクルに助 けを求 めたものの、結果 は虚 しく、後日 クンネカムンによってエルムイは滅 ぼされてしまう。その際 ハウエンクアから「生 き続 けて苦 しめ」等 と言 われているが、その後 の消息 は不明 。アニメ版 では、上記 の元 漁師 などの細 かい説明 はなく、エルムイの皇 として登場 する。クンネカムンから反撃 を受 けた際 には、ハウエンクアたちに土下座 して「責 めは私 一人 に。民 に罪 はありません」と慈悲 を求 めるも、き入 れられなかった。
ストーリー上 の重要 なキャラクター[編集 ]
- ディー
声 -日本語 :池田 秀一 /森川 智之 (「分身 」憑依 前 (ロストフラグ))、英語 :Nomed Kaerf凛 とした涼 やかな容貌 の、オンカミヤリュー族 の青年 。終始 無表情 で、畏怖 ・重圧 さえ感 じるような気配 をまとっている。さまざまな國 に現 れ、意図 的 に戦火 を拡大 せんとする。元 はオンカミヤムカイの哲学 士 で、ウルトリィと師弟 関係 にあった。自分 逹が崇拝 している「神 」に対 しての好奇心 が抑 えられず、オンカミヤムカイの宗廟 に侵入 した結果 、ウィツァルネミテアを発見 。用 もなく眠 りを妨 げたとして逆鱗 に触 れる。その際 、知識 を求 めていることを見透 かされたために、一方 的 な契約 の代償 として自分 の肉体 を差 し出 すこととなり、多量 の知識 (意識 )が一 度 に流 れ込 んだ影響 でディー本人 の精神 は崩壊 してしまう。そのため、憑代とさせられる前 の面影 はもはや霞 ほども残 っていない。- その
正体 はハクオロと起源 を共 にするウィツァルネミテアの半身 が顕現 した姿 であり、精神 は「分身 」である(「ディー本人 」からすると「分身 」に憑代〈よりしろ〉として肉体 を奪 われた状態 )。オンカミヤリュー族 であるため、憑代として「しっくりとくる良質 な躰 」であると発言 している。さまざまな陰謀 に関 わりハクオロとは度々 敵対 した。闘争 こそが進化 の本道 であるとし、戦乱 を通 じて自 らの「子供 達 」をより高 い存在 へと導 こうという超越 的 な「愛情 」を見 せる。闘争 の過程 で抑圧 され、あるいは滅 びていく種 に対 しては「必要 な犠牲 」と冷酷 に切 り捨 てる姿勢 であり、その手段 や思想 、またそれを「愛情 」と呼 ぶことそのものも含 めて全 く相反 する思想 を持 つ自身 の「空蝉 」であるハクオロとは対立 している。ストーリー終盤 でハクオロ側 から強引 に意識 の統合 を行 われ、「力 のある者 」へと回帰 する。 - ゲンジマルに
対 しては「友 」と呼 んでおり、契約 を反故 にしたために命 を奪 う結果 となってしまったが、「お前 まで先 に逝 くのか」と悔 やむ様子 も見 せていた。 - ウィツァルネミテアは「
無限 の孤独 から解放 されることが願 い」だと発言 しており、種 を昇華 させる行為 は最終 的 にこの目的 を果 たすためである。化石 として存在 していた時 から、この行動 原理 は引 き継 がれているようであるが、オンヴィタイカヤン(旧 人類 )もこの産物 であったかは劇 中 で明言 されていないため不明 。空蝉 と分身 が出会 ってしまった際 に争 う衝動 が抑 えられないのは、自分 と同 じ次元 の存在 に飢 えていたウィツァルネミテアにとって、もう一人 の自分 が目 の前 にいることは歓喜 の極 み(または憎悪 )であり、その存在 を確 かめたいがために争 ってしまうとされている[49]。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは刀 を得物 としており、強力 な光 の法 術 も使用 する。 - ロストフラグでは「
分身 」に乗 っ取 られる以前 の姿 が描 かれている。 - ムツミ
声 -日本語 :釘宮 理恵 - ディーの
側 に控 える、黒 翼 ・血眼 の女性 。現行 の法 術 ・術 者 の水準 を遥 かに超越 した力 を操 り、法 術 とは明 らかに別物 である不可思議 な現象 までをも行使 する。ディーのことを「お父様 」と呼 び、ハクオロに対 しても何 らかの含 みのある態度 を見 せる。 - その
正体 は、遠 い過去 (創成 期 )にハクオロの遺伝子 から複製 された彼 の子供 たち「実験 体 」の内 、最 もハクオロに近 い性質 を持 った一体 。強大 な力 を発現 させてしまったため、研究 者 たちによって肉体 を分解 ・破棄 処分 されたロストナンバー「製造 番号 欠番 No63」。「No63」の語呂合 わせで「ムツ (6) ミ (3)」と付 けられた。その名前 の意味 するところは「睦 [注 33]」。アニメ版 では肉体 が存続 している描写 が存在 するが、原作 では脳髄 のみの存在 となって「父親 」であるアイスマン(ハクオロ)にコンタクトを試 みた。ディーとハクオロを同一 視 し「お父様 」と呼 ぶ。彼女 の行動 はすべて父 の望 み(我 を滅 せよ、出来 ぬならば封 ぜよ)を叶 え、「父 を安 らかに眠 らせる」という理由 に起因 する。名前 が「ムツミ」に決定 する前 に「ムーミン」やら「ムツゾウ」などという名前 を付 けられかけ、そのたびにサイキックウェーブをアイスマンに叩 き付 けて激 しい異議 申 し立 てを行 う場面 が見 られた。オンカミヤリュー族 の生物 学 的 始祖 である。また、カミュはムツミの中 に存在 するいくつもの人格 のうちのひとつであり、ストーリー終盤 でディーの呼 びかけに答 えてムツミへと変貌 する。オンカミヤムカイ最深 部 でカミュの意識 に立 ち戻 るが、ムツミとはある程度 意識 を共有 している状態 である。数々 の能力 の他 に、太古 の人類 が衛星 軌道 上 に創 った衛星 レーザー兵器 「アマテラス」と直接 リンクすることができ、衛星 軌道 上 から超 出力 レーザー「浄化 の炎 」で標的 を跡形 もなく破壊 することができる。クンネカムン皇 都 を破壊 し尽 した他 、過去 にウイツァルネミテアを滅 するためにも使用 されたが、それには至 らず封印 という形 となった。 - アニメ
版 では、前述 のアイスマンとの関係 の描写 が省 かれてしまったため、ハクオロのことを「もう一人 のお父様 」と呼 ぶ理由 については謎 のままの部分 がある。またカミュの親友 のアルルゥの呼 びかけに動揺 する場面 が追加 されていた。 - ゲームの
戦闘 フェイズでは強力 な闇 の法 術 に加 え、分身 しながらの連続 攻撃 など、始祖 の名 に恥 じない力 を見 せる。 - ミコト
声 -日本語 :柚木 涼香 時折 、ハクオロの脳裏 に涼 やかな鈴 の音 と共 にフラッシュバックする幻影 に出 てくる女性 。- その
正体 は、ムツミと同 じくハクオロの複製 体 の内 の一体 「製造 番号 No3510」。ミコトの名付 け親 もまたアイスマン(ハクオロ)であり、「No3510」にちなんで「3(ミ)5(コ)10(ト)」と付 けられた。その名前 の意味 するところは、「命 」[34]。また、「No3510」という製造 番号 もミコトにとっては、「博士 がつけてくれた名前 」なのであると語 っている。ムツミのような特殊 能力 は見 られなかったため、彼女 は大勢 居 る実験 用 モルモットの内 の一体 として扱 われていた。アイスマンと共 に研究 施設 を脱走 し、彼 との間 に子 をもうけるが、後 にアイスマンを追 ってきた研究 者 達 に捕獲 され、「人 との間 に子 を成 した貴重 なサンプル」として解体 ・惨殺 される。エルルゥが髪 飾 りにしている輪 っかのような物 は、古代 の研究 施設 のリング型 のマスターキーであり、アイスマンとの接触 でミコトに微 かな父性 的 愛情 を持 ち、彼 らの逃亡 を幇助 した研究 者 ミズシマがミコトに与 えたものである。マスターキーはミコトの「父 」からの贈 り物 としてアイスマンとミコトの間 に産 まれた子供 に贈 られ、その後 は直系 の子孫 の長女 に引 き継 がれていった。トゥスクルの代 では彼女 の姉 が死 んでしまったためにトゥスクルが受 け継 ぎ、その直系 の長女 であるエルルゥに授 けられた。また、研究 過程 では発覚 しなかった様 だが、ミコトは「動物 の声 を聞 く」という特殊 な感応 能力 を持 っており、彼女 の子孫 には希 にその能力 が発現 する。そうした存在 は、動物 達 と心 を通 わせるその様 から「ヤーナ・マゥナ(森 の母 )」と呼 ばれている。 - アイスマン
声 -日本語 :小山 力也 隠蔽 されていたウィツァルネミテアの化石 を発見 したために、射殺 されそうになった考古 学者 。朦朧 とする意識 の中 、自身 の返 り血 によって目覚 めた「化石 」の声 を聴 き、「眠 らせてくれ」と頼 んだ結果 、化石 と同化 (契約 の代償 )し、氷 の中 で長 い眠 りにつくこととなった。後 にミズシマをはじめとする研究 者 達 に発見 され、研究 材料 のためとして蘇生 させられる。ミコトを解体 したことに加 え、肉体 を強化 する作用 のある仮面 のレプリカが完成 したことを研究 者 の口 から聴 いた結果 、怒 りからウィツァルネミテアの力 に目覚 め、研究 者 達 を次々 と赤 いゲル状 の謎 の物体 へと変貌 させる(強 い肉体 が欲 しいという願 いを歪 めて叶 えた)。その際 、ウィツァルネミテアの凄 まじい力 に愉悦 を感 じる心 と、こんな残酷 なことはしたくないという心 がせめぎあい、ムツミの手 によって封印 されるも、長 い年月 が経 ち封印 が弱 まるにつれてその心 は二 つに分 かれ、戻 ることなく、やがてそれぞれが自我 を持 つようになった[50]。- ミズシマ
声 -日本語 :加藤 将之 生命 の創造 の研究 を進 めていた科学 者 の一人 で、主 にアイスマンの仮面 についての秘密 を探 っていた。オンヴィタイカヤン(旧 人類 )。地下 での生活 を続 けている間 に、地上 の環境 に耐 えられない肉体 となってしまった。そのため新 たな生命 を創造 するという研究 を続 けていたが、気 の遠 くなるような時間 の中 で研究 を続 けていくうちに、罪 の意識 が麻痺 していき何 も感 じなくなることを恐 れていた、良識 ある人物 で、「神 の真似 をし、生命 の臓器 を弄 ぶことなど人 の身 には余 りにも大 それていること」だと考 えている。実験 体 であるミコトに対 しては、「研究 者 である自分 が名前 をつけることはできない」としてアイスマンに名前 をつけてあげるように頼 んでおり、後 に逃亡 を幇助 した際 には「ミコト」という名前 に満足 していた様子 を見 せた。- ゲームの
中 ではミズシマの他 にもマツオなどの日本 の名字 を持 つ研究 者 が登場 している。
ダウンロードコンテンツキャラクター[編集 ]
PS4、PS Vita
- ハク
声 -日本語 :藤原 啓 治 - オシュトル(ハク)
声 -日本語 :藤原 啓 治 - シーズンパスを
購入 したユーザーのみダウンロード可能 。 - クオン
声 -日本語 :種田 梨沙 - ウコン
声 -日本語 :利根 健 太朗 - ネコネ
声 -日本語 :水 瀬 いのり- ルルティエ
声 -日本語 :加 隈 亜 衣 - キウル
声 -日本語 :村瀬 歩 - アトゥイ
声 -日本語 :原 由実 - ノスリ
声 -日本語 :山本 希望 - オウギ
声 -日本語 :櫻井 孝宏 - ウルゥル&サラァナ
声 -日本語 :佐倉 綾 音 - ヤクトワルト
声 -日本語 :江口 拓也 - アンジュ
声 -日本語 :赤 﨑千夏 - ムネチカ
声 -日本語 :早見 沙織 - フミルィル
声 -日本語 :儀 武 ゆう子 - ミカヅチ
声 -日本語 :内田 夕 夜
世界 の謎 (地理 、歴史 )[編集 ]
地理 [編集 ]
「
本編 開始 以前 [編集 ]
古代 - 「
古代 」において、ある考古 学者 は立 ち入 り禁止 区画 に踏 み入 り、謎 の巨大 生物 らしき化石 を見 つけるが、それの存在 を隠蔽 しようとする者 の手 によって拳銃 で撃 たれ瀕死 の重傷 を負 う。その際 飛 び散 った血液 の一部 が化石 にかかり、その化石 の意識 を呼 び覚 ましてしまう。願 いを叶 えるという謎 の化石 の声 に対 して死 に際 した考古 学者 は静 かに眠 らせてくれるよう頼 むと、その願 いは考古 学者 自 らの身体 を差 し出 すことで叶 えられ、両者 は一体 となって永 い眠 りに就 く。 創成 期 次 に挙 げる「創成 期 」では、環境 の激変 によって地上 に人 が住 めなくなり、人類 は地下 に潜 って生 き存 えていた。この時代 では膨大 な時間 と技術 を費 やし地球 を再生 することに成功 したが、完全 に管理 された揺 りかごのような施設 内 で過 ごすこととなったあまりに永 い時間 が、自然 環境 に適応 する耐 性 を人類 (以後 旧 人類 )から奪 ってしまっていた。- そんな
中 「古代 」の氷河 の中 から仮死 状態 のまま凍結 された人間 が発見 され、さらにその男 が被 っている仮面 らしきものは彼 がいた時代 (「古代 」)より更 に数 百 万 年 以上 も昔 のものだということが分 かる。「創成 期 」に生 きる旧 人類 が失 ってしまった耐 性 や適応 力 を持 つ「古代 」の人類 唯一 の生 き残 りである彼 を旧 人類 達 はアイスマンと名付 け、彼 の遺伝子 を元 にした実験 体 -動物 の耳 と尻尾 らしき器官 をもった生物 (亜 人間 )を作 り出 し、自分 達 を地上 に適応 させるための実験 (恐 らくは、動物 の持 つ生命 力 や環境 適応 力 を人間 にも付与 するための遺伝子 合成 実験 とその性能 試験 )を行 う。しかし計画 半 ばで1人 の研究 者 が情 にうたれ、自分 達 の恐 ろしい所業 に苦悩 した末 にアイスマンと実験 体 たちを地上 へと逃亡 させる。 地上 に逃 れた彼 らは子 を授 かり平和 に穏 やかに暮 らしていたが、特 に重要 なサンプルであるアイスマンを手放 したままでは居 られなかった旧 人類 達 によって研究所 へ強制 的 に連 れ戻 され、アイスマンの妻 となっていた実験 体 ミコトは解剖 されてしまう。これに激怒 したアイスマンは突如 巨大 な異形 へと変貌 、我 を忘 れて暴走 し衝動 の赴 くままにその力 を振 るい出 す。死 を恐 れ、強靭 な肉体 を求 めて愚行 を繰 り返 す旧 人類 達 を、怨嗟 と皮肉 を込 めて未来永劫 死 ぬことの出来 ない、とても生物 とは思 えないような赤 い異形 の粘液 体 へと変異 させ、また緊急 異常 事態 に他 施設 からの断絶 や攻撃 を恐 れる声 を聞 き、彼 ら以外 の施設 の全 てを一瞬 にして破壊 した。アイスマンは深 い愉悦 を感 じつつも同時 に制御 不能 になった自分 の破壊 衝動 を止 めることを望 むようになる。その想 いを受 けた特別 な実験 体 であるムツミが「死 」という形 で願 いを叶 えようとし、施設 をハッキングして人工 衛星 からのレーザー攻撃 を敢行 するも彼 を殺 しきることは出来 ず、仕方 なく「眠 り」という形 で封印 することで、彼 のその望 みはようやく叶 えられた。- その
後 、相反 する感情 を抱 えたままの彼 は封印 の内 で何 度 となく目覚 めと眠 りを繰 り返 し、いつしかその意識 は「分身 (ぶんしん)」と「空蝉 (うつせみ)」のふたつにはっきりと分裂 してしまう。 - かくして
旧 人類 は滅亡 し永 い時 が過 ぎ行 くに従 い、研究所 に捕 らわれていた実験 体 (亜 人間 )達 は旧 人類 たちの束縛 から解放 されて野 に広 がり文明 を築 いていった。機能 のほとんどを失 った研究所 の施設 はムツミを始祖 とする宗教 國家 「オンカミヤムカイ」によって「聖地 」として封印 され、一部 の者 を除 いてほぼ全 ての亜 人間 達 は自分 達 の起源 を忘 れ去 った。 以下 、この「大陸 」に多 くの亜 人間 達 が暮 らす時代 を「現代 」として本 作品 のストーリーは進行 することになる。
スタッフ&主題歌 [編集 ]
Leaf
PC版 [編集 ]
- ディレクター:
鷲見 努 - プロデューサー:
下川 直哉 企画 ・シナリオ:菅 宗光 - キャラクターデザイン・
原画 :甘露 樹 音楽 :松岡 純 也、米村 高広 、石川 真 也- プログラム:
岩代 猫 、横尾 健壱 、大川 雅人 - OPアニメーション
制作 :A.I.C.
挿入歌 :「運命 -SADAME-」作詞 :牛島 弥 美 /作曲 ・編曲 :豆田 将 /歌 :元田 恵美 - エンディング:「
永久 に」 作詞 :須谷 尚子 /作曲 :松岡 純 也 /編曲 :松岡 純 也、豆田 将 /歌 :元田 恵美
PS2版 [編集 ]
- ディレクター:
鷲見 努 - プロデューサー:
下川 直哉 - シナリオ:
菅 宗光 原画 :甘露 樹 共同 開発 :フライト・プラン
- オープニング:「
君 だけの旅路 」 作詞 :須谷 尚子 /作曲 ・編曲 :衣 笠 道雄 /歌 :Suara挿入歌 :「運命 -SADAME-」作詞 :牛島 弥 美 /作曲 :豆田 将 /歌 :柚木 涼香 - エンディング:「キミガタメ」
作詞 :須谷 尚子 /作曲 :下川 直哉 /編曲 :衣 笠 道雄 /歌 :Suara
テレビアニメ[編集 ]
2006
スタッフ (TV)[編集 ]
原作 - AQUAPLUS[19]監督 -小林 智樹 [19]- シリーズ
監修 -菅 宗光 - シリーズ
構成 -上江洲 誠 [19] - キャラクター
原案 -甘露 樹 - キャラクターデザイン・
総 作画 監督 -中田 正彦 - プロップデザイン -
深沢 幸司 美術 監督 -加藤 賢司 [19]色彩 設計 -大関 たつ枝 撮影 監督 -水谷 貴 哉編集 -坂本 久美子 音響 監督 -明 田川 進 [19]音響 プロデューサー -西名 武 音楽 -仲村 美 悠 、安瀬 聖 音楽 制作 - ランティス- エグゼクティブプロデューサー -
市橋 耕治 、大島 満 、伊藤 善之 、奥野 敏 聡 - プロデューサー -
望月 雄太郎 、畑中 利雄 、植田 泰生 、小池 克実 - プロデュース
協力 -永谷 敬之 - アニメーションプロデューサー -
岩佐 がく - アニメーション
制作 - OLM TEAM IWASA[19] 製作 - うたわれるもの製作 委員 会
主題歌 (TV)[編集 ]
- 「
夢想 歌 」 - Suaraによるオープニングテーマ。
作詞 は須谷 尚子 、作曲 は衣笠 道雄 、編曲 は豆田 将 。 - 「まどろみの
輪廻 」 河井 英里 によるエンディングテーマ。作詞 は畑 亜貴 、作曲 ・編曲 は伊藤 真澄 。- 「キミガタメ」
- Suaraによる
第 26話 エンディングテーマ。作詞 は須谷 尚子 、作曲 は下川 直哉 、編曲 は衣笠 道雄 。
各 話 リスト[編集 ]
サブタイトル | |||||
---|---|---|---|---|---|
1 | |||||
2 | |||||
3 | |||||
4 | |||||
5 | サトウシンジ | ||||
6 | |||||
7 | |||||
8 | |||||
9 | |||||
10 | サトウシンジ | ||||
11 | |||||
12 | |||||
13 | サトウシンジ | ||||
14 | |||||
15 | |||||
16 | サトウシンジ | ||||
17 | |||||
18 | |||||
19 | |||||
20 | サトウシンジ | KIM YU-CHEON | |||
21 | |||||
22 | |||||
23 | |||||
24 | |||||
25 | |||||
26 | うたわれるもの |
放送 局 [編集 ]
チバテレビ | 2006 |
||||
2006 |
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2006 |
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テレ |
2006 |
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tvk | 2006 |
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AT-X | 2006 |
CS |
リピート | ||
TOKYO MX | 2006 |
ショートエピソード[編集 ]
DVD-BOX
- サブタイトル
第 1話 〜絆 〜第 2話 〜目撃 〜第 3話 〜こわされるもの〜第 4話 〜禍 日 神 ヌグィソムカミ〜
OVA うたわれるもの[編集 ]
OVAシリーズ
テレビアニメ
スタッフ (OVA)[編集 ]
原作 - AQUAPLUS企画 -下川 直哉 監督 -桂 憲一郎 - シナリオ
監修 -菅 宗光 - オリジナルキャラクターデザイン -
甘露 樹 - アニメーションキャラクターデザイン -
桂 憲一郎 美術 監督 -西 俊樹 色彩 設計 -橋本 賢 撮影 監督 -山越 康司 音響 監督 -濱野 高年 編集 -小島 俊彦 - アニメーションプロデューサー -
長谷川 聡 - エグゼクティブプロデューサー -
及川 武 、川村 明廣 、井上 俊次 - プロデューサー -
望月 雄太郎 - アニメーション
制作 - カオスプロジェクト、AQUAPLUS 製作 - OVA うたわれるもの製作 委員 会
主題歌 (OVA)[編集 ]
- 「adamant faith」
- Suaraによるオープニングテーマ。
作詞 は須谷 尚子 、作曲 ・編曲 は松岡 純 也。 - 「
夢 のつづき」 上原 れなによるエンディングテーマ。作詞 は須谷 尚子 、作曲 ・編曲 は衣笠 道雄 。- 「
運命 -SADAME-」 柚木 涼香 による第 1巻 挿入歌 。作詞 は牛島 弥 美 、作曲 ・編曲 は豆田 将 。- 「
僕 だけの旅路 」 小山 剛志 による第 2巻 挿入歌 。作詞 は小山 、作曲 ・編曲 は衣笠 道雄 。
各巻 リスト[編集 ]
サブタイトル | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
2009 6月24 | ||||||
12月23 | ||||||
2010 6月23 |
関連 作品 [編集 ]
『うたわれるものらじお』
DVD[編集 ]
すべて
- うたわれるもの DVD
第 一 巻 (品番 :VPBY-15345、2006年 8月 23日 発売 ) - うたわれるもの DVD
第 二 巻 (品番 :VPBY-15346、2006年 9月 27日 発売 ) - うたわれるもの DVD
第 三 巻 (品番 :VPBY-15347、2006年 10月 25日 発売 ) - うたわれるもの DVD
第 四 巻 (品番 :VPBY-15348、2006年 11月22日 発売 ) - うたわれるもの DVD
第 五 巻 (品番 :VPBY-15349、2006年 12月21日 発売 ) - うたわれるもの DVD
第 六 巻 (品番 :VPBY-15350、2007年 1月 24日 発売 ) - うたわれるもの DVD
第 七 巻 (品番 :VPBY-15351、2007年 2月 21日 発売 ) - うたわれるもの DVD
第 八 巻 (品番 :VPBY-15352、2007年 3月 21日 発売 ) - うたわれるもの DVD-BOX
章 之 一 (品番 :VPBY-15323、2006年 8月 23日 発売 ) - うたわれるもの DVD-BOX
章 之 二 (品番 :VPBY-15324、2006年 10月 25日 発売 ) - うたわれるもの DVD-BOX
章 之 三 (品番 :VPBY-15325、2006年 12月21日 発売 ) - うたわれるもの DVD-BOX
章 之 四 (品番 :VPBY-15326、2007年 2月 21日 発売 )
Blu-ray Disc[編集 ]
2008
- DVD
版 との相違 点 片面 2層 BD4枚 組 の限定 生産 である。DVD-BOX1本 分 が1枚 のディスクにまとめられている形 である。特典 映像 を含 め、DVD-BOXに収録 された全 ての映像 や特典 が含 まれる。ディスク毎 のジャケットはDVD版 とは異 なるが、初回 版 のみDVD版 のものと同様 の絵 が書 かれたカードが封入 される。DVD版 に封入 されたブックレットが再 構成 されたオールカラーブックレットも封入 される。映像 は、本編 と一部 の特典 映像 は16:9・1080i(フルHD)で記録 され、HDオリジナルマスターが使用 される。ただし一部 の特典 映像 については480iで、16:9スクイーズヴィスタのものと4:3のものが存在 する。本編 の音声 には英語 吹 き替 え版 や英語 字幕 も別 音声 で収録 されており、切 り替 えることができる。DVD版 ではドルビーデジタルであったが、BD版 の日本語 版 は2chリニアPCMである。ただし英語 版 は5.1chドルビーデジタルでの記録 である。
漫画 [編集 ]
うたわれるもの[編集 ]
うたわれるものの
原作 - AQUAPLUS /著者 -島 草 あろう電撃 コミックス(発行 - メディアワークス /発売 -角川書店 )- 2006
年 7月 27日 初版 、ISBN 4-8402-3534-1 - 2007
年 1月 27日 初版 、ISBN 978-4-8402-3746-8
- 2006
うたわれるもの 散 りゆく者 への子守 唄 [編集 ]
うたわれるものの
既刊 一覧
- 2009
年 1月 27日 初版 、ISBN 978-4-04-867552-9 - 2009
年 6月 26日 初版 、ISBN 978-4-04-868063-9 - 2010
年 11月27日 初版 、ISBN 978-4-04-868981-6
うたわれるもの 散 りゆく者 への子守 唄 集 [編集 ]
うたわれるものの
原作 - AQUAPLUS /著者 -東 皓 司 刊行 レーベル -電撃 コミックスNEXT(発売 - KADOKAWA)
既刊 一覧
- 2018
年 9月25日 初版 、ISBN 978-4-04-912067-7
コミックアンソロジー[編集 ]
まずPC
- スタジオDNA・
一 迅社- うたわれるもの コミックアンソロジー
全 2巻 (定価 :各 848円 税別 )- 2002
年 8月 初版 、ISBN 4-7580-0065-4 - 2003
年 3月 初版 、ISBN 4-7580-0092-1
特別 編 2006年 11月25日 初版 、ISBN 4-7580-0354-8
- 2002
- うたわれるもの
散 りゆく者 への子守 唄 コミックアンソロジー(定価 :各 848円 税別 、刊行 中 )- 2007
年 1月 25日 初版 、ISBN 978-4-7580-0364-3 - 2007
年 3月25日 初版 、ISBN 978-4-7580-0374-2 - 2007
年 5月25日 初版 、ISBN 978-4-7580-0385-8 - 2007
年 7月 25日 初版 、ISBN 978-4-7580-0397-1 - 2007
年 9月25日 初版 、ISBN 978-4-7580-0408-4
- 2007
年 10月25日 初版 、ISBN 978-4-7580-0411-4
- 2007
- うたわれるもの コミックアンソロジー
宙出版 - ツインハートコミックス うたわれるもの アンソロジーコミックス
全 5巻 (定価 :各 848円 税別 )- 2002
年 8月 22日 初版 、ISBN 4-87287-710-1 - 2002
年 11月21日 初版 、ISBN 4-87287-752-7 - 2003
年 1月 24日 初版 、ISBN 4-87287-787-X - 2003
年 3月22日 初版 、ISBN 4-7767-1014-5
- 2004
年 5月17日 初版 、ISBN 4-7767-1286-5
- 2002
- ツインハートコミックス うたわれるもの アンソロジーコミックス
- ラポート
- ゲームコミック うたわれるもの
全 2巻 (定価 :各 848円 税別 )- 2002
年 8月 22日 初版 、ISBN 4-89799-453-5 - 2002
年 10月9日 初版 、ISBN 4-89799-460-8
- 2002
- ゲームコミック うたわれるもの
インターネットラジオ[編集 ]
- うたわれるものらじお(
音 泉 ) - Webラジオ エルルゥの
小 部屋 IN うたわれるもの(音 泉 ) 継 うたわれるものらじお(ぷれ)(音 泉 )
デスクトップアクセサリー[編集 ]
- うたわれるもの デスクトップキャラクターズ (
発売 日 :2007年 3月 23日 ) - Windows 2000/XP
対応 。パソコンで使用 する壁紙 ・スクリーンセーバー・システムボイス・デスクトップマスコットなどを収録 したアクセサリー集 。初回 限定 版 には、特典 として「うたわれるものじお出張 版 」と真 ・うたわれるもののテーマのアコースティック版 (マキシシングル版 とは異 なる)が記録 されたCDが付 く。
CD[編集 ]
ドラマCD[編集 ]
- TVアニメ「うたわれるもの」オリジナルドラマ〜トゥスクルの
皇后 〜(発売 日 :2006年 7月 26日 ) - TVアニメ「うたわれるもの」オリジナルドラマ〜トゥスクルの
内乱 〜(発売 日 :2006年 12月6日 ) - TVアニメ「うたわれるもの」オリジナルドラマ〜トゥスクルの
財宝 〜(発売 日 :2007年 2月 21日 ) - TVアニメ「うたわれるもの」オリジナルドラマCD
番外 編 魁 !!うたわれ学園 (発売 日 :2007年 5月 23日 )
ゲーム関連 [編集 ]
- うたわれるもの オリジナルサウンドトラック (KICA-1266)
- PC
版 のサウンドトラック。 永久 に (KICM-4009)- PC
版 のEDテーマ『永久 に』、挿入歌 『運命 -SADAME-』を収録 したマキシシングル。 - AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.2
- PC
版 うたわれるものとまじかる☆アンティーク、DC版 こみっくパーティー、誰彼 のボーカル曲 を収録 したアルバム。うたわれるものからは『運命 -SADAME-』、『永久 に』を収録 。 - Leaf
製作 のインディーズCD『Leaf VOCAL COLLECTION VOL.2』の一般 向 け再発 版 。 夢路 - Suaraの2ndアルバム。PS2
版 OPテーマ『君 だけの旅路 』、EDテーマ『キミガタメ』、アニメ版 OPテーマ『夢想 歌 』と、PC版 EDテーマ『永久 に』のカバーを収録 。 - うたわれるもの
散 りゆく者 への子守 唄 オリジナルサウンドトラック (KICA-1418) - PS2
版 のサウンドトラック。 - Pure -AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-
本 作 と『To Heart』『WHITE ALBUM』『Tears To Tiara』『ToHeart2』『鎖 -クサリ-』の歌 やBGMの、Elements Gardenのメンバーによるアコースティックアレンジアルバム。
アニメ関連 [編集 ]
夢想 歌 (LACM-4259)発売 元 - ランティス /販売元 - キングレコード- OPテーマ『
夢想 歌 』を収録 したマキシシングル。C/Wは『星 想 夜曲 』。 - まどろみの
輪廻 (LACM-4266) 発売 元 - ランティス /販売元 - キングレコード- EDテーマ『まどろみの
輪廻 』を収録 したマキシシングル。C/Wは『千 の海 を越 えて』。 - うたわれるもの
音楽 集 (LACA-9068/69) 発売 元 - ランティス /販売元 - キングレコード- サウンドトラック。
- AQUAPLUS VOCAL COLLECTION VOL.5
発売 元 - フィックスレコード /販売元 - キングレコード本 作 のTVアニメと『Tears to Tiara』『鎖 -クサリ-』『TVアニメ版 ToHeart2』『こみっくパーティーPORTABLE』のボーカル曲 を収録 したアルバム。TVアニメOPテーマ『夢想 歌 』、EDテーマ『まどろみの輪廻 』、『夢想 歌 』アナザーアレンジバージョンを収録 。
※「うたわれるものらじお」
カードゲーム[編集 ]
その他 [編集 ]
脚注 [編集 ]
注釈 [編集 ]
- ^ 2006
年 に発売 されたPS2版 では同 じセーブデータを使 う場合 、3周 目 以降 に回避 可能 な重大 なバグ有 り。対象 ロット等 不明 ?詳 しくは外部 リンク PS2版 うたわれるもの 2018年 6月 22日 閲覧 。 - ^ インターネットラジオステーション
音 泉 #沿革 2006年 参照 。 - ^ 2018
年 5月 現在 では続編 キャラより「ハク、クオン、ネコネ、ルルティエ、ウコン、オシュトル(ハク)」の実装 が発表 されており、ウコンに関 してはシリーズで初 めて操作 可能 キャラとして登場 する。 - ^ BGMが
続編 の偽 りの仮面 /二人 の白 皇 仕様 となる - ^ ただし、アルルゥやクーヤなど
一部 の者 はハクオロを見 たかのような(または気配 を感 じた)発言 をしている。続編 の『二人 の白 皇 』にて、大神 ウィツァルネミテアの化身 として現世 に帰還 していたことが正式 に明 かされ、物語 の重要 な鍵 を握 る人物 として登場 し、その後 はハクが大神 ウィツァルネミテアの力 を引 き継 いだことにより、人間 として正式 にトゥスクルへ帰還 することとなった。 - ^ ドラマCDやラジオドラマなどではその
部分 が強調 されている。 - ^ つける
場所 はどこでも良 く、エルルゥは髪 飾 りにしている。 - ^ トゥスクルは
次女 だが、姉 が死 んだので受 け継 いだ。 - ^
死亡 したのではなく、あくまで封印 なので契約 状態 であっても何 も影響 がない可能 性 もある。 - ^
成長 したムックルを見 てハクオロやエルルゥが驚愕 する場面 がある。 - ^ ムックル
担当 の下山 曰 く「突然 出 てきてアルルゥの愛 を奪 っていく憎 いやつ(笑)」とある[28]。 - ^ HDリメイク
版 とそれ以前 では若干 仕様 が変更 されており、HD版 以前 では必殺 連 撃 がミスとなりダメージも増加 していなかったがHD版 からは演出 上 のみで失敗 となるがダメージは加算 される扱 いとなった。ガチャタラ加入 前 は無 属性 ダメージだが加入 後 は属性 ダメージへと変更 される - ^ ゲーム
版 のみ。 - ^ ゲーム
版 のみ。 - ^
国家 予算 で購入 した薬 を与 えてもらっている[26]。 - ^ ゲームの
収録 時 、これを知 ったエルルゥ役 の柚木 は、メインヒロインであるはずのエルルゥではなくユズハと子供 を作 ったことをなぜかハクオロ役 の小山 に激怒 した[32]。 - ^ しかし、
女性 用 の耳飾 りに興味 を示 したり、オボロと衆道 関係 にある描写 もあった。 - ^ ゲーム
中 のイベントCGから。 - ^ アニメ
版 ではウー、ヤー、ターの3人 も。 - ^ ここでは
物語 の主人公 を「ハクオロ」、エルルゥ達 の父親 を「ハクオロ(故人 )」と区別 する。 - ^
恋 慕 うことの意 。 - ^ しもおんな、げじょ。
身分 の低 い女性 の意 。 - ^ ちゃくし。
跡継 ぎ、跡取 りの意 。 - ^ ようせつ。
早 くに亡 くなってしまうことの意 。 - ^
作中 でのエルルゥの発言 より。 - ^
最終 回 で、普通 に働 いているヌワンギの絵 を入 れようという話 がスタッフの間 であったが、「原作 と違 うヌワンギの結末 は絶対 に不可 」であると原作 者 から釘 を刺 されたとのこと[39]。 - ^ アニメ
版 24話 より、脇腹 の継 ぎ目 とある。 - ^ クーヤを
案 じるシーンにて「私 は幸 せだ、良 い者 逹に囲 まれて」という作中 でのハクオロの発言 より。 - ^ 2023
年 2月 15日 に飯塚 昭三 が逝去 した為 、イベント【夢想 の果 てに】から谷 昌樹 が引 き続 き起用 されている - ^
黒 手帳 (恨 み手帳 )[44]。 - ^ アニメ
版 では秋元 羊 介 は監督 から「東野 英治郎 が演 じる初代 水戸黄門 の笑 い方 をイメージしてくれ」という指導 を受 けたと語 っている。 - ^
作中 の台詞 から。 - ^
結 びつき、繋 がりなどの意 [34]。 - ^ ウイツァルネミテア
監修 。
出典 [編集 ]
- ^ a b c d e f
公式 ガイドブック、p183。 - ^ 2006
年 ゲーム総合 部門 売 り上 げランキング(2007年 9月 29日 時点 のアーカイブ) 2013年 1月 17日 閲覧 。 - ^ 「メモリアルブック」での
座談 会 における望月 雄太郎 アクアプラスアニメーション部 プロデューサー談 。 - ^ “セガゲームス、
他社 開発 の家庭 用 ゲームソフト 7タイトルのアジアでの販売 ライセンスを新 たに獲得 〜自社 の販売 網 ・ノウハウを活用 し、パートナー企業 のアジア展開 を支援 〜”. セガゲームス (2018年 1月 29日 ). 2018年 6月 30日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2021年 1月 9日 閲覧 。 - ^ セガ、
他社 開発 ゲーム7タイトルのアジアでの販売 ライセンスを取得 GAME Watch 2018年 1月 29日 - ^ “「うたわれるもの」シリーズ
三 部 作 のスマホアプリ版 が無料 で配信 開始 。物語 ・音声 ・楽曲 を余 すところなく楽 しめる - 4Gamer.net”. 4Gamer.net. 2020年 1月 23日 閲覧 。 - ^ “
新 プロジェクト始動 !”. アクアプラス. 2011年 4月 29日 時点 のオリジナルよりアーカイブ。2013年 1月 17日 閲覧 。 - ^ “『うたわれるもの2』、『ティアーズ・トゥ・ティアラ2』、
完全 新作 『ジャスミン』を発表 ”.ファミ通 .com. エンターブレイン (2011年 1月 27日 ). 2015年 6月 7日 閲覧 。 - ^ いずれも、『
電撃 G'sマガジン9月 号 』より。 - ^ アクアプラス20
周年 記念 タイトル「うたわれるもの偽 りの仮面 」 - ^ "「うたわれるもの ロストフラグ」の
正式 サービスが本日 スタート。これまでのシリーズに登場 したキャラも加 わり,新 たな物語 を描 く". 4Gamer.net. 2019年 11月26日 . 2020年 10月 1日 閲覧 。 - ^ “『ドカポン』と『うたわれるもの』のコラボタイトル『ドカポンUP!
夢幻 のルーレット』が発売 決定 !【先出 し週刊 ファミ通 】”.ファミ通 . 2020年 8月 5日 閲覧 。 - ^ “ドカポンUP!
夢幻 のルーレット”. アクアプラス. 2020年 8月 7日 閲覧 。 - ^ “モノクロームメビウス
刻 ノ代 贖”. アクアプラス. 2022年 9月 10日 閲覧 。 - ^
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公式 ガイドブック、p186。 - ^ ゲーマガ2011
年 4月 号 114ページ - ^ a b
公式 ガイドブック、p182。 - ^ a b c d e f g h i j k l 『
月刊 ニュータイプ 2006年 8月 号 』角川書店 、2006年 8月 1日 、184頁 、ASIN B000GGRUZQ - ^ a b c
公式 ガイドブック、p184。 - ^ DVD
特典 ブックレット、p13。 - ^
戦闘 フェイズ「エヴェンクルガの女 」より - ^ a b PS2
版 収録 用語 辞典 。 - ^ PS2
版 作中 でのクロウの台詞 から。 - ^ アニメ
版 23話 のウルトリィの発言 より。 - ^ a b c
公式 ガイドブック、p185。 - ^
公式 ガイドブック、p191。 - ^
公式 ファンブック、p85。 - ^ DVD
特典 ブックレット、p2。 - ^ a b c
公式 ガイドブック、p187。 - ^ a b
公式 ガイドブック、p188。 - ^ DVD
特典 キャストインタビューVOL7より。 - ^
日 めくりCD トラック37 「ウルトリィとカルラ」より。 - ^ a b c うたわれるもの オリジナルサウンドトラックより。
- ^ DVD
特典 ショートエピソード第 二 話 より。 - ^
公式 ファンブック、p107。 - ^ DVD
特典 キャストインタビューVOL5より。 - ^ ゲームに
収録 された人物 図鑑 の記述 より。 - ^
公式 ファンブック、p95。 - ^
公式 ファンブック、p111。 - ^ うたわれるもの ロストフラグの2022
年 5月 10日 のツイート、2022年 5月 10日 閲覧 。 - ^ DVD
特典 キャストインタビューVOL6より。 - ^
公式 ガイドブック、p186。 - ^ ゲーム
版 の蒐集 品 説明 より。 - ^ DVD
特典 ブックレット、p11。 - ^
公式 ファンブック、p47。 - ^ DVD
特典 ブックレット、p7。 - ^
公式 ガイドブック、p189。 - ^
公式 ファンブック、p65。 - ^
公式 ファンブック、p64。
参考 文献 [編集 ]
- 『うたわれるもの
散 りゆく者 への子守 唄 公式 ガイドブック』エンターブレイン、2006年 11月。ISBN 4-7577-3064-0。 - 『うたわれるもの TVアニメ
公式 ファンブック』ジャイブ、2006年 12月。ISBN 4-86176-374-6。 小林 智樹 『うたわれるもの DVD-BOX』(特典 ブックレット)(ブックレット)バップ、2006年 (原著 2006年 )。