(Translated by https://www.hiragana.jp/)
アシッドジャズ - Wikipedia コンテンツにスキップ

アシッドジャズ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
アシッドジャズ
Acid jazz
様式ようしき的てき起源きげん ジャズ、ジャズ・ファンク、ハウス、ヒップホップ、ファンク、フュージョン、ブラジリアン
文化ぶんか的てき起源きげん DJがジャズを選曲せんきょくしたイギリスのクラブ
サブジャンル
ニュージャズ
テンプレートを表示ひょうじ

アシッドジャズ（acid jazz）は、1980年代ねんだいにイギリス[1][2][3][4] のクラブシーンから派生はせいしたジャズの文化ぶんか。ジャズ・ファンクやソウル・ジャズ等ひとしの影響えいきょうを受うけた音楽おんがくのジャンル。レコードレーベルの名称めいしょう。

概要がいよう[編集へんしゅう]

1981年ねん、ロンドン・カムデンのクラブ「Electric Ballroom」にて、DJのポール・マーフィーがジャズのレコードを選曲せんきょくするイベント「Jazz Room」を開催かいさいした。また、マンチェスターではクラブ「Berlin」のDJ コリン・カーティスやクラブ「Ritz」のダンス・グループ、ジャズ・ディフェクターズによるジャズ・イベントが話題わだいとなり、ジャズに合あわせて踊おどる文化ぶんかが生うまれた。[3]

1984年ねん、「Jazz Room」はロンドン・ソーホーのクラブ「The Wag Club」へ移転いてんし、ジャイルス・ピーターソン、バズ・フェ・ジャズらのDJを輩出はいしゅつした。[3][1][5][4]

1985年ねんにサイモン・ブース率ひきいるワーキング・ウィークは、「Electric Ballroom」で選曲せんきょくされていたフュージョンに影響えいきょうを受うけてアルバム『ワーキング・ナイツ』を制作せいさくした。サイモン・ブースは、アルバム『ワーキング・ナイツ』に収録しゅうろくされた「Stella Marina」がアシッド・ジャズとして最初さいしょに作つくられた楽曲がっきょくであるとの見解けんかいを示しめしている。[3][4]

1985年ねん、DJのクリス・バングスとジャイルス・ピーターソンによりジャズ・イベント「Special Branch」、「Mambo Madness」が開催かいさいされ、クラブにおけるジャズ・シーンが発展はってんする。その後ご、「Special Branch」は、スペインのイビサ島とうで開催かいさいされるまでに規模きぼが拡大かくだいした。[4]

1986年ねんに、ロンドン・カムデンロックのクラブ「Dingwalls」で開催かいさいされたジャイルス・ピーターソン、パトリック・フォージ、ボブ・ジョーンズらのDJによるイベント「Talkin' Loud and Saying Something」が反響はんきょうを呼よび[6]、ジャズのムーブメントは定着ていちゃくしていった。

1988年ねん、ファッション雑誌ざっし『I.D.』が、クリス・バングス、ジャイルス・ピーターソンらを特集とくしゅうしたことにより、ジャズ・シーンは急激きゅうげきに勢いきおいをつけ、1990年ねんには、イギリス全国ぜんこくのクラブ、バー、パブ、大学だいがく等とうで数すう多おおくのイベントが催もよおされ、アシッド・ジャズのスタイルが確立かくりつした。アシッド・ジャズ・シーンは、従来じゅうらいのジャズ・ダンス・シーンと音楽おんがく性せいに変かわりはなく、同一どういつのジャズ・ムーヴメントを指さしている。[4]

アシッド・ジャズの普及ふきゅうには、ポール・ブラッドショウが編集へんしゅう長ちょうを務つとめる音楽おんがく雑誌ざっし『Straight No Chaser』も貢献こうけんした。[3][5] 同誌どうしはアシッド・ジャズを頻繁ひんぱんに取とり上あげた他ほか、アートワークを重視じゅうししアシッド・ジャズのイベント・フライヤーを手掛てがけるイアン・スウィフト (Swifty)を表紙ひょうしのデザイナーに起用きようした。イアン・スウィフトは、ジャイルス・ピーターソンが設立せつりつしたレーベル「トーキング・ラウド」のアートワークも数多かずおおく手掛てがけている。[3]

アシッド・ジャズを掲かかげたクラブのイベントでは、ジャズ・ファンク、ソウル・ジャズを中心ちゅうしんに、ジェームス・ブラウン等ひとしのファンク[7]や、ハンク・モブレーの「Recado Bossa Nova」、ウッディ・ハーマンの「The Sidewinder」といったスタンダード・ジャズから、ボサノヴァ／ブラジリアン、ブーガルー等ひとしのラテンジャズまで、様々さまざまな楽曲がっきょくがDJによって選曲せんきょくされた。[5] また、時代じだいの経過けいかとともに、ジャズの音源おんげんをサンプリング・ソースに用もちいたヒップホップやハウスも選曲せんきょくされるようになった。[1][7][4]

語源ごげんとその背景はいけい[編集へんしゅう]

アシッド・ジャズのアーティストであるスノウボーイが語源ごげんについて関係かんけい者しゃへインタビューを重かさねたところ、1988年ねん2月がつ6日にちにミドルセックス州しゅうブレントフォードのウォーターマンズ・アーツ・センターで行おこなわれたイベント「Special Branch」で、DJプレイ中ちゅうのジャイルス・ピーターソンと共ともにDJブースの中なかにいたクリス・バングスが、二人ふたりの背後はいごに設置せっちされたプロジェクターで点滅てんめつする「ACID」の文字もじを見みて「アシッド・ジャズ」との言葉ことばを発案はつあんしたことがわかった。[4] その後ご、ジャイルス・ピーターソンはマイクを使つかい「アシッド・ジャズ」と発はっしたことから[8][4]、エディ・ピラー、サイモン・ブースらの間あいだにその呼称こしょうが伝つたわったとされる[4]。

1988年ねん3月がつ26日にち、クリス・バングスとジャイルス・ピーターソンによりアシッド・ジャズを掲かかげた初はつのイベント「Cock Happy」が行おこなわれている。[4]

その一方いっぽうで、1987年ねんに「アシッド・ジャズ・レコーズ」を設立せつりつした[9]エディ・ピラーによると、1985年ねん頃ごろにクリス・バングスとジャイルス・ピーターソンが「The Wag Club」で行おこなっていた月曜げつようセッションと「Royal Oak」等とうで行おこなっていたイベント「Special Branch」にて「アシッド・ジャズ」との言葉ことばが生うまれたとしており[2]、呼称こしょうの由来ゆらいとなる、発祥はっしょうした場所ばしょと年とし時じに相違そういはあるが、スノウボーイとエディ・ピラーの対談たいだんにおいて、クリス・バングスが呼称こしょうの発案はつあん者しゃであるとの見解けんかいは一致いっちしている。[4] また、クリス・バングス自身じしんも呼称こしょうの発案はつあん者しゃであることを自認じにんしている。[4]

クリス・バングスが「アシッド・ジャズ」との言葉ことばを発案はつあんする際さいにジャイルス・ピーターソンの選曲せんきょくしていた楽曲がっきょくは、諸説しょせつが存在そんざいする。アート・ブレイキーの「The Feast」とサブー・マルティネスの「Message From Kenya」を選曲せんきょくしていたとする説せつが多勢たぜいを占しめる中なか、本人ほんにんのジャイルス・ピーターソンとスノウボーイは、ミッキー&ソウル・ジェネレーションの「Iron Leg」の7インチ・レコードを選曲せんきょくしていたとし[10][4]、エディ・ピラーはジェームス・ブラウンの「In The Middle」を選曲せんきょくしていたとしている[4]。

主要しゅようなレコード・レーベル[編集へんしゅう]

1987年ねん[9]、「キッズのための、キッズによるジャズ」をコンセプトに、エディ・ピラーとジャイルス・ピーターソンによって「アシッド・ジャズ・レコーズ」レーベルが設立せつりつされ[2]、ジャミロクワイのデビュー・シングル「When You Gonna Learn」の他ほか、オムニバス盤ばん「Totally Wired」シリーズをリリースした。アシッド・ジャズ・レコーズから独立どくりつしたジャイルス・ピーターソンは、1990年ねんに「トーキング・ラウド」レーベルを設立せつりつし、1991年ねんに全ぜん英えいシングルチャート（Music Week）6位いを記録きろくしたインコグニートのシングル「Always There」[11]をはじめ、オマー「There's Nothing Like This」[12]、ガリアーノ「Long Time Gone」[13]、ヤング・ディサイプルズ「Apparently Nothin'」[14]等ひとし、全ぜん英えいシングルチャート20位い以内いないにランクインするヒット・シングルをリリースした。

カテゴリーの著名ちょめいなアーティストとしてインコグニート、ジャミロクワイ、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ、US3、日本にっぽんではユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイション、MONDO GROSSO、キョート・ジャズ・マッシヴらが挙あげられる[4]。アーティストにより様々さまざまな作風さくふうを持もち、カテゴリーの統一とういつ性せいを持もち合あわせていないが、ブルーノート・レコードのBNLA期き[15]にリリースされたジャズ・ファンク[16][17][18]やギル・スコット・ヘロン[2][19]、ファラオ・サンダース[20]らのスピリチュアル・ジャズ、1970年代ねんだいに発表はっぴょうされたスティーヴィー・ワンダー [21]、マーヴィン・ゲイ [22]らのソウルミュージックをモチーフにしている。

ジャズ・ファンク[編集へんしゅう]

ジャイルス・ピーターソンらのDJに「ファンク・ジャズ」と呼よばれていたジャズ・ファンクは、16ビートのフュージョンとは異ことなり、ジャズのアンサンブルで16ビートのリズムを持もつ楽曲がっきょくを指さしている。[23] プレスティッジ・レコード7000番台ばんだいのアルバム、プーチョ&ザ・ラテン・ソウル・ブラザーズ『ヒート!』や、10000番台ばんだいのアルバム、ファンク・INC.『ファンク・INC.』等とうの作品さくひんの他ほか、ブルーノート・レコードより1967年ねんにリリースされたルー・ドナルドソンのアルバム『アリゲイター・ブーガルー』から1971年ねんにリリースされたグラント・グリーンのアルバム『シェイズ・オブ・グリーン』、BNLA期きではドナルド・バードのアルバム『ブラック・バード』等とうが含ふくまれる。[23]

ヒップホップ[編集へんしゅう]

ジャイルス・ピーターソンが、パブリック・エナミーとブランフォード・マルサリスが共演きょうえんした「Fight The Power」やロニー・リストン・スミス「Expansions」のフレーズをサンプリングしたステッツァソニックの「Talkin' All That Jazz」をクラブやFMで選曲せんきょくしたことに始はじまる。[1][4][24] 次第しだいにアシッド・ジャズのムーブメントとヒップホップが呼応こおうを始はじめ、Straight No Chaser誌し（1990年ねん ISSUE9）では「Hip Hop Meets Be Bop」を特集とくしゅうした。1990年ねんにはアシッド・ジャズのグループ、ヤング・ディサイプルズがプロデュースしたドリーム・ウォリアーズのシングル「My Definition Of A Boombastic Jazz Style」が、全ぜん英えいシングルチャート（1990年ねん11月）13位い[25]を記録きろくした。また、映画えいが『モ'・ベター・ブルース』のサウンドトラックよりシングルカットされたギャング・スターの「Jazz Thing」や、ジャズ・ベーシストのロン・カーターが参加さんかしたア・トライブ・コールド・クエストのアルバム『ロウ・エンド・セオリー』は、アシッド・ジャズのDJにより評価ひょうかされた。[2]

以降いこう、ヒップホップとのコラボレーションが発展はってんを遂とげ、ギャング・スター、ファーサイド、メインソースらヒップホップ・アーティストが参加さんかしたブラン・ニュー・ヘヴィーズのアルバム『ヘヴィ・ライム・エクスプレスVOL.1』[26]や、エンディア・ダベンポート（ブラン・ニュー・ヘヴィーズ）、コートニー・パイン、ドナルド・バード、ブランフォード・マルサリス、ロイ・エアーズ、ロニー・ジョーダン、ロニー・リストン・スミスらのジャズ・アーティストが参加さんかしたグールーのアルバム『ジャズマタズ (ヒップ・ホップ・ジャズ革命かくめい)』[27]がリリースされた。

アシッド・ジャズのDJが取とり上あげた楽曲がっきょくの中なかからヒット曲きょくも生うまれた。1992年ねんに、ボブ・ジェームスの「Tappan Zee」をサンプリングしたアレステッド・ディベロップメントのシングル「People Everyday」[2]が全ぜん英えいシングルチャート2位い[28]、全米ぜんべいチャート（Billboard Hot 100）8位いを記録きろく[29]。1993年ねんには、ディゲイブル・プラネッツが、アート・ブレイキー、ザ・クルセイダーズ、マイルス・デイヴィスらの音源おんげんをサンプリングしたアルバム『リーチン』でグラミー賞しょうベスト・ラップ・パフォーマンスを受賞じゅしょうした。[1] 1994年ねん、ハービー・ハンコックの「Cantaloupe Island」をサンプリング・ソースに用もちいたUS3のシングル「Cantaloop」が、全米ぜんべいチャート（Billboard Hot 100）9位い[30]のヒットを記録きろくしている。また、「Cantaloop」はブルーノート・レコードよりリリースされ、公式こうしきに音源おんげんのサンプリング使用しようを認みとめられた。[2][31]

ボサノヴァ／ブラジリアン[編集へんしゅう]

コリン・カーティスは、1980年代ねんだい初頭しょとうからアメリカ盤ばんのブラジリアン・フュージョンをクラブで選曲せんきょくしていた。[1]

1985年ねん、ジャイルス・ピーターソンが監修かんしゅうしたDJ向むけのコンピレーション・アルバム『Jazz Juice Vol.1』に、セルジオ・メンデスの「Mas Que Nada」やアイアート・モレイラの「Celebration Suite」等とう、アメリカ製せいのブラジル音楽おんがくが収録しゅうろくされた。バトゥカーダを基調きちょうにした「Celebration Suite」は、アシッド・ジャズのクラブで人気にんきとなり、その後ご、複数ふくすうのカバー・バージョンがリリースされている。[32]

1986年ねんに「Far Out Records」のジョー・デイヴィスが、入手にゅうしゅ困難こんなんなブラジル盤ばんレコードを現地げんちから輸入ゆにゅうしてDJへ供給きょうきゅうを始はじめたことにより、1960年代ねんだいのジャズ・サンバやMPBがクラブ・シーンに紹介しょうかいされた。[1] MPBの代表だいひょう的てきなアーティスト、ジョイスのアルバム『フェミニーナ』に収録しゅうろくされた「Aldeia De Ogum」は、アシッド・ジャズ・シーンにおいて取とり分わけ人気にんきが高たかく、ジョイスのロンドン公演こうえん「トーキング・ラウド・セッション」の際さいには、観客かんきゃくがロック・コンサートさながらの盛もり上あがりを見みせた。[1] ジョイス同様どうように女性じょせいシンガーのエリス・レジーナも高たかく評価ひょうかされており、代表だいひょう曲きょくの「Upa,Negrinho」は、エドゥ・ロボのオリジナル・バージョンと共ともにジャズのDJの間あいだでスタンダードとなっている。[31]

1992年ねんにセルジオ・メンデスは、サンバ・ヘギ（レゲエ調ちょうのサンバ）のリズム[33] を取とり入いれたシングル「What Is This?」をリリースした。[34] 「What Is This?」は、アシッド・ジャズの著名ちょめいなDJにプレイされて話題わだいとなり[2] セルジオ・メンデスは新あたらしいリスナーを獲得かくとくした。[35]

モッズ[編集へんしゅう]

1985年ねん、モッズ・ムーヴメント第だい二に世代せだいの主要しゅよう人物じんぶつエディ・ピラーが、「Royal Oak」で行おこなわれていたジャイルス・ピーターソンのジャズ・イベント「Special Branch」に足あしを運はこび始はじめた。イベントで選曲せんきょくされていたジミー・スミス、ジミー・マクグリフ、ジャック・マクダフら、ジャズ・オルガン奏者そうしゃの楽曲がっきょくがモッズの間あいだで評判ひょうばんとなり、来場らいじょう客きゃくの半数はんすうをモッズ・コネクションで占しめるようになった。[4]

モッズ・グループのプリズナーズでハモンドオルガンを弾ひいていたジェイムス・テイラーは、エディ・ピラーにカルテットの結成けっせいを提案ていあんされ、ジェイムス・テイラー・カルテットとしてハービー・ハンコックの「Blow Up」のカバー・バージョンを録音ろくおんした[4]。 ジェイムス・テイラー・カルテットは、後のちに、エディ・ピラーが設立せつりつしたアシッド・ジャズ・レコーズよりアルバムをリリースした[36]。

ジャイルス・ピーターソンは、アシッド・ジャズ・シーンとモッズ・シーンを区別くべつしており、「（アシッド・ジャズと）モッズやポール・ウェラーとの共通きょうつう点てんは、ジミー・スミスとガビッチ・ジャンパー」に限かぎられているとの見解けんかいを示しめしている[4]。

日本にっぽんのジャズ[編集へんしゅう]

1979年ねん、DJであり、レコードの流通りゅうつう業者ぎょうしゃでもあったトニー・モンソンが、西にしロンドン・ハマースミスのレコード店てん「フライ・オーヴァー」で日本にっぽんのジャズ・ファンクとフュージョンの輸入ゆにゅうレコードを販売はんばいする。渡辺わたなべ貞夫さだお、向井むかい滋しげる春はる、日野ひの皓正てるまさ、福村ふくむら博ひろしのレコードは「ジャップ・ジャズ」と呼よばれ、[4]1枚まい15ポンド〜20ポンド（1980年ねんのレートで7500円えん〜10000円えんに相当そうとう）という高値たかねで販売はんばいされていた[37]。これらのアーティストの楽曲がっきょくを、ダンカン・ユーレンやマルコム・ジェームスといった日本にっぽんジャズ専せん門もんのDJの他ほかに、クリス・ヒル、クリス・ブラウン、ショーン・フレンチらジャズ・ファンクのDJがプレイしたことで、日本にっぽんのジャズはイギリス全土ぜんどで爆発ばくはつ的てきな人気にんきとなった。ポール・マーフィーは「Electric Ballroom」でDJをする際さいに、渡辺わたなべ貞夫さだおのアルバム『Open Road』に収録しゅうろくされた「Felicidade」を選曲せんきょくし、パトリック・フォージは、日野ひの皓正てるまさの「Merry-Go-Round」をアシッド・ジャズの神髄しんずいであると評ひょうし、DJをする際さいに選曲せんきょくをしていた。また、ダンカン・ユーレンのJAPANESE JAZZ CHARTでは、渡辺わたなべ香津こうづ美びと坂本さかもと龍一りゅういちのアルバム『KYLYN』に収録しゅうろくされた「Akasaka Moon」や中村なかむら照夫てるおのアルバム『ルート80』に収録しゅうろくされた「A Day In The Life Of A Frog」が選えらばれている。[4]

DJ/アーティスト/プロデューサー[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]
  1. ^ a b c d e f g h GROOVE誌し 2001.MARCH
  2. ^ a b c d e f g h remix誌し 1993.FEBRUARY
  3. ^ a b c d e f ミュージック・マガジン誌し 1992年ねん12月がつ号ごう
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u UKジャズ・ダンス・ヒストリー "From Jazz Funk & Fusion To Acid Jazz"
  5. ^ a b c remix誌し 1992.MAY
  6. ^ [1]Discogs Gilles Peterson & Patrick Forge Present - Sunday Afternoon At Dingwalls
  7. ^ a b 「Dance Wicked New Jazz In London」ライナーノーツ
  8. ^ ザ・クアイエット・ボーイズ 「ボッシュ!」 ライナーノーツ
  9. ^ a b [2]Discogs Galliano - Frederic Lies Still アシッド・ジャズ・レコーズ 初はつリリース作さく(1987)
  10. ^ [3]BBC Radio 1 Gilles Peterson
  11. ^ [4]Music Week Incognito Featuring Jocelyn Brown - Always There
  12. ^ [5]Music Week Omar - There's Nothing Like This
  13. ^ [6]Music Week Galliano - Long Time Gone
  14. ^ [7]Music Week Young Disciples - Apparently Nothin'
  15. ^ ブルーノートがユナイテッド・アーティスツ傘下さんかに入はいった1970年代ねんだい以降いこうで、BN-LAから始はじまる品番ひんばんの作品さくひんを発売はつばいした期間きかん。ボビー・ハンフリー「Blacks And Blues」ライナーノーツ
  16. ^ [8]Discogs Incognito Featuring Jocelyn Brown – Always There BN-LA452-G
  17. ^ [9]Discogs Carleen Anderson - True Spirit(Domino Mix) BN-LA549-G
  18. ^ [10]Whosampled Carleen Anderson - True Spirit(Domino Mix) BN-LA549-G Contains a sample of "Donald Byrd - Dominoes"
  19. ^ [11]Discogs Maysa Leak(Incognito) - The Bottle
  20. ^ [12]Discogs Galliano - Prince Of Peace
  21. ^ [13]Discogs Incognito - Don't You Worry 'Bout A Thing
  22. ^ [14]Discogs Brand New Heavies - Saturday Nite
  23. ^ a b remix誌し 1992.NOVEMBER
  24. ^ remix誌し 1992-1993.DECEMBER-JANUARY
  25. ^ [15]Music Week Dream Warriors - My Definition Of A Boombastic Jazz Style
  26. ^ [16]Discogs Brand New Heavies - Heavy Rhyme Experience Vol. 1
  27. ^ [17]Discogs Guru - Jazzmatazz Volume 1
  28. ^ [18]Music Week Arrested Development - People Everyday
  29. ^ [19]Billboard Database Arrested Development - People Everyday
  30. ^ [20]Billboard Database Us3 - Cantaloop (Flip Fantasia)
  31. ^ a b ミュージック・マガジン誌し 1993年ねん9月がつ号ごう
  32. ^ アイアート・モレイラ 「I'm Fine How Are You?」 ライナーノーツ
  33. ^ セルジオ・メンデス 「Brasileiro」 ライナーノーツ
  34. ^ [21]Discogs Sergio Mendes - What Is This?
  35. ^ remix誌し 1993.OCTOBER
  36. ^ [22]Discogs James Taylor Quartet - In The Hand Of The Inevitable
  37. ^ [23] DONUTS MAGAZINE Gilles Peterson インタビュー 〜 ジャイルス・ピーターソンのキャリアからおすすめレコードまで 2018/7/6

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 『UKジャズ・ダンス・ヒストリー』 - "From Jazz Funk & Fusion To Acid Jazz"／マーク“スノウボーイ”コットグローヴ著ちょ
ジャンル
楽器がっき、技術ぎじゅつ
音楽家おんがくか
ジャンル別べつ
スタンダード
レーベル
フェスティバル
文化ぶんか
地域ちいき別べつ
起源きげん、歴史れきし
メディア
関連かんれん項目こうもく
ジャンル
関連かんれん項目こうもく
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=アシッドジャズ&oldid=97197330」から取得しゅとく