サクラエビ

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サクラエビ
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 節足動物せっそくどうぶつもん Arthropoda
つな : 軟甲つな Malacostraca
: じゅうきゃく Decapoda
: えら Dendrobranchiata
: サクラエビ Sergestidae
ぞく : Lucensosergia
たね : サクラエビ
L. lucens
学名がくめい
Lucensosergia lucens
(Hansen1922)[1]
シノニム
英名えいめい
Sakura shrimp[2]
さくらえび 素干すぼ[3]
焼き飯にかけられたさくらえび
100 gあたりの栄養えいよう
エネルギー 1,305 kJ (312 kcal)
0.1 g
4.0 g
飽和ほうわ脂肪酸しぼうさん 0.59 g
一価いっか飽和ほうわ 0.63 g
あたい飽和ほうわ 0.75 g
64.9 g
ビタミン
チアミン (B1)
(15%)
0.17 mg
リボフラビン (B2)
(13%)
0.15 mg
ナイアシン (B3)
(37%)
5.5 mg
パントテンさん (B5)
(23%)
1.16 mg
ビタミンB6
(16%)
0.21 mg
葉酸ようさん (B9)
(58%)
230 µg
ビタミンB12
(458%)
11.0 µg
ビタミンE
(48%)
7.2 mg
ミネラル
ナトリウム
(80%)
1200 mg
カリウム
(26%)
1200 mg
カルシウム
(200%)
2000 mg
マグネシウム
(87%)
310 mg
リン
(171%)
1200 mg
鉄分てつぶん
(25%)
3.2 mg
亜鉛あえん
(52%)
4.9 mg
どう
(167%)
3.34 mg
成分せいぶん
水分すいぶん 19.4 g
コレステロール 700 mg

ビタミンEはαあるふぁ─トコフェロールのみをしめした[4]からつき
%はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにおける
成人せいじん栄養えいよう摂取せっしゅ目標もくひょう (RDI割合わりあい

サクラエビ桜海老さくらえび桜蝦さくらえびじゅうきゃく[5]学名がくめいLucensosergia lucens)は、サクラエビぞくするエビ一種いっしゅ深海しんかい生息せいそくする小型こがたのエビである。

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

成体せいたい体長たいちょう40mm前後ぜんこうからだ透明とうめいだがかぶとあか色素しきそおお保持ほじし、生体せいたいとおったピンク色ぴんくいろえる。「桜海老さくらえび」の和名わみょうはここに由来ゆらいする。2つい触角しょっかくのうちだい2触角しょっかく体長たいちょう以上いじょうながさがあるが、がくかくみじかい。5ついあしのうち、だい2・だい3あしやっとこあし変化へんかし、だい4・だい5あしみじかい。からだひょうにはやく160発光はっこうならんでいる。発光はっこう(とされていた器官きかん)が実際じっさいひかりはなつことは未確認みかくにんであったが[6]ストロボてるなどの刺激しげきによる微弱びじゃく発光はっこう測定そくてい成功せいこうしている[7]

産卵さんらんは5月から11月[8]で、メスは交尾こうびに800 - 2300ほど[8]たまご水深すいしん20 - 50m[8]海中かいちゅう放出ほうしゅつする。寿命じゅみょうは15ヶ月かげつほどで、孵化ふかこう1ねん成熟せいじゅくし、産卵さんらん2 - 3ヶ月かげつぬとされる[9]

シラエビ Pasiphaea japonica外見がいけん生態せいたい利用りようほうまでサクラエビにるが、エビの分類ぶんるいじょうではまったべつ系統けいとうけられる。

分布ぶんぷ[編集へんしゅう]

日本にっぽんでは駿河湾するがわんおよび近接きんせつ遠州灘えんしゅうなだ東京とうきょうわん相模灘さがみなだ、さらに長崎ながさきけん五島列島ごとうれっとうおき分布ぶんぷするが、漁獲ぎょかく対象たいしょうとなっているのは駿河湾するがわんのみである[9]五島列島ごとうれっとうおきでの生息せいそくは、2019ねん2がつ22にちに、日本にっぽん台湾たいわん研究けんきゅうグループの調査ちょうさなどで公表こうひょうされた。つかった場所ばしょは、福江島ふくえじまみなみやく40 km (ふかやく380 m)地点ちてん。2017ねん5がつ偶然ぐうぜん発見はっけんされた。西日本にしにほんでの発見はっけんはこれがはじめて[10]。また、台湾たいわん東方とうほうおき[11]西南せいなんおきにも生息せいそくし、中国ちゅうごくで「櫻花おうかえび」、「發光はっこう(ただし)櫻蝦さくらえび[12]台湾たいわんで「Hoe-khak-á(はなから)」[13]ばれ、近年きんねん漁獲ぎょかく対象たいしょうとなり、日本にっぽんへも輸出ゆしゅつされている。

深海しんかい中層ちゅうそうれで遊泳ゆうえいする[9]昼間ひるま水深すいしん200 - 300 mほどにいるが、よるには水深すいしん20 - 50 mぐらいまで浮上ふじょうするにちしゅう鉛直えんちょく運動うんどうおこな[9]海中かいちゅう浮遊ふゆうするプランクトンデトリタスらえてべる。一方いっぽう天敵てんてきは、外洋がいようせいハダカイワシイカなどがいる。

漁業ぎょぎょう[編集へんしゅう]

富士川ふじかわ沿岸えんがんでのてん日干ひぼし(静岡しずおかけん静岡しずおかにて)
富士川ふじかわ沿岸えんがんでのてん日干ひぼし(静岡しずおかけん静岡しずおかにて)
さくらえびのかきどんぶり静岡しずおかけん静岡しずおかにて)

日本にっぽん国内こくない水揚みずありょうの100 %は駿河湾するがわんさんで、主要しゅよう漁期ぎょきは4がつから6がつまで(はるりょう)と10がつから12月(あきりょう)。6月11にちから9がつ30にちまでは繁殖はんしょくにあたり禁漁きんぎょふゆはエビがふかくにいるためきゅうりょうである[9]産地さんち偽装ぎそうふせぐため、静岡しずおかけん桜海老さくらえび加工かこう組合くみあい連合れんごうかい静岡しずおか焼津やいづ加工かこう業者ぎょうしゃ構成こうせい)は2020ねんに「駿河湾するがわんさんサクラエビ」の認証にんしょうラベルを導入どうにゅうした[14]

駿河湾するがわんでのサクラエビりょう歴史れきしあさく、1894ねん明治めいじ27ねん)に由比ゆひげん静岡しずおか清水しみず)の漁師りょうし望月もちづき平七へいしち渡辺わたなべ忠兵衛ちゅうべえ[15]が、アジあみりょうをしていたときにあみふかもぐってしまい、そのとき偶然ぐうぜんにも大量たいりょうのサクラエビがれたことがはじまりとされている[9]本格ほんかくてき漁業ぎょぎょうよく1895ねん由比ゆいで、1896ねんには蒲原かんばらどう)ではじまった[16]由比ゆいこう漁協ぎょきょう由比ゆひ蒲原かんばら(42くみ84せき)と大井川おおいがわこう漁協ぎょきょう大井川おおいがわ(18くみ36せき)、けい3ヶ所かしょ基地きちに100せき許可きょかしょう漁船ぎょせんがある[9]当時とうじ静岡しずおかさかな一大いちだい消費しょうひだった山梨やまなしけん甲府こうふで「さくらえび」と名付なづけられたいう[よう出典しゅってん]

サクラエビ資源しげんまもるため、静岡しずおかけんサクラエビ漁業ぎょぎょう組合くみあい所属しょぞくすべての漁船ぎょせん一緒いっしょりょう漁獲ぎょかく調整ちょうせいおこない、みず揚代あげだいきんぜんふねでプールして、利益りえきう「プールせい」が1977ねん完成かんせいし、現在げんざいいたっている[17]

静岡しずおかけん静岡しずおか清水しみず由比ゆひ漁港ぎょこうでは、期間きかん限定げんていで、漁港ぎょこうないかきどんぶりなどがべられる。サクラエビ・シラスなどの関連かんれん商品しょうひんあつか直売ちょくばいしょ併設へいせつされ、毎年まいとし5がつ3にちにサクラエビまつりがおこなわれる[18]

静岡しずおかけん焼津やいづ大井川おおいがわこうでは、1940ねん昭和しょうわ15ねん)に蒲原かまはらまちげん静岡しずおか清水しみず)の加工かこう業者ぎょうしゃ大井川おおいがわまちげん焼津やいづ)に工場こうじょう建設けんせつ

地域ちいき団体だんたい商標しょうひょうとして、由比ゆひサクラエビと駿河湾するがわんサクラエビが登録とうろくされている。

輸送ゆそうちゅう水槽すいそうさんかけになりやすい」「輸送ゆそうのストレスで有毒ゆうどくアンモニア発生はっせいしやすい」などの理由りゆうで、静岡しずおかけんがいなどできたサクラエビを入手にゅうしゅするのは困難こんなんだったが、「酸素さんそナノバブル水中すいちゅうやす」、また「アンモニアを分解ぶんかいして窒素ちっそのぞ微生物びせいぶつ利用りようする」などの対策たいさくによって、試験しけん段階だんかいではあるが、数日すうじつあいだ程度ていどならかしたまま輸送ゆそうすることが近年きんねんでは可能かのうになってきている。

台湾たいわんでも小規模しょうきぼりょうがされている[9]1980年代ねんだい日本にっぽん不漁ふりょうとなったことから、代替だいたい産地さんちさがした結果けっか漁獲ぎょかく対象たいしょうとなった。おも台湾たいわん南西なんせいへいひがしけんしょう琉球りゅうきゅう周辺しゅうへん海域かいいき東部とうぶむべあららぎけん亀山かめやまとう周辺しゅうへん海域かいいき台東たいとうけんだい武郷たけさとおきの3ヶ所かしょ漁場ぎょじょうとなっている。

2018ねんから駿河湾するがわんつづ不漁ふりょう[編集へんしゅう]

2018ねんはるりょう(4がつ10日とおか〜6月3にち)の19日間にちかん出漁しゅつぎょでの水揚みずありょうは、記録きろくのこ1986ねん以降いこう最低さいていやく312トンとなったため、予定よていよりはやった[19]不漁ふりょう原因げんいんは、2017ねん水温すいおんたか黒潮くろしおだい蛇行だこうしてわんながまなかったため、産卵さんらんするおやエビが減少げんしょうした、とかんがえられていた[19]同年どうねんあきりょう(11月12にち - )は、12月10にち資源しげん調査ちょうさ水揚みずあげにてきさない体長たいちょう35ミリメートル以下いかややエビ(0さいエビ)が63 - 76 %をめたため、12月13にちられた[20]史上しじょうはじめていち出漁しゅつぎょしないままあきりょうえた[20]

2019ねんはるりょうは、3月24にちから6がつ5にち予定よてい[21]はやめて5がつ31にちられた[22]。31にちよる水揚みずあげされたサクラエビは、産卵さんらんエビがこれまでよりあきらかにおおふくまれていることを目視もくし確認かくにんしたことに[22]。このはる漁獲ぎょかくりょうやく85トンで、不漁ふりょう昨年さくねんをさらにおおきく下回したまわった[22]

由比ゆいこう漁協ぎょきょうは、サクラエビの不漁ふりょう富士川ふじかわ水系すいけいにごりが関係かんけいしていて、富士川ふじかわ上流じょうりゅう早川はやかわ上流じょうりゅうにあり、うずたかすなすす雨畑あめはたダムにごりの主因しゅいん、と指摘してき駿河湾するがわんなが放水ほうすいかかにごもの静岡しずおかけん調査ちょうさしたところ、基準きじゅん25 mgをえる427 mgだった[23][24]1967ねん完成かんせいした雨畑あめはたダム(山梨やまなしけん早川はやかわまち)は民間みんかん管理かんりする発電はつでんようのダムで、うずたかすなりつは93 %となり[25]国土こくど交通省こうつうしょうは「うずたかすなによる上流じょうりゅう河床かしょう上昇じょうしょうにより浸水しんすい被害ひがい発生はっせいしているため。」「ダムの安全あんぜんせいおよ機能きのうへの影響えいきょうみとめられ、ただちに措置そちこうじる必要ひつようがある。 」としている[26]

静岡しずおかけん設置せっちした有識者ゆうしきしゃによる「『もりうみ恋人こいびとみず循環じゅんかん研究けんきゅうかい」では、日本軽金属にほんけいきんぞく管理かんりする雨畑あめはたダムのみず複数ふくすう水力すいりょく発電はつでん施設しせつ使つかわれたのち同社どうしゃ蒲原製造所かんばらせいぞうしょ静岡しずおか清水しみず)の放水ほうすいから駿河湾するがわんながて、うずたかすな海底かいてい湧水わきみず出口でぐちをふさいでいる、という仮説かせつ提唱ていしょうされ、播磨灘はりまなだのように海洋かいよう生態せいたいけい影響えいきょうている可能かのうせい指摘してきされた[27]どう研究けんきゅうかい今後こんご3ねんかけて不漁ふりょう原因げんいんなどをさぐることを確認かくにんした。これにたいして山梨やまなしけん富士川ふじかわ漁業ぎょぎょう協同きょうどう組合くみあいは「原因げんいん究明きゅうめいしない」と回答かいとうしたが、静岡しずおか新聞しんぶん富士川ふじかわ漁業ぎょぎょう協同きょうどう組合くみあい日本軽金属にほんけいきんぞくから多額たがく補償ほしょうきんっていることを指摘してきしている[28]

富士川ふじかわ問題もんだいおも静岡しずおか新聞しんぶんによって提起ていきされる一方いっぽうで、2020ねんには自主じしゅ規制きせいによる禁漁きんぎょでの操業そうぎょうおこなわれていたことが露呈ろてい[29]2021ねんには禁漁きんぎょ保護ほごとして調査ちょうさ目的もくてきとする試験しけん操業そうぎょうおこなっている[30]。これら禁漁きんぎょ設定せっていについては、資源しげん回復かいふく科学かがくてき根拠こんきょもなくまりもい『身内みうち談合だんごう』にちかいものであることが露呈ろていしたとされ、拘束こうそくりょくのある漁業ぎょぎょう調整ちょうせい規則きそく乱獲らんかく規制きせいしないけん責任せきにん指摘してきされている。

2023ねん4がつはつりょうでは一転いってんして豊漁ほうりょうとなり、取引とりひき大幅おおはばがった[31]ただ由比ゆひ漁協ぎょきょう循環じゅんかん研究けんきゅうかい静岡しずおか新聞しんぶん指摘してきしていた雨畑あめはたダムの土砂どしゃ堆積たいせきについて、撤去てっきょはいまだおこなわれていない。

産地さんち偽装ぎそう[編集へんしゅう]

日本にっぽん国内こくないでは2018ねん出漁しゅつぎょりやめ、2019ねん不漁ふりょうにより国産こくさんサクラエビの流通りゅうつうりょうり、台湾たいわんさん流通りゅうつうりょうえている。これにともな景品けいひん表示法ひょうじほうさだめられた原産地げんさんち表示ひょうじ偽装ぎそうきており、静岡しずおか県内けんない業者ぎょうしゃにより「駿河湾するがわんさんサクラエビ」の統一とういつ認証にんしょうラベルの策定さくていすすめられ[32]、2020ねん2がつ小売こうりぶんから貼付ちょうふされつつある[14]

利用りよう[編集へんしゅう]

産地さんちちかくでは、かるしおゆでしたがまサクラエビとして鮮魚せんぎょてんることもある。一般いっぱんにはなまサクラエビ(冷凍れいとう)やしエビ(干物ひもの)として流通りゅうつうする。 なまワサビ醤油じょうゆべたり、がまげ、もとかき(かきどんぶり天丼てんどん)などにしたりしてべる[33]しエビには独特どくとくしょくかんあじわいがあり、このやかきげなどに使つかわれる。また、しサクラエビをかきげなどの使つかさい使用しようまえにフライパンでかるると格段かくだんかおりがすといわれる。サクラエビのりょうおこなわれる漁師りょうしまち近辺きんぺんでは「おきあがり」とばれる、サクラエビと豆腐とうふネギすきふうだしでさっと漁師りょうし料理りょうりがある[33]

のエビ同様どうよううま成分せいぶんグリシンタウリン)がおおいうえ、チアルジンふくからごとべることでこうばしさがかんじられる[16]

なお、一般いっぱん安価あんか出回でまわっているしエビのおおくはアキアミなど、べつたねおおい。静岡しずおかけん代表だいひょうする水産物すいさんぶつの1つであるが、静岡しずおかけんプライドフィッシュにはえらばれていない[34]

台湾たいわんへいひがしけん東港ひがしみなとでは「東港ひがしみなと三宝さんぽう」としょうする名産めいさんひんひとつにげられ、てん日干ひぼししたものが様々さまざま方法ほうほうしょくされており[ちゅう 1][35]地元じもと料理りょうりとしては、サクラエビ炒飯ちゃーはん(「櫻花おうかえび炒飯ちゃーはん」)が名物めいぶつとなっているほか、「にく粿」とばれるべいつく点心てんしん一種いっしゅひとつとしてかせず、白菜はくさい煮物にものくわえたり[36]ビーフンきそばくわえたりもする。に、ゴマ海苔のりアーモンドなどとわせたスナック菓子すなっくがしふりかけ加工かこうされて流通りゅうつうしている。

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ クロマグロアブラソコムツさかなたまごからすみふう(「あぶら魚子ななこ」)とわせて「三宝さんぽう」。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Vereshchaka, Alexander L.; Olesen, Jørgen; Lunina, Anastasia A. (2014). “Global diversity and phylogeny of pelagic shrimps of the former genera Sergestes and Sergia (Crustacea, Dendrobranchiata, Sergestidae), with definition of eight new genera”. PloS one 9 (11): e112057. doi:10.1371/journal.pone.0112057. 
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  4. ^ 厚生こうせい労働省ろうどうしょう日本人にっぽんじん食事しょくじ摂取せっしゅ基準きじゅん(2015年版ねんばん
  5. ^ じゅうきゃくかた:難読なんどく漢字かんじ辞典じてん”. 2020ねん3がつ29にち閲覧えつらん
  6. ^ 羽根田はねだ弥太やた発光はっこう生物せいぶつ恒星こうせいしゃ厚生こうせいかく、1985ねん 
  7. ^ Omori et al. (1997), p. 175–182.
  8. ^ a b c 鈴木すずき久美子くみこ中田なかたつとむ大森おおもりしん駿河湾するがわんさんサクラエビSergia lucens(Hansen)の産卵さんらん生態せいたいかんする研究けんきゅう(1):卵巣らんそうないたまご成熟せいじゅく過程かてい交尾こうびおよびいち産卵さんらん回数かいすういち試算しさん」『日本にっぽんプランクトン学会がっかいほうだい59かんだい1ごう、2012ねん、20-29ぺーじdoi:10.24763/bpsj.59.1_20 
  9. ^ a b c d e f g h Uchida & Baba (2008).
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  11. ^ 大森おおもりしん; 浮島うきしま美之みゆき; 村中むらなか文夫ふみお台湾たいわん東港ひがしこう水域すいいき発見はっけんされたサクラエビ」『日本にっぽん海洋かいよう学会がっかいだい44かんだい6ごう、261-267ぺーじ、1988ねんdoi:10.1007/BF02302568 
  12. ^ 發光はっこう(ただし)櫻蝦さくらえび”. 台灣たいわん物種ものだねめいろく. 2012ねん5がつ13にち閲覧えつらん
  13. ^ 調味ちょうみ櫻花おうかえび/つつみ”. 東港ひがしこうさかなかい. 2012ねん5がつ13にち閲覧えつらん
  14. ^ a b “サクラエビ偽物にせもの横行おうこうでラベル導入どうにゅう 品質ひんしつとブランドを保証ほしょう. 東京とうきょう新聞しんぶん. (2020ねん1がつ31にち). https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020013101002202.html 2020ねん2がつ2にち閲覧えつらん 
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  16. ^ a b “【サクラエビ異変いへん 41】だい7しょう「ルビー」の航跡こうせき(3)「おいしい」の理由りゆうからごと あじ調理ちょうり最適さいてき”. 静岡しずおか新聞しんぶん: p. 社会しゃかいめん. (2020ねん1がつ3にち 朝刊ちょうかん) 
  17. ^ 大森おおもりしん駿河湾するがわんサクラエビ漁業ぎょぎょう今日きょう」『Ocean Newsletter』だい349かん笹川ささかわ平和へいわ財団ざいだん、2015ねん2がつ20日はつか2019ねん7がつ31にち閲覧えつらん 
  18. ^ 静岡しずおかけん由比ゆいこう漁協ぎょきょう直売ちょくばいしょ”. 2013ねん5がつ7にち閲覧えつらん
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  25. ^ 豪雨ごうう被害ひがい拡大かくだい!?あなたのまちのダムは安全あんぜんNHK クローズアップ現代げんだい(2019ねん7がつ10日とおか
  26. ^ あなたのまちのダムは安全あんぜんか?NHK クローズアップ現代げんだい(2019ねん7がつ10日とおか
  27. ^ サクラエビ不漁ふりょう原因げんいん、3ねんかけさぐ静岡しずおかけん有識者ゆうしきしゃ研究けんきゅうかいはつ会合かいごう”. 静岡しずおか新聞しんぶんアットエス (2019ねん7がつ31にち). 2019ねん7がつ31にち閲覧えつらん
  28. ^ 富士川ふじかわ漁協ぎょきょうにごり「究明きゅうめいせず」 にちけいきんからは多額たがく補償ほしょうきん. 静岡しずおか新聞しんぶん. (2019ねん6がつ24にち). https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/008/665079.html 
  29. ^ 保護ほご努力どりょく裏切うらぎられた」…サクラエビ漁師りょうし専門せんもんから落胆らくたんいかり 駿河湾するがわんおくで「禁漁きんぎょやぶり」か”. 静岡しずおか新聞しんぶん. (2020ねん5がつ26にち). https://www.at-s.com/news/article/special/sakura_ebi/769598.html 
  30. ^ “サクラエビはるりょうはつり 由比ゆひ15キロ8まん4041えん平均へいきんみ”. 中日新聞ちゅうにちしんぶん. (2021ねん3がつ31にち). https://www.chunichi.co.jp/article/228090 
  31. ^ “サクラエビはるりょう 近年きんねんまれな豊漁ほうりょう取引とりひき大幅おおはばげ”. 静岡しずおか新聞しんぶん. (2023ねん4がつ6にち). https://www.at-s.com/news/shittoko/1220399.html 
  32. ^ “「駿河湾するがわんさんサクラエビ」のラベル統一とういつ 不当ふとう表示ひょうじ横行おうこうで”. 静岡しずおか新聞しんぶん. (2019ねん12月23にち). https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/719446.html 2019ねん12月24にち閲覧えつらん 
  33. ^ a b 佐々木ささきたくみ「サクラエビ、はるりょうさかり プリッとあまさくらしょく」『日本経済新聞にほんけいざいしんぶん』2018ねん4がつ27にちhttps://style.nikkei.com/article/DGXMZO29780510U8A420C1000000/ 
  34. ^ 平沢ひらさわ裕子ゆうこ (2015ねん7がつ17にち). 漁師りょうし墨付すみつき「プライドフィッシュ」 34道府県どうふけん110しゅ消費しょうひ拡大かくだい期待きたい(2/4ページ)”. 産経さんけいニュース (産経新聞さんけいしんぶんしゃ). https://www.sankei.com/article/20150717-HATAANEMWJKM3ALWZ7SEEXDV34/2/ 2018ねん8がつ4にち閲覧えつらん 
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  36. ^ よしみあきら櫻花おうかえび」『台灣たいわんぎょ達人たつじんてき海鮮かいせんだいいち』pp. 191-197、2007ねん、如果出版しゅっぱんしゃ台北たいぺいISBN 978-986-83313-5-8

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • Omori, Makoto; Latz, Michael I.; Fukami, Hironobu; Wada, Minoru (1997), Lenz, P. H., ed., “New Observations on the Bioluminescence of the Pelagic Shrimp, Sergia lucens (Hansen, 1922)”, Zooplankton: Sensory Ecology and Physiology (CRC Publishers): pp. 175−184, ISBN 9789056990220 
  • Uchida, H.; Baba, O. (2008). “Fishery management and the pooling arrangement in the Sakuraebi Fishery in Japan”. In Townsend R.; Shotton R.; H. Uchida (PDF). Case studies in fisheries self-governance. Rome: FAO. pp. pp. 175-189. ISBN 978-92-5-105897-8. ftp://ftp.fao.org/docrep/fao/010/a1497e/a1497e16.pdf 
  • 三宅みやけさださち原色げんしょく日本にっぽん大型おおがた甲殻こうかくるい図鑑ずかん』 I、保育ほいくしゃISBN 4-586-30062-0 
  • 武田たけだただしりんほか『詳細しょうさい図鑑ずかん さかなの見分みわかた』(新装しんそうばん講談社こうだんしゃISBN 4-06-211280-9 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]