ハガイ書しょ

『ハガイ書しょ』（ハガイしょ）とは旧約きゅうやく聖書せいしょ文書ぶんしょの1つ。全ぜん2章しょうで構成こうせいされる。ユダヤ教きょうでは「後ごの預言よげん者しゃ」に分類ぶんるいされ、キリスト教きりすときょうでは十じゅう二に小しょう預言よげん書しょに分類ぶんるいする。伝統でんとう的てきに『ゼファニヤ書しょ』の次つぎ、『ゼカリヤ書しょ』の前まえに配置はいちされる。十じゅう二に小しょう預言よげん者しゃの中なかでは、10番目ばんめに位置いちする。

著者ちょしゃ

伝統でんとう的てきに、著者ちょしゃは、バビロン捕と囚しゅう後ごの最初さいしょの預言よげん者しゃハガイであるとされる。

この文書ぶんしょの著者ちょしゃは詩的してき表現ひょうげんを使つかわず単純たんじゅん明快めいかいな言葉ことばで預言よげんを伝つたえている。エルサレム神殿しんでんの再建さいけん（紀元前きげんぜん515年ねん）がその預言よげんの主題しゅだいとなっている。

なお、ハガイとはヘブライ語ごで「祝祭しゅくさい」という意味いみである。

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