ラム巡航 戦車
Ram Mk.II( | |
5.79 m | |
5.79 m | |
2.67 m | |
2.90 m | |
29.5 t | |
VVSS | |
40 km/h | |
232 km | |
オードナンス QF 6ポンド | |
7.62mm | |
87 mm | |
エンジン |
コンチネンタル R975 C1 4ストローク 400 HP / 2,400 rpm |
5 |
ラム
概要
[1940
1941
M3
カナダで
武装
[また、
主要 形式
[巡航 戦車 ラム Mk.I- 6ポンド
砲 搭載 型 が完成 するまでの暫定 として、バレンタイン歩兵 戦車 の2ポンド砲 を流用 して50輌 が生産 された。
巡航 戦車 ラム Mk.II- ジャイロ
式 安定 装置 を取 り付 けた6ポンド砲 を搭載 した。車体 側面 のドアや砲塔 のピストルポートを廃止 したり、車体 下部 に脱出 ハッチを増設 するなどの改良 が行 われている。 生産 後期 からは機銃 塔 が廃止 され、車体 上部 の鋳造 部分 も形状 が変更 された。また、Canadian Dry Pin, CDPと呼 ばれる全 鋼 製 のシングルピン式 履 帯 が採用 された。CDP履 帯 は従来 のM3リー/M4シャーマン用 のダブルピン型 履 帯 と比 べると重量 が半分 程度 に抑 えられており、換 装 するだけで戦車 全体 の重量 が減 り、機動 力 や航続 距離 が増 すという利点 があった[2]。
派生 型
[- セクストン
自 走 砲 - QF 25ポンド
砲 を自 走 化 する目的 で開発 され、ビショップ自 走 砲 、M7プリースト自 走 砲 の後継 として運用 された。初期 モデルのセクストンIがラム巡航 戦車 の車体 を用 いて生産 され、後期 モデルのセクストンIIはグリズリー巡航 戦車 の車体 を用 いて生産 された。 - ラム
装甲 回収 車 (Ram ARV) 装甲 回収 車 タイプ。主砲 をダミーに換 装 し、後部 に大型 ドラムリールと牽引 フックが追加 されたMk.Iと、砲塔 を撤去 した代 わりの箱 型 構造 物 からダミー砲身 を生 やし、後部 にクレーンを装備 したMk.IIがあった。- ラム・カンガルー(Ram Kangaroo)
砲塔 とバスケット、弾薬 庫 を撤去 した兵員 輸送 車 型 。乗 り降 りは砲塔 撤去 跡 の開口 部 から行 われた。車体 が戦車 そのものであるため、防御 力 は装甲 ハーフトラックとは比較 にならず、当時 としては贅沢 な仕様 であった。歩兵 8名 用 のシートが増設 され、これに車 長 と操縦 手 、機銃 手 が加 わった11名 が搭乗 した。- ラム
弾薬 運搬 車 ・ワラビー(Ram Ammunition Carrier "Wallaby") - ラム・カンガルーの
弾薬 運搬 車 型 で、車内 にQF 25ポンド砲 弾 を収納 するラックが追加 され、砲塔 を撤去 した跡 はハッチ付 きのプレートで塞 がれている。セクストン自 走 砲 の部隊 に配属 された。 - ラム
砲 牽引 車 (Ram Gun Tower) - ラム・カンガルーのQF 17ポンド
砲 牽引 車 型 。後部 に牽引 用 フック、前部 にピントル・フックが追加 されている。 - ラム・バジャー
火炎 放射 装甲車 (Ram Badger) - ラム・カンガルーの
火炎 放射 型 。ワラビー同様 に砲塔 を撤去 した穴 は塞 がれており、初期 型 ラムに付 いていた物 に似 た小型 銃 塔 が操縦 手 席 の後方 に付 く。 - ラム
弾 着 観測 /指揮 戦車 (Ram Observation Post/Command) - ラムMk.IIから
改造 された、弾 着 観測 /指揮 戦車 。カナダ陸軍 の海外 派遣 部隊 のために開発 された。 主砲 はダミーとなり、また旋回 範囲 が左右 45度 に限定 、動力 やバスケットは撤去 された。観測 装置 に加 え車体 と砲塔 両方 に無線 機 を搭載 し、砲手 ・装填 手 の代 わりに無線 手 が2名 、観測 手 が1名乗 るため、車 長 ・操 銃 手 ・前方 機銃 手 と合 わせ乗員 6名 となった。- 1943
年 に84輌 が製作 された[1]。 - QF 3.7インチ ラム
自 走 砲 (QF 3.7 Ram) - ラム
巡行 戦車 の車体 にQF 3.7インチ高射 砲 を搭載 した対戦 車 自 走 砲 あるいは自 走 対 空砲 。試作 のみ[3]。
登場 作品
[- 『World of Tanks』
- カナダ
中 戦車 Ram IIとして販売 された。 - 『War Thunder』
- アメリカのプレミアム
車両 で中 戦車 M4A5としてRAM II前期 型 (車体 側面 のドアが残 っている)が登場 。またイベント車両 としてQF 3.7インチ ラム対戦 車 自 走 砲 も登場 。
脚注
[参考 文献
[- Chris Ellis, Peter Chamberlain – AFV No. 13 – Ram and Sexton, Profile Publications, England
- Chamberlain, Peter; Ellis, Chris (1969), British and American Tanks of World War II (2nd US (1981) ed.), Arco Publishing
- Roberts, Paul – The Ram – Developments and Variants, Vol. 1, Service Publications, Ottawa, Canada 2002
- Roberts, Paul – The Ram – Developments and Variants, Vol. 2, Service Publications, Ottawa, Canada 2004
- Law, Clive – Making Tracks – Tank Production in Canada, Service Publications, Ottawa, Canada 2001
- Broad, Graham – "Not competent to produce tanks" The Ram and Tank Production in Canada, 1939-1945, Canadian Military History Volume 11 Number 1, Beacon Herald Fine Printing Division, Stratford, Canada 2002
- Wallace, John F. – Dragons of Steel: Canadian Armour in Two World Wars, The General Store Publishing House, Burnstown, Canada 1995