(Translated by https://www.hiragana.jp/)
京王2700系電車 - Wikipedia コンテンツにスキップ

京王けいおう2700けい電車でんしゃ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
京王けいおう2700けい電車でんしゃ
新宿しんじゅく付近ふきんはしる2715。標識ひょうしきとう設置せっち改造かいぞうまえ
1954ねん撮影さつえい
基本きほん情報じょうほう
運用うんようしゃ 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ
製造せいぞうしょ 日本車両製造にっぽんしゃりょうせいぞう東急とうきゅう車両しゃりょう
製造せいぞうねん 1953ねん - 1956ねん、1962ねん
製造せいぞうすう 43りょう
運用うんよう開始かいし 1953ねん3がつ[1]
運用うんよう終了しゅうりょう 1981ねん11月8にち
廃車はいしゃ 1981ねん12月
投入とうにゅうさき 京王線けいおうせん
主要しゅようしょもと
軌間きかん 1,372 mm
電気でんき方式ほうしき 直流ちょくりゅう600V → 1,500V
架空かくう電車でんしゃせん方式ほうしき
車両しゃりょう定員ていいん 100にん
自重じちょう デハ2701‐2704:34.5 t
デハ2705以降いこう:33.5 t
クハ2770かたち:22.0 t[2]
全長ぜんちょう 17,655 mm
車体しゃたいちょう 17,000 mm
全幅ぜんぷく 2,656 mm
車体しゃたいはば 2,600 mm
ぜんこう 3,550 mm(あつまりでん装置そうちなし)
4,020 mm(あつまりでん装置そうちあり)
車体しゃたいだか 3,550 mm
ゆかめんだか 1,150 mm
車体しゃたい はんはがねせい
台車だいしゃ 日本にっぽん車両しゃりょう D-16A、NA-4、NA-4A
東急とうきゅう車両しゃりょう TS-101、TS-101A、TS-103など
しゅ電動でんどう 東洋電機製造とうようでんきせいぞう TDK553/4ーCM
しゅ電動でんどう出力しゅつりょく 90kW×4 / りょう(600V
→110kW×4 / りょう(1,500V
駆動くどう方式ほうしき 駆動くどう
歯車はぐるま 59:21(2.81)
制御せいぎょ方式ほうしき 抵抗ていこう制御せいぎょ
制御せいぎょ装置そうち 東洋電機製造とうようでんきせいぞう 電動でんどうカムじくしきES-556A
制動せいどう装置そうち AMAもと空気くうきためかんしき空気くうきブレーキ
備考びこう 寸法すんぽうなどは1しゃ製造せいぞう当時とうじ数値すうち[3]
テンプレートを表示ひょうじ

京王けいおう2700けい電車でんしゃ(けいおう2700けいでんしゃ)は、1953ねん昭和しょうわ28ねん)に登場とうじょうした京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ京王線けいおうせんよう通勤つうきんがた電車でんしゃ

車体しゃたい緑色みどりいろ塗装とそうほどこされていた[4][注釈ちゅうしゃく 1]ことから、京王けいおう部内ぶない部外ぶがいわず、「グリーンしゃ」の通称つうしょうばれていた車両しゃりょういち形式けいしきであり、日本にっぽんはじめてこう張力ちょうりょくこう使用しようした軽量けいりょうしゃである。

登場とうじょう経緯けいい

[編集へんしゅう]

1948ねん昭和しょうわ23ねん)6がつだい東急とうきゅうから分離ぶんり独立どくりつして発足ほっそくした京王帝都電鉄けいおうていとでんてつは、京王けいおうせん本格ほんかくてき高速こうそく鉄道てつどうへの脱皮だっぴのため設備せつび改良かいりょう実施じっし、1950ねん5がつ20日はつかより戦前せんぜんからの14mくるまによる3りょう編成へんせい運転うんてん開始かいし、8がつにはくるまはばはややせまいが車体しゃたいちょうを16mとした2600けい導入どうにゅう段階だんかいてき改良かいりょうすすめた[1]

そしてくるまはばは2600けいとほぼおなじであるが、車体しゃたいちょうは17メートルにばした大型おおがたしゃとして、1953ねん3がつ導入どうにゅう[1]したのがほん系列けいれつである。

車両しゃりょう概説がいせつ

[編集へんしゅう]

ほん系列けいれつは3形式けいしきあわせて43りょう製造せいぞうされた。

デハ2700かたち
奇数きすう番号ばんごうしゃ新宿しんじゅくかた運転うんてんだい偶数ぐうすう番号ばんごうしゃ八王子はちおうじかた運転うんてんだいのある制御せいぎょ電動でんどうしゃ。24りょう製造せいぞう
クハ2770かたち
奇数きすう番号ばんごうしゃ八王子はちおうじかた運転うんてんだい偶数ぐうすう番号ばんごうしゃ新宿しんじゅくかた運転うんてんだいのある制御せいぎょしゃ。14りょう製造せいぞう
サハ2750かたち
中間ちゅうかんはさまれる付随ふずいしゃすべ中型ちゅうがたしゃ更新こうしん名義めいぎとなっているが、車体しゃたいしんせいされており、流用りゅうようされたのは台車だいしゃだけである。5りょう製造せいぞう

下記かき説明せつめいする内容ないようは1しゃ製造せいぞう当時とうじ基本きほんとする。2しゃ以降いこう変更へんこうてんぞう途上とじょうでの変更へんこうとして記載きさいする。

車体しゃたい

[編集へんしゅう]

前面ぜんめんは2600けい貫通かんつう3まいまどから、貫通かんつう2まいまど湘南しょうなんがた変更へんこうされた。ぜんあきらとうまどじょう中央ちゅうおうに1とう大型おおがた白熱はくねつとう搭載とうさいされ、まくいた左右さゆうには尾灯びとうはいされた。側面そくめんは2600けい同様どうよう1,100 mmはばかたひらき3とびらだが、よこはば1,000 mmの大型おおがた側面そくめんまど採用さいようしたためにまど配置はいち変更へんこうされ、先頭せんとうしゃがd1D3D3D2、中間なかましゃが2D3D3D2となった。これは京王けいおう5000けいまで踏襲とうしゅうされただけでなく、関東かんとう私鉄してつでも同様どうようまど配置はいち車両しゃりょう頻出ひんしゅつした。それらの車両しゃりょう総称そうしょうして趣味しゅみしゃは『関東かんとうタイプ』『しん関東かんとうがた』とんだが、京王けいおうふくほん系列けいれつをそのはしり[5]位置付いちづけるきもある。

当時とうじ京王けいおうせん軌道きどう施設しせつ許容きょようじくじゅうが10トン以内いない[6]と、軌道線きどうせんみの規格きかくをまだだっしていなかったが、電動でんどうしゃこう張力ちょうりょくこう採用さいようすることで車両しゃりょう軽量けいりょうはかり、車体しゃたい大型おおがた実現じつげんした[7]。1しゃ後述こうじゅつするとおはつこころみということで、デハ2701 - 2704はたいわくなど骨組ほねぐみのみの採用さいよう[8]であったが、デハ2705と2706は車体しゃたい全体ぜんたい使用しよう日本にっぽん車輛しゃりょう製造せいぞう当時とうじ発表はっぴょうによれば、この2りょう基本きほんてき材料ざいりょう変更へんこうのみで、台車だいしゃみ4トンの軽量けいりょう達成たっせいしている[9]

塗装とそう登場とうじょう当時とうじ標準ひょうじゅんしょくであったダークグリーンにられていた[10]

内装ないそう

[編集へんしゅう]

車内しゃないはロングシートで、シートちょう運転うんてんせきがわが1,100 mm、ドアあいだ3,300 mm、連結れんけつめんがわ2,400 mm。連結れんけつめんがわ貫通かんつうはば800 mmでとびらきとなっている。はんはがねせいしゃのため内装ないそうラワンざいなどがもちいられており、側妻そばめ仕切じきりかべはニスぬり天井てんじょう白色はくしょくエナメル仕上しあげ、ゆかには耐久たいきゅうせいたい水性すいせいすぐれたアピトンざいが、じゅうりでもちいられている。室内しつないとう当時とうじ標準ひょうじゅんだった白熱はくねつとうで、片側かたがわに6ずつ2れつ配置はいちした[11]

主要しゅよう機器きき

[編集へんしゅう]

2600けい同様どうよう架線かせん電圧でんあつの1500Vへの昇圧しょうあつ視野しやれ、しゅ電動でんどうは1500VようであるTDK553/4-CM[注釈ちゅうしゃく 2]採用さいよう制御せいぎょ電動でんどうカムじくしきES-556Aを採用さいようした。どちらも東洋電機とうようでんきせいで、駆動くどう方式ほうしきつるしかけ駆動くどうである。しゅうでん装置そうちはパンタグラフで、デハ2700がた運転うんてんだいがわ装備そうびされた。

台車だいしゃについてはデハ2701 - 2704は流用りゅうようひんのD-16A[注釈ちゅうしゃく 3]装着そうちゃく、デハ2705、2706は国鉄こくてつDT20かたち台車だいしゃじくばこなどの基本きほん構造こうぞう共通きょうつうで、台車だいしゃわくこう張力ちょうりょくこう使用しようし、側面そくめん複数ふくすうあなひらいている[注釈ちゅうしゃく 4]のが特徴とくちょうのオールコイルばね台車だいしゃNAー4を採用さいよう。サハはデハ2000けい初代しょだい更新こうしん名義めいぎつくられたため、くるませきもと使用しようしていた雨宮あまみや製作所せいさくしょせいいただいわくリベットてのはり式台しきだいしゃ[注釈ちゅうしゃく 5]いていた[13][14]

制動せいどう装置そうち(ブレーキ)は、AMAもと空気くうきためかんしき空気くうきブレーキ採用さいようされたほか、非常ひじょうようとしてブレーキを併設へいせつした[3][15]

ぞう途上とじょうでの変更へんこう

[編集へんしゅう]
1しゃ(1953ねん[注釈ちゅうしゃく 6]製造せいぞう

デハ2701 - 2706(日本車輌製造にっぽんしゃりょうせいぞうせい)、サハ2751 - 2753(東急とうきゅう車輛しゃりょう製造せいぞうせい)の9りょう。Mc-T-Mcの3りょう編成へんせいんで登場とうじょう。デハ2705と2706の2りょうには試験しけんてき誘導ゆうどう無線むせん採用さいようされた。誘導ゆうどう無線むせん実用じつよう1954ねんで、京王けいおう導入どうにゅう阪神電気鉄道はんしんでんきてつどうならんで日本にっぽん最初さいしょれいである。連結れんけつ柴田しばたしき自動じどう連結れんけつ採用さいようしていた[2]

2しゃ(1953ねん[注釈ちゅうしゃく 7]製造せいぞう

デハ2707 - 2714(にちしゃせい)、デハ2715 - 2720(東急とうきゅうせい)の14りょう全面ぜんめんてきこう抗張力こうちょうりょくこう使用しようしているほか、がわまどまわりがおおきく変化へんかし、上段じょうだんHゴム支持しじ下段げだんがアルミまどわくにHゴムで固定こていというスタンディー・ウィンドウ(いわゆるバスまど)を採用さいよう補強ほきょうのため車体しゃたいまくいたまど中央ちゅうおうまどの3かしょよこ方向ほうこうのリブがはいった。内装ないそうはニスぬりめてデコラはり変更へんこう[6]したが、ゆかはデハ2713と2715がリノリウムりになった[6]以外いがい木製もくせい台車だいしゃにちしゃせいは1しゃ採用さいようされたNA-4の改良かいりょうがたであるNA-4Aを、東急とうきゅうせいはNA-4からオイルダンパをはらったような構造こうぞうのウィングばね台車だいしゃ・TS-101を[4][6]連結れんけつ日本製鋼所にほんせいこうしょ密着みっちゃく自動じどう連結れんけつ変更へんこうされた[6]。なお、このグループのくるまばん表記ひょうきから、そのなが京王けいおう使つかわれた、独特どくとくかくばった自体じたい採用さいようされている。

3しゃ(1954ねん[注釈ちゅうしゃく 8]製造せいぞう

クハ2771 - 2777の7りょうすべ東急とうきゅうせい。2しゃ車体しゃたいじょうすくないが、よこ方向ほうこうはいったリブがまくいたまどの2かしょと2しゃくらべて1ほんすくない。また前面ぜんめん下部かぶ急行きゅうこうとう設置せっちされ、これは既存きそんしゃにもついしつらえされた。パンタグラフ台座だいざ準備じゅんびはされなかったものの、将来しょうらい電装でんそう見越みこして[18][19]こう抗張力こうちょうりょくこう製造せいぞうされたため、重量じゅうりょうはわずか22トン[6]台車だいしゃ電動でんどうしゃできるよう、2しゃ東急とうきゅうせい改良かいりょうがたであるTS-101Aである[4][20]

4しゃ(1956ねん[注釈ちゅうしゃく 9]製造せいぞう

デハ2721 - 2724、クハ2778 - 2784の11りょうすべ東急とうきゅうせい。このグループから車体しゃたいしょくがよりあかるいライトグリーンに変更へんこうされ、がわまどはHゴム支持しじながら、上段じょうだん下段げだんともに上昇じょうしょうしきとなった[22]誘導ゆうどう無線むせん本格ほんかくてき装備そうびしたほか、低圧ていあつ電源でんげんようとして100Vバッテリーを搭載とうさい客室きゃくしつとう蛍光けいこうとうとなった[2]台車だいしゃはデハがTS-101B、クハは電装でんそう想定そうていしない付随ふずい台車だいしゃで、1955ねんサハ2110かたちのサハ改造かいぞう老朽ろうきゅう台車だいしゃ交換こうかんのためつくられた台車だいしゃ(TS-103)とどう系統けいとうのTS-103A[4]

5しゃ(1962ねん[注釈ちゅうしゃく 10]製造せいぞう

サハ2754 - 2755の2りょう当時とうじ碑文谷ひもんやにあった東横ひがしよこ車輛しゃりょう工業こうぎょうせい2010けい2しゃじゅんじたぜんはがねせい車体しゃたい製造せいぞうされており、貫通かんつうも2010けいわせた1,250 mmの広幅ひろはば室内しつないもデコラりとなっている。くるませきじょうサハ2117,2118更新こうしんあつかいで、台車だいしゃくるませきもとが1955ねん交換こうかんしていたTS-103[23][24][注釈ちゅうしゃく 11]流用りゅうようしている。このサハと連結れんけつするデハ2707[24]、デハ2708[26]貫通かんつう広幅ひろはば改造かいぞうして4りょう編成へんせいんだ[27][注釈ちゅうしゃく 12]

おも改造かいぞう

[編集へんしゅう]

台車だいしゃかわそう

[編集へんしゅう]

1956ねんから1958ねんにかけて[注釈ちゅうしゃく 13]デハ2701 - 2704はD-16A台車だいしゃをクハ2771 - 2773、2776のTS-101A台車だいしゃ交換こうかん[2][20]、サハ2751 - 2753の雨宮あまみやせい台車だいしゃ東急とうきゅうせい新造しんぞう台車だいしゃTS-306B[注釈ちゅうしゃく 14][注釈ちゅうしゃく 15]えられている[23][32]

その昇圧しょうあつ改造かいぞうされたデニ201などへのD-16A供出きょうしゅつ[注釈ちゅうしゃく 16]や、後述こうじゅつする5070けい(1967 - 1968ねんにかけて5100けいあらためばんへの電装でんそうひん台車だいしゃ流用りゅうようおよびサハ2500・2550がたへの転用てんよう、そのの5000けい・5070けい新造しんぞう台車だいしゃともな振替ふりかえさいし、クハや転用てんようされたサハは中型ちゅうがたしゃ廃車はいしゃ発生はっせいひんであるはり式台しきだいしゃなどを一時いちじ装着そうちゃくしていたり、デハ2700がたでも台車だいしゃえがおこなわれる[注釈ちゅうしゃく 17]など、かく車両しゃりょうあいだでの交換こうかん多数たすうおこなわれた。

2700けいとしてのこったグループの台車だいしゃは、最終さいしゅうてき日本にっぽん車輛しゃりょうせいのNA-4けい東急とうきゅう車輛しゃりょうせいのTS-101および103けいという3しゅにまとめられ、転用てんよう改造かいぞうわった1972ねん時点じてんで、

  • デハ2701、2702、クハ2776、2777:TS-101・TS-101A[注釈ちゅうしゃく 18]
  • デハ2703 - 2712:NA-4・NA-4A
  • クハ2772 - 2775、2778 - 2782:TS-103・TS-103A

となっている[4][16][38]。しかしそのもデハ2706が台車だいしゃをTS-101けい交換こうかん[注釈ちゅうしゃく 19]するなど、さい末期まっきまで台車だいしゃ交換こうかんつづいた。

新宿しんじゅくえき地下ちかと1500V昇圧しょうあつともな改造かいぞう

[編集へんしゅう]

1963ねん4がつ京王けいおうせん新宿しんじゅくえき地下ちかされ、8がつには架線かせん電圧でんあつが1500Vに昇圧しょうあつされた。2700けいたいしては前年ぜんねん1962ねんなつから対応たいおう工事こうじ実施じっしされた[2][41]

  • デハ2700がたのパンタグラフを連結れんけつめんがわ移設いせつ旧来きゅうらいのパンタだい撤去てっきょ整形せいけいされ、ベンチレーターがもうけられている。理由りゆう車体しゃたいがいけている高圧こうあつ母線ぼせん連結れんけつめんがわ移設いせつすることと、さらに奇数きすうしゃ新宿しんじゅくがわ先頭せんとうしゃ)は2600けいやデハ2050かたち同様どうよう新宿しんじゅく地下ちかえき終端しゅうたんでのはしによる火災かさい事故じこ防止ぼうしのため[42]
  • 不燃ふねんのため、電動でんどうしゃデハ2700かたちゆか鋼板こうはんロンリウムりに変更へんこう
  • ヘッドライトを2とう。デハ2701 - 2710とクハ2771 - 2784はシールドビーム2とう[43][8][44][45]されたが、デハ2711 - 2724はシールドビーム2とうされた車両しゃりょう[45]と、経費けいひ節減せつげんのために車両しゃりょうからはずされた大型おおがた白熱はくねつとうべて2とうされたもの[46][47]と2つの形態けいたいかれた[注釈ちゅうしゃく 20]
  • 1~3しゃについて、4しゃ同様どうよう誘導ゆうどう無線むせん装備そうび低圧ていあつ電源でんげんよう100Vバッテリー搭載とうさい客室きゃくしつとう蛍光けいこうとう実施じっし。なお誘導ゆうどう無線むせん試験しけん導入どうにゅうしていたデハ2705 - サハ2753 - デハ2706の3りょうはすでにこれらの改造かいぞう実施じっしみであった[48]
  • 昇圧しょうあつ対策たいさくにデハ2700かたち電圧でんあつ転換てんかん装置そうち設置せっち昇圧しょうあつ工事こうじ終了しゅうりょうにははずし、その場所ばしょよわかい制御せいぎょけた。この改造かいぞう制御せいぎょ名称めいしょうはES-556Bとなった。
  • 新宿しんじゅく - 笹塚ささづかあいだ軌道きどう改良かいりょう複線ふくせん間隔かんかく拡大かくだい工事こうじ完了かんりょうともながわまど保護ほごぼう撤去てっきょ

パンタグラフの移設いせつとヘッドライトの2とう順次じゅんじおこなわれたため、パンタグラフ移設いせつまえ昇圧しょうあつむかえた車両しゃりょう[26][49]や、デハ2712[50]や2719[51]のようにパンタグラフは移設いせつしたものの、ヘッドライト1とうのまま昇圧しょうあつ営業えいぎょう運転うんてんしていた車両しゃりょう存在そんざいした。

ブレーキのHSC

[編集へんしゅう]

1967ねんから京王線けいおうせん自動じどう列車れっしゃ停止ていし装置そうち(ATS)の設置せっち開始かいしした。それにともな車両しゃりょうがわ応答おうとう速度そくどげる目的もくてきで、2600けい以降いこうのグリーンしゃもATSが全線ぜんせん使用しようされるようになった1969ねんまでに、ブレーキをAMAから電磁でんじ直通ちょくつうブレーキ(HSC)に改造かいぞうした[52]

サハ2500けいへの転用てんよう改造かいぞう

[編集へんしゅう]

京王けいおう新宿しんじゅく - 初台はつだいあいだ地下ちかと1500Vへの昇圧しょうあつ、それにともな車両しゃりょう新造しんぞう設備せつび増強ぞうきょうなどの投資とうし実施じっししていたため、デハ2011 - 2022・2061 - 2072の編成へんせいまでのサハは新造しんぞう費用ひようおさえるべく、昇圧しょうあつ困難こんなん京王けいおうでん軌時だいからの14mきゅう中形ちゅうがたしゃ電装でんそう解除かいじょして編成へんせいしていた。しかし京王けいおう社内しゃないでスモールマルティー(○に小文字こもじtれる。以下いかⓣ)と呼称こしょうされていたこれらの車両しゃりょう昭和しょうわ初期しょきせい車両しゃりょうおおく、車体しゃたいせまさや心地ごこちにも問題もんだいがあったため、早期そうき更新こうしんもとめられていた。

そこで京王けいおうは2000けいグループみの車体しゃたいなかあいだサハ、通称つうしょうラージマルティー(○に大文字おおもじTをれる。以下いか合計ごうけい24りょうを、昇圧しょうあつの1963ねんから1969ねんにかけて投入とうにゅう代替だいたいした。24りょうのうちサハ2521、2522、2571、2572の4りょう新造しんぞうしゃで、のこり2511 - 2520、2561 - 2570の20りょうは2700けい改造かいぞうして充当じゅうとうしている。これは下記かきするように昇圧しょうあつ同時どうじ登場とうじょうした5000けいぞう計画けいかくとも関連かんれんし、台車だいしゃ電装でんそうひん流用りゅうようなど複雑ふくざつうごきをともなうものとなった[34]

  • 5000けい増結ぞうけつよう2りょう編成へんせいの5070けいのうち、1963ねんから1966ねんにかけて製造せいぞうされた12編成へんせいに2700けいから各種かくしゅ機器きき流用りゅうよう
    • デハ5071 - 5082(→デハ5101 - 5112):デハ2713 - 2724を電装でんそう解除かいじょし、しゅ電動でんどうをはじめとした電装でんそうひん電動でんどう発電はつでん以外いがい)とパンタグラフを流用りゅうよう流用りゅうようする台車だいしゃはTS-101けい統一とういつしている。
    • クハ5771、5772、5774(→クハ5851、5852、5854)[37]もしくはクハ5774 - 5776(→クハ5854 - 5856)[注釈ちゅうしゃく 21]:サハ2751 - 2753のTS-306B台車だいしゃ流用りゅうよう
  • 電装でんそう解除かいじょされたもとデハや台車だいしゃ供出きょうしゅつしたクハ、さらにTS-101けい台車だいしゃいていた車両しゃりょう一部いちぶは、1500V昇圧しょうあつ廃車はいしゃされた中型ちゅうがたしゃ発生はっせいひん[注釈ちゅうしゃく 22]やサハ2650がたのTR-11Aなどに台車だいしゃ交換こうかん[注釈ちゅうしゃく 23]
  • 元々もともとちゅうあいだしゃであるサハ2750かたち5りょうくわえ、電装でんそう解除かいじょされたもとデハ2700かたち12りょうと、クハ2770がたのうち3りょう2010けいのサハ改造かいぞうし、中型ちゅうがたしゃ改造かいぞうサハ代替だいたい。デハ2700がたのうち5りょうはまずは電装でんそう解除かいじょのみを実施じっしして一旦いったんクハ2770かたち編入へんにゅうのちにサハされている。
  • 中型ちゅうがたしゃ由来ゆらい台車だいしゃのうち京王けいおうでん軌時だいからのものは老朽ろうきゅうすすんでいたため、1966ねん以降いこうに5070けいけに空気くうきばね台車だいしゃ新造しんぞうしたさい[注釈ちゅうしゃく 24]玉突たまつきで交換こうかんして淘汰とうた[注釈ちゅうしゃく 25][23]

先頭せんとうしゃから中間ちゅうかんサハへの改造かいぞうは、湘南しょうなんがた運転うんてんだい部分ぶぶんはがねたい撤去てっきょし、たいわくいっぱいまで切妻きりづまがた客室きゃくしつ延長えんちょうし、両側りょうがわ広幅ひろはば貫通かんつうもうけている[注釈ちゅうしゃく 26]。このさい車体しゃたいにリブのあるグループはリブの延長えんちょうおこなわれており、きゅうデハ2700がた改造かいぞうしゃきゅうパンタだい部分ぶぶんにベンチレーターが増設ぞうせつされていない[56]ことをのぞけば、サハ2750がた改造かいぞうしゃ区別くべつ困難こんなんである[注釈ちゅうしゃく 27]

ちょう編成へんせいともななかあいだしゃ

[編集へんしゅう]

系列けいれつへの転用てんようわった1970ねん、2010けいとの6りょう編成へんせいさい中間ちゅうかんまれるようになった車両しゃりょうのうち、デハ2706以降いこう偶数ぐうすう番号ばんごうしゃと、2700けい単独たんどく編成へんせいさい中間ちゅうかんになっていたデハ2703・デハ2704にたいし、中間なかましゃ改造かいぞうおこなわれた。目的もくてき運転うんてんだい客室きゃくしつすることで収容しゅうよう人数にんずう増加ぞうかや、貫通かんつうすることで乗客じょうきゃく移動いどう車掌しゃしょう車内しゃない巡視じゅんし強化きょうかなどをはかれるため[57]工事こうじ内容ないよう上記じょうきなかあいだサハ改造かいぞうとほぼおなじであるが、2700けい同士どうし貫通かんつうについては広幅ひろはばされていない[38]

その

[編集へんしゅう]

乗客じょうきゃくすう増加ぞうかによる混雑こんざつしょうじたまどガラス破損はそん対策たいさくとして、1957ねんせいの2000けい以降いこう採用さいようはじまった強化きょうかガラス装備そうびのアルミサッシは、2700けいふくめた在来ざいらいしゃでも採用さいようされ、戸袋とぶくろないまどはん戸袋とぶくろがわまどがわまどじゅん交換こうかんすすめられた[58]

軽量けいりょうのためにこう張力ちょうりょくこう材料ざいりょう寸法すんぽうげるといった手法しゅほう[3]つくられたほん系列けいれつは、2しゃから4しゃについてはそとばんのリブが目立めだ特徴とくちょうだった。しかしうすそとばんいたみが目立めだち、さらに京王けいおうせん規格きかく向上こうじょうでそこまで軽量けいりょうもとめる必要ひつようがなくなったことから、後年こうねんサハ2500,2550に改造かいぞうされた車両しゃりょうふくめ、そとばん交換こうかんされた車両しゃりょうは、リブが下段げだんいちほんだけになるなどの変化へんかしょうじている[59]

また京王けいおうせん車両しゃりょう規格きかく拡大かくだいすすみ、1964ねん製造せいぞうの5000けいだい7編成へんせいよりたいわく上面うわつらはば2700mm、1972ねん昭和しょうわ47ねん登場とうじょう6000けいでは都営とえい新宿しんじゅくせんよう定規じょうぎたいわく上面うわつらはば2780mmと、車体しゃたいはば順次じゅんじ拡張かくちょうされたため、2700けいもホーム隙間すきまめるステップはば順次じゅんじ拡大かくだいした。

沿革えんかく

[編集へんしゅう]

登場とうじょうから新宿しんじゅくえき地下ちかまえまで

[編集へんしゅう]

1しゃはMc-T-Mcの3りょう編成へんせいんで登場とうじょうしたが、当時とうじ京王けいおうせん設備せつび改良かいりょう工事こうじっただなかであり、2600けいの3りょう編成へんせい同様どうよう新宿しんじゅくえき - 千歳ちとせ烏山うざんえき運用うんよう使用しようされた[注釈ちゅうしゃく 28]登場とうじょうから半年はんとし以上いじょうたった1953ねん12がつ10日とおか調布ちょうふえきひがしへ300メートル移転いてん[注釈ちゅうしゃく 29]して、京王けいおう多摩川たまがわえきかう分岐ぶんききゅう曲線きょくせんじょうのポイントがはいされたことで、本線ほんせん府中ふちゅうえき多摩川たまがわ支線しせん京王けいおう多摩川たまがわえきまで運用うんようできるようになった[31][17]

そのためか2しゃはMc-Mcの2りょう編成へんせい運用うんよう開始かいししたが、沿線えんせん人口じんこう増加ぞうかによりラッシュ収容しゅうようりょく不足ふそく露呈ろていし、1954ねん1がつ25にちよりデハ2707 - デハ2708編成へんせい以外いがいの2しゃ12りょうについて、急遽きゅうきょ編成へんせいをデハ2700かたち3りょう新宿しんじゅくかた1りょうはパンタグラフをくだしてクハあつかい)[20]なおした[17]同年どうねん11がつにはクハ2770かたち導入どうにゅうされたためこの暫定ざんてい編成へんせい解消かいしょうされ、2しゃはラッシュはMc-Mc-Tc、もしくはMc-Tc-Mcの3りょう閑散かんさんMc-TcまたはMc-Mcという2りょう編成へんせいでの運用うんようとなった[6][10][60]

えき設備せつび充実じゅうじつ、そして沿線えんせん人口じんこう急増きゅうぞうこたえるかたちで、京王けいおうせんでは1955ねん10がつのダイヤ改正かいせい新宿しんじゅく - ひがし八王子はちおうじあいだ急行きゅうこうでそれまでより6ふん短縮たんしゅくした53ふんむすび、その急行きゅうこうも2700けいの3りょう編成へんせい主力しゅりょくとなった。そして4しゃぞう備された1957ねん昭和しょうわ32ねん)1がつ21にちのダイヤ改正かいせいより、朝夕あさゆうのラッシュに新宿しんじゅく - 高幡不動たかはたふどうあいだでの急行きゅうこうの4りょう編成へんせいでの運用うんようが、さらに2000けい導入どうにゅう同年どうねんまつには全線ぜんせん大型おおがたしゃの4りょう編成へんせい運転うんてんはじまった。これにわせて2700けいは2しゃ以降いこう編成へんせいみなおし、おおよそ下記かきのような編成へんせいにまとまった[48]

 
形式けいしき デハ2700 サハ2750 デハ2700
区分くぶん Mc T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2701
2703
2705
2751
2752
2753
2702
2704
2706
 
形式けいしき デハ2700 デハ2700
区分くぶん Mc Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2707
2709
2708
2710
 
形式けいしき デハ2700 クハ2770 クハ2770 デハ2700
区分くぶん Mc Tc Tc Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2711
2713
2715
2717
2719
2721
2723
2771
2773
2775
2777
2779
2781
2783
2772
2774
2776
2778
2780
2782
2784
2712
2714
2716
2718
2720
2722
2724

デハ2707 - 10は、閑散かんさんに2りょう編成へんせい運用うんようされる以外いがいにも、ラッシュ分割ぶんかつして2600けい・2700けい1しゃの3りょう編成へんせいに1りょうずつ増結ぞうけつする運用うんようがされた[20][26]。また2700けい単独たんどくのMc-Tc+Mc-Tcという4りょう編成へんせい閑散かんさんは2りょう単独たんどく走行そうこうし、さらに分割ぶんかつできることをかして休日きゅうじつ競馬けいば競輪けいりんファン輸送ゆそう対応たいおうしたぜん2りょう府中ふちゅう競馬けいばじょう正門せいもんまええきくだりうしろ2りょう京王多摩川けいおうたまがわえきぎょうという運用うんようにもいた[48]

1962ねん昭和しょうわ37ねん)1がつに5しゃサハ2りょう導入どうにゅうされると、デハ2707と2708がその2りょうんで4りょう編成へんせいされ、デハ2705の3りょう編成へんせいが、サハ2752をんでおなじく4れんんだ[42]

 
形式けいしき デハ2700 サハ2750 サハ2750 デハ2700
区分くぶん Mc T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2705
2707
2752
2754
2753
2755
2705
2708

優等ゆうとう列車れっしゃへの運用うんよう系列けいれつ転用てんよう

[編集へんしゅう]

1963ねん昭和しょうわ38ねん)4がつ1にち京王けいおうせん新宿しんじゅくえきが18メートルしゃ7りょう編成へんせい対応たいおうホームをそなえた地下ちかえきとなり、5月2にちからは17メートルきゅう車両しゃりょうによる5りょう編成へんせい新宿しんじゅく - 高幡不動たかはたふどうあいだはしした。5りょう編成へんせいむために2700けいは4がつまつに2600けいふくめて編成へんせいえた[42]。すでにヘッドライトの2とう改造かいぞう・パンタグラフ移設いせつ工事こうじ同様どうように、昇圧しょうあつ同年どうねん8がつ新型しんがたしゃ5000けい増結ぞうけつしゃとして導入どうにゅうされる5070けい3編成へんせいへの機器きき流用りゅうようと、改造かいぞうはじまっており、デハ2720、2723、2724が電装でんそう解除かいじょされ、クハ2770かたち編入へんにゅうされた[注釈ちゅうしゃく 30]

  • デハ2720、2723、2724 → クハ2785 - 2787
1963ねん4がつから8がつ3にちにかけての2700けい一部いちぶ編成へんせいひょう[49][42]
くるまばん太字ふとじが2700けい
下線かせんづけのデハ2700かたちはパンタグラフ移設いせつしゃ
形式けいしき デハ2600 サハ2650 デハ2600 デハ2700 クハ2770
区分くぶん Mc T Mc Mc Tc
車両しゃりょう番号ばんごう 2603 2652 2604 2709 2787
形式けいしき デハ2700 サハ2750 デハ2700 デハ2700 クハ2770
区分くぶん Mc T Mc Mc Tc
車両しゃりょう番号ばんごう 2703 2752 2704 2719 2779
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2700 サハ2750 デハ2700
区分くぶん Tc Mc Mc T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2778 2718
[注釈ちゅうしゃく 31]
2701 2751 2702
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2600 サハ2650 デハ2600
区分くぶん Tc Mc Mc T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2772
2784
2712
2710
2609
2607
2655
2654
2606
2608
形式けいしき デハ2700 サハ2750 サハ2750 デハ2700 デハ2600
区分くぶん Mc T T Mc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2707 2754 2755 2708 2610
形式けいしき デハ2700 クハ2770 クハ2770 デハ2700 デハ2600
区分くぶん Mc Tc Tc Mc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2715 2775 2776 2716 2602
形式けいしき デハ2600 サハ2650 デハ2600 クハ2770
区分くぶん Mc T Mc Tc
車両しゃりょう番号ばんごう 2601 2651 2605 2783

つづいて8がつ4にちの1500V昇圧しょうあつわせ、デハ2707 - 2711、2714とクハ2777 - 2781、2784の2りょう編成へんせい6ほんが、2010けいのデハ2023 - 2026・2073 - 2076をふくむ4りょう編成へんせい4ほんともに、塗装とそうを5000けいおなじアイボリーに臙脂えんじしょくたい変更へんこうした。これは同年どうねん10がつ1にちよりそれまで不定期ふていきだった特急とっきゅう毎日まいにち運転うんてん開始かいしするにあたり、5000けいだけでは運用うんようまかなえないため、5000けいしゅ電動でんどう出力しゅつりょく程度ていどしかちがいのない2010けい、そして5070けい同一どういつ性能せいのうの2700けい運用うんよう補完ほかんするためであった[注釈ちゅうしゃく 32]さらにデハ2019 - 2020・2069 - 2070をふく編成へんせいについても、んでいる代替だいたいしてアイボリー塗装とそうすることとなり、5070けい電装でんそうひん供出きょうしゅつするデハ2700がたのうち2りょう中間なかましゃし、もともと2010けい2しゃじゅんじた車体しゃたいのサハ2754 - 2755とともに2010けいサハに転用てんよう、2りょうはクハ2770かたち編入へんにゅうした。

  • デハ2717、2721 → クハ2788、2790[注釈ちゅうしゃく 33]
  • デハ2715、2716 → サハ2569、2519
  • サハ2754、2755 → サハ2570、2520

これらにくわえ、ヘッドライトのとうやパンタグラフ移設いせつ工事こうじなどもあって運用うんようから離脱りだつしている車両しゃりょうおおかったことから、下記かき昇圧しょうあつ直後ちょくご暫定ざんてい編成へんせいひょうのように状況じょうきょうおうじて編成へんせいえがおこなわれた。とくにサハ2750かたちは、サハ2751が一時いちじてきに2600けいまれて4りょう編成へんせい組成そせいし、ほかの4りょう編成へんせいからはずされてきゅうしゃ予備よびしゃ)になっていたりもした[46]

1963ねん8がつ4にちから9がつ30にちにかけての2700けい暫定ざんてい編成へんせい[46]
くるまばん太字ふとじは2700けい
形式けいしき デハ2600 サハ2650 デハ2600 デハ2700 クハ2770
区分くぶん Mc T Mc Mc Tc
車両しゃりょう番号ばんごう 2601
2605
2651
2655
2602
2606
2701
2703
2771
2773
形式けいしき デハ2600 サハ2650 デハ2600 クハ2770 デハ2700
区分くぶん Mc T Mc Tc Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2603
2607
2653
2657
2604
2608
2772
2774
2702
2704
形式けいしき デハ2600 サハ2650 サハ2750 デハ2600
区分くぶん Mc T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2609 2655 2751 2610

12月にはいってホームの延長えんちょう工事こうじ完成かんせいし、6りょう編成へんせい特急とっきゅう新宿しんじゅく - 京王けいおう八王子はちおうじあいだをそれまでの急行きゅうこうより10ふんはやい40ふんはしるようになると、2700けい2010けいときには5000けいの4れん連結れんけつ[61]して特急とっきゅう運用うんようについたほか、5070けいとも連結れんけつした4りょう編成へんせいでも運用うんようされた[46]よわかい機能きのうがなく車体しゃたいおも[62]2600けい支線しせんやローカル運用うんよう中心ちゅうしんとするなか元々もともと軽量けいりょうしゃでかつよわかい機能きのう追加ついか高速こうそく性能せいのう向上こうじょうした2700けいは、グリーンのままのこっていた車両しゃりょう2000けいや2010けいとのこんゆいで5りょう編成へんせい・6りょう編成へんせいんで本線ほんせん運用うんよう使用しようされた。

5070けいぞうつぶさによる電装でんそうひん供出きょうしゅつつづき、1964ねんあきにはデハ2722が電装でんそう解除かいじょされ、よく1965ねん3がつ就役しゅうえきする5070けい3しゃ[注釈ちゅうしゃく 34]電装でんそうひん供出きょうしゅつした。デハ2722は代替だいたいのため1964ねん11月にはサハ2568に改造かいぞうされ[64]よく1965ねんはるには貫通かんつう広幅ひろはば改造かいぞうしたサハ2751 - 2753とともに2010けいのサハとなった[注釈ちゅうしゃく 35]。これによりサハ2750かたち形式けいしき消滅しょうめつした。デハ2700がたかずが16りょうまで減少げんしょうしたのにたいし、クハ2770かたち編入へんにゅうふくめて19りょうになったため、相手あいてのいない3りょうは、2600けい編成へんせいえでねんしゅつしたデハ2600かたち編成へんせいむようになった[45]

  • デハ2722 → サハ2568
  • サハ2751 - 2753 → サハ2567、2517、2518
1965ねん4がつの2700けい基本きほん編成へんせいひょう[28][67]
くるまばん太字ふとじは2700けい・2700けい改造かいぞうしゃ
中間ちゅうかんサハは区分くぶんTが新造しんぞうまたは2700けい改造かいぞうt中型ちゅうがたしゃ改造かいぞうサハ(ⓣ)
 
備考びこう
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060 アイボリー塗装とそう
区分くぶん Tc Mc Mc T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2778
2780
2784
2708
2710
2714
2025
2023
2021
2575
2573
2571
2525
2523
2521
2075
2073
2071
形式けいしき デハ2700 クハ2770 デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060
区分くぶん Tc Mc Mc T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2707
2709
2711
2777
2779
2781
2026
2024
2022
2576
2574
2572
2526
2524
2522
2076
2074
2072
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060 グリーン塗装とそう
区分くぶん Tc Mc Mc T T Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2782 2712 2017 2567 2517 2067
備考びこう
形式けいしき デハ2700 クハ2770 デハ2010 サハ2550 デハ2060 グリーン塗装とそう
区分くぶん Mc Tc Mc Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2705
2713
2719
2775
2783
2787
2011
2013
2015
2551
2553
2555
2061
2063
2065
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2010 サハ2550 デハ2060
区分くぶん Tc Mc Mc Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2776
2788
2706
2718
2012
2014
2552
2554
2062
2064
形式けいしき デハ2700 クハ2770 デハ2000 サハ2500
または
サハ2550
デハ2050
区分くぶん Mc Tc Mc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2701
2703
2771
2773
2001
2003
2562
2510
2051
2053
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2000 サハ2500
または
サハ2550
デハ2050
区分くぶん Tc Mc Mc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2772
2774
2702
2704
2002
2004
2512
2509
2051
2053
形式けいしき クハ2770 デハ2600 デハ2000 サハ2550 デハ2050
区分くぶん Tc Mc Mc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2790
2786
2608
2610
2006
2008
2559
2561
2056
2058
形式けいしき デハ2600 クハ2770 デハ2000 サハ2500 デハ2050
区分くぶん Mc Tc Mc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2609 2785 2006 2511 2056

また1965ねんなつより、京王けいおうはグリーン塗装とそういろをライトグリーンからよりあかるいスタンリッドライトグリーン萌黄色もえぎいろ)に変更へんこうすることをめ、2700けいもグリーン塗装とそう車両しゃりょうについてえがはじまった[注釈ちゅうしゃく 36]。このえにさいしてデハ2705、2706、2712とクハ2775、2776、2782はアイボリー塗装とそうされ、2010けいと6りょう編成へんせいみ、急行きゅうこう快速かいそくなど優等ゆうとう列車れっしゃをメインに運用うんようされた。

また5070けいへの電装でんそうひん流用りゅうよう代替だいたいのための転用てんよう改造かいぞうおこなわれ、1966ねんの2がつから3がつにかけてデハ2りょうと1963ねん電装でんそう解除かいじょされてクハ2770かたち編入へんにゅうされた2りょうが、つづいて9がつにはそれまでアイボリー塗装とそうだったデハ2714をふくむ2りょう改造かいぞうされ、サハ2500かたち・2550がた編入へんにゅうされた[4]

京王けいおう車両しゃりょう運用うんよう政策せいさくじょう都合つごう[注釈ちゅうしゃく 38]から、デハ2700がたのデハ5070がたへの電装でんそうひん流用りゅうようはこの1966ねんまでに製造せいぞうされた12りょう終了しゅうりょうし、デハ2700かたちは12りょう体制たいせいになった。また5000けい・5070けいがこのとしぞう備車より、高尾線たかおせん開通かいつうともな分割ぶんかつ特急とっきゅう運用うんよう対応たいおうした連結れんけつ変更へんこう[70]や、ブレーキ方式ほうしき電磁でんじ自動じどう空気くうきブレーキ(ARSE-D)から電磁でんじ直通ちょくつうブレーキ(HSC-DもしくはHSC)への変更へんこう実施じっししたことによって、2700けいと5000けい・5070けいこんゆいられなくなった。

1967ねん10がつの2700けい基本きほん編成へんせいひょう[70]
くるまばん太字ふとじは2700けい・2700けい改造かいぞうしゃ
 
備考びこう
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060 アイボリー塗装とそう
区分くぶん Tc Mc Mc T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2776
2778
2780
2782
2706
2708
2710
2712
2026
2024
2020
2022
2576
2574
2570
2572
2526
2524
2520
2522
2076
2074
2070
2072
形式けいしき デハ2700 クハ2770 デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060
区分くぶん Tc Mc Mc T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2705
2707
2709
2711
2775
2777
2779
2781
2025
2023
2019
2021
2575
2573
2569
2571
2525
2523
2519
2521
2075
2073
2069
2071
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2700 クハ2770 クハ2770 デハ2700 グリーン塗装とそう
区分くぶん Tc Mc Mc Tc Tc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2774 2704 2703 2773 2772 2702
形式けいしき デハ2700 クハ2770 デハ2600 サハ2650 サハ2650 デハ2600
区分くぶん Mc Tc Mc T T Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2701 2771 2605 2653 2651 2602
形式けいしき デハ2600 クハ2770 デハ2600 サハ2650 クハ2770 デハ2600
区分くぶん Mc Tc Mc T Tc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2609 2787 2607 2654 2784 2604
形式けいしき クハ2770 デハ2600 デハ2600 サハ2650 サハ2650 デハ2600
区分くぶん Tc Mc Mc T T Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2786 2610 2603 2652 2655 2606
備考びこう
形式けいしき デハ2600 クハ2770 クハ2770 デハ2600 グリーン塗装とそう
区分くぶん Mc Tc Tc Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2601 2783 2790 2608

急行きゅうこう快速かいそくなど優等ゆうとう列車れっしゃをメインに運用うんようされたアイボリー塗装とそうしゃだったが、5000けいぞう備がすすみ、1968年度ねんど導入どうにゅうしゃより冷房れいぼう搭載とうさいして既存きそんしゃ改造かいぞう開始かいししたこと、同年どうねん11がつより優等ゆうとう列車れっしゃの7りょう運用うんようはじめてどう系列けいれつ運用うんよう統一とういつされたため、1968ねんまつのデハ2707 - クハ2773を皮切かわきりにグリーン塗装とそうえをはじめた。これは1971ねん5がつまでに完了かんりょうしている[71]さらに6りょう残存ざんそんしていたⓣを1968ねんまつ廃車はいしゃし、2600けい編成へんせいしていた制御せいぎょしゃ5りょうにクハ2771をくわえた6りょう中間なかましゃ改造かいぞう、1969ねん1がつづけでサハ2500かたち・2550がた編入へんにゅうして[4]一連いちれん転用てんよう終了しゅうりょうした。

  • クハ2771、2783、2784、2786、2787、2790[注釈ちゅうしゃく 37] → サハ2512(2だい)、2513、2562(2だい)、2561(2だい)、2511(2だい)、2563

最終さいしゅうてきに2700けいとしてのこったのは23りょう(デハ2701 - 2712、クハ2772 - 2782)となり、デハ2701以外いがいくるまごう末尾まつびそろえたMc-Tcの2りょう編成へんせい整理せいりされたが、すでに京王線けいおうせん運用うんようは6りょう編成へんせい主体しゅたいとなっていたことから、よく1970ねんにデハ2706以降いこう偶数ぐうすう番号ばんごうしゃと、2700けい単独たんどく編成へんせいさい中間ちゅうかんになっていたデハ2703・デハ2704にたいし、サハ改造かいぞう同様どうよう手法しゅほうちゅうあいだしゃ改造かいぞうおこなわれ、2700けいつぎのような編成へんせい運用うんようされることとなった[30]

  • 2りょう+2010けい4りょう貫通かんつう6りょう編成へんせい×4ほん[注釈ちゅうしゃく 39]
  • 4りょう×1ほん:2700けいのみの貫通かんつう4りょう編成へんせい京王けいおう八王子はちおうじがわ下記かきの2れんクハ2772 - デハ2702[30]、もしくはデハ2008 - デハ2058[72]連結れんけつした6りょう運用うんよう
  • 2りょう×5ほん:2010けい4れん八王子はちおうじがわ連結れんけつして使用しようされる。デハ2700 - クハ2770が4ほん・クハ2770 - デハ2770が1ほん
  • デハ2701:貫通かんつう閉鎖へいさして2600けい3りょう編成へんせい連結れんけつし、高尾線たかおせん動物園線どうぶつえんせんのローカル運用うんようをメインに使用しよう
1973ねん11月8にちの2700けい基本きほん編成へんせいひょう[30]太字ふとじは2700けいもしくは2700けい改造かいぞうしゃ
 
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060
区分くぶん Tc M M T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2776
2778
2780
2782
2706
2708
2710
2712
2012
2024
2020
2026
2562
2574
2570
2576
2512
2524
2520
2526
2062
2074
2070
2076
 
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2700 クハ2770 クハ2770 デハ2700
区分くぶん Tc M M Tc Tc Mc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2774 2704 2703 2773 2772 2702
 
形式けいしき デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060 クハ2770 デハ2700
区分くぶん Mc T T Mc Mc Tc
車輛しゃりょう番号ばんごう 2011
2023
2025
2021
2561
2573
2575
2571
2511
2523
2525
2521
2061
2073
2075
2071
2705
2707
2709
2711
2775
2777
2779
2761
 
形式けいしき デハ2700 デハ2600 サハ2650 デハ2600
区分くぶん Mc Mc[注釈ちゅうしゃく 40] T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2701 2609 2655 2610

1972ねん京王けいおうせんは20メートルしゃ6000けい登場とうじょうし、2700けいふくめたグリーンしゃはほぼ普通ふつう列車れっしゃ運用うんようにのみ使つかわれるようになった。この時期じきになると編成へんせいえがめったにおこなわれなくなり、2010けい八王子はちおうじがわ連結れんけつされていた2700けい4ほんたいしても運転うんてんだい撤去てっきょ中間なかましゃ改造かいぞう検討けんとうされたものの実施じっしされず、かい運転うんてんだい機器きき一部いちぶ撤去てっきょのみで終了しゅうりょうしている[76]

終焉しゅうえん

[編集へんしゅう]
さよなら運転うんてんでの2700けい1981ねん調布ちょうふえきにて撮影さつえい

6000けいぞう備で1977ねん12月1にちづけで2600けい全廃ぜんぱいされたさい、デハ2609 - サハ2655 - デハ2610と編成へんせいしていたデハ2701、さらに平日へいじつ競馬けいばじょう支線しせん単独たんどくの2りょう編成へんせい運用うんようされることがおもになっていた[38]クハ2772 - デハ2702が廃車はいしゃされた。つづいて1979ねん11月16にちづけでクハ2774 - デハ2704 - デハ2703 - クハ2773の4りょう編成へんせいとMc - Tc2りょう編成へんせいのうちデハ2711 - クハ2781以外いがいの3ほん廃車はいしゃとなった。

2010けい貫通かんつう6りょうんでいる4編成へんせいも、1981ねん2がつ20にちづけでクハ2776 - デハ2706、クハ2708 - デハ2778の4りょう編成へんせいからはずされ、クハ2781と一緒いっしょ廃車はいしゃされた[38]

最後さいごまでのこった4りょうのうち、クハ2782 - デハ2712は編成へんせいむ2010けいデハ2026編成へんせいとの6れんで1981ねん11月8にち京王けいおう相模原さがみはらせん調布ちょうふえき - 京王けいおう多摩たまセンターえきあいださよなら運転うんてん実施じっし。この運転うんてんに4りょうとも2010けいとの連結れんけつ解除かいじょして廃車はいしゃとなった。

1981ねん11月8にち 2700けいさよなら運転うんてん編成へんせいひょう
 
形式けいしき クハ2770 デハ2700 デハ2010 サハ2550 サハ2500 デハ2060
区分くぶん Tc M M T T Mc
車両しゃりょう番号ばんごう 2782 2712 2026 2576 2526 2076

このうち、さよなら運転うんてん先頭せんとうしゃだったクハ2782[注釈ちゅうしゃく 41]は、1990ねん7がつ時点じてんでは運転うんてんだいがわ車体しゃたい半分はんぶん藤沢ふじさわうち解体かいたいぎょうもの物置ものおきとして転用てんようされていた(現状げんじょう不明ふめいは、後述こうじゅつするデハ2711をのぞ解体かいたいされた。

なおほん系列けいれつ廃車はいしゃも、2010けいのサハに改造かいぞうされた車両しゃりょうのうち4りょう1984ねんまでのこっていた[4][78]。またデハ2713 - 2724がデハ5100がた(5101 - 5112)に供出きょうしゅつした制御せいぎょES-556Bは、伊予いよ鉄道てつどう700けい銚子ちょうし電鉄でんてつ3000かたちとなったどうグループが2023ねん現在げんざいでも使用しようしている[注釈ちゅうしゃく 42]

デワ220かたち

[編集へんしゅう]

デハ2711は運用うんよう離脱りだつ若葉台わかばだい検車けんしゃでしばらく保管ほかんされたのち事業じぎょうようしゃ改造かいぞうされ、デワ220かたち221となった。改造かいぞうてん下記かきとおりである[80]

  • もと連結れんけつめんがわ八王子はちおうじかた)に運転うんてんだい設置せっち乗務じょうむいんしつとびらもうけておらず、正面しょうめんまどにシールドビームぜんあきらとう尾灯びとうを2つずつけている[81]
  • パンタグラフを新設しんせつ運転うんてんだいがわ八王子はちおうじかた)から既設きせつ運転うんてんだいがわ新宿しんじゅくかた)に移設いせつし、京王線けいおうせん入線にゅうせん当時とうじ位置いちに。なお八王子はちおうじかたパンタだいあとにはベンチレーターがない。
  • 外部がいぶぬりしょく灰色はいいろ警戒色けいかいしょくたい変更へんこう
  • 台車だいしゃをNA-4AからTS-101に変更へんこう[38][82][注釈ちゅうしゃく 43]

1982ねんからデニ201とも深夜しんや工事こうじよう車両しゃりょう牽引けんいん桜上水さくらじょうすい工場こうじょうでのにゅうかわくるまなどに使つかわれていたが、使用しよう期間きかんみじか1986ねん3月16にちづけ廃車はいしゃ解体かいたいされている[78][83]

くるまれき

[編集へんしゅう]
デハ2700かたち
くるまごう 製造せいぞう年月としつき 製造せいぞうしょ 改造かいぞう1 改造かいぞう年月としつき 改造かいぞう2 改造かいぞう年月としつき 廃車はいしゃ年月としつき
デハ2701 1953ねん3がつ 日本にっぽん車輛しゃりょう         1977ねん12月1にち
デハ2702         1977ねん12月1にち
デハ2703 M 1970ねん3がつ     1979ねん11月16にち
デハ2704 M 1970ねん3がつ     1979ねん11月16にち
デハ2705         1979ねん11月16にち
デハ2706 M 1970ねん3がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2707 1953ねん10がつ[17]         1979ねん11月16にち
デハ2708 M 1970ねん3がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2709         1979ねん11月16にち
デハ2710 M 1970ねん3がつ     1981ねん12月4にち
デハ2711 デワ221 1982ねん1がつ     1986ねん3がつ10日とおか
デハ2712 M 1970ねん3がつ     1981ねん12月4にち
デハ2713 サハ2514 1966ねん10がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2714 サハ2564 1966ねん10がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2715 1953ねん12月[17] 東急とうきゅう車輛しゃりょう サハ2569 1964ねん2がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2716 サハ2519 1964ねん2がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2717 クハ2788 1964ねん2がつ サハ2516 1966ねん6がつ 1981ねん2がつ20日はつか
デハ2718 サハ2565 1966ねん6がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2719 サハ2566 1966ねん6がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2720 クハ2785 1964ねん2がつ サハ2515 1966ねん6がつ 1981ねん2がつ20日はつか
デハ2721 1956ねん9がつ クハ2790 1964ねん2がつ サハ2563 1969ねん1がつ 1984ねん3がつ30にち
デハ2722 サハ2568 1965ねん9がつ     1981ねん2がつ20日はつか
デハ2723 クハ2786 1964ねん2がつ サハ2561 1969ねん1がつ 1981ねん12月4にち
デハ2724 クハ2787 1964ねん2がつ サハ2511 1969ねん1がつ 1981ねん12月4にち
サハ2750かたち
くるまごう 製造せいぞう年月としつき 製造せいぞうしょ 改造かいぞう 改造かいぞう年月としつき 廃車はいしゃ年月としつき
サハ2751 1953ねん3がつ 東急とうきゅう車輛しゃりょう サハ2567 1965ねん9がつ 1981ねん2がつ20日はつか
サハ2752 サハ2517 1965ねん9がつ 1981ねん2がつ20日はつか
サハ2753 サハ2518 1965ねん9がつ 1981ねん2がつ20日はつか
サハ2754 1962ねん1がつ 東横ひがしよこ車輛しゃりょう サハ2570 1964ねん2がつ 1984ねん3がつ16にち
サハ2755 サハ2520 1964ねん2がつ 1984ねん3がつ16にち
クハ2770かたち
くるまごう 製造せいぞう年月としつき 製造せいぞうしょ 改造かいぞう 改造かいぞう年月としつき 廃車はいしゃ年月としつき
クハ2771 1954ねん11月 東急とうきゅう車輛しゃりょう サハ2512 1969ねん1がつ 1981ねん12月4にち
クハ2772     1977ねん12月1にち
クハ2773     1979ねん11月16にち
クハ2774     1979ねん11月16にち
クハ2775     1979ねん11月16にち
クハ2776     1981ねん2がつ20日はつか
クハ2777     1979ねん11月16にち
クハ2778 1956ねん9がつ     1981ねん2がつ20日はつか
クハ2779     1979ねん11月16にち
クハ2780     1981ねん12月4にち
クハ2781     1981ねん2がつ20日はつか
クハ2782     1981ねん12月4にち
クハ2783 サハ2513 1969ねん1がつ 1984ねん3がつ30にち
クハ2784 サハ2562 1969ねん1がつ 1981ねん12月4にち

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]

書籍しょせき

[編集へんしゅう]
  • 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 146】京王けいおう5000けい時代じだい ファンのからた33ねん株式会社かぶしきがいしゃネコ・パブリッシング、2011ねん10がつ1にちISBN 978-4-7770-5316-2 
  • 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい株式会社かぶしきがいしゃネコ・パブリッシング、2013ねん3がつ31にちISBN 978-4-7770-5339-1 
  • 宮下みやした洋一よういち へん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ株式会社かぶしきがいしゃネコ・パブリッシング、2019ねん5がつ1にちISBN 978-4-7770-2350-9 

雑誌ざっし記事きじ

[編集へんしゅう]
  • 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ 1950-60』、鉄道てつどう図書としょ刊行かんこうかい、2005ねん8がつ 
    • p.44-55 飯島いいじまただし私鉄してつ車両しゃりょうめぐり 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」※『鉄道てつどうピクトリアル』だい45ごうだい46ごうよりさいろく
    • p.60-105 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ[注釈ちゅうしゃく 44]私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(65) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」※『鉄道てつどうピクトリアル』だい171ごうだい172ごうだい174ごうだい176ごうだい177ごうよりさいろく
    • p.106-118 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(72) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ 補遺ほい」※『鉄道てつどうピクトリアル』だい197ごうよりさいろく
    • p.120-123 日本にっぽん車輛しゃりょう東京とうきょう支店してんこう張力ちょうりょくこう使つかった京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ2700かたち電動でんどうしゃ」※『電気でんきしゃ科学かがく』1953ねん4がつごうよりさいろく
    • p.144-153 読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく 1950-1960
  • ごう博治ひろじ猪俣いのまたつよし私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(97) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」『鉄道てつどうピクトリアルだい278ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1973ねん5がつ、62-72ぺーじ 
  • ごう博治ひろじ京王けいおう5000けい物語ものがたり(1)」『鉄道てつどうファン』だい268ごう交友こうゆうしゃ、1983ねん8がつ、68-74ぺーじ 
  • えきさききょう「スジをたどる=運転うんてん変遷へんせん」『鉄道てつどうピクトリアル』だい422ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1983ねん9がつ、32-40ぺーじ 
  • 京王けいおうせん70周年しゅうねん頭線かしらせん50周年しゅうねん-それぞれの時代じだい」『鉄道てつどうピクトリアル』だい422ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1983ねん9がつ、41-61ぺーじ 
  • 鉄道てつどうピクトリアル編集へんしゅう京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ車両しゃりょうめぐり」『鉄道てつどうピクトリアル』だい422ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1983ねん9がつ、121-135ぺーじ 
  • 藤田ふじた吾郎ごろう京王けいおう帝都ていと廃車はいしゃたいあれこれ」『鉄道てつどうピクトリアル』だい578ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1993ねん7がつ、82-83ぺーじ 
  • 藤田ふじた吾郎ごろう京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ形式けいしきカタログ」『鉄道てつどうピクトリアル』だい578ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1993ねん7がつ、169-192ぺーじ 
  • 高橋たかはし孝一こういちろう京王けいおう特集とくしゅう 5000けい物語ものがたり」『鉄道てつどうピクトリアル』だい578ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1993ねん7がつ、205-211ぺーじ 
  • 藤田ふじた吾郎ごろう「【特集とくしゅう京王けいおう電鉄でんてつ 京王けいおう電鉄でんてつ 主要しゅようしゃれきひょう(1992ねん4がつ現在げんざい)」『鉄道てつどうピクトリアル』だい578ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、1993ねん7がつ、243-257ぺーじ 
  • 永井ながい信弘のぶひろ名車めいしゃがんばる・京王けいおう5000けい」『鉄道てつどうファン』だい408ごう交友こうゆうしゃ、1995ねん4がつ、14-35ぺーじ 
  • 手塚てづか正雄まさお「2600かたち 最後さいご活躍かつやくころ」『鉄道てつどうピクトリアル』だい893ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、2014ねん8がつ、86-88ぺーじ 
  • 高須たかすきよし「【特集とくしゅう京王けいおう電鉄でんてつ はん世紀せいきまえ京王けいおうせん -軌道きどうから高速こうそく鉄道てつどう変身へんしんする10年間ねんかん-」『鉄道てつどうピクトリアル』だい893ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、2014ねん8がつ、121-125ぺーじ 
  • 藤田ふじた吾郎ごろう「【特集とくしゅう京王けいおう電鉄でんてつ 京王けいおう電鉄でんてつ 主要しゅようしゃれきひょう(2012年度ねんどまつ現在げんざい)」『鉄道てつどうピクトリアル』だい893ごう電気でんきしゃ研究けんきゅうかい、2014ねん8がつ、262-284ぺーじ 
  • 鈴木すずきひろし京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ グリーンしゃしのぶ くだい3湘南しょうなんがおしん参入さんにゅう京王けいおうせんデハ2700かたち」『とれいんだい531ごうエリエイ出版しゅっぱん/プレス・アイゼンバーン、2019ねん3がつ、36-41ぺーじ 
  • 鈴木すずきひろし京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ グリーンしゃしのぶ <だい4悲運ひうんはつカルダンしゃ 京王けいおうせん2000かたち」『とれいん』だい533ごう、エリエイ出版しゅっぱん/プレス・アイゼンバーン、2019ねん3がつ、18-25ぺーじ 

電子でんし資料しりょう

[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ 後述こうじゅつするように、とう系列けいれつには一時いちじちが車体しゃたいしょくになった車両しゃりょう存在そんざいする。
  2. ^ 端子たんし電圧でんあつ750V出力しゅつりょく110kW。架線かせん電圧でんあつが600Vでは90kWきゅうのモーターとなる。
  3. ^ 営団えいだん地下鉄ちかてつ1000けいきゅう台車だいしゃであるD-18を、にちしゃが1372mmよう改造かいぞうしたものとされる[6][12]
  4. ^ あな重量じゅうりょう軽減けいげん点検てんけんあなねるものとしてもうけられた。くわえてこう張力ちょうりょくこうせいにすることで鋳鋼ちゅうこうせいたいして2トン軽量けいりょうしている[11]
  5. ^ 京王けいおう社内しゃない名称めいしょうはH-1、あるいはA-1。
  6. ^ 入線にゅうせん京王けいおう年表ねんぴょうでは1953ねん3がつ[1]製造せいぞうがつ資料しりょうによって2がつ[4][2]と3がつ[16]せつがあり。
  7. ^ 製造せいぞうがつ資料しりょうによって10がつ[4][2]と12月[16]せつがあるが、前者ぜんしゃにちしゃせい後者こうしゃ東急とうきゅうせい製造せいぞうがつとされる[17]
  8. ^ 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ(1965)は2しゃ同時どうじ製造せいぞうとしているが[2]とう記事きじ参考さんこうとしたその資料しりょうはすべて1954ねん導入どうにゅうとしている。また1954ねん11月5にちに、東急とうきゅう車両しゃりょうから京王けいおうけて搬出はんしゅつされるクハ2772の写真しゃしんが、鉄道てつどうピクトリアル42ごう(1955ねん1がつごう)に掲載けいさいされている[18]
  9. ^ 製造せいぞうがつは9月[4][2][16][21]
  10. ^ 製造せいぞうがつ資料しりょうによって1がつ[4][2]と2がつ[16][21]せつがあり。
  11. ^ 宮下みやした(2019)くるまれきひょう台車だいしゃを「TS-306」と記載きさいしている[4]。しかし京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ(1967)の「オールコイルバネ台車だいしゃ しんせい当初とうしょ状況じょうきょう[23]でサハ2750かたち以外いがいにTS-306けい台車だいしゃいていた車両しゃりょうはサハ2201(→1959ねんにサハ2110にあらためばん)、2111(→1961ねんにサハ2531に改造かいぞう)の2りょうのみで、どちらもサハ2754 - 2755の就役しゅうえき時点じてん現役げんえきである。とく後者こうしゃ(サハ2531)は、1963ねん4がつさくら上水じょうすいでTS-306けい台車だいしゃいた状態じょうたいにゅうがえちゅう写真しゃしん撮影さつえいされている[25]
  12. ^ 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブは、1965ねん記事きじではクハ2777と2778もサハ入線にゅうせん貫通かんつう改造かいぞうされたと記載きさい[2]編成へんせいひょうにも反映はんえいしている[28]が、1967ねん記事きじ掲載けいさいされた編成へんせいひょうではクハ - デハあいだ貫通かんつうせまはば記載きさい[29]している。ごう猪俣いのまた(1973)掲載けいさいの1973ねん11月の編成へんせいひょうでも、同様どうよう貫通かんつうせまはばとなっている[30]。クハの2りょう貫通かんつう改造かいぞうされた実績じっせきがあるのか、デハの貫通かんつうがいつ復元ふくげんされたかについてはほん記事きじ参考さんこう資料しりょうには記載きさいがない。
  13. ^ デハ2701 - サハ2751 - デハ2702は1957ねん9がつ走行そうこう写真しゃしんで、デハもサハも台車だいしゃ交換こうかんおこなわれていることがわかる[31]
  14. ^ TS-103[22]外見がいけんはかなりているが、台車だいしゃわくもうけられたあなすくない。さら台車だいしゃブレーキされており、外見がいけんじょう台車だいしゃわくにブレーキシリンダーが装着そうちゃくされているてん特徴とくちょう[32][33]
  15. ^ TS-306けい台車だいしゃはサハ2750かたちけにつくられた3両分りょうぶんと、中型ちゅうがたしゃけにつくられた2両分りょうぶん存在そんざいする[23]後者こうしゃ中型ちゅうがたしゃ使つかわれていた時期じきには台車だいしゃブレーキシリンダーがなかった[25]が、ごうひろし)(1983)流用りゅうようさきとしているクハ5771[34]、5772[33]写真しゃしん永井ながい(1995)流用りゅうようさきとしているクハ5775、5776の写真しゃしん[35]のいずれも、台車だいしゃにブレーキシリンダーが付加ふかされているのが確認かくにんできる。なおほん記事きじでは京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ(1967)永井ながい(1995)鈴木すずき(2013)ならい、中型ちゅうがたしゃけを「TS-306A」・サハ2750かたちけを「TS-306B」とする。
  16. ^ 京王線けいおうせん中型ちゅうがたしゃ電装でんそうひんは1500V昇圧しょうあつ困難こんなんなため、継続けいぞく使用しようされることになったデニ201などの貨車かしゃデハ220かたちは、1500Vの頭線かしらせんデハ1560かたちデハ1711デハ1760かたちなどから電装でんそうひん流用りゅうようした。そのさいしゅ電動でんどう日立製作所ひたちせいさくしょHS-267D)の寸法すんぽうてきした台車だいしゃであるD-16Aが必要ひつようになった。
  17. ^ たとえば1966ねんにはデハ2703、2704がデハ2713、2714のさいして、TS-101A台車だいしゃからNA-4Aに交換こうかん実施じっししている[36]。また宮下みやした(2019)P.51では、1967ねんにNA-4A、1968ねんにはふたたびTS-101けい装着そうちゃくしているデハ2701の写真しゃしん掲載けいさいされている[8]
  18. ^ 永井ながい(1995)はTS-101Aは7両分りょうぶんすべてが5070けい流用りゅうようされ、頭線かしらせんからの転用てんようしゃ使つかわれているとしている[37]ため、TS-101もしくはTS-101Bであるということになるが、ごう猪俣いのまた(1973)鈴木すずき(2013)記載きさいしたがう。
  19. ^ 1979ねん代田橋だいたばしえき撮影さつえいされた写真しゃしん[39]引退いんたい直前ちょくぜんの1980ねん百草もぐさえん付近ふきん走行そうこうする写真しゃしん[40]で、台車だいしゃわくあながない・オイルダンパがないという特徴とくちょうつTS-101けいいていることがわかる。
  20. ^ 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ(1965)[28]およ宮下みやした(2019)[45]によれば、1965ねん4がつ時点じてんで2700けいぞくしていた車両しゃりょうのうち、デハ2711 - 2714、2718、2719,2722、クハ2790が白熱はくねつとう2とうだった。
  21. ^ 5000けい登場とうじょう当時とうじ京王けいおう車両しゃりょう在職ざいしょくしていたごう博治ひろじ[53]は、『鉄道てつどうファン』1983ねん8がつごうへの寄稿きこうで、クハ5771と5772の台車だいしゃはサハ2201(→1959ねんにサハ2110にあらためばん)、2111(→1961ねんにサハ2531に改造かいぞう)の台車だいしゃ(TS-306A)を改造かいぞうして流用りゅうようしたと説明せつめいしている[54]永井ながい鈴木すずき(2013)[55]も、クハ5771 - 5776のうちクハ5773以外いがいの5りょうにTS-306けい台車だいしゃ流用りゅうようされているとしており、ごう説明せつめいどおりであればのこり3りょうのTS-306けい台車だいしゃがサハ2751 - 2753よりの流用りゅうよう判断はんだんされる。
  22. ^ デハ2125かたちデハ2150かたちなどに由来ゆらいする雨宮あまみや製作所せいさくしょせいA-2、川崎かわさき車輛しゃりょうせいK-1、デハ2400かたち由来ゆらいする日本にっぽん車輛しゃりょうせいD-14などにくわえ、サハ2110かたちが1955ねん以降いこう老朽ろうきゅう台車だいしゃ更新こうしん装着そうちゃくしたTS-103もふくむ。
  23. ^ 新造しんぞうされた4りょう同様どうよう台車だいしゃはTR-11やTS-103などを流用りゅうようしており、1966ねん以降いこう玉突たまつきで交換こうかんしている。
  24. ^ 2700けい改造かいぞうサハには、新造しんぞうグループと同様どうよう新造しんぞう台車だいしゃえた車両しゃりょうもある。
  25. ^ このさい2700けい由来ゆらい台車だいしゃ一部いちぶ流用りゅうようもともどされた。ただしデハ5075 - 5082から発生はっせいしたTS-101けい台車だいしゃは、1967ねん頭線かしらせんから転用てんようされたデハ1400かたち、デハ1800がたなどに装着そうちゃくされた[55][37]
  26. ^ サハへの改造かいぞうおな手法しゅほうで1970ねんちゅうあいだしゃ改造かいぞうされたデハ2710について、鈴木すずき(2013)桜上水さくらじょうすい工場こうじょう改造かいぞうちゅう写真しゃしん掲載けいさいしている[38]
  27. ^ 2700けいとほぼどう時期じき登場とうじょうし、前面ぜんめん湘南しょうなんがたしゅ電動でんどうにも共通きょうつうせいがある京急けいきゅう600がた初代しょだい)→400かたち440グループ、470グループも、ちょう編成へんせいさいして同様どうよう改造かいぞう実施じっしされたが、京急けいきゅうちゅうあいだしゃ改造かいぞうたいわく先端せんたん切除せつじょしたためにきゅう運転うんてんだいがわ明瞭めいりょうである。
  28. ^ 1954ねん時点じてん八幡山はちまんやまえきはホームの延長えんちょう工事こうじちゅうだったため、2600けいと2700けいの3りょう編成へんせい各駅かくえき停車ていしゃでも「八幡山はちまんやまえき通過つうか」の標識ひょうしきして通過つうかしていた。
  29. ^ 2012ねん地下ちかされるまでの位置いち。なお地下ちかえきはそのまま直下ちょっかつくられているのでおな位置いちにある。
  30. ^ 電装でんそうひんはデハ5071 - 5073へ流用りゅうようされた。台車だいしゃについては3りょうともTS-101B、2しゃのデハ5074がTS-101で落成らくせいしており[37][55]、デハ2720(TS-101装備そうびの2しゃ)とつづいて電装でんそう解除かいじょされたデハ2721(TS-101B装備そうびの4しゃ)とのあいだえ、もしくは流用りゅうようじゅんわったものとかんがえられる。
  31. ^ 鈴木すずき(2013)編成へんせいひょうではこの車両しゃりょうも2708とかれている[42]どうひょうでクハ2779がデハ2719とんでいることや、宮下みやした(2019)編成へんせいひょう[26]からデハ2718の誤植ごしょく判断はんだんした。
  32. ^ 5000けいと2010けいはカルダン駆動くどう、5070けいと2700けいつるしかけ駆動くどうだが、京王けいおうでは駆動くどう方式ほうしきにかかわらず連結れんけつ・ブレーキシステム(ただしつるしかけ駆動くどうしゃ電気でんき制動せいどうなし)を統一とういつして普通ふつうこんゆいできるようにしていた。これは1989ねん平成へいせい元年がんねん)3がつに、2700けいから電装でんそうひん流用りゅうようした5100けいつるしかけ駆動くどうしゃ淘汰とうたされるまでつづいた。
  33. ^ 「クハ2770かたち」を名乗なのった車輛しゃりょう新造しんぞうしゃ14りょう改造かいぞうしゃ5りょう存在そんざいするが、クハ2790は唯一ゆいいつヘッドライトの2とう白熱はくねつとうおこなわれた車両しゃりょうである[2][45]
  34. ^ このぞう備で5000けいと5070けいかく8編成へんせいとなり、新宿しんじゅく - 京王けいおう八王子はちおうじあいだ特急とっきゅう列車れっしゃは5000けいだけで運用うんようできるようになった[63]
  35. ^ 4りょう改造かいぞう年月日ねんがっぴは1965ねん9がつ[4][65]となっているが、すで同年どうねん5がつ編成へんせいまれている姿すがた目撃もくげきされている[66]
  36. ^ 鈴木すずき(2013)はデハ2713 - クハ2783が最初さいしょえられた[65]としているが、当時とうじ読者どくしゃ投稿とうこう[68]ではデハ2703 - クハ2773となっている。
  37. ^ a b 太字ふとじ電装でんそう解除かいじょされたもとデハ2700がた
  38. ^ 5070けい電装でんそうひん流用りゅうようしゃとした背景はいけいひとつが、5000けいのシステムそのままで1M1Tの2りょう編成へんせいとする場合ばあい、MM'ユニットを解放かいほうして使用しようするMしゃ電気でんき制動せいどう使つかえないなど制約せいやくしょうじて不便ふべんというものがあったが[69]、この時点じてん優等ゆうとう列車れっしゃの7れん(1968ねん11月1にちより実施じっし)と新造しんぞうする5070けいのMc-M-Tcの3りょう編成へんせい計画けいかくしていたこと、(t)のえがすすんで(T)転用てんようのための電装でんそう解除かいじょ発生はっせいしないこと、そして特急とっきゅうしゃとして5000けいおなあしまわりにする、などの理由りゆう
  39. ^ 2700けい連結れんけつするがわのデハ2010かたち4りょうが、同様どうよう完全かんぜんなかあいだ電動でんどうしゃ改造かいぞうされた。
  40. ^ T車代くるまだいようになっていた[73]ため、パンタグラフは降下こうかした状態じょうたい走行そうこうしていた[74][75]
  41. ^ 藤田ふじた吾郎ごろうくるまれきひょうでクハ2781としている[77][78]誤植ごしょくである。藤田ふじた自身じしん現地げんちで「2782」と番号ばんごう確認かくにんできる写真しゃしん撮影さつえいしている[79]
  42. ^ 1,067 mm軌間きかん伊予いよ鉄道てつどう譲渡ゆずりわたされたため、台車だいしゃしゅ電動でんどう東武とうぶ2000けい小田急おだきゅう2220けい由来ゆらいするものに交換こうかんされ、駆動くどう方式ほうしきカルダン駆動くどう変更へんこうされている。
  43. ^ 営業えいぎょう運転うんてん離脱りだつ直後ちょくごのデハ2711の写真しゃしん[82]では、NA-4けい特徴とくちょうである台車だいしゃわく側面そくめん複数ふくすうあなひらいている台車だいしゃ装着そうちゃくしているが、デワ221改造かいぞう台車だいしゃはそのようなあながない。
  44. ^ 1965ねん当時とうじ京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ社員しゃいんだったいえさと伸夫のぶおどうむらひろし中本なかもと雅博まさひろ永井ながい信弘のぶひろごう博治ひろじ出崎でさきひろし高橋たかはしたかし一郎いちろう神村かみむら信夫しのぶの8めい[84]

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c d 京王けいおう電鉄でんてつ『2022ねん京王けいおうハンドブック』 p.108 「年表ねんぴょう
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ電車でんしゃめぐり(65) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ だい3 車両しゃりょう各論かくろん」 p.89-91
  3. ^ a b c 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 日本にっぽん車輛しゃりょう東京とうきょう支店してんこう張力ちょうりょくこう使つかった京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ2700かたち電動でんどうしゃ」(1953) p.121
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.122
  5. ^ 戦後せんご復興ふっこう発展はってん.3”. 京王けいおう電鉄でんてつ. 2021ねん1がつ28にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2022ねん9がつ7にち閲覧えつらん
  6. ^ a b c d e f g h 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 飯島いいじまただし 「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」(1955) p.53
  7. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.18、p.50
  8. ^ a b c 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.51
  9. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 日本にっぽん車輛しゃりょう東京とうきょう支店してんこう張力ちょうりょくこう使つかった京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ2700かたち電動でんどうしゃ」(1953) p.123
  10. ^ a b 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.6
  11. ^ a b 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 日本にっぽん車輛しゃりょう東京とうきょう支店してんこう張力ちょうりょくこう使つかった京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ2700かたち電動でんどうしゃ」(1953) p.122
  12. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ電車でんしゃめぐり(65) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ だい2 車両しゃりょう総論そうろん」 p.83
  13. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ車輛しゃりょうアルバム-1950~60」 p.29
  14. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.18、p.122
  15. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.14
  16. ^ a b c d e 鉄道てつどうピクトリアル』278ごう(1973ねん5がつごうごう博治ひろじ猪俣いのまたつよし私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(97) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」 p.70-72 旅客りょかくしゃ一覧いちらんひょう(1973ねん2がつ28にち現在げんざい
  17. ^ a b c d e 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく」 p.144
  18. ^ a b 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく」 p.145
  19. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.18
  20. ^ a b c d 鉄道てつどうピクトリアル』893ごう(2019ねん8がつごう高須たかすきよし「【特集とくしゅう京王けいおう電鉄でんてつ はん世紀せいきまえ京王けいおうせん -軌道きどうから高速こうそく鉄道てつどう変身へんしんする10年間ねんかん-」 p.121-125
  21. ^ a b 鉄道てつどうピクトリアル』422ごう(1983ねん9がつごう高橋たかはし孝一こういちろう私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(123) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」 p.164-171 現有げんゆう車輛しゃりょうしょもとひょう
  22. ^ a b 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.56
  23. ^ a b c d e 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(72) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ 補遺ほい p.110-112
  24. ^ a b 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく」 p.147
  25. ^ a b 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.42
  26. ^ a b c d 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.126
  27. ^ 『とれいん』531ごう(2019ねん3がつごう鈴木すずきひろし京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ グリーンしゃしのぶ くだい3湘南しょうなんがおしん参入さんにゅう京王けいおうせんデハ2700かたち」 p.36
  28. ^ a b c 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ電車でんしゃめぐり(65) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ だい2 車両しゃりょう総論そうろん」 p.76
  29. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(72) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ 補遺ほい p.108
  30. ^ a b c d 鉄道てつどうピクトリアル』278ごう(1973ねん5がつごうごう博治ひろじ猪俣いのまたつよし私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(97) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」p.62-63
  31. ^ a b 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.15
  32. ^ a b 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.57
  33. ^ a b 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 146】京王けいおう5000けい時代じだい ファンのからた33ねん p.9
  34. ^ a b 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ電車でんしゃめぐり(65) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ だい3 車両しゃりょう各論かくろん」 p.94
  35. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 146】京王けいおう5000けい時代じだい ファンのからた33ねん p.14
  36. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(72) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ 補遺ほい p.114
  37. ^ a b c d 鉄道てつどうファン』408ごう(1995ねん4がつごう永井ながい信弘のぶひろ名車めいしゃがんばる・京王けいおう5000けい」 p.26
  38. ^ a b c d e f 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.24
  39. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.52
  40. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.25
  41. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく」 p.146
  42. ^ a b c d e 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.20
  43. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.50
  44. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.54
  45. ^ a b c d e 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.55
  46. ^ a b c d 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.21
  47. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.53
  48. ^ a b c 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.17
  49. ^ a b 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.8
  50. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.18
  51. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ車輛しゃりょうアルバム-1950~60」 p.21
  52. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』278ごう(1973ねん5がつごうごう博治ひろじ猪俣いのまたつよし私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(97) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」p.64
  53. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 146】京王けいおう5000けい時代じだい ファンのからた33ねん p.10
  54. ^ 鉄道てつどうファン』268ごう(1983ねん8がつごうごう博治ひろじ京王けいおう5000けい物語ものがたり(1)」 p.72
  55. ^ a b c 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 146】京王けいおう5000けい時代じだい ファンのからた33ねん p.19
  56. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.43
  57. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』278ごう(1973ねん5がつごうごう博治ひろじ猪俣いのまたつよし私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(97) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ」p.65
  58. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ電車でんしゃめぐり(65) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ だい2 車両しゃりょう総論そうろん」 p.79
  59. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.54、P.64-67
  60. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.16
  61. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』422ごう(1983ねん9がつごう)「京王けいおうせん70周年しゅうねん頭線かしらせん50周年しゅうねん-それぞれの時代じだい」 p.47
  62. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ電車でんしゃめぐり(65) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ だい2 車両しゃりょう総論そうろん」 p.88
  63. ^ 鉄道てつどうファン』408ごう(1995ねん4がつごう永井ながい信弘のぶひろ名車めいしゃがんばる・京王けいおう5000けい」 p.21
  64. ^ 『とれいん』531ごう(2019ねん3がつごう鈴木すずきひろし京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ グリーンしゃしのぶ くだい3湘南しょうなんがおしん参入さんにゅう京王けいおうせんデハ2700かたち」 p.38
  65. ^ a b 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.23
  66. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく」 p.150
  67. ^ 『とれいん』533ごう(2019ねん5がつごう鈴木すずきひろし京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ グリーンしゃしのぶ <だい4悲運ひうんはつカルダンしゃ 京王けいおうせん2000かたち」 p.23
  68. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく」 p.151
  69. ^ 鉄道てつどうファン』268ごう(1983ねん8がつごうごう博治ひろじ京王けいおう5000けい物語ものがたり(1)」 p.71
  70. ^ a b 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 京王けいおう帝都ていとレールファンクラブ「私鉄してつ車両しゃりょうめぐり(72) 京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ 補遺ほい p.109-110
  71. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』578ごう(1993ねん7がつごう高橋たかはし信一郎しんいちろう京王けいおう特集とくしゅう 5000けい物語ものがたり」p.207
  72. ^ 『とれいん』531ごう(2019ねん3がつごう鈴木すずきひろし京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ グリーンしゃしのぶ くだい3湘南しょうなんがおしん参入さんにゅう京王けいおうせんデハ2700かたち」 p.39
  73. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』893ごう(2019ねん8がつごう手塚てづか正雄まさお「2600かたち 最後さいご活躍かつやくころ」 p.87
  74. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.46
  75. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.22
  76. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.44
  77. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』578ごう(1993ねん7がつごう藤田ふじた吾郎ごろう京王けいおう電鉄でんてつ 主要しゅようしゃれきひょう(1992ねん4がつ)」 p.247
  78. ^ a b c 鉄道てつどうピクトリアル』893ごう(2019ねん8がつごう藤田ふじた吾郎ごろう京王けいおう電鉄でんてつ 主要しゅようしゃれきひょう(2012年度ねんどまつ)」 p.262-284
  79. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』578ごう(1993ねん7がつごう藤田ふじた吾郎ごろう京王けいおう帝都ていと廃車はいしゃたいあれこれ」p.83
  80. ^ 鉄道てつどうピクトリアル』422ごう(1983ねん9がつごう鉄道てつどうピクトリアル編集へんしゅう京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ車両しゃりょうめぐり」 p.128
  81. ^ 鈴木すずきひろし『【RM LIBRARY 163】京王線けいおうせんグリーンしゃ時代じだい p.26
  82. ^ a b 鉄道てつどうピクトリアル』578ごう(1993ねん7がつごう藤田ふじた吾郎ごろう京王帝都電鉄けいおうていとでんてつ形式けいしきカタログ」p.180
  83. ^ 宮下みやした洋一よういちへん鉄道てつどう車輌しゃりょうガイド Vol.30 京王けいおう帝都ていとのグリーンしゃ』(2019) p.107
  84. ^ 鉄道てつどうピクトリアル アーカイブスセレクション9 京王けいおう電鉄でんてつ1950-60』 「読者どくしゃ短信たんしん京王けいおう電鉄でんてつ記録きろく」 p.104

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]