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博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょ

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博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょ
博多南はかたみなみえきホームから博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょ構内こうない 地図
基本きほん情報じょうほう
くに 日本の旗 日本にっぽん
鉄道てつどう事業じぎょうしゃ 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう
帰属きぞく組織そしき 新幹線しんかんせん鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶ
所属しょぞく略号りゃくごう みきハカ
車両しゃりょう基地きち概要がいよう
敷地しきち面積めんせき 501,783 m2
配置はいちりょうかず
電車でんしゃ 1023りょう
合計ごうけい 1023りょう
備考びこう 2021ねん4がつ1にち現在げんざいのデータ
敷地しきち面積めんせき有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこくしょ[1]
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博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょ周辺しゅうへん空中くうちゅう写真しゃしん(2018ねん4がつ撮影さつえい写真しゃしん
国土こくど交通省こうつうしょう 国土こくど地理ちりいん 地図ちず空中くうちゅう写真しゃしん閲覧えつらんサービス空中くうちゅう写真しゃしんもと作成さくせい
博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょ全景ぜんけい(2009ねん10がつ18にち

博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょ(はかたそうごうしゃりょうしょ)は、西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう(JR西日本にしにほん)の新幹線しんかんせん車両しゃりょう配置はいちされている車両しゃりょう基地きちおよび車両しゃりょう工場こうじょうである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

山陽新幹線さんようしんかんせん博多はかたえきまで全線ぜんせん開業かいぎょうする前年ぜんねん1974ねん昭和しょうわ49ねん)に当時とうじ日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう国鉄こくてつ)により開設かいせつされた新幹線しんかんせんよう車両しゃりょう基地きちである。山陽新幹線さんようしんかんせん付随ふずいする唯一ゆいいつ総合そうごう車両しゃりょう基地きちである。

開設かいせつ当時とうじ山陽新幹線さんようしんかんせんにとどまらず、まだ計画けいかく段階だんかいだった九州きゅうしゅう新幹線しんかんせん車両しゃりょう基地きちとしても利用りようされること想定そうていしていた。しかし国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえいにより山陽新幹線さんようしんかんせんと(とう車両しゃりょうしょふくむ)関連かんれん施設しせつがJR西日本にしにほん承継しょうけいされた一方いっぽうで、その建設けんせつはじまった九州きゅうしゅう新幹線しんかんせん運営うんえい主体しゅたい九州旅客鉄道きゅうしゅうりょかくてつどう(JR九州きゅうしゅう)となり、九州きゅうしゅう新幹線しんかんせん車両しゃりょう基地きちとう車両しゃりょうしょとは別途べっともうけられることになった。2004ねん平成へいせい16ねん)のしんはちだい以南いなん部分ぶぶん開業かいぎょう川内せんだいえき隣接りんせつした川内かわうち新幹線しんかんせん車両しゃりょうセンター暫定ざんていてき車両しゃりょう基地きちとなり(全般ぜんぱん検査けんさ鹿児島かごしま総合そうごう車両しゃりょうしょまで輸送ゆそうされておこなわれた)、2011ねん平成へいせい23ねん3がつ全線ぜんせん開業かいぎょうは、あらたに熊本くまもとえき南方なんぽう熊本くまもと総合そうごう車両しゃりょうしょ建設けんせつされている。

組織そしき[編集へんしゅう]

本所ほんじょ[編集へんしゅう]

博多はかたえきみなみやく9kmの場所ばしょ位置いちしている。敷地しきちきた半分はんぶん福岡ふくおかけん春日かすがみなみ半分はんぶん福岡ふくおかけん那珂川なかがわにまたがっている(事務所じむしょ那珂川なかがわがわにあるため、所在地しょざいち那珂川なかがわ中原東なかばるひがし2丁目ちょうめとなっている)。地元じもとでは地名ちめいにちなみ「那珂川なかがわ新幹線しんかんせん基地きち」とぶこともある。構内こうない一角いっかく1990ねん平成へいせい2ねん開設かいせつ博多南線はかたみなみせん博多南はかたみなみえきがあり(駅舎えきしゃ春日かすががわにあるため、えき住所じゅうしょ春日かすが上白水かみしろうず8丁目ちょうめとなっている)、ほん車両しゃりょうしょへの出入でいり列車れっしゃ利用りようして営業えいぎょう運転うんてんおこなわれている。九州きゅうしゅう新幹線しんかんせん本線ほんせんとはとう車両しゃりょうしょ北側きたがわ福岡ふくおかみなみ弥永やなが4丁目ちょうめ分岐ぶんきする構造こうぞうとなっているが、JR西日本にしにほんとJR九州きゅうしゅう管理かんり境界きょうかい博多はかたえき構内こうないではなくこの場所ばしょとなっている。

本所ほんじょでは、全般ぜんぱん検査けんさ台車だいしゃ検査けんさ交番こうばん検査けんさ仕業しわざ検査けんさおよびATC特性とくせい検査けんさなどの各種かくしゅ車両しゃりょうけんおさむおこなう。総務そうむ車両しゃりょう技術ぎじゅつ試験しけん設備せつび構内こうない運転うんてん電車でんしゃセンター・台車だいしゃセンター・運用うんようセンターの各科かっかかくセンターにかれており、3センターが現場げんば作業さぎょうおこなっている。また博多はかたえき構内こうないには博多はかたえきホーム派出はしゅつがあり、九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんふくめた博多はかたえき折返おりかえ運転うんてんおこな列車れっしゃ折返おりかえ検査けんさとうおこなっている。

着発ちゃくはつせん21せんくみがえでんとめ通路つうろせん9せんけんおさむせん7せん台車だいしゃ振替ふりかえせん2せん車輪しゃりん研削けんさくせん2せんそなえている[2]

岡山おかやま支所ししょ[編集へんしゅう]

岡山おかやま支所ししょ

岡山おかやまけん岡山おかやまきた北長瀬本きたながせほんまちにある車両しゃりょう基地きちで、開所かいしょ当初とうしょ大阪おおさかだいいち運転うんてんしょ岡山おかやま支所ししょとしていたが、国鉄こくてつ分割ぶんかつ民営みんえい大阪おおさかだいいち運転うんてんしょげん大阪おおさか仕業しわざ検査けんさ車両しゃりょうしょ)が東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう(JR東海とうかい)の組織そしきとなったことから、独立どくりつした組織そしきである岡山おかやま新幹線しんかんせん運転うんてんしょとなっていた。こうした経緯けいいから、民営みんえい増設ぞうせつした部分ぶぶんのぞいて土地とちがJR東海とうかいからの借地しゃくちとなっている[3]

けんおさむせん2せんでんとめせん14せんそなえており、17番線ばんせん通路つうろせん)からは岡山おかやま保守ほしゅ基地きちすることができる[4]おも業務ぎょうむ新幹線しんかんせん車両しゃりょう交番こうばん検査けんさ仕業しわざ検査けんさ臨時りんじ検査けんさ、ATC特性とくせい検査けんさなどである。 現在げんざい車両しゃりょう配置はいちはなく、運転うんてん車掌しゃしょう配置はいちもない。

広島ひろしま支所ししょ[編集へんしゅう]

広島ひろしま支所ししょ
広島ひろしま支所ししょ全景ぜんけい

広島ひろしまけん広島ひろしまひがしにある車両しゃりょう基地きちで、開所かいしょ当初とうしょ独立どくりつした組織そしきである広島ひろしま新幹線しんかんせん運転うんてんしょであった。芸備線げいびせん矢賀やがえき北側きたがわにあり、とう基地きちへの回送かいそうせん広島ひろしまえき東側ひがしがわ岡山おかやまり)で上下じょうげ本線ほんせんはさまれて単線たんせん分岐ぶんきしている。

開設かいせつ当初とうしょけんおさむせん2せん留置とめおきせん8せん試運転しうんてんせん1せん引上せん1せんそなえていた[5]おも業務ぎょうむ新幹線しんかんせん車両しゃりょう仕業しわざ検査けんさ臨時りんじ検査けんさ広島ひろしまえき発着はっちゃく車両しゃりょう早朝そうちょう深夜しんやたいにおける夜間やかん留置とめおきなどである。開所かいしょ当初とうしょ仕業しわざ検査けんさせん2せん着発ちゃくはつ収容しゅうようせん9せんぜん11せんで、すべて16りょう編成へんせい対応たいおうだった。2010ねん平成へいせい22ねん)3がつ隣地りんち広島ひろしま運転うんてんしょ矢賀やが派出所はしゅつじょでんとめせん跡地あとち活用かつようで、あらたに着発ちゃくはつ収容しゅうようせん9せん増設ぞうせつされた。増設ぞうせつされたせんは、12 - 17番線ばんせんは8りょう編成へんせいに、18 - 20番線ばんせんは16りょう編成へんせい対応たいおうになっている。したがって、現在げんざいけんおさむせん2せん留置とめおきせん8せん試運転しうんてんせん1せん着発ちゃくはつ収容しゅうようせん9せん陣容じんようになっている。 かつては912かたちディーゼル機関きかんしゃ配置はいちされていたが、現在げんざい貨車かしゃのみ配置はいちされている。

かつては運転うんてん配置はいちもあったが、乗務じょうむいん部門ぶもん別途べっと広島ひろしま新幹線しんかんせん運転うんてんしょとして広島ひろしまえき構内こうないかれている。

北緯ほくい3424ふん24びょう 東経とうけい13230ふん06びょう / 北緯ほくい34.406544 東経とうけい132.501585 / 34.406544; 132.501585

配置はいち車両しゃりょう車体しゃたいしるされる略号りゃくごう[編集へんしゅう]

新幹線しんかんせん鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶ略号りゃくごうである「みき」と、博多はかた電報でんぽう略号りゃくごうである「ハカ」から構成こうせいされた「みきハカ」となっている。

配置はいち車両しゃりょう[編集へんしゅう]

現在げんざい車両しゃりょう[編集へんしゅう]

JR西日本にしにほん所属しょぞく山陽新幹線さんようしんかんせんよう車両しゃりょう全車ぜんしゃ本所ほんじょ配置はいちされている(一部いちぶ事業じぎょうよう車両しゃりょう登記とうきじょう本所ほんじょ所属しょぞくのまま管内かんない各駅かくえき常駐じょうちゅうしている)。運用うんようてきには、東海道新幹線とうかいどうしんかんせんとの直通ちょくつう運用うんようきょうされる16りょう編成へんせいと、九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんとの直通ちょくつう運用うんようきょうされる8りょう編成へんせい山陽新幹線さんようしんかんせんない限定げんていして運用うんようされる8りょう編成へんせいかれている。

東海道とうかいどう山陽さんよう九州きゅうしゅう新幹線しんかんせん系統けいとうきょうされる車両しゃりょうのうち、JR九州きゅうしゅうのみが保有ほゆうする800けい電車でんしゃ以外いがいぜん系列けいれつとう車両しゃりょうしょ配置はいちされている。

2024ねんれい6ねん3月14にち現在げんざい配置はいち車両しゃりょう以下いかのとおり[6]

ほかにもくるませき抹消まっしょうされているが、新幹線しんかんせん100けい電車でんしゃの2かいちゅうあいだしゃ(168-3009・179-3009)が保存ほぞんされている。

2024ねん以降いこうには保存ほぞん車両しゃりょう解体かいたい相次あいついでおり、2がつには0けい1000番台ばんだい先頭せんとうしゃ(22-1047)が、3月にはWIN350先頭せんとうしゃ(500-906)が解体かいたいされている。

営業えいぎょうよう現行げんこう[編集へんしゅう]

  • 500けい電車でんしゃ(48りょう
    • 7000番台ばんだい組成そせいされる8りょう編成へんせい(V編成へんせい)6ほん(V2 - V4、V7 - V9編成へんせい)が在籍ざいせきし、山陽新幹線さんようしんかんせんないの「こだま」で運用うんようされている。
    • 当初とうしょは0番台ばんだいの16りょう編成へんせい(W編成へんせい)9ほん(W1 - W9編成へんせい)が配置はいちされ東京とうきょう直通ちょくつうの「のぞみ」に優先ゆうせんてき充当じゅうとうされていたが、300けいや700けい座席ざせき配置はいちやドア位置いちことなることから運用うんようじょう問題もんだいがあったことやN700けいN編成へんせい登場とうじょう当時とうじ山陽新幹線さんようしんかんせんないのこだまとして運用うんようされていた0けいR編成へんせい老朽ろうきゅうとうにより、2007ねん平成へいせい19ねん)11月からW1編成へんせいのぞいて順次じゅんじV編成へんせい改造かいぞう短縮たんしゅくされ、2010ねん2がつ28にちもって「のぞみ」運用うんよう東海道新幹線とうかいどうしんかんせん区間くかんからは撤退てったいした。V編成へんせい改造かいぞうされなかったW1編成へんせい2014ねん平成へいせい26ねん3月28にち全車ぜんしゃ廃車はいしゃされ、W編成へんせい消滅しょうめつした。
    • W1編成へんせい博多はかたかた先頭せんとうしゃである1号車ごうしゃ(521-1)は2016ねん平成へいせい28ねん)に開業かいぎょうした京都きょうと鉄道てつどう博物館はくぶつかん保存ほぞん展示てんじされることとなり、整備せいびおよびさい塗装とそううえ、2014ねん12月10にち深夜しんや博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょから搬出はんしゅつされた。その号車ごうしゃ解体かいたいされたが、東京とうきょうかた先頭せんとうしゃである16号車ごうしゃ(522-1)は解体かいたいまぬかれ、2015ねんあきごろ日立製作所ひたちせいさくしょかさ事業じぎょうしょ搬出はんしゅつされた[7]
  • 700けい電車でんしゃ(128りょう
    • 7000番台ばんだい組成そせいされる8りょう編成へんせい(E編成へんせい16ほん(E1 - E16編成へんせい)が在籍ざいせきし、山陽新幹線さんようしんかんせんない専用せんようとして「ひかりレールスター」と「こだま」で運用うんようされている。
    • 当初とうしょは3000番台ばんだい16りょう編成へんせい15ほん(B編成へんせい、B1 - B15編成へんせい)が配置はいちされ、当初とうしょ東海道新幹線とうかいどうしんかんせん直通ちょくつうようとして東京とうきょう - 博多はかたあいだの「ひかり」として運用うんようされ、その2003ねん10がつ改正かいせいの「のぞみだい増発ぞうはつ」にともない、東京とうきょう - 山陽さんよう直通ちょくつうの「のぞみ」での運用うんようがメインとなったが、N700けい16りょう編成へんせい登場とうじょうともない、その東京とうきょう - 岡山おかやまあいだの「ひかり」、東京とうきょう - 新大阪しんおおさかあいだ岡山おかやま - 博多はかたあいだの「こだま」運用うんよう中心ちゅうしんとなっていき、末期まっき東海道新幹線とうかいどうしんかんせんないの「こだま」や山陽新幹線さんようしんかんせん区間くかんでは1にち1往復おうふく「ひかり」でも使用しようされていた。 2017ねん平成へいせい29ねん)9がつよりN700けいF編成へんせいぞうつぶさにより廃車はいしゃ開始かいしされ、2020ねん3がつ13にちをもって定期ていき運用うんよう離脱りだつした[8]。その波動はどうよう車両しゃりょうとしてB4編成へんせいのこされ、500けいV編成へんせい代走だいそうにも充当じゅうとうされたが、2021ねん2がつ28にちづけ除籍じょせきされ[9]、その解体かいたいされた。
    • 300けいF編成へんせいえのためにJR東海とうかいより0番台ばんだい16りょう編成へんせい8ほん(C編成へんせい、C11 - 18編成へんせい)が移籍いせきしたが、N700けいF編成へんせい(4000番台ばんだい)のぞうつぶさともない、2017ねん2がつまでにすべて廃車はいしゃされた。
  • N700けい電車でんしゃN700Sけい電車でんしゃ(856りょう[10]
    • 2013ねん平成へいせい25ねん)12月に運用うんよう開始かいししたN700A4000番台ばんだいの16りょう編成へんせい(F編成へんせい)24ほん(F1 - 24編成へんせい)、3000番台ばんだいからの改造かいぞうしゃであるN700a5000番台ばんだいの16りょう編成へんせい(K編成へんせい)16ほん(K1 - 16編成へんせい)、7000番台ばんだい組成そせいされる8りょう編成へんせい(S編成へんせい)19ほん(S1 - 19編成へんせい)、N700Sけい3000番台ばんだいの16りょう編成へんせい(H編成へんせい)4ほん(H1 - H4編成へんせい)が在籍ざいせきする。
    • F編成へんせい・K編成へんせい・H編成へんせいおも東海道とうかいどう山陽新幹線さんようしんかんせん直通ちょくつうの「のぞみ」「ひかり」のほか、間合まあ運用うんようとして小倉おぐら - 博多はかたあいだの「こだま」でも運用うんようされる。東海道新幹線とうかいどうしんかんせん区間くかんないの「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」でも運用うんようされる。
    • S編成へんせい2008ねん平成へいせい20ねん)に量産りょうさん先行せんこうしゃ1ほん配備はいびされ、試験しけん走行そうこう実施じっししていた。2010年度ねんどに8ほんぞう備され、2011ねん3がつ12にちから山陽さんよう九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんの「みずほ」「さくら」や一部いちぶの「ひかり(現在げんざい定期ていき運用うんようはなく、臨時りんじでの運用うんようとなっている)」「こだま」で運用うんようされている。さらどう年度ねんどには10ほん追加ついかぞう備された。運用うんよう関係かんけいじょう九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんないのみの「さくら」「つばめ」にも充当じゅうとうされている。

事業じぎょうよう現行げんこう[編集へんしゅう]

過去かこ車両しゃりょう[編集へんしゅう]

営業えいぎょうよう[編集へんしゅう]

  • 0けい電車でんしゃ
    • ひかりよう16りょう編成へんせいのN・NH・H編成へんせいや「ウエストひかりよう12りょう編成へんせいのSK編成へんせい、「ウエストひかり」・「こだま」よう6りょう編成へんせいのR編成へんせい (R0 - R31) とWR編成へんせい (R51 - R54・R61 - R68) 、4りょう編成へんせいのR編成へんせい (R51 - R53) とQ編成へんせい (Q1 - Q6) などおおくの編成へんせい配置はいちされていた。
    • 2008ねん6がつ以降いこうは6りょう編成へんせい3ほん (R61・R67・R68) のみが配置はいちされていたが、同年どうねん11がつ定期ていき運用うんようから離脱りだつし、その12がつ営業えいぎょう運転うんてん終了しゅうりょうし、2009ねん平成へいせい21ねん1がつ23にちまでに全車ぜんしゃ廃車はいしゃとなった。
    • R61・R67・R68編成へんせい営業えいぎょう運転うんてん終了しゅうりょうまえきゅう塗装とそう変更へんこうされていた。
  • 100けい電車でんしゃ
    • 当初とうしょは3000番台ばんだいとして「グランドひかりようの16りょう編成へんせい9ほん(V1 - V9編成へんせい)が配置はいちされ、1996ねん平成へいせい8ねん)から1997ねん平成へいせい9ねん)にかけて0番台ばんだいの16りょう編成へんせい7ほん(G1 - G7編成へんせい)がJR東海とうかいから転入てんにゅうした。なお、G編成へんせい車体しゃたい編成へんせい記号きごうこそGのままだったが、0けいのNH編成へんせい運用うんようえたため、新幹線しんかんせん運行うんこう管理かんりシステム(コムトラック)ないでは「N編成へんせい」として認識にんしきされていた。
    • その、G編成へんせいはすべて廃車はいしゃされ、V編成へんせいは「こだま」ようの4りょう編成へんせい12ほん(P1 - P12編成へんせい)と6りょう編成へんせい10ほん(K51 - 60編成へんせい)に改造かいぞうされた。P編成へんせいは2011ねん3がつ、K編成へんせい2012ねん平成へいせい24ねん)3がつのダイヤ改正かいせい営業えいぎょう運転うんてん終了しゅうりょうした。なお、K編成へんせい一部いちぶ(K53 - 55編成へんせい)は営業えいぎょう運転うんてん終了しゅうりょうまえきゅう塗装とそう変更へんこうされていた。
    • →500けいW1編成へんせい同様どうように、K54編成へんせい新大阪しんおおさかかた先頭せんとうしゃである6号車ごうしゃ整備せいびさい塗装とそううえ、W1編成へんせい同日どうじつ博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょから搬出はんしゅつされた。
  • 300けい電車でんしゃ
    • 3000番台ばんだいの16りょう編成へんせい(F1 - F9編成へんせい)が配置はいちされていた。
    • 当初とうしょおも東京とうきょう-山陽さんよう直通ちょくつうの「のぞみ」として運用うんようされていたが、700けい登場とうじょう次第しだい東京とうきょう - 岡山おかやまあいだの「ひかり」、東京とうきょう - 新大阪しんおおさかあいだ岡山おかやま - 博多はかたあいだの「こだま」運用うんよう中心ちゅうしんとなっていった。2012ねん3がつのダイヤ改正かいせいで100けいとともに営業えいぎょう運転うんてん終了しゅうりょうした。
    • F1 - F6編成へんせい東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどう浜松はままつ工場こうじょう廃車はいしゃ回送かいそうされて解体かいたいされた。

事業じぎょうよう[編集へんしゅう]

歴史れきし[編集へんしゅう]

一般いっぱん公開こうかい[編集へんしゅう]

毎年まいとし10月鉄道てつどう付近ふきんに「新幹線しんかんせんふれあいデー」としょうして一般いっぱん公開こうかい実施じっしされる。かつては「新幹線しんかんせんサマーファミリーフェア」としょうして7がつ20日はつか前後ぜんご一般いっぱん公開こうかい新幹線しんかんせん車両しゃりょう試乗しじょうかい実施じっししていたが、2005ねん発生はっせいした福知山ふくちやません脱線だっせん事故じこ影響えいきょう同年どうねん以降いこう中止ちゅうしされ、2008ねんから開催かいさい時期じきを10月とし、一般いっぱん公開こうかいのみとして再開さいかいしているが、2020ねん新型しんがたコロナウイルスが発生はっせいした影響えいきょうで、同年どうねんと2021ねん中止ちゅうしされ、2022ねん従来じゅうらいどおり10がつ開催かいさいというかたちもどったが、同年どうねん以降いこう抽選ちゅうせん当選とうせんしたほうのみ入場にゅうじょうというかたちになった。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ だい34有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこくしょ 46ぺーじ (PDF) - 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう
  2. ^ 博多はかた総合そうごう車両しゃりょうしょ概要がいようインターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう福岡ふくおか支社ししゃ
  3. ^ 新幹線しんかんせんEX』No.54、p.44、イカロス出版いかろすしゅっぱん、2020ねん1がつ21にち発売はつばい
  4. ^ 川島かわしま令三けいぞう編著へんちょ山陽さんよう九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんライン - 全線ぜんせんぜんえきぜん配線はいせん講談社こうだんしゃ、2011ねん、p.25。ISBN 978-4-06-270073-3
  5. ^ 川島かわしま令三けいぞう編著へんちょ山陽さんよう九州きゅうしゅう新幹線しんかんせんライン - 全線ぜんせんぜんえきぜん配線はいせん講談社こうだんしゃ、2011ねんISBN 978-4-06-270073-3
  6. ^ ジェー・アール・アールへん『JR電車でんしゃ編成へんせいひょう』2021なつ 交通こうつう新聞しんぶんしゃ、2021ねん、p.126-131,421。ISBN 9784330025216
  7. ^ 「「確認かくにん試験しけんしゃ」とはどのような車両しゃりょうなのか?」『新幹線しんかんせんEX』通巻つうかん47ごうイカロス出版いかろすしゅっぱん、2018ねん、47ぺーじ 
  8. ^ ジェー・アール・アールへん『JR電車でんしゃ編成へんせいひょう』2021ふゆ ジェー・アール・アール、交通こうつう新聞しんぶんしゃ、2020ねん、pp.126 - 131。ISBN 9784330082202
  9. ^ ジェー・アール・アールへん『JR電車でんしゃ編成へんせいひょう』2021なつ 交通こうつう新聞しんぶんしゃ、2021ねん、p.359。ISBN 9784330025216
  10. ^ JR西日本にしにほんではN700けいとN700Sけいどういち形式けいしきとしてあつかっているため、ほんこうでもそれにしたがう。
  11. ^ 『JR電車でんしゃ編成へんせいひょう '06ふゆごう』ジェー・アール・アール、2005ねん、p.332ぺーじISBN 4-88283-044-2 
  12. ^ JR東海とうかい博物館はくぶつかん仮称かしょう展示てんじ車両しゃりょう (PDF) - 東海旅客鉄道とうかいりょかくてつどうプレスリリース 2009ねん7がつ24にち
  13. ^ a b 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく1985ねん、p.1195
  14. ^ a b c 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく、1985ねん、p.1197
  15. ^ 当初とうしょ同年どうねん3がつから台車だいしゃ検査けんさ開始かいし予定よていであったが、要員よういんれなどのおくれから4がつより検査けんさ開始かいしとなった(『東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん』p.1197より)。
  16. ^ 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく、1985ねん、p.1199
  17. ^ 当初とうしょは1975ねん10がつから全般ぜんぱん検査けんさ開始かいし予定よていであった(『東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん』p.1181より)。
  18. ^ a b 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく、1985ねん、p.1201
  19. ^ 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく、1985ねん、p.1203
  20. ^ 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく、1985ねん、p.1204
  21. ^ 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく、1985ねん、p.1205
  22. ^ 東海道とうかいどう 山陽新幹線さんようしんかんせんじゅうねん日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう新幹線しんかんせん総局そうきょく、1985ねん、p.1207
  23. ^ 『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ情報じょうほう』'87年版ねんばん ジェー・アール・アール 1987ねん
  24. ^ 新幹線しんかんせん安全あんぜんせい向上こうじょうみについて”. 西日本旅客鉄道にしにほんりょかくてつどう. (2018ねん3がつ30にち). オリジナルの2018ねん4がつ3にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180403101448/http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/03/page_12198.html 

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

座標ざひょう: 北緯ほくい3330ふん41.7びょう 東経とうけい13026ふん23.8びょう / 北緯ほくい33.511583 東経とうけい130.439944 / 33.511583; 130.439944