新幹線しんかんせんE1けい電車でんしゃ

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新幹線しんかんせんE1けい電車でんしゃ
E1けい新幹線しんかんせんM6編成へんせい
(2004ねん11月 大宮おおみやえき
基本きほん情報じょうほう
運用うんようしゃ 東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう
製造せいぞうしょ 川崎重工業かわさきじゅうこうぎょう日立製作所ひたちせいさくしょ
製造せいぞうねん 1994ねん - 1995ねん
製造せいぞうすう 6編成へんせい72りょう
運用うんよう開始かいし 1994ねん7がつ15にち[1]
引退いんたい 2012ねん10がつ28にち(さよなら運転うんてん
投入とうにゅうさき 東北とうほく上越新幹線じょうえつしんかんせん
主要しゅようしょもと
編成へんせい 12りょう編成へんせい (6M6T[2])
軌間きかん 1,435 mm
電気でんき方式ほうしき 交流こうりゅう25,000V 50Hzへるつ
架空かくう電車でんしゃせん方式ほうしき
最高さいこう運転うんてん速度そくど 240 km/h[2]
起動きどう加速度かそくど 1.6 km/h/s[2]
減速げんそく常用じょうよう 0 - 70km/h:2.69 km/h/s[3]
118km/h:2.23 km/h/s[3]
240km/h:1.05 km/h/s[3]
編成へんせい定員ていいん けい1,235めい(102めい[2]
()ないはグリーンしゃ
編成へんせい重量じゅうりょう 692.3 t
編成へんせいちょう 302 m[2]
全長ぜんちょう 26,050 mm(先頭せんとうしゃ[2]
25,000 mm(中間なかましゃ[2]
全幅ぜんぷく 3,380 mm[2]
ぜんこう 4,485 mm[2]
車体しゃたい 普通ふつうこうせい
台車だいしゃ SUミンデンしきボルスタレス台車だいしゃ
DT205(電動でんどうしゃ
TR7003(付随ふずいしゃ
しゅ電動でんどう さんそう交流こうりゅう誘導ゆうどう電動でんどうMT204
しゅ電動でんどう出力しゅつりょく 410 kW × 4
駆動くどう方式ほうしき WN駆動くどう方式ほうしき
歯車はぐるま 19:69=1:3.63[4]
編成へんせい出力しゅつりょく 9,840 kW[2]
制御せいぎょ方式ほうしき VVVFインバータ制御せいぎょ (GTO)
制動せいどう装置そうち 回生かいせい併用へいよう電気でんき指令しれいしき空気くうきブレーキおう荷重かじゅう装置そうちき)
保安ほあん装置そうち ATC-2がたDS-ATC
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新幹線しんかんせんE1けい電車でんしゃ(しんかんせんE1けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(JR東日本ひがしにっぽん)に在籍ざいせきしていた新幹線しんかんせん車両しゃりょうである。

概要がいよう[編集へんしゅう]

増加ぞうかする新幹線しんかんせん通勤つうきんきゃく着席ちゃくせき定員ていいん確保かくほ目的もくてきとして開発かいはつされた車両しゃりょうで、新幹線しんかんせんでははじめて編成へんせいちゅうぜん車両しゃりょう2かいけん車両しゃりょう設計せっけいされた[5]1994ねん平成へいせい6ねん)3がつから1995ねん平成へいせい7ねん)11がつまで12りょう編成へんせい6ほん(72りょう)が製造せいぞうされた。

Multi Amenity ExpressをりゃくしたMaxという車両しゃりょう愛称あいしょうがある。試運転しうんてん時点じてんではこの愛称あいしょうまっておらず、暫定ざんていてきDouble Decker ShinkansenをりゃくしたDDS形式けいしき称号しょうごうである「E1」が表記ひょうきされたロゴステッカー車体しゃたい側面そくめんけされていた[5]

設計せっけい時点じてんでは600けい形式けいしき称号しょうごう付与ふよする予定よていであり、JR東日本ひがしにっぽん発表はっぴょうしたプレスリリースにも記載きさいされていた[6]。その、JR東日本ひがしにっぽん新幹線しんかんせん車両しゃりょう番号ばんごうづけばん方法ほうほう変更へんこうしたため、東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう株式会社かぶしきがいしゃ英文えいぶん社名しゃめい表記ひょうきEast Japan Railway CompanyEastひがし)の頭文字かしらもじって「E1けい」の形式けいしき称号しょうごう付与ふよすることになった[7]。そのため、600けい欠番けつばんとなった。

試運転しうんてんのロゴ
リニューアルまえのロゴマーク

車両しゃりょう概説がいせつ[編集へんしゅう]

車体しゃたい[編集へんしゅう]

設計せっけい当時とうじ技術ぎじゅつでは2かいての構造こうぞうにしたとき車体しゃたい強度きょうど心配しんぱいされたため、車体しゃたい普通ふつうこうせい製造せいぞうされた。現在げんざいのところ最後さいご普通ふつうこうせい新幹線しんかんせん電車でんしゃである[ちゅう 1]

外観がいかんのデザインコンセプトは「グランド&ダイナミック」(動的どうてき雄大ゆうだいな)をかかげ、先頭せんとう部分ぶぶんは2かいてのボリュームをかしながら、騒音そうおんほろ気圧きあつ対策たいさく考慮こうりょしたエアロダイナミックノーズとなっている[5][8][9]しんせい当時とうじ車体しゃたい塗装とそううえ半分はんぶんがスカイグレーした半分はんぶんがシルバーグレー車体しゃたい側面そくめんおびがピーコックグリーンというものであった[5]

内装ないそう[編集へんしゅう]

「ハイクオリティ&アメニティ」(高水準こうすいじゅん快適かいてきさ)をデザインコンセプトにかかげてデザインされている[8][9]

通勤つうきん通学つうがく輸送ゆそうをはじめとする東北とうほく上越新幹線じょうえつしんかんせん需要じゅよう増加ぞうか対応たいおうするべく、速度そくどよりも大量たいりょう輸送ゆそうおもきをいた設計せっけいがなされている。そのため、ぜん車両しゃりょう2かいけん車両しゃりょうとされた。自由じゆうせきとして使用しようされる車両しゃりょうの1 - 4号車ごうしゃの2かい座席ざせき車内しゃない販売はんばいおこなわないことを前提ぜんてい通路つうろはば極限きょくげんまでめることにより、よこ3+3配列はいれつ構造こうぞう実現じつげんした。座席ざせきはば窓側まどがわ通路つうろがわ420mm、中央ちゅうおうせきは440mmを確保かくほしているが、中央ちゅうおう肘掛ひじかけがない構造こうぞうであるためよこ3+2れつ座席ざせきくらべて相当そうとうせまい。また座席ざせき構造こうぞう問題もんだいからリクライニング機能きのうがついていない回転かいてんクロスシートであるが、もたれの角度かくどをある程度ていどリクライニングした状態じょうたい同様どうようかたむけた状態じょうたい固定こていしている。また、 2 - 4号車ごうしゃ新潟にいがたかたデッキには、壁面へきめん収納しゅうのうされた補助ほじょせき通称つうしょう:ジャンプシート)が2せきずつ設置せっちされている[10] 。この設計せっけいにより、1編成へんせい座席ざせき定員ていいんは1,235めいと200けいH編成へんせい16りょう匹敵ひってきする座席ざせきすう確保かくほした。

トイレは2りょうに1かしょ割合わりあい設置せっちしており、男性だんせいよう小便しょうべんしょ1洋式ようしき便所べんじょ2洗面せんめんだい1から構成こうせいされる[11]。8号車ごうしゃ普通ふつうしゃ)・9号車ごうしゃ(グリーンしゃ)の2かいせきには車椅子くるまいす対応たいおう座席ざせきがあり、車椅子くるまいす固定こてい装置そうち用意よういされている[12]。また、2かいせきへの階段かいだんには車椅子くるまいすよう昇降しょうこうリフトが設置せっちされているほか、デッキには車椅子くるまいす対応たいおう便所べんじょ設置せっちされている[12]車椅子くるまいす対応たいおう便所べんじょ出入口でいりぐち自動じどうドアで、室内しつないにはベビーベッドそなえている[11]

行先ゆくさき表示ひょうじ

側面そくめん行先いきさき表示ひょうじは、400けい先行せんこう試作しさくしゃとはまったことなるタイプの3しょくLEDを採用さいようし、表示ひょうじ列車れっしゃ種別しゅべつ指定していせき/自由じゆうせき行先いきさき交互こうご表示ひょうじする方式ほうしきとなった。この方式ほうしきはこれ以後いごのJR東日本ひがしにっぽん新幹線しんかんせん車両しゃりょう標準ひょうじゅんとなり、座席ざせき表示ひょうじいたっては2014ねん登場とうじょうしたE7けいまでのすべての車両しゃりょうにも採用さいようされている。

2かいてとしたことによる定員ていいん増加ぞうか対応たいおうするために、きゃくようとびらは1,050mm(200けいは700mm)とひろ設定せっていされている[8]

9号車ごうしゃには女性じょせい専用せんよう多目的たもくてきしつがあり、室内しつないには洗面せんめんだい、ベビーベッド、りたたみしき座席ざせきなどがあり、化粧けしょう着替きがえ、乳幼児にゅうようじへの授乳じゅにゅうやおむつ交換こうかんなどに対応たいおうしている[12]。10号車ごうしゃには業務ぎょうむようしつがあり、座席ざせき兼用けんようのベッドがあり、車椅子くるまいす利用りようしゃ利用りようにも対応たいおうしている[12]

階段かいだんおおいためにワゴンサービスによる車内しゃない販売はんばい困難こんなんなため、代替だいたいとして8号車ごうしゃ売店ばいてんを、2号車ごうしゃ・6号車ごうしゃ・10号車ごうしゃ自動じどう販売はんばい設置せっちした[12]。このうち、2号車ごうしゃ・6号車ごうしゃ自動じどう販売はんばい弁当べんとう販売はんばい対応たいおうした[12]。ただし、利用りようじょうきょうわる弁当べんとうれや交換こうかん面倒めんどうだったこともあってか、のちに撤去てっきょされている。

空調くうちょう装置そうち三菱電機みつびしでんきせいで、AUえーゆー813がた(ただし、先頭せんとうしゃ運転うんてんだいりはべつ形式けいしきAUえーゆー814がた。43.6 kW・37,500 kcal/h)をかく車両しゃりょうりょうはし天井てんじょうに1ずつ搭載とうさいしている(集約しゅうやく分散ぶんさんしき・1りょうあたり2[13][14]。2かい車両しゃりょうは、2かいしつと1かいしつ空調くうちょう条件じょうけんおおきくことなり、どういち制御せいぎょ空調くうちょうでは適切てきせつ車内しゃない環境かんきょう提供ていきょうできない[13]。このため、1空調くうちょう装置そうちは2かいしつと1かいしつ、それぞれ個別こべつ空調くうちょう制御せいぎょ可能かのうとなっている[13]空調くうちょう制御せいぎょは、年間ねんかんぜん自動じどう空調くうちょう制御せいぎょ方式ほうしきとしており、車内しゃない温度おんどつきごとに設定せっていした基準きじゅん温度おんどらしわせ、ファジィ制御せいぎょにより最適さいてき空調くうちょう選択せんたくする[13]

写真しゃしんはすべてリニューアルまえ内装ないそう
前面ぜんめん形状けいじょう
(2001ねん1がつ

主要しゅよう機器きき[編集へんしゅう]

2かい車両しゃりょう床下ゆかした各種かくしゅ機器きき配置はいちすることが困難こんなんであるため、床下ゆかした機器きき汚物おぶつタンク、みずタンク、空気くうき圧縮あっしゅくしゅ電動でんどう電動でんどう送風そうふう蓄電池ちくでんちなどにとどめ、あるじ変圧へんあつしゅ変換へんかん装置そうち補助ほじょ電源でんげん装置そうちくるまはし床上ゆかうえ搭載とうさいする[15][8]機器ききしつ室内しつないとは気密きみつかべによって仕切しきり、気密きみつがいとしている[8]

走行そうこう機器ききくるまはし床上ゆかうえ搭載とうさい

4りょう (T+M1+M2+T) で1ユニットを構成こうせいし、M1しゃしゅ変換へんかん装置そうち補助ほじょ電源でんげん装置そうちを、M2しゃしゅ変圧へんあつしゅ変換へんかん装置そうち搭載とうさいする。

しゅ回路かいろ制御せいぎょにはJR東日本ひがしにっぽん新幹線しんかんせん電車でんしゃでははじめて可変かへん電圧でんあつ可変かへん周波数しゅうはすう制御せいぎょ(VVVF制御せいぎょ)が採用さいようされた。しゅ変換へんかん装置そうち (CI2)は、GTOサイリスタ素子そし(4,500 V - 4,000A)を使用しようした2レベルコンバータ + 2レベルインバータで構成こうせいされている[16]しゅ回路かいろ機器きき三菱電機みつびしでんき日立製作所ひたちせいさくしょ東芝とうしばの3しゃ製造せいぞうしている[14][16][17]くるまはし搭載とうさいするしゅ変換へんかん装置そうちはコンバータとインバータかれており、きゃくよう通路つうろはさんだ左右さゆう側面そくめん搭載とうさいしている[16]。それぞれよこはば2,000 mm、たかさ1,930 mm、奥行おくゆき950 mm、コンバータとインバータわせたそう重量じゅうりょうは2,300 kgである[16]冷却れいきゃく方式ほうしき屋根やねじょうより送風そうふうによって冷却れいきゃくふうれ、強制きょうせいふうひやおこなっている[16]

しゅ変圧へんあつ (TM208) は強制きょうせいふうひやしき採用さいようし、3,730kVAの容量ようりょうそなえる[18]

あるじ電動でんどう (MT204) はかごがたさんそう誘導ゆうどう電動でんどう採用さいようし、連続れんぞくていかく出力しゅつりょくを410kWに増強ぞうきょうした[19]。これによって、編成へんせいでのMTが1:1でありながらも、200けい同等どうとう起動きどう加速度かそくど1.6km/h/sを確保かくほしている。

ほん系列けいれつでは400けいモニタ装置そうちをさらに発展はってんさせた東芝とうしばせいの「MON7がたモニタ装置そうち」を採用さいようしている[20][21]伝送でんそうには伝送でんそう速度そくどは 96 kbps をゆうするひかりファイバー使用しようしており、乗務じょうむいん支援しえん機能きのう、サービス機器きき制御せいぎょ、データ記録きろく機能きのうくるまじょう試験しけん機能きのうゆうしている[20][21]ほん系列けいれつでは列車れっしゃ番号ばんごう設定せってい機能きのう採用さいよう車両しゃりょう情報じょうほう一元化いちげんか、さらにくるまじょう試験しけん機能きのう充実じゅうじつさせており、検査けんさ工程こうてい効率こうりつ実現じつげんしている[20][21]

補助ほじょ電源でんげん装置そうち(SIV)は東洋電機製造とうようでんきせいぞうで、パワートランジスタ使用しようした高周波こうしゅうはリンク変換へんかん方式ほうしき採用さいようした[22]しゅ変圧へんあつさんまきせん電源でんげんとし、出力しゅつりょく電圧でんあつ安定あんてい交流こうりゅう 100 V、50Hzへるつ(30 kVA)、蓄電池ちくでんち充電じゅうでん室内しつないとう制御せいぎょ電源でんげんよう直流ちょくりゅう100V(45 kW)、安定あんていした交流こうりゅう100 V、50Hzへるつ(12 kVA)である[22]。1編成へんせいで3だい搭載とうさいしており、通常つうじょうは1だいのSIVが4両分りょうぶん供給きょうきゅうするが、1だい故障こしょうした場合ばあいには、隣接りんせつするSIVが8両分りょうぶん供給きょうきゅうする[22]機器きき冷却れいきゃくよう送風そうふう(ブロアー)を設置せっちしている(強制きょうせいふうひや方式ほうしき[22]

電動でんどう空気くうき圧縮あっしゅくはMH1114-TC2000Aを採用さいようする[19]

台車だいしゃは、ゴム併用へいようばんバネしきボルスタレス台車だいしゃである[3]電動でんどう台車だいしゃはDT205、付随ふずい台車だいしゃはTR7003としょうし、重量じゅうりょうはDT205が8,500 kg、TR7003が8,000 kgである[3]車輪しゃりんみちじくは200けい同値どうちである(それぞれ910mm、2,500mm)[23]基礎きそブレーキはかく車輪しゃりんディスクブレーキそなえており(1だいしゃ4)、付随ふずい台車だいしゃのみかくじく2まいのディスクブレーキを併用へいようする[3]かく台車だいしゃヨーダンパそなえている[3]

ブレーキシステムは回生かいせいブレーキ併用へいよう電気でんき指令しれいしき空気くうきブレーキであり、回生かいせいブレーキはJR東日本ひがしにっぽん新幹線しんかんせん車両しゃりょうでははつ採用さいようとなった。付随ふずいしゃのブレーキシステムは空気くうきブレーキのみであり、300けいなどの付随ふずいしゃ採用さいようされたうず電流でんりゅうしきディスクブレーキ装置そうち重量じゅうりょう電動でんどうしゃ誘導ゆうどう電動でんどうよりかさむことと、高速こうそくいきからの減速げんそくでは電動でんどうしゃ回生かいせいブレーキで付随ふずいしゃのブレーキりょく負担ふたんするおく制御せいぎょ導入どうにゅうした[8]ことから、ほん系列けいれつおよび以後いご登場とうじょうするJR東日本ひがしにっぽん新幹線しんかんせん車両しゃりょうでは採用さいようしていない。

しゅうでん装置そうちは200けい同様どうようしたわく交差こうさがたパンタグラフが採用さいようされた[15]。PS201と呼称こしょうされる[15]しゅうでんぶね架線かせん接触せっしょくする部分ぶぶん)が可動かどうしきとなった微動びどうすりばん採用さいようしたことにより架線かせん追従ついしょうせい向上こうじょうし、たいわくをFRPせいにすることで誘導ゆうどう障害しょうがい低減ていげんはかった[24]。さらに、降雪こうせつ対策たいさくとして押上おしありょくを5.5kgから7.5kgまで向上こうじょうさせた[24]車体しゃたい車両しゃりょう限界げんかいいちはいつくられているためパンタグラフカバーはなく、パンタグラフ設置せっち屋根やね一段いちだんひくくなっている[15]

形式けいしきおよび車種しゃしゅ[編集へんしゅう]

ほん系列けいれつぞくするかく形式けいしきめいとその車種しゃしゅ以下いかのとおり。

奇数きすう形式けいしき偶数ぐうすう形式けいしき2りょうずつ、けい4りょう電動でんどうしゃ (M) 2りょう付随ふずいしゃ (T) 2りょう)のT+M1+M2+Tで1ユニットを構成こうせいする。

番台ばんだい区分くぶんは2かい部分ぶぶんが3+3れつシートとなっている1 - 4号車ごうしゃは「100番台ばんだい」、売店ばいてんのある8号車ごうしゃは「200番台ばんだい」、その車両しゃりょうは「0番台ばんだい」である[5]

E1けい(M1 - M6編成へんせい運用うんよう終了しゅうりょう編成へんせいひょう[25][26]
 
東京とうきょう
新潟にいがた
号車ごうしゃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
形式けいしき 1号車ごうしゃ
E153
(T1c)
2号車ごうしゃ
E155
(M1)
3号車ごうしゃ
E156
(M2)
4号車ごうしゃ
E158
(T1)
5号車ごうしゃ
E159
(T2)
6号車ごうしゃ
E155
(M1)
7号車ごうしゃ
E156
(M2)
8号車ごうしゃ
E158
(Tpk)
9号車ごうしゃ
E148
(Tps)
10号車ごうしゃ
E145
(M1s)
11号車ごうしゃ
E146
(M2s)
12号車ごうしゃ
E154
(T2c)
番台ばんだい 100番台ばんだい 0番台ばんだい 200番台ばんだい 0番台ばんだい
座席ざせき 普通ふつうしゃ グリーンしゃ 普通ふつうしゃ
普通ふつうしゃ
定員ていいん 86 121 121 135 124 110 110 91 75 91 91 80
重量じゅうりょう 56.2t 59.2t 61.2t 53.7t 53.6t 59.2t 61.7t 55.2t 59.6t 59.2t 62.0t 56.5t
E145がた (M1s)
普通ふつうせき(1かい)とグリーンせき(2かい)をそなえる中間ちゅうかん電動でんどうしゃ。M編成へんせい10号車ごうしゃとして使用しよう東京とうきょうかた公衆こうしゅう電話でんわ設置せっちされている。業務ぎょうむようしつそなえ、しゅ変換へんかん装置そうち補助ほじょ電源でんげん装置そうちしゅうでん装置そうちなどを搭載とうさいする[27]しんせい当初とうしょ東京とうきょうかた自動じどう販売はんばいがあったが[27]2008ねん3月31にちかぎりで使用しよう停止ていしとなった。定員ていいん91めい公衆こうしゅう電話でんわ偶数ぐうすうごうしゃ設置せっちされていたが、一部いちぶ車両しゃりょうでは後年こうねん撤去てっきょされた。
E146がた (M2s)
普通ふつうせき(1かい)とグリーンせき(2かい)をそなえる中間ちゅうかん電動でんどうしゃ。M編成へんせい11号車ごうしゃとして使用しようしゅ変圧へんあつしゅ変換へんかん装置そうちなどを搭載とうさいする[27]定員ていいん91めい
E148がた (Tps)
普通ふつうせき(1かい)とグリーンせき(2かい)をそなえる中間ちゅうかん付随ふずいしゃ。M編成へんせい9号車ごうしゃとして使用しよう東京とうきょうかたくるま準備じゅんびしつ乗務じょうむいんしつ新潟にいがたかた車椅子くるまいす対応たいおう便所べんじょ洗面せんめんしょ多目的たもくてきしつ設置せっちされている[27]車椅子くるまいす対応たいおう設備せつび搭載とうさい定員ていいん75めい
E153がた (T1c)
普通ふつうせきそなえる制御せいぎょ付随ふずいしゃ。M編成へんせい1号車ごうしゃとして使用しようされ、東京とうきょう運転うんてんだい設置せっちされている。新潟にいがたかた便所べんじょ洗面せんめんしょそな[27]空気くうき圧縮あっしゅくなどを搭載とうさいする。定員ていいん86めい。0番台ばんだい存在そんざいしない。2011ねん4がつ29にちより、東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい)の復興ふっこう支援しえんスローガンである「つなげよう日本にっぽん」のステッカーがられた。
E154がた (T2c)
普通ふつうせきそなえる制御せいぎょ付随ふずいしゃ。M編成へんせい12号車ごうしゃとして使用しようされ、新潟にいがた運転うんてんだい設置せっちされている。東京とうきょうかた便所べんじょ洗面せんめんしょ公衆こうしゅう電話でんわそな[27]空気くうき圧縮あっしゅくなどを搭載とうさいする。定員ていいん80めい。2011ねん4がつ29にちより、東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいようおき地震じしん東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい)の復興ふっこう支援しえんスローガンである「がんばろう日本にっぽん! がんばろう東北とうほく!」のステッカーがられた。
E155かたち
普通ふつうせきそなえる中間ちゅうかん電動でんどうしゃしゅ変換へんかん装置そうち補助ほじょ電源でんげん装置そうちなどを搭載とうさいする[27]東京とうきょうかた公衆こうしゅう電話でんわを、しんせい当初とうしょ設置せっちされていた自動じどう販売はんばいは、2008ねん3月31にちかぎりで使用しよう停止ていしとなった。
0番台ばんだい (M1)
M編成へんせい6号車ごうしゃとして使用しよう定員ていいん110めい
100番台ばんだい (M1)
M編成へんせい2号車ごうしゃとして使用しよう定員ていいん121めい
E156かたち
普通ふつうせきそなえる中間ちゅうかん電動でんどうしゃしゅ変圧へんあつしゅ変換へんかん装置そうちなどを搭載とうさいする[27]
0番台ばんだい (M2)
M編成へんせい7号車ごうしゃとして使用しよう定員ていいん110めい
100番台ばんだい (M2)
M編成へんせい3号車ごうしゃとして使用しよう定員ていいん121めい
E158かたち
普通ふつうせきそなえる中間ちゅうかん付随ふずいしゃ。0番台ばんだい存在そんざいしない。
100番台ばんだい (T1)
M編成へんせい4号車ごうしゃとして使用しよう東京とうきょうかた便所べんじょ洗面せんめんしょ新潟にいがたかた公衆こうしゅう電話でんわがある[27]定員ていいん135めい
200番台ばんだい (Tpk)
M編成へんせい8号車ごうしゃとして使用しよう東京とうきょうかた車椅子くるまいす対応たいおう便所べんじょ洗面せんめんしょ新潟にいがたかた売店ばいてん、NTTカードしき公衆こうしゅう電話でんわがある[27]車椅子くるまいす対応たいおう設備せつび空気くうき圧縮あっしゅく搭載とうさいする。定員ていいん91めい
E159がた (T2)
普通ふつうしゃそなえる中間ちゅうかん付随ふずいしゃ。M編成へんせい5号車ごうしゃとして使用しよう新潟にいがたかた便所べんじょ洗面せんめんしょそなえる[27]定員ていいん124めい

リニューアル[編集へんしゅう]

デビューから10ねんちかくが経過けいかし、内装ないそう陳腐ちんぷ目立めだはじめたことなどから、2003ねん平成へいせい15ねんから2006ねん平成へいせい18ねんにかけてうち外装がいそうのリニューアルが施工しこうされ、最初さいしょ施工しこうされたM4編成へんせい同年どうねん11月28にちの「Maxとき」326ごうより営業えいぎょう運転うんてん開始かいしした[25]

車体しゃたい塗装とそうE2けいE4けい同様どうようしろくもホワイト)あお紫苑しおんブルー)の2しょく中心ちゅうしん境目さかいめに「朱鷺ときしょくしょうされるピンクのおびはいしたものに変更へんこうされた。あわせてロゴにも朱鷺ときのイラストがくわえられた。

座席ざせきは、グリーンしゃE2けい1000番台ばんだいのもの、普通ふつうしゃはE4けいのものに交換こうかんされている。自由じゆうせきしゃ(1 - 4号車ごうしゃ)2かい部分ぶぶんの3にん座席ざせきのうち中央ちゅうおう座席ざせきもたれ部分ぶぶんにくりかれていた肘掛ひじかけのだい用品ようひん廃止はいしとなった。ほかにも、ゆかざいなどが交換こうかんされたが走行そうこう機器きき関係かんけいにはくわえられてはいない。

車体しゃたいぬりしょく変更へんこう新幹線しんかんせん総合そうごう車両しゃりょうセンターおこなわれたが、アコモ改造かいぞう新潟にいがた新幹線しんかんせん車両しゃりょうセンター実施じっしされた[25]

東北新幹線とうほくしんかんせんおよび上越新幹線じょうえつしんかんせんデジタルATC (DS-ATC) 採用さいようともなって、ぜん編成へんせいたいしてDS-ATCへの改造かいぞう実施じっしされた。

この朱鷺ときしょく塗装とそうは2014ねん4がつから2016ねんにかけて、順次じゅんじ施工しこうされるE4けい塗装とそう変更へんこうにも採用さいようされた[ちゅう 2]

編成へんせいめい しんせい年月日ねんがっぴ 製造せいぞう会社かいしゃ 車体しゃたいぬりしょく変更へんこう リニューアル DS-ATC搭載とうさい改造かいぞう 廃車はいしゃ年月日ねんがっぴ 備考びこう
M1 1994ねん03がつ03にち 川崎かわさき 2004ねん09がつ17にち 2004ねん07がつ10日とおか 2005ねん09がつ15にち 2012ねん04がつ02にち
M2 1994ねん03がつ23にち 日立ひたち 2004ねん11月27にち 2005ねん06がつ04にち 2005ねん08がつ05にち 2012ねん04がつ14にち
M3 1995ねん02がつ06にち 日立ひたち
川崎かわさき
2003ねん12月26にち 2004ねん03がつ31にち 2005ねん11月02にち 2012ねん08がつ29にち [ちゅう 3]
M4 1995ねん10がつ17にち 日立ひたち 2003ねん11月25にち 2003ねん10がつ02にち 2006ねん02がつ02にち 2012ねん12月07にち リニューアル施工しこう だい1編成へんせい
新潟にいがた定期ていき運用うんよう ラストラン 運転うんてん編成へんせい
2012ねん 新潟にいがた新幹線しんかんせん車両しゃりょうセンター公開こうかい 展示てんじ編成へんせい
ありがとう Maxあさひごう 使用しよう編成へんせい
M5 1995ねん11月03にち 川崎かわさき 2006ねん03がつ11にち 2006ねん06がつ06にち 2006ねん03がつ11にち 2012ねん10がつ04にち
M6 1995ねん11月22にち 川崎かわさき
日立ひたち
2005ねん11月27にち 2005ねん12月23にち 2005ねん11月27にち 2012ねん11月07にち [ちゅう 4]

ラッピング[編集へんしゅう]

  • 2002ねん平成へいせい14ねん):ラ湯沢らゆざわスキーじょう営業えいぎょうシーズンにわせ、一部いちぶ編成へんせいに「JR Snow Alpen Super Express」のラッピングがほどこされた。
  • 2005ねん平成へいせい17ねん)4がつ新潟にいがたけん中越なかこし地震じしん復興ふっこう推進すいしん企画きかくとして、一部いちぶ編成へんせいに「がんばってます!にいがた」のステッカーが掲出けいしゅつされた。
  • 2011ねん平成へいせい23ねん)4がつ29にち以降いこう東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさい復興ふっこう推進すいしんキャンペーンとして、ぜん編成へんせい東京とうきょうかた新潟にいがたかたにステッカーを貼付ちょうふ
  • 2011ねん平成へいせい23ねん)7がつ1にち - 9月30にち:「群馬ぐんまデスティネーションキャンペーン」開催かいさいともない、M4・M6編成へんせいの1・6・12号車ごうしゃ東京とうきょうかたに「しんにググッとぐんま」の車体しゃたい広告こうこく掲出けいしゅつされた。
  • 2012ねん平成へいせい24ねん)8がつ28にち - 9月28にち放鳥ほうちょうトキのひな誕生たんじょうけ、M4 - M6編成へんせい車体しゃたいのロゴに記念きねんのラッピングを追加ついかのうえ運転うんてんされた[28]

運用うんよう変遷へんせん[編集へんしゅう]

営業えいぎょう開始かいし[編集へんしゅう]

1994ねん5がつ9にち新潟にいがたえき報道ほうどう公開こうかい[29]、6月11にちおなじく新潟にいがたえき一般いっぱん公開こうかい[30]のち、7がつ15にち営業えいぎょう運転うんてん開始かいしした。当初とうしょ仙台せんだい総合そうごう車両しゃりょうしょげん新幹線しんかんせん総合そうごう車両しゃりょうセンター)に配置はいちされ、東北新幹線とうほくしんかんせんでは東京とうきょう - 盛岡もりおかあいだの「Maxやまびこ」2往復おうふくおよび那須塩原なすしおばら - 東京とうきょうあいだの「Maxあおばのぼり1ほん上越新幹線じょうえつしんかんせんでは東京とうきょう - 新潟にいがたあいだの「Maxあさひ」2往復おうふくおよび高崎たかさき - 東京とうきょうあいだの「Maxときのぼり1ほん運用うんようされた。なお、東北新幹線とうほくしんかんせん運用うんよう毎週まいしゅうみず木曜日もくようび車両しゃりょう検査けんさのためぜん列車れっしゃ運休うんきゅうし、200けい代走だいそうした(M3編成へんせいぞう備されたよく1995ねん3がつ解消かいしょう)。

東北新幹線とうほくしんかんせんからの撤退てったい[編集へんしゅう]

その東北新幹線とうほくしんかんせんでは途中とちゅうえきにおいて分割ぶんかつ併合へいごうおこな列車れっしゃえたことから、全車ぜんしゃ2かい車両しゃりょうであるが系列けいれつなどとの相互そうご連結れんけつ考慮こうりょして8りょう編成へんせいとしたE4けいを1997ねん導入どうにゅうし、1998ねん12月8にちのダイヤ改正かいせいからは東京とうきょう - 仙台せんだいあいだの「Maxやまびこ」1往復おうふくのみとなり、同時どうじ仙台せんだい - 盛岡もりおかあいだ定期ていき運用うんようから撤退てったい。そして1999ねん12月4にちのダイヤ改正かいせいをもって東北新幹線とうほくしんかんせん大宮おおみや以北いほくでのほん系列けいれつ運用うんよう消滅しょうめつし、ぜん編成へんせい新潟にいがた新幹線しんかんせんだいいち運転うんてんしょげん新潟にいがた新幹線しんかんせん車両しゃりょうセンター)に転属てんぞくした[31]

運用うんよう終了しゅうりょう[編集へんしゅう]

2011ねん12月16にちづけのJR東日本ひがしにっぽんプレスリリースにおいて、2012ねん3がつ17にちのダイヤ改正かいせい東北新幹線とうほくしんかんせんけにE5けいぞう備され、それによって運用うんよう余裕よゆうたE4けい運用うんようえることが発表はっぴょうされた[32]。これにともない、越後湯沢えちごゆざわ - 新潟にいがたあいだラ湯沢らゆざわえきのぞく)ではホームの延長えんちょう工事こうじ実施じっしされ、上越新幹線じょうえつしんかんせんぜん区間くかんにてE4けい2ほん連結れんけつ(16りょう編成へんせい)での運転うんてん開始かいしされた。

2012ねん4がつ、M1・M2の2編成へんせい廃車はいしゃとなった[33]のこるM3 - M6の4編成へんせいは、つづ上越新幹線じょうえつしんかんせんの「Maxとき」(4往復おうふくのみ)および「Maxたにがわ」(2往復おうふくのみ)で運用うんようされていた[ちゅう 5]

2012ねん7がつ6にち、JR東日本ひがしにっぽん同日どうじつづけのプレスリリースで、2012ねん9がつ29にちのダイヤ改正かいせいをもって上越新幹線じょうえつしんかんせんないのE1けい運行うんこう列車れっしゃを、2012ねん3がつ16にちのダイヤ改正かいせいより運用うんよう開始かいしされたE4けい2ほん併結(16りょう編成へんせい)にえ、E1けいによるすべての定期ていき運用うんよう終了しゅうりょうすると発表はっぴょうした[34]くだ定期ていき運行うんこう最終さいしゅう列車れっしゃは「Maxとき343ごう」、のぼ定期ていき運行うんこう最終さいしゅう列車れっしゃは「Maxとき348ごう」であった。

E1けい営業えいぎょう運用うんようからの撤退てったい記念きねんし、2012ねん 10がつ27にち新潟にいがた東京とうきょうあいだ団体だんたい専用せんよう列車れっしゃ「ありがとう Max あさひごう」がM4編成へんせいにて[35]よく28にちには東京とうきょう新潟にいがたあいだ団体だんたい専用せんよう列車れっしゃ「さよなら E1 Maxときごう」が[36]それぞれ運転うんてんされた。

運転うんてん 列車れっしゃめい 運転うんてん区間くかん始発しはつ終着しゅうちゃく時刻じこく 途中とちゅう停車駅ていしゃえき 使用しよう
編成へんせい
備考びこう
2012ねん10がつ27にち ありがとうMaxあさひごう 新潟にいがた 7:02はつ東京とうきょう 9:20ちゃく つばめさんじょう長岡ながおか浦佐うらさ越後湯沢えちごゆざわ大宮おおみや上野うえの M4[37] 団体だんたい専用せんよう列車れっしゃ
2012ねん10がつ28にち さよならE1Maxときごう 東京とうきょう 9:32はつ新潟にいがた 11:36ちゃく 上野うえの大宮おおみや M4[37] 団体だんたい専用せんよう列車れっしゃ

その、2012ねん12月7にちづけでM4編成へんせい廃車はいしゃされたことにより、形式けいしき消滅しょうめつとなった[38]。「E」をかんする一般いっぱん営業えいぎょうよう車両しゃりょうでははつはい形式けいしきとなった。

保存ほぞん車両しゃりょう[編集へんしゅう]

E153-104 が鉄道てつどう博物館はくぶつかんへの展示てんじ前提ぜんてい新潟にいがた新幹線しんかんせん車両しゃりょうセンター留置りゅうちされ、2017ねん10がついたるまで線路せんろじょう保管ほかんされていた。

2017ねん12がつ20日はつか留置りゅうちされていたE153-104がさいたま大宮おおみや鉄道てつどう博物館はくぶつかん移送いそうされ、2018ねん7がつ5にち開館かいかんする新館しんかん先立さきだかたち同年どうねんはる屋外おくがい展示てんじ公開こうかいされることが公式こうしきサイトでほうじられ[39][40]同年どうねん3がつ14にち展示てんじ公開こうかいされた。車内しゃない通常つうじょう非公開ひこうかいである。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 普通ふつうこうせい新幹線しんかんせん電車でんしゃ0けい100けい200けい2かいしゃ400けいでも採用さいようされていたが、ほん系列けいれつ全廃ぜんぱいをもって消滅しょうめつした。また、200けいの2かいしゃんだH編成へんせい上越新幹線じょうえつしんかんせんでは運用うんようできなかった。
  2. ^ ほん系列けいれつ営業えいぎょう運転うんてん終了しゅうりょう、ロゴマークの朱鷺ときのイラストはE4けいP81編成へんせいがれた。
  3. ^ 1 - 8号車ごうしゃ日立ひたち、9 - 12号車ごうしゃ川崎かわさき製造せいぞう
  4. ^ 1 - 8号車ごうしゃ川崎かわさき、9 - 12号車ごうしゃ日立ひたち製造せいぞう
  5. ^ 2012ねん3がつ17にちのダイヤ改正かいせいまえは、「Maxとき」9往復おうふくと「Maxたにがわ」2往復おうふくであった。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 各駅かくえきで「Max」出発しゅっぱつしき”. 交通こうつう新聞しんぶん (交通こうつう新聞しんぶんしゃ): p. 3. (1994ねん7がつ18にち) 
  2. ^ a b c d e f g h i j 日本にっぽん機械きかい学会がっかい へん高速こうそく鉄道てつどう物語ものがたり -その技術ぎじゅつう-』成山なりやまどう書店しょてん、1999ねん、53ぺーじISBN 4-425-92321-9 
  3. ^ a b c d e f g 日本にっぽん鉄道てつどう車輌しゃりょう工業こうぎょうかい車両しゃりょう技術ぎじゅつ』204ごう(1994ねん6がつ)「JR東日本ひがしにっぽんE4けいかいけん新幹線しんかんせん電車でんしゃ」pp.67 - 71。
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  5. ^ a b c d e 交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン』1994ねん5がつごう新車しんしゃガイド「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃ」pp.11 - 15。
  6. ^ 交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン』通巻つうかん371ごう 1992ねん3がつごう 新車しんしゃガイド 「600けいオール2かい新幹線しんかんせん」P.54。
  7. ^ 曽根そねさとる新幹線しんかんせん50ねん技術ぎじゅつ講談社こうだんしゃブルーバックス〉、2014ねん、99ぺーじISBN 978-4-06-257863-9 
  8. ^ a b c d e f 鉄道てつどうファン』2003ねん11がつごう交友こうゆうしゃ、2003ねん、p.34
  9. ^ a b JR東日本ひがしにっぽん車両しゃりょう図鑑ずかん新幹線しんかんせん E1けい Maxとき/Maxたにがわ Archived 2011-07-22 at the Wayback Machine.(JR東日本ひがしにっぽん
  10. ^ 交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン』1994ねん5がつごう新車しんしゃガイド「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃ」pp.16 - 19。
  11. ^ a b 交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン』1994ねん5がつごう新車しんしゃガイド「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃ」p.19。
  12. ^ a b c d e f 交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン』1994ねん5がつごう新車しんしゃガイド「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃ」p.20。
  13. ^ a b c d 日本にっぽん鉄道てつどうサイバネティクス協議きょうぎかい鉄道てつどうサイバネ・シンポジウムろん文集ぶんしゅうだい31かい(1994ねん)「E1けい2かいけん新幹線しんかんせん電車でんしゃ空調くうちょうシステム」論文ろんぶん番号ばんごう528。
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  15. ^ a b c d 交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン』1994ねん5がつごう新車しんしゃガイド「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃ」p.21。
  16. ^ a b c d e 日本にっぽん鉄道てつどうサイバネティクス協議きょうぎかい鉄道てつどうサイバネ・シンポジウムろん文集ぶんしゅうだい31かい(1994ねん)「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃようしゅ回路かいろシステム」論文ろんぶん番号ばんごう502。
  17. ^ 東芝とうしば東芝とうしばレビュー』1995ねん3がつごう新幹線しんかんせんようしゅ回路かいろシステム」p.230。
  18. ^ 車両しゃりょうシステム・推進すいしん制御せいぎょシステム・しゅ変圧へんあつ--製品せいひん紹介しょうかい-- - ウェイバックマシン(2021ねん2がつ27にちアーカイブぶん三菱電機みつびしでんき 車両しゃりょうシステム
  19. ^ a b ジェー・アール・アール『JR電車でんしゃ編成へんせいひょう』2010なつ交通こうつう新聞しんぶんしゃ、2010ねん、p.8
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  39. ^ E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃ搬入はんにゅうについて” (PDF). 鉄道てつどう博物館はくぶつかん (さいたま) (2017ねん12月20にち). 2018ねん1がつ7にち閲覧えつらん
  40. ^ 鉄道てつどう博物館はくぶつかんにE1けい搬入はんにゅうされる”. railf.jp(鉄道てつどうニュース). 交友こうゆうしゃ (2017ねん12月21にち). 2018ねん1がつ7にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 交友こうゆうしゃ鉄道てつどうファン」1994ねん5がつごう 新車しんしゃガイド「JR東日本ひがしにっぽんE1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃ」(東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどう(株)かぶしきがいしゃ運輸うんゆしゃ両部りょうぶ車両しゃりょう
  • 日本にっぽん鉄道てつどうサイバネティクス協議きょうぎかい鉄道てつどうサイバネ・シンポジウムろん文集ぶんしゅう
    • だい31かい(1994ねん)「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃようしゅ回路かいろシステム」論文ろんぶん番号ばんごう502
    • だい31かい(1994ねん)「E1けい新幹線しんかんせん電車でんしゃようモニタ装置そうち論文ろんぶん番号ばんごう516
    • だい31かい(1994ねん)「E1けい2かいけん新幹線しんかんせん電車でんしゃ空調くうちょうシステム」論文ろんぶん番号ばんごう528
  • 東洋電機製造とうようでんきせいぞう東洋電機とうようでんきわざほうだい89ごう(1994ねん7がつ発行はっこう)「東日本旅客鉄道ひがしにほんりょかくてつどうけE1けい2かい新幹線しんかんせん電車でんしゃよう補助ほじょ電源でんげん装置そうち」p.5

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

JR東日本ひがしにっぽん車両しゃりょう図鑑ずかん新幹線しんかんせん E1けい Maxとき/Maxたにがわインターネットアーカイブ