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寿命じゅみょう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
各国かっこく平均へいきん寿命じゅみょう(2018ねん
えんおおきさ:人口じんこう
たてじく女性じょせい寿命じゅみょう
よこじく男性だんせい寿命じゅみょう

寿命じゅみょう(じゅみょう)とは、いのちがあるあいだながさのことであり、まれてからまでの時間じかんのことである。

てんじて、工業こうぎょう製品せいひん市場いちばてから退場たいじょうするまでの期間きかん製品せいひんライフサイクル)、使用しよう限度げんど廃棄はいきされるまでの期間きかん製品せいひん寿命じゅみょう)、あるいは様々さまざま物質ぶっしつ物体ぶったい発生はっせい出現しゅつげんから消滅しょうめつ破壊はかいまでの時間じかんなどをうこともある。

言葉ことばとしての一般いっぱんてき用法ようほう[編集へんしゅう]

一般いっぱんには、人間にんげんまれてからぬまでの時間じかんのことを寿命じゅみょうという。このながさには非常ひじょう個人こじんがあり、まれてすぐ人間にんげんもいれば、100ねん以上いじょうきる人間にんげんもいる。しかし、あまりにみじか場合ばあい大抵たいてい事故じこであったり、病気びょうきであったりと不本意ふほんい理由りゆうがあるから、「あれさえなければもっときていたろうに」というふうにかんがえるものである。したがって、人間にんげんとく問題もんだいがなければ老人ろうじんになっておとろえてぬものだとのかんがえから、老衰ろうすいぬことを寿命じゅみょううことがおおい。90だいひとや100さいひとねば、大抵たいていは「寿命じゅみょうだからね」とわれる。

言葉ことばとしては、寿命じゅみょうみじかいことを短命たんめい(たんみょう・たんめい)、ながいことを長命ちょうめい(ちょうみょう・ちょうめい)という。もちろん相対そうたいてき概念がいねんであり、絶対ぜったいてき区別くべつはない。短命たんめいわることを、夭折ようせつという。

生物せいぶつがくてき用法ようほう[編集へんしゅう]

生物せいぶつがくにおける寿命じゅみょうには2つのかんがかたがある。たとえばアユ海水かいすいそだてると2ねん以上いじょうびることがられている。そこで、アユの寿命じゅみょうじつは2ねんくらい、というのはたしかにただしいのであるが、実際じっさい河川かせんでは、アユはほぼすべて1ねんぬ。いちねんくさ自然しぜん条件じょうけんでは1ねん開花かいかゆい枯死こしするが、開花かいか条件じょうけんたさなければなんねんきるものがおおい。つまり、アユやいちねんくさ寿命じゅみょうは1ねんとも、2ねん(もしくはそれ以上いじょう)ともいうことができる。そこで、条件じょうけんととのえてやった場合ばあい実現じつげんする寿命じゅみょう生理せいりてき寿命じゅみょう、その生物せいぶつ実際じっさい生活せいかつしているられる寿命じゅみょう生態せいたいてき寿命じゅみょうとして区別くべつする。我々われわれ一般いっぱんてき動物どうぶつ個体こたい老化ろうかしてに、人間にんげんおなじように生理せいりてき生態せいたいてき寿命じゅみょうかんがえることができる。ただし、生物せいぶつさかい全体ぜんたい見渡みわたした場合ばあい生理せいりてき寿命じゅみょうがあるものはむしろ少数しょうすうである。ぞくするたね過半数かはんすう生理せいりてき寿命じゅみょうがあるものは動物どうぶつだけといってよく、動物どうぶつなかでも海綿動物かいめんどうぶつ腔腸動物こうちょうどうぶつひらたがた動物どうぶつでは生理せいりてき寿命じゅみょうみとめられていないものが多数たすうめる。

細胞さいぼう分裂ぶんれつ回数かいすう限界げんかい[編集へんしゅう]

一般いっぱん単細胞たんさいぼう生物せいぶつには寿命じゅみょう概念がいねんがない。ただし例外れいがいてき繊毛せんもうちゅうゾウリムシ仲間なかま)では分裂ぶんれつ隔離かくりかえして自家じか生殖せいしょく接合せつごうおこなわせないと細胞さいぼう分裂ぶんれつができなくなる現象げんしょうこる。パン酵母こうぼにも同様どうよう現象げんしょうがある。おなじく動物どうぶつ一部いちぶしゅ(おそらくは脊椎動物せきついどうぶつ)の正常せいじょうからだ細胞さいぼうでは一定いってい回数かいすう以上いじょう分裂ぶんれつできない現象げんしょうがある。これらの動物どうぶつたい細胞さいぼうでは細胞さいぼう分裂ぶんれつみじかくなる染色せんしょくたいじょうテロメアばれる配列はいれつ延長えんちょうできず、ある程度ていど以上いじょうテロメアがみじかくなれば分裂ぶんれつできなくなる。これを動物どうぶつではヘイフリック限界げんかいといい、生理せいりてき寿命じゅみょう原因げんいんではないかとされている。よく誤解ごかいされるが原核げんかく細胞さいぼう細菌さいきん細菌さいきん)、おおくの動物どうぶつ以外いがいかく細胞さいぼうおよび動物どうぶつ生殖せいしょく細胞さいぼうがん細胞さいぼう動物どうぶつでも海綿動物かいめんどうぶつ腔腸動物こうちょうどうぶつひらたがた動物どうぶつ細胞さいぼうではこのヘイフリック限界げんかいのような現象げんしょうみとめられず、無限むげん分裂ぶんれつできる。もちろん、これらの分類ぶんるいぐんなかにも上記じょうき繊毛せんもうちゅう酵母こうぼのように明確めいかく分裂ぶんれつ回数かいすう有限ゆうげんであるものも存在そんざいする。ゾウリムシ[1]でも出芽しゅつが酵母こうぼ[2]でもテロメアは分裂ぶんれつ回数かいすう限界げんかいにはかかわってないことがしめされているが、動物どうぶつ老化ろうか共通きょうつうした遺伝子いでんし発現はつげんもあり、分裂ぶんれつ回数かいすう有限ゆうげんせい動物どうぶつからだ細胞さいぼうとは独立どくりつ獲得かくとくされた現象げんしょうであるのか、元々もともと共通きょうつうした現象げんしょうであるのかはげん段階だんかいでは不明ふめいである。

ヒト細胞さいぼう分裂ぶんれつ限界げんかい(PDL:population doubling level)(=ヘイフリック限界げんかい)は50で最大さいだい寿命じゅみょうやく120ねんウサギではPDL20で最大さいだい寿命じゅみょうやく10ねんラットではPDL15で最大さいだい寿命じゅみょうやく3ねんで、PDLと最大さいだい寿命じゅみょうとが直線ちょくせんてき関係かんけいがみられる[3]

寿命じゅみょう意義いぎ[編集へんしゅう]

動物どうぶつなどにおける寿命じゅみょう進化しんか要因よういん現在げんざい論争ろんそうちゅうで、充分じゅうぶん説得せっとくりょくのある仮説かせつはない。しかし、以下いか仮説かせつがある。議論ぎろんするじょうでよく有性ゆうせい生殖せいしょく意義いぎとの混同こんどうきるが、まったべつのものである。有性ゆうせい生殖せいしょくまたはそれにたる遺伝子いでんし交換こうかんおおくの生物せいぶつみとめられ、かく生物せいぶつではみとめられないもののほう少数しょうすうであるてん寿命じゅみょうとはことなる。

個体こたい使つかせつ
生理せいりてき寿命じゅみょうがある生物せいぶつからだ複雑ふくざつであるものがおおい。動物どうぶつでも体制たいせい簡単かんたん海綿かいめん腔腸動物こうちょうどうぶつには生理せいりてき寿命じゅみょうみとめられないものがおおい。生理せいりてき寿命じゅみょうみとめられるゾウリムシは単細胞たんさいぼう生物せいぶつとしては異例いれい複雑ふくざつかつ巨大きょだいからだっている。ここから、複雑ふくざつからだはある程度ていど以上いじょうこわれる(老化ろうかする)と当該とうがい個体こたい修復しゅうふくよりもしん個体こたい生成せいせいのほうがコストがすくないため、個体こたい(ゾウリムシの場合ばあいだいかく)をててしまうというせつ上記じょうきのゾウリムシにおける無限むげん分裂ぶんれつができる系統けいとうでは定期ていきてきだいかく廃棄はいきおよびさい構成こうせい(オートガミー)がなされている。おおくのゾウリムシ系統けいとうはこの廃棄はいきさい構成こうせい接合せつごうとリンクしているため接合せつごうがない場合ばあい分裂ぶんれつのううしなってしまう。ただし、体制たいせい単純たんじゅん酵母こうぼなどにも寿命じゅみょうがあることがこれでは説明せつめいかない。
テロメアせつ
動物どうぶつ(おそらくは脊椎動物せきついどうぶつのみ)の生理せいりてき寿命じゅみょうだけにろんであるが、細胞さいぼう分裂ぶんれつのたびに染色せんしょくたいはしにあるテロメアがみじかくなり、ある程度ていど以下いかになると細胞さいぼう分裂ぶんれつできなくなる現象げんしょうから。しかし、これは(かく生物せいぶつ保持ほじしている)テロメラーゼをうしなうことにより動物どうぶつ生理せいりてき寿命じゅみょう設定せっていしている、というほうただしい可能かのうせいたかく、おそらく原因げんいん結果けっかをはきちがえている。
脊椎動物せきついどうぶつでもテロメラーゼ活性かっせい程度ていどはあれ、みとめられるたね確認かくにんされている。たとえば、メダカではテロメラーゼの活性かっせいが、成長せいちょう過程かていにある若齢じゃくれいではきわめてたかからだ細胞さいぼう分裂ぶんれつもテロメアを延伸えんしんながさを維持いじしているが、成長せいちょうわりほとんど体重たいじゅう増加ぞうかみとめられなくなる1さいよわい以降いこうは、よわいしたが活性かっせい低下ていか維持いじされるテロメアちょう徐々じょじょみじかくなる[4][5]。あるよわい以降いこうからだ細胞さいぼうのテロメラーゼ活性かっせい低下ていかすることがテロメア短縮たんしゅくこし、その結果けっか老化ろうかいたるのではないかおもわれる。つまり、メダカではテロメラーゼ活性かっせい制御せいぎょすることでテロメアのながさを制御せいぎょし、からだ細胞さいぼう個体こたい老化ろうかさせ老衰ろうすいみちびいているのであろう。老化ろうか遺伝子いでんしてき積極せっきょくてきなプロセスであり、テロメアちょう老化ろうか原因げんいんではなく制御せいぎょ因子いんしひとつだということである。
偶然ぐうぜんせつ
祖先そせんしゅにおいてたまたま(生理せいりてき寿命じゅみょうがあるものができ、それがとくに(遺伝子いでんしの)生存せいぞん不利ふりでなかったためたまたま創始そうししゃ効果こうかひろまったというせつ(つまり寿命じゅみょう意義いぎはない)。
このれいとしてはいち年生ねんせい一回いっかい開花かいかせい草本そうほん寿命じゅみょうげられる。いち年生ねんせい草本そうほんでは開花かいか条件じょうけんたすと開花かいか結実けつじつ枯死こしするが、開花かいか条件じょうけんたさないと生存せいぞん適当てきとう環境かんきょうでは長期間ちょうきかんなまざんするもの(つまり生理せいりてき寿命じゅみょうみとめられない。れいアサガオコリウスおおく)と、開花かいか不適ふてき条件じょうけんでもてん枚数まいすうよわい)が一定いっていすう以上いじょうたっすると開花かいか結実けつじつ枯死こしのプロセスがまらなくなるもの(つまり生理せいりてき寿命じゅみょうがある。れいシロイヌナズナCol-0系統けいとうトウモロコシ,ヒマワリおおくの系統けいとう)がある。自然しぜん条件じょうけんではどちらも開花かいか条件じょうけんたす→開花かいか枯死こしとなるので生理せいりてき寿命じゅみょう有無うむ遺伝子いでんし生存せいぞん増加ぞうかにはほとんど影響えいきょうおよぼさないであろう。上記じょうきのゾウリムシやパン酵母こうぼれいでも生存せいぞん分裂ぶんれつ)にてきした条件じょうけん接合せつごう相手あいてないことはごくていかくりつである、パン酵母こうぼでは分裂ぶんれつした片方かたがた細胞さいぼうであるはは細胞さいぼう老化ろうかするがもう片方かたがたむすめ細胞さいぼう若返わかがえる、アユのように動物どうぶつでは生理せいりてき寿命じゅみょう生態せいたいてき寿命じゅみょうより大幅おおはばながいことがおおいなど、生理せいりてき寿命じゅみょう有無うむながさは遺伝子いでんし生存せいぞん増加ぞうかには影響えいきょうおよぼしていないのではないかとおもわれるれいおおい。
ただし、このせつでは老化ろうか課程かていにおける遺伝子いでんし発現はつげん整然せいぜんとしている、つまり積極せっきょくてきなプロセスにえる事象じしょうおおいことが説明せつめいかない。これにたいしては、寿命じゅみょう獲得かくとくした偶然ぐうぜん遺伝子いでんしたんなる故障こしょうではないのではないか、という反論はんろんがある。たとえばホヤるいではいわ固着こちゃくするホヤ成体せいたいには生理せいりてき寿命じゅみょうみとめられたたねはないが、その分散ぶんさん形態けいたいであり運動うんどうせいのあるオタマジャクシのような幼生ようせいには生理せいりてき寿命じゅみょうがある(時期じきるといわ固着こちゃくして変態へんたいし、脊索せきさくその運動うんどう必要ひつよう部分ぶぶんる)。この変態へんたいはもちろん積極せっきょくてき整然せいぜんとした遺伝いでんてきプロセスであろう。その幼体ようたいようがた成熟せいじゅくにより、運動うんどうせい形態けいたいのまませい成熟せいじゅくするようになったものがオタマボヤではないかとされている。そしておな脊索せきさく動物どうぶつさく動物どうぶつ)でありながらオタマボヤには生理せいりてき寿命じゅみょうがある。オタマボヤ脊椎動物せきついどうぶつ非常ひじょうきんえんとされ、すべての脊椎動物せきついどうぶつには生理せいりてき寿命じゅみょうがあるとされている。上記じょうきから、脊椎動物せきついどうぶつ生理せいりてき寿命じゅみょうがあるのは祖先そせんとなったホヤ幼生ようせい運動うんどう部分ぶぶん寿命じゅみょうがあったためという偶然ぐうぜん創始そうししゃ効果こうかのためであるという仮説かせつつ(ただし、それぞれの分類ぶんるいぐん分岐ぶんき着生ちゃくせいホヤの生理せいりてき寿命じゅみょう有無うむふく異論いろんおおいことに注意ちゅうい)。老化ろうかいた遺伝いでんてきなプロセスに整然せいぜんとしている部分ぶぶんおおいことも説明せつめいく。この仮説かせつしたがえば、上記じょうきいちねんくさ生理せいりてき寿命じゅみょう開花かいかスイッチがよわいによってもはいるようになっただけ)はもちろん、動物どうぶつべつ分類ぶんるいぐんたとえば昆虫こんちゅうなどの節足動物せっそくどうぶつ脱皮だっぴ動物どうぶつ)の寿命じゅみょう別途べっと獲得かくとくされたことになる。ちなみに最近さいきん研究けんきゅうでは昆虫こんちゅうしゅおおくではからだ細胞さいぼうにもテロメラーゼが常時じょうじ発現はつげんしたりテロメラーゼとはことなる機構きこうでテロメアを延伸えんしんしていること(せんちゅう(C. elegance。脱皮だっぴ動物どうぶつふくまれる)でも同様どうよう)、からだ細胞さいぼうでも分裂ぶんれつ有限ゆうげんせいみとめられないことがむかしからられていること、なことなどから、脊椎動物せきついどうぶつ生理せいりてき寿命じゅみょうとは起源きげんことなることがつよ示唆しさされている。

心拍しんぱくすうせつ[編集へんしゅう]

脊椎動物せきついどうぶつ全般ぜんぱんでは、心拍しんぱくすうによってまるというせつもある。これは心拍しんぱくすう上限じょうげんがあり、その上限じょうげん哺乳類ほにゅうるいは20おくかいで、それにたっすると寿命じゅみょうだという。ただ、この指数しすう関数かんすうてき概数がいすうであり厳密げんみつてはまるものではない。たとえばいち分間ふんかん脈拍みゃくはく60 - 80かい程度ていど人間にんげんヒト)をてはめると45 - 65ねん程度ていど寿命じゅみょうになる。

休眠きゅうみんがある場合ばあい[編集へんしゅう]

生物せいぶつなかには、その生活せいかつなか非常ひじょう活発かっぱつで、生理せいり作用さようていレベルとなった状態じょうたいである程度ていど時間じかんごすれいがある。それを休眠きゅうみんうが、往々おうおうにして環境かんきょう条件じょうけん悪化あっかしのぶためにあらわれる。これは生活せいかつたまきなか定期ていきてき一定いってい期間きかんおこなわれるものもあるが、なかには不定期ふていき長期間ちょうきかんをそのかたちごすれいがある。その場合ばあい、この期間きかんふく寿命じゅみょう非常ひじょうながくなる。たとえば植物しょくぶつ種子しゅしなかには条件じょうけんととのえば半永久はんえいきゅうてき寿命じゅみょうつのではないかとかんがえられるれい存在そんざいする(植物しょくぶつ種子しゅし休眠きゅうみん個体こたいであってけっしてたまごではない)。同様どうようクマムシ別名べつめいでチョウメイムシ(長命ちょうめいちゅう)は、この動物どうぶつ特殊とくしゅ休眠きゅうみんクリプトビオシス)の状態じょうたいすうじゅうねんにわたってびることがられている。同様どうようたまごでない個体こたい休眠きゅうみんネムリユスリカワムシでもられている。

ルブナーの法則ほうそく[編集へんしゅう]

きんえんしゅ同士どうしでは大型おおがた動物どうぶつほど寿命じゅみょうながいとの経験けいけんそくがあり、大型おおがたになるほど体重たいじゅう比較ひかくしてからだ表面ひょうめん割合わりあいちいさくなり、からだ表面ひょうめんからのエネルギー損失そんしつひくくなる。このことにより、大型おおがたになるほど1にち必要ひつようなエネルギーを体重たいじゅうってられる代謝たいしゃりつひくくなる傾向けいこうとなる。ルブナーの法則ほうそくen:Rate-of-living theory)とは、「限界げんかい寿命じゅみょう代謝たいしゃりつぎゃく比例ひれいする」ことである。Cを定数ていすうとするとつぎしきあらわされる。

限界げんかい寿命じゅみょう = C/代謝たいしゃりつ

哺乳類ほにゅうるいでは体重たいじゅうで10まんばい寿命じゅみょうで60ばい相違そういみとめられるが、Cの相違そういちいさい。霊長れいちょうるい哺乳類ほにゅうるい比較ひかくすると、霊長れいちょうるいのほうがCのが2ばいおおきいところである[6]

寿命じゅみょう伸長しんちょう可能かのうせい[編集へんしゅう]

薬物やくぶつ摂取せっしゅにより、しん医学いがくてきに「寿命じゅみょうばす」ということは、むずかしいとかんがえられてきた。しかし、2009ねん研究けんきゅうで、抗生こうせい物質ぶっしつ一種いっしゅであるラパマイシンマウス寿命じゅみょう伸長しんちょうさせる作用さようがあるとのデータがられ、薬剤やくざいによって(すで高齢こうれいしている)動物どうぶつ個体こたい寿命じゅみょう伸長しんちょうさせることができることがわかった。

また、ひくカロリー摂食せっしょくおおくの動物どうぶつ平均へいきん寿命じゅみょう最長さいちょう寿命じゅみょう英語えいごばんばすとわれている[7]栄養えいよう不足ふそくは、細胞さいぼうちゅうでのDNA修復しゅうふく増加ぞうかした状態じょうたいこし、休眠きゅうみん状態じょうたい維持いじし、新陳代謝しんちんたいしゃ減少げんしょうさせ、ゲノム不安定ふあんていせい減少げんしょうさせて、寿命じゅみょう延長えんちょうしめすとわれている。

昆虫こんちゅうなか長寿ちょうじゅとされるおうシロアリは30 - 50 年間ねんかん生存せいぞんしているものもあるとつたわっている。おう女王じょおうシロアリはてい酸素さんそ環境かんきょうこのみ、こうてき代謝たいしゃ抑制よくせいし、嫌気いやけてき代謝たいしゃ活性かっせいさせ、尿にょうさんカタラーゼひとしこう酸化さんか物質ぶっしつこう酸化さんか酵素こうそみ、活性かっせい酸素さんそ発生はっせい抑制よくせいしていることがその長寿ちょうじゅ一因いちいんとしてかんがえられる[8][9]。また、かじるいではびぬけて長寿ちょうじゅハダカデバネズミは、てい酸素さんそ環境かんきょうたいせいがあり、がんにもかかりにくいとされている[10]。さらに、ヒトにかんして、低地ていちよりも酸素さんそぶんあつひく標高ひょうこう1000-3000 m程度ていど高地こうち民族みんぞく世界せかいさんだい長寿ちょうじゅ地域ちいき参照さんしょう)には長寿ちょうじゅおおく、またかんむりこころ疾患しっかん高血圧こうけつあつしょう発生はっせいりつひくいことが報告ほうこくされている[11][12]てい酸素さんそ条件下じょうけんか運動うんどうグルコース酸化さんかりつ増加ぞうかみとめられた。てい酸素さんそ条件下じょうけんかでは、ミトコンドリアによるこうてき酸化さんか抑制よくせいされ、グルコースの嫌気いやけてき分解ぶんかい亢進こうしんする。結果けっかとして、血糖けっとう低下ていかし、インスリン分泌ぶんぴつ抑制よくせいし、インスリン抵抗ていこうせい改善かいぜんされる[13][14]。また、2015ねん平成へいせい27ねん)の日本にっぽん長寿ちょうじゅけんだい1は、おとこ滋賀しがけん(81.78さい)、おんな長野ながのけん(87.67さい)である[15]

なお、1971ねんから1980ねんのデータで糖尿とうにょうびょう患者かんじゃ日本人にっぽんじん一般いっぱん平均へいきん寿命じゅみょうくらべると男性だんせいやく10ねん女性じょせいではやく15ねん寿命じゅみょう短縮たんしゅくみとめられた[16][17]。このメカニズムとしてこう血糖けっとう生体せいたいタンパク質たんぱくしつ酵素こうそてき糖化とうかさせ、タンパク質たんぱくしつ本来ほんらい機能きのうそこなうことによって障害しょうがい発生はっせいする。この糖化とうか反応はんのうによる影響えいきょうは、たとえば血管けっかん主要しゅよう構成こうせい成分せいぶんであるコラーゲン水晶すいしょうたい蛋白たんぱくクリスタリンなど寿命じゅみょうながタンパク質たんぱくしつほどおおきな影響えいきょうける。たとえば白内障はくないしょう老化ろうかによってこされるが、血糖けっとうたか状況じょうきょうではこの老化ろうか現象げんしょうがより高度こうど進行しんこうすることになる[16]同様どうようのメカニズムにより動脈どうみゃく硬化こうか微小びしょう血管けっかん障害しょうがい進行しんこうする。また、糖化とうか反応はんのうによりしょうじたフリーラジカルひとしにより酸化さんかストレス増大ぞうだいさせる[18]

村落そんらく単位たんい生活せいかつ習慣しゅうかんでは、労働ろうどうはげしく、さかなまた大豆だいず十分じゅうぶんにとり、野菜やさい海草かいそう多食たしょくする地域ちいき長寿ちょうじゅむらであり、べいしお過剰かじょう摂取せっしゅさかな偏食へんしょくられる地域ちいき短命たんめいむらおおいことが指摘してきされている[19][20][21][22]

人工じんこう臓器ぞうきオルガノイドという概念がいねん存在そんざいしていて、血液けつえき検査けんさから臓器ぞうき不全ふぜんになるような予兆よちょうをつかみとって、あたらしい臓器ぞうきをバイパッシング(臓器ぞうき交換こうかん手術しゅじゅつおこな[よう出典しゅってん]。また、遺伝いでん情報じょうほうから、将来しょうらいにわたりにゅうがんなどのはつがんせい予見よけんして、乳房ちぶさ切除せつじょした米国べいこく女優じょゆうなどがいる[23]

人間にんげん寿命じゅみょう[編集へんしゅう]

各国かっこく平均へいきん寿命じゅみょう(CIA World Factbook 2021 Estimates for Life Expectancy at birth (years).)[24]平均へいきん寿命じゅみょうながさはいろべつに、みどりあおあお水色みずいろだいだいあかとなっている。

平均へいきん寿命じゅみょう[編集へんしゅう]

平均へいきん寿命じゅみょうはある集団しゅうだんまれた人間にんげん平均へいきんしてなんねんきられるかの期待きたいであり、0歳児さいじ平均へいきん余命よめいであるともえる。具体ぐたいてき計算けいさんほうは、かく年齢ねんれい人間にんげん年間ねんかん死亡しぼうりつもとめ、今年ことしまれた人間にんげん人口じんこうがこの死亡しぼうりつしたがって毎年まいとしどれだけ死亡しぼうするかをもとめる。このシミュレーションでそれぞれの死亡しぼうした年齢ねんれい平均へいきんしたものが平均へいきん寿命じゅみょうとなる。

平均へいきん寿命じゅみょう一般いっぱん先進せんしんこくほう開発途上国かいはつとじょうこくよりながいが、これは発展はってん途上とじょうこく新生児しんせいじ死亡しぼうりつ先進せんしんこくよりはるかにたかいことがおも原因げんいんかんがえられる。新生児しんせいじ死亡しぼう死亡しぼう年齢ねんれいひくさから平均へいきんおおきくげるはたらきがあるからである。また、戦争せんそうなどで一時いちじてき若者わかものおお死亡しぼうした場合ばあい一時いちじてき平均へいきん寿命じゅみょうひくくなる。若年じゃくねんそう死亡しぼうりつがその時期じきだけたかくなり、おなじく平均へいきんつよげることによる。

くにべつ平均へいきん寿命じゅみょうランキング[編集へんしゅう]

以下いかWHO世界せかい保健ほけん報告ほうこく発表はっぴょうによる。

  • 2019ねん統計とうけい[25]のうち、平均へいきん寿命じゅみょうが80さい以上いじょうくには31かこくあり、平均へいきん寿命じゅみょうながじゅん以下いかくにとなっている。
平均へいきん寿命じゅみょう83さい以上いじょう(8かこく):日本にっぽんスイス韓国かんこくシンガポールスペインキプロスオーストラリアイタリア
平均へいきん寿命じゅみょう83さい未満みまん82さい以上いじょう(8かこく):イスラエルノルウェーフランスルクセンブルクスウェーデンアイスランドカナダニュージーランド 
平均へいきん寿命じゅみょう82さい未満みまん81さい以上いじょう(13かこく):マルタアイルランドオランダドイツオーストリアフィンランドポルトガルベルギーイギリスデンマークスロベニアギリシャクウェート
平均へいきん寿命じゅみょう81さい未満みまん80さい以上いじょう(2かこく):コスタリカチリ
  • 日本にっぽん平均へいきん寿命じゅみょうは84.3さい世界一せかいいちただし、れい元年がんねん簡易かんい生命せいめいひょう[26]より、香港ほんこんふくめた場合ばあい香港ほんこん世界一せかいいちとなる。
  • 女性じょせい平均へいきん寿命じゅみょう日本にっぽんが86.9さい世界一せかいいち。2韓国かんこく86.1さい、3スペイン85.7さいつづく。ただ香港ほんこんふくめた場合ばあい香港ほんこんは2019ねんのデータ[26]であるが女性じょせいは88.13さいであるため、香港ほんこん世界一せかいいちとなる。
  • 男性だんせい平均へいきん寿命じゅみょうはスイスが81.8さい世界一せかいいち。2日本にっぽん81.5さい、3オーストラリア81.3さいつづく。ただ香港ほんこんふくめた場合ばあい香港ほんこんは2019ねんのデータ[26]であるが男性だんせいは82.34さいであるため、香港ほんこん世界一せかいいちとなる。
  • 平均へいきん寿命じゅみょう最短さいたんなのはレソト男性だんせいが47.7さい女性じょせいが54.2さいであった。

最長さいちょう人間にんげん寿命じゅみょう[編集へんしゅう]

イブン・ハルドゥーン( 1332ねん - 1406ねん歴史れきし思想家しそうか政治せいじ)の時代じだいにはすで寿命じゅみょう120ねんせつひろまっていた[27]最長さいちょう人間にんげん寿命じゅみょうは、なまぼつ年月日ねんがっぴ判明はんめいしているものでは、ジャンヌ・カルマンの122ねん164にち最長さいちょうである[よう出典しゅってん]最長さいちょう歴代れきだいさい高齢こうれい記録きろく男性だんせい木村きむら次郎じろうみぎ衛門えもんで116さい54にち(42422にち)まできた。

職業しょくぎょうによる寿命じゅみょうへの影響えいきょう[編集へんしゅう]

森一もりいち工藤くどう倫夫みちおの『職業しょくぎょう寿命じゅみょう研究けんきゅう』によると、宗教しゅうきょう最長さいちょうで、寿命じゅみょうみじかいのはしたからじゅん詩人しじん小説しょうせつ芸術げいじゅつであった[28][29]

人間にんげん以外いがい動物どうぶつ寿命じゅみょう[編集へんしゅう]

一部いちぶヒドラクラゲ寿命じゅみょうながさが確定かくていされていない(かんがかた次第しだいでは不老不死ふろうふしちかい)[30]二枚貝にまいがいアイスランドガイは500ねん以上いじょう[31]ニシオンデンザメは400ねん以上いじょう[32]きた個体こたい確認かくにんされている。

植物しょくぶつ寿命じゅみょう[編集へんしゅう]

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくユタしゅう、フィッシュレイク国立こくりつ森林公園しんりんこうえんのアメリカヤマナラシ(ポプラ一種いっしゅ)のもり個々ここおな共有きょうゆうしている。この推定すいてい樹齢じゅれいやく8まんねんかんがえられている[33]単一たんいつ個体こたいではスウェーデンダーラルナしゅう発見はっけんされたドイツトウヒで、推定すいてい樹齢じゅれいやく9550ねん推測すいそくされている個体こたいがある。樹幹じゅかん着目ちゃくもくした場合ばあいカリフォルニアしゅうホワイトマウンテンのヒッコリーマツ推定すいてい樹齢じゅれいやく5500ねんとなっている[34]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Lack of telomere shortening during senescence in Paramecium.Proc Natl Acad Sci USA 1994 Mar 1;91(5):1955-8
  2. ^ Fabrizio, P., Longo, V., D. (2003) The chronological life span of Saccharomyces cerevisiae. Aging Cell 2: 73-81.
  3. ^ 田沼たぬまやすしいち 『アポトーシスとはなにか』 p205-213、1998ねん6がつ25にち講談社こうだんしゃ現代新書げんだいしんしょISBN 4061493086
  4. ^ The teleost Oryzias latipes shows teleomere shortning with age despite telomerase activity throughout life. Hatakeyama, H. et.al,. Mech. Ageing Dev. 2008. 129, 550-557
  5. ^ Telomere attrition and restoration in the normal teleost Oryzias latipes are linked to growth rate and telomeraseactivity at each life stage. Hatakeyama H, Yamazaki H, Nakamura K, Izumiyama-Shimomura N, Aida J, Suzuki H, Tsuchida S, Matsuura M, Takubo K, Ishikawa N. Aging (Albany NY). 2016 Jan;8(1):62-76.
  6. ^ 近藤こんどうはじめひらめ、「寿命じゅみょうはプログラムされている」『日本にっぽん老年ろうねん学会がっかい雑誌ざっし』 1988ねん 25かん 2ごう p.97-104, doi:10.3143/geriatrics.25.97, 日本にっぽん老年ろうねん学会がっかい
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参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 樋渡ひわたし宏一こういち『ゾウリムシのせい遺伝いでん』,(1982),UPバイオロジー・シリーズ(東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]