山本やまもと和行かずゆき

山本やまもと 和行かずゆき

基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
出身しゅっしん地ち	広島ひろしま県けん広島ひろしま市し南みなみ区く
生年月日せいねんがっぴ	(1949-06-30) 1949年ねん6月30日にち（75歳さい）
身長しんちょう 体重たいじゅう	174 cm 80 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	左ひだり投とう左ひだり打だ
ポジション	投手とうしゅ
プロ入いり	1971年ねん ドラフト1位い
初はつ出場しゅつじょう	1972年ねん4月がつ12日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	1988年ねん9月がつ17日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
選手せんしゅ歴れき
広島ひろしま県立けんりつ広島ひろしま商業しょうぎょう高等こうとう学校がっこう 亜細亜大学あじあだいがく 阪神はんしんタイガース (1972 - 1988)
コーチ歴れき
阪神はんしんタイガース (1988) 広島東洋ひろしまとうようカープ (1992 - 1995)
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山本やまもと 和行かずゆき（やまもと かずゆき、1949年ねん6月30日にち - ）は、広島ひろしま県けん広島ひろしま市し南みなみ区く出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（投手とうしゅ）・コーチ、解説かいせつ者しゃ。

経歴けいれき

プロ入いりまで

広島ひろしま商業しょうぎょう高校こうこうでは1966年ねん夏なつ、2年生ねんせいの時ときにエースとして夏なつの甲子園こうしえん県けん予選よせん決勝けっしょうに進出しんしゅつ。伊原いはら春樹はるきのいた北川きたがわ工たくみを完封かんぷうし、第だい48回かい全国ぜんこく高等こうとう学校がっこう野球やきゅう選手権せんしゅけん大会たいかいに出場しゅつじょう。しかし1回戦かいせんで桐生きりゅう高だかの前野まえの和博かずひろ（芝しば工大こうだい－東芝とうしば）に抑おさえられ1-3で敗退はいたいする。1年ねん上じょうのチームメートに三村みつむら敏之としゆき遊撃手ゆうげきしゅ（後のちに広島東洋ひろしまとうようカープ監督かんとく）がいた。翌よく1967年ねん夏なつも、県けん予選よせん決勝けっしょうで広陵こうりょう高だかの宇根うね洋介ようすけ（近大きんだい－電電でんでん中国ちゅうごく）と投なげ合あうが惜敗せきはい、甲子園こうしえん出場しゅつじょうを逃のがした。広陵こうりょう高だかは甲子園こうしえんで準じゅん優勝ゆうしょう。宇根うねは1年ねん下かだが、県内けんないでは福山ふくやま電波でんぱ工こう（現げん近大きんだい広島ひろしま高だか福山ふくやま校こう）の村田むらた兆ちょう治ち、尾道おのみち商しょうの大田垣おおたがき耕造こうぞう（シドニー五輪ごりん日本にっぽん代表だいひょう監督かんとく）両りょう投手とうしゅらが同どう学年がくねんで鎬を削けずっていた。

進学しんがくした亜細亜大学あじあだいがくでも2年ねんからエースとなる。東都とうと大学だいがく野球やきゅうリーグでは1971年ねん春季しゅんきリーグで4年ねん振ふりに優勝ゆうしょう。中大ちゅうだいの高橋たかはし善正よしまさが持もつ1季き9勝しょうのリーグ記録きろくに並ならび、最高さいこう殊勲しゅくん選手せんしゅ、最優秀さいゆうしゅう投手とうしゅ、ベストナインに選えらばれた。同年どうねんの第だい20回かい全日本ぜんにほん大学だいがく野球やきゅう選手権せんしゅけん大会たいかいでは決勝けっしょうで法大ほうだいの横山よこやま晴久はるひさに投なげ勝かち、亜大あだいを初はつの日本一にっぽんいちに導みちびく。同年どうねんの第だい2回かい明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう大会たいかいでは中沢なかざわ邦男くにお、畑野はたの実みのるらのいた日大にちだいに敗やぶれ準じゅん優勝ゆうしょう。リーグ通算つうさん63試合しあい登板とうばん、33勝しょう26敗はい、防御ぼうぎょ率りつ1.83、351奪だつ三振さんしん。

現役げんえき時代じだい

広島ひろしま県けん出身しゅっしんの山本やまもとは広島ひろしま入団にゅうだんを切望せつぼうしていたが、同年どうねんのドラフト1位いで阪神はんしんタイガースに入団にゅうだん（後のちに監督かんとくとなる中村なかむら勝広かつひろは2位い、望月もちづき充たかしが3位い）。契約けいやく金きん1000万まん円えん、年俸ねんぽう180万まん円えん。当時とうじの阪神はんしんは江夏えなつ豊ゆたか、村山むらやま実みのる、上田うえだ次じ朗ろう、権藤ごんどう正利まさとしら一流いちりゅう投手とうしゅが揃そろった投手とうしゅ王国おうこく時代じだいで、山本やまもとは「カープじゃないのか」と思おもったのと同時どうじに「これは大変たいへんなところに行いくことになった」と不安ふあんになったと述懐じゅっかいしている。独自どくじに研究けんきゅうしていたフォークボールを武器ぶきに1年ねん目めから先発せんぱつとして起用きようされる。

1974年ねんは32試合しあいに登板とうばん、6勝しょうを記録きろくした。

1975年ねん3月21日にちのオープン戦せん（対たい近鉄きんてつ戦せん）で先発せんぱつし好投こうとう。一方いっぽうその対戦たいせん相手あいて・鈴木すずき啓示けいじは4回かい4失点しってんでマウンドを下くだり、西本にしもと幸雄ゆきお監督かんとくから「少すこしは向むこうのピッチャーを見習みならえ!」と叱責しっせきされた。1975年ねんから主おもにリリーフとして起用きようされるようになる。

1976年ねんには6勝しょう3敗はい18セーブ、防御ぼうぎょ率りつ2.92という好成績こうせいせきを残のこした。1976年ねん6月8日にちの巨人きょじん戦たたかえ、2-0でリードしていながら9回かい裏うらに疲つかれの見みえた江本えもと孟紀たけのりをリリーフ、王おう貞治さだはるとの勝負しょうぶを避さけて四球しきゅうにして満塁まんるいのピンチを迎むかえ、末次すえつぐ利光としみつに逆転ぎゃくてん満塁まんるいサヨナラホームランを浴あびた。この試合しあいでは「なぜ（右みぎ打者だしゃの末次すえつぐ対策たいさくとして、ダブルストッパーのもう一人ひとりだった右みぎ投手とうしゅの）安あん仁ひとし屋や宗むね八はちに替かえなかったのか?」と吉田よしだ義男よしお監督かんとくの采配さいはいを疑問ぎもん視しする声こえもあった。同年どうねん10月がつ11日にちの巨人きょじん戦せんでは、王おう貞治さだはるにベーブ・ルースの記録きろくを抜ぬく通算つうさん715号ごう本塁打ほんるいだを喫きっしている。

1977年ねんにはリーグ最多さいたの58試合しあいに登板とうばんし9勝しょう5敗はい9セーブ、初はじめて規定きてい投球とうきゅう回かいにも達たっし防御ぼうぎょ率りつ3.71（リーグ7位い）を記録きろく。同年どうねんは新しん浦うら寿夫としお、鈴木すずき孝政たかまさと並ならびリーグ最多さいたセーブ投手とうしゅとなる。

1978年ねんから先発せんぱつ投手とうしゅに転向てんこう。

1980年ねんには15勝しょう11敗はい2セーブを残のこした。

1981年ねんは7戦せん連続れんぞくで打うち込こまれ、降板こうばんという時期じきがあり記者きしゃからの質問しつもんには「打うたれない方法ほうほうは投なげないことやね」と返答へんとうしていた。しかしシーズンの最終さいしゅう成績せいせきは12勝しょう12敗はい1セーブ防御ぼうぎょ率りつ3.30という成績せいせきで阪神はんしんのAクラス入いり（3位い）に貢献こうけんした。またこの年としの6月がつ23日にちには満塁まんるい本塁打ほんるいだを打うち、藤田ふじた平たいら（6月がつ19日にち）、山本やまもと、岡田おかだ彰布あきのぶ（6月がつ24日にち）と3試合しあい連続れんぞく満塁まんるい本塁打ほんるいだのプロ野球やきゅう記録きろくを樹立じゅりつしている（詳細しょうさいは後こう節ふしを参照さんしょう）。

1982年ねんは、監督かんとくに就任しゅうにんした安藤あんどう統みつる夫おっとの方針ほうしんで、再ふたたびリリーフに転向てんこうし、リリーフながら15勝しょう（8敗はい）をマーク、また26セーブ、40セーブポイントで最優秀さいゆうしゅう救援きゅうえん投手とうしゅのタイトルを獲得かくとくする。同年どうねんは防御ぼうぎょ率りつ2.41（自己じこ最高さいこうのリーグ3位い）も記録きろくした。

1984年ねんには10勝しょう24セーブ、34セーブポイントで再ふたたび最優秀さいゆうしゅう救援きゅうえん投手とうしゅに輝かがやき、セ・リーグを代表だいひょうする抑おさえ投手とうしゅとして君臨くんりんした。この1984年ねんオフにメジャー移籍いせきの話はなしが持もち上あがったが、阪神球団はんしんきゅうだんからの許可きょかが降おりずに断念だんねんしている。

1985年ねんには中西なかにし清きよし起おこりとのダブルストッパーで5勝しょう11セーブをあげ、21年ねんぶりのリーグ優勝ゆうしょうの原動力げんどうりょくとなる。このシーズンには通算つうさん100勝しょうと100セーブをともに巨人きょじん戦せんで記録きろくした。しかし、9月4日にちにナゴヤ球場きゅうじょうでの中日ちゅうにち戦せんの試合しあい前ぜん練習れんしゅう中ちゅうにアキレス腱あきれすけんを断だん裂きれし、シーズン終盤しゅうばんは出場しゅつじょうできなかった。日本にっぽんシリーズにも登板とうばんできなかったが、山本やまもとは日本にっぽんシリーズ優勝ゆうしょう決定けってい後ごにチームメイトに胴上どうあげされた。

1986年ねんは11勝しょう15セーブを挙あげて復活ふっかつ。

1988年ねん限かぎりで引退いんたい。現役げんえき通算つうさん700試合しあい登板とうばんは、2018年ねん9月がつ4日にちに藤川ふじかわ球児きゅうじが更新こうしんするまで球団きゅうだん最多さいた記録きろく。先発せんぱつでも抑おさえでも好成績こうせいせきを残のこした。

指導しどう者しゃ・解説かいせつ者しゃとして

引退いんたい後ごは朝日放送あさひほうそう・サンテレビ解説かいせつ者しゃ（1989年ねん - 1991年ねん）を経へて、広島ひろしまで二に軍ぐん投手とうしゅコーチ（1992年ねん, 1995年ねん）、一軍いちぐん投手とうしゅコーチ（1993年ねん - 1994年ねん）を務つとめた。在任ざいにん中ちゅうは紀藤きとう真琴まことを先発せんぱつに転向てんこうさせ、能力のうりょくを一気いっきに開花かいかさせた。退団たいだん後ごはテレビ大阪てれびおおさか解説かいせつ者しゃ（1996年ねん - 1998年ねん）を経へて、1999年ねんからはNHK解説かいせつ者しゃを務つとめている。

選手せんしゅとしての特徴とくちょう

山本やまもとの決きめ球だまはフォークボールだった。フォークボールは人ひとから投なげ方かたを教おそわる場合ばあいが多おおいが、山本やまもとはあえて“フォークのスペシャリスト”として知しられていた入団にゅうだん当時とうじの村山むらやま実みのる監督かんとくにも教おしえを請こわず、自己流じこりゅうでフォークを開発かいはつ。しかもグラブの中なかで握にぎりを決きめず、モーション途中とちゅうの左腕さわんを下さげた時点じてんで瞬時しゅんじにフォークへ握にぎり変かえるという投球とうきゅうスタイルで直球ちょっきゅうとフォークボールを投なげ分わけた。

1979年ねん6月2日にち、江川えがわ事件じけんの末すえ巨きょ人じんに入団にゅうだんした江川えがわ卓たくの初はつ登板とうばん試合しあいでは阪神はんしんの先発せんぱつ投手とうしゅとして完投かんとう勝利しょうりしている。このとき、打者だしゃとして打席だせきに立たった江川えがわは、最初さいしょの打席だせきで初球しょきゅうのストレートがあまり速はやくなかったことから「プロってこんなレベルか」と思おもったところ、そのあと「打うちごろ」とみて振ふった投球とうきゅうがいずれも空振からぶりとなって三振さんしんを喫きっした。江川えがわはそれがフォークボールだったと気きづき、「やばいぞ、プロはこんな高たかいレベルなのか」と考かんがえを改あらためたとのちに語かたっている。

1983年ねん5月がつ5日にちの対たい巨人きょじん戦せん（後楽園こうらくえん球場きゅうじょう）で、1点てんリードの9回かい二死にし一塁いちるいから原はら辰たつ徳とくに逆転ぎゃくてんサヨナラ本塁打ほんるいだを浴あびる。このとき、三塁手さんるいしゅの掛かけ布ぬの雅之まさゆきは遊撃手ゆうげきしゅの平田ひらた勝男かつおと「ここは絶対ぜったいにインコースはない」と話はなしていたところにインコースのストレートを投なげて被弾ひだんしたことに驚おどろき、試合しあい後山あとやま本ほんから「ストレートで抑おさえられる自信じしんがあった」と聞きかされたことが強烈きょうれつな印象いんしょうとして残のこっているという。

打撃だげきについては通算つうさん438打数だすう81安打あんだ（.185）7本塁打ほんるいだ39打点だてんと、投手とうしゅの中なかでは傑出けっしゅつしているわけではないが、次つぎのような記録きろくを残のこしている。

• 新人しんじん時代じだいの1972年ねん7月がつ20日はつかの対たい広島ひろしま戦せんで猛もう打だ賞しょうを記録きろく。日本にっぽんプロ野球やきゅうでの新人しんじん投手とうしゅの猛もう打だ賞しょうはこのあと、2010年ねんに中澤なかざわ雅人まさと（ヤクルト）が達成たっせいするまで、38年間ねんかんマークする者ものがいなかった。
• 1981年ねん6月23日にち、対たい広島ひろしま戦せんで満塁まんるい本塁打ほんるいだを放はなつ。これによりチーム3試合しあい連続れんぞく満塁まんるい本塁打ほんるいだの日本にっぽん記録きろくにも貢献こうけんしている。しかしこの試合しあいでは本塁打ほんるいだを放はなった後のち、今度こんどは山本やまもと浩二こうじに満塁まんるい本塁打ほんるいだを浴あびるという珍ちん記録きろくも残のこし、勝かち投手とうしゅにはなれなかった。

メジャーリーグへの挑戦ちょうせん

考かんがえ方かたが個人こじん主義しゅぎで"阪神はんしんの変かわり者もの"といわれ、阪神はんしんがハワイでキャンプをやった時とき、メジャーリーグ関係かんけい者しゃから「アメリカで野球やきゅうをしないか」と誘さそわれて以来いらい、すっかりその気きになってしまい、これが高こうじて1984年ねんオフにメジャーリーグへの移籍いせきを球団きゅうだんに訴うったえ、ロサンゼルス・ドジャースに入団にゅうだんがほぼ決きまりかけていた。事前じぜんに渡米とべいし練習れんしゅうにも参加さんか、年俸ねんぽうも住すむ家いえも背番号せばんごう25も決きまっていたが当時とうじはFA制度せいどはなく球団きゅうだんの保有ほゆう権けんの問題もんだいもクリアできず断念だんねんした。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ投手とうしゅ成績せいせき

年とし 度ど	球たま 団だん	登とう 板いた	先さき 発はつ	完かん 投とう	完かん 封ふう	無む 四よん 球たま	勝かち 利り	敗はい 戦せん	セ 丨 ブ	ホ 丨 ル ド	勝かち 率りつ	打だ 者もの	投とう 球たま 回かい	被ひ 安やす 打だ	被ひ 本ほん 塁るい 打だ	与あずか 四よん 球たま	敬けい 遠とお	与あずか 死し 球たま	奪だつ 三さん 振ふ	暴 投とう	ボ 丨 ク	失しつ 点てん	自じ 責せめ 点てん	防ぼう 御お 率りつ	W H I P
1972	阪神はんしん	28	12	2	1	0	3	5	--	--	.375	400	100.0	94	10	21	2	0	54	2	0	41	38	3.42	1.15
1973		18	8	0	0	0	0	1	--	--	.000	174	42.0	38	4	12	0	0	21	0	0	20	19	4.07	1.19
1974		32	14	4	1	2	6	8	1	--	.429	515	125.1	115	17	28	2	1	65	0	0	55	47	3.38	1.14
1975		49	8	1	0	0	4	6	3	--	.400	405	93.2	104	13	24	3	0	58	1	0	56	50	4.79	1.37
1976		67	2	0	0	0	6	3	18	--	.667	460	113.2	101	15	25	3	2	80	1	0	39	37	2.92	1.11
1977		58	4	2	0	0	9	5	9	--	.643	549	130.2	131	21	35	6	2	94	1	0	55	54	3.71	1.27
1978		35	29	4	2	0	5	10	1	--	.333	717	162.2	183	28	66	2	1	84	8	0	105	93	5.13	1.53
1979		49	14	2	0	1	8	7	2	--	.533	536	121.0	128	27	44	7	5	83	2	1	78	73	5.43	1.42
1980		35	31	13	0	0	15	11	2	--	.577	900	221.1	189	31	57	1	2	158	6	1	97	80	3.26	1.11
1981		31	28	11	1	3	12	12	1	--	.500	822	202.1	181	28	56	5	1	158	5	0	82	74	3.30	1.17
1982		63	6	1	1	0	15	8	26	--	.652	548	141.2	110	10	19	0	1	113	4	1	43	38	2.41	0.91
1983		45	0	0	0	0	5	9	8	--	.357	302	72.0	78	14	12	2	0	46	0	1	34	32	4.00	1.25
1984		52	0	0	0	0	10	8	24	--	.556	327	83.2	65	10	13	1	1	65	1	0	34	33	3.55	0.93
1985		33	0	0	0	0	5	6	11	--	.455	205	50.0	50	7	9	0	0	41	1	0	22	15	2.70	1.18
1986		49	1	0	0	0	11	3	15	--	.786	342	86.0	67	7	15	5	2	80	3	0	21	16	1.67	0.95
1987		34	0	0	0	0	2	1	9	--	.667	194	48.0	53	13	3	2	1	42	1	0	24	23	4.31	1.17
1988		22	4	0	0	0	0	3	0	--	.000	115	23.2	33	5	12	2	0	10	1	0	17	17	6.46	1.90
通算つうさん：17年ねん		700	161	40	6	6	116	106	130	--	.523	7511	1817.2	1720	260	451	43	19	1252	37	4	823	739	3.66	1.19

• 各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

タイトル

• 最優秀さいゆうしゅう救援きゅうえん投手とうしゅ：2回かい（1982年ねん、1984年ねん）

表彰ひょうしょう

• 月間げっかんMVP：1回かい（1982年ねん8月がつ）
• ファイアマン賞しょう：2回かい （1982年ねん、1984年ねん）
• 兵庫ひょうご県けんスポーツ優秀ゆうしゅう選手せんしゅ特別とくべつ賞しょう：1回かい （1988年ねん） ※史上しじょう2人にん目めの100勝しょう100セーブを称となえて

記録きろく

初はつ記録きろく

• 初はつ登板とうばん：1972年ねん4月がつ12日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ1回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、8回かい表ひょうに3番手ばんてとして救援きゅうえん登板とうばん、0/3回かい2失点しってん
• 初はつ奪だつ三振さんしん：1972年ねん 4月がつ19日にち、対たいヤクルトアトムズ2回戦かいせん（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう)、3回かい裏うらに大矢おおや明彦あきひこから
• 初はつ先発せんぱつ：1972年ねん6月がつ13日にち、対たいヤクルトアトムズ8回戦かいせん（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）、2/3回かい無む失点しってん
• 初はつ勝利しょうり・初はつ完投かんとう勝利しょうり：1972年ねん7月がつ5日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ12回戦かいせん（札幌さっぽろ市し円山球場まるやまきゅうじょう)、9回かい2失点しってん
• 初はつ完封かんぷう勝利しょうり：1972年ねん10月がつ13日にち、対たいヤクルトアトムズ23回戦かいせん（明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅう場じょう）
• 初はつセーブ：1974年ねん8月がつ4日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ17回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう)、9回かい表ひょう無死むしに2番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん・完了かんりょう、1回かい無む失点しってん

節目ふしめの記録きろく

• 1000投球とうきゅう回かい：1980年ねん8月がつ3日にち、対たい横浜よこはま大洋たいようホエールズ18回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、4回かい表ひょう3死目しにめに達成たっせい
• 1500投球とうきゅう回かい：1983年ねん7月がつ12日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ15回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、4回かい表ひょう1死目しにめに達成たっせい
• 1000奪だつ三振さんしん：1983年ねん7月がつ13日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ16回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう)、9回かい表ひょうに淡あわ口こう憲治けんじから ※史上しじょう67人にん目め
• 500試合しあい登板とうばん：1983年ねん8月がつ9日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ14回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、5回かい裏うら2死しに2番手ばんてとして救援きゅうえん登板とうばん、2/3回かい2失点しってん ※史上しじょう51人にん目め
• 100セーブ：1985年ねん5月がつ20日はつか、対たい読売よみうりジャイアンツ9回戦かいせん（後楽園こうらくえん球場きゅうじょう)、8回かい裏うら1死しに5番手ばんてとして救援きゅうえん登板とうばん・完了かんりょう、1回かい2/3を無む失点しってん ※史上しじょう2人にん目め
• 100勝しょう：1985年ねん6月がつ5日にち、対たい読売よみうりジャイアンツ11回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう)、7回かい表ひょうに5番手ばんてとして救援きゅうえん登板とうばん・完了かんりょう、3回かい無む失点しってん ※史上しじょう89人にん目め
• 600試合しあい登板とうばん：1986年ねん4月がつ23日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ1回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、9回かい裏うらに2番手ばんてとして救援きゅうえん登板とうばん・完了かんりょう、1回かい無む失点しってん ※史上しじょう24人にん目め
• 700試合しあい登板とうばん：1988年ねん9月がつ17日にち、対たい広島東洋ひろしまとうようカープ23回戦かいせん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）、先発せんぱつ登板とうばんで1/3回かい3失点しってん ※史上しじょう11人にん目め

その他たの記録きろく

• オールスターゲーム出場しゅつじょう：7回かい（1976年ねん、1978年ねん、1980年ねん、1982年ねん、1984年ねん - 1986年ねん）

背番号せばんごう

• 25（1972年ねん - 1988年ねん）
• 75（1992年ねん - 1995年ねん）

関連かんれん情報じょうほう

出演しゅつえん番組ばんぐみ

• NHKプロ野球やきゅう

主おもにNHK大阪おおさか放送ほうそう局きょくとの契約けいやくで、阪神はんしんタイガースの主催しゅさい試合しあいが放送ほうそうされるNHK BS1の中継ちゅうけいがメインだが、まれにそれ以外いがいの地区ちくの試合しあい・ラジオ放送ほうそうの試合しあいも担当たんとうする。また2009年ねんからは随時ずいじ上京じょうきょうして大だいリーグ実況じっきょうの解説かいせつにも携たずさわる。NHKとの契約けいやく当初とうしょは、広島東洋ひろしまとうようカープのコーチだった縁えんでNHK広島放送局ひろしまほうそうきょくのローカル中継ちゅうけいにも出演しゅつえんした事ことがある。

過去かこ

• おはよう朝日あさひです（ABCテレビ）
• スーパーベースボール（ABCテレビ制作せいさく分ぶん）
• ABCフレッシュアップベースボール（ABCラジオ）
• サンテレビボックス席せき（サンテレビ）
• TVO BASEBALL LIVE（テレビ大阪てれびおおさか）

関連かんれん項目こうもく

• 広島ひろしま県けん出身しゅっしんの人物じんぶつ一覧いちらん
• 亜細亜大学あじあだいがくの人物じんぶつ一覧いちらん
• 阪神はんしんタイガースの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき 山本やまもと和行かずゆき - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
• 選手せんしゅの各国かっこく通算つうさん成績せいせき Baseball-Reference (Japan)