武隈たけくま部屋へや

武隈たけくま部屋へや

武隈たけくま部屋へや

武隈たけくま部屋へやの看板かんばん

武隈たけくま部屋へや（たけくまべや）は、日本にっぽん相撲すもう協会きょうかいに所属しょぞくする出羽海でわのうみ一門いちもんの相撲すもう部屋へや。

歴史れきし

2020年ねん（令れい和わ2年ねん）1月がつ場所ばしょ限かぎりで現役げんえきを引退いんたいした元もと大関おおぜき・豪ごう栄さかえ道どうは、14代だい武隈たけくまを襲名しゅうめいして境川さかいがわ部屋へや付つきとして後進こうしんの指導しどうに当あたってきたが、2022年ねん（令れい和わ4年ねん）2月がつ1日にち付づけで力士りきし3人にんを連つれて独立どくりつし、武隈たけくま部屋へやを創設そうせつした。

稀まれ勢ぜいの里さと寛ひろしの二に所しょノ関せき部屋へやとともに一番いちばん若わかい（1986年ねん生うまれ）親方おやかたが率ひきいる部屋へやである。

所在地しょざいち

• 東京とうきょう都と大田おおた区く雪谷大塚ゆきがやおおつか町まち14-22
  • 東急とうきゅう池上線いけがみせん雪ゆきが谷大塚やおおつか駅えき徒歩とほ7分ふん

師匠ししょう

• 14代だい：武隈たけくま豪ごう太郎たろう（たけくま ごうたろう、大関おおぜき・豪ごう栄さかえ道どう、大阪おおさか）

力士りきし

現役げんえきの関取せきとり経験けいけん力士りきし

• 豪ごうノ山登やまのぼり輝てる（前ぜん2・大阪おおさか）14代だい弟子でし※境川さかいがわ部屋へやから移籍いせき

旧きゅう・武隈たけくま部屋へや

3代だい・4代だい時代じだい

沿革えんかく

住じゅうノ井い甚助じんすけが部屋へや経営けいえいを始はじめたが、死去しきょにより所属しょぞく力士りきしは粂川くめかわ部屋へや（後のち雷かみなり部屋へやに名称めいしょう変更へんこう）に移籍いせきした。その後ご移籍いせき組ぐみの元もと十じゅう両りょう常盤ときわ嵜礒吉きちが部屋へやを再興さいこうし、第だい6代だい横綱よこづな阿武あぶ松緑しょうろく之これ助すけを育そだてる。が、師匠ししょうの死去しきょにより所属しょぞく力士りきしは雷かみなり部屋へやへ移籍いせきすることになった。その後ご、阿武あぶ松緑しょうろく之これ助すけ（当時とうじ親方おやかた）が独立どくりつして阿武あぶ松まつ部屋へやを興おこしたのでそちらへ移うつった。その中なかには大関おおぜき手柄てがら山さん繁しげる右みぎエ門もんや大関おおぜき小柳こやなぎ常吉つねきちらがいた。

5代だい時代じだい

沿革えんかく

続つづいて、天保てんぽう14年ねん（1843年ねん）10月がつに阿武あぶ松まつ部屋へやの大関おおぜき手柄てがら山さん繁しげる右みぎエ門もんが二に枚まい鑑札かんさつで襲名しゅうめい。部屋へやを興おこし幕内まくうち鬼面きめん山谷やまたに五郎ごろう（後ごの第だい13代だい横綱よこづな）を育そだてるが安政あんせい5年ねん（1858年ねん）6月がつに死去しきょ。所属しょぞく力士りきしは鬼面山きめんざんが引ひき取とった。

7代だい・8代だい時代じだい

沿革えんかく

明治めいじに入はいり、1885年ねん（明治めいじ18年ねん）5月がつより境川さかいがわ部屋へやの関脇せきわけ手柄てがら山さん勝司しょうじが二に枚まい鑑札かんさつで襲名しゅうめいし部屋へやを興おこした。その後ご幕内まくうち芳かおるノ山やま夛治郎ろう、黒雲くろくも雷かみなり五ご郎ろうら（後のちに脱走だっそうし、大阪おおさか相撲すもうに加入かにゅう）が育そだつが大成たいせいするのを見みることなく1889年ねん（明治めいじ22年ねん）5月がつに死去しきょ。その跡あとを元もと十じゅう両りょう龍りゅう門もん鯉こい之の介かいが継つぎ幕内まくうち不知火しらぬひ光ひかり右みぎエ門もん（立川たちかわ部屋へやへ移籍いせき）を育そだてるが1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）5月がつに廃業はいぎょうした。

9代だい時代じだい

沿革えんかく

その後ご、出羽海でわのうみ部屋へやの元もと関脇せきわけ両國りょうこく勇治郎ゆうじろうは1924年ねん（大正たいしょう13年ねん）1月がつ場所ばしょを最後さいごに引退いんたいして9代目だいめを襲名しゅうめい。1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）1月がつ独立どくりつして部屋へやを興おこすが4年ねん後ごの1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）1月がつ部屋へやをたたんだ。その後ご1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）1月がつに再度さいど部屋へやを興おこす際さい、横綱よこづな武蔵むさし山さんを伴ともなおうとしたがかなわず師匠ししょうである6代だい出羽海でわのうみとも確執かくしつが生しょうじたため立浪たつなみ一門いちもんへ転属てんぞくする形かたちになった。このためか、系統けいとう別べつ総そう当あたりの制度せいど下かにおいて、武隈たけくま部屋へやの力士りきしは出羽海でわのうみ部屋へやの力士りきしと対戦たいせんさせられた。その後ご郷ごう錦にしき廣次ひろつぐ、大泉おおいずみ隆司たかしの2人ふたりの十じゅう両りょう力士りきしを育そだてたが、幕内まくうち力士りきしを出だすことはなく、結局けっきょく1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）5月がつに部屋へやを閉とじた。

12代だい時代じだい

沿革えんかく

1999年ねん（平成へいせい11年ねん）2月がつに立浪たつなみ部屋へや付つきの親方おやかただった12代だい武隈たけくま（元もと関脇せきわけ・黒姫山くろひめさん）が設立せつりつ。自身じしんの息子むすこ2人にん（羽黒洋はぐろなだ、羽黒はぐろ國こく）を連つれ立浪たつなみ部屋へやから独立どくりつしたが、新しん弟子でしを一切いっさい取とらなかったこともあり、次男じなんの羽黒はぐろ國こくが引退いんたいした段階だんかいで所属しょぞく力士りきしがいなくなったため、2004年ねん（平成へいせい16年ねん）3月がつ場所ばしょ後ごに部屋へやを閉鎖へいさ。自身じしんは同おなじ立浪たつなみ→伊勢いせヶ濱はま一門いちもんの友とも綱つな部屋へやに移籍いせき、友とも綱つな部屋へやの部屋へや付つき年寄としよりとなったのち、2013年ねん（平成へいせい25年ねん）11月場所ばしょ限かぎりで停年ていねん（定年ていねん）退職たいしょくした。黒姫山くろひめさんの孫まごが豪ごう栄さかえ道どうの境川さかいがわ部屋へやに入門にゅうもんして武隈たけくま部屋へや設立せつりつ後ごも引ひき続つづき境川さかいがわで活躍かつやくしている。

関連かんれん項目こうもく

• 甲山こうざん部屋へや、熊くまヶ谷たに部屋へや - 親子おやこ相撲すもう部屋へや

外部がいぶリンク

• 武隈たけくま部屋へやオフィシャルサイト
• 武隈たけくま部屋へや - 日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい公式こうしきサイト