(Translated by https://www.hiragana.jp/)
緑色のストッキング - Wikipedia コンテンツにスキップ

緑色みどりいろのストッキング

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
盲腸もうちょう (小説しょうせつ)から転送てんそう
緑色みどりいろのストッキング
わけだい Green Stockings
作者さくしゃ 安部あべ公房こうぼう
くに 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
ジャンル 戯曲ぎきょく
まくすう 14けい
初出しょしゅつ情報じょうほう
初出しょしゅつ 単行本たんこうぼんろし
刊本かんぽん情報じょうほう
出版しゅっぱんもと 新潮社しんちょうしゃ
出版しゅっぱん年月日ねんがっぴ 1974ねん10月15にち
装幀そうてい 金羊社きんようしゃ
そうページすう 132
初演しょえん情報じょうほう
公演こうえんめい だい6かい紀伊國屋きのくにや演劇えんげき公演こうえん安部あべ公房こうぼうスタジオ公演こうえん
場所ばしょ 紀伊國屋きのくにやホール
初演しょえん公開こうかい 1974ねん11月9にち
演出えんしゅつ 安部あべ公房こうぼう
主演しゅえん 田中たなか邦衛くにえ
受賞じゅしょう
だい26かい(1974年度ねんど読売よみうり文学ぶんがくしょう戯曲ぎきょくしょう
ポータル 文学ぶんがく ポータル 舞台ぶたい芸術げいじゅつ
テンプレートを表示ひょうじ

緑色みどりいろのストッキング』(みどりいろのストッキング)は、安部あべ公房こうぼうろし戯曲ぎきょく。14けいからる。緑色みどりいろストッキング偏愛へんあいするなか年男としおとこが、その下着したぎフェティシズム妻子さいしられ自殺じさつ未遂みすいし、食糧しょくりょう危機きき研究けんきゅう医者いしゃ実験じっけんだいで「草食そうしょく人間にんげん」となる物語ものがたりおとこつま医者いしゃとの対立たいりつかれらと草食そうしょく人間にんげんとのシュールからいが交差こうさするブラックユーモア展開てんかいなか平和へいわ自由じゆうのイメージの「みどりいろ」というシンボルが一人ひとり人間にんげん疎外そがいんでいくさまえがき、滑稽こっけい異端いたん草食そうしょく人間にんげんある瞬間しゅんかんから、人間にんげんしたものたちのなかで、ぎゃくてきになり人間にんげんせい回復かいふくしてくる姿すがたりにしてゆく[1][2]

1974ねん昭和しょうわ49ねん)10がつ15にち新潮社しんちょうしゃより単行本たんこうぼん刊行かんこうされた。同年どうねん11がつ9にち田中たなか邦衛くにえ主演しゅえんにより紀伊國屋きのくにやホール初演しょえんされ、翌年よくねん1975ねん1がつ23にちだい26かい(1974年度ねんど読売よみうり文学ぶんがくしょう戯曲ぎきょくしょう受賞じゅしょうした[3][注釈ちゅうしゃく 1]翻訳ほんやくばんドナルド・キーンわけえいだい:Green Stockings)でおこなわれている。

作品さくひん成立せいりつ主題しゅだい

[編集へんしゅう]

緑色みどりいろのストッキング』は、1955ねん昭和しょうわ30ねん)に発表はっぴょうされた短編たんぺん小説しょうせつ盲腸もうちょう』をテレビドラマした『羊腸ようちょう人類じんるい』を、さらに戯曲ぎきょくしたものである[3]。また安部あべは、タイトルを「緑色みどりいろのストッキング」か、「ゆめ荒野あらのを……」にするかまよったという[4]

原形げんけい小説しょうせつ盲腸もうちょう』をいたころ発想はっそうについて安部あべ公房こうぼうは、実際じっさい自身じしん戦後せんご飢餓きが状態じょうたいだったとき経験けいけんである、戦後せんご満州まんしゅうからの「引揚しゃ」だったことに言及げんきゅうしながらつぎのようにかたっている[1]

こちらは身寄みよりといいますか、田舎いなかがあるひとだったらそこで最低限さいていげんべるという、よりどころがあったひともいるわけですが、まったくなかったために、かねもなかったし、実際じっさいえないという状態じょうたい現実げんじつにあったことから発想はっそうしたわけです。ぼく多少たしょうひねくれているほうですから、自分じぶんがそういう経験けいけんしたというかたちではものをくのはいやで、そういうかたちをとらないで抽象ちゅうしょう文学ぶんがくだといわれたわけです。 — 安部あべ公房こうぼう周辺しゅうへん飛行ひこう――だい94かい新潮社しんちょうしゃ文化ぶんか講演こうえんかい[1]

緑色みどりいろのストッキング』について安部あべは、世間せけん話題わだいの「食糧しょくりょう問題もんだい」とテーマがかさなりってはいるが、「これはズーッとまえからあたためてきたもの」だと[5]内容ないようは、「ブラックユーモアなどの滑稽こっけいグロテスクなもの」を主体しゅたいにした、「人間にんげん関係かんけい裏返うらがえしに、内臓ないぞうひらくような構成こうせい」だと解説かいせつしている[5]。そして、「くさってる人間にんげん」が、滑稽こっけいなだけでなく、ある瞬間しゅんかんから「ポエジーというか、人間にんげんした人間にんげんなかで、かえって人間にんげんせい回復かいふくしてくる」とし[2]、「存在そんざい形式けいしき異端いたんされると、その人間にんげん可哀想かわいそうなんだが、じつ異端いたんしているほうが……。他者たしゃたいする寛容かんよう偏見へんけんにつながってくる」と説明せつめいしている[2]

また安部あべは、草食そうしょく人間にんげんが2あいだおきにはらから物凄ものすごおとらすことへの我々われわれ嫌悪けんおかん偏見へんけんすため、芝居しばい実際じっさい不快ふかい音響おんきょう効果こうかおん使用しようしたとし、そこには、「一人ひとり人間にんげんが、他者たしゃたいして仲間なかまとして正統せいとうなものとしてれるか、あるいは異端いたんとして排斥はいせきするか」というテーマが基本きほんてきにあり、それゆえに、実際じっさいに「ガスおと」が、「非常ひじょう重要じゅうようなモーメント」になるとしている[1]。そしておとこのもうひとつの疎外そがい要素ようそ下着したぎ泥棒どろぼうについて以下いかのようにれつつ、はじめは意識いしきしていなかった〈ストッキング〉と〈くさう〉というバラバラのものが、「えない設計せっけい」があったかのようにいていくうちにつながったとテーマについてかたっている[1]

その人間にんげんがそういう手術しゅじゅつけてくさえるようになった。しかし、これもやはりはずれです。そして、ここでストッキングみどりと、くさならくさというもののみどり――みどりというものでひとつの統一とういつシンボルをこしらえて、みどりというと、平和へいわであるとか、自由じゆうであるとか、そういうイメージができるわけです。そのしずけさ、平和へいわ自由じゆう、そういう緑色みどりいろというシンボルが一人ひとり人間にんげん疎外そがいしてんでいくという構造こうぞう芝居しばい全体ぜんたいとしてはとっているわけです。そのなかに、下着したぎたいする異常いじょう愛着あいちゃくであるとか、くさうということから派生はせいするあいだおきに猛烈もうれつなガスを噴出ふんしゅつするというかなしむべき事態じたい、こういうことで人間にんげんが、つまり怪物かいぶつとして人間にんげんなかから疎外そがいされていく部分ぶぶん、そこをテーマにしたわけです。 — 安部あべ公房こうぼう周辺しゅうへん飛行ひこう――だい94かい新潮社しんちょうしゃ文化ぶんか講演こうえんかい[1]

あらすじ

[編集へんしゅう]

下着したぎ泥棒どろぼうへきつま息子むすこにバレて自殺じさつをしようとしたおとこが、ある病院びょういんのベッドでめると、医者いしゃとその助手じょしゅから、わらくさだけべてきてゆける「草食そうしょく人間にんげん」になるための実験じっけんだいになってくれとわれた。なか強引ごういんセルロース分解ぶんかい可能かのうちょう手術しゅじゅつほどこされたおとこは、その報酬ほうしゅうかねを、病院びょういんから家族かぞく仕送しおくりをした。

おとこ息子むすこが、父親ちちおやのいる病院びょういん婚約こんやくしゃ一緒いっしょめ、非常口ひじょうぐちからたずねてた。息子むすこ手土産てみやげ父親ちちおやぬすんだ愛着あいちゃく緑色みどりいろストッキングちちわたした。それはもとは、息子むすこ婚約こんやくしゃのものだった。おとこはそれをいてびっくりしたが、おりのそのストッキングにほおずりしたり、自分じぶん片方かたがた穿いてみてよろこんだ。

息子むすこたちがいったんかえったのち突然とつぜんおとこはらはげしくし、おおきな放屁ほうひをした。助手じょしゅによると、それは草食そうしょく人間にんげんになったあかしであり、その楽隊がくたいのようなちょうおとは2あいだおきぐらいにるという。おとこはたじろいだが、助手じょしゅは、医者いしゃ世間せけん成功せいこう発表はっぴょうするときは、とりあえずあたらしい人生じんせい満足まんぞくしているふりをしておいてほしいと依頼いらいした。

ふく着替きがえ、おとこそうとすると、非常口ひじょうぐちから息子むすこのノックのおとと、入口いりくちからは医者いしゃ助手じょしゅ食事しょくじってやって気配けはいがし、おとこ天井てんじょううらかくれた。おとこえた部屋へやで、医者いしゃたちとおとこ家族かぞく対峙たいじした。もう主人しゅじん人類じんるい進歩しんぽてき存在そんざいだと医者いしゃたいし、おっともどしにつまは、おっと相変あいかわらず下着したぎきで、くさべられるようになったくらいじゃ、どこもわっていなくてすこしほっとしたと反論はんろんした。そこへ突然とつぜん天井てんじょうからちょう鳴動めいどうおんがして、おとこ緑色みどりいろのストッキングをおとし、全員ぜんいんってくれとさけんだ。だがはつくさ食事しょくじ立会たちあいたい医者いしゃも、おとこつまろうとしない。便意べんい尿意にょういをもよおしたおとこは、助手じょしゅてた下着したぎコレクションをトランクに回収かいしゅうさせ、非常口ひじょうぐちかぎをかけさせ、ぎゃくだれ部屋へやからていかないようにし、天井てんじょうからりてきた。

おとこ衝立ついたてかげ小便しょうべんをしているあいだに、部屋へやがインタビュー・フィルムをるためにセットされ、おとこ食事しょくじ模様もよう記録きろくされはじめた。異様いよう食事しょくじ風景ふうけいみな見守みまもなか砂糖黍さとうきび麦藁むぎわらすぎざいくずつくったパンの咀嚼そしゃく苦労くろうするおとこあごやして介抱かいほうするつまとは対照たいしょうてきに、医者いしゃ草食そうしょく人間にんげんにいいイメージをあたえようとした。こころほそおとこは、だれ自分じぶんのちつづいてくれる意思いし表示ひょうじをしてくれるひともとめたが、だれ積極せっきょくてきつぎ手術しゅじゅつ名乗なのものもない。そのうちなにかと助手じょしゅ背中せなかをさすられる婚約こんやくしゃ嫉妬しっとした息子むすこが、やっぱりつぎつづくのはおんながいいと提案ていあんし、父親ちちおやだれがいいかをいた。つまはそのときおっと去勢きょせい手術しゅじゅつ医者いしゃたのみ、おっとにも同意どういもとめた。おとこきゅう咀嚼そしゃくめて、つらそうなうえづかいでまわしゆっくりと息子むすこ婚約こんやくしゃゆびさした。おびえる婚約こんやくしゃ戸惑とまどつまに、「ストッキングだよ、あの、緑色みどりいろの……あんなのが、またはいったら…」とおとこつぶやいた。そして突然とつぜんしたはらをおさえながら、衝立ついたてかげんだ。

なかなかもどってこないので、息子むすこ衝立ついたてかげをのぞきむと、おとこはそこにいなかった。天上てんじょうにも部屋へやのどこからもおとこえていた。ふと息子むすこかべうつっている草原そうげん風景ふうけいると、はらっぱのなかはしってげてゆく父親ちちおやらしきいちてんつけた。医者いしゃはゆっくりとちかづいてそこをのぞきむと、いきなりスリッパをたたきつけ、「むしだよ、むし。つまらない、ただのむしけら!」とった。一同いちどうはじっと、そのかべうえのしみをつめつづける。

登場とうじょう人物じんぶつ

[編集へんしゅう]
おとこ
学校がっこう教師きょうし下着したぎフェティシズムがあり、下着したぎ泥棒どろぼうをしている。それをつま息子むすこられて、道路どうろ工事こうじ標識ひょうしき点滅てんめつさせる発電はつでん排気はいきかんにゴムかんをつないでくわえ、自殺じさつ未遂みすいをする。その盲腸もうちょう手術しゅじゅつ実験じっけんだいとなり草食そうしょく人間にんげんとなる。
医者いしゃ
ある老婆ろうば牧場ぼくじょう土地とちり、白蟻しろありセルロース分解ぶんかい能力のうりょく利用りようした食糧しょくりょう危機ききのための研究けんきゅうをする。
助手じょしゅ
学生がくせい医者いしゃ助手じょしゅ採用さいようされるために白蟻しろあり研究けんきゅうのきっかけを指南しなんしたが、研究けんきゅう成果せいかには悲観ひかんてきかんがえ。資金しきんかせぎのために研究けんきゅう追従ついしょうしている。
看護かんご
学生がくせい助手じょしゅ恋人こいびと結婚けっこん資金しきんかせぎのために助手じょしゅ一緒いっしょ医者いしゃ研究けんきゅう追従ついしょう草食そうしょく人間にんげんとなったおとこ下着したぎぬすまれても、医者いしゃからそのぶんのおかねをもらえるから平気へいきい、おとこつまきらわれ対立たいりつする。
老婆ろうば
おっとんだのち一人ひとりちいさな牧場ぼくじょうみ、白蟻しろありだけべてらしていた老婆ろうばんだ亭主ていしゅ戦争せんそう片腕かたうでをなくした大工だいく地主じぬし退きをせまられていたところを、医者いしゃがその土地とちい、老婆ろうばんだのち、その食糧しょくりょう危機きき研究けんきゅうのため病院びょういん研究けんきゅうしつとなる。
おとこつま
草食そうしょく人間にんげんとなったおっといえもどし、おっと下着したぎフェティシズムをなおすため、一緒いっしょ下着したぎ泥棒どろぼう手伝てつだうことをかんがえる。
おとこ息子むすこ
父親ちちおや病院びょういんから仕送しおくりっているかね婚約こんやくしゃとの生活せいかつにもまわしてもらえ、ありがたがり、父親ちちおや病院びょういんたままでもいいとかんがえる。
息子むすこ婚約こんやくしゃ
手芸しゅげい教室きょうしつをはじめる予定よてい緑色みどりいろのストッキングを穿いていた持主もちぬし探偵たんてい小説しょうせつき。病室びょうしつからはやたがる。
裏方うらかたC、D
おとこ尿瓶しびん水差みずさし世話せわや、おとこ病室びょうしつ模様替もようがえなどをする。病院びょういん入院にゅういん患者かんじゃとそのつま
裏方うらかたA、B
おとこ病室びょうしつ模様替もようがえをし、その特報とくほう通信つうしんのカメラマンやインタビューアーになる。

作品さくひん評価ひょうか解釈かいしゃく

[編集へんしゅう]

緑色みどりいろのストッキング』は読売よみうり文学ぶんがくしょう戯曲ぎきょくしょう受賞じゅしょうするなど、どう時代じだいひょうたか評価ひょうかをされた作品さくひん[3]ドナルド・キーンも、「かがやかしい成功せいこうさくだとひょうし、まくがるまえから効果こうかおんはらおと)は、草食そうしょく人間にんげん主人公しゅじんこうのこの戯曲ぎきょくに「もっともふさわしい〈音楽おんがく〉」だとべ、主人公しゅじんこう下着したぎ泥棒どろぼうだと家族かぞく見抜みぬかれてしまうところを「じつによく出来でき場面ばめん」としている[6]。またドナルド・キーンは、登場とうじょう人物じんぶつたちに「名前なまえ」がけられていないのは、かならずしも「普遍ふへんせい」をねらっているというわけでなく、それが芝居しばい必要ひつようのないものと安部あべとらえ、「個人こじん悲劇ひげきよりも社会しゃかいないし地球ちきゅう悲劇ひげき喜劇きげきもっとふか関心かんしんせている」と解説かいせつしている[6]

おもな公演こうえん

[編集へんしゅう]

関連かんれん作品さくひん

[編集へんしゅう]

小説しょうせつ

[編集へんしゅう]
盲腸もうちょう
作者さくしゃ 安部あべ公房こうぼう
くに 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
ジャンル 短編たんぺん小説しょうせつ
発表はっぴょう形態けいたい 雑誌ざっし掲載けいさい
初出しょしゅつ情報じょうほう
初出しょしゅつ文學ぶんがくかい1955ねん4がつごう
刊本かんぽん情報じょうほう
収録しゅうろくR62ごう発明はつめい
出版しゅっぱんもと 山内やまうち書店しょてん
出版しゅっぱん年月日ねんがっぴ 1956ねん12月10にち
装幀そうてい 安部あべ真知まち
ウィキポータル 文学ぶんがく ポータル 書物しょもつ
テンプレートを表示ひょうじ

テレビドラマ

[編集へんしゅう]

おもな刊行かんこうほん

[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ 主演しゅえん田中たなか邦衛くにえだい9かい(1974年度ねんど紀伊國屋きのくにや演劇えんげきしょう個人こじんしょう受賞じゅしょうした[3]

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c d e f 安部あべ公房こうぼう周辺しゅうへん飛行ひこう――だい94かい新潮社しんちょうしゃ文化ぶんか講演こうえんかい」(新宿しんじゅく紀伊國屋きのくにやホール 1974ねん10がつ1にち
  2. ^ a b c 安部あべ公房こうぼう「ひと・ぴいぷる――談話だんわ記事きじ」(夕刊ゆうかんフジ 1974ねん11月30にちごう掲載けいさい
  3. ^ a b c d 作品さくひんノート25」(『安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 25 1974.03-1977.11』)(新潮社しんちょうしゃ、1999ねん
  4. ^ 安部あべ公房こうぼう「ここのところ――周辺しゅうへん飛行ひこう35」(なみ 1974ねん9がつごう掲載けいさい
  5. ^ a b 安部あべ公房こうぼう人間にんげん関係かんけい裏返うらがえしに」(新日本しんにほん 1974ねん11がつごう掲載けいさい
  6. ^ a b ドナルド・キーン解説かいせつ」(『緑色みどりいろのストッキング・未必みひつ故意こい』)(新潮しんちょう文庫ぶんこ、1989ねん

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]
  • 文庫ぶんこばん緑色みどりいろのストッキング・未必みひつ故意こい』(付録ふろく解説かいせつドナルド・キーン)(新潮しんちょう文庫ぶんこ、1989ねん
  • 安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 5 1955.03-1956.02』(新潮社しんちょうしゃ、1997ねん
  • 安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 16 1962.04-1962.11』(新潮社しんちょうしゃ、1998ねん
  • 安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 25 1974.03-1977.11』(新潮社しんちょうしゃ、1999ねん
  • 新潮しんちょう日本にっぽん文学ぶんがくアルバム51 安部あべ公房こうぼう』(新潮社しんちょうしゃ、1994ねん