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すなおんな

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
すなおんな
わけだい The Woman in the Dunes
作者さくしゃ 安部あべ公房こうぼう
くに 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
ジャンル 長編ちょうへん小説しょうせつ
発表はっぴょう形態けいたい ろし
刊本かんぽん情報じょうほう
出版しゅっぱんもと 新潮社しんちょうしゃ
出版しゅっぱん年月日ねんがっぴ 1962ねん6月8にち
装幀そうてい 香月かつき泰男やすお
そうページすう 218
受賞じゅしょう
だい14かい(1962年度ねんど読売よみうり文学ぶんがくしょう
1967年度ねんど最優秀さいゆうしゅう外国がいこく文学ぶんがくしょう英語えいごばん
ウィキポータル 文学ぶんがく ポータル 書物しょもつ
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すなおんな』(すなのおんな)は、安部あべ公房こうぼうろし長編ちょうへん小説しょうせつ安部あべ代表だいひょうてき作品さくひんで、現代げんだい日本にっぽん文学ぶんがく代表だいひょうする傑作けっさくひとつとなされているだけでなく、海外かいがいでも評価ひょうかたか作品さくひんである[1][2]海辺うみべ砂丘さきゅう昆虫こんちゅう採集さいしゅうにやっておとこが、おんな一人ひとりすなあないえめられ、様々さまざま手段しゅだん脱出だっしゅつこころみる物語ものがたり不思議ふしぎ状況じょうきょう設定せってい写実しゃじつてき表現ひょうげんしながら、すな世界せかいからの逃亡とうぼう失敗しっぱいかえしていたおとこがやがてすな生活せいかつ順応じゅんのうし、脱出だっしゅつ機会きかいおとずれてもげない姿すがたに、市民しみん社会しゃかい日常にちじょうせいや、そこに存在そんざいする人間にんげん生命せいめいりょく本質ほんしつ真相しんそう象徴しょうちょうてきえがされている[2]

1962ねん昭和しょうわ37ねん)6がつ8にち新潮社しんちょうしゃより刊行かんこうされ、翌年よくねん1963ねん1がつ23にちだい14かい(1962年度ねんど読売よみうり文学ぶんがくしょう受賞じゅしょう。1964ねん昭和しょうわ39ねん)には、作者さくしゃ自身じしん脚本きゃくほんにより勅使河原てしがわらひろし監督かんとく映画えいがされた。翻訳ほんやくばんE. Dale Saunders わけえいだいThe Woman in the Dunes)をはじめ、チェコフィンランドデンマークロシアひとしじゅう言語げんご翻訳ほんやくされ、1968ねん昭和しょうわ43ねん)1がつ18にちにはフランスで1967年度ねんど最優秀さいゆうしゅう外国がいこく文学ぶんがくしょう英語えいごばん受賞じゅしょうした[1][2]

作品さくひん成立せいりつ主題しゅだい

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安部あべは、『すなおんな執筆しっぴつのきっかけについて、弘前大学ひろさきだいがくでの講演こうえん旅行りょこう車中しゃちゅう週刊しゅうかんんでいたところ、すな被害ひがいくるしめられている山形やまがたけん酒田さかたちかいある海辺うみべ部落ぶらく浜中はまなか)の、グラビア写真しゃしんた。安部あべは、その瞬間しゅんかんに「いきなり〈言葉ことば〉のぐんが、何処どこからともなくをふき、しげり、たちまちぼくの意識いしき完全かんぜん占領せんりょうしてしまっていた」とかえっている[3]

なお、『すなおんな』は、短編たんぺん小説しょうせつチチンデラ ヤパナ』(1960ねん)を長編ちょうへんしたもので、だいいちしょうの1から7のなかばまでは『チチンデラ ヤパナ』とかさなっている[1]安部あべは、同年どうねん9がつ1にち新潮社しんちょうしゃ出版しゅっぱん谷田たにだ昌平しょうへいから、『チチンデラ ヤパナ』を発展はってんさせた「純文学じゅんぶんがく書下かきおろし長編ちょうへん小説しょうせつ」の執筆しっぴつ依頼いらいけ、2ねんちかくかけて『すなおんな』を完成かんせいさせた[4]

安部あべは、すな研究けんきゅう生涯しょうがいをかけたあるヨーロッパじんについて言及げんきゅうし、すな神秘しんぴすな魔力まりょくを、「とらえずにはいられないという、人間にんげん精神せいしん根底こんていにひそむあるものを、たくまずして暗示あんじしているのではないでしょうか」と[5]自身じしんもそういったほんいてみたいというおもいで、『すなおんな』をはじめた。また、〈すな〉について以下いかのようにかたったのち小説しょうせつすなおんな』では「現代げんだいのなかのすな」をえがき、映画えいがすなおんな』では「すなのなかの現実げんじつ」をえがいたものといえると解説かいせつしている[5]

すな」というのは、むろん、おんなのことであり、おとこのことであり、そしてそれらをふくむ、このとらえがたい現代げんだいのすべてにほかありません。だが、小説しょうせつきあげても、「すな」はまだわたしをとらえたまま、はなしてくれようとしませんでした。 — 安部あべ公房こうぼうすなのなかの現実げんじつ[5]

また、『すなおんな』で追求ついきゅうした〈自由じゆう〉の主題しゅだいについて安部あべは、以下いかのようにかたっている。

とりのように、ちたいとねが自由じゆうもあれば、ごもって、だれからも邪魔じゃまされまいとねが自由じゆうもある。すなにおそわれ、うずもれていく、あるまずしい海辺うみべむらにとらえられた一人ひとりおとこが、むらおんなと、すなきの仕事しごとから、いかにして脱出だっしゅつをなしえたか――いろも、においもない、すなとのたたかいをつうじて、そのふたつの自由じゆう関係かんけい追求ついきゅうしてみたのが、この作品さくひんである。すなめてみなければ、おそらく希望きぼうあじわかるまい。 — 安部あべ公房こうぼう著者ちょしゃ言葉ことば――『すなおんな』」[6]

あらすじ

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昭和しょうわ30ねん8がつのあるおとこ仁木にき順平じゅんぺい)は、休暇きゅうか利用りようして海岸かいがん新種しんしゅハンミョウ採集さいしゅうするためにSえきち、バス終点しゅうてん砂丘さきゅうむらった。そこで漁師りょうしらしい老人ろうじんに、部落ぶらくなかのある民家みんか滞在たいざいするようにすすめられた。そのいえには、寡婦かふ一人ひとりんでおり、すなきにわれていた。むらいえは、いちけんいちけん砂丘さきゅうられた蟻地獄ありじごくにもあなそこにあり、縄梯子なわばしごでのみ地上ちじょう出入でいりできるようになっていた。一夜いちやけると縄梯子なわばしご村人むらびとによってはずされ、おとこあなしためられた。そのことをさとったおとこ動転どうてんするが、すなかずにさからうとみず配給はいきゅうされなくなるため、おんなとの同居どうきょ生活せいかつをせざるをなくなった。

むら家々いえいえは、つねすなあなそとはこさなければ、いえすなうずもれてしまうため、人手ひとでほっしていた。部落ぶらく内部ないぶでは、村長そんちょう支配しはいする社会しゃかい主義しゅぎ制度せいどられ、物資ぶっし配給はいきゅうせいとなっていた。おとこは、おんなすなきだす生活せいかつをしながら、さまざまな方法ほうほう脱出だっしゅつ抵抗ていこうこころみ、やっといえからた。しかし、逃走とうそうちゅう砂地すなじおぼにそうになったところを、いぬれてってきた村人むらびとらに救出きゅうしゅつされた。おとこは、ふたたおんなのいるいえろされた。おとこは、あきらめに気持きもちあな生活せいかつれ、おんな夫婦ふうふのように馴染なじんでいき、やがてためすい装置そうち研究けんきゅう日課にっかになった。ふゆぎ、3月になり、おんな妊娠にんしんした。その2かげつおんなは、子宮しきゅうがい妊娠にんしんまち病院びょういんはこばれてった。おんなれてかれたのち縄梯子なわばしごがそのままになっていた。しかし、おとこしんにはすで部落ぶらくへの連帯れんたいかんばえており、ためすい装置そうち開発かいはつのことをむらものはなしたい衝動しょうどうさきっていた。おとこは、げる手立てだてはまたその翌日よくじつにでもかんがえればいいとおもった。

7ねん昭和しょうわ37ねん10がつ5にち仁木にきしの(おとこつま)の申立もうしたてにより、家庭かてい裁判所さいばんしょ民法みんぽうだい30じょうしたがい、行方ゆくえ不明ふめいおっと仁木にき順平じゅんぺい失踪しっそうしゃとして審判しんぱんくだし、死亡しぼう認定にんていがなされた。

登場とうじょう人物じんぶつ

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おとこ
名前なまえ仁木にき順平じゅんぺい。31さい身長しんちょう158センチ、体重たいじゅう54キロ。かみはややうすオールバックあぶら使用しようせず。視力しりょくみぎ0.8、ひだり1.0。はだ浅黒あさぐろく、面長おもなががよっていてはなひくい。血液けつえきがたはABがた角張かくばったあごと、ひだりみみしたにほくろが目立めだ以外いがいには特徴とくちょうなし。したがもつれたような、まどろっこしいはなしかた内向ないこうてき頑固がんこだが、ひとづきあいはとくにわるくはない。職業しょくぎょう教師きょうし趣味しゅみ昆虫こんちゅう採集さいしゅう
なお年齢ねんれいは、本文ほんぶんちゅう、「仁木にき順平じゅんぺいさんじゅういちさい」とかれているが、最後さいごの「催告さいこく」と「審判しんぱんしょ」では、「昭和しょうわ2ねん3がつ7にちせい」(1927ねん3がつ7にちせい)となっており、失踪しっそう昭和しょうわ30ねん(1955ねん)8がつには28さいあたり、矛盾むじゅんしている。英訳えいやくばんでは1924ねん大正たいしょう13ねんせいとなっている[1]
老人ろうじん
漁師りょうしらしい老人ろうじん。なめしかけのうさぎかわのようなほお充血じゅうけつしたにめやにがあつくこびりついている。村長そんちょうらしきおとこ
おんな
30さい前後ぜんこうの、ひとさそうな小柄こがらおんなはまおんなにしては色白いろじろわらうとひだりほおにえくぼがかび、愛嬌あいきょうのあるかおだが、のふちがびょうあかくただれている。去年きょねん台風たいふうおっと中学生ちゅうがくせい一人娘ひとりむすめくした。
村人むらびとたち
したすなはこんだり、配給はいきゅうひん配達はいたつしている。モッコオートさんりん砂丘さきゅう往復おうふくしている。

作品さくひん評価ひょうか解釈かいしゃく

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すなおんな』は日本にっぽん国内こくないのみならず、海外かいがいでも注目ちゅうもくされ、「現代げんだい文学ぶんがく最良さいりょう収穫しゅうかく」というたか評価ひょうかをされている。この作品さくひんに、安部あべ公房こうぼうは、国際こくさいてき作家さっかとみなされることになった[7]

大佛だいぶつ次郎じろうは、「『すなおんな』はわったもので、世上せじょうかえされている小説しょうせつではなく、また二度にどないもので、新鮮しんせんである」とひょう[8]、「わたしあたらしいイソップ物語ものがたとして愛読あいどくした」とべている[8]

三島みしま由紀夫ゆきおは、「詩情しじょうとサスペンスにちた見事みごと導入どうにゅう再々さいさい脱出だっしゅつのスリル、そしてすなのやうに簡潔かんけつ無味むみ乾燥かんそう突然とつぜんのオチ、……すべてがげき作家さっか才能さいのう小説しょうせつ才能さいのうとの、安部あべにおける幸福こうふく結合けつごうしめしてゐる」とひょう[9]以下いかのように解説かいせつしている。

日本にっぽん現実げんじつたいして風土ふうどてき恐怖きょうふあずかへたのは、まった作者さくしゃのフィクションであり寓意ぐういであるが、その虚構きょこうは、綿々めんめんとしてきない異様いよう感覚かんかく持続じぞくによつて保証ほしょうされる。これは地上ちじょうのどこかの異国いこく物語ものがたりではない。やはりわれわれがきてゐるほかならない日本にっぽん物語ものがたりなのである。その用意よういは、一旦いったん脱出だっしゅつしてすなおちいつた主人公しゅじんこうすくえひに村人むらびとの、「白々しらじらしい、つみのないようなはなしっぷり」ひとつをとつても窺はれる。 — 三島みしま由紀夫ゆきお推薦すいせんぶん」(『すなおんな』)[9]

おもねかたな田高たたかは、「小説しょうせつ一番いちばん面白おもしろさは、なぞ提示ていじされ、それがふかまり、最終さいしゅうてきにそれがけてゆくことだが、この作品さくひんはその構造こうぞうっている。すながもうひとつの主人公しゅじんこうになっていて、すなごとにわり、独特どくとく模様もようえがき、無機むきてきである。きているような様相ようそうっているし、なにもないようにえながら、生命せいめいたいかくしていたりして、非常ひじょう不思議ふしぎ存在そんざいすなをつけたというところが、この小説しょうせつ面白おもしろさじゃないかとおもう。人間にんげん自由じゆうとはなになのか? 自分じぶんたちがせっしている日常にちじょうとはなになのか? と、根本こんぽんからいかけるような側面そくめんがあって、おとこおんな根源こんげんにもいかけるようなこともっている。これだけ小説しょうせつのぞましい姿すがたまれている作品さくひんは、なかなか見当みあたらない。このぐらいの小説しょうせつ生涯しょうがいひとけたら、んでもいいぐらいに(どう作品さくひんに)れている」とひょうしている[よう出典しゅってん]

翻案ほんあん

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映画えいが

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ラジオドラマ

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舞台ぶたい

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受賞じゅしょう

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関連かんれん小説しょうせつ

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チチンデラ ヤパナ

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チチンデラ ヤパナ
作者さくしゃ 安部あべ公房こうぼう
くに 日本の旗 日本にっぽん
言語げんご 日本語にほんご
ジャンル 短編たんぺん小説しょうせつ
発表はっぴょう形態けいたい 雑誌ざっし掲載けいさい
初出しょしゅつ情報じょうほう
初出しょしゅつ文學ぶんがくかい1960ねん9がつごう
刊本かんぽん情報じょうほう
収録しゅうろく安部あべ公房こうぼうぜん作品さくひん7』 新潮社しんちょうしゃ 1973ねん3がつ20日はつか
カーブのむかユープケッチャ新潮しんちょう文庫ぶんこ 1988ねん12月5にち
ウィキポータル 文学ぶんがく ポータル 書物しょもつ
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短編たんぺん。1960ねん昭和しょうわ35ねん)、雑誌ざっし文學ぶんがくかい』9がつごう掲載けいさいされた。1973ねん昭和しょうわ48ねん)3がつ20日はつか新潮社しんちょうしゃより刊行かんこうの『安部あべ公房こうぼうぜん作品さくひん7』に収録しゅうろく。のち新潮しんちょう文庫ぶんこカーブのむか・ユープケッチャ』に収録しゅうろくされた。

題名だいめいの「チチンデラ ヤパナ」とはニワハンミョウオランダばん学名がくめい Cicindela japana のこと。

刊行かんこうほん

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  • すなおんな』(新潮社しんちょうしゃ、1962ねん6がつ8にち
  • 文庫ぶんこばんすなおんな』(新潮しんちょう文庫ぶんこ、1981ねん2がつ25にち。2001ねん、2003ねん改版かいはん) ISBN 4-10-112115-X
  • シナリオ作家さっか協会きょうかいへん年鑑ねんかん代表だいひょうシナリオしゅう1964年度ねんどばん』(ダヴィッドしゃ、1965ねん5がつ31にち
    • 映画えいがシナリオばん所収しょしゅう
  • 安部あべ公房こうぼう 映画えいがシナリオせん』(そうりんしゃ、1986ねん10がつ5にち
  • 英訳えいやく The Woman in the Dunes, translated by E. Dale Saunders, Tuttle classics, 1967.
  • ドイツやく Die Frau in den Dünen / Deutsch von Oscar Benl und Mieko Osaki. Rowohlt, 1967[12]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d 作品さくひんノート16」(『安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 16 1962.04-1962.11』)(新潮社しんちょうしゃ、1998ねん
  2. ^ a b c ドナルド・キーン解説かいせつ」(文庫ぶんこばんすなおんな』)(新潮社しんちょうしゃ、1981ねん。2001ねん、2003ねん改版かいはん
  3. ^ 安部あべ公房こうぼう「『すなおんな』の舞台ぶたい」(朝日新聞あさひしんぶん 1968ねん6がつ26にちごう掲載けいさい
  4. ^ 谷田たにだ昌平しょうへい「『すなおんな』と安部あべ公房こうぼう」(東京とうきょう新聞しんぶん 1986ねん6がつ11にちごう掲載けいさい
  5. ^ a b c 安部あべ公房こうぼうすなのなかの現実げんじつ」(映画えいがすなおんな」パンフレット 1964ねん2がつ15にち
  6. ^ 安部あべ公房こうぼう著者ちょしゃ言葉ことば――『すなおんな』」(『すなおんなはこひょうぶん)(新潮社しんちょうしゃ、1962ねん
  7. ^ 新潮しんちょう日本にっぽん文学ぶんがくアルバム51 安部あべ公房こうぼう』(新潮社しんちょうしゃ、1994ねん
  8. ^ a b 大佛だいぶつ次郎じろう選評せんぴょうだい14かい・1962年度ねんど読売よみうり文学ぶんがくしょう)」(読売新聞よみうりしんぶん夕刊ゆうかん 1963ねん1がつ28にちごう掲載けいさい
  9. ^ a b 三島みしま由紀夫ゆきお推薦すいせんぶん」(『すなおんなはこうらぶん)(新潮社しんちょうしゃ、1962ねん
  10. ^ 紀伊國屋きのくにや演劇えんげきしょう団体だんたいしょう劇団げきだん俳優座はいゆうざ個人こじんしょうにひびのこづえ・松尾まつお貴史たかしら5めい”. ステージナタリー. ナターシャ (2021ねん12月17にち). 2021ねん12月18にち閲覧えつらん
  11. ^ だい29かい読売よみうり演劇えんげき大賞たいしょう大賞たいしょう最優秀さいゆうしゅう作品さくひんしょうはNODA・MAP「フェイクスピア」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022ねん2がつ6にち). https://natalie.mu/stage/news/464644 2022ねん2がつ6にち閲覧えつらん 
  12. ^ 国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんオンライン | National Diet Library Online”. ndlonline.ndl.go.jp. 2022ねん10がつ10日とおか閲覧えつらん

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 緒川おがわほかひびのこづえ松尾まつお貴史たかし吉田よしだひつじ上村うえむら聡史さとしけい5めいとの同率どうりつ受賞じゅしょう

出典しゅってん

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 16 1962.04-1962.11』(新潮社しんちょうしゃ、1998ねん
  • 安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 17 1962.11-1964.01』(新潮社しんちょうしゃ、1999ねん
  • 安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅう 18 1964.01-1964.09』(新潮社しんちょうしゃ、1999ねん
  • 文庫ぶんこばんすなおんな』(付録ふろく解説かいせつ ドナルド・キーン)(新潮社しんちょうしゃ、1981ねん2がつ25にち。2001ねん、2003ねん改版かいはん
  • 新潮しんちょう日本にっぽん文学ぶんがくアルバム51 安部あべ公房こうぼう』(新潮社しんちょうしゃ、1994ねん
  • 決定けっていばん 三島みしま由紀夫ゆきお全集ぜんしゅうだい32かん評論ひょうろん7』(新潮社しんちょうしゃ、2003ねん
  • 佐々木ささき基一きいち脱出だっしゅつ超克ちょうこく――『すなおんなろん」(日本にっぽん文学ぶんがく研究けんきゅう資料しりょう刊行かんこうかいへん日本にっぽん文学ぶんがく研究けんきゅう資料しりょう叢書そうしょ安部あべ公房こうぼう大江おおえ健三郎けんざぶろう』)(有精ゆうせいどう出版しゅっぱん、1974ねん
  • 三木みきたく現実げんじつ小説しょうせつ陥穽かんせい――安部あべ公房こうぼうすなおんな』をめぐって」(同上どうじょう
  • 西塚にしづか由美子ゆみこ「『すなおんなろん」(西田にしだまさる退任たいにん退職たいしょく記念きねん文集ぶんしゅう編集へんしゅう委員いいんかいへん文学ぶんがく社会しゃかい地球ちきゅうへ』)(さんいち書房しょぼう、1996ねん
  • キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン80かいぜん 1924-2006』キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃキネマ旬報きねまじゅんぽうムック〉、2007ねん7がつISBN 978-4873766560 
  • キネマ旬報きねまじゅんぽうベスト・テン85かいぜん 1924-2011』キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃキネマ旬報きねまじゅんぽうムック〉、2012ねん5がつISBN 978-4873767550 
  • 日高ひだかやすしいちポスター提供ていきょう『なつかしの日本にっぽん映画えいがポスターコレクション――昭和しょうわ黄金おうごん日本にっぽん映画えいがのすべて』近代映画社きんだいえいがしゃ〈デラックス近代きんだい映画えいが〉、1989ねん5がつISBN 978-4764870550 

関連かんれん項目こうもく

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全集ぜんしゅう書誌しょし情報じょうほう

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  • すなおんな」、安部あべ公房こうぼうしゅう新潮社しんちょうしゃ新潮しんちょう日本にっぽん文学ぶんがく46〉、1970ねん2がつISBN 4-10-620146-1 
  • すなおんな」、安部あべ公房こうぼうぜん作品さくひん』 6かん新潮社しんちょうしゃ、1972ねん1がつISBN 4-10-640106-1 
  • すなおんな」、安部あべ公房こうぼう全集ぜんしゅうだい16かん新潮社しんちょうしゃ、1998ねん12月。ISBN 4-10-640136-3http://www.shinchosha.co.jp/book/640136/ 
  • すなおんな」(しょう安部あべ公房こうぼう近江おうみ正人まさとほか へん山形やまがたけん文学ぶんがく全集ぜんしゅうだい1(小説しょうせつへん) だい2かん郷土きょうど出版しゅっぱんしゃ、2004ねん11月。ISBN 4-87663-716-4 

外部がいぶリンク

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