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石勝線せきしょうせん

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曖昧さ回避 「夕張線ゆうばりせん」はこの項目こうもくへ転送てんそうされています。夕張ゆうばり鉄道てつどうによって運行うんこうされていた「夕張ゆうばり鉄道てつどう線せん」とは異ことなります。
石勝線せきしょうせん
石勝線を走行する特急「とかち」 （2021年9月 新得駅 - トマム駅間）
石勝線せきしょうせんを走行そうこうする特急とっきゅう「とかち」
（2021年ねん9月がつ 新得しんとく駅えき - トマム駅えき間あいだ）
基本きほん情報じょうほう
国くに 日本の旗 日本にっぽん
所在地しょざいち 北海道ほっかいどう
種類しゅるい 普通ふつう鉄道てつどう（在来ざいらい線せん・幹線かんせん）
起点きてん 南千歳みなみちとせ駅えき
終点しゅうてん 新得しんとく駅えき
駅えき数すう 一般いっぱん駅えき：0駅えき
旅客りょかく駅えき：7駅えき
貨物かもつ駅えき：0駅えき
信号しんごう場じょう：18か所しょ
電報でんぽう略号りゃくごう ユウセ（夕張線ゆうばりせん時代じだい）[1]
路線ろせん記号きごう ○H（南千歳みなみちとせ駅えき）
○K（追分おいわけ - 新得しんとく間あいだ）
路線ろせん記号きごうについては当該とうがい記事きじも参照さんしょう
開業かいぎょう 1892年ねん11月1日にち（北海道ほっかいどう炭礦たんこう鉄道てつどう夕張線ゆうばりせん）
国有こくゆう化か 1906年ねん10月1日にち
全通ぜんつう 1981年ねん10月1日にち
民営みんえい化か 1987年ねん4月がつ1日にち
廃止はいし 1981年ねん7月がつ1日にち（紅葉山もみじやま - 登川のぼりかわ間あいだ）
2019年ねん4月がつ1日にち（夕張ゆうばり - 新しん夕張ゆうばり間あいだ）
所有しょゆう者しゃ 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）
運営うんえい者しゃ 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）
（全線ぜんせん 第だい一種いっしゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
日本にっぽん貨物かもつ鉄道てつどう（JR貨物かもつ）
（全線ぜんせん 第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょう者しゃ）
車両しゃりょう基地きち 札幌さっぽろ運転うんてん所しょ・釧路くしろ運輸うんゆ車両しゃりょう所しょ
使用しよう車両しゃりょう 運行うんこう形態けいたいの節ふしを参照さんしょう
路線ろせん諸しょ元もと
路線ろせん距離きょり 132.4 km[2]
軌間きかん 1,067 mm（狭軌きょうき）
線路せんろ数すう 全線ぜんせん単線たんせん
電化でんか区間くかん 全線ぜんせん非ひ電化でんか
最大さいだい勾配こうばい 12 ‰
閉塞へいそく方式ほうしき 単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しき
保安ほあん装置そうち ATS-DN
最高さいこう速度そくど 120 km/h[報道ほうどう 1][報道ほうどう 2][報道ほうどう 3]
路線ろせん図ず
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石勝線せきしょうせん（せきしょうせん）は、北海道ほっかいどう千歳ちとせ市しの南千歳みなみちとせ駅えきから上川かみかわ郡ぐん新得しんとく町まちの新得しんとく駅えきを結むすぶ北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）の鉄道てつどう路線ろせん（幹線かんせん）である。

概要がいよう

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夕張ゆうばり炭田たんでんの運うん炭ずみ路線ろせんとして1892年ねん（明治めいじ25年ねん）11月1日にちに敷設ふせつされた夕張線ゆうばりせん（ゆうばりせん）を元もととし、1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）10月1日にちにその東西とうざいで新しん線せんを開業かいぎょうして成立せいりつした路線ろせんで、北海道ほっかいどうの道みち央ひさしと道東どうとうを結むすぶ広域こういき幹線かんせんとして機能きのうしている。石勝線せきしょうせんに編入へんにゅうされる以前いぜんの追分おいわけ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだの名称めいしょうだった「夕張線ゆうばりせん」は、その後ごも支線しせん化かした新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだの通称つうしょうとして用もちいられた。運うん炭ずみ路線ろせんとしての使命しめいを終おえた後のちの夕張線ゆうばりせんは夕張ゆうばり市しなどの地域ちいき輸送ゆそうの機能きのうを担になっていたが、利用りよう者しゃの減少げんしょうにより2019年ねん（平成へいせい31年ねん）4月がつ1日にちに廃止はいしされた。

新しん夕張ゆうばり駅えき以東いとうでは「北海道ほっかいどうの背骨せぼね」と呼よばれる日高ひだか山脈さんみゃくを貫つらぬくため、北海道ほっかいどう内ないの在来ざいらい線せんの山岳さんがくトンネルとしては最長さいちょうの5,825 m の新しん登川のぼりかわトンネルをはじめ、5,790 mの新狩勝しんかりかちトンネル、5,700 mの登川のぼりかわトンネル、4,225 mの第だい二に串くし内ないトンネル、3,765 mの鬼峠おにとうげトンネルと長大ちょうだいトンネルが連続れんぞくする。この区間くかんでは占冠しむかっぷ駅えき・トマム駅えき周辺しゅうへんを除のぞいて居住きょじゅう者しゃがいる集落しゅうらくが無なく、駅えきの間隔かんかくはおよそ20 - 30 kmと非常ひじょうに長ながく、駅えきの数かずより信号しんごう場じょうの数かずの方ほうが多おおい特徴とくちょうを持もつ。信号しんごう場じょうの多おおくは、計画けいかく当初とうしょは駅えきを設置せっちする予定よていだったが、入植にゅうしょく者しゃの離農りのうが進すすんだためその必要ひつようが無なくなった経緯けいいがある。

新しん夕張ゆうばり駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだでは、新得しんとく駅えき付近ふきんに踏切ふみきりが1つあるほかは、道路どうろとの交差こうさがすべて立体りったい交差こうさとなっている。なお、過去かこにはトマム駅えき構内こうないに踏切ふみきりがあった。

路線ろせん名めいは令れい制せい国こく名なの石いし狩かり国こくと十じゅう勝かち国くにから採とられている[注ちゅう 1]。

歴史れきし

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北海道ほっかいどう炭礦たんこう鉄道てつどうにより夕張ゆうばり炭田たんでんの各かく炭鉱たんこう開発かいはつや石炭せきたん輸送ゆそうのため建設けんせつされ、鉄道てつどう国有こくゆう法ほうにより買収ばいしゅう・国有こくゆう化かされた旧きゅう・夕張線ゆうばりせん区間くかん（追分おいわけ駅えき - 新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ）と、同線どうせんを延伸えんしんし、札幌さっぽろと十勝とかち地方ちほうを短絡たんらくする幹線かんせんとして日本鉄道建設公団にほんてつどうけんせつこうだんにより主要しゅよう幹線かんせん（C線せん）[注ちゅう 2]として建設けんせつされた新しん線区せんく間あいだ（南千歳みなみちとせ駅えき - 追分おいわけ駅えき間あいだ、新しん夕張ゆうばり駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだ）に分わかれる。追分おいわけ駅えきから新しん夕張ゆうばり駅えき手前てまえまでは旧きゅう・夕張線ゆうばりせんを線形せんけい改良かいりょうおよび路盤ろばん強化きょうかして石勝線せきしょうせんの本線ほんせんに転用てんようした。最小さいしょう曲線きょくせん半径はんけいは800m、最さい急きゅう勾配こうばいは12‰である[新聞しんぶん 1]。

新しん線区せんく間あいだのうち、南千歳みなみちとせ駅えき - 追分おいわけ駅えき間あいだは、改正かいせい鉄道てつどう敷設ふせつ法ほう第だい137号ごうに規定きていする「石狩いしかり國こく白石しらいしヨリ膽振いぶり國こく廣島ひろしまヲ經けいテ追分おいわけニ至いたりル鐵道てつどう（以下いか略りゃく）」の一部いちぶ（追分線おいわけせん）、新しん夕張ゆうばり駅えき - 占冠しむかっぷ駅えき間あいだは、同どう第だい134号ごう「膽振いぶり國こく鵡川むかわヨリ石狩いしかり國こく金山かなやまニ至いたりル鐵道てつどう及「ペンケオロロツプナイ」[注ちゅう 3]附近ふきんヨリ分岐ぶんきシテ石狩いしかり國こく登川のぼりかわニ至いたりル鐵道てつどう」の一部いちぶ（紅葉山線もみじやません）、占冠しむかっぷ駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだは同どう第だい142号ごうの2「十勝とかち國こく御影みかげ付近ふきんヨリ日高ひだか國こく右みぎ左府さふヲ經けいテ膽振いぶり國こく邊あたり富内とみうちニ至いたりル鐵道てつどう」の一部いちぶ（狩勝線かりかちせん）である[注ちゅう 4]。なお、上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき間あいだは、根室本線ねむろほんせん落合おちあい駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだ（狩勝峠かりかちとうげ）の勾配こうばい緩和かんわ新しん線せん（同どう第だい142号ごうの4、落合おちあい線せん）の一部いちぶとして1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）9月30日にちに開業かいぎょうしており、根室本線ねむろほんせんと線路せんろを共用きょうようしていた。

新しん線区せんく間あいだの開通かいつう以前いぜんは、札幌さっぽろ駅えきから道東どうとう（十勝とかち・釧路くしろ・根室ねむろ方面ほうめん）へ向むかうには旭川あさひかわ駅えきや滝川たきがわ駅えきを経由けいゆしていたが、1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）10月がつ1日にちの石勝線せきしょうせんの開通かいつう[新聞しんぶん 2][新聞しんぶん 1]によって優等ゆうとう列車れっしゃが石勝線せきしょうせん経由けいゆとなり、札幌さっぽろ駅えき - 道東どうとう間あいだの所要しょよう時間じかんが平均へいきん40分ふん程度ていど短縮たんしゅくされた[注ちゅう 5]。その後ご、根室本線ねむろほんせんの滝川たきがわ駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだは定期ていき優等ゆうとう列車れっしゃが運行うんこうされないロろーカル線かるせんとなり[注ちゅう 6]、富良野ふらの駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだは2024年ねん4月がつ1日にち付づけで廃はい線せんとなった[報道ほうどう 5]。

トンネルは27本ほんで総そう延長えんちょう42.8km、橋梁きょうりょうは186本ほんで総そう延長えんちょう7.1km、スノーシェルターは34本ほんで総そう延長えんちょう3.9km、総そう工費こうひは694億おく円えんに及および、難なん工事こうじだった[新聞しんぶん 1]。蛇紋じゃもん岩がんなど地質ちしつが悪わるい新しん登川のぼりかわトンネル（延長えんちょう5825m）が1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）6月がつ8日にちに貫通かんつうし[新聞しんぶん 3]、当初とうしょは1974年度ねんど（昭和しょうわ49年度ねんど）の開業かいぎょうが見込みこまれていたが[新聞しんぶん 3][新聞しんぶん 4]、総そう需要じゅよう抑制よくせい策さく（公共こうきょう投資とうし抑制よくせい策さく）や資材しざい高騰こうとうに加くわえ、財政ざいせい危機ききの国鉄こくてつと日本鉄道建設公団にほんてつどうけんせつこうだんの協議きょうぎが進すすまなかったことが影響えいきょうし、工事こうじが遅おくれた[新聞しんぶん 5][新聞しんぶん 6]。1975年度ねんど（昭和しょうわ50年度ねんど）までに軌道きどう敷設ふせつ工事こうじをほぼ完了かんりょうし、駅舎えきしゃ建設けんせつやCTC（列車れっしゃ集中しゅうちゅう制御せいぎょ装置そうち）、信号しんごう、通信つうしん設備せつびなどの開業かいぎょう設備せつび工事こうじは1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）6月がつ24日にちに認可にんかされ、この時点じてんでは1979年度ねんど（昭和しょうわ54年度ねんど）末まつまたは1980年度ねんど（昭和しょうわ55年度ねんど）の開業かいぎょう予定よていとされたが[新聞しんぶん 7][新聞しんぶん 8]、CTC工事こうじの遅おくれで1981年度ねんど（昭和しょうわ56年度ねんど）にずれ込こんだ[新聞しんぶん 9]。

なお、追分線おいわけせん区間くかんは21億おく円えんを投入とうにゅうし、1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）6月がつまでに路盤ろばん、トンネル2本ほん、室蘭本線むろらんほんせんとの立体りったい交差こうさなど、ほとんどの工事こうじが完了かんりょうし、同年どうねん10月がつ1日にちダイヤ改正かいせい時どきの開業かいぎょう目標もくひょうとしていた[新聞しんぶん 10]。残のこるは駅舎えきしゃ建設けんせつ、レール敷設ふせつ、信号しんごう設置せっちなどの開業かいぎょう準備じゅんび工事こうじだけとなり、国鉄こくてつと日本鉄道建設公団にほんてつどうけんせつこうだんが協議きょうぎに入はいったが、国鉄こくてつ側がわが了承りょうしょうしなかったため開業かいぎょうは見送みおくられた[新聞しんぶん 10]。もし開業かいぎょうすれば、100円えんの収入しゅうにゅうを上あげるのに7500円えんも経費けいひが掛かかる大だい赤字あかじ路線ろせんを背負しょい込こむことになり、国鉄こくてつにとっては赤字あかじ線せん廃止はいし計画けいかくの手前てまえで乗のれない相談そうだんだった[新聞しんぶん 10]。

当時とうじの国鉄こくてつ総裁そうさいの磯崎いそざき叡あきらは「鉄建公団てっけんこうだんが主張しゅちょうする有償ゆうしょう方式ほうしきだと、年間ねんかん2億おく5千せん万まん円えんもの使用しよう料りょう（償還しょうかん金きん）を払はらわなければならないのに、収入しゅうにゅうはせいぜい500万まん円えんしか見込みこめない。赤字あかじに悩なやむ国鉄こくてつとしては、とても引ひき受うけられない」と語かたった[新聞しんぶん 11]。石勝線せきしょうせんは日本鉄道建設公団にほんてつどうけんせつこうだんC線せんであり、鉄道てつどう債さいを使つかっていた関係かんけい上じょう、有償ゆうしょう貸かし付つけであった[新聞しんぶん 11]。磯崎いそざきの発言はつげんは北海道ほっかいどう内ないの他ほかのロろーカル線かるせん建設けんせつを大おおきく後退こうたいせざるを得えないようなものだった[新聞しんぶん 11]。

また、旧きゅう・夕張線ゆうばりせん区間くかんは、後年こうねんの復活ふっかつ運転うんてんを除のぞくと、日本にっぽんで最後さいごまで蒸気じょうき機関きかん車しゃが牽引けんいんする貨物かもつ列車れっしゃが運転うんてんされていたことや、蒸気じょうき機関きかん車しゃが追分おいわけで入にゅう換かわ作業さぎょうに最後さいごまで従事じゅうじしていたことでも知しられる。蒸気じょうき機関きかん車しゃは1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）12月24日にちに本線ほんせん最終さいしゅう運転うんてんされた[注ちゅう 7]。ただし、1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）4月がつ13日にちに起おきた追分おいわけ機関きかん区くの火災かさいで本線ほんせん最終さいしゅう運転うんてんの5両りょう中ちゅう4両りょう、入にゅう換かわ機きの3両りょう中ちゅう2両りょうおよび、新しん製せい間あいだもないディーゼル機関きかん車しゃDD51形かたち、DE10形かたちが全焼ぜんしょうしている。

夕張線ゆうばりせん時代じだいに国鉄こくてつ再建さいけん法ほうによる幹線かんせん、地方ちほう交通こうつう線せんの選定せんていが行おこなわれた際さい、石炭せきたん輸送ゆそうが好調こうちょうだった[注ちゅう 8]ことにより、幹線かんせんとなっている。また大正たいしょうから昭和しょうわ初期しょきにかけ、一時期いちじき複線ふくせん化かされていた区間くかんもあり、現在げんざいでも一部いちぶにその痕跡こんせきが残のこっている。

夕張ゆうばり支線しせんの廃止はいし

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JR北海道ほっかいどう社長しゃちょうの島田しまだ修おさむは、2016年ねん（平成へいせい28年ねん）7月がつ29日にちに開ひらかれた記者きしゃ会見かいけんにて、厳きびしい経営けいえい状じょう況きょうと北海道ほっかいどうで急速きゅうそくに進行しんこうする人口じんこうの減少げんしょうを理由りゆうに、鉄道てつどう事業じぎょうを抜本ばっぽん的てきに見直みなおすため、同年どうねん秋あきまでに「JR単独たんどくでは維持いじ困難こんなんな線区せんく」を公表こうひょうし、地元じもと自治体じちたいとの協議きょうぎに入はいりたい旨むねを正式せいしきに表明ひょうめいした[報道ほうどう 6][報道ほうどう 7]。この会見かいけんの中なかで具体ぐたい的てきな路線ろせん名めいこそ公表こうひょうされなかったものの、輸送ゆそう密度みつどが低ひくい石勝線せきしょうせんの夕張ゆうばり支線しせん（新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ）も対象たいしょうになると考かんがえられていた[新聞しんぶん 12][新聞しんぶん 13]。

2016年ねん8月がつ8日にち、当時とうじの夕張ゆうばり市長しちょう鈴木すずき直道なおみちがJR北海道ほっかいどう本社ほんしゃで島田しまだ社長しゃちょうと会談かいだんし、「交通こうつう網もう見直みなおしへの協力きょうりょく」「地元じもとの求もとめに応おうじた無償むしょう譲渡じょうとなどJR所有しょゆう施設しせつの有効ゆうこう活用かつよう」「JR社員しゃいんの市しへの派遣はけん」の3点てんを条件じょうけんに[新聞しんぶん 14]、夕張ゆうばり支線しせんの廃止はいしを自みずから提案ていあんするとともに、代替だいたいとなる交通こうつう政策せいさくへの協力きょうりょくを要請ようせいした[報道ほうどう 4][報道ほうどう 8][新聞しんぶん 15]。この提案ていあんを踏ふまえてJR北海道ほっかいどう社内しゃないで検討けんとうが行おこなわれた結果けっか、同年どうねん8月がつ17日にちに島田しまだ社長しゃちょうが鈴木すずき市長しちょうとの会談かいだんで前述ぜんじゅつの3条件じょうけんについて全面ぜんめん協力きょうりょくすることを約束やくそくし[新聞しんぶん 14]、新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだの鉄道てつどう事業じぎょう廃止はいしを正式せいしきに申もうし入いれた[報道ほうどう 4][報道ほうどう 9][新聞しんぶん 14][新聞しんぶん 16]。同年どうねん9月がつ12日にち付づけで、JR北海道ほっかいどうに夕張ゆうばり市内しないの交通こうつう体系たいけいの見直みなおしなどに協力きょうりょくするためのプロジェクトチームが設置せっちされ、課長かちょう級きゅうの社員しゃいん1名めいを夕張ゆうばり市しに派遣はけんすることが決定けっていした[新聞しんぶん 17]。

なお、廃止はいし時期じきについて島田しまだ社長しゃちょうは「今後こんごの協議きょうぎを踏ふまえて別途べっと提案ていあんする」としたが[報道ほうどう 4]、鈴木すずき市長しちょうは会談かいだん後ご、「最短さいたんでは2019年ねん3月がつのダイヤ改正かいせい時じにも廃止はいしになる」との見通みとおしを示しめした[報道ほうどう 8][新聞しんぶん 15]。夕張ゆうばり市しは、南清水沢みなみしみずさわ地区ちくに都市とし機能きのうを集約しゅうやくし、2019年ねん秋あきまでに児童じどう館かんなどを併設へいせつする「拠点きょてん複ふく合あい施設しせつ」を設置せっちする方針ほうしんを示しめした。この施設しせつにはバスなど交通こうつう拠点きょてんの役割やくわりを持もたせる構想こうそうがあり、完成かんせい次第しだい、夕張ゆうばり支線しせんは廃止はいしされると報道ほうどうされた[新聞しんぶん 18]。

2018年ねん（平成へいせい30年ねん）3月がつ23日にち、夕張ゆうばり市しとJR北海道ほっかいどうは夕張ゆうばり支線しせん（新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ）16.1 kmの鉄道てつどう事業じぎょう廃止はいしについて、

  1. 鉄道てつどう事業じぎょう廃止はいし日びを2019年ねん（平成へいせい31年ねん）4月がつ1日にちとすること
  2. JR北海道ほっかいどうは夕張ゆうばり市しで持続じぞく可能かのうな交通こうつう体系たいけいを再さい構築こうちくするための費用ひようとして7億おく5000万まん円えんを拠出きょしゅつすること
  3. JR北海道ほっかいどうは夕張ゆうばり市しが南清水沢みなみしみずさわ地区ちくに整備せいびを進すすめている拠点きょてん複ふく合あい施設しせつに必要ひつようとなる用地ようちを一部いちぶ譲渡じょうとすること

で最終さいしゅう的てきな合意ごういに至いたったと発表はっぴょうした[報道ほうどう 10]。

同年どうねん3月がつ26日にち、JR北海道ほっかいどうは国土こくど交通こうつう大臣だいじんに夕張ゆうばり支線しせん（新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ）の鉄道てつどう事業じぎょう廃止はいし届とどけを提出ていしゅつし[報道ほうどう 11]、2019年ねん4月がつ1日にちに廃止はいしされた。

路線ろせん廃止はいし後ご、すぐに踏切ふみきりの撤去てっきょが始はじまり[報道ほうどう 12]、2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）8月がつにほぼ完了かんりょうした[新聞しんぶん 19]。また、市道しどうへの落雪を防止ぼうしするため、同年どうねん12月がつに1ヶ所かしょの橋梁きょうりょうの一部いちぶが撤去てっきょされた[新聞しんぶん 20]。それ以外いがいの設備せつびはそのまま残のこされ、撤去てっきょの予定よていや線路せんろ跡地あとちの活用かつよう法ほうは未定みていである[新聞しんぶん 20]。

年表ねんぴょう

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夕張線ゆうばりせん

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北海道ほっかいどう炭礦たんこう鉄道てつどう時代じだい
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  • 1892年ねん（明治めいじ25年ねん）11月1日にち：北海道ほっかいどう炭礦たんこう鉄道てつどう室蘭むろらん線せんの支線しせんとして、追分おいわけ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだが開業かいぎょう[8][9][報道ほうどう 4]。同どう区間くかんに紅葉山もみじやま駅えき[10]、夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）[10][11]を開設かいせつ。
  • 1894年ねん（明治めいじ27年ねん）8月がつ1日にち：追分おいわけ駅えき - 紅葉山もみじやま駅えき間あいだに川端かわばた駅えきを開設かいせつ[注ちゅう 9][10]。
  • 1897年ねん（明治めいじ30年ねん）2月がつ16日にち：川端かわばた駅えき - 紅葉山もみじやま駅えき間あいだに滝ノ上たきのうえ駅えき[10][11]、紅葉山もみじやま駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだに清水沢しみずさわ駅えき[10][11]を開設かいせつ[注ちゅう 10]。
  • 1900年ねん（明治めいじ33年ねん）1月がつ16日にち：川端かわばた駅えきを追分おいわけ寄よりに約やく400m移設いせつ・改あらためキロ[注ちゅう 11]。
  • 1901年ねん（明治めいじ34年ねん）12月1日にち：清水沢しみずさわ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだに鹿ノ谷しかのたに駅えきを開設かいせつ[10][11]。
  • 1905年ねん（明治めいじ38年ねん）11月15日にち：紅葉山もみじやま駅えき - 清水沢しみずさわ駅えき間あいだに（貨）沼ノ沢ぬまのさわ駅えきを開設かいせつ[10][11]。
国有こくゆう鉄道てつどう時代じだい
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  • 1906年ねん（明治めいじ39年ねん）10月1日にち：北海道ほっかいどう炭礦たんこう鉄道てつどうの国有こくゆう化かに伴ともない、追分おいわけ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだが逓信ていしん省しょう鉄道てつどう作業さぎょう局きょく（国有こくゆう鉄道てつどう）に移管いかん[9][11]。
  • 1907年ねん（明治めいじ40年ねん）
  • 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）
    • 7月がつ1日にち：紅葉山もみじやま駅えき - 楓かえで貨物かもつ取扱とりあつかい所しょ間あいだの旅客りょかく営業えいぎょうが開始かいし。楓かえで貨物かもつ取扱とりあつかい所しょが駅えきに昇格しょうかくし、楓かえで駅えき（初代しょだい）となる[11]。同どう駅えきにおける旅客りょかくの取とり扱あつかいを開始かいし。
    • 10月12日にち：国有こくゆう鉄道てつどう線路せんろ名称めいしょう制定せいていに伴ともない、追分おいわけ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだおよび紅葉山もみじやま駅えき - 楓かえで駅えき（初代しょだい）間あいだが夕張線ゆうばりせんとなる[11][新聞しんぶん 21]。
  • 1910年ねん（明治めいじ43年ねん）8月がつ16日にち：沼ノ沢ぬまのさわ駅えきにおける旅客りょかくの取とり扱あつかいが開始かいしされ、一般いっぱん駅えきとなる[11]。
  • 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）12月：三井みつい登川のぼりかわ炭鉱たんこうの開発かいはつに伴ともない、楓かえで駅えき（初代しょだい） - 登川のぼりかわ間あいだの三井鉱山みついこうざん専用せんよう線せん（貨物かもつ専用せんよう線せん）が開業かいぎょう[注ちゅう 12]。
  • 1912年ねん（大正たいしょう元年がんねん）11月19日にち：清水沢しみずさわ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだが複線ふくせん化か[注ちゅう 13]。
  • 1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）8月がつ1日にち：滝ノ上たきのうえ駅えき - 清水沢しみずさわ駅えき間あいだが複線ふくせん化か[注ちゅう 13]。
  • 1916年ねん（大正たいしょう5年ねん）7月がつ11日にち：三井鉱山みついこうざん専用せんよう線せんが国有こくゆう化かされ、夕張線ゆうばりせんの支線しせん（登川のぼりかわ支線しせん）に編入へんにゅうされる形かたちで楓かえで駅えき（初代しょだい） - 登川のぼりかわ駅えき間あいだが延伸えんしん開業かいぎょう[9][11]。同どう区間くかんに登川のぼりかわ駅えきを開設かいせつ[14]。なお、同どう区間くかんは楓かえで駅えき（初代しょだい）手前てまえで分岐ぶんきする形かたちとなり、楓かえで駅えき（初代しょだい）は引ひき上あげ線せん方式ほうしきのスイッチバック駅えきとなった[11]。
  • 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）6月1日にち：追分おいわけ駅えき - 川端かわばた駅えき間あいだが複線ふくせん化か[19][注ちゅう 13]。
  • 1919年ねん（大正たいしょう8年ねん）9月30日にち：川端かわばた駅えき - 滝ノ上たきのうえ駅えき間あいだが複線ふくせん化か[19][注ちゅう 13]。
  • 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）4月がつ11日にち：追分線おいわけせん、紅葉山線もみじやませんが予定よてい線せんとして追加ついか[20]。
  • 1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）
  • 1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）5月がつ27日にち：狩勝線かりかちせんが予定よてい線せんとして追加ついか[20]。
  • 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）6月1日にち：公共こうきょう企業きぎょう体たい日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（国鉄こくてつ）に移管いかん。
  • 1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）4月がつ3日にち：追分線おいわけせん、紅葉山線もみじやません、狩勝線かりかちせんが調査ちょうさ線せんに昇格しょうかく[20]。
  • 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）11月9日にち：追分線おいわけせん、紅葉山線もみじやません、狩勝線かりかちせんが工事こうじ線せんに昇格しょうかく[20]。
  • 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）
  • 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）
    • 1月がつ15日にち：夕張線ゆうばりせんの旅客りょかく列車れっしゃが全ぜん列車れっしゃ気動車きどうしゃ化か[9]。
    • 6月がつ：上落合かみおちあい信号しんごう場じょう ‐ 新得しんとく駅えき間あいだ着工ちゃっこう[20]。
    • 12月25日にち：滝ノ上たきのうえ駅えき - 紅葉山もみじやま駅えき間あいだに十じゅう三さん里さと駅えき[9][10][11]、沼ノ沢ぬまのさわ駅えき - 清水沢しみずさわ駅えき間あいだに南清水沢みなみしみずさわ駅えき[9][10][11]を開設かいせつ。
  • 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）
    • 3月1日にち：追分おいわけ駅えき - 川端かわばた駅えき間あいだに東ひがし追分おいわけ駅えきを開設かいせつ[9][10][11]。
    • 3月：落合おちあい駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだ着工ちゃっこう[20]。
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）
    • 1月がつ12日にち：千歳空港ちとせくうこう駅えき - 追分おいわけ駅えき間あいだ（追分線おいわけせん）着工ちゃっこう[11][20]。
    • 8月がつ1日にち：紅葉山もみじやま駅えき - 占冠しむかっぷ駅えき間あいだ（紅葉山線もみじやません）着工ちゃっこう[11][20]。
    • 9月30日にち：根室本線ねむろほんせんの落合おちあい駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだ新しん線せん付つけ替かえに伴ともない[11][20][新聞しんぶん 22][新聞しんぶん 23][新聞しんぶん 24]、同どう区間くかんに上落合かみおちあい信号しんごう場じょう、新狩勝しんかりかち信号しんごう場じょう、広内ひろうち信号しんごう場じょう、西新にしじん得とく信号しんごう場じょうを開設かいせつ。
  • 1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）
    • 1月がつ：楓かえで駅えき（初代しょだい）が紅葉山もみじやま寄よりの本線ほんせん上じょうに移転いてんし、楓かえで駅えき（2代目だいめ）となる[11]。同時どうじに、楓かえで駅えき（初代しょだい）でのスイッチバックが解消かいしょうされる。
    • 7月がつ3日にち：占冠しむかっぷ駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだ（狩勝線かりかちせん）着工ちゃっこう[11][20]。
  • 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）3月31日にち：根室本線ねむろほんせんの落合おちあい駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき - 昭栄しょうえい信号しんごう場じょう間あいだに列車れっしゃ集中しゅうちゅう制御せいぎょ装置そうち (CTC) を導入どうにゅう。
  • 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月15日にち：急行きゅうこう「夕張ゆうばり」が廃止はいし[11]。これに伴ともない、後ごの石勝線せきしょうせん開業かいぎょうまで優等ゆうとう列車れっしゃの設定せっていがなくなる。
  • 1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）12月24日にち：追分おいわけ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだで最後さいごの蒸気じょうき機関きかん車しゃ牽引けんいんによる貨物かもつ列車れっしゃが運行うんこうされる[9]。
  • 1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）
    • 6月24日にち：紅葉山もみじやま駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだの開業かいぎょう設備せつび工事こうじが認可にんか[新聞しんぶん 8]。
    • 12月：追分おいわけ駅えき - 紅葉山もみじやま駅えき間あいだの改良かいりょう工事こうじ着手ちゃくしゅ[11]。
  • 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）5月1日にち：鹿ノ谷しかのたに駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだの貨物かもつ営業えいぎょうが廃止はいし (-3.4 km)。
  • 1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）
    • 5月25日にち：夕張線ゆうばりせん営業えいぎょう近代きんだい化かを実施じっし。清水沢しみずさわ駅えき - 鹿ノ谷しかのたに駅えき間あいだ (-6.6 km) および紅葉山もみじやま駅えき - 登川のぼりかわ駅えき間あいだ (-7.6 km) の貨物かもつ営業えいぎょうが終了しゅうりょう[11][19]。
    • 6月1日にち：東ひがし追分おいわけ駅えきを追分おいわけ寄よりに300 m移設いせつし、改あらためキロ (-0.3 km) 。
    • 6月19日にち：追分おいわけ駅えき - 川端かわばた駅えき間あいだを票ひょう券けん閉塞へいそく式しきから単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しきに変更へんこう。同時どうじに東ひがし追分おいわけ駅えきの交換こうかん設備せつび供用きょうよう開始かいし[22]。
    • 6月26日にち：川端かわばた駅えき - 滝ノ上たきのうえ駅えき間あいだを通つう票ひょう閉塞へいそく式しきから単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しきに変更へんこう[22]。同日どうじつに滝ノ下たきのした信号しんごう場じょうを新設しんせつし交換こうかん設備せつびを供用きょうよう開始かいし[22]（滝ノ下たきのした信号しんごう場じょうの書類しょるい上じょうの開設かいせつ日びは7月がつ1日にち[23]）。
    • 7月がつ1日にち：次つぎのように変更へんこう[22]。また、同日どうじつより石勝線せきしょうせん千歳空港ちとせくうこう駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだの試運転しうんてんを開始かいし[19]。
      • 支線しせんの紅葉山もみじやま駅えき - 登川のぼりかわ駅えき間あいだを廃止はいし (-7.6 km) [24][9][11]。同どう区間くかんの楓かえで駅えき（2代目だいめ）[14][11]、登川のぼりかわ駅えき[24][14]が廃止はいし。
      • 滝ノ上たきのうえ駅えき - 紅葉山もみじやま駅えき間あいだを通つう票ひょう閉塞へいそく式しきから単線たんせん自動じどう閉塞へいそく式しきに変更へんこう。十じゅう三さん里さと駅えきの交換こうかん設備せつびを使用しよう開始かいし。
      • 石勝線せきしょうせん新しん線区せんく間あいだとの接続せつぞくのため高度こうどを稼かせぐ都合つごう上じょう、十じゅう三さん里さと駅えき - 紅葉山もみじやま駅えき - 沼ノ沢ぬまのさわ駅えき間あいだを新しん線せんに移設いせつし、紅葉山もみじやま駅えきを高台たかだいの新駅しんえき（後ごの新しん夕張ゆうばり駅えき）に移転いてん（改あらためキロなし）。
    • 8月がつ1日にち：夕張線ゆうばりせん（石勝線せきしょうせん）のうち、CTC化かされていない千歳空港ちとせくうこう駅えき - 串くし内ない信号しんごう場じょう間あいだをCTC化か[19]。

石勝線せきしょうせん

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国鉄こくてつ時代じだい
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  • 1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）
    • 10月1日にち：千歳空港ちとせくうこう駅えき - 追分おいわけ駅えき間あいだ (17.6 km) および新しん夕張ゆうばり駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき間あいだ (89.4 km) が開業かいぎょう[25][9][11][新聞しんぶん 25][新聞しんぶん 26]。これに伴ともない次じのように変更へんこう[19][10][11]。
      • 夕張線ゆうばりせんと新規しんき開業かいぎょう区間くかんが統合とうごうされ、千歳空港ちとせくうこう駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき間あいだが本線ほんせん、新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき（初代しょだい）間あいだが夕張ゆうばり支線しせんとなり、石勝線せきしょうせんに改称かいしょう[11]。室蘭線むろらんせんの部ぶから函館はこだて線せんの部ぶに移うつす。
      • 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき間あいだ (23.9 km) が根室本線ねむろほんせんと石勝線せきしょうせんの重複じゅうふく区間くかんとなる[注ちゅう 15]。
      • 新設しんせつ区間くかんに次つぎの駅えき・信号しんごう場じょうを新設しんせつ
        • 千歳空港ちとせくうこう駅えき - 追分おいわけ駅えき間あいだ：駒里こまさと信号しんごう場じょう、西早来にしはやきた信号しんごう場じょう
        • 新しん夕張ゆうばり駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだ：楓かえで駅えき（3代目だいめ）、オサワ信号しんごう場じょう、東ひがしオサワ信号しんごう場じょう、清風山せいふうざん信号しんごう場じょう、鬼峠おにとうげ信号しんごう場じょう、占冠しむかっぷ駅えき、東ひがし占冠しむかっぷ信号しんごう場じょう、滝ノ沢たきのさわ信号しんごう場じょう、トマム信号しんごう場じょう、石いし勝かち高原たかはる駅えき、串くし内ない信号しんごう場じょう。
      • 紅葉山もみじやま駅えきを新しん夕張ゆうばり駅えきに改称かいしょう。
      • 根室本線ねむろほんせん経由けいゆの特急とっきゅう「おおぞら」全ぜん列車れっしゃと急行きゅうこう「まりも」（「狩かり勝かち」のうち石勝線せきしょうせん経由けいゆとなる列車れっしゃを改称かいしょう）が石勝線せきしょうせん経由けいゆでの運行うんこうとなる。
      • 千歳空港ちとせくうこう駅えき - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだに列車れっしゃ集中しゅうちゅう制御せいぎょ装置そうち (CTC) を導入どうにゅう。
  • 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）
    • 6月1日にち：石勝線せきしょうせんの上落合かみおちあい信号しんごう場じょう以西いせい[26]で最さい高速度こうそくどを110 km/hに引ひき上あげ、同どう区間くかんを通とおる特急とっきゅうの所要しょよう時間じかんが5分ふん程度ていど短縮たんしゅくされる[27][注ちゅう 16]。
    • 10月13日にち：夕張ゆうばり駅えきを移設いせつ（2代目だいめ）[11]。これに伴ともない、鹿ノ谷しかのたに駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだを改あらためキロ (-1.3 km) [11]。
  • 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）3月3日にち：鬼峠おにとうげ信号しんごう場じょうが廃止はいし[11]。
  • 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）2月がつ1日にち：トマム信号しんごう場じょうがホロカ信号しんごう場じょう[11]、石いし勝かち高原たかはる駅えきがトマム駅えき[28][9][29][11]に改称かいしょう。
民営みんえい化か以後いご
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  • 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）
  • 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）
    • 4月がつ1日にち：JR貨物かもつの新しん夕張ゆうばり駅えき - 清水沢しみずさわ駅えき間あいだの第だい二に種しゅ鉄道てつどう事業じぎょうが廃止はいし (-8.2 km) [11]。
    • 10月25日にち：夕張ゆうばり駅えき移転いてん工事こうじのため、12月25日にちまで鹿ノ谷しかのたに駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだを運休うんきゅう[32]。
    • 12月26日にち：夕張ゆうばり駅えきを移設いせつ（3代目だいめ）[11]。これに伴ともない、鹿ノ谷しかのたに駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだを改あらためキロ (-0.8 km) [11]。
  • 1991年ねん（平成へいせい3年ねん）3月16日にち：普通ふつう列車れっしゃの全ぜん列車れっしゃでワンマン運転うんてんを開始かいし[33]。
  • 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）7月がつ1日にち：千歳空港ちとせくうこう駅えきが南千歳みなみちとせ駅えきに改称かいしょう[29]。
  • 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）10月がつ：南千歳みなみちとせ駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだでATS-SN使用しよう開始かいし[新聞しんぶん 27]。
  • 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）2月がつ22日にち：西新にしじん得とく信号しんごう場じょう - 広内ひろうち信号しんごう場じょう間あいだ（根室本線ねむろほんせんとの重複じゅうふく区間くかん）で、釧路くしろ発はつ札幌さっぽろ行いきの上のぼり特急とっきゅう「おおぞら」10号ごう（キハ183系けい7両りょう）が50 km/h程度ていどで徐行じょこう運転うんてん中ちゅうに強風きょうふうにあおられて前まえ3両りょうが脱線だっせん転覆てんぷくし、28名めいが負傷ふしょうする事故じこが発生はっせい[新聞しんぶん 28][新聞しんぶん 29][新聞しんぶん 30]。翌日よくじつ22時じに復旧ふっきゅうし運行うんこうを再開さいかいした[34]、その後ご、事故じこ現場げんば周囲しゅういの築堤ちくていや橋梁きょうりょう部ぶに防風ぼうふうフェンスが設もうけられた[35]。
  • 1995年ねん（平成へいせい7年ねん）3月がつ16日にち：石勝線せきしょうせんの高速こうそく化か工事こうじに着手ちゃくしゅ、完了かんりょうまでの間あいだ、同線どうせんを通とおる夜行やこう列車れっしゃは旧来きゅうらいの滝川たきがわ駅えき経由けいゆで同年どうねん7月がつ2日にちから10月がつ8日にちまで（計けい17日間にちかん）迂回うかい運転うんてんする[36]。
  • 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）3月がつ22日にち：石勝線せきしょうせんの高速こうそく化か工事こうじが完成かんせい[37]。札幌さっぽろ駅えき - 釧路くしろ駅えき間あいだで特急とっきゅう「スーパーおおぞら」運行うんこう開始かいし[9]。石勝線せきしょうせんの全線ぜんせんで最高さいこう速度そくどが130 km/hに引ひき上あげられる。
  • 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）
  • 2007年ねん（平成へいせい19年ねん）10月がつ1日にち：全ぜん区間くかんで駅えきナンバリングを実施じっし[報道ほうどう 15]。
  • 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）5月がつ27日にち：特急とっきゅう「スーパーおおぞら」14号ごうが清風山せいふうざん信号しんごう場じょう内ないで脱線だっせん、同どう信号しんごう場じょう構内こうないの第だい1ニニウトンネル内ないで停止ていし後ごに炎上えんじょうする事故じこが発生はっせい（石勝線せきしょうせん特急とっきゅう列車れっしゃ脱線だっせん火災かさい事故じこ）。乗客じょうきゃくと乗務じょうむ員いん計けい約やく240人にんのうち39人にんが煙けむりを吸すうなどして病院びょういんに搬送はんそうされた[報道ほうどう 16][報道ほうどう 17][新聞しんぶん 32]。同月どうげつ30日にちに事故じこ区間くかんの復旧ふっきゅう工事こうじが終了しゅうりょうし運転うんてん再開さいかい。
  • 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）2月がつ16日にち：東ひがし追分おいわけ駅えき構内こうないで、JR貨物かもつの上のぼり貨物かもつ列車れっしゃが赤信号あかしんごうで止とまらず引ひき込こみ線せんに進入しんにゅうし、そのままスノーシェルターに衝突しょうとつする事故じこが発生はっせい（石勝線せきしょうせん貨物かもつ列車れっしゃ脱線だっせん事故じこ）[報道ほうどう 18][新聞しんぶん 33]。
  • 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）8月がつ30日にち：特急とっきゅう「スーパーとかち」の減速げんそくに伴ともない、当とう路線ろせんの営業えいぎょう最高さいこう速度そくどが120 km/hに引ひき下さげられる[報道ほうどう 3]。
  • 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
    • 3月26日にち：東ひがし追分おいわけ駅えき[報道ほうどう 19]・十じゅう三さん里さと駅えき[報道ほうどう 19]が信号しんごう場じょうに変更へんこうされ、東ひがし追分おいわけ信号しんごう場じょう[39][新聞しんぶん 34]・十じゅう三さん里さと信号しんごう場じょう[39][新聞しんぶん 34]となる。全ぜん区間くかんで普通ふつう列車れっしゃの本数ほんすうを削減さくげん[報道ほうどう 20][報道ほうどう 21]。
    • 8月がつ8日にち：夕張ゆうばり市しが新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ（夕張ゆうばり支線しせん）の廃止はいしを条件じょうけん付つきで容認ようにん[報道ほうどう 4][報道ほうどう 8][新聞しんぶん 15]。
    • 8月がつ17日にち：JR北海道ほっかいどうが新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ（夕張ゆうばり支線しせん）の鉄道てつどう事業じぎょう廃止はいしを発表はっぴょう[報道ほうどう 4][報道ほうどう 9][新聞しんぶん 14][新聞しんぶん 16]。
    • 8月がつ25日にち：台風たいふう9号ごうによる降雨こうう災害さいがいの影響えいきょうで、ホロカ信号しんごう場じょう構内こうないで線路せんろ脇わきの盛土もりつちが崩落ほうらく。特急とっきゅう「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」と貨物かもつ列車れっしゃが一部いちぶ運休うんきゅう[新聞しんぶん 35][新聞しんぶん 36][新聞しんぶん 37]。
    • 8月がつ29日にち：始発しはつから通常つうじょう運行うんこうに戻もどる[新聞しんぶん 38]。
    • 8月がつ31日にち：台風たいふう10号ごうによる降雨こうう災害さいがいの影響えいきょうで、トマム駅えき構内こうないの路盤ろばんが流出りゅうしゅつ、トマム駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだのトマム川とまむがわ橋梁きょうりょうが流木りゅうぼくで支障ししょう、同どう区間くかんの一いちの沢さわ橋梁きょうりょう（南千歳みなみちとせ起点きてん105.090 km付近ふきん）が流出りゅうしゅつ、広内ひろうち信号しんごう場じょう構内こうないの第だい2谷間たにま川かわ橋梁きょうりょうで線路せんろ流出りゅうしゅつ、新得しんとく駅えき構内こうないで路盤ろばん流出りゅうしゅつおよび下した新得しんとく川がわ橋梁きょうりょうが橋脚きょうきゃくごと流出りゅうしゅつ[報道ほうどう 22]。このため、新しん夕張ゆうばり駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだが不通ふつうとなり、特急とっきゅう「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」が全ぜん区間くかん運休うんきゅう[新聞しんぶん 39]。
    • 9月8日にち：新しん夕張ゆうばり駅えき - トマム駅えき間あいだで運転うんてん再開さいかい、不通ふつう区間くかんはトマム - 新得しんとく間あいだとなる。トマム駅えきより先さき、根室本線ねむろほんせん帯広おびひろ駅えきまで代行だいこうバスの運転うんてんを開始かいし[報道ほうどう 23]。
    • 10月1日にち：トマム駅えき - （根室本線ねむろほんせん）十勝とかち清水しみず駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだの代行だいこうバスの運転うんてんを開始かいし[新聞しんぶん 40]。
    • 12月22日にち：トマム駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだ運転うんてん再開さいかい。特急とっきゅう「スーパーおおぞら」、「スーパーとかち」運転うんてん再開さいかい[報道ほうどう 24]。
  • 2018年ねん（平成へいせい30年ねん）
    • 3月23日にち：JR北海道ほっかいどうが夕張ゆうばり市しと新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ（夕張ゆうばり支線しせん）の廃止はいしについて同意どうい[報道ほうどう 10]。
    • 3月26日にち：JR北海道ほっかいどうが国土こくど交通こうつう大臣だいじん宛あてに新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ（夕張ゆうばり支線しせん）の鉄道てつどう事業じぎょう廃止はいし届とどけを提出ていしゅつ[報道ほうどう 11]。
    • 9月6日にち：北海道ほっかいどう胆振いぶり東部とうぶ地震じしん発生はっせい。震源しんげん地ちに近ちかい石勝線せきしょうせんの南千歳みなみちとせ駅えき - 追分おいわけ駅えき間あいだを中心ちゅうしんに軌道きどうの変位へんいが随所ずいしょで見みつかり、同線どうせんは不通ふつうとなった。前日ぜんじつは台風たいふう21号ごうも襲来しゅうらいし、相次あいつぐ災害さいがいに経営けいえい再建さいけん中ちゅうのJR北海道ほっかいどうにとって大だい打撃だげきとなった[新聞しんぶん 41]。
    • 9月13日にち：新しん夕張ゆうばり駅えき間あいだ以東いとうで運転うんてんを一部いちぶ再開さいかい、釧路くしろ駅えきまでの臨時りんじ列車れっしゃが2往復おうふく運転うんてんされた。札幌さっぽろ駅えき - 新しん夕張ゆうばり駅えき間あいだは代行だいこうバスが運転うんてんされた[報道ほうどう 25]。
    • 9月14日にち：石勝線せきしょうせんが復旧ふっきゅうし南千歳みなみちとせ駅えき - 追分おいわけ駅えき間あいだの徐行じょこう区間くかんを残のこしつつ[報道ほうどう 26]優等ゆうとう列車れっしゃの運転うんてんを再開さいかい[新聞しんぶん 42][報道ほうどう 25]。普通ふつう列車れっしゃの運転うんてん再開さいかいは9月17日にちにずれ込こんだ[報道ほうどう 25][注ちゅう 18]。
  • 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）4月がつ1日にち：新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ（夕張ゆうばり支線しせん）の運輸うんゆ営業えいぎょうを廃止はいし (-16.1 km)[報道ほうどう 10][報道ほうどう 11]。
  • 2024年ねん（令れい和わ6年ねん）
    • 3月16日にち：滝ノ上たきのうえ駅えきが信号しんごう場じょうに変更へんこうされ、滝ノ上たきのうえ信号しんごう場じょうとなる[報道ほうどう 27]。
    • 4月がつ1日にち：根室本線ねむろほんせん富良野ふらの駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだ廃止はいしに伴ともない上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき間あいだの重複じゅうふくが解消かいしょう、全ぜん区間くかんが当とう路線ろせんの単独たんどく区間くかんとなる。

運行うんこう形態けいたい

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広域こういき輸送ゆそう

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札幌さっぽろ駅えき - 帯広おびひろ駅えき・釧路くしろ駅えき間あいだを結むすぶ幹線かんせんルートの一部いちぶで、2020年ねん（令れい和わ2年ねん）3月がつ14日にち現在げんざい、特急とっきゅう「おおぞら」（1日にち6往復おうふく）と特急とっきゅう「とかち」（1日にち5往復おうふく）が、南千歳みなみちとせ駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだで運転うんてんされている。

1997年ねん（平成へいせい9年ねん）3月がつ22日にちに高速こうそく化か改良かいりょうが完成かんせいし、ともに車体しゃたい傾斜けいしゃ式しき車両しゃりょうであるキハ283系けい・キハ261系けいによる最高さいこう速度そくど130 km/hでの運転うんてんが行おこなわれていた。しかし2010年代ねんだいに（当とう路線ろせん外がいを含ふくむ）火災かさい事故じこなどのトラブルが相次あいついだ影響えいきょうで、現在げんざいでは最高さいこう速度そくど120 km/hに引ひき下さげられ、車体しゃたい傾斜けいしゃ装置そうちの使用しようも停止ていしされている。札幌さっぽろ駅えき - 帯広おびひろ駅えき間あいだの年間ねんかん旅客りょかく輸送ゆそう量りょうは約やく200万まん人にんと、札幌さっぽろ駅えき - 旭川あさひかわ駅えき間あいだ・札幌さっぽろ駅えき - 東室蘭ひがしむろらん駅えき - 函館はこだて駅えき間あいだに次ついで道内どうない3番目ばんめに多おおい路線ろせんである[報道ほうどう 28]。

広内ひろうち信号しんごう場じょう - 西新にしじん得とく信号しんごう場じょう間あいだは、山脈さんみゃくから吹ふき下おろす風かぜの通とおり道みちとなっており、1994年ねんの特急とっきゅう「おおぞら」脱線だっせん事故じこ以前いぜんも脱線だっせんや転覆てんぷく事故じこが度々たびたび起おきてきた。対策たいさくとして、防風ぼうふう柵しがらみを設置せっちしているほか、「早はやめ規制きせい区間くかん」とし、風速ふうそく20 m/s以上いじょうで45 km/hに減速げんそく、25 m/s以上いじょうで運転うんてんを中止ちゅうしする措置そちをとっている。

極寒ごっかんの豪雪ごうせつ地帯ちたいを走はしるため、冬期とうき間あいだは高速こうそく運転うんてんすると車両しゃりょうに付着ふちゃくした雪ゆきや氷こおりが落おちて線路せんろに敷しかれたバラストを巻まき上あげることがある[報道ほうどう 29][報道ほうどう 30][報道ほうどう 31][報道ほうどう 32][報道ほうどう 33][報道ほうどう 34][報道ほうどう 35][報道ほうどう 36][報道ほうどう 37][報道ほうどう 38][報道ほうどう 39][報道ほうどう 40][報道ほうどう 41][新聞しんぶん 43]。過去かこには列車れっしゃの窓まどガラスを割わる事故じこも発生はっせいしており、特急とっきゅうは冬期とうき間あいだに限かぎって千歳線ちとせせん内うちで減速げんそく運転うんてんを行おこなうことがある。そのため、冬期とうき間あいだは10 - 20分ふん程度ていどの遅おくれが生しょうじることもある。

国鉄こくてつ準急じゅんきゅう「夕張ゆうばり」と夕張ゆうばり鉄道てつどう急行きゅうこう列車れっしゃ

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夕張線ゆうばりせん時代じだいには、1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）1月がつ14日にちから1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月14日にちまで、札幌さっぽろ駅えきと夕張ゆうばり駅えきを結むすぶ速達そくたつ列車れっしゃとして、準急じゅんきゅう「夕張ゆうばり」（のちに急行きゅうこうに格上かくあげ）が岩見沢いわみざわ駅えきと追分おいわけ駅えきで2回かい進行しんこう方向ほうこうを変かえるZ形かたちの経路けいろ（札幌さっぽろ駅えき - 函館本線はこだてほんせん - 岩見沢いわみざわ駅えき - 室蘭本線むろらんほんせん - 追分おいわけ駅えき - 夕張線ゆうばりせん - 夕張ゆうばり駅えき）で運行うんこうされていた。

停車駅ていしゃえき
札幌さっぽろ駅えき - 岩見沢いわみざわ駅えき - 栗山くりやま駅えき - 由仁ゆに駅えき - 追分おいわけ駅えき - 滝ノ上たきのうえ駅えき - 紅葉山もみじやま駅えき（現げん・新しん夕張ゆうばり駅えき） - 沼ノ沢ぬまのさわ駅えき - 清水沢しみずさわ駅えき - 鹿ノ谷しかのたに駅えき - 夕張ゆうばり駅えき
  • 1966年ねん3月がつ、追分おいわけ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだは普通ふつう列車れっしゃに格下かくさげされ各駅かくえきに停車ていしゃとなる。

一方いっぽう、函館本線はこだてほんせん野幌のっぽろ駅えき - 夕張ゆうばり本町ほんちょう駅えき間あいだに路線ろせんを有ゆうしていた夕張ゆうばり鉄道てつどうでは国鉄こくてつのZ形かたちの運行うんこう経路けいろに対抗たいこうして、1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）9月がつ1日にちに野幌のっぽろ駅えき - 夕張ゆうばり本町ほんちょう駅えき間あいだの急行きゅうこう列車れっしゃの運行うんこうを開始かいしした。野幌のっぽろバス停留所ていりゅうじょ駅えき（後ごの北海鋼機ほっかいこうき前ぜん駅えき） - 札幌さっぽろ大通だいつう間あいだを自社じしゃバスで連絡れんらくし札幌さっぽろへの利用りようも可能かのうだった。こちらは直通ちょくつうバス路線ろせん（札幌さっぽろ急行きゅうこう線せん）の拡充かくじゅうなどにより1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）9月がつ30日にちに廃止はいしされた。

貨物かもつ輸送ゆそう

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詳細しょうさいは「根室本線ねむろほんせん#貨物かもつ輸送ゆそう」を参照さんしょう

当とう線せん内ないに貨物かもつ駅えきはないが、帯広おびひろ貨物かもつ駅えき・釧路くしろ貨物かもつ駅えき - 札幌貨物さっぽろかもつターミナル駅えき間あいだおよび、帯広おびひろ貨物かもつ駅えきから本州ほんしゅう方面ほうめんへの直通ちょくつう列車れっしゃが当とう線せん経由けいゆで運行うんこうされている（本州ほんしゅう方面ほうめんへの直通ちょくつう列車れっしゃは追分おいわけ駅えきより室蘭本線むろらんほんせんへ入はいる）。なお、かつては室蘭本線むろらんほんせんから追分おいわけ駅えき経由けいゆで本輪西もとわにし駅えき - 帯広おびひろ貨物かもつ駅えき間あいだの石油せきゆ輸送ゆそう列車れっしゃがあった。牽引けんいん機関きかん車しゃはかつてDD51形かたちだったが、2008年ねん（平成へいせい20年ねん）3月がつ改正かいせい時じよりDF200形かたちに置おき換かえられた。

沿革えんかく

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  • 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）1月がつ15日にち：札幌さっぽろ駅えき - 岩見沢いわみざわ駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ（函館本線はこだてほんせん・室蘭本線むろらんほんせん・夕張線ゆうばりせん経由けいゆ）の準急じゅんきゅう「夕張ゆうばり」2往復おうふくが運行うんこう開始かいし[9]。
  • 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）3月がつ5日にち：準急じゅんきゅう「夕張ゆうばり」の夕張線ゆうばりせん内ないが普通ふつう列車れっしゃ化か[11]。
  • 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）10月がつ1日にち：準急じゅんきゅう「夕張ゆうばり」が急行きゅうこう列車れっしゃに昇格しょうかく[11]。
  • 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）10月がつ1日にち：急行きゅうこう「夕張ゆうばり」の1往復おうふくが廃止はいし。
  • 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）3月がつ15日にち：急行きゅうこう「夕張ゆうばり」が廃止はいし[11]。

地域ちいき輸送ゆそう

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南千歳みなみちとせ駅えき - 新しん夕張ゆうばり駅えき間あいだ

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キハ40系けい・キハ150形かたちによりワンマン運転うんてんの普通ふつう列車れっしゃが運転うんてんされている。なお、運行うんこう系統けいとう上じょうは千歳線ちとせせん千歳ちとせ駅えきを起点きてんとしており、南千歳みなみちとせ駅えき始発しはつ・終着しゅうちゃくの列車れっしゃは存在そんざいせず、全ぜん列車れっしゃが千歳ちとせ線せんに直通ちょくつうする。千歳ちとせ駅えき - 新しん夕張ゆうばり駅えき間あいだの列車れっしゃのほか、追分おいわけ駅えき折おり返かえしの列車れっしゃも運転うんてんされている。

2016年ねん（平成へいせい28年ねん）3月26日にちのダイヤ改正かいせいで運行うんこう本数ほんすうが削減さくげんされ[報道ほうどう 20][報道ほうどう 21]、追分おいわけ駅えき - 新しん夕張ゆうばり駅えき間あいだは下くだり新しん夕張ゆうばり方面ほうめんが1日にち4本ほん、上のぼり追分おいわけ方面ほうめんが1日にち6本ほんの運転うんてんとなった[報道ほうどう 4]。このダイヤ改正かいせいまでは午後ごごに1本ほんのみ室蘭本線むろらんほんせん直通ちょくつう列車れっしゃ（糸井いとい駅えき発はつ夕張ゆうばり駅えき行いき）も存在そんざいした。

2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月16日にちのダイヤ改正かいせいで運行うんこう本数ほんすうはさらに削減さくげんされ、追分おいわけ駅えき - 新しん夕張ゆうばり駅えき間あいだでは下くだり1日にち2本ほん、上のぼり1日にち3本ほんの運転うんてんとなっている。

新しん夕張ゆうばり駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだ

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この区間くかんは開業かいぎょう以来いらい、新しん夕張ゆうばり駅えき - 楓かえで駅えき間あいだに運行うんこうされていた普通ふつう列車れっしゃを除のぞき、特急とっきゅう列車れっしゃのみが運行うんこうされている。

このため開業かいぎょう当初とうしょから、新しん夕張ゆうばり駅えき - 新得しんとく駅えきの各駅かくえき相互そうご間あいだで特急とっきゅう列車れっしゃの普通ふつう車しゃ自由じゆう席せきを利用りようする場合ばあいに特急とっきゅう料金りょうきんが不要ふようとなる特例とくれいが設もうけられている。また楓かえで駅えきと占冠しむかっぷ駅えき方面ほうめんの行いき来きの際さいにはいったん新しん夕張ゆうばり駅えきまで乗車じょうしゃしてから折おり返かえす必要ひつようがあったため、楓かえで駅えき - 占冠しむかっぷ駅えき以遠いえん間あいだまでの乗車じょうしゃ券けんを持もつ乗客じょうきゃくは、新しん夕張ゆうばり駅えきで途中とちゅう下車げしゃをしなければ新しん夕張ゆうばり駅えき - 楓かえで駅えき間あいだは追加ついか運賃うんちんなしで乗のり越こすことができた。

新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ（廃止はいし区間くかん）

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2016年ねん（平成へいせい28年ねん）3月がつ26日にちの改正かいせい時点じてんで、新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだは上下じょうげともに1日にち5本ほんが運転うんてんされていた[報道ほうどう 4]。改正かいせい以前いぜんは9往復おうふくで、この時点じてんで廃止はいしを見込みこんだ減げん便びんだった[新聞しんぶん 44]。

2019年ねん（平成へいせい31年ねん）3月がつ16日にちのダイヤ改正かいせいで定期ていき列車れっしゃの運行うんこうは終了しゅうりょうし、最終さいしゅう営業えいぎょう日びの3月がつ31日にちまでは、全ぜん列車れっしゃ臨時りんじ列車れっしゃ扱あつかいで1日にち8本ほんが運行うんこうされた[40][報道ほうどう 42]。

石勝線せきしょうせん内ないで最もっとも利用りよう客きゃくが少すくない区間くかんであり、2013年度ねんどの輸送ゆそう密度みつどは110人にんとなっていた[報道ほうどう 43][新聞しんぶん 45]。

  • 2004年までは新夕張駅 - 楓駅間で普通列車が運行されていた（2003年8月 楓駅）
    2004年ねんまでは新しん夕張ゆうばり駅えき - 楓かえで駅えき間あいだで普通ふつう列車れっしゃが運行うんこうされていた（2003年ねん8月がつ 楓かえで駅えき）
  • 廃止された夕張支線の普通列車（2007年6月 夕張駅）
    廃止はいしされた夕張ゆうばり支線しせんの普通ふつう列車れっしゃ（2007年ねん6月がつ 夕張ゆうばり駅えき）

データ

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路線ろせんデータ

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輸送ゆそう密度みつど

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区間くかんごとの輸送ゆそう密度みつどは以下いかの通とおり。

南千歳みなみちとせ駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだについては、実質じっしつ的てきに一体化いったいかした運用うんようを行おこなっている根室本線ねむろほんせんの新得しんとく駅えき - 帯広おびひろ駅えき間あいだと総合そうごうして計算けいさんしたデータが公表こうひょうされている。

年度ねんど 輸送ゆそう密度みつど（人ひと/日にち） 備考びこう 出典しゅってん
南千歳みなみちとせ駅えき -
帯広おびひろ駅えき間あいだ 		新しん夕張ゆうばり駅えき -
夕張ゆうばり駅えき間あいだ
1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）度ど   2,318   [報道ほうどう 44][報道ほうどう 4]
1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）度ど   1,740   [報道ほうどう 4]
1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）度ど   1,187   [報道ほうどう 4]
1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）度ど   1,129   [報道ほうどう 4]
2012年ねん（平成へいせい24年ねん）度ど   110   [報道ほうどう 43]
2013年ねん（平成へいせい25年ねん）度ど   110   [報道ほうどう 43][新聞しんぶん 45]
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）度ど 4,270 117   [報道ほうどう 45][報道ほうどう 46]
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）度ど 4,213 118   [報道ほうどう 47][報道ほうどう 48]
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）度ど 4,085 80   [報道ほうどう 49]
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）度ど 3,567 69 南千歳みなみちとせ駅えき - 帯広おびひろ駅えき間あいだ：道東どうとう方面ほうめんの特急とっきゅう列車れっしゃ運転うんてん再開さいかいにより、前年度ぜんねんど比ひ増加ぞうか
全ぜん区間くかん：同どう年度ねんど分ぶんより集計しゅうけい方法ほうほう見直みなおし[注ちゅう 20] 		[報道ほうどう 50]
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）度ど 3,529 146 新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ：営業えいぎょう最終さいしゅう年度ねんど。廃止はいしに関連かんれんした利用りよう者しゃ増加ぞうかが発生はっせい [報道ほうどう 51]
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）度ど 3,246   新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう（COVID-19）の拡大かくだいの影響えいきょう等とうにより、前年度ぜんねんど比ひ減少げんしょう [報道ほうどう 52]
2020年ねん（令れい和わ02年ねん）度ど 1,570 COVID-19の影響えいきょうにより、前年度ぜんねんど比ひ大幅おおはば減少げんしょう [報道ほうどう 53]
2021年ねん（令れい和わ03年ねん）度ど 1,902   [報道ほうどう 54]
2022年ねん（令れい和わ04年ねん）度ど 2,905   [報道ほうどう 55]
2023年ねん（令れい和わ05年ねん）度ど 2,788   [報道ほうどう 56]

収支しゅうし・営業えいぎょう係数けいすう

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区間くかんごとの収支しゅうし（営業えいぎょう収益しゅうえき、営業えいぎょう費用ひよう、営業えいぎょう損益そんえき）と営業えいぎょう係数けいすうは以下いかの通とおり。いずれも管理かんり費ひを含ふくめた金額きんがくである。▲はマイナスを意味いみする。

南千歳みなみちとせ駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだについては、実質じっしつ的てきに一体化いったいかした運用うんようを行おこなっている根室本線ねむろほんせん（新得しんとく駅えき - 帯広おびひろ駅えき間あいだ）と総合そうごうして計算けいさんしたデータが公表こうひょうされている。

南千歳みなみちとせ駅えき - 帯広おびひろ駅えき間あいだ
年度ねんど 収支しゅうし（百ひゃく万まん円えん） 営業えいぎょう係数けいすう
（円えん） 		備考びこう 出典しゅってん
営業えいぎょう収益しゅうえき 営業えいぎょう費用ひよう 営業えいぎょう損益そんえき
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）度ど 6,337 8,266 ▲1,929 130   [報道ほうどう 46]
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）度ど 6,274 7,961 ▲1,686 127   [報道ほうどう 48]
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）度ど 4,512 7,919 ▲3,407 176 2016年ねん8月がつの台風たいふう被害ひがいにより、道東どうとう方面ほうめんの特急とっきゅう列車れっしゃの長期ちょうき運休うんきゅうによる運輸うんゆ収入しゅうにゅう減少げんしょう、バス代行だいこう経費けいひが増加ぞうかしたことに伴ともない、前年度ぜんねんど比ひ拡大かくだい [報道ほうどう 57]
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）度ど 5,587 8,897 ▲3,310 159 道東どうとう方面ほうめんの特急とっきゅう列車れっしゃの運転うんてん再開さいかいによる営業えいぎょう費用ひよう増加ぞうか[注ちゅう 21]が発生はっせい。
同どう年度ねんど分ぶんより集計しゅうけい方法ほうほう見直みなおし[注ちゅう 20] 		[報道ほうどう 50]
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）度ど 5,408 8,796 ▲3,388 163   [報道ほうどう 51]
2019年ねん（令れい和わ元年がんねん）度ど 5,137 9,112 ▲3,975 177 新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう（COVID-19）の拡大かくだいの影響えいきょうによる運輸うんゆ収入しゅうにゅう減少げんしょう、トンネルや線路せんろの修繕しゅうぜん増加ぞうか等とうにより、前年度ぜんねんど比ひ拡大かくだい [報道ほうどう 52]
2020年ねん（令れい和わ02年ねん）度ど 2,353 7,976 ▲5,623 339 COVID-19の影響えいきょうにより、前年度ぜんねんど比ひ拡大かくだい[注ちゅう 22] [報道ほうどう 53]
2021年ねん（令れい和わ03年ねん）度ど 2,879 7,879 ▲5,000 274   [報道ほうどう 54]
2022年ねん（令れい和わ04年ねん）度ど 4,412 8,731 ▲4,319 198   [報道ほうどう 55]
2023年ねん（令れい和わ05年ねん）度ど 4,581 8,653 ▲4,072 189   [報道ほうどう 56]
新しん夕張ゆうばり駅えき - 夕張ゆうばり駅えき間あいだ
年度ねんど 収支しゅうし（百ひゃく万まん円えん） 営業えいぎょう係数けいすう
（円えん） 		備考びこう 出典しゅってん
営業えいぎょう収益しゅうえき 営業えいぎょう費用ひよう 営業えいぎょう損益そんえき
2014年ねん（平成へいせい26年ねん）度ど 14 196 ▲182 1,421   [報道ほうどう 46]
2015年ねん（平成へいせい27年ねん）度ど 14 164 ▲150 1,188   [報道ほうどう 48]
2016年ねん（平成へいせい28年ねん）度ど 10 176 ▲166 1,681   [報道ほうどう 57]
2017年ねん（平成へいせい29年ねん）度ど 10 218 ▲207 2,118 同どう年度ねんど分ぶんより集計しゅうけい方法ほうほう見直みなおし[注ちゅう 20] [報道ほうどう 50]
2018年ねん（平成へいせい30年ねん）度ど 18 215 ▲197 1,196 営業えいぎょう最終さいしゅう年度ねんど。廃止はいしに関連かんれんした運輸うんゆ収入しゅうにゅう増加ぞうかが発生はっせい [報道ほうどう 51]

駅えき一覧いちらん

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  • 全ぜん駅えきが北海道ほっかいどう内うちに所在しょざい。
  • 便宜上べんぎじょう、南千歳みなみちとせ駅えき側がわのすべての普通ふつう列車れっしゃが乗のり入いれる千歳ちとせ線せん千歳ちとせ駅えきまでの区間くかんを記載きさい。
  • 駅えき番号ばんごうが括弧かっこ書がきで記載きさいされている信号しんごう場じょうは、かつて旅客りょかく営業えいぎょうを実施じっししていたときのもの。
  • 停車駅ていしゃえき
    • 特急とっきゅう「おおぞら」および「とかち」については列車れっしゃ記事きじを参照さんしょう。
    • 普通ふつう列車れっしゃは千歳ちとせ駅えき - 新しん夕張ゆうばり駅えき間あいだの全ぜん旅客りょかく駅えきに停車ていしゃ。新しん夕張ゆうばり駅えき - 新得しんとく駅えき間あいだでは普通ふつう列車れっしゃの運転うんてんは無ない。
  • 千歳線ちとせせん区間くかんは複線ふくせん、石勝線せきしょうせん区間くかんは全線ぜんせん単線たんせん。すべての駅えき・信号しんごう場じょうで列車れっしゃ交換こうかんが可能かのうである。
正式せいしき路線ろせん名めい 駅えき番号ばんごう 駅名えきめい 営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん・備考びこう 所在地しょざいち
駅えき間あいだ 累計るいけい
千歳線ちとせせん H13 千歳ちとせ駅えき - 3.0 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■千歳線ちとせせん（札幌さっぽろ方面ほうめん） 石狩いしかり管内かんない 千歳ちとせ市し
H14 南千歳みなみちとせ駅えき 3.0 0.0 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■千歳ちとせ線せん（苫小牧とまこまい方面ほうめん）・■千歳線ちとせせん空港くうこう支線しせん
石勝線せきしょうせん
駒里こまさと信号しんごう場じょう - 5.4  
西早来にしはやきた信号しんごう場じょう - 11.7   胆振いぶり管内かんない 勇払ゆうふつ郡ぐん
安平あびら町まち
K15 追分おいわけ駅えき 17.6 17.6 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：室蘭本線むろらんほんせん
(K16) 東ひがし追分おいわけ信号しんごう場じょう - 21.6  
K17 川端かわばた駅えき 9.4 27.0   空知そらち管内かんない 夕張ゆうばり郡ぐん 由仁ゆに町まち
滝ノ下たきのした信号しんごう場じょう - 30.3   栗山くりやま町まち
(K18) 滝ノ上たきのうえ信号しんごう場じょう - 35.8 夕張ゆうばり市し
(K19) 十じゅう三さん里さと信号しんごう場じょう - 40.2  
K20 新しん夕張ゆうばり駅えき 16.0 43.0
楓かえで信号しんごう場じょう - 48.7  
オサワ信号しんごう場じょう - 55.7   胆振いぶり管内かんない 勇払ゆうふつ郡ぐん むかわ町まち
東ひがしオサワ信号しんごう場じょう - 59.6  
清風山せいふうざん信号しんごう場じょう - 67.3   上川かみかわ管内かんない 占冠しむかっぷ村むら
K21 占冠しむかっぷ駅えき 34.3 77.3  
東ひがし占冠しむかっぷ信号しんごう場じょう - 81.3  
滝ノ沢たきのさわ信号しんごう場じょう - 85.7  
ホロカ信号しんごう場じょう - 92.6  
K22 トマム駅えき 21.3 98.6  
串くし内ない信号しんごう場じょう - 104.2   空知そらち郡ぐん
南富良野みなみふらの町まち
上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 108.3
新狩勝しんかりかち信号しんごう場じょう - 113.9   十勝とかち管内かんない 上川かみかわ郡ぐん
新得しんとく町まち
広内ひろうち信号しんごう場じょう - 120.1  
西新にしじん得とく信号しんごう場じょう - 125.6  
K23 新得しんとく駅えき 33.8 132.4 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：■根室本線ねむろほんせん（特急とっきゅうのみ直通ちょくつうあり）

廃止はいし区間くかん

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  • 駅名えきめい・接続せつぞく路線ろせんの事業じぎょう者しゃ名めい・路線ろせん名めいは各かく支線しせん廃止はいし時点じてんのもの。新しん夕張ゆうばり駅えき（紅葉山もみじやま駅えき）を除のぞく全ぜん駅えきが路線ろせん廃止はいし日びをもって廃止はいし
  • 全ぜん駅えきが北海道ほっかいどう（空知そらち管内かんない）夕張ゆうばり市しに所在しょざい

登川のぼりかわ支線しせん

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駅名えきめい 営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん・備考びこう
駅えき間あいだ 累計るいけい
紅葉山もみじやま駅えき - 0.0 日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう：夕張線ゆうばりせん（本線ほんせん）
（現在げんざいの新しん夕張ゆうばり駅えき）
楓かえで駅えき 4.5 4.5 （2代目だいめであり、現在げんざいの楓かえで信号しんごう場じょうとは異ことなる）
登川のぼりかわ駅えき 3.1 7.6

廃止はいし後ごは紅葉山もみじやまから楓かえで - 登川のぼりかわ地区ちく境界きょうかいまでのほとんどが国道こくどう274号ごう（三川みかわ国道こくどう）に利用りようされている。

代替だいたい交通こうつう機関きかんとして夕張ゆうばり鉄道てつどう（夕ゆう鉄てつバス）のバス路線ろせんが設定せっていされていたものの、2017年ねん10月1日にちのダイヤ改正かいせいをもって廃止はいしされた[報道ほうどう 58]。代替だいたいとしてタクシー乗車じょうしゃ料金りょうきん補助ほじょ制度せいどが設定せっていされている[42]。

夕張ゆうばり支線しせん

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  • 廃止はいし直前ちょくぜんの時点じてんでは全線ぜんせん1閉塞へいそくで、1列車れっしゃのみ進入しんにゅう可能かのう（新しん夕張ゆうばり駅えきを除のぞき列車れっしゃ交換こうかん不可ふか）
駅えき番号ばんごう 駅名えきめい 営業えいぎょうキロ 接続せつぞく路線ろせん
駅えき間あいだ 累計るいけい
K20 新しん夕張ゆうばり駅えき - 0.0 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう：石勝線せきしょうせん（本線ほんせん）
Y21 沼ノ沢ぬまのさわ駅えき 2.7 2.7  
Y22 南清水沢みなみしみずさわ駅えき 4.0 6.7  
Y23 清水沢しみずさわ駅えき 1.5 8.2  
Y24 鹿ノ谷しかのたに駅えき 6.6 14.8  
Y25 夕張ゆうばり駅えき 1.3 16.1  

廃止はいし後ごは、夕張ゆうばり鉄道てつどう（夕ゆう鉄てつバス）が代替だいたいとして新しん夕張ゆうばり駅えき - レースイリゾート（鉄道てつどう廃止はいし時点じてんでの夕張ゆうばり駅前えきまえ） - 夕張ゆうばり市し石炭せきたん博物館はくぶつかんで1日にち10往復おうふく（一部いちぶは乗継のりつぎが必要ひつよう、ただし運賃うんちんは同額どうがくで利用りよう可能かのう[43]）のバスを設定せっていした[44]。従来じゅうらいの夕張ゆうばり鉄道てつどうバス夕張ゆうばり市内しない線せんの増発ぞうはつ・バス停ばすてい増設ぞうせつという形かたちを取とった。予算よさんは、JR北海道ほっかいどうが廃はい線せん時じに夕張ゆうばり市しに支払しはらった7億おく5千せん万まん円えん（代行だいこうバスの地元じもと負担ふたん額がく20年ねん分ぶん相当そうとう）で賄まかなわれた[新聞しんぶん 46]。

路線ろせんの乗客じょうきゃくは約やく1日にち260人にん[注ちゅう 23]で、従来じゅうらいのバス路線ろせんに比くらべると1割わり程度ていど増ふえている[新聞しんぶん 47]。しかし、バス運転うんてん手しゅの平均へいきん年齢ねんれいは58歳さいと高齢こうれい化かが進すすんでおり、新規しんき採用さいようの目処めどは立たっていないという[新聞しんぶん 46]。

2020年ねん3月がつ現在げんざいで、新しん夕張ゆうばり駅前えきまえ発はつが12本ほん、新しん夕張ゆうばり駅前えきまえ着ぎが10本ほん運転うんてんされている。夕張ゆうばり市内しないでは、新しん夕張ゆうばり駅前えきまえ・りすた（南清水沢みなみしみずさわの公共こうきょう施設しせつ） - 新しん札幌さっぽろ駅えき前ぜん間あいだの新しん札さつ夕ゆう線せん（北海道ほっかいどう炭礦たんこう汽船きせん夕張ゆうばり鉄道てつどう線せんの代替だいたい）と一体いったいの運用うんようとなっており、全ぜん区間くかんで10往復おうふく以上いじょうの便びんを確保かくほしている[45]。

2023年ねん10月がつ1日にち、夕ゆう鉄てつバスは、運転うんてん士し不足ふそくの慢性まんせい化かや新型しんがたコロナウィルス感染かんせん症しょうの影響えいきょうによる利用りよう者しゃの減少げんしょう、さらに原油げんゆ価格かかくの高騰こうとうなどを理由りゆうに、バス路線ろせんの運行うんこうを維持いじすることが困難こんなんになったとして、夕張ゆうばり市しほか関係かんけい自治体じちたいとの協議きょうぎのうえで、新しん夕張ゆうばり駅前えきまえ - 栗山くりやま駅前えきまえ - 新しん札幌さっぽろ駅えき前まえ（3往復おうふく）、りすた - 由仁ゆに駅前えきまえ - 新しん札幌さっぽろ駅えき前まえ（急行きゅうこう：平日へいじつ4往復おうふく・土日どにち祝しゅく3往復おうふく）、栗山くりやま駅前えきまえ - 南幌なんぽろビューロー - 新しん札幌さっぽろ駅えき前まえ（平日へいじつ4.5往復おうふく・土日どにち祝しゅく2往復おうふく）の3路線ろせんを廃止はいしした[報道ほうどう 59]。新しん夕張ゆうばり駅前えきまえ - りすた - 夕張ゆうばり市し石炭せきたん博物館はくぶつかん（10往復おうふく）は維持いじされる。

かつて旅客りょかく駅えきだった信号しんごう場じょう

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  • 東ひがし追分おいわけ信号しんごう場じょう：旧きゅう・東ひがし追分おいわけ駅えき (K16)。2016年ねん（平成へいせい28年ねん）3月がつ26日にち旅客りょかく扱あつかい廃止はいし[39][報道ほうどう 19][新聞しんぶん 34]。
  • 滝ノ上たきのうえ信号しんごう場じょう：旧きゅう・滝ノ上たきのうえ駅えき (K18)。2024年ねん（令れい和わ6年ねん）3月がつ16日にち旅客りょかく扱あつかい廃止はいし。
  • 十じゅう三さん里さと信号しんごう場じょう：旧きゅう・十じゅう三さん里さと駅えき (K19)。2016年ねん（平成へいせい28年ねん）3月がつ26日にち旅客りょかく扱あつかい廃止はいし[39][報道ほうどう 19][新聞しんぶん 34]。
  • 楓かえで信号しんごう場じょう：旧きゅう・楓かえで駅えき（3代だい）。2004年ねん（平成へいせい16年ねん）3月がつ13日にち旅客りょかく扱あつかい廃止はいし[報道ほうどう 14][新聞しんぶん 31]。

廃止はいし信号しんごう場じょう

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廃止はいし区間くかん内ないのものを除のぞく。( ) 内ないは南千歳みなみちとせ駅えきを起点きてんとした営業えいぎょうキロ。

過去かこの接続せつぞく路線ろせん

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夕張ゆうばり地域ちいきの炭鉱たんこうから産出さんしゅつされる石炭せきたんの輸送ゆそうを目的もくてきとした私鉄してつ・専用せんよう鉄道てつどうが分岐ぶんきしていたが、現在げんざいではそのすべてが廃止はいしされている。

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 起点きてんの南千歳みなみちとせ駅えきが所在しょざいする千歳ちとせ市しは令れい制せい国こくでは胆振いぶり国こくに属ぞくするが、後述こうじゅつするようにもともと石勝線せきしょうせん計画けいかくの前身ぜんしんのひとつであった追分おいわけ線せんは石狩いしかり国こくに属ぞくする広島ひろしま（現げん：北広島きたひろしま市し）での分岐ぶんきが考かんがえられていた。
  2. ^ 根岸線ねぎしせん、長崎本線ながさきほんせん長崎ながさきトンネル経由けいゆの新しん線せん（浦上うらかみ線せん）、岡多線おかだせん、瀬戸線せとせん、伊勢線いせせんなどと同どうランク。
  3. ^ 「オロロップ沢上さわかみ流りゅう」を意味いみする地名ちめいで、現在げんざいのむかわ町まち穂別ほべつ福山ふくやまにあたり、現在げんざい石勝線せきしょうせんの通過つうか地区ちくに一致いっちする[7]。
  4. ^ 鵡川むかわ - 邊あたり富内とみうち - 右みぎ左府さふの区間くかんは、一部いちぶが北海道ほっかいどう鉄道てつどう金山かなやま線せんとして開業かいぎょうし、のちに国鉄こくてつ富内線とみうちせんとなって開通かいつうしたが、1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）11月1日にちに廃止はいしされた。
  5. ^ 札幌さっぽろ - 釧路くしろ間あいだの特急とっきゅう列車れっしゃの所要しょよう時間じかんは、石勝線せきしょうせん開通かいつう前まえが約やく5時じ間あいだ40分ふん - 6時じ間あいだであったのに対たいし、石勝線せきしょうせん開通かいつう後ごは最短さいたん4時じ間あいだ59分ふん - 最長さいちょうでも5時じ間あいだ20分ふん程度ていどとなった。
  6. ^ 急行きゅうこう「狩かり勝かち」が石勝線せきしょうせん開通かいつう後ごも滝川たきがわ経由けいゆで残のこされたが、1990年ねん（平成へいせい2年ねん）に快速かいそくに格下かくさげされた。
  7. ^ 入にゅう換かわは1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）3月がつ2日にちで、追分おいわけ駅えき構内こうないまで運行うんこうされた。
  8. ^ 1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）度どから1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）度どまでの3カ年かねんの貨物かもつ輸送ゆそう密度みつどが幹線かんせんとされる4,000t以上いじょうあった。
  9. ^ 「当季とうき間あいだ（明治めいじ27年ねん4月がつ-9月がつ）ニ於イテ停車ていしゃ場じょうヲ開始かいしセシハ早来はやきた、川端かわばた、厚別あしべつノ三さん停車場ていしゃじょうニシテ孰（イズ）レモ本年ほんねん八はち月がつ一いち日にちヨリ乗客じょうきゃく貨物かもつノ取扱とりあつかいヲ開始かいしセリ」[12]。
  10. ^ ただし、滝ノ上たきのうえ駅えき・清水沢しみずさわ駅えきは開設かいせつ当初とうしょは貨物かもつ駅えきで、1901年ねん（明治めいじ34年ねん）末まつから旅客りょかくの取とり扱あつかいを開始かいししたとする説せつも存在そんざいする。
  11. ^ 川端かわばた駅えき移転いてんの竣工しゅんこう日びは不明ふめい。『北海道ほっかいどう炭礦たんこう鉄道てつどう会社かいしゃ 第だい二に十じゅう一いち回かい営業えいぎょう報告ほうこく』では、「明治めいじ32年ねん11月16日にち付づけ逓信ていしん大臣だいじんより変更へんこう許可きょか」とのみ記載きさい[13]。
  12. ^ 三井鉱山みついこうざん専用せんよう線せんでは楓かえで駅えき（初代しょだい）に接続せつぞくする自社じしゃの貨物かもつ駅名えきめいをこの地ちの字じ名めいと同おなじ久留くる木き（くるき）、後ごの登川のぼりかわ駅えきの方ほうを新しん久留くる木き（しんくるき）と称しょうしていた。また、この時点じてんでは旅客りょかくの取とり扱あつかいは行おこなっていなかった[17]。
  13. ^ a b c d 輸送ゆそう量りょう増加ぞうかへの対応たいおうが目的もくてきで、橋梁きょうりょう部分ぶぶん以外いがいの腹はら付づけ施行しこうであった[18]。
  14. ^ a b c d e f g 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）11月3日にちの夕張ゆうばり鉄道てつどう（後ごの北海道ほっかいどう炭礦たんこう汽船きせん夕張ゆうばり鉄道てつどう線せん）全通ぜんつうに伴ともなう輸送ゆそう量りょう減少げんしょうのため[18][21]。
  15. ^ 同どう区間くかんの上落合かみおちあい信号しんごう場じょう・新狩勝しんかりかち信号しんごう場じょう・広内ひろうち信号しんごう場じょう・西新にしじん得とく信号しんごう場じょう・新得しんとく駅えきは根室本線ねむろほんせん所属しょぞく。旅客りょかく取とり扱あつかい上じょうの分岐ぶんき駅えきは新得しんとく駅えき。
  16. ^ 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき間あいだの最さい高速度こうそくどは100 km/hのまま。
  17. ^ a b 本社ほんしゃ鉄道てつどう事業じぎょう本部ほんぶと釧路くしろ支社ししゃとの境界きょうかいは、串くし内ない信号しんごう場じょう - 上落合かみおちあい信号しんごう場じょう間あいだにある第だい一いち串くし内ないトンネルの新しん夕張ゆうばり方かた出入口でいりぐち付近ふきん（南千歳みなみちとせ駅えき起点きてん105.05 km地点ちてん）である。
  18. ^ 徐行じょこう区間くかんは10月24日にちに解除かいじょ。同時どうじに運休うんきゅうしていた一部いちぶ普通ふつう列車れっしゃの運行うんこうを再開さいかい[報道ほうどう 26]。
  19. ^ JR北海道ほっかいどうの石勝線せきしょうせんと異ことなり、JR貨物かもつの石勝線せきしょうせんの終点しゅうてんは上落合かみおちあい信号しんごう場じょうであり[41]、JR貨物かもつとしては上落合かみおちあい信号しんごう場じょう - 新得しんとく駅えき間あいだは重複じゅうふく区間くかんではなく単たんに根室ねむろ線せんである。
  20. ^ a b c 北海道ほっかいどうレールパス、大人おとなの休日きゅうじつ俱楽部ぶパス（東日本ひがしにっぽん・北海道ほっかいどう）の利用りようについて、計上けいじょう方法ほうほうが見直みなおされた。
  21. ^ 乗務じょうむ員いんの人件じんけん費ひや気動車きどうしゃの燃料ねんりょう代だい、車両しゃりょうの修繕しゅうぜん費ひや減価げんか償却しょうきゃく費ひが増加ぞうかした。
  22. ^ 運輸うんゆ収入しゅうにゅう減少げんしょうに伴ともなう営業えいぎょう収益しゅうえき減少げんしょう、線路せんろやトンネルの修繕しゅうぜんの減少げんしょう、特急とっきゅうの減げん便びん・減車げんしゃに伴ともなう動力どうりょく費ひや車両しゃりょう減価げんか償却しょうきゃく費ひの減少げんしょう等とうによる営業えいぎょう費用ひよう減少げんしょうが発生はっせいした。
  23. ^ 『朝日新聞あさひしんぶん』記事きじより。『北海道新聞ほっかいどうしんぶん』では280人にんとする[新聞しんぶん 46]。

出典しゅってん

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報道ほうどう発表はっぴょう資料しりょう

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新聞しんぶん記事きじ

[編集へんしゅう]
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参考さんこう文献ぶんけん

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書籍しょせき

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雑誌ざっし

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  • 北海道ほっかいどう夕張ゆうばり郡ぐん登川のぼりかわ村むら（編へん）「[1]」『登川のぼりかわ村勢そんせい一いち斑まだら』、夕張ゆうばり郡ぐん登川のぼりかわ村むら、1915年ねん。 
  • 鉄道てつどうジャーナル社しゃ『鉄道てつどうジャーナル』第だい21巻かん第だい5号ごう（通巻つうかん245号ごう、1987年ねん4月がつ号ごう）、成美せいび堂どう出版しゅっぱん、1987年ねん4月がつ1日にち、103頁ぺーじ。 
  • 鉄道てつどうジャーナル社しゃ『鉄道てつどうジャーナル』第だい51巻かん第だい8号ごう（通巻つうかん610号ごう、2017年ねん8月がつ号ごう）、成美せいび堂どう出版しゅっぱん、2017年ねん8月がつ1日にち、56頁ぺーじ。 
  • 『鉄道てつどうファン』第だい35巻かん第だい8号ごう（通巻つうかん412号ごう、1995年ねん8月がつ号ごう）、交友こうゆう社しゃ、1995年ねん8月がつ1日にち、56頁ぺーじ、67頁ぺーじ。 
  • 曽根そね悟さとる（監修かんしゅう） 著しる、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん分冊ぶんさつ百科ひゃっか編集へんしゅう部ぶ 編へん『週刊しゅうかん 歴史れきしでめぐる鉄道てつどう全ぜん路線ろせん 国鉄こくてつ・JR』 24号ごう 石勝線せきしょうせん・千歳ちとせ線せん・札沼線さっしょうせん、朝日新聞あさひしんぶん出版しゅっぱん〈週刊しゅうかん朝日あさひ百科ひゃっか〉、2009年ねん12月27日にち。 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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営業えいぎょう路線ろせん
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車両しゃりょう基地きち・車両しゃりょう工場こうじょう
現有げんゆう組織そしき
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（車両しゃりょう基地きち併設へいせつ除のぞく）
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