(Translated by https://www.hiragana.jp/)
金森隆浩 - Wikipedia コンテンツにスキップ

金森かなもり隆浩たかひろ

リンクを追加ついか
出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
金森かなもり 隆浩たかひろ
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
出身しゅっしん地ち 和歌山わかやま県けん有田ありた郡ぐん湯浅ゆあさ町まち
生年月日せいねんがっぴ (1972-08-12) 1972年ねん8月がつ12日にち（51歳さい）
身長しんちょう
体重たいじゅう		 181 cm
78 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき 右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション 投手とうしゅ
プロ入いり 1994年ねん ドラフト1位い
初はつ出場しゅつじょう NPB / 1996年ねん10月がつ2日にち[1]
CPBL / 1998年ねん3月がつ8日にち[2]
最終さいしゅう出場しゅつじょう NPB / 1996年ねん10月がつ9日にち
CPBL / 1998年ねん10月がつ27日にち[2]
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
この表ひょうについて

金森かなもり 隆浩たかひろ（かなもり たかひろ、1972年ねん8月がつ12日にち - ）は、和歌山わかやま県けん有田ありた郡ぐん湯浅ゆあさ町まち出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（投手とうしゅ・右みぎ投とう右みぎ打だ）[5][6]。

立命館大学りつめいかんだいがく（関西かんさい学生がくせい野球やきゅうリーグ）時代じだいは速球そっきゅう派は投手とうしゅとして注目ちゅうもくされ、1994年ねんのドラフト会議かいぎで中日ちゅうにちドラゴンズ（セントラル・リーグ）から1位い指名しめいを受うけて入団にゅうだんした[5][6]が、NPBの一軍いちぐん公式こうしき戦せんでは未ひつじ勝利しょうり（登板とうばん試合しあい数すうは通算つうさん2試合しあい）に終おわり[7]、1999年ねん限かぎりで現役げんえきを引退いんたいした。

来歴らいれき・人物じんぶつ

[編集へんしゅう]

プロ入いり前まえ

[編集へんしゅう]

湯浅ゆあさ町立ちょうりつ湯浅ゆあさ小学校しょうがっこう・湯浅ゆあさ町立ちょうりつ湯浅ゆあさ中学校ちゅうがっこう出身しゅっしん[3]。小学校しょうがっこう1年生ねんせいの時ときに軟式なんしき野球やきゅうを始はじめ、父ちちが監督かんとくを務つとめる[8]和歌山わかやま県立けんりつ耐久たいきゅう高等こうとう学校がっこうでは1年ねん秋あきからエースとなる[5]。高校こうこう時代じだいは甲子園こうしえんへの出場しゅつじょう経験けいけんはなく、3年ねん夏なつも県けん大会たいかい3回戦かいせん止どまりだったが[5]、速球そっきゅう派は投手とうしゅとしてプロ球界きゅうかいから勧誘かんゆうを受うけていた[5][6]。

卒業そつぎょう後ごは立命館大学りつめいかんだいがく（経済学部けいざいがくぶ）[5]へ進学しんがくして大学だいがく硬式こうしき野球やきゅう部ぶに所属しょぞく。1993年ねん（第だい22回かい）[注ちゅう 1]・1994年ねん（第だい23回かい）と2年ねん連続れんぞくで日米にちべい大学だいがく野球やきゅうの代表だいひょうに選出せんしゅつされ、1993年ねんには2勝しょうを挙あげた[6]。大学だいがく3年ねん次じには最高さいこう球速きゅうそく147 km/hを記録きろくし[3]、同年どうねん春はるのリーグ戦せんでは防御ぼうぎょ率りつ0.89を記録きろくした。中日ちゅうにちドラゴンズ（当時とうじの監督かんとく：高木たかぎ守道もち）は1994年ねん4月がつ時点じてんで金森かなもりを同年どうねんのドラフト会議かいぎにおける1位い指名しめい候補こうほに予定よていしていたが、3年ねんのオフに腰こしを痛いためたことで投球とうきゅうフォームを崩くずし[注ちゅう 2][5]、4年ねん次じは球速きゅうそく140 km/hさえ程遠ほどとおくなっていたが[3]、春季しゅんきリーグ戦せんで最優秀さいゆうしゅう投手とうしゅ賞しょうを受賞じゅしょうした。リーグ戦せんの通算つうさん成績せいせきは12勝しょう15敗はい・防御ぼうぎょ率りつ1.91[5]。1学年がくねん下かに水田みずた章雄あきお投手とうしゅがいた。

ドラフト会議かいぎ直前ちょくぜんには同郷どうきょうの西口にしぐち文也ふみやとともに、中日ちゅうにちが紀田きだ彰一しょういちの抽選ちゅうせんを外はずした場合ばあいの外はずれ1位い候補こうほとしてリストアップしていた[9]。そして会議かいぎ当日とうじつ（11月18日にち）、中日ちゅうにちは横浜よこはまベイスターズとともに紀田きだを1位い指名しめいしたが、抽選ちゅうせんにより横浜よこはまが交渉こうしょう権けんを獲得かくとくしたため、金森かなもりは中日ちゅうにちから紀田きだの外はずれ1位いとして指名しめいされた[5]。指名しめい後ごからは調子ちょうしが上向うわむき、球速きゅうそく140 km/hをコンスタントに出だせるようになった[3]。入団にゅうだん時じの年俸ねんぽうは1,000万まん円えん・契約けいやく金きんは8,000万まん円えんで[6]、「球速きゅうそく150 km/hの球たまを投なげたい。力ちからで相手あいて打者だしゃのバットをへし折おりたい」と目標もくひょうを掲かかげていた[注ちゅう 3][3]。また、金森かなもりについて担当たんとうスカウト・中田なかた宗男むねおは「完かん調ちょうなら150 km/hは投なげられる投手とうしゅ」と[5]、前ぜん中日ちゅうにち投手とうしゅコーチ・水谷みずたに寿ことぶき伸しん（野球やきゅう評論ひょうろん家か）も「試合しあい経験けいけんが少すくないので打者だしゃとの駆かけ引ひきはいまいちだが、潜在せんざい能力のうりょくは河原かわはら純一じゅんいち（巨人きょじん1位い指名しめい）に負まけぬものを持もっている」とそれぞれ評価ひょうかしていた[10]。中田なかたは関西かんさい地区ちく担当たんとうスカウトとして高校こうこう時代じだいから西口にしぐちと金森かなもりそれぞれのスカウティングを担当たんとうしており、ドラフト会議かいぎ直前ちょくぜんには関東かんとう地区ちく担当たんとうスカウトの堀江ほりえ忠一ただかずが西口にしぐちのスライダーの切きれの良よさを高たかく評価ひょうかしていたが、当時とうじの中日ちゅうにちスカウト陣じんはスカウト部長ぶちょうの岡田おかだ悦哉えつやの方針ほうしんにより、自身じしんの担当たんとう地区ちく以外いがいの選手せんしゅを見みることが事実じじつ上じょうできなかったため、中田なかたは大学だいがく進学しんがく後ごの西口にしぐちの投球とうきゅうを見みておらず、岡田おかだから2人にんのどちらが良よいか質問しつもんされ、高校こうこう時代じだいに限かぎれば西口にしぐちよりも金森かなもりの方ほうが好こう素材そざいだと感かんじていたということを話はなしたところ、岡田おかだは紀田きだの外はずれ1位いで金森かなもりの1位い指名しめいを決断けつだんしたという[11]。

プロ入いり後ご

[編集へんしゅう]

ドラフト当時とうじ、補強ほきょうポイントの1つとされていた右みぎの先発せんぱつ投手とうしゅ候補こうほとして期待きたいされていた[5]が、プロ入いり1年ねん目めの1995年ねんは故障こしょうで出遅でおくれて一軍いちぐんでは登板とうばんできなかった[12]。同年どうねん7月がつ15日にちに二に軍ぐん（ウエスタン・リーグ）戦せんで初はつ登板とうばんしたが、14試合しあい（投球とうきゅうイニング：60回かい）を投なげて2勝しょう4敗はい・防御ぼうぎょ率りつ4.35の成績せいせきにとどまった[12]。同年どうねんオフの契約けいやく更改こうかいでは新人しんじん選手せんしゅとしては異例いれいの年俸ねんぽう大幅おおはばダウン（前年ぜんねん比ひ20％減げん）となる[13]年俸ねんぽう800万まん円えんで更改こうかいしたが[12]、秋季しゅうきキャンプでは速球そっきゅうの球速きゅうそくなどに手応てごたえを掴つかんでいた[13]。

1996年ねんシーズンは二に軍ぐんで23試合しあい（投球とうきゅうイニング：104回かい1/3）に登板とうばんして11勝しょう4敗はい・防御ぼうぎょ率りつ3.57（リーグ投手とうしゅ順位じゅんいは16人にん中ちゅう9位い）の成績せいせきを残のこし、香田こうだ勲男いさお（近鉄きんてつバファローズ）と並ならんで最多さいた勝利しょうりのタイトルを獲得かくとくした[14]。同どうシーズンは前半ぜんはん戦せんは球速きゅうそく130 km/h台だいだったが、後半こうはん戦せんは140 km/h台だいをマークするようになっていた[15]。シーズン終盤しゅうばんに一軍いちぐん昇格しょうかくを果はたし[16]、10月2日にちの対たい広島東洋ひろしまとうようカープ24回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）で大量たいりょうリード中ちゅうの[17]9回かいに救援きゅうえんとしてプロ初はつ登板とうばん[1]。先頭せんとう打者だしゃの前田まえだ智徳とものりを一塁いちるいゴロ、続つづくルイス・ロペスを二塁にるいゴロに打うち取とり[17]、最後さいごは野村のむら謙二郎けんじろうを143 km/hの直球ちょっきゅうで空振からぶり三振さんしんに討うち取とって3人にんで抑おさえた[1]。10月9日にちの対たい阪神はんしんタイガース最終さいしゅう戦せん（阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう・第だい26回戦かいせん）[18]でプロ初はつ先発せんぱつ登板とうばんを果はたしたが[16]、初回しょかい1番ばん2被ひ安打あんだ・1失策しっさくにより無死むし満塁まんるいとなり[18]、4番ばん打者だしゃ・新庄しんじょう剛志たけしから（新庄しんじょうにとって通算つうさん3本ほん目めの）満塁まんるい本塁打ほんるいだを被弾ひだん[19]。その後ごも6番ばん・桧山ひやま進すすむ次郎じろうを三振さんしんに打うち取とっただけで、2被ひ安打あんだ・1四球しきゅうにより再ふたたび満塁まんるいのピンチを招まねくと[20]、代打だいだ・塩谷しおや和彦かずひこ[注ちゅう 5]から1イニング2本ほん目めの満塁まんるい本塁打ほんるいだを被弾ひだんした[19]。これにより1イニング8失点しってん[注ちゅう 6]を喫きっした。このような乱調らんちょうに対たいし、監督かんとくの星野ほしの仙せん一いちは「二度にどと俺おれの前まえに顔かおを出だすな！」と激怒げきどしており、担当たんとうスカウトの中田なかたは金森かなもりは優やさしい性格せいかくであったため、星野ほしのの叱咤しったをバネにすることができなかったと評ひょうしている[22]。

1イニング2満塁まんるい被弾ひだんはこれがNPB初はつ記録きろく[注ちゅう 7]で[18][20]、これ以降いこうには以下いかの記録きろくが出でている。

1997年ねんシーズン（年俸ねんぽう900万まん円えん）[16]終了しゅうりょう後ごの11月29日にち、契約けいやく更改こうかい交渉こうしょうの際さいに「武者むしゃ修行しゅぎょうの意味いみで台湾たいわんに行いってもらうかもしれない」と打診だしんされ[注ちゅう 8]、これを「違ちがうところでやるのも自分じぶんのためになる」と了承りょうしょう[28]。12月15日にち、過去かこに郭かく源治げんじ・松永まつなが幸男ゆきおと中日ちゅうにち選手せんしゅを受うけ入いれた実績じっせきのある統一とういつライオンズ（台湾たいわんプロ野球やきゅう）へ1年ねん契約けいやくで移籍いせきすることが決きまり[28]、同日どうじつ付づけで中日ちゅうにちを自由じゆう契約けいやくとなった[29]。

1998年ねんは台湾たいわん・統一とういつで22試合しあいに登板とうばん（先発せんぱつ10試合しあい・救援きゅうえん12試合しあい）し、3勝しょう2敗はい・防御ぼうぎょ率りつ3.09の成績せいせきを残のこした[4]。オフの11月25日にち[30]、台湾たいわんでの活躍かつやくを認みとめられ、2年ねんぶりに中日ちゅうにち復帰ふっきを果はたした（背番号せばんごう63・年俸ねんぽう800万まん円えん）[31]。この時ときは投球とうきゅうフォームが前まえに突つっ込こまないようになったことでコントロールが安定あんていするようになっており[32]、金森かなもり自身じしんも「（台湾たいわんでの1年間ねんかんで）1人ひとりで考かんがえていろいろなことが試ためせた。投手とうしゅのレベルが1年ねんで上あがっていて驚おどろいた」と手応てごたえを感かんじていた[33]。

1999年ねんは一軍いちぐんに昇格しょうかくできず、同年どうねんオフに中日ちゅうにちから再ふたたび戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うける。その後ごオリックス・ブルーウェーブの入団にゅうだんテストを受うけるが不合格ふごうかくとなり、現役げんえきを引退いんたい。

2000年ねんは中日ちゅうにちの打撃だげき投手とうしゅを務つとめていた[34]が、同年どうねん限かぎりで退団たいだんした[注ちゅう 9]。

2020年ねん2月がつ7日にちには日本にっぽん学生がくせい野球やきゅう協会きょうかいから「学生がくせい野球やきゅう資格しかく回復かいふく」の適性てきせい認定にんていを受うけた[36]。

自身じしんの子息しそくも母校ぼこう・耐久たいきゅう高校こうこうでエースを務つとめた[37]。

選手せんしゅとしての特徴とくちょう

[編集へんしゅう]

ドラフト当時とうじ、水谷みずたに寿ことぶき伸しんは「調子ちょうしの良よい時ときは145 km/h以上いじょうのストレート、カーブも大おおきく、決きめ球だまのフォークも落差らくさはある」と評価ひょうかしていた[10]。

詳細しょうさい情報じょうほう

[編集へんしゅう]

年度ねんど別べつ投手とうしゅ成績せいせき

[編集へんしゅう]
年とし

度ど		 球たま

団だん		 登とう

板いた		 先さき

発はつ		 完かん

投とう		 完かん

封ふう		 無む
四よん
球たま		 勝かち

利り		 敗はい

戦せん		 セ
丨
ブ		 ホ
丨
ル
ド		 勝かち

率りつ		 打だ

者もの		 投とう
球たま
回かい		 被ひ
安やす
打だ		 被ひ
本ほん
塁るい
打だ		 与あずか
四よん
球たま		 敬けい

遠とお		 与あずか
死し
球たま		 奪だつ
三さん
振ふ		 暴

投とう		 ボ
丨
ク		 失しつ

点てん		 自じ
責せめ
点てん		 防ぼう
御お
率りつ		 W
H
I
P
1996 中日ちゅうにち 2 1 0 0 0 0 1 0 -- .000 18 3.0 7 2 2 0 0 2 0 0 8 7 21.00 3.00
1998 統一とういつ 22 10 0 0 0 3 2 0 -- .600 312 70 76 2 33 1 7 36 4 0 34 24 3.09 1.56
NPB：1年ねん 2 1 0 0 0 0 1 0 -- .000 18 3.0 7 2 2 0 0 2 0 0 8 7 21.00 3.00
CPBL：1年ねん 22 10 0 0 0 3 2 0 -- .600 312 70 76 2 33 1 7 36 4 0 34 24 3.09 1.56

記録きろく

[編集へんしゅう]
NPB

背番号せばんごう

[編集へんしゅう]
  • 12 （1995年ねん - 1997年ねん）
  • 11 （1998年ねん）
  • 63 （1999年ねん）
  • 113 （2000年ねん）

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ 同どう大会たいかい代表だいひょうには金森かなもりと同どう学年がくねんの河原かわはら純一じゅんいち（駒澤大学こまざわだいがく硬式こうしき野球やきゅう部ぶ）らも選出せんしゅつされている。
  2. ^ 当時とうじの野球やきゅう部ぶ監督かんとく・中尾なかお卓たく一いちは「本人ほんにんは3年ねんのころからプロを意識いしきして焦あせり、キャッチボールの時ときから左ひだり膝ひざが早はやく開ひらく悪わるい癖くせが出でた」と述のべている[5]。
  3. ^ プロ入いり時じには目標もくひょうとする投手とうしゅとして、チームの先輩せんぱいである今中いまなか慎二しんじを挙あげていた[5]。
  4. ^ 中西なかにしは既すでにこの時点じてんで阪神はんしん退団たいだんが決きまっており、同日どうじつが最終さいしゅう試合しあい[19]。他た球団きゅうだんでの現役げんえき続行ぞっこうを目指めざしたが[18]、その後ご引退いんたい。
  5. ^ 先発せんぱつ投手とうしゅ・中西なかにし清きよし起おこり[注ちゅう 4]の代打だいだ[18]。塩谷しおやはこれがプロ初はつ本塁打ほんるいだだった[21]。
  6. ^ ただしエラーが絡からんでおり、金森かなもり本人ほんにんの自責じせき点てんは7[18]。同どう試合しあいの投球とうきゅう成績せいせきは2イニング58球きゅう・打者だしゃ15人にん（7被ひ安打あんだ・1奪だつ三振さんしん・2四死球ししきゅう）・8失点しってん（自責じせき点てん7）で、防御ぼうぎょ率りつは31.50[18]。
  7. ^ 同どう一いちチームが1試合しあいで2本ほんの満塁まんるい本塁打ほんるいだを記録きろくしたのは当時とうじ、NPB史上しじょう14回かい目め[18]。
  8. ^ 当初とうしょは金森かなもりだけでなく、平田ひらた洋ひろしら若手わかて投手とうしゅも台湾たいわん行いきの候補こうほに上あがっていたが、児玉こだま光雄みつお球団きゅうだん代表だいひょう補佐ほさは「統一とういつ側がわからのお願ねがいもあった。金森かなもりなら向むこう（統一とういつ）でも使つかってもらえるだろうし、勉強べんきょうになると判断はんだんした」と説明せつめいした[28]。
  9. ^ 2000年度ねんどの『ホームラン』（日本にっぽんスポーツ出版しゅっぱん社しゃ）選手せんしゅ名鑑めいかんには金森かなもりが中日ちゅうにちの打撃だげき投手とうしゅとして掲載けいさいされている[34]が、2001年ねん度どの選手せんしゅ名鑑めいかんには掲載けいさいされていない[35]。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ a b c 『中日ちゅうにちスポーツ』1996年ねん10月がつ3日にち第だい5版はん3頁ぺーじ「Dパトロール 金森かなもりピシャリ初はつ登板とうばん」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  2. ^ a b “PLAYER 球だま員いん個人こじん紀き錄ろく 金森かなもり隆浩たかひろ 0 球きゅう隊たい:統一とういつ7-ELEVEn ＞ 逐場成績せいせき表ひょう” (中国ちゅうごく語ご). 中華ちゅうか職しょく棒ぼう大だい聯盟れんめい全ぜん球たま資し訊網 The Official Site of CPBL. 中華ちゅうか職業しょくぎょう棒ぼう球だま大だい聯盟れんめい. 2020年ねん11月18日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2020年ねん11月18日にち閲覧えつらん。
  3. ^ a b c d e f g 『中日ちゅうにちドラゴンズ '95ファンブック』中日ちゅうにちドラゴンズ（発行はっこう）・中日新聞ちゅうにちしんぶん本社ほんしゃ（発売はつばい）〈中日ちゅうにちドラゴンズファンブック〉、1995年ねん3月がつ11日にち、10頁ぺーじ。ISBN 978-4806202912。 
  4. ^ a b “PLAYER 球だま員いん個人こじん紀き錄ろく 金森かなもり隆浩たかひろ 0 球きゅう隊たい:統一とういつ7-ELEVEn ＞ 個人こじん成績せいせき表ひょう” (中国ちゅうごく語ご). 中華ちゅうか職しょく棒ぼう大だい聯盟れんめい全ぜん球たま資し訊網 The Official Site of CPBL. 中華ちゅうか職業しょくぎょう棒ぼう球だま大だい聯盟れんめい. 2020年ねん11月18日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2020年ねん11月18日にち閲覧えつらん。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 『中日ちゅうにちスポーツ』1994年ねん11月19日にち第だい5版はん1頁ぺーじ「ドラフト1位い 金森かなもり（立命館大りつめいかんだい） はばたけ147キロ右腕うわん 早はやくも心しんは竜りゅうの一員いちいん 無念むねん！紀田きだは横浜よこはま」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  6. ^ a b c d e 「'95プロ野球やきゅう 12球団きゅうだん全ぜん選手せんしゅ百科ひゃっか名鑑めいかん」『ホームラン』第だい19巻かん第だい3号ごう（通算つうさん：第だい202号ごう / 1995年ねん3月がつ号ごう増刊ぞうかん）、日本にっぽんスポーツ出版しゅっぱん社しゃ、1995年ねん3月がつ15日にち、38頁ぺーじ。 
  7. ^ “金森かなもり　隆浩たかひろ（中日ちゅうにちドラゴンズ） | 個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせき”. NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう. 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう. 2021年ねん3月がつ26日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。2021年ねん3月がつ26日にち閲覧えつらん。
  8. ^ 耐久たいきゅう高校こうこう硬式こうしき野球やきゅう部ぶ 沿革えんかく・戦績せんせき・アクセス
  9. ^ 『中日ちゅうにちスポーツ』1994年ねん11月18日にち第だい5版はん1頁ぺーじ「紀田きだ（横浜よこはま高だか）中日ちゅうにち1位い 横浜よこはまとクジ勝負しょうぶ 確かく率りつ5割わり、高木たかぎ監督かんとくが引ひき当あてる 外はずれれば金森かなもり（立命大りつめいだい）らが候補こうほに」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  10. ^ a b 『中日ちゅうにちスポーツ』1994年ねん11月19日にち第だい5版はん1頁ぺーじ「ドラフト1位い 金森かなもり（立命館大りつめいかんだい） 水谷みずたに寿ことぶき伸しんの目め 駆かけ引ひき覚おぼえれば金森かなもりいける」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  11. ^ 中田なかた宗男むねお『星野ほしのと落合おちあいのドラフト戦略せんりゃく 元もと中日ちゅうにちスカウト部長ぶちょうの回顧かいこ録ろく』カンゼン、2023年ねん10月がつ23日にち初版しょはん、「高木たかぎ守道もち監督かんとく時代じだい（3） 1994年ねん 「高校こうこう時代じだいの印象いんしょう」で逃のがした、後ごの大物おおものピッチャー」85-86頁ぺーじ。
  12. ^ a b c 「'96プロ野球やきゅう 12球団きゅうだん全ぜん選手せんしゅ百科ひゃっか名鑑めいかん」『ホームラン』第だい20巻かん第だい4号ごう（通算つうさん：第だい213号ごう / 1996年ねん3月がつ号ごう増刊ぞうかん）、日本にっぽんスポーツ出版しゅっぱん社しゃ、1996年ねん3月がつ31日にち、91頁ぺーじ。 
  13. ^ a b 『中日ちゅうにちドラゴンズ '96ファンブック』中日ちゅうにちドラゴンズ（発行はっこう）・中日新聞ちゅうにちしんぶん本社ほんしゃ（発売はつばい）〈中日ちゅうにちドラゴンズファンブック〉、1996年ねん3月がつ13日にち、63頁ぺーじ。ISBN 978-4806203131。 
  14. ^ ホームラン 1997, p. 215.
  15. ^ 中日ちゅうにちスポーツ編集へんしゅう『月刊げっかんドラゴンズ』第だい163号ごう、1996年ねん11月1日にち、34-35頁ぺーじ「D"96二に軍ぐん総そうまとめ」金森かなもり「最多さいた勝利しょうり投手とうしゅ」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  16. ^ a b c ホームラン 1997, p. 38.
  17. ^ a b 『中日ちゅうにちスポーツ』1996年ねん10月がつ3日にち第だい5版はん2頁ぺーじ「24 中日ちゅうにち18-5広島ひろしま」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  18. ^ a b c d e f g h 『中日ちゅうにちスポーツ』1996年ねん10月がつ10日とおか第だい5版はん3頁ぺーじ「26 阪神はんしん11-1中日ちゅうにち」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  19. ^ a b c 『中日ちゅうにちスポーツ』1996年ねん10月がつ10日とおか第だい5版はん2頁ぺーじ「阪神はんしん快勝かいしょうも単独たんどく最下位さいかい プロ野球やきゅう史上しじょう初はつ1イニング満塁まんるい弾だん2発はつ」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  20. ^ a b 『中日ちゅうにちスポーツ』1996年ねん10月がつ10日とおか第だい5版はん3頁ぺーじ「Dパトロール 金森かなもりプロ初はつ先発せんぱつも…」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  21. ^ ホームラン 1997, p. 100.
  22. ^ 中田なかた宗男むねお『星野ほしのと落合おちあいのドラフト戦略せんりゃく 元もと中日ちゅうにちスカウト部長ぶちょうの回顧かいこ録ろく』カンゼン、2023年ねん10月がつ23日にち初版しょはん、「高木たかぎ守道もち監督かんとく時代じだい（3） 1994年ねん 「高校こうこう時代じだいの印象いんしょう」で逃のがした、後ごの大物おおものピッチャー」86頁ぺーじ。
  23. ^ 「ソフトバンク上林うえばやしランニング弾だん　99年ねん小久保こくぼは満塁まんるいで記録きろく」『西日本にしにほんスポーツ』西日本新聞社にしにっぽんしんぶんしゃ、2019年ねん6月がつ29日にち。2021年ねん8月がつ23日にち閲覧えつらん。オリジナルの2021年ねん8月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
  24. ^ 広尾ひろお晃あきら「直近ちょっきんは小久保こくぼ、イチローも達成たっせい？ 激げきレアなランニング満塁まんるいホームラン。」『Number Web』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、2017年ねん9月がつ28日にち、3面めん。2021年ねん8月がつ23日にち閲覧えつらん。オリジナルの2021年ねん8月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
  25. ^ 春川はるかわ英樹ひでき「あなたの思おもい出でのグランドスラムは？」『Sponichi Annex』スポすぽーツニッポン新聞社つにっぽんしんぶんしゃ、2021年ねん8月がつ22日にち。2021年ねん8月がつ23日にち閲覧えつらん。オリジナルの2021年ねん8月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
  26. ^ 「プロ野球やきゅう４度目どめ　ハム１イニング２満塁まんるい弾だん」『Sponichi Annex』スポすぽーツニッポン新聞社つにっぽんしんぶんしゃ、2010年ねん6月がつ20日はつか。2021年ねん8月がつ23日にち閲覧えつらん。オリジナルの2021年ねん8月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
  27. ^ 「ロッテ　ついに２．５差さ！井口いぐちだ鈴木すずきだ１イニング満まん弾だん２発はつ」『Sponichi Annex』スポすぽーツニッポン新聞社つにっぽんしんぶんしゃ、2013年ねん8月がつ23日にち。2021年ねん8月がつ23日にち閲覧えつらん。オリジナルの2021年ねん8月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
  28. ^ a b c 『中日ちゅうにちスポーツ』1997年ねん12月16日にち朝刊ちょうかん第だい5版はん3頁ぺーじ「金森かなもり 台湾たいわん行いき決きまる」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ 記者きしゃ：加藤かとう）
  29. ^ 『中日ちゅうにちスポーツ』1997年ねん12月16日にち朝刊ちょうかん第だい5版はん2頁ぺーじ「コミッショナー公示こうじ（15日にち）【自由じゆう契約けいやく選手せんしゅ】中日ちゅうにち 金森かなもり隆浩たかひろ投手とうしゅ」（中日新聞社ちゅうにちしんぶんしゃ）
  30. ^ 『ベースボール・レコード・ブック 2000』ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、1999年ねん12月25日にち第だい1版はん第だい1刷さつ発行はっこう、34頁ぺーじ。
  31. ^ 「'99プロ野球やきゅう 12球団きゅうだん全ぜん選手せんしゅ百科ひゃっか名鑑めいかん」『ホームラン』第だい23巻かん第だい4号ごう（通算つうさん：第だい246号ごう / 1999年ねん3月がつ号ごう増刊ぞうかん）、日本にっぽんスポーツ出版しゅっぱん社しゃ、1999年ねん3月がつ31日にち、48頁ぺーじ。 
  32. ^ 『1999年度ねんど プロ野球やきゅう選手せんしゅ名鑑めいかん 決定けってい版ばん』（第だい1版はん第だい1刷さつ）ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ（編集へんしゅう・発行はっこう）、1999年ねん3月がつ10日とおか、47頁ぺーじ。ISBN 978-4583045610。 
  33. ^ 『中日ちゅうにちドラゴンズ '99ファンブック』中日ちゅうにちドラゴンズ（発行はっこう）・中日新聞ちゅうにちしんぶん本社ほんしゃ（発売はつばい）〈中日ちゅうにちドラゴンズファンブック〉、1999年ねん3月がつ17日にち、83頁ぺーじ。ISBN 978-4806203834。 
  34. ^ a b 「完全かんぜん保存ほぞん版ばん プロ野球やきゅうセ・パ両りょうリーグ 12球団きゅうだん全ぜん選手せんしゅカラー百科ひゃっか名鑑めいかん2000」『ホームラン』第だい24巻かん第だい3号ごう（通算つうさん：第だい252号ごう / 2000年ねん3月がつ号ごう増刊ぞうかん）、日本にっぽんスポーツ出版しゅっぱん社しゃ、2000年ねん3月がつ31日にち、43頁ぺーじ。 
  35. ^ 「完全かんぜん保存ほぞん版ばん プロ野球やきゅうセ・パ両りょうリーグ 12球団きゅうだん全ぜん選手せんしゅカラー百科ひゃっか名鑑めいかん2001」『ホームラン』第だい25巻かん第だい2号ごう（通算つうさん：第だい258号ごう / 2001年ねん3月がつ号ごう増刊ぞうかん）、日本にっぽんスポーツ出版しゅっぱん社しゃ、2001年ねん3月がつ31日にち、57頁ぺーじ。 
  36. ^ 「日本にっぽん学生がくせい野球やきゅう協会きょうかいがイチロー氏しの学生がくせい野球やきゅう資格しかく回復かいふくを認定にんてい　今回こんかいの認定にんてい者しゃ９４人にん一覧いちらん」『スポーツ報知ほうち』報知新聞社ほうちしんぶんしゃ、2020年ねん2月がつ7日にち。2020年ねん4月がつ23日にち閲覧えつらん。オリジナルの2020年ねん4月がつ23日にち時点じてんにおけるアーカイブ。
  37. ^ 耐久たいきゅう、子供こどもたちに“ミニ野球やきゅう教室きょうしつ”　地域ちいき活性かっせい化かに尽力じんりょく…近畿きんきセンバツ２１世紀せいき枠わく推薦すいせん校こう紹介しょうかい（下した） スポーツ報知ほうち 2020年ねん12月7日にち

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]
  • 「'97プロ野球やきゅう 12球団きゅうだん全ぜん選手せんしゅ百科ひゃっか名鑑めいかん」『ホームラン』第だい21巻かん第だい4号ごう（通算つうさん：第だい225号ごう / 1997年ねん3月がつ号ごう増刊ぞうかん）、日本にっぽんスポーツ出版しゅっぱん社しゃ、1997年ねん3月がつ31日にち、38,215。 

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]
中日ちゅうにちドラゴンズ - 1994年ねんドラフト指名しめい選手せんしゅ
指名しめい選手せんしゅ
 
日本の旗 野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょう
日本の旗 野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょう - 1993年ねん日米にちべい大学だいがく野球やきゅう選手権せんしゅけん大会たいかい
監督かんとく
コーチ
投手とうしゅ
捕手ほしゅ
内野ないや手しゅ
外野がいや手しゅ
日本の旗 野球やきゅう日本にっぽん代表だいひょう - 1994年ねん日米にちべい大学だいがく野球やきゅう選手権せんしゅけん大会たいかい
監督かんとく
コーチ
投手とうしゅ
捕手ほしゅ
内野ないや手しゅ
外野がいや手しゅ
地域ちいき限定げんてい代表だいひょう選手せんしゅ
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=金森かなもり隆浩たかひろ&oldid=100404710」から取得しゅとく