MB86900

MB86900は、サン・マイクロシステムズが開発かいはつしたSPARC V7 命令めいれいセットアーキテクチャを実装じっそうしたマイクロプロセッサであり、富士通ふじつうによって製造せいぞうされた^[1]。このチップセットは1986年ねんに導入どうにゅうされたSPARCの最初さいしょの実装じっそうであり、1987年ねんから最初さいしょのSPARCベースのワークステーションであるサン・マイクロシステムズのSun-4で使用しようされた^[2]^[3]。このチップセットは16.67 MHzで動作どうさし、MB86900マイクロプロセッサとMB86910浮動ふどう小数点しょうすうてんユニットの2つのチップで構成こうせいされた。このチップセットは、富士通ふじつうが製造せいぞうした2つの20,000-gate/1.2µmCMOS ゲートアレイで実装じっそうされた。

脚注きゃくちゅう

^ “Fujitsu to take ARM into the realm of Super”. The CPU Shack Museum (June 21, 2016). 30 June 2019閲覧えつらん。
^ “Fujitsu SPARC”. cpu-collection.de. 30 June 2019閲覧えつらん。
^ “Timeline”. SPARC International. 30 June 2019閲覧えつらん。

Quach, L.; Chueh, R. (1988). "CMOS gate array implementation of SPARC". Thirty-Third IEEE Computer Society International Conference, Digest of Papers.
Namjoo, M. (1989). "SPARC implementations: ASIC vs. custom design". Proceedings of the Twenty-Second Annual Hawaii International Conference on System Sciences.