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株式会社NHK情報ネットワーク(エヌエイチケイじょうほうネットワーク)は、かつて存在した日本放送協会の子会社。主に報道、スポーツ番組のソフト制作に携わっていた。略称は「NHK JN」。登記上の商号は株式会社エヌエイチケイ情報ネットワーク。
主に以下の事業を手掛けていた。
- 海外向けテレビ番組配信・在外邦人向けテレビ国際放送“NHKワールド・プレミアム”の運営
- 紅白歌合戦のチャリティーファクスキャンペーン
- 携帯電話向け音楽配信事業“NHKメロディファイル”の運営
かつては「JNスーパーファックス」というダイヤルQ2を利用したFAX情報サービスも提供していた。
また、主として衛星放送でのスポーツ中継制作も担当し、実況担当のアナウンサーが一部NHK本体から出向して所属していた[1]。制作担当なども含め、全社員の2割弱にあたる48人がNHK本体からの出向であった。
一方で、NHKを退職した人材の再就職先にもなっていたが、かつて局内のセクシャルハラスメント行為で放送局長を解任された[2]人物が含まれていたとして一部の報道で批判されている[3][4]。
一連の問題を受けたNHK改革により、2009年4月1日付でNHKの関連会社である日本文字放送と合併し(存続会社はNHK情報ネットワーク)、新会社「株式会社NHKグローバルメディアサービス」に生まれ変わった。
特記なきものはNHKの衛星放送(BS1・BS2・BShi)で放送。
- このほか、ハイビジョン特集の制作にも携わることがあるほか、スカパー!向けJリーグ鹿島アントラーズホームゲーム中継の制作を行うこともある。
- 全員がNHK本体からの出向(所属上はNHK放送センター付け)。現所属者はNHK放送センター#NHKグローバルメディアサービス出向を参照。
- ^ 出向中はスポーツ番組専門のアナウンサーとして在籍し、ニュースは緊急の場合やスポーツの担当がないときなどに担当することがあった(2007年12月以前は担当するケースがほとんどなかった)。現在は出向中でも担当者が固定されていないテレビ・ラジオの定時ニュースはアナウンス室・日本語センター出向者に混じって随時担当している。
- ^ 解雇ではなく、懲戒処分を受けた上で異動し定年退職している。
- ^ セクハラで解任の元放送局長、子会社に再就職 - 毎日新聞2008年8月15日付
- ^ NHK、カラ出張で処分の元幹部も再雇用 - asahi.com2008年8月22日付
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