passwd

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passwd(パスワード)は UnixけいOSで使つかうコマンドである。ユーザのパスワードえるのにもちいる。

機能きのう[編集へんしゅう]

ハッシュされたあたらしいパスワードを生成せいせいするのにかぎ導出どうしゅつ関数かんすう使つかう。ハッシュされたものだけを保存ほぞんする。ハッシュしたパスワードをローカルファイルに保存ほぞんする。その場所ばしょ/etc/passwdや、shadowパスワードが使つかわれているときは/etc/shadowである。ローカルに保存ほぞんするということは、コマンドを実行じっこうしたコンピュータのみに変更へんこうされたパスワードを適用てきようするということである。

PAM (Pluggable authentication module) が使つかわれていれば、どの分散ぶんさん認証にんしょう機構きこうでもpasswdコマンドがパスワードを変更へんこうするのに使つかえる。PAMに対応たいおうしたOSとしてLinuxSolarismacOSFreeBSDがある。また、PAMモジュールのあるスキームにはサン・マイクロシステムズNISケルベロス認証にんしょうLDAPなどがある。passwdは、Linux Standard Baseでも指定していコマンドになっている[1]

関連かんれん[編集へんしゅう]

PAMが登場とうじょうするまえは、パスワードをえるために認証にんしょうスキームごとことなるコマンドを使つか必要ひつようがあった。たとえば、NISパスワードを変更へんこうするコマンドはyppasswdだった。このためユーザはことなるシステムではパスワードをえる方法ほうほうちがうということにをつけなければならなかった。また、おな機能きのうつにもかかわらず、バックエンドごとべつのプログラムをかなければならないという無駄むだしょうじていた[よう出典しゅってん]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ Linux Standard Base https://refspecs.linuxfoundation.org/lsb.shtml

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]