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世界せかい貿易ぼうえき機関きかん

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世界せかい貿易ぼうえき機関きかん
えい: World Trade Organization
ふつ: Organisation mondiale du commerce
西にし: Organización Mundial del Comercio
  参加さんか
  EUと重複じゅうふく参加さんか
  オブサーバ
  参加さんか
設立せつりつ 1995ねん1がつ1にち
目的もくてき 関税かんぜいおよびその貿易ぼうえきじょう障壁しょうへき削減さくげん
本部ほんぶ スイスの旗 スイス ジュネーヴ
Centre William Rappard, Rue de Lausanne 154, CH-1211 Geneva 21, Switzerland
北緯ほくい4613ふん26びょう 東経とうけい68ふん58.7びょう / 北緯ほくい46.22389 東経とうけい6.149639 / 46.22389; 6.149639座標ざひょう: 北緯ほくい4613ふん26びょう 東経とうけい68ふん58.7びょう / 北緯ほくい46.22389 東経とうけい6.149639 / 46.22389; 6.149639
会員かいいんすう
164かこく
公用こうよう 英語えいごフランス語ふらんすごスペイン[1]
事務じむ局長きょくちょう ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ
予算よさん(2021ねん 1おく9720まん4000スイス・フラン (やく2465おくえん相当そうとう) [2]
職員しょくいんすう
624にん女性じょせい336にん男性だんせい288にん[2]
ウェブサイト https://www.wto.org/
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世界せかい貿易ぼうえき機関きかん(せかいぼうえききかん、えい: World Trade Organization略称りゃくしょうWTO)とは、自由じゆう貿易ぼうえき促進そくしんしゅたる目的もくてきとして創設そうせつされた国際こくさい機関きかんである。常設じょうせつ事務じむきょくスイスジュネーヴかれている。

概説がいせつ[編集へんしゅう]

GATT(ガット)ウルグアイ・ラウンドにおける合意ごういによって、世界せかい貿易ぼうえき機関きかん設立せつりつするマラケシュ協定きょうてい(WTO設立せつりつ協定きょうてい)にもとづいて1995ねん1がつ1にちにGATTを発展はってん解消かいしょうさせて成立せいりつした[3]

本来ほんらいGATTは、だい世界せかい大戦たいせん安定あんてい見据みすえ、国際こくさい通貨つうか基金ききんおよび国際こくさい復興ふっこう開発かいはつ銀行ぎんこうとともに設立せつりつ予定よていされていた国際こくさい貿易ぼうえき機関きかん(ITO)の設立せつりつ準備じゅんびさいに、暫定ざんてい協定きょうていとしてむすばれたものであった。国際こくさい貿易ぼうえき機関きかん設立せつりつ廃案はいあんとなり、GATTがその代替だいたいとして発展はってん強化きょうかされていくうちに、ふたたびこの分野ぶんや常設じょうせつ機関きかんもとめられ、WTOが設立せつりつされることとなった。発展はってん解消かいしょうであるため、GATTの事務じむきょくおよ事務じむ局長きょくちょうもWTOへとがれることとなった[4]

WTOはGATTを継承けいしょうしたものであるが、GATTが協定きょうてい(Agreement)の締約ていやくこくだん(CONTRACTING PARTIES)にとどまったのにたいし、WTOは機関きかん(Organization)であるのが根本こんぽんてきちがいである。

  1. 自由じゆう関税かんぜい低減ていげん数量すうりょう制限せいげん原則げんそく禁止きんし
  2. 差別さべつ最恵国さいけいこく待遇たいぐううち国民こくみん待遇たいぐう
  3. 多角たかくてき通商つうしょう体制たいせい

基本きほん原則げんそくとしている。また、物品ぶっぴん貿易ぼうえきだけでなく金融きんゆう情報じょうほう通信つうしん知的ちてき財産ざいさんけんやサービス貿易ぼうえきふくめた包括ほうかつてき国際こくさい通商つうしょうルールを協議きょうぎするである。

紛争ふんそう処理しょり手続てつづきにおいて、

  1. パネルの設置せっち
  2. パネル報告ほうこくおよ上級じょうきゅう委員いいんかい報告ほうこく採択さいたく
  3. 対抗たいこう措置そち承認しょうにん

については、ぜん加盟かめいこくによる反対はんたいがなければ提案ていあんされたものが、採択さいたくされるというネガティブ・コンセンサス方式ほうしきぎゃくコンセンサス方式ほうしき)を採用さいようした強力きょうりょく紛争ふんそう処理しょり能力のうりょくつ。これは国際こくさい組織そしきとしてはまれれいであり、コンセンサス方式ほうしきっていたGATTとのおおきなちがいで、WTOの特徴とくちょうひとつといえる。

1999ねんシアトル閣僚かくりょう会議かいぎしんラウンドのげを目指めざすも開発途上国かいはつとじょうこくはんグローバリズムかかげる市民しみん団体だんたい反発はんぱつ失敗しっぱいし、2001ねん11月にカタールドーハおこなわれただい4かいWTO閣僚かくりょう会議かいぎでようやくしん多角たかくてき貿易ぼうえき交渉こうしょうしんラウンド)の開始かいし決定けっていし、ドーハ・ラウンドばれた。2002ねん2がつ1にち貿易ぼうえき交渉こうしょう委員いいんかいしんラウンドがスタートした。しかし9ねんおよ交渉こうしょう先進せんしんこくと、急速きゅうそく台頭たいとうしてきたBRICSなど新興しんこうこくとの対立たいりつによって中断ちゅうだん再開さいかいかえしたすえ、ジュネーブでおこなわれただい8かいWTO閣僚かくりょう会議かいぎ(2011ねん12月17にち)で「交渉こうしょう継続けいぞくしていくことを確認かくにんするものの、ちか将来しょうらい妥結だけつ断念だんねんする」(議長ぎちょう総括そうかつ)となり事実じじつじょう停止ていし状態じょうたいになり、部分ぶぶん合意ごういとう可能かのう成果せいかげる「あらたなアプローチ」の採用さいよう合意ごうい[5]された。

その、2013ねんインドネシアバリ島ばりとうにおけるだい9かい閣僚かくりょう会議かいぎで、貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうていふくむ、貿易ぼうえき円滑えんかつ農業のうぎょう開発かいはつの3分野ぶんやからなる「バリ合意ごうい」が成立せいりつ[5]し、2014ねん7がつまで貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうていをWTO協定きょうていくわえる(附属ふぞくしょ1Aに追加ついか)するための文書ぶんしょ一般いっぱん理事りじかい採択さいたくすべきとされた[6]

しかしインドが、合意ごういかえ状態じょうたい反対はんたいしたため、期限きげんまでに採択さいたくできなかった[7]。その食糧しょくりょう備蓄びちくへの補助ほじょきん問題もんだい先進せんしんこくがわ譲歩じょうほすることで、ようやくインドが合意ごういし、2014ねん11月27にち一般いっぱん理事りじかいで、貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうてい採択さいたくされた[7]。WTO加盟かめいこくの3ぶんの2が改正かいせい受諾じゅだくした発効はっこうすることになっており、2017ねん2がつ22にちにこの要件ようけんたし、協定きょうてい発効はっこうした。

略称りゃくしょう[編集へんしゅう]

世界せかい貿易ぼうえき機関きかん略称りゃくしょうはWTO(World Trade Organization)であるが、ワルシャワ条約じょうやく機構きこう略称りゃくしょうおなじくWTOであった(Warsaw Treaty Organization)[8](ワルシャワ条約じょうやく機構きこうは1991ねん解散かいさん)。また、世界せかい観光かんこう機関きかんWorld Tourism Organization。日本にっぽんふくむ157こく加盟かめい)も略称りゃくしょうをWTOとしていた。

そのため、ウルグアイラウンド交渉こうしょうにおいてサービス貿易ぼうえき観光かんこうふくまれる)についてもあつかうことになったため、世界せかい観光かんこう機関きかんとの混同こんどうをさけるために、多角たかくてき貿易ぼうえき機構きこうMultilateral Trade Organization)とばれていた。しかし交渉こうしょう実質じっしつてき合意ごういがされた1993ねん12月15にち米国べいこく要求ようきゅうによりその名称めいしょう世界せかい貿易ぼうえき機関きかんWorld Trade Organization)とすることになった[9]

世界せかい観光かんこう機関きかんとの混同こんどうのおそれについては、サービス分野ぶんや観光かんこう関連かんれんについては、WTOの略称りゃくしょう使用しようけるとうにより問題もんだいしょうじないとされた。なお、世界せかい貿易ぼうえき機関きかん組織そしきたいして区別くべつする必要ひつようがあるときはWTO-OMC表記ひょうきすることとされ(OMCは世界せかい貿易ぼうえき機関きかんフランス語ふらんすご表記ひょうき「L'Organisation mondiale du commerce」の略称りゃくしょう)、また一方いっぽう世界せかい貿易ぼうえき機関きかんとの混同こんどうけるため、ワルシャワ条約じょうやく機構きこう場合ばあいもっぱWPO(「Treaty:条約じょうやく」を「Pact:協定きょうてい」に置換おきかえ)という略称りゃくしょう使用しようされた。また、世界せかい観光かんこう機関きかんも2003ねん国際こくさい連合れんごう (UN) の専門せんもん機関きかんとなったのちUNWTOという略称りゃくしょう使用しようしている。

構成こうせい[編集へんしゅう]

WTO設立せつりつ協定きょうてい規定きていされた機関きかん[編集へんしゅう]

閣僚かくりょう会議かいぎ[編集へんしゅう]

閣僚かくりょう会議かいぎ(Ministerial Conference)は、WTOの最高さいこう意志いし決定けってい機関きかんで、すべての加盟かめいこく代表だいひょうによって構成こうせいされ、すくなくとも2ねんに1かい開催かいさいされる(WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう1)ことになっているが、だい6かい閣僚かくりょう会議かいぎが2005ねん12月に開催かいさいされたのち、ドーハラウンドの交渉こうしょうまりとうによりだい7かい閣僚かくりょう会議かいぎが2009ねん11月に開催かいさいされるまで4年間ねんかん閣僚かくりょう会議かいぎ開催かいさいされないときがあった。

だい12かい閣僚かくりょう会議かいぎは、カザフスタンヌルスルタンで、2020ねん6がつ11にちから13にちまでの日程にってい開催かいさい予定よていされていた。しかし、2020ねん3がつ12にち、カザフスタン政府せいふは、アゼベド事務じむ局長きょくちょうたいし、新型しんがたコロナウイルス感染かんせんしょう現状げんじょうとWHOのパンデミック宣言せんげん関連かんれんしてとの理由りゆうで、閣僚かくりょう会議かいぎ開催かいさい開催かいさいさい検討けんとう要請ようせいした[10]。これをけてアゼベド事務じむ局長きょくちょうは、ウォーカー一般いっぱん理事りじかい議長ぎちょうおよびカザフスタン代表だいひょう協議きょうぎのち当初とうしょ予定よていどおりの開始かいし不可能ふかのうであるとして、日程にっていさい検討けんとうをWTO加盟かめいこく要請ようせいした[11]具体ぐたいてき変更へんこう一般いっぱん理事りじかい特別とくべつ会合かいごうおこなわれる[11]。2021ねん3がつ1にち一般いっぱん理事りじかいは、だい12かい閣僚かくりょう会議かいぎ開催かいさいについて、カザフスタンでの開催かいさい断念だんねんして、2021ねん11月29にちしゅうに、ジュネーブで開催かいさいすると決定けっていした[12]具体ぐたいてき日程にっていは、2021ねん11月30にちから12月3にち決定けっていされたむね、4がつ16にち発表はっぴょうされた[13]

2021ねん11月26にち一般いっぱん理事りじかいは、開催かいさい直前ちょくぜんせまっただい12かい閣僚かくりょう会議かいぎ開催かいさいについて、COVID-19ウイルスのとく伝染でんせんせいかぶ発生はっせいにより、閣僚かくりょうがジュネーブに到達とうたつするのをさまたげる旅行りょこう制限せいげんをされているとして。開催かいさい延期えんきすると決定けっていした。あたらしい日程にっていは、その時点じてんでは決定けっていされていなかった[14]が、2022ねん2がつ23にちだい12かい閣僚かくりょう会議かいぎを2022ねん6がつ13にちしゅうに、ジュネーブで開催かいさいすると決定けっていした[15]。2022ねん4がつ25にちだい12かい閣僚かくりょう会議かいぎ開催かいさい日程にっていが6がつ12にちから15にち決定けっていされたむね発表はっぴょうされた[16]

だい12かい閣僚かくりょう会議かいぎは、2022ねん6がつ12にちから16にちまでジュネーブで開催かいさいされた。当初とうしょ予定よていでは15にちまであったが、16にちまで延長えんちょうされ[17]さら最終さいしゅうてき合意ごういは17にちとなった[18]当初とうしょ総会そうかい開催かいさいする予定よていであったカザフスタンと共催きょうさいとされ、議長ぎちょうもカザフスタンがつとめた[19]閣僚かくりょう会議かいぎは、過剰かじょう食料しょくりょう輸出ゆしゅつ制限せいげん抑制よくせいや、乱獲らんかくにつながる漁業ぎょぎょう補助ほじょきん規制きせい合意ごういし、17にち閣僚かくりょう宣言せんげんふくむ「ジュネーブ・パッケージ」を採択さいたくした[18][20]。なお、日本にっぽんはこの会議かいぎ閣僚かくりょう派遣はけんせず、細田ほそだ経済けいざい産業さんぎょうふく大臣だいじん武部たけべ農林のうりん水産すいさんふく大臣だいじん三宅みやけ外務がいむ大臣だいじん政務せいむかん出席しゅっせきするにとどまった[21]

2022ねん12月19にち一般いっぱん理事りじかいは、アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽうおよカメルーン閣僚かくりょう会議かいぎ開催かいさい承認しょうにんした。だい13かい閣僚かくりょう会議かいぎは、2024ねん2がつ24にちしゅうにアラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽうアブダビにおいて、だい14かい閣僚かくりょう会議かいぎは、今後こんご決定けっていされる日程にっていによりカメルーンにおいて開催かいさいされる[22]

だい13かい閣僚かくりょう会議かいぎは、2024ねん2がつ26にちから3がつ1にちまでアラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽうアブダビにおいて開催かいさいされた。当初とうしょ予定よていでは2がつ26にちまでであったが、3月1にちまで延長えんちょうされ[23]さら最終さいしゅうてき合意ごういは3がつ2にちとなった[18]閣僚かくりょう会議かいぎは、1998ねん以降いこう、WTOにおいて継続けいぞくして延長えんちょうされてきた、電子でんしてき送信そうしんたいする関税かんぜい賦課ふかモラトリアムについても、だい13かい閣僚かくりょう会議かいぎまで延長えんちょうすることを決定けっていし、アブダビ閣僚かくりょう宣言せんげん採択さいたくした[24]

その課題かだいについては、

  1. 紛争ふんそう解決かいけつ制度せいど改革かいかくについては、2024ねんまでにすべての加盟かめいこく利用りようできる完全かんぜんなかつよく機能きのうする紛争ふんそう解決かいけつ制度せいど実現じつげん目的もくてきとして、議論ぎろん加速かそくすることに一致いっち[25]
  2. 農業のうぎょう分野ぶんや今後こんご作業さぎょう計画けいかく漁業ぎょぎょう補助ほじょきんのルールについて合意ごういにはいたらず、議論ぎろん継続けいぞく[26]
  3. 投資とうし円滑えんかつする投資とうし措置そち透明とうめいせい投資とうし手続てつづき簡素かんそとう規定きていする開発かいはつのための投資とうし円滑えんかつ協定きょうてい世界せかい貿易ぼうえき機関きかん協定きょうてい付属ふぞくしょ4の複数ふくすうこくあいだ協定きょうていにすることについて、インドおよみなみアフリカの反対はんたい[27]のため決定けっていにいたらず、交渉こうしょう参加さんかこく地域ちいき閣僚かくりょうおよ関連かんれん国際こくさい機関きかん参加さんかし、投資とうし円滑えんかつ協定きょうてい交渉こうしょう終了しゅうりょう宣言せんげんし、協定きょうていぶん公表こうひょうするむね閣僚かくりょう宣言せんげん発出はっしゅつされるにとどまった。

なお、日本にっぽんはこの会議かいぎ閣僚かくりょう派遣はけんせず、つじ󠄀清人きよひと外務がいむふく大臣だいじん武村たけむらてんえい農林のうりん水産すいさんふく大臣だいじんおよ上月こうづきりょうゆう経済けいざい産業さんぎょうふく大臣だいじん出席しゅっせきするにとどまった[25]さらに、つじ󠄀清人きよひと外務がいむふく大臣だいじんは、会議かいぎ2にちの27にちに、アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽうはなれており[28]上月こうづき経済けいざい産業さんぎょうふく大臣だいじんも、2がつ26にち月曜日げつようび)から29にち木曜日もくようび)までだい13かいWTO閣僚かくりょう会議かいぎ出席しゅっせき発表はっぴょうされている[29]

一般いっぱん理事りじかい[編集へんしゅう]

一般いっぱん理事りじかい(General Council)は、WTOのすべての加盟かめいこく代表だいひょうによって構成こうせいされる[ちゅう 1]組織そしきで、閣僚かくりょう会議かいぎ並列へいれつして存在そんざいする実務じつむ組織そしきであり、閣僚かくりょう会議かいぎ会合かいごうから会合かいごうあいだ閣僚かくりょう会議かいぎ任務にんむ遂行すいこうする(WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう2)。このした各種かくしゅ組織そしき存在そんざいする。

  • 紛争ふんそう解決かいけつ機関きかん(Dispute Settlement Body、DSB)                                                  
    WTO設立せつりつ協定きょうてい附属ふぞくしょ紛争ふんそう解決かいけつかか規則きそくおよ手続てつづきかんする了解りょうかいだい2じょう1に「この了解りょうかいさだめる規則きそくおよ手続てつづきならびに対象たいしょう協定きょうてい協議きょうぎおよ紛争ふんそう解決かいけつかんする規定きてい運用うんようするため、この了解りょうかいにより紛争ふんそう解決かいけつ機関きかん設置せっちする。」と規定きていされている。加盟かめいこく地域ちいき同士どうし貿易ぼうえきじょう紛争ふんそう解決かいけつするためのじゅん司法しほうてき制度せいど[30]WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう3では「一般いっぱん理事りじかいは、紛争ふんそう解決かいけつ了解りょうかいさだめる紛争ふんそう解決かいけつ機関きかんとしての任務にんむ遂行すいこうするため、適当てきとう場合ばあい会合かいごうする。」と規定きていされており、一般いっぱんがDSBとしての機能きのうたすこととなっている。「紛争ふんそう解決かいけつ委員いいんかい」ともばれる。附属ふぞくしょは、さらに以下いかの2機関きかん設置せっちさだめている。
    • しょう委員いいんかい(Panel) - だい6じょう規定きてい。「パネル」ともばれる。紛争ふんそう事件じけんについての実質じっしつてき判断はんだんおこなう(ただし、WTO協定きょうていじょうは、勧告かんこくまた裁定さいていはDSB自体じたいおこなうとされている)。紛争ふんそう事件じけん都度つど、3めい紛争ふんそう当事とうじこく合意ごういする場合ばあいは5めい)の委員いいん選出せんしゅつされる(だい8じょう5)。
    • 上級じょうきゅう委員いいんかい(Appellate Body) - だい17じょう規定きていしょう委員いいんかい上級じょうきゅうしんにあたる。7めい委員いいん構成こうせいされるが、事案じあん処理しょり事案じあんごと指定していされた3めいおこなう。任期にんきは4ねんで1かいかぎ再任さいにんできる。
    裁判さいばん原告げんこくたるくに地域ちいきと、被告ひこくたるくに地域ちいきによる協議きょうぎ解決かいけつせずにしょう委員いいんかい(パネル)が設置せっちされると、国際こくさい通商つうしょうほう専門せんもんらが「裁判官さいばんかん」となり審理しんりおこなう。「しんせい」となっており、パネルの法律ほうりつ判断はんだん異議いぎがある場合ばあいは、上級じょうきゅう委員いいんかい上訴じょうそできる。パネル設置せっちからパネルまた上級じょうきゅう委員いいんかい報告ほうこく採択さいたくまでの平均へいきん期間きかんは19ヶ月かげつ最短さいたん7ヶ月かげつ最長さいちょう74ヶ月かげつ)である[31]
  • 貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう機関きかん(Trade Policy Review Body、TPRB)
    WTO設立せつりつ協定きょうてい附属ふぞくしょしょさん貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう制度せいど)C(i)において「貿易ぼうえき政策せいさくかんする検討けんとう実施じっしするため、貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう機関きかん設置せっちする。」と規定きていされている。WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう4では「一般いっぱん理事りじかいは、貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう制度せいどさだめる貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう機関きかんとしての任務にんむ遂行すいこうするため、適当てきとう場合ばあい会合かいごうする。」とされており、一般いっぱんがTPRBとしての機能きのうたすこととなっている。「貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう委員いいんかい」ともばれる。
WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう5にもとづく理事りじかい

WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう5[ちゅう 2]もとづく理事りじかい。これらの理事りじかい構成こうせいいん地位ちいは、すべての加盟かめいこく代表だいひょう開放かいほうされている[ちゅう 3]

  • 物品ぶっぴん貿易ぼうえきかんする理事りじかい(Council for Trade in Goods)
    物品ぶっぴん貿易ぼうえきかんする多角たかくてき協定きょうてい附属ふぞくしょいちA)の実施じっし所管しょかん。「物品ぶっぴん理事りじかい」と略称りゃくしょうされる。
  • サービスの貿易ぼうえきかんする理事りじかい(Council for Trade in Services)
    サービスの貿易ぼうえきかんする一般いっぱん協定きょうてい(GATS、附属ふぞくしょいちB)の実施じっし所管しょかん。「サービス理事りじかい」と略称りゃくしょうされる。
  • 知的ちてき所有しょゆうけん貿易ぼうえき関連かんれん側面そくめんかんする理事りじかい(Council for Trade-Related Aspects of Intellectual Property Rights)
    知的ちてき所有しょゆうけん貿易ぼうえき関連かんれん側面そくめんかんする協定きょうてい(TRIPS協定きょうてい附属ふぞくしょいちC)の実施じっし所管しょかん。「TRIPS理事りじかい」と略称りゃくしょうされる。
WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう7にもとづく委員いいんかい

WTO設立せつりつ協定きょうていだい4じょう7[ちゅう 4]もとづく委員いいんかい。さらに一般いっぱん理事りじかい決定けってい設置せっちされている。これらの委員いいんかい構成こうせいいん地位ちいは、すべての加盟かめいこく代表だいひょう開放かいほうされている。

  • 貿易ぼうえきおよ開発かいはつかんする委員いいんかい(Committee on Trade and Development)
    一般いっぱん理事りじかい決定けってい[32]により設置せっち開発途上国かいはつとじょうこく経済けいざい発展はってん貿易ぼうえきとの関連かんれんとう項目こうもくについての検討けんとう担当たんとう
  • 国際こくさい収支しゅうしじょう目的もくてきのための制限せいげんかんする委員いいんかい(Committee on Balance-of-Payments Restrictions)
    一般いっぱん理事りじかい決定けってい[33]により設置せっち
  • 予算よさん財政ざいせいおよ運営うんえいかんする委員いいんかい(Committee on Budget, Finance and Administration)
    一般いっぱん理事りじかい決定けってい[34]により設置せっち
WTO協定きょうてい附属ふぞくしょいちAの協定きょうてい実施じっし所管しょかんする委員いいんかい

以下いかとく特記とっきすべき場合ばあい以外いがいかく協定きょうていにおける設置せっち規定きていのみかかげる。これらの委員いいんかい構成こうせいは、つぎのとおりである。

  1. 構成こうせいいん規定きてい協定きょうていにないもの
    農業のうぎょうかんする委員いいんかい衛生えいせい植物しょくぶつ検疫けんえき措置そちかんする委員いいんかい
  2. かく加盟かめいこく代表だいひょう構成こうせい
    貿易ぼうえき技術ぎじゅつてき障害しょうがいかんする委員いいんかい、ダンピング防止ぼうし措置そちかんする委員いいんかい関税かんぜい評価ひょうかかんする委員いいんかい原産地げんさんち規則きそくかんする委員いいんかい輸入ゆにゅう許可きょかかんする委員いいんかい補助ほじょきんおよ相殺そうさい措置そちかんする委員いいんかい漁業ぎょぎょう補助ほじょきんかんする委員いいんかい
  3. すべての加盟かめいこく開放かいほうされているもの
    貿易ぼうえき関連かんれんする投資とうし措置そちかんする委員いいんかい、セーフガードにかんする委員いいんかい貿易ぼうえき円滑えんかつかんする協定きょうてい
  4. かく加盟かめいこくは、代表だいひょう権利けんりゆうすると規定きていされているもの
    関税かんぜい評価ひょうかかんする技術ぎじゅつ委員いいんかい原産地げんさんち規則きそくかんする技術ぎじゅつ委員いいんかい
  5. 特別とくべつ構成こうせい
    繊維せんい繊維せんい製品せいひん監視かんし機関きかんは、議長ぎちょう1めいと10めい構成こうせいいん構成こうせいされる。構成こうせいいんは、物品ぶっぴん貿易ぼうえきかんする理事りじかいによって指名しめいされる加盟かめいこくによって、任命にんめいされ、個人こじん資格しかく任務にんむ遂行すいこうする。
  • 農業のうぎょうかんする委員いいんかい(Committee on Agriculture)
    農業のうぎょうかんする協定きょうていだい17じょう
  • 衛生えいせい植物しょくぶつ検疫けんえき措置そちかんする委員いいんかい(Committee on Sanitary and Phytosanitary Measures)
    衛生えいせい植物しょくぶつ検疫けんえき措置そち適用てきようかんする協定きょうていだい12じょう1。
  • 繊維せんい繊維せんい製品せいひん監視かんし機関きかん(「TMB」)(Textiles Monitoring Body (“TMB”))
    繊維せんいおよ繊維せんい製品せいひん(衣類いるいふくむ。)にかんする協定きょうていだい8じょう1。繊維せんいおよ繊維せんい製品せいひん(衣類いるいふくむ。)にかんする協定きょうていが2005ねん1がつ1にち終了しゅうりょうしたことにともな廃止はいし
  • 貿易ぼうえき技術ぎじゅつてき障害しょうがいかんする委員いいんかい(Committee on Technical Barriers to Trade)
    貿易ぼうえき技術ぎじゅつてき障害しょうがいかんする協定きょうていだい13じょう
  • 貿易ぼうえき関連かんれんする投資とうし措置そちかんする委員いいんかい(Committee on Trade-Related Investment Measures)
    貿易ぼうえき関連かんれんする投資とうし措置そちかんする協定きょうていだい17じょう
  • ダンピング防止ぼうし措置そちかんする委員いいんかい(Committee on Anti-Dumping Practices)
    せんきゅうひゃくきゅうじゅうよんねん関税かんぜいおよ貿易ぼうえきかんする一般いっぱん協定きょうていだいろくじょう実施じっしかんする協定きょうてい(アンチダンピング協定きょうていだい16じょう
  • 関税かんぜい評価ひょうかかんする委員いいんかい(Committee on Trade-Related Investment Measures)
    せんきゅうひゃくきゅうじゅうよんねん関税かんぜいおよ貿易ぼうえきかんする一般いっぱん協定きょうていだいななじょう実施じっしかんする協定きょうてい関税かんぜい評価ひょうか協定きょうていだい18じょう1。
  • 関税かんぜい評価ひょうかかんする技術ぎじゅつ委員いいんかい(Technical Committee on Customs Valuation)[ちゅう 5]
    せんきゅうひゃくきゅうじゅうよんねん関税かんぜいおよ貿易ぼうえきかんする一般いっぱん協定きょうていだいななじょう実施じっしかんする協定きょうてい関税かんぜい評価ひょうか協定きょうていだい18じょう2。[ちゅう 6]
  • 船積ふなづぜん検査けんさかんする協定きょうてい附属ふぞくしょいちA)には、WTOの機関きかんとしての個別こべつ委員いいんかい設置せっち規定きていはない。だい4じょう規定きていにより、船積ふなづぜん検査けんさ機関きかんおよ輸出ゆしゅつしゃ紛争ふんそう解決かいけつするための独立どくりつ審査しんさ運用うんようするため、船積ふなづぜん検査けんさ機関きかん代表だいひょうする団体だんたい(International Federation of Inspection Agencies (IFIA) 国際こくさい検査けんさ機関きかん連盟れんめいおよ輸出ゆしゅつしゃ代表だいひょうする団体だんたい(International Chamber of Commerce (ICC)国際こくさい商工しょうこう会議かいぎしょ)が共同きょうどう設置せっちする独立どくりつ機関きかん設置せっちされている[35]
  • 原産地げんさんち規則きそくかんする委員いいんかい(Committee on Rules of Origin)
    原産地げんさんち規則きそくかんする協定きょうていだい4じょう1。
  • 原産地げんさんち規則きそくかんする技術ぎじゅつ委員いいんかい(Technical Committee on Rules of Origin)[ちゅう 7]
    原産地げんさんち規則きそくかんする協定きょうていだい4じょう2。協定きょうていだい4およ附属ふぞくしょ1にさだめる技術ぎじゅつてき作業さぎょう実施じっしする。[ちゅう 8]
  • 輸入ゆにゅう許可きょかかんする委員いいんかい(Committee on Import Licensing)
    輸入ゆにゅう許可きょか手続てつづきかんする協定きょうていだい4じょう
  • 補助ほじょきんおよ相殺そうさい措置そちかんする委員いいんかい(Committee on Subsidies and Countervailing Measures)
    補助ほじょきんおよ相殺そうさい措置そちかんする協定きょうていだい24じょう1。
  • 漁業ぎょぎょう補助ほじょきんかんする委員いいんかい(Committee on Fisheries Subsidies)(協定きょうてい発効はっこう設置せっち
    漁業ぎょぎょう補助ほじょきんかんする協定きょうていだい9じょう1。
  • セーフガードにかんする委員いいんかい(Committee on Safeguards)
    セーフガードにかんする協定きょうていだい13じょう附属ふぞくしょいちAの協定きょうてい委員いいんかいのなかでこの委員いいんかいのみ「物品ぶっぴん貿易ぼうえきかんする理事りじかい権限けんげんした」(under the authority of the Council for Trade in Goods)と規定きていされている。
  • 貿易ぼうえき円滑えんかつかんする委員いいんかい(Committee on Trade Facilitation)
    貿易ぼうえき円滑えんかつかんする協定きょうていだい23じょう1。
一般いっぱん理事りじかい決定けっていもとづく委員いいんかい
  • 貿易ぼうえき環境かんきょう委員いいんかい(Committee on Trade and Environment)
    一般いっぱん理事りじかい決定けってい[36]により設置せっち貿易ぼうえき環境かんきょうかんする国際こくさいてき議論ぎろん中心ちゅうしんてきなフォーラムであり、「多国たこくあいだ環境かんきょう協定きょうてい規定きていされる貿易ぼうえき措置そちとWTOのしたでの多角たかくてき自由じゆう貿易ぼうえき体制たいせいとの関係かんけいとう項目こうもくについての検討けんとう担当たんとう
  • 市場いちばアクセス委員いいんかい(Committee on Market Access)
    一般いっぱん理事りじかい決定けってい[37]により設置せっち関税かんぜいおよ関税かんぜい措置そちかんするゆずるもと実施じっし監督かんとくのWTO機関きかん所管しょかんぞくする場合ばあいのぞく)。
  • 地域ちいき貿易ぼうえき協定きょうてい委員いいんかい(Committee on Regional Trade Agreements)
    一般いっぱん理事りじかい決定けってい[38]により設置せっち地域ちいき貿易ぼうえき協定きょうてい(FTA,EPA)の審査しんさ担当たんとう

以上いじょう機関きかん名称めいしょうは、WTO協定きょうてい直接ちょくせつ規定きていのあるものは、官報かんぽう公布こうふされたWTO設立せつりつ協定きょうてい条文じょうぶんもとづく

その機関きかん[編集へんしゅう]

  • 貿易交渉委員会ぼうえきこうしょういいんかい
    「Trade Negotiations Committee」(一般いっぱん貿易ぼうえき交渉こうしょう委員いいんかいやくされる。略称りゃくしょう:TNC)は、ドーハ開発かいはつラウンド開始かいしにあたって、ドーハ閣僚かくりょう宣言せんげんにおいて設置せっち決定けっていされた。TNCは一般いっぱん理事りじかいしたかれている。
  • 加盟かめい作業さぎょう部会ぶかい(Working Party on the Accession)[ちゅう 9]
    WTO加盟かめい申請しんせいがあった場合ばあい設置せっちされる。加入かにゅう審査しんさおこない、加入かにゅう議定ぎていしょ作成さくせいする。部会ぶかいのメンバーはなることを希望きぼうする加盟かめいこくである[ちゅう 10]

附属ふぞくしょ4の複数ふくすうこくあいだ貿易ぼうえき協定きょうていかんする委員いいんかい

  • 政府せいふ調達ちょうたつかんする委員いいんかい(Committee on Government Procurement)
    政府せいふ調達ちょうたつかんする協定きょうてい実施じっし所管しょかん
  • 民間みんかん航空機こうくうき貿易ぼうえきかんする委員いいんかい(Committee on Government Procurement)
    民間みんかん航空機こうくうき貿易ぼうえきかんする協定きょうてい実施じっし所管しょかん

事務じむ局長きょくちょう[編集へんしゅう]

協定きょうてい原文げんぶんは Director-General。1965ねん3がつまでは書記しょき局長きょくちょう (Executive Secretary)。ここではGATTからの歴代れきだい表示ひょうじする[39]国名こくめい出身しゅっしんこく

  1. エリック・ウィンダム・ホワイト(Eric Wyndham White)(英国えいこく) 1948ねん–1968ねん
  2. オリビエ・ロング(Olivier Long)(スイス) 1968ねん–1980ねん
  3. アーサー・ダンケル(Arthur Dunkel)(スイス) 1980ねん–1993ねん
  4. ピーター・サザーランド(Peter Sutherland(アイルランド) 1993ねん–1995ねん
  5. レナート・ルジェロ(Renato Ruggiero)(イタリア) 1995ねん–1999ねん
  6. マイク・ムーア(Mike Moore)(ニュージーランド) 1999ねん–2002ねん
  7. スパチャイ・パニチャパック(Supachai Panitchpakdi)(タイ) 2002ねん–2005ねん
  8. パスカル・ラミー(Pascal Lamy)(フランス) 2005ねん–2013ねん
  9. ロベルト・アゼベド(Roberto Azevedo)(ブラジル) 2013ねん–2020ねん
  10. ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ(Ngozi Okonjo-Iweala)(ナイジェリア) 2021ねん3がつ1にち-2025ねん

2020-21ねん事務じむ局長きょくちょう選考せんこう[編集へんしゅう]

ロベルト・アゼベドは2020ねん8がつまつまでに任期にんきを1ねんのこして辞任じにんした。2020ねん5がつ早期そうき辞任じにんすると発表はっぴょうしたのちしん事務じむ局長きょくちょう選任せんにん手続てつづき開始かいしされ、現在げんざい8めいしん事務じむ局長きょくちょう名乗なのりをげている[40][41]。9月以降いこう候補者こうほしゃしぼみがおこなわれ、しん事務じむ局長きょくちょう選出せんしゅつまでWTOの4にんふく事務じむ局長きょくちょう(DDG)のうちの1人ひとりは、事務じむ局長きょくちょう代理だいりとなるが、4めいのうちだれ事務じむ局長きょくちょう代理だいりにするか、加盟かめいこくあいだでコンセンサスがられなかったため、4つのふく事務じむ局長きょくちょうはすべて、あたらしい事務じむ局長きょくちょう就任しゅうにんするまで、つづきそれぞれの担当たんとう責任せきにんたすとされた[42]

2020ねん9月18にち事務じむ局長きょくちょう選出せんしゅつだいいち段階だんかい選考せんこうおこなわれ、メキシコのヘスス・セアデ、エジプトのアブドゥル・ハミード・マムドゥ、モルドバのトゥドル・ウリアノブスキの3にん候補こうほから除外じょがいされ、ナイジェリアのンゴジ・オコンジョ=イウェアラ、韓国かんこくの兪明まれ、ケニアのアミナ・モハメド、サウジアラビアのムハンマド・アル=トワイジリ、イギリスのリアム・フォックスの5にんだい段階だんかい進出しんしゅつした[43]だい段階だんかい選考せんこうは9月24にちから10がつ6にちまでおこなわれ、候補者こうほしゃかずを5にんから2にんまでしぼまれる。最終さいしゅう段階だんかい日程にっていは、その決定けっていされる[43]

2020ねん10月8にち、9月24にちから10がつ6にちまでおこなわれていた事務じむ局長きょくちょう選出せんしゅつだい段階だんかい選考せんこう結果けっか公表こうひょうされ、ナイジェリアのンゴジ・オコンジョ=イウェアラ、韓国かんこくの兪明まれ2人ふたり最終さいしゅう段階だんかい選考せんこう進出しんしゅつした[44]。これにより、WTO史上しじょうはじめての女性じょせい事務じむ局長きょくちょう誕生たんじょうすることが確実かくじつとなった[44]最終さいしゅう段階だんかい選考せんこうは、10月19にちはじまり、10月27にちまでおこなわれる[44]

2020ねん10がつ28にち最終さいしゅう段階だんかい選考せんこうでオコンジョ=イウェアラが加盟かめいこくのコンセンサスがられるもっともたか候補者こうほしゃであると発表はっぴょうされた[45]。これにたいして米国べいこく異議いぎとなえており[46]、11月9にち一般いっぱん理事りじかい決着けっちゃくしない場合ばあいは、事務じむ局長きょくちょう不在ふざい長期ちょうきする可能かのうせい指摘してきされた[47]。WTOの事務じむ局長きょくちょう選考せんこう規定きてい[48]のパラ20は、コンセンサス方式ほうしきによる決定けっていおこなうことができない場合ばあいには、そのとき決定けっていされる手続てつづきによる最後さいご解決かいけつ手段しゅだんとして投票とうひょううったえることができるとしているものの、採決さいけつおこなった場合ばあい混乱こんらん考慮こうりょすると採決さいけつおこなうことが支持しじされない可能かのうせいもあり、米国べいこく大統領だいとうりょうせんのち決着けっちゃくすとられた[49]

結局けっきょく、2020ねん11月6にち、11月9にち予定よていしていた最終さいしゅう決定けっていのための一般いっぱん理事りじかい延期えんきするむね発表はっぴょうされた[50]延期えんき理由りゆうについては「公衆こうしゅう衛生えいせい時事じじ問題もんだいふく理由りゆう(reasons including the health situation and current events)[51]」とされている。報道ほうどうでは「新型しんがたコロナウイルス感染かんせんさい拡大かくだいのほか、加盟かめいこくあいだ意見いけん調整ちょうせい難航なんこうしていることも影響えいきょうした可能かのうせいがある」(毎日新聞まいにちしんぶん[52]ともほうじられている。

2021ねん1がつ20日はつかジョー・バイデンアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく大統領だいとうりょう就任しゅうにんし、2がつ5にちに、兪明まれ立候補りっこうほ取下とりさ[53]、またアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく通商つうしょう代表だいひょうがオコンジョ=イウェアラをつよ支持しじすることを表明ひょうめい[54]したことでながれは決定的けっていてきとなった[55]。2月15にち一般いっぱん理事りじかいはオコンジョ=イウェアラを次期じき事務じむ総長そうちょう選出せんしゅつし、半年はんとしあいだにもおよ空席くうせきにようやく終止符しゅうしふたれることとなった[53][56]。2021ねん3がつ1にち就任しゅうにんし、任期にんきは、2025ねん8がつ31にちまでとなっている[53]

WTO設立せつりつ協定きょうてい[編集へんしゅう]

世界せかい貿易ぼうえき機関きかん設立せつりつについてさだめた国際こくさい条約じょうやくは、正式せいしき名称めいしょう世界せかい貿易ぼうえき機関きかん設立せつりつするマラケシュ協定きょうていといい、通常つうじょうWTO設立せつりつ協定きょうていまたはWTO協定きょうていばれている。WTO設立せつりつ協定きょうてい本体ほんたいおよび附属ふぞくしょふくまれる各種かくしゅ協定きょうていからなる。

附属ふぞくしょは1から4まである。うち附属ふぞくしょ1〜3はWTO設立せつりつ協定きょうてい一括いっかつ受諾じゅだく対象たいしょうとされており、WTO加盟かめいこくとなるためには附属ふぞくしょ1〜3のすべても受諾じゅだくしなければならない。附属ふぞくしょ4は一括いっかつ受諾じゅだく対象たいしょうではなく、受諾じゅだくこくあいだでのみ効力こうりょくゆうする。

WTO協定きょうてい改正かいせい[編集へんしゅう]

改正かいせい手続てつづき[編集へんしゅう]

WTO協定きょうてい改正かいせいについては、協定きょうていだい10じょう規定きていされている。

  1. 改正かいせいあんをすべての加盟かめいこく受諾じゅだくしたときに発効はっこうするもの(だい2こう)。
    a. WTO協定きょうていだい9じょうだい10じょう
    b. 1994ねんのガットのだい1じょうおよだい2じょう
    c. サービス貿易ぼうえき一般いっぱん協定きょうていだい2じょう1
    d. 貿易ぼうえき関連かんれん知的ちてき所有しょゆうけん協定きょうていだい4じょう
  2. 改正かいせいあん加盟かめいこくの3ぶんの2が受諾じゅだくしたとき当該とうがい改正かいせい受諾じゅだくした加盟かめいこくについて効力こうりょくしょうじ、そのは、そのかく加盟かめいこくについて、それぞれによる受諾じゅだくとき効力こうりょくしょうずるもの(だい3こうだい5こう
    a. WTO協定きょうてい本体ほんたいまた附属ふぞくしょ1Aおよ附属ふぞくしょ1Cの多角たかくてき貿易ぼうえき協定きょうてい改正かいせい(1および4に規定きていする規定きてい改正かいせいのぞく。)であって、加盟かめいこく権利けんりおよ義務ぎむ変更へんこうする性質せいしつのもの
    b. サービス貿易ぼうえき一般いっぱん協定きょうていだい一部いちぶからだいさんまでの規定きていおよどう協定きょうていかく附属ふぞくしょ
  3. 改正かいせいあん加盟かめいこくの3ぶんの2が受諾じゅだくしたときにすべての加盟かめいこくについて効力こうりょくしょうずるもの(だい4こうだい5こう
    a. WTO協定きょうてい本体ほんたいまた附属ふぞくしょ1Aおよ附属ふぞくしょ1Cの多角たかくてき貿易ぼうえき協定きょうてい改正かいせい(1および4に規定きていする規定きてい改正かいせいのぞく。)であって、加盟かめいこく権利けんりおよ義務ぎむ変更へんこうしない性質せいしつのもの
    b. サービス貿易ぼうえき一般いっぱん協定きょうていだいよんからだいろくまでの規定きていおよどう協定きょうていかく附属ふぞくしょ[ちゅう 12]
  4. 閣僚かくりょう会議かいぎ採択さいたくのみで、その正式せいしき受諾じゅだく手続てつづきようしない(だい6こう
    TRIPS協定きょうてい改正かいせいであってどう協定きょうていだい71じょう2の要件ようけんたすもの
  5. 閣僚かくりょう会議かいぎ承認しょうにんしたときにすべての加盟かめいこくについて効力こうりょくしょうずるもの(だい8こう
    附属ふぞくしょだい2およだい3
  6. 附属ふぞくしょだい4の複数ふくすうこくあいだ貿易ぼうえき協定きょうてい改正かいせいについては、当該とうがい協定きょうていさだめるところによる(だい10こう

改正かいせいじょうきょう[編集へんしゅう]

WTO発足ほっそく以来いらい閣僚かくりょう会議かいぎ採択さいたく[ちゅう 13]された協定きょうてい改正かいせいつぎの4つであり、漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうてい以外いがいはいずれも発効はっこうしている。

TRIPS協定きょうてい改正かいせい[編集へんしゅう]

開発かいはつ途上とじょうこくにおける公衆こうしゅう健康けんこう問題もんだい対処たいしょするため、特許とっきょけんしゃ以外いがいもの感染かんせんしょうかんする医薬品いやくひん生産せいさんし、これら諸国しょこく輸出ゆしゅつすることを可能かのうとするよう、加盟かめいこくがこのような生産せいさんとうみとめるための条件じょうけん緩和かんわする規定きていだい31じょうの2)を追加ついかする。

  • 2005ねん12月6にち一般いっぱん理事りじかい採択さいたく
  • 2017ねん1がつ23にちに、受諾じゅだく改正かいせい発効はっこう必要ひつようぜん加盟かめいこくの3ぶんの2をえ、同日どうじつ改正かいせい発効はっこうした[58][59]
  • 受諾じゅだくこく - 110かこく+EU(WTO加盟かめいこくちゅう受諾じゅだく31かこく。2023ねん4がつ5にち現在げんざい[60]
    (ちゅう) EUによるTRIPS協定きょうてい改正かいせい受諾じゅだくは、EUおよびその加盟かめいこく拘束こうそくする。なお、クロアチアは、EU加盟かめいまえにTRIPS協定きょうてい改正かいせい受諾じゅだくしている。イギリスは、EUから離脱りだつ移行いこう期間きかんが2020ねん12月31にち終了しゅうりょうしたのち再度さいど個別こべつ加盟かめいこくとして改正かいせい受諾じゅだくした[61]

貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうてい追加ついか[編集へんしゅう]

税関ぜいかん手続てつづき透明とうめいせい向上こうじょうおよ迅速じんそくとうのため、WTO協定きょうてい改正かいせいし、貿易ぼうえき円滑えんかつかんする協定きょうてい追加ついかするものである。

  • 2004ねん11月、WTOドーハ・ラウンド交渉こうしょういち分野ぶんやとして貿易ぼうえき円滑えんかつかんする交渉こうしょう開始かいし
  • 2013ねん12月、だい9かいWTO閣僚かくりょう会議かいぎにおいて貿易ぼうえき円滑えんかつかんする協定きょうていについて合意ごうい(バリ合意ごうい一部いちぶ
  • 2014ねん11月27にち一般いっぱん理事りじかい貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうてい協定きょうていをWTO協定きょうてい追加ついかするための改正かいせい議定ぎていしょ採択さいたく
  • 2017ねん2がつ22にちチャドヨルダンオマーンおよルワンダ受諾じゅだくした結果けっか受諾じゅだくこくが84かこくになり、EU加盟かめいこく28かこく(EUは2015ねん10がつ5にち受諾じゅだく)をくわえた112かこく受諾じゅだくしたことになり、改正かいせい発効はっこう必要ひつようぜん加盟かめいこくの3ぶんの2にたっしたため、同日どうじつ改正かいせい発効はっこうした[62][63]
  • 受諾じゅだくこく - 129かこく+EU(WTO加盟かめいこくちゅう受諾じゅだく7かこく。2022ねん9がつ20にち現在げんざい[64]受諾じゅだくこく:ベネズエラ、コンゴ民主みんしゅ共和きょうわこく、ハイチ、モーリタニア、スリナム、トンガ、イエメン
    (ちゅう) EUによる貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうてい受諾じゅだくは、EUを拘束こうそくする。改正かいせい発効はっこう必要ひつよう受諾じゅだくすう算定さんていにおいては、EUの受諾じゅだくはWTOの加盟かめいこくであるEU加盟かめいこくかずひとしいかず加盟かめいこくによる受諾じゅだくとして算入さんにゅうする[ちゅう 14]。(WTO協定きょうてい改正かいせい議定ぎていしょパラ4)。EU加盟かめいこく受諾じゅだくはEUの受諾じゅだくである。なおイギリスについては、離脱りだつ協定きょうていによる移行いこう期間きかんないは、EU加盟かめいこくとみなされていたが、移行いこう期間きかんが2020ねん12月31にち終了しゅうりょうしたのち再度さいど個別こべつ加盟かめいこくとして協定きょうてい受諾じゅだくした[65]

漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうてい追加ついか[編集へんしゅう]

海洋かいよう水産すいさん資源しげん持続じぞく可能かのう利用りよう保全ほぜんのため、有害ゆうがい漁業ぎょぎょう補助ほじょきん禁止きんしするため、WTO協定きょうてい改正かいせいし、漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうてい追加ついかするものである。

  • 2001ねん、WTOドーハ・ラウンド交渉こうしょういち分野ぶんやとして漁業ぎょぎょう補助ほじょきん開始かいし[66]
  • 2015ねん、「持続じぞく可能かのう開発かいはつ目標もくひょう(SDGs)」が国連こくれん採択さいたくされ、目標もくひょう14.6で、2020ねんまでの特定とくていかたち漁業ぎょぎょう補助ほじょきん禁止きんしかかげられたことで交渉こうしょうがが加速かそく。SDGs(持続じぞくてき開発かいはつ⽬標)において、過剰かじょう漁獲ぎょかくのう⼒や過剰かじょう漁獲ぎょかくにつながる漁業ぎょぎょう補助ほじょ⾦のきん⽌等を規定きてい。これを契機けいき交渉こうしょう活性かっせい[66]
  • 2019ねん11⽉、日本にっぽん、EU、韓国かんこく台湾たいわん共同きょうどう提案ていあん提出ていしゅつ[66]
  • 2021ねん11⽉、⻑テキストのだい5改訂かいていばんひさげ[66]
  • 2022ねん6月17にちだい12かいWTO閣僚かくりょう会議かいぎ漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうていをWTO協定きょうてい追加ついかするための改正かいせい議定ぎていしょ[67]採択さいたく[68]
  • 2023ねん1がつ20日はつか、スイスがはじめての受諾じゅだくこくとなった[69]
  • 受諾じゅだくこく - 76かこく+EU(2024ねん5がつ22にち現在げんざい[70]
    (ちゅう) EUによる漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうてい受諾じゅだくは、EUを拘束こうそくする。改正かいせい発効はっこう必要ひつよう受諾じゅだくすう算定さんていにおいては、EUの受諾じゅだくはWTOの加盟かめいこくであるEU加盟かめいこくかずひとしいかず加盟かめいこくによる受諾じゅだくとして算入さんにゅうする[ちゅう 15]

附属ふぞくしょ3貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう制度せいど改正かいせい[編集へんしゅう]

WTO協定きょうてい附属ふぞくしょ3により加盟かめいこく貿易ぼうえき政策せいさく慣行かんこうにつき透明とうめいせい確保かくほし、理解りかいふかめる観点かんてんから、加盟かめいこく貿易ぼうえき政策せいさくとうについての質疑しつぎ応答おうとう中心ちゅうしんとする貿易ぼうえき審査しんさ会合かいごう定期ていきてきおこなうことになっている。この制度せいど貿易ぼうえき政策せいさく検討けんとう制度せいど(TPRM:Trade Policy Review Mechanism)といい、審査しんさ周期しゅうきは、

最大さいだい影響えいきょうりょくゆうする4の加盟かめいこく(欧州共同体おうしゅうきょうどうたいは、1の加盟かめいこくとしてあつかう。)は、2ねん

つぎの16の加盟かめいこくは、4ねん

その加盟かめいこくは、後発こうはつ開発かいはつ途上とじょう加盟かめいこくについて一層いっそうなが期間きかんさだめられる場合ばあいのぞくほか、6ねん

となっていたが、加盟かめいこく増加ぞうかにより審査しんさ運営うんえい逼迫ひっぱくしている状況じょうきょうかんが[71]これをそれぞれ3ねん、5ねん、7ねん延長えんちょうするもので2017ねん7がつ26にち一般いっぱん理事りじかい採択さいたく[72]され、2017ねん9がつ14にちかく加盟かめいこく通報つうほうされた[73]改正かいせい決定けっていだい2こうにより2019ねん1がつ1にち発効はっこうした[74]。なお附属ふぞくしょ3の改正かいせい閣僚かくりょう会議かいぎ承認しょうにんしたときにすべての加盟かめいこくについて効力こうりょくしょうずるものとなっており個別こべつ受諾じゅだくようしない。

改正かいせい受諾じゅだくじょうきょう[編集へんしゅう]

加盟かめいこく地域ちいき WTO加盟かめい TRIPS協定きょうてい改正かいせい受諾じゅだく WTO文書ぶんしょ 貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうてい受諾じゅだく WTO文書ぶんしょ 漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうてい受諾じゅだく WTO文書ぶんしょ
アンティグア・バーブーダ 1995ねん1がつ1にち 2021ねん5がつ12にち WT/Let/1551 2017ねん11月27にち WT/Let/1325
アルゼンチン 1995ねん1がつ1にち 2011ねん10がつ20日はつか WT/Let/830 2018ねん1がつ22にち WT/Let/1332
オーストラリア 1995ねん1がつ1にち 2007ねん9がつ12にち WT/Let/593 2015ねん6がつ8にち WT/Let/1043 2023ねん10がつ23にち WT/Let/1634
オーストリア 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
バーレーン 1995ねん1がつ1にち 2009ねん8がつ4にち WT/Let/652 2016ねん9がつ23にち WT/Let/1199
バングラデシュ 1995ねん1がつ1にち 2011ねん3がつ15にち WT/Let/758 2016ねん9がつ27にち WT/Let/1201
バルバドス 1995ねん1がつ1にち 2020ねん4がつ1にち WT/Let/1466 2018ねん1がつ31にち WT/Let/1336 2024ねん2がつ14にち WT/Let/1653
ベルギー 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
ベリーズ 1995ねん1がつ1にち 2016ねん9がつ15にち WT/Let/1197 2015ねん9がつ1にち WT/Let/1077 2023ねん6がつ16にち WT/Let/1616
ベネズエラ 1995ねん1がつ1にち
ブラジル 1995ねん1がつ1にち 2008ねん11月13にち WT/Let/636 2016ねん3がつ29にち WT/Let/1151
ブルネイ 1995ねん1がつ1にち 2015ねん4がつ10日とおか WT/Let/1037 2015ねん12月15にち WT/Let/1111 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1658
カナダ 1995ねん1がつ1にち 2009ねん6がつ16にち WT/Let/646 2016ねん12月16にち WT/Let/1125 2023ねん5がつ2にち WT/Let/1607
チリ 1995ねん1がつ1にち 2013ねん7がつ26にち WT/Let/888 2016ねん11月21にち WT/Let/1214 2023ねん12月12にち WT/Let/1645
コスタリカ 1995ねん1がつ1にち 2011ねん12月8にち WT/Let/838 2017ねん5がつ1にち WT/Let/838
コートジボワール 1995ねん1がつ1にち 2018ねん5がつ7にち WT/Let/1353 2015ねん12月8にち WT/Let/1255 2023ねん10がつ23にち WT/Let/1635
チェコ 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
デンマーク 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
ドミニカこく 1995ねん1がつ1にち 2016ねん11月28にち WT/Let/1219 2016ねん11月28にち WT/Let/1218 2024ねん2がつ14にち WT/Let/1654
エスワティニ 1995ねん1がつ1にち 2022ねん5がつ23にち WT/Let/1579 2016ねん11月21にち WT/Let/1215
欧州おうしゅう連合れんごう 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
フィンランド 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
フランス 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
ガボン 1995ねん1がつ1にち 2017ねん11月23にち WT/Let/1324 2016ねん12月5にち WT/Let/1222 2023ねん7がつ12にち WT/Let/1626
ドイツ 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
ガーナ 1995ねん1がつ1にち 2017ねん1がつ4にち WT/Let/1229
ギリシャ 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
ガイアナ 1995ねん1がつ1にち 2015ねん11月30にち WT/Let/1102
ホンジュラス 1995ねん1がつ1にち 2011ねん12月16にち WT/Let/843 2016ねん7がつ14にち WT/Let/1179
香港ほんこん 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月27にち WT/Let/606 2014ねん12月8にち WT/Let/1025 2023ねん8がつ21にち WT/Let/1629
ハンガリー 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
アイスランド 1995ねん1がつ1にち 2015ねん10がつ12にち WT/Let/1088 2016ねん10がつ31にち WT/Let/1209 2023ねん5がつ10日とおか WT/Let/1609
インド 1995ねん1がつ1にち 2007ねん3がつ26にち WT/Let/572 2016ねん4がつ22にち WT/Let/1154
インドネシア 1995ねん1がつ1にち 2011ねん10がつ20日はつか WT/Let/831 2017ねん12月5にち WT/Let/1327
アイルランド 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
イタリア 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
日本にっぽん 1995ねん1がつ1にち 2007ねん8がつ31にち WT/Let/592 2015ねん6がつ1にち WT/Let/1042 2023ねん7がつ3にち WT/Let/1625
ケニア 1995ねん1がつ1にち 2015ねん7がつ21にち WT/Let/1052 2015ねん12がつ10日とおか WT/Let/1109
クウェート 1995ねん1がつ1にち 2018ねん4がつ25にち WT/Let/1352
ルクセンブルク 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
マカオ 1995ねん1がつ1にち 2009ねん6がつ16にち WT/Let/645 2016ねん4がつ11にち WT/Let/1148 2023ねん10がつ19にち WT/Let/1632
マレーシア 1995ねん1がつ1にち 2015ねん12がつ10日とおか WT/Let/1108 2015ねん5がつ26にち WT/Let/1041 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1660
マルタ 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
モーリシャス 1995ねん1がつ1にち 2008ねん4がつ16にち WT/Let/619 2015ねん3がつ5にち WT/Let/1033 2024ねん5がつ13にち WT/Let/1700
メキシコ 1995ねん1がつ1にち 2008ねん5がつ23にち WT/Let/620 2016ねん7がつ26にち WT/Let/1183
モロッコ 1995ねん1がつ1にち 2008ねん12月2にち WT/Let/638 2019ねん5がつ14にち WT/Let/1435
ミャンマー 1995ねん1がつ1にち 2015ねん12月16にち WT/Let/1114 2015ねん12月16にち WT/Let/1113
ナミビア 1995ねん1がつ1にち 2023ねん4がつ5にち WT/Let/1604 2018ねん2がつ9にち WT/Let/1339
オランダ 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
ニュージーランド 1995ねん1がつ1にち 2011ねん10がつ21にち WT/Let/832 2015ねん9がつ29にち WT/Let/1082 2023ねん9がつ6にち WT/Let/1630
ナイジェリア 1995ねん1がつ1にち 2017ねん1がつ16にち WT/Let/1235 2017ねん1がつ16にち WT/Let/1237 2023ねん6がつ12にち WT/Let/1615
ノルウェー 1995ねん1がつ1にち 2007ねん2がつ5にち WT/Let/563 2015ねん12月16にち WT/Let/1115 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1661
パキスタン 1995ねん1がつ1にち 2010ねん2がつ8にち WT/Let/664 2015ねん10がつ27にち WT/Let/1092
パラグアイ 1995ねん1がつ1にち 2018ねん7がつ4にち WT/Let/1380 2016ねん3がつ1にち WT/Let/1136
ペルー 1995ねん1がつ1にち 2016ねん9がつ13にち WT/Let/1196 2016ねん7がつ27にち WT/Let/1185 2023ねん7がつ19にち WT/Let/1627
フィリピン 1995ねん1がつ1にち 2007ねん3がつ30にち WT/Let/573 2016ねん10がつ27にち WT/Let/1208 2024ねん2がつ27にち WT/Let/1666
ポルトガル 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
大韓民国だいかんみんこく 1995ねん1がつ1にち 2007ねん1がつ24にち WT/Let/558 2015ねん7がつ30にち WT/Let/1062 2023ねん10がつ23にち WT/Let/1637
ルーマニア 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
セントルシア 1995ねん1がつ1にち 2016ねん5がつ2にち WT/Let/1156 2015ねん12月8にち WT/Let/1106 2023ねん10がつ23にち WT/Let/1638
セントビンセント・グレナディーン 1995ねん1がつ1にち 2017ねん5がつ9にち WT/Let/1258 2017ねん1がつ9にち WT/Let/1232
セネガル 1995ねん1がつ1にち 2011ねん1がつ18にち WT/Let/753 2016ねん8がつ24にち WT/Let/1193 2024ねん2がつ14にち WT/Let/1655
シンガポール 1995ねん1がつ1にち 2007ねん9がつ28にち WT/Let/594 2015ねん1がつ8にち WT/Let/1028 2023ねん2がつ10日とおか WT/Let/1602
スロバキア 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
みなみアフリカ共和きょうわこく 1995ねん1がつ1にち 2016ねん2がつ23にち WT/Let/1134 2017ねん11月30にち WT/Let/1326 2024ねん3がつ1にち WT/Let/1689
スペイン 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
スリランカ 1995ねん1がつ1にち 2015ねん9がつ9にち WT/Let/1080 2016ねん5がつ31にち WT/Let/1166
スリナム 1995ねん1がつ1にち
スウェーデン 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
タンザニア 1995ねん1がつ1にち 2016ねん3がつ14にち WT/Let/1139 2020ねん4がつ8にち WT/Let/1467
タイ 1995ねん1がつ1にち 2016ねん1がつ28にち WT/Let/1132 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1087
ウガンダ 1995ねん1がつ1にち 2010ねん7がつ12にち WT/Let/678 2018ねん6がつ27にち WT/Let/1366
イギリス 1995ねん1がつ1にち 2007ねん11月30にち[ちゅう 16] WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち[ちゅう 16] WT/Let/1090 2023ねん12月13にち WT/Let/1646
アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 1995ねん1がつ1にち 2005ねん12月17にち WT/Let/506 2015ねん1がつ23にち WT/Let/1029 2023ねん4がつ14にち WT/Let/1606
ウルグアイ 1995ねん1がつ1にち 2014ねん7がつ31にち WT/Let/984 2016ねん8がつ30にち WT/Let/1194 2024ねん2がつ14にち WT/Let/1655
ザンビア 1995ねん1がつ1にち 2009ねん8がつ10日とおか WT/Let/651 2015ねん12月16にち WT/Let/1116
トリニダード・トバゴ 1995ねん3がつ1にち 2013ねん9がつ19にち WT/Let/894 2015ねん7がつ29にち WT/Let/1061
ジンバブエ 1995ねん3がつ5にち 2018ねん10がつ17にち WT/Let/1414
ドミニカ共和国どみにかきょうわこく 1995ねん3がつ9にち 2013ねん5がつ23にち WT/Let/884 2017ねん2がつ28にち WT/Let/1244
ジャマイカ 1995ねん3がつ9にち 2016ねん1がつ19にち WT/Let/1127
トルコ 1995ねん3がつ26にち 2014ねん5がつ14にち WT/Let/949 2016ねん3がつ16にち WT/Let/1143 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1665
チュニジア 1995ねん3がつ29にち 2020ねん7がつ17にち WT/Let/1470
キューバ 1995ねん4がつ20日はつか 2018ねん6がつ6にち WT/Let/1437 2017ねん3がつ12にち WT/Let/1349 2023ねん10がつ23にち WT/Let/1636
イスラエル 1995ねん4がつ21にち 2007ねん8がつ10日とおか WT/Let/582 2017ねん12月8にち WT/Let/1328
コロンビア 1995ねん4がつ30にち 2009ねん8がつ7にち WT/Let/650 2020ねん8がつ6にち WT/Let/1472
エルサルバドル 1995ねん5がつ7にち 2006ねん9がつ19にち WT/Let/548 2016ねん7がつ4にち WT/Let/1178
ボツワナ 1995ねん5がつ31にち 2014ねん6がつ18にち WT/Let/953 2015ねん6がつ18にち WT/Let/1044 2023ねん10がつ23にち WT/Let/1639
中央ちゅうおうアフリカ共和きょうわこく 1995ねん5がつ31にち 2014ねん1がつ13にち WT/Let/920 2018ねん1がつ11にち WT/Let/1330
ジブチ 1995ねん5がつ31にち 2018ねん3がつ5にち WT/Let/1343
ギニアビサウ 1995ねん5がつ31にち 2022ねん9がつ20日はつか WT/Let/1584
レソト 1995ねん5がつ31にち 2016ねん1がつ4にち WT/Let/1122 2016ねん1がつ4にち WT/Let/1121
マラウイ 1995ねん5がつ31にち 2017ねん7がつ24にち WT/Let/1272 2017ねん7がつ12にち WT/Let/1271
モルディブ 1995ねん5がつ31にち 2020ねん4がつ20日はつか WT/Let/1576 2019ねん10がつ1にち WT/Let/1447
マリ 1995ねん5がつ31にち 2016ねん1がつ1にち WT/Let/1129 2016ねん1がつ20日はつか WT/Let/1128
モーリタニア 1995ねん5がつ31にち
トーゴ 1995ねん5がつ31にち 2012ねん3がつ13にち WT/Let/848 2015ねん10がつ1にち WT/Let/1086 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1664
ブルキナファソ 1995ねん6がつ3にち 2018ねん9がつ21にち WT/Let/1404
エジプト 1995ねん6がつ30にち 2008ねん4がつ18にち WT/Let/617 2019ねん6がつ24にち WT/Let/1439
ポーランド 1995ねん7がつ1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090 2023ねん6がつ7にち WT/Let/1618
スイス 1995ねん7がつ1にち 2006ねん9がつ13にち WT/Let/547 2015ねん9がつ2にち WT/Let/1076 2023ねん1がつ20日はつか WT/Let/1601
グアテマラ 1995ねん7がつ21にち 2017ねん3がつ8にち WT/Let/1246
ブルンジ 1995ねん7がつ23にち 2019ねん12月12にち WT/Let/1455 2019ねん12月12にち WT/Let/1454
シエラレオネ 1995ねん7がつ23にち 2017ねん3がつ21にち WT/Let/1248 2017ねん5がつ5にち WT/Let/1257
キプロス 1995ねん7がつ30にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090
スロベニア 1995ねん7がつ30にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090
モザンビーク 1995ねん8がつ26にち 2017ねん1がつ6にち WT/Let/1230
リヒテンシュタイン 1995ねん9がつ1にち 2017ねん1がつ23にち WT/Let/1235 2015ねん9がつ18にち WT/Let/1081
ニカラグア 1995ねん9がつ3にち 2010ねん1がつ25にち WT/Let/663 2015ねん8がつ4にち WT/Let/1063
ボリビア 1995ねん9がつ12にち 2018ねん1がつ30にち WT/Let/1334 2018ねん1がつ30にち WT/Let/1335
ギニア 1995ねん10がつ25にち 2018ねん2がつ15にち WT/Let/1340 2019ねん10がつ24にち WT/Let/1451
マダガスカル 1995ねん11月17にち 2017ねん11月9にち WT/Let/1321 2016ねん6がつ20日はつか WT/Let/1172
カメルーン 1995ねん12月13にち 2018ねん11月30にち WT/Let/1421
カタール 1996ねん1がつ13にち 2016ねん4がつ6にち WT/Let/1147 2017ねん6がつ12にち WT/Let/1266 2024ねん5がつ22にち WT/Let/1703
フィジー 1996ねん1がつ14にち 2017ねん5がつ1にち WT/Let/1254 2017ねん5がつ1にち WT/Let/1255 2023ねん10がつ24にち WT/Let/1640
エクアドル 1996ねん1がつ21にち 2022ねん3がつ8にち WT/Let/1562 2019ねん1がつ15にち WT/Let/1424
ハイチ 1996ねん1がつ30にち 2024ねん2がつ21にち WT/Let/1657
セントクリストファー・ネイビス 1996ねん2がつ21にち 2015ねん7がつ27にち WT/Let/1055 2016ねん6がつ17にち WT/Let/1170
ベナン 1996ねん2がつ22にち 2016ねん11月23にち WT/Let/1216 2018ねん3がつ28にち WT/Let/1350
グレナダ 1996ねん2がつ22にち 2015ねん12月8にち WT/Let/1107 2015ねん12月8にち WT/Let/1105
アラブ首長しゅちょうこく連邦れんぽう 1996ねん4がつ10日とおか 2017ねん1がつ23にち WT/Let/1235 2016ねん4がつ18にち WT/Let/1149 2023ねん5がつ16にち WT/Let/1610
ルワンダ 1996ねん5がつ22にち 2011ねん12月12にち WT/Let/839 2017ねん2がつ22にち WT/Let/1240 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1661
パプアニューギニア 1996ねん6がつ9にち 2016ねん6がつ22にち WT/Let/1173 2018ねん3がつ7にち WT/Let/1347
ソロモン諸島しょとう 1996ねん7がつ26にち 2022ねん4がつ14にち WT/Let/1568
チャド 1996ねん10がつ19にち 2017ねん2がつ22にち WT/Let/1240 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1659
ガンビア 1996ねん10がつ23にち 2020ねん10がつ20日はつか WT/Let/1475 2017ねん7がつ11にち WT/Let/1270 2023ねん12月13にち WT/Let/1647
アンゴラ 1996ねん11月23にち 2019ねん4がつ9にち WT/Let/1431
ブルガリア 1996ねん12月1にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090
ニジェール 1996ねん12月13にち 2020ねん3がつ12にち WT/Let/1465 2015ねん8がつ6にち WT/Let/1064
コンゴ民主みんしゅ共和きょうわこく 1997ねん1がつ1にち
モンゴル 1997ねん1がつ29にち 2010ねん9がつ17にち WT/Let/684 2016ねん11月28にち WT/Let/1217
コンゴ 1997ねん3がつ27にち 2017ねん10がつ7にち WT/Let/1279
パナマ 1997ねん9がつ6にち 2011ねん11月24にち WT/Let/837 2015ねん11月17にち WT/Let/1100
キルギス 1998ねん12がつ20日はつか 2018ねん2がつ6にち WT/Let/1338 2016ねん12月6にち WT/Let/1223
ラトビア 1999ねん2がつ10日とおか 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090
エストニア 1999ねん11月13にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090
ヨルダン 2000ねん4がつ11にち 2008ねん8がつ6にち WT/Let/630 2017ねん2がつ22にち WT/Let/1240
ジョージア 2000ねん6がつ14にち 2018ねん11月21にち WT/Let/1420tr 2016ねん1がつ4にち WT/Let/1123
アルバニア 2000ねん9がつ8にち 2009ねん1がつ28にち WT/Let/639 2016ねん5がつ10日とおか WT/Let/1161 2023ねん10がつ23にち WT/Let/1633
オマーン 2000ねん11月9にち 2017ねん3がつ1にち WT/Let/1245 2017ねん2がつ22にち WT/Let/1240
クロアチア 2000ねん11月30にち 2010ねん12月6にち WT/Let/747 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090
リトアニア 2001ねん5がつ31にち 2007ねん11月30にち WT/Let/608 2015ねん10がつ5にち WT/Let/1090
モルドバ 2001ねん7がつ26にち 2015ねん7がつ7にち WT/Let/1048 2016ねん6がつ24にち WT/Let/1175
中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 2001ねん12月11にち 2007ねん11月28にち WT/Let/607 2015ねん9がつ4にち WT/Let/1078 2023ねん6がつ27にち WT/Let/1624
台湾たいわん・澎湖・かねもんうま 2002ねん1がつ11にち 2012ねん7がつ31にち WT/Let/870 2015ねん8がつ17にち WT/Let/1069
アルメニア 2003ねん2がつ5にち 2017ねん3がつ20日はつか WT/Let/1247
マケドニア 2003ねん4がつ4にち 2010ねん3がつ16にち WT/Let/671 2015ねん10がつ19にち WT/Let/1091
ネパール 2004ねん4がつ23にち 2016ねん3がつ11にち WT/Let/1138 2017ねん1がつ24にち WT/Let/1238
カンボジア 2004ねん10がつ13にち 2011ねん11月1にち WT/Let/833 2016ねん2がつ12にち WT/Let/1133 2024ねん5がつ6にち WT/Let/1395
サウジアラビア 2005ねん12月11にち 2012ねん5がつ29にち WT/Let/855 2016ねん7がつ28にち WT/Let/1186 2024ねん2がつ26にち WT/Let/1663
ベトナム 2007ねん1がつ11にち 2017ねん1がつ23にち WT/Let/1235 2015ねん12月15にち WT/Let/1112
トンガ 2007ねん7がつ27にち
ウクライナ 2008ねん5がつ16にち 2016ねん3がつ16にち WT/Let/1142 2015ねん12月16にち WT/Let/1117
カーボベルデ 2008ねん7がつ23にち 2020ねん2がつ8にち WT/Let/1464 2024ねん1がつ26にち WT/Let/1650
モンテネグロ 2012ねん4がつ29にち 2013ねん9がつ9にち WT/Let/894 2016ねん5がつ10日とおか WT/Let/1160
サモア 2012ねん5がつ10日とおか 2016ねん4がつ21にち WT/Let/1153 2016ねん4がつ21にち WT/Let/1152
ロシア 2012ねん8がつ22にち 2017ねん9がつ22にち WT/Let/1278 2016ねん4がつ22にち WT/Let/1155 2024ねん3がつ18にち WT/Let/1689
バヌアツ 2012ねん8がつ24にち 2020ねん5がつ6にち WT/Let/1456
ラオス 2013ねん2がつ2にち 2015ねん9がつ29にち WT/Let/1084 2015ねん9がつ29にち WT/Let/1083 2024ねん5がつ13にち WT/Let/1699
タジキスタン 2013ねん3がつ2にち 2016ねん5がつ23にち WT/Let/1164 2019ねん7がつ2にち WT/Let/1444
イエメン 2014ねん6がつ26にち
セイシェル 2015ねん4がつ26にち 2016ねん6がつ6にち WT/Let/1168 2016ねん1がつ11にち WT/Let/1124 2023ねん3がつ10日とおか WT/Let/1603
カザフスタン 2015ねん11月30にち 2016ねん5がつ26にち WT/Let/1165
リベリア 2016ねん7がつ14にち 2021ねん4がつ29にち WT/Let/1550
アフガニスタン 2016ねん7がつ29にち 2016ねん7がつ29にち WT/Let/1188

加盟かめいこく地域ちいき[ちゅう 17][編集へんしゅう]

はら加盟かめいこく欧州おうしゅう連合れんごう[ちゅう 18]およ地域ちいき[ちゅう 19]ふくむ。以下いか記述きじゅつにおける加盟かめいこく加盟かめい申請しんせいちゅうくにには、すべて加盟かめい加盟かめい申請しんせいちゅう地域ちいきふくむものであり、本来ほんらい表題ひょうだいおなじく、すべてこく地域ちいき記述きじゅつすべきであるが、煩瑣はんさをさけるために加盟かめいこく加盟かめい申請しんせいちゅうくに表記ひょうきする。)のかずは123(うち77かこくがWTOの発足ほっそく加盟かめいこく)。現在げんざい加盟かめいこくすうは164。WTO設立せつりつ加盟かめいこく日付ひづけ加盟かめい年月日ねんがっぴ。また、現在げんざい加入かにゅう申請しんせいちゅうくには23ある。

以下いか記述きじゅつにおける加盟かめいこく名称めいしょう外務省がいむしょうウェブサイト[75]表記ひょうき準拠じゅんきょした。

最近さいきん加盟かめいこくは、163番目ばんめ加盟かめいこくのリベリアと164番目ばんめ加盟かめいこくのアフガニスタンである。リベリアは2015ねん12月16にち[76]WTO閣僚かくりょう会議かいぎ加盟かめい承認しょうにんされた。2016ねん6がつ14にち国内こくない手続てつづきが終了しゅうりょうしたむね受諾じゅだくしょがWTOに提出ていしゅつされ、7がつ14にち正式せいしき加盟かめいこくになった。[77]。 アフガニスタンは2015ねん12月17にち[78]WTO閣僚かくりょう会議かいぎ加盟かめい承認しょうにんされた。2016ねん6がつ29にち国内こくない手続てつづきが終了しゅうりょうしたむね受諾じゅだくしょがWTOに提出ていしゅつされ、7がつ29にち正式せいしき加盟かめいこくになった[79]。これについで165番目ばんめおよび166番目ばんめ加盟かめいこくとなる予定よていであるのが、 ひがしティモールコモロである。2024ねん2がつ26にち[80]WTO閣僚かくりょう会議かいぎ加盟かめい承認しょうにんされた。今後こんご国内こくない手続てつづきが終了しゅうりょうしたむね受諾じゅだくしょがWTOに提出ていしゅつされてから30にち正式せいしき加盟かめいこくとなる。

WTOに長年ながねん加盟かめいしなかったロシアは「最後さいご大国たいこく」とばれ[81]、1993ねん加盟かめい申請しんせい(この時点じてんではWTOの前身ぜんしんであるGATTへの加盟かめい申請しんせい)ののち難航なんこうしていた米国べいこくとのこくあいだ交渉こうしょう妥結だけつしたものの、天然てんねんガスの価格かかく問題もんだいとう近隣きんりん諸国しょこくとの軋轢あつれきや、米国べいこく議会ぎかいで2007ねん以降いこう民主党みんしゅとう多数たすうになったこと、さらに、ウクライナが2008ねん5がつ16にちにWTOに加盟かめいしたため、ウクライナとのこくあいだ交渉こうしょう必要ひつようとなったこと、2008ねん以降いこう経済けいざい状況じょうきょう変化へんかでロシアがそれまでの加盟かめい合意ごうい一部いちぶ見直みなおしを主張しゅちょうするなど、加盟かめい交渉こうしょう合意ごうい目処めどがたたない状況じょうきょうつづいたが、2010ねんはいり、こくあいだ交渉こうしょう大筋おおすじ合意ごういした。2011ねん10がつにはロシアと領土りょうど問題もんだいかかえるジョージアがスイスによる仲介ちゅうかいあん障壁しょうへきがなくなり、2011ねん12月16にち閣僚かくりょう会議かいぎ加盟かめい承認しょうにんされた。その、ロシア国内こくないでの手続てつづきが2012ねん7がつ終了しゅうりょうし、2012ねん8がつ22にち正式せいしき加盟かめい実現じつげんした[82]

はら加盟かめいこく(123かこく[編集へんしゅう]

WTO発足ほっそく加盟かめいこくになったもの(77かこく[編集へんしゅう]

WTO設立せつりつ協定きょうていだい11じょうもとづくげん加盟かめいこく(46かこく[編集へんしゅう]

WTO設立せつりつ協定きょうていだい11じょう

この協定きょうてい効力こうりょくしょうずるにおける1947ねんのGATTの締約ていやくこくおよ欧州共同体おうしゅうきょうどうたいであって、この協定きょうていおよ多角たかくてき貿易ぼうえき協定きょうてい受諾じゅだくし、かつ、1994ねんのGATTに自己じこゆずるもとひょう附属ふぞくされおよびサービス貿易ぼうえき一般いっぱん協定きょうてい自己じこ特定とくてい約束やくそくかかひょう附属ふぞくされているものは、世界せかい貿易ぼうえき機関きかんげん加盟かめいこくとなる

もとづき、1947ねんのGATTの締約ていやくこくだったくにで、ウルグアイラウンドの最終さいしゅう議定ぎていしょにより自己じこゆずるもとひょうおよ特定とくてい約束やくそくかかひょうを1994ねんのGATTおよびGATSに附属ふぞくさせたくにまた地域ちいきがWTOにはいった場合ばあい協定きょうてい受諾じゅだくおくれてWTO発足ほっそく以後いご加盟かめいした場合ばあいでもげん加盟かめいこくとしてあつかわれる。1947ねんのGATTの締約ていやくこくであるが、ウルグアイラウンドの最終さいしゅう議定ぎていしょ自己じこゆずるもとひょうおよ約束やくそくひょう附属ふぞくさせることができなかったくに[83]は、WTO協定きょうていだい12じょうもとづき加盟かめいすることとなった[84][85]。なお、WTO発足ほっそくに1947ねんのGATTの加盟かめいこくだったくに(ウルグアイラウンドに参加さんかしなかったユーゴスラビアをのぞく。)はすべて世界せかい貿易ぼうえき機関きかん加盟かめいこくになっている。

WTO発足ほっそくあらたに加盟かめいしたくに(41かこく[編集へんしゅう]

WTO協定きょうていだい12じょうもとづく加入かにゅう交渉こうしょうあらたに加盟かめいしたくにがこれに該当がいとうする。

加盟かめい申請しんせいちゅうくに(24かこく[編集へんしゅう]

WTOオブザーバー(25かこく[編集へんしゅう]

上記じょうき加盟かめい申請しんせいちゅう申請しんせい予定よていの24かこく

くわえた25かこくである。

WTOオブザーバーは、オブザーバー承認しょうにん5ねん以内いない加盟かめい申請しんせい義務付ぎむづけられているが、バチカンは例外れいがいてき加盟かめい申請しんせい前提ぜんていとしないオブザーバーの地位ちいみとめられている。また、国際こくさい機関きかんたいし、WTOのかく機関きかんごとにオブザーバーの地位ちいみとめられている。

参考さんこう加盟かめいこく(13かこく[編集へんしゅう]

国際こくさい連合れんごう加盟かめいこくまた日本にっぽん承認しょうにんしているくにで、WTO加盟かめいこくでもオブザーバーでもないくに

紛争ふんそう解決かいけつ機関きかん上級じょうきゅう委員いいん[編集へんしゅう]

氏名しめい 国籍こくせき 在任ざいにん期間きかん(2018ねん以前いぜんまえしょくとしのみ表示ひょうじ
Georges Michel Abi-Saab エジプト 2000 — 2004
2004 — 2008
James Bacchus アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 1995 — 1999
1999 — 2003
Luiz Olavo Baptista ブラジル 2001 — 2005
2005 — 2009
Lilia R Bautista フィリピン 2007 — 2011
Christopher Beeby ニュージーランド 1995 — 1999
1999 — 2000
Peter Van den Bossche ベルギー 2009 — 2013
2013 — 2017
Seung Wha Chang 大韓民国だいかんみんこく 2012 — 2016
Claus-Dieter Ehlermann ドイツ 1995 — 1997
1997 — 2001
Said El-Naggar エジプト 1995 — 1999
1999 — 2000
Florentino Feliciano フィリピン 1995 — 1997
1997 — 2001
Arumugamangalam Venkatachalam Ganesan インド 2000 — 2004
2004 — 2008
Jennifer Hillman アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2007 — 2011
Ricardo Ramírez-Hernández メキシコ 2009 — 2013
2013 — 2017
Merit E. Janow アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2003 — 2007
Julio Lacarte-Muró ウルグアイ 1995 — 1997
1997 — 2001
John Lockhart オーストラリア 2001 — 2005
2005 — 2006
松下まつした満雄みつお 日本にっぽんこく 1995 — 1999
1999 — 2000
大島おおしま正太郎しょうたろう 日本にっぽんこく 2008 — 2012
Giorgio Sacerdoti| イタリア 2001 — 2005
2005 — 2009
谷口たにぐち安平あびら 日本にっぽんこく 2000 — 2003
2003 — 2007
David Unterhalter みなみアフリカ 2006 — 2009
2009 — 2013
Yuejiao Zhang 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 2008 — 2012
2012 — 2016
Hyun Chong Kim 大韓民国だいかんみんこく 2016 — 2017
Shree Baboo Chekitan Servansing モーリシャス 2014 — 2018
Ujal Singh Bhatia インド 2011ねん 12月 11にち — 2015ねん 12がつ 10日とおか
2015ねん 12月 11にち — 2019ねん 12がつ 10日とおか
Thomas R. Graham アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく 2011ねん 12月 11にち — 2015ねん 12がつ 10日とおか
2015ねん 12月 11にち — 2019ねん 12がつ 10日とおか
Hong Zhao 中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく 2016ねん 12月 1にち — 2020ねん 11月 30にち

[87]

紛争ふんそう解決かいけつ機関きかん上級じょうきゅう委員いいんは、定員ていいんが7めいとなっている[87]が、2020ねん12月1にち全員ぜんいん欠員けついんとなっている。米国べいこく再任さいにん指名しめいこばんできたためで、実際じっさい審理しんりは3めいおこなうため、審議しんぎ不可能ふかのうになっている[88]。この問題もんだいについては、日本にっぽんは、外務がいむ大臣だいじん談話だんわ発表はっぴょう[89]、またEUがWTO上級じょうきゅう委員いいんかい機能きのう停止ていしへの対応たいおうさく提案ていあん[90][91]おこなっている。

2020ねん4がつ30にち、EU、カナダ、中国ちゅうごくふくむ19の有志ゆうしのWTO加盟かめいこく地域ちいき[ちゅう 23]が、「WTO紛争ふんそう解決かいけつ了解りょうかい(DSU)だい25じょうもとづく多数たすうこくあいだ暫定ざんてい上訴じょうそ仲裁ちゅうさいアレンジメント(MPIA)(MPIA: Multi-party Interim Appeal Arbitration Arrangement)」(以下いか暫定ざんてい上訴じょうそ制度せいど)の設立せつりつ正式せいしきにWTOに通報つうほう[92]したと発表はっぴょうした[93][94]。DSUだい25じょうみとめられた、紛争ふんそう解決かいけつ代替だいたいてき手段しゅだんとしての仲裁ちゅうさい暫定ざんていてき上訴じょうそ代替だいたいさせるもの。今後こんご3カ月かげつ以内いないに10にん仲裁ちゅうさいじん選定せんていされる。のWTO加盟かめいこく地域ちいき今後こんご、いつでもどう制度せいどくわわることができる。

2022ねん12月21にち暫定ざんてい上訴じょうそ制度せいどもとづくはじめての仲裁ちゅうさい判断はんだん公表こうひょうされた。コロンビアによるEUさん冷凍れいとうポテトフライへのアンチダンピング措置そちかんし、EUが2019ねん11月にWTO提訴ていそしていもので、2022ねん10がつにパネルの報告ほうこくしょ公表こうひょう。コロンビアは、報告ほうこくしょによる同国どうこくのアンチダンピング制度せいどたいする法的ほうてき解釈かいしゃく一部いちぶ不服ふふくとして上訴じょうそもうて、ただちに両者りょうしゃ合意ごういもとづき暫定ざんてい上訴じょうそ制度せいど利用りようすすんでいた。3にん仲裁ちゅうさいじん決定けっていから2カ月かげつ程度ていど比較的ひかくてき短期たんき仲裁ちゅうさい判断はんだんがされた[95]

2023ねん3がつ10日とおか日本にっぽん暫定ざんてい上訴じょうそ制度せいど参加さんか決定けっていした[96]現時点げんじてん参加さんかこく地域ちいきすうは52(オーストラリア、ベナン、ブラジル、カナダ、中国ちゅうごく、チリ、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、EU(およびEU加盟かめい27かこく)、グアテマラ、香港ほんこん、アイスランド、マカオ、メキシコ、モンテネグロ、ニカラグア、ニュージーランド、ノルウェー、パキスタン、ペルー、シンガポール、スイス、ウクライナ、ウルグアイ)[96]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 。WTOにおいては、国連こくれんのように加盟かめいこくから選出せんしゅつ(あるいは特定とくていこくあらかじ指定してい)されて機関きかん構成こうせいこくになるということは、ほとんどおこなわれていない。
  2. ^ 物品ぶっぴん貿易ぼうえきかんする理事りじかい、サービスの貿易ぼうえきかんする理事りじかいおよ知的ちてき所有しょゆうけん貿易ぼうえき関連かんれん側面そくめんかんする理事りじかい以下いか貿易ぼうえき関連かんれん知的ちてき所有しょゆうけん理事りじかい」という。)を設置せっちするものとし、これらの理事りじかいは、一般いっぱん理事りじかい一般いっぱんてき指針ししんもとづいて活動かつどうする。物品ぶっぴん貿易ぼうえきかんする理事りじかいは、附属ふぞくしょいちAの多角たかくてき貿易ぼうえき協定きょうてい実施じっしかんすることをつかさどる。サービスの貿易ぼうえきかんする理事りじかいは、サービスの貿易ぼうえきかんする一般いっぱん協定きょうてい以下いか「サービス貿易ぼうえき一般いっぱん協定きょうてい」という。)の実施じっしかんすることをつかさどる。貿易ぼうえき関連かんれん知的ちてき所有しょゆうけん理事りじかいは、知的ちてき所有しょゆうけん貿易ぼうえき関連かんれん側面そくめんかんする協定きょうてい以下いか貿易ぼうえき関連かんれん知的ちてき所有しょゆうけん協定きょうてい」という。)の実施じっしかんすることをつかさどる。これらの理事りじかいは、それぞれの協定きょうていおよ一般いっぱん理事りじかいによってあたえられる任務にんむ遂行すいこうする。これらの理事りじかいは、一般いっぱん理事りじかい承認しょうにん条件じょうけんとして、それぞれの手続てつづき規則きそくさだめる。これらの理事りじかい構成こうせいいん地位ちいは、すべての加盟かめいこく代表だいひょう開放かいほうする。これらの理事りじかいは、その任務にんむ遂行すいこうするため、必要ひつようおうじて会合かいごうする。
  3. ^ 理事りじかい構成こうせいいんになることを希望きぼうすれば、構成こうせいいんになるということ。
  4. ^ 閣僚かくりょう会議かいぎは、貿易ぼうえきおよ開発かいはつかんする委員いいんかい国際こくさい収支しゅうしじょう目的もくてきのための制限せいげんかんする委員いいんかいおよ予算よさん財政ざいせいおよ運営うんえいかんする委員いいんかい設置せっちする。これらの委員いいんかいは、この協定きょうていおよ多角たかくてき貿易ぼうえき協定きょうていによってあたえられる任務にんむならびに一般いっぱん理事りじかいによってあたえられる追加ついかてき任務にんむ遂行すいこうする。また、閣僚かくりょう会議かいぎは、適当てきとうみとめる任務にんむゆうする追加ついかてき委員いいんかい設置せっちすることができる。貿易ぼうえきおよ開発かいはつかんする委員いいんかいは、その任務にんむ一部いちぶとして、定期ていきてきに、多角たかくてき貿易ぼうえき協定きょうてい後発こうはつ開発かいはつ途上とじょう加盟かめいこくのための特別とくべつ規定きてい検討けんとうし、適当てきとう措置そちについて一般いっぱん理事りじかい報告ほうこくする。これらの委員いいんかい構成こうせいいん地位ちいは、すべての加盟かめいこく代表だいひょう開放かいほうする。
  5. ^ この委員いいんかいはWTOの機関きかんではないが、WTO協定きょうていもとづき設置せっちされているためここにかかげた。
  6. ^ 関税かんぜい評価ひょうか協定きょうてい附属ふぞくしょ2にさだめる任務にんむ関税かんぜい評価ひょうか技術ぎじゅつてき検討けんとう)を所管しょかん。この委員いいんかいは、関税かんぜい評価ひょうか協定きょうていだい18じょう2にもとづくものであるが、WTOではなく関税かんぜい協力きょうりょく理事りじかい(CCC)(現在げんざいでは、通称つうしょうめい世界せかい税関ぜいかん機構きこう(WCO)と一般いっぱんてきばれる)のもとに設置せっちされている。
  7. ^ この委員いいんかいはWTOの機関きかんではないが、WTO協定きょうていもとづき設置せっちされているためここにかかげた。
  8. ^ この委員いいんかいは、原産地げんさんち規則きそくかんする協定きょうていだい4じょうだい2こうもとづくものであるが、WTOではなく関税かんぜい協力きょうりょく理事りじかい(CCC)(現在げんざいでは、通称つうしょうめい税関ぜいかん機構きこう(WCO)と一般いっぱんてきばれる)のもとに設置せっちされている。
  9. ^ 申請しんせいしたくにごと設置せっちされ、Working Party on the Accession of Liberia のように国名こくめいしたのが正式せいしき名称めいしょうである。
  10. ^ 作業さぎょう部会ぶかい設置せっち決定けっていで“The Membership is open to all WTO Members indicating their wish to serve on the Working Party.”とする。
  11. ^ 閣僚かくりょう会議かいぎ権限けんげん代行だいこうする。
  12. ^ どう協定きょうていかく附属ふぞくしょ重複じゅうふくしている。これはWTO協定きょうていだい10じょうだい5こう外務省がいむしょうやくをそのまま引用いんようしたものである。この部分ぶぶん原文げんぶんは“Parts IV, V and VI of GATS and the respective annexes “であり、「サービス貿易ぼうえき一般いっぱん協定きょうていだいよんからだいろくまでの規定きていおよびこれにかんする附属ふぞくしょ」とすべきものとおもわれる。
  13. ^ 漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうてい以外いがいは、実際じっさいにはすべて閣僚かくりょう会議かいぎ権限けんげん代行だいこうする一般いっぱん理事りじかい採択さいたく
  14. ^ この意味いみするところは、EUの受諾じゅだくは、その加盟かめいこくである28かこく貿易ぼうえき円滑えんかつ協定きょうてい受諾じゅだく時点じてんかず)の受諾じゅだくとして発効はっこう必要ひつよう受諾じゅだくすう算定さんていする(EU自体じたい受諾じゅだくを1としてカウントはしない)ということである。
  15. ^ この意味いみするところは、EUの受諾じゅだくは、その加盟かめいこくである27かこく漁業ぎょぎょう補助ほじょきん協定きょうてい受諾じゅだく時点じてんかず)の受諾じゅだくとして発効はっこう必要ひつよう受諾じゅだくすう算定さんていする(EU自体じたい受諾じゅだくを1としてカウントはしない)ということである。
  16. ^ a b EUとして受諾じゅだくした
  17. ^ WTOに加盟かめいできるのは、すべてのくにまたは独立どくりつ関税かんぜい地域ちいきであるため、外務省がいむしょうウェブサイト[75]準拠じゅんきょして、表題ひょうだいを「加盟かめいこく地域ちいき」とする。WTO協定きょうてい英文えいぶん正文せいぶん)ではmemberとしており、くに特定とくていする表現ひょうげんけているが、協定きょうてい外務省がいむしょうやくでは加盟かめいこくとしている。
  18. ^ WTO発足ほっそく欧州共同体おうしゅうきょうどうたい協定きょうていじょう一般いっぱん関税かんぜい同盟どうめい加盟かめいできる規定きていはなく、11じょう欧州共同体おうしゅうきょうどうたいかぎ加盟かめいできるとなっている。これは、欧州共同体おうしゅうきょうどうたい以外いがい関税かんぜい同盟どうめい存在そんざいするが、それ自体じたい対外たいがい通商つうしょう関係かんけい権限けんげんゆうするものは、欧州共同体おうしゅうきょうどうたい以外いがい存在そんざいせず、今後こんご見込みこまれないためである。
  19. ^ WTO協定きょうていじょう正確せいかく表現ひょうげんは、"separate customs territory possessing full autonomy in the conduct of its external commercial relations and of the other matters provided for in this Agreement and the Multilateral Trade Agreements" (対外たいがい通商つうしょう関係かんけいそのこの協定きょうていおよ多角たかくてき貿易ぼうえき協定きょうてい規定きていする事項じこう処理しょりについて完全かんぜん自治じちけんゆうする独立どくりつ関税かんぜい地域ちいき)WTO協定きょうていだい12じょう日本語にほんごはWTO協定きょうてい外務省がいむしょうやくによる。なお、"separate customs territory"の外務省がいむしょうやくは「独立どくりつ関税かんぜい地域ちいき」であって「個別こべつ関税かんぜい地域ちいき」ではない。
  20. ^ オランダは以前いぜんはWTOのリスト(WTO文書ぶんしょ(WT/INF/43/Rev.10 18 July 2008)で“Netherlands - For the Kingdom in Europe and for the Netherlands Antilles”となっていたため、このひょうでも「オランダりょうアンティルをふくむ。」していた。しかしオランダりょうアンティルの地位ちい変更へんこうにより現在げんざいのリスト(WTO文書ぶんしょ(WT/INF/43/Rev.11 10 February 2012)では、たんに”Netherlands"となったため、このひょうでも「オランダりょうアンティルをふくむ。」という記載きさい削除さくじょした。
  21. ^ WTOにおいては、通常つうじょう"Chinese Taipei"を使用しようし、正式せいしき名称めいしょうは“Separate Customs Territory of Taiwan, Penghu, Kinmen and Matsu”(台湾たいわん、澎湖諸島しょとうきむもんおようまから独立どくりつ関税かんぜい地域ちいき)なお、日本語にほんごについては、マルチチップ集積しゅうせき回路かいろたいする無税むぜい待遇たいぐう付与ふよかんする協定きょうてい平成へいせい18ねん条約じょうやくだい5ごう)における外務省がいむしょうやくによる。
  22. ^ 2020ねん7がつ22にち一般いっぱん理事りじかいにおいて、加盟かめい申請しんせい前提ぜんていとしてオブザーバーステータスを付与ふよすることが決定けっていされ、2021ねん11月24にち加盟かめい申請しんせい提出ていしゅつされた。
  23. ^ オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国ちゅうごく、チリ、コロンビア、コスタリカ、EU、グアテマラ、香港ほんこん、アイスランド、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、パキスタン、シンガポール、スイス、ウクライナ、ウルグアイ

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ General Information on Recruitment in the World Trade Organization, World Trade Organization
  2. ^ a b . World Trade Organization. https://www.wto.org/english/res_e/booksp_e/anrep_e/anrep21_chap9_e.pdf+2022ねん3がつ4にち閲覧えつらん 
  3. ^ WTOとは-日本国にっぽんこく外務省がいむしょう
  4. ^ 世界せかい地理ちりだい百科ひゃっか事典じてん1 国際こくさい連合れんごう」p394-399 2000ねん2がつ1にち初版しょはんだい1さつ 朝倉書店あさくらしょてん
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関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

関連かんれんする国際こくさい機関きかん[編集へんしゅう]

著名ちょめいなWTO法学ほうがくしゃ[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]