富とみ弼

富とみ弼

富とみ弼的花押かおう

富とみ弼（1004年ねん—1083年ねん），字じ彥國，河南かなん（今こん河南かなん洛らく阳东）人にん，北きた宋そう政治せいじ家か、文學ぶんがく家か。

生平おいだいら

宋そう仁ひとし宗むね庆历二に年ねん（1042年ねん）出だし使し契ちぎり丹に，以增加ぞうか岁币为条件じょうけん，拒こばめ绝割地ち要求ようきゅう；次じ年ねん任にん枢密すうみつ副使ふくし，与あずか范仲淹等とう共同きょうどう推行庆历新政しんせい，条じょう上所かみところ拟河北かわきた守まもる御ご十じゅう二に策さく。

慶けい曆れき五ご年ねん（1045年ねん）被ひ排はい挤，出で知ち郓州、青あお州しゅう（今いま山やま东益えき都と）。时河北かわきた大水おおみず，難民なんみん四よん處しょ流亡りゅうぼう。富とみ弼动员救灾，以地為ため食しょく，募つの数すう万まん饥民为兵。至いたり和わ二に年ねん（1055年ねん）与あずか文彦ふみひこ博はく同どう为宰相しょう，後ご因いん母はは丧罢相しょう。宋そう英えい宗むね即位そくい，召为枢くるる密使みっし，又また因いん足あし疾やまし解かい职，进封“郑国公こう”。熙宁元年がんねん（1068年ねん）入朝にゅうちょう，宋そう神かみ宗はじめ赵顼问他如何いか處理しょり边事，富とみ弼說：“陛下へいか臨御りんぎょ未み久ひさ，當とう布ぬの德惠とくえ，愿すなお二に十じゅう年ねん口こう不言ふげん兵へい。”神かみ宗はじめ聞之默然もくぜん。

富とみ弼多次じ出で使し辽国，对西にし夏なつ情じょう形がた也十じゅう分ふん关注，他た认识到辽国“委ゆだね实强盛もり”，西にし夏なつ“日にち渐壮大だい”，与あずか古代こだい夷狄いてき大だい不ふ相あい同どう，已やめ是ぜ中原なかはら文明ふみあき的てき劲敌。在ざい富とみ弼看来らい，辽和西にし夏なつ强つよし盛もり的てき原因げんいん，正せい是ぜ由よし于他们进入にゅう了りょう农耕区く，这些农耕区く的てき汉族英えい豪ごう皆みな为其所用しょよう，“得とく中国ちゅうごく土地とち，役やく中国ちゅうごく人民じんみん，称しょう中国ちゅうごく位い号ごう，仿中国ちゅうごく官かん属ぞく，任つとむ中国ちゅうごく贤才，读中国ちゅうごく书籍，用よう中国ちゅうごく车服，行ぎょう中国ちゅうごく法令ほうれい。是ぜ二に寇所为，皆みな与あずか中国ちゅうごく等とう，而又劲兵骁将长于中国ちゅうごく，中国ちゅうごく所有しょゆう，彼かれ尽つき得とく之の；彼かれ之これ所しょ长，中国ちゅうごく不ふ及。”富とみ弼利用りよう自己じこ对宋、辽、西にし夏なつ三国关系的透彻了解，助じょ宋朝そうちょう撬开辽夏同盟どうめい，使つかい宋そう、辽、西にし夏なつ三足鼎立的格局逐渐稳定下来。

熙宁二に年ねん，再度さいど复相，因いん反はん对王おう安やすし石せき变法，又また求もとめ退ずさ，出で判ばん亳州（今いま安徽あんき亳县）。拒こばめ不ふ执行新政しんせい青苗あおなえ法ほう，声こえ称しょう“新法しんぽう，臣しん所しょ不知ふち”。后きさき退すさ居きょ洛らく阳，仍继续请求もとめ废止“新法しんぽう”。元もと丰六ろく年ねん（1083年ねん）病死びょうし，死し前上まえかみ书神宗むね论治道どう之の要よう；又また条じょう陈时政之まさゆき失しつ，是ぜ后きさき由よし其子富とみ绍庭上之うえの神しん宗むね。条じょう陈中提ひさげ及歸還きかん侵おかせ土ど（河かわ湟地区ちく）給きゅう吐蕃各部かくぶ，以达到修おさむ兵へい息いき民みん。卒そつ諡おくりな“文忠ふみただ”。

墓はか志こころざし

2008年ねん2～6月がつ，洛らく阳市第だい二文物工作队在洛阳中迈置业有限公司“王城おうじょう之の珠たま”经济适用房ぼう住宅じゅうたく小しょう区く进行考古こうこ发掘时，发现北きた宋そう宰相さいしょう富とみ弼夫妇墓，墓はか内ない出土しゅつど墓ぼ志こころざし两方。墓はか志こころざし有ゆう6400余よ字じ，由ゆかり韩维撰文せんぶん，端はし明あきら殿どの学士がくし兼けん翰林かんりん侍さむらい读学士し、太ふと中なか大夫たいふ、提つつみ举西京にしぎょう嵩山すせ崇たかし福ぶく宫、上うえ柱ばしら国こく、河内かわち郡ぐん开国公こう、食しょく邑二に千せん二に百ひゃく户、食しょく实封玖伯户司つかさ马光篆盖，端はし明あきら殿どの学士がくし、太ふと中なか大夫たいふ、知ち陈州军州事ごと兼けん管内かんない劝农使し、上うえ轻车都と尉じょう、乐安郡ぐん开国侯こう、食しょく邑一千せん三さん百ひゃく户、食しょく实封壹いち伯はく户孙永书。晏氏墓ぼ志こころざし由よし女婿じょせい“观文殿どの学士がくし银青光こう禄ろく大夫たいふ知ち河かわ阳军州しゅう事ごと上じょう柱はしら国こく始はじめ平郡へごおり开国公こう冯京书”，朝あさ请郎致仕ちし轻车都と尉じょう赐紫金きん鱼袋李り藻も撰えらべ，观文殿どの学士がくし正せい议大夫たいふ知ち河南かなん府ふ兼けん留守るす司し公事こうじ上じょう柱はしら国こく乐安郡ぐん开国公こう孙固篆盖。

家族かぞく

• 高祖こうそ：富とみ璘，後こう唐とう京きょう兆ちょう少しょう尹いん，自じ齊ひとし遷於汴。
• 曾祖そうそ：富とみ處しょ謙けん，內黃令れい，封ふう鄭てい國こく公おおやけ，自じ汴遷洛らく，妻つま劉りゅう氏し。
• 祖そ：富とみ令れい荀，商しょう州しゅう馬うま步あゆみ使し，封ふう韓國かんこく公こう，妻つま趙ちょう氏し。
• 父ちち：富とみ言げん，尚書しょうしょ都と官員かんいん外郎ういろう，封ふう秦しん國こく公おおやけ，妻つま韓かん氏し，六ろく子し三さん女じょ。
• 妻つま：晏氏（1014—1086），晏殊长女。
• 子女しじょ：
  • 長女ちょうじょ：遂とげ寧やすし郡ぐん夫人ふじん，富とみ紹庭姊，適てき馮京作さく續ぞく妻つま。
  • 長子ちょうし：富とみ绍庭，長子ちょうし富とみ直ちょく亮あきら，次子じし富とみ直ちょく柔やわら，一女いちじょ。
  • 次子じし：富とみ紹京，妻つま張ちょう氏し，二子ふたご一いち女じょ。有ゆう墓はか志こころざし出土しゅつど。
  • 三子みつご：富とみ紹隆。

另有女おんな3人にん分別ふんべつ

• • 後こう夫人ふじん富とみ氏し，封ふう安やす化か郡ぐん夫人ふじん，其姊死後しご嫁よめ給きゅう馮京。
  • 二女じじょ嫁よめ宣せん德郎よしお范大琮、适霍丘おか县令范大珪。
• 兄弟きょうだい：
  • 富とみ奭
  • 富とみ翱
  • 富とみ收おさむ
  • 富とみ請
  • 富とみ鼎かなえ

参まいり見み

• 北きた宋そう
• 樞くるる密使みっし

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《宋そう史し·卷まき313》，出自しゅつじ脱だつ脱だっ《宋そう史ふみ》