藤原ふじわら道長みちなが

藤原ふじわら道長みちなが畫像がぞう，取と自じ菊池きくち容齋ようさい《前賢ぜんけん故實こじつ》

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	藤原ふじわら道長みちなが
假名かめい	ふじわら の みちなが
平文へいぶん式しき罗马字じ	Fujiwara no Michinaga

藤原ふじわら道長みちなが（966年ねん—1028年ねん1月がつ3日にち）日本にっぽん平安へいあん時代じだい的てき公卿くぎょう，藤原ふじわら北きた家か藤原ふじわら兼けん家か的てき第だい五ご子し。官かん至いたり從したがえ一いち位い攝政せっしょう太政大臣だじょうだいじん，准じゅん三さん宮みや。出家しゅっけ後ご法名ほうみょう行くだり觀かん，後こう改名かいめい行くだり覺さとし。別名べつめい法成寺ほうじょうじ攝政せっしょう、御堂みどう殿どの ，或ある稱しょう御堂みどう關白かんぱく。

道長みちなが是これ攝關せっかん政治せいじ、外戚がいせき掌てのひら權けん的てき最さい具ぐ代表だいひょう性せい人物じんぶつ。他た最さい為ため有名ゆうめい的てき事跡じせき是ぜ「一家いっか立りつ三后さんこう」。藉著姻親關係かんけい，道長みちなが掌握しょうあく了りょう極大きょくだい權勢けんせい，其在權勢けんせい達たち到いた頂いただき峰ほう的てき時期じき，曾寫下か一いち首しゅ和歌わか「此世即そく吾われ世よ，如月きさらぎ滿まん無缺むけつ（中ちゅう译）」來らい描述自己じこ的てき心境しんきょう。

生平おいだいら

早年そうねん

980年ねん，敘從したがえ五ご位い下か。後ご漸次ぜんじ升ます遷，至いたり991年ねん任にん權けん大納言だいなごん，992年ねん敘從したがえ二に位い。

藤原ふじわら兼けん家か去さ世よ，舉行喪も禮れい之の際さい，曾出現しゅつげん一いち陣じん騷動そうどう，在ざい众人驚おどろき惶之際ぎわ，惟おもんみ道長みちなが不ふ為所しどころ動どう，表示ひょうじ：「我わが已やめ經けい派は人じん去さ了解りょうかい狀じょう況きょう了りょう，只ただ是ぜ馬ば受到驚おどろき嚇罷了りょう。」 當時とうじ清和せいわ源はじめ氏し猛もう將しょう的てき源賴光みなもとのよりみつ也在場じょう，感嘆かんたん道どう：「此公妥帖，已やめ堪こらえ為ため主將しゅしょう。」

與あずか伊い周しゅう的てき爭そう執と

道みち長與ながよ姪めい兒じ藤原伊周ふじわらのこれちか不ふ合ごう。伊い周しゅう之の父ちち是ぜ關白かんぱく藤原ふじわら道隆みちたか、伊い周しゅう妹いもうと藤原ふじわら定子さだこ為ため一條天皇いちじょうてんのう中宮なかみや，因いん為ため這些關係かんけい，伊い周しゅう在ざい994年ねん任にん內大臣だいじん，官位かんい在ざい時任ときとう權けん大だい納言なごん的てき道長みちなが之これ上じょう。

995年ねん，道隆みちたか、道みち兼けん相あい繼つぎ去さ世よ。此時應おう由よし何人なんにん執と掌てのひら政務せいむ，伊い周しゅう與あずか道長みちなが各かく有ゆう擁護ようご者しゃ：一條天皇屬意伊周；輿こし論及ろんきゅう太ふとし后きさき東三條ひがしさんじょう院いん（道長みちなが之の姊，一條天皇いちじょうてんのう生母せいぼ）則のり屬ぞく意い道長みちなが。最後さいご在ざい東三條ひがしさんじょう院いん的てき堅持けんじ下か，由ゆかり道長みちなが以本官かん（權けん大納言だいなごん）任にん內覽、藤ふじ氏し長者ちょうじゃ，並なみ於不久之ひさゆき後ご拜はい右大臣うだいじん。

之これ後ご，伊い周しゅう在ざい996年ねん因いん弟おとうと隆りゅう家か放ひ箭や恐おそれ嚇花山はなやま法皇ほうおう而中其衣袖そで、且被發はつ現有げんゆう詛のろい咒東三條ひがしさんじょう院いん之これ舉動，因いん而被流りゅう放ひ播磨はりま；定子さだこ中宮ちゅうぐう因いん伊い周しゅう遭遠流りゅう，憂慮ゆうりょ之の餘よ剃髮ていはつ為ため尼あま。而道長則ながのり轉任てんにん左大臣さだいじん，進しん正せい二に位い。

一條天皇いちじょうてんのう時代じだい

999年ねん，道長みちなが的てき長女ちょうじょ彰子あきこ入にゅう內，成なり為ため一條天皇いちじょうてんのう的てき女御にょうご。1000年ねん，彰子あきこ立たて為ため中宮なかみや，原はら來らい的中てきちゅう宮みや定子さだこ則のり升ます為ため皇后こうごう。不ふ久ひさ皇后こうごう定子さだこ因いん難產なんざん而去世よ。

一條天皇與彰子相處的不壞，然しか而道長ちょう掌てのひら權けん之の後こう玩弄がんろう威い權けん，令れい一條天皇いちじょうてんのう很不愉快ふゆかい。1011年ねん，一條天皇いちじょうてんのう去さ世よ，據よりどころ聞曾留とめ下か「叢くさむら蘭らん欲よく茂しげる，秋風あきかぜ吹破，王事おうじ欲よく寄よせ，讒臣ざんしん亂らん國こく。」這樣的てき文字もじ，道長みちなが看み到いた這段話ばなし之これ後ご，認みとめ為ため是ぜ指ゆび自己じこ，很生氣き的てき把わ這段文字もじ湮滅いんめつ了りょう。

三條さんじょう天皇てんのう時代じだい

三條さんじょう天皇てんのう是これ一條天皇いちじょうてんのう的てき堂どう兄けい。即位そくい之の前まえ，已やめ有ゆう東宮とうぐう妃ひ藤原ふじわら娍子， 並なみ有ゆう多た名めい皇子おうじ女おんな。在ざい三条さんじょう天皇てんのう即位そくい前ぜん夕ゆう，道長みちなが将はた次女じじょ妍子送おく入にゅう了りょう後宮こうきゅう。妍子先立さきだて為ため中宮ちゅうぐう，之これ後ご娍子立りつ為ため皇后こうごう。　道長みちなが表面ひょうめん上うえ勸すすむ三條天皇立娍子為后，然しか而內心こころ卻不願意がんい；以至立后りっこう當日とうじつ，群臣ぐんしん忌憚きたん道長みちなが的てき威い權けん，而不敢來賀が。因よし此三條天皇對道長非常不滿。

而後三さん條じょう天皇てんのう患目疾やまし，道長みちなが於1015年ねん任にん准じゅん攝政せっしょう。之これ後ご對たい天皇てんのう施ほどこせ加か了りょう很大的てき壓力あつりょく，逼迫ひっぱく他た退位たいい。最後さいご以立三さん條じょう天皇てんのう的てき兒じ子こ敦あつし明あきら親王しんのう為ため皇太子こうたいし作さく交換こうかん條件じょうけん，三條さんじょう天皇てんのう退位たいい，敦あつし成なり親王しんのう即位そくい，是ぜ為ため後一條天皇ごいちじょうてんのう。

後一條天皇ごいちじょうてんのう時代じだい

1016年ねん，後一條天皇ごいちじょうてんのう即位そくい時じ年ねん僅9歲さい，道長みちなが攝政せっしょう。

1017年ねん，讓ゆずる攝政せっしょう給きゅう兒じ子こ賴通よりみち，敘從したがえ一いち位い。不ふ久ひさ三條さんじょう天皇てんのう去さ世よ，道長みちなが廢はい皇太子こうたいし敦あつし明あきら親王しんのう（尊みこと之の為ため小しょう一條院いちじょういん太上天皇だじょうてんのう）， 而改立りつ後一條天皇ごいちじょうてんのう之の同母どうぼ弟おとうと敦あつし良りょう親王しんのう為ため皇太子こうたいし。同年どうねん，道みち長官ちょうかん拜はい太政大臣だじょうだいじん。

1018年ねん，道長みちなが辭じ太政大臣だじょうだいじん。其後納こうのう女おんな威い子こ作為さくい後一條天皇ごいちじょうてんのう的てき中宮ちゅうぐう。至いたり此，道長みちなが「一家いっか立りつ三后さんこう」，因いん而在宴席えんせき間あいだ詠えい和歌わか「此世即そく吾われ世よ，如月きさらぎ滿まん無缺むけつ」（この世よをば　わが世よとぞ思おもふ　望月もちづきの　欠かけたることも　なしと思おもへば）來らい描述自己じこ的てき心境しんきょう。

藤原ふじわら道長みちなが一家いっか三后さんこう列れつ表ひょう：

三后さんこう	太皇太后たいこうたいこう	皇太后こうたいごう	皇后こうごう （中宮ちゅうぐう）
人物じんぶつ	藤原ふじわら彰子あきこ	藤原ふじわら妍子	藤原ふじわら威たけし子こ
出身しゅっしん	父ちち：藤原ふじわら道長みちなが、母はは源みなもと倫子ともこ。 988年ねん出生しゅっしょう、1074年ねん去さ世よ。	父ちち：藤原ふじわら道長みちなが、母はは源みなもと倫子ともこ。 994年ねん出生しゅっしょう、1027年ねん去さ世よ。	父ちち：藤原ふじわら道長みちなが、母はは源みなもと倫子ともこ。 1000年ねん出生しゅっしょう、1036年ねん去さ世よ。
冊立さくりつ時間じかん	1018年ねん	1018年ねん	1018年ねん
備考びこう	1000年ねん為ため一條天皇いちじょうてんのう中宮なかみや、1012年ねん立りつ皇太后こうたいごう。 1026年ねん彰子あきこ出家しゅっけ，詔みことのり停とま后きさき號ごう，為ため上東門院じょうとうもんいん。	1012年ねん為ため三條さんじょう天皇てんのう中宮ちゅうぐう。	後一條天皇ごいちじょうてんのう中宮ちゅうぐう。 威い子こ立中たつなか宮みや時じ，三條さんじょう天皇てんのう皇后こうごう宮みや娍子尚なお在ざい。 （娍子972年ねん出生しゅっしょう、1012年ねん立りつ皇后こうごう、1025年ねん去さ世よ。）

1019年ねん，因いん病びょう出家しゅっけ，法名ほうみょう行くだり觀かん，又また改名かいめい行くだり覺さとし。

1021年ねん，道長みちなが最小さいしょう的てき女兒じょじ嬉うれし子こ立たて為ため皇太子こうたいし敦あつし良りょう親王しんのう的てき東宮とうぐう妃ひ。嬉うれし子こ於1025年生ねんせい下か親仁おやじ親王しんのう後ご去さ世よ。

1027年ねん，外孫そとまご女おんな禎子さだこ內親王おう入にゅう皇すめらぎ太ふとし弟おとうと敦あつし良りょう親王しんのう宮みや。（禎子さだこ內親王おう之の父ちち為ため三條さんじょう天皇てんのう，之これ母はは為ため妍子；敦あつし良りょう親王しんのう之の父ちち為ため一條天皇いちじょうてんのう，母はは為ため彰子あきこ。此二人均為道長的外孫。二人ふたり於1034年生ねんせい下か皇子おうじ尊みこと仁じん；尊みこと仁じん即そく後三條ごさんじょう天皇てんのう，從したがえ他た開始かいし攝關せっかん政治せいじ出現しゅつげん衰退すいたい。）同どう年年ねんねん底そこ道長みちなが去さ世よ。

人物じんぶつ

道長みちなが出家しゅっけ後ご正式せいしき的てき稱呼しょうこ是ぜ「入道にゅうどう前ぜん太政大臣だじょうだいじん藤原ふじわら朝臣あそん道長みちなが公おおやけ」，或ある稱しょう「入道にゅうどう大だい相國しょうこく」。

道長みちなが早年そうねん為ため人じん豪ごう爽，而不願ねがい居きょ於人下か。遇ぐう事ごと能のう鎮定ちんてい，被ひ猛もう將しょう源賴光みなもとのよりみつ形容けいよう「堪こらえ為ため主將しゅしょう」。

篤信とくしん佛教ぶっきょう。建けん法成寺ほうじょうじ，欲ほし與あずか東大寺とうだいじ媲美，建築けんちく進行しんこう時じ，道長みちなが已やめ得とく病びょう，子し賴通よりみち催促さいそく加か快かい建築けんちく腳步：「寧やすし可か荒廢こうはい公事こうじ，也不能ふのう荒廢こうはい建築けんちく法成寺ほうじょうじ。」於是很快的てき就建成なり了りょう。（法成寺ほうじょうじ建けん於1021年ねん，費ひ時じ兩年りょうねん而成。1058年ねん燒しょう毀後重じゅう建けん，1219年ねん又また再さい次つぎ燒しょう毀。）

道長みちなが被ひ視み為ため藤原ふじわら氏し的てき象徵しょうちょう，而他的てき去さ世よ則そく被ひ視し為ため藤原ふじわら氏し沒落ぼつらく的てき開始かいし。儘管如此，號ごう稱しょう「與あずか藤原ふじわら氏し無む直接ちょくせつ關係かんけい」的てき後三條ごさんじょう天皇てんのう，是ぜ道長みちなが的てき曾孫そうそん；後ご三條さんじょう天皇てんのう的てき大力だいりき支持しじ者しゃ藤原ふじわら能のう信しん，是ぜ道長みちなが的てき第だい四よん個こ兒じ子こ（母はは為ため源みなもと明子あきこ）；而其東宮とうぐう妃ひ藤原ふじわら茂子しげこ（白河天皇しらかわてんのう生母せいぼ），則のり是ぜ能のう信しん的てき養女ようじょ。此外，平安へいあん時代じだい後期こうき崛起的てき公卿くぎょう村上むらかみ源はじめ氏し，其始祖しそ源みなもと師し房ぼう也是道長みちなが的てき女婿じょせい（其妻藤原ふじわら尊子たかこ為ため道どう長與ながよ源みなもと明子あきこ之の女おんな），其嫡子ちゃくし俊しゅん房ぼう、顯房あきふさ均ひとし為ため道長みちなが外孫そとまご。由よし上述じょうじゅつ，與あずか其說「道長みちなが的てき去さ世よ是ぜ藤原ふじわら氏し沒落ぼつらく的てき開始かいし」，改あらため成なり「道長みちなが去さ世よ後ご，其嫡系けい與あずか旁つくり系けい的てき子孫しそん，各かく結ゆい派は系けい互相鬥爭」，或ある許もと更さら貼は切きり些。

家庭かてい

道長みちなが有ゆう兩りょう位地いち位い較高的てき妻妾さいしょう，分別ふんべつ是ぜ源みなもと雅信まさのぶ之これ女おんな源みなもと倫子ともこ、與あずか源みなもと高明こうめい之これ女おんな源みなもと明子あきこ。由よし岳だけ家か的てき背景はいけい、本身ほんみ的てき敘位、以及子女しじょ當時とうじ的てき地位ちい來らい看み，源みなもと倫子ともこ應おう是正ぜせい妻つま（准じゅん三さん宮みや從したがえ一いち位い，源みなもと雅信まさのぶ時任ときとう左大臣さだいじん，賴通よりみち、教きょう通どおり分別ふんべつ為ため藤ふじ氏し長者ちょうじゃ）；相對そうたい的てき源みなもと明子あきこ僅敘從したがえ三さん位い。

系譜けいふ

• 父ちち：藤原ふじわら兼けん家か
• 母はは：藤原ふじわら時じ姬ひめ - 藤原ふじわら中正ちゅうせい之の女おんな
• 正室せいしつ：源みなもと倫子ともこ - 左大臣さだいじん源みなもと雅信まさのぶ之これ女おんな，母はは為ため藤原ふじわら穆きよし子こ
  • 長女ちょうじょ：藤原ふじわら彰子あきこ（988-1074） - 一條天皇いちじょうてんのう中宮なかみや
  • 長男ちょうなん：藤原ふじわら賴通よりみち（992-1074） - 攝政せっしょう、關白かんぱく
  • 次女じじょ：藤原ふじわら妍子（993-1027） - 三條さんじょう天皇てんのう中宮なかみや
  • 五男いつお：藤原ふじわら教きょう通どおり（996-1075） - 關白かんぱく
  • 四よん女じょ：藤原ふじわら威たけし子こ（1000-1036） - 後一條天皇ごいちじょうてんのう中宮なかみや
  • 六ろく女じょ：藤原ふじわら嬉うれし子こ（1007-1025） - 後こう朱雀すざく天皇てんのう東宮とうぐう妃ひ
• 側室そくしつ：源みなもと明子あきこ - 左大臣さだいじん源みなもと高明こうめい之これ女おんな，母はは為ため愛あい宮みや。養父ようふ為ため盛もり明あきら親王しんのう
  • 次男じなん：藤原ふじわら賴よりゆき宗むね（993-1065） - 右大臣うだいじん，中御門なかみかど家か之これ祖そ
  • 三男さんなん：藤原ふじわら顯信あきのぶ（994-1027） - 入道にゅうどう前まえ右みぎ馬頭めず（出家しゅっけ）
  • 四男よつお：藤原ふじわら能のう信しん（995-1065） - 權けん大納言だいなごん
  • 三さん女じょ：藤原ふじわら寛子ひろこ（999-1025） - 敦あつし明あきら親王しんのう之これ女御にょうご
  • 五ご女じょ：藤原ふじわら尊子たかこ（1003?-1087?） - 源みなもと師し房ぼう之これ妻つま
  • 六男むつお：藤原ふじわら長ちょう家か（1005-1064） - 權けん大納言だいなごん，御子みこ左ひだり流りゅう之これ祖そ
• 妾わらわ：源みなもと重光しげみつ女おんな
  • 七なな男なん：長信ながのぶ（1014-1072）
• 生母せいぼ不明ふめい
  • 女子じょし：藤原ふじわら盛子もりこ - 三條さんじょう天皇てんのう尚侍しょうじ

道みち長與ながよ天皇てんのう家か的てき姻親關係かんけい示しめせ意い

數字すうじ表ひょう天皇てんのう代數だいすう，點線てんせん表示ひょうじ姻親關係かんけい。

藤原ふじわら道長みちなが

源みなもと倫子ともこ

三條さんじょう天皇てんのう67

妍子 次女じじょ‧中宮なかみや

彰子あきこ 長女ちょうじょ‧中宮なかみや

一條天皇いちじょうてんのう66

後一條天皇ごいちじょうてんのう68

威い子こ 四よん女じょ‧中宮なかみや

禎子さだこ內親王おう

後こう朱雀すざく天皇てんのう69

嬉うれし子こ 六ろく女じょ‧東宮とうぐう妃ひ

後三條ごさんじょう天皇てんのう71

後冷泉天皇ごれいぜいてんのう70

著作ちょさく

日記にっき14本ほん，被ひ稱しょう為ため法成寺ほうじょうじ攝政せっしょう記き或ある御堂みどう關白かんぱく記き，被ひ指定してい為ため日本にっぽん的てき國寶こくほう。

相關そうかん流行りゅうこう文化ぶんか

• 陰陽いんよう師し：日本にっぽん小說しょうせつ，夢枕ゆめまくら貘ばく著ちょ。其中有ちゅうう提ひっさげ到いた藤原ふじわら道長みちなが，書中しょちゅう有ゆう與あずか安倍晴明あべのせいめい的てき關係かんけい。
• 少年しょうねん陰陽いんよう師し：日本にっぽん輕けい小說しょうせつ、動どう漫。藤原ふじわら道長みちなが成なり為ため主要しゅよう配はい角かく，其女兒じ藤原ふじわら彰子あきこ為ため女おんな主ぬし角かく。
• 致光之の君きみ：2024年ねんNHK大河たいが剧，柄本えもと佑たすく饰演。

登場とうじょう作品さくひん

影かげ視し劇げき

• 致光之の君きみ（2024年ねん、NHK大河たいが劇げき、演えんじ：柄本えもと佑たすく）

参考さんこう文献ぶんけん

• 北山きたやま茂夫しげお『藤原ふじわら道長みちなが』 岩波いわなみ新書しんしょ、1970年ねん。 ISBN 978-4004130963
• 土田つちた直ただし鎮『日本にっぽんの歴史れきし 5 王朝おうちょうの貴族きぞく』 中公ちゅうこう文庫ぶんこ、1973年ねん。ISBN 4122000610　元もと版はんは1965年ねん
• 朧おぼろ谷たに寿ひさし『日本にっぽんの歴史れきし 6 王朝おうちょうと貴族きぞく』 集英社しゅうえいしゃ、1991年ねん。 ISBN 978-4081950065
• 倉本くらもと一宏かずひろ『一条天皇いちじょうてんのう』 吉川弘文館よしかわこうぶんかん〈人物じんぶつ叢書そうしょ〉、2003年ねん。 ISBN 978-4642052290
• 朧おぼろ谷たに寿ひさし『藤原ふじわら道長みちなが―男おとこは妻つまがらなり』 ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう〈ミネルヴァ日本にっぽん評伝ひょうでん選せん〉、2007年ねん。ISBN 4623048845
• 山中やまなか裕ひろし『藤原ふじわら道長みちなが』 吉川弘文館よしかわこうぶんかん〈人物じんぶつ叢書そうしょ〉、2008年ねん。ISBN 4642052437
• 倉本くらもと一宏かずひろ『藤原ふじわら道長みちなが「御堂みどう関白かんぱく記き」 全ぜん現代げんだい語ご訳やく』上中かみなか下か 講談社こうだんしゃ学術がくじゅつ文庫ぶんこ、2009年ねん。
  • ISBN 978-4062919470
  • ISBN 978-4062919487
  • ISBN 978-4062919494
• 倉本くらもと一宏かずひろ『三条さんじょう天皇てんのう―心しんにもあらでうき世よに長ちょうらへば―』 ミネルみねるヴァ書房ぁしょぼう〈ミネルヴァ日本にっぽん評伝ひょうでん選せん〉、2010年ねん。 ISBN 978-4623057887
• 倉本くらもと一宏かずひろ『藤原ふじわら道長みちながの日常にちじょう生活せいかつ』 講談社こうだんしゃ現代新書げんだいしんしょ、2013年ねん。 ISBN 978-4062881968
• 大津おおつ透とおる・池田いけだ尚しょう隆たかし編へん『藤原ふじわら道長みちなが事典じてん』 思文閣出版しぶんかくしゅっぱん、2017年ねん。ISBN 978-4784218738

參考さんこう資料しりょう

• 歴史れきしコラム 藤原ふじわら道長みちなが

王位おうい覬覦者しゃ
前任ぜんにん： 藤原ふじわら道みち兼けん	藤ふじ氏し長者ちょうじゃ 995年ねん6月がつ8日にち－1017年ねん4月がつ15日にち	繼つぎ任にん： 藤原ふじわら賴通よりみち
官かん衔
前任ぜんにん： 藤原ふじわら道みち兼けん	右大臣うだいじん 995年ねん7月がつ19日にち－996年ねん8月がつ6日にち	繼つぎ任にん： 藤原ふじわら顯あらわ光こう
空そら缺かけ 上うえ一位持有相同頭銜者： 源みなもと重信しげのぶ	左大臣さだいじん 996年ねん8月がつ6日にち－1017年ねん1月がつ7日にち	空そら缺かけ 下した一位持有相同頭銜者： 藤原ふじわら顯あらわ光こう
空そら缺かけ 上うえ一位持有相同頭銜者： 藤原ふじわら道隆みちたか	攝政せっしょう 1016年ねん3月がつ10日とおか－1017年ねん4月がつ15日にち	繼つぎ任にん： 藤原ふじわら賴通よりみち
空そら缺かけ 上うえ一位持有相同頭銜者： 藤原ふじわら為ため光こう	太政大臣だじょうだいじん 1017年ねん12月24日にち－1018年ねん2月がつ27日にち	空そら缺かけ 下した一位持有相同頭銜者： 藤原ふじわら公こう季き
军职
前任ぜんにん： 藤原ふじわら道みち兼けん	右みぎ大將たいしょう 995年ねん5月がつ29日にち－995年ねん7月がつ21日にち	繼つぎ任にん： 藤原ふじわら顯あらわ光こう
空そら缺かけ 上うえ一位持有相同頭銜者： 藤原ふじわら濟わたる時とき	左ひだり大將たいしょう 995年ねん7月がつ21日にち－996年ねん9月がつ24日にち	繼つぎ任にん： 藤原ふじわら公こう季き