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ALS京都
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事項
じこう
ALS
京都
きょうと
ALS
/
病者
びょうしゃ
障害
しょうがい
者
しゃ
運動
うんどう
史
し
研究
けんきゅう
Tweet
■インタビュー
◆
伊藤
いとう
敦子
あつこ
i2020
インタビュー
2020/09/18 き
手
きて
:
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
ユ・ジンギョン
桐原
きりはら
尚之
なおゆき
於:コモンズ
紫野
むらさきの
(NPOココペリ121).
◆
長見
おさみ
有人
ゆうじん
i2019
インタビュー
2019/10/09 き
手
きて
:
立岩
たていわ
真
しん
也 於:コモンズ
紫野
むらさきの
(
旧
きゅう
杉江
すぎえ
邸
てい
).
◆
長見
おさみ
有人
ゆうじん
・
増田
ますだ
英明
ひであき
・
ユ・ジンギョン・
立岩
たていわ
真
しん
也
20200228
『ハングル、
韓
かん
日
にち
現代
げんだい
アート、70
年代
ねんだい
と
現在
げんざい
』エンディングトーク
,於:
京都
きょうと
・アバンギルド.
◆
帰山
かえりやま
玲子
れいこ
i2021
インタビュー
2021/02/06 き
手
きて
:
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
ユ・ジンギョン
於:
喫茶
きっさ
翡翠
かわせみ
.
◆
志賀
しが
玲子
れいこ
i2020
インタビュー
2020/10/02 き
手
きて
:
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
ユ・ジンギョン
桐原
きりはら
尚之
なおゆき
於:コモンズ
紫野
むらさきの
(NPOココペリ121).
◆
田中
たなか
直樹
なおき
i2021
インタビュー
2021/01/13 き
手
きて
:
西田
にしだ
美紀
みき
ユ・ジンギョン
於:
医療
いりょう
法人
ほうじん
梁
やな
山
さん
会
かい
診療
しんりょう
所
しょ
).
◆
由良
ゆら
部
ぶ
正美
まさみ
i2019
インタビュー
2019/10/25 き
手
きて
:
桐原
きりはら
尚之
なおゆき
・
西田
にしだ
美紀
みき
・
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
・
ユ ジンギョン
於:
京都
きょうと
.
■
文献
ぶんけん
表
ひょう
(
本
ほん
頁
ぺーじ
内
ない
)
■
飛行機
ひこうき
〜
増田
ますだ
(とりあえず
本
ほん
頁
ぺーじ
内
ない
に)
■お
願
ねが
い
※
甲
きのえ
谷
たに
さん(
略
りゃく
)
年表
ねんぴょう
がほしい
※
市役所
しやくしょ
交渉
こうしょう
の
記録
きろく
がほしい
■■
人
ひと
◆
伊佐
いさ
和
かず
朋
とも
◆
長見
おさみ
有人
ゆうじん
(1952〜)
◆
甲
きのえ
谷
たに
匡
ただし
賛
さん
(こうたにまさあき)(
京都
きょうと
市
し
)
◆
杉
すぎ
江
こう
眞人
まさと
(
京都
きょうと
市
し
)
◆
高田
たかだ
俊昭
としあき
(
京都
きょうと
)
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tahara/takata.htm
◆
辻
つじ
真一
しんいち
(
京都
きょうと
市
し
)
◆
増田
ますだ
英明
ひであき
(
京都
きょうと
市
し
)
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
近畿
きんき
ブロック
会長
かいちょう
(〜)
◆
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
(
京都
きょうと
新聞
しんぶん
)
長見
おさみ
有人
ゆうじん
(ココペリ121、1952〜)
◆
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
◆
阪田
さかた
弘
ひろし
(
京都工芸繊維大学
きょうとこうげいせんいだいがく
)
◆
志賀
しが
◆
西田
にしだ
美紀
みき
◆
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
◆
山本
やまもと
晋
すすむ
輔
◆
ユ・ジンギョン
◆
由良
ゆら
部
ぶ
■■
■[1998]
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 1998/05/30
「
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
の
自己
じこ
決定
けってい
の
意味
いみ
・
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
制度
せいど
の
可能
かのう
性
せい
」
(
講演
こうえん
)
第
だい
3
回
かい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
山梨
やまなし
県
けん
支部
しぶ
総会
そうかい
→2000/11/27
「
手助
てだす
けを
得
え
て、
決
き
めたり、
決
き
めずに、
生
い
きる――
第
だい
3
回
かい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
山梨
やまなし
県
けん
支部
しぶ
総会
そうかい
での
講演
こうえん
」
倉本
くらもと
智明
ともあき
・
長瀬
ながせ
修
おさむ
編
へん
『
障害
しょうがい
学
がく
を
語
かた
る』
,
発行
はっこう
:エンパワメント
研究所
けんきゅうじょ
,
発売
はつばい
:
筒井
つつい
書房
しょぼう
,189p.,2000
円
えん
+
税
ぜい
■[1999]
◇1999/05/24
立岩
たていわ
、「
障害
しょうがい
学
がく
」のメーリングリストで
調査
ちょうさ
に
参加
さんか
する
人
ひと
を
募集
ぼしゅう
。(cf.↓『ALS』の「あとがき」)
http://www.arsvi.com/ml/1999jsds.htm
送信
そうしん
日時
にちじ
:1999
年
ねん
5
月
がつ
24
日
にち
月曜日
げつようび
23:11
宛先
あてさき
:jsds@fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp
件名
けんめい
:[jsds2155]
研究
けんきゅう
者
しゃ
募集
ぼしゅう
「☆
今日
きょう
4
通
つう
目
め
の
立岩
たていわ
です。
研究
けんきゅう
者
しゃ
募集
ぼしゅう
のお
知
し
らせです。なお
予
あらかじ
め
言
い
っとくと,
旅費
りょひ
等
とう
も
含
ふく
め
研究
けんきゅう
費
ひ
の
支給
しきゅう
なし。そのうちなんか
金
かね
づるを
考
かんが
える?。1
回
かい
往復
おうふく
8000
円
えん
くらいかかります。ただ,
必要
ひつよう
な
文献
ぶんけん
は
私
わたし
が
買
か
います。&
飲
の
み
代
しろ
等
とう
おごります。
実
じつ
は,これは,お
茶
ちゃ
大
だい
・
千葉大
ちばだい
・……・……の
大学院生
だいがくいんせい
数
すう
名
めい
(1
名
めい
は
多分
たぶん
このMLのメンバーではない)にお
送
おく
りしようとも
思
おも
うメイルです。(そのうち
似
に
たようなDMが
各人
かくじん
宛
あて
に
届
とど
くかもしれません。)ただ,まずは「
公募
こうぼ
」でと
思
おも
いまして。
1人
ひとり
でもできるし,2
人
にん
でもできると
思
おも
います。ただ,3
人
にん
以上
いじょう
は?
なおこのメイルの
転送
てんそう
・
転載
てんさい
は,
皆
みな
さま
各位
かくい
が
大丈夫
だいじょうぶ
だと
思
おも
う
範囲
はんい
にとどめてください。(この
種
たね
の
但
ただ
し
書
が
きがない
場合
ばあい
,
私
わたし
のメイルは
転送
てんそう
・
転載
てんさい
可
か
&
歓迎
かんげい
です。)
☆
何
なに
をするか。ALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)の
本人
ほんにん
,
家族
かぞく
,
医療
いりょう
関係
かんけい
者
しゃ
に
対
たい
するき
取
きと
り
調査
ちょうさ
をはじめとする
調査
ちょうさ
を
行
おこな
い,
言
い
えることを
言
い
う。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
装着
そうちゃく
(
装着
そうちゃく
しなければ,
呼吸
こきゅう
筋
すじ
による
呼吸
こきゅう
ができなくなった
時点
じてん
で「
自然
しぜん
死
し
」となります)の
選択
せんたく
にもかかわる
情報
じょうほう
提供
ていきょう
・
告知
こくち
,
等
とう
のあり
方
かた
,
等々
とうとう
についての,
実践
じっせん
的
てき
な
課題
かだい
,
実際
じっさい
的
てき
な
目標
もくひょう
をもった
調査
ちょうさ
研究
けんきゅう
です。
ALSについてはホームページの「50
音
おと
順
じゅん
索引
さくいん
」の「え」のところの「ALS」から
見
み
てください。リンク
集
しゅう
,
少
すく
ないですが
文献
ぶんけん
リスト,
等
とう
があります。
☆ とある
地方
ちほう
の,とある,
国立
こくりつ
大学
だいがく
附属
ふぞく
病院
びょういん
ではない
病院
びょういん
が
主
おも
なフィールド,というか
出発
しゅっぱつ
点
てん
というか,になります。
この
調査
ちょうさ
を
提案
ていあん
したのは,その
病院
びょういん
に
勤
つと
めている,
私
わたし
の
知
し
っている
医療
いりょう
ソーシャルワーカーです。そして,
担当
たんとう
の
医者
いしゃ
達
たち
も,
基本
きほん
的
てき
に
調査
ちょうさ
してほしいという
姿勢
しせい
です。これは
珍
めずら
しいことです。
今
いま
まで
日本
にっぽん
の
医療
いりょう
社会
しゃかい
学
がく
においてよい
実証
じっしょう
研究
けんきゅう
があまり
多
おお
くなかった
一
ひと
つの(
一
ひと
つの,ですが)
要因
よういん
は,この
種
たね
の
研究
けんきゅう
をしようとしても,
医療
いりょう
サイドが
研究
けんきゅう
者
しゃ
が
入
はい
ってくることを
認
みと
めなかったことです。
今回
こんかい
はそれがない。というか,
医療
いりょう
サイドがこれまでどおりじゃまずいと
思
おも
い,どうしたらよいか
考
かんが
えあぐねている。
☆ もう
一
ひと
つは
医療
いりょう
サイド
自身
じしん
が,
直接
ちょくせつ
の
利害
りがい
関係
かんけい
者
しゃ
であるために,この
種
たね
の
調査
ちょうさ
ができない。というか,
自分
じぶん
でわかっていて
自分
じぶん
で
言
い
いたくても,
言
い
えない
部分
ぶぶん
がある。
上記
じょうき
の
医療
いりょう
ソーシャルワーカー(MSW)も
学会
がっかい
等
とう
で
研究
けんきゅう
発表
はっぴょう
も
行
おこな
っている
人
ひと
ですが,
自分
じぶん
の
現在
げんざい
の
勤務
きんむ
先
さき
,
以前
いぜん
の
勤務
きんむ
先
さき
のことはなかなか
書
か
けない。その
分社
ぶんしゃ
会
かい
学者
がくしゃ
は
無責任
むせきにん
です。
義務
ぎむ
を
負
お
わない。
直接
ちょくせつ
の
利害
りがい
関係
かんけい
がない。
ただ
今回
こんかい
の
調査
ちょうさ
も,
場合
ばあい
によっては,
固有
こゆう
名
めい
を
出
だ
せない
場合
ばあい
があると
思
おも
います。もちろん
出
だ
すべきでない
場合
ばあい
が
多々
たた
ありますが,そうでない
場合
ばあい
でも。(
私
わたし
は
固有
こゆう
名
めい
を
明
あき
らかにした
調査
ちょうさ
が
少
すく
ないことが,
施設
しせつ
・
病院
びょういん
がなかなか
変
か
わらないことに
関
かか
わっていると
思
おも
っています。)
不本意
ふほんい
な
部分
ぶぶん
は
残
のこ
りうるだろうことを
予
あらかじ
め
申
もう
し
上
あ
げておきます。
☆
直接
ちょくせつ
には
上記
じょうき
のMSW(
私
わたし
と
同
どう
世代
せだい
の
女性
じょせい
です)にまず
会
あ
ってもらい,まず
彼女
かのじょ
が
話
はな
せること,
感
かん
じていることの
一切
いっさい
をしゃべってもらい,それを
聞
き
くことから
始
はじ
める。(
私
わたし
もそれには
立
た
ち
会
あ
いたいと
思
おも
います。)そこからすべきことをだんだんと
見出
みいだ
していく。
☆ なお,
私
わたし
の
視点
してん
は
私
わたし
の
視点
してん
としてあります。その
一端
いったん
は,
98/01/15「
都合
つごう
のよい
死
し
・
屈辱
くつじょく
による
死
し
──「
安楽
あんらく
死
し
」について」 『
仏教
ぶっきょう
』42:85-93(
特集
とくしゅう
:
生老
しょうろ
病死
びょうし
の
哲学
てつがく
) 25
枚
まい
に
述
の
べました。また
次
つぎ
のようなこともしゃべっています。(
全文
ぜんぶん
はホームページの「
最初
さいしょ
の
頁
ぺーじ
」→「
立岩
たていわ
」のところにあります。)
「……
私
わたし
が
松本
まつもと
に
来
き
たのは3
年
ねん
くらい
前
まえ
なのですが、たまたま
働
はたら
いているところが
医療
いりょう
の
現場
げんば
に
近
ちか
いこともあってALSの
患者
かんじゃ
さんの
処遇
しょぐう
や
治療
ちりょう
について
看護
かんご
婦
ふ
さんなんかに
話
はなし
を
聞
き
くことがあります。あるいは
研究
けんきゅう
を
仕事
しごと
にする
人
ひと
から
話
はなし
を
聞
き
くこともあります。そこで
聞
き
いた
話
はなし
は、
皆
みな
さんならば
御存知
ごぞんじ
かもしれませんけれど、
病院
びょういん
によって、
担当
たんとう
する
医師
いし
によって、たとえば
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
付
つ
ける
付
つ
けないという
選択
せんたく
が
恣意
しい
的
てき
に
行
おこな
われているということでした。
自分
じぶん
で
決
き
めるということ
以前
いぜん
の
状況
じょうきょう
なのです。また
自分
じぶん
で
決
き
めることが
仮
かり
にかたちの
上
うえ
で
可能
かのう
になったとしても、
先
さき
ほどの
開会
かいかい
の
挨拶
あいさつ
の
中
なか
にありましたけれども、
結局
けっきょく
生
い
きていこうとするとその
負担
ふたん
が
御
ご
家族
かぞく
に
集中
しゅうちゅう
的
てき
にのしかかってしまうことがあって、それが
患者
かんじゃ
に
生
い
きるのを
止
と
めてしまった
方
ほう
がよいのかと
思
おも
わせてしまう
状況
じょうきょう
であるということです。
普通
ふつう
の
自分
じぶん
にとってよいこと、
自分
じぶん
が
生
い
きるために
自分
じぶん
が
生
い
きやすいために
必要
ひつよう
なことを
選
えら
ぶという
意味
いみ
での
自己
じこ
決定
けってい
が
可能
かのう
であるためには、
可能
かのう
であるための
状況
じょうきょう
・
条件
じょうけん
がなければならなのですが、それが
決定的
けっていてき
に
不足
ふそく
してきたのが
今
いま
までの
私
わたし
たちの
社会
しゃかい
であったのだと
思
おも
うのです。
しかし、
何
なに
も
変
か
わらなかったわけではないし、
何
なに
も
起
お
こらなかったわけではない。…」
(「
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
の
自己
じこ
決定
けってい
の
意味
いみ
・
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
制度
せいど
の
可能
かのう
性
せい
」(
講演
こうえん
),1998/05/30,
第
だい
3
回
かい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
山梨
やまなし
県
けん
支部
しぶ
総会
そうかい
,より)
ただ,
今回
こんかい
の
調査
ちょうさ
は,あくまで
実際
じっさい
に
言
い
われてしまうこと,
言
い
われないでしまわれること,
等々
とうとう
を
調
しら
べ,
実地
じっち
の
調査
ちょうさ
から
言
い
えることを
言
い
おうというものです。1
☆ ハードな
調査
ちょうさ
であるかもしれません。しかし,やる
意味
いみ
のある
調査
ちょうさ
だと
思
おも
います。そうそう
機会
きかい
の
巡
めぐ
ってこない
調査
ちょうさ
だとも
思
おも
います。ひどく
大
おお
げさなものいいですが,そこから
出発
しゅっぱつ
しそれを
巡
めぐ
って
一生
いっしょう
考
かんが
え
続
つづ
けるだけのものを
与
あた
えられる「
対象
たいしょう
」というものは,(
意外
いがい
にたくさんあるのですが,それでも)そんなにはない。(しかしそんなに
気負
きお
うこともない,とも
思
おも
う。
私
わたし
が
話
はなし
をしたり
聞
き
いたりしたことのある
数少
かずすく
ないALSの
人
ひと
を
思
おも
い
出
だ
して
言
い
うのですが。)
御
ご
検討
けんとう
のほど,よろしく,お
願
ねが
い
申
もう
し
上
あ
げます。
お
返事
へんじ
,お
問合
といあわ
せについて。このメイルにそのまま
返事
へんじ
すると,このMLに
着
つ
きますので(もちろんそれでよいならそれでよいのですが),この
点
てん
御
ご
注意
ちゅうい
下
くだ
さい。
立岩
たついわ
真
ま
也」
■[2002]
◇
甲
きのえ
谷
たに
ALS
発症
はっしょう
(
河本
かわもと
[2013:1257])
◇2002/04/01
立岩
たていわ
、
京都
きょうと
へ
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2002/08/01 「
生存
せいぞん
の
争
あらそ
い――
医療
いりょう
の
現代
げんだい
史
し
のために・4」,『
現代
げんだい
思想
しそう
』30-10(2002-08):247-261 ※
資料
しりょう
〜2003/10/01 「
生存
せいぞん
の
争
あらそ
い――
医療
いりょう
の
現代
げんだい
史
し
のために・14」,
『
現代
げんだい
思想
しそう
』
31-12(2003-10):26-42
※これが『ALS』のもとになる。
■[2003]
◇2003/04/01
先端
せんたん
総合
そうごう
学術
がくじゅつ
研究
けんきゅう
科
か
開設
かいせつ
◇2003/05/25
立岩
たていわ
、
川口
かわぐち
に
会
あ
う 於:
東京
とうきょう
■[2004]
◇
甲
きのえ
谷
たに
、ALSで
入院
にゅういん
(
河本
かわもと
[2013:1257])
◇2004
増田
ますだ
英明
ひであき
発症
はっしょう
◇
植竹
うえたけ
日
にち
奈・
伊藤
いとう
道哉
みちや
・
北村
きたむら
弥生
やよい
・
田中
たなか
恵美子
えみこ
・
玉井
たまい
真理子
まりこ
・
土屋
つちや
葉
よう
・
武藤
むとう
香織
かおり
20040305
『「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
をつけますか?」――ALS・
告知
こくち
・
選択
せんたく
』
,メディカ
出版
しゅっぱん
,182p. 1800+ ※
[bk1]
/
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
※1999
年
ねん
に
呼
よ
びかけた
調査
ちょうさ
の
成果
せいか
。ただ
立岩
たていわ
はこの
本
ほん
には
執筆
しっぴつ
していない。
◇2004/04
川口
かわぐち
、
立命館大学
りつめいかんだいがく
大学院
だいがくいん
先端
せんたん
総合
そうごう
学術
がくじゅつ
研究
けんきゅう
科
か
に
入院
にゅういん
◇2004/12/18 ヘルパー
養成
ようせい
講座
こうざ
『
進化
しんか
する
介護
かいご
』
主催
しゅさい
:(NPO)ALS/MNDサポートセンター さくら
会
かい
於:
東京
とうきょう
立岩
たていわ
「その
先
さき
を
生
い
きること」(
講演
こうえん
)
http://homepage2.nifty.com/ajikun/sinkasuru-kaigo/2004121218nakano.htm
◇2004/12/20
立岩
たていわ
(コメント)
黒岩
くろいわ
祐治
ゆうじ
のメディカルリポート さまよえる
医療
いりょう
難民
なんみん
ALS5:
介護
かいご
保険
ほけん
と
支援
しえん
費
ひ
医療
いりょう
福祉
ふくし
チャンネル774
http://www.iryoufukushi.com
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2004/11/15
『ALS――
不動
ふどう
の
身体
しんたい
と
息
いき
する
機械
きかい
』
医学書院
いがくしょいん
,449p. ISBN:4260333771 2940
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2004/12/25
「ALSの
本
ほん
・1」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・44),『
看護
かんご
教育
きょういく
』45-11:(
医学書院
いがくしょいん
)[
了
りょう
:20041103]
■[2005]
◇
由良
ゆら
部
ぶ
の
呼
よ
びかけで「
甲
きのえ
谷
たに
さんの
支援
しえん
と
学
まな
びの
会
かい
」
発足
ほっそく
、
志賀
しが
が
世話
せわ
役
やく
となる(
河本
かわもと
[2013:1257])
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/01/25
「ALSの
本
ほん
・2」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・45),『
看護
かんご
教育
きょういく
』46-01:(
医学書院
いがくしょいん
)
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/02/01
「「
自己
じこ
決定
けってい
」「
自然
しぜん
な
死
し
」を
問
と
う」(『ALS』の
紹介
しょうかい
・
見出
みだ
しは
編集
へんしゅう
部
ぶ
による・370
字
じ
)
,
『おそい・はやい・ひくい・たかい』
26:98
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/02/25
「ALSの
本
ほん
・3」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・46),『
看護
かんご
教育
きょういく
』46-02:(
医学書院
いがくしょいん
)
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/03/03
「ALSと
向
む
き
合
あ
って・
社会
しゃかい
は
人
ひと
が
生
い
きていくための
場
ば
・
中立
ちゅうりつ
でなく”
生
せい
の
支持
しじ
”こそ」
,『
聖教
せいきょう
新聞
しんぶん
』2005/03/03:9
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/04/26
「
患者
かんじゃ
の
自己
じこ
決定
けってい
権
けん
――「
生
い
きて
当然
とうぜん
」な
環境
かんきょう
を」
,『
朝日新聞
あさひしんぶん
』2005/04/26
朝刊
ちょうかん
:34(
大阪
おおさか
本社
ほんしゃ
版
ばん
) オピニオン
面
めん
視点
してん
・
関西
かんさい
スクエアから [
取材
しゅざい
:20050409]
※これを
葛城
かつらぎ
さんが
読
よ
んでくれた?
■[2006]
◇2006/01/17〜22
甲
きのえ
谷
たに
匡
ただし
賛
さん
作品
さくひん
展
てん
一
いち
畳
じょう
百
ひゃく
色
しょく
〜ALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)の
病床
びょうしょう
から〜
主催
しゅさい
:
甲
きのえ
谷
たに
匡
ただし
賛
さん
作品
さくひん
展
てん
実行
じっこう
委員
いいん
会
かい
代表
だいひょう
由良
ゆら
部
ぶ
正美
まさみ
◇2006/03/25
土
ど
尊厳
そんげん
死
し
集会
しゅうかい
◇2006/05/06
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
近畿
きんき
ブロック
総会
そうかい
◇2006/05
増田
ますだ
英明
ひであき
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
装着
そうちゃく
◇2006/11/23〜12/03 「ALS−D――ALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)の
病床
びょうしょう
におけるHIGHな
出来事
できごと
」,於:
横浜
よこはま
美術館
びじゅつかん
アートギャラリー(
河本
かわもと
[2013:1258])(
甲
きのえ
谷
たに
匡
ただし
賛
さん
作品
さくひん
展
てん
「A−LSD!」ALSの
病床
びょうしょう
におけるHIGHな
出来事
できごと
)
http://www.livingroom.ne.jp/n/kotani0611.htm
長見
おさみ
介助
かいじょ
者
しゃ
として
甲
きのえ
谷
たに
に
同行
どうこう
(
長見
おさみ
[i2019])
「
長見
おさみ
:とりあえず
最初
さいしょ
は
横浜
よこはま
のね、
単発
たんぱつ
で
一緒
いっしょ
に
行
い
って。
立岩
たていわ
:まず
初
はつ
仕事
しごと
というか
試
ため
しというか。
長見
おさみ
:そうですね。
立岩
たていわ
:
付
つ
いてったというか。
京都
きょうと
から
横浜
よこはま
往復
おうふく
というか。で、あそこの
横浜
よこはま
の
介助
かいじょ
って、
胃
い
ろうとかお
手伝
てつだ
い。それは
長見
おさみ
さん
自身
じしん
がやられたんですか?
長見
おさみ
:いや、
西川
にしかわ
〔
勝
かち
〕さん★とか、
志賀
しが
さんみんな
一緒
いっしょ
にチーム
組
く
んでやった。
立岩
たていわ
:で、ココペリからは?
長見
おさみ
:ココペリからは
私
わたし
一
いち
人
にん
だったと
思
おも
いますけどね。」
◇2006
杉
すぎ
江
こう
眞人
まさと
発症
はっしょう
◇2006/12/05
「
京都
きょうと
精神
せいしん
研
けん
、ALS
患者
かんじゃ
に
共通
きょうつう
の
異常
いじょう
たんぱく
質
しつ
発見
はっけん
」
日本経済新聞社
にほんけいざいしんぶんしゃ
■[2007]
◇2007/01
川口
かわぐち
、
甲
きのえ
谷
たに
の
病室
びょうしつ
を
訪
おとず
れ、さくらモデルを
紹介
しょうかい
(
河本
かわもと
[2013:1259])
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2007/01/25
「ALSの
本
ほん
・4」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・67)
『
看護
かんご
教育
きょういく
』48-01(2007-01):-(
医学書院
いがくしょいん
)
◇2007/02/10
難病
なんびょう
と
倫理
りんり
研究
けんきゅう
会
かい
第
だい
1
回
かい
京都
きょうと
セミナー,於:
立命館大学
りつめいかんだいがく
甲
きのえ
谷
たに
・
橋本
はしもと
みさお
参加
さんか
中島
なかじま
孝
たかし
講演
こうえん
(
岡本
おかもと
[2008]、
河本
かわもと
[2013:1259])
◇2007/02
杉
すぎ
江
こう
眞人
まさと
梁
やな
山
さん
会
かい
診療
しんりょう
所
しょ
のデイケア
利用
りよう
開始
かいし
〜
西田
にしだ
に
会
あ
う
◇
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
2007/02
「
医療
いりょう
と
報道
ほうどう
倫理
りんり
」
,『
新聞
しんぶん
研究
けんきゅう
』2007
年
ねん
2
月
がつ
号
ごう
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2007/02/25
「ALSの
本
ほん
・5」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・68)
『
看護
かんご
教育
きょういく
』48-02(2007-02):-(
医学書院
いがくしょいん
)[
了
りょう
:20061222]
◇2007/03
甲
きのえ
谷
たに
、
気管
きかん
切開
せっかい
(
河本
かわもと
[2013:1259])
◇2007/03/03
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
滋賀
しが
県
けん
支部
しぶ
発足
ほっそく
(35
番目
ばんめ
)
2007/03/03
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
滋賀
しが
県
けん
支部
しぶ
結成
けっせい
総会
そうかい
・
交流
こうりゅう
会
かい
http://als-siga.hp.infoseek.co.jp/soukai1.html
◇
京都新聞社
きょうとしんぶんしゃ
編
へん
20070321
『
折
お
れない
葦
あし
――
医療
いりょう
と
福祉
ふくし
のはざまで
生
い
きる』
,
京都
きょうと
新聞
しんぶん
出版
しゅっぱん
センター,245p. ISBN-10: 4763805843 ISBN-13: 978-4763805843 1890
[amazon]
/
[kinokuniya]
※ als-b a02
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2007/03/25
「ALSの
本
ほん
・6」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・69)
『
看護
かんご
教育
きょういく
』48-03(2007-03):-(
医学書院
いがくしょいん
)[
了
りょう
:20070205]
◇2007/08
甲
きのえ
谷
たに
、
独居
どっきょ
開始
かいし
(
河本
かわもと
[2013:1259])
◇2007/10
杉
すぎ
江
こう
眞人
まさと
北
きた
区
く
へ
転居
てんきょ
◇2007/10
甲
きのえ
谷
たに
:
審査
しんさ
請求
せいきゅう
◇2007/11/14
「
動
うご
けなくても
生
い
きる
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
近畿
きんき
ブロック
会長
かいちょう
・
和
わ
中勝
なかがち
三
さん
(わなか かつみ)さん(58)」
『
読売新聞
よみうりしんぶん
』2007/11/14
朝刊
ちょうかん
■[2008]
◇2008/01/07
甲
きのえ
谷
たに
:
京都
きょうと
市役所
しやくしょ
訪問
ほうもん
13:30〜15:30
「
場所
ばしょ
は、
京都
きょうと
御池
おいけ
創
はじめ
生
せい
館
かん
6
階
かい
の
会議
かいぎ
室
しつ
です。
創
そう
生
せい
館
かん
の
住所
じゅうしょ
は、
京都
きょうと
市
し
中京
ちゅうきょう
区
く
御池
みいけ
通
どおり
柳
やなぎ
馬場
ばば
東
ひがし
入
いれ
東八幡
ひがしはちまん
町
まち
579です。
地図
ちず
は、
下記
かき
でご
確認
かくにん
ください。
http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000013364.html
現時点
げんじてん
では
事前
じぜん
打
う
ち
合
あ
わせなどを
予定
よてい
していないので、
当日
とうじつ
13
時
じ
15
分
ふん
に
創
そう
生
せい
館
かん
の
玄関
げんかん
付近
ふきん
で
待
ま
ち
合
あ
わせにしましょう。」
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2008/01/31
「
学者
がくしゃ
は
後衛
こうえい
に
付
つ
く」
,『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』2008-1-30
夕刊
ゆうかん
:2
現代
げんだい
のことば
「なにか
新
あたら
しいことを
考
かんが
えついて、
新
あたら
しいものを
作
つく
っていくのはわるいことではない。
私
わたし
自身
じしん
も「
先端
せんたん
」なんとかいう
名前
なまえ
の
大学院
だいがくいん
に
勤
つと
めてはいる。ただ、
同時
どうじ
に、
現実
げんじつ
の
後
のち
に
付
つ
いて、
拾
ひろ
って
歩
ある
くことが
大切
たいせつ
だと
思
おも
う。
そんなことはわかっていると
言
い
う
人
ひと
もいるだろう。
歴史
れきし
学
がく
にしてもなににしてもそんなことをしているではないか。ただ
私
わたし
が
思
おも
うのは、そんなに
昔
むかし
のことでなく、わりあい
近
ちか
い
過去
かこ
あるいは
現在
げんざい
の
記述
きじゅつ
・
記録
きろく
だ。
例
たと
えば
一
ひと
つ
具体
ぐたい
的
てき
には、
福祉
ふくし
や
医療
いりょう
に
関
かか
わる
様々
さまざま
な
活動
かつどう
の
記録
きろく
をしていくことであり、その
制度
せいど
や
仕組
しく
みに
関
かか
わるこまごましたことをまとめて
知
し
らせることだ。
まず
後者
こうしゃ
。これは
制度
せいど
の
方
ほう
に
問題
もんだい
があるのだが、こまごまと
複雑
ふくざつ
で、ころころ
変
か
わる。そして
公務員
こうむいん
なら
制度
せいど
のことを
知
し
っているかというとそんなことはない。
忙
いそが
しい、また
異動
いどう
が
多
おお
いということもあって、
勉強
べんきょう
できない。すると、
実際
じっさい
には
使
つか
えるし、
他
た
の
地域
ちいき
では
使
つか
われている
制度
せいど
も、ある
地域
ちいき
、
例
たと
えば
京都
きょうと
市
し
では
使
つか
えないことになってしまい、
結果
けっか
、
人々
ひとびと
に
迷惑
めいわく
がかかる。こないだ、
ALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)
の
甲
きのえ
谷
たに
さんの
介護
かいご
保障
ほしょう
についての
京都
きょうと
市役所
しやくしょ
との
協議
きょうぎ
に
同席
どうせき
させてもらった
時
とき
にも、そのことを
感
かん
じた。
例
たと
えば、
介護
かいご
に
関
かか
わる
加算
かさん
など、もっと
使
つか
える
制度
せいど
である
生活
せいかつ
保護
ほご
がきちんと
使
つか
われていないのだ。
となると、
制度
せいど
を
使
つか
う
側
がわ
が
知識
ちしき
をもっていなければならないことになってしまう。めんどうなことだし、
個人
こじん
には
難
むずか
しいことでもあるが、
民間
みんかん
の
組織
そしき
がその
部分
ぶぶん
に
対応
たいおう
してきた。
結果
けっか
、
多
おお
くのことについて、いま
最
もっと
もよくものごとを
知
し
っているのは
役人
やくにん
でも
学者
がくしゃ
でもなく、
民間
みんかん
でたいがいは
儲
もう
からない
活動
かつどう
をしている
人
ひと
たちということになる。その
人
ひと
たちが
持
も
っている
知識
ちしき
やノウハウの
方
ほう
が、なにか
気
き
のきいたことを
言
い
おうとして
実際
じっさい
にはたいしたことを
言
い
えていない
研究
けんきゅう
者
しゃ
の
論文
ろんぶん
に
書
か
いてあることより、よほど
価値
かち
のあることが
多
おお
い。
ただ、その
人
ひと
たちは
忙
いそが
しい。
前
まえ
に
進
すす
む、あるいは
後退
こうたい
を
食
く
い
止
と
める、その
日々
ひび
の
仕事
しごと
で
手
て
いっぱいのことが
多
おお
い。これまでの
経緯
けいい
を
振
ふ
り
返
かえ
ったり、
全体
ぜんたい
をまとめたり、そんなことをしている
暇
ひま
がない。だから、
一
ひと
つにはその
人
ひと
たちがもっと
余裕
よゆう
をもてるようになるとよいのだが、その
他
た
に、
研究
けんきゅう
者
しゃ
や
研究
けんきゅう
者
しゃ
になろうとする
人
ひと
たちが
後
のち
にくっついて、
調
しら
べるものを
調
しら
べ、まとめるものをまとめる
仕事
しごと
をするというやり
方
かた
がある。また、その
人
ひと
たちといっしょに
仕事
しごと
をするというやり
方
かた
がある。
[…]」
◇2008/02/02
難病
なんびょう
と
倫理
りんり
研究
けんきゅう
会
かい
第
だい
2
回
かい
京都
きょうと
セミナー
於:キャンパスプラザ
京都
きょうと
立岩
たていわ
「ここ
数
すう
年
ねん
の
間
あいだ
にできるはずのこと」
◇2008/02
京都
きょうと
市
し
、
甲
かぶと
谷
だに
へのヘルパー
派遣
はけん
を
月
つき
861
時
じ
間
あいだ
に
変更
へんこう
◇2008
年
ねん
04
月
がつ
08
日
にち
(火)
か
付
づけ
『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』
朝刊
ちょうかん
より「ひとりで
生
い
きる みんなと
生
い
きる ALS
患者
かんじゃ
甲
きのえ
谷
たに
さんの
挑戦
ちょうせん
(6)
介助
かいじょ
者
しゃ
空白
くうはく
「
生存
せいぞん
できぬ」
審査
しんさ
請求
せいきゅう
で
改善
かいぜん
へ
道筋
みちすじ
」
文
ぶん
・
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
「ボランティアから
資格
しかく
を
取
と
って
有償
ゆうしょう
のヘルパーへ
移行
いこう
することで、
甲
きのえ
谷
たに
匡
ただし
賛
さん
さん(50)の
支援
しえん
者
しゃ
に
変化
へんか
もあった。
ヘルパーになった
舞踏
ぶとう
家
か
由良
ゆら
部
ぶ
正美
まさみ
さん(49)=
西京
にしぎょう
区
く
=は「
関係
かんけい
を
仲介
ちゅうかい
するお
金
かね
の
力
ちから
で、
楽
らく
になった
面
めん
がある。
無償
むしょう
の
支援
しえん
だと
要望
ようぼう
にどこまでも
応
こた
えなければならない
気
き
がして
難
むずか
しいが、
客観
きゃっかん
的
てき
に
見
み
られるようになった。でもお
金
かね
のためだけかと
言
い
うとそうではない」と
思
おも
いを
語
かた
る。
ヘルパーがひと
月
がつ
に
百
ひゃく
時
じ
間
あいだ
、
介護
かいご
にあたった
場合
ばあい
、
事務所
じむしょ
経費
けいひ
や
保険
ほけん
料
りょう
を
差
さ
し
引
ひ
いて、ヘルパー
報酬
ほうしゅう
の
時給
じきゅう
は
千
せん
二
に
百
ひゃく
円
えん
。
月収
げっしゅう
は
単純
たんじゅん
計算
けいさん
で
十
じゅう
二
に
万
まん
円
えん
に
過
す
ぎない。それだけで
生計
せいけい
を
立
た
てるのは
厳
きび
しい
額
がく
だ。
国
くに
は
重度
じゅうど
障害
しょうがい
者
しゃ
への
訪問
ほうもん
介護
かいご
報酬
ほうしゅう
を、
高齢
こうれい
者
しゃ
への
身体
しんたい
介護
かいご
(
一時
いちじ
間
あいだ
約
やく
四
よん
千
せん
円
えん
)の
半分
はんぶん
以下
いか
に
設定
せってい
している。ヘルパー
労働
ろうどう
の
長時間
ちょうじかん
、
低
てい
賃金
ちんぎん
労働
ろうどう
が
介護
かいご
職
しょく
離
ばな
れを
生
う
んでいると
指摘
してき
され、
国政
こくせい
でも
議論
ぎろん
されている。
社会
しゃかい
学
がく
の
研究
けんきゅう
者
しゃ
らが
企画
きかく
した
筋
すじ
委縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
(ALS)
患者
かんじゃ
の
二
に
十
じゅう
四
よん
時
じ
間
あいだ
連続
れんぞく
で、
一
いち
分
ふん
刻
きざ
みの
介護
かいご
ニーズ
調査
ちょうさ
の
被験者
ひけんしゃ
となることを、
甲
きのえ
谷
たに
さんは
引
ひ
き
受
う
けた。
調査
ちょうさ
の
結果
けっか
、
透明
とうめい
文字
もじ
盤
ばん
でやりとりしながら、
夜
よる
一
いち
時
じ
間
あいだ
おきに
数
すう
センチ
単位
たんい
で
姿勢
しせい
を
直
なお
し、
寝返
ねがえ
りの
介助
かいじょ
やたんの
吸引
きゅういん
に
備
そな
えて
見守
みまも
るALS
介護
かいご
の
負担
ふたん
の
重
おも
さが
浮
う
き
彫
ぼ
りになった。
甲
きのえ
谷
たに
さんは2007
年
ねん
10
月
がつ
、
京都
きょうと
市
し
が
決定
けってい
した
月
つき
六
ろく
百
ひゃく
五
ご
十
じゅう
一
いち
時間
じかん
(
一
いち
日
にち
あたり
十
じゅう
九
きゅう
時
じ
間
あいだ
)の
訪問
ほうもん
ヘルパーでは「
介助
かいじょ
者
しゃ
がいない
空白
くうはく
の
時間
じかん
帯
たい
があり、ひとり
暮
く
らしの
患者
かんじゃ
が
生存
せいぞん
できない」として、
弁護士
べんごし
の
支援
しえん
を
受
う
けて
京都
きょうと
府
ふ
へ
審査
しんさ
請求
せいきゅう
を
申
もう
し
立
た
てた。
2008
年
ねん
1
月
がつ
には
京都
きょうと
市役所
しやくしょ
で
福祉
ふくし
担当
たんとう
者
しゃ
と
交渉
こうしょう
し、ふたり
介護
かいご
の
必要
ひつよう
や「
見守
みまも
り」の
大切
たいせつ
さを
訴
うった
えた。それはヘルパーの
生活
せいかつ
にも
直結
ちょっけつ
する。
文字
もじ
盤
ばん
を
使
つか
ったコミュニケーションでは
多
おお
くの
言葉
ことば
を
重
かさ
ねることはできなかったが、
手足
てあし
の
痙攣
けいれん
(けいれん)、たん
吸引
きゅういん
を
受
う
けながら、
市
し
の
職員
しょくいん
に
向
む
き
合
あ
った。
交渉
こうしょう
を
前
まえ
に、
支援
しえん
者
しゃ
と
相談
そうだん
をしている
時
とき
。「
権利
けんり
への
戦
たたか
い」とか「
不当
ふとう
」とかいった
言葉
ことば
を
使
つか
って
話
はな
す
支援
しえん
者
しゃ
に、
甲
きのえ
谷
たに
さんは
透明
とうめい
文字
もじ
盤
ばん
から
瞳
ひとみ
で
告
つ
げた。
「いかりではありません」
甲
きのえ
谷
たに
さんの
思
おも
いは
通
つう
じた。
今年
ことし
二
に
月
がつ
、
市
し
は
甲
きのえ
谷
たに
さんへのヘルパー
派遣
はけん
を「
月
つき
八
はち
百
ひゃく
六
ろく
十
じゅう
一
いち
時
じ
間
あいだ
」に
変更
へんこう
した。ヘルパーが
二
に
十
じゅう
四
よん
時
じ
間
あいだ
態勢
たいせい
でつき、さらに
一
いち
日
にち
あたり
三
さん
時
じ
間
あいだ
はふたりが
介護
かいご
にあたる。
ふたり
介護
かいご
を
含
ふく
む
一
いち
日
にち
二
に
十
じゅう
四
よん
時間
じかん
以上
いじょう
の
公的
こうてき
介護
かいご
保障
ほしょう
は
全国
ぜんこく
でもわずか。
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
によると、
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
へのヘルパー
支給
しきゅう
時間
じかん
数
すう
としては
日本一
にっぽんいち
だという。
甲
きのえ
谷
たに
さんの
願
ねが
う「あとにつづくみち」がひとつできた。」
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2017/03/14
「
病院
びょういん
から/
病院
びょういん
へ――「
身体
しんたい
の
現代
げんだい
」
計画
けいかく
補足
ほそく
・328」
「
京都
きょうと
に
来
き
て
数
すう
年
ねん
たって
何人
なんにん
かの
人
ひと
の「
在宅
ざいたく
移行
いこう
」に
関
かか
わることになった。
一人
ひとり
めが
甲
きのえ
谷
たに
さん
http://www.arsvi.com/w/km22.htm
だった。「
重度
じゅうど
訪問
ほうもん
」
http://www.arsvi.com/d/a02j.htm
の
制度
せいど
を
使
つか
えるようにということで、
京都
きょうと
市役所
しやくしょ
に
甲
きのえ
谷
たに
さんは
出
で
かけ、
私
わたし
たちはそれに
付
つ
いて
行
い
ったりもしたのだ。その
後
ご
、
同
おな
じALSの
杉江
すぎえ
さん。
杉江
すぎえ
さんは『
生存
せいぞん
学
がく
』
創刊
そうかん
号
ごう
http://www.arsvi.com/m/sz001.htm
に
載
の
っている4
本
ほん
の
論文
ろんぶん
に
出
で
てくる。それを
読
よ
んでもなかなかたいへんだったことはわかるかと
思
おも
うが、
実際
じっさい
にはもっと(ずっと)
大変
たいへん
だった。その
杉江
すぎえ
さんは
何
なん
年
ねん
か
前
まえ
に
癌
がん
で
亡
な
くなられた。その
大変
たいへん
だった
時
とき
のことは『
生存
せいぞん
学
がく
』でも
書
か
いている
西田
にしだ
さんが
博士
はかせ
論文
ろんぶん
に
書
か
いてくれるはずだ。ただ「
重度
じゅうど
訪問
ほうもん
(
重
じゅう
訪
おとずれ
)」
制度
せいど
自体
じたい
は、
本来
ほんらい
は、
大変
たいへん
ではない。ただ
全国
ぜんこく
一律
いちりつ
にうまくこの
制度
せいど
が
使
つか
えているわけではない。そこでがんばらねばならないこともでてくる。ただ、それは
京都
きょうと
の
時
とき
もそうだった。
上記
じょうき
のような
交渉
こうしょう
をして、それでようやく24
時
じ
間
あいだ
一
いち
人
にん
住
ず
まいの
生活
せいかつ
が
可能
かのう
になった。ただ
一度
いちど
それを
成功
せいこう
させると、その
次
つぎ
はより
楽
らく
になる。
杉江
すぎえ
さんはたいへんだったが、
杉江
すぎえ
さんに
関
かか
わる
制度
せいど
的
てき
保障
ほしょう
を
得
え
るのはより
簡単
かんたん
だった。
今度
こんど
の
金沢
かなざわ
での
試
こころ
みがうまくいくということは、そのような
道筋
みちすじ
を
作
つく
るということでもある。」
◇
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
2008/03/01 「ALS‐D――
勝手
かって
に
甲
きのえ
開
ひらく
日記
にっき
」,『
現代
げんだい
思想
しそう
』36-3(2008-3)(
特集
とくしゅう
:
患者
かんじゃ
学
がく
〜
生存
せいぞん
の
技法
ぎほう
)
※
甲
きのえ
谷
たに
さんのこと
■[2009]
◇2009/01/07
「
命
いのち
ときめく
日
ひ
に」
,『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』2009-01-07
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syakai/inochi/20090107.html
※
杉江
すぎえ
が
紹介
しょうかい
される
◇2009/02/21
土
ど
「
東
ひがし
アジアALS
患者
かんじゃ
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
研究
けんきゅう
シンポジウム」
於:
立命館大学
りつめいかんだいがく
衣笠
きぬがさ
キャンパス
http://www.arsvi.com/a/20090221.htm
◇2009/02/25
『
生存
せいぞん
学
がく
』
創刊
そうかん
号
ごう
,
生活
せいかつ
書院
しょいん
,414p. ISBN-10: 4903690350 ISBN-13: 978-4903690353 2310
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[kinokuniya]
※
◇
西田
にしだ
美紀
みき
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(1)――
二
に
〇〇
八
はち
年
ねん
三
さん
月
がつ
〜
六
ろく
月
がつ
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:165-183
◇
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(2)――
二
に
〇〇
八
はち
年
ねん
六
ろく
月
がつ
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:184-200
◇
山本
やまもと
晋
すすむ
輔
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(3)――
二
に
〇〇
八
はち
年
ねん
七
なな
月
がつ
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:201-217
◇
堀田
ほった
義太郎
よしたろう
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(4)――
課題
かだい
・
要因
よういん
・
解決
かいけつ
方策
ほうさく
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:218-235
◇
小長谷
こながや
百
ひゃく
絵
え
・
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
編
へん
2009/08/10
『
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
ポケットマニュアル 』
医歯薬出版
いしやくしゅっぱん
, ISBN-10:4263235290 ISBN-13:978-4263235294
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◇
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
2009/12/15
『
逝
い
かない
身体
しんたい
――ALS
的
てき
日常
にちじょう
を
生
い
きる』
,
医学書院
いがくしょいん
,270p. ISBN-10: 4260010034 ISBN-13: 978-4260010030 \2100
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n02. als.
■[2010]
◇
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
2010/02/01「
医療
いりょう
的
てき
ケアに
踊
おど
る ALS‐D」,『
現代
げんだい
思想
しそう
』2010
年
ねん
3
月
がつ
号
ごう
(
特集
とくしゅう
=
医療
いりょう
現場
げんば
への
問
と
い)
※
甲
きのえ
谷
たに
さんのこと
◇
西田
にしだ
美紀
みき
2010/03/31, 「
重度
じゅうど
進行
しんこう
疾患
しっかん
の
独居
どっきょ
者
しゃ
が
直面
ちょくめん
するケアの
行
い
き
違
ちが
い/
食
く
い
違
ちが
いの
考察
こうさつ
−ALS
療養
りょうよう
者
しゃ
の
一
いち
事例
じれい
を
通
とお
して−」,『Core Ethics』,VOL6, p311-321.
◇2010/04/13 ALSと
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
についてのコメント
読売
よみうり
テレビ
◇
杉江
すぎえ
眞人
しんじん
2010/06/20 「
進行
しんこう
性
せい
難病
なんびょう
単身
たんしん
者
しゃ
から
医療
いりょう
的
てき
ケアに
関
かか
わる
人
ひと
たちへ」
日本
にっぽん
自立
じりつ
生活
せいかつ
センター(JCIL)
重度
じゅうど
訪問
ほうもん
養成
ようせい
講座
こうざ
・
医療
いりょう
的
てき
ケア
講義
こうぎ
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2010/08/24 「
著者
ちょしゃ
からの
応答
おうとう
――『ALS』を
読
よ
んでくれた
皆
みな
さんに」(
講義
こうぎ
)
立正大学
りっしょうだいがく
文学部
ぶんがくぶ
哲学
てつがく
科
か
夏期
かき
合宿
がっしゅく
,於:
立命館大学
りつめいかんだいがく
◇2010/09
和歌山
わかやま
で
提訴
ていそ
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2010/12/16 「
神経
しんけい
難病
なんびょう
者
しゃ
の
現況
げんきょう
」,NHK
和歌山
わかやま
支局
しきょく
によるインタビュー
於:
立命館大学
りつめいかんだいがく
・
創
そう
思
おもえ
館
かん
416
■[2011]
◇
西田
にしだ
美紀
みき
2011/03/31,「
医療
いりょう
的
てき
ケアが
必要
ひつよう
な
難病
なんびょう
単身
たんしん
者
しゃ
の
在宅
ざいたく
生活
せいかつ
構築
こうちく
――
介護
かいご
職
しょく
への
医療
いりょう
的
てき
ケア
容認
ようにん
施策
しさく
に
向
む
けた
視点
してん
」,『Core Ethics』, VOL7, p223-234.
◇2011/09/08
和歌山
わかやま
で
提訴
ていそ
した
人
ひと
死去
しきょ
◇2011/09/18
和歌山
わかやま
地裁
ちさい
仮
かり
の
義務付
ぎむづ
け
■[2012]
◇
西田
にしだ
美紀
みき
2012/03/31,「
医療
いりょう
機器
きき
を
必要
ひつよう
とする
重度
じゅうど
障害
しょうがい
者
しゃ
の
実態
じったい
調査
ちょうさ
――
地域
ちいき
のローカルなつながりに
向
む
けて」, 『
立命館大学
りつめいかんだいがく
生存
せいぞん
学
がく
研究
けんきゅう
』,
生活
せいかつ
書院
しょいん
, p113-139.
◇2012/04/25 ALS
介護
かいご
拡大
かくだい
義務
ぎむ
づける
和歌山
わかやま
地裁
ちさい
判決
はんけつ
コメント
NHKニュース(
近畿
きんき
)
◇2012/07/03
司会
しかい
シンポジウム:
高齢
こうれい
者
しゃ
やALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)
患者
かんじゃ
が
安心
あんしん
して
日常
にちじょう
生活
せいかつ
を
送
おく
るために
主催
しゅさい
:
東京
とうきょう
弁護士
べんごし
会
かい
http://www.toben.or.jp/know/iinkai/koureisyougai/news/20120528.html
◇2012/07/03
「
資料
しりょう
:
良
よ
い
死
し
?/
唯
ただ
の
生
なま
!」
シンポジウム:
高齢
こうれい
者
しゃ
やALS(
筋
すじ
萎縮
いしゅく
性
せい
側
がわ
索
さく
硬化
こうか
症
しょう
)
患者
かんじゃ
が
安心
あんしん
して
日常
にちじょう
生活
せいかつ
を
送
おく
るために
主催
しゅさい
:
東京
とうきょう
弁護士
べんごし
会
かい
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
・
佐藤
さとう
謙
けん
20120331
「あいさつ」
,『
医療
いりょう
機器
きき
と
一緒
いっしょ
に
街
まち
で
暮
く
らすために シンポジウム
報告
ほうこく
書
しょ
震災
しんさい
と
停電
ていでん
をどう
生
い
き
延
の
びたか〜
福島
ふくしま
の
在宅
ざいたく
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
・
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
ユーザーらを
招
まね
いて〜
』(
立命館大学
りつめいかんだいがく
生存
せいぞん
学
がく
研究
けんきゅう
センター
報告
ほうこく
書
しょ
18), pp.20-21
■[2013]
◇
西田
にしだ
美紀
みき
2013/03/31,「
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
身体
しんたい
介護
かいご
の
困難
こんなん
性
せい
――ホームヘルパーの
介護
かいご
経験
けいけん
から」, 『Core Ethics』9:199-210.
[PDF]
◇2013/04/01
増田
ますだ
英明
ひであき
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
・
近畿
きんき
ブロック
会長
かいちょう
就任
しゅうにん
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
20131010 「<
講演
こうえん
>
自薦
じせん
ヘルパーと
共
とも
に
自立
じりつ
への
一
いち
歩
ほ
」,『
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
近畿
きんき
ブロック
会報
かいほう
』74
号
ごう
http://www011.upp.so-net.ne.jp/alsosaka/Kaihou_00/k_74/5_Jyouhou/k74Kouen2Masuda.html
◇
河本
かわもと
のぞみ 20131015 「
路地
ろじ
裏
うら
で
試
こころ
みられていること――
甲
きのえ
谷
たに
匡
ただし
賛
さん
さんの
周辺
しゅうへん
」(
当事
とうじ
者
しゃ
に
聞
き
く
自立
じりつ
生活
せいかつ
という
暮
く
らしのかたち・4),『
作業
さぎょう
療法
りょうほう
ジャーナル』47-11(2013-10):1254-1262
■[2014]
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2014/01/24
「ALSになって
生
い
きていく――ごく
簡単
かんたん
にすこし」
,
『
生
なま
の
技法
ぎほう
――
難病
なんびょう
プロフェショナル・バージョン』
◇
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
20141222
『
末期
まっき
を
超
こ
えて――ALSとすべての
難病
なんびょう
にかかわる
人
ひと
たちへ』
,
青土
おうづち
社
しゃ
,250p. ISBN-10: 4791768388 ISBN-13: 978-4791768387 2000+
[amazon]
/
[kinokuniya]
※ als. n02.
■[2015]
◇2015/04/01
増田
ますだ
英明
ひであき
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
副
ふく
会長
かいちょう
就任
しゅうにん
■[2016]
◇
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
・
小長谷
こながや
百
ひゃく
絵
え
編
へん
20160625
『
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
ケア
実践
じっせん
ガイド――ALS
生活
せいかつ
支援
しえん
のための
技術
ぎじゅつ
・
制度
せいど
・
倫理
りんり
』
,
医歯薬出版
いしやくしゅっぱん
,168p. pp.151-161 ISBN-10: 4263236777 ISBN-13: 978-4263236772
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◇
立岩
たていわ
真
しん
也 2016/06/25
「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
決定
けってい
?」
,
川口
かわぐち
・
小長谷
こながたに
編
へん
[2016]
■[2017]
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
201710
「
在宅
ざいたく
生活
せいかつ
・
自立
じりつ
への
一
いち
歩
ほ
」
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
20171024
「あいさつ」
,
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017 於:
韓国
かんこく
・
順
じゅん
天
てん
郷
きょう
大学
だいがく
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
20171123
発言
はつげん
国際
こくさい
ワークショップ ”Challenges of Illness Narratives”,於:
立命館大学
りつめいかんだいがく
http://www.r-gscefs.jp/?p=8177
「トータルロックインといっても
未知
みち
の
世界
せかい
でもあり、
正直
しょうじき
今
いま
は
実感
じっかん
として
何
なに
もわかりません。
また
私
わたし
には
考
かんが
えるひまもありません。
でもコミュニケーションをとれるよう
色々
いろいろ
な
研究
けんきゅう
に
対
たい
しては
期待
きたい
をしています。ハルのスイッチなどは
私
わたし
も
使
つか
いたいと
思
おも
います。
それと
同時
どうじ
に、そのときの
準備
じゅんび
として、
早
はや
い
段階
だんかい
から
介護
かいご
体制
たいせい
を
構築
こうちく
する
必要
ひつよう
が
有
あ
ると
思
おも
います。
わたしは
今
こん
パーソナルアシスタントを、
私
わたし
の
専属
せんぞく
のヘルパーさんのことですが、
育
そだ
てながら
生活
せいかつ
をしています。
家族
かぞく
だけに
頼
たよ
らず
幅広
はばひろ
く
支援
しえん
をしてもらうこと、
自分
じぶん
にあったケアをしてもらっていくことが
大切
たいせつ
です。
そうすれば
意思
いし
表示
ひょうじ
が
困難
こんなん
になっていってもコミュニケーションはできると
思
おも
っています。」
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
2017/12/01 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
した
私
わたし
の
挑戦
ちょうせん
――
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017に
参加
さんか
して」,『
研究
けんきゅう
の
現場
げんば
』,
立命館大学
りつめいかんだいがく
生存
せいぞん
学
がく
研究
けんきゅう
センター
http://www.ritsumei-arsvi.org/news/read/id/782
/
http://www.ritsumei-arsvi.org/en/news/read/id/330
[English]
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
2017/12/06
国際
こくさい
ALS
学会
がっかい
参加
さんか
アメリカ・ボストン(マスダ・ボストン・チャレンジ)
■[2018]
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
20180220
「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
利用
りよう
者
しゃ
の
航空機
こうくうき
利用
りよう
についての
提言
ていげん
」
,
立憲
りっけん
民主党
みんしゅとう
バリアフリーヒアリング
◇
坂野
さかの
久美
くみ
2018 「
筋
きん
ジストロフィー
患者
かんじゃ
が
大学
だいがく
に
行
い
くということ――
立命館大学
りつめいかんだいがく
の
事例
じれい
をめぐって」,『Core Ethics』14:223-235
※
[146+]
◇
増田
ますだ
智子
さとこ
i2018
インタビュー
2018/12/25 き
手
きて
:ユジンギョン 於:
京都
きょうと
市
し
・
増田
ますだ
氏
し
宅
たく
■[2019]
◇
増田
ますだ
智子
さとこ
i2019
インタビュー
2019/01/09 き
手
きて
:ユジンギョン 於:
京都
きょうと
市
し
・
増田
ますだ
氏
し
宅
たく
◇2019/03/22
全国
ぜんこく
ALS
支援
しえん
者
しゃ
養成
ようせい
研修
けんしゅう
,於:
立命館大学
りつめいかんだいがく
朱雀
すざく
キャンパス
「これからのために」
■[2020] ◇
ALS・2020〜
■[2021] ◇
ALS・2020〜
◇
辻
つじ
真一
しんいち
さん
京都
きょうと
市内
しない
で
暮
く
らし
始
はじ
める
■[2022] ◇
ALS・2020〜
◇
伊佐
いさ
和
かず
朋
とも
さん
京都
きょうと
市内
しない
で
暮
く
らし
始
はじ
める
>TOP
■■■
飛行機
ひこうき
・
増田
ますだ
※ユが
論文
ろんぶん
化
か
。
雑誌
ざっし
に
掲載
けいさい
した
後
のち
、ALS
京都
きょうと
本
ほん
・2あたりにユ
論文
ろんぶん
を
収録
しゅうろく
、か。
※とりあえずここに
置
お
きますが、
近
ちか
く
移動
いどう
させます。
■■
増田
ますだ
・2017
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
20171024 「あいさつ」,
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017 於:
韓国
かんこく
・
順
じゅん
天
てん
郷
きょう
大学
だいがく
http://www.arsvi.com/2010/20171024mh.htm
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
20171123
発言
はつげん
国際
こくさい
ワークショップ ”Challenges of Illness Narratives”,於:
立命館大学
りつめいかんだいがく
<a href="
http://www.r-gscefs.jp/?p=8177">http://www.r-gscefs.jp/?p=8177</a>
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
2017/12/01 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
した
私
わたし
の
挑戦
ちょうせん
――
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017に
参加
さんか
して」,『
研究
けんきゅう
の
現場
げんば
』,
立命館大学
りつめいかんだいがく
生存
せいぞん
学
がく
研究
けんきゅう
センター
http://www.ritsumei-arsvi.org/news/read/id/782
/
http://www.ritsumei-arsvi.org/en/news/read/id/330
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
2017/12/06
国際
こくさい
ALS
学会
がっかい
参加
さんか
アメリカ・ボストン(マスダ・ボストン・チャレンジ)
◇
増田
ますだ
英明
ひであき
20180220 <a href="../2010/20180220mh.htm">「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
利用
りよう
者
しゃ
の
航空機
こうくうき
利用
りよう
についての
提言
ていげん
」</a>,
立憲
りっけん
民主党
みんしゅとう
バリアフリーヒアリング
http://www.arsvi.com/2010/20171208rd.htm
◇20200223
http://www.arsvi.com/2020/20200223.pdf
http://www.arsvi.com/ts/20200097.htm
★33
増田
ますだ
英明
ひであき
(1943〜) ユジンギョンが
増田
ますだ
智子
さとこ
に2
度
ど
インタビューしている(
増田
ますだ
智子
さとこ
[i2018]・[i2019])。
生存
せいぞん
学
がく
研究所
けんきゅうじょ
の
客員
きゃくいん
研究
けんきゅう
員
いん
でもあり、2017
年
ねん
、ソウルで
開催
かいさい
された「
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017」に
参加
さんか
した。
飛行機
ひこうき
の
往復
おうふく
はなかなかにたいへんだった。その
報告
ほうこく
として「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
した
私
わたし
の
挑戦
ちょうせん
――
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017に
参加
さんか
して」(
増田
ますだ
[2018]、[HTML])。
■■ALS
関係
かんけい
■
鎌田
かまた
・1997
http://www.arsvi.com/w/kt20.htm
◆
呼吸
こきゅう
器
き
装着
そうちゃく
しての
航空機
こうくうき
利用
りよう
http://www.isn.ne.jp/~kamata/
より
*
直接
ちょくせつ
鎌田
かまた
さんのホームページをご
覧
らん
ください。
1997
年
ねん
2
月
がつ
上旬
じょうじゅん
岡山
おかやま
へ
行
い
くことが
決定
けってい
し
新幹線
しんかんせん
を
乗
の
り
継
つ
いでいくか
飛行機
ひこうき
にるか
家族
かぞく
と
検討
けんとう
し
移動
いどう
時間
じかん
の
少
すく
ない
飛行機
ひこうき
に
決定
けってい
しました。(
自宅
じたく
より
待
ま
ち
時間
じかん
を
含
ふく
めホテル
到着
とうちゃく
まで8
時
じ
間近
まぢか
くかかりました。)
10
月
がつ
に
気管
きかん
切開
せっかい
の
手術
しゅじゅつ
を
行
おこな
い
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
付
つ
けての
外出
がいしゅつ
、
外泊
がいはく
は
退院
たいいん
以来
いらい
今回
こんかい
初
はじ
めてのことで
不安
ふあん
ありました。
航空
こうくう
会社
かいしゃ
日本
にほん
エアシステム(
仙台
せんだい
岡山
おかやま
間
あいだ
は1
社
しゃ
だけ)へ
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
の
旨
むね
を
伝
つた
え
搭乗
とうじょう
に
関
かん
してのことを
問
と
い
合
あ
わせたところ
下記
かき
の
書類
しょるい
提出
ていしゅつ
が
必要
ひつよう
と
連絡
れんらく
有
あ
りました。
■
橋本
はしもと
操
みさお
・2000
◆2000/09/20 「ALS
国際
こくさい
会議
かいぎ
参加
さんか
を
目指
めざ
して」(↓)
『JALSA』051
号
ごう
:29
「…
飛行機
ひこうき
嫌
ぎら
いの
私
わたし
を、
厳寒
げんかん
のデンマークへと
引
ひ
き
寄
よ
せたのは、
一
いち
九
きゅう
九
きゅう
九
きゅう
年
ねん
冬
ふゆ
の
日
ひ
の
新聞
しんぶん
記事
きじ
でした。そこにはALS
患者
かんじゃ
が、
北欧
ほくおう
を
訪
たず
ねた
体験
たいけん
談
だん
を
寄
よ
せていたのです。
たしかに
福祉
ふくし
先進
せんしん
国
こく
かも
知
し
れないし、
夏
なつ
の
北欧
ほくおう
の
美
うつく
しさは
想像
そうぞう
に
難
かた
くありません。でもそこに、
引用
いんよう
されていた
医師
いし
の
談話
だんわ
の「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
は、
神
かみ
の
意志
いし
に
逆
さか
らう
行為
こうい
なので、
呼吸
こきゅう
器
き
は
付
つ
けない」には、
不快
ふかい
感
かん
を
禁
きん
じ
得
え
ませんでした。
私
わたし
達
たち
の
在宅
ざいたく
介護
かいご
支援
しえん
は、
誰彼
だれかれ
なしに、
呼吸
こきゅう
器
き
を
付
つ
けて
欲
ほ
しいというつもりなど、
毛頭
もうとう
ないのです。「
生
い
きたい
人
ひと
が
生
い
き、
死
し
にたい
人
じん
が
死
し
ねる」といった
環境
かんきょう
が
欲
ほ
しいのです。
…
およそ
国情
こくじょう
の
違
ちが
いは、
不公平
ふこうへい
の
一言
ひとこと
で
済
す
まされない、
大
おお
きな
悲
かな
しみを
発生
はっせい
させるのです。
日本
にっぽん
には「
告知
こくち
」の
壁
かべ
がありますが、
欧米
おうべい
にはそれはありません。
日本
にっぽん
には
呼吸
こきゅう
器
き
の
選択肢
せんたくし
はあるのですが、
多
おお
くの
患者
かんじゃ
に
呼吸
こきゅう
器
き
の
選択肢
せんたくし
は
与
あた
えられないのです。
ALS
患者
かんじゃ
の
介護
かいご
を
考
かんが
える
時
とき
、
現実
げんじつ
に
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
して
社会
しゃかい
で
暮
く
らす
人々
ひとびと
がいて、その
生活
せいかつ
を
支
ささ
える
家族
かぞく
がいる
以上
いじょう
「
呼吸
こきゅう
器
き
をつけて
生命
せいめい
を
永
なが
らえることは、
神
かみ
の
御
ご
心
しん
に
反
はん
する」の
一文
いちぶん
は
承服
しょうふく
できないのです。もしも、
皆様
みなさま
が、
学齢
がくれい
期
き
の
子
こ
を
持
も
つ、
終末
しゅうまつ
期
き
のALS
患者
かんじゃ
であったならば、
親
おや
の
介護
かいご
を
手伝
てつだ
う
子
こ
等
とう
に「あなたの
親
おや
が
生
い
きることは
神
かみ
が
許
ゆる
さない」と
言
い
えるでしょうか。」
◇
立岩
たていわ
『ALS』
【493】 《
東
ひがし
の
果
は
てに
生
う
まれた
私
わたし
には、デンマークが、
暗
くら
く
淋
さび
しい
国
くに
に
感
かん
じましたし、
漁師
りょうし
の
娘
むすめ
としては、
気風
きふう
の
良
よ
さもメリハリも
感
かん
じません。/
日本
にっぽん
は
良
よ
い
国
くに
です。まぶしい
太陽
たいよう
が、ただですし、
取
と
りあえず
人
ひと
は
平等
びょうどう
です。/
今回
こんかい
の
発表
はっぴょう
の
後
のち
で、ベルギーの
患者
かんじゃ
は、「
自分
じぶん
の
将来
しょうらい
に
希望
きぼう
が
生
う
まれた」と
泣
な
いていましたし、イギリスの
医師
いし
は、
今
いま
まで
呼吸
こきゅう
器
き
はお
金
かね
の
無駄
むだ
だと
主張
しゅちょう
していましたが、
今後
こんご
は「
呼吸
こきゅう
器
き
を
勧
すす
めます。」と
言
い
いました。》(
橋本
はしもと
[2000c])
【494】 《
橋本
はしもと
・
熊谷
くまがい
の
発表
はっぴょう
の
後
のち
、
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
着
つ
けていないベルギーの
患者
かんじゃ
が「
呼吸
こきゅう
器
き
」を
着
つ
けて
生
い
きることの
意味
いみ
を
見
み
つけることが
出来
でき
た!」と
感想
かんそう
を
言
い
って
頂
いただ
いた。その
日
ひ
までのいろいろな
苦労
くろう
を
忘
わす
れさせる
嬉
うれ
しい
感想
かんそう
でした。その
後
ご
の
会食
かいしょく
の
時
とき
に
聞
き
いたところによると、
医師
いし
から「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
着
つ
けて
生
い
きてどうなるの?」と
言
い
われているとの
事
こと
でした。》(
熊谷
くまがい
・
熊谷
くまがい
[2001:9])
【495】 《
国際
こくさい
会議
かいぎ
の
二日
ふつか
目
め
に
橋本
はしもと
さんと
熊谷
くまがい
さんの
発表
はっぴょう
がありました。
会議
かいぎ
の
初日
しょにち
より、
呼吸
こきゅう
器
き
をつけた
患者
かんじゃ
さんの
初
はつ
参加
さんか
という
事
こと
で
注目
ちゅうもく
を
集
あつ
めていたため、お
二
に
人
にん
の
発表
はっぴょう
にも
大変
たいへん
な
注目
ちゅうもく
がありました。…
会議
かいぎ
に
出席
しゅっせき
されていた
他
ほか
の
国
くに
の
患者
かんじゃ
さんにはとても
衝撃
しょうげき
的
てき
だったようで、
中
なか
でも
台湾
たいわん
の
女性
じょせい
の
患者
かんじゃ
さんが、「
自分
じぶん
には
子供
こども
がいるのですが、これから
病気
びょうき
と
闘
たたか
って
生
い
きていく
事
こと
に
大変
たいへん
勇気
ゆうき
が
持
も
てました。
自分
じぶん
が
呼吸
こきゅう
器
き
をつけることになっても
頑張
がんば
っていきたいです」と、
涙
なみだ
ながらにおっしゃっていたのがとても
印象
いんしょう
的
てき
で、
意味
いみ
のある
参加
さんか
だったと
実感
じっかん
させていただきました。》(
丹
たん
保
たもつ
[2001:33])★04
■
山口
やまぐち
衛
まもる
・2001〜2002
http://www.arsvi.com/w/ym06.htm
◆2001/10/ 「ALS/MND
国際
こくさい
会議
かいぎ
参加
さんか
支援
しえん
募金
ぼきん
のお
願
ねが
い」
◆2002/05/01 「ALS/MND
国際
こくさい
会議
かいぎ
飛行機
ひこうき
旅行
りょこう
体験
たいけん
記
き
」,『JALSA』056:43-46
■2008
「
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
中
ちゅう
のALS
療養
りょうよう
者
しゃ
と
支援
しえん
者
しゃ
のための
重度
じゅうど
障害
しょうがい
者
しゃ
等
とう
包括
ほうかつ
支援
しえん
サービスを
利用
りよう
した
療養
りょうよう
支援
しえん
プログラムの
開発
かいはつ
」
事業
じぎょう
完了
かんりょう
報告
ほうこく
書
しょ
第
だい
六
ろく
章
しょう
U
特定
とくてい
非
ひ
営利
えいり
活動
かつどう
法人
ほうじん
ALS/MNDサポートセンターさくら
会
かい
2008/03/31
http://www.arsvi.com/2000/0803ky11.htm
飛行機
ひこうき
を
利用
りよう
する
際
さい
の
留意
りゅうい
点
てん
予約
よやく
の
前
まえ
に…
RTCA
規格
きかく
電磁波
でんじは
干渉
かんしょう
規格
きかく
と
呼
よ
ばれるもので、
電磁波
でんじは
を
発
はっ
する
製品
せいひん
の
飛行機
ひこうき
内
ない
への
持
もち
込
こみ
を
制限
せいげん
する
規格
きかく
です。
「
在宅
ざいたく
療養
りょうよう
中
ちゅう
のALS
療養
りょうよう
者
しゃ
と
支援
しえん
者
しゃ
のための
重度
じゅうど
障害
しょうがい
者
しゃ
等
とう
包括
ほうかつ
支援
しえん
サービスを
利用
りよう
した
療養
りょうよう
支援
しえん
プログラムの
開発
かいはつ
」
事業
じぎょう
完了
かんりょう
報告
ほうこく
書
しょ
第
だい
一
いち
章
しょう
特定
とくてい
非
ひ
営利
えいり
活動
かつどう
法人
ほうじん
ALS/MNDサポートセンターさくら
会
かい
2008/03/31
平成
へいせい
19
年度
ねんど
障害
しょうがい
者
しゃ
保健
ほけん
福祉
ふくし
推進
すいしん
事業
じぎょう
障害
しょうがい
者
しゃ
自立
じりつ
支援
しえん
調査
ちょうさ
研究
けんきゅう
プロジェクト
http://www.arsvi.com/2000/0803ky.htm
・
松岡
まつおか
宏昌
ひろあき
(
当事
とうじ
者
しゃ
)
当事
とうじ
者
しゃ
、ヘルパーさん
大勢
おおぜい
の
方
ほう
とお
会
あ
いしたことまた、たくさんの
方
かた
たちとお
話
はなし
をして
楽
たの
しい2
日間
にちかん
を
過
す
ごさせていただきましたこと
御礼
おれい
申
もう
し
上
あ
げます。
さて
高知
こうち
までは
行
い
きと
違
ちが
い
余裕
よゆう
で
帰
かえ
ってこれました、と
言
い
うのは
行
い
く
時
とき
のように
苦
くる
しい
思
おも
いをするのは
嫌
いや
なので、
方法
ほうほう
を
考
かんが
えました。
非常
ひじょう
に
単純
たんじゅん
ですが、
車
くるま
いすの
G2
じーつー
クッションを
使
つか
うと
腰
こし
の
痛
いた
みは
解消
かいしょう
されました。
次
つぎ
に45の
角度
かくど
にすると
息苦
いきぐる
しさもなく、このまま
外国
がいこく
へでも
行
い
けるくらい
楽
らく
でした。
今回
こんかい
の
収穫
しゅうかく
はいくつかあるのですが、まずひとつにこれで
飛行機
ひこうき
での
移動
いどう
できる
自信
じしん
がつきました。
………
■■DPI
日本
にっぽん
会議
かいぎ
他
ほか
■DPI
日本
にっぽん
会議
かいぎ
メールマガジン(02 .09 .10)
第
だい
22
号
ごう
航空機
こうくうき
利用
りよう
に
際
さい
しての
情報
じょうほう
を
収集
しゅうしゅう
しています!!!
→ Email : dpi-japan@nifty.ne.jp
FAX : 03-5256-0414
TEL : 03-5256-5365
■DPI
日本
にっぽん
会議
かいぎ
メールマガジン(17.10.20)
第
だい
581
号
ごう
DPI
日本
にっぽん
会議
かいぎ
メールマガジン(17.10.20)
第
だい
581
号
ごう
DPI-JAPAN Mail Magazine
4)10/13(
金
かね
)
成田空港
なりたくうこう
ANA(
全日空
ぜんにっくう
)
飛行機
ひこうき
への
車
くるま
いす
積込
つみこ
み
視察
しさつ
報告
ほうこく
http://www.arsvi.com/o/dpijm017c.htm
◆2020
近藤
こんどう
インタビュー
http://www.arsvi.com/2020/20200122kh1.htm
■
立岩
たていわ
◆2010
立岩
たていわ
http://www.arsvi.com/ts/20100528.htm
◆2012 『
差異
さい
と
平等
びょうどう
』
http://www.arsvi.com/ts/2012b1.htm
↓
旅行
りょこう
に
関
かか
わる
追加
ついか
費用
ひよう
について:
増田
ますだ
英明
ひであき
、ボストンに
行
い
く・
続
つづけ
「
身体
しんたい
の
現代
げんだい
」
計画
けいかく
補足
ほそく
・442
立岩
たていわ
真
しん
也 2017/11/27
http://www.arsvi.com/ts/20172442.htm
「さきに
見
み
た
所謂
いわゆる
所得
しょとく
保障
ほしょう
(T)の
場面
ばめん
に
戻
もど
ろう。そこには
制約
せいやく
がたしかにあった。その
人
ひと
の
生活
せいかつ
は
分
わ
けるものを
分
わ
けた(
具体
ぐたい
的
てき
には
貨幣
かへい
として
手元
てもと
に
渡
わた
った)──
現実
げんじつ
は
現実
げんじつ
的
てき
に
決
き
まっているのだが、
私
わたし
(たち)はその
水準
すいじゅん
を
引
ひ
き
上
あ
げることを
求
もと
めた──その
水準
すいじゅん
によって
制約
せいやく
される。その
総額
そうがく
の
範囲
はんい
内
ない
で
何
なに
に
使
つか
うかを
決定
けってい
することになる。
誰
だれ
もがいくらでもしたいことを
行
おこ
なうことができるわけではない。その
上
うえ
で、あるものに
多
おお
く
使
つか
うこと、その
総額
そうがく
をどのように
使
つか
うかは
各自
かくじ
に
委
ゆだ
ねられた。そしてそれは
正当
せいとう
なことであるとされた。
例
たと
えば、そう
頻繁
ひんぱん
に
金
かね
のかかる
旅行
りょこう
に
行
い
くことはできない。ある
程度
ていど
の
制約
せいやく
はあるのだった。
基本
きほん
的
てき
にはその
延長
えんちょう
上
じょう
で
考
かんが
えればよい。(T)の
総額
そうがく
をどのように
使
つか
うかは
一般
いっぱん
に
自由
じゆう
だった。その
中
なか
で
何
なに
について
消費
しょうひ
するかを
各自
かくじ
は
決
き
める。そこで
例
れい
にあげたのは
海外
かいがい
旅行
りょこう
だった。
総額
そうがく
の
制約
せいやく
内
ない
でやりくりして、
年
とし
に
二
に
度
ど
海外
かいがい
旅行
りょこう
に
行
い
く
人
ひと
もいるし、
一
いち
度
ど
の
人
ひと
もいるし、
行
い
かない
人
ひと
もいる。それと
同
おな
じことをここでも
認
みと
める。すると、
二
に
度
ど
行
い
く
人
ひと
にはそのことに
関
かか
わる
追加
ついか
分
ぶん
の
費用
ひよう
、
一
いち
度
ど
の
人
ひと
には
一
いち
度
ど
分
ぶん
の
費用
ひよう
が
払
はら
われるようにすればよいとした。
このようにして、
同
おな
じことをするのに、
今
いま
ある
社会
しゃかい
のもとでは、
費用
ひよう
が
余計
よけい
にかかることがあり、そこでその
部分
ぶぶん
を
補填
ほてん
するということである。するとその
追加
ついか
費用
ひよう
を
得
え
ていない
人
ひと
と
同
おな
じ
結果
けっか
、
結果
けっか
というよりは
結果
けっか
のための
手段
しゅだん
が
得
え
られることになる。ここで
他
た
の
人々
ひとびと
に
認
みと
められている
以上
いじょう
のことはなされていない。とすれば、
普通
ふつう
の、
望
のぞ
ましい
水準
すいじゅん
に
設定
せってい
された
収入
しゅうにゅう
によって
人々
ひとびと
が
行
おこ
なう
範囲
はんい
について、そのために──
多数
たすう
派
は
用
よう
にしつらえられたこの
社会
しゃかい
において──
余計
よけい
にかかる
部分
ぶぶん
が
支出
ししゅつ
されればよいということになる。こんなところでよいのではないか。
もちろん
現実
げんじつ
には、
人々
ひとびと
はここで
想定
そうてい
している
水準
すいじゅん
のものを
得
え
ていない。しかし
仮想
かそう
することはできる。おおまかに
考
かんが
えて、
得
え
たとして、そのために
追加
ついか
する
部分
ぶぶん
がいかほどになるのかを
考
かんが
える。
下回
したまわ
っていることは
確実
かくじつ
に
言
い
える。だから
要求
ようきゅう
を
続
つづ
け、
獲得
かくとく
しようとする。その
程度
ていど
でかまわない。
以上
いじょう
は、
格別
かくべつ
に
贅沢
ぜいたく
な
生活
せいかつ
をしたいわけではない、
機能
きのう
・
能力
のうりょく
の
差異
さい
によって
生活
せいかつ
に
大
おお
きな
差
さ
がつけられることはおかしい、
自由
じゆう
な
生活
せいかつ
とそのための──
各自
かくじ
の
事情
じじょう
に
応
おう
じた──
手段
しゅだん
が
提供
ていきょう
されてよいという
平凡
へいぼん
でもっともな──と
私
わたし
には
思
おも
える──
主張
しゅちょう
をいくらか
具体
ぐたい
的
てき
にしてみただけのことだ。
他方
たほう
で、(
日本
にっぽん
ではあまりなされていないが)
学問
がくもん
の
世界
せかい
では「どれだけ」を
巡
めぐ
って
幾多
いくた
の
議論
ぎろん
がなされてきており、
前節
ぜんせつ
で
簡単
かんたん
に
紹介
しょうかい
したような
具合
ぐあい
で、
堂々巡
どうどうめぐ
りのようにも
思
おも
える
議論
ぎろん
はなされてきたのだが、
以上
いじょう
のようなことを
述
の
べた
人
ひと
を
具体
ぐたい
的
てき
には
知
し
らない。」
>TOP
■cf.
立岩
たていわ
『ALS』あとがき
いろいろなことがたくさん
言
い
われていて、
社会
しゃかい
に
起
お
こることはなんでも
既
すで
に
知
し
っているように
思
おも
うところが
私
わたし
たちにはある。それはただ
傲慢
ごうまん
なことだと
私
わたし
は
思
おも
わない。もっともな
感覚
かんかく
のようにも
感
かん
じる。ただそれでも、
既
すで
に
知
し
っていることでももう
一度
いちど
知
し
った
方
ほう
がよいこと、
確認
かくにん
するのがよいことがあると
思
おも
う。そうやって
確認
かくにん
の
作業
さぎょう
を
進
すす
めていくと、すこし
最初
さいしょ
に
思
おも
っていたことと
違
ちが
うこともまた
見
み
えてくる。やはり
知
し
らないことも
現
あらわ
れてくる。
では、
何
なに
がそこにあるとわかったか、また、あらためて
当然
とうぜん
のことが
確認
かくにん
されたのか。それは
本文
ほんぶん
に
書
か
いてきたから
繰
く
り
返
かえ
さない。この
本
ほん
ができた
経緯
けいい
をここでは
記
しる
す。
ALSをどこでどのように
知
し
ったのか、
記憶
きおく
がない。
少
すく
なくともよくは
知
し
らなかった。ただ
一
いち
九
きゅう
九
きゅう
四
よん
年
ねん
に
放映
ほうえい
されたスー・ロドリゲスの
裁判
さいばん
についての
番組
ばんぐみ
『スーが
闘
たたか
った
一
いち
八
はち
か
月
げつ
』は
録画
ろくが
している(
第
だい
11
章
しょう
☆02)。ALSの
女性
じょせい
が
医師
いし
による
自殺
じさつ
幇助
ほうじょ
を
求
もと
めて
闘
たたか
った
裁判
さいばん
をカナダCBCが
取材
しゅざい
し
製作
せいさく
した
番組
ばんぐみ
を、NHKの
教育
きょういく
テレビが
放映
ほうえい
したものである。
安楽
あんらく
死
し
のことは
以前
いぜん
から
気
き
になっていたからそれで
録画
ろくが
したのかもしれない。そのときには
私
わたし
は
千葉大学
ちばだいがく
につとめていたが、
九
きゅう
五
ご
年
ねん
から
信州大学
しんしゅうだいがく
の
医療
いりょう
技術
ぎじゅつ
短期大学
たんきだいがく
部
ぶ
に
移
うつ
った。そこでの
講義
こうぎ
でこの
番組
ばんぐみ
を
録画
ろくが
したビデオを
見
み
てもらっていた。
他
た
の
大学
だいがく
、
大学院
だいがくいん
で
集中
しゅうちゅう
講義
こうぎ
をしたときにも
見
み
てもらったことがある。(どのようなつもりでそれを
見
み
てもらっていたかについては
立岩
たていわ
[2004f]に
書
か
いた)。
そしてその
勤
つと
め
先
さき
で
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
装着
そうちゃく
の
有無
うむ
が
病院
びょういん
によって
異
こと
なることを
聞
き
いた(
第
だい
5
章
しょう
1
節
せつ
)。また
同
おな
じ
病院
びょういん
でも、
担当
たんとう
の
医師
いし
が
代
か
わると
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
付
つ
けることになったり、また
別
べつ
の
人
ひと
に
代
か
わると
付
つ
けないことになったりするのだという。それは
私
わたし
にはまったくとんでもないことだと
思
おも
われたし、
今
いま
もそう
思
おも
っている。そしてそのような
重大
じゅうだい
な、と
私
わたし
には
思
おも
われることが、
医療
いりょう
関係
かんけい
者
しゃ
の
内輪
うちわ
の
話
はなし
としてひそひそとなされ、
論文
ろんぶん
や
学会
がっかい
報告
ほうこく
になるのはもっとあたりさわりのないことであるのもおかしなことだと
思
おも
った。そして、こうした
事態
じたい
を
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
は
問題
もんだい
にしたことをどこからか
知
し
った。
信州
しんしゅう
に
移
うつ
った
後
のち
もしばらく、
千葉大学
ちばだいがく
の
学生
がくせい
たちの
一
いち
九
きゅう
九
きゅう
四
よん
年度
ねんど
の
社会
しゃかい
調査
ちょうさ
実習
じっしゅう
の
報告
ほうこく
書
しょ
をまとめる
仕事
しごと
が
終
お
わらず、ずっとかかっていた。ようやく
九
きゅう
六
ろく
年
ねん
の
春
はる
にできあがったその
報告
ほうこく
書
しょ
(
千葉大学
ちばだいがく
文学部
ぶんがくぶ
社会
しゃかい
学
がく
研究
けんきゅう
室
しつ
[1996])の
宣伝
せんでん
も
兼
か
ねて、
九
きゅう
六
ろく
年
ねん
の
日本
にっぽん
社会
しゃかい
学会
がっかい
の
大会
たいかい
(於・
琉球大学
りゅうきゅうだいがく
)で
私
わたし
は「
権利
けんり
を
擁護
ようご
するNPO」という
報告
ほうこく
(
立岩
たていわ
[1996])をした。
《
建
た
て
前
まえ
としては
基本
きほん
的
てき
人権
じんけん
の
尊重
そんちょう
等々
とうとう
が
主張
しゅちょう
されるにしても、
閉
と
じられた
中
なか
ではどんなことでもできてしまう。たとえば
知
し
らせるか、
知
し
らせないか、どのような
処置
しょち
を
行
おこ
なうか、そこには
以上
いじょう
に
述
の
べたような
事情
じじょう
が
様々
さまざま
に
絡
から
んでいるはずなのだが、その
都合
つごう
によって、どんなようにも
采配
さいはい
できてしまう。そして、
周
まわ
りの
人
ひと
はそのことを
知
し
らないでいられる。
外側
そとがわ
にいる(と
同時
どうじ
に
負担
ふたん
者
しゃ
ではある)
私
わたし
達
たち
にとっては、
原則
げんそく
を
表向
おもてむ
き
否定
ひてい
することなく、しかし
実際
じっさい
には
否定
ひてい
しており、しかしそのことを
実感
じっかん
する
必要
ひつよう
がないというのは
大変
たいへん
便利
べんり
なことではある。
見
み
えない
限
かぎ
りにおいて、あえて
知
し
ろうとしない
限
かぎ
りにおいて、それですんでいる。》。ここに
次
つぎ
の
注
ちゅう
を
付
ふ
している。
《
例
たと
えばALSと
略称
りゃくしょう
される
原因
げんいん
不明
ふめい
の
病気
びょうき
がある。
全身
ぜんしん
の
筋肉
きんにく
が
徐々
じょじょ
に
動
うご
かなくなっていくのだが、やがて
自発
じはつ
的
てき
に
呼吸
こきゅう
できなくなる。
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
付
つ
ける(
付
つ
けなければ
死
し
んでしまう)ことになるのだが、これを
付
つ
けるか
否
ひ
かが
病院
びょういん
によって、また
担当
たんとう
する
医師
いし
によってまちまちなのである。このことを
問題
もんだい
にしたのは、ALSの
患者
かんじゃ
会
かい
だけである。》
以上
いじょう
は
当時
とうじ
依頼
いらい
されていた
原稿
げんこう
(
立岩
たていわ
[1997a])にもそのまま
使
つか
われた。
そのころある
調査
ちょうさ
グループに
関
かか
わっていて、
学会
がっかい
報告
ほうこく
をするというので、
一時期
いちじき
日本
にっぽん
社会
しゃかい
福祉
ふくし
学会
がっかい
の
会員
かいいん
だったことがある(その
調査
ちょうさ
報告
ほうこく
書
しょ
として
立岩
たていわ
他
た
[1998])。その
九
きゅう
五
ご
年
ねん
一
いち
一
いち
月
がつ
の
大会
たいかい
で
小林
こばやし
明子
あきこ
(
中部学院大学
ちゅうぶがくいんだいがく
教員
きょういん
)の
報告
ほうこく
を
聞
き
いた。
彼女
かのじょ
は
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
福井
ふくい
県
けん
支部
しぶ
の
設立
せつりつ
に
関
かか
わり、ずっと
活動
かつどう
に
参加
さんか
してきた
人
ひと
だ。その
大会
たいかい
の
報告
ほうこく
の
中
なか
でとてもよい
報告
ほうこく
で、
彼女
かのじょ
とすこし
話
はなし
をした。『
最高
さいこう
のQOLへの
挑戦
ちょうせん
――
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
ベンさんの
事例
じれい
に
学
まな
ぶ』(ベンさんの
事例
じれい
に
学
まな
ぶ
会
かい
編
へん
[1994])はその
時
とき
に
買
か
ったのか、その
前
まえ
から
持
も
っていたのか、やはり
覚
おぼ
えていない。このときにもまだ
私
わたし
はALSの
人
ひと
に
会
あ
って
直接
ちょくせつ
話
はなし
をしたことはなかった。
九
きゅう
七
なな
年
ねん
の
秋
あき
、ALS
協会
きょうかい
山梨
やまなし
県
けん
支部
しぶ
の
山口
やまぐち
衛
まもる
[496]からファックスで
連絡
れんらく
をもらった。「
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
事業
じぎょう
」(
第
だい
10
章
しょう
2
節
せつ
)の
新設
しんせつ
を
山梨
やまなし
県
けん
に
働
はたら
きかけたいので
情報
じょうほう
がほしいとのことだった。
私
わたし
がいくつか
関係
かんけい
した
文章
ぶんしょう
を
書
か
いていることが
伝
つた
わったらしい。
私
わたし
自身
じしん
は
役
やく
に
立
た
ててもらえる
情報
じょうほう
をもっていなかったが、
制度
せいど
について
最
もっと
も
多
おお
く
詳
くわ
しい
情報
じょうほう
をもち、
対
たい
行政
ぎょうせい
交渉
こうしょう
の
手法
しゅほう
にも
詳
くわ
しい「
障害
しょうがい
者
しゃ
自立
じりつ
生活
せいかつ
・
介護
かいご
制度
せいど
相談
そうだん
センター」を
知
し
っていたから、この
組織
そしき
を
紹介
しょうかい
した(
関連
かんれん
する
書籍
しょせき
に
自立
じりつ
生活
せいかつ
情報
じょうほう
センター
編
へん
[1996]があるが、
今
いま
では
情報
じょうほう
は
古
ふる
くなっているからホームページを
見
み
るのがよい)。
『
私的
してき
所有
しょゆう
論
ろん
』(
立岩
たていわ
[1997b])という
本
ほん
も、そのころ、
九
きゅう
七
なな
年
ねん
一
いち
〇
月
がつ
に
刊行
かんこう
された。その
年
とし
の
終
お
わりに
雑誌
ざっし
『
仏教
ぶっきょう
』から
原稿
げんこう
を
依頼
いらい
された。「
生老
しょうろ
病死
びょうし
の
哲学
てつがく
」という
特集
とくしゅう
で、
私
わたし
への
当初
とうしょ
の
依頼
いらい
は「
出生
しゅっしょう
前
ぜん
診断
しんだん
」だったが、
私
わたし
はこの
主題
しゅだい
についてその
時
とき
に
書
か
けることは
本
ほん
に
書
か
いてしまったし(『
私的
してき
所有
しょゆう
論
ろん
』
第
だい
9
章
しょう
)、にもかかわらず
煮
に
え
切
き
らず、
詰
つ
められない
部分
ぶぶん
があり、なにか
新
あたら
しいことが
書
か
けると
思
おも
えなかった。そして
私
わたし
は、たしかに
本
ほん
では
生
う
まれることに
関
かか
わる
技術
ぎじゅつ
について
書
か
いたのだが、それよりも
死
し
ぬか
死
し
なないかの
方
ほう
が
大切
たいせつ
だと
思
おも
っていた。
想像
そうぞう
力
りょく
に
乏
とぼ
しい
私
わたし
には、
既
すで
に
生
い
きていて、
自分
じぶん
が
死
し
ぬことを
理解
りかい
できる
人間
にんげん
が
死
し
ぬという
出来事
できごと
の
方
ほう
が
大
おお
きなことに
思
おも
えた。
今
いま
でもそう
思
おも
っている。それで
安楽
あんらく
死
し
のことについて
書
か
かせてもらった(
立岩
たていわ
[1998a])。そこでスー・ロドリゲスの
裁判
さいばん
に
言及
げんきゅう
し、
松本
まつもと
茂
しげる
[45][489]の
文章
ぶんしょう
(
松本
まつもと
[1994])を
引
ひ
いた。この
文章
ぶんしょう
は
拙著
せっちょ
『
弱
よわ
くある
自由
じゆう
へ』(
立岩
たていわ
[2000d])に
収録
しゅうろく
された。
九
きゅう
八
はち
年
ねん
一
いち
月
がつ
、この
雑誌
ざっし
が
刊行
かんこう
された
頃
ころ
、
山梨
やまなし
県
けん
で
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
事業
じぎょう
が
始
はじ
まることに
決
き
まったから、ALS
協会
きょうかい
の
山梨
やまなし
県
けん
支部
しぶ
の
総会
そうかい
で
講演
こうえん
をしてほしいという
依頼
いらい
があった。その
返信
へんしん
の
E
いー
メールに『
仏教
ぶっきょう
』に
書
か
いた
文章
ぶんしょう
を
添付
てんぷ
して
送
おく
った。「
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
の
自己
じこ
決定
けってい
の
意味
いみ
・
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
制度
せいど
の
可能
かのう
性
せい
」という
題
だい
をいただき、
五月
ごがつ
に
講演
こうえん
した(
講演
こうえん
までの
間
あいだ
の
山口
やまぐち
との
E
いー
メールのやりとりについては、この
講演
こうえん
を
再
さい
録
ろく
した
立岩
たていわ
[2000e]に
記
しる
した)。
そして
九
きゅう
九
きゅう
年
ねん
五
ご
月
がつ
、
金沢
かなざわ
で
開催
かいさい
された
日本
にっぽん
医療
いりょう
社会
しゃかい
事業
じぎょう
協会
きょうかい
・
日本
にっぽん
医療
いりょう
社会
しゃかい
事業
じぎょう
学会
がっかい
全国
ぜんこく
大会
たいかい
のシンボジウム「「
自己
じこ
決定
けってい
」を
考
かんが
える――ソーシャルワーカーの
実践
じっせん
から」に
呼
よ
ばれて
話
はな
した(
立岩
たていわ
[1999d])。
金沢
かなざわ
からの
帰
かえ
りの
電車
でんしゃ
で、
信州
しんしゅう
に
来
き
て
知
し
り
合
あ
った
医療
いりょう
ソーシャルワーカーの
植竹
うえたけ
日
にち
奈(
植竹
うえたけ
[2002]
他
た
)からALSの
人
ひと
たちのことを
調
しら
べないかと
提案
ていあん
された。
現場
げんば
にいてわかることがあるとともに、
見
み
えているが
言
い
いにくいこともある。
内側
うちがわ
にいる
人
ひと
と
外
そと
にいる
人
ひと
がいっしょに
調
しら
べたらよいという
提案
ていあん
だった。それはよいと
思
おも
った。ただ
私
わたし
自身
じしん
には
時間
じかん
がなく、またこの
仕事
しごと
をするには
幾
いく
人
にん
かいた
方
ほう
がよいと
思
おも
い、
呼
よ
びかけたらよいと
思
おも
った。
そこで、「
障害
しょうがい
学
がく
」のメーリングリストで
調査
ちょうさ
に
参加
さんか
する
人
ひと
を
募集
ぼしゅう
した。
五月
ごがつ
二
に
四
よん
日
にち
にメールを
出
だ
した(この
呼
よ
びかけのメールはhttp://www.arsvi.com/0r/1999jsds.htm#2155にある)。
結局
けっきょく
参加
さんか
できなかった
人
ひと
もいたが、
応
おう
じてくれた
人
ひと
では
北村
きたむら
弥生
やよい
、
田中
たなか
恵美子
えみこ
、
土屋
つちや
葉
よう
が
後
のち
まで
関
かか
わることになった。そして
信州大学医療技術短期大学
しんしゅうだいがくいりょうぎじゅつたんきだいがく
部
ぶ
(
現在
げんざい
・
信州大学
しんしゅうだいがく
医学部
いがくぶ
保健
ほけん
学科
がっか
)で
同僚
どうりょう
だった
玉井
たまい
真理子
まりこ
、そしてその
職場
しょくば
の
私
わたし
の
後任
こうにん
ということになる
武藤
むとう
香織
かおり
が
加
くわ
わりき
取
きと
りを
行
おこ
なった。
同
おな
じ
頃
ごろ
、
国際
こくさい
高等
こうとう
研究所
けんきゅうじょ
のプロジェクト「
臨床
りんしょう
哲学
てつがく
の
可能
かのう
性
せい
」(その
報告
ほうこく
書
しょ
のために
提出
ていしゅつ
した
私
わたし
の
文章
ぶんしょう
は
立岩
たていわ
[2003c])でいっしょだった
清水
しみず
哲郎
てつろう
と
話
はな
した
折
おり
、
彼
かれ
が
厚生
こうせい
労働省
ろうどうしょう
の
研究
けんきゅう
班
はん
のメンバーになったこと、その
研究
けんきゅう
に
協力
きょうりょく
し
必要
ひつよう
な
調査
ちょうさ
を
行
おこ
なうならその
研究
けんきゅう
費
ひ
を
使
つか
うことができることを
聞
き
き、
使
つか
わせてもらうことにした。メンバーは
研究
けんきゅう
費
ひ
をき
取
きと
りやテープ
起
お
こしのために
使
つか
うことができた。
こうしてき
取
きと
り
調査
ちょうさ
が
行
おこ
なわれた。ただ
私
わたし
自身
じしん
はメーリングリストでの
情報
じょうほう
交換
こうかん
、
議論
ぎろん
には
時々
ときどき
加
くわ
わったが、き
取
きと
りには
参加
さんか
することができなかった。その
結果
けっか
は
二
に
〇〇
四
よん
年
ねん
に
本
ほん
(
植竹
うえたけ
他
た
[2004])になった。
本
ほん
を
作
つく
ることは
私
わたし
から
提案
ていあん
したことでもあったのだが、
私
わたし
はこの
企画
きかく
からは
外
はず
れた。
小
ちい
さな
理由
りゆう
は、その
本
ほん
に
私
わたし
が
関
かか
わるとしたら、たんに
分担
ぶんたん
執筆
しっぴつ
者
しゃ
として
一
ひと
つの
章
しょう
を
書
か
くといった
性格
せいかく
のものであってはならないと
私
わたし
は
思
おも
うはずで、
本
ほん
の
内容
ないよう
に
介入
かいにゅう
してしまうことになり、それはそれでなかなか
大変
たいへん
な
仕事
しごと
のように
思
おも
えたことにある。もう
一
ひと
つの
大
おお
きな
方
ほう
の
理由
りゆう
は
分量
ぶんりょう
だった。
二
に
〇〇
一
いち
年
ねん
の
終
お
わり
頃
ころ
、
当初
とうしょ
は
私
わたし
の
書
か
いたものもその
本
ほん
に
載
の
せてもらうつもりで、
使
つか
おうと
思
おも
う
引用
いんよう
を
並
なら
べてみることを
始
はじ
めたのだが、それは
本
ほん
の
一
いち
章
しょう
という
分量
ぶんりょう
をすぐに
越
こ
えてしまい、
本
ほん
一
いち
冊
さつ
分
ぶん
にした
方
ほう
がよいと
思
おも
えた。さらにもう
一
ひと
つの
小
ちい
さな
理由
りゆう
は、その
本
ほん
が
想定
そうてい
する
主要
しゅよう
な
読者
どくしゃ
として
医療
いりょう
者
しゃ
が
想定
そうてい
されたが、
私
わたし
にはそのような
意識
いしき
がとくになかったことにある。
こうして
本
ほん
のことを
考
かんが
え
出
だ
したこの
年
とし
の
末
すえ
、『
現代
げんだい
思想
しそう
』(
青土
おうづち
社
しゃ
)から「
先端
せんたん
医療
いりょう
」という
特集
とくしゅう
(
二
に
〇〇
二
に
年
ねん
二
に
月
がつ
号
ごう
)の
原稿
げんこう
を
依頼
いらい
された。
私
わたし
は
先端
せんたん
医療
いりょう
のことを
知
し
らないし、「
先端
せんたん
的
てき
」なもの
以外
いがい
に
大切
たいせつ
なことがあると
思
おも
っていたので、「
生存
せいぞん
の
争
あらそ
い――
医療
いりょう
の
現代
げんだい
史
し
のために」という
文章
ぶんしょう
を
書
か
くことにしたが、いつものことながら
長
なが
くなってしまった。そして、
第
だい
四
よん
回
かい
からはALSのことを
書
か
くことにしてしまい、
途中
とちゅう
一
いち
回
かい
別
べつ
のことを
書
か
いた
以外
いがい
は、ずっとALSのこと、というよりALSの
人
ひと
たちの
文章
ぶんしょう
の
引用
いんよう
を
連
つら
ねてしまった。
二
に
〇〇
三
さん
年
ねん
一
いち
一
いち
月
がつ
号
ごう
の
特集
とくしゅう
「
争
そう
点
てん
としての
生命
せいめい
」のために
書
か
いた「
現代
げんだい
史
し
へ――
勧誘
かんゆう
のための
試論
しろん
」(
立岩
たていわ
[2003d])の
前
まえ
にはとにかくいったん
終
お
わらせようと
思
おも
い、
終
お
わらせたが、
結局
けっきょく
、
全部
ぜんぶ
で
一
いち
四
よん
回
かい
も
書
か
いてしまい、そのうちの
一
いち
〇
回
かい
がALSのことだった(
立岩
たていわ
[2002-2003])。
この
本
ほん
はそれがもとになっている。ただ、
大幅
おおはば
な
書
が
き
足
た
しをした。
分量
ぶんりょう
は
連載
れんさい
分
ぶん
の
二
に
倍
ばい
を
超
こ
えた。
大
おお
きな
構成
こうせい
の
変更
へんこう
も
行
おこ
なった。けれど、その
連載
れんさい
のために
資料
しりょう
を
集
あつ
め
連
つら
ねる
作業
さぎょう
を
続
つづ
けたから、
基本
きほん
的
てき
な
部分
ぶぶん
ができた。こうしたわけのわからぬ
連載
れんさい
を
許
ゆる
してくださった
青土
おうづち
社
しゃ
『
現代
げんだい
思想
しそう
』
編集
へんしゅう
部
ぶ
、
鈴木
すずき
英
えい
果
はて
さんに
感謝
かんしゃ
する。この
本
ほん
に
載
の
せなかった
部分
ぶぶん
は、その
続
つづ
きを
考
かんが
え、やはり
大幅
おおはば
に
書
か
き
足
た
し、
一
いち
冊
さつ
にできればと
思
おも
う。
何
なん
箇所
かしょ
かでも
述
の
べてきたことだが、この
本
ほん
に
書
か
くことのできなかったことはとても
多
おお
い。このように
中途半端
ちゅうとはんぱ
な
本
ほん
が
出
で
ることが、もっときちんとした
本
ほん
が
出
で
るのを
妨
さまた
げてしまうことになることを
恐
おそ
れるのだが、すぐに
誰
だれ
かが
書
か
いてくれるようにも
思
おも
えなかったし、
私
わたし
もこれ
以上
いじょう
時間
じかん
を
割
さ
くことができそうになく、また
分量
ぶんりょう
もとうに
適正
てきせい
規模
きぼ
を
超
こ
えてしまったから、ここまででとりあえず
終
お
えて、
出
だ
してもらうことにした。
一人
ひとり
ひとりのことや、
各地
かくち
での
運動
うんどう
・
活動
かつどう
、ALS
協会
きょうかい
の
活動
かつどう
の
経緯
けいい
、とくに
医療
いりょう
・
福祉
ふくし
の
制度
せいど
に
関
かか
わること、
呼吸
こきゅう
器
き
を
付
つ
けての
移動
いどう
のこと、
選挙
せんきょ
権
けん
を
現実
げんじつ
のものにするための
運動
うんどう
の
経緯
けいい
、
医学
いがく
やマスメディアにおける
扱
あつか
い、
等々
とうとう
、
等々
とうとう
。この
本
ほん
に
書
か
いたことすべてについてのより
広
ひろ
く
踏込
ふみこ
んだ
広
ひろ
い
記述
きじゅつ
と
考察
こうさつ
が
必要
ひつよう
である。そしてALSと
共通
きょうつう
点
てん
も
相違
そうい
点
てん
もあるいくつもの
病
やまい
・
障害
しょうがい
がある。これらをすべて、
無責任
むせきにん
なことだが、それを
知
し
りたいと
思
おも
う
人
ひと
たちの
作業
さぎょう
に
委
ゆだ
ねる。とはいえ、
私
わたし
は
立命館大学
りつめいかんだいがく
大学院
だいがくいん
先端
せんたん
総合
そうごう
学術
がくじゅつ
研究
けんきゅう
科
か
という
意味
いみ
のよくわからない
長
なが
い
名前
なまえ
の
大学院
だいがくいん
につとめているから、そこに
来
き
ていただければいくらかのお
手伝
てつだ
いはする。
既
すで
にそこでALSについて
研究
けんきゅう
し
論文
ろんぶん
を
書
か
こうという
人
ひと
もいる。
文部
もんぶ
科学
かがく
省
しょう
科学
かがく
研究
けんきゅう
費
ひ
、
立命館大学
りつめいかんだいがく
学術
がくじゅつ
フロンティア・プロジェクトの
研究
けんきゅう
助成
じょせい
金
きん
により
経費
けいひ
の
過半
かはん
をまかなうことができた。
資金
しきん
提供
ていきょう
者
しゃ
の
皆
みな
さんに
感謝
かんしゃ
する。
そしてこの
本
ほん
は
医学書院
いがくしょいん
「ケアをひらく」シリーズの
一
いち
冊
さつ
として
刊行
かんこう
される。ずいぶん
前
まえ
に
編集
へんしゅう
者
しゃ
の
白石
しらいし
正明
まさあき
さんからこのシリーズで
本
ほん
をという
話
はなし
をいただいていた。
何
なに
を
書
か
いたらよいか
何
なん
年
ねん
も
定
さだ
まらなかったのだが、ALSのことで
書
か
いていくと
本
ほん
になってしまうことがわかって、
書
か
かせていただくことにした。
さて、
患者
かんじゃ
がすべからく
患者
かんじゃ
様
さま
と
呼
よ
ばれてしまうこの
時代
じだい
である。
編集
へんしゅう
者
しゃ
だけをさんづけにし
敬語
けいご
を
使
つか
うというのも
妙
みょう
なものだ。この
本
ほん
を
書
か
く
時
とき
、ずっとすべて
呼
よ
び
捨
す
てできて
居心地
いごこち
がわるかったのだが、
敬称
けいしょう
を
略
りゃく
すことによって
敬意
けいい
を
表
ひょう
することもあるだろうと
思
おも
い、
通
とお
させてもらった。お
礼
れい
すべき
人
ひと
は
多
おお
く、それは
文献
ぶんけん
表
ひょう
に
出
で
てくる
名前
なまえ
の
数
かず
より
多
おお
いのだが、なかでも
直接
ちょくせつ
にお
話
はなし
をうかがう
機会
きかい
のあった
山口
やまぐち
衛
まもる
さん、
橋本
はしもと
みさおさん、
伊藤
いとう
道哉
みちや
さん、
山口
やまぐち
さんと
橋本
はしもと
さんとの
会話
かいわ
で
通訳
つうやく
をしてくださった
方々
かたがた
にお
礼
れい
申
もう
し
上
あ
げる。
二
に
〇〇
四
よん
月
がつ
八
はち
月
がつ
立岩
たていわ
真
しん
也」
>TOP
■
文献
ぶんけん
(20191019:39→202003→:562→0200416:66 ※20200415:12→20200416:15)
cf.
http://www.arsvi.com/o/n06.htm
◆
伊藤
いとう
敦子
あつこ
i2020
インタビュー
2020/09/18 き
手
きて
:
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
ユ・ジンギョン
桐原
きりはら
尚之
なおゆき
於:コモンズ
紫野
むらさきの
(NPOココペリ121)
◆
植竹
うえたけ
日
にち
奈・
伊藤
いとう
道哉
みちや
・
北村
きたむら
弥生
やよい
・
田中
たなか
恵美子
えみこ
・
玉井
たまい
真理子
まりこ
・
土屋
つちや
葉
よう
・
武藤
むとう
香織
かおり
20040305
『「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
をつけますか?」――ALS・
告知
こくち
・
選択
せんたく
』
,メディカ
出版
しゅっぱん
,182p. 1800+
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
2007/02
「
医療
いりょう
と
報道
ほうどう
倫理
りんり
」
,『
新聞
しんぶん
研究
けんきゅう
』2007
年
ねん
2
月
がつ
号
ごう
◆
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
2008/04/08 「ひとりで
生
い
きる みんなと
生
い
きる ALS
患者
かんじゃ
甲
きのえ
谷
たに
さんの
挑戦
ちょうせん
(6)
介助
かいじょ
者
しゃ
空白
くうはく
「
生存
せいぞん
できぬ」
審査
しんさ
請求
せいきゅう
で
改善
かいぜん
へ
道筋
みちすじ
」,『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』2008-04-08
朝刊
ちょうかん
◆
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
2008/03/01 「ALS‐D――
勝手
かって
に
甲
きのえ
開
ひらく
日記
にっき
」,『
現代
げんだい
思想
しそう
』36-3(2008-3)(
特集
とくしゅう
:
患者
かんじゃ
学
がく
〜
生存
せいぞん
の
技法
ぎほう
)
◆
岡本
おかもと
晃
あきら
明
あきら
2010/02/01「
医療
いりょう
的
てき
ケアに
踊
おど
る ALS‐D」,『
現代
げんだい
思想
しそう
』2010
年
ねん
3
月
がつ
号
ごう
(
特集
とくしゅう
=
医療
いりょう
現場
げんば
への
問
と
い)
◆
長見
おさみ
有人
ゆうじん
i2019
インタビュー
2019/10/09 き
手
きて
:
立岩
たていわ
真
しん
也 於:コモンズ
紫野
むらさきの
(
旧
きゅう
杉江
すぎえ
邸
てい
)
◆
長見
おさみ
有人
ゆうじん
・
増田
ますだ
英明
ひであき
・
ユ・ジンギョン・
立岩
たていわ
真
しん
也
20200228
『ハングル、
韓
かん
日
にち
現代
げんだい
アート、70
年代
ねんだい
と
現在
げんざい
』エンディングトーク
,於:
京都
きょうと
・アバンギルド.
◆
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
2009/12/15
『
逝
い
かない
身体
しんたい
――ALS
的
てき
日常
にちじょう
を
生
い
きる』
,
医学書院
いがくしょいん
,270p. ISBN-10: 4260010034 ISBN-13: 978-4260010030 \2100
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/
[kinokuniya]
※ ◆
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
20141222
『
末期
まっき
を
超
こ
えて――ALSとすべての
難病
なんびょう
にかかわる
人
ひと
たちへ』
,
青土
おうづち
社
しゃ
,250p. ISBN-10: 4791768388 ISBN-13: 978-4791768387 2000+
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
・
小長谷
こながや
百
ひゃく
絵
え
編
へん
2009/08/10
『
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
ポケットマニュアル――
暮
く
らしと
支援
しえん
の
実際
じっさい
』
,
医歯薬出版
いしやくしゅっぱん
,pp.153-166
[English]
/
[Korean]
/
[Chinese]
◆
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
・
小長谷
こながや
百
ひゃく
絵
え
編
へん
20160625
『
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
ケア
実践
じっせん
ガイド――ALS
生活
せいかつ
支援
しえん
のための
技術
ぎじゅつ
・
制度
せいど
・
倫理
りんり
』
,
医歯薬出版
いしやくしゅっぱん
,168p. pp.151-161 ISBN-10: 4263236777 ISBN-13: 978-4263236772
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/
[kinokuniya]
◆
河本
かわもと
のぞみ 20131015 「
路地
ろじ
裏
うら
で
試
こころ
みられていること――
甲
きのえ
谷
たに
匡
ただし
賛
さん
さんの
周辺
しゅうへん
」(
当事
とうじ
者
しゃ
に
聞
き
く
自立
じりつ
生活
せいかつ
という
暮
く
らしのかたち・4),『
作業
さぎょう
療法
りょうほう
ジャーナル』47-11(2013-10):1254-1262
◆
帰山
かえりやま
玲子
れいこ
i2021
インタビュー
2021/02/06 き
手
きて
:
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
ユ・ジンギョン
於:
喫茶
きっさ
翡翠
かわせみ
.
◆
京都新聞社
きょうとしんぶんしゃ
編
へん
20070321
『
折
お
れない
葦
あし
――
医療
いりょう
と
福祉
ふくし
のはざまで
生
い
きる』
,
京都
きょうと
新聞
しんぶん
出版
しゅっぱん
センター,245p. ISBN-10: 4763805843 ISBN-13: 978-4763805843 1890
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/
[kinokuniya]
◆
小長谷
こながや
百
ひゃく
絵
え
・
川口
かわぐち
有美子
ゆみこ
編
へん
2009/08/10
『
在宅
ざいたく
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
ポケットマニュアル 』
,
医歯薬出版
いしやくしゅっぱん
, ISBN-10:4263235290 ISBN-13:978-4263235294
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆
倉本
くらもと
智明
ともあき
・
長瀬
ながせ
修
おさむ
編
へん
2000
『
障害
しょうがい
学
がく
を
語
かた
る』
,
発行
はっこう
:エンパワメント
研究所
けんきゅうじょ
,
発売
はつばい
:
筒井
つつい
書房
しょぼう
,189p.,2000
円
えん
+
税
ぜい
※
◆
長見
おさみ
有人
ゆうじん
i2019
インタビュー
2019/10/09 き
手
きて
:
立岩
たていわ
真
しん
也 於:コモンズ
紫野
むらさきの
(
旧
きゅう
杉江
すぎえ
邸
てい
).
◆
長見
おさみ
有人
ゆうじん
・
増田
ますだ
英明
ひであき
・
ユ・ジンギョン・
立岩
たていわ
真
しん
也
20200228
『ハングル、
韓
かん
日
にち
現代
げんだい
アート、70
年代
ねんだい
と
現在
げんざい
』エンディングトーク
,於:
京都
きょうと
・アバンギルド.
◆
志賀
しが
玲子
れいこ
i2020
インタビュー
2020/10/02 き
手
きて
:
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
ユ・ジンギョン
桐原
きりはら
尚之
なおゆき
於:コモンズ
紫野
むらさきの
(NPOココペリ121).
◆
清水
しみず
哲郎
てつろう
1947
年生
ねんせい
東北大学
とうほくだいがく
大学院
だいがくいん
文学
ぶんがく
研究
けんきゅう
科
か
教授
きょうじゅ
→
東京大学
とうきょうだいがく
教授
きょうじゅ
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 1998/01/20 「
都合
つごう
のよい
死
し
・
屈辱
くつじょく
による
死
し
――「
安楽
あんらく
死
し
」について」,
『
仏教
ぶっきょう
』
42:85-93(
特集
とくしゅう
:
生老
しょうろ
病死
びょうし
の
哲学
てつがく
)→
立岩
たていわ
[2000
:51-63]→
立岩
たていわ
[2000
:17-54] ※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 199710 『
私的
してき
所有
しょゆう
論
ろん
』,勁草
書房
しょぼう
※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 1997/10/25
「
専門
せんもん
性
せい
がなんのやくに
立
た
つのか?」
(
講演
こうえん
),
第
だい
22
回
かい
北信越
ほくしんえつ
医療
いりょう
ソーシャルワーカー
研究
けんきゅう
会
かい
・
講演
こうえん
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 1998/01/20 「
都合
つごう
のよい
死
し
・
屈辱
くつじょく
による
死
し
――「
安楽
あんらく
死
し
」について」,
『
仏教
ぶっきょう
』
42:85-93(
特集
とくしゅう
:
生老
しょうろ
病死
びょうし
の
哲学
てつがく
) 25
枚
まい
→
立岩
たていわ
『
弱
よわ
くある
自由
じゆう
へ』
(
青土
おうづち
社
しゃ
,2000)に
収録
しゅうろく
pp.51-63
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 1998/05/30
「
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
の
自己
じこ
決定
けってい
の
意味
いみ
・
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
制度
せいど
の
可能
かのう
性
せい
」
(
講演
こうえん
),
第
だい
3
回
かい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
山梨
やまなし
県
けん
支部
しぶ
総会
そうかい
→2000/11/27
「
手助
てだす
けを
得
え
て、
決
き
めたり、
決
き
めずに、
生
い
きる――
第
だい
3
回
かい
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
山梨
やまなし
県
けん
支部
しぶ
総会
そうかい
での
講演
こうえん
」
,
倉本
くらもと
・
長瀬
ながせ
編
へん
[2000]
,→
立岩
たていわ
[2008]→
立岩
たていわ
[2022] ※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2000
『
弱
よわ
くある
自由
じゆう
へ』
,
青土
おうづち
社
しゃ
※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2004/01/14
『
自由
じゆう
の
平等
びょうどう
――
簡単
かんたん
で
別
べつ
な
姿
すがた
の
世界
せかい
』
岩波書店
いわなみしょてん
,349+41p. ISBN:4000233874 3255
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2004/11/15
『ALS――
不動
ふどう
の
身体
しんたい
と
息
いき
する
機械
きかい
』
医学書院
いがくしょいん
,449p. ISBN:4260333771 2940
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2004/12/25
「ALSの
本
ほん
・1」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・44),『
看護
かんご
教育
きょういく
』45-11:(
医学書院
いがくしょいん
) ※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/01/25
「ALSの
本
ほん
・2」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・45),『
看護
かんご
教育
きょういく
』46-01:(
医学書院
いがくしょいん
)
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/02/01
「「
自己
じこ
決定
けってい
」「
自然
しぜん
な
死
し
」を
問
と
う」(『ALS』の
紹介
しょうかい
・
見出
みだ
しは
編集
へんしゅう
部
ぶ
による・370
字
じ
)
,
『おそい・はやい・ひくい・たかい』
26:98
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/02/25
「ALSの
本
ほん
・3」
(
医療
いりょう
と
社会
しゃかい
ブックガイド・46),『
看護
かんご
教育
きょういく
』46-02:(
医学書院
いがくしょいん
) ※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/03/03
「ALSと
向
む
き
合
あ
って・
社会
しゃかい
は
人
ひと
が
生
い
きていくための
場
ば
・
中立
ちゅうりつ
でなく”
生
せい
の
支持
しじ
”こそ」
,『
聖教
せいきょう
新聞
しんぶん
』2005/03/03:9
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2005/04/26
「
患者
かんじゃ
の
自己
じこ
決定
けってい
権
けん
――「
生
い
きて
当然
とうぜん
」な
環境
かんきょう
を」
,『
朝日新聞
あさひしんぶん
』2005/04/26
朝刊
ちょうかん
:34(
大阪
おおさか
本社
ほんしゃ
版
ばん
) オピニオン
面
めん
視点
してん
・
関西
かんさい
スクエアから [
取材
しゅざい
:20050409]
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2008/01/31
「
学者
がくしゃ
は
後衛
こうえい
に
付
つ
く」
,『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』2008-1-30
夕刊
ゆうかん
:2
現代
げんだい
のことば
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2008/09/05
『
良
よ
い
死
し
』
,
筑摩書房
ちくましょぼう
,374p. ISBN-10: 4480867198 ISBN-13: 978-4480867193
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2009/08/10
「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
決定
けってい
?」
,
川口
かわぐち
・
小長谷
こながたに
編
へん
[2009]
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2014/01/24
「ALSになって
生
い
きていく――ごく
簡単
かんたん
にすこし」
,
『
生
なま
の
技法
ぎほう
――
難病
なんびょう
プロフェショナル・バージョン』
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2016/06/25
「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
の
決定
けってい
?」
,
川口
かわぐち
・
小長谷
こながたに
編
へん
[2016]
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2020/01/10
『
弱
よわ
くある
自由
じゆう
へ――
自己
じこ
決定
けってい
・
介護
かいご
・
生死
せいし
の
技術
ぎじゅつ
増補
ぞうほ
新版
しんぱん
』
,
青土
おうづち
社
しゃ
,536p. ISBN-10: 4791772261 ISBN-13: 978-4791772261
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2020/08/20
「ALS
嘱託
しょくたく
殺人
さつじん
事件
じけん
から・
上
うえ
」
,『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2020/08/21
「ALS
嘱託
しょくたく
殺人
さつじん
事件
じけん
から・
下
した
」
,『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2021/03/10
『
介助
かいじょ
の
仕事
しごと
――
街
まち
で
暮
く
らす/を
支
ささ
える』
,ちくま
新書
しんしょ
,
筑摩書房
ちくましょぼう
,238p. ISBN-10 : 4480073833 ISBN-13 : 978-4480073839 820+
[amazon]
/
[kinokuniya]
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2021/03/11
『
介助
かいじょ
の
仕事
しごと
――
街
まち
で
暮
く
らす/を
支
ささ
える
補注
ほちゅう
・
文献
ぶんけん
』
,
Kyoto Books
◆
立岩
たていわ
真
しん
也 2022/12/10
『
良
よ
い
死
し
/
唯
ただ
の
生
せい
』
,
筑摩書房
ちくましょぼう
,ちくま
学芸
がくげい
文庫
ぶんこ
,624p. ISBN-10:4480511563 ISBN-13:978-4480511560
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆
立岩
たていわ
真
しん
也
編
へん
2005/04
『
生存
せいぞん
の
争
あらそ
い――のために・1』
,Kyoto Books,159p.,MS Word 1110k bytes→1000
円
えん
→700
円
えん
:
gumroad
経由
けいゆ
◆
田中
たなか
直樹
なおき
i2021
インタビュー
2021/01/13 き
手
きて
:
西田
にしだ
美紀
みき
ユ・ジンギョン
於:
医療
いりょう
法人
ほうじん
梁
やな
山
さん
会
かい
診療
しんりょう
所
しょ
◆
東京都立大学
とうきょうとりつだいがく
管弦楽
かんげんがく
団
だん
第
だい
十
じゅう
九
きゅう
期
き
一同
いちどう
編
へん
200061120
『
本当
ほんとう
は
生
い
きたい!――
山口
やまぐち
衛
まもる
の
足跡
あしあと
』
,
非売品
ひばいひん
,21+xiiip. ※
◆
長尾
ながお
英彦
ひでひこ
2013 「24
時
じ
間
あいだ
介護
かいご
を
受
う
ける
権利
けんり
」,『
中京
ちゅうきょう
法学
ほうがく
』47-3・4:25-47(145-167)
[PDF]
◆
西田
にしだ
美紀
みき
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(1)――
二
に
〇〇
八
はち
年
ねん
三
さん
月
がつ
〜
六
ろく
月
がつ
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:165-183
◆
西田
にしだ
美紀
みき
2010/03/31 「
重度
じゅうど
進行
しんこう
疾患
しっかん
の
独居
どっきょ
者
しゃ
が
直面
ちょくめん
するケアの
行
い
き
違
ちが
い/
食
く
い
違
ちが
いの
考察
こうさつ
――ALS
療養
りょうよう
者
しゃ
の
一
いち
事例
じれい
を
通
とお
して」,『Core Ethics』,VOL6, p311-321.
◆
西田
にしだ
美紀
みき
2011/03/31 「
医療
いりょう
的
てき
ケアが
必要
ひつよう
な
難病
なんびょう
単身
たんしん
者
しゃ
の
在宅
ざいたく
生活
せいかつ
構築
こうちく
――
介護
かいご
職
しょく
への
医療
いりょう
的
てき
ケア
容認
ようにん
施策
しさく
に
向
む
けた
視点
してん
」,『Core Ethics』, VOL7, p223-234.
◆
西田
にしだ
美紀
みき
2012/03/31 「
医療
いりょう
機器
きき
を
必要
ひつよう
とする
重度
じゅうど
障害
しょうがい
者
しゃ
の
実態
じったい
調査
ちょうさ
――
地域
ちいき
のローカルなつながりに
向
む
けて−」, 『
立命館大学
りつめいかんだいがく
生存
せいぞん
学
がく
研究
けんきゅう
』,
生活
せいかつ
書院
しょいん
, p113-139.
◆
西田
にしだ
美紀
みき
2013/03/31 「
在宅
ざいたく
ALS
患者
かんじゃ
の
身体
しんたい
介護
かいご
の
困難
こんなん
性
せい
――ホームヘルパーの
介護
かいご
経験
けいけん
から」, 『Core Ethics』9:199-210.
[PDF]
◆
西田
にしだ
美紀
みき
2023/02/28 「
単身
たんしん
ALS
患者
かんじゃ
の
診断
しんだん
後
ご
の
在宅
ざいたく
生活
せいかつ
の
実態
じったい
」,『
遡
さかのぼ
航
こう
』6
http://aru.official.jp/m/SOKOU006.htm
◆
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(2)――
二
に
〇〇
八
はち
年
ねん
六
ろく
月
がつ
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:184-200
◆
樋
とい
澤
さわ
吉彦
よしひこ
20171010
『
保安
ほあん
処分
しょぶん
構想
こうそう
と
医療
いりょう
観察
かんさつ
法
ほう
体制
たいせい
――
日本
にっぽん
精神
せいしん
保健
ほけん
福祉
ふくし
士
し
協会
きょうかい
の
関
かか
わりをめぐって』
,
生活
せいかつ
書院
しょいん
,312p. ISBN-10:4865000720 ISBN-13:978-4865000726 3000+
[amazon]
/
[kinokuniya]
※
◆
樋
とい
澤
さわ
吉彦
よしひこ
2022 『ソーシャルワーク
専門
せんもん
職
しょく
資格
しかく
統一
とういつ
化
か
のゆくえ――
相模原
さがみはら
事件
じけん
と「
日本
にっぽん
精神
せいしん
保健
ほけん
福祉
ふくし
士
し
協会
きょうかい
」の
動向
どうこう
』,
生活
せいかつ
書院
しょいん
※
◆
堀田
ほった
義太郎
よしたろう
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(4)――
課題
かだい
・
要因
よういん
・
解決
かいけつ
方策
ほうさく
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:218-235
◆
増田
ますだ
智子
さとこ
i2018
インタビュー
2018/12/25 き
手
きて
:ユジンギョン 於:
京都
きょうと
市
し
・
増田
ますだ
氏
し
宅
たく
◆
増田
ますだ
智子
さとこ
i2019
インタビュー
2019/01/09 き
手
きて
:ユジンギョン 於:
京都
きょうと
市
し
・
増田
ますだ
氏
し
宅
たく
◆
増田
ますだ
英明
ひであき
20131010 「<
講演
こうえん
>
自薦
じせん
ヘルパーと
共
とも
に
自立
じりつ
への
一
いち
歩
ほ
」,『
日本
にっぽん
ALS
協会
きょうかい
近畿
きんき
ブロック
会報
かいほう
』74
号
ごう
http://www011.upp.so-net.ne.jp/alsosaka/Kaihou_00/k_74/5_Jyouhou/k74Kouen2Masuda.html
◆
増田
ますだ
英明
ひであき
2017/12/01 「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
を
装着
そうちゃく
した
私
わたし
の
挑戦
ちょうせん
――
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017に
参加
さんか
して」,『
研究
けんきゅう
の
現場
げんば
』,
立命館大学
りつめいかんだいがく
生存
せいぞん
学
がく
研究
けんきゅう
センター
http://www.ritsumei-arsvi.org/news/read/id/782
/
http://www.ritsumei-arsvi.org/en/news/read/id/330
[English]
◆
増田
ますだ
英明
ひであき
20180220
「
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
利用
りよう
者
しゃ
の
航空機
こうくうき
利用
りよう
についての
提言
ていげん
」
,
立憲
りっけん
民主党
みんしゅとう
バリアフリーヒアリング
◆
増田
ますだ
英明
ひであき
・
佐藤
さとう
謙
けん
20120331
「あいさつ」
,『
医療
いりょう
機器
きき
と
一緒
いっしょ
に
街
まち
で
暮
く
らすために シンポジウム
報告
ほうこく
書
しょ
震災
しんさい
と
停電
ていでん
をどう
生
い
き
延
の
びたか〜
福島
ふくしま
の
在宅
ざいたく
難病
なんびょう
患者
かんじゃ
・
人工
じんこう
呼吸
こきゅう
器
き
ユーザーらを
招
まね
いて〜
』(
立命館大学
りつめいかんだいがく
生存
せいぞん
学
がく
研究
けんきゅう
センター
報告
ほうこく
書
しょ
18), pp.20-21
◆
増田
ますだ
英明
ひであき
201710
「
在宅
ざいたく
生活
せいかつ
・
自立
じりつ
への
一
いち
歩
ほ
」
◆
増田
ますだ
英明
ひであき
20171024 「
あいさつ
」,
障害
しょうがい
学
がく
国際
こくさい
セミナー2017 於:
韓国
かんこく
・
順
じゅん
天
てん
郷
きょう
大学
だいがく
◆2000/03/01 「
介護
かいご
人
じん
派遣
はけん
制度
せいど
獲得
かくとく
の
歩
あゆ
み――
山口
やまぐち
衛
まもる
さんに
聞
き
く」
『
難病
なんびょう
と
在宅
ざいたく
ケア』
05-12(2000-03):04-07(
日本
にっぽん
ブランニングセンター)
◆2001/10/ 「ALS/MND
国際
こくさい
会議
かいぎ
参加
さんか
支援
しえん
募金
ぼきん
のお
願
ねが
い」
◆2002/05/01 「ALS/MND
国際
こくさい
会議
かいぎ
飛行機
ひこうき
旅行
りょこう
体験
たいけん
記
き
」,『JALSA』056:43-46
◆
山本
やまもと
晋
すすむ
輔
2009/02/25 「
独居
どっきょ
ALS
患者
かんじゃ
の
在宅
ざいたく
移行
いこう
支援
しえん
(3)――
二
に
〇〇
八
はち
年
ねん
七
なな
月
がつ
」,
『
生存
せいぞん
学
がく
』1
:201-217
◆
由良
ゆら
部
ぶ
正美
まさみ
i2019
インタビュー
2019/10/25 き
手
きて
:
桐原
きりはら
尚之
なおゆき
・
西田
にしだ
美紀
みき
・
長谷川
はせがわ
唯
ゆい
・
ユ ジンギョン
於:
京都
きょうと
.
◆『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』 2009/01/07
「
命
いのち
ときめく
日
ひ
に」
,『
京都
きょうと
新聞
しんぶん
』2009-01-07
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syakai/inochi/20090107.html
cf.
http://www.arsvi.com/o/n06.htm
UP:20190607 REV:201910019, 20200305, 06, 08, 15, 0623, 20220617, 20230324, 0415
◇
ALS
◇
病者
びょうしゃ
障害
しょうがい
者
しゃ
運動
うんどう
史
し
研究
けんきゅう
◇
生
せい
を
辿
たど
り
道
どう
を
探
さぐ
る――
身体
しんたい
×
社会
しゃかい
アーカイブの
構築
こうちく
◇
歴史
れきし
◇
蔵
ぞう
◇
索引
さくいん
TOP
HOME (http://www.arsvi.com)
◇