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Xin Shu : 卷九 : 脩政語上 - Chinese Text Project
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おさむせいじょう

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1 おさむせいじょう:
みかど曰:みちわかがわ谷之やのすい,其出やめ,其行とめふくじん不為ふためかたきふんじん而不譐者,其惟どう矣。播之於天,而不忘者,其惟どう矣。以道だか於天,道明どうみょう於日,みち安比あっぴ於山。げんこれしゃいいさとしまなぶこれしゃいいけん守之もりゆきしゃいいしんじたのしこれしゃいいじんぎょうこれしゃいい聖人せいじんおもんみどう不可ふか竊也,不可ふか以虛ため也。みかどしょく道義どうぎけい天地てんちきの人倫じんりんじょ萬物ばんぶつ,以信あずかじんため天下でんかさきしかこうすみ東海とうかい入江いりえ內,みどり西にしずみせきせきわたるりゅうすなとう於崑崙,於是かえ中國ちゅうごく以平いたいら天下でんか天下てんか太平たいへいただ躬道而已。

2 おさむせいじょう:
みかど顓頊曰:いたりどう不可ふか也,いたり不可ふかえき也。以後いごしゃふくあと也。うええんみかどみち而行がくみかどみち而賞而弗そん天下てんかまたひら也。

3 おさむせいじょう:
顓頊曰:こう莫美於去あく而為ぜんつみ莫大ばくだい於去ぜん而為あくわれぜんぜん而已也,ぜんえんぜん也,あくあく而已也,惡緣あくえんあく也。われまきいちにち,其此やめ也。

4 おさむせいじょう:
みかど嚳曰:えん道者どうしゃやめ而與ためどうやめえん巧者こうしゃこと而學ためたくみやめ行仁ぎょうにんしゃみさお而與ためじんやめふし仁之ひとし,以脩其躬,而身せん其美矣。えんみかどみち而明がくみかど顓頊みち而行,而天またひら矣。

5 おさむせいじょう:
みかど嚳曰:とく莫高於博愛人あいじん,而政莫高於博じんせい莫大ばくだい於信,莫大ばくだい於仁,われまき此而やめ矣。

6 おさむせいじょう:
みかど堯曰:「われそんこころ於先いにしえ加志かし窮民きゅうみんつう萬姓之罹罪,ゆう眾生とげ也。」一民かずたみあるかつえ,曰:「此我かつえ也。」一民かずたみあるかん,曰:「

7 おさむせいじょう:
此我かん也。」いち民有みんゆうざい,曰:「此我おちいこれ也。」ひとしぎょう而義りつとくはく而化とみしょう而民すすむばっ而民さきじょ而後ぎょう以德おんどお也。堯教及雕だいしょくえつなで交趾,わたるりゅうすなふうどくさん西見にしみおうははくん及大なつみぞ叟,きたちゅうかそけ,及狗こくあずか人身じんしん而鳥めん,及焦僥。こうけん而隱逮,つよし於行,而菑於志,りつ以仁而恕,いたり此而やめ矣。

8 おさむせいじょう:
みかどしゅん曰:われつきわれけい而以ごとわれじょういいちゅう焉;われつきわれけい以接われてきいいしん焉;われつきわれけい以使われいいじん焉。以見あいおや於天下之したのじん,而見らく於天下之したのみん,而見貴信きしん於天きみわれしょうこれ以敬也,われどく以敬也,よく明道あけみち而諭きょうただ以敬しゃためちゅう,必服

9 おさむせいじょう:
だい禹之天下でんか也,諸侯しょこうまんにん,而禹いちみな其體。だい禹豈のう一見而知之也?あにのう一聞而識之也?諸侯しょこう朝會ちょうかい,而禹おやほう以禹一皆知其國也。其士がつあさ,而禹おやこれ以禹一皆知其體也。しか且大禹其なおだいおそれ諸侯しょこうかいのりとい於諸こう曰:「諸侯しょこう以寡人為じんいおご乎?」朔日さくじつあさのりとい於士曰:「しょ大夫たいふ以寡人為じんい汏乎?其聞寡人おごこれ汏耶,而不以語寡人しゃ,此教寡人ざん道也みちやめつ天下でんかきょう也,寡人これしょ怨於じんしゃ莫大ばくだい於此也。」

10 おさむせいじょう:
だい禹曰:「みんしょく也,のりわがどるのう使也,こうなり不利ふり於民,わがどるのうすすむ也。」鬟河而道きゅうまき,鑿江而道きゅう,灑而定東海とうかいみんろう矣而どるしゃこうなり而利於民也。禹嘗ひるひましょくよるひま矣,ぽう也,ゆうつとむ也。禹與士民しみんどうつとむげん其信,而信さとし矣。天下でんか,以信為之ためゆき也。

11 おさむせいじょう:
曰:がく聖王せいおう道者どうしゃたとえ其如靜思せいし獨居どっきょたとえ其若おっとしゃがくひじりみち,而靜きょどくおもえたとえ其若あかり於庭,而就ひかり於室也。しか以小,而不可ふか大知たいち明君めいくん而君とうとなおがくどう,而賤どくおもえ也。しょ君子くんしとくけん而舉とくけん而與たとえ其若登山とざん乎。とく不肖ふしょう而舉とく不肖ふしょう而與たとえ其若ふち乎。登山とざん而望,其何臨,而何りょうおそ而入ふち,其孰おちいおぼれ以明くんまき其舉,而君子くんしまき其與,しかこうぶく必歸,菑可必去也。

12 おさむせいじょう:
曰:くすりしょく嘗於卑,しかこういたり於貴;やくげんけんじ於貴,しかこう聞於卑。くすりしょく嘗於卑,しかこういたり於貴,きょう也;やくげんけんじ於貴,しかこう聞於卑,道也みちや使つかいじんあじしょくしかこうしょくしゃ,其得あじ也多;わか使つかいじんあじげんしかこう聞言しゃ,其得げん也少。以是あきら上之うえの於言也,必自也聽,必自也擇,必自也聚,必自也藏,必自也行みち以數これためあきら,以すうぎょうためあきら,以數ほどこせまんせいためぞう求道きゅうどうしゃ以目而以しん道者どうしゃ以手而以みみ。致道しゃ以言,入道にゅうどうしゃ以忠,せき道者どうしゃ以信,道者どうしゃ以人。故人こじんぬしゆうよく治安ちあんしん,而無治安ちあんしゃ,雖欲あらわさかえ也,どるとく矣。治安ちあん不可ふか以虛なり也,あきらさかえ不可ふか以虛とく也。明君めいくんけい察吏あいみん,以參其極,此者,のり四美しみ矣。

URN: ctp:xin-shu/xiu-zheng-yu-shang