Xin Shu : 卷一 : 宗首 - Chinese Text Project

Pre-Qin and Han -> Confucianism -> Xin Shu -> 卷一けんいち -> 宗そう首くび

《宗そう首くび》

1 Jump to dictionary Show parallel passages	宗そう首くび:	今いま或ある親おや弟おとうと謀はかりごと為ため東ひがし帝みかど，親おや兄けい之子ゆきこ西にし嚮而擊げき，今こん吳ご又また見み告つげ矣。天子てんし春秋しゅんじゅう鼎かなえ盛もり，行義ゆきよし未み過か，德とく澤さわ有加ゆか焉，猶なお尚なお若わか此，況きょう莫大ばくだい諸侯しょこう，權勢けんせい十じゅう此者乎！
2 Jump to dictionary Show parallel passages	宗そう首くび:	然しか而天下か少しょう安やす者しゃ，何なに也？大國たいこく之の王おう，幼よう在ざい懷ふところ衽おくみ，漢かん所しょ置おけ傅でん相しょう，方ぽう握にぎ其事。數すう年ねん之これ後ご，諸侯しょこう王おう大抵たいてい皆みな冠かんむり，血氣けっき方かた剛つよし。漢かん之これ所しょ置おけ傅でん，歸休ききゅう而不肯住，漢かん所しょ置おけ相しょう，稱しょう病びょう而賜罷やめ。彼かれ自じ丞すすむ尉じょう以上いじょう，偏へん置おけ其私人じん，如此有ゆう異い淮南ワイナン、濟すみ北之きたの為ため耶！此時而乃欲ほし為ため治安ちあん，雖堯舜しゅん不能ふのう。
3 Jump to dictionary Show parallel passages	宗そう首くび:	黃き帝みかど曰：「日にち中ちゅう必𥶙，操みさお刀がたな必割。」今こん令れい此道順じゅん而全安やす甚易，弗どる肯早為ため已やめ，乃墮骨肉こつにく之の屬ぞく而抗剄之，豈あに有ゆう異い秦しん之の季き世よ乎！夫おっと以天子こ之の位くらい，用よう天下でんか之の力ちから，乘じょう今いま之これ時じ，因いん天てん之の助じょ，尚なお憚はばか以危為安ためやす，以亂為ため治ち。假設かせつ陛下へいか居きょ齊ひとし桓之處しょ，將はた不ふ合ごう諸しょ侯ほう匡ただし天下でんか乎！

URN: ctp:xin-shu/zong-shou