本 ほん 種 たね のみでマッコウクジラ属 ぞく を構成 こうせい する。
マッコウクジラ上 うえ 科 か の中 なか でも、マッコウクジラ属 ぞく のみでマッコウクジラ科 か を構成 こうせい する説 せつ もある[ 4] 。
MSW3(Mead & Brownell,2005)ではマッコウクジラ科 か にコマッコウ属 ぞく を含 ふく め亜 あ 科 か は認 みと めていない[ 7] 。
マッコウクジラ科 か のヒトとの大 おお きさの比較 ひかく
ヒトとの大 おお きさの比較 ひかく 。ただし、確認 かくにん された最大 さいだい の体長 たいちょう は20.7メートルである[ 22] 。
並 なら んで泳 およ ぐ2頭 とう (噴気 ふんき 孔 あな が見 み える)
現生 げんなま のハクジラ類 るい の中 なか で最 もっと も大 おお きく、現生 げんなま 鯨 くじら 類 るい 全体 ぜんたい でもナガスクジラ科 か とセミクジラ科 か に次 つ ぐ大 おお きさを持 も つ。また、歯 は のある動物 どうぶつ [ 23] では世界 せかい 最大 さいだい であり、巨大 きょだい な頭部 とうぶ とその形状 けいじょう が特徴 とくちょう 的 てき である。
本 ほん 種 しゅ は全 すべ てのクジラ類 るい の中 なか で最 もっと も大 おお きな性差 せいさ をもつ。標準 ひょうじゅん 的 てき なオスの体長 たいちょう は約 やく 16 - 18メートル であり(長 なが さの比較 ひかく 資料 しりょう :1 E1 m )、メスの約 やく 12 - 14メートルと比 くら べて30 - 50%も大 おお きい。体重 たいじゅう はオスの50トン に対 たい し、メスは25トン と、ほぼ 2倍 ばい の差異 さい がある。なお、誕生 たんじょう 時 じ は雌雄 しゆう いずれも体長 たいちょう 約 やく 4メートル、体重 たいじゅう 1トン程度 ていど である。ハクジラ の中 なか では最大 さいだい 種 しゅ であり、成長 せいちょう したオスには体長 たいちょう が20メートルを越 こ えるものもいる。24メートル以上 いじょう という記録 きろく も複数 ふくすう 存在 そんざい し、エセックス号 ごう (英語 えいご 版 ばん )を撃沈 げきちん した個体 こたい [ 注釈 ちゅうしゃく 10] は26メートルに達 たっ したともされているが、これらの記録 きろく は捕獲 ほかく した個体 こたい の体 からだ 表 ひょう に沿 そ って計測 けいそく されたと思 おも わしいため、確認 かくにん されている最大 さいだい の記録 きろく としては、千島 ちしま 列島 れっとう で捕獲 ほかく された体長 たいちょう 20.7メートル、推定 すいてい 体重 たいじゅう 80トンの雄 ゆう が存在 そんざい する[ 22] [ 24] 。
本 ほん 種 たね を特徴 とくちょう づける著 いちじる しく肥大 ひだい 化 か した頭部 とうぶ は、その長 なが さがオスで体長 たいちょう の3分 ぶん の1に達 たっ する。これは、クジラ類 るい の中 なか でも例外 れいがい 的 てき に巨大 きょだい である。脳 のう は、おそらく全 すべ ての動物 どうぶつ の中 なか でも最大 さいだい ・最 さい 重量 じゅうりょう であり、成体 せいたい のオスでは平均 へいきん で7キログラムに達 たっ するが、身体 しんたい サイズに比 くら べれば決 けっ して大 おお きな脳 のう ではない。
背中 せなか の色 いろ は一様 いちよう に灰色 はいいろ だが、日光 にっこう の下 した では褐色 かっしょく に見 み えるかもしれない。背中 せなか の皮膚 ひふ は通常 つうじょう 凸凹 でこぼこ (でこぼこ)で、他 た の大 おお きなクジラのほとんどが滑 なめ らかな皮膚 ひふ をしているのとは対照 たいしょう 的 てき 。
噴気 ふんき 孔 あな (呼吸 こきゅう 孔 あな 、鼻孔 びこう )の位置 いち は頭部 とうぶ 正面 しょうめん に集中 しゅうちゅう しており、遊泳 ゆうえい 方向 ほうこう に向 む かって左側 ひだりがわ にずれている。そのため、潮吹 しおふ き は前方 ぜんぽう に向 む かった特徴 とくちょう 的 てき なものとなる。背鰭 せびれ (せびれ)は背骨 せぼね に沿 そ って前 まえ から3分 ぶん の2の場所 ばしょ に位置 いち し、通常 つうじょう は短 みじか い二等辺三角形 にとうへんさんかっけい の形状 けいじょう をしている。尾 お は三角形 さんかっけい で非常 ひじょう に厚 あつ い。クジラが深 ふか い潜水 せんすい を始 はじ める前 まえ には、尾 お は水面 すいめん から非常 ひじょう に高 たか く引 ひ き上 あ げられる。
全身 ぜんしん 骨格 こっかく 図 ず
マッコウクジラの歯 は
陰茎 いんけい
ダイオウイカ によって刻 きざ み付 つ けられた吸盤 きゅうばん の傷跡 きずあと が残 のこ るマッコウクジラの皮膚 ひふ [ 注釈 ちゅうしゃく 11] 。
下 しも 顎 あご (したあご)に20 - 26対 つい の円錐 えんすい 形 かたち の歯 は を有 ゆう する。それぞれの歯 は は約 やく 1キログラムもの重量 じゅうりょう がある。
丸呑 まるの みが可能 かのう なイカ類 るい を食 た べるために歯 は は不要 ふよう と考 かんが えられており、本 ほん 種 しゅ が歯 は を備 そな えている理由 りゆう ははっきりとは分 わ かっていない。歯 は を持 も たないにもかかわらず健康 けんこう に太 ふと った野生 やせい の個体 こたい も、実際 じっさい に観察 かんさつ されている。現在 げんざい では、同種 どうしゅ のオス同士 どうし で争 あらそ う際 さい に歯 は が使用 しよう されるのではないかと考 かんが えられている。この仮説 かせつ は、成熟 せいじゅく したオス個体 こたい の頭部 とうぶ に見 み つかる傷 きず の形状 けいじょう が歯形 はがた にあっていたり、歯 は が円錐 えんすい 形 がた で広 ひろ い間隔 かんかく を空 あ けて配置 はいち されている理由 りゆう も説明 せつめい できる。上顎 じょうがく の中 なか にも未 み 発達 はったつ の歯 は が存在 そんざい するが、口腔 こうくう 内 ない まで出 で てくることはまれである。似 に た食 しょく 性 せい を持 も つハナゴンドウ もマッコウクジラと同 おな じく下 しも 顎 あご にのみ歯 は を有 ゆう している。この種 たね はマイルカ科 か に属 ぞく すが、多 おお くの部分 ぶぶん でマッコウクジラと酷似 こくじ している。
近年 きんねん の研究 けんきゅう では、子 こ を海面 かいめん に残 のこ したまま深海 しんかい へ獲物 えもの を獲 え りにいった親 おや が、捕 と らえた獲物 えもの を子 こ の餌 えさ としてくわえたまま持 も ち帰 かえ る姿 すがた が確認 かくにん されている。映像 えいぞう に収 おさ められている獲物 えもの はダイオウイカ であり、一 いち 匹 ひき 丸 まる ごとではなく、一部 いちぶ だけを持 も ち帰 かえ ってきた。このことから、歯 は の存在 そんざい 理由 りゆう が獲物 えもの をかみ切 き ること、獲物 えもの を深海 しんかい から海面 かいめん へ運 はこ ぶときの滑 すべ り止 と めとするなどの仮説 かせつ も考 かんが えられる。
ダイオウイカ の捕食 ほしょく (アメリカ自然 しぜん 史 し 博物館 はくぶつかん )
ヤリイカ やダイオウイカ など主 おも な食 しょく 性 せい はイカ類 るい であり、スケソウダラ やメヌケ 、フリソデウオ科 か やツノザメ科 か のような大型 おおがた の深海魚 しんかいぎょ 類 るい も餌 えさ となる。
試算 しさん では、マッコウクジラの摂 と 餌 えさ 量 りょう は年間 ねんかん で9千 せん 万 まん トン - 2億 おく 2千 せん 8百 ひゃく 万 まん トンと推計 すいけい される[ 25] 。この95%がイカとすれば、およそ8千 せん 万 まん トン - 2億 おく トンのイカがマッコウクジラに食 た べられ、それは世界中 せかいじゅう の年間 ねんかん 漁獲 ぎょかく 量 りょう の30 - 66倍 ばい になるという[ 25] 。もっとも、マッコウクジラが食 しょく するイカは、主 おも に中 ちゅう 深層 しんそう に生息 せいそく するクラゲイカといった大型 おおがた イカ[ 注釈 ちゅうしゃく 12] と考 かんが えられ、それらのイカは人間 にんげん の食用 しょくよう 種 しゅ ではない[ 25] 。
また、日本 にっぽん 政府 せいふ が捕鯨 ほげい 問題 もんだい において捕鯨 ほげい を正当 せいとう 化 か するために用 もち いた「鯨 くじら 食害 しょくがい 論 ろん 」は国内外 こくないがい の識者 しきしゃ からの批判 ひはん を受 う けており、2009年 ねん 6月 がつ の国際 こくさい 捕鯨 ほげい 委員 いいん 会 かい の年次 ねんじ 会合 かいごう にて、日本 にっぽん 政府 せいふ 代表 だいひょう 代理 だいり だった森下 もりした 丈二 じょうじ 水産庁 すいさんちょう 参事官 さんじかん が鯨 くじら 類 るい による漁業 ぎょぎょう 被害 ひがい (害 がい 獣 じゅう 論 ろん )を撤回 てっかい している[ 26] 。
他 ほか にも、優先 ゆうせん 度 ど は低 ひく いもののウバザメ 、オンデンザメ 、メガマウス 、アオザメ 、エイ 、マグロ などの大型 おおがた 魚類 ぎょるい やウナギ やサーモン などの多様 たよう な魚類 ぎょるい を捕食 ほしょく していると考 かんが えられる記録 きろく もある[ 27] [ 28] 。
群 む れのメンバー同士 どうし の絆 きずな は強 つよ い(アゾレス諸島 しょとう )
本 ほん 種 しゅ は家族 かぞく の絆 きずな がとても強 つよ い。子 こ は生 う まれてすぐには深海 しんかい に潜 くぐ ることができない。母親 ははおや は子 こ が深海 しんかい へ潜 くぐ ることができるようにするため、しばしば訓練 くんれん をするが、子 こ がなかなか潜 くぐ ろうとしない場合 ばあい は母乳 ぼにゅう を飲 の ませながら潜 くぐ る。最近 さいきん の研究 けんきゅう では頻繁 ひんぱん に深海 しんかい と海面 かいめん を行 い き来 き することが分 わ かっている。
成熟 せいじゅく した雄 ゆう は、通常 つうじょう は独 ひと り立 だ ちし、雌 めす や子供 こども が進出 しんしゅつ しない極 きょく 海 うみ に至 いた るまで広範囲 こうはんい を回遊 かいゆう する。若 わか い雄 ゆう 同士 どうし で独自 どくじ のグループを形成 けいせい する。また、雌 めす や子供 こども の群 む れがシャチ や捕鯨 ほげい 船 せん などに襲 おそ われた際 さい に救出 きゅうしゅつ にくることもある[ 29] 。群 む れを守 まも るために捕鯨 ほげい 船 せん (大型 おおがた 帆船 はんせん )を雄 ゆう が攻撃 こうげき して沈没 ちんぼつ させた例 れい [ 注釈 ちゅうしゃく 13] も存在 そんざい する。
また、後述 こうじゅつ の通 とお り、花形 はながた の円陣 えんじん (マーガレット・フォーメーション)を組 く んでシャチ への抵抗 ていこう を見 み せることがある[ 30] 。
近年 きんねん 、ホエールウォッチング が世界中 せかいじゅう に盛 さか んになり、比較的 ひかくてき 個体 こたい 数 すう の多 おお い本 ほん 種 しゅ も観察 かんさつ の対象 たいしょう とされる。特 とく にカイコウラ などの様々 さまざま な地域 ちいき がマッコウクジラを対象 たいしょう としたホエールウォッチングで発展 はってん してきた。また、捕鯨 ほげい を知 し らない若 わか い世代 せだい が増 ふ えたこともあり、人間 にんげん や船舶 せんぱく などに対 たい する警戒 けいかい 心 しん が薄 うす れ、より人懐 ひとなつ っこくなりつつある[ 31] 。
ザトウクジラ やナガスクジラ 、ミンククジラ 、シャチ などと行動 こうどう を共 とも にする場合 ばあい がある。日本 にっぽん では、根室海峡 ねむろかいきょう [ 32] や伊豆諸島 いずしょとう 等 とう でこれらの交流 こうりゅう が観察 かんさつ された。
2011年 ねん には、アゾレス諸島 しょとう にて、奇形 きけい ゆえに群 む れから脱落 だつらく したと思 おも わしいハンドウイルカ にマッコウクジラの群 む れが寄 よ り添 そ っていた観察 かんさつ 例 れい が報告 ほうこく されている[ 33] 。
潜水 せんすい する際 さい の尾 お びれ(メキシコ湾 わん )
また、その生涯 しょうがい の3分 ぶん の2を深海 しんかい で過 す ごす。軽 かる く2,000メートルは潜 くぐ ることができ、集団 しゅうだん で狩 か りをすると考 かんが えられている。光 ひかり の届 とど かない深海 しんかい においてはイルカ 等 ひとし に代表 だいひょう される反響 はんきょう 定位 ていい (エコーロケーション)を用 もち いている。家族 かぞく 同士 どうし での会話 かいわ にも音 おと を利用 りよう していると考 かんが えられている。
本 ほん 種 しゅ の潜水 せんすい 能力 のうりょく はクジラ の中 なか でも特筆 とくひつ すべきである[ 注釈 ちゅうしゃく 14] [ 34] 。ヒゲクジラ 類 るい の潜水 せんすい 深度 しんど は200- 300メートル程度 ていど とされる。マッコウクジラの場合 ばあい は、全身 ぜんしん の筋肉 きんにく に大量 たいりょう のミオグロビン を保有 ほゆう し、これに大量 たいりょう の酸素 さんそ を蓄 たくわ えることが可能 かのう である。このため、1時 じ 間 あいだ もの間 あいだ を呼吸 こきゅう することなく潜 もぐ っていることが可能 かのう で、さらに、これによって肺 はい を空 そら にして深海 しんかい での水圧 すいあつ の影響 えいきょう を受 う けないことも明 あき らかとなった。通常 つうじょう では、約 やく 1,000メートル近 ちか くの深海 しんかい に潜 もぐ ってから息継 いきつ ぎをするために水面 すいめん に上 あ がり始 はじ めるまでの20分 ふん ほどの間 あいだ 、深海 しんかい にて捕食 ほしょく などの活動 かつどう を行 おこな っていることが分 わ かっている。また、3,000メートルを潜 もぐ ったとする記録 きろく もあり(長 なが さの比較 ひかく 資料 しりょう :1 E3 m )、深海 しんかい 層 そう での原子力 げんしりょく 潜水 せんすい 艦 かん との衝突 しょうとつ 事故 じこ や、海底 かいてい ケーブル に引 ひ っかかって溺死 できし したと見 み られる死骸 しがい の発見 はっけん などの実例 じつれい が、この記録 きろく を裏 うら づける。しかし、2,000メートル以上 いじょう の深 ふか さまで潜 くぐ ると捕食 ほしょく すべきイカなどの数 かず も少 すく なくなるため、それ以上 いじょう はあまり積極 せっきょく 的 てき に潜 くぐ ろうとするとは考 かんが えにくいとも言 い われている。マッコウクジラと衝突 しょうとつ した場合 ばあい 、大型 おおがた 船 せん は船体 せんたい を破損 はそん させることはないが、ヨットや木造 もくぞう 船 せん であった場合 ばあい には多大 ただい な損傷 そんしょう をこうむることが予想 よそう される。
ダイオウイカ の捕食 ほしょく を再現 さいげん した模型 もけい
マッコウクジラは、ハクジラの中 なか でも特殊 とくしゅ な深海 しんかい 潜行 せんこう 型 がた として高度 こうど に進化 しんか 適応 てきおう を遂 と げた種 しゅ である。この進化 しんか がどのような条件下 じょうけんか で引 ひ き起 お こされたものであるかについては未 いま だ詳 つまび らかにされないものの、彼 かれ らの祖先 そせん にあたるクジラが、他 た の大小 だいしょう 多様 たよう なハクジラ類 るい や大型 おおがた サメ類 るい との浅 あさ 海域 かいいき での生存 せいぞん 競争 きょうそう に敗 やぶ れ、食 く いはぐれての結果 けっか 的 てき 選択 せんたく であるとの推論 すいろん は成 な り立 た つ[ 35] 。そのような動物 どうぶつ も他所 よそ に活路 かつろ を見出 みいだ して、その上 うえ で新 あら たな環境 かんきょう への的確 てきかく な適応 てきおう を遂 と げられた場合 ばあい に限 かぎ って、新 あたら しい種 しゅ として子孫 しそん を残 のこ し、進化 しんか を次 つぎ の段階 だんかい へ進 すす めていくことが可能 かのう となる。しかしまた、優勢 ゆうせい 種 しゅ であるがためにその一部 いちぶ が分布 ぶんぷ 域 いき を拡大 かくだい していくうちに、異 こと なる形質 けいしつ を獲得 かくとく していき、遂 つい には別 べつ の種 たね として分化 ぶんか した、との考 かんが え方 かた もあり得 え る。いずれにしても、彼 かれ らの祖先 そせん は、何 なん らかの条件 じょうけん の下 した でクジラ類 るい にとっては未踏 みとう の海域 かいいき であった深海 ふかうみ という環境 かんきょう に挑 いど み、長 なが い時間 じかん をかけて現在 げんざい の高度 こうど に適応 てきおう したマッコウクジラの形質 けいしつ を獲得 かくとく していったと考 かんが えられ、ダイオウイカ等 とう の巨大 きょだい 無 む 脊椎動物 せきついどうぶつ の生息 せいそく によって深海 ふかうみ という環境 かんきょう の生物 せいぶつ 量 りょう が決 けっ して貧 まず しくはないことが、彼 かれ らの祖先 そせん の進化 しんか を下 した 支 ささ えしつつ促 うなが したといえる。ハクジラ類 るい が持 も っている反響 はんきょう 定位 ていい の能力 のうりょく も深海 しんかい にあって大 おお いに威力 いりょく を発揮 はっき し、彼 かれ らを優勢 ゆうせい 種 しゅ に押 お し上 あ げている。
ハイドロフォン(英語 えいご 版 ばん )によるニュートリノ 検出 けんしゅつ を目的 もくてき とした海洋 かいよう ノイズ検出 けんしゅつ 実験 じっけん において、カターニア 東方 とうほう にある深度 しんど 2,000メートルのテスト海域 かいいき でマッコウクジラのクリック音 おん が観測 かんそく された。また目撃 もくげき 情報 じょうほう や海面 かいめん 近 ちか くの音響 おんきょう 記録 きろく に基 もと づいた調査 ちょうさ によって、分布 ぶんぷ は稀 まれ だと思 おも われていた海域 かいいき においても予想 よそう 以上 いじょう にマッコウクジラが棲息 せいそく していることが明 あき らかになった。観測 かんそく されたクリック音 おん のパターンが二 に 種類 しゅるい あることから、地中海 ちちゅうかい 海 うみ 盆 ぼん の外 そと から一時 いちじ 的 てき に入 はい ってくる通 とお りすがりのクジラの存在 そんざい が示唆 しさ されたが、地中海 ちちゅうかい のマッコウクジラが1つの閉鎖 へいさ 個体 こたい 群 ぐん なのか、それとも外海 がいかい の個体 こたい 群 ぐん とのやりとりがあるのかは判明 はんめい しておらず、生態 せいたい には未知 みち な部分 ぶぶん が残 のこ されている[ 36] 。
本 ほん 種 しゅ は低 ひく い出生 しゅっしょう 率 りつ と遅 おそ い成熟 せいじゅく と長命 ちょうめい を獲得 かくとく している。メスは4歳 さい から6歳 さい で成熟 せいじゅく し、メスの妊娠 にんしん 期間 きかん は少 すく なくとも12か月 げつ 、最長 さいちょう で18か月 げつ 。そして、子育 こそだ ては2 - 3年 ねん 続 つづ く。マッコウクジラの家族 かぞく は、母系 ぼけい 家族 かぞく でメスが中心 ちゅうしん となる。オスは単独 たんどく 行動 こうどう 、もしくは若 わか い雄 ゆう 同士 どうし が小 ちい さな群 む れを造 つく る。オスの繁殖 はんしょく 適齢 てきれい 期 き は10歳 さい ごろから20歳 さい ごろまでの約 やく 10年間 ねんかん 続 つづ き、40歳 さい を超 こ えても成長 せいちょう は止 と まらず、約 やく 50歳 さい で最大 さいだい に達 たっ する。また、出産 しゅっさん は5年 ねん に一 いち 度 ど しか行 おこな わない。
雄 ゆう は一体 いったい で複数 ふくすう の雌 めす を獲得 かくとく するハーレム (英語 えいご 版 ばん ) によって子孫 しそん を残 のこ す性質 せいしつ で、複数 ふくすう の雌 めす と交尾 こうび した後 のち には子育 こそだ てには参加 さんか しない。成熟 せいじゅく した雄 ゆう のペニスの長 なが さは1メートルを超 こ える。
群 む れを造 つく る雌 めす と子供 こども 達 たち は結束 けっそく が強 つよ く、弱 よわ って傷 きず ついた仲間 なかま を囲 かこ って天敵 てんてき であるシャチやサメなどの攻撃 こうげき から守 まも ったり、その囲 がこ いを解 と かずにそのままの姿勢 しせい で安全 あんぜん 地帯 ちたい へと押 お しやるような行動 こうどう も観察 かんさつ されている。
大型 おおがた の老熟 ろうじゅく したマッコウクジラの体 からだ 表 ひょう には多 おお くの傷 きず が見受 みう けられる。特 とく に雄 お 個体 こたい には頭部 とうぶ に前述 ぜんじゅつ の歯 は によって噛 か み合 あ った傷 きず が多 おお く、これは繁殖 はんしょく 期 き で雌 めす をめぐって雄 お 同士 どうし 争 あらそ う後 のち によく見 み られるといわれる。なお傷 きず は時間 じかん と共 とも に白 しろ く変色 へんしょく していって体 からだ 表 ひょう にそのまま残 のこ るか、皮膚 ひふ に埋 うず もれていく。
成熟 せいじゅく した個体 こたい には、リング状 じょう の傷 きず が帯状 おびじょう に付 つ いていて、特 とく に口 くち と顔 かお 周 まわ りに多 おお いが、これはダイオウイカの必死 ひっし の抵抗 ていこう により、強力 きょうりょく な触 さわ 腕 うで にしがみつかれ、皮膚 ひふ に傷 きず を負 お ったものである。南極 なんきょく 近 ちか くに住 す む個体 こたい には、ダイオウホウズキイカ によって付 つ けられたと思 おも われる鉤 かぎ 爪 つめ が刺 さ さったままのものも見受 みう けられた。
泳 およ ぎが遅 おそ く、深海 しんかい 性 せい のため、暖 あたた かい海 うみ にいる個体 こたい はダルマザメ の標的 ひょうてき にもされている。
マーガレット・フォーメーション[ 注釈 ちゅうしゃく 15]
人間 にんげん のほかにはシャチ が天敵 てんてき であり[ 37] 、幼 よう 獣 じゅう だけでなく成体 せいたい もシャチの群 む れに襲 おそ われ殺 ころ されることがある[ 38] 。
しかし、成獣 せいじゅう は通常 つうじょう は1頭 とう だけでもシャチの集団 しゅうだん にとって手強 てごわ く、日本 にっぽん 列島 れっとう の沖合 おきあい で、シャチの群 む れに襲 おそ われた雌 めす と子供 こども から成 な る群 む れを、どこからともなく現 あらわ れた未 み 成熟 せいじゅく の雄 ゆう が救援 きゅうえん し、シャチたちを攪乱 かくらん してからその群 む れを率 ひき いて脱出 だっしゅつ する光景 こうけい も観察 かんさつ されている[ 39] 。また、群 む れを守 まも るために捕鯨 ほげい 船 せん (大型 おおがた 帆船 はんせん )を成熟 せいじゅく 雄 ゆう が攻撃 こうげき して沈没 ちんぼつ させた例 れい も存在 そんざい する[ 注釈 ちゅうしゃく 16] 。
また、花形 はながた の円陣 えんじん (マーガレット・フォーメーション)を組 く んでシャチ への抵抗 ていこう を見 み せることがあるが、これは本 ほん 種 しゅ 以外 いがい ではミナミセミクジラ でも確認 かくにん されたことがある。なお、この行動 こうどう は天敵 てんてき がいない状況 じょうきょう でも見 み られる場合 ばあい がある[ 30] 。
2024年 ねん には、西 にし オーストラリア沖 おき でシャチ の群 む れに対抗 たいこう する防衛 ぼうえい 手段 しゅだん の一 ひと つとして意図 いと 的 てき に排泄 はいせつ して糞 くそ を周囲 しゅうい に散布 さんぷ する行動 こうどう がみられたが、これは近 きん 縁 えん 系統 けいとう であるコマッコウ やオガワコマッコウ によく知 し られてきた行動 こうどう である[ 40] 。
鯨蝋 げいろう (げいろう)とは頭部 とうぶ から採取 さいしゅ される白濁 はくだく 色 しょく の脳 のう 油 ゆ の別名 べつめい である。脳 のう 油 ゆ は精液 せいえき に似 に ているため、精液 せいえき と誤解 ごかい されていたことがあり、英語 えいご では spermaceti (原 はら 義 よし :「鯨 くじら -精液 せいえき 」)と呼 よ ばれている。英名 えいめい の sperm whale はこのことに由来 ゆらい する。
脳 のう 油 ゆ はイルカやシャチなどのハクジラ類 るい にみられる反響 はんきょう 定位 ていい (エコーロケーション)の際 さい に音波 おんぱ を集中 しゅうちゅう するレンズ の機能 きのう を持 も つメロン と呼 よ ばれる頭部 とうぶ 器官 きかん を満 み たすワックスエステル である。なお、一部 いちぶ で脳漿 のうしょう 油 ゆ と呼 よ ぶ向 む きもあるが、脳漿 のうしょう は脳 のう の髄 ずい 液 えき を指 さ す為 ため 、全 まった く無関係 むかんけい である。反響 はんきょう 定位 ていい による音波 おんぱ は他 た のハクジラ類 るい 同様 どうよう に、遊泳 ゆうえい 時 じ の障害 しょうがい 物 ぶつ の探知 たんち や獲物 えもの の捜索 そうさく に使 つか われるが、マッコウクジラの脳 のう 油 ゆ であれば、獲物 えもの に対 たい して高 たか い指向 しこう 性 せい を持 も った強力 きょうりょく な音波 おんぱ を放 はな つことで失神 しっしん あるいは麻痺 まひ に陥 おちい らせ、捕 と らえる事 こと が可能 かのう であるという説 せつ もある。実際 じっさい には確認 かくにん されていない。
脳 のう 油 ゆ は他 た のハクジラ類 るい のメロンと異 こと なり、マッコウクジラの体温 たいおん 下 か では液状 えきじょう であるが、約 やく 25℃で凝固 ぎょうこ することが知 し られている。鯨 くじら 類 るい 学者 がくしゃ クラークはこの性質 せいしつ に着目 ちゃくもく し、潜水 せんすい の際 さい には鼻 はな から海水 かいすい を吸 す い込 こ んで脳 のう 油 ゆ を冷 ひ やすことで固化 こか させて比重 ひじゅう を高 たか め、浮上 ふじょう の際 さい には海水 かいすい を吐 は き出 だ し血液 けつえき を流 なが し温 あたた めることで液化 えきか させて比重 ひじゅう を小 ちい さくすることで、急速 きゅうそく な潜水 せんすい および浮上 ふじょう を可能 かのう にしているという説 せつ を唱 とな えている。潜水 せんすい ・浮上 ふじょう はほぼ垂直 すいちょく に、かつ、急速 きゅうそく に行 おこな われることが確認 かくにん されているが、潜水病 せんすいびょう に陥 おちい らないことも確認 かくにん されている。
捕獲 ほかく 数 すう の推移 すいい
鯨蝋 げいろう は高級 こうきゅう 蝋燭 ろうそく や石鹸 せっけん の原料 げんりょう 、灯油 とうゆ 、機械 きかい 油 ゆ として利用 りよう された。特 とく に精密 せいみつ 機械 きかい の潤滑油 じゅんかつゆ としては代替 だいたい 品 ひん が無 な く、1970年代 ねんだい まで需要 じゅよう があった。かつてはこの鯨蝋 げいろう を目的 もくてき に大量 たいりょう のマッコウクジラが乱獲 らんかく された。特 とく に米国 べいこく では18世紀 せいき から19世紀 せいき にかけて盛 さか んにマッコウクジラを捕獲 ほかく した。米国 べいこく が日本 にっぽん に開国 かいこく を迫 せま った理由 りゆう の一 ひと つに捕鯨 ほげい 船 せん の中継 ちゅうけい 基地 きち の設置 せっち が挙 あ げられるが、アメリカ大陸 あめりかたいりく 近海 きんかい のマッコウクジラを捕 と り尽 つ くし、日本 にっぽん 列島 れっとう に近 ちか い西太平洋 にしたいへいよう 地域 ちいき に同 おな じマッコウクジラの大 だい 規模 きぼ な群 む れがあるのを発見 はっけん してのことである。今 いま でも同 どう 海域 かいいき には数 すう 万 まん 頭 とう のマッコウクジラがいるといわれる。
1910年代 ねんだい 以降 いこう の北西 ほくせい 太平洋 たいへいよう における乱獲 らんかく は日本 にっぽん とソビエト連邦 れんぽう が主体 しゅたい になって行 おこな い、日本 にっぽん 国内 こくない では不正 ふせい 捕獲 ほかく や密猟 みつりょう が横行 おうこう していた可能 かのう 性 せい が指摘 してき されている[ 16] 。
性格 せいかく はクジラの中 なか でも獰猛 どうもう とされ、近代 きんだい でも捕鯨 ほげい のキャッチャーボートが破損 はそん させられた例 れい が数 すう 度 ど 記録 きろく されている。1937年 ねん (昭和 しょうわ 12年 ねん )2月 がつ 17日 にち には、共同 きょうどう 漁業 ぎょぎょう の第 だい 三 さん 捕鯨 ほげい 丸 まる (102トン)がマッコウクジラから尾 お を叩 たた きつけられる攻撃 こうげき に遭 あ い浸水 しんすい 。沈没 ちんぼつ 寸前 すんぜん に追 お いやられた例 れい もある[ 41] 。
マッコウクジラは肉 にく にも蝋 ろう を含 ふく むため、食用 しょくよう の際 さい に油 あぶら 抜 ぬ きをする。日本 にっぽん では主 おも に大和 やまと 煮 に に用 もち いられたり、大阪 おおさか では油 あぶら 抜 ぬ きをした皮 かわ (コロ)をおでん (関東 かんとう 煮 に )で食 しょく すのが一般 いっぱん 的 てき である[ 42] 。和歌山 わかやま 県 けん 田辺 たなべ 市 し 鮎川 あいかわ やインドネシア ・小 しょう スンダ列島 れっとう のロンブレン (レンバタ)島 とう では干物 ひもの にする[ 43] 。
油 あぶら 抜 ぬ きをしないで大量 たいりょう に食 た べると下痢 げり をする恐 おそ れがあり、アメリカ人 じん 捕鯨 ほげい 船員 せんいん の鯨 くじら 肉 にく には毒 どく があるという迷信 めいしん もあり、肉 にく は捨 す てられたというのは、この様 よう に食用 しょくよう に不向 ふむ きであった点 てん もある。また、このマッコウクジラを最高 さいこう の目標 もくひょう としたアメリカ式 しき 捕鯨 ほげい の時代 じだい において、冷蔵 れいぞう 技術 ぎじゅつ もない当時 とうじ 、3年 ねん 以上 いじょう が標準 ひょうじゅん であった捕鯨 ほげい 航海 こうかい の間 あいだ 、肉 にく を商品 しょうひん 価値 かち のある状態 じょうたい で保管 ほかん するのは不可能 ふかのう であった。
あくまで小説 しょうせつ 中 ちゅう の話 はなし ではあるものの、捕鯨 ほげい 船員 せんいん のキャリアを持 も つハーマン・メルヴィル が書 か いた『白鯨 はくげい 』の中 なか では、欧米 おうべい においても鯨 くじら 食 しょく は強 つよ くタブーとしていなかったため、同 どう 時代 じだい 人 じん から見 み ても「船員 せんいん の食肉 しょくにく とすらしない」というのは疑問 ぎもん であったようである。これに対 たい して「眼 め の前 まえ の数 すう 十 じゅう トンの肉 にく 塊 かたまり を見 み て食欲 しょくよく を催 もよお すことはない」「捕鯨 ほげい 船 せん では商品 しょうひん にならない絞 しぼ り粕 かす を油 あぶら として使 つか うが、鯨 くじら の肉 にく を鯨 くじら 自身 じしん の油 あぶら で焼 や くのはさすがに縁起 えんぎ が悪 わる い」と言 い った主旨 しゅし のことが述 の べられている。一方 いっぽう 無 む 価値 かち と見 み られた故 ゆえ に食 た べたいという船員 せんいん に対 たい して止 と めることもなかったようであり、マッコウの尾 お のステーキなども紹介 しょうかい されている。
なお、前述 ぜんじゅつ の鮎川 あいかわ においても余剰 よじょう 鯨 くじら 肉 にく が捨 す てられており、後 のち に鯨 くじら 肥 こえ に活用 かつよう するようになった(クジラ#鯨 くじら の利用 りよう のその他 た 、残滓 ざんし の利用 りよう も参照 さんしょう )。
食料 しょくりょう として見 み た場合 ばあい 、マッコウクジラの体内 たいない に含 ふく まれる微量 びりょう の水銀 すいぎん に注意 ちゅうい する必要 ひつよう がある。厚生 こうせい 労働省 ろうどうしょう は、マッコウクジラを妊 にん 婦 ふ が摂食 せっしょく 量 りょう を注意 ちゅうい すべき魚介 ぎょかい 類 るい の一 ひと つとして挙 あ げており、2005年 ねん 11月2日 にち の発表 はっぴょう では、1回 かい に食 た べる量 りょう を約 やく 80グラムとした場合 ばあい 、マッコウクジラの摂食 せっしょく は週 しゅう に1回 かい まで(1週間 しゅうかん 当 あ たり80グラム程度 ていど )を目安 めやす としている[ 44] 。
NHK BS3 「ワイルドライフ 命 いのち の輝 かがや き「大西洋 たいせいよう アゾレス諸島 しょとう クジラが集 つど う海 うみ の楽園 らくえん 」」 (2019年 ねん 9月 がつ 放映 ほうえい )
『白鯨 はくげい 』
2023年 ねん に漂着 ひょうちゃく した「淀 よどみ ちゃん 」
白鯨 はくげい モビー=ディック
マッコウクジラを題材 だいざい とした創作 そうさく 物 ぶつ として最 もっと も著名 ちょめい なものはハーマン・メルヴィル の小説 しょうせつ 『白鯨 はくげい 』であり、そこに登場 とうじょう するクジラ「モビー=ディック」であろう。この白鯨 はくげい としてのマッコウクジラは、二 に 次 じ 創作 そうさく 的 てき なかたちをとって多 おお くの娯楽 ごらく 作品 さくひん (映画 えいが 、漫画 まんが 、アニメ 、ゲーム 等 ひとし )に登場 とうじょう している(それについては「白鯨 はくげい 」本 ほん 項 こう が詳 くわ しいので参照 さんしょう のこと)。
白鯨 はくげい 以外 いがい のマッコウクジラ
白鯨 はくげい ではないマッコウクジラは、それほど多 おお くの創作 そうさく 物 ぶつ で大 おお きく[ 注釈 ちゅうしゃく 17] 扱 あつか われてこなかったようであるが、それでも以下 いか の作品 さくひん を挙 あ げられよう。一 ひと つは生物 せいぶつ としての本 ほん 種 たね と人間 にんげん の関 かか わりを描 えが き、一 ひと つは発想 はっそう の原点 げんてん として本 ほん 種 しゅ の存在 そんざい 感 かん を活 い かそうとしている。
^ 知床半島 しれとこはんとう 、相模 さがみ 湾 わん 、駿河湾 するがわん 、熊野灘 くまのなだ 、五島列島 ごとうれっとう 、男女群島 だんじょぐんとう 、台湾 たいわん の東海岸 ひがしかいがん 、南シナ海 みなみしなかい など重要 じゅうよう な生息 せいそく 圏 けん が多数 たすう 欠落 けつらく している。
^ 「鯨 くじら 偶蹄 ぐうてい 目 め 」とする説 せつ もあり。
^ 「physētēr (ピュセーテール)」。 アリストテレス が著書 ちょしょ 『動物 どうぶつ 誌 し 』において用 もち いた用語 ようご で、本来 ほんらい は「ふいご 」を意味 いみ する言葉 ことば であった。
^ 音声 おんせい 資料 しりょう :- howjsay.com :当該 とうがい 文字 もじ にカーソルを合 あ わせれば繰 く り返 かえ し聴取 ちょうしゅ 可能 かのう 。
^ 「makros 」、「長 なが い、大 おお きい」の意 い 。
^ 「kephalē 」、「頭 あたま 」の意 い 。
^ 館山湾 たてやまわん 、三浦半島 みうらはんとう 、白浜 しらはま 沖 おき 、千倉 ちくら 町 まち など。
^ 成熟 せいじゅく に近 ちか い雄 ゆう が群 む れを成 な し、ツチクジラ 、クロツチクジラ等 とう の深海 しんかい 性 せい の種類 しゅるい が陸上 りくじょう からの観察 かんさつ が可能 かのう なほど陸 ろく に接近 せっきん するという点 てん で特有 とくゆう である。
^ ケルマデク諸島 しょとう やフィヨルドランド 沿岸 えんがん など。
^ モカ・ディック と共 とも に、『白鯨 はくげい 』に登場 とうじょう するモビーディック のモデルになったともされる。
^ イカの吸盤 きゅうばん には硬 かた いノコギリ状 じょう の歯 は が付 つ いており、マッコウクジラは獲物 えもの として捕 と らえながらもこのような傷 きず を負 お う。
^ ニュウドウイカ、アカイカ、ヒロビレイカ、ツメイカ、ウロコイカ、サメハダホウズキイカ、テカギイカ、ダイオウイカなどが代表 だいひょう 的 てき な種 しゅ である。(『マッコウクジラの自然 しぜん 誌 し 』加藤 かとう 秀弘 ひでひろ 平凡社 へいぼんしゃ 1995年 ねん ISBN 4582527205 246頁 ぺーじ )ダイオウイカ属 ぞく のイカはマッコウクジラにとって重要 じゅうよう な餌 えさ である(250頁 ぺーじ )、もっとも北半球 きたはんきゅう から南半球 みなみはんきゅう まで幅広 はばひろ く分布 ぶんぷ する本 ほん 種 しゅ において、生息 せいそく 海域 かいいき でその内訳 うちわけ は大幅 おおはば に異 こと なる点 てん には留意 りゅうい したい。
^ この「マッコウクジラに逆襲 ぎゃくしゅう されて沈没 ちんぼつ した捕鯨 ほげい 船 せん 」エセックス号 ごう の乗組 のりくみ 員 いん のその後 ご は「悲惨 ひさん な漂流 ひょうりゅう サバイバル の例 れい 」として有名 ゆうめい で(英語 えいご 版 ばん ) 、ハーマン・メルヴィル の『白鯨 はくげい 』のモデルにもなっている。
^ 潜水 せんすい 時間 じかん はアカボウクジラ が哺乳類 ほにゅうるい 最長 さいちょう だとされる。
^ 陣形 じんけい の中心 ちゅうしん に保護 ほご 対象 たいしょう とする個体 こたい を設置 せっち し、武器 ぶき である尾 お びれを外部 がいぶ (シャチ )に向 む ける。
^ この「マッコウクジラに逆襲 ぎゃくしゅう されて沈没 ちんぼつ した捕鯨 ほげい 船 せん 」エセックス号 ごう の乗組 のりくみ 員 いん のその後 ご は「悲惨 ひさん な漂流 ひょうりゅう サバイバル の例 れい 」として有名 ゆうめい であり(英語 えいご 版 ばん ) 、ハーマン・メルヴィル の『白鯨 はくげい 』のモデルにもなっている。
^ 目立 めだ つ外観 がいかん などの特徴 とくちょう からアニメや漫画 まんが などの短編 たんぺん で眼 め にすることはある。ただし、下 しも 顎 あご にしかない歯 は が上下 じょうげ に生 は えていたり、マッコウクジラの形態 けいたい を忠実 ちゅうじつ に再現 さいげん したものですらない場合 ばあい も多 おお い。
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