東北本線とうほくほんせん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく

東北本線とうほくほんせん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく（とうほくほんせんゆうとうれっしゃえんかく）では、東北本線とうほくほんせん・常磐線じょうばんせんを運行うんこうしていた特急とっきゅう列車れっしゃ・急行きゅうこう列車れっしゃなどのうち、青函せいかん連絡れんらく船せんあるいは津軽海峡線つがるかいきょうせんを介かいして本州ほんしゅう対たい北海道ほっかいどう輸送ゆそうに資ししていた東京とうきょう - 青森あおもり - 北海道ほっかいどう間あいだ輸送ゆそう列車れっしゃ、東京とうきょう対たい東北とうほく都市とし間あいだ輸送ゆそうに資ししていた東京とうきょう - 東北とうほく都市とし間あいだ輸送ゆそう列車れっしゃの沿革えんかくを記載きさいする。

本ほん項目こうもくの対象たいしょう外がいとなるもの

以下いかの各かく項目こうもく（特とくに2023年ねん時点じてんで運行うんこうされているもの）については、単独たんどくの記事きじにあるため、本ほん項こうでは記述きじゅつしない。

• 東北新幹線とうほくしんかんせん運行うんこう列車れっしゃ…当該とうがい路線ろせん項目こうもくおよびはやぶさ・はやて・やまびこ・なすのなどの各かく列車れっしゃ項目こうもく
• 宇都宮線うつのみやせん（東京とうきょう - 黒磯くろいそ間あいだ）区間くかんのみの運行うんこう列車れっしゃ…おはようとちぎ・ホームタウンとちぎ#宇都宮線うつのみやせん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく
• 日光にっこう線せん・東武鉄道とうぶてつどう直通ちょくつう列車れっしゃ…日光にっこう (列車れっしゃ)#国鉄こくてつ・JR東日本ひがしにっぽん日光にっこう線せん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく
• 高崎線たかさきせん直通ちょくつう列車れっしゃ...とき (列車れっしゃ)#首都しゅと圏けん対たい新潟にいがた県けん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく・あかぎ (列車れっしゃ)・草津くさつ・四よん万まん
• 両毛線りょうもうせん直通ちょくつう列車れっしゃ…あかぎ (列車れっしゃ)#両毛線りょうもうせん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく・おはようとちぎ・ホームタウンとちぎ#宇都宮線うつのみやせん優等ゆうとう列車れっしゃ沿革えんかく
• 磐越西線ばんえつさいせん直通ちょくつう列車れっしゃ…あいづ
• 奥羽本線おううほんせん直通ちょくつう列車れっしゃ…つばさ・あけぼの
• 石巻線いしのまきせん直通ちょくつう列車れっしゃ…南みなみ三陸さんりく・リアス・シーライナー
• 大船渡線おおふなとせん優等ゆうとう列車れっしゃ…スーパードラゴン
• 釜石線かまいしせん優等ゆうとう列車れっしゃ…はまゆり
• 東北新幹線とうほくしんかんせん開業かいぎょう後ごの盛岡もりおか - 青森あおもり間あいだ運行うんこう列車れっしゃ…はつかり・つがる・スーパー白鳥はくちょう
• 花輪線はなわせん優等ゆうとう列車れっしゃ…八幡平やわただいら
• 大湊線おおみなとせん優等ゆうとう列車れっしゃ…しもきた
• 常磐ときわ線せん・上野うえの東京とうきょうライン内うちで完結かんけつする優等ゆうとう列車れっしゃ…ひたち・ときわ
• 津軽海峡線つがるかいきょうせん経由けいゆ寝台しんだい特急とっきゅう列車れっしゃ…北斗星ほくとせい･カシオペア

東京とうきょう - 青森あおもり - 北海道ほっかいどう間あいだ連絡れんらく輸送ゆそう列車れっしゃ

東北本線とうほくほんせんは、青函せいかん連絡れんらく船せん・稚やや泊はく連絡れんらく船せんを挟はさみ本州ほんしゅう⇔北海道ほっかいどう・樺太からふと連絡れんらくの使命しめいをも担になっており、その重要じゅうよう性せいから急行きゅうこう列車れっしゃや準急じゅんきゅう列車れっしゃなどは、増発ぞうはつと到達とうたつ時分じぶんの短縮たんしゅくが繰くり返かえされてきた。

上野うえの - 仙台せんだい間あいだには2種類しゅるいのルートがあった。一ひとつは東北本線とうほくほんせん経由けいゆとするもので、もう一ひとつは常磐線じょうばんせん経由けいゆとするものである。東北本線とうほくほんせんは宇都宮うつのみや市し・福島ふくしま市しなど重要じゅうような県庁けんちょう所在地しょざいちや商都しょうととして発展はってんした福島ふくしま県けんの主要しゅよう都市としである郡山こおりやま市しを通過つうかするものの、急きゅう勾配こうばい区間くかんが多数たすう存在そんざいし、蒸気じょうき機関きかん車しゃ牽引けんいん列車れっしゃにとっては速度そくどや輸送ゆそう力りょく（連結れんけつ両りょう数かず）の面めんで不利ふりだった。そのため距離きょりはやや遠回とおまわりになるが、勾配こうばいが緩ゆるやかな常磐ときわ線せん経由けいゆの列車れっしゃも多おおく設定せっていされた。

戦前せんぜんの優等ゆうとう列車れっしゃの設定せってい

• 1891年ねん（明治めいじ24年ねん）9月がつ1日にち 日本にっぽん鉄道てつどうが東北本線とうほくほんせん上野うえの - 青森あおもり間あいだ約やく740kmを全通ぜんつうさせる。直通ちょくつう列車れっしゃ1往復おうふくが所要しょよう時間じかんは26時じ間あいだ半はん強きょうで運行うんこう開始かいし。
• 1901年ねん（明治めいじ34年ねん） 上野うえの - 青森あおもり間あいだ直通ちょくつう列車れっしゃの所要しょよう時間じかんが最速さいそくで21時じ間あいだ50分ふんに短縮たんしゅく。
• 1906年ねん（明治めいじ39年ねん）4月がつ 上野うえの - 青森あおもり間あいだに同線どうせん初はつの急行きゅうこう801・802列車れっしゃを海岸かいがん線せん（現げん・常磐線じょうばんせん）経由けいゆで設定せってい。
  • 下くだりは上野うえの発はつ11時じ45分ふんで青森あおもり着ちゃくが翌朝よくあさ7時じ、上のぼりは青森あおもり発はつ19時じ40分ふんで上野うえの着ちゃくが翌日よくじつ15時じ13分ふん。
• 1906年ねん（明治めいじ39年ねん）11月 日本にっぽん鉄道てつどうが鉄道てつどう国有こくゆう法ほうによって国有こくゆう化かされる。
• 1908年ねん（明治めいじ41年ねん）5月がつ 1等とう・2等とう・食堂しょくどう車しゃ・寝台しんだい車しゃを連結れんけつした上野うえの - 青森あおもり間あいだ東北本線とうほくほんせん経由けいゆ急行きゅうこう201・202列車れっしゃを新設しんせつ。上野うえの - 青森あおもり間あいだ急行きゅうこうは海岸かいがん線せん経由けいゆの801・802列車れっしゃと合あわせて2往復おうふくとなる。青森あおもりでは青森あおもり - 函館はこだて航路こうろ（所要しょよう時間じかん4時じ間あいだ）および青森あおもり - 室蘭むろらん航路こうろ（所要しょよう時間じかん12時じ間あいだ）の連絡れんらく船せんと接続せつぞく。201・202列車れっしゃの停車駅ていしゃえき・主要しゅよう駅えき発着はっちゃく時刻じこくを以下いかに示しめす。
  • 停車駅ていしゃえき：上野うえの駅えき - 赤羽あかはね駅えき - 浦和うらわ駅えき - 大宮おおみや駅えき - 久喜くき駅えき - 古河ふるかわ駅えき - 小山おやま駅えき - 宇都宮うつのみや駅えき - 宝積寺ほうしゃくじ駅えき - 氏家うじいえ駅えき - 西那須野にしなすの駅えき - 黒磯くろいそ駅えき - 白河しらかわ駅えき - 矢吹やぶき駅えき - 須賀川すかがわ駅えき - 郡山こおりやま駅えき - 本宮もとみや駅えき - 二本松にほんまつ駅えき - 福島ふくしま駅えき - 長岡ながおか駅えき（現げん・伊達だて駅えき）- 桑折こおり駅えき - 白石しらいし駅えき - 大河原おおがわら駅えき - 岩沼いわぬま駅えき - 仙台せんだい駅えき - 岩切いわきり駅えき - 松島まつしま駅えき - 小牛田こごた駅えき - 石越いしこし駅えき - 一ノ関いちのせき駅えき - 水沢すいざわ駅えき - 黒澤尻くろさわじり駅えき（現げん・北上ほくじょう駅えき） - 花巻はなまき駅えき - 盛岡もりおか駅えき - 沼宮内ぬまみやうち駅えき（現げん・いわて沼宮内ぬまみやうち駅えき） - 中山ちゅうざん駅えき（現げん・奥中おくなか山高原やまたかはら駅えき） - 一戸いちのへ駅えき - 三戸さんのへ駅えき - 尻内しりうち駅えき（現げん・八戸はちのへ駅えき） - 古間木ふるまき駅えき（現げん・三沢みさわ駅えき） - 野辺地のへじ駅えき - 小湊こみなと駅えき - 浅虫あさむし駅えき（現げん・浅虫温泉あさむしおんせん駅えき） - 青森あおもり駅えき
  • 201列車れっしゃ：上野うえの7時じ25分ふん→浦和うらわ8時じ→宇都宮うつのみや10時じ5分ふん→福島ふくしま14時じ50分ふん→仙台せんだい17時じ15分ふん→盛岡もりおか21時じ54分ふん→青森あおもり翌よく3時じ40分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり2時じ20分ふん→仙台せんだい12時じ35分ふん→上野うえの22時じ40分ふん
• 同年どうねん12月がつ 急行きゅうこう201・202列車れっしゃの運行うんこう区間くかんを上野うえの - 仙台せんだい間あいだに短縮たんしゅく。代替だいたいに上級じょうきゅう客車きゃくしゃを連結れんけつした普通ふつう列車れっしゃ1往復おうふくを上野うえの - 青森あおもり間あいだに新設しんせつ。
• 1909年ねん（明治めいじ42年ねん）4月がつ 上野うえの - 仙台せんだい間あいだ急行きゅうこう201・202列車れっしゃの運行うんこう区間くかんを上野うえの - 青森あおもり間あいだに延長えんちょう。各かく列車れっしゃの発着はっちゃく時刻じこくを以下いかに示しめす。
  • 201列車れっしゃ：上野うえの12時じ40分ふん→青森あおもり翌よく9時じ35分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり18時じ20分ふん→上野うえの翌よく15時じ15分ふん
  • 801列車れっしゃ（海岸かいがん線せん経由けいゆ）：上野うえの23時じ→青森あおもり翌よく19時じ10分ふん
  • 802列車れっしゃ（海岸かいがん線せん経由けいゆ）：青森あおもり9時じ→上野うえの翌よく5時じ45分ふん
• 1910年ねん（明治めいじ43年ねん）9月がつ 新橋しんばし - 神戸こうべ間あいだ急行きゅうこう列車れっしゃに2等とう寝台しんだい車しゃを連結れんけつ開始かいし。これにより従来じゅうらいの寝台しんだい車しゃが1等とう寝台しんだい車しゃとなったため上野うえの - 青森あおもり間あいだに連結れんけつされていた寝台しんだい車しゃも1等とう寝台しんだい車しゃとなる。
• 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）5月がつ ダイヤ改正かいせい。東北本線とうほくほんせん経由けいゆの201・202列車れっしゃは15 - 25分ふん運転うんてん時間じかんを短縮たんしゅく。常磐線じょうばんせん経由けいゆの801・802列車れっしゃは逆ぎゃくに延長えんちょうとなった。
  • 201列車れっしゃ：上野うえの12時じ30分ふん→青森あおもり翌よく9時じ
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり18時じ50分ふん→上野うえの翌よく15時じ30分ふん
  • 801列車れっしゃ：上野うえの23時じ→青森あおもり翌よく19時じ25分ふん
  • 802列車れっしゃ：青森あおもり9時じ35分ふん→上野うえの翌よく6時じ15分ふん
• 同年どうねん12月がつ ダイヤ改正かいせい。冬期とうきにおける運転うんてん時間じかんの余裕よゆうを設定せっていしたため各かく列車れっしゃとも所要しょよう時間じかん延長えんちょうとなる。
  • 201列車れっしゃ：上野うえの12時じ30分ふん→青森あおもり翌よく10時じ10分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり17時じ50分ふん→上野うえの翌よく15時じ30分ふん
  • 801列車れっしゃ：上野うえの22時じ20分ふん→青森あおもり翌よく19時じ25分ふん
  • 802列車れっしゃ：青森あおもり9時じ10分ふん→上野うえの翌よく6時じ15分ふん
• 1912年ねん（明治めいじ45年ねん）5月がつ ダイヤ改正かいせい。
  • 201列車れっしゃ：上野うえの9時じ30分ふん→青森あおもり翌よく5時じ50分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり16時じ→上野うえの翌よく12時じ05分ふん
  • 801列車れっしゃ：上野うえの22時じ30分ふん→青森あおもり翌よく18時じ30分ふん
  • 802列車れっしゃ：青森あおもり1時じ→上野うえの20時じ05分ふん
• 同年どうねん12月がつ ダイヤ改正かいせい。所要しょよう時間じかんが20時間じかん以内いないとなる。
  • 201列車れっしゃ：上野うえの15時じ30分ふん→青森あおもり翌よく11時じ15分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり18時じ→上野うえの翌よく14時じ
  • 801列車れっしゃ：上野うえの22時じ30分ふん→青森あおもり翌よく18時じ
  • 802列車れっしゃ：青森あおもり11時じ→上野うえの翌よく6時じ15分ふん
• 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）12月がつ ダイヤ改正かいせい。201・202列車れっしゃが普通ふつう列車れっしゃとなり、代替だいたいに203・204列車れっしゃが急行きゅうこうとなる。
  • 203列車れっしゃ：上野うえの23時じ→青森あおもり翌よく18時じ05分ふん
  • 204列車れっしゃ：青森あおもり15時じ30分ふん→上野うえの翌よく8時じ55分ふん
• 1917年ねん（大正たいしょう6年ねん）6月がつ ダイヤ改正かいせい。東北本線とうほくほんせん経由けいゆ、常磐線じょうばんせん経由けいゆとも所要しょよう時間じかんが同おなじ17時じ間あいだとなった。
  • 203列車れっしゃ：上野うえの13時じ→青森あおもり翌よく6時じ
  • 204列車れっしゃ：青森あおもり23時じ30分ふん→上野うえの翌よく16時じ30分ふん
  • 801列車れっしゃ：上野うえの22時じ30分ふん→青森あおもり翌よく15時じ30分ふん
  • 802列車れっしゃ：青森あおもり13時じ→上野うえの翌よく6時じ
• 1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）8月がつ ダイヤ改正かいせい。列車れっしゃ番号ばんごうの再編さいへんにより東北本線とうほくほんせんは100番台ばんだい、常磐ときわ線せんを200番台ばんだいとしたことから201・202列車れっしゃを103・104列車れっしゃに、801・802列車れっしゃを201・202列車れっしゃにそれぞれ変更へんこう。同時どうじに103・104列車れっしゃは1等とう寝台しんだい車しゃの連結れんけつを廃止はいし、食堂しょくどう車しゃを洋食ようしょく堂どう車しゃから和食わしょく堂どう車しゃに変更へんこう。
  • 103列車れっしゃ：上野うえの13時じ→青森あおもり翌よく6時じ25分ふん
  • 104列車れっしゃ：青森あおもり23時じ→上野うえの翌よく15時じ50分ふん
  • 201列車れっしゃ：上野うえの22時じ30分ふん→青森あおもり翌よく16時じ25分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり13時じ40分ふん→上野うえの翌よく8時じ
• 1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）9月がつ ダイヤ改正かいせい。急行きゅうこう103・104列車れっしゃ
  • 103列車れっしゃ：上野うえの14時じ→青森あおもり翌よく6時じ20分ふん
  • 104列車れっしゃ：青森あおもり23時じ→上野うえの翌よく15時じ
  • 201列車れっしゃ：上野うえの22時じ30分ふん→青森あおもり翌よく16時じ10分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり13時じ30分ふん→上野うえの翌よく7時じ
• 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）10月がつ ダイヤ改正かいせい。103列車れっしゃが上野うえの14時じ30分ふん→青森あおもり翌よく6時じ20分ふん、104列車れっしゃが青森あおもり23時じ→上野うえの翌よく14時じ30分ふんと所要しょよう時間じかんが15時じ間あいだ台だいになった。
• 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）12月 大幅おおはばなダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 急行きゅうこう列車れっしゃは所要しょよう時間じかんを12 - 13時じ間あいだ台だいと大幅おおはばに短縮たんしゅく。
  • 103列車れっしゃ：上野うえの10時じ→青森あおもり23時じ分ぶん
  • 104列車れっしゃ：青森あおもり6時じ→上野うえの19時じ05分ふん
  • 201列車れっしゃ：上野うえの19時じ→青森あおもり翌よく7時じ45分ふん
  • 202列車れっしゃ：青森あおもり22時じ→上野うえの翌よく10時じ25分ふん
  • 上野うえの - 青森あおもり間あいだに準急じゅんきゅう101・102列車れっしゃを新設しんせつする。
• 1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）7月がつ 常磐線じょうばんせん経由けいゆで上野うえの - 青森あおもり間あいだ不定期ふていき急行きゅうこう列車れっしゃ1201・1202列車れっしゃを新設しんせつする。
• 1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）10月がつ ダイヤ改正かいせい。常磐線じょうばんせん経由けいゆの急行きゅうこう202列車れっしゃが所要しょよう時間じかんを5分ふん短縮たんしゅく。不定期ふていき急行きゅうこう列車れっしゃ1201・1202列車れっしゃを定期ていき列車れっしゃ化かし207・208列車れっしゃに変更へんこう。上野うえの - 青森あおもり直通ちょくつう列車れっしゃは急行きゅうこう3往復おうふく、準急じゅんきゅう1往復おうふく、普通ふつう列車れっしゃ4往復おうふくが運行うんこうされた。
• 1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）12月がつ ダイヤ改正かいせい。青函せいかん連絡れんらく船せんの夜行やこう便びん廃止はいしにより接続せつぞくする202列車れっしゃは青森あおもり発はつを繰上くりあげ。
• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）2月がつ 103・104列車れっしゃの仙台せんだい以北いほくおよび常磐線じょうばんせん経由けいゆ普通ふつう列車れっしゃ205・206列車れっしゃが廃止はいし。
• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）10月がつ 「決戦けっせんダイヤ」と呼よばれたダイヤ改正かいせいで以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 103・104列車れっしゃは準急じゅんきゅう101・102列車れっしゃと統合とうごうする形かたちで再ふたたび上野うえの - 青森あおもり間あいだの運行うんこうとなり急行きゅうこう101・102列車れっしゃに列車れっしゃ番号ばんごうを変更へんこう。
  • 急行きゅうこう207・208列車れっしゃを廃止はいし。
  • 201・202列車れっしゃが普通ふつう列車れっしゃに格下かくさげ、203・204列車れっしゃが普通ふつう列車れっしゃから急行きゅうこう列車れっしゃに格上かくあげ。
• 1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）4月がつ 戦局せんきょく悪化あっかに伴ともない全国ぜんこく的てきに特急とっきゅう・1等とう客車きゃくしゃ・食堂しょくどう車しゃ・寝台しんだい車しゃが廃止はいしとなり以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 急行きゅうこう101・102列車れっしゃが運休うんきゅう。
  • 急行きゅうこう203・204列車れっしゃおよび普通ふつう201・202列車れっしゃの優等ゆうとう客車きゃくしゃ連結れんけつ中止ちゅうし。
  • 普通ふつう列車れっしゃ103・104・105・106・107・108列車れっしゃのみの運行うんこうとなる。
• 同年どうねん12月がつ 急行きゅうこう203・204列車れっしゃが運休うんきゅうとなる。

戦後せんご・急行きゅうこう「みちのく」とその周辺しゅうへん列車れっしゃ群ぐん

• 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）11月 上野うえの - 青森あおもり間あいだ急行きゅうこう101・102列車れっしゃが運転うんてん再開さいかい。しかし翌月よくげつ、深刻しんこくな石炭せきたん不足ふそくになり再ふたたび一いち時じ運休うんきゅう。
• 1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）
  • 2月がつ11日にち GHQの指令しれいにより連合れんごう軍ぐん専用せんよう列車れっしゃが上野うえの - 青森あおもり間あいだ（東北本線とうほくほんせん経由けいゆ）・函館はこだて - 札幌さっぽろ間あいだに新設しんせつ。同年どうねん4月がつ22日にちに常磐線じょうばんせん経由けいゆに変更へんこうされ、両りょう列車れっしゃは総括そうかつして「Yankee Limited」（北部ほくぶ特急とっきゅう）の列車れっしゃ愛称あいしょうが付つけられた。
    • 同どう列車れっしゃは時刻じこく表ひょうには掲載けいさいされない連合れんごう国軍こくぐん、特とくにアメリカ軍ぐん用ようの特殊とくしゅ列車れっしゃで青森あおもり - 函館はこだて間あいだは青函せいかん連絡れんらく船せんに荷物にもつ車しゃと寝台しんだい車しゃの一部いちぶを乗客じょうきゃくごと積載せきさい航こう送おくとした。7月がつ以降いこうは、東京とうきょう - 上野うえの間あいだの回送かいそう線せんを使つかい東京とうきょう発着はっちゃくとなり、さらに11月には横浜よこはま発着はっちゃくとなった。
    • 日本人にっぽんじん用よう列車れっしゃでも、同年どうねん8月がつからこの東京とうきょう - 上野うえの間あいだの回送かいそう線せんを使つかって運行うんこうされる旅客りょかく列車れっしゃが設定せっていされた。
  • 11月 常磐ときわ線せん経由けいゆの急行きゅうこう207・208列車れっしゃが運休うんきゅうのまま時刻じこく表ひょうに再掲さいけいされる。
• 1947年ねん（昭和しょうわ22年ねん）6月がつ 急行きゅうこう207・208列車れっしゃがようやく運転うんてん開始かいし。
• 1948年ねん（昭和しょうわ23年ねん）7月がつ1日にち ダイヤ白紙はくし改正かいせい。上野うえの - 青森あおもり間あいだ直通ちょくつう急行きゅうこうは東北本線とうほくほんせん経由けいゆの103・104列車れっしゃ、常磐線じょうばんせん経由けいゆの201・202列車れっしゃが復活ふっかつし、12月には201・202列車れっしゃに特別とくべつ寝台しんだい車しゃ（後ごの1等とう寝台しんだい車しゃ）を連結れんけつ。
• 1949年ねん（昭和しょうわ24年ねん）9月がつ 急行きゅうこう201・202列車れっしゃを運休うんきゅう。代替だいたいとして101・102・203・204列車れっしゃが運転うんてん再開さいかい。203・204列車れっしゃは1等とう寝台しんだい車しゃ（現げん・A寝台しんだい）を1両りょう連結れんけつ。
• 1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）10月がつ 日本人にっぽんじん用よう列車れっしゃで201・202列車れっしゃが運行うんこう再開さいかい。11月には201・202列車れっしゃが「みちのく」、203・204列車れっしゃが「北斗ほくと」の東北とうほく本線ほんせん・常磐ときわ線せんの日本人にっぽんじん用よう列車れっしゃでは初はつの列車れっしゃ愛称あいしょうを命名めいめいされるとともに、「みちのく」では1等とう寝台しんだいに限かぎり函館はこだて - 札幌さっぽろ間あいだ急行きゅうこう1・2列車れっしゃからの青函せいかん連絡れんらく船客せんきゃく車しゃ航こう送おく連絡れんらくを開始かいし。
• 1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）6月がつ 津軽海峡つがるかいきょうに朝鮮ちょうせん戦争せんそうによる浮流ふりゅう機雷きらいが流入りゅうにゅうした影響えいきょうで安全あんぜん確保かくほのため青函せいかん連絡れんらく船せん夜行やこう便びんの運航うんこうは夜明よあけ以降いこうに限かぎられ、接続せつぞく列車れっしゃ時刻じこくの大幅おおはばな繰くり下さげや不ふ接続せつぞくなどダイヤ変更へんこうを実施じっし。
• 1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）4月がつ1日にち サンフランシスコ平和へいわ条約じょうやくの署名しょめいを機きに「Yankee Limited」が日本人にっぽんじんにも乗車じょうしゃ券けんの一部いちぶを販売はんばいするようになり、「特殊とくしゅ列車れっしゃ」となって列車れっしゃ愛称あいしょうを廃止はいし。「みちのく」での客車きゃくしゃ航こう送おくは廃止はいしされ、「特殊とくしゅ列車れっしゃ」でのみ実施じっしとなった。
• 同年どうねん9月がつ 上野うえの - 青森あおもり間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆ夜行やこう急行きゅうこう「きたかみ」運行うんこう開始かいし。「特殊とくしゅ列車れっしゃ」は横浜よこはまから東京とうきょうに発着はっちゃく駅えきが変更へんこうされる。
• 1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）10月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいで「特殊とくしゅ列車れっしゃ」が日本人にっぽんじん完全かんぜん開放かいほう。通常つうじょうの急行きゅうこう列車れっしゃとなり、東京とうきょう - 青森あおもり間あいだ（常磐線じょうばんせん経由けいゆ）「十和田とわだ」・函館はこだて - 札幌さっぽろ間あいだは不定期ふていき急行きゅうこう「洞爺とうや」に分割ぶんかつ。
  • 改正かいせい直前ちょくぜんの9月26日にちに発生はっせいした「洞爺とうや丸まる事故じこ」の影響えいきょうで、上野うえの - 札幌さっぽろ間あいだの客車きゃくしゃ航こう送おくは廃止はいし。
• 1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）11月19日にち ダイヤ改正かいせいで以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「きたかみ」を漢字かんじ書がきの「北上ほくじょう」に名称めいしょう変更へんこう。
  • 「十和田とわだ」上野うえの発着はっちゃくに変更へんこう。
  • 上野うえの - 青森あおもり間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆ夜行やこう急行きゅうこう「おいらせ」を新設しんせつ。

特急とっきゅう「はつかり」、寝台しんだい特急とっきゅう「はくつる」・「ゆうづる」の設定せってい・発展はってん

• 1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）10月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいにより上野うえの - 青森あおもり間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆで国鉄こくてつ東京とうきょう以北いほくで初はつの特急とっきゅう列車れっしゃとなる「はつかり」（1・2列車れっしゃ）を新設しんせつ。これにより「みちのく」の盛岡もりおか以北いほくを不定期ふていき列車れっしゃに格下かくさげ。

  「はつかり」編成へんせい

1 2 3 4 5 6 7 8 スハニ 35 スハ 44 スハ 44 スハ 44 マシ 35 ナロ 10 ナロ 10 スハフ 43

備考びこう 下くだり・上のぼりとも1号車ごうしゃが先頭せんとう（機関きかん車しゃ次位じい） 牽引けんいん機関きかん車しゃ：上野うえの - 仙台せんだいC62・仙台せんだい - 青森あおもりC61・盛岡もりおか - 青森あおもり前まえ補ほ機きC60 車両しゃりょう配置はいちは尾久おぎゅう客車きゃくしゃ区く（現げん・尾久おぎゅう車両しゃりょうセンター） 食堂しょくどう車しゃは寝台しんだい特急とっきゅう「あさかぜ」で運用うんようされていたマシ35 1 - 3を充当じゅうとう。1959年ねん5月がつに収容しゅうよう力りょくの大おおきなオシ17形がたへ置換おきかえ。 3等とう車しゃは東海道とうかいどう・山陽本線さんようほんせん特急とっきゅう「かもめ」で運用うんようされていたものの博多はかた地区ちくでの方向ほうこう転換てんかんに時間じかんが掛かかりすぎることから、1957年ねん6月がつ5日にちに新造しんぞうのナハ10系けい客車きゃくしゃに代替だいたいされたスハ44・スハフ43・スハニ35形かたちを整備せいび・座席ざせき交換こうかんの上うえで転用てんよう。

• 停車駅ていしゃえきと時刻じこく

列車れっしゃ番号ばんごう 上野うえの 水戸みと 平ひらた ※注ちゅう1 仙台せんだい 一ノ関いちのせき 盛岡もりおか 尻内しりうち ※注ちゅう2 青森あおもり 下くだり 1レ 12:20 14:02 15:26 17:43 17:48 19:18 20:47 20:51 22:43 00:20 上のぼり 2レ 17:00 15:22 13:59 11:30 11:35 10:05 08:34 08:38 06:42 05:00

備考びこう 注ちゅう1…現げん・いわき 注ちゅう2…現げん・八戸はちのへ 国鉄こくてつキハ80系けい気動車きどうしゃ#特急とっきゅう「はつかり」と「日光にっこう型がた」準じゅん急用きゅうよう気動車きどうしゃの記事きじも参照さんしょう スハ44系けい客車きゃくしゃが方向ほうこう固定こていシートのため上野うえの方かた・青森あおもり方かたで下記かきの方向ほうこう転換てんかんダイヤを設定せってい 上野うえの17:20（推回5002）17:32尾久おぎゅう客車きゃくしゃ区く10:52（回かい5003）11:06隅田川すみだがわ11:26（回かい5001）1139上野うえの 青森あおもり00:40（回かい5004）00:44滝たき内ない信号しんごう場じょう00:49（回かい5005）00:55青森あおもり操車そうしゃ場じょう（現げん・青森あおもり信号しんごう場じょう）03:50（回かい5002）03:57青森あおもり

• 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）9月がつ22日にち 「北斗ほくと」を寝台しんだい車しゃ中心ちゅうしんにした寝台しんだい列車れっしゃ化かの編成へんせい変更へんこうを行おこない、「十和田とわだ」は座席ざせき車しゃ主体しゅたいの組成そせいに変更へんこう。

キハ81系けい「はつかり」

• 1960年ねん（昭和しょうわ35年ねん）12月がつ10日とおか 「はつかり」使用しよう車両しゃりょうを新しん開発かいはつのキハ81系けい気動車きどうしゃに置換おきかえ。日本にっぽん初はつの気動車きどうしゃ特急とっきゅう列車れっしゃとなった。
  • 当初とうしょは習熟しゅうじゅく運転うんてんと称しょうし客車きゃくしゃ時代じだいのダイヤで運転うんてんされたが、十分じゅうぶんな試験しけん走行そうこうを行おこなわずに運転うんてんを開始かいししたため初期しょき故障こしょうが続発ぞくはつ。新聞しんぶんには「はつかりがっかり事故じこばっかり」などと書かき立たてられた。

  キハ81系けい「はつかり」編成へんせい

← 上野うえの 青森あおもり →
1	2	3	4	5	6	7	8	9
キハ 81	キロ 80	キロ 80	キサシ 80	キハ 80	キハ 80	キハ 80	キハ 80	キハ 81

• 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）3月がつ1日にち 「はつかり」は所要しょよう時間じかんを10時じ間あいだ45分ふんに短縮たんしゅく、「みちのく」の盛岡もりおか以北いほく不定期ふていき区間くかんを定期ていき化か。
• 同年どうねん10月がつ1日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこう。
  • 「はつかり」所要しょよう時間じかんを10時じ間あいだ25分ふんに短縮たんしゅく。
  • 上野うえの - 青森あおもり間あいだ東北とうほく本線ほんせん経由けいゆ夜行やこう急行きゅうこう「八甲田はっこうだ」1往復おうふくが運転うんてん開始かいし。
  • 「十和田とわだ」1往復おうふく増発ぞうはつの2往復おうふくに増強ぞうきょう。
  • 「北斗ほくと」に続つづいて「北上ほくじょう」も寝台しんだい列車れっしゃ化か。
• 1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）4月がつ20日はつか 「はつかり」を10両りょう編成へんせいに増強ぞうきょう。
• 1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）10月がつ1日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいを実施じっし。「北上ほくじょう」を格上かくあげする形かたちで東北とうほく本線ほんせん初はつの寝台しんだい特急とっきゅう「はくつる」（3・4列車れっしゃ）が品川しながわ客車きゃくしゃ区く（後ごの品川しながわ運転うんてん所しょ→1999年ねん廃止はいし）所属しょぞくの20系けい客車きゃくしゃで運転うんてん開始かいし。「北上ほくじょう」の常磐線じょうばんせん経由けいゆを東北本線とうほくほんせん経由けいゆに変更へんこう。

  「はくつる」編成へんせい

• 停車駅ていしゃえきと時刻じこく

列車れっしゃ番号ばんごう	上野うえの	宇都宮うつのみや	黒磯くろいそ	郡山こおりやま	福島ふくしま	仙台せんだい	一ノ関いちのせき	盛岡もりおか	尻内しりうち	青森あおもり
下くだり 3レ	18:30	20:03	20:48 20:53	21:50	22:32	23:47 23:52	01:13	02:35	04:30	06:10
上のぼり 4レ	10:20	08:46	07:55 08:00	07:02	06:19	04:58 05:13	03:37	02:19	00:23	22:40

• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）10月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいに伴ともない以下いか変更へんこうを実施じっし。
  • 青函せいかん連絡れんらく船せん就役しゅうえき船せんの津軽つがる丸まる型がた置換おきかえに伴ともない運航うんこう時間じかんを4時じ間あいだ30分ふんから3時じ間あいだ50分ふんに短縮たんしゅく。
  • 「はくつる」は尾久おぎゅう客車きゃくしゃ区く移管いかんと12両りょう編成へんせいに増強ぞうきょうし、一ノ関いちのせきが通過つうかになる。共通きょうつう運用うんようとして「北斗ほくと」を格上かくあげする形かたちで常磐ときわ線せん経由けいゆ寝台しんだい特急とっきゅう「ゆうづる」（5・6列車れっしゃ）を運転うんてん開始かいし。

  20系けい「はくつる」「ゆうづる」編成へんせい

← 上野うえの 青森あおもり → 電源でんげん車しゃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 カニ 21 ナロネ 21 ナロネ 21 ナハネ 20 ナハネ 20 ナシ 20 ナハネ 20 ナハネ 20 ナハネ 20 ナハネ 20 ナハネ 20 ナハネ 20 ナハフ 20

備考びこう 電源でんげん車しゃはマニ20の場合ばあいがある。 牽引けんいん機関きかん車しゃ 「はくつる」：上野うえの - 黒磯くろいそEF58・黒磯くろいそ - 盛岡もりおかED75・盛岡もりおか - 青森あおもりDD51重じゅう連れん 「ゆうづる」：上野うえの - 平たいらEF80・平たいら - 仙台せんだいC62・仙台せんだい - 盛岡もりおかED75・盛岡もりおか - 青森あおもりDD51重じゅう連れん

• 停車駅ていしゃえきと時刻じこく

列車れっしゃ番号ばんごう	上野うえの	水戸みと	平ひらた	仙台せんだい	盛岡もりおか	尻内しりうち	青森あおもり
下くだり 5レ	21:30	23:22	00:36 00:43	03:06	05:36 05:45	07:34	09:05
上のぼり 6レ	09:25	07:34	06:04 06:11	03:50	01:00 01:07	23:05	21:15

• 急行きゅうこう列車れっしゃでは以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「みちのく」は上野うえの発着はっちゃく東北とうほく各地かくちへの多層たそう建だて気動車きどうしゃ急行きゅうこうとして1往復おうふく増発ぞうはつされ、従来じゅうらいより運行うんこうする客車きゃくしゃ列車れっしゃは下くだり2号ごう・上のぼり1号ごうとなった。
  • 常磐線じょうばんせん経由けいゆ不定期ふていき急行きゅうこう「おいらせ」を新設しんせつ。

• 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）6月がつ20日はつか 「ゆうづる」の編成へんせいからA寝台しんだい1両りょうを減車げんしゃ、座席ざせき車しゃ2両りょうをB寝台しんだい車しゃに振替ふりかえとし全車ぜんしゃ寝台しんだいとなる。
• 同年どうねん10月がつ1日にち 「白紙はくしダイヤ改正かいせい」により以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 東北本線とうほくほんせん全線ぜんせん電化でんかが完了かんりょう。これに伴ともない、青森あおもり運転うんてん所しょ（現げん・青森あおもり車両しゃりょうセンター）に583系けい電車でんしゃを新しん製せい配置はいちし、キハ81系けい「はつかり」と20系けい客車きゃくしゃ「はくつる」「ゆうづる」を置換おきかえる形かたちで充当じゅうとう。
  • 「はつかり」は東北本線とうほくほんせん経由けいゆに変更へんこうし所要しょよう時間じかんを8時じ間あいだ30分ふんに短縮たんしゅく。増発ぞうはつして2往復おうふくとする。

  583系けい「はつかり」「はくつる」「ゆうづる」編成へんせい

← 上野うえの 青森あおもり → 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 クハネ 581 サロ 581 モハネ 582 モハネ 583 モハネ 582 モハネ 583 サシ 581 モハネ 582 モハネ 583 モハネ 582 モハネ 583 サハネ 581 クハネ 581

備考びこう クハネ581は1970年ねん以降いこう順次じゅんじクハネ583に置換おきかえ。

• 「十和田とわだ」を格上かくあげする形かたちで20系けい客車きゃくしゃ「ゆうづる」も存続そんぞく。583系けいと併あわせて2往復おうふくとなるが、車両しゃりょう受持うけもちを尾久おぎゅう客車きゃくしゃ区くから青森あおもり運転うんてん所しょに移管いかんするとともに編成へんせい変更へんこう。座席ざせき車しゃの連結れんけつが復活ふっかつする。

  20系けい「ゆうづる」編成へんせい

← 上野うえの 青森あおもり → 電源でんげん車しゃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 カニ 21 ナロネ 21 ナハネ 20 ナハネ 20 ナシ 20 ナハネ 20 ナハネ 20 ナハネ 20 ナロネ 21 ナハネ 20 ナハネ 20 ナハ 20 ナハフ 20

備考びこう 電源でんげん車しゃはマニ20の場合ばあいがある。 牽引けんいん機関きかん車しゃ：上野うえの - 水戸みとEF80・水戸みと - 青森あおもりED75（1000番台ばんだい限定げんてい）

• 急行きゅうこう列車れっしゃ群ぐん列車れっしゃ愛称あいしょうの以下いかに示しめす統合とうごうを実施じっし。
  1. 東北本線とうほくほんせん経由けいゆの「三陸さんりく」を「八甲田はっこうだ」に統合とうごうし、昼ひる・夜行やこう1往復おうふくずつの2往復おうふく運行うんこう。
  2. 「みちのく」下くだり2号ごう・上のぼり1号ごうを「十和田とわだ（下くだり・上のぼり）1号ごう」に統合とうごう・改称かいしょうし「十和田とわだ」は昼ひる行ぎょう1往復おうふく・夜行やこう4往復おうふくの5往復おうふくとする。
  3. 不定期ふていき急行きゅうこう「おいらせ」廃止はいし。

583系けい「はつかり」

485系けい「はつかり」（左ひだり）
583系けい「はくつる」（右みぎ）
1994年ねん 青森あおもり

583系けい「はくつる」

EF80 29「ゆうづる」

583系けい「ゆうづる」

EF81 84「ゆうづる」（左ひだり）
EF81 90「ゆうづる」（右みぎ）

583系けい「みちのく」

• 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）10月がつ1日にち 「ゆうづる」20系けい客車きゃくしゃで1往復おうふく増発ぞうはつ。計けい3往復おうふくに。食堂しょくどう車しゃが4号車ごうしゃから6号車ごうしゃに。8号車ごうしゃのA寝台しんだいが10号車ごうしゃに連結れんけつ位置いち変更へんこう。
• 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）8月がつ 「ゆうづる」20系けい客車きゃくしゃ1往復おうふくを運休うんきゅう扱あつかいとする。旧盆きゅうぼん時期じきの急増きゅうぞうする帰省きせい客きゃくへ対応たいおうするための臨時りんじ列車れっしゃとして、「はつかり51号ごう」が常磐線じょうばんせん経由けいゆで運行うんこう。
  • 仙台せんだい - 青森あおもり間あいだの臨時りんじ特急とっきゅう「とうほく」を上野うえのまで延長えんちょうする形かたちで運行うんこうされたが、多数たすうの奥羽本線おううほんせん直通ちょくつう臨時りんじ列車れっしゃが設定せっていされた東北本線とうほくほんせん経由けいゆではなく、ダイヤに余裕よゆうがあった常磐線じょうばんせん経由けいゆで運行うんこうされた。さらに定期ていき列車れっしゃの「はつかり」は東北本線とうほくほんせん経由けいゆで運行うんこうされていたことから、乗車じょうしゃ後ごに福島ふくしま・郡山こおりやま等とうの東北本線とうほくほんせん各駅かくえきに停車ていしゃしないことが判明はんめいする誤あやま乗じょうが相次あいついだため、同年どうねん末まつから1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）1月がつの年末年始ねんまつねんし輸送ゆそう時じには「常磐ときわはつかり」に列車れっしゃ名めいが変更へんこうされ、1971年ねん夏期かきからは東北本線とうほくほんせん経由けいゆとなった。
• 同年どうねん10月がつ ダイヤ改正かいせいに伴ともない、以下いかのように変更へんこうする。
  • 「八甲田はっこうだ」昼ひる行列ぎょうれつ車しゃ1往復おうふくを支線しせん区く直通ちょくつう編成へんせい廃止はいしの上うえ「はつかり」に格上かくあげ。「はつかり」は1往復おうふく増発ぞうはつされて3往復おうふくになる。
  • 「十和田とわだ」1往復おうふく格上かくあげの形かたちで「ゆうづる」も電車でんしゃで1往復おうふく増発ぞうはつ。「十和田とわだ」は4往復おうふく（内うち昼ひる行ぎょう1往復おうふく）、「ゆうづる」は再ふたたび3往復おうふくに。
  • 以後いごの上野うえの - 青森あおもり間あいだ夜行やこう列車れっしゃは、常磐線じょうばんせん経由けいゆの「ゆうづる」が逐次ちくじ増発ぞうはつされるが、これは東北本線とうほくほんせん上野うえの - 宇都宮うつのみや間あいだにいわゆる中距離ちゅうきょり電車でんしゃ（現げん：宇都宮線うつのみやせん）が多数たすう運行うんこうされ、また上野うえの - 福島ふくしま間あいだにも奥羽本線おううほんせん経由けいゆの夜行やこう列車れっしゃを多数たすう設定せっていされていることから、ダイヤに余裕よゆうがなかったためとされる。
• 同年どうねん12月がつ: 「ゆうづる」20系けい客車きゃくしゃ1往復おうふくの普通ふつう車しゃ指定してい席せき連結れんけつを中止ちゅうし。B寝台しんだい車くるまに置換おきかえ。これにより20系けい客車きゃくしゃのオリジナル普通ふつう車しゃが形式けいしき消滅しょうめつ。
• 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）12月 - 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）1月がつ 年末年始ねんまつねんし輸送ゆそう対応たいおうとして臨時りんじ寝台しんだい特急とっきゅう「はくつる51号ごう」と「ゆうづる52号ごう」が14系けい客車きゃくしゃで運転うんてんされる。
• 1972年ねん2月がつ：札幌さっぽろオリンピック開催かいさいに伴ともない上野うえの - 青森あおもり間あいだ臨時りんじ特急とっきゅう「オリンピア1号ごう」が583系けい電車でんしゃで運行うんこうされる。
  • 下くだりは上野うえの - 青森あおもり間あいだを寝台しんだい特急とっきゅう電車でんしゃとして、上のぼりは座席ざせき特急とっきゅう電車でんしゃとして運行うんこう。青函せいかん連絡れんらく船せんを介かいして函館はこだて - 札幌さっぽろ間あいだの「オリンピア2号ごう」と接続せつぞく。
• 同年どうねん3月がつ15日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「はつかり」1往復おうふく東京とうきょう乗入のりいれ。
  • 「ゆうづる」583系けい電車でんしゃで1往復おうふく増発ぞうはつの4往復おうふく運行うんこう。20系けい客車きゃくしゃは10号車ごうしゃA寝台しんだいと2号車ごうしゃB寝台しんだいの連結れんけつ位置いちを入いれ換かわ。
  • 昼ひる行ぎょう「十和田とわだ1号ごう」を格上かくあげする形かたちで常磐ときわ線せん経由けいゆ特急とっきゅう「みちのく」1往復おうふくを583系けい電車でんしゃで新設しんせつ。
• 同年どうねん10月がつ 「ゆうづる」秋田あきた運転うんてん区く（現げん・秋田あきた総合そうごう車両しゃりょうセンター南秋田みなみあきたセンター）所属しょぞくの20系けい客車きゃくしゃで1往復おうふく増発ぞうはつし計けい5往復おうふく運行うんこう。
• 同年どうねん11月がつ7日にち 北陸ほくりくトンネル火災かさい事故じこにより「十和田とわだ」の食堂しょくどう車しゃ（オシ17形かたち）連結れんけつ中止ちゅうし。
• 1973年ねん3月がつ 「はつかり」臨時りんじ1往復おうふく増発ぞうはつで4往復おうふく運行うんこう。増発ぞうはつ分ぶんには前年ぜんねんに青森あおもり運転うんてん所しょへ新しん製せい配置はいちされた485系けい電車でんしゃを初はじめて充当じゅうとう。これにより青森あおもり運転うんてん所しょ所属しょぞくの485系けいの東北本線とうほくほんせん経由けいゆの営業えいぎょう運転うんてんによる定期ていき列車れっしゃでの青森あおもり運転うんてん所しょへの出入でいり庫こが可能かのうとなった。

  485系けい「はつかり」編成へんせい

← 上野うえの 青森あおもり →
1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12
クハ 481	サロ 481	モハ 484	モハ 485	モハ 484	モハ 485	サシ 481	モハ 484	モハ 485	モハ 484	モハ 485	クハ 481

• 同年どうねん4月がつ 東北とうほく・上越新幹線じょうえつしんかんせん建設けんせつ工事こうじに伴ともなう東京とうきょう - 上野うえの間あいだの回送かいそう線せん使用しよう停止ていし措置そちにより、「はつかり」の東京とうきょう乗入のりいれを中止ちゅうし。
• 同年どうねん10月がつ 「はつかり」1往復おうふく増発ぞうはつならびに臨時りんじ1往復おうふく定期ていき化かで5往復おうふく運行うんこう。
• 同年どうねん12月がつ 「はくつる」「ゆうづる」の食堂しょくどう車しゃは翌年よくねん春はるまでに順次じゅんじ営業えいぎょうを停止ていし。客車きゃくしゃ列車れっしゃでは食堂しょくどう車しゃをB寝台しんだい車しゃに置換おきかえ。
• 1975年ねん（昭和しょうわ50年ねん）3月がつ10日とおか ダイヤ白紙はくし改正かいせいを実施じっし。「ゆうづる」20系けい客車きゃくしゃで2往復おうふく増発ぞうはつされ、電車でんしゃ3往復おうふく・客車きゃくしゃ4往復おうふくで計けい7往復おうふく運行うんこう。なお、このダイヤ改正かいせいで、上のぼりゆうづる4号ごう(常磐線じょうばんせん経由けいゆ)が上のぼり急行きゅうこう八甲田はっこうだ(東北本線とうほくほんせん経由けいゆ)より所要しょよう時間じかんが10分ふん長ながい事ことが発覚はっかく、更さらに同おなじ特急とっきゅうでも「はつかり」と「ゆうづる」で、所要しょよう時間じかんが2時間じかん以上いじょう開ひらきがある事ことが分わかり、乗客じょうきゃくなどから国鉄こくてつに苦情くじょうが寄よせられた。
  • 寝台しんだいセット解体かいたい用よう員いんである車掌しゃしょう補ほの不足ふそくから、583系けい電車でんしゃ1往復おうふくが全車ぜんしゃ座席ざせき車しゃとして運転うんてんされた。
• 1976年ねん（昭和しょうわ51年ねん）10月がつ 20系けい客車きゃくしゃ「ゆうづる」4往復おうふくすべてを24系けい24形かたち客車きゃくしゃに置換おきかえ。前年ぜんねん3月がつ以来いらい座席ざせき車しゃで運転うんてんされてきた583系けい電車でんしゃ「ゆうづる」1往復おうふくは全車ぜんしゃ寝台しんだいに復帰ふっき。また「十和田とわだ」下くだり1号ごう・上のぼり3号ごう（上下じょうげ共どもに季き節ぶし列車れっしゃ）を14系けい客車きゃくしゃに置換おきかえ。。
• 1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）10月がつ 「十和田とわだ」2号ごう（下くだり・上のぼり）を20系けい客車きゃくしゃに置換おきかえ。ナロネ21形かたちを普通ふつう車しゃに格下かくさげ改造かいぞうしたナハ21形かたちを連結れんけつ。。
• 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）10月がつ2日にち 「白紙はくしダイヤ改正かいせい」により以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 首都しゅと圏けんでの規格きかくダイヤ修正しゅうせいと停車駅ていしゃえき増加ぞうかにより一部いちぶ列車れっしゃで所要しょよう時間じかんが延伸えんしんされた。
  • 583系けい・485系けい共ともにグリーン車しゃ連結れんけつ位置いちを2号車ごうしゃから6号車ごうしゃに変更へんこう。
  • 「はつかり」1往復おうふく増発ぞうはつの6往復おうふく運行うんこう。
  • 「はつかり」「みちのく」に普通ふつう車しゃ自由じゆう席せきを設置せっちし、「はつかり」をエル特急とっきゅうに指定してい。
  • 「ゆうづる」秋田あきた運転うんてん区く担当たんとう分ぶんを尾久おぎゅう客車きゃくしゃ区く所属しょぞくの14系けい客車きゃくしゃに置換おきかえ。

本ほん改正かいせい時じの直通ちょくつう列車れっしゃ停車駅ていしゃえき

• 列車れっしゃによって停車駅ていしゃえきは異ことなる・【】は急行きゅうこう停車ていしゃ駅えき、他たは特急とっきゅう停車駅ていしゃえき。

  「はつかり」・「はくつる」・「八甲田はっこうだ」

  • 上野うえの駅えき - 大宮おおみや駅えき - 【小山おやま駅えき】 - 宇都宮うつのみや駅えき - 【西那須野にしなすの駅えき】 - 【黒磯くろいそ駅えき】 - 【白河しらかわ駅えき】 - 【須賀川すかがわ駅えき（上のぼりのみ）】 - 郡山こおりやま駅えき - 福島ふくしま駅えき - 【白石しらいし駅えき】 - 仙台せんだい駅えき - 【塩釜しおがま駅えき】 - 小牛田こごた駅えき - 一ノ関いちのせき駅えき - 水沢すいざわ駅えき - 北上ほくじょう駅えき - 花巻はなまき駅えき - 盛岡もりおか駅えき - 一戸いちのへ駅えき - 北きた福岡ふくおか駅えき（現げん・二戸ふたど駅えき） - 三戸さんのへ駅えき - 八戸はちのへ駅えき - 三沢みさわ駅えき - 野辺地のへじ駅えき - 浅虫あさむし駅えき（現げん・浅虫温泉あさむしおんせん駅えき） - 青森あおもり駅えき

  「みちのく」・「ゆうづる」・「十和田とわだ」

  • 上野うえの駅えき - 【土浦つちうら駅えき】 - 水戸みと駅えき - 日立ひたち駅えき - 湯本ゆもと駅えき - 平たいら駅えき（現げん・いわき駅えき） - 【小高おたか駅えき（下くだり十和田とわだ5号ごう）】 - 原ノ町はらのまち駅えき - 【相馬そうま駅えき】 - 仙台せんだい駅えき - 【塩釜しおがま駅えき】 - 小牛田こごた駅えき - 【瀬峰せみね駅えき】 - 【石越いしこし駅えき】 - 一ノ関いちのせき駅えき - 【前沢まえさわ駅えき】 - 水沢すいざわ駅えき - 北上ほくじょう駅えき - 花巻はなまき駅えき - 盛岡もりおか駅えき - 【好摩こうま駅えき】 - 【沼宮内ぬまみやうち駅えき（現げん・いわて沼宮内ぬまみやうち駅えき）】 - 一戸いちのへ駅えき - 北きた福岡ふくおか駅えき - 三戸さんのへ駅えき - 八戸はちのへ駅えき - 三沢みさわ駅えき - 野辺地のへじ駅えき - 【小湊こみなと駅えき】 - 【浅虫あさむし駅えき】 - 青森あおもり駅えき
• 1979年ねん（昭和しょうわ54年ねん）4月がつ 「八甲田はっこうだ」を12系けい客車きゃくしゃに置換おきかえ。
• 同年どうねん10月がつ 「十和田とわだ」下くだり5号ごう・上のぼり2号ごうを12系けい客車きゃくしゃに置換おきかえ。これにより上野うえの - 青森あおもり間あいだ東北とうほく・常磐線じょうばんせん客車きゃくしゃ急行きゅうこうから在来ざいらい型がた客車きゃくしゃが運用うんようから撤退てったいし、グリーン車しゃが消滅しょうめつ。
• 1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）10月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいで、「ゆうづる」583系けい電車でんしゃ1往復おうふく、14系けい客車きゃくしゃ1往復おうふくの計けい2往復おうふくを季き節ぶし列車れっしゃに格下かくさげ。定期ていき残存ざんそんの客車きゃくしゃ3往復おうふく中ちゅう2往復おうふくは東北とうほく地区ちく初はつの2段だんB寝台しんだい24系けい25形かたち客車きゃくしゃに置換おきかえ。24系けい24形かたち客車きゃくしゃ（3段だんB寝台しんだい）残存ざんそんの1往復おうふくは、A寝台しんだい車しゃの連結れんけつ中止ちゅうし。

東北新幹線とうほくしんかんせん開業かいぎょう後ご

• 1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）6月がつ23日にち 東北新幹線とうほくしんかんせん大宮おおみや - 盛岡もりおか間あいだが暫定ざんてい開業かいぎょう。詳細しょうさいは#東北新幹線とうほくしんかんせん開業かいぎょうと並行へいこう在来ざいらい優等ゆうとう列車れっしゃ群ぐんを参照さんしょう。
• 同年どうねん11月がつ15日にち 上越新幹線じょうえつしんかんせん開業かいぎょうならびに東北新幹線とうほくしんかんせんの大量たいりょう増発ぞうはつによるダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「はつかり」…盛岡もりおか − 青森あおもり間あいだの新幹線しんかんせん連絡れんらく列車れっしゃとし、盛岡もりおか以南いなん発着はっちゃくの急行きゅうこう列車れっしゃを格上かくあげ・統合とうごうにより11往復おうふくまで増発ぞうはつ。
  • 「みちのく」…仙台せんだい − 青森あおもり間あいだ廃止はいし。仙台せんだい以南いなんは「ひたち」に編入へんにゅう
  • 「ゆうづる」…2往復おうふくを廃止はいしし5往復おうふく運行うんこう。（季き節ぶし列車れっしゃは1往復おうふく残のこる）客車きゃくしゃ2往復おうふく中ちゅう1往復おうふくを「あけぼの」と共通きょうつう運用うんようとなる秋田あきた運転うんてん区く所属しょぞく24系けい24形かたち編成へんせいとしA寝台しんだい車しゃが復活ふっかつ。
  • 「はくつる」…1往復おうふく増発ぞうはつの2往復おうふく。
  • 「十和田とわだ」…2往復おうふく削減さくげんで旧きゅう3・4号ごうを20系けいから12系けいに置おき換かえて1往復おうふくのみ運行うんこう。
  • 下くだり上野うえの→青森あおもり・上のぼり青森あおもり→大宮おおみやに583系けい電車でんしゃ13両りょう編成へんせいによる昼ひる行ぎょう臨時りんじ特急とっきゅう「ふるさと」を新設しんせつ。
• 1983年ねん (昭和しょうわ58年ねん) 「ゆうづる」の24系けい24形かたち編成へんせいを、下くだりは7月がつ8日にちから、上のぼりは7月がつ9日にちからそれぞれ2段だん寝台しんだい化か。
• 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月がつ14日にち 東北新幹線とうほくしんかんせん上野うえの開業かいぎょうに伴ともなうダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「ゆうづる」…2往復おうふく減げんの3往復おうふく運行うんこう。583系けい電車でんしゃ1往復おうふく。24系けい客車きゃくしゃは青森あおもり・秋田あきたで1往復おうふくずつ担当たんとう。
  • 「八甲田はっこうだ」…大幅おおはばなダイヤ変更へんこうを行おこない上野うえの - 仙台せんだい間あいだを夜行やこう区間くかんに変更へんこうすると同時どうじに、仙台せんだい - 青森あおもり間あいだは「十和田とわだ」のダイヤを継承けいしょう。同時どうじに14系けい座席ざせき車しゃ化か。
  • 「十和田とわだ」…臨時りんじ列車れっしゃ格下かくさげ。
  • 「ふるさと」…廃止はいし。
  • 583系けい電車でんしゃはサシ581形かたちを編成へんせいから外はずし12両りょう編成へんせいに減車げんしゃ。
• 1986年ねん（昭和しょうわ61年ねん）11月1日にち 国鉄こくてつ最後さいごのダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 583系けい電車でんしゃは基本きほん9両りょう、多客たきゃく期きに3両りょう増結ぞうけつの12両りょう編成へんせいに組成そせい変更へんこう。
  • 「ゆうづる」の青森あおもり運転うんてん所しょ24系けい受持うけもち分ぶんを季き節ぶし列車れっしゃに格下かくさげ。
• 1987年ねん（昭和しょうわ62年ねん）3月がつ23日にち 24系けい客車きゃくしゃ「ゆうづる」2往復おうふくに2人ふたり用よう個室こしつA寝台しんだいオロネ25形かたち500番台ばんだい「ツインデラックス（DX）」の連結れんけつを開始かいし。
  • 翌よく1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）に予定よていされていた青函せいかんトンネル経由けいゆ北海道ほっかいどう連絡れんらく寝台しんだい特急とっきゅう列車れっしゃへのデモンストレーションを兼かねた連結れんけつで、東北本線とうほくほんせん運行うんこうの特急とっきゅう列車れっしゃとして初はつの個室こしつ寝台しんだいとなった。

青函せいかんトンネル開業かいぎょう以降いこう

• 1988年ねん3月がつ13日にち 青函せいかんトンネル開業かいぎょうに伴ともなうダイヤ改正かいせいで以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 24系けい客車きゃくしゃによる「ゆうづる」2往復おうふくと583系けい電車でんしゃによる「はくつる」1往復おうふくを廃止はいしする。
  • 上野うえの - 札幌さっぽろ間あいだに寝台しんだい特急とっきゅう「北斗星ほくとせい」定期ていき2往復おうふく・季き節ぶし1往復おうふく（3・4号ごう）の計けい3往復おうふくで運転うんてんを開始かいし。
• 1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）８月がつ中旬ちゅうじゅん、 上野うえの - 青森あおもり間あいだに東北本線とうほくほんせん経由けいゆ臨時りんじ急行きゅうこう「おいらせ」設定せってい。
• 1990年ねん（平成へいせい2年ねん）10月1日にち 「はくつる」と「ゆうづる」定期ていき1往復おうふく・季き節ぶし1往復おうふくの1号車ごうしゃが「レディースカー」（女性じょせい専用せんよう車両しゃりょう）となる。
• 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）12月1日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 583系けい「ゆうづる」と「八甲田はっこうだ」は臨時りんじ列車れっしゃに格下かくさげ。
  • 583系けい「はくつる」を2往復おうふくとし、5号車ごうしゃのB寝台しんだい車しゃを普通ふつう車しゃ指定してい席せきに変更へんこう。
    • 「はくつる」増便ぞうびんは「八甲田はっこうだ」の代替だいたい措置そち。上のぼり2号ごうの小山こやま停車ていしゃと宇都宮うつのみや - 上野うえの間あいだ、下くだり・上のぼりの一ノ関いちのせき - 青森あおもり間あいだの立たて席せき特急とっきゅう券けん乗車じょうしゃを実施じっし。
• 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）12月3日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「はくつる」2往復おうふくのうち1往復おうふくを「はくつる81・82号ごう」として臨時りんじ列車れっしゃ格下かくさげと小山こやま停車ていしゃを終了しゅうりょう。定期ていき1往復おうふくは24系けい25形かたち客車きゃくしゃでの運行うんこうとした。
  • 臨時りんじ「ゆうづる」は仙台せんだい以北いほくのダイヤを「はくつる81・82号ごう」に譲ゆずり廃止はいし。
  • 「十和田とわだ」「おいらせ」廃止はいし。
• 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）8月がつ22日にち この日ひをもって臨時りんじ「八甲田はっこうだ」「MOTOトレイン」を完全かんぜん廃止はいし。
• 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）7月がつ 「北斗星ほくとせい」季き節ぶし列車れっしゃ1往復おうふくを振替ふりかえる形かたちで、上野うえの - 札幌さっぽろ間あいだに寝台しんだい特急とっきゅう「カシオペア」運転うんてん開始かいし。
• 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）10月がつ 「はくつる81・82号ごう」の運転うんてんを終了しゅうりょう。
• 同年どうねん12月がつ1日にち 東北新幹線とうほくしんかんせん盛岡もりおか - 八戸はちのへ間あいだ開業かいぎょうに伴ともない、「はつかり」「はくつる」を廃止はいし。
  • 「はつかり」は、「つがる」「白鳥しらとり」と残存ざんそん区間くかんでの行先ゆくさきにより分化ぶんかを実施じっし。「はくつる」は、高速こうそく交通こうつうの整備せいびにともなう全国ぜんこく的てきな寝台しんだい特急とっきゅう不振ふしんに加くわえ、新幹線しんかんせん開業かいぎょうによる在来ざいらい線せん経営けいえい分離ぶんりにより、従来じゅうらいの運行うんこう区間くかんの一部いちぶがIGRいわて銀河ぎんが鉄道てつどう・青あおい森もり鉄道てつどうへ移管いかんされたことにより廃止はいしされた。

2002年ねん11月30日にちで運転うんてん終了しゅうりょうした「はくつる」最終さいしゅう日びの「さよなら はくつる」

「はくつる」定期ていき運用うんよう最終さいしゅう日び編成へんせい（さよなら はくつる）

← 上野うえの 青森あおもり →

下くだり編成へんせい（11月30日にち上野うえの発はつ） 所属しょぞく 青森あおもり車両しゃりょうセンター 号車ごうしゃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 電源でんげん車しゃ 客車きゃくしゃ形式けいしき オハネフ24 23 オハネ24 19 オハネ25 32 オハネフ25 117 オハネ25 140 オハネ25 5 オハネフ25 1 オハネ25 215 オハネ25 211 オロネ25 702 オハネ25 4 カニ24 116 機関きかん車しゃ 上野うえの→青森あおもり　EF81-139（青森あおもり） 上のぼり編成へんせい（11月30日にち青森あおもり発はつ） 所属しょぞく 青森あおもり車両しゃりょうセンター 号車ごうしゃ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 電源でんげん車しゃ 客車きゃくしゃ形式けいしき オハネフ25 205 オハネ25 152 オハネ24 54 オハネフ25 118 オハネ25 220 オハネ25 213 オハネフ25 116 オハネ25 6 オハネフ25 201 オロネ25 703 オハネ25 148 カニ24 102 機関きかん車しゃ 青森あおもり→上野うえの　EF81-135（青森あおもり）

• 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）12月4日にち 東北新幹線とうほくしんかんせん八戸はちのへ - 新しん青森あおもり開業かいぎょうに伴ともない、「つがる」の運転うんてん区間くかんを秋田あきた - 青森あおもり間あいだに、「白鳥はくちょう」の運転うんてん区間くかんを新しん青森あおもり - 函館はこだて間あいだに変更へんこう。首都しゅと圏けんの一部いちぶ区間くかんを除のぞき東北とうほく本線ほんせんから昼ひる行ぎょう特急とっきゅうは消滅しょうめつ。
• 2012年ねん3月がつダイヤ改正かいせいにて常磐線じょうばんせん特急とっきゅう「スーパーひたち」の仙台せんだい乗のり入いれが正式せいしきに廃止はいし。これにより栗橋くりはし・盛岡もりおか間あいだから定期ていきの昼ひる行ぎょう特急とっきゅうが消滅しょうめつする。
• 2020年ねんダイヤ改正かいせいにて常磐線じょうばんせん特急とっきゅう「ひたち」の乗のり入いれを再開さいかい。

リバイバルトレインとしての「はつかり」・「ゆうづる」・「みちのく」・「はくつる」

東北新幹線とうほくしんかんせん八戸はちのへ駅えき延伸えんしんに際きわするもの

• 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）4月がつ28日にち 青森あおもり→上野うえの間あいだで臨時りんじ特急とっきゅう「思おもい出での583系けいはつかり号ごう」（583系けい電車でんしゃ12両りょう）をリバイバル運転うんてん。翌よく29日にちに下くだり列車れっしゃを運転うんてん。
• 2002年ねん10月がつ 青森あおもり - 上野うえの間あいだで臨時りんじ寝台しんだい特急とっきゅう「ゆうづる」（583系けい電車でんしゃ12両りょう）をリバイバル運転うんてん。
• 同年どうねん11月2日にち 青森あおもり→上野うえので臨時りんじ特急とっきゅう「思おもい出でのはつかり号ごう」（583系けい電車でんしゃ12両りょう）をリバイバル運転うんてん。
• 同年どうねん11月3日にち 上野うえの→青森あおもりで臨時りんじ特急とっきゅう「思おもい出でのみちのく号ごう」（583系けい電車でんしゃ12両りょう）をリバイバル運転うんてん。
• 同年どうねん11月30日にち 青森あおもり - 一ノ関いちのせき間あいだで臨時りんじ特急とっきゅう「さよならはつかり583系けい号ごう」を運転うんてん。

東北新幹線とうほくしんかんせん八戸はちのへ駅えき延伸えんしん以降いこうのもの

• 2009年ねん（平成へいせい21年ねん）3月がつ20日はつか 上野うえの→青森あおもりで団体だんたい臨時りんじ特急とっきゅう「はつかり」（583系けい電車でんしゃ6両りょう）を運転うんてん。
• 同年どうねん11月6日にち 上野うえの→青森あおもりで団体だんたい臨時りんじ寝台しんだい特急とっきゅう「はくつる」（24系けい客車きゃくしゃ7両りょう）を運転うんてん。
• 2010年ねん3月26日にち 上野うえの→青森あおもりで団体だんたい臨時りんじ寝台しんだい特急とっきゅう「はくつる」（24系けい客車きゃくしゃ6両りょう）を運転うんてん。
• 同年どうねん10月16日にち 上野うえの→青森あおもりで団体だんたい臨時りんじ特急とっきゅう「はつかり」（583系けい電車でんしゃ6両りょう）を運転うんてん
• 2012年ねん12月14日にち 鉄道てつどう開通かいつう140年ねん記念きねんとしてびゅう旅行りょこう商品しょうひんとして横浜よこはま→東北本線とうほくほんせん・IGRいわて銀河ぎんが鉄道てつどう・青あおい森もり鉄道てつどうを経由けいゆ青森あおもりで臨時りんじ寝台しんだい特急とっきゅう「はくつる」(583系けい電車でんしゃ6両りょう)を運転うんてん。ただし、海うみ側がわはB寝台しんだい3段だん寝台しんだい、山側やまがわはボックスシートで運行うんこうするものである。
• 2013年ねん11月30日にち いわき→木古内きこない、函館はこだて→青森あおもりで団体だんたい臨時りんじ寝台しんだい特急とっきゅう「ゆうづる」（24系けい客車きゃくしゃ）を運転うんてん予定よてい。ただし、東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいの影響えいきょうで、常磐ときわ線せんの一部いちぶ区間くかんが不通ふつうとなっていることから、当時とうじのルートではなく、常磐線じょうばんせん・水戸みと線せん・東北とうほく本線ほんせん経由けいゆでの運転うんてんとなる。

東京とうきょう対たい東北とうほく各かく都市とし間あいだ連絡れんらく列車れっしゃ

戦前せんぜん

• 1906年ねん4月がつ 上野うえの - 仙台せんだい間あいだ東北とうほく本線ほんせん経由けいゆの急行きゅうこう221・228列車れっしゃを新設しんせつ。
  • 常磐線じょうばんせん経由けいゆの急行きゅうこうと重複じゅうふくする区間くかんを省略しょうりゃくする形かたちで運行うんこうを開始かいしした列車れっしゃであるが、後のちに青森あおもりまで区間くかん延長えんちょうされた。以後いご終戦しゅうせんまでは上野うえの - 青森あおもり間あいだ直通ちょくつうの列車れっしゃが中心ちゅうしんとされていくこととなり、同どう時期じきの急行きゅうこう列車れっしゃで各かく都市とし間あいだ連絡れんらくといえるものは長ながらく奥羽本線おううほんせん経由けいゆで上野うえの - 秋田あきた・青森あおもり間あいだ運行うんこうの急行きゅうこう列車れっしゃ程度ていどとなる。
• 1922年ねん（大正たいしょう11年ねん）3月がつ 上野うえの - 青森あおもり間あいだ奥羽本線おううほんせん経由けいゆの急行きゅうこう701・702列車れっしゃを新設しんせつ。
• 1926年ねん8月がつ 701・702列車れっしゃは列車れっしゃ番号ばんごうを401・402列車れっしゃに変更へんこう、上野うえの - 秋田あきた間あいだに区間くかん短縮たんしゅく。
• 1930年ねん10月がつ 上野うえの - 仙台せんだい間あいだに準急じゅんきゅう109・110列車れっしゃを新設しんせつ。
• 1934年ねん12月 401・402列車れっしゃは上野うえの - 青森あおもり間あいだ（秋田あきた - 青森あおもり間あいだ普通ふつう列車れっしゃ）に延長えんちょうし405・406列車れっしゃに変更へんこう。
• 1940年ねん10月がつ ダイヤ改正かいせいにより上野うえの - 仙台せんだい間あいだに急行きゅうこう105・106列車れっしゃを新設しんせつ、405・406列車れっしゃは上野うえの - 秋田あきた間あいだに区間くかん短縮たんしゅく、列車れっしゃ番号ばんごうも401・402列車れっしゃに変更へんこうとなる。
• 1943年ねん10月がつ 401・402列車れっしゃを普通ふつう列車れっしゃへ格下かくさげ、105・106列車れっしゃを廃止はいし。

戦後せんご・東京とうきょう対たい東北とうほく各かく都市とし間あいだでの優等ゆうとう列車れっしゃの展開てんかい

• 1946年ねん11月 上野うえの - 仙台せんだい間あいだ東北とうほく本線ほんせん経由けいゆの急行きゅうこう109・110列車れっしゃが設定せっていされる。
• 1947年ねん1月がつ 石炭せきたん事情じじょうの悪化あっかにより109・110列車れっしゃ運休うんきゅう。6月には石炭せきたん事情じじょうの好転こうてんに伴ともない運行うんこう復活ふっかつ。
• 1948年ねん7月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいにより109・110列車れっしゃの列車れっしゃ番号ばんごうを103・104列車れっしゃに変更へんこう。仙台せんだい以北いほくを不定期ふていき運転うんてんとするものの、運行うんこう区間くかんを上野うえの - 青森あおもり間あいだに延長えんちょう。
• 1950年ねん10月がつ 103・104列車れっしゃの列車れっしゃ番号ばんごうを101・102列車れっしゃに変更へんこう。運行うんこう区間くかんは上野うえの - 仙台せんだい間あいだであるが、仙台せんだいで一部いちぶ車両しゃりょうを上野うえの - 青森あおもり間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆの「みちのく」へ併結としたことで青森あおもり発着はっちゃくとなる。翌よく11月がつには101・102列車れっしゃに「青葉あおば」の愛称あいしょうが与あたえられる。
  • 当とう列車れっしゃは上野うえの - 仙台せんだい間あいだのほかに会津若松あいづわかまつ・院内いんない・秋田あきた発着はっちゃく車両しゃりょうが連結れんけつされる多層たそう建だて列車れっしゃとしての側面そくめんを有ゆうしていた。
• 1954年ねん10月がつ 上野うえの - 仙台せんだい間あいだの急行きゅうこう「松島まつしま」運行うんこう開始かいし。
• 1956年ねん11月17日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 上野うえの - 盛岡もりおか間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆ不定期ふていき急行きゅうこう「いわて」運行うんこう開始かいし。
  • 「青葉あおば」の秋田あきた発着はっちゃく編成へんせいを分離ぶんりし「鳥海とりうみ」とする。「青葉あおば」は上野うえの - 青森あおもり間あいだ運行うんこうとなる。
• 1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）10月がつ ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「いわて」青森あおもりまで延長えんちょう。
  • 「青葉あおば」「みちのく」の運行うんこう区間くかんに変更へんこうに伴ともない、盛岡もりおかまでの運行うんこうとなる。
  • 上野うえの - 仙台せんだい間あいだの準急じゅんきゅう列車れっしゃ（愛称あいしょうなし）を急行きゅうこう「吾妻あづま」（あづま）に格上かくあげ。
  • 上野うえの - 福島ふくしま間あいだ運行うんこうに準急じゅんきゅう列車れっしゃ「あぶくま」運行うんこう開始かいし。
• 1959年ねん9月がつ 上野うえの - 仙台せんだい間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆでキハ55系けいによる日本にっぽん初はつの定期ていきディーゼル急行きゅうこう「みやぎの」が運行うんこうを開始かいし。
• 1960年ねん6月がつ 「松島まつしま」に上野うえの - 山形やまがたの急行きゅうこう「蔵王ざおう」を併結開始かいし。上野うえの - 福島ふくしま間あいだ夜行やこう準急じゅんきゅう「しのぶ」運行うんこう開始かいし。
• 同年どうねん10月がつ 「いわて」東北本線とうほくほんせん経由けいゆとなり定期ていき列車れっしゃ化か。

特急とっきゅう「ひばり」登場とうじょうと周辺しゅうへん列車れっしゃ群ぐん

485系けい「ひばり」
（1978年ねん）

583系けい「リバイバルひばり」
（2002年ねん）

• 1961年ねん10月がつ1日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 上野うえの - 仙台せんだい間あいだに不定期ふていき特急とっきゅう「ひばり」を新設しんせつ。キハ82系けいを使用しようし、所要しょよう時間じかん4時じ間あいだ53分ふん。
    • 充当じゅうとう車両しゃりょうは「はつかり」用ようのキハ81系けいが初期しょきトラブルを頻発ひんぱつさせた教訓きょうくんから、当初とうしょは「みどり」と共ともに運休うんきゅうとし各地かくちの予備よび車しゃとしたため、運転うんてん開始かいしは翌年よくねん4月がつからであった。
    • 当時とうじは交直両用りょうようの特急とっきゅう形がた電車でんしゃは開発かいはつ中ちゅうであったことから、走行そうこう区間くかんは全線ぜんせん電化でんか区間くかんながら気動車きどうしゃでの運行うんこうとした。
  • 「みやぎの」は、東北本線とうほくほんせん経由けいゆに変更へんこう。上野うえの - 福島ふくしま間あいだは秋田あきた発着はっちゃくの急行きゅうこう「鳥海とりうみ」を併結。
  • 「吾妻あづま」は編成へんせい替がえを実施じっしし、会津若松あいづわかまつ発着はっちゃくの急行きゅうこう「ばんだい」を併結。
  • 上野うえの - 仙台せんだい間あいだ夜行やこう準急じゅんきゅう「あぶくま」運行うんこう開始かいし。
  • 「しのぶ」1往復おうふく増発ぞうはつ。
• 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）10月がつ 「みやぎの」「青葉あおば」を451系けい電車でんしゃ化か。上野うえの - 仙台せんだい間あいだ単独たんどく運行うんこうに戻もどされる。
• 1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）10月がつ ダイヤ改正かいせいに伴ともない以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「ひばり」定期ていき列車れっしゃに昇格しょうかく。
  • 「しのぶ」1往復おうふくを仙台せんだいまで運行うんこう区間くかんを延長えんちょうし「みやぎの」1往復おうふく増発ぞうはつ。
  • 「松島まつしま」一部いちぶを451系けい電車でんしゃ化か。
  • 「あぶくま」を盛岡もりおかまで延長えんちょう、寝台しんだい急行きゅうこう「北星ほくせい」とし運行うんこう開始かいし。
  • 上野うえの - 秋田あきた間あいだ特急とっきゅう「つばさ」に盛岡もりおか発着はっちゃく編成へんせいを併結する。
• 1964年ねん3月がつ 453系けい電車でんしゃ増ぞう備つぶさに伴ともない、以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「松島まつしま」「吾妻あづま」定期ていき列車れっしゃを電車でんしゃ化かし、「まつしま」「あづま」とひらがなに改称かいしょう。
  • 「青葉あおば」夜行やこう列車れっしゃ化か。
• 1964年ねん10月がつ 上野うえの - 仙台せんだい間あいだ寝台しんだい急行きゅうこう「新星しんせい」運行うんこう開始かいし。
• 1965年ねん10月がつ 盛岡もりおか電化でんか完成かんせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「ひばり」…仙台せんだい運転うんてん所しょ（現げん・仙台せんだい車両しゃりょうセンター）に新しん製せい配置はいちされた交直両用りょうよう483系けい特急とっきゅう形がた電車でんしゃによる運転うんてんとなり2往復おうふくに増発ぞうはつ。上野うえの - 仙台せんだい間あいだの所要しょよう時間じかんも4時じ間あいだ35分ふんに短縮たんしゅくされた。その後ごは3電源でんげん対応たいおうの485系けいが増ぞう備され、583系けいも投入とうにゅうされた。
  • 「いわて」…電車でんしゃ化かされ再ふたたび盛岡もりおか発着はっちゃくとする。
  • 「青葉あおば」…盛岡もりおかまで運転うんてん区間くかんを延長えんちょうし、愛称あいしょうを「きたかみ」に変更へんこう。
  • 「つばさ」…盛岡もりおか発着はっちゃく編成へんせいを分離ぶんりし483系けい電車でんしゃ特急とっきゅう「やまびこ」に変更へんこう。
  • 「みちのく」…1往復おうふく増発ぞうはつ。運行うんこう区間くかんを上野うえの - 陸羽東線りくうとうせん鳴子なるこ（現げん・鳴子なるこ温泉おんせん）・青森あおもり経由けいゆ奥羽本線おううほんせん大鰐おおわに（現げん・大鰐温泉おおわにおんせん）間あいだとし、下くだり1号ごう・上のぼり2号ごうとする。従来じゅうらいの上野うえの - 青森あおもり間あいだ列車れっしゃは下くだり2号ごう・上のぼり1号ごう」とする。
• 1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）10月がつ 東北本線とうほくほんせん経由けいゆで上野うえの - 青森あおもり・盛もり・久慈くじ間あいだに急行きゅうこう「三陸さんりく」運行うんこう開始かいし。「みちのく（下くだり）1号ごう・（上のぼり）2号ごう」の運行うんこう経路けいろを上野うえの - 鳴子なるこ・釜石線かまいしせん経由けいゆ宮古みやこ・花輪線はなわせん経由けいゆ弘前ひろさき間あいだの運行うんこうに改あらためる。
• 1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）7月がつ 磐越西線ばんえつさいせん郡山こおりやま - 喜多方きたかた間あいだ電化でんかに伴ともない、「ばんだい」電車でんしゃ化か。一部いちぶの「いわて」「あづま」と併結運転うんてんとする。
• 同年どうねん10月がつ ダイヤ改正かいせいで以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「ひばり」1往復おうふくと「やまびこ」が東京とうきょう発着はっちゃくとなる。
  • 「ばんだい」併結列車れっしゃに「まつしま」も追加ついか。
  • キハ58系けい臨時りんじ「あづま」が不定期ふていき列車れっしゃとなる。

特急とっきゅう列車れっしゃ増発ぞうはつと急行きゅうこう列車れっしゃ群ぐんの統合とうごう

• 1968年ねん10月がつ1日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「ひばり」5往復おうふくに増発ぞうはつ。うち1往復おうふくは東京とうきょう発着はっちゃく。上野うえの - 仙台せんだい間あいだを最速さいそく3時じ間あいだ53分ふん運行うんこうとした。編成へんせいを10両りょう編成へんせいから9両りょう編成へんせいに短縮たんしゅくし、1等とう車しゃが4号車ごうしゃから1号車ごうしゃに移動いどう。
  • 急行きゅうこう列車れっしゃ群ぐん列車れっしゃ愛称あいしょうの以下いかに示しめす統合とうごうを実施じっし。
  1. 上野うえの - 仙台せんだい間あいだ東北とうほく本線ほんせん経由けいゆ急行きゅうこう列車れっしゃを「まつしま」に統一とういつし、「みやぎの」は廃止はいし。
  2. 上野うえの - 盛岡もりおか間あいだの「きたかみ」を「いわて」に統合とうごう。
  3. 「三陸さんりく」の名称めいしょうを「八甲田はっこうだ（下くだり・上のぼり1号ごう）」に変更へんこう。
  4. 上野うえの - 青森あおもり間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆ「みちのく」を「十和田とわだ（下くだり・上のぼり1号ごう）」に変更へんこう。これにより上野うえの - 鳴子なるこ・宮古みやこ・弘前ひろさき間あいだの「みちのく（下くだり1号ごう・上のぼり2号ごう）」は「みちのく」に変更へんこう。
• 1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）3月がつ 「ひばり」季き節ぶし列車れっしゃ1往復おうふくを増発ぞうはつ。
• 同年どうねん10月がつ 「ひばり」季き節ぶし列車れっしゃを定期ていき列車れっしゃに格上かくあげで6往復おうふく運行うんこう。
• 1970年ねん7月がつ 「ひばり」一部いちぶ列車れっしゃと「やまびこ」が12両りょう編成へんせいとなる。
• 同年どうねん10月がつ 「ひばり」定期ていき列車れっしゃ7往復おうふくとなる。「みちのく」を廃止はいし。「八甲田はっこうだ（下くだり・上のぼり1号ごう）」「はつかり」に格上かくあげ。「八甲田はっこうだ」は夜行やこう列車れっしゃとなる。
• 1971年ねん3月がつ 上野うえの - 盛岡もりおか間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆ急行きゅうこう「もりおか」運行うんこう開始かいし。
• 1972年ねん3月がつ15日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいで以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「十和田とわだ（下くだり・上のぼり1号ごう）」を「みちのく」に格上かくあげ。
  • 「ひばり」定期ていき列車れっしゃ9往復おうふく、季き節ぶし列車れっしゃ2往復おうふくとする。
  • 「やまびこ」も初はつの増発ぞうはつが行おこなわれ、定期ていき列車れっしゃ3往復おうふくとなる。
  • 「やまびこ」補完ほかん列車れっしゃとして東北本線とうほくほんせん経由けいゆで臨時りんじ「もりおか」を運行うんこう。上野うえの - 盛岡もりおか間あいだの運転うんてん時間じかんは約やく6時じ間あいだ30分ふんと特急とっきゅう列車れっしゃなみであったために翌年よくねん7月がつに愛称あいしょうを「エコーもりおか」と改称かいしょう。
• 1972年ねん10月がつ2日にち ダイヤ改正かいせいに伴ともない以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「エコーもりおか」を「やまびこ」に格上かくあげ、「やまびこ」は定期ていき列車れっしゃ4往復おうふく、季き節ぶし列車れっしゃ1往復おうふくとなる。内うち3往復おうふくは仙台せんだい運転うんてん所しょから青森あおもり運転うんてん所しょへ移管いかん。
  • 「ひばり」は定期ていき列車れっしゃ11往復おうふくとなり、自由じゆう席せき設置せっちの上うえでエル特急とっきゅうに指定してい。
• 1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）1月がつ 「ひばり」一部いちぶ列車れっしゃにグリーン車しゃ1両りょう増結ぞうけつとし13両りょう編成へんせいとなる。
• 同年どうねん4月がつ 新幹線しんかんせん工事こうじに伴ともない「ひばり」「やまびこ」の東京とうきょう駅えき乗入のりいれを中止ちゅうし。
• 同年どうねん10月がつ 「ひばり」定期ていき列車れっしゃ13往復おうふくとなる。下くだり4号ごう・上のぼり10号ごうが583系けいによる間合まあい運用うんようで運行うんこう。「やまびこ」は全ぜん列車れっしゃ青森あおもり運転うんてん所しょへ移管いかん。電車でんしゃ急行きゅうこう「まつしま」「いわて」のビュフェは全すべて営業えいぎょう休止きゅうし。
• 1975年ねん3月がつ10日とおか 「北星ほくせい」を20系けい客車きゃくしゃによる特急とっきゅうに格上かくあげ。
• 1978年ねん10月がつ2日にち ダイヤ改正かいせいに伴ともない以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「ひばり」15往復おうふくに増発ぞうはつ。上野うえの - 宇都宮うつのみや間あいだの規格きかくダイヤ修正しゅうせいにより、上野うえの - 仙台せんだい間あいだ4時じ間あいだ15分ふんにスピードダウン。583系けいの間合まあい運用うんようが終了しゅうりょうし、全ぜん列車れっしゃ485系けいによる12両りょう編成へんせいに統一とういつされた。
  • 「やまびこ」1往復おうふくが盛岡もりおか - 青森あおもり間あいだが延長えんちょうとなり「はつかり」に改称かいしょうし、同時どうじに「やまびこ」は自由じゆう席せき設置せっちのエル特急とっきゅうに指定してい。
  • 「北星ほくせい」14系けい客車きゃくしゃに置換おきかえ。
  • ほぼ同どう時期じきに特急とっきゅう列車れっしゃの愛称あいしょう幕まく・ヘッドマークがイラストによるものに変更へんこうされた。デザインを以下いかに示しめす。
  1. 「ひばり」…ヘッドマークの上うえに向むかって空そらを飛とぶヒバリと仙台せんだい七夕たなばたに列車れっしゃ名めいの記載きさい。
  2. 「やまびこ」…自然しぜん現象げんしょうである山彦やまびこがモチーフであるため、ヘッドマークでは音おとの伝つたわりを表現ひょうげんする縦長たてながの楕円だえんを組くみ合あわせた文様もんようの上うえに列車れっしゃ名めいの記載きさい。
  3. 「北星ほくせい」…夜行やこう列車れっしゃの名称めいしょうとして「天体てんたい名めい」が使用しようされた関係かんけいで、イメージは北海ほっかいに輝かがやく北極星ほっきょくせいと列車れっしゃ名めいを組くみ合あわせた。
• 1980年ねん10月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいに伴ともない以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「ひばり」1往復おうふく廃止はいしで14往復おうふく運行うんこう。
  • 「まつしま」6往復おうふくの内うち、季き節ぶし列車れっしゃの下くだり1本ほんと夜行やこう1往復おうふくを廃止はいし。下くだりは定期ていき4本ほん（1本ほんは上野うえの - 郡山こおりやま間あいだ季き節ぶし列車れっしゃ）、上のぼりは定期ていき4本ほん（1本ほんは郡山こおりやま - 上野うえの間あいだ季き節ぶし列車れっしゃ）・季き節ぶし1本ほんとなる。
• 1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）10月がつ 「ひばり」一部いちぶ列車れっしゃの食堂しょくどう車しゃ営業えいぎょう休止きゅうし。

1978年ねん10月がつ改正かいせい時じの停車駅ていしゃえき（列車れっしゃによって停車駅ていしゃえきは異ことなる）

「やまびこ」「北星ほくせい」「いわて」

• 上野うえの駅えき - 【赤羽あかはね駅えき】 - （大宮おおみや駅えき）- 【古河ふるかわ駅えき】 - 【小山おやま駅えき】 - 宇都宮うつのみや駅えき - 【矢板やいた駅えき】 - 【西那須野にしなすの駅えき】 - 【黒磯くろいそ駅えき】 - 【白河しらかわ駅えき】 - 【須賀川すかがわ駅えき】 - 郡山こおりやま駅えき - 【本宮もとみや駅えき】 - 【二本松にほんまつ駅えき】 - 福島ふくしま駅えき - 【白石しらいし駅えき】 - 【大河原おおがわら駅えき】 - 【岩沼いわぬま駅えき】 - 仙台せんだい駅えき - 【塩釜しおがま駅えき】 - 【松島まつしま駅えき】 - 【鹿島台かしまだい駅えき】 - 小牛田こごた駅えき - 【瀬峰せみね駅えき】 - 【石越いしこし駅えき】 - 【花泉はないずみ駅えき】 - 一ノ関いちのせき駅えき - 【平泉ひらいずみ駅えき】 - 【前沢まえさわ駅えき】 - 水沢すいざわ駅えき - 北上ほくじょう駅えき - 花巻はなまき駅えき - 盛岡もりおか駅えき
  • （）の大宮おおみや駅えきは「やまびこ」7・2号ごうが通過つうか。

「ひばり」「新星しんせい」「まつしま」「あづま」

• 上野うえの駅えき - 【赤羽あかはね駅えき】 - （大宮おおみや駅えき） - 【古河ふるかわ駅えき】 - 【小山おやま駅えき】- 宇都宮うつのみや駅えき - 【氏家うじいえ駅えき】 - 【矢板やいた駅えき】 - （西那須野にしなすの駅えき） - （黒磯くろいそ駅えき） - 【黒くろ田原たはら駅えき】 - （白河しらかわ駅えき） - 【矢吹やぶき駅えき】 - 【鏡石かがみいし駅えき】 - （須賀川すかがわ駅えき） - 郡山こおりやま駅えき - （本宮もとみや駅えき） - （二本松にほんまつ駅えき） - 【松川まつかわ駅えき】 - 福島ふくしま駅えき - （白石しらいし駅えき） - 【大河原おおがわら駅えき】 - 【船岡ふなおか駅えき】 - （岩沼いわぬま駅えき） - 仙台せんだい駅えき
  • 全便ぜんびん停車ていしゃの宇都宮うつのみや駅えき・郡山こおりやま駅えき・福島ふくしま駅えきの「ひばり」以外いがいの停車駅ていしゃえき。
  • 大宮おおみや駅えきは13・17・19・25・2・10・12・18号ごうが通過つうか
  • 西那須野にしなすの駅えきは5・23・6・20号ごうが停車ていしゃ
  • 黒磯くろいそ駅えきは3・7・9・19・21・25・2・8・12・18・22・24号ごうが停車ていしゃ
  • 白河しらかわ駅えきは1・9・6・26号ごうが停車ていしゃ
  • 須賀川すかがわ駅えきは7・13・19・23・29・2・14・24・28号ごうが停車ていしゃ
  • 本宮もとみや駅えきは11・17・4・18・30号ごうが停車ていしゃ
  • 二本松にほんまつ駅えきは3・13・15・27・6・10・14・20・28号ごうが停車ていしゃ
  • 白石しらいし駅えきは1・5・11・15・21・25・29・4・8・10・12・16・22・26・30号ごうが停車ていしゃ
  • 岩沼いわぬま駅えきは17・6号ごうが停車ていしゃ
  • 「ひばり」以外いがいの特急とっきゅう停車ていしゃ
  • 黒磯くろいそ駅えきには「あいづ」、「つばさ」、「やまばと」が停車ていしゃ
  • 白河しらかわ駅えきには「あいづ」が停車ていしゃ
  • 須賀川すかがわ駅えき・本宮もとみや駅えき・二本松にほんまつ駅えきには「つばさ」、「やまばと」が停車ていしゃ
  • 岩沼いわぬま駅えきには「ひたち」が停車ていしゃ

東北新幹線とうほくしんかんせん開業かいぎょうと並行へいこう在来ざいらい優等ゆうとう列車れっしゃ群ぐん

• 1982年ねん（昭和しょうわ57年ねん）6月がつ23日にち 東北新幹線とうほくしんかんせん大宮おおみや - 盛岡もりおか間あいだ暫定ざんてい開業かいぎょうに伴ともない、在来ざいらい線せん特急とっきゅう列車れっしゃは新幹線しんかんせん列車れっしゃへ振替ふりかえられ、以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「やまびこ」…4往復おうふくすべて新幹線しんかんせん列車れっしゃに振替ふりかえで在来ざいらい線せん特急とっきゅう列車れっしゃとしては廃止はいし。
  • 「ひばり」…6往復おうふくが「あおば」に振替ふりかえの形かたちで一部いちぶ削減さくげん。
  • 11月のダイヤ改正かいせいまでの間あいだ宇都宮うつのみや - 盛岡もりおか間あいだでは特急とっきゅう列車れっしゃ削減さくげん分ぶんの補完ほかんから残存ざんそんする「ひばり」「はつかり」「つばさ」「やまばと」が一部いちぶの駅えきに臨時りんじ停車ていしゃしたほか、車両しゃりょう運用うんようの都合つごうから「ひばり」2往復おうふくはダイヤ改正かいせいを待またず10月がつ中ちゅうに廃止はいしされた。
• 同年どうねん11月がつ15日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「いわて」「もりおか」「北星ほくせい」「新星しんせい」廃止はいし。
    • 「もりおか」は仙台せんだい - 盛岡もりおか間あいだのみ廃止はいしとし、上野うえの - 仙台せんだい間あいだは「ときわ」に発展はってん的てき解消かいしょう。
  • 「ひばり」定期ていき列車れっしゃとしては廃止はいし。臨時りんじ列車れっしゃの「ひばり51・52号ごう」が新幹線しんかんせん上野うえの開業かいぎょうまで不定期ふていきで運転うんてん。
  • 「まつしま」は東北新幹線とうほくしんかんせんが大宮おおみや駅えき発着はっちゃくであったことや支線しせん区くへ直通ちょくつうする「ざおう」「ばんだい」と併結運転うんてんされる関係かんけいから上野うえの直通ちょくつう列車れっしゃとして5往復おうふくが残存ざんそん。
  • 「あづま」は夜行やこう1往復おうふくを廃止はいし。
• 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）2月がつ「まつしま」の一部いちぶ列車れっしゃで急行きゅうこう運転うんてん区間くかんを上野うえの - 福島ふくしま間あいだと短縮たんしゅく。併結列車れっしゃ「ばんだい」の快速かいそく格下かくさげ・上野うえの直通ちょくつう廃止はいしに伴ともない編成へんせいを12両りょう（基本きほん編成へんせい6両りょう+付属ふぞく編成へんせい6両りょう）から9両りょう（基本きほん編成へんせい6両りょう+付属ふぞく編成へんせい3両りょう）に短縮たんしゅく。「ざおう」と併結運転うんてんを行おこなう1往復おうふくは福島ふくしま - 仙台せんだい間あいだは付属ふぞく編成へんせいの3両りょうで運転うんてん。
• 1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）3月がつ 東北とうほく・上越新幹線じょうえつしんかんせん上野うえの乗のり入いれに伴ともなうダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「まつしま」「あづま」を廃止はいし。これにより、「ゆうづる」「はくつる」「八甲田はっこうだ」・一部いちぶの臨時りんじ列車れっしゃ・奥羽本線おううほんせんならびに磐越西線ばんえつさいせんへの直通ちょくつう列車れっしゃを除のぞき上野うえの発着はっちゃく黒磯くろいそ以北いほくに直通ちょくつうする東北本線とうほくほんせん昼ひる行列ぎょうれつ車しゃは全廃ぜんぱい。

リバイバルトレインとしての「ひばり」

583系けい「リバイバルひばり」
2007年ねん12月15日にち

• 2001年ねん8月がつ25日にち・26日にち 青森あおもり運転うんてん所しょ所属しょぞくの485系けい8両りょうを使用しようし「ひばり」が1往復おうふく（下くだり25日にち、上のぼり26日にち）復活ふっかつ運転うんてん。
• 2002年ねん9月21日にち・22日にち 青森あおもり運転うんてん所しょ所属しょぞくの583系けい9両りょうを使用しようし「ひばり」が1往復おうふく（上のぼり21日にち、下くだり22日にち）復活ふっかつ運転うんてん。
• 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）10月13日にち 仙台せんだい電車でんしゃ区く所属しょぞくの583系けい6両りょうを使用しようし「ひばり」上のぼり1本ほんを復活ふっかつ運転うんてん。
• 2007年ねん（平成へいせい19年ねん） 仙台せんだい車両しゃりょうセンター所属しょぞくの583系けいを使用しようし上野うえの - 仙台せんだい間あいだに全車ぜんしゃ指定してい席せきの特急とっきゅう「ひばり」を運転うんてん。12月15日にちに上のぼり（所要しょよう時間じかん5時じ間あいだ3分ふん）、翌よく16日にちに下くだり1本ほん（所要しょよう時間じかん4時じ間あいだ43分ふん）を以下いか停車駅ていしゃえき運転うんてん。
  • 上野うえの駅えき - 大宮おおみや駅えき - 宇都宮うつのみや駅えき - 黒磯くろいそ駅えき - 郡山こおりやま駅えき - 福島ふくしま駅えき - 仙台せんだい駅えき
• 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）12月11日にち・12日にち 新潟にいがた車両しゃりょうセンター所属しょぞくの485系けいK1編成へんせい6両りょうを使用しようし、特急とっきゅう「ひばり」が1往復おうふく（下くだり11日にち、上のぼり12日にち）復活ふっかつ運転うんてん。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）8月がつ6日にち 仙台せんだい車両しゃりょうセンター所属しょぞくの485系けいA1A2編成へんせい6両りょうを使用しようし、特急とっきゅう「ひばり」下くだり1本ほんを復活ふっかつ運転うんてん。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）6月18日にち 仙台せんだい車両しゃりょうセンター所属しょぞくの485系けいA1A2編成へんせい6両りょうのラストランで、特急とっきゅう「ひばり」が仙台せんだいから郡山こおりやままで運転うんてん。

東北とうほく諸しょ都市とし間あいだ相互そうごの優等ゆうとう列車れっしゃ

• 1959年ねん2月がつ1日にち 福島ふくしま - 盛岡もりおか間あいだ準急じゅんきゅう「やまびこ」を新設しんせつ。
• 同年どうねん12月がつ1日にち 仙台せんだい（陸羽東線りくうとうせん経由けいゆ）・米沢よねざわ - 秋田あきた間あいだ準急じゅんきゅう「たざわ」、仙台せんだい（陸羽東線りくうとうせん経由けいゆ）・米沢よねざわ - 酒田さかた間あいだ陸羽西線りくうさいせん経由けいゆ準急じゅんきゅう「もがみ」を臨時りんじ列車れっしゃとして新設しんせつ。
• 1960年ねん6月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「やまびこ」郡山こおりやままで運転うんてん区間くかんを延長えんちょう。
  • 仙台せんだい - 盛岡もりおか間あいだ準急じゅんきゅう「くりこま」運行うんこう開始かいし。
• 1961年ねん10月がつ1日にち 「やまびこ」青森あおもりまで運転うんてん区間くかんを延長えんちょう。
• 1962年ねん7月がつ15日にち 仙台せんだい - 青森あおもり間あいだ北上ほくじょう線せん・奥羽本線おううほんせん経由けいゆ急行きゅうこう「あけぼの」運行うんこう開始かいし。
• 1963年ねん10月1日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「くりこま」2往復おうふく増発ぞうはつの3往復おうふく運行うんこう。
  • 「やまびこ」仙台せんだいを境さかいに運行うんこう系統けいとうを分割ぶんかつ。仙台せんだい以南いなんを451・453系けい電車でんしゃ化かし、名称めいしょうを「あぶくま」に変更へんこう。運行うんこう区間くかんを白河しらかわ - 仙台せんだい間あいだとする。仙台せんだい以北いほくは急行きゅうこう「むつ」に変更へんこう。
• 1965年ねん10月1日にち 「くりこま」1往復おうふく廃止はいしで2往復おうふく運行うんこう。「むつ」は運行うんこう区間くかん仙台せんだい - 青森あおもり - 秋田あきた間あいだに延長えんちょう。
• 1966年ねん3月5日にち 準じゅん急行きゅうこう制度せいどの見直みなおしに伴ともない100km以上いじょう運行うんこうの準急じゅんきゅう列車れっしゃは急行きゅうこう列車れっしゃに昇格しょうかく。これにより「くりこま」「あぶくま」急行きゅうこう列車れっしゃに昇格しょうかく。
• 1966年ねん10月がつ1日にち 「くりこま」1往復おうふく廃止はいしで1往復おうふく運行うんこう。
• 1968年ねん10月1日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「くりこま」は「むつ」の東北本線とうほくほんせん部分ぶぶんを吸収きゅうしゅう。1往復おうふくを増発ぞうはつし運行うんこう区間くかんを青森あおもりまで延長えんちょう。2往復おうふくが仙台せんだい - 青森あおもり間あいだの運行うんこうとなる。
  • 「あぶくま」は郡山こおりやま以南いなんを普通ふつう列車れっしゃ化か。
  • 「あけぼの」は「きたかみ」に改称かいしょう。
• 1970年ねん8月がつ2日にち - 15日にち 臨時りんじ特急とっきゅう列車れっしゃ「とうほく」が仙台せんだい - 青森あおもり間あいだを運行うんこう。
  • 当とう列車れっしゃは、同月どうげつ16日にちより臨時りんじ「はつかり」で上野うえの - 青森あおもり間あいだ常磐線じょうばんせん経由けいゆで運行うんこうするが、同年どうねんの年末ねんまつ・年始ねんし運行うんこう時じには「常磐ときわはつかり」に愛称あいしょうを変更へんこう。
• 1970年ねん10月がつ1日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「くりこま」1往復おうふくの運行うんこう区間くかんを盛岡もりおかまでに短縮たんしゅくし「ひめかみ」に愛称あいしょう変更へんこう。
  • 上野うえの - 弘前ひろさき間あいだ東北とうほく本線ほんせん・花輪線はなわせん経由けいゆの「みちのく」を仙台せんだい - 秋田あきた間あいだに運転うんてん区間くかんを短縮たんしゅくして「よねしろ」に愛称あいしょう変更へんこう。
• 1971年ねん3月がつ20日はつか キハ181系けいで運行うんこうされていた特急とっきゅう「つばさ」の間合まあい運用うんようとして、仙台せんだい - 秋田あきた間あいだ北上ほくじょう線せん経由けいゆ特急とっきゅう「あおば」を毎日まいにち運転うんてんの臨時りんじ列車れっしゃとして運転うんてん開始かいし。
  • 当初とうしょは普通ふつう車しゃのみの付属ふぞく編成へんせいが投入とうにゅうされたが、同年どうねん10月がつ1日にちからグリーン車しゃ・食堂しょくどう車しゃ込こみの基本きほん編成へんせいに変更へんこう。
• 1972年ねん3月がつ15日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「あおば」定期ていき列車れっしゃに昇格しょうかく。
  • 「きたかみ」仙台せんだい - 秋田あきた間あいだ1往復おうふくを増発ぞうはつし2往復おうふく運行うんこう。
  • 「ひめかみ」再ふたたび「くりこま」に吸収きゅうしゅうされ愛称あいしょう消滅しょうめつ。457系けい電車でんしゃ化かされ2往復おうふくに増便ぞうびん。うち1往復おうふくは北海道ほっかいどう連絡れんらくを目的もくてきとして停車駅ていしゃえきを特急とっきゅう並なみに少すくなくしたうえで全車ぜんしゃ指定してい席せきとし、仙台せんだい－青森あおもり間あいだを4時じ間あいだ台だいで運転うんてんした。
  • 「あぶくま」車両しゃりょう担当たんとうを仙台せんだい運転うんてん所しょから勝田かつた電車でんしゃ区く（現げん・勝田かつた車両しゃりょうセンター）に移管いかん。運行うんこう区間くかんを再ふたたび白河しらかわ - 盛岡もりおか間あいだとし「もりおか」と共通きょうつう運用うんようとする。
• 1975年ねん11月24日にち 「つばさ」485系けい電車でんしゃ化かに伴ともない特急とっきゅう「あおば」廃止はいし。急行きゅうこう「きたかみ」に格下かくさげとなり都合つごう3往復おうふく運行うんこう。
• 1978年ねん10月がつ2日にち ダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし
  • 「くりこま」仙台せんだい - 盛岡もりおか間あいだ1往復おうふくを増発ぞうはつし3往復おうふく運行うんこう。「いわて」の仙台せんだいでの系統けいとう分割ぶんかつに伴ともなう増発ぞうはつ。
• 1982年ねん11月15日にち 白紙はくしダイヤ改正かいせいにより以下いかの変更へんこうを実施じっし。
  • 「くりこま」の盛岡もりおか以北いほくを「はつかり」に発展はってん的てき解消かいしょうとし、仙台せんだい - 盛岡もりおか間あいだの快速かいそく列車れっしゃに格下かくさげ。2往復おうふく増発ぞうはつされ、5往復おうふくとなる。
  • 「あぶくま」「きたかみ」廃止はいし。
• 1985年ねん3月がつ14日にち 快速かいそく「くりこま」廃止はいし。

1978年ねん10月がつ改正かいせい時じの「あぶくま」停車駅ていしゃえき※（　）は下くだりのみ停車ていしゃ

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1982年ねん11月改正かいせい時じの「あぶくま」廃止はいし後ご、継承けいしょうされた愛称あいしょうのない快速かいそく列車れっしゃ停車駅ていしゃえき

• 白河しらかわ駅えき - （各駅かくえき停車ていしゃ） - 郡山こおりやま駅えき - 本宮もとみや駅えき - 二本松にほんまつ駅えき - 松川まつかわ駅えき - 福島ふくしま駅えき - 伊達だて駅えき - 白石しらいし駅えき - 大河原おおがわら駅えき - 船岡ふなおか駅えき - 岩沼いわぬま駅えき - 長町ながまち駅えき - 仙台せんだい駅えき

1978年ねん10月がつ改正かいせい時じの「くりこま」停車駅ていしゃえき※列車れっしゃによって停車駅ていしゃえきは異ことなる

• 仙台せんだい駅えき - 塩釜しおがま駅えき - 松島まつしま駅えき - 鹿島台かしまだい駅えき - 小牛田こごた駅えき - 瀬峰せみね駅えき - 石越いしこし駅えき - 花泉はないずみ駅えき - 一ノ関いちのせき駅えき - 平泉ひらいずみ駅えき - 前沢まえさわ駅えき - 水沢すいざわ駅えき - 北上ほくじょう駅えき - 花巻はなまき駅えき - 盛岡もりおか駅えき - 好摩こうま駅えき - 沼宮内ぬまみやうち駅えき - 一戸いちのへ駅えき - 北きた福岡ふくおか駅えき - 三戸さんのへ駅えき - 八戸はちのへ駅えき - 三沢みさわ駅えき - 上北町かみきたちょう駅えき - 野辺地のへじ駅えき - 浅虫あさむし駅えき - 青森あおもり駅えき

1982年ねん11月改正かいせい時じの快速かいそく「くりこま」停車駅ていしゃえき

• 仙台せんだい駅えき - 塩釜しおがま駅えき - 松島まつしま駅えき - 鹿島台かしまだい駅えき - 小牛田こごた駅えき - 田尻たじり駅えき - 瀬峰せみね駅えき - 新田にった駅えき - 石越いしこし駅えき - 花泉はないずみ駅えき - 一ノ関いちのせき駅えき - 平泉ひらいずみ駅えき - 前沢まえさわ駅えき - 水沢すいざわ駅えき -（金ケ崎かねがさき駅えき） - 北上ほくじょう駅えき - 花巻はなまき駅えき - （二枚橋にまいばし駅えき（現げん：花巻空港はなまきくうこう駅えき）） - （石鳥谷いしどりや駅えき） - （日詰ひづめ駅えき） - （矢幅やはば駅えき）-（仙北町せんぼくちょう駅えき）- 盛岡もりおか駅えき
  • （）は一部いちぶ停車ていしゃ。

列車れっしゃ愛称あいしょうの由来ゆらい

（五十音ごじゅうおん順じゅん）

• 「つばさ」…奥羽本線おううほんせんの発展はってんを担になう"翼つばさ"という意味いみから。
• 「はつかり」…東京とうきょう - 大阪おおさか間あいだビジネス特急とっきゅうの列車れっしゃ名めい公募こうぼに際さいし、佳作かさくとなった「初はつ雁かり」（はつかり）から。
• 「ひばり」…鳥とりのヒバリから。
• 「みちのく」…令れい制せい国こく（いわゆる旧きゅう国名こくめい）で東北とうほく地方ちほうをさす陸奥みちのく国こく（みちのくのくに）から。
• 「やまびこ」…自然しぜん現象げんしょうの山彦やまびこから。

参考さんこう文献ぶんけん

• 佐藤さとう信博のぶひろ、坂本さかもと達也たつや 編へん『特急とっきゅう北斗ほくと＆JR北海道ほっかいどうの特急とっきゅう列車れっしゃ（イカロス・ムック）』イカロス出版いかろすしゅっぱん〈名めい列車れっしゃ列伝れつでんシリーズ 16〉、2002年ねん5月がつ20日はつか。ISBN 4-87149-390-3。 
• 「JR年表ねんぴょう」『JR気動車きどうしゃ客車きゃくしゃ編成へんせい表ひょう '02年版ねんばん』ジェー・アール・アール、2002年ねん7月がつ1日にち。ISBN 4-88283-123-6。 

関連かんれん項目こうもく

• あおもり（臨時りんじ急行きゅうこう列車れっしゃ。1968年ねんから1973年ねんまでは、名古屋なごや駅えき（または浜松はままつ駅えき・静岡しずおか駅えき）から青森あおもり駅えきまでを、東海道とうかいどう本線ほんせん - 東京とうきょう駅えき - 上野うえの駅えき - 東北とうほく本線ほんせん（または常磐ときわ線せん）経由けいゆで運行うんこうしていた。）
• ある機関きかん助士じょし
• 津軽海峡つがるかいきょう・冬ふゆ景色けしき（上野うえの発はつの夜行やこう列車れっしゃ）
• 終着駅しゅうちゃくえき殺人さつじん事件じけん（上野うえの発はつのゆうづる7号ごう。西村にしむら京太郎きょうたろう）