チョウ

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アゲハチョウうえから転送てんそう
チョウ
生息せいそく年代ねんだい: 45–0 Ma
はじめしん-現世げんせい
ミヤマカラスアゲハ
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 節足動物せっそくどうぶつもん Arthropoda
つな : 昆虫こんちゅうつな Insecta
: チョウ鱗翅りんしLepidoptera
: Glossata
階級かいきゅうなし : Neolepidoptera
下目しため : Heteroneura
階級かいきゅうなし : もんるい Ditrysia
階級かいきゅうなし : チョウ Rhopalocera
学名がくめい
Rhopalocera Duméril[1]1823
英名えいめい
Butterfly
うえ

チョウちょう)は、昆虫こんちゅうつなチョウ鱗翅りんし、ガとも)のうち、Rhopalocera分類ぶんるいされる生物せいぶつ総称そうしょうである。

チョウの21うえのうち、アゲハチョウうえセセリチョウうえシャクガモドキうえの3うえが、いくつかの特徴とくちょう共有きょうゆうし、Rhopalocera分類ぶんるいされる、すなわちチョウである。

そののチョウたね)とばれるが、チョウはチョウ系統けいとうなかでかなりふかいところにある派生はせいてき系統けいとうで、それにたいしガは「チョウでない」としか定義ていぎできないがわ系統けいとうであり、チョウをチョウとガにけるのは自然しぜん分類ぶんるいではない。(チョウ#チョウとガの区別くべつ参照さんしょう)しかし、一般いっぱんには完全かんぜん区別くべつしてあつかわれる。

分布ぶんぷ[編集へんしゅう]

南極大陸なんきょくたいりくおおきな砂漠さばく中心ちゅうしんまんねんごおりゆかとなる標高ひょうこう6,000メートル以上いじょう高山たかやまたいのぞぜん世界せかい森林しんりん草原そうげん高山たかやまなど、ほぼすべての陸上りくじょう環境かんきょう分布ぶんぷする[2]ひろ分布ぶんぷいきつものもいれば、その地域ちいき環境かんきょう特異とくいてき適応てきおうしたものもいる。17,600しゅほどがられている[2]

日本にっぽんでは250種類しゅるいほどがられている[3]

特徴とくちょう[編集へんしゅう]

おもな特徴とくちょうとしては以下いかのようなものがあるが、ガとの明確めいかく区別くべつてんはなく、総合そうごうてきなものとして判断はんだんする。

チョウの触角しょっかく
  • 外見がいけんじょうもっと有用ゆうよう特徴とくちょうは、触角しょっかく形状けいじょうである。成虫せいちゅう触角しょっかく細長ほそながくまっすぐび、先端せんたん棍棒こんぼうじょうにふくらむ。ただし、セセリチョウの触角しょっかく先端せんたんふたたほそくとがりかぎじょう後方こうほうかえっている。一方いっぽう、ガの触角しょっかくはクシじょう糸状いとじょうである。日本にっぽんにおけるやく2700しゅのチョウやガは、これで区別くべつできる。ただし、カストニア (Castniidae) やマダラガ (Zygaenidae) の触角しょっかく棍棒こんぼうじょうである。
  • たまご - 幼虫ようちゅう - さなぎ - 成虫せいちゅうという完全かんぜん変態へんたいをおこなう。幼虫ようちゅう外見がいけん行動こうどうによってアオムシイモムシケムシなどとばれる。
  • 幼虫ようちゅうはほとんどが植物しょくぶつしょくで、種類しゅるいによってべる植物しょくぶつしょくそう)がほぼまっている。ただしシジミチョウるいには例外れいがいてきなものがおおい。
  • さなぎだけでぶらがるたれさなぎ(すいよう)と、むねおびいとをつけてからだ上向うわむきにするおびさなぎ(たいよう)に大別たいべつできる。ただしセセリチョウやシジミチョウなどには例外れいがいもある。
  • 成虫せいちゅうの4まい(はね)、一般いっぱんはね鱗粉りんぷんでおおわれる。ただしマダラチョウは部分ぶぶんてき鱗粉りんぷんく。
チョウの口吻こうふん複眼ふくがん

分類ぶんるい[編集へんしゅう]

チョウなかでの位置いち[編集へんしゅう]

チョウなかでのチョウの位置いちづけについては、細部さいぶについては諸説しょせつあるが、おおよそつぎのようなものである[4][5]。チョウ系統けいとうなかでチョウはごく一部いちぶであるといえる。ただし、チョウたねの98%はもんるいに、半分はんぶん以上いじょう大型おおがた鱗翅類りんしるいぞくし、たねすうえばほとんどのガはチョウに非常ひじょうちかい。

チョウ

コバネガるい Zeugloptera

アガティファガるい Aglossata

ヘテロバスミアるい Heterobathmiina

Glossata

スイコバネガるい Dacnonypha

ミナミコバネガるい Lophocoronina

Myoglossata

ムカシガるい Neopseustina

Neolepidoptera

コウモリガるい Exoporia

Heteroneura

たんもんるい Monotrysiaがわ系統けいとう

もんるい Ditrysia

さまざまなガ(がわ系統けいとう

Apoditrysia

さまざまなガ(がわ系統けいとう

Obtectomera

さまざまなガ(がわ系統けいとう

大型おおがた鱗翅類りんしるい Macrolepidoptera

さまざまなガ(がわ系統けいとう

チョウ Rhopalocera

19世紀せいき分類ぶんるいでは、鱗翅りんしDiurniひるぎょうせい)と Nocturni夜行やこうせい)や、Rhopalocera棍棒こんぼうじょう触角しょっかく)と Heterocera(その触角しょっかく)に2ふんするせつもあった。それぞれ、前者ぜんしゃはチョウ、後者こうしゃはガをあらわす。

このほかに、チョウといくつかのガをおなじグループとし、そののガと2ふんする分類ぶんるいもあった。そうした分類ぶんるいぐんのうち、前者ぜんしゃのいくつかは現在げんざいもチョウとチョウのあいだ分類ぶんるいぐんとしてのこっているが、後者こうしゃ(たとえば大型おおがた鱗翅類りんしるいたいする小型こがた鱗翅類りんしるい Microlepidoptera)はがわ系統けいとうであり使つかわれない。

うえ[編集へんしゅう]

3うえ7ぞくす(せつによりやや増減ぞうげんする)。ただし、セセリチョウうえとシャクガモドキうえは1うえ1たんがたで、のこりの5はアゲハチョウうえである。

これらの系統けいとう関係かんけいつぎのとおり[6]

チョウ

シャクガモドキ Hedylidae

セセリチョウ Hesperiidae

アゲハチョウうえ

アゲハチョウ Papilionidae

シロチョウ Pieridae

シジミタテハ Riodinidae

シジミチョウ Lycaenidae

タテハチョウ Nymphalidae

シャクガモドキうえ(シャクガモドキ)はもっと基底きていてきで、いくらかガの特徴とくちょうのこす。セセリチョウうえ(セセリチョウ)はそれにぐ。アゲハチョウうえ典型てんけいてきなチョウであるが、生活せいかつ外見がいけんはグループにより差異さいおおきい。

シャクガモドキうえ(シャクガモドキ)は元々もともとシャクガきんえんおもわれていたが、1986ねん Malcolm J. Scoble によりアゲハチョウうえきんえんであることが指摘してきされ、チョウにふくめられた。

シャクガモドキうえ Hedyloidea[編集へんしゅう]

11ぞくのみ。

シャクガモドキ Hedylidae
すべて中南米ちゅうなんべいさんで、日本にっぽんではさんしない。

セセリチョウうえ Hesperioidea[編集へんしゅう]

1のみ。

セセリチョウ Hesperiidae
小型こがたのチョウ。どうふとくて翅がちいさい。ぶのが比較的ひかくてきはやい。幼虫ようちゅうしょくそうイネ植物しょくぶつおおい。
チャバネセセリアオバセセリイチモンジセセリなど。

アゲハチョウうえ Papilionoidea[編集へんしゅう]

アゲハチョウ Papilionidae
大型おおがたのチョウで、成虫せいちゅう種類しゅるいによって翅の模様もよう突起とっきことなる。幼虫ようちゅう刺激しげきあたえると頭部とうぶ胸部きょうぶ境界きょうかいから1ついいろあざやかなにおいかく体液たいえき圧力あつりょく反転はんてん突出とっしゅつし、異臭いしゅうはなつ)をす。
ナミアゲハキアゲハカラスアゲハクロアゲハジャコウアゲハナガサキアゲハアオスジアゲハトリバネアゲハるいホソオチョウギフチョウウスバシロチョウなど。
シロチョウ Pieridae
中型ちゅうがたのチョウ。成虫せいちゅうはね突起とっきすくなく、しろ黄色おうしょくおおい。幼虫ようちゅう緑色みどりいろ細長ほそながく、ぞくアオムシとよばれる。
モンシロチョウスジグロシロチョウキチョウモンキチョウクモマツマキチョウツマベニチョウなど。
シジミタテハ Riodinidae
シジミチョウるが、オスのぜんあしがタテハチョウのように特殊とくしゅしている。オーストラリアと南極なんきょく以外いがいぜん大陸たいりくさんするが日本にっぽんにはいない。
シジミチョウ Lycaenidae
小型こがたのチョウ。成虫せいちゅうの翅の模様もようは、ひょううら非常ひじょうことなる。幼虫ようちゅうしょくせい多様たようで、アリ共生きょうせいするクロシジミ、アリのたまご幼虫ようちゅうべるゴマシジミ、アブラムシをべるゴイシシジミなどもいる。
ベニシジミヤマトシジミルリシジミムラサキシジミムラサキツバメミドリシジミウラナミシジミなど。
タテハチョウ Nymphalidae
中型ちゅうがたから大型おおがた成虫せいちゅうの翅はかくばっていて、あかあおなど多彩たさい。また、成虫せいちゅうぜんあし退化たいかしてみじかくなっている。そのため一見いっけんしたところでは、昆虫こんちゅうには6ほんあるはずのあしが4ほんしかないようにえる。幼虫ようちゅう突起とっきもうかくをもつ。
キタテハアカタテハルリタテハオオムラサキコムラサキツマグロヒョウモンミスジチョウコノハチョウなど。

格下かくさげされた[編集へんしゅう]

以下いかのチョウはながく「」としてあつかわれていたが、近年きんねんではタテハチョウとしてあつかうことがおおい。

テングチョウ Libytheinae
中型ちゅうがたのチョウで、日本にっぽんにはテングチョウ1しゅのみが分布ぶんぷしている。しょくそうエノキ和名わみょう成虫せいちゅうあたま先端せんたんが、天狗てんぐはなのようにていることに由来ゆらいする。
マダラチョウ Danainae
中型ちゅうがたから大型おおがた成虫せいちゅうの翅はからだたいしておおきく、まるみがある。翅は部分ぶぶんてき鱗粉りんぷんく。ちからたかく、遠距離えんきょり移動いどうする種類しゅるいもいる。
オオゴマダラアサギマダラカバマダラオオカバマダラなど。
ジャノメチョウ Satyrinae
小型こがたから中型ちゅうがた成虫せいちゅうの翅はじょうもんがあり、褐色かっしょくのものがおおい。また、森林しんりんなどの日陰ひかげ活動かつどうするものがおおい。幼虫ようちゅう細長ほそながかたちをしていて、おもにイネ植物しょくぶつしょくそうとする。
ヒメウラナミジャノメキマダラヒカゲタカネヒカゲなど。
モルフォチョウ Morphinae
大型おおがたのチョウで、中央ちゅうおうアメリカからみなみアメリカ分布ぶんぷする。翅は鱗粉りんぷん構造こうぞうしょく金属きんぞく光沢こうたくはなつ。近年きんねんはジャノメチョウモルフォチョウぞく Morphini とすることもある。

人間にんげんとのかかわり[編集へんしゅう]

チョウは、うつくしくて無害むがいものとの感覚かんかくがあり、そのむし一般いっぱん区別くべつされかねないくらいの評価ひょうかがある。画題がだい意匠いしょうとしてもチョウはよく使つかわれる。花札はなふだ図柄ずがらに「牡丹ぼたんちょう」がある。

Houston Museum of Natural Science

昆虫こんちゅう採集さいしゅうとのかかわり[編集へんしゅう]

チョウは昆虫こんちゅう採集さいしゅう、およびそのコレクションとしてもっともあいされてきた昆虫こんちゅうである。そのためチョウにかんしては世界中せかいじゅうどの地域ちいきにおいてもくわしい情報じょうほうがあるといっても過言かごんではない。たとえば日本にっぽん分布ぶんぷしないはずのもの台風たいふうなどにはこばれて南方なんぽうからはこばれて発見はっけんされるものを迷蝶というが、それがひろ分布ぶんぷいきつものであっても、その斑紋はんもんなどから起源きげんとなった地域ちいき特定とくてい出来できれいがある。

それ以外いがいにも、鱗粉りんぷん転写てんしゃという方法ほうほうでチョウの翅の模様もよううつり、これを工芸こうげい作品さくひんとして販売はんばいするれいられている。現在げんざい熱帯ねったい地方ちほうではチョウの標本ひょうほんやそれにもとづく工芸こうげいひん重要じゅうよう土産物みやげものである。

しかし、これらの採集さいしゅうあつによって絶滅ぜつめつ危機ききひんしたたねもあり、トリバネチョウとうワシントン条約じょうやくによって販売はんばい制限せいげんされている。

伝承でんしょう[編集へんしゅう]

世界せかい各地かくちにチョウがひとれい関連かんれんする観念かんねんられる。キリスト教きりすときょうではチョウは復活ふっかつ象徴しょうちょうとされ、ギリシャではチョウはたましい不死ふし象徴しょうちょうとされる[7]ビルマいたっては〈チョウ〉をあらわかたり လိပ်ပြာ /leʲʔpjà/(レイッピャー)がそのまま〈たましい〉という意味いみもちいられる場合ばあいもある[8]

日本にっぽんでも栃木とちぎけん宇都宮うつのみやで、ぼん時期じきくろいチョウにはほとけっているといい、千葉ちばけんでもよるのチョウをふつ使つかいという[9]

チョウを死霊しりょう化身けしんとみなす地方ちほうもあり、立山たてやま追分おいわけ地蔵堂じぞうどうで「生霊いきりょう」といって、毎年まいとし7がつ15にちよる多数たすうのチョウがぶという[7]秋田あきたけん山本やまもとぐんではチョウのふくこのもの短命たんめいだという[9]高知こうちけん伝説でんせつでは、ふけのみち無数むすうしろちょうゆきのようにい、いきまるほどにひとにまとわりつき、これにうと病気びょうきわずらってぬといわれる怪異かいいがあり、どうけん香美かがみぐん富家とみやむらげん香南こうなん)ではこれを横死おうしした人間にんげん亡霊ぼうれいつたえている[10]。「はる最初さいしょしろいチョウをると、そのとしうち家族かぞくぬ」「チョウが仏壇ぶつだん部屋へやあらわれるのは前兆ぜんちょう」といういいつたえもある[7]

奥州おうしゅう白石しらいしでは、チョウが大好だいすきだった女性じょせいに、遺体いたいからむしいて無数むすうのチョウとしたというはなしつたわる。また秋田あきたけん上総かずさがわ上流じょうりゅうで、かつて備中びっちゅうというさむらいぬまちてに、チョウに化身けしんしてぬまき、現在げんざいいたるまでくもったつきよるがってひとおびやかすという。そのことからこのぬま備中びっちゅうぬま、またはべつちょうぬまともいう[11]

害虫がいちゅう[編集へんしゅう]

幼虫ようちゅうはイモムシであり草食そうしょくなので、しょくそう栽培さいばい植物しょくぶつであれば害虫がいちゅうあつかいされる。日本にっぽんではモンシロチョウキャベツなどアブラナ野菜やさいアゲハチョウるいミカンるいキアゲハニンジンなどのセリ害虫がいちゅうとされている。

17世紀せいき上半期かみはんき かぶと

言葉ことば[編集へんしゅう]

  • 左右さゆう対称たいしょうでそのかくはしひろがっている形状けいじょうを、ちょうはねひらいた姿すがたたとえて呼称こしょうすることがある。「ちょうねじ」「蝶番ちょうつがい」「ちょうネクタイ」「蝶結ちょうむす」「バタフライ」「バタフライ・ノット」など。
  • 花札はなふだ絵柄えがらひとつに「牡丹ぼたんちょう」がある。「はぎいのしし」「紅葉こうよう鹿しか」とわせると「いの鹿しかちょう」というやくになる。
  • 日本語にほんごでは、ハエ、ハチ、バッタ、トンボ、セミなどおおくのむし名称めいしょう大和言葉やまとことば固有こゆう)であるのにたいし、このちょうかんしては漢語かんごである。ちょうもかつては、かはひらこ、ひひる、ひむし、といった大和言葉やまとことばばれていたが、現在げんざいではそのような名称めいしょう一般いっぱんてきではない。
  • 万葉集まんようしゅうには、ちょうんだうたひとつもない。
  • ちょう」は中国ちゅうごくであり、日本語にほんごでは本来ほんらい「てこな」「てんがらこ」「かはびらこ」などと[12]
揚羽蝶あげはちょうあげはちょう
たいちょうむかいちょう
備前びぜんちょうびぜんちょう

家紋かもん[編集へんしゅう]

家紋かもんに、「ちょうもん(ちょうもん)」がある。桓武かんむたいら一族いちぞくやそれをしょうする一族いちぞく末裔まつえいしょうする一族いちぞくなどによってもちいられることがあった。

たいらしょうした公家くげのほかに、織田おだせきたになどがもちいている。ちょうもんもちいた大名だいみょうられる池田いけだのものは、織田おだから下賜かしされたものである。

代表だいひょうてき図案ずあんの「揚羽蝶あげはちょう(あげはちょう)」は、とくにアゲハチョウを図案ずあんしたものではなく、はねをあげてやすんでいるちょう姿すがたえがいたもので、「とまりちょう(とまりちょう)」ともいう。ほかの図案ずあんに、「せ・浮線(ふせ・ふせん)」「真向まむかい」「胡蝶こちょう」があり、構成こうせいには、1つから6つのわせがられ「たいい」「くるま」「り」「せ」などがある。

研究けんきゅう団体だんたい[編集へんしゅう]

一般いっぱんに、チョウの翅はほそからだくらべていちじるしくおおきく、カラフルな色彩しきさい人目ひとめきやすいため、身近みぢか昆虫こんちゅうとしてふるくからしたしまれている。研究けんきゅうしゃもプロ・アマチュアをわず数多かずおおく、大阪府立大学おおさかふりつだいがく京都大学きょうとだいがくなど研究けんきゅう機関きかん各地かくちにある。日本にっぽんちょうるい学会がっかいなどの学会がっかいがある。

くにちょうなど[編集へんしゅう]

くに代表だいひょうしたり象徴しょうちょうしたりするくにちょう制定せいていされることがある。同様どうよう目的もくてき自治体じちたいちょう制定せいていされることもある(れい埼玉さいたまけんミドリシジミ[13]沖縄おきなわけんオオゴマダラ[14])。

ギャラリー[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ アンドレ・デュメリル (1774–1860) 動物どうぶつ学者がくしゃちち) or オーギュスト・デュメリル (1812–1870) 動物どうぶつ学者がくしゃ
  2. ^ a b ちょう (2006)、6ぺーじ
  3. ^ ちょう (2006)、9ぺーじ
  4. ^ Scoble, Malcom J. (1995), The Lepidoptera: Form, Function and Diversity, Oxford University Press, ISBN 0-19854952-0 
  5. ^ Tree of Life web project: Lepidoptera - Tree of Life Web Project
  6. ^ Wahlberg, Niklas; et al. (2005), “Synergistic effects of combining morphological and molecular data in resolving the phylogeny of butterflies and skippers”, Proc Biol Sci. 272: 1577–1586., http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1560179/ 
  7. ^ a b c 龍彦たつひこ迷信めいしん俗信ぞくしんだい百科ひゃっか学習研究社がくしゅうけんきゅうしゃ、1996ねん、44-45ぺーじISBN 978-4-05-400630-0 
  8. ^ 大野おおの, とおる『ビルマ(ミャンマー)辞典じてん大学だいがく書林しょりん、2000ねん、660ぺーじISBN 4-475-00145-5 
  9. ^ a b 鈴木すずき棠三日本にっぽん俗信ぞくしん辞典じてん どう植物しょくぶつへん角川書店かどかわしょてん、1982ねん、370ぺーじISBN 978-4-04-031100-5 
  10. ^ 桂井かつらい和雄かずお土佐とさ山村さんそんの「妖物と怪異かいい」『たび伝説でんせつ』15かん6ごう通巻つうかん174ごう)、さんげんしゃ、1942ねん6がつ、29ぺーじNCID AN001397772014ねん11月28にち閲覧えつらん 
  11. ^ 山田野やまだのおっと東北とうほく怪談かいだんたび自由じゆう国民こくみんしゃ、1974ねん、35-52ぺーじNCID BA42139725 
  12. ^ 『これは重宝ちょうほう漢字かんじつよくなるほんひかり文書ぶんしょいん昭和しょうわ54ねん6がつ15にち発行はっこう622ぺーじ
  13. ^ 埼玉さいたまけん. “けんのシンボル(とりはなちょうさかな”. 埼玉さいたまけん. 2023ねん7がつ8にち閲覧えつらん
  14. ^ 日本にっぽん最大さいだいのチョウが沖縄おきなわのシンボルに けんちょう制定せいてい全国ぜんこくれい | 沖縄おきなわタイムス+プラス ニュース | 沖縄おきなわタイムス+プラス”. web.archive.org (2020ねん4がつ4にち). 2023ねん7がつ8にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]